JP2008533871A - データレート適応方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】データレートアダプテーション方法及び装置
【解決手段】基地局はアップリンクセグメントを選択し特定の無線端末へ割り当てる。基地局は、無線端末が使用することを許可された最大アップリンクデータレートを示す潜在的なシステム干渉レベルを推定し、最大アップリンクレートインディケータ値を選択し割り当て、無線端末へ送信する。無線端末は最大データレートインディケータを受信し、最大データレートインディケータレベル以下である使用すべきアップリンクデータレートを選択する。選択には、データ量、データ重要度、通信チャネル品質、チャネルに影響を与える変更、及び/又は、電力情報の考慮が含まれている。無線端末は、アップリンク信号の部分集合に付加エネルギーを収容することによって、選択された使用レートを示す情報を、送信されるべきユーザデータ/情報と共に符号化する。基地局はユーザデータ/情報及びデータレートを含むアップリンク情報を受信する。基地局は、使用データレートを取り出し、アップリンクユーザデータ/情報を復調し復号化するためにこのデータレートを利用する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、無線通信機器のアップリンク通信を改良する方法及び装置に関し、より詳細には、無線通信システムにおいてアップリンクのレート情報を指示し使用する方法及び装置に関係する。
無線通信システムにおいて、無線端末はアップリンクのユーザデータ及び/又はその他の情報を基地局へ送信する必要がよくある。基地局は無線端末のためのネットワークへの接続ポイントとしての機能を果たす。ある従来のシステムでは、無線端末の少なくとも一部は、様々なアップリングの符号化レートを使用してアップリンク信号を送信する能力があり、ユーザデータ/情報の様々なアップリンクの伝送レートを生じる。例えば、無線端末が様々な符号化レートを使用してアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントに対応するアップリンク信号を送信する能力を備えている例示的な一実施形態を検討する。同じ変調方式、例えば、直交位相偏移変調(QPSK)を使用することが可能であり、同じ個数の変調シンボルがセグメント中に通信されてもよく、選択された符号化レートとは無関係に、同じ個数の総ビットを搬送する。しかし、低い符号化レートでは、無線端末は、比較的低レベルの電力を使用し、総ビット数当たり比較的少量のユーザデータ/情報ビットと、総ビット数当たり比較的大量の誤り訂正又は冗長情報ビットとを送信してもよい。逆に、高い符号化レートでは、無線端末は比較的高レベルの電力を使用し、総ビット数当たりに比較的大量のユーザデータ/情報ビットと、総ビット数当たりに比較的小量の誤り訂正又は冗長情報ビットとを送信してもよい。
ある種の従来の無線通信システムでは、無線端末の少なくとも一部は、様々なビット数が使用される変調方式に依存して各変調シンボルで通信される様々な変調方式、例えば、QPSK、二相位相偏移変調(BPSK)、及び/又は、直交振幅変調(QAM)を使用してアップリンク信号を送信する能力がある。選択された符号化レートと選択された変調方式の両方は、アップリンクデータ伝送レートに寄与する要因である。アップリンクデータ伝送レートは、アップリンクデータレートと呼ばれることもあり、アップリンクの伝送単位当たりのデータ及び/又は情報ビットの個数の観点で指定されることが可能である。例えば、アップリンクデータレートは、伝送シンボル当たりのデータ及び/又は情報ビットの個数、又は、アップリンクのセグメント当たりのデータ及び/又は情報ビットの個数、又は、アップリンクのセグメント当たりのデータ及び/又は情報フレームの個数として指定されることが可能である。このような状況でのアップリンクのセグメントは、通常、多数のシンボルを送信するため使用されるアップリンク単位である。
幾つかの既知のシステムでは、基地局は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントを割り当て、アップリンクの符号化レートを特定する無線端末が使用すべきアップリンクデータ伝送レートを決定し、様々な変調方式が可能であるならば、無線端末が使用すべき変調方式を決定する。このような従来のシステムでは、移動体は基地局が指令したアップリンクデータレートに従い、これに応じて、移動体側には全く決定権無しに、アップリンク信号を送信する。このアプローチは、基地局がアップリンクデータ伝送レートの割り当ての時点で無線端末の条件についての知識を制限しているので、あまり効率的ではない。その上、無線端末側の条件は、アップリンクデータ伝送レートの割り当ての時点から無線端末が割り当てられたアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントで送信する準備が整う時点までに変化することがある。
基地局は、システム内の全体的な干渉のレベル、及び、指令されたデータレートでの既知の電力レベルをもつ無線端末のアップリンク信号がシステム内に引き起こす可能性がある潜在的な干渉のレベルについて合理的な知識を保有することが可能である。実際には、複数台のWTからフィードバックレポートを受信し、スケジューリングを制御する基地局は、一般に、システムの干渉レベルを評価するために個別の無線端末より非常に優位な立場にある。しかし、基地局は、無線端末が自分のアップリンク送信の時点でどのアップリンクデータレートを使用すべきであるかを決定することに関して不完全な情報の集合を保有する。ある種の要因は、無線端末によってより良く測定及び/又は評価されることができる。
基地局は、所定の無線端末によってアップリンク上で送信されるデータ量を推定する。しかし、無線端末は、割り当てられたアップリンクのトラヒックセグメントのメッセージが符号化されるときに送信されるべき実際の情報量を知っている。例えば、基地局は無線端末要求メッセージの後に到着した新しいユーザデータに気付かないかもしれず、又は、基地局は、無線端末要求メッセージの後に続きその後に中断され一時的に蓄積されていたユーザデータに気付かないかもしれない。典型的に、これは運用上の非効率性を招く。例えば、無線端末が実際に必要とするデータレートより高いデータレートを使用するように命令されたならば、無線端末は、典型的に、過剰な(空の)情報ロケーションに零を詰め込み、高いデータレートに関連付けられた比較的高い電力レベルで送信する。この結果として無線端末は貴重なバッテリーエネルギーを不必要に消費し、無線端末の要求を満たしていた筈のより低いデータレートで送信した場合より高い干渉レベルをシステム内に生じることになる。逆に、基地局がデータのアップリンク要求量を低く推定したために、無線端末に低いデータレートを使用するよう命令しても、要求量が無線端末の要求の後であって、しかも、無線端末のアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのメッセージの符号化/変調の前に変化するならば、無線端末は、より高いデータレートで可能であった量より少ないユーザデータ/情報ビット(又はデータ/情報フレーム)をアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントで通信することになる。これはシステム内のレイテンシー遅延の原因となる。
さらに、無線端末は、典型的に、送信電力の一部分が特有の信号の組、例えば、制御チャネル、動作ドレイン、及び、動作電力の必要性などに割り付けられた後、自分のバッテリー電力レベル、データ及びその他の信号送信のために利用可能な送信電力に関して、基地局より良好かつより新しい情報を保有している。無線端末は、典型的には、例えば、無線端末移動に起因する変化若しくは移動速度の変化のようなチャネル条件の変化、トンネルに入る無線端末、地方環境から都市環境へ移動する無線端末などについて、基地局より優れた知識も保有している。殆どの場合、このような情報を基地局へ伝達することは、オーバーヘッドの観点から、若しくは、時間のレイテンシ−の観点から非現実的、非効率的かつ不便であり、又、このような情報は、これが伝達される範囲で、基地局に到着した頃には若干古くなる。
上記の検討事項に鑑みて、基地局と無線端末は何れも通常は、無線端末が使用するアップリンクデータ伝送レートの最良の選択を左右する要因に関する完全な情報の組を保有していないことが明白である。基地局と無線端末の両方が無線端末によって使用されるべきアップリンクデータレートの選択に関与する新しい方法及び装置が開発されるならば有利であろう。
発明の概要
本発明は、無線通信機器のアップリンク通信を改良する方法及び装置に関し、特に、無線通信システムにおいてアップリンクデータレートの情報を選択し通信する方法及び装置に関係する。
本発明によれば、基地局は、無線端末による使用が許可された、基地局が選択した最大のアップリンクデータ伝送レートを示す最大のアップリンクデータレートのインディケータ値を無線端末へ送信する。無線端末は最大のアップリンクデータレートのインディケータを受信し、最大のデータレートのインディケータレベル以下である使用すべきアップリンクデータレートを選択する。
本発明を使用するシステムでは、無線端末は、ネットワークへの自分の接続ポイントとして基地局を使用し、アップリンクのリソース、例えば、ユーザデータ/情報を通信するためのアップリンクのトラヒックのセグメントを要求できる。基地局は複数の無線端末から要求を受信することがある。セグメントはデータを通信するために使用されるリソースであり、基地局は特定の無線端末へ割り当てられるべき通信セグメントとセグメント数を選択する。幾つかの実施形態では、所定の時点で無線端末へ割り当てられるアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの個数は、無線端末が送信すべきデータ量についての基地局による推定値に応じて決まる。基地局は、セグメントの割り当てプロセスの一部分として、所定の無線端末が、最大のアップリンクデータ伝送レートであると考えられている少なくとも1個のデータレートを使用して送信する場合に、システム内の他の無線端末へ引き起こすことが予想される潜在的なシステム干渉レベルを推定可能であり、場合によっては推定する。基地局は、通常は、アップリンク上で情報を送信するときに無線端末によって使用されるように、複数の可能な最大のアップリンクデータ伝送レートのうちの1つである最大のアップリンクデータ伝送レートを選択する。幾つかの実施形態では、使用されるべき最大のアップリンクデータ伝送レートの選択は、通信チャネルの品質、生成された予想される干渉のレベル、及び/又は、電力情報に基づくレートの選択を伴う。無線端末によって使用するための実際のアップリンクデータレートの選択は、送信されるべき現在のデータ量と、通信されるべきデータの重要度のレベル、例えば、緊急性と、現在の通信チャネル品質と、通信チャネル品質に影響を与える変化と、及び/又は、電力情報を考慮可能であり、多くの場合に考慮している。必ずしも全部ではないが、幾つかの実施形態では、無線端末は、基地局による復号化を容易化するために、例えば、同じアップリンクのセグメント内で、選択され使用されたデータレートを示す情報を、送信されるべきユーザデータ/情報と共に符号化する。幾つかの実施形態では、使用される選択されたアップリンクデータレートは、追加のエネルギーをアップリンク信号の部分集合に配置することによって伝達される。基地局はユーザデータ/情報及びデータレートを含むアップリンク信号を受信する。基地局は、その後、使用されたデータレートを取り出し、使用された符号化レート及び/又は変調方式を決定し、取り出されたレート情報を利用して、データ/情報ビット(又はデータ/情報ビットのフレーム)を復元するアップリンクのユーザデータ/情報を復調し復号化する。
多様な実施形態が上記の概要に記載されているが、必ずしも全ての実施形態が同じ特長を含むものではないこと、並びに、上記の特長のうちの一部はある種の実施形態では不可欠ではないが、好ましいものであることが認められるべきである。本発明の多数のさらなる特長、実施形態、及び、利点は以下の詳細な説明に記載されている。
[発明の詳細な説明]
第1図は、本発明に従って実施され、本発明の方法を使用する例示的な通信システム100の図である。システム100は、アップリンクデータレートの情報を選択し通信することにより、アップリンク通信を改良することを対象とする装置及び方法を含む。例示的なシステム100は、例えば、直交周波数分割多重(OFDM)多元接続無線通信システムでもよい。システム100は、複数のセル(セル1 102,セルM 104)を含む。各セル(セル1 102,セルM 104)は、それぞれ対応する基地局(BS1 106,BSM 108)の無線カバレージエリアを表現している。複数の無線端末(WT)(WT1 110,WTN 112,WT1’ 114,WTN’ 116)がシステム100に含まれている。少なくとも幾つかのWTは移動ノード(MN)であり、MNはシステム100の至る所を移動することがあり、WTが現在位置しているセルに対応する様々なBSと無線リンクを確立することがある。第1図において、(WT1 110,WTN 112)はそれぞれ無線リンク(118,120)を介してBS1 106に連結され、(WT1’ 114,WTN’ 116)はそれぞれ無線リンク(122,124)を介してBSM 108に連結されている。
BS(106,108)はそれぞれネットワークリンク(128,130)を介してネットワークノード126に連結されている。ネットワークノード126は、ネットワークリンク132を介して、例えば、ルーター、他の基地局、AAAサーバーノード、ホームエージェントノードなどのその他のネットワークノード、及び/又は、インターネットに連結されている。ネットワークリンク128、130、132は、例えば、光ファイバーリンクでもよい。ネットワークノード126とネットワークリンク128、130、132は、あるセルに位置しているWTが異なるセル内のピアノードと通信できるように、様々なセル内の種々のBSを一緒にリンクし、接続性を提供するバックホールネットワークの一部でもよい。
システム100は、1セル当たりに1つのセクターを伴うセルを有することが示されている。本発明の方法及び装置は、1セル当たりに2つ以上のセクター、例えば、1セル当たりに2、3、又は、4以上のセクターを有するシステム、及び、システムの様々な部分において1セル当たりに様々な個数のセクターを有するシステムにも適用される。その上、本発明の方法及び装置は、少なくとも1台の基地局及び1台の無線端末を含む多数の非セルラー無線通信システムにも適用される。
第2図は、本発明に従って実施され、本発明の方法を使用する例示的な基地局200の図である。例示的なBS200は、アクセスノードと呼ばれることもある。BS200は、第1図のシステム100のBS(106,108)の何れでもよい。例示的なBS200は、種々のエレメントがデータ及び情報を交換するために用いられるバス212を介して一緒に連結されている受信機202、送信機204、プロセッサ206、I/Oインタフェース208、及び、メモリ210を含む。
受信機202は受信アンテナ203に連結され、BS200は受信アンテナを用いて複数の無線端末からアップリンク信号を受信することがある。受信機202は、符号化され受信されたアップリンク信号を復号化する復号器214を含む。符号化され受信されたアップリンク信号は、ユーザデータ/情報及び用いられたデータレート情報を含むアップリンクのトラヒックチャネルの信号を含む。
送信機204は送信アンテナ205に連結され、送信アンテナを用いてダウンリンク信号が複数の無線端末へ送信される。送信機204は、送信前に情報を符号化する符号化器216を含む。ダウンリンク信号は、アップリンクのトラヒックチャネルの個別のセグメントの割り当て及び対応する最大アップリンクデータレートインディケータ信号を含む。
I/Oインタフェース208は、BS200をその他のネットワークノード、例えば、ルーター、他の基地局、AAAサーバーノード、ホームエージェントノード及び/又はインターネットへ連結する。I/Oインタフェース208は、様々なセル内のノード間の相互接続を行うバックホールネットワークへのインタフェースを提供する。
メモリ210はルーチン218及びデータ/情報220を含む。プロセッサ206、例えば、CPUは、BS200を動かし本発明の方法を実施するためにメモリ210内のルーチン218を実行し、データ/情報220を使用する。
ルーチン218は通信ルーチン222及び基地局制御ルーチン224を含む。通信ルーチン222はBS200によって使用される種々の通信プロトコルを実装する。
基地局制御ルーチン224は、受信機202の動作、送信機204の動作、I/Oインタフェース208の動作、及び、本発明の方法の実施を含むBS200の動作を制御する。基地局制御ルーチン224は、スケジューリングモジュール226、チャネル品質の判定モジュール228、無線端末の干渉の推定モジュール230、アップリンクデータ伝送推定モジュール232、最大アップリンクデータレート選択モジュール234、使用される無線端末アップリンクデータレートの判定モジュール236、ダウンリンクのシグナリングモジュール238、及び、アップリンクのシグナリングモジュール240を含む。
スケジューリングモジュール226、例えば、スケジューラは、アップリンク及びダウンリンクのチャネルのエアーリンクのリソース、例えば、セグメントを無線端末ユーザに対してスケジュールする。スケジューラ226の動作には、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントを複数の無線端末から特定の無線端末へ割り当てることが含まれる。アップリンクのトラヒックチャネルの様々なセグメントは、様々な特性、例えば、より短い期間内に、より多数のトーンを、より長い期間内に、より少数のトーンを有することがあり、スケジューラはどのアップリンクのトラヒックのセグメントがどのユーザへ割り当てられるべきであるかを決定するときにこれらの違いを考慮することがある。スケジューラ226は、WT300によって送信されるべきデータ量の推定値に基づいて、ある時点で多数のアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントを無線端末に割り当てることがある。各トーンはOFDMシンボル伝送期間中に信号を通信するために使用されることがある。
チャネル品質の判定モジュール228は、着目中のWT300毎に、例えば、WT300から受信されたチャネル品質レポート292とWT300から受信され評価されたアップリンク信号とに基づいて、基地局200と無線端末300との間の通信チャネルの品質を判定する。幾つかの実施形態では、チャネル品質レポート292は、BS200からWT300にダウンリンク信号として通信され、受信された既知の信号、例えば、パイロット信号、ビーコン信号などのWT300の測定値に基づき、アップリンクのチャネルの品質はダウンリンクのチャネルの品質に対応すると仮定する。
無線端末の干渉の推定モジュール230は、着目中のWT300毎に、特定の無線端末300が1個以上のアップリンクの異なるデータレートを使用してアップリンク信号を送信するならば、他の無線端末に生じることになる干渉を推定する。
アップリンクデータ伝送推定モジュール232は、着目中のWT300毎に、無線端末300が基地局へ送信すべきデータ量を推定する。アップリンクデータ伝送推定モジュール232は、受信されたリソース要求、実現されていない受信されたリソース要求、先に割り付けられたアップリンクのトラヒックのセグメント、アップリンクのトラヒックチャネルの受信されたセグメント信号に応じたACK/NAK比と、無線端末によって使用される前に選択されたアップリンクのレートと、例えば、データ端末、音声セルラー機器、音声/映像/メッセージングセルラー機器などのような無線端末のタイプと、音声、データ、映像などのようなアップリンクのシグナリングのタイプと、サービスプランと、及び/又は、WT300に対応する使用履歴情報に、この推定の基礎を置く。
最大アップリンクデータレート選択モジュール234は、アップリンクのトラヒックの対応する割り当てられたセグメント上でアップリンク信号をBS200へ送信するときにWT300によって使用される最大のアップリンクデータ伝送レートを選択し、この選択された最大のアップリンクデータ伝送レートは複数の可能な伝送データレートのうちの1つである。最大アップリンクデータレート選択モジュール234は、アップリンクのトラヒックチャネルの割り当てられたセグメント毎に、アップリンクのトラヒックのセグメントが割り当てられたWTが使用すべき最大のデータレートを選択する。最大アップリンクデータレート選択モジュール234は、無線通信チャネルの推定された品質、干渉の推定量、及び/又は、該WT300に対応する受信されたバッテリー情報にこの選択の基礎を置く。
使用されるWTアップリンクデータレートの判定モジュール236は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメント中で伝達された受信信号から、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのためにWT300によって選択され利用されたアップリンクデータ伝送レートを判定する。幾つかの実施形態では、利用されたアップリンクデータレートの情報は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメント中でデータを通信するために使用された1個以上の信号のうちの所定の部分集合の上でデータを通信するために使用されたエネルギーを上回る追加のエネルギーのロケーションによって示される。追加のエネルギーを有する信号の様々な部分集合は、WTによって選択され使用されたかもしれない様々な可能なデータレートに対応する。
ダウンリンクのシグナリングモジュール238は、アップリンクのトラヒックのセグメントの割り当て情報及び関連した最大アップリンクデータレートインディケータ、すなわち、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントが割り当てられたWT300によって使用されるべき基地局が選択した最大のアップリンクデータ伝送レートを含むダウンリンク信号を送信するため送信機204及びこの符号化器204の動作を制御する。
アップリンクのシグナリングモジュール240は、複数のWTからのリソース要求、チャネル品質のレポート、バッテリー指示メッセージ、及び、アップリンクのトラヒックのチャネル信号を含むアップリンク信号を受信し処理するために受信機202及びこの復号器214の動作を制御する。アップリンクのシグナリングモジュール240は、例えば、モジュール236から、アップリンクのトラヒックチャネルの対応するセグメント信号で伝達されたユーザ/データ情報を復元するために使用されるべき復号器214へ、符号化レートの識別情報及び/又は変調タイプの情報などのアップリンクの決定された各データ伝送レートをさらに転送する。
データ/情報220は、WTデータ/情報244(WT1データ/情報246,WTNデータ情報248)の複数の組と、システムデータ/情報270とを含む。WT1データ/情報246は、ユーザデータ250、WT識別情報252、機器/セッション/リソース情報254、チャネル品質情報256、アップリンクの干渉の推定情報258、アップリンクの送信データの推定量260、バッテリー状態情報262、最大アップリンクデータレートインディケータ情報264、アップリンクの割り当てられたセグメントの情報266、及び、使用されるアップリンクデータレートの情報268を含む。
ユーザデータ250は、例えば、WT1との通信セッション内でWT1のピアノードへ転送されることが意図された、WT1からアップリンクのトラヒックチャネルのセグメント上で受信された、音声、テキスト又は映像を表現するデータ/情報のようなユーザデータ/情報を含む。ユーザデータ250は、ダウンリンクのトラヒックチャネルのセグメント信号を用いてWT1へ通信されるべき、WT1のピアノードから供給されたユーザデータ/情報をさらに含むことがある。
WT識別情報252は、例えば、基地局が割り当てたアクティブユーザの識別子及びWT1と関連したIPアドレスを含む。機器/セッション/リソース情報254は、スケジューリングモジュール226によってWT1へ割り当てられたアップリンク及びダウンリンクのセグメント、例えば、トラヒックチャネルのセグメントと、WT1との通信セッション内でWT1のピアノードに属するアドレス及びルーティング情報を含むセッション情報とを収容することがある。
チャネル品質情報256は、WT1から受信されたチャネル品質レポート292から取得又は導出された情報と、WT1からのアップリンク信号の測定及び評価から決定されたチャネル品質情報とを含む。チャネル品質情報256は、チャネル品質判定モジュール228の出力であり、最大アップリンクデータレート選択モジュール234への入力として使用される。
アップリンクの干渉の推定情報258は、BSによって最大のアップリンクデータ伝送レートとして選択されたと考えられる種々なアップリンクの伝送レートでWT1がアップリンク信号を送信するならば、WT1が他のWTに引き起こすことが予想される潜在的な干渉レベルの基地局による推定値を含む。アップリンクの干渉の推定情報258は、モジュール230の出力であり、モジュール234の入力である。
アップリンクの伝送データの推定量260は、BS200で現在利用可能な情報を使用するBS200によるWT1の現在のアップリンクのデータ伝送需要の推定値である。アップリンクの伝送データの推定量260は、アップリンクのトラヒックチャネルのWT1へ割り当てるセグメントの個数を決定する際にスケジューリングモジュール266によって使用されることがある。
電力状態情報262は、受信された電力指示メッセージ293から抽出されたWT1に属する情報を含む。電力指示メッセージ293は、残りのバッテリー電力に関する情報、及び/又は、本書中でバックオフ電力情報とも呼ばれることがある情報を提供することがある。バックオフ電力情報は、例えば、基地局からの電力制御の対象となる、個別の制御チャネル(DCCH)に対応する1個以上の制御チャネルに対応する所定の信号のような信号の組への電力の割り付け後に、利用可能な送信電力量を示す。電力制御は、例えば、閉ループ電力制御プロセスであってもよい。法律、あるいは、WTが電力を所定の信号の組に割り付けた後に、限られた量の送信電力が他の信号、例えばユーザデータの送信に利用可能に残るようなバッテリー電力等のその他の制約によって、WTのための出力送信の電力の合計量は制限されうる。所定の信号の組への電力の割り付けは、所定の信号を送信するために使用される電力量の増減をWTに指令する基地局からの1個以上の制御信号の命令下で実行されることがある。幾つかの実施形態では、基地局は、所定の信号の組の中の1個以上の受信信号を測定し、所定の信号の組のために用いられる送信電力を増減させるために所定の信号の電力レベルを調整するようWTに指令する。基地局は所定の信号の組のために用いられる送信電力の変更を指示するかもしれないが、電力制御コマンドの全てが受信されるとは限らないので、基地局は、WTによって所定の信号の組の送信のために用いられる実際の送信電力量を知ることが難しくなる。バックオフ電力情報は、所定の信号の組以外の信号を送信するためのバックオフ電力信号を送信するWTで利用可能な電力量の指標を基地局に提供する。バックオフ電力信号から、固定されているか、又は、基地局へ報告されたため、基地局が使用可能であるWTの送信電力の合計を知っている場合、基地局は、所定の信号の組以外の信号の送信のために利用可能な電力量だけでなく、所定の信号の組に割り当てられた電力量を決定することができる。所定の信号の組以外の信号のために利用可能である電力量は、幾つかの実施形態では、特定の時点におけるアップリンクのシグナリングのための特定のWTによる使用が許可されている最大の伝送レートを選択する際に基地局によって使用される。
所定の信号の組以外の信号を送信するため利用可能な電力量及び/又は利用可能なバッテリー電力の指標は、WT1のアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのためのアップリンクの許容される最大のデータレートを選択する際に、最大アップリンクデータレート選択モジュール234によって考慮可能であり、種々の実施形態で考慮される。例えば、利用可能な送信電力量は、データ信号の送信のためWTで利用可能であると考えられる電力が与えられるならばサポートされうるような最大のデータレート選択肢を選択する基地局によって考えられる最大のデータレートを制限することがある。前述の所定の信号の組以外の信号を送信するために利用可能である電力量が減少すると、より低いデータレート選択肢がアップリンクの許容される最大のデータレート選択肢として選択されることがあり、一方、利用可能な送信電力が増加すると、より高いデータレートに対応するアップリンクの許容される最大のデータレート選択肢が増加した利用可能な電力量を報告する無線端末のために選択されるという結果をもたらしうる。
最大アップリンクデータレートインディケータ情報264は、最大アップリンクデータレート選択モジュール234の出力であり、WT1が割り当てられた対応するアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントでアップリンク信号を送信するときに使用することを許可された最大のアップリンクデータ伝送レートである基地局が選択した最大のアップリンクデータ伝送レートを示す。幾つかの実施形態では、最大アップリンクデータレートインディケータは、WT1によって使用可能なアップリンクデータ伝送レートの完全な組を一意に指定するために必要なビット数未満である最大ビット数を最大限含む。最大アップリンクデータレートインディケータ情報264は、BS200によるダウンリンクのシグナリングモジュール238の制御によってWT1へ送信された最大アップリンクデータレートメッセージ296に含まれている。
アップリンクの割り当てられたセグメントの情報266は、アップリンクのトラヒックチャネルのWT1へ割り当てられたセグメントを特定する情報と、このようなセグメント中で伝達される符号化データ/情報と、このようなセグメントから復元された、ユーザデータのフレームを含むデータ/情報とを含む。使用されるアップリンクデータレートの情報268は、WT1へ割り当てられたアップリンクのトラヒックチャネルの各セグメント中のWTが選択し利用したアップリンクのデータ送信レートを含む。使用されるアップリンクデータレートの情報268は、符号化レート情報及び/又は変調方式情報を含むことができる。使用されるアップリンクデータレートの情報268は、WT ULデータレート判定モジュール236の出力であり、ユーザデータ/情報の復元の際に復号器214によって使用される。
システムデータ/情報270は、アップリンク/ダウンリンクのタイミング及び周波数の構造情報272、最大の選択されたアップリンクデータレートの情報274、及び、使用されるアップリンクデータレートの情報276を含む。アップリンク/ダウンリンクのタイミング及び周波数の構造情報272は、例えば、シンボルタイミング情報と、トーン間隔情報と、アップリンクトーンの個数と、ダウンリンクトーンの個数と、アップリンクの搬送周波数と、ダウンリンクの搬送周波数と、アップリンクの帯域幅と、ダウンリンクの帯域幅と、アップリンクトーンの組と、ダウンリンクトーンの組と、アップリンクのトーンホッピング情報と、アップリンクのドウェル情報と、ダウンリンクのトーンホッピング情報と、ダウンリンクのトラヒックセグメントの構造情報と、アップリンクのトラヒックセグメントの構造情報と、例えば、シンボル期間及びドウェル、ハーフスロット、スロット、スーパースロット、ビーコンスロット、ウルトラスロット等へのシンボル期間のグループ分けのような反復タイミング構造を含む。
最大の選択されたアップリンクデータレートの情報274は、データレート情報の複数の組(レート1情報278,レートM情報280)、選択規準282、及び、符号化情報284を含む。レート情報の各組(278,280)は、BS200のモジュール234によって最大のアップリンクデータ伝送レートとして示されるように選択されることが可能な見込まれるデータレートの1つに対応する。データレート情報の各組(278,280)は、符号化レート及び/又は変調方式を含むこと、又は、対応することができる。選択規準282は、最大の選択されたアップリンクデータレートを判定する際にモジュール234によって使用される所定の限界及び値、例えば、SNR基準レベル、SIR基準レベル、及び/又は、受信された低いバッテリーレベルの指標の情報と関連したレートバックオフ量を含む。
符号化情報284は、BSが選択した最大アップリンクデータレートインディケータを、アップリンクのトラヒックチャネルの対応するセグメントが割り当てられたWTに伝えられるべきメッセージに符号化するために使用される情報を含む。幾つかの実施形態では、最大アップリンクデータレートインディケータは、アップリンクのトラヒックチャネル割り当てメッセージに含まれているが、他の実施形態では、異なるダウンリンクのメッセージに含まれている。幾つかの実施形態では、無線端末は、例えば、どの時点でも割り当てられている、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメント単位、又は、トラヒックチャネルのセグメントのグループ単位で最大のアップリンクデータ伝送レートが割り当てられる。他の実施形態では、WTは、BSが新しい最大のアップリンクデータ伝送レートを信号で合図するまで有効な状態を保ち続ける最大のアップリンクデータ伝送レートが割り当てられることがある。
使用されるアップリンクデータレートの情報276は、データレート情報の複数の組(レート1情報286,レートN情報288)と、データレート判定情報290とを含む。データレート情報の各組(286,288)は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメント信号の送信のためWT300によって使用されうる可能なアップリンクデータレートに対応する。各アップリンクデータレートは符号化レート及び/又は変調方式に対応可能である。データレート判定情報290は、WT300によってアップリンクのトラヒックチャネルのセグメント中に選択され使用されたアップリンクのレートを復号化するためにモジュール236によって使用される情報を含む。データレート判定情報290は、例えば、追加のエネルギーがセグメントの特定のシンボル伝送時間中に特定のトーンに割り付けられた場所を特定するセグメント内のロケーション、又はセグメント内のパターンの組を含み得、異なる各組はWT300によって選択されていたかも知れない異なるアップリンクデータレートに対応する。
幾つかの実施形態では、情報274及び276の様々な組が様々な無線端末に対し、又は、無線端末の様々なタイプ若しくはクラスに対して存在することがある。所定の無線端末に対し、最大の選択されたアップリンクレート(278,280)の個数Mは、使用されたアップリンクデータレート(286,288)の個数N以下である。幾つかの実施形態では、少なくとも幾つかの無線端末に対し、最大の選択されたアップリンクデータレート(278,280)の個数Mは使用されたアップリンクデータレート(286,288)の個数N未満である。
データ/情報220は、例えば、測定されたチャネルの条件のフィードバックレポートのような受信チャネルの品質レポート292と、例えば、送信電力のバックオフ信号及び/又はバッテリー電力信号のような受信電力指示メッセージ293と、例えば、1個又は複数のアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの要求のようなアップリンクのリソース要求の受信されたメッセージ294と、アップリンクのトラヒックチャネルの受信されたセグメント297とをさらに含み、上記の受信されたメッセージ292、293、294、297は複数のWT300から供給される。アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの受信されたメッセージ297は、ユーザデータ298及びデータレート情報299を含み、ユーザデータ298はレート情報299によって示された符号化レート及び/又は変調方式を使用して通信されている。データ/情報220は、例示的な実施形態では、例えば、アップリンクのトラヒックチャネルの個別のセグメントの特定のWTへの割り当てのようなアップリンクのセグメント割り当てメッセージ295と、最大データレートインディケータをWTへ伝達する最大アップリンクデータレートメッセージ296とをさらに含む。幾つかの実施形態では、最大アップリンクデータレートメッセージ情報は、アップリンクのセグメント割り当てメッセージの一部として収容されている。
第3図は、本発明に従って実施され、本発明の方法を使用する例示的な無線端末300の図である。WT300は、第1図のシステム100のWT(100,112,114,116)の何れでもよい。例示的なWT300は、種々のエレメントがデータ及び情報を交換するために用いられるバス312を介して一緒に連結されている受信機302、送信機304、プロセッサ306、ユーザI/O機器308、及び、メモリ310を含む。
受信機302は、受信アンテナ303に連結され、WT300は受信アンテナを用いてアップリンクのトラヒックチャネル、及びアップリンクの最大のレートのインディケータの信号の割り当てを含むダウンリンク信号を、BS200から受信する。受信機302は、BS200から受信されたダウンリンク信号を復号化するためにWT300によって使用される復号器314を含む。
送信機304は送信アンテナ305に連結され、WT300は送信アンテナを用いて、チャネル品質レポートと、電力指示信号と、アップリンクのリソース要求メッセージと、及び、ユーザデータ及びデータレート情報を含むアップリンクのトラヒックチャネルのセグメント信号とを含むアップリンク信号をBS200へ送信する。幾つかの実施形態では、同じアンテナが送信アンテナ305と受信アンテナ303の両方として使用される。送信機204は、送信前にアップリンクデータ/情報を符号化する符号化器316を含む。
ユーザI/O機器308は、例えば、マイクロホン、スピーカー、キーパッド、キーボード、マウス、タッチスクリーン、カメラ、ディスプレイ、アラーム、振動機器などを含む。種々のユーザI/O機器308がWT300のピアノードへ向けられたユーザデータ/情報を入力し、WT300のピアノードから受信されたデータ/情報を出力するために使用される。その上、ユーザI/O機器308は、例えば、電源投入、電源切断、発呼、終呼のような種々の機能を開始するためWT300のオペレータによって使用される。
メモリ310は、ルーチン318及びデータ/情報320を含む。プロセッサ306、例えば、CPUは、ルーチン318を実行し、メモリ310内のデータ/情報320を使用し、WT300の動作を制御し、本発明の方法を実施する。
ルーチン318は、通信ルーチン322及び無線端末制御ルーチン324を含む。通信ルーチン334は、WT300によって使用される種々の通信プロトコルを実施する。無線端末制御ルーチン324は、受信機302、送信機304、及び、ユーザI/O機器308の動作を含むWT300の動作を制御する。無線端末制御ルーチン324は、電力監視モジュール326、チャネル変動検出モジュール328、基地局が許容する最大のデータレートの判定モジュール330、使用されるアップリンクデータレートの選択モジュール332、使用されるアップリンクデータレートの符号化を行うモジュール334、ダウンリンクのシグナリングモジュール336、及び、アップリンクのシグナリングモジュール338を含む。
電力監視モジュール326は、送信電力が信号の組、例えば、所定の制御チャネル信号の組に割り当てられた後に、信号を送信するため利用可能である電力量を監視する。モジュール326は、WTのバッテリーの状態、例えば、エネルギーレベル及び現在のエネルギーレベルの増減のレートをさらに監視することもでき、残りのバッテリー電力を推定する。推定電力情報354、すなわち、電力監視モジュール326の出力は、信号、例えば、ユーザデータ信号を送信するため使用されるべき実際のアップリンクデータレートを判定する際にアップリンクデータレートの選択モジュール332によって使用される。幾つかの実施形態では、推定電力情報354は、無線端末300が自分の固有のバッテリー予備、又は、外部電源、例えば、車の電気システムで現在動作しているかどうかを示す情報をさらに含み、外部電源で動作している場合、アップリンクの現在のシグナリングのために使用される電力はこれ以上バッテリーを消耗させない。その上、電力監視モジュール326は、幾つかの実施形態では、例えば、BT200へのWT電力バックオフメッセージ、及び/又は、バッテリー電力情報メッセージのような電力指示メッセージ338を生成する。
チャネル変動検出モジュール328は、例えば、ダウンリンクを介してBS200から通信されたパイロット信号、ビーコン信号などのような受信された基地信号に基づいて、チャネル品質を測定し、その後にBS200へ通信されるチャネル品質レポート386を、例えば、周期的に生成する。使用されるアップリンクデータレートの選択モジュール332で利用できるようにされ、モジュール328の出力であるチャネル品質情報350は、一般に、チャネル品質レポート386より頻繁に更新されるので、使用するアップリンクデータレートに関するより良い決定を行うあらゆる時点で、より最新の情報をWT300に提供する。その上、チャネル変動検出モジュール328は、チャネル品質の変化、及び/又は、チャネル品質を変化させるために予想されうる動作条件の変化及び/又は環境の変化を検出する。検出された変化情報352を含むチャネル品質情報350は、使用されるアップリンクデータレートの選択モジュール332で利用できるようにされる。変化変動検出モジュール328は、例えば、無線端末が静止機器から移動機器へ移るときの無線端末300の速度の変化、又は、例えば、WTが地方環境から都市環境へ移動する、WTがトンネルに入るといった環境の変化のような要因による変化を検出可能である。このような変動はWTによって検出可能であり、このような情報は使用すべきアップリンクデータレートを判定する際に役立つことができる。殆どの環境において、このような変化情報を、WT300の最大のアップリンクデータレートの選択に使用するため、BS200へ通信することは非効率的となること、及び/又は、このような情報の妥当性に関連した時間的制約はこのことを非現実的にすることがある。しかし、このような変化情報は、幾つかの実施形態では、無線端末の使用されるアップリンクデータレートの選択モジュール332によって使用可能であり、かつ、使用される。
