JP2008533807A - メッセージを受信者に配信するための通信システムにおける方法とシステム構成 - Google Patents

メッセージを受信者に配信するための通信システムにおける方法とシステム構成 Download PDF

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Abstract

通信システムにおいて通信メッセージを受信者に配信するための、記載されているメッセージング装置は、いくつかのメッセージング・サーバ(201〜204)、共通のメッセージ・ストア(205)およびディスパッチャ(206)を備えている。メッセージング・サーバ(201〜204)は、受信者宛のメッセージを受信し、そのメッセージを共通のメッセージ・ストアに保存し、共通のメッセージ・ストアに保存し終わった受信メッセージをディスパッチャに知らせることができる。ディスパッチャは、それから、そのメッセージの受信者への配信のためにいずれのメッセージング・サーバを起動するかを決めるように、設定されている。この決定は、受信者の配信の好みに基づいて行うることができる。その後、ディスパッチャは、そのメッセージを配信するように決められたメッセージング・サーバを起動し、決められたメッセージング・サーバがそのメッセージを読み出し、受信者に配信する。必要であれば、決められたメッセージング・サーバは、そのメッセージを、決められたメッセージング・サーバにより処理されるメッセージ・タイプに適合させる。この解決策により、受信者は、メッセージを、発信元のメッセージ・タイプに係わらず、任意の好適なメッセージ・タイプで受信することができる。また、この処置は、電話会社が新しいメッセージ・タイプを処理する新しいメッセージング技術をシステムに組み込むことをより容易にする。

Description

本発明は、通信システムにおける方法とシステム構成に関するものであり、特に、受信者とメッセージの送り手との通信を容易にするように、メッセージを受信者に配信するための方法とシステム構成に関するものである。
すべての通信世界において、現在我々が経験しているように、音声、データ、画像および映像のようなメディア・タイプは、世界中どこでもいつでも便利に交信されており、それによって生活の質と生産性とを向上させ、より資源効率のよい世界を可能にしている。メッセージングは、そのような世界でエンドユーザにとって鍵となるサービスである。そのような世界において、人々は、それぞれの通信相手の能力を気に掛けることなく、自身の好みのやり方でメッセージを送信し、受信することができるであろう。
エンドユーザの経験を豊かにし、そのエンドユーザがメディア形式をより自由に選べることができるように、メッセージング・サービスの能力が絶えず改良されている。しかし、これらの改良が、新しい技術を有するユーザにとって呼びかけのできる通信相手の集合の分裂を招くことがあってはならない。すなわち、新しいメッセージング・サービスや技術を有するユーザが、そのメッセージング・サービスや技術が可能な他のユーザとしか通信ができないような状況を招くべきではない。それゆえ、統合されたメッセージの世界に円滑に移行できるように、新しいメッセージング技術と確立したメッセージング技術との相互作用のための機能をサポートする取り組みが行われている。
電気通信分野におけるマルチメディアおよび3Gの出現で、重要な技術上の飛躍的な進歩が到来している。メディアのタイプを、通信の基盤でありメディアが通信方法を決めることに依存しなくてはならないものと、もはや考える必要はない。場所や時間を考慮したり、通信手段の選択がそのような要因に基づく必要はいずれもない。技術的には、3Gおよびマルチメディアが、どこでも、いつでも、任意のメディア・タイプ(映像、音声、画像およびテキスト)およびそれらの組み合わせを用いて通信することを可能にしている。しかしながら、その導入は、当初は、全てのユーザを一度に最新の技術に高めることはできないので、通信能力の分裂をきたす。一般に、SMSおよび移動電話の成功は、本人認識の確実性と連携するサービスの重要性を示している。
以上のように、エンドユーザは、完全に自身の通信要求に基づいて通信方法を決めることを望むということが、見出されてきた。たとえば、メッセージを送信するユーザは、自身の現在の要求に叶った形式でそのメッセージを送信できることを望み、そのメッセージを受信するエンドユーザは、自身の現在の要求に叶った形式でそのメッセージを受信することを望んでいる。
エンドユーザ間、すなわちメッセージの発信者からメッセージの受信者へのメッセージングを可能にする大抵の先行技術による解決策は、垂直型アーキテクチャに基づいており、そこでは各々のメッセージングの解決策は、単独で動作、すなわち、それ自身のプロビジョニングやサービス管理等に対する機能性を有する。
図1は、垂直型メッセージング・アーキテクチャを有する通信システムを示しており、現在、通例は電話会社により配備されている。ここで、各々のメッセージング・サービスないしメッセージ・タイプ、たとえばIPメッセージング(MoIP: Messaging over IP)、マルチメディア・メッセージング・サービス(MMS: Multimedia Message Services)、インスタント・メッセージング(IM: Instant Messaging)、ショート・メッセージ・サービス(SMS: Shoet Message Services)は、そのエンドユーザのドメインに設定されるそれ自身のクライアント、たとえばSMSクライアント、MMSクライアント、インスタント・メッセージングとプレゼンス・サービス(IMPS: Instant Messaging and Presence Service)クライアント、およびそれ自身のサービス・センタ、たとえばMoIPセンタ、マルチメディア・メッセージング・センタ(MMC: Multimedia messaging Centre)、SMS−CおよびIMPSサービス・センタをもたらす。
このような解決策では、各々のサービス・センタは、それ自身のメッセージ・ストア、それ自身のディレクトリ、自身の通知サーバおよびしばしば自身のO&Mシステムを有する。そのMoIPサービス・センタは、ボイス・メール、ウェブ・メールおよび電子メール・サービスを処理する、エリクソンのシステムである。この垂直型メッセージング・アーキテクチャは、また、その異なるメッセージング・サービスに対して共通のサービス・ネットワーク・ドメイン内にいくつかの機能、たとえば共通ディレクトリ、およびプロビジョニング、課金、O&Mおよび認証に共通の機能を有する。そのアーキテクチャは、また、他のネットワークとの通信のためのボーダ・ゲートウェイ、たとえばボイス・ゲートウェイ、プッシュ・プロキシ・ゲートウェイおよびWAPゲートウェイを有する。