基地局が許容する最大のデータレートの判定モジュール330は、例えば、最大のアップリンクデータレートの受信されたメッセージ394のような最大アップリンクデータレートインディケータを伝達する受信信号を処理する。幾つかの実施形態では、最大アップリンクデータレートインディケータは、例えば、アップリンクのセグメント割り当ての受信されたメッセージ392のような様々なメッセージで伝達されることがある。モジュール330は、情報(370,372)に対応する複数の見込まれる最大のアップリンクデータレートから、WT300に割り当てられた少なくともある種のアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントに対応する受信された最大の許容されるアップリンクデータレート358を判定するために、例えば、データレートレベルの復号化情報のようなデータレート判定情報374を含む情報320を使用する。
アップリンクデータレートの選択モジュール332は、アップリンクの割り当てられたセグメント情報360内で特定されたアップリンクのトラヒックチャネルの割当てられたセグメントのため使用する選択されたアップリンクデータ伝送レート362を判定する。各データレートは符号化レート及び/又は変調方式に対応することがある。アップリンクデータレートの選択モジュール322は、送信するアップリンクのユーザデータ量356、送信する情報の重要度レベル342、推定電力情報354、検出変化情報352を含むチャネル品質情報350、及び、情報(378,380)内で特定されているWT300によってサポートされているアップリンクデータレートの見込みの中から受信された最大の許容されるアップリンクデータレート358以下である選択されたアップリンクデータ伝送レート362を選択するためのデータレート選択規準382といったデータ/情報320を使用する。
使用されるアップリンクデータレートの符号化を行うモジュール334は、アップリンクのトラヒックチャネルの所定のセグメントのための選択されたアップリンクデータ伝送レート362を、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントで通信されるべきユーザデータ/情報と共に符号化するための符号化情報384を含むデータ/情報320を使用する。幾つかの実施形態では、符号化情報384は、データを通信するために使用されたエネルギーを超える追加のエネルギーを得るために、(アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントに対応する時間/周波数グリッドのロケーションの集合内の)ロケーションの部分集合を指定し、アップリンクのトラヒックチャネルの同じセグメントのためのロケーションの異なる部分集合は、データを通信するために使用される、異なるアップリンクデータレートに対応する。幾つかの実施形態では、追加のエネルギーはデータを送信するため使用されるエネルギーを少なくとも2dB上回る。幾つかの実施形態では、ドウェルのアップリンク構造及びアップリンクのセグメントを使用して、アップリンクのセグメントの各ドウェルのシンボル伝送期間のうちの1つ、例えば、ドウェルの最初のシンボル期間が追加のエネルギーを伴う信号の部分集合を伝達するために使用され、アップリンクセグメント中に信号の部分集合上で追加のエネルギーを伝達するために選択されたトーンの順次パターンは使用されるデータレートを伝達するため使用され、異なるパターンは異なるデータレートに対応している。
ダウンリンクのシグナリングモジュール336は、BS200からのダウンリンク信号を受信し処理するために受信機302及び復号器304の動作を制御し、上記ダウンリンク信号は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメント割り当てメッセージ392及び最大アップリンクデータレートインディケータメッセージ394を含む。
アップリンクのシグナリングモジュール338は、BS200へのアップリンク信号を符号化し送信するために送信機304及び符号器316の動作を制御し、上記アップリンク信号は、チャネル品質レポート386、電力指示メッセージ388、アップリンクのリソース要求メッセージ390、及び、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのメッセージ396を含む。アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのメッセージ396は、ユーザデータ398及びデータレート情報399を含む。
データ/情報320は、WTデータ/情報339と、システムデータ/情報364と、例えば、測定されたチャネルの条件のフィードバックレポートのようなチャネル品質レポート386と、例えば、送信電力バックオフ信号のような電力指示メッセージ388と、例えば、アップリンクのトラヒックチャネルの1個又は複数のセグメントの要求のようなアップリンクのリソース要求メッセージ390と、例えば、アップリンクのトラヒックチャネルの個別のセグメントのWT300への割り当てのようなアップリンクのセグメント割り当ての受信されたメッセージ392と、最大データレートインディケータをWT300へ伝達する最大のアップリンクデータレートの受信されたメッセージ394と、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのメッセージ情報396とを含む。アップリンクのトラヒックチャネルのメッセージ情報396は、ユーザデータ398及び対応するデータレート情報399を含む。アップリンクのトラヒックチャネルのメッセージ情報396は、アップリンクのシグナリングモジュール308の制御下で、送信機304を用いて、割り当てられたアップリンクのトラヒックのセグメントを使用してBS200へ送信される。
WTデータ/情報339は、ユーザデータ340と、重要度レベル情報342と、WT識別(ID)情報344と、基地局ID情報346と、機器/セッション/リソース情報348と、検出変化情報352を含むチャネル品質情報350と、電力情報354と、アップリンクの伝送データ量356と、受信された最大の許容されるアップリンクデータレート358と、アップリンクの割り当てられたセグメントの情報360と、選択されたアップリンクデータ伝送レート362とを含む。ユーザデータ340は、WT300との通信セッションにおいてWT300のピアへ向けられ、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントを介してWT300によってBS200へ送信されたデータ/情報を含む。ユーザデータ340は、WT300との通信セッションにおいてWT300のピアから供給され、ダウンリンクのトラヒックのセグメントを介してBS200から受信されたデータ/情報をさらに含む。
重要度レベル情報342は、送信されるべきアップリンクのユーザデータの様々な部分と関連し、例えば、優先度、アプリケーション、送信緊急度などに関してこのデータの部分の重要度を特定する情報を含む。様々なアプリケーション及び/又はピアは、例えば、充電モデル、ユーザ嗜好、及び/又は、所定の取り決めに基づいて優先順位を付けられることができる。例えば、プッシュ・ツー・トーク機能、音声通話、ビデオストリーム、スチルビデオ画像、テキストデータなどのような異なるアプリケーションは、異なる伝送レイテンシ−の要件を有する。アップリンクデータの競合部分間の相対的な重要度レベルは、新しいアップリンクのユーザデータ/情報が、例えば、ユーザI/O機器308を介して、受信されるときに変化することがある。アップリンクデータの一部分に関連した重要度レベルは時間と共に変化することがある。例えば、データの一部分は、ある特定のレイテンシ−の制約を有するボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)呼のための情報を表現することがあるので、従って、時間が進むにつれて、バッファーされたVoIPデータの送信と、許容可能な送信用のウィンドウが短くなり始めること無しに、重要度レベルが上昇することがある。
無線端末の識別情報344は、例えば、無線端末IPアドレス及びBS200が割り当てたWTのアクティブユーザの識別子を含む。基地局の識別子の情報346は、無線通信システムにおける複数の様々なネットワークへの接続ポイントとしてのBSの中から、例えば、WT300がネットワークへの自分の現在の接続ポイントとして使用するネットワークへの接続ポイントとしての特定のBS200を識別する値のような識別子を含む。幾つかの実施形態では、BS ID情報346は、ネットワークへの接続ポイントとしてのBSによって使用される特定のセクター及び/又は搬送波周波数を特定する情報を含む。機器/セッション/リソース情報348は、アップリンクのセグメント及びダウンリンクのセグメント、例えば、トラヒックチャネルのWT300に割り当てられたセグメントと、WT300との通信セッション内でWT300のピアノードに属するアドレス及びルーティング情報を含むセッション情報とを含む。チャネル品質情報350は、WT300とBS200の間の無線通信チャネルに関する測定され、導出され、及び推定された情報を含む。チャネル品質情報350は、チャネル品質の変化と、チャネル品質の変化を結果として生じることが予想される検出された変化とを特定する検出変化情報352を含む。
推定電力情報354は、電力監視モジュール326の出力であり、バックオフ電力情報、及び/又は、バッテリー条件及びバッテリー消耗の現在状態に関する情報を含む。アップリンクの伝送データ量356は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメント上でBS200へ送信されるのを待機しているユーザデータ量の尺度である。アップリンクの伝送データ量356は、例えば、未だ送信されていないデータの量、送信済み又は送信の過程にあるが、WTが送信の成功/失敗状態を知らないデータの量、及び、送信に失敗し、再送信を必要とするデータの量を特定する情報を含む。アップリンクの伝送データ量356は、送信すべき新しいデータがユーザI/Oインタフェース308を介して受信されるとき、データの送信が成功したとき、及び、送信されるべくバッファーされたデータが、例えば、過剰となったデータに関連付けられたタイミング要件に起因して、取りこぼされたときに変化する。受信された最大の許容されるアップリンクデータレート358は、レートインディケータが対応しているWT300が割り当てられたアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのために使用することが許可されている最大のアップリンクデータレートを示す、BSが割り当てた最大アップリンクデータレートインディケータを特定する情報を含む。アップリンクのトラヒックチャネルの異なる割り当てられたセグメントは、異なる最大アップリンクデータレートが割り当てられることが可能である。
アップリンクの割り当てられたセグメントの情報360は、例えば、アップリンクのセグメント割り当ての受信されたメッセージ392中で、BS200によってWT300に割り当てられたアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントを特定する情報を含む。アップリンクの割り当てられたセグメントの情報360は、これらの割り当てられたセグメントを用いて通信されるべき情報、例えば、アップリンクのトラヒックチャネルのメッセージ396内のユーザデータ398及びデータレート情報399をさらに含む。選択されたアップリンク伝送レート362は、アップリンクのトラヒックチャネルの割り当てられた各セグメント毎にモジュール332による選択を含み、選択されたデータレートは、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのための受信された最大の許容されるアップリンクデータレート358以下である。
システムデータ/情報364は、基地局の識別情報365と、アップリンク/ダウンリンクのタイミング及び周波数の構造情報366と、基地局が許容する最大のアップリンクデータレートの情報368と、使用されるアップリンクデータレートの情報376とを含む。アップリンク/ダウンリンクのタイミング及び周波数の構造情報366は、例えば、シンボルタイミング情報と、トーン間隔情報と、アップリンクトーンの個数と、ダウンリンクトーンの個数と、アップリンクの搬送波周波数と、ダウンリンクの搬送波周波数と、アップリンクの帯域幅と、ダウンリンクの帯域幅と、アップリンクトーンの組と、ダウンリンクトーンの組と、アップリンクのトーンホッピング情報と、アップリンクのドウェル情報と、ダウンリンクのトーンホッピング情報と、ダウンリンクのトラヒックのセグメントの構造情報と、アップリンクのトラヒックのセグメントの構造情報と、例えば、シンボル期間及びドウェル、ハーフスロット、スロット、スーパースロット、ビーコンスロット、ウルトラスロット等へのシンボル期間のグループ分けのような反復タイミング構造を含む。UL/DLのタイミング及び周波数の構造情報366の異なる組が存在し、無線通信システム内の異なるBS200に対応するWT300に記憶されることが可能である。
BSが許容する最大のアップリンクデータレートの情報368は、データレート情報の複数の組(レート1情報370,レートM情報372)と、データレート判定情報374とを含む。レート情報の各組(370,372)は、例えば、アップリンクのトラヒックチャネルの割り当てられたセグメントに対し、最大のアップリンクデータ伝送レートとして指示されるようにモジュール330によって決定されうる見込みのデータレートのうちの1つに対応する。データレート判定情報374は、最大アップリンクデータレートインディケータ情報を含む受信信号を復号化し、基地局から通信されたデータレートのレベルを抽出するために使用される情報を含む。
使用されるアップリンクデータレートの情報376は、データレート情報の複数の組(レート1情報378,レートN情報380)と、データレートの選択規準382と、符号化情報384とを含む。データレート情報の各組(378,380)は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメント信号の送信のためWT300によって使用されうる可能なアップリンクデータレートに対応する。各アップリンクデータレートは、符号化レート及び/又は変調タイプ情報に対応する。データレートの選択規準382は、データレート情報の組(378,382)からULの選択されたデータ伝送レート362を選択するときに、ULデータレート選択モジュール332によって使用される所定の及び/又は動的な値、限界、比較基準などを含み、選択されたデータレート362はアップリンクのトラヒックチャネルの所定のセグメントに対する最大の許容されるアップリンクデータレート以下である。符号化情報384は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントに対するユーザデータを用いて、選択されたアップリンクデータ伝送レート362を符号化するため使用される情報を含む。例えば、BS200によって使用されるアップリンクのタイミング構造内でアップリンクのトラヒックチャネルの所定のセグメントに対し、符号化情報384は、ロケーションの組、例えば、時間周波数グリッド内のトーン及びシンボルタイミング位置を指定してもよく、これらのロケーションを使用して通信されたアップリンク信号は、ユーザデータ・情報を通信するため使用される通常のエネルギーレベルの他に追加のエネルギーが追加されている。アップリンクのトラヒックチャネルの所定のセグメントに対するロケーションの組の種々のパターンは、使用された様々なアップリンクデータレートに対応することが可能である。
幾つかの実施形態では、様々な情報の組366、368及び/又は376は、無線通信システム内の異なる基地局のため存在してもよい。アップリンク構造内のアップリンクのトラヒックチャネルの所定のセグメントのための所定の基地局に対し、BSが許容する最大のアップリンクデータレート(370,372)の個数Mは使用されたアップリンクデータレート(378,380)の個数N以下である。幾つかの実施形態では、BSが許容する最大のアップリンクデータレート(370,372)の個数Mは使用されたアップリンクデータレート(378,380)の個数N未満である。幾つかのこのような実施形態では、最大のアップリンクデータレートのインディケータは、複数の可能なアップリンクデータ伝送レートを一意に特定するため必要とされるビット数未満のビット数を最大限含む。
第4図は、基地局の例示的な最大のアップリンクデータレートのインディケータレベル402と、例えば、アップリンク信号の組に対し無線端末によって選択され使用されうる例示的な対応するアップリンクデータレートレベル404を説明する図400である。第4図の例では、3個の基地局が指示した見込まれる最大のデータレートのインディケータレベル(レベル0、レベル2及びレベル6)が存在し、アップリンク伝送のため無線端末によってサポートされている7個の見込まれるレートレベル(レベル0、レベル1、レベル2、レベル3、レベル4、レベル5及びレベル6)が存在する。レートレベル0は最低のデータレートを特定し、レートレベル6は最高のデータレートを特定する。
基地局が最大データレートのインディケータはレートレベル0を指示すべきであると決定する場合を考える。基地局はダウンリンクメッセージに含まれているデータレートのインディケータを無線端末へ送信する。無線端末は、データレートのインディケータを受信し、アップリンク伝送のためにレート0だけを使用することが可能であると決定する。このシナリオは矢印406によって表現されている。
今度は、基地局が最大データレートのインディケータはレートレベル2を指示すべきであると決定する場合を考える。基地局はダウンリンクメッセージに含まれているデータレートのインディケータを無線端末へ送信する。無線端末は、データレートのインディケータを受信し、アップリンク伝送のためレート0、1又は2を使用することが可能であると決定する。このシナリオは矢印408によって表現されている。
今度は、基地局が最大データレートのインディケータはレートレベル6を指示すべきであると決定する場合を考える。基地局はダウンリンクメッセージに含まれているデータレートのインディケータを無線端末へ送信する。無線端末は、データレートのインディケータを受信し、アップリンク伝送のためレート0、1、2、3、4、5、又は6を使用することが可能であると決定する。このシナリオは矢印410によって表現されている。
例示的な本実施例では、BSが指示した可能な最大データレートのインディケータレベルの個数である3は2ビットを使用して表現され、無線端末によってサポートされている可能なデータレートのレベルの個数である7は3ビットを使用して表現される。
幾つかの実施形態では、BSの最大データレート指示レベルの個数は、値=2となるように選択され、ここで、Aは正整数であり、WTによってサポートされるデータレートのレベルの個数は値=2となるように選択され、ここで、Bもまた整数であり、かつ、2≦2である。他の実施形態では、BSの最大データレート指示レベルの個数2は、WTによってサポートされているデータレートのレベルの個数2未満であり、この場合には、A<Bである。
第5図は、アップリンクのシグナリングの際に通信されるべきデータ/情報と並行して使用される無線端末のアップリンクデータレートの選択を伝達するため使用される本発明の特徴を説明する。他の幾つかの実施形態では、アップリンクの使用中のデータレートは送信済みデータとは別個に通信され、又は、アップリンクの使用中のデータレートは、レートを基地局へ明示的に通信することなく、基地局によって決定される。本発明の1つの特徴によれば、少なくとも1つの例示的な実施形態において、追加のエネルギーはアップリンク信号の一部に配置され、追加のエネルギーのロケーションは、複数の可能なデータレートの中から使用されるデータレートを決定するために使用される。第5図中の図500及び550は、水平軸504上のドウェル内のOFDMシンボルインデックスに表現された時間に対する垂直軸502上のエネルギーレベルの例示的なアップリンクトーンのプロットである。本実施例では、ドウェル506は、7個の連続的なOFDMシンボル期間を含み、アップリンクトーンは1ドウェル毎に無線端末に割り当てられ、ドウェル中に周波数ホッピングされていない。信号の公称エネルギーレベルはレベル508として表現され、通常のエネルギーレベルより高いレベルはエネルギーレベル510によって表現されている。エネルギーレベルの差分512は、2dBというデルタで表されている。幾つかの実施形態では、電力差はより大きい。幾つかの実施形態では、電力差は各データレートレベルについてdBに関しては同じであるが、最低のデータレートレベルの要件を満たすことに基づいて決定されている。さらに他の幾つかの実施形態では、電力差はデータレートレベルに応じて決まる。
表580は、第1列582でより高いエネルギートーン信号のドゥエル内での位置を特定し、第2列584は、例示的なトーンに対するドウェルのためにWTによって使用されている対応するデータレートレベルを特定する。より高いエネルギーがドウェル506内の位置1 514の信号に配置されている図500は、最低のデータレートであるデータレート0が伝達されているアップリンク信号のため使用されていることを示している。より高いエネルギーがドウェル506内の位置2 552の信号に配置されている図550は、データレート1が伝達されているアップリンク信号のため使用されていることを示している。
第6図は無線通信システムにおけるアップリンクのトラヒックチャネルの例示的なセグメントを説明する図600である。第6図の例では、アップリンクのタイミング構造は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのために使用されるアップリンクのエアーリンクのリソースを76個の別個のセグメントに分割し、これらの別個のセグメントの部分集合が第6図に示され、76個のセグメントが長期に亘って繰り返している。アップリンクのトラヒックチャネルの例示的なセグメント0−14及び17が、セグメント15−16、18−19、71、73−74及び76の一部分と共に表示されている。76個の各セグメントは、1個以上のシンボル伝送期間のための77個の可能なトーンのうちの1個以上のトーンを含む。論理アップリンクトーン(0,...,76)は垂直軸602に示され、アップリンクのタイミング構造内のドウェルインデックス(0,...,27)が水平軸604に示されている。各論理トーンは実際の物理トーンに対応する。例えば、長期に亘って同じ物理トーンに対応する各論理トーンのように、論理トーンと物理トーンとの関係は一定にすることができ、又は、例えば、物理トーンを論理トーンに割り当てるために使用される所定のトーンホッピング系列に従って可変とすることもできる。アップリンクタイミング構造内の異なるセグメントは異なる形状を有し、例えば、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメント0のように、より短い期間内に、より多数のトーンが存在し、或いは、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメント5のように、より長い期間内に、より少数のトーンが存在する。
基地局のスケジューラは、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントをWTに割り当てる。基地局は、無線端末に割り当てられるセグメントと個数を決定する。セグメントの間隔中のセグメント内の論理トーンは無線端末に割り当てられるが、幾つかの実施形態では、ドウェル境界上でのトーンホッピングに起因して、無線端末によって使用される物理トーンはセグメント内のドウェルとドウェルの間で変化することがある。ドウェルは、物理トーンと論理トーンとの間のマッピングが固定されたまま保たれる一定数のシンボル伝送期間を含んでもよい。多数の無線通信システムにおいて、アップリンクのトラヒックチャネルの各セグメントのデータ/情報は、典型的に、セグメント全体を通じて使用される符号化レートで符号化され、セグメントのため使用される変調方式は同じである。したがって、アップリンクデータレートの情報は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメント毎に通信されることが可能である。
本発明によれば、基地局は、最大のアップリンクデータレートのインディケータを選択し通信し、各最大のアップリンクデータレートのインディケータは、割り当てられた1個又は複数のアップリンクのセグメントのために無線端末によって使用されうる最大のアップリンクデータレートを指定する。無線端末は、最大のアップリンクデータレートのインディケータを受信し、固有の規準及び現在情報を使用して、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのため利用すべきアップリンクデータレート、すなわち、WTのアップリンクの選択され利用されたデータレートを選択し、上記WTの選択されたアップリンクデータレートはBSの最大のアップリンクデータレートのインディケータによって指定された最大のアップリンクデータレート以下である。WTが選択したアップリンクデータレートは符号化レート及び/又は変調方式と対応する。
第7図は、アップリンクのトラヒックのセグメントのために無線端末で利用可能な典型的なデータレートの選択肢を説明する表700である。第1行702は表の各列に含まれている情報を記載する。第1列712は利用可能なデータレートの選択肢の一覧(0,1,2,3)を表す。第2行704はデータレート0の選択肢の情報を含み、第3行706はデータレート1の選択肢の情報を含み、第4行708はデータレート2の選択肢の情報を含み、第5行710はデータレート3の選択肢の情報を含む。第2列714はフレーム数の一覧(1,2,3,5)を表す。第3列716は情報ビット数の一覧(224,432,640,1056)を表す。第4列718は符号語長1344の一覧を表す。第6列720は概算の符号化レートの一覧(1/6,1/3,1/2,5/6)を表す。第7列722は使用される変調コンステレーションの一覧(QPSK,QPSK,QPSK,QPSK)を表す。第8列724は1トーン当たりの相対送信電力オフセット値の一覧(0dB,73/32dB,129/32dB,247/32dB)を表す。
第7図の例では、使用されるデータレートが増加すると、無線端末によって利用される電力が増加し、よって、システム内の、例えば、同じトーンの組を使用する隣接セル及び/又はセクターにおいて、他のWTに関してWTによって生成される干渉レベルもまた増加する場合がある。基地局は、指示された最大のデータレートレベルを無線端末に指示し、これにより、WTによるアップリンクのレート選択肢の選択を制限することにより、システム全体の干渉レベルを制御することがある。無線端末は、基地局によって許可された許容最大値より低いデータレートを選択することにより自分のバッテリーリソースを浪費しないようにすることを決定することがある。
第8図は、本発明による、アップリンクのトラヒックの例示的なセグメントと、セグメントのため使用されたアップリンクデータレートを伝達するドウェル内でトーンシンボル上の部分集合上の追加のエネルギーの集中とを説明する図800である。第8図は、水平軸804上の時間(セグメント内のOFDMシンボルインデックス)に対し垂直軸802上のアップリンクのトラヒックチャネルの例示的なセグメント0における論理トーンインデックスをプロットしている。典型的なセグメントは、さらに4個のドウェル(ドウェル1 806,ドウェル2 808,ドウェル3 810, ドウェル4 812)に分割され、各ドウェルは7個の連続したOFDMシンボル期間を含む。グリッド800によって示されているアップリンクのトラヒックの例示的なセグメントは、第6図のトラヒックのセグメント0を表すことができる。幾つかの実施形態では、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントは、1セグメント当たりに4個のドウェルではなく、様々な個数のドウェル、例えば、8個又は16個のドウェルを含む。このような実施形態では、4個のドウェルのセグメントの実施形態に関して記載された方法は、これらのその他の実施形態へ拡張されることが可能である。セグメントの基本単位は、小さな正方形によって表現されたトーンシンボルであり、各トーンシンボルは1個のOFDMシンボル期間の間隔中に1個のトーンを占める。変調シンボルはセグメントの各トーンシンボル上で伝達されうる。
本発明によれば、追加のエネルギーがセグメント内の信号の部分集合に集中しているロケーションのパターンは、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの送信のためにWTによって使用されるアップリンクデータレートを特定する。例えば、第7図に示されているような、様々なデータレートがWTによって使用されうる。第8図の典型的な実施形態では、各ドウェルの最初のOFDMシンボル期間は、例えば、他のトーン上で通信された信号全体に亘る電力差を表現する追加のエネルギーの集中を有する1個のトーンを伝達するために使用される。
凡例814は、斜行平行線で陰影付けされたタイプ816のトーンシンボルがWTの選択されたデータレート0に対応するパターンの一部分であり、水平線で陰影付けされたタイプ818のトーンシンボルがWTの選択されたデータレート2に対応することを示している。
第8図は、同じグリッド800上の異なるWTのアップリンクの選択されたデータレートの2つの典型的な事例を示している。WTがデータレート0を使用することを選択し、追加のエネルギーがトーンシンボルに対応する信号に配置され:(トーン0,OFDMシンボルインデックス1)、(トーン7,OFDMシンボルインデックス8)、(トーン14,OFDMシンボルインデックス15)、(トーン21,OFDMシンボルインデックス22)、セグメント中の他のトーンシンボルが公称エネルギーレベルで信号を伝達する場合を考える。次に、WTがデータレート2を使用することを選択し、追加のエネルギーがトーンシンボルに対応する信号に配置され:(トーン2,OFDMシンボルインデックス1)、(トーン9,OFDMシンボルインデックス8)、(トーン16,OFDMシンボルインデックス15)、(トーン23,OFDMシンボルインデックス22)、セグメント中の他のトーンシンボルが公称エネルギーレベルで信号を伝達する場合を考える。その他の典型的なデータレート、例えば、データレート1及びデータレート3は異なるパターンによって指定されうる。幾つかの実施形態では、各パターンはグリッド内の同じスロープを表現するが、異なるオフセットを伴う。幾つかの実施形態では、異なるパターンは、異なるスロープによって表現されうる、及び/又は、グリッド内の異なるオフセットを含む。
追加のエネルギーを配置するため、各ドウェル内の同じシンボルタイミング位置、例えば、各ドウェル内の第1の位置でトーンシンボルを選択することにより、アップリンクのセグメントの各ドウェル内の各OFDMシンボル期間に使用されるエネルギーは、ドウェル内の位置が使用レートを決定する第5図のアプローチが使用された場合のように使用されるデータレートの関数として変化しない。
第8図の実施例では、無線端末は、アップリンクのトラヒックチャネルの各セグメントのため、各ドウェルの最初の各OFDMシンボル期間中に、少量の追加のエネルギーを1個のトーンに集中させることを期待できる。ドウェルの残りのOFDMシンボル期間中、エネルギーレベルは公称レベルである。
その上、基地局は、追加のエネルギーがアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの各ドゥエルの最初の各OFDMシンボルインデックスの1つのトーンに集中させられることを知っている。これは無線端末により利用され、アップリンクのトラックのセグメント信号で符号化されるアップリンクの伝送データレートの基地局による復元を簡略化する。
QPSKを使用して1変調シンボル当たりに2個の符号化ビットを伝達し、672個の変調シンボルに対応する第7図の例の符号語長が1344ビットである場合がある。第8図の典型的なセグメントは、784個の変調シンボルを伝達可能である784個のトーンシンボルを含む。幾つかの実施形態では、セグメントの幾つかのトーンシンボルは、基準に基づく変調をサポートするために、基準変調シンボルのために予約されている。例えば、1個のトーンシンボル、例えば、ドウェル毎にセグメントの各トーンのための4番目のOFDMトーンシンボルが、例えば、複素値(1,1)を伝達する基準変調シンボルのために予約されることが可能である。セグメントのドウェル毎の各トーンのためのその他の6個のトーンシンボルは、セグメント内の追加のエネルギーのパターンによって伝達された選択レートに応じて、ブロック符号化された情報のビットを伝達するために使用され、レートは符号化レート及び/又は変調方式に対応している。
第16図は、本発明に従って、情報ビットを伝達する変調シンボルを伝達するため使用されるトーンシンボル、及び、基準変調シンボルを伝達するため使用されるトーンシンボルを含む典型的なアップリンクトラヒックセグメントと、セグメントのため使用されるアップリンクデータレートを伝達するための追加のエネルギーのドウェル内のトーンシンボル上の部分集合への集中とを説明する図1600である。第16図は、水平軸1604上の時間(セグメント内のOFDMシンボルインデックス)に対し、垂直軸1602上のアップリンクのトラヒックチャネルの例示的なセグメント0内の論理トーンインデックスをプロットする。典型的なセグメントは、さらに、4個のドウェル(ドウェル1 1606,ドウェル2 1608,ドウェル3 1610,ドウェル4 1612)に分割され、各ドウェルが7個の連続したOFDMシンボル期間を含む。グリッド1600によって表現されたアップリンクのトラヒックの例示的なセグメントは第6図のトラヒックセグメント0を表現してもよい。幾つかの実施形態では、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントは、1セグメント当たりに4個のドウェルの代わりに、様々な個数のドウェル、例えば、8個のドウェルを含む。このような実施形態では、4個のドウェルのセグメントの実施形態に関して記述された方法はこれらのその他の実施形態に拡張されることが可能である。セグメントの基本単位は、小さな正方形によって表現されたトーンシンボルであり、各トーンシンボルは1個のOFDMシンボル期間の間隔中に1個のトーンを占める。変調シンボルはセグメントの各トーンシンボル上で伝達されうる。
本発明によれば、追加のエネルギーがセグメント内の信号の部分集合上に集中されているロケーションのパターンは、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの伝送のためWTによって使用されるアップリンクデータレートを特定する。例えば、第7図に示されているような様々なデータレートは、WTによって使用されうる。第16図の典型的な実施形態では、各ドウェルの最初のOFDMシンボル期間は、例えば、他のトーン上で通信された信号に亘る電力差を表現する追加のエネルギーが集中した1個のトーンを伝達するために使用される。
凡例1614は、斜行平行線で陰影付けされたタイプ1616のトーンシンボルがWTが選択したデータレート0に対応する追加のエネルギーをもつ変調シンボルのパターンの一部分であり、情報ビットがデータレート0を使用するタイプ1616のトーンシンボルで伝達されることを示し、データレート0は符号化レート及び/又は変調方式を指定する。凡例1614は、データレート0で情報ビットを伝達する通常のエネルギーレベルの変調シンボルが陰影無しで示されているようなタイプ1618のトーンシンボルで伝達されることをさらに示している。その上、凡例1614は、タイプ1619のトーンシンボルが基準変調シンボルを伝達するために使用されることを示している。
第16図の例では、データレート0は、QPSK変調方式及び約1/6の符号化レートを指定する第7図のデータレート0に対応することが仮定されている。データレート0は、1セグメント当たりに1フレーム、又は、1セグメント当たりに224個の情報ビット、又は、ブロック符号化された情報を伝達するために使用される672個の変調シンボル当たりに224個の情報ビット、又は、784個の変調シンボル当たりに224個の情報ビットとして表現されえる。本実施例では、タイプ1616及びタイプ1618のトーンシンボルの組み合わせからなる672個のトーンシンボルは、QPSK変調シンボル毎に2個の符号化ビット及び1トーンシンボル当たりに1個のQPSK変調シンボルを用いて、224個の情報ビットを伝達する符号語の1344個の符号化ビットを伝達するために使用される。セグメントの残りの112個のトーンシンボルはタイプ1619であり、それぞれが基準QPSK変調シンボル、例えば、複素値(1,1)を伝達する。
第9図は、本発明に従って基地局を作動させる典型的な方法のフローチャート900である。動作はステップ902で開始し、基地局が給電され初期化される。基地局は所定の周波数及びタイミングの構造を使用して作動することができる。BSは、基地局をネットワークへの接続ポイントとして使用できるWTを登録することができる。動作はステップ902からステップ904、906、908、910及び912へ進行する。
ステップ904において、基地局は、WT914からのアップリンクのリソース要求を監視し受信する。監視及び受信プロセスは、継続的に反復する形で実行されうる。幾つかの実施形態では、WTは、反復的なタイミングの構造内でアップリンクリソースの要求、例えば、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの要求を送信することが特定回数許可される。
ステップ906において、基地局は、WT、例えば、要求発行中のWTに対してアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントをスケジュールする。ステップ906は、データを基地局へ通信する際に使用される無線端末に対して、基地局がアップリンクのトラヒックチャネルの少なくとも幾つかのセグメントを、割り当てるために作動されることを含み、アップリンクのトラヒックチャネルの上記セグメントはアップリンク信号を基地局へ通信するためだけに用いられる無線通信チャネルのセグメントである。ステップ906はサブステップ916及び918を含む。サブステップ916において、基地局は、サブステップ916で送信すべきデータを有するWT毎に、無線端末が送信するデータ量の推定を実行する。その後、サブステップ918において、基地局は、WTへのアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの個数の予定を立て、割り当てるセグメントの個数はサブステップ916からの推定データの推定量に応じて決まる。動作はステップ906からステップ920へ進む。
ステップ920において、基地局は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメント毎に、無線端末が使用すべき最大のアップリンクデータ伝送レートを選択するために作動され、最大のアップリンクデータ伝送レートは複数の可能な伝送データレートのうちの1つである。基地局による選択は、無線通信チャネルの品質、選択された最大のアップリンクデータ伝送レートがWTによって使用されるときにWTからの伝送によって引き起こされるWTが他のWTへ生成する干渉推定量、及び/又は、スケジューラによってWTに割り当てられたアップリンクのトラヒックチャネルの1個以上のセグメントに関するWTのための最大のアップリンクデータレートを選択する際に受信された電力情報を含む情報を使用できる。ステップ920において、最大アップリンクデータレートインディケータは、WTがアップリンクのトラヒックチャネルの上記の少なくとも幾つかのセグメントのため使用することを許可されている最大のアップリンクデータレートを伝達するために選択される。幾つかの実施形態では、選択された最大のアップリンクデータ伝送レートは、基地局によって選択され指定されうる複数の可能なアップリンクデータ伝送レートのうちの1つである。全部ではない幾つかの実施形態では、指定されうる個数は、アップリンク信号の送信のために無線端末によって選択され使用されうるアップリンクデータレートの個数未満である。種々の実施形態では、最大のアップリンクデータレートのインディケータは、無線端末によって選択され使用されうるアップリンクデータ伝送レートの完全集合を一意に指定するために必要とされるビット数より少ない最大ビット数を最大限含む。例えば、最大のアップリンクデータ伝送レートの可能な数は、2ビットによって表現されうる4であってよく、無線端末がサポートするアップリンクデータレートの個数は、各レートを一意に特定するために3ビットを要求する8であってよい。動作はステップ920から922へ進む。ステップ922において、基地局は、この時点でアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントが割り当てられている各WTに、アップリンクのトラヒックチャネルの割り当て情報及び最大データレートインディケータ926を送信するために作動される。動作は、ステップ922から、結合ノードA928を介して、追加的なスケジューリングのためのステップ906へ進む。スケジューリングは、基地局によって使用されている所定の反復的なタイミングの構造に従って実行されてもよい。
ステップ908において、基地局はWTからチャネル品質レポート930を監視し受信するために作動される。その後に、ステップ932において、基地局は、1個以上の異なるアップリンクデータレート、例えば、最大のアップリンクデータ伝送レートとして選択することが考慮されうる伝送データレートが無線端末によって使用されるならば、WTのアップリンク伝送が他のWTに引き起こす干渉量を推定する。これは、WTが着目中のアップリンク伝送レートをサポートするために使用する可能性が高い送信電力を考慮することによって行われる。送信電力は、特定の符号化レート、変調方式及びチャネル条件の組が与えられた場合にWTによって使用される電力レベルに関して、BSで得られる知識から予測可能である。ステップ908のチャネル品質情報及びステップ932の干渉推定情報がステップ920で使用される。動作はステップ932からステップ908へ戻り、追加的なチャネル品質レポートが受信される。幾つかの実施形態では、接続されているWTからのチャネル品質レポートは、基地局のアップリンクのタイミングの構造内で所定の時間に送信される。
ステップ910において、基地局は、電力指示メッセージ934、例えば、WT電力バックオフメッセージ及び/又はバッテリー電力メッセージを監視し受信するために作動される。ステップ910の監視動作は、継続的な形でで継続する。幾つかの実施形態では、特定のアップリンクの制御チャネルのセグメントは、アップリンクのタイミングの構造内で、バッテリー指示メッセージのために予約されている。幾つかの実施形態では、バッテリー指示メッセージが送信されるのは、バッテリー電力が低く、BSがこの事実を認識すること、並びに、命令及び/又はWTの許可された送信電力レベルを低下させることをWTが望む場合である。ステップ910で取得された電力情報は、ステップ920で利用される。
ステップ912において、基地局は、ユーザデータ/情報及びデータレート情報を含むアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのデータ/情報936を監視し、WTから受信するために作動される。動作はステップ912からステップ938へ進行する。ステップ938において、基地局はWTによって使用されるアップリンクデータ伝送レートを決定するために作動される。これは複数の方法で行われることができる。全部ではないが幾つかの実施形態において、この決定は、ユーザデータ/情報を伝達するアップリンクのトラヒックチャネルの同じセグメントに含まれている受信信号から行われる。第8図に示されているような幾つかの実施形態では、アップリンクデータレートの情報は、データを通信するため使用される所定の1個以上の信号、例えば、トーンの部分集合上で上記データを通信するため使用されるエネルギーを超える追加のエネルギーのロケーションによって指示される。アップリンクのレートを通信するため使用されるトーンの部分集合は、幾つかの事例では、データを通信するため使用されるトーンの部分集合と同じである。レート情報を通信するため使用される1個以上の信号は、直交周波数分割多重信号のトーンでもよい。幾つかの実施形態では、アップリンクの使用中のレートを指定するため使用される追加のエネルギーの量はWTによって選択されたデータレートに応じて決まる。トーンに配置された追加のエネルギーは、実際の選択されたデータレートの関数であるかどうかとは無関係に、WTによって選択されうる最低のデータレートの関数でありうる。上記の追加のエネルギーが、使用された最低のデータレートの関数であるような特定の例示的な一実施形態では、上記の追加のエネルギーは、データを最低のデータレートで送信するため使用されるエネルギーを少なくとも2dB上回る。各データレートは、1伝送単位、例えば、1シンボル又は1セグメント当たりに伝達されるデータ/情報ビットの個数を特定する。よって、データレートは、1シンボル当たりのデータ/情報ビット、又は、1セグメント当たりに伝達されるデータ/情報ビットの個数として表現されてもよい。1セグメント当たりに伝達されるデータ/情報ビットは、あるいは1セグメント当たりに伝達されるデータ/情報フレームの個数として表現されてもよく、ここで、データ/情報フレームには一定個数のデータ/情報ビットが存在する。符号化及び/又は変調は所与のアップリンク単位を使用して伝達される実際の情報/データビットの個数に影響を与えるので、データレートはシグナリングのため使用される符号化レート及び/又は変調方式に対応することになる。動作はステップ938からステップ940へ進む。ステップ940において、基地局は、アップリンクのトラヒックチャネルの信号で伝達されたユーザデータ/情報を復元するために、決定されたアップリンクデータ伝送レートを使用するために作動される。動作はステップ940からステップ912へ進む。基地局は、例えば、アップリンクのタイミングの構造内のアップリンクのトラヒックチャネルの様々なセグメントに対応するステップ(912,938,940)の複数の動作を並行して実行してもよい。
第10図は、本発明に従って、無線端末、例えば、移動ノードを作動させる例示的な方法のフローチャート1000である。無線端末は無線通信チャネルを介して上記無線端末と相互作用する少なくとも1個の基地局を含む無線通信システム内にあってもよい。動作はステップ1002で開始し、無線端末は電源投入され初期化される。無線端末は、基地局、例えば、WTが現在位置している無線カバレージエリアに対応する基地局に登録してもよく、ネットワークへの自分の接続ポイントとしてこの基地局を使用してもよい。動作は、ステップ1002からステップ1004、1006、1008、1010及び1012へ進む。
ステップ1004において、無線端末は、アップリンクのシグナリングのためのユーザデータ/情報1014を監視し受信するために作動される。ユーザデータ/入力1014は、マイクロホン、キーボード、キーパッド、カメラなどのようなユーザI/O機器を介して入力されたユーザ入力に対応するデータ/情報、例えば、音声、テキスト、ビデオなどである。ステップ1004のデータ/情報1014の入力、受信、及び、受信されたデータ/情報の蓄積のためのユーザI/O機器の監視は継続的な形で実行される。
ステップ1006において、無線端末は、無線端末におけるデータ信号の送信のため使用できる利用可能な送信電力を追跡するために作動される。利用可能な電力の追跡は、基地局から受信された1個以上の電力制御信号の命令の下で、例えば、制御信号といった信号の組の送信のためだけに用いられた後に残っている電力量の判定を含みうる。電力追跡は、幾つかの実施形態では、バッテリーの現在のエネルギーレベルの測定、所定のベンチマークレベルに関するバッテリー状態、残存エネルギーレベルの推定、及び、種々の条件下での動作時間の推定をさらに含むことが可能である。バッテリー電力の追跡は、例えば、使用中の減少、及び/又は、バッテリー充電中の増加といったエネルギーレベルの変化の量及び/又はレートの測定及び/又は推定をさらに含む。ステップ1006において、無線端末は、無線端末が自分の固有のバッテリーの予備電力で現在動作中であるか、又は、外部電源、例えば、車の電気システムで動作中であるかどうかをさらに判定してもよい。ステップ1006の電力追跡は継続的な形で実行される。
動作はステップ1006からステップ1018へ進む。ステップ1018において、無線端末は、電力指示メッセージ1020、例えば、バックオフメッセージ及び/又はバッテリー電力メッセージを基地局へ送信する。このメッセージは、基地局から受信された電力制御コマンドに応答して電力が割り付けられる信号の組、例えば、所定の制御信号の組以外の信号を送信するため利用可能な電力量を指示する。このメッセージは、無線端末に残っているバッテリー電力量を指示することも可能である。幾つかの実施形態では、電力指示メッセージ1020は、アップリンク信号の送信を制御するために使用されるアップリンクの反復的なタイミング構造に従ってWTによって周期的に送信されてもよい。しかし、幾つかのケースでは、信号の送信が任意に決定されてもよく、電力レポート専用にされたアップリンクスロットを使用しなくてもよい。幾つかの実施形態では、現在の基地局が命令したWTの送信電力レベル及び/又は最大伝送データレートインディケータレベルは、インディケータメッセージ1020内でバッテリーの電力情報を送信するかどうかを決定する際にWTによって考慮される。
ステップ1008において、無線端末は、データ/情報、例えば、アップリンクのトラヒックチャネル上で送信されるべきビット及び/又はフレームの量を追跡及び/又は更新するために作動される。送信されるべきアップリンクのデータ/情報の量の現在値が変化するのは、新しいデータ/情報がI/O機器を用いて受信されるとき、データ/情報が送信の過程にあるとき、データ/情報の送信が成功したとき、データ/情報の送信に失敗したと判定され、再送信を必要とするとき、及び、バッファーされた送信されるべきデータ/情報がタイムバリディティウィンドウの満了に起因して取りこぼされるときである。ステップ1008の追跡オペレーションは継続的な形で実行される。オペレーションはステップ1008からステップ1022へ進む。
ステップ1022において、無線端末は、現時点でアップリンクのトラヒックチャネル上で送信されるべきフレームが存在するかどうかを検査する。送信されるべきフレームは存在しないと判定されたならば、ステップ1022の検査は、例えば、タイミング構造内におけるこのような要求のための次の機会の前にアップリンクのリソース要求メッセージを生成するために十分な時間を与えるように、タイミング構造内の次の指定された時点で再び実行される。送信されるべきフレームが存在すると判定されたならば、動作はステップ1022からステップ1024へ進み、WTがアップリンクのトラヒックチャネルのリソースの要求1026をBSへ送信する。その後に、ステップ1028において、無線端末は、基地局から送信されたアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの割り当て情報1030及び最大アップリンクデータレートインディケータ1302を監視し受信するために作動される。最大アップリンクデータレートインディケータは、無線端末が少なくとも1個のアップリンクのセグメントのため使用することを許可されている最大のアップリンクデータ伝送レートを指示する。受信されたアップリンクのトラヒックチャネルの割り当て情報1030は、アップリンク信号を通信する際に使用するため上記BSによって上記WTへ割り当てられた少なくとも1個のアップリンクのセグメントを指示し、上記の最大アップリンクデータレートインディケータは、上記WTに割り当てられた上記少なくとも1個のアップリンクのセグメントで使用されうる最大のアップリンクデータ伝送レートを指示する。幾つかの実施形態では、最大アップリンクデータレートインディケータは、アップリンク信号を送信するため無線端末によって選択されうる複数の可能なアップリンクデータ伝送レートを一意に特定するために必要とされるビット数未満であるビット数を最大限含む。一般にアップリンクのトラヒックチャネルの有限個数のセグメントを競い合う複数のWTが存在するので、WTはアップリンクのトラヒックチャネルの次のセグメントの割り当ての組で要求された割り当てを受信しないかもしれない。幾つかの実施形態では、無線端末は、要求が直ちに許可されないならば、例えば、要求を再発行する前に多数の割り当て機会を待つ。幾つかの実施形態では、無線端末は、要求が直ちに許可されないならば、要求を再発行すべきである。幾つかの実施形態では、別個のメッセージが割り当て情報及び最大アップリンクインディケータ情報を伝達する基地局によって使用される。幾つかの実施形態では、アップリンクのトラヒックチャネルの割り当て情報と最大データレートインディケータ情報の両方が同じメッセージの中にある。幾つかの実施形態では、ステップ1022、1024及び/又は1028の動作は、基地局によって使用されるタイミング構造に関して特定の時点で実行されてもよい。動作はステップ1028からステップ1034と、結合ノードA 1036を介してステップ1022とに進む。
ステップ1034において、基地局によって、最大アップリンクインディケータと共にアップリンクのトラヒックチャネルの1個又は複数のセグメントが割り当てられた無線端末は、アップリンクのトラヒックチャネルの1個又は複数のセグメントのために使用するアップリンクの伝送レートを選択する。種々の実施形態では、無線端末は、最大データレートインディケータ、基地局へ送信されるべきデータ量、送信されるべきデータの重要度、電力情報、チャネル品質条件、及び/又は、検出されたチャネル条件の変化に応じて、この選択を実行する。ステップ1034においてWTによって選択された使用すべきアップリンクデータ伝送レートは、受信された最大アップリンクデータレートインディケータによって指示されるデータレート以下の値である。動作はステップ1034からステップ1038へ進む。
WTが選択されたアップリンクデータレートを基地局へ明示的に信号で知らせる実施形態で行われるステップ1038において、無線端末は、例えば、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントで送信されるべきデータ/情報と共に、選択されたアップリンクデータ伝送レートを符号化するために作動される。幾つかの実施形態では、WTが選択し利用したアップリンクデータレートは、データを通信するために使用される信号のうちデータを通信するため使用されるアップリンクデータレートに対応する所定の部分集合に、データを通信するため使用されるエネルギーを超える追加のエネルギーを配置することによって指示される。幾つかの実施形態では、上記の追加のエネルギーは無線端末によって選択されたアップリンクデータレートに応じて決まる。幾つかの実施形態では、上記の追加のエネルギーは最低のデータレートの関数である。幾つかの実施形態では、追加のエネルギーはデータを送信するため使用されるエネルギーを少なくとも2dB超える。動作はステップ1038からステップ1040へ進む。データレートは、幾つかの実施形態では、選択されたアップリンクデータレートを使用して通信されるべきデータ/情報とは別個に送信される信号を使用して通信される。
ステップ1040において、無線端末は、ユーザデータ/情報及び選択されたアップリンクデータ伝送レートを含むアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの信号1042を、例えば、反復的なタイミング構造内でアップリンクのトラヒックのセグメントの位置に関して指定された時点で送信するために作動される。ステップ1042の送信された信号に対応するAck/Nakは、送信されるべきデータ量を更新するためにステップ1008の追跡動作によって使用される。
ステップ1010において、無線端末は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメント上で送信されるべきデータ/情報の重要度を判定及び/又は更新するために作動される。例えば、送信されるべきアップリンクのユーザデータの異なる部分は、例えば、優先度、アプリケーション、送信緊急度などに関して異なる重要度レベルを有する。異なるアプリケーション及び/又はピアは、例えば、充電モデル、ユーザ嗜好、及び/又は、所定の取り決めに基づいて優先順位を付けられうる。例えば、プッシュ・ツー・トーク機能、音声通話、ビデオストリーム、スチルビデオ画像、テキストデータなどのような様々なアプリケーションは、異なる伝送レイテンシ−の要件を有してもよい。アップリンクデータの競合部分間の相対的な重要度レベルは、新しいアップリンクのユーザデータ/情報が受信されるときに変化しうる。アップリンクのデータの一部分に関連した重要度レベルは時間の関数として変化しうる。例えば、データの一部分は、ある特定のレイテンシ−の制約を有するボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)呼のための情報を表現するので、時間が経過するに従って、バッファーされたVoIPデータの送信および、許容可能な送信用のウィンドウが短くなり始めることなしに、この一部分の重要度レベルが上昇しうる。ステップ1010の動作は継続的な形で実行される。ステップ1010の判定は、最初に送信するデータの部分を決定し、ステップ1034で使用するアップリンクデータ伝送レートを選択する際に、WTによって使用される。
ステップ1012において、無線端末は、基地局と無線端末との間の通信チャネルのチャネル品質条件を監視し判定するために作動される。ステップ1012はサブステップ1044及び1046を含む。サブステップ1044において、無線端末はチャネル条件の変化を監視し検出するため作動される。ステップ1046において、無線端末は、チャネル品質レポート1048を生成し、基地局へ送信するために作動される。一般に、チャネル条件の変化の情報は、基地局へのチャネル品質のフィードバックレポートよりも頻繁に更新され、より多くの情報を含み、アップリンクデータレートの選択ステップ1034で使用される現在の、かつ、妥当な情報を無線端末に提供する。
第11図は、本発明による、アップリンクのトラヒックのセグメントのために例示的な無線端末で利用可能な例示的なデータレート選択肢の別の例、及び、対応する最大アップリンクデータレートインディケータの実施例である。第11図は、アップリンクのトラヒックセグメントのために無線端末で利用可能な例示的なデータレート選択肢を説明する表1100を含む。表1100は、WTのアップリンクデータレートが、一実施形態では、使用される符号化レートと使用される変調方式の両方の関数であることを示している。第1行1102は、表の各列に収容されている情報を説明している。第1列1120は利用可能なデータレート選択肢の一覧(0,1,2,3,4,5,6,7)を表す。第2行1104はデータレート0の選択肢の情報を含み、第3行1106はデータレート1の選択肢の情報を含み、第4行1108はデータレート2の選択肢の情報を含み、第5行1110はデータレート3の選択肢の情報を含み、第6行1112はデータレート4選択肢の情報を含み、第7行1114はデータレート5の選択肢の情報を含み、第8行1116はデータレート6の選択肢の情報を含み、第9行1118はデータレート7の選択肢の情報を含む。第2列1124はフレーム数の一覧(1,2,3,4,5,6,8,10)を表す。第3列1126は情報ビット数の一覧(224,432,640,848,1056,1264,1680,2096)を表す。第4列1128は符号語長の一覧(1344,1344,1344,1344,2688,2688,2688,2688)を表す。第6列1130は概算の符号化レートの一覧(1/6,1/3,1/2,2/3,5/12,1/2,2/3,3/4)を表す。第7列1132は使用される変調コンステレーションの一覧(QPSK,QPSK,QPSK,QPSK,QAM16,QAM16,QAM16,QAM16)を表す。
第11図は、対応するアップリンクの最大のレートのインディケータの第1の例の表1140をさらに含み、該アップリンクの最大のレートのインディケータは基地局によって選択されてもよく、表1100のアップリンクのトラヒックのセグメントのためのアップリンクの例示的なデータレート選択肢をサポートする無線端末へ送信されてもよい。第1行1142は表の各列に一覧化された情報を説明している。第2行1144は最大アップリンクデータレートインディケータ値0に対応する情報の一覧を表し、第3行1146は最大アップリンクデータレートインディケータ値1に対応する情報の一覧を表し、第4行1148は最大アップリンクデータレートインディケータ値2に対応する情報の一覧を表し、第5行1150は最大アップリンクデータレートインディケータ値3に対応する情報の一覧を表している。第2列1154は、4個の可能なデータレートのインディケータ値(0,1,2,3)を個別に表現するため使用される(MSB,LSB)の一覧をそれぞれ((0,0),(0,1),(1,0),(1,1))として表している。第3列1156は、4個の可能なデータレートインディケータ値(0,1,2,3)のそれぞれに対応する許可された最大の無線端末データレートレベルの一覧を、それぞれ(WTデータレート選択肢0,WTデータレート選択肢3,WTデータレート選択肢5,WTデータレート選択肢7)として表している。第4列1156は、4個の可能なデータレートインディケータ値(0,1,2,3)に個別に許可されたWTデータレートの一覧を、それぞれ(WTデータレート0,WTデータレート0−3,WTデータレート0−5,WTデータレート0−7)として表している。この典型的な実施形態では、WTは、3ビットによって表現されうる8種類のアップリンクデータレートをサポートし、最大アップリンクデータレートインディケータは2ビットによって表現されうる4個の値だけを含むことに注意すべきである。
第11図は、対応する最大のアップリンクデータレートのインディケータの第2の例の表1160をさらに含み、該最大のアップリンクデータレートのインディケータは基地局によって選択されてもよく、表1100のアップリンクのトラヒックセグメントのためのアップリンクの例示的なデータレート選択肢をサポートしている無線端末へ送信されてもよい。第1行1162は表の各列に一覧化された情報を説明している。第2行1164は最大アップリンクデータレートインディケータ値0に対応する情報の一覧を表し、第3行1166は最大アップリンクデータレートインディケータ値1に対応する情報の一覧を表し、第4行1168は最大アップリンクデータレートインディケータ値2に対応する情報の一覧を表し、第5行1170は最大アップリンクデータレートインディケータ値3に対応する情報の一覧を表している。第2列1174は、4個の可能なデータレートインディケータ値(0,1,2,3)を個別に表現するため使用される(MSB,LSB)の一覧をそれぞれ((0,0),(0,1),(1,0),(1,1))として表している。第3列1176は、4個の可能なデータレートのインディケータ値(0,1,2,3)のそれぞれに対応する許可された最大の無線端末データレートの一覧を、それぞれ(WTデータレート選択肢0,WTデータレート選択肢3,WTデータレート選択肢5,WTデータレート選択肢7)として表している。第4列1178は、4個の可能なデータレートのインディケータ値(0,1,2,3)に個別に許可されたWTデータレートの一覧を、それぞれ(WTデータレート0,WTデータレート0−3,WTデータレート4−5,WTデータレート4−7)として表している。本実施形態では、最大のアップリンクデータレートのインディケータの値毎に、無線端末は、このデータレートインディケータ値に対応するWTデータレートの所定の部分集合から選択可能であり、部分集合中のWTデータレートは最大のアップリンクデータレートのインディケータ値以下のレートである。この例では、データレートの各部分集合はデータレートの連続的なブロックとして表されているが、一般に、所定のデータレートの各部分集合に含まれているWTのアップリンクデータレートは連続的でなくてもよい。
第12図は、本発明による、アップリンクのトラヒックセグメントのために例示的な無線端末で利用可能な例示的なデータレート選択肢の別の例、及び、対応する最大アップリンクデータレートインディケータの例である。第12図は、アップリンクのトラヒックのセグメントのために無線端末で利用可能な例示的なデータレート選択肢を説明する表1200を含む。第1行1202は、表の各列に含まれている情報を説明している。第1列1220は利用可能なデータレート選択肢の一覧(0,1,2,3,4,5,6,7)を表す。第2行1204はデータレート0の選択肢の情報を含み、第3行1206はデータレート1の選択肢の情報を含み、第4行1208はデータレート2の選択肢の情報を含み、第5行1210はデータレート3の選択肢の情報を含み、第6行1212はデータレート4の選択肢の情報を含み、第7行1214はデータレート5の選択肢の情報を含み、第8行1216はデータレート6の選択肢の情報を含み、第9行1218はデータレート7の選択肢の情報を含む。第2列1224はフレーム数の一覧(1,2,3,4,5,6,8,10)を表す。第3列1226は情報ビット数の一覧(120,224,328,432,536,640,848,1056)を表す。第4列1228は符号語長の一覧(672,672,1344,1344,1344,1344,1344,1344)を表す。第6列1230は概算の符号化レートの一覧(3/17,1/3,1/4,1/3,2/5,1/2,2/3,5/6)を表す。第7列1232は使用される変調コンステレーションの一覧(BPSK,BPSK,QPSK,QPSK,QPSK,QPSK,QPSK,QPSK)を表す。第8列1234は1トーン当たりの相対送信電力オフセット値の一覧(P0,P1,P2,P3,P4,P5,P6,P7)を表す。幾つかの実施形態では、電力レベルはP0<P1<P2<P3<P4<P5<P6<P7のようになる。
第12図は、対応するアップリンクの最大のレートのインディケータの第1の例の表1240をさらに含み、該アップリンクの最大のレートのインディケータは基地局によって選択されてもよく、表1200のアップリンクのトラヒックのセグメントのためのアップリンクの例示的なデータレート選択肢をサポートする無線端末へ送信されてもよい。第1行1242は表の各列に一覧化された情報を説明している。第2行1244は最大のアップリンクデータレートのインディケータ値0に対応する情報の一覧を表し、第3行1246は最大のアップリンクデータレートのインディケータ値1に対応する情報の一覧を表し、第4行1248は最大のアップリンクデータレートのインディケータ値2に対応する情報の一覧を表し、第5行1250は最大のアップリンクデータレートのインディケータ値3に対応する情報の一覧を表している。第2列1254は、4個の可能なデータレートのインディケータ値(0,1,2,3)を個別に表現するため使用される(MSB,LSB)の一覧をそれぞれ((0,0),(0,1),(1,0),(1,1))として表している。第3列1256は、4個の可能なデータレートのインディケータ値(0,1,2,3)のそれぞれに対応する許可された最大の無線端末データレートの一覧を、それぞれ(WTデータレート選択肢0,WTデータレート選択肢1,WTデータレート選択肢4,WTデータレート選択肢7)として表している。第4列1258は、4個の可能なデータレートのインディケータ値(0,1,2,3)に個別に許可されたWTデータレートの一覧を、それぞれ(WTデータレート0,WTデータレート0−1,WTデータレート0−4,WTデータレート0−7)として表している。この例示的な実施形態では、WTは、3ビットによって表現されうる8種類のアップリンクデータレートをサポートし、最大のアップリンクデータレートのインディケータは2ビットによって表現されうる最大で4個の値をサポートすることに注意すべきである。
第12図は、対応する最大のアップリンクデータレートのインディケータの第2の例の表1260をさらに含み、該最大のアップリンクデータレートのインディケータは基地局によって選択されてもよく、表1200のアップリンクのトラヒックのセグメントのためのアップリンクの例示的なデータレート選択肢をサポートしている無線端末へ送信されてもよい。第1行1262は表の各列に一覧化された情報を説明している。第2行1264は最大のアップリンクデータレートのインディケータ値0に対応する情報の一覧を表し、第3行1266は最大のアップリンクデータレートのインディケータ値1に対応する情報の一覧を表し、第4行1268は最大のアップリンクデータレートのインディケータ値2に対応する情報の一覧を表し、第5行1270は最大のアップリンクデータレートのインディケータ値3に対応する情報の一覧を表している。第2列1274は、4個の可能なデータレートのインディケータ値(0,1,2,3)を個別に表現するため使用される(MSB,LSB)の一覧をそれぞれ((0,0),(0,1),(1,0),(1,1))として表している。第3列1276は、4個の可能なデータレートのインディケータ値(0,1,2,3)のそれぞれに対応する許可された最大の無線端末データレートの一覧を、それぞれ(WTデータレート選択肢0,WTデータレート選択肢1,WTデータレート選択肢4,WTデータレート選択肢7)として表している。第4列1278は、4個の可能なデータレートのインディケータ値(0,1,2,3)に個別に許可されたWTデータレートの一覧を、それぞれ(WTデータレート0,WTデータレート0−1,WTデータレート2−4,WTデータレート2−7)として表している。本実施形態では、最大のアップリンクデータレートのインディケータの値毎に、無線端末は、このデータレートのインディケータ値に対応するWTデータレートの所定の部分集合から選択可能であり、部分集合中のWTデータレートは最大のアップリンクデータレートのインディケータ値以下のレートである。この例では、データレートの各部分集合はデータレートの連続的なブロックとして表されているが、一般に、所定のデータレートの各部分集合に含まれているWTのアップリンクデータレートは連続的でなくてもよい。
第13図は、アップリンクのトラヒックセグメントのために無線端末で利用可能な例示的なデータレート選択肢の別の組を説明する表1300である。第1行1302は表の各列に含まれている情報を記載する。第1列1312は利用可能なデータレート選択肢の一覧(0,1,2,3)を表す。第2行1304はデータレート0の選択肢の情報を含み、第3行1306はデータレート1の選択肢の情報を含み、第4行1308はデータレート2の選択肢の情報を含み、第5行1310はデータレート3の選択肢の情報を含む。第2列1314はフレーム数の一覧(1,2,3,5)を表す。第3列1316は情報ビット数の一覧(224,432,640,1056)を表す。第4列1318は符号語長1344の一覧を表す。第6列1320は概算の符号化レートの一覧(1/6,1/3,1/2,5/6)を表す。第7列1322は使用される変調コンステレーションの一覧(QPSK,QPSK,QPSK,QPSK)を表す。第8列1324は1トーン当たりの相対送信電力オフセット値の一覧(0dB,0dB,0dB,0dB)を表す。
第13図の例では、データレートが変化しても、利用されるWT電力は一定のまま保たれる場合があることがわかる。よって、受信された最大のアップリンクデータレートのインディケータ値によって通信されるような最大の許容されるアップリンクデータレートより低い使用するためのデータレートを選択することにより、無線端末は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのために送信されたアップリンク信号が基地局によって正しく受信される確率を改善し、それによって、アップリンクのシグナリングの信頼性を改善する。基地局は、無線端末に指示された最大のデータレートレベルを指示し、これによりユーザ選択の選択肢の中でのWTによる選択を制限することにより、全体的なシステムの干渉レベルを制御してもよい。無線端末は、例えば、通信されるべきデータの一部分の、例えば緊急性等のような重要度のような、ある所与の時点でWTに利用可能である情報に基づいて、送信がより高い確率で成功する方が高いデータレートよりWTにとって有利であると判定してもよく、それによって、WTはより低いデータレートを選択することもある。
種々の実施形態において、同じWTに対し、幾つかのWTのアップリンクの幾つかのデータレート選択肢は同じ電力レベルが関連付けられてもよく、幾つかのWTのアップリンクの幾つかのデータレート選択肢は異なる電力レベルが関連付けられてもよい。
第14図は、WTが選択したアップリンクデータレートをアップリンクのトラヒックのセグメントで伝達するために、追加のエネルギーを信号の部分集合に配置する先に提示されたアプローチに関して、代替的なアプローチを説明している。第14図は、本発明の幾つかの実施形態に従って、アップリンクのトラヒックの例示的なセグメントと、セグメントのユーザデータ/情報シグナルのため使用されるアップリンクデータレートを伝達するためのトーンシンボルの部分集合及びユーザデータ/情報を伝達するために使用されるトーンシンボルの部分集合へのセグメントの分割と、を説明する図1400である。第14図は、水平軸1404上の時間(セグメント内のOFDMシンボルインデックス)に対し、垂直軸1402上にアップリンクのトラヒックチャネルの例示的なセグメント0内の論理トーンインデックスをプロットしている。例示的なセグメントは、さらに4個のドウェル(ドウェル1 1406,ドウェル2 1408,ドウェル3 1410, ドウェル4 1412)に分割され、各ドウェルは7個の連続したOFDMシンボル期間を含む。グリッド1400によって示されているアップリンクのトラヒックの例示的なセグメントは、第6図のトラヒックセグメント0を表してもよい。セグメントの基本単位は、小さな正方形によって表現されたトーンシンボルであり、各トーンシンボルは1個のOFDMシンボル期間の間隔中に1個のトーンを占める。変調シンボルはセグメントの各トーンシンボル上で伝達されてもよい。
本発明の幾つかの実施形態によれば、セグメント内のロケーションの所定の部分集合は、セグメントのユーザデータ/情報のセグメント内で使用されるアップリンクデータレートを伝達するためだけに用いられる。様々なデータレート、例えば、3個の情報ビットによって表現されうる8種類のアップリンクデータレートがWTによって使用されてもよい。アップリンクの各データレートは、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのユーザデータ/情報変調シンボルのため使用される符号化レート及び変調方式、例えば、BPSK、QPSK及び/又はQAM16を指定する。第14図の例示的な実施形態では、セグメントの6個のトーンシンボルは3個の使用されるデータレートの情報ビットを伝達するために予約されている。非コヒーレント変調方式は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの6個の予約されたトーンシンボルのロケーションに対応する6個の変調シンボルによってこれらの3個の情報ビットを伝達するために使用されてもよい。
凡例1414は、斜行平行線の陰影付きで表現されたグリッド1400内のタイプ1416の6個のトーンシンボルがWTが選択したアップリンクデータレートを伝達するため使用されたトーンシンボルの部分集合の一部分であり、グリッド1400内の陰影無しで表現されたタイプ1418の778個のトーンシンボルがWTのアップリンクのユーザデータ/情報を伝達するために使用されることを示している。幾つかの実施形態では、タイプ1416のトーンシンボルのため使用される変調方式は、タイプ1418のユーザデータ/情報のトーンシンボルのために使用される変調方式とは無関係に同じである。このような一実施形態では、WTは、受信された最大アップリンクデータレートインディケータ、及び、例えば、データ量、データ重要度、品質変化、チャネル条件、ユーザデータを送信するため利用できる電力、バッテリー電力状態などのその他のWTの選択規準に応じてアップリンクデータレートを選択することになる。アップリンクデータレートの選択は、対応する符号化レート及び変調方式を有するデータレートレベルを特定することになる。データレートレベルは、変化しない所定の非コヒーレント変調方式を使用してタイプ1416の6個のトーンシンボルのロケーションのための変調シンボルの組に符号化されることになる。ユーザデータ/情報は、選択された対応する符号化レート及び変調方式を使用して符号化され、タイプ1418の778個のトーンシンボルのための変調方式の組に変調されることになる。基地局は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのトーンシンボルによって伝達された変調シンボルを受信し、タイプ1416の6個のトーンシンボルで伝達されたレート信号を復調し復号化し、これにより、ユーザデータ/情報のために使用されるデータレートの選択肢を取得する。使用されるデータレートの選択肢を決定すると、基地局は、例えば、ルックアップテーブルを用いて、タイプ1418のトーンシンボル上で伝達されたユーザデータ/情報の変調トーンシンボルのために使用された変調方式及び符号化レートを判定し、ユーザデータ/情報ビットを復元するセグメントのユーザデータ/情報の受信信号を復調し復号化する。
第15図は、幾つかの実施形態では、無線端末が選択したアップリンクデータ伝送レートがアップリンクのセグメントのシンボルの部分集合に配置された電力差によって通信されうることを説明する表1500を含み、この電力差が選択されたアップリンクデータレートとは無関係にユーザデータ/情報の変調シンボルを通信するために使用される電力レベルを超えるdBに関して一定値であってもよい。シンボルの部分集合は、パターンを定義するセグメント内に位置しており、異なるパターンは異なるデータレートを定義している。表1500は、アップリンクデータレートの例示的な8個の選択肢の一覧(レート0,レート1,レート2,レート3,レート4,レート5,レート6,レート7)を表す第1列1502を含み、レート0は最低のレートに対応し、レート7は最高のレートに対応する。第2列1504は、セグメント内のパターンを介して選択されたアップリンクデータレートを伝達するために使用された変調シンボルの部分集合上での電力差の一覧を表す。列1504の各値は、同じC1 dBであり、ここで、C1は定数、例えば、2dBである。C1は、選択されたデータレートが指定された最悪の条件下で復元されるように選択されてもよく、最悪の条件とは、幾つかの実施形態では、最低の送信電力レベルを使用する最低のレート、例えば、データレート選択肢0である。
第15図は、幾つかの実施形態では、無線端末が選択したアップリンクデータ伝送レートがアップリンクのセグメントのシンボルの部分集合に配置された電力差によって通信されうることを説明する表1506をさらに含み、この電力差は、ユーザデータ/情報の変調シンボルを通信するため使用された電力レベルを上回る量XdBであってもよく、ここで、Xは選択されたアップリンクデータレートに応じて決まる。無線端末及び基地局は、どちらもシステムで採用されている電力差の関係を知っている。シンボルの部分集合は、パターンを定義するセグメント内に位置しており、異なるパターンは異なるデータレートを定義している。表1506は、アップリンクデータレートの例示的な8個の選択肢の一覧(レート0,レート1,レート2,レート3,レート4,レート5,レート6,レート7)を表す第1列1508を含み、レート0は最低のレートに対応し、レート7は最高のレートに対応する。第2列1510は、セグメント内のパターンを用いて選択されたアップリンクデータレートを伝達するため使用された変調シンボルの部分集合上での電力差の一覧を表す。データレート(0,1,2,3,4,5,6,7)毎に、電力差XdBは、レート(X(レート0),X(レート1),X(レート2),X(レート3),X(レート4),X(レート5),X(レート6),X(レート7))の関数であり、あるレートは次のレートと異なってもよく、例えば、X(レート0)dB>X(レート1)dBであってもよい。幾つかの実施形態では、レートが増加すると、ユーザ/データの変調シンボルのための送信電力レベルも増加し、電力差X(レート)は減少することがある。電力差X(レート)dBは、追加のエネルギーを伝達する信号を追加のエネルギーを伴わない信号から識別するために十分であるように選択されてもよい。幾つかの実施形態では、例えば、少なくとも1個のレートがQAMレートである実施形態では、異なる追加の電力レベル差がQAMレート内の異なる振幅レベルに対し存在しうる。(表1506に示されているように)レートの関数として追加の電力レベルを変化させることにより、WT電力は、(表1500に示されているように)1レベルに基づく指定された最悪の条件に設定された一定の電力差が使用される方法よりも節約されることが可能である。
例示的な表1500及び1506に関して説明された方法は、第8図のアップリンクのトラヒックの例示的なセグメントを用いて説明されているような実施形態にも適用可能である。
第17図は、本発明の例示的な別の実施形態における基地局が選択した最大レートインディケータと無線端末が選択可能であるデータレートとの間の例示的な関係を説明する表1700である。第1行1702は、列(1714,1716,1718)が基地局が選択した最大レートのインディケータ値の情報を含み、列(1720,1722,1724,1726,1728,1730,1732,1734,1736,1738,1740,1742,1744,1746,1748,1750)がBSが選択した最大レートのインディケータ値が与えられた場合にWTが選択可能であるデータレートを特定する情報を含むことを特定している。第2行1704は、第1列1714がBSが選択した最大レートのインディケータ値を含み、第2列1716が対応する最上位ビット(MSB)値を含み、第3列1718が対応する最下位ビット(LSB)値を含むことを特定する。第4列乃至第19列(1720,1722,1724,1726,1728,1730,1732,1734,1736,1738,1740,1742,1744,1746,1748,1750)は、システム内のWTによってサポートされているデータレート(15,14,13,12,11,10,9,8,7,6,5,4,3,2,1,0)に対応し、ここで、データレート15は最高のデータレートに対応し、データレート0は最低のデータレートに対応する。
この例示的な一実施形態では、BSは、2ビットを使用して表現されうる4個の最大レートのインディケータ値のうちの1個を選択可能である。見込まれる各レートを表現するために4ビットを必要とすることになる16種類のレートがシステム内のWTに対して可能である。しかし、4個の最大レートのインディケータ値の各々は、最大レート、及び、無線が選択することを許可されている見込まれるレートの異なる部分集合に関連付けられ、各部分集合は4個の最大レートのインディケータのうちの特定の1個に対応している。この例では、データレートの各部分集合は、3ビットによって表現されうる8種類のデータレートを含む。無線端末が、受信される最大レートのインディケータ値によって指示されるような指定された8個のレートの部分集合からデータレートを選択するとき、選択されたレートは3ビットを使用して符号化されることが可能で、符号化されたビットはレートインディケータ値に応じて異なる表現を有する。