その通信システムは、また、ビジネス管理ドメイン、ネットワーク管理ドメインおよびアプリケーション・ドメインとの接続部を備えている。アプリケーション・ドメインとの接続は、付加価値サービス・プロバイダのゲートウェイ(VASP GW)を介して可能である。マルチメディア・ライブラリ(MML: Multimedia Library)が、また備わっており、たとえばユーザに対するMMSメッセージを保存する。そのMMLは、また、ユーザがそのMMLから他のマルチメディア・コンテンツにアクセスするのを可能にしている。それによって、そのMMLは、ストレージ、内容検索イネーブラとして機能し、そしてメッセージの共有を可能にしている。
垂直型解決策を配備した経験から、共通の機能性がないことが、そのシステムにおいて付加的なノードないしメッセージングの解決策ごとに対し、一体化と運用のコストが10倍に増加することは明らかである。また、垂直型解決策が、移動通信サービスのような通信サービスの配備にとって、極めて長い時間がかかることを経験的に知っている。それゆえ、たとえば通信サービスの電話会社および他のプロバイダから、垂直型メッセージング・アーキテクチャから、異なるメッセージング・サービスに対して、一部の機能性が共通である水平型メッセージング・アーキテクチャに向けて切り替えるという要望がある。
以上のように、ユーザには、そのユーザ自身のその時点の通信要求および通信能力に基づいて誰とでも通信できるという要求がある。また、電話会社には、そのメッセージング・アーキテクチャが、新しいメッセージ・タイプを処理する新しいメッセージング技術を容易に追加されることができそうな水平型メッセージング解決策/アーキテクチャを提供できるという要求がある。
そのアプリケーションにおいて、メッセージ・タイプは、特定のメッセージング・サーバにより処理されるメッセージとして定義される。たとえば、通常、電子メール・サーバは、メッセージ・タイプの電子メールを処理し、ボイス・メール・サーバは、メッセージ・タイプのボイス・メールを処理し、そしてMMSサーバは、メッセージ・タイプのMMSメッセージを処理する。また、1つのメッセージング・サーバが、複数種のメッセージを処理することもできるだろう。その結果、メッセージ・タイプという文言は、実際に複数種のメッセージ、たとえばMMSおよびSMSを含むことができる。
本発明の目的は、元のメッセージ・タイプにかかわらず、メッセージが特定のメッセージ・タイプとして受信者に受信されるように、通信システムにおけるメッセージを受信者に配信するための方法およびシステム構成を提供することである。
本発明の別の目的は、新しいメッセージ・タイプがシステム構成にごく少しの変更をした方法およびシステム構成により処理されることが可能になるように、通信システムにおけるメッセージを受信者に配信するための方法およびシステム構成を提供することである。
上述の目的は、独立クレームを特徴付ける部分で説明されている方法およびシステム構成により達成される。
第1の側面に照らして、本発明は、通信メッセージを受信者に配信するための通信システムにおける方法に係わる。
その通信システムは、異なるタイプのメッセージを処理するいくつかのメッセージング・サーバであって、各々のメッセージング・サーバは特定のメッセージ・タイプのメッセージを処理するメッセージング・サーバと、いくつかのメッセージング・サーバのいずれかから受信されたメッセージを保存するための共通のメッセージ・ストアと、受信者へのメッセージ配信を処理するディスパッチャとを備える。
その方法は、受信メッセージング・サーバにおいて、メッセージの受信者宛のメッセージを受信する工程と、共通のメッセージ・ストアにメッセージを保存する工程と、受信メッセージ・サーバにより、ディスパッチャに受信メッセージを通知する工程と、ディスパッチャにより、メッセージの配信のためにいずれのメッセージング・サーバを起動するかを決定する工程と、ディスパッチャにより、メッセージを配信するように決定されたメッセージング・サーバを起動する工程と、決定されたメッセージング・サーバで、メッセージ・ストアからメッセージを受信する工程と、メッセージが、決定されたメッセージング・サーバにより処理されるメッセージ・タイプと異なるタイプである場合、メッセージを決定されたメッセージング・サーバにより処理されるメッセージ・タイプに適合させる工程と、メッセージを受信者に配信する工程とを有する。
第2の側面に照らして、本発明は、通信メッセージを受信者に配信するように適合された通信システムにおけるシステム構成に係わる。
その通信システムは、異なるタイプのメッセージを処理するように適合されているいくつかのメッセージング・サーバであって、各々のメッセージング・サーバは特定のメッセージ・タイプを処理するように適合されているメッセージング・サーバと、メッセージング・サーバのいずれかから受信されたメッセージを保存するように適合された共通のメッセージ・ストアと、受信者へのメッセージ配信を処理するように適合されたディスパッチャとを備える。
いくつかのメッセージング・サーバの各々は、さらに、メッセージの受信者宛のメッセージを受信する手段と、ディスパッチャに受信済みメッセージを通知する手段と、メッセージがメッセージ・サーバにより処理されるメッセージ・タイプと異なるタイプである場合、メッセージをメッセージング・サーバにより処理されるメッセージ・タイプに適合させる手段と、メッセージを受信者に配信する手段とを有する。
ディスパッチャは、さらに、メッセージの配信のために、いずれのメッセージング・サーバを起動するかを決定する手段と、メッセージを配信するように、決定されたメッセージング・サーバを起動する手段とを有する。
第3の側面に照らして、本発明は、通信メッセージの受信者への配信を処理するように設定された通信システムおけるノードに係わるものである。
その通信システムは、異なるタイプの通信メッセージを処理するためにいくつかのメッセージング・サーバを有し、各々のメッセージング・サーバは、特定のメッセージ・タイプのメッセージを処理するように設定されている。