この例示的な実施形態では、BSが選択した異なる最大レートのインディケータ値は、同じ最大のデータレートに対応してもよいが、無線端末によって選択されえたデータレートの異なる部分集合に対応してもよい。部分集合のメンバーは、データレートに対応する列にXで表示されている。よって、2個の最大レートのインディケータは、同じ最大データレートに対応してもよいが、レートの異なる部分集合から選択するように無線端末を制限するために使用さることが可能であり、ここで、WTは受信される最大レートのインディケータに対応するレートの部分集合内のレートを選択することが許可され、選択されたレートは最大の許容されるデータレート以下である。
行1706は、BSが選択した最大のデータレートのインディケータ値0が最大のデータレートの15及びデータレートの部分集合(15,13,11,9,7,5,3,0)に対応することを示す。行1708は、BSが選択した最大データレートのインディケータ値1が最大データレートの15及びデータレートの部分集合(15,14,13,12,11,10,9,8)に対応することを示す。行1710は、BSが選択した最大のデータレートのインディケータ値2が最大のデータレートの11及びデータレートの部分集合(11,10,9,8,7,6,5,4)に対応することを示す。行1712は、BSが選択した最大のデータレートのインディケータ値3が最大のデータレートの7及びデータレートの部分集合(7,6,5,4,3,2,1,0)に対応することを示す。
第18図は、本発明の例示的な実施形態による、アップリンクのトラヒックの例示的なセグメントの一部分、及び、セグメントのために使用されたアップリンクデータレートを伝達するためのドウェル内のトーンシンボルの部分集合への追加のエネルギーの集中を説明する図1800である。第18図の例及び後に続く第19図の例では、追加のエネルギーが配置されているシンボルと追加のエネルギーが配置されていないシンボルとの間に少なくとも2dBのエネルギー差が存在する。このことは、追加のエネルギーを伴うシンボルを特定することに基づく比較的実施し易いエネルギー検出機構による検出を容易化する。
第18図は、水平軸1804上の時間(セグメント内のOFDMシンボルインデックス)に対し、垂直軸1802上にアップリンクのトラヒックチャネルの例示的なセグメント0内の論理トーンインデックスをプロットしている。例示的なセグメントが4個のドウェル(ドウェル1 1806,ドウェル2 1808,ドウェル3 1810, ドウェル4 1812)に分割されることが第18図に示され、第18図の各ドウェルは7個の連続したOFDMシンボル期間を含む。本発明の特定の例示的な実施形態の1つの特徴によれば、セグメント内のドウェルで使用される個別のトーン毎に、追加のエネルギーがドウェル中の7個のシンボル期間のうちの1個についての個別のトーンに配置される。レートを指定するためにエネルギーが配置されているシンボル期間は、指定されるべきレート、及び、ドウェルに対応するトーンの組の中のトーンの位置に依存する。よって、無線端末に割り当てられたトーンの組の中のトーン位置、及び、追加のエネルギーを有するトーンのドウェル内のシンボル時間を知ることにより、通信されているレートを判定することが可能である。レートは、レート情報を指示するため使用された追加のエネルギーを伴うトーンが受信されたドウェル内のシンボル時間を判定するために、ドウェルの単一トーンを監視することにより判定されうるが、ドウェルにおいて無線端末によって使用される複数のトーンを監視することによってより高い信頼性が実現されることが可能である。注意すべき点は、使用される物理的トーンがドウェル境界、ドウェル内で変更されるので、受信シンボルのエネルギーの比較が殆どの場合にドウェルの期間中に高信頼に比較されるように、チャネル条件は、通常、比較的一定に保たれることである。各ドウェルは7個のシンボル時間を含み、セグメントは7個のトーンを含むものとして図示されているが、シンボル時間の個数、及び、1ドウェル当たりのセグメントの個数は、特定の実装に応じて異なる。
例示的なセグメントはサブブロックに分割されてもよい。第18図には、例示的なサブブロック1820が示されている。セグメントには、28個のサブブロックが存在し、このうちの16個が第18図に示されている。グリッド1800によって示されるアップリンクのトラヒックの例示的なセグメントは、無線通信システムで使用されている例示的なタイミング及び周波数の構造中で例示的なトラヒックセグメント0を表現してもよい。セグメントの基本単位は小さな正方形によって表現されたトーンシンボルであり、各トーンシンボルが1つのOFDMシンボル期間の間隔中に1個のトーンを占有する。変調シンボルはセグメントの各トーンシンボルで伝達されてもよい。
本発明によれば、追加のエネルギーがセグメント内の信号の部分集合上に集中させられているロケーションのパターンは、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの送信のためにWTによって使用されるアップリンクデータレートを特定する。WTによって、様々なデータレートが使用されうる。第18図の例示的な実施形態では、セグメント内の各サブブロックのパターンは所与のデータレートに対して同一であるべきである。
凡例1814は、斜行平行線の陰影付きで表現されたタイプ1816のトーンシンボルがWTが選択したデータレート0に対応するパターンの一部分であり、水平線陰影付きで表現されたタイプ1818のトーンシンボルがWTが選択したデータレート2に対応することを示している。レート0の場合、各サブブロックの主対角は追加のエネルギーを有する。レート2の場合、各サブブロックの主対角からのオフセットが−2である位置でのエントリは追加のエネルギーを有する。一般に、サブブロックが7×7形のエントリ(0,0)、...、(6,6)によってインデックス化されると仮定する。このとき、レートiに対し、k=0,1,2,...,6として位置(k+1,k mod 7)のエントリは追加のエネルギーを有する。例えば、レート2の場合、エントリ(2,0)、(3,1)、(4,2)、...、(1,6)は、第18図に示されているように、追加のエネルギーを有する。
第18図は、同じグリッド1800上に異なるWTアップリンク選択データレートがある2つの例示的なケースを説明する。WTがデータレート0を使用することを選択したと仮定するならば、サブブロック1820の場合、追加のエネルギーはトーンシンボル:(トーン0,OFDM,シンボルインデックス1)、(トーン1,OFDM,シンボルインデックス2)、(トーン2,OFDM,シンボルインデックス3)、(トーン3,OFDM,シンボルインデックス4)、(トーン4,OFDM,シンボルインデックス5)、(トーン5,OFDM,シンボルインデックス6)、(トーン6,OFDM,シンボルインデックス7)に対応する信号に配置され、サブブロックのその他のトーンシンボルは公称エネルギーレベルを伴う信号を伝達する。次に、WTがデータレート2を使用することを選択したと仮定するならば、追加のエネルギーはトーンシンボル:(トーン2,OFDM,シンボルインデックス1)、(トーン3,OFDM,シンボルインデックス2)、(トーン4,OFDM,シンボルインデックス3)、(トーン5,OFDM,シンボルインデックス4)、(トーン6,OFDM,シンボルインデックス5)、(トーン0,OFDM,シンボルインデックス6)、(トーン1,OFDM,シンボルインデックス7)に対応する信号に配置され、サブブロックのその他のトーンシンボルは公称エネルギーレベルを伴う信号を伝達する。レートに対応するパターンはセグメントのサブブロック毎に繰り返される。その他の例示的なデータレート、例えば、データレート1及びデータレート3は異なるパターンで指示されうる。幾つかの実施形態では、各パターンは、グリッド内で同じ勾配であるが、しかし、異なるオフセットを伴う勾配を表現する。幾つかの実施形態では、様々なパターンは異なる勾配によって表現されうる、及び/又は、グリッド内で異なるオフセットを含む。
第19図は、本発明による、情報ビットを伝達する変調シンボルを伝達するため使用されるトーンシンボル及び基準変調シンボルを伝達するため使用されるトーンシンボルを含むアップリンクのトラヒックの例示的なセグメントの一部と、セグメントのために使用されたアップリンクデータレートを伝達するためのドウェル内のトーンシンボルの部分集合への追加のエネルギーの集中を説明する図1900である。第1図は、水平軸1904上の時間(セグメント内のOFDMシンボルインデックス)に対し、垂直軸1902上にアップリンクのトラヒックチャネルの例示的なセグメント0内の論理トーンインデックスをプロットしている。例示的なセグメントは、図示されている4個のドウェル(ドウェル1 1906,ドウェル2 1908,ドウェル3 1910, ドウェル4 1912)にさらに分割され、各ドウェルは7個の連続したOFDMシンボル期間を含む。グリッド1900によって示されたアップリンクのトラヒックの例示的なセグメントは、無線通信システムで使用されるタイミング及び周波数の構造中の例示的なトラヒックセグメント0を表現してもよい。セグメントの基本単位は小さな正方形によって表現されたトーンシンボルであり、各トーンシンボルが1つのOFDMシンボル期間の間隔中に1個のトーンを占有する。変調シンボルはセグメントの各トーンシンボルで伝達されうる。
本発明によれば、追加のエネルギーがセグメント内の信号の部分集合上に集中させられているロケーションのパターンは、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの送信のためにWTによって使用されるアップリンクデータレートを特定する。セグメントはサブブロック、例えば、例示的なサブブロック1923に再分割される。追加のエネルギーのパターンはセグメント内でサブブロックからサブブロックへと反復する。異なるデータレートがWTによって使用されてもよく、異なる追加のエネルギーのパターンに対応することがある。
凡例1914は、斜行平行線の陰影付きで表現されたタイプ1916のトーンシンボルがWTが選択したデータレート0に対応する追加のエネルギーを有する変調シンボルのパターンの一部分であり、情報ビットが符号化レート及び/又は変調方式を指定するデータレート0を使用してタイプ1916のトーンシンボルで伝達されることを示している。凡例1914は、データレート0で情報ビットを伝達する通常のエネルギーレベルでの変調シンボルが陰影無しで指示されたタイプ1918のトーンシンボルで伝達されることをさらに示している。その上、凡例1914は、タイプ1919のトーンシンボルが基準変調シンボルを伝達するために使用されることを示している。凡例1914は、垂直線陰影付きで表現されたタイプ1921のトーンシンボルがWTが選択したデータレート0に対応する追加のエネルギーを有する変調シンボルのパターンの一部分であり、基準変調シンボル値がタイプ1921のトーンシンボルで伝達され、データレート0は符号化レートと及び/又は変調方式を指定することを示している。
第20図は、本発明によるアップリンクのトラヒックチャネルの例示的なセグメント2002の図2000である。垂直軸2004は0から27まで変化するアップリンクのトラヒックチャネルのセグメント2002の論理トーンインデックスをプロットし、水平軸2006は1から28まで変化するトラヒックチャネルのセグメント2002内のOFDMシンボル時間インデックスをプロットする。アップリンクのトラヒックチャネルの例示的なセグメント2002は、小さなボックスによって表現された784個のトーンシンボルを含む。トーンシンボルは伝送単位である。トーンシンボルは、第20図に示されているように、112個のトーンハーフスロット(トーンハーフスロットk=0 2008,トーンハーフスロットk=111 2010)にさらにグループ分けされる。トーンハーフスロットはハーフスロット内に7個のトーンシンボルを含む。ハーフスロット内のトーンシンボルは、ハーフスロットで一定に保たれる同じプレホッピングインデックス及びポストホッピングインデックスを有する。
第21図は、本発明によるアップリンクのトラヒックチャネルの例示的なセグメント2102の図2100である。垂直軸2104は0から13まで変化するアップリンクのトラヒックチャネルのセグメント2102の論理トーンインデックスをプロットし、水平軸2106は1から56まで変化するトラヒックチャネルのセグメント2102内のOFDMシンボル時間インデックスをプロットする。アップリンクのトラヒックチャネルの例示的なセグメント2102は、小さなボックスによって表現された784個のトーンシンボルを含む。トーンシンボルは、第21図に示されているように、112個のトーンハーフスロット(トーンハーフスロットk=0 2108,トーンハーフスロットk=111 2110)にさらにグループ分けされる。
第22図は、本発明によるアップリンクのトラヒックチャネルの例示的なセグメント2202の図2200である。垂直軸2204は0から6まで変化するアップリンクのトラヒックチャネルのセグメント2202の論理トーンインデックスをプロットし、水平軸2206は1から112まで変化するトラヒックチャネルのセグメント2202内のOFDMシンボル時間インデックスをプロットする。アップリンクのトラヒックチャネルの例示的なセグメント2202は、小さなボックスによって表現された784個のトーンシンボルを含む。トーンシンボルは、第22図に示されているように、112個のトーンハーフスロット(トーンハーフスロットk=0 2208,トーンハーフスロットk=111 2210)にさらにグループ分けされる。
第23図は、本発明の種々の実施形態によるアップリンクのトラヒックチャネルの例示的なレート情報の表2300である。第1列2302は、アップリンクのトラヒックチャネルの例示的な8個のレート選択肢の一覧(0,1,2,3,4,5,6,7)を表す。第2列2304は、各レート選択肢の対応するフレーミングフォーマットタイプの一覧(第1,第1,第1,第1,第1,第2,第2,第2)を表す。第3列2306は、各レート選択肢に対応するMACフレームの個数の一覧(1,2,3,4,5,6,8,10)を表す。第4列2308は、各レート選択肢に対応する情報ビット数(k)の一覧(224,432,640,848,1056,1280,1696,2112)を表す。第5列2310は、各レート選択肢に対応する符号語長(n)の一覧(1344,1344,1344,1344,1344,2688,2688,2688)を表す。第6列2312は、対応する各レート選択肢のために使用される変調コンステレーションの一覧(QPSK,QPSK、QPSK,QPSK、QPSK、QAM16,QAM16,QAM16)を表す。
第24図は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの帯域内インディケータXとアップリンクのトラヒックチャネルのレート選択肢の値との間の典型的なマッピングを説明する表2400である。第1列2402は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの帯域内インディケータXが例示的な実施形態において保有することができる7種類の値の一覧(0,1,2,3,4,5,6)を表す。第2列2404は、最大のレート選択肢(7)がWTによる使用のために選択されうることを示すセグメントのための最大レートインディケータが無線端末に割り当てられず、かつ、割り当てがレギュラー割り当てであった場合に、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの帯域内インディケータの値毎に対応するレート選択肢の一覧を表す。例えば、WTが、レギュラー割り当てによって、使用すべきアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントと、WTが使用するための最高の許容されるレートはレート選択肢6であることを示す最大レートのインディケータ値とを割り当てられるならば、WTは、例えば、WTの現在の要求及びWTが決定した条件に基づいて、列2404から指示された最大の許容されるレート選択肢以下のレート選択肢を選択してもよい。例えば、このような条件下で、WTがアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのためにレート選択肢4を使用することを選択すると仮定するならば、表2400の列2404及び2402は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの対応する帯域内インディケータXが4という値をとるべきであることをWTに示す。
第3列2406は、レギュラー割り当てによって、最大のレートの選択肢(7)がWTによる使用のため選択されうることを示すセグメントのための最大レートのインディケータが無線端末に割り当てられた場合に、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの帯域内インディケータの値毎に対応するレート選択肢の一覧を表す。例えば、WTが、使用すべきアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントと、WTが使用するための最高の許容されるレートはレート選択肢7であることを示す最大レートのインディケータ値とを割り当てられるならば、WTは、例えば、WTの現在の要求及びWTの決定条件に基づいて、列2406から最大の指示された許容されるレート選択肢以下のレート選択肢を選択してもよい。典型的な実施形態では、レート選択肢4は選択から除外されていることに注意すべきである。例えば、このような条件下で、WTがアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのためレート選択肢6を使用することを選択したと仮定するならば、表2400の列2406及び2402は、対応するアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの帯域内インディケータXが5という値をとるべきであることをWTに示す。
さらに、第3列2406は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの割り当てがフラッシュ割り当てを介して伝達された場合に使用される。
WTと基地局の両方は、表2300及び2400に表現された情報を記憶する。アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの帯域内インディケータは、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントで基地局へ通信される。基地局は、アップリンクの最大のレートのインディケータをアップリンクのトラヒックチャネルの所与の割り当てられたセグメントのためにWTへ送信し、割り当てがレギュラー割り当てであるか、又は、フラッシュ割り当てであるかを知っているので、受信及び判定されたアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの帯域内インディケータXを解釈するときに、表2400中のどの列を使用すべきであるかがわかる。基地局は適切な関連付けを行い、WTによって選択され、セグメントのためにWTによって使用されているアップリンクのトラヒックチャネルのレート選択肢を決定することが可能である。
第25図は、本発明による例示的なトーンハーフスロットk 2500の図を含む。例示的なトーンハーフスロットk 2500は、第20、21又は22図の様々な例示的なアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのトーンハーフスロットのうちの何れでもよい。例示的なトーンハーフスロットk 2500は、7個の連続的なOFDMトーンシンボル(相対インデックスj=0のトーンシンボル2502、相対インデックスj=1のトーンシンボル2504、相対インデックスj=2のトーンシンボル2506、相対インデックスj=3のトーンシンボル2508、相対インデックスj=4のトーンシンボル2510、相対インデックスj=5のトーンシンボル2512、相対インデックスj=6のトーンシンボル2514)を含む。
第25図は、WTのアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの変調シンボルスケーリングを示す表2550をさらに含む。アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのトーンハーフスロット毎に、2レベルの変調シンボルスケーリングのうちの一方が使用される。第1行2552は、S2変調シンボルスケーリングが、j=mod(k+X,7)である相対インデックス値jをもつトーンハーフスロットkの1つのトーンシンボルのため使用されることを示す。第2行2554は、S1変調シンボルスケーリングがトーンハーフスロットkのその他の6個のトーンシンボルのため使用されることを示す。
アップリンクのトラヒックチャネルの割り当てられたセグメントの各トーンシンボルは変調シンボルを伝達してもよい。アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの変調シンボルはS1又はS2の何れかのスケーリングを使用して拡大縮小されるべきである。所与の変調シンボルのためS1スケーリングとS2スケーリングの何れを使用すべきであるかは、変調シンボルがセグメントマッピングの動作においてマップされるトーンシンボルに依存する。アップリンクのトラヒックチャネルの所与のセグメントでは、トーンシンボルの部分集合はS2スケーリングを使用し、セグメント内の残りのトーンシンボルの部分集合はS1スケーリングを使用する。これらの2個の部分集合への分割は、セグメントのために使用されたBSが割り当てた最大のレート選択肢と、WTによって選択されセグメントのために使用された実際のレートとに応じてWTによって決定された、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの帯域内インディケータXに依存する。
幾つかの実施形態では、S1は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのための、dBで表現された、無線端末相対のチャネル電力のスケーリング係数を意味し、S2はS1より大きな値に設定され、例えば、S2=S1+2.67であり、ここで、S1とS2は両方ともにdBで表現されている。幾つかのこのような実施形態では、S1及びS2を使用するスケーリング係数は、それぞれSQRT(WT公称電力レベル)×10(S1/20)及びSQRT(WT公称電力レベル)×10(S2/20)と等しい。WTの公称電力レベルは、WTの公称の1トーン当たりのdBm単位の送信電力を表し、WTの公称電力の値は、一実施形態では、WTと基地局との間の閉ループ電力制御を含む方法を使用して決定される。幾つかの実施形態では、S1の値は、レート選択肢に応じて決定され、例えば、レート選択肢(0,1,2,3,4,5,6,7)に対して、対応するS1の値はdB表現された(−1.4,1.1,2.9,4.8,6.7,8.7,10.7,12.9)である。
第26図の例を検討する。第26図はアップリンクのトラヒックチャネルの例示的なセグメント2602を説明している。トラヒックチャネルの例示的なセグメント2602の構造は、28個のトーン×28個のOFDMトーンシンボルのインデックスからなり、112個の順序付けされたトーンハーフスロットにさらに分割されている第20図のトラヒックチャネルの例示的なセグメント2002の構造であってもよい。WTがアップリンクのチャネルのレート選択肢0を使用することに決定したと仮定する。WTは、例えば、表2400から、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの帯域内インディケータXが0に設定されることを決定する。その後、セグメント2602のk=0,111であるトーンハーフスロットk毎に、WTは、所与のトーンハーフスロットkに対する相対インデックス値jに関して、変調シンボルスケーリングのS2レベルが割り当てられるべき1個のトーンシンボルを決定する。表2550に収容されている情報はこの決定に使用されうる。凡例2604は、斜行平行線の陰影付きで示されたOFDMトーンシンボル2606がスケーリング係数S2を使用すべきであり、陰影無しで示されたトーンシンボル2608がスケーリング係数S1を使用すべきであることを示している。
第27図の例を検討する。第27図はアップリンクのトラヒックチャネルの例示的なセグメント2702を説明している。トラヒックチャネルの例示的なセグメント2702の構造は、14個のトーン×56個のOFDMトーンシンボルのインデックスからなり、112個の順序付けられたトーンハーフスロットにさらに分割されている第21図のトラヒックチャネルの例示的なセグメント2102の構造であってもよい。WTがアップリンクのチャネルのレート選択肢2を使用することに決定したと仮定する。WTは、例えば、表2400から、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの帯域内インディケータXが2に設定されることを決定する。その後、セグメント2702のk=0,111であるトーンハーフスロットk毎に、WTは、所与のトーンハーフスロットkに対する相対インデックス値jに関して、変調シンボルスケーリングのS2レベルが割り当てられるべき1個のトーンシンボルを決定する。表2550に収容されている情報はこの決定に使用されうる。凡例2704は、斜行平行線の陰影付きで示されているようなOFDMトーンシンボル2706がスケーリング係数S2を使用すべきであり、陰影無しで示されているようなトーンシンボル2708がスケーリング係数S1を使用すべきであることを示している。
アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの帯域内インディケータX及びアップリンクのトラヒックチャネルのセグメント内のトーンハーフスロット値kは、セグメントに対するS2スケーリング及びS1スケーリングのマッピングを決定する。アップリンクのトラヒックセグメントの帯域内インディケータXは、4、5、又は、6という値であるとき、基地局からWTへ通信されるような許容された最大のアップリンクレートの値、及び/又はレギュラー若しくはフラッシュという割り当てのタイプに応じて2種類のアップリンクレート選択肢を指示する場合があることに注意すべきである。
次に、第28図の実施例を検討する。第28図はアップリンクのトラヒックチャネルの例示的なセグメント2802を説明している。トラヒックチャネルの例示的なセグメント2802の構造は、14個のトーン×56個のOFDMトーンシンボルのインデックスからなり、112個の順序付けられたトーンハーフスロットにさらに分割されている第21図のトラヒックチャネルの例示的なセグメント2102の構造であってもよい。BSが割り当てた最大のレート選択肢のインディケータがアップリンクの最大のレート選択肢の5又は6を指示し、割り当てにレギュラー割り当てを用い、WTがアップリンクのレート選択肢5を使用することに決定したと仮定する。或いは、最大のレート選択肢のインディケータがアップリンクの最大のレート選択肢の7を指示し、割り当てにレギュラー割り当てを用い、WTがレート選択肢6を使用することに決定したと仮定する。或いは、最大のレート選択肢のインディケータがアップリンクの最大のレート選択肢の7を指示し、割り当てにフラッシュ割り当てを用い、WTがアップリンクのレート選択肢6を使用することに決定したと仮定する。上記のシナリオの何れの場合でも、WTは、例えば、表2400から、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの帯域内インディケータXが5に設定されることを決定する。その後、セグメント2802のk=0,111であるトーンハーフスロットk毎に、WTは、所与のトーンハーフスロットkに対する相対インデックス値jに関して、変調シンボルスケーリングのS2レベルが割り当てられるべき1個のトーンシンボルを決定する。表2550に収容されている情報はこの決定に使用されうる。凡例2804は、斜行平行線の陰影付きで示されているようなOFDMトーンシンボル2806がスケーリング係数S2を使用すべきであり、陰影無しで示されているようなトーンシンボル2808がスケーリング係数S1を使用すべきであることを示している。
種々の上記の実施形態におけるアップリンクのトラヒックチャネルの所与のセグメントに対し、各トーンハーフスロットはアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの同じ帯域内インディケータ、したがって、同じレート選択肢の情報を伝達する。レート選択肢の情報を伝達するためにセグメントの各トーンハーフスロットを利用することにより、セグメントのため使用される2つの変調シンボルスケーリング係数の間の電力レベルの差は、レート選択肢の情報がセグメントのトーンハーフスロットの一部だけで伝達されるならば、同じレベルの検出能力を実現するために必要とされることになるレベルより低いレベルで設定されうる。幾つかのその他の実施形態では、アップリンクのトラヒックチャネルの一部分が本発明の方法を使用してセグメントのためのアップリンクのレート選択肢の情報を伝達するために使用され、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの異なる部分はセグメントのためのアップリンクのレート選択肢の情報を伝達するために使用されない。
第29図は、本発明による2つのタイプのアップリンクのトラヒックチャネルの割り当てシグナリング技術を説明する表2900を含む。幾つかの実施形態では、様々な符号化及び/又は変調技術が様々な割り当てシグナリング技術のため使用される。第1列2902は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの割り当てのため使用されるダウンリンクのトラヒック制御のサブチャネルのタイプ、すなわち、レギュラー又はフラッシュの一覧を表す。第2列2904は、フィールド名情報及びフィールドに対応するビット数を含むWTの割り当ての識別情報を収容する。第3列2906は、フィールド名情報及びフィールドに対応するビット数を含む最大のレートの情報を収容する。行2908は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの割り当て情報を提供するため使用されているレギュラーのダウンリンクトラヒック制御のサブチャネルのセグメントが、割り当ての対象とされたWTを特定するために使用される5ビットのON IDフィールドと、割り当てられたWTが対応するアップリンクのトラヒックチャネルの割り当てられたセグメントで使用することを許可された最大のレート選択肢を特定するために使用される3ビットのレート選択肢フィールドとを含むことを特定する情報を含む。行2910は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの割り当て情報を提供するため使用されているフラッシュのダウンリンクトラヒック制御のサブチャネルのセグメントが、割り当ての対象とされたWTを特定するために使用される5ビットのON IDフィールドと、割り当てられたWTが対応するアップリンクのトラヒックチャネルの割り当てられたセグメントで使用することを許可されたアップリンクの最大のレート選択肢を特定するためにWTによって使用可能である情報をBSからWTへ伝達するため使用される1ビットの輻輳表示フィールドを含むことを特定する情報を含む。
第29図は、アップリンクのトラヒックチャネルの対応するセグメントのためのレギュラーのDLトラヒック制御のサブチャネルのセグメントのレート選択肢フィールドで伝達された最大のレート選択肢の情報をさらに特定する付加的な情報を提供する表2930をさらに含む。第1列2902は、レート選択肢フィールドの3ビット値によって伝達可能であるレート選択肢の値の一覧(0,1,2,3,4,5,6,7)を表す。第2列2904は、各レート選択肢の値によってBSからWTへ伝達される情報の一覧を表す。レート選択肢の値(0,1,2,3,4,5,6,7)は、WTがアップリンクのトラヒックチャネルの対応するセグメントのために使用することを許可されたWTのアップリンクの最大のレート選択肢がそれぞれレート選択肢(0,1,2,3,4,5,6,7)であることを伝達する。
第29図は、アップリンクのトラヒックチャネルの対応するセグメントのためのフラッシュのDLトラヒック制御のサブチャネルのセグメントの輻輳表示フィールドで伝達された最大のレート選択肢の情報をさらに特定する付加的な情報を提供する表2950をさらに含む。第1列2952は、輻輳表示フィールドの1ビット値によって伝達可能である輻輳表示値の一覧(0,1)を表す。第2列2954は、各輻輳表示値によってBSからWTへ伝達される情報の一覧を表す。輻輳表示値は、アップリンクのトラヒックチャネルの対応するセグメントのためにWTによって使用されうる最大の無線アップリンクのレート選択肢を表す。例えば、輻輳表示値0は、WTに課された追加的な制約に従って、WTがアップリンクの最大のレート選択肢3を許可されていることを表し、輻輳表示値1は、WTに課された追加的な制約に従って、WTがアップリンクの最大のレート選択肢7を許可されていることを表す。WTはビーコン測定を実行し、ジェネリックビーコン比率のレポートを生成する。本発明によれば、輻輳表示値は、WTによって実行された条件のレポート、例えば、ジェネリックビーコン比率のレポートに応じて、様々な意味を持つ。条件のレポートは、ビーコン信号を受信するWTによって決定されるような、例えば、ジェネリックビーコン比率のレポート、すなわち、WTに関するサービス中の基地局セクターのダウンリンクビーコン信号の受信電力と、他の干渉中の各基地局セクターのダウンリンクビーコン信号の受信電力の合計との比率でもよい。ビーコン比率のレポートの出力値は、例えば、考えられるレベルである−6dB、−4dB、−2dB、0dB、1dB、2dB、3dB、4dB、6dB、8dB、10dB、12dB、14dB、16dB、18dB、20dBに量子化されうる。輻輳表示値が0であり、WTから送信されたジェネリックビーコン比率のレポートが1dB未満の比率を表すならば、WTがアップリンクのトラヒックチャネルの対応するセグメントのために使用することを許可されているWTのアップリンクの最大のレート選択肢はレート選択肢0である。輻輳表示値が0であり、ジェネリックビーコン比率のレポートが1dB乃至4dBの比率を表すならば、WTがアップリンクのトラヒックチャネルの対応するセグメントのために使用することを許可されているWTのアップリンクの最大のレート選択肢はレート選択肢1である。輻輳表示値が0であり、WTから送信されたジェネリックビーコン比率のレポートが6dB乃至12dBの比率を表すならば、WTがアップリンクのトラヒックチャネルの対応するセグメントのために使用することを許可されているWTのアップリンクの最大のレート選択肢はレート選択肢2である。輻輳表示値が0であり、ジェネリックビーコン比率のレポートが12dBより大きな比率を表すならば、WTがアップリンクのトラヒックチャネルの対応するセグメントのために使用することを許可されているWTのアップリンクの最大のレート選択肢はレート選択肢3である。輻輳表示値が1であり、WTから送信されたジェネリックビーコン比率のレポートが1dB未満の比率を表すならば、WTがアップリンクのトラヒックチャネルの対応するセグメントのために使用することを許可されているWTのアップリンクの最大のレート選択肢はレート選択肢3である。輻輳表示値が1であり、ジェネリックビーコン比率のレポートが1dB乃至4dBの比率を表すならば、WTがアップリンクのトラヒックチャネルの対応するセグメントのために使用することを許可されているWTのアップリンクの最大のレート選択肢はレート選択肢3である。輻輳表示値が1であり、WTから送信されたジェネリックビーコン比率のレポートが6dB乃至12dBの比率を表すならば、WTがアップリンクのトラヒックチャネルの対応するセグメントのために使用することを許可されているWTのアップリンクの最大のレート選択肢はレート選択肢5である。輻輳表示値が1であり、ジェネリックビーコン比率のレポートが12dBより大きな比率を表すならば、WTがアップリンクのトラヒックチャネルの対応するセグメントのために使用することを許可されているWTのアップリンクの最大のレート選択肢はレート選択肢7である。
第30図は、例示的なQPSKのコンステレーションマッピングに対応する表3000と、例示的なQAM16のコンステレーションマッピングに対応する表3050とを含む。表3000は、スケール係数1.000000を使用する例示的なQPSKコンステレーションマッピングを含み、複素シンボル((1,1)、(1,−1)、(−1,1)及び(−1,−1))にそれぞれマップされた4個の例示的なビットパターン(00,01,10,11)を表す。表3000は、QPSKマッピングの場合に、所与のスケール係数が適用されると、4個の可能性の有る変調シンボルのそれぞれが複素シンボルの絶対値に関して同じ出力レベルを有し、例えば、スケール係数1.000000のとき、4個の各変調シンボルは√2の絶対値を有することを示している。したがって、レート選択肢の情報を伝達するために、本発明に従って、QPSKコンステレーションマッピングがアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのため使用され、2個のスケーリング係数が使用されるとき、2個の部分集合の変調シンボルの間のdB表現の電力レベルに関するマージンは均一であり、例えば、より小さなスケーリングを使用するセグメントの変調シンボルは、より高いスケーリングを使用するセグメントの任意の他の変調シンボルとdB表現で同じ電力差を有する。
表3050は、スケール係数1/√5=0.447214を使用する典型的なQAM16のコンステレーションマッピングを含み、0.447214によってスケールされた複素シンボル((1,−3)、(1,−1)、(1,3)、(1,1)、(3,−3)、(3,−1)、(3,3)、(3,1)、(−1,−3)、(−1,−1)、(−1,3)、(−1,1)、(−3,−3)、(−3,−1)、(−3,3)、(−3,1))にそれぞれマップされた16個の例示的なビットパターン(0000,0001,0010,0011,0100,0101,0110,0111,1000,1001,1010,1011,1100,1101,1110,1111)を表す。表3050は、QAM16のマッピングの場合に、所与のスケール係数が適用されると、4個の可能性の有る変調シンボルの第1の集合が複素シンボルの絶対値に関して同じ第1の出力レベルを有し、4個の可能性の有る変調シンボルの第2の集合が複素シンボルの絶対値に関して同じ第2の出力レベルを有し、8個の可能性の有る変調シンボルの第3の集合が複素シンボルの絶対値に関して同じ第3の出力レベルを有することを示している。例えば、絶対値√(2/5)をもつ第1の集合のメンバーである複素シンボル(1/√5,1/√5)に対応するビットパターン(0011)、絶対値√(18/5)をもつ第2の集合のメンバーである複素シンボル(3/√5,−3/√5)に対応するビットパターン(0100)、プレスケーリング絶対値√(10/5)をもつ第3の集合のメンバーである複素シンボル(1/√5,−3/√5)に対応するビットパターン(0000)を考える。QAM16のコンステレーションマッピングがアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのために使用されるとき、セグメントのための所与の変調シンボル又は変調シンボルの組み合わせの送信のために使用される実際の電力は、通信中の1個又は複数のビットパターンに依存する。その上、本発明によれば、レート選択肢の情報を伝達するために2個のスケーリング係数が使用されるとき、所与のセグメントのための実際のエネルギーマージンは通信中のデータパターンに依存する。それぞれが同じ所与のセグメントの異なる部分集合のため使用されるべき単一の値を表現するスケーリング係数S1及びS2は、所与の平均セグメントのために1トーン単位で設定されることに注意されたい。QAM16変調を使用するときに、エネルギー差によって伝達されたレート選択肢の情報を成功裡に復元する能力を、所与のセグメントのための実際のビットパターンは改変することが可能である。しかし本発明によれば、復元に失敗したセグメントの再送信の方法は、同じ情報を伝達するときに、典型的には送信ビットパターンを変更し、レート選択肢の情報が再送信中に成功裡に復元される可能性を高める。
第31図は、例示的な割り当て及びアップリンクのトラヒックチャネルの対応する例示的なセグメントを説明する図3100である。水平軸3102は時間を表現する。2つのタイプの割り当て、すなわち、レギュラー型の割り当て及びフラッシュ型の割り当てが示され、割り当ての各タイプは異なる符号化及び変調方法を使用する。幾つかの実施形態では、所与の基地局に関して、フラッシュ割り当ての信号の電力レベルはレギュラー割り当ての信号の電力レベルより高い。典型的なレギュラー型の割り当ては、最大レートのインディケータ値を指定する3ビットを含み、レギュラー型の割り当てが8種類の最大レートのインディケータの選択肢に対応する8種類の値、例えば、システムによってサポートされているアップリンクのレート選択肢毎に1個ずつの、例えば、レート選択肢0,1,2,3,4,5,6,7を区別することを可能にさせる。典型的なフレッシュ型の割り当ては、最大レートのインディケータ値を指定する1ビットを含み、フラッシュ型の割り当てが、2個の最大レートのインディケータの選択肢に対応する2種類の値、例えば、システムによってサポートされているアップリンクの最大のレート選択肢に対応する1個の値である、例えば、レート選択肢7と、システムによってサポートされているアップリンクの中間のレート選択肢に対応する1個の値、例えば、レートオプション3とを区別することを可能にさせる。各割り当て(レギュラー割り当て3102、レギュラー割り当て3104、レギュラー割り当て3106、フラッシュ割り当て3108、レギュラー割り当て3110、フラッシュ割り当て3112)は、アップリンクのトラヒックチャネル(UL TCH)の対応するセグメント(UL TCHセグメント1 3502、UL TCHセグメント2 3504、UL TCHセグメント3 3506、UL TCHセグメント4 3508、UL TCHセグメント5 3510、UL TCHセグメント6 3512)とそれぞれ関連付けられている。基本的なタイミング/周波数の構造及び割り当てとアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントとの間の関連性は、周期的に反復する。最大レートインディケータの情報を含む割り当ては、アップリンクの割り当てられているセグメントに一定のタイミング関係を有する所定の周期的な送信スケジュールに従って基地局によって送信される。アップリンクのトラヒックチャネル(UL TCH)の対応するセグメント(UL TCHセグメント1 3502’、UL TCHセグメント2 3504’、UL TCHセグメント3 3506’、UL TCHセグメント4 3508’、UL TCHセグメント5 3510’、UL TCHセグメント6 3512’)とそれぞれ関連付けられている割り当て(レギュラー割り当て3102’、レギュラー割り当て3104’、レギュラー割り当て3106’、フラッシュ割り当て3108’、レギュラー割り当て3110’、フラッシュ割り当て3112’)は、割り当ての集合(3102,3104,3106,3108,3110,3112)とアップリンクのトラヒックチャネルの対応するセグメント(3502,3504,3506,3508,3510,3512)の反復を表現している。第30図の例では、反復構造中にアップリンクのトラヒックチャネルの6個のセグメントが存在する。他の実施形態では、反復構造中にアップリンクのトラヒックチャネルの異なる個数のセグメントが存在してもよく、例えば、レギュラー割り当てに対応するアップリンクのトラヒックチャネルの49個のインデックス付きのセグメントと、フラッシュ割り当てに対応するアップリンクのトラヒックチャネルの28個のインデックス付きのセグメントとを備えるアップリンクのトラヒックチャネルの77個のインデックス付きのセグメントがタイミング及び周波数の構造中に存在してもよい。
第32図は、本発明に従って、無線通信システム内の無線端末を作動させる例示的な方法のフローチャート3200である。例えば、無線通信システムは、基地局がアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのためのアップリンクの最大のレートのインディケータ値を通知し、受信され指示された最大のアップリンクデータレート選択肢以下である選択されたデータレート選択肢を使用して、アップリンクのトラヒックチャネルの割り当てられたセグメントで、WTがデータを送信するOFDMスペクトル拡散多元接続無線通信システムであってもよい。このような例示的なOFDMシステムでは、基本伝送単位は、1個のOFDMシンボル伝送期間の間に1個のトーンと関連付けられたエアーリンクのリソースを表現するOFDMトーンシンボルである場合がある。
動作方法はステップ3202で開始し、WTは電源を投入され初期化される。ステップ3202において、WTは、システム内の複数の基地局のうちの1台、例えば、WTが現在位置しているセルに対応する基地局に登録してもよく、例えば、基地局が割り当てた無線端末の識別子を受信して、動作のON状態に移されてもよい。動作はステップ3202からステップ3204へ進む。
ステップ3204において、WTは、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメント、例えば、再帰的な態様で反復する一定数の所定のトラヒックチャネルのインデックス付きのセグメントを含むアップリンクのタイミング/周波数の構造内のアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントに対応する最大レートの選択肢のインディケータ値を含むアップリンクのトラヒックチャネルの割り当てを受信するために作動される。その後、ステップ3206において、WTは、例えば、割り当て情報の一部として含まれているWT識別子フィールドの内容を調べ、復元された情報をWTのBSが割り当てたWTの識別子と比較することにより、受信割り当てがこのWT自身宛であるか、又は、基地局に登録されている別のWT宛であるかを判定する。
割り当てがこのWT自身宛ではないならば、動作はステップ3206からステップ3204へ戻り、WTは他の割り当てを受信し処理する。割り当てがWT宛であるならば、動作はステップ3206から、割り当てに関係した動作のためのステップ3208、及び、さらなる割り当てを受信し処理するためにステップ3204へ進む。
ステップ3208において、WTは、アップリンクのチャネルの割り当てられたセグメントで送信されたデータに関する伝送レート情報を提供するアップリンクのレート選択肢の情報を指示する、アップリンクのチャネルの割り当てられたセグメントのための、インディケータ値を判定するために作動される。ステップ3208は、WTが、受信された最大のレート選択肢の値が第1の値の集合と第2の値の集合のどちらからの値であるかを判定するサブステップ3210を含む。例えば、受信された最大のレート選択肢の値に関して、例示的な第1の値の集合は、値の集合{0,1,2,3,4,5,6}であってもよく、例示的な第2の値の集合は値{7}であってもよい。受信された最大のレート選択肢が第1の値の集合から生じるならば、動作はサブステップ3212へ進むが、受信された最大のレート選択肢の値が第2の値の集合から生ずるならば、動作はサブステップ3214へ進む。
サブステップ3212において、WTは、受信された最大のレート選択肢の値以下であるレート選択肢を選択する。その後、ステップ3216において、WTは、第1の関数を使用して選択されたレート選択肢からインディケータ値へのマッピングを決定する。幾つかの実施形態では、第1の関数はアップリンクのチャネルのセグメントに対応する割り当てのタイプ、例えば、レギュラー又はフラッシュの関数でもある。例えば、選択されたレート選択肢からインディケータ値へマッピングする例示的な第1の関数は、レギュラー型の割り当てに対応する(0,1,2,3,4,5,6)−>(0,1,2,3,4,5,6)であってもよく、フラッシュ型の割り当てに対応する(0,1,2,3,5,6)−>(0,1,2,3,5,6)であってもよく、このマッピング関数はサブステップ3216においてWTによって使用される場合もある。
サブステップ3214において、WTは、受信された最大のレート選択肢の値以下であるレート選択肢を選択する。その後、ステップ3218において、WTは、第2の関数を使用して選択されたレート選択肢の値からインディケータ値へのマッピングを決定する。例えば、選択されたレート選択肢からインディケータ値へマッピングする例示的な第2の関数は、(0,1,2,3,5,6,7)−>(0,1,2,3,4,5,6)であってもよく、このマッピング関数はサブステップ3218においてWTによって使用される場合もある。
動作は、サブステップ3216又はサブステップ3218からサブステップ3220へ進む。サブステップ3220において、WTは、アップリンクの判定されたレート選択肢の情報を、データと共に、アップリンクのチャネルのセグメントで指示するために作動される。幾つかの実施形態では、サブステップ3220はサブステップ3222を含む。サブステップ3222において、無線端末は、インディケータ値を通信するためにセグメント内のエネルギーパターンを使用する。他の実施形態では、選択されたレート選択肢のマップされた値であるインディケータ値は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの異なる方法を使用するシグナリング、例えば、所定の符号化及び変調方式を使用する変調シンボルのコンステレーションの値によってインディケータを表現する符号化ビットを伝達するアップリンクのトラヒックチャネルのセグメント内の符号化されたサブブロックに含まれる。
動作はステップ3208からステップ3224へ進む。ステップ3224において、WTはアップリンクのチャネルの割り当てられたセグメントのエアーリンクのリソースを使用してアップリンク信号を送信するために作動され、アップリンク信号はデータ及び対応するレート選択肢の情報を含む。
幾つかの実施形態では、インディケータ値はN個の可能な値のうちの1つであり、WTによってサポートされているアップリンクデータレートの選択肢の総数はNより大きく、ここで、Nは1より大きい正整数である。例えば、Nは7に等しくてもよく、無線端末によってサポートされているアップリンクデータレートの選択肢の総数は8であってもよい。
種々の実施形態では、アップリンクのセグメントは複数の伝送単位を含み、インディケータ値はN個の可能なインディケータ値のうちの1つであり、N個の可能な各インディケータ値はセグメント内の伝送単位の別々の部分集合に対応し、インディケータ値は、より大きな電力スケール係数を、通信されているインディケータ値に対応する上記セグメント内の伝送単位の部分集合に適用することによって通信される。幾つかのこのような実施形態では、伝送単位のN個の異なる各部分集合は、N個の異なる部分集合のうちの最大で1個に対応する各伝送単位とは重ならない。幾つかのこのような実施形態では、セグメント内の全ての伝送単位が、N個の異なる部分集合の組み合わせから形成された部分集合の集合に含まれている。
幾つかの実施形態では、伝送単位はOFDMトーンシンボルである。幾つかのこのような実施形態では、アップリンクのチャネルのセグメント、例えば、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントは、複数のトーンハーフスロット、例えば、112個のトーンハーフスロットを含み、各トーンハーフスロットは、同じトーンに対応する所定数の、例えば、7個の一時的な連続トーンシンボルを含み、該トーンハーフスロットはトーンハーフスロットの所定のインデックス値kを保有し、一のトーンハーフスロット内の各トーンシンボルはトーンシンボルの相対的なインデックスjによって特定され、式j=MOD(k+X,7)はN個のインディケータ値のうちの1個に対応するトーンシンボルの部分集合に属するトーンハーフスロット内のトーンシンボルを特定し、各トーンハーフスロット内の1個のトーンシンボルは通信されているインディケータ値に対応し、ここで、Xは通信されているインディケータ値であり、Xは0乃至6の範囲に入る整数であり、jは0乃至6の範囲に入る整数であり、kは、0から、セグメント内のトーンハーフスロットの総数−1までの範囲、例えば、0乃至111の範囲に入る整数である。
幾つかの実施形態では、伝送単位はOFDMトーンシンボルである。幾つかのこのような実施形態では、アップリンクのチャネルのセグメント、例えば、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントは、複数のトーンハーフスロット、例えば、112個のトーンハーフスロットを含み、各トーンハーフスロットは、同じトーンに対応する所定数の、例えば、7個の一時的な連続トーンシンボルを含み、トーンハーフスロットはトーンハーフスロットの所定のインデックス値kを保有し、該トーンハーフスロット内の各トーンシンボルはトーンシンボルの相対的なインデックスjによって特定され、式j=MOD(k−X,7)はN個のインディケータ値のうちの1個に対応するトーンシンボルの部分集合に属するトーンハーフスロット内のトーンシンボルを特定し、各トーンハーフスロット内の1個のトーンシンボルは通信されているインディケータ値に対応し、ここで、Xは通信されているインディケータ値であり、Xは0乃至6の範囲に入る整数であり、jは0乃至6の範囲に入る整数であり、kは、0から、セグメント内のトーンハーフスロットの総数−1までの範囲、例えば、0乃至111の範囲に入る整数である。
幾つかの実施形態では、伝送単位はOFDMトーンシンボルである。幾つかのこのような実施形態では、アップリンクのチャネルのセグメント、例えば、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントは、複数のトーンハーフスロット、例えば、n個のトーンハーフスロットを含み、各トーンハーフスロットは、同じトーンに対応する所定数の、例えば、m個の一時的な連続トーンシンボルを含み、該トーンハーフスロットはトーンハーフスロットの所定のインデックス値kを保有し、トーンハーフスロット内の各トーンシンボルはトーンシンボルの相対的なインデックスjによって特定され、式j=MOD(k+X,m)はN個のインディケータ値のうちの1個に対応するトーンシンボルの部分集合に属するトーンハーフスロット内のトーンシンボルを特定し、各トーンハーフスロット内の1個のトーンシンボルは通信されているインディケータ値に対応し、ここで、Xは通信されているインディケータ値であり、Xは0乃至m−1の範囲に入る整数であり、jは0乃至m−1の範囲に入る整数であり、kは、0から、セグメント内のトーンハーフスロットの総数−1までの範囲、すなわち、n−1の範囲に入る整数であり、ここで、nは2以上の正整数であり、mは4以上の正整数である。幾つかのこのような実施形態では、m=7である。
幾つかの実施形態では、伝送単位はOFDMトーンシンボルである。幾つかのこのような実施形態では、アップリンクのチャネルのセグメント、例えば、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントは、複数のトーンハーフスロット、例えば、n個のトーンハーフスロットを含み、各トーンハーフスロットは、同じトーンに対応する所定数の、例えば、m個の一時的な連続トーンシンボルを含み、該トーンハーフスロットはトーンハーフスロットの所定のインデックス値kを保有し、トーンハーフスロット内の各トーンシンボルはトーンシンボルの相対的なインデックスjによって特定され、式j=MOD(k−X,m)はN個のインディケータ値のうちの1個に対応するトーンシンボルの部分集合に属するトーンハーフスロット内のトーンシンボルを特定し、各トーンハーフスロット内の1個のトーンシンボルは通信されているインディケータ値に対応し、ここで、Xは通信されているインディケータ値であり、Xは0乃至m−1の範囲に入る整数であり、jは0乃至m−1の範囲に入る整数であり、kは、0から、セグメント内のトーンハーフスロットの総数−1までの範囲、すなわち、n−1の範囲に入る整数であり、ここで、nは2以上の正整数であり、mは4以上の正整数である。幾つかのこのような実施形態では、m=7である。
第38図は、本発明に従って、無線通信システム内の無線端末を作動させる例示的な方法のフローチャート3800である。例えば、無線通信システムは、基地局がアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのためのアップリンクの最大のレートのインディケータ値を通知し、受信され指示された最大のアップリンクデータレート選択肢以下である選択されたデータレート選択肢を使用してアップリンクのトラヒックチャネルの割り当てられたセグメントでWTがデータを送信するOFDMスペクトル拡散多元接続無線通信システムであってもよい。このような例示的なOFDMシステムでは、基本伝送単位は、1個のOFDMシンボル伝送期間の間に1個のトーンと関連付けられたエアーリンクのリソースを表現するOFDMトーンシンボルであってもよい。
動作方法はステップ3802で開始し、WTは電源が投入され初期化される。ステップ3802において、WTは、システム内の複数の基地局のうちの1台、例えば、WTが現在位置しているセルに対応する基地局に登録してもよく、例えば、基地局が割り当てた無線端末の識別子を受信して、動作のON状態に移されてもよい。動作はステップ3802からステップ3804へ進む。
ステップ3804において、WTは、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメント、例えば、再帰的な態様で反復する一定数の所定のトラヒックチャネルのインデックス付きのセグメントを含むアップリンクのタイミング/周波数の構造内のアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントに対応する最大レートの選択肢のインディケータ値を含むアップリンクのトラヒックチャネルの割り当てを受信するために作動される。その後、ステップ3806において、WTは、例えば、割り当て情報の一部として含まれているWTの識別子フィールドの内容を調べ、復元された情報をWTのBSが割り当てたWTの識別子と比較することにより、受信された割り当てがこのWT自身宛であるか、又は、基地局に登録されている別のWT宛であるかを判定する。
割り当てがこのWT自身宛ではないならば、動作はステップ3806からステップ3804へ戻り、WTは他の割り当てを受信し処理する。割り当てがWT宛であるならば、動作はステップ3806から、割り当てに関係した動作のためのステップ3808、及び、さらなる割り当てを受信し処理するためにステップ3804へ進む。
ステップ3808において、アップリンクのチャネルの割り当てられたセグメントで送信されたデータに関する伝送レート情報を提供するアップリンクのレート選択肢の情報を指示する、アップリンクのチャネルの割り当てられたセグメントのためのインディケータ値を判定するために、WTは作動される。ステップ3808は、WTが、受信された割り当てが第1のタイプの割り当て、例えば、レギュラー型の割り当てであるか、又は、第2のタイプの割り当て、例えば、フラッシュ型の割り当てであるかどうかを判定するサブステップ3810を含む。受信された割り当てが第1のタイプの割り当てであるならば、動作はサブステップ3810からサブステップ3812へ進むが、受信された割り当てが第2のタイプの割り当てであるならば、動作はサブステップ3810からサブステップ3814へ進む。
サブステップ3812において、WTは、受信された最大のレート選択肢の値が第1の値の集合と第2の値の集合のどちらからの値であるかを判定する。例えば、受信された最大のレート選択肢の値に関して、例示的な第1の値の集合は、値の集合{0,1,2,3,4,5,6}であってもよく、例示的な第2の値の集合は値{7}であってもよい。受信された最大のレート選択肢が第1の値の集合から生じるならば、動作はサブステップ3812へ進むが、受信された最大のレート選択肢の値が第2の値の集合から生ずるならば、動作はサブステップ3818へ進む。
サブステップ3216において、受信された最大のレート選択肢の値以下であり、かつ、第1の集合と関連付けられたレート選択肢の集合内のレート選択肢をWTは選択する。例えば、WTは、基地局から通信された受信された最大のレート選択肢の値以下であるレート選択肢の集合{0,1,2,3,4,5,6}内のアップリンクデータレートの選択肢を選択してもよい。その後、ステップ3820において、WTは、第1の関数を使用して選択されたレート選択肢からインディケータ値へのマッピングを決定する。例えば、選択されたレート選択肢からインディケータ値へマッピングする例示的な第1の関数は、(0,1,2,3,4,5,6)−>(0,1,2,3,4,5,6)であってもよく、このマッピング関数はサブステップ3820においてWTによって使用されてもよい。
サブステップ3818において、WTは、受信された最大のレート選択肢の値以下であり、かつ、第2の集合と関連付けられたレート選択肢の集合内のレート選択肢を選択する。例えば、WTは、基地局へ通信された受信された最大のレート選択肢の値以下であるレート選択肢の集合{0,1,2,3,5,6,7}内のアップリンクデータレートの選択肢を選択してもよい。その後、ステップ3822において、WTは、第2の関数を使用して選択されたレート選択肢からインディケータ値へのマッピングを決定する。例えば、選択されたレート選択肢からインディケータ値へマッピングする例示的な第2の関数は、(0,1,2,3,5,6,7)−>(0,1,2,3,4,5,6)であってもよく、このマッピング関数はサブステップ3822においてWTによって使用されてもよい。
サブステップ3814において、WTは、受信された最大のレート選択肢の値以下であり、かつ、第2のタイプの割り当てと関連付けられたレート選択肢の集合内のレート選択肢を選択する。幾つかの実施形態では、第2のタイプの割り当てと関連付けられたレート選択肢の集合は、第2の集合と関連付けられたレート選択肢の集合と同じである。例えば、WTは、基地局へ通信された受信された最大のレート選択肢の値以下であるレート選択肢の集合{0,1,2,3,5,6,7}内のアップリンクデータレートの選択肢を選択しうる。幾つかの実施形態では、ステップ3814におけるレート選択肢の選択は、干渉情報、例えば、ビーコン比率のレポートの使用を含む。例えば、基地局から通信された受信された最大のレート選択肢の値は、WTによって実行された干渉測定の関数としての見込まれる減少の影響を受ける場合があり、その結果として、受信された最大のレート選択肢の値以下である新しい最大のレート選択肢の値を生じ、その後に、WTは、例えば、通信すべきデータ量及び/又はデータの時間的な臨界性の関数として、アップリンクの使用すべきデータレート選択肢を選択し、選択されたアップリンクデータレートの選択肢は新しい最大のレート選択肢の値以下である。動作はステップ3814からステップ3824へ進む。
サブステップ3824において、WTは、第3の関数を使用して選択されたレート選択肢からインディケータ値へのマッピングを決定する。幾つかの実施形態では、ステップ3824の第3の関数は、ステップ3822で使用された第2の関数と同じである。例えば、選択されたレート選択肢からインディケータ値へマッピングする例示的な第3の関数は、(0,1,2,3,5,6,7)−>(0,1,2,3,4,5,6)であってもよく、このマッピング関数はサブステップ3224においてWTによって使用されてもよい。
動作は、サブステップ3820又はサブステップ3822又はサブステップ3824からサブステップ3826へ進む。サブステップ3826において、WTは、アップリンクの判定されたレート選択肢の情報を、データと共に、アップリンクのチャネルのセグメントで指示するために作動される。幾つかの実施形態では、サブステップ3826はサブステップ3828を含む。サブステップ3828において、無線端末は、インディケータ値を通信するためにセグメント内のエネルギーパターンを使用する。他の実施形態では、選択されマップされたレート選択肢の値であるインディケータ値は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの異なる方法を使用するシグナリング、例えば、所定の符号化及び変調方式を使用して変調シンボル値を伝達するアップリンクのトラヒックチャネルのセグメント内の符号化されたサブブロックに含まれる。幾つかのこのような実施形態では、インディケータ値を伝達するサブブロックは、非コヒーレント変調方法、例えば、零QPSK変調シンボルと非零QPSK変調シンボルの組み合わせを使用してもよく、一方、符号化されたユーザデータを伝達するアップリンクのセグメントの一部はコヒーレント変調方式を使用してもよい。
動作はステップ3226からステップ3840へ進む。ステップ3840において、WTはアップリンクのチャネルの割り当てられたセグメントのエアーリンクのリソースを使用してアップリンク信号を送信するために作動され、アップリンク信号はデータ及び対応するレート選択肢の情報を含む。
幾つかの実施形態では、インディケータ値はN個の可能な値のうちの1つであり、WTによってサポートされているアップリンクデータレートの選択肢の総数はNより大きく、ここで、Nは1より大きい正整数である。例えば、Nは7に等しくてもよく、無線端末によってサポートされているアップリンクデータレートの選択肢の総数は8であってもよい。
種々の実施形態では、アップリンクのセグメントは複数の伝送単位を含み、インディケータ値はN個の可能なインディケータ値のうちの1つであり、N個の可能な各インディケータ値はセグメント内の伝送単位の別々の部分集合に対応し、インディケータ値は、より大きな電力スケール係数を、通信されているインディケータ値に対応する上記セグメント内の伝送単位の部分集合に適用することによって通信される。幾つかのこのような実施形態では、伝送単位のN個の異なる各部分集合は、N個の異なる部分集合のうちの最大で1個に対応する各伝送単位と重ならない。幾つかのこのような実施形態では、セグメント内の全ての伝送単位が、N個の異なる部分集合の組み合わせから形成された部分集合の集合に含まれている。
幾つかの実施形態では、伝送単位はOFDMトーンシンボルである。幾つかのこのような実施形態では、アップリンクのチャネルのセグメント、例えば、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントは、複数のトーンハーフスロット、例えば、112個のトーンハーフスロットを含み、各トーンハーフスロットは、同じトーンに対応する所定数の、例えば、7個の一時的な連続トーンシンボルを含み、該トーンハーフスロットはトーンハーフスロットの所定のインデックス値kを保有し、一のトーンハーフスロット内の各トーンシンボルはトーンシンボルの相対的なインデックスjによって特定され、式j=MOD(k+X,7)はN個のインディケータ値のうちの1個に対応するトーンシンボルの部分集合に属するトーンハーフスロット内のトーンシンボルを特定し、各トーンハーフスロット内の1個のトーンシンボルは通信されているインディケータ値に対応し、ここで、Xは通信されているインディケータ値であり、Xは0乃至6の範囲に入る整数であり、jは0乃至6の範囲に入る整数であり、kは、0から、セグメント内のトーンハーフスロットの総数−1までの範囲、例えば、0乃至111の範囲に入る整数である。
幾つかの実施形態では、伝送単位はOFDMトーンシンボルである。幾つかのこのような実施形態では、アップリンクのチャネルのセグメント、例えば、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントは、複数のトーンハーフスロット、例えば、112個のトーンハーフスロットを含み、各トーンハーフスロットは、同じトーンに対応する所定数の、例えば、7個の一時的な連続トーンシンボルを含み、該トーンハーフスロットはトーンハーフスロットの所定のインデックス値kを保有し、一のトーンハーフスロット内の各トーンシンボルはトーンシンボルの相対的なインデックスjによって特定され、式j=MOD(k−X,7)はN個のインディケータ値のうちの1個に対応するトーンシンボルの部分集合に属するトーンハーフスロット内のトーンシンボルを特定し、各トーンハーフスロット内の1個のトーンシンボルは通信されているインディケータ値に対応し、ここで、Xは通信されているインディケータ値であり、Xは0乃至6の範囲に入る整数であり、jは0乃至6の範囲に入る整数であり、kは、0から、セグメント内のトーンハーフスロットの総数−1までの範囲、例えば、0乃至111の範囲に入る整数である。
幾つかの実施形態では、伝送単位はOFDMトーンシンボルである。幾つかのこのような実施形態では、アップリンクのチャネルのセグメント、例えば、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントは、複数のトーンハーフスロット、例えば、n個のトーンハーフスロットを含み、各トーンハーフスロットは、同じトーンに対応する所定数の、例えば、m個の一時的な連続トーンシンボルを含み、該トーンハーフスロットはトーンハーフスロットの所定のインデックス値kを保有し、一のトーンハーフスロット内の各トーンシンボルはトーンシンボルの相対的なインデックスjによって特定され、式j=MOD(k+X,m)はN個のインディケータ値のうちの1個に対応するトーンシンボルの部分集合に属するトーンハーフスロット内のトーンシンボルを特定し、各トーンハーフスロット内の1個のトーンシンボルは通信されているインディケータ値に対応し、ここで、Xは通信されているインディケータ値であり、Xは0乃至m−1の範囲に入る整数であり、jは0乃至m−1の範囲に入る整数であり、kは、0から、セグメント内のトーンハーフスロットの総数−1までの範囲、すなわち、n−1の範囲に入る整数であり、ここで、nは2以上の正整数であり、mは4以上の正整数である。幾つかのこのような実施形態では、m=7である。
幾つかの実施形態では、伝送単位はOFDMトーンシンボルである。幾つかのこのような実施形態では、アップリンクのチャネルのセグメント、例えば、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントは、複数のトーンハーフスロット、例えば、n個のトーンハーフスロットを含み、各トーンハーフスロットは、同じトーンに対応する所定数の、例えば、m個の一時的な連続トーンシンボルを含み、該トーンハーフスロットはトーンハーフスロットの所定のインデックス値kを保有し、一のトーンハーフスロット内の各トーンシンボルはトーンシンボルの相対的なインデックスjによって特定され、式j=MOD(k−X,m)はN個のインディケータ値のうちの1個に対応するトーンシンボルの部分集合に属するトーンハーフスロット内のトーンシンボルを特定し、各トーンハーフスロット内の1個のトーンシンボルは通信されているインディケータ値に対応し、ここで、Xは通信されているインディケータ値であり、Xは0乃至m−1の範囲に入る整数であり、jは0乃至m−1の範囲に入る整数であり、kは、0から、セグメント内のトーンハーフスロットの総数−1までの範囲、すなわち、n−1の範囲に入る整数であり、ここで、nは2以上の正整数であり、mは4以上の正整数である。幾つかのこのような実施形態では、m=7である。
第33図は、本発明に従って実施され、本発明の方法を使用する例示的な無線端末3300、例えば、移動ノードの図である。無線端末3300は、種々のエレメントがデータ及び情報を交換するため用いるバス3312を介して一緒に連結されている受信機3302、送信機3304、プロセッサ3306、ユーザI/O機器3308、及び、メモリ3310を含む。
受信機3302は受信アンテナ3303に連結され、無線端末3300は、この受信アンテナを介して、基地局から、割り当て信号を含むダウンリンク信号を受信可能であり、例えば、割り当て信号は、アップリンク、例えば、トラヒックチャネルの割り当てを含み、セグメントはアップリンクの最大のレート選択肢のインディケータの情報を含む。受信機3302は受信されたダウンリンク信号を復号化する復号器3314を含む。
送信機3304は送信アンテナ3305に連結され、WT3300は、この送信アンテナを介して、割り当てられたセグメントを使用して、アップリンク信号、例えば、アップリンクのリソース要求信号及びアップリンクのトラヒックチャネル信号のような信号を基地局へ送信できる。幾つかの実施形態では、同じアンテナが送信機3304と受信機3302の両方のため使用される。送信機3304は、符号化器モジュール3316、変調器モジュール3318、レート選択肢指示モジュール3320、及び、送信モジュール3322を含む。
符号化器モジュール3316は、アップリンクのレート選択肢に対応する符号化レートで、送信されるべきデータビットから生成される符号化ビットを生成する。変調器モジュール3318は、アップリンクのレート選択肢に対応する変調方法を使用して、符号化ビットを変調シンボルに変調する。例えば、WT3300は、WTに割り当てられたアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのためにアップリンクの特定のデータレート選択肢を使用することを選択していたかもしれず、選択されたデータレート選択肢は符号化レート及び変調方法に対応している。対応する符号化レートの情報は、情報ビットとも呼ばれることがあるデータビットの集合の符号化されたビットの集合への符号化、例えば、セグメントのブロック符号化を実行するために符号化器モジュール3316によって使用される。対応する変調方法、例えば、QPSK又はQAM16は、符号化器モジュール3316から出力された符号化されたビットを変調器モジュール3318を用いて変調シンボル値にマッピングするために使用されるコンステレーションを決定する。
レート選択肢指示モジュール3320は、アップリンクの伝送セグメント毎に、アップリンクの伝送セグメントに対応するデータの符号化のために使用されるアップリンクのレート選択肢の指標を生成する。幾つかの実施形態では、レート選択肢指示モジュール3320は、スケーリングモジュール3324及び符号化ビットモジュール3326のうちの一方を含む。スケーリングモジュール3324は、アップリンクのトラヒックチャネルの所与のセグメントに関して、インディケータ値を通信するセグメント内のエネルギーパターンを生成するために、変調モジュール3318から出力された変調シンボルの少なくとも幾つかを、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントに対応する決定されたレート選択肢のインディケータ値に応じて拡大縮小する。符号化ビットモジュール3326は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメント内のシンボルのコンステレーション値として送信された、レート選択肢のインディケータ値を指示する符号化されたビットを含むことにより、アップリンクのレート選択肢の指標を生成する。
送信モジュール3322、例えば、送信機3304の電力増幅器の出力段は、データビットと、送信セグメントに対応するアップリンクのレート選択肢のインディケータとの両方を伝達する送信変調シンボルを送信する。例えば、スケーリングモジュール3324を使用する実施形態では、送信変調シンボルは、変調モジュール3318からの出力された変調シンボルに対応してもよいが、変調モジュール3318からの出力された変調シンボルの部分集合はモジュール3324によって再スケーリングされている。符号化ビットモジュール3326を使用する幾つかの実施形態では、送信変調シンボルは、符号化されたインディケータのビットを伝達するシンボルと、符号化されたインディケータのビットを伝達するシンボルとに分割されてもよい。符号化ビットモジュール3326を使用する他の実施形態では、送信モジュールのシンボルの少なくとも一部は、符号化されたデータビットと符号化されたインディケータのビットの両方を伝達してもよい。
例えば、ディスプレイ、スピーカー、マイクロホン、カメラ、キーパッド、キーボード、マウス、制御スイッチなどのユーザI/O機器3308は、WT3300のユーザが、データ/情報を入力し、データ/情報を出力し、例えば、電源を投入する、発呼するなどの機能を制御することを可能にさせる。 メモリ3310は、ルーチン3328及びデータ/情報3330を含む。プロセッサ3306、例えば、CPUは、WT3300の動作を制御し、本発明の方法を実装するために、ルーチン3328を実行し、メモリ3310内のデータ/情報3330を使用する。ルーチン3328は、通信ルーチン3322及びWT制御ルーチン3334を含む。通信ルーチン3332はWT3300によって実装される通信プロトコルを実装する。WT制御ルーチン3334は、受信機制御モジュール3336、送信機制御モジュール3338、ユーザインタフェース制御モジュール3340、及び、インディケータ値決定モジュール3342を含む。受信機制御モジュール3336は受信機3302の動作を制御し、送信機制御モジュールは送信機3304の動作を制御し、ユーザインタフェース制御モジュール3340はユーザI/O機器3308の動作を制御する。
インディケータ値決定モジュール3342は、例えば、WTに割り当てられたアップリンクのトラヒックチャネルの所与のセグメントに対し、最大のレート選択肢の値及び選択されたレート選択肢からインディケータ値を決定する。決定されたインディケータ値は、アップリンクのレート選択肢の指標を生成するためにレート選択肢指示モジュール3320によって使用される。インディケータ値決定モジュール3342はマッピングモジュール3344を含む。マッピングモジュール3344は、セグメントに対応する受信された最大のレート選択肢の値が第1の値の集合に入るときには第1の関数を使用して、受信された最大のレート選択肢の値が第1の値の集合と異なる第2の値の集合に入るときには第1の関数と異なる第2の関数を使用して、WT3300に割り当てられたアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントに対応する選択されたレート選択肢を、インディケータ値にマップする。
データ/情報3330は、WTデータ/情報3331、アップリンクのリソース要求メッセージ3333、アップリンクの受信されたセグメント割り当てのメッセージ3335、及び、システムデータ/情報3337を含む。WTデータ/情報3331は、ユーザデータ3339、基地局の識別情報3348、WTの識別情報3341、機器/セッション/リソース情報3350、及び、アップリンクの割り当てられたセグメントの情報(ULの割り当てられたセグメント1の情報3352、...、ULの割り当てられたセグメントNの情報3353)を含む。ユーザデータ3339、例えば、音声データ、映像データ、テキストデータ、ファイルなどは、WT3300のピアノードとの通信セッションに属するデータを含む。WTの識別情報3341は、基地局が割り当てたWTのユーザの識別子、例えば、アクティブユーザ識別子を含む。基地局の識別情報3348は、WT3300が現時点でネットワークへの接続ポイントとして使用している基地局と関連付けられた識別子を含む。機器/セッション/リソース情報3350は、例えば、機器制御情報、ピアノードを識別する情報のような進行中のセッションの情報、ルーティング情報など、及び、基地局によってWT3300に割り当てられたアップリンク及びダウンリンクのトラヒックチャネルのセグメントを識別する情報を含む割り当てセグメント情報とを含む。
アップリンクの割り当てられたセグメント1の情報3352は、アップリンクの割り当てのタイプの情報3354、アップリンクのセグメントの識別情報3356、アップリンクの受信された最大の許容されるデータレートの情報3358、選択されたアップリンクデータ伝送レートの情報3360、インディケータ値3362、ユーザデータビット3364、符号化されたビット3366、変調シンボル値3368、送信変調シンボル値3370を含む。アップリンクの割り当てのタイプの情報3354は、アップリンクのセグメントに対応する割り当てのタイプ、例えば、レギュラー割り当て、又は、フラッシュ割り当てを特定する情報を含む。幾つかの実施形態では、1又は複数のマッピング関数は割り当てのタイプにも依存しうる。アップリンクのセグメントの識別情報3356は、例えば、インデックス値を用いてアップリンクのセグメントを特定する情報を含む。例えば、アップリンクのタイミング及び周波数の構造は、アップリンクのトラヒックチャネルの一定数のインデックス付きのセグメントを含んでもよく、アップリンクのインデックス付きのセグメントの集合が反復する場合がある。アップリンクの受信された最大の許容されるデータレート3358は、基地局が通信するアップリンクの最大のレート選択肢のインディケータ値を含む。選択されたアップリンクデータ伝送レート3360は、例えば、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントで通信されるべきデータビットのデータビット数又はフレーム数に対応する、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのために使用されるべきWTが選択したアップリンクデータレートの選択肢を含む。選択されたアップリンクのレート選択肢は受信された最大の許容されるアップリンクのレート選択肢以下である。幾つかの実施形態では、幾つかのセグメントに対し、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのためのWTのアップリンクのレート選択肢の選択プロセスにおいて、アップリンクの最大のレート選択肢が、WTで判定された干渉情報、例えば、ビーコン比率のレポートに基づいてBS値からさらに低減され、その後に、選択が、例えば、通信されるべき情報量及び/又は情報の緊急性に基づいて、WTによって実行される。
インディケータ値3362は、インディケータ値決定モジュール3342の出力であり、インディケータ値をアップリンクのトラヒックチャネルのセグメント信号に取り入れるためにレート選択肢指示モジュール3320によって使用される。幾つかの実施形態では、インディケータ値は、N個の可能なインディケータ値のうちの1つであり、N個の可能な各インディケータ値はアップリンクのトラヒックチャネルのセグメント内の伝送単位の異なる部分集合に対応し、各伝送単位がセグメント内で通信されるべき上記変調シンボルのうちの1つに対応し、通信されるべきインディケータ値に対応するセグメント内の伝送単位の部分集合に対応する変調シンボルに対して、より大きな電力スケール係数を適用するスケーリングモジュール3324によってインディケータ値が通信され、ここでNは1より大きな正整数である。幾つかの実施形態では、伝送単位中のN個の異なる各部分集合は、N個の異なる部分集合のうちの最大1個に対応する各伝送単位と重ならない。幾つかのこのような実施形態では、全ての伝送単位が伝送単位のN通りの部分集合の組み合わせから形成された部分集合の集合に含まれている。
ユーザデータビット3364は、符号化器モジュール3316へ入力されるべき、セグメントに対応している、例えば、音声、映像、テキスト、ファイルなどを表現するユーザ情報のビットであり、符号化されたビット3366は符号器モジュール3316の出力ビットを表現する。符号化されたビット3366は、変調モジュール3318によって変調シンボル値3368にマップされる。送信モジュールのシンボル値3370は、送信モジュール3322によって送信されたシンボル値であり、変調シンボル値に対応し、例えば、変調シンボル値3368の一部は、インディケータ値3362を伝達するセグメントのためのエネルギーパターンを生成するためにスケーリングモジュール3324によって再スケーリングされている。