そのノードは、通信システムにおける他の構成要素との通信用に設定された通信インタフェースと、メッセージの受信者への配信を制御するためのルート決定ユニット及びスケジューリング・ユニットとを備える。
そのノードは、さらに、通信インタフェースで、メッセージング・サーバから、メッセージング・サーバで受信されたメッセージについての通知を受信する手段と、受信者の配信の好みに基づいて、メッセージの配信を担うメッセージング・サーバを決定する手段と、メッセージを配信するように、決定されたメッセージング・サーバを起動する手段とを有する。
第4の側面に照らして、本発明は、通信メッセージの受信者への配信を処理する通信システム内のノードにおける方法に係わるものである。
その通信システムは、異なるタイプの通信メッセージを処理するためにいくつかのメッセージング・サーバを有し、各々のメッセージング・サーバは、特定のメッセージ・タイプのメッセージを処理するように設定されている。
その方法は、メッセージング・サーバから、そのメッセージング・サーバで受信されたメッセージについての通知を受信する工程と、受信者の配信の好みに基づいて、メッセージの配信を担うメッセージング・サーバを決定する工程と、メッセージを配信するように、その決定されたメッセージング・サーバを起動する工程とを有する。
本発明の長所は、そのエンドユーザに、本人の全てのメッセージに共通のメールボックスを提供することである。
本発明のさらなる長所は、その通信システムの電話会社に、共通の機能および要素の再使用および共有に基づいて、水平型に統合されたメッセージング解決策を提供することである。それによって、その電話会社が、新しいメッセージ・タイプを処理する新しいメッセージング技術をそのシステムに一体化することがより容易になるであろう。
更なる長所は、メッセージの発信者から送信されたときのメッセージのメッセージ形式ないしタイプに係わらず、エンドユーザがエンドユーザにより定義された形式ないしタイプでメッセージを受信できるようにすることである。
本発明の別の長所は、実際のメッセージが、メッセージの処理方法に関する要求に従わないという事実によっている。それによって、メッセージが、メッセージングシステム内に余計に送信されることなく、それによってシステムに余計な負荷を加えることが避けられる。
さらに別の長所は、本発明が、実時間に近い特性が必要とされるとき、たとえばチャット・セッションにおいて、ディスク・ストレージによりもたらされる待ち時間を避けるために、メッセージの最適化された直接配信を可能にすることである。さらに、本発明により提供される直接配信は、本発明の中で説明されている蓄積機能および転送機能に対するフォールバックを、常にいつでも有している。
本発明は、以下で、添付の図面を参照しながらさらに詳しく説明されるであろう。
本発明が、下文に、本発明の好適な実施形態が示されている添付図面を参照しながら、より完全に説明されるであろう。しかしながら、本発明は、多くの異なる形で実施されることができ、そして本明細書で説明されている実施形態に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、この開示が完全かつ欠けたところがなく、そして当業者には本発明の範囲を十分伝えることになるように提供されている。図面では、同じ番号は同じ要素を参照している。
本発明に準拠したメッセージングシステムおよび方法は、エンドユーザの要求に対応する永続的なメッセージング・ビジネスを設立するという要望を反映している。ごく少数のユーザのみがお互いに通信できるとか、あるいは技術シフトの苦労がエンドユーザに課せられるような、技術の孤立化(technoligy island)を作り出すことなくこれらの要求をかなえる、より高度な方法に移る特別な挑戦がある。本発明に準拠したメッセージングシステムおよび方法は、他のエンドユーザにより使用されている旧来の技術によって設定される制限に対処し、メッセージング・サービス間の相互作用をできるようにしながら、上級のエンドユーザに対して一貫したメッセージング・サービスを保証することが狙いである。
これまでに説明してきた基準の全てを考慮して、本発明の実施形態に準拠したシステムが、図2に示されているように設定されることができる。
図2の装置は、いくつかのメッセージング・サーバを備えており、各々のメッセージング・サーバが1つのメッセージ・タイプを処理する、ボイス・メールを処理するボイス・メール・サーバ201、MMSメッセージを処理するMMSサーバ202、電子メールを処理する電子メール・サーバ203、およびXXXサーバ204を現している。XXXサーバは、任意の他のメッセージ・タイプを処理するための任意の他のメッセージング・サーバを象徴している。
メッセージング・サーバ201−204は、各々のメッセージング・サービスに対するビジネス・ロジックを含んでおり、そこでの1つの重要な側面はプロトコルの処理である。メッセージング・サーバは、システムの外部から、たとえば移動端末211からのメッセージを受信し、ディスパッチャ206に受信済みメッセージを通知し、メッセージをメッセージ・ストア205に送信し、そして移動端末212のような受信者にメッセージを配信するように設定されている。
そのシステムは、また、上で簡単に触れた2つのメッセージング・イネーブラ、メッセージ・ストア205およびディスパッチャ206を備え、それらはメッセージング・サーバ201−204と接続されている。メッセージ・ストア205は、メッセージ・タイプ、たとえば電子メール、MMS、ボイス・メール、ビデオ・メール、インスタント・メッセージの蓄積および転送等に係わらず、受信者の全てのメッセージを含む、受信者あたり1つのメールボックス・ディレクトリをホスティングするファイル・サーバである。