ULのリソース要求メッセージ3333は、アップリンクのトラヒックチャネルのエアーリンクのリソースの要求、例えば、セグメントの要求、及び/又は、アップリンクを介して通信されるべきユーザデータビットの量、例えば、フレーム数を特定する要求を含む。アップリンクの受信されたセグメント割り当てのメッセージ3335は、アップリンクの対応するセグメントが割り当てられたWTを識別する受信情報及び最大のレート選択肢のインディケータ値を含む。
システムのデータ/情報3337は、アップリンク/ダウンリンクのタイミング及び周波数の構造の情報3372、BSの識別情報3378、第1のマッピング関数の情報3380、第2のマッピング関数の情報3382、アップリンクの使用されるデータレートの情報3383、スケーリング情報3385、第1の最大レート値の集合3386、第2の最大レート値の集合3387、及び、インディケータ情報3384を含む。アップリンク/ダウンリンクのタイミング及び周波数の構造の情報3372は、例えば、使用される搬送波周波数、使用されるトーン、使用されるトーンブロック、使用されるトーンホッピングシーケンス、伝送単位情報、例えば、OFDMトーンシンボル情報、OFDMシンボル送信タイミング情報、OFDMシンボルのハーフスロット、スロット、スーパースロット、ビーコンスロットへのグループ分けなどを含む。UL/DLのタイミング及び周波数の構造の情報3372は、セグメント情報3374、例えば、構造内のアップリンクのトラヒックチャネルのインデックス付きのセグメントを特定する情報を含む。セグメント情報3374は、ハーフスロット情報3376、例えば、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメント内のトーンハーフスロットのインデックス付けを特定する情報、及び、トーンハーフスロット内のインデックス付きのトーンシンボルを特定する情報を含む。基地局の識別情報3378は、WT3300によって接続ポイントとして使用されうる無線通信システム内の様々な基地局を特定する情報、例えば、個々の特定の基地局と関連付けられたビーコン情報、パイロットトーン情報、ホッピングパターン情報、搬送波情報などを含む。第1のマッピング関数情報3380は、受信された最大のレート選択肢の値が第1のレート値の集合に含まれるときに、選択されたULのレート選択肢をインディケータ値にマップするためにマッピングモジュール3344によって使用される情報を含む。第2のマッピング関数情報3382は、受信された最大のレート選択肢の値が第2のレート値の集合に含まれるときに、選択されたULのレート選択肢をインディケータ値にマップするためにマッピングモジュール3344によって使用される情報を含む。スケーリング情報3385は、インディケータ値を伝達するアップリンクのトラヒックチャネルのセグメント内にエネルギーパターンを生成することを目的として、選択された変調シンボル値を再スケーリングする量を決定するためスケーリングモジュール3324によって使用される。基地局から通信される最大レートのインディケータ値の可能な値は、第1の最大レート値の集合3386及び第2の最大レート値の集合3387に分割される場合があり、各組はそれぞれマッピング関数3380及び3382に対応している。例えば、アップリンクの8個のレート選択肢をサポートするが、インディケータ値が7種類の値の可能性に限定されているWTにおいて、典型的な第1の最大レート値の集合3386は、値の集合{0,1,2,3,4,5,6}であってもよく、典型的な第2の最大レート値の集合は集合{7}であってもよい。割り当てメッセージ中でアップリンクのセグメントのための最大レート値を通信した基地局は、インディケータを生成するためにWTによってどのマッピング関数が使用されたかを知っており、従って、インディケータを適切に解釈でき、インディケータをWTによって使用されたアップリンクデータレートの選択肢と関連付けることができる。
アップリンクの使用されるデータレートの情報3383は、WTによってサポートされるアップリンクの様々なデータレート選択肢に対応する複数の情報の集合(データレート1情報3388、データレートM情報3389)を含む。データレート1情報3388は、例えば、符号化レートを特定する符号化情報3390と、例えば、変調コンステレーションを用いる変調方法、例えば、QPSK又はQAM16を特定する変調情報3391とを含む。幾つかの実施形態では、WTは、可能なインディケータ値の個数によって指定されうるデータレート選択肢より多くのデータレート選択肢をサポートする。例えば、インディケータ値は、N個の可能な値のうちの1つであってもよく、無線端末によってサポートされるレート選択肢の総数はMであってもよく、M及びNは1より大きな正の値であり、かつ、M>Nである。例えば、Nは7に等しく、Mは8に等しくできる。
インディケータ情報3384は、インディケータ情報の複数の集合(インディケータ1情報3392、...、インディケータN情報3393)を含み、それぞれが異なるインディケータ値と関連付けられている。インディケータ1情報3394は、エネルギーパターンの情報3394と符号化されたビットの情報3395のうちの一方を含む。符号化されたビットの情報3395は、インディケータ値をシンボルのコンステレーション値として送信されるべき符号化されたビットのパターンと関連付けるマッピング情報を含む。
エネルギーパターンの情報3394は、インディケータ値に対応するセグメント内にエネルギーパターンを生成する際に使用される情報を含む。例えば、アップリンクの伝送セグメントは複数のトーンハーフスロットを含み、各トーンハーフスロットは、同じトーンに対応する所定数の一時的な連続トーンシンボルを含み、該トーンハーフスロットはセグメント内にトーンハーフスロットの所定のインデックス順序を保有し、各トーンハーフスロットはトーンハーフスロットのインデックス値kによって特定され、一のトーンハーフスロット内の各トーンシンボルはトーンシンボルの相対的なインデックスjによって特定され、式j=MOD(k+X,m)はN個のインディケータ値のうちの1個に対応するトーンシンボルの部分集合に属するトーンハーフスロット内のトーンシンボルを特定し、各トーンハーフスロット内の1個のトーンシンボルは通信されているインディケータ値に対応し、ここで、Xは通信されているインディケータ値であり、Xは0乃至m−1の範囲に入る整数であり、jは0乃至m−1の範囲に入る整数値であり、kは、0から、セグメント内のトーンハーフスロットの総数−1までの範囲に入る整数値であり、mは4より大きい正整数である。幾つかのこのような実施形態では、m=7である。
第34A図及び第34B図の組み合わせを備える第34図は、本発明による無線端末を作動させる例示的な方法のフローチャート3400である。本発明に従って実施された例示的な無線端末、例えば、移動ノードは、例えば、少なくとも1台の基地局と複数台の無線端末とを含む無線スペクトル拡散OFDM通信システムの一部でもよい。幾つかの実施形態では、無線通信システムは複数台の基地局を含み、WTは、このWTが現時点で位置しているセル内の基地局に登録する。1台又は複数台の基地局は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのためのダウンリンク割り当て情報を送信し、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのための割り当て情報は最大のレート選択肢のインディケータを含む。幾つかの実施形態では、最大のレート選択肢のインディケータはOFDM信号の一部分として通信されてもよい。アップリンクのトラヒックチャネルのWTに割り当てられたセグメント割り当ての少なくとも一部に関して、WTはアップリンクのトラヒックチャネルの対応するセグメントのために使用すべきアップリンクのレート選択肢を選択し、選択されるレート選択肢はアップリンクの最大のレート選択肢以下である。アップリンクの各レート選択肢は符号化レート及び変調方式に対応してもよい。例えば、第23図の表は、典型的なシステムにおいてWTによってサポートされうるアップリンクの8個のレート選択肢の一覧を表す。
動作方法は開始ステップ3402で開始し、WTは電源が投入される。動作はステップ3404へ進み、WTは、複数のレート選択肢のそれぞれと符号化方法との間のマッピングを指示する情報を記憶し、少なくとも2個のレート選択肢がアップリンクのトラヒックチャネルの割り当てられたセグメント内の異なる数の情報ビットを符号化することに対応する。動作はステップ3404からステップ3406へ進み、WTは、複数のレート選択肢のそれぞれと変調方法との間の情報を記憶する。幾つかの実施形態では、少なくとも8通りの最大のレート選択肢が指示されることが可能である。幾つかの実施形態では、複数のレート選択肢のうちの少なくとも2個が異なる変調方法、例えば、QPSK及びQAM16に対応する。幾つかの実施形態では、ステップ3406はサブステップ3408を含む。サブステップ3408において、WTは、最低のレート選択肢が指示されたアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントでデータを送信するときに、QPSK変調が使用されるべきことを指示する変調情報を記憶する。幾つかの実施形態では、ステップ3404及びステップ3406は、WTのソフトウェアのロード/初期化のプロセスの一部分として実行され、例えば、WTによる後の使用のためにマッピング情報を不揮発性メモリにダウンロードする。幾つかのこのような実施形態では、ステップ3404及び3406は、記憶されているマッピング情報が変化しないならば、後続する電源投入の期間中において繰り返されなくてもかまわない。動作はステップ3406からステップ3410へ進む。
ステップ3410において、WTは、アップリンクのトラヒックチャネルの対応するセグメントのアップリンクのトラヒックチャネルのセグメント割り当て及びアップリンクの最大のレート選択肢のインディケータを受信するために作動され、アップリンクの上記の最大のレート選択肢のインディケータは指示されたアップリンクの最大のレート選択肢を決定するために使用されることが可能な値を指示する。幾つかの実施形態では、アップリンクのトラヒックチャネルの割り当ての少なくとも幾つかのタイプ、例えば、アップリンクのトラヒックチャネルのレギュラー割り当てに対し、最大のレート選択肢のインディケータは3ビットのインディケータであり、WTは、指示されることが可能な8個の値のそれぞれを、セグメントに符号化されるべき複数の異なる数の情報ビットを指示する情報と関連付ける情報を含む。幾つかの実施形態では、アップリンクのトラヒックチャネルの割り当ての少なくとも幾つかのタイプ、例えば、アップリンクのトラヒックチャネルのフラッシュ割り当てに対し、最大のレート選択肢のインディケータは、アップリンクの選択可能なレート選択肢のそれぞれを一意に特定するために必要とされるビット数より少ないビットを使用して受信信号で通信され、例えば、1ビットがアップリンクの最大のレート選択肢のインディケータのために使用され、WTはアップリンクの3個以上の選択可能なレート選択肢をサポートする。幾つかの実施形態では、WTは、最大のレート選択肢のインディケータを通信する第1及び第2のシグナリング方法をサポートし、最大のレート選択肢のインディケータは、第1のシグナリング方法を使用して通信される場合に1ビットを含み、第2のシグナリング方法を使用して通信される場合に3ビットを含む。例えば、第1のシグナリング方法は、非零変調のシンボル値のために1トーン当たりの平均送信電力が第1のレベルであるQPSKを使用して従来のコヒーレント変調技術を使用してもよく、第2のシグナリング方法は、割り付けられたリソースに割り当てられた幾つかの零QPSK変調のシンボル値及び幾つかの非零QPSK変調のシンボル値を含む非コヒーレント変調技術を使用してもよく、非零QPSK変調のシンボル値は、第1のレベルより高い第2のレベルで送信される。動作はステップ3410からステップ3412へ進む。
ステップ3412において、WTは、アップリンクのトラヒックチャネルの受信されたセグメント割り当てがWT宛であったか、別のWT宛であったかを判定する。例えば、割り当てを送信したBSに予め登録されているWTは、BSによってWT識別子が予め割り当てられたかもしれず、割り当て信号は、割り当てを特定の登録済みのWTと関連付けるWT識別子を含んでもよく、WTは、自分が割り当ての意図された受信先にされているかどうかを判定するために、受信された割り当て中のWT識別子を自分の固有のBSが割り当てたWTの識別子と比較してもよい。ステップ3410の受信された割り当てがこのWT宛でないならば、動作はステップ3412からステップ3410へ進み、ステップ3410で、WTは割り当てを受信し続ける。受信された割り当てがこのWT宛であるならば、ステップ3412からステップ3414へ進み、WTは割り当てに関係する動作を実行し、ステップ3410へ戻り、WTはアップリンクの更なるトラヒックチャネル割り当てを受信する。WTは、同じBSからこのWT宛の複数のアップリンクのトラヒックチャネル割り当てを受信可能であり、例えば、アップリンクの異なるトラヒックチャネル割り当てはアップリンクのトラヒックチャネルの異なるセグメントに対応し、各割り当てはアップリンクの最大のレート選択肢のインディケータを含む。幾つかの実施形態では、ある種の割り当てメッセージ、例えば、ある種のレギュラー割り当てのチャネルメッセージは、複数の、例えば、アップリンクの2個のトラヒックチャネル割り当てを含んでもよく、1個以上のこれらの割り当てがWTへ向けられてもよい。
ステップ3414において、WTは、アップリンクの最大のレート選択肢のインディケータに含まれている値、及び、無線端末に知られている追加情報から、アップリンクの指示された最大のレート選択肢を判定する。幾つかの実施形態では、追加情報は、アップリンクの最大のレート選択肢のインディケータが第1の割り当てチャネルと第2の割り当てチャネル、例えば、レギュラー割り当てのチャネルとフラッシュ割り当てのチャネルのどちらで受信されたかを指示する情報である。幾つかの実施形態では、アップリンクの最大のレート選択肢の情報が第2の割り当てチャネルで受信されたとき、追加情報は、信号干渉情報、例えば、ビーコン比率のレポート情報をさらに含む。例えば、受信された第2の割り当てチャネルで通信された単一ビット値がアップリンクの2個の最大レート、例えば、レート選択肢3又はレート選択肢7を区別してもよく、その後に、WTの測定に基づくジェネリックビーコン比率のレポート結果は、アップリンクの許可された最大のレート選択肢をさらに限定するため、例えば、削減するために使用されることが可能である。動作は、ステップ3414から、結合ノードA3416を経由して、ステップ3418へ進む。
ステップ3418において、無線端末は、アップリンクの指示された最大のレート選択肢が単一の所定のレート選択肢、例えば、最低のレート選択肢に対応するかどうかを判定する。WTが指示されたレート選択肢は単一の所定のレート選択肢に対応すると判定した場合、動作はステップ3418からステップ3420へ進み、そうでなければ、動作はステップ3418からステップ3422へ進む。
ステップ3420において、WTは、単一の所定のレート選択肢、例えば、WTによってサポートされているアップリンクの最低のレート選択肢に従って、受信された割り当てセグメントに対応するトラヒックチャネルのセグメントでデータを送信する。幾つかの実施形態では、単一の所定のレート選択肢は、アップリンクの最大のレート選択肢のインディケータによって指示されうるトラヒックチャネルの最低の符号化レートの選択肢、例えば、224個の情報ビットを1344個の符号化されたビットの符号語に符号化し、1/6という符号化レートを表現するアップリンクのトラヒックチャネルのレート選択肢0に対応する。
ステップ3422において、WTは、アップリンクの指示された最大のレート選択肢に対応する複数の所定のレート選択肢から複数のレート選択肢のうちの1個を選択する。幾つかの実施形態では、ステップ3422の選択は、WTが通信する必要がある情報の量、及び/又は、通信の時間的な緊急性に基づく場合がある。動作はステップ3422からステップ3424へ進む。ステップ3424において、WTは、アップリンクの指示された最大のレート選択肢に対応する複数のレート選択肢のうちの選択された1個に従って、受信された割り当てセグメントに対応するトラヒックチャネルのセグメントでデータを送信する。
第35図は、本発明に従って実装され、本発明の方法を使用する例示的な無線端末3500、例えば、移動ノードの図である。例示的な無線端末3500は、種々のエレメントがデータ及び情報を交換するため用いるバス3512を介して一緒に連結されている受信機3502、送信機3504、プロセッサ3506、ユーザI/O機器3508、及び、メモリ3510を含む。受信機3502は受信アンテナ3503に連結され、WT3500は、この受信アンテナを介して、基地局から、ダウンリンク信号、例えば、ダウンリンクOFDM信号を受信することが可能であり、受信されたダウンリンク信号は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの割り当て、及び、アップリンクの対応する最大のレート選択肢のインディケータを含む。受信機3502は受信ダウンリンク信号を復号化する復号器3514と、割り当て処理モジュール3516とを含む。割り当て処理モジュール3516は、基地局から受信された、アップリンクのトラヒックチャネルのWT3500への割り当てを指示する1個以上のトラヒックチャネル割り当てを処理する。幾つかの実施形態では、アップリンクのトラヒックチャネル割り当てメッセージは、モジュール3516によって処理されるアップリンクの最大のレート選択肢のインディケータを含む。
送信機3504は送信アンテナ3505に連結され、WT3500は、この送信アンテナを介して、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメント信号、例えば、アップリンクのOFDMトラヒックチャネルのセグメント信号を含むアップリンクのトラヒックチャネル信号を基地局へ送信する。幾つかの実施形態では、同じアンテナが受信機3502と送信機3504の両方のため使用される。送信機3504は、符号化器3518及び変調モジュール3520を含む。アップリンクのトラヒックチャネルの所与のセグメントに対し、例えば、WT3500によって選択された、使用されているレート選択肢は、符号化レート及び変調方法に対応する。符号化器3518、例えば、LDPC符号化器のようなブロック符号化器は、セグメントのための符号化レートを利用し、ユーザデータビットを符号化されたデータビットに符号化する。変調モジュール3520は、セグメントのための変調方法を利用し、例えば、変調コンステレーションを特定し、符号化されたビットを符号化器3518の出力から変調シンボル値へマップする。
例えば、ディスプレイ、キーボード、キーパッド、マウス、スピーカー、マイクロホン、カメラ、制御スイッチなどのユーザI/O機器3508は、WT3500のユーザが、ピアノードが宛先とされたデータ/情報を入力し、ピアノードからのデータ/情報を出力することを可能にさせる。さらに、ユーザI/O機器3508は、ユーザが、例えば、発呼する、電源を切断するなどのWT3500の動作を制御することを可能にさせる。
メモリ3510は、ルーチン3522及びデータ/情報3524を含む。プロセッサ3506、例えば、CPUは、WT3500の動作を制御し、本発明の方法を実装するために、ルーチン3522を実行し、メモリ3510内のデータ/情報3524を使用する。
ルーチン3522は、WT3500によって使用される通信プロトコルを実装する通信ルーチン3526及びWT制御ルーチン3528を含む。WT制御ルーチン3528は、受信機制御モジュール3530、送信機制御モジュール3532、ユーザインタフェース制御モジュール3534、アップリンクの最大のレート選択肢の判定モジュール3536、及び、アップリンクのレート選択肢の選択モジュール3538を含む。受信機制御モジュール3530は受信機3502の動作を制御し、送信機制御モジュール3532は送信機3504の動作を制御し、ユーザインタフェース制御モジュールはユーザI/O機器3508の動作を制御する。送信機制御モジュール3532はトラヒックチャネルのセグメントの送信制御モジュール3540を含む。トラヒックチャネルのセグメントの送信制御モジュール3540は、送信機モジュール3504と共に動作し、WTがアップリンクのトラヒックチャネルの割り当てられた各セグメントのために使用しているアップリンクのレート選択肢に従って、受信された割り当てに対応するアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントでのアップリンク信号の送信を可能にする。幾つかのアップリンクのトラヒックチャネルの幾つかのセグメントに対し、WTは、WTが複数の異なるレート選択肢の間で選択できるようにするアップリンクの最大のレート選択肢のインディケータを受信したかもしれない。幾つかのアップリンクのトラヒックチャネルの幾つかのセグメントに対し、WTは、WTが使用する単一の所定のレート選択肢に対応するアップリンクの最大のレート選択肢のインディケータを受信しかたもしれない。例えば、単一の所定のレート選択肢は、アップリンクの最大のレート選択肢のインディケータによって指示されうるアップリンクのトラフィックチャネルの最低のレート選択肢に対応してもよい。幾つかの実施形態では、単一の所定のレート選択肢は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのためにWTによってサポートされている最低の符号化レート及びQPSK変調に対応してもよい。
アップリンクの最大のレート選択肢の判定モジュール3536は、受信機3502に連結され、アップリンクの最大のレート選択肢のインディケータに含まれている値及びWT3500に知られている追加情報からアップリンクの指示された最大のレート選択肢を判定する。例えば、追加情報は、アップリンクの最大のレート選択肢の情報が第1の割り当て信号チャネルと第2の割り当て信号チャネルのどちらで受信されたかを指示する情報であってもよい。幾つかの実施形態では、第1の割り当て信号チャネルはレギュラー割り当て信号チャネルであってもよく、第2の割り当て信号チャネルは非コヒーレント変調シグナリングを使用するフラッシュ割り当てチャネルであってもよい。幾つかの実施形態では、追加情報は記憶された信号干渉情報を含む。例えば、ある種のセグメントに対し、アップリンクの受信された最大のレート選択肢のインディケータは、WTが選択してもよいアップリンクのレート選択肢を制限してもよく、例えば、上限を定め、WTによる干渉情報の測定は、WTが選択してもよいレート選択肢をさらに制限、例えば、上限を定めるために使用されてもよい。
アップリンクのレート選択肢の選択モジュール3538は、幾つかのアップリンクのトラヒックチャネルの少なくとも幾つかのセグメントに対して、複数のレート選択肢のうちの選択された1個に従ってアップリンクのトラヒックチャネルの割り当てられたセグメントでデータを送信する際に、後で使用されるように、アップリンクの指示された最大のレート選択肢に対応する複数の所定のレート選択肢から、複数のレート選択肢のうちの1個を選択する。例えば、WTがアップリンクの8個のレート選択肢(0,...,7)をサポートし、割り当てがレギュラー割り当てのチャネルを用いて受信され、受信された割り当てがアップリンクのトラヒックチャネルの割り当てられたセグメントのための許容される最大のアップリンクのレート選択肢が5であることを指示する最大のレートのインディケータを含み、WTが自分の現在のアップリンクデータの送信要件がレート選択肢3を使用して満たされると判定する場合を考える。このような例示的なケースでは、選択モジュール3538は、許容可能なレート選択肢の可能性として有りうる集合{0,1,2,3,4,5}からアップリンクのレート選択肢3を使用することを選択してもよい。選択されたアップリンクのレート選択肢3は、送信機3504によって利用される符号化レートの情報及び変調情報に対応する。
データ/情報3524は、WTデータ/情報3542、アップリンクのリソース要求メッセージ3544、アップリンクの受信されたセグメント割り当てのメッセージ3546、及び、システムデータ/情報3550を含む。幾つかの実施形態では、データ/情報3524は、アップリンクの受信された最大のレート選択肢のインディケータ3548を含み、例えば、レート選択肢のインディケータは、例えば、別個のメッセージとして、アップリンクのセグメント割り当てのメッセージの外部へ通信され、又は、他の制御情報と共にメッセージに組み込まれる。
WTデータ/情報3524は、例えば、音声、映像、テキスト、ファイルなどのユーザデータ3522と、例えば、基地局が割り当てたWTの識別子のようなWTの識別情報3554と、例えば、WT3550によって現時点で使用されているBSをこのWTのネットワークへの接続ポイントとして特定する情報のような基地局の識別情報3556と、機器/セッション/リソース情報3558と、信号干渉の情報3560と、アップリンクの割り当てられたセグメントの情報の集合(ULの割り当てられたセグメント1の情報3562、ULの割り当てられたセグメントNの情報3564)とを含む。機器/セッション/リソース情報3558は、例えば、進行中の通信セッションを識別する情報、ピアノード、ルーティング情報、WT3500に割り当てられたアップリンク及びダウンリンクのチャネルセグメントなどを含む。信号干渉の情報3560は、例えば、ビーコン比率のレポート情報を含む。幾つかの実施形態では、幾つかのタイプのアップリンク割り当て信号に対し、例えば、フラッシュ割り当てのチャネルと関連付けられたアップリンク割り当て信号に対し、信号干渉の情報3560は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのためにWTによって選択されてもよいアップリンクの許容される最大のデータレート選択肢をさらに制限するために使用されてもよい。
アップリンクの割り当てられたセグメント1の情報3562は、アップリンクの割り当てチャネルの情報3566、アップリンクのセグメントの識別情報3568、アップリンクの受信された最大のレート選択肢のインディケータ3570、アップリンクの許容される最大のレート選択肢3571、選択されたアップリンクデータレートの選択肢3572、ユーザデータビット3574、符号化されたビット3576、及び、変調シンボル値3578を含む。アップリンクの割り当てチャネルの情報3652は、アップリンクの最大のレート選択肢のインディケータが第1の割り当てチャネルと第2の割り当てチャネル、例えば、レギュラー割り当てのチャネルとフラッシュ割り当てのチャネルのどちらで受信されたかを指示する情報を含む。アップリンクのセグメントの識別情報3568は、例えば、アップリンクのトラヒックチャネルの一定数のインデックス付きのセグメントを含むアップリンクの反復的なタイミング及び周波数の構造内のセグメントを特定するセグメントのインデックス番号を含む。アップリンクの受信された最大のレート選択肢のインディケータ3570は、BSの観点からWTによって使用されてもよいアップリンクの最大のレート選択肢を指示する情報を含む。アップリンクの許容される最大のレート選択肢3571は、基地局の入力を考慮して、アップリンクのセグメントのためにWTによって使用されてもよい最大のレート選択肢であり、幾つかの実施形態では、ある種のタイプの割り当てに対し、信号干渉の情報3560をさらに考慮する。ULの選択されたデータレート選択肢3572は、モジュール3538の出力であり、アップリンクの許容される最大のレート選択肢3571によって指示されたデータレート選択肢以下のデータレート選択肢である。ユーザデータビット3574、例えば、音声、映像、テキスト、ファイルなどを表現するユーザビットは、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのための符号化ブロックの入力であり、符号化されたビット3576は符号化ブロックの出力であり、符号化は、セグメントのための選択されたデータレート選択肢3572に対応するようにマップされた符号化レートを使用して、符号化器3518によって実行される。変調シンボル値3578は、符号化されたビット3576がセグメントの変調方法によって使用された変調コンステレーションの変調シンボルにマップされるときに、選択されたデータレート選択肢3572に対応するようにマップされていた変調方法に対応する変調シンボル値である。アップリンクのリソース要求メッセージ3544は、アップリンクのシグナリングによって、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントを要求するか、及び/又は、WT3500によって通信されるアップリンクデータの量を特定する基地局へ通信されるべきメッセージである。アップリンクの受信されたセグメント割り当てのメッセージ3546はアップリンクのセグメント割り当ての情報を伝達する。幾つかの実施形態では、ある種の割り当てメッセージは、1個又は複数のアップリンク割り当てを含む。幾つかの実施形態では、ある種の割り当てメッセージは最大で1個のアップリンク割り当てを含む。例えば、トラヒックチャネルのレギュラー割り当てのメッセージは、アップリンクのトラヒックチャネルの1個又は2個のセグメント割り当てを含んでもよく、フラッシュ割り当てのチャネルメッセージはアップリンクのトラヒックチャネルの最大で1個のセグメント割り当てを含んでもよい。幾つかの実施形態では、アップリンクの受信されたセグメント割り当てのメッセージ3546は、アップリンク1個または複数の最大のレート選択肢のインディケータ3580を含み、各インディケータはメッセージに関する割り当てられたアップリンクのセグメントに対応している。
システムデータ/情報3550は、アップリンク/ダウンリンクのタイミング及び周波数の構造の情報3582、アップリンクの使用されるデータレートの情報3584、基地局の識別情報3586、アップリンクの指示された最大のレート選択肢/所定のレート選択肢の対応情報3588、アップリンクの指示された最大のレート選択肢の復号化情報3590、及び、レート選択肢の選択基準3591を含む。アップリンクの使用されるデータレートの情報3584は、レート選択肢の情報の複数の集合(レート1選択肢の情報3594、...、レートM選択肢の情報3598)を含む。符号化情報及び変調情報は、WT3500によってサポートされている各レート選択肢に対応するようにマップされる。レート1選択肢の情報3594は符号化レートの情報3594及び変調情報3596を含む。例えば、符号化レートの情報は、データビット又はデータビットのフレームの個数、符号化され取得されたビットの対応する個数、及び、使用されたコードを指定し、変調情報3596は、変調方法、例えば、関連した変調コンステレーションと共にQPSK又はQAM16を特定する。アップリンクの複数のレート選択肢のうちの少なくとも2個は、WT3500に割り当てられてもよいアップリンクのトラヒックチャネルの所与のセグメントの複数の異なる個数の情報ビットを符号化することに対応する。アップリンクの複数のレート選択肢のうちの少なくとも2個は異なる変調方法、例えば、QPSK及びQAM16に対応する。
情報3588は、アップリンクの最大のレート選択肢の情報を所定のレート選択肢の集合とリンクする情報、例えば、レート選択肢のインディケータのタイプ及び/又は値をアップリンクのレート選択肢と関連付けるマッピングテーブル又はマッピング情報を含む。幾つかの実施形態では、対応情報3588は、情報識別の基準、例えば、受信され指示された最大のアップリンクのレート選択肢をさらに制限するために使用される信号干渉の情報の基準を含んでもよい。アップリンクの指示された最大のレート選択肢の復号化情報3590は、例えば、アップリンクの最大のレート選択肢のインディケータを伝達するフィールド内のビット数及び割り当て信号を伝達するために使用される変調方法と共に、割り当て信号のタイプを特定する情報を含む。例えば、フラッシュ型の割り当てのチャネル信号は、最大のレート選択肢のインディケータを伝達するために1ビットフィールドを使用してもよく、非コヒーレント変調方式を使用してもよく、一方、レギュラー型の割り当てのチャネル信号は、最大のレート選択肢のインディケータを伝達するために3ビットフィールドを使用してもよく、コヒーレント変調方式を使用してもよい。フラッシュ割り当てのチャネルの最大のレート選択肢のインディケータは、アップリンクの選択可能な各レート選択肢を一意に特定するために信号に要求されるビット数より少ないビットを使用し、例えば、1ビットがフラッシュの最大のレート選択肢のインディケータのために使用されるが、3ビットがWTによってサポートされているアップリンクの8個の各レート選択肢を一意に指示するために要求されることになる。幾つかの実施形態では、WTはアップリンクの8個のデータレート選択肢をサポートし、第1のタイプの割り当ては、8個の可能な値の何れかを伝達するかもしれないアップリンクの最大のレート選択肢のインディケータを符号化可能であり、一方、第2のタイプの割り当ては、2個の可能な値を符号化する。幾つかのこのような実施形態では、割り当て信号が第1のタイプであり、最低のレートを指示する最大のレート選択肢のインディケータを伝達するならば、無線端末は、アップリンクのトラヒックチャネルの特定のセグメントのために基地局によって最低のレートを使用するように効果的に割り当てられる。
最大のレート選択肢のインディケータが3ビットのインディケータである幾つかの実施形態では、セグメント内で符号化されるべき複数の異なる個数の情報ビットを指示する情報と、指示されうる8個の各値とを関連付ける記憶された情報をWTは含む。例えば、アップリンクの使用されたデータレートの情報3584は、8個の情報の集合を含むことができ、各集合は、セグメントのために符号化されるべき一の異なる個数の情報ビット、例えば、ユーザデータビットに対応する。
レート選択肢の選択基準3591は、WT3500によってサポートされている最低のレート選択肢より高いレート選択肢を指定するアップリンクの許容される最大のレート選択肢以下を使用するレート選択肢を決定するために、アップリンクのレート選択肢の選択モジュール3538によって使用される。例えば、レート選択肢の選択基準3591は、通信されるべきアップリンクデータの量、データ送信の時間的な緊急性の情報、及び/又は、サービス階層レベルに基づく基準を含んでもよい。
第36図は、アップリンクの各通信セグメントが所定の間隔を有するアップリンクの通信セグメントの割り当てを指示する割り当て情報を生成し送信するために、通信システムにおいて基地局を作動させる本発明による例示的な方法を説明するフローチャート3600である。例えば、基地局は、アップリンクのトラヒックチャネルの複数の異なるタイプのセグメントを使用する例示的なOFDMスペクトル拡散無線通信システムにおける基地局である。例えば、例示的なシステムは、112個のOFDMシンボル伝送期間に7個のトーンを使用する第1のタイプのアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントと、56個のOFDMシンボル伝送期間に14個のトーンを使用する第2のタイプのアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントと、28個のOFDMシンボル伝送期間に28個のトーンを使用する第3のタイプのアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの3通りのタイプのアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントを使用するアップリンクのトラヒックチャネルを有してもよい。動作はステップ3602で開始し、例示的な基地局は電源が投入され初期化され、ステップ3604又はステップ3606の何れかへ進む。
幾つかの実施形態では、基地局は、最大のレート選択肢のインディケータについての第1および第2の表からの情報を使用し、ステップ3604が、例えば、最大のレート選択肢のインディケータについての第1および第2の表を記憶する基地局の初期化プロセス中に、実行される。幾つかのこのような実施形態では、ステップ3604は、例えば、基地局が設定されているときに、1回だけ実行され、一方、幾つかのその他の実施形態では、ステップ3604は、基地局の各々の電源投入又は再度の初期化の間に1回だけ実行され、例えば、最大のレート選択肢の情報が不揮発性メモリから揮発性メモリ内の最大のレート選択肢のインディケータについての第1および第2の表へ転送される。他の実施形態では、最大のレート選択肢のインディケータの表は使用されないかもしれず、例えば、レート選択肢のインディケータについての第1および第2の表に含まれている情報に対応する最大のレート選択肢の情報は1つ又は複数のルーチンに埋め込まれる可能性がある。
ステップ3606において、例えば、割り当ての送信とアップリンクのトラヒックチャネルの割り当てられるセグメントとの間に一定のタイミング関係を有する周期的な送信スケジュールに従って、所定のタイミング/周波数の構造で、基地局の動作を開始するために基地局は制御される。例えば、基地局は、周期的に繰り返すアップリンクのトラヒックチャネルの周期的に繰り返すセグメントのインデックス付き集合を含むアップリンクのタイミング/周波数の構造を使用して作動してもよく、アップリンクのトラヒックチャネルのインデックス付きのセグメントの各々はダウンリンクのタイミング及び周波数の構造内の特定の割り当てと関連付けられている。例えば、アップリンクのタイミング/周波数の構造は、77個のインデックス付き(0,...,76)のアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの集合を含んでもよく、この中の28個が第1のタイプの割り当てと関連付けられ、この中の49個が第2のタイプの割り当てと関連付けられている。
動作はステップ3606からステップ3608へ進む。ステップ3608は実行され、動作処理は、ステップ3608の結果に依存して、アップリンクのトラヒックチャネルの各割り当てへさらに向けられる。ステップ3608において、割り当てが第1のタイプの割り当てと第2のタイプの割り当てのどちらであるかが判定される。例えば、第1のタイプの割り当てはフラッシュ型の割り当てと呼ばれてもよく、第2のタイプの割り当てはレギュラー型の割り当てと呼ばれてもよく、アップリンクのトラヒックチャネルのインデックス付きのセグメントの集合は、一部が第1のタイプの割り当てと関連付けられ、一部が第2のタイプの割り当てと関連付けられるように分割されてもよい。割り当てが第1のタイプの割り当てであるならば、動作はステップ3610へ進み、割り当てが第2のタイプの割り当てであるならば、動作はステップ3612へ進む。
ステップ3610において、基地局は、第1のタイプの最大のレート選択肢のインディケータ値を選択するために作動され、上記値は、システムによってサポートされている最高のレート選択肢に対応する少なくとも1個の値と、基地局によってサポートされている中間のレート選択肢に対応する別の値とを含む値の集合から選択される。例えば、例示的なシステムは、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのためのアップリンクの8個のデータレート選択肢(0,1,2,3,4,5,6,7)をサポートしてもよく、レート選択肢0は最低のデータレート選択肢を表現し、レート選択肢7は最高のデータレート選択肢を表現し、第1のタイプの最大のレート選択肢のインディケータは輻輳表示値と呼ばれてもよい。輻輳表示値は、WTの最大のアップリンクデータレート選択肢7に対応する値1、又は、WTの最大のアップリンクデータレート選択肢3に対応する値0の何れかを伝達する1個の情報ビットを使用してもよく、基地局は2個の候補の間で選択してもよい。例えば、基地局は、第1のタイプの割り当てが与えられると、例えば、WTの最大のアップリンクデータレート選択肢3に対応する値0を選択してもよい。幾つかの実施形態では、ステップ3610は、基地局がアップリンクのレート選択肢についての第1の表を使用するサブステップ3614を含む。動作はステップ3610からステップ3616へ進む。
ステップ3616において、基地局は、無線通信チャネルを介して、無線端末が第1の通信セグメントで送信しているときに使用されるべきアップリンクの実際の伝送レートを決定する際に第1の割り当てが向けられた無線端末によって使用されるべきアップリンクの第1の最大のレート選択肢を指示するアップリンクの第1の最大のレート選択肢のインディケータ値を含む第1の割り当てを送信する。第1の通信セグメントは、第1のタイプの割り当て、例えば、フラッシュ割り当てである第1の割り当てに対応するアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントである。例えば、基地局は、インデックス番号=3であるアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントに対応する割り当てを送信してもよく、この割り当ては、5ビットのWT識別子フィールドと、1ビットの輻輳表示値フィールドとを含む。WT識別子フィールドは、現時点でBSに登録され、オンの動作状態にある複数のWTの中から割り当てが向けられているWTを特定するBSが割り当てたWTのオン状態識別子を含んでもよい。輻輳表示値は、例えば、アップリンクのトラヒックチャネルの対応するセグメントのためにWTが使用してもよい最大のアップリンクデータレート選択肢がデータレート選択肢3であることを指示する値0であってもよい。割り当てを受信するWTは、幾つかの実施形態では、使用すべき最大のアップリンクデータレートをさらに制限する際に、追加的な基準、例えば、ジェネリックビーコン比率のレポートの情報を使用する。
ステップ3616はサブステップ3618を含む。ステップ3618において、基地局は、第1のタイプの選択されたアップリンクの最大レートのインディケータ値を伝達する第1のタイプの変調方法を使用する。例えば、第1のタイプの選択されたアップリンクの最大レートのインディケータ値は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントを割り当てるために使用されるフラッシュのダウンリンク制御サブチャネルのセグメントで伝達される情報の一部分であってもよく、フラッシュの変調シグナリング技術が使用されてもよい。フラッシュの変調シグナリング技術は非コヒーレント変調方式を使用してもよい。
ステップ3612に戻ると、ステップ3612において、基地局は、第2のタイプの最大のレート選択肢のインディケータ値を選択するために作動され、上記第2のタイプの最大のレート選択肢のインディケータは、第1のタイプのインディケータを使用して指示されるより多くのアップリンクの最大のレート選択肢が指定されるように、上記第1のタイプの最大のレート選択肢のインディケータより多数のビットを含む。例えば、ステップ3610に関して記載された、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのためのアップリンクの8個のデータレート選択肢(0,1,2,3,4,5,6,7)をサポートし、レート選択肢0が最低のデータレート選択肢を表現し、レート選択肢7が最高のデータレート選択肢を表現する典型的なシステムを仮定し、第2のタイプの最大のレート選択肢のインディケータが割り当て内のレート選択肢として指定されうる場合を考える。レート選択肢は、WTの最大のアップリンクデータレート選択肢(0,1,2,3,4,5,6,7)のそれぞれに対応する(0,1,2,3,4,5,6,7)のうちの何れかの値を伝達するために3個の情報ビットを使用してもよく、基地局は8個の候補の間で選択してもよい。例えば、基地局は、第2のタイプの割り当てが与えられると、例えば、最大のアップリンクデータレート選択肢5に対応する値5を選択してもよい。幾つかの実施形態では、ステップ3612は、基地局がアップリンクの最大のレート選択肢についての第2の表を使用するサブステップ3620を含む。動作はステップ3612からステップ3622へ進む。
ステップ3622において、基地局は、無線通信チャネルを介して、無線端末が第2の通信セグメントで送信しているときに使用されるべき実際のアップリンクの伝送レートを決定する際に第2の割り当てが向けられた無線端末によって使用されるべき第2のアップリンクの最大のレート選択肢を指示する第2のアップリンクのレート選択肢のインディケータ値を含む第2の割り当てを送信する。第2の通信セグメントは、第2のタイプの割り当て、例えば、レギュラー割り当てである第2の割り当てに対応するアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントである。例えば、基地局は、インデックス番号=9であるアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントに対応する割り当てを送信してもよく、この割り当ては、5ビットのWT識別子フィールドと、3ビットのレート選択肢フィールドとを含んでもよい。WT識別子フィールドは、現時点でBSに登録され、オンの動作状態にある複数のWTの中から割り当てが向けられているWTを特定するBSが割り当てたWTのオン状態識別子を含む。第2の通信セグメントが割り当てられているWTは、ステップ3616において記載されているように第1の通信セグメントが割り当てられたWTと同じWTでもよく、異なるWTでもよい。レート選択肢は、例えば、アップリンクのトラヒックチャネルの対応するセグメントのためにWTが使用してもよい最大のアップリンクデータレート選択肢がデータレート選択肢5であることを指定する値5であってもよい。
幾つかの実施形態では、ステップ3622はサブステップ3624を含む。ステップ3624において、基地局は、第2のタイプの選択された最大のアップリンクのレートのインディケータ値を伝達する第2のタイプの変調方法を使用する。例えば、第2のタイプの選択された最大のアップリンクのレートのインディケータ値は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントを割り当てるため使用され、QPSK変調コンステレーションを伴うコヒーレント変調を使用するレギュラーのダウンリンク制御サブチャネルのセグメントで伝達される情報の一部分であってもよい。
幾つかの実施形態では、第1のタイプの変調方法に対応する送信された非零変調シンボル値は、第2の変調方法に対応する非零変調シンボル値の送信エネルギーレベルより高いエネルギーレベルで送信される。幾つかの実施形態では、1トーン当たりの相対的な送信電力の差は、少なくとも6dB、9dB又は12dBである。幾つかの実施形態では、基地局によって送信された異なるタイプのダウンリンク信号に関して、ビーコン信号だけが、第1のタイプの割り当て信号より高い1トーン当たりの相対的な送信電力で送信される。
幾つかの実施形態では、アップリンクのトラヒックチャネルの第1のタイプの割り当て、例えば、フラッシュ型の割り当てのそれぞれは、アップリンクのトラヒックチャネルの最大で1個の第1の割り当てを含むメッセージの一部分として含まれてもよい。幾つかのこのような実施形態では、このようなメッセージは、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントへの肯定応答をさらに含んでもよい。
幾つかの実施形態では、アップリンクのトラヒックチャネルの第2のタイプの割り当て、例えば、レギュラー型の割り当てのそれぞれは、最大で1個又は2個のアップリンクのトラヒックチャネルの割り当てを含むメッセージの一部分として含まれてもよい。幾つかのこのような実施形態では、このようなメッセージは、ダウンリンクのトラヒックチャネルの割り当て情報及び/又はアップリンクのトラヒックの肯定応答の情報をさらに含む。
幾つかの実施形態では、例えば、フラッシュ割り当てのシグナリング技術を使用して、第1のタイプの割り当てを伝達するメッセージは、例えば、非フラッシュ変調及び符号化を使用して、第2のタイプの割り当てを伝達するメッセージより頑強な誤り保護を提供する。幾つかの実施形態では、第1のタイプの割り当てを含むメッセージを伝達するために使用されるエアーリンクのリソースの一部は、第2のタイプの割り当てを含むメッセージによって同時に使用される。
第37図は、本発明に従って実装され、本発明の方法を使用する例示的な無線端末3700の図である。典型的な基地局3700は、無線端末、例えば、移動ノードがネットワークへアクセスできるようにするので、アクセスノードと呼ばれることもある。幾つかの実施形態では、基地局3700は、OFDMアップリンク及びダウンリンクのシグナリングを介してWTと通信する。基地局3700は、種々のエレメントがデータ及び情報を交換してもいいように用いられるバス3712を介して一緒に連結されている受信機3702、送信機3704、プロセッサ3706、I/Oインタフェース3708、及び、メモリ3710を含む。
受信機3702は受信アンテナ3703に連結され、BSは受信アンテナを用いてWTから、リソース要求メッセージ及びアップリンクのトラヒックチャネルのセグメント信号を含むアップリンク信号を受信することが可能である。受信機3702は、受信されたアップリンク信号を復号化する復号器3714を含む。
送信機3704は送信アンテナ3705に連結され、送信アンテナを用いてBSは、アップリンクの最大のレート選択肢のインディケータの情報を含む割り当て信号を含むダウンリンク信号をWTへ送信することが可能である。送信機3704は、送信前に信号を符号化する符号化器3716を含む。幾つかの実施形態では、同じアンテナが受信機3702と送信機3704の両方のために使用される。送信機3704は、第1の変調モジュール3715及び第2の変調モジュール3717をさらに含む。第1の変調モジュール3715は、第1のタイプの変調、例えば、非コヒーレント変調方式を使用して、第1のタイプの割り当てモジュール3738からの第1のタイプの割り当て信号、例えば、フラッシュの割り当ての信号を変調するために使用される。第2の変調モジュール3717は、例えば、QPSKコンステレーションを使用する、コヒーレント変調方式のような第2のタイプの変調を使用して、第2のタイプの割り当てモジュール3740からの第2のタイプの割り当て信号、例えば、レギュラー型の割り当ての信号を変調するために使用される。幾つかの実施形態では、第1のタイプの割り当て信号の非零変調シンボルに対し、1トーン当たりの平均電力は、第2のタイプの割り当て信号の非零変調シンボルの1トーン当たりの平均電力より高い。
I/Oインタフェース3708は、他のネットワークノード、例えば、他の基地局、ルーター、ホームエージェントノード、AAAサーバーノードなど、及び/又は、インターネットへのインタフェースを提供する。I/Oインタフェース3708は、バックホールネットワークを介して、ネットワークへの自分の接続ポイントとしてBS3700を使用する無線端末に、システム内の他の無線セル内に位置し、異なるBSをネットワークへの自分の接続ポイントとして使用する他のピアノードへの接続性を提供する。
メモリ3710はルーチン3718及びデータ/情報3720を含む。プロセッサ3706、例えば、CPUは、基地局3700の動作を制御し、本発明の方法を実装するために、メモリ3710内のルーチン3718を実行し、データ/情報3720を使用する。
ルーチン3718は通信ルーチン3722及び基地局制御ルーチン3724を含む。通信ルーチン3722はBS3700によって使用される種々の通信プロトコルを実装する。基地局制御ルーチン3724は、スケジューリングモジュール3726、割り当て生成モジュール3728、アップリンクのレート選択肢のインディケータの選択モジュール3730、送信制御モジュール3732、受信機制御モジュール3734、及び、I/Oインタフェースモジュール3736を含む。
スケジューリングモジュール3726、例えば、スケジューラは、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントを含む無線端末に対してアップリンク及びダウンリンクのセグメントをスケジュールする。割り当て生成モジュール3728は、送信されるべき割り当て信号、例えば、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのWTへの割り当て、及び、アップリンクのトラヒックチャネルの割り当てに対応する通信セグメントへ送信するときに使用されるべきアップリンクの実際のデータ伝送レートを決定する際に、セグメントが割り当てられている無線端末によって使用されるべきアップリンクの最大のレート選択肢を指示するアップリンクの最大のレート選択肢のインディケータ値を含むアップリンク割り当てを生成する。割り当て生成モジュール3728は、第1のタイプの割り当てモジュール3738及び第2のタイプの割り当てモジュール3740を含む。第1のタイプの割り当てモジュール3738は、第1のタイプの割り当て、例えば、フラッシュ型の割り当てを生成するために使用され、アップリンクのトラヒックチャネルの最大で1個のセグメント割り当てがフラッシュ割り当てメッセージに含まれ、アップリンクの最大のレート選択肢のインディケータを伝達する1ビットフィールドが使用され、非コヒーレント変調方法が使用される。第2のタイプの割り当てモジュール3740は、第2のタイプの割り当て、例えば、レギュラー型の割り当てを生成するために使用され、アップリンクのトラヒックチャネルの1または2個の個セグメント割り当てが割り当てメッセージに含まれ、アップリンクの割り当てられた各セグメント毎に、最大のレート選択肢のインディケータを伝達する3ビットフィールドが使用され、コヒーレント変調方法が使用される。
送信制御モジュール3732は、最大のレートのインディケータを含む割り当ての送信を制御することを始めとして、送信機3704の動作を制御し、アップリンクのトラヒックチャネルの割り当てられているセグメントに対して一定のタイミング関係を有する所定の周期的な送信スケジュールに従って、例えば、第1のタイプの割り当ては第1のタイプの最大のレートのインディケータを含み、第2のタイプの割り当ては第2のタイプの最大のレートのインディケータを含む。幾つかの実施形態では、アップリンクのトラヒックチャネルは、多数のアップリンクのトラヒックチャネルのインデックス付きのセグメントに分割され、一部は第1のタイプの割り当てと関連付けられ、その他は第2のタイプの割り当てと関連付けられる。
受信機制御モジュール3734は受信機3702の動作を制御する。I/Oインタフェース制御モジュール3736はI/Oインタフェース3708の動作を制御する。
データ/情報3720は、WTのデータ/情報3742、受信されたアップリンクのリソース要求メッセージ3744、アップリンクのセグメントの割り当てメッセージ(アップリンクのセグメントの割り当てメッセージ1 3746、...、アップリンクのセグメントの割り当てメッセージX 3748)、受信されたアップリンクのトラヒックチャネルのセグメント情報(受信されたアップリンクのトラヒックのセグメント1の情報3750、...、受信されたアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントYの情報3752)、及び、システムのデータ/情報3754を含む。WTのデータ/情報3742は、例えば、現時点でBS3700に登録されているWTに対応するWTのデータ/情報の複数の集合(WT1のデータ/情報3755、WTNのデータ/情報3756)を含む。WT1のデータ/情報3755は、例えば、音声、映像、テキスト、ファイルなどに対応するユーザデータのようなユーザデータ3757と、例えば、BSが割り当てたWTの識別子のようなWTの識別情報3758と、例えば、WT1の機器識別情報、ピアノードを識別するセッション情報、及び、ルーティング情報のような機器/セッション/リソース情報3759と、WT1に割り当てられたアップリンク及びダウンリンクのトラヒックチャネルのセグメントとを含む。WT1のデータ/情報3755は、例えば、受信されたリソース要求及びアップリンクのトラヒックチャネルの割り付けられたセグメント割り当てに基づき、WT1に対応するアップリンクの伝送データ3760の推定値と、割り当てられているならば、アップリンクの1個以上の割り当てセグメントの情報(アップリンクの割り当てセグメント1の情報3761、...、アップリンクの割り当てセグメントZの情報3762)とを含む。アップリンクの割り当てセグメント1の情報3761は、セグメントの識別情報3763、最大のアップリンクデータレートのインディケータの情報3764、アップリンクの受信されたセグメントデータ3765、及び、アップリンクの使用されるデータレートの情報3766を含む。セグメントの識別情報3763は、例えば、アップリンクのタイミング及び周波数の構造内のアップリンクのセグメントを特定するアップリンクのセグメントのインデックス識別子である。最大のアップリンクデータレートのインディケータの情報3764は、例えば、アップリンクの最大のレート選択肢、割り当てタイプ、及び、インディケータ値を含む。アップリンクの受信されたセグメントデータ3765は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントに対応する符号化及び/又は復号化されたユーザデータを含む。アップリンクの使用されるデータレートの選択肢3766は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのためにWTが使用した、例えば、WTが使用するために選択したアップリンクデータレートであり、使用されるレートは、情報3764によって指示された最大のアップリンクデータレート以下であり、WTが使用するレートはアップリンクのトラヒックチャネルの受信されたセグメント信号からBSによって復元される。
アップリンクの受信されたリソース要求メッセージ3744は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントのためにWTから受信されたメッセージであり、例えば、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントを要求するか、又は、通信されるべきアップリンクのデータの量を指示する。幾つかの実施形態では、幾つかのアップリンクの幾つかのセグメント割り当てメッセージ3764、3748は、異なるフォーマットを有し、例えば、第1のフラッシュ型の割り当てと、第2のレギュラー型の割り当ては、別々のフォーマットを有する。幾つかの実施形態では、第2のタイプの割り当てメッセージの一部は異なるフォーマットを有し、例えば、アップリンクの1個又は2個のセグメント割り当てがメッセージに含まれている。アップリンクのセグメント割り当てメッセージ3746は、割り当て1の識別情報3767、及び、対応するアップリンクの最大のレート選択肢のインディケータ値3768を含み、割り当てられたWTがアップリンクのトラヒックチャネルの対応するセグメントのために使用してもよいアップリンクの最大のレート選択肢を指示する。幾つかの実施形態では、割り当てメッセージの少なくとも一部は、アップリンクのトラヒックチャネルの2個以上のセグメントのための割り当てを含む。例えば、アップリンクのセグメント割り当てメッセージ1は、割り当てnのID情報3769、及び、対応する割り当てnのアップリンクの最大のレート選択肢のインディケータ値3770を含んでもよい。アップリンクのトラヒックチャネルの受信されたセグメント1の情報3750は、ユーザデータ3772、及び、対応するデータレート情報3774を含み、例えば、セグメントのため使用されるデータを特定し、使用されるデータレートがセグメントのユーザデータのために使用される符号化レート及び変調方法を特定する。
システムのデータ/情報3754は、アップリンク/ダウンリンクのタイミング及び周波数の構造の情報3701、最大のアップリンクデータレート選択肢のインディケータの情報3779、及び、アップリンクデータレートの選択肢の情報3780を含む。アップリンク/ダウンリンクのタイミング及び周波数の構造の情報3701は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの情報3775、及び、送信スケジューリング情報3776を含む。アップリンクのトラヒックのセグメントの情報3775は、トーン情報3777及びタイミング情報3778を含む。各通信セグメント、例えば、アップリンクのOFDMアップリンクのトラヒックチャネルの各通信セグメントは、複数のOFDMシンボルの伝送期間のために使用される複数のトーンを含む。幾つかの実施形態では、アップリンクのタイミング及び周波数の構造内のアップリンクのトラヒックチャネルの各セグメントは、アップリンクのトーンホッピングの所定のシーケンスに従って周波数ホップされた所定の論理トーンを使用する。アップリンクのタイミング及び周波数の構造内のアップリンクのトラヒックチャネルの各セグメントは、所定の間隔を有する。幾つかの実施形態では、幾つかのアップリンクのトラヒックチャネルの少なくとも幾つかのセグメントは、異なる所定の間隔を有する。幾つかの実施形態では、アップリンクのタイミング及び周波数の構造内のアップリンクのトラヒックチャネルの各セグメントは、同数の基本伝送単位、例えば、トーンシンボルを有する。例えば、アップリンクのトラヒックチャネルのあるタイプのセグメントは第1の個数のOFDM伝送期間(N2)に第1の個数のトーン(N1)が割り付けられてもよく、アップリンクのトラヒックチャネルの第2のタイプのセグメントは、第2の個数のOFDM伝送期間(N4)に第2の個数のトーン(N3)が割り付けられてもよく、ここで、N1、N2、N3、N4は正整数であり、N1>N3、N4>N2、かつ、N1×N2=N3×N4である。送信スケジューリング情報3776は、アップリンクのトラヒックチャネルの各セグメントと割り当てとの間に一定のタイミング関係がある所定の周期的な送信スケジュールを特定する情報を含む。
最大のアップリンクデータレートの選択肢のインディケータの情報3799は、第1のタイプの最大のアップリンクデータレート選択肢のインディケータの情報3781、及び、第2のタイプの最大のアップリンクデータレート選択肢のインディケータの情報3782を含む。第1のタイプの情報3781は第1のタイプの割り当てモジュール3738に対応し、第1の変調モジュール3715は、複数のレート選択肢の情報(レート1の情報3783、...、レートMの情報3784)、ビット数3785、変調モードの情報3786、及び、最大のアップリンクデータレート選択肢のインディケータについての表3787を含む。例えば、WTは、アップリンクの8個のレート選択肢をサポートしてもよく、第1のタイプの最大のレート選択肢のインディケータのフィールドのビット数3785は、2つのレートの識別を可能にする1であってもよく、例えば、インディケータのビット値が0であるレート1の情報は、レート選択肢3、すなわち、中間のレート選択肢のレベルに対応してもよく、インディケータのビット値が1であるレートMの情報は、レート選択肢7、すなわち、最高のレート選択肢に対応してもよく、変調方法の情報は割り当てセグメントのトーンシンボルにマップされた零QPSK変調シンボルと非零QPSK変調シンボルの組み合わせを使用する非コヒーレント変調方法を特定してもよい。少なくとも幾つかの情報3783、3784、3785、3786を含むレート選択肢のインディケータについての第1の表3787は、幾つかの実施形態に組み入れられ、第1のタイプのインディケータの割り当てを生成する際に第1のタイプの割り当てモジュール3738によって使用される。
第2のタイプの情報3782は第2のタイプの割り当てモジュール3740に対応し、第2の変調モジュール3717は、複数のレート選択肢の情報(レート1の情報3788、...、レートmの情報3789)、ビット数3790、変調モードの情報3791、及び、最大のアップリンクデータレート選択肢のインディケータについての表3792を含む。例えば、WTは、アップリンクの8個のレート選択肢をサポートしてもよく、第2のタイプの最大のレート選択肢のインディケータのフィールドのビット数は、アップリンクのサポートされている各レートの識別を可能にする3であってもよく、例えば、インディケータのビット値が(000)であるレート1の情報は、レート選択肢0、すなわち、最低のレート選択肢のレベルに対応してもよく、インディケータのビット値が(001)であるレート2の情報は、レート選択肢1に対応してもよく、インディケータのビット値が(111)であるレートm情報は、レート選択肢7、すなわち、最高のレート選択肢に対応してもよく、変調方法の情報は、例えば、QPSK変調のコンステレーションを使用する従来のコヒーレント変調方法を特定してもよい。少なくとも幾つかの情報3788、3789、3790、3791を含むレート選択肢のインディケータについての第2の表3792は、幾つかの実施形態に組み入れられ、第2のタイプのインディケータの割り当てを生成する際に第2のタイプの割り当てモジュール3740によって使用される。幾つかの実施形態では、レート選択肢のインディケータについての第2の表3792はサポートされている各レート選択肢を含む。
アップリンクデータレートの選択肢の情報3789は、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメント通信に関してWTによってサポートされているアップリンクデータレートの各選択肢に対応する情報(レート1の情報3793、...、レートNの選択肢の情報3794)を含む。データレート選択肢の情報(3793,3794)の各集合は、使用される符号化レート及び変調方法に対応する。幾つかの実施形態では、少なくとも2個のデータレート選択肢は異なる符号化レートを使用する。幾つかの実施形態では、少なくとも2個のデータレート選択肢は、異なる変調方法、例えば、QPSKとQAM16を使用する。
本願は通信システムを実施するため使用されることの可能な多数の方法及び装置を対象にする。種々の実施形態では、例示的な実施形態に関して記載されている1つ以上の特徴は、別の例示的な実施形態に関して記載されている1つ以上の特徴と組み合わされてもよい。
OFDMシステムの文脈で記載されているが、本発明の多数の方法及び装置は、多数の非OFDM及び/又は非セルラーシステムを含む広範囲の通信システムに適用可能である。
種々の実施形態において、本書で記載されているノードは、例えば、最大のアップリンクデータ伝送レートを選択し、最大のアップリンクデータレートのインディケータを送信し、干渉レベルを推定し、アップリンクの使用するデータレートを選択し、ユーザデータ/情報と共にアップリンクデータレートの情報を符号化し、アップリンクデータレートの情報を復元するといった本発明の1つ以上の方法に対応するステップを実行するために1つ以上のモジュールを使用して実施される。幾つかの実施形態において、本発明の種々の特徴はモジュールを用いて実施される。このようなモジュールは、ソフトウェア、ハードウェア、又は、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせを使用して実施される。上記の方法及び方法ステップの殆どは、例えば、1つ以上のノードにおいて、上記の方法の全部又は幾つかを実施するため、例えば、追加的なハードウェアの有無を問わない汎用コンピュータのような機械を制御するために、例えば、RAM、フロッピー(登録商標)ディスクなどのメモリ機器のような機械読み取り可能な媒体に収容された、ソフトウェアのような機械実行可能な命令を使用して実装されうる。したがって、特に、本発明は、例えば、プロセッサ及び付随するハードウェアのような機械に、上記の1つ又は複数の方法の1つ以上のステップを実行させるために、機械実行可能な命令を含む機械読み取り可能な媒体を対象にする。
上記の本発明の方法及び装置に関する多数の追加的な変形は、発明の上記の説明に鑑みて当業者に明白である。このような変形は発明の範囲内であると考えられる。本発明の方法及び装置は、種々の実施形態においても、CDMA、直交周波数分割多重(OFDM)、及び/又は、アクセスノードと移動ノードとの間に無線通信リンクを提供するために使用されるであろう様々な他のタイプの通信技術と共に使用されてもよい。幾つかの実施形態では、アクセスノードは、OFDM及び/又はCDMAを使用して移動ノードと通信リンクを確立する基地局として実施される。種々の実施形態では、移動ノードは、本発明の方法を実施するノートブックコンピュータ、個人情報端末(PDA)、又は、受信機/送信機回路及びロジック及び/又はルーチンを含むその他の携帯機器として実施される。
本発明に従って実施され、本発明の方法を使用する典型的な通信システムの図である。 本発明に従って実施され、本発明の方法を使用する例示的な基地局の図である。 本発明に従って実施され、本発明の方法を使用する例示的な無線端末の図である。 例示的な基地局の最大のアップリンクデータレートのインディケータのレベルと、無線端末によって選択され使用されることが可能な例示的な対応するアップリンクデータレートのレベルを説明する図である。 本発明に従って、追加のエネルギーをドウェルの1つのトーンに集中させることより、無線端末によって使用されるアップリンクデータレートがアップリンクのユーザデータと並行して伝達されることが可能であることを説明する図である。 無線通信システムにおける例示的なアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントを説明する図である。 アップリンクのトラヒックのセグメントのために無線端末で利用可能な例示的なレート選択肢を説明する表である。 本発明に従って、例示的なアップリンクのトラヒックのセグメントと、セグメントのために使用されるアップリンクデータレートを伝達するためのドウェル内のトーンシンボル上の部分集合への追加のエネルギーの集中とを説明する図である。 本発明に従って、基地局を作動させる例示的な方法のフローチャートである。 本発明に従って、無線端末を作動させる例示的な方法のフローチャートである。 本発明に従う、アップリンクのトラヒックのセグメントのため例示的な無線端末で利用可能な例示的なデータレート選択肢の別の例及び対応する最大のアップリンクデータレートのインディケータの例である。 本発明に従う、アップリンクのトラヒックのセグメントのための例示的な無線端末で利用可能な例示的なデータレート選択肢の別の例及び対応する最大のアップリンクデータレートのインディケータの例である。 アップリンクのトラヒックのセグメントのために無線端末で利用可能な例示的なデータレート選択肢の別の組を説明する表である。 本発明に従って、例示的なアップリンクのトラヒックのセグメントと、このセグメントのユーザデータ/情報信号のために使用されるアップリンクデータレートを伝達するためのトーンシンボルの部分集合及びユーザデータ/情報を伝達するために使用されるトーンシンボルの部分集合へのセグメントの区分とを説明する図である。 無線端末によって選択されたアップリンクデータ伝送レートがアップリンクのセグメントのシンボルの部分集合に収容された電力差によって通信されることが可能である典型的な実施形態を図解する表であり、この電力差が固定値であっても、あるいは、ユーザデータ/情報の変調シンボルを通信するために使用された電力レベルを上回るdB表現の選択されたデータレートの関数である値であってもよい。 本発明に従って、情報ビットを伝達する変調シンボルを伝達するために使用されるトーンシンボル及び基準変調シンボルを伝達するために使用されるトーンシンボルを含む典型的なアップリンクのトラヒックのセグメントと、セグメントのため使用されたアップリンクデータレートを伝達するためのドウェル内のトーンシンボル上の部分集合への追加のエネルギーの集中とを説明する図である。 本発明の別の例示的な実施形態による、基地局によって選択された最大レートのインディケータと無線端末が選択可能であるデータレートとの間の例示的な関係を説明する表である。 本発明の例示的な実施形態による、例示的なアップリンクのトラヒックのセグメントの一部分と、セグメントのため使用されたアップリンクデータレートを伝達するためのドウェル内のトーンシンボルの部分集合への追加のエネルギーの集中とを説明する図である。 本発明による、情報ビットを伝達する変調シンボルを伝達するために使用されるトーンシンボル及び基準変調シンボルを伝達するために使用されるトーンシンボルを含む例示的なアップリンクのトラヒックのセグメントの一部分と、セグメントのため使用されたアップリンクデータレートを伝達するためのドウェル内のトーンシンボル上の部分集合への追加のエネルギーの集中とを説明する図である。 本発明による様々なタイプの例示的なアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの図である。 本発明による様々なタイプの例示的なアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの図である。 本発明による様々なタイプの例示的なアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの図である。 本発明の種々の実施形態による、例示的なアップリンクのトラヒックチャネルのレート選択肢、及び、符号化レートと変調タイプ情報とを含むレート選択肢毎に対応する情報の組の表である。 本発明の種々の実施形態による、アップリンクのトラヒックチャネルのセグメントの帯域内のインディケータXとアップリンクのトラヒックチャネルのレート選択肢の値との間の例示的なマッピングを説明する表である。 本発明によるインデックスKの典型的なトーンハーフスロットの図である。 無線端末がアップリンクのトラヒックのレート選択肢0を使用することを選択し、マップされた変調シンボルのスケーリングパターンを用いてこの選択を伝達する典型的なアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントを説明する図である。 無線端末がアップリンクのトラヒックのレート選択肢2を使用することを選択し、マップされた変調シンボルのスケーリングパターンを用いてこの選択を伝達する典型的なアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントを説明する図である。 無線端末がアップリンクのトラヒックのレート選択肢5又は6を使用することを選択し、アップリンクのトラヒックチャネルの帯域内のレートのインディケータXが5と一致することを意味するマップされた変調シンボルのスケーリングパターンを用いてこの選択を伝達する典型的なアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントを説明する図である。 本発明による様々なタイプのアップリンクのトラヒックチャネルの割り当てシグナリング技術及び伝達される情報を説明する表である。 例示的な直交位相偏移変調(QPSK)のコンステレーションのマッピング表及び例示的な直交振幅変調(QAM)16のコンステレーションのマッピング表を説明する図である。 例示的な割り当て及び例示的な対応するアップリンクのトラヒックチャネルのセグメントを説明する図である。 本発明に従って、無線通信において無線端末を作動させる例示的な方法のフローチャートである。 本発明によって実施され、本発明の方法を使用する例示的な無線端末、例えば、移動ノードの図である。 本発明に従って、無線端末を作動させる例示的な方法のフローチャートである。 本発明に従って、無線端末を作動させる例示的な方法のフローチャートである。 本発明によって実施され、本発明の方法を使用する例示的な無線端末、例えば、移動ノードの図である。 本発明に従って、所定の間隔を有するアップリンクの通信セグメントの割り当てを示す割り当て情報を生成し送信するために、通信システムにおいて基地局を作動させる例示的な方法を説明するフローチャートである。 本発明によって実施され、本発明の方法を使用する例示的な基地局の図である。 本発明に従って、無線通信システムにおいて無線端末を作動させる例示的な方法のフローチャートである。
符号の説明
100…本発明の方法を使用する典型的な通信システム、102…セル1、104…セルM、106…BS1、108…BSM、110…無線端末WT1、112…無線端末WTN、114…無線端末WT1’、116…無線端末WTN’、118…無線リンク、120…無線リンク、122…無線リンク、124…無線リンク、126…ネットワークノード、128…ネットワークリンク、130…ネットワークリンク、132…ネットワークリンク、200…基地局アクセスノード、202…受信機、204…送信機、206…プロセッサ、208…I/Oインタフェース、210…メモリ、212…バス、214…複合器、216…符号化器、218…ルーチン、220…データ/情報、222…通信ルーチン、224…基地局制御ルーチン、226…スケジューリングモジュール、228…チャネル品質判定モジュール、230…無線端末(WT)干渉推定モジュール、232…アップリンクデータ(UL)伝送推定モジュール、234…最大アップリンクデータレート選択モジュール、236…使用WTアップリンクデータレート判定モジュール、238…ダウンリンク(DL)シグナリングモジュール、240…アップリンクシグナリングモジュール、244…WTデータ/情報、246…WT 1データ/情報、248…WT Nデータ/情報、250…ユーザデータ、252…WD ID情報、254…機器/セッション/リソース情報、256…チャネル品質情報、258…アップリンク干渉推定情報、260…アップリンク伝送データの推定量、262…電力状態情報、264…最大アップリンクデータレートインディケータ情報、266…アップリンク割り当てセグメント情報、268…使用アップリンクデータレート情報、270…システムデータ/情報、272…アップリンク/ダウンリンクタイミング及び周波数構造情報、274…最大選択アップリンクデータレート情報、276…使用アップリンクデータレート情報、278…レート1情報、280…レートM情報、282…選択規準、284…符号化情報、286…レート1情報、288…レートN情報、290…データレート判定情報、292…受信チャネル品質レポート、293…受信電力指示メッセージ、294…受信アップリンクリソース要求メッセージ、295…アップリンクセグメント割り当てメッセージ、296…最大アップリンクデータレートメッセージ、297…受信アップリンクトラヒックチャネルセグメント、298…ユーザデータ、299…データレート情報、300…無線端末、302…受信機、304…送信機、306…プロセッサ、308…ユーザI/O機器、310…メモリ、312…バス、314…復号器、316…符号化器、318…ルーチン、320…データ/情報、322…通信ルーチン、324…WT制御ルーチン、326…電力監視モジュール、328…チャネル変化検出モジュール、330…最大基地局(BS)許容データレート判定モジュール、332…使用アップリンクデータレート選択モジュール、334…使用アップリンクデータレート符号化モジュール、336…ダウンリンクシグナリングモジュール、338…アップリンクシグナリングモジュール、339…WTデータ/情報、340…ユーザデータ、342…重要度レベル情報、344…WT ID情報、346…BS ID情報、348…機器/セッション/リソース情報、350…チャネル品質情報、352…検出された変化情報、354…推定電力、356…アップリンク伝送データ量、358…受信最大許容アップリンクデータレート、360…アップリンク割り当てセグメント情報、362…選択アップリンクデータ伝送レート、364…システムデータ/情報、365…BS ID情報、366…アップリンク/ダウンリンクタイミング及び周波数構造情報、368…最大BS許容アップリンクデータレート情報、370…レート1情報、372…レートM情報、374…データレート判定情報、376…使用アップリンクデータレート情報、378…レート1情報、380…レートN情報、382…レート選択規準、384…符号化情報、386…チャネル品質レポート、388…電力指示メッセージ、390…アップリンクリソース要求メッセージ、392…受信アップリンクセグメント割り当てメッセージ、394…受信最大アップリンクデータレートメッセージ、396…アップリンクトラヒックチャネルセグメントメッセージ情報、398…ユーザデータ、399…データレート情報、402…BS指示最大アップリンクデータレート指示レベル、404…WTがサポートするアップリンクデータレートレベル、406…シナリオを表現する矢印、408…シナリオを表現する矢印、410…シナリオを表現する矢印、500…OFDMシンボルインデックスで表現された時間に対するエネルギーレベルの典型的なアップリンクトーンのプロット、502…エネルギーレベル、504…時間(ODFMシンボルインデックス)、506…ドウェル、508…エネルギーレベル、510…エネルギーレベル、512…デルタ=2dB、550…OFDMシンボルインデックスで表現された時間に対するエネルギーレベルの典型的なアップリンクトーンのプロット、552…ドウェル内の位置2、580…表、582…上位エネルギートーンのドウェル内の位置、584…トーン上のドウェルのためWTによって使用されるデータレートレベル、602…論理アップリンクトーン、604…アップリンクタイミング構造内のドウェルインデックス、700…アップリンクトラヒックセグメントのためWTで利用可能な典型的なデータレート選択肢、702…表の第1行、704…表の第2行、706…表の第3行、708…表の第4行、710…表の第5行、712…表の第1列、714…表の第2列、716…表の第3列、718…表の第4列、720…表の第5列、722…表の第6列、724…表の第7列、802…アップリンクトラヒックチャネルセグメント0内の論理トーンインデックス、804…セグメント内の直交周波数分割多重(OFDM)シンボル時間インデックス、806…ドウェル1、808…ドウェル2、810…ドウェル3、812…ドウェル4、816…データレート0、818…データレート2、900…本発明に従って基地局を作動させる典型的な方法のフローチャート、902…基地局を作動させる方法を開始する、904…WTからのリソース要求を監視し受信する、906…WTへのアップリンクトラヒックチャネルセグメントの予定を立てる、908…WTからのチャネル品質レポートを監視し受信する、910…WTからの電力指示情報を監視し受信する、912…WTからのユーザデータ/情報及びデータレート情報を含むアップリンクトラヒックチャネルセグメント信号を監視し受信する、914…WTからのアップリンクリソース要求、916…WTが送信するデータ量を推定する、918…推定データ量に応じてWTへのアップリンクトラヒックチャネルセグメントの個数の予定を立てる、920…アップリンクトラヒックチャネルセグメント毎に、WL通信チャネル品質、干渉推定量、及び/又は、受信バッテリー情報に基づいて、WTが使用すべき最大データレートを選択する、922…アップリンクトラヒックチャネルセグメント割り当て情報及び対応する最大アップリンクデータ伝送レートインディケータをWTへ送信する、924…アップリンクチャネルセグメント割り当て、926…最大データレートインディケータ、928…結合ノード、930…チャネルレポート、932…1個以上の異なるアップリンクデータレートが使用される場合にWTのアップリンク伝送が他のWTに引き起こす干渉推定量を推定する、934…電力指示メッセージ、936…アップリンクトラヒックチャネルユーザデータ/情報及びレート情報、938…アップリンクトラヒックチャネルセグメントによって伝達された受信信号からWTによって使用されたアップリンク伝送レートを決定する、940…アップリンクトラヒックチャネルセグメント信号で伝達されたユーザデータ/情報を復元するために決定されたアップリンクデータ伝送レートを使用する、1000…本発明に従って、無線端末、例えば、移動ノードを作動させる典型的な方法のフローチャート、1002…無線端末を作動させる方法を開始する、1004…アップリンクシグナリングのためのユーザデータ/情報を監視し受信する、1006…電力を追跡する、1008…アップリンクトラヒックチャネルで送信されるべきデータ/情報、例えば、ビット及び/又はフレームの量を追跡及び/又は更新する、1010…アップリンクトラヒックチャネルで送信されるべきデータ/情報の重要度を判定及び/又は更新する、1012…チャネル品質条件を監視及び判定する、1014…ユーザ入力、1018…電力指示メッセージを送信する、1020…電力指示メッセージ、1022…アップリンクトラヒックチャネルで送信されるべきフレームが存在するか?、1024…アップリンクトラヒックチャネルリソースの要求をBSへ送信する、1026…アップリンクトラヒックチャネル要求、1028…アップリンクトラヒックチャネルセグメント割り当て情報及び最大データレートインディケータを監視し受信する、1030…アップリンクトラヒックチャネル割り当て、1032…最大アップリンクデータレートインディケータ、1034…受信最大データレートインディケータによって指示された最大アップリンク伝送レート以下のアップリンクデータ伝送レートを選択する、1038…アップリンクトラヒックチャネルセグメントで送信されるべきデータと共に選択アップリンクデータ伝送レートを符号化する、1040…ユーザデータ/情報及び選択アップリンクデータ伝送レートを含むアップリンクトラヒックチャネルセグメントを送信する、1042…アップリンクトラヒックチャネルセグメントユーザデータ/情報及びレート情報、1044…チャネル条件の変化を監視し検出する、1046…チャネル品質レポートを生成しBSへ送信する、1048…チャネルレポート、1100…アップリンクトラヒックセグメントのためWTで利用可能な典型的なデータレート選択肢、1102…表1100の第1行、1104…表1100の第2行、1106…表1100の第3行、1108…表1100の第4行、1110…表1100の第5行、1112…表1100の第6行、1114…表1100の第7行、1116…表1100の第8行、1118…表1100の第9行、1120…表1100の第1列、1124…表1100の第2列、1126…表1100の第3列、1128…表1100の第4列、1130…表1100の第5列、1132…表1100の第6列、1140…対応する最大アップリンクデータレートインディケータの第1の例、1142…表1140の第1行、1144…表1140の第2行、1146…表1140の第3行、1148…表1140の第4行、1150…表1140の第5行、1152…表1140の第1列、1154…表1140の第2列、1156…表1140の第3列、1158…表1140の第4列、1160…対応する最大アップリンクデータレートインディケータの第2の例、1162…表1160の第1行、1164…表1160の第2行、1166…表1160の第3行、1168…表1160の第4行、1170…表1160の第5行、1172…表1160の第1列、1174…表1160の第2列、1176…表1160の第3列、1178…表1160の第4列、1200…アップリンクトラヒックセグメントのためWTで利用可能な典型的なデータレート選択肢、1202…表1200の第1行、1204…表1200の第2行、1206…表1200の第3行、1208…表1200の第4行、1210…表1200の第5行、1212…表1200の第6行、1214…表1200の第7行、1216…表1200の第8行、1218…表1200の第9行、1220…表1200の第1列、1224…表1200の第2列、1226…表1200の第3列、1228…表1200の第4列、1230…表1200の第5列、1232