受信者は、最も普通の場合、エンド・ユーザである。とはいえ、中継の場合、たとえば第1の電話会社の第1の通信システムから別の電話会社の第2の通信システムに送信されるメッセージに対しては、図8に関連してさらに説明されているように、受信者は、第1の通信システムにあるメッセージングシステムの観点からは、第2の通信システムと見なすことができ、それ自身のメールボックスを第1の通信システム内のメッセージ・ストアに有している。たとえば、MMS内の各々のMM4の宛先は、着信/発信トラヒック用にそれ自身のメールボックスを有している。MM4は、MMS参照アーキテクチャのインタフェースである。MM4は、1つのMMSサーバと他のマルチメディア・メッセージ環境にある別のMMSサーバとの間の参照点である。MM4および他のMMSインタフェースは、2004年6月に発行された3GPP技術仕様書TS_23.140_バージョン_5.11.0の第6章に説明されている。そのメッセージ・ストアは、すべての異なるタイプのメッセージを保存する共通のメッセージ・ストアである。各々のメールボックスは、少なくとも1つのインボックスおよび1つのアウトボックス・ファルダを有するが、また、送信される項目等に対する他のフォルダも有することができる。
ディスパッチャ206は、メッセージングシステムの心臓部であり、メッセージが配信されることを保証する。ディスパッチャ206は、2つのはっきりと異なる部分を備える。すなわち、メッセージの配信にいずれのメッセージング・サーバ・タイプを使用するかを決定するルート・リゾルバと、メッセージをいつ起動するかを決定するタイマー機能、すなわちスケジューラとである。ディスパッチャ206は、メッセージの配信のためにいずれかのメッセージング・サーバを起動し、そして受信者の好み、たとえばユーザのプロファイルやプレゼンス等に基づいて、いつ配信するかを決定するように設定されている。受信者の好みを調べるために、システムは、共通ディレクトリ207およびプレゼンス・サーバ208と関連付けられることができる。共通ディレクトリ207および/またはプレゼンス・サーバ208は、そのとき、ディスパッチャが受信者の好みを調べるために、ディスパッチャ206により連絡を取ることができる。結果として、ディスパッチャは、また、メッセージを受信者に配信するために、決定されたメッセージング・サーバを起動するように設定されている。
図2のシステムに対して、以下に、本発明の典型的な実施形態に準拠した手順が説明されている。その手順は、また矢印で説明されており、極太で描かれた矢印は、メッセージが発信者、たとえば第1の移動端末211から、受信者、たとえば第2の移動端末212まで取ることのできる異なるルートを示している。通常の太さの矢印は、信号のみを示している。信号は、また極太の矢印上で送ることもできる。
最初に、メッセージング・サーバ201−204が、メッセージを受信する。そのメッセージング・サーバは、それから、同じメッセージ・タイプでそのメッセージの受信者への直接配信が適切であるかどうかを調べるために、ディスパッチャにオプションのルート探索メッセージを送信することができる。その後、オプションのルート探索メッセージに対するディスパッチャからの応答に、そのメッセージを直接配信するように、メッセージング・サーバに対する起動が含まれている場合、メッセージング・サーバはそのメッセージを受信者に配信する。そうでない場合、すなわち、ルート探索メッセージが送信されない場合、メッセージング・サーバは、そのメッセージをメッセージ・ストア205に送信し、メッセージ・ストア205にある受信者のインボックスにメッセージを保存する。
メッセージング・サーバは、また、ディスパッチャ206に新たに到来したメッセージを通知する。ディスパッチャに送信される最も重要な情報は、ルーティング情報(受信者/宛先ID)およびメッセージ参照である。付加的な情報は、メッセージ・タイプおよびコンテンツ・タイプを含む。ディスパッチャ206がこの情報を受信すると、たとえば受信者の好み、たとえばユーザ・プロファイルやプレゼンス等に基づいて、そのメッセージの配信のためにいずれのメッセージング・サーバを起動するか、およびいつ起動するかを決定する。この決定は、受信者の好みに基づいていること以外に、また、メッセージング・サーバにかかる負荷のような、メッセージの配信の可能性に関連する他の属性に基づくこともできる。
ディスパッチャは、メッセージが後で配信されることになる場合、あるいは、再試行がメッセージに対してスケジュールされなければいけない場合、すなわち、もしそのメッセージが初めての配信ではその受信者にうまく配信されなくて、メッセージが再送されなければならない場合にも、また処理をする。スケジュールされた時間になると、ディスパッチャは、決定されたメッセージング・サーバ、すなわちディスパッチャにより選定されたメッセージング・サーバを起動する。メッセージング・サーバは、そのとき、アプリケーション・ルールに従ってそのメッセージをそのエンドユーザに配信することを担っている。実際のメッセージと、そのメッセージをどのように処理するかという要求とを切り離すことにより、メッセージは、メッセージングシステムの中で不必要に送信されることはなく、システムに不必要な負荷を掛けることはないであろう。
もし、受信者がそのメッセージが配信される前に通知を受ける方がよければ、この通知手順は、決定されたメッセージング・サーバの役目になる。これはその通知手順が、しばしば各々のメッセージング・サービスに固有であるからである。たとえば、ボイス・メール通知およびMMS通知は、全く異なる。ディスパッチャのタスクは、ちょうど、たとえばユーザの好みに基づいて正しいメッセージング・サーバを起動することである。メッセージの受信者が複数の場合、ディスパッチャは、各々の受信者の好みに基づいて受信者あたり1つのメッセージング・サーバ・インスタンスを起動する役目を有する。これは、たとえば、幾人かの受信者に対してはMMSとして、他の受信者に対してはSMSとして、そのメッセージが配信されることになるであろう。
図3は、図2に従ったそのメッセージングシステムを経由するメッセージの流れの例を示している。図3で、同じメッセージング・サーバ201−204が実際には2度示されていることに注目されたい。これは、図3の左側の部分にあるシステムに入ったときから、受信者に配信されて図3の右側の部分にあるシステムを離れるまで、メッセージがそのメッセージングシステムによりどのように処理されるかをよく示すためになされている。
1.メッセージが、メッセージング・サーバ201-204(プロトコル・ハンドラー)のいずれかにより受信され、そのメッセージング・サーバは(スパムおよびウィルス・コンテンツに対して)そのメッセージを検査し、メッセージ・ストア205内にある受信者のインボックスに保存されるように、メッセージ・ストアにメッセージを送信することができる。ディスパッチャ206は、メッセージ・ストアに新しいメッセージの到着があったことの通知を受ける。オプションとして、そのメッセージが共通のメッセージ・ストアに保存される前に、そのメッセージング・サーバは、ディスパッチャにルート探索メッセージを送信し、そのメッセージの受信者への直接配信が適切であるかどうかを調べることができる。もしそうであれば、メッセージング・サーバは、同じメッセージング・タイプを使用してそのメッセージを直接受信者に配信するであろうし、そのメッセージはメッセージ・ストアに保存されないであろう。
2.ディスパッチャ206は、そのメッセージがユーザ・プロファイル等のような受信者に関連する属性に基づいてどのように配信されるべきかを調べ、その結果に応じて、そのメッセージを配信すべきいずれかのメッセージング・サーバを選定する。トリガーが掛けられたとき(すぐにであろう)、選定されたメッセージング・サーバを起動するようなイベントがスケジュールされる。
3.メッセージ・ストア205は、受信者毎を基にしたメッセージ待ち行列として機能し、待ち行列からの取り外しはランダム・アクセスでディスパッチャにより制御される。任意の発信の宛先は受信者と見なされる。全ての宛先はそれ自身のメールボックスを有しており、たとえば電話会社BへのMMS_MM4の宛先はそれ自身のメールボックスを有している。詳細については、図8を参照されたい。
4.選定された発信メッセージング・サーバが起動され、必要ならメッセージ通知(たとえばメッセージあり表示(MWI: Message Waiting indication))を含め、メッセージ配信が開始される。そのメッセージは、転送されるかまたは検索されるとき、受信者のインボックスから取り出され、必要であれば受信者の能力に適合される。そのメッセージに関連したディスパッチャ・イベントで実行されていないものは、いずれもメッセージが支障なく配信され終わったとき削除される。実行されていないディスパッチャ・イベントの削除は、メッセージが支障なく配信されたことを通知するメッセージをディスパッチャに送信した、選定された発信メッセージング・サーバによりトリガーが掛けられる。このスケジュールされたイベントの一般的な“削除”は、メッセージの多重配信を避けるためになされる。たとえば、ボイス・メールは、MMSとして配信されることになっていても、受信者の端末がオフラインであるためその受信者の端末に配信されることはできないであろう。しかしながら、受信者は、別の電話を使用して自身のボイス・メール・サービスを呼び出し、ボイス・メールを調べる。その受信者はメッセージを聞き、それを削除する。すぐに、ボイス・メール・サーバ内で要求されたこの削除は、上で説明されたように、ディスパッチャがスケジュールしたMMS再試行をも削除し、このようにしてメッセージの多重配信を避けるであろう。
5.そのメッセージが、第1のメッセージング・サーバにより受信され、第2のメッセージング・サーバにより配信されることになる場合、たとえば、もしそれが電子メール・サーバ内で電子メールとして受信され、MMSサーバによりMMSとして配信されることになると、そのメッセージは第1のタイプから第2のタイプに変換されなければならない。その変換は、通常、選定された発信メッセージング・サーバ内で遂行される。その変換のために、メッセージの状態およびヘッダのマッピングは、相互作用のあるメッセージング・サーバ(プロトコル・ハンドラー)間で了解されなければならない。上の例では、電子メール・ヘッダは、MMS多目的インターネット・メール拡張仕様(MIME: Multipurpose Internet Mail Extentions)のヘッダに変換されなければならず、メッセージの状態は変換されなければならない(電子メールの既読/未読およびMMSプッシュ符号)。メッセージが、第1のタイプから第2のタイプにどのように変換されるかは、そのメッセージ・タイプに依存している。3Gパートナーシップ・プロジェクト(3GPP)技術仕様書TS_23140、たとえば2003年03月に発行されたバージョン6.1.0の付録Aに、MMSメッセージは、ファクシミリ・メッセージ、ボイス・メール・メッセージ、SMS、電子メール等と、どのように相互変換されるかが説明されている。他のメッセージング・タイプ間の変換については、変換がどのように遂行されるようになるかが明確であったり、あるいはまだ仕様が定められていない場合もある。
上で説明されたメッセージの流れでは、メッセージは、その着信メッセージング・サーバにより、順次メッセージ・ストア内の待ち行列に繋がれる。それらは、その発信メッセージング・サーバにその待ち行列からメッセージを取り出すように指図するカーソルとして機能するそのディスパッチャにより、ランダムに待ち行列から外される。その待ち行列は、そのメッセージ・ストア内のインボックスから見ると、ユーザ/インタフェースごとである。
図4は、本発明に準拠したメッセージの流れの例を示している。この例では、MMSメッセージが、図2のメッセージングシステムをどのように通過するかが示されている。図4にあるように、同じMMSサーバ202が、実際には2度示されており、図4の左側の部分にあるシステムに入ったときから、受信者に配信されて図4の右側の部分にあるシステムを離れるまで、メッセージがどのようにそのメッセージングシステムにより処理されるかをよく示している。そのMMSメッセージの配信に係わっているメッセージング・サーバのみが、図4に示されている。メッセージの流れは、図4の中の番号を参照して、次のようになる。
1.MM1サブミット・メッセージが着信MMSサーバ202により受信され、
2.MMSサーバ202は、メッセージ・ストア205に指示してそのメッセージを受信者のインボックスに保存させるように、MMSメッセージを含むNFS書き込み命令を送信する、
3.そして、MMSサーバ202は、ディスパッチャ206に対し、受信者のユーザIDおよびメッセージ参照のようなデータを含むメッセージ内に新しく到着したMMSメッセージがあることを通知する。
4.ディスパッチャ206は、ユーザの配信の好みのような配信に対するユーザ(受信者)に関連した属性を調べ、イベントをスケジュールする(ないし保存する)。この場合、結果として、MMS配信、すなわちMMSとしてのメッセージ配信になる。
5.再試行イベントは、そのメッセージが通知および以下のように実行される配信の結果として検索されない場合に、ディスパッチャ206内でスケジュールされる。
6.発信MMSサーバは、そのメッセージを配信するために起動される。ユーザ(受信者)IDおよびメッセージ参照を含めて、メッセージ配信要求がディスパッチャからMMSサーバに送信される。
7.MM1通知メッセージが受信者に送信され、受信者にそのメッセージを通知する。
8.上記7に対する応答として、受信者はそのメッセージの検索を要求するであろう。
9.メッセージは、NFSリード(取り出しメッセージ)内にある受信者のインボックスからMMSサーバにより読み出される。送信側と受信側との端末間で、そのメッセージ・タイプに影響する端末能力の違い、たとえば異なるディスプレイ解像度、音声コーデック等のために、配信の前にそのメッセージのトランスコーディングをもたらすことになりうる端末の能力が、調べられる。
10.メッセージが受信者に配信される。
11.メッセージに関連したディスパッチャ・イベントで実行されていないものは、いずれも、MMSサーバが、受信者IDおよびメッセージ参照を含めて、そのメッセージを消去する命令をディスパッチャに送信することにより、消去される。
オプションとして、MMSサーバは、MMSメッセージを保存するためにメッセージ・ストアに命令を送信する前に、ディスパッチャにルート探索メッセージを送信し、そのMMSメッセージの受信者への直接配信が適切りであるかどうかを調べることができる。もし適切であれば、MMSサーバは、同じメッセージング・タイプを使用して、受信者に直接そのメッセージを配信するであろうし、そのメッセージはメッセージ・ストアに保存されないであろう。
図5は、本発明に準拠したメッセージの流れの別の例を示している。この例では、図2のシステムがメッセージング・サーバ間相互作用を実現するために、どのように使用されているかが示されている。図5の例では、着信ボイス・メール・メッセージが、MMSメッセージとして受信者に配信されている。そのメッセージの流れは、図5の同じ番号を参照して、次のようになる。
1.ボイス・メッセージが着信ボイス・メール・サーバ201により受信され、
2.ボイス・メール・サーバ201は、メッセージ・ストア205に指示して、メッセージを受信者のインボックスに保存させるように、そのメッセージを含む網ファイル・システム(NFS)書き込み命令を送信する、.
3.そして、ボイス・メール・サーバ201は、ディスパッチャ206に対し、配信メッセージの予定(Schedule)に、受信者のユーザIDおよびメッセージ参照を含む新しく到着したメッセージがあることを通知する。
4.ディスパッチャ206は、ユーザの配信の好みのような配信に対するユーザ(受信者)に関連した属性を調べ、イベントをスケジュールする(ないし保存する)。この場合、結果として、元のボイス・メールのMMS配信になる。
5.再試行イベントは、そのメッセージが通知および以下のように実行される配信の結果として検索されない場合に、ディスパッチャ206内でスケジュールされる。
6.発信MMSサーバは、そのメッセージを配信するために起動される。ユーザ(受信者)IDおよびメッセージ参照を含めて、メッセージ配信要求がディスパッチャからMMSサーバに送信される。
7.MM1通知メッセージが受信者に送信され、受信者にそのメッセージを通知する。MM1は、MMS参照アーキテクチャのインタフェースである。MM1は、MMSユーザ・エージェントとMMSサーバとの間の参照点である。MM1および他のMMSインタフェースは、2004年06月に発行された3GPP技術仕様書TS_23.140_バージョン_5.11.0の第6章に説明されている。
8.上記7に対する応答として、受信者は、そのメッセージの検索を要求するであろう。
9.そのメッセージは、NFSリード(取り出しメッセージ)内にある受信者のインボックスからMMSサーバにより読み出される。そのボイス・メール・メッセージは、MMSサーバ内で、必要に応じてMMSヘッダ属性をマッピングないし生成することによりMMSメッセージに変換される。上で説明されている標準3GPP_TS_23140の付録A.5に準拠して、ボイス・メール・メッセージは、インターネット・メールのための音声プロファイル・バージョン2プロトコル(VPIMv2)を使用することにより、MMSメッセージに変換される。VPIMv2は、標準的なインターネット電子メール・システム上でのボイス・メッセージの転送をサポートするMIMEにフォーマット拡張を提供する。VPIMv2は、IETFにより見直され終わって後、RFC2421となった。
VPIM仕様書は、音声記録をカプセルに入れられたMIMEとし、簡易メール転送プロトコル(SMTP)を介してインターネット・メールの添付ファイルとして送信され、あるいはポスト・オフィス・プロトコル−バージョン3(POP3)ないしインターネット・メッセージ・アクセス・プロトコル−バージョン4(IMAP4)を介してインターネット・メールの添付ファイルとして取り込まれることを可能にしている。ボイス・メッセージに対して使用されるMIMEタイプは、“audio/*”である。
MMSとボイス・メールボックスとの相互作用のために、ボイス・メールボックスは、受信された音声記録をSMTPを介してVPIMメッセージとしてMMSリレー/サーバに転送することができる。MMSへの変換後、配信の前にそのメッセージのトランスコーディングをもたらす可能性のある受信者の端末能力が調べられる。
10.メッセージが受信者に配信される。
11.そのメッセージに関連したディスパッチャ・イベントで実行されていないものは、いずれも、MMSサーバが、受信者IDおよびそのメッセージ参照を含めて、メッセージを消去する命令をディスパッチャに送信することにより、消去される。
図2に示されているメッセージングシステムは、またインスタント・メッセージに対しても使用されることができる。図6に、セッション開始プロトコル(SIP: Session Initiatio Protocol)がどのように図2のメッセージングシステムを通過するかを示している。図6にあるように、同じIM/チャット・サーバ604が実際には2度示されており、図6の左側の部分にあるシステムに入ったときから、受信者に配信されて図6の右側の部分にあるシステムを離れるまで、SIPメッセージがそのメッセージングシステムによりどのように処理されるかをよく示している。そのメッセージの流れは、図6の同じ番号を参照して、次のようになる。
1.SIPメッセージが着信IM/チャット・サーバ604により受信され、
3.IM/チャット・サーバ604は、ディスパッチャ206に対し、配信メッセージないしルート検索メッセージないし同様のものの予定(Schedule)に、受信者のユーザIDおよびメッセージ参照を含む新しく到着したMMSメッセージがあることを通知する。これは、メッセージのヘッダが受信され次第、なされることができよう。すなわち、メッセージのコンテンツを待つ必要がない。これは実時間通信に近いので、時間遅延が短く保たれなければならない。
4.ディスパッチャ206は、ユーザの配信の好みのような配信に対するユーザ(受信者)に関連した属性を調べ、イベントをスケジュールする(ないし保存する)。この場合、結果として、IM/チャットの直接配信になる。
6.発信IM/チャット・サーバ604は、そのメッセージを配信するために起動され、それによって、そのメッセージを保存してその後にメッセージ・ストアからそのメッセージを取り出すことなく、メッセージが直接転送されることを可能としている。すなわち、着信データを発信側に直接ストリーム配信することができる。
10.SIPメッセージが受信者に配信される。
上で示されたように、IM/チャット・サービスに関連したSIPメッセージは、通常、実時間に近い通信特性のために、メッセージ・ストアに保存されないであろう。その代わりに、SIPメッセージは、ディスパッチャがユーザ関連の属性を調べる短い時間の間、IM/チャット・サーバ内のメモリ、たとえばランダム・アクセス・メモリ(RAM)に留まるであろう。そのSIPメッセージを受信者に配信されることができない場合、IM/チャット・サーバ604は、RAM内に全てのSIPメッセージを集め始め、受信者がオンラインに戻り接続が再設定されると、集めたSIPメッセージを順次配信することができる。けれども、待ち状態にあるSIPメッセージが所定の時間内に配信されることができなかった場合、それらのSIPメッセージは、そのユーザのメールボックスのメッセージ・ストア205内で保存され、IMアプリケーションにログオンされるか、異なる発信メッセージング・サーバ、たとえばそのMMSサーバ202を使用するかのいずれかのときの、遅れた検索/配信に備えることができる。この場合、SIPメッセージは、上で、たとえば図3に関連して説明された手順に従うであろう。
図7は、本発明の実施形態に準拠して、メッセージを受信者に配信する方法のフローチャートを示している。その方法は、たとえば図2に示されている本発明のシステムを使用することができる。
その方法は、メッセージング・サーバがメッセージを受信することにより始まる(701)。そのメッセージを処理することになるのがいずれのタイプのメッセージング・サーバかは、そのメッセージ・タイプに依存する。オプションとしては、受信メッセージング・サーバが、そのときディスパッチャにルート探索メッセージを送信することができ(712)、ディスパッチャは、受信者へのメッセージの直接配信が適切であるかどうかを決定する(713)。
もし直接配信が適切であれば、ディスパッチャは、ルート探索メッセージに応えて、同じメッセージング・サーバを起動して(714)、同じメッセージング・タイプを使用してそのメッセージを直接その受信者に配信し(715)、そのメッセージはメッセージ・ストアに保存されないであろう。
もし、ディスパッチャが、そのメッセージが直接配信されるべきではないと決定すると、あるいはルート探索メッセージを送信するオプションの工程が使用されないと、メッセージング・サーバは、そのメッセージをメッセージ・ストアに送信し、そのメッセージの受信者に関連したインボックスにそのメッセージを保存する(702)。受信者は、メッセージ・タイプに係わらず、すべてのないし殆んどすべての自身のメッセージに対して1つのインボックスを有している。メッセージング・サーバは、また、ディスパッチャに受信済みメッセージおよびそのメッセージがいずれの受信者宛であるかを通知する(703)。その後、ディスパッチャは、そのメッセージを受信者に配信することになるのはいずれのメッセージング・サーバかを決定する(704)。この決定は、ユーザの好みおよび、受信者の能力たとえば端末の能力のような受信者の属性ないし好みに基づいている。
ディスパッチャは、そのメッセージを配信するために、決定されたメッセージング・サーバを起動する(705)。もし、受信者によりないしそメッセージング・サービスにより要求があると、メッセージング・サーバは、メッセージが配信される前に、受信者にメッセージの受信を通知する(706)。そのような場合、メッセージング・サーバは、そのメッセージが配信される前に受信者からの検索要求を受信する(707)。
メッセージング・サーバは、検索要求を受信した後ないし起動された直後、メッセージ・ストアからそのメッセージを取り出すか、何らかの別の方法でそのメッセージを受信する(708)。メッセージ・ストアからそのメッセージを受信したメッセージング・サーバが、最初にそのメッセージを受信したメッセージング・サーバより他の別のメッセージング・サーバである場合、そのメッセージは、別のメッセージング・サーバにより処理されるメッセージング・タイプに適合されるか、すなわち変換される(709)。これは、たとえば別のメッセージング・サーバにより処理されるメッセージ・タイプに関連するメッセージのヘッダ属性にマッピングするか、あるいは生成することによりなされる。
その後、メッセージング・サーバは、そのメッセージを受信者に配信する(710)。配信が終わると、メッセージング・サーバは、ディスパッチャに配信済みメッセージを通知し、そして、ディスパッチャは、そのメッセージに関連したディスパッチャ・イベントで実行されていないものはいずれも削除する(711)。そのような実行されていないディスパッチャ・イベントは、たとえば、決定されたメッセージング・サーバを起動する前に、再度スケジュールされることができよう。そのような実行されていないディスパッチャ・イベントは、また、たとえば、受信者が自身のボイス・メールを呼び出すことによりそのメッセージを取り出す場合、そのメッセージがMMSサーバにより配信されるように決定された場合に生じうる。
図8は、第1および第2の通信システムを説明しており、各々は、本発明に準拠したメッセージングシステムを有している。
第1の通信システム810は、電話会社Aにより実行されているとし、第1のボイス・メール・サーバ811、第1のMMSサーバ812、第1の電子メール・サーバ813、および第1のXXXサーバ814を備える第1のメッセージングシステムを有している。第1の通信システムは、また、第1のメッセージ・ストア815および第1のディスパッチャ816を備えており、第1のディスパッチャは第1の共通ディレクトリ817および第1のプレゼンス・サーバ818と関連付けられている。
同じように、第2の通信システム820は、電話会社Bにより実行されているとし、第2のボイス・メール・サーバ821、第2のMMSサーバ822、第2の電子メール・サーバ823、および第2のXXXサーバ824を備える第2のメッセージングシステムを有している。第2の通信システムは、また、第2のメッセージ・ストア825および第2のディスパッチャ826を備えており、第2のディスパッチャは第2の共通ディレクトリ827および第2のプレゼンス・サーバ828と関連付けられている。
メッセージが第1の通信システム内の端末819から送信され、そのメッセージが第2の通信システム内のユーザ宛であるとき、そのメッセージの受信者は、第1のメッセージング装置から見ると、第2の通信システムであることになろう。これは、第2の通信システムがそれ自身のメールボックスを第1のメッセージ・ストアに有していることになる。すなわち、MMSにおける各々のMM4の宛先は、着信/発信トラヒックに対してそれ自身のメールボックスを有している。これは、図8に、送り手から受け手へのメッセージの流れを追うことにより図解されている。極太で描かれた矢印は、メッセージがそのシステムの中およびその間で取りうる異なるルートを示している。通常の太さの矢印は、信号のみを示している。信号は、また極太の矢印上で送ることもできる。
例として、第1のシステム内の端末819から発信して第2のシステム内の端末829宛てのメッセージが、MMSメッセージとして第1のシステム内の端末819から送信され、第1のMMSサーバ812で受信される。そのメッセージは、第1のメッセージ・ストア815に保存され、第1のディスパッチャ816が受信済みメッセージの通知を受ける。第1のディスパッチャは、受信者の属性に基づいてそのメッセージの配信にいずれのサーバを使用するかを決定する。その受信者は、第2の通信システム内に位置しているので、その受信者は第1のメッセージングシステムから見ると、第2の通信システム内のMMSサーバ、すなわち第2のMMSサーバ822であることになる。それ故、第1のディスパッチャは、第2のMMSサーバ822にそのメッセージを送信するために、第1のMMSサーバを起動するように決定する。
第2のMMSサーバ822で受信されると、そのメッセージは、第2のメッセージ・ストア825に保存され、第2のディスパッチャ826が、新しく受信したメッセージの通知を受ける。その後、第2のディスパッチャが、受信者、すなわち第2の端末829の属性(ないしユーザの好み)を調べる。その属性が、たとえば受信者が自身のメッセージを電子メールとして受信するように望んでいるということを示しているとしよう。それ故、その属性に基づいて、第2のディスパッチャは、受信者のコンピュータ829にそのメッセージを配信するために第2の電子メール・サーバ823を起動するように決定する。起動されると、第2の電子メール・サーバは、第2のメッセージ・ストアからそのメッセージを受信し、たとえばそのメッセージに電子メール・ヘッダを生成することにより、そのメッセージを電子メールのフォーマットに適合すなわち変換して、そのメッセージを電子メールとしてコンピュータ829に配信する。
図9は、本発明に準拠した信号プロトコルの例を示している。信号プロトコルは、受信者に配信されるメッセージを受信しているメッセージング・サーバ(受信メッセージング・サーバ)、ディスパッチャ、共通メッセージ・ストア、および受信者にそのメッセージを配信することになるメッセージング・サーバ(決定されたメッセージング・サーバ)相互間で交信される信号メッセージを説明している。
受信メッセージング・サーバがメッセージ(ないしメッセージの最初の部分)を受信し終わってから、ディスパッチャにルート探索メッセージを送信することができる。ルート探索メッセージは、メッセージが直接その受信者に同じメッセージング・サーバを使用して送信されることができるかを、ディスパッチャに問い合わせる。ルート探索メッセージはオプションのメッセージであり、受信メッセージング・サーバが直接配信を使用する能力を有している場合のみ使用される。ディスパッチャは、たとえば受信者のユーザの好みを調べることにより、そのメッセージが直接配信されることができるかどうかを決定する。その後、ディスパッチャは、そのメッセージが直接配信されることができるかどうか、あるいはそのメッセージが共通のメッセージ・ストアに保存されることになるどうかを通知するために、受信メッセージング・サーバにルート探索応答を送信する。ルート探索応答は、そのメッセージを配信することになるいずれかのメッセージング・サーバ・タイプ(たとえば、MMS、SMS、ボイス・メール等)を提示している。ルート探索応答は、また、そのメッセージの無条件保存を強いる“メッセージング・サーバ無し(No messaging server)”を含むこともできる。
もし、そのメッセージが直接配信されることになると、すなわち、受信メッセージング・サーバが、ルート探索応答で指示されているメッセージング・サーバ・タイプをサポートしていると、メッセージング・サーバはそのメッセージを受信者に配信する。もし、ルート探索応答が、他のメッセージング・サーバの遅れての配信ないしメッセージング・サーバなしを指示していると、受信メッセージング・サーバは、そのメッセージを含む保存メッセージを共通メッセージ・ストアに送信する。そのメッセージが保存され終わると、共通のメッセージ・ストアが保存完了メッセージで応答する。
そのとき、ハンドオーバが受信メッセージング・サーバからディスパッチャに送信され、ディスパッチャに、そのメッセージに対する“終了イベント(expiry event)”をスケジュールすることにより、そのメッセージに対する役目を引き継ぐように指示する。このイベントは、古くなったメッセージをメッセージ・ストアから削除することができ、そのメッセージがメッセージ・ストア内に張り付いてしまうことのないようにするために使用される。ディスパッチャは、そのイベントをスケジュールし、保存され終わるとハンドオーバ確認で応答する。
ディスパッチャは、たとえばユーザの好みに基づいて、いずれのメッセージング・サーバがそのメッセージを配信し、いつそのメッセージを配信するかを