…表1200の第6列、1234…表1200の第7列、1240…対応する最大アップリンクデータレートインディケータの第1の例、1242…表1240の第1行、1244…表1240の第2行、1246…表1240の第3行、1248…表1240の第4行、1250…表1240の第5行、1252…表1240の第1列、1254…表1240の第2列、1256…表1240の第3列、1258…表1240の第4列、1260…対応する最大アップリンクデータレートインディケータの第2の例、1262…表1260の第1行、1264…表1260の第2行、1266…表1260の第3行、1268…表1260の第4行、1270…表1260の第5行、1272…表1260の第1列、1274…表1260の第2列、1276…表1260の第3列、1278…表1260の第4列、1300…アップリンクトラヒックセグメントのためWTで利用可能な典型的なデータレート選択肢、1302…表の第1行、1304…表の第2行、1306…表の第3行、1308…表の第4行、1310…表の第5行、1312…表の第1列、1314…表の第2列、1316…表の第3列、1318…表の第4列、1320…表の第5列、1322…表の第6列、1324…表の第7列、1402…アップリンクトラヒックチャネルセグメント0内の論理トーンインデックス、1404…セグメント内のOFDMシンボル時間インデックス、1406…ドウェル1、1408…ドウェル2、1410…ドウェル3、1412…ドウェル4、1416…WT アップリンク選択レートを伝達、1418…WT アップリンクユーザデータ/情報を伝達、1500…表、1502…WTアップリンクデータレート選択肢、1504…セグメント内のパターンを用いてレートを伝達するために使用されるセグメントのシンボルの部分集合上での電力差、1506…表、1508…WT アップリンクデータデータレート選択肢、1510…セグメント内のパターンを用いてレートを伝達するために使用されるセグメントのシンボルの部分集合上での電力差、1602…アップリンクトラヒックチャネルセグメント0内の論理トーンインデックス、1604…セグメント内のOFDMシンボル時間インデックス、1606…ドウェル1、1608…ドウェル2、1610…ドウェル3、1612…ドウェル4、1616…データレート0で情報ビットを伝達し、追加のエネルギーを含み、追加のエネルギーのパターンがデータレート0を指定、1618…データレート0で情報ビットを伝達、1619…基準変調シンボルを伝達、1700…表、1702…第1行、1704…第2行、1706…第3行、1708…第4行、1710…第5行、1712…第6行、1714…第1列、1716…第2列、1718…第3列、1720…第4列、1722…第5列、1724…第6列、1726…第7列、1728…第8列、1730…第9列、1732…第10列、1734…第11列、1736…第12列、1738…第13列、1740…第14列、1742…第15列、1744…第16列、1746…第17列、1748…第18列、1750…第19列、1802…アップリンクトラヒックチャネルセグメント0内の論理トーンインデックス、1804…セグメント内のOFDMシンボル時間インデックス、1806…ドウェル1、1808…ドウェル2、1810…ドウェル3、1812…ドウェル4、1816…データレート0、1818…データレート2、1902…アップリンクトラヒックチャネルセグメント0内の論理トーンインデックス、1904…セグメント内のOFDMシンボル時間インデックス、1906…ドウェル1、1908…ドウェル2、1910…ドウェル3、1912…ドウェル4、1916…データレート0で情報ビットを伝達し、追加のエネルギーを含み、追加のエネルギーのパターンがデータレート0を指定、1918…データレート0で情報ビットを伝達、1919…基準変調シンボルを伝達、1921…基準変調シンボルを伝達し、追加のエネルギーを含み、追加のエネルギーのパターンがデータレート0を指定、2002…本発明によるアップリンクのトラヒックチャネルの例示的なセグメント、2004…アップリンクトラヒックチャネルセグメント内の論理トーンインデックス、2006…セグメント内のOFDMシンボル時間インデックス、2008…トーンハーフスロットk=0、2010…トーンハーフスロットk=111、2102…本発明によるアップリンクのトラヒックチャネルの例示的なセグメント、2104…アップリンクトラヒックチャネルセグメント内の論理トーンインデックス、2106…セグメント内のOFDMシンボル時間インデックス、2108…トーンハーフスロットk=0、2110…トーンハーフスロットk=111、2202…本発明によるアップリンクのトラヒックチャネルの例示的なセグメント、2204…アップリンクトラヒックチャネルセグメント内の論理トーンインデックス、2206…セグメント内のOFDMシンボル時間インデックス、2208…トーンハーフスロットk=0、2210…トーンハーフスロットk=111、2302…アップリンクトラヒックチャネルレート選択肢、2304…フレーミングフォーマットタイプ、2306…MACフレームの個数、2308…情報ビットの個数(k)、2310…符号語長(n)、2312…変調コンスタレーション、2402…アップリンクトラヒックチャネルセグメント帯域内インディケータX、2404…アップリンクトラヒックチャネルセグメントレート(割り当て最大レート選択肢が7に等しくなく)かつ(割り当てがレギュラー割り当てで行われた)、2406…アップリンクトラヒックチャネルセグメントレート((割り当て最大レート選択肢が7に等しく)かつ(割り当てがレギュラー割り当てで行われた))又は(割り当てがフラッシュ割り当てで行われた)、2500…例示的なトーンハーフスロット、2550…WTアップリンクトラヒックチャネルセグメント変調シンボルスケーリング、2552…表の第1行、2554…表の第2行、2606…スケーリング係数S2を使用すべきトーンシンボル、2608…スケーリング係数S1を使用すべきトーンシンボル、2702…例示的なアップリンクトラヒックチャネルセグメント、2704…凡例、2706…スケーリング係数S2を使用すべきトーンシンボル、2708…スケーリング係数S1を使用すべきトーンシンボル、2802…例示的なアップリンクトラヒックチャネルセグメント、2804…凡例、2806…スケーリング係数S2を使用すべきトーンシンボル、2808…スケーリング係数S1を使用すべきトーンシンボル、2900…本発明による2つのタイプのアップリンクのトラヒックチャネルの割り当てシグナリング技術を説明する表、2902…アップリンクトラヒックチャネルセグメントの割り当てのため使用されるダウンリンクトラヒック制御サブチャネルセグメントのタイプ、2904…WT割り当て識別情報、2906…最大レート情報、2908…レギュラーダウンリンクトラヒック制御サブチャネルセグメント、2910…フラッシュダウンリンクトラヒック制御サブチャネルセグメント、2902…レート選択肢値、2904…伝達情報、2952…輻輳表示、2954…伝達情報、3000…典型的なQPSKコンスタレーションマッピング、3050…典型的なQAM16コンスタレーションマッピング、3100…例示的な割り当て及びアップリンクのトラヒックチャネルの対応する例示的なセグメントを説明する図、3102…レギュラー割り当て(REG ASG)、3104…レギュラー割り当て(REG ASG)、3106…フラッシュ割り当て(FLASH ASG)、3108…フラッシュ割り当て(FLASH ASG)、3110…レギュラー割り当て(REG ASG)、3112…フラッシュ割り当て(FLASH ASG)、3502…アップリンクトラヒックチャネルセグメント1、3504…アップリンクトラヒックチャネルセグメント2、3506…アップリンクトラヒックチャネルセグメント3、3508…アップリンクトラヒックチャネルセグメント4、3510…アップリンクトラヒックチャネル(UL TCH)5、3512…アップリンクトラヒックチャネル(UL TCH)6、3502’…アップリンクトラヒックチャネルセグメント1、3504’…アップリンクトラヒックチャネルセグメント2、3506’…アップリンクトラヒックチャネルセグメント3、3508’…アップリンクトラヒックチャネルセグメント4、3510’…アップリンクトラヒックチャネル(UL TCH)5、3512’…アップリンクトラヒックチャネル(UL TCH)6、3200…本発明に従って、無線通信システム内の無線端末を作動させる例示的な方法のフローチャート、3202…無線通信システム、例えば、OFDM無線通信システム内の無線端末を作動させる方法を開始する、3204…アップリンクチャネルセグメント、例えば、繰り返し基準で反復する一定数の所定のインデックス付きトラヒックチャネルセグメントを含むアップリンクタイミング/周波数構造内のアップリンクトラヒックチャネルセグメントに対応する最大レート選択肢インディケータを含むアップリンクトラヒックチャネル割り当てを受信する、3206…WTのための受信割り当てか?、3208…割当アップリンクチャネルセグメント内で送信されるデータに関する伝送レート情報を提供する、割り当てアップリンクチャネルセグメントのためのアップリンクレート選択肢情報を指示するインディケータを判定する、3210…受信最大レート選択肢値は第1の値の集合又は第2の値の集合のどちらが提供するか?、3212…レート選択肢を選択する、3214…レート選択肢を選択する、3216…第1の関数を使用して選択レート選択肢からインディケータへのマッピングを決定する、3218…第2の関数を使用して選択レート選択肢からインディケータへのマッピングを決定する、3220…アップリンクチャネルセグメント内で、データと共に、決定されたアップリンクレート選択肢情報を指示する、3222…インディケータを通信するためにセグメント内のエネルギーパターンを使用する、3224…割り当てアップリンクトラヒックチャネルセグメントのエアーリンクリソースを使用して、データ及び対応するレート選択肢情報を含むアップリンク信号を送信する、3300…無線端末、3302…受信機、3303…受信アンテナ、3304…送信機、3305…送信アンテナ、3306…プロセッサ、3308…ユーザI/O機器、3310…メモリ、3314…復号器、3316…符号器モジュール、3318…変調器モジュール、3320…レート選択肢インディケータモジュール、3322…送信モジュール、3324…スケーリングモジュール、3326…符号化ビットモジュール、3328…ルーチン、3330…データ/情報、3331…WTデータ/情報、3332…通信ルーチン、3333…アップリンクリソース要求メッセージ、3334…WT制御ルーチン、3335…受信アップリンクセグメント割り当てメッセージ、3336…受信機制御モジュール、3337…システムデータ/情報、3338…送信機制御モジュール、3339…ユーザデータ、3340…ユーザインタフェース制御モジュール、3341…WT ID情報、3342…インディケータ決定モジュール、3344…マッピングモジュール、3348…BS ID情報、3350…機器/セッション/リソース情報、3352…アップリンク割り当てセグメント1、3353…アップリンク割り当てセグメントN、3354…アップリンク割り当てタイプ情報、3356…アップリンクセグメントID情報、3358…受信最大許容アップリンクデータレート、3360…選択アップリンクデータ伝送レート、3362…インディケータ、3364…ユーザデータビット、3366…符号化ビット、3368…変調シンボル値、3370…送信モジュールシンボル値、3372…アップリンク/ダウンリンクタイ
ミング及び周波数構造情報、3374…セグメント情報、3376…ハーフスロット情報、3378…BS ID情報、3380…第1のマッピング関数情報、3382…第2のマッピング関数情報、3383…アップリンクデータレート使用情報、3384…インディケータ情報、3385…スケーリング情報、3386…第1の最大レート値集合、3387…第2の最大レート値集合、3388…レート1情報、3389…レートM情報、3390…符号化情報、3391…変調情報、3392…インディケータ1情報、3393…インディケータN情報、3394…エネルギーパターン情報、3395…符号化ビット情報、3400…本発明による無線端末を作動させる例示的な方法のフローチャート、3402…無線端末を作動させる方法を開始する、3404…複数のレート選択肢のうちの少なくとも2個のレート選択肢が割り当てアップリンクセグメント内の異なる数の情報ビットの符号化に対応している複数のレート選択肢のそれぞれと符号化方法との間のマッピングを指示する情報を記憶する、3406…複数のレート選択肢のそれぞれと変調方法との間の情報を記憶する、3408…最低レート選択肢の使用が指示されたアップリンクトラヒックチャネルセグメントでデータを送信するときに、QPSK変調が使用されるべきことを指示する変調情報を記憶する、3410…対応するアップリンクトラヒックチャネルセグメントのアップリンクトラヒックチャネルセグメント割り当て、及び、指示された最大アップリンクレート選択肢を決定するために使用されえる値を指示する最大アップリンクレート選択肢インディケータを受信する、3412…受信割り当てはWT宛か?、3414…最大アップリンクレート選択肢インディケータに収容されている値、及び、無線端末に知られている付加情報から、指示された最大アップリンクレート選択肢を判定する、3418…指示された最大アップリンクレート選択肢が単一の所定のレート選択肢、例えば、最低レート選択肢に対応するか?、3420…単一の所定のレート選択肢、例えば、最低アップリンクレート選択肢に従って、受信割り当てセグメントに対応するトラヒックチャネルセグメントでデータを送信する、3422…指示された最大アップリンクレート選択肢に対応する複数の所定のレート選択肢から複数のレート選択肢のうちの1個を選択する、3424…指示された最大アップリンクレート選択肢に対応する複数のレート選択肢のうちの選択された1個に従って、受信割り当てセグメントに対応するトラヒックチャネルセグメントでデータを送信する、3500…無線端末、3502…受信機、3503…受信アンテナ、3504…送信機、3505…送信アンテナ、3506…プロセッサ、3508…ユーザI/O機器、3510…メモリ、3514…復号器、3516…割り当て処理モジュール、3518…符号器、3520…変調器モジュール、3522…ルーチン、3524…データ/情報、3526…通信ルーチン、3528…WT制御ルーチン、3530…受信機制御モジュール、3532…送信機制御モジュール、3534…ユーザインタフェース制御モジュール、3536…最大アップリンクレート選択肢判定モジュール、3538…アップリンクレート選択肢選択モジュール、3540…トラヒックチャネルセグメント送信制御モジュール、3542…WTデータ/情報、3544…アップリンクリソース要求メッセージ、3546…受信アップリンクセグメント割り当てメッセージ、3548…受信最大アップリンクレート選択肢インディケータ、3550…システムデータ/情報、3552…ユーザデータ、3554…WT ID情報、3556…BS ID情報、3558…機器/セッション/リソース情報、3560…信号干渉情報、3562…アップリンク割り当てセグメント1情報、3564…アップリンク割り当てセグメントN情報、3566…アップリンク割り当てチャネル情報、3568…アップリンクセグメントID情報、3570…受信最大アップリンクレート選択肢インディケータ、3571…最大許容アップリンクレート選択肢、3572…選択アップリンクデータレート選択肢、3574…ユーザデータビット、3576…符号化ビット、3578…変調シンボル値、3580…最大アップリンクレート選択肢インディケータ、3582…アップリンク/ダウンリンクタイミング及び周波数構造情報、3584…アップリンクデータレート使用情報、3586…BS ID情報、3588…指示最大アップリンクレート選択肢/所定のレート選択肢対応情報、3590…指示最大アップリンクレート選択肢復号化情報、3591…レート選択肢選択規準、3592…レート1選択肢、3594…符号化情報、3596…変調情報、3598…レートM選択肢情報、3600…アップリンクの各通信セグメントが所定の間隔を有するアップリンクの通信セグメントの割り当てを指示する割り当て情報を生成し送信するために、通信システムにおいて基地局を作動させる本発明による例示的な方法を説明するフローチャート、3602…基地局を作動させる方法を開始する、3604…第1及び第2の最大レート選択肢インディケータ表を記憶する、3606…例えば、割り当ての送信と割り当てられるアップリンクトラヒックチャネルセグメントとの間に一定のタイミング関係を有する周期的な送信スケジュールに従って、所定のタイミング/周波数構造で、基地局の動作を開始する、3608…割り当ては第1のタイプの割り当て、例えば、フラッシュ割り当てであるか、又は、第2のタイプの割り当て、例えば、レギュラー割り当てであるか?、3610…システムによってサポートされている最高レート選択肢に対応する少なくとも1個の値と、システムによってサポートされている中間レート選択肢に対応する別の値とを含む値の集合から選択された、第1のタイプの最大レート選択肢インディケータを選択する、3612…第1のタイプの最大レート選択肢インディケータより多数のビットを含み、第1のタイプのインディケータを使用して指示されるより多くの最大アップリンクレート選択肢が指定されることを可能にする第2のタイプの最大レート選択肢インディケータを選択する、3614…第1の最大アップリンクレート選択肢表を使用する、3616…アップリンクトラヒックチャネルセグメントが第1の割り当てに対応し、第1の通信セグメントで送信しているときに無線端末によって使用されるべき実際のアップリンク伝送レートを決定する際に第1の割り当てが向けられた無線端末によって使用されるべき第1の最大アップリンクレート選択肢を指示する第1の最大アップリンクレート選択肢インディケータを含む第1の割り当てを、無線通信チャネルを介して、送信する、3618…第1のタイプの選択されたアップリンクの最大のレートのインディケータを伝達する第1のタイプの変調方法を使用する、3620…第2の最大アップリンクレート選択肢表を使用する、3622…アップリンクトラヒックチャネルセグメントが第2の割り当てに対応し、第2の通信セグメントで送信しているときに使用されるべき実際のアップリンク伝送レートを決定する際に第2の割り当てが向けられた無線端末によって使用されるべき第2の最大アップリンクレート選択肢を指示する第2の最大アップリンクレート選択肢インディケータを含む第2の割り当てを、無線通信チャネルを介して、送信する、3624…第2のタイプの選択最大アップリンクレートインディケータを伝達する、第1のタイプの変調方法とは異なる、第2のタイプの変調方法を使用する、3700…基地局アクセスノード、3701…アップリンク/ダウンリンクタイミング及び周波数構造情報、3702…受信機、3703…受信アンテナ、3704…送信機、3705…送信アンテナ、3706…プロセッサ、3708…I/Oインタフェース、3710…メモリ、3712…バス、3714…復号器、3715…第1の変調器モジュール、3716…符号器、3717…第2の変調器モジュール、3718…ルーチン、3720…データ/情報、3722…通信ルーチン、3724…基地局制御ルーチン、3726…スケジューリングモジュール、3728…割り当て生成モジュール、3730…最大アップリンクレート選択肢インディケータ選択モジュール、3732…送信制御モジュール、3734…受信機制御モジュール、3736…I/Oインタフェース制御モジュール、3738…第1のタイプの割り当てモジュール、3740…第2のタイプの割り当てモジュール、3742…WTデータ/情報、3744…受信アップリンクリソース要求メッセージ、3746…アップリンクセグメント割り当てメッセージ1、3748…アップリンクセグメント割り当てメッセージX、3750…受信アップリンクトラヒックCHセグメント1情報、3752…受信アップリンクTCHセグメントY情報、3754…システムデータ/情報、3755…WT 1データ/情報、3756…WT Nデータ/情報、3757…ユーザデータ、3758…WT ID情報、3759…機器/セッション/リソース情報、3760…アップリンク伝送データの推定量、3761…アップリンク割り当てセグメント1情報、3762…アップリンク割り当てセグメントZ情報、3763…セグメントID、3764…最大アップリンクデータレートインディケータ情報、3765…受信アップリンクセグメントデータ、3766…アップリンクデータレート使用情報、3767…割り当て1ID情報、3768…割り当て1最大アップリンクレート選択肢インディケータ、3769…割り当てnID情報、3770…割り当てn最大アップリンクレート選択肢インディケータ、3772…ユーザデータ、3774…データレート情報、3775…アップリンク TCHセグメント情報、3776…送信スケジューリング情報、3777…トーン情報、3778…タイミング情報、3779…最大アップリンクデータレート選択肢インディケータ情報、3780…アップリンクデータレート選択肢情報、3781…第1のタイプの情報、3782…第2のタイプの情報、3783…レート1情報、3784…レートM情報、3785…ビット数、3786…変調方法情報、3787…表、3788…レート1情報、3789…レートm情報、3790…ビット数、3791…変調方法情報、3792…表、3793…レート1情報、3784…レートN情報、3800…無線通信システム内の無線端末を作動させる例示的な方法のフローチャート、3802…無線通信システム、例えば、OFDM無線通信システム内の無線端末を作動させる方法を開始する、3804…アップリンクチャネルセグメント、例えば、繰り返し基準で反復する一定数の所定のインデックス付きトラヒックチャネルセグメントを含むアップリンクタイミング/周波数構造内のアップリンクトラヒックチャネルセグメントに対応する最大レート選択肢インディケータを含むアップリンクトラヒックチャネル割り当てを受信する、3806…WTのための受信割り当てか?、3808…割当アップリンクチャネルセグメント内で送信されるデータに関する伝送レート情報を提供する、割り当てアップリンクチャネルセグメントのためのアップリンクレート選択肢情報を指示するインディケータを判定する、3810…受信割り当ては第1のタイプか、又は、第2のタイプか?、3812…受信最大レート選択肢値は第1の値の集合又は第2の値の集合のどちらが提供するか?
3814…レート選択肢を選択する、3816…レート選択肢を選択する、3818…レート選択肢を選択する、3820…第1の関数を使用して選択レート選択肢からインディケータへのマッピングを決定する、3822…第2の関数を使用して選択レート選択肢からインディケータへのマッピングを決定する、3824…第3の関数を使用して選択レート選択肢からインディケータへのマッピングを決定する、3826…アップリンクチャネルセグメント内で、データと共に、決定されたアップリンクレート選択肢情報を指示する、3828…インディケータを通信するためにセグメント内のエネルギーパターンを使用する、3840…割り当てアップリンクトラヒックチャネルセグメントのエアーリンクリソースを使用して、データ及び対応するレート選択肢情報を含むアップリンク信号を送信する

Claims (42)

  1. 無線通信チャネルを介して基地局と相互作用する少なくとも1台の無線端末を含む無線通信システムにおいて前記基地局を作動させる方法、該方法は下記を備える:
    少なくとも幾つかの情報を前記基地局へ送信するときに、前記無線端末によって使用される最大のアップリンクデータ伝送レートを選択すること、ここにおいて、前記最大のアップリンクデータ伝送レートは複数の可能な伝送データレートのうちの1つである;
    最大のアップリンクデータレートのインディケータを前記無線端末へ送信すること、ここにおいて、該最大のアップリンクデータレートのインディケータは、前記選択された最大のアップリンクデータ伝送レートを指示し、ここにおいて、前記選択された最大のアップリンクデータ伝送レートは、前記少なくとも幾つかの情報を送信するときに、前記無線端末が使用することを許可された、最大のアップリンクデータ伝送レートである;および、
    前記無線通信チャネルを介して通信され、前記送信された最大のアップリンクデータレートのインディケータによって前記無線端末へ指示された前記選択された最大のアップリンクデータ伝送レートより大きくない、前記無線端末によって選択されたアップリンクデータ伝送レートで送信されたデータを、前記無線端末から、受信すること。
  2. 更に下記を備える請求項1記載の方法:
    データを前記基地局へ通信する際に使用されるアップリンクのトラヒックのセグメントの少なくとも幾つかを、前記無線端末に割り当てること、ここにおいて、前記アップリンクのトラフィックチャネルのセグメントは、アップリンク信号を前記基地局へ通信するために専ら使用される無線通信チャネルのセグメントである;および、
    アップリンクのトラヒックのセグメント割り当ての情報を、前記無線通信チャネルを介して、前記無線端末へ送信すること。
  3. ある期間に亘って下記の前記ステップを繰り返すことを更に備える請求項2記載の方法:
    前記選択すること;
    前記最大のアップリンクデータレートのインディケータを送信すること;
    前記少なくとも幾つかのアップリンクのトラヒックのセグメントを割り当てること;
    前記アップリンクのトラヒックのセグメントの割り当て情報を送信すること。
  4. 請求項3記載の方法、ここにおいて、
    前記少なくとも幾つかのアップリンクのトラヒックのセグメントを割り当てるステップが前記期間に実行される度に、前記最大のアップリンクデータ伝送レートを選択するステップが1回ずつ実行される。
  5. 請求項1記載の方法、ここにおいて、
    前記最大のアップリンクデータ伝送レートを選択するステップは、
    前記無線通信チャネルの品質に基づいて選択を行うことを含む。
  6. 更に下記を備える請求項5記載の方法:
    前記最大のアップリンクデータ伝送レートとして選択するために考慮されている少なくとも1つのデータ伝送レートを使用して、アップリンク信号を、前記無線端末が送信するならば、他の無線端末に引き起こされるであろう干渉を推定すること、ここにおいて、
    前記最大のアップリンクデータ伝送レートを選択するステップは、前記選択された最大のアップリンクデータレートが使用されるときに、前記無線端末からのアップリンク伝送によって引き起こされるであろう前記他の無線端末への干渉の量にさらに基づいている、請求項5に記載の方法。
  7. 請求項6記載の方法、ここにおいて、
    前記基地局は、
    前記アップリンク信号を送信するために使用される少なくとも1個のアップリンクの通信セグメントを割り当て、
    前記セグメントの割り当て情報を前記無線端末へ通信し、
    ある時点に前記無線端末へ割り当てられるセグメントの個数が前記無線端末によって送信されるデータの量の推定値に基づくように、
    作動される。
  8. 請求項1記載の方法、ここにおいて、
    前記選択された最大のアップリンクデータ伝送レートは、指示されうる複数の可能な最大のアップリンクデータ伝送レートのうちの1つであり、指示されうる個数は、アップリンク信号の送信のために前記無線端末によって選択され使用されうるアップリンクデータレートの個数より少ない。
  9. 請求項1記載の方法、ここにおいて、
    前記最大のアップリンクデータレートのインディケータは、前記無線端末によって使用されうるアップリンクデータ伝送レートの完全な集合を一意に特定するために必要とされるビット数未満である最大のビット数を最大で含む。
  10. 更に下記を備える請求項1記載の方法:
    前記無線端末から電力情報を受信すること、ここにおいて、
    前記最大のアップリンクデータ伝送レートを選択するステップは、前記受信された電力情報によって指示されるような、前記無線端末で利用可能な電力の関数として実行される、請求項1に記載の方法。
  11. 更に下記を備える請求項2記載の方法:
    データを前記基地局へ通信するために前記無線端末によって使用されるアップリンクデータ伝送レートを指示するアップリンクデータレートの情報を前記無線端末から受信すること。
  12. 請求項11記載の方法、ここにおいて、
    利用されたアップリンクデータレートの情報は、が前記利用されたアップリンクデータレートの情報によって指示された前記データレートで送信されたデータと共に受信される。
  13. 請求項12記載の方法、ここにおいて、
    前記利用されたアップリンクデータレートの情報は、前記データを通信するために使用される1個以上の信号の所定の部分集合で前記データを通信するために使用されるエネルギーを超える追加のエネルギーのロケーションによって指示され、
    ここにおいて、前記部分集合は、前記データを通信するため使用される前記アップリンクデータレートに対応し、前記1個以上の信号は、直交周波数分割多重信号のトーンである。
  14. 前記追加のエネルギーは、選択された前記データレートに応じて決まる、請求項13に記載の方法。
  15. 前記追加のエネルギーは、最低のデータレートに応じて決まる、請求項13に記載の方法。
  16. 前記追加のエネルギーは、前記データを送信するため使用されるエネルギーを少なくとも2dB上回る、請求項15に記載の方法。
  17. 無線通信チャネルを介して基地局と相互作用する少なくとも1台の無線端末を含む無線通信システムにおける前記基地局、前記基地局は下記を備える:
    少なくとも幾つかの情報を前記基地局へ送信するときに、前記無線端末によって使用される最大のアップリンクデータ伝送レートを選択する手段、ここにおいて、前記最大のアップリンクデータ伝送レートは、複数の可能な伝送データレートのうちの1つである;
    最大のアップリンクデータレートのインディケータを前記無線端末へ送信する手段、ここにおいて、該最大のアップリンクデータレートのインディケータは、前記選択された最大のアップリンクデータ伝送レートを指示し、ここにおいて、前記選択された最大のアップリンクデータ伝送レートは、前記少なくとも幾つかの情報を送信するときに、前記無線端末が使用することを許可された最大のアップリンクデータ伝送レートである;および、
    前記無線通信チャネルを介して通信され、前記送信された最大のアップリンクデータレートのインディケータによって前記無線端末へ指示された前記選択された最大のアップリンクデータ伝送レートより大きくない、前記無線端末によって選択されたアップリンクデータ伝送レートで送信されたデータを、前記無線端末から受信する手段。
  18. 更に下記を備える請求項17記載の基地局:
    データを前記基地局へ通信する際に使用されるアップリンクのトラヒックのセグメントの少なくとも幾つか幾つかを、前記無線端末に割り当てる手段、ここにおいて、アップリンクのトラヒックチャネルの前記セグメントは、アップリンク信号を前記基地局へ通信するために専ら使用される無線通信チャネルのセグメントである;
    アップリンクのトラヒックのセグメント割り当て情報を、前記無線通信チャネルを介して、前記無線端末へ送信する手段。
  19. 更に下記を備える請求項18記載の基地局、
    下記の前記ステップをある期間に亘って繰り返すように前記基地局を制御する手段:
    前記選択すること;
    前記最大のアップリンクデータレートのインディケータを送信すること;
    前記少なくとも幾つかのアップリンクのトラヒックのセグメントを割り当てること;および、
    前記アップリンクのトラヒックのセグメント割り当て情報を送信すること。
  20. 請求項19記載の基地局、ここにおいて、前記制御する手段は下記を含む、
    前記無線端末によって専用で使用される少なくとも幾つかのアップリンクのトラヒックのセグメントを前記基地局が割り当てる度に、前記基地局に最大のアップリンクデータ伝送レートを1回選択させる手段。
  21. 前記最大のアップリンクデータ伝送レートを選択する手段は、前記無線通信チャネルの品質に基づいて選択を行う手段を含む、請求項17に記載の基地局。
  22. 更に下記を備える請求項21記載の基地局:
    前記最大のアップリンクデータ伝送レートとして選択するため考慮されている少なくとも1つのデータ伝送レートを使用して、アップリンク信号を、前記無線端末が送信するならば、他の無線端末に引き起こされるであろう干渉を推定する手段、ここにおいて、
    前記最大のアップリンクデータ伝送レートを選択する手段は、前記選択された最大のアップリンクデータレートが使用されるときに前記無線端末からのアップリンク伝送によって引き起こされるであろう前記他の無線端末への干渉の量を前記選択の基礎に置く。
  23. 無線通信チャネルを介して無線端末と相互作用する少なくとも1台の基地局を含む無線通信システムにおいて前記無線端末を作動させる方法、該方法は下記を備える:
    前記無線端末が使用することを許可された最大のアップリンクデータ伝送レートを指示する最大のアップリンクデータレートのインディケータを前記基地局から受信すること;
    前記最大のアップリンクデータ伝送レート以下である複数の可能なアップリンク伝送データレートから、使用するアップリンク伝送データレートを選択すること;および、
    前記選択されたアップリンクデータ伝送レートを使用して前記無線通信リンクを介して前記基地局へデータを送信すること。
  24. 更に下記を備える請求項23記載の方法:
    前記基地局によって前記無線端末に割り当てられ、アップリンク信号を通信する際に使用される少なくとも1個のアップリンクのセグメントを指定する割り当て情報を受信すること、ここにおいて、
    前記最大のアップリンクデータレートのインディケータは、前記無線端末に割り当てられた前記少なくとも1個のアップリンクのセグメントで使用されうる前記最大のアップリンクデータ伝送レートを指示する。
  25. 請求項24記載の方法、ここにおいて、
    前記最大のアップリンクデータレートのインディケータは、アップリンク信号を送信するために前記無線端末によって選択されうる前記複数の可能なアップリンクデータ伝送レートを一意に識別するために必要とされるビット数未満であるビット数を最大で含む。
  26. 請求項23記載の方法、ここにおいて、
    アップリンクデータ伝送レートを選択することは、使用するアップリンクデータ伝送レートを選択する際に、係数として利用可能な電力に関する情報を使用することを含む。
  27. 前記アップリンクデータ伝送レートを選択することは、前記基地局へ送信されるデータの量に応じてさらに実行される、請求項23に記載の方法。
  28. 前記アップリンクデータ伝送レートを選択することは、前記無線通信チャネルの変化に関係して前記無線端末に記憶された情報に応じてさらに実行される、請求項27に記載の方法。
  29. 前記アップリンクデータ伝送レートを選択することは、送信されるデータの重要度に応じてさらに実行される、請求項28に記載の方法。
  30. 更に下記を備える請求項24記載の方法:
    前記無線端末によって使用されるアップリンクデータ伝送レートを指示するアップリンクデータレートの情報を前記基地局へ通信すること。
  31. 請求項30記載の方法、ここにおいて、
    前記アップリンクデータレートの情報を通信することは、前記指示されたデータレートで送信された前記データと共に前記アップリンクデータレートの情報を送信することを含む。
  32. 請求項31記載の方法、ここにおいて、
    前記データを通信するために使用された信号の所定の部分集合で前記データを通信するのに使用されたエネルギーを超える追加のエネルギーを配置することにより、前記アップリンクデータレートの情報は指示され、ここにおいて、前記部分集合は前記データを通信するため使用された前記アップリンクデータレートに対応している。
  33. 前記追加のエネルギーは前記選択されたデータレートに応じて決まる、請求項32に記載の方法。
  34. 前記追加のエネルギーは最低のデータレートに応じて決まる、請求項32に記載の方法。
  35. 前記追加のエネルギーは前記データを送信するため使用された前記エネルギーを少なくとも2dB上回る、請求項34に記載の方法。
  36. 前記アップリンクデータ伝送レートを選択することは前記無線端末によって検出された前記無線通信チャネルの品質に応じてさらに実行される、請求項27に記載の方法。
  37. 無線通信チャネルを介して無線端末と相互作用する少なくとも1台の基地局を含む無線通信システムにおいて使用される前記無線端末、該無線端末は下記を備える:
    前記無線端末が使用することを許可された最大のアップリンクデータ伝送レートを指示する最大のアップリンクデータレートのインディケータを前記基地局から受信する手段;
    前記最大のアップリンクデータ伝送レート以下である複数の可能なアップリンク伝送データレートから、使用するアップリンク伝送データレートを選択する手段;および、
    前記選択されたアップリンクデータ伝送レートを使用して前記無線通信リンクを介して前記基地局へデータを送信する手段。
  38. 請求項37記載の無線端末、ここにおいて、前記受信する手段は下記を含む:
    アップリンク信号を通信する際に使用するために、前記基地局によって前記無線端末に割り当てられた少なくとも1個のアップリンクのセグメントを指示する割り当て情報を検出する手段、ここにおいて、
    前記最大のアップリンクデータレートのインディケータは前記無線端末に割り当てられた前記少なくとも1個のアップリンクのセグメントで使用されうる前記最大のアップリンクデータ伝送レートを指示する、請求項37に記載の無線端末。
  39. 請求項38記載の無線端末、ここにおいて、
    前記最大のアップリンクデータレートのインディケータは、アップリンク信号を送信するために前記無線端末によって選択されうる前記複数の可能なアップリンクデータ伝送レートを一意に識別するために必要とされるビット数未満であるビット数を最大で含む。
  40. 請求項37記載の無線端末、ここにおいて、
    前記アップリンクデータ伝送レートを選択する手段は下記を含む:
    使用するアップリンクデータ伝送レートを選択する際に、係数として利用可能な電力に関する情報を使用する手段。
  41. 請求項37記載の無線端末、ここにおいて、
    前記アップリンクデータ伝送レートを選択する手段は、前記基地局へ送信されるデータの量に応じて前記アップリンクデータ伝送レートを選択する。
  42. 請求項37記載の無線端末、ここにおいて、
    前記アップリンクデータ伝送レートを選択する手段は、前記基地局へ送信されるデータの重要度に応じて前記アップリンクデータ伝送レートを選択する。
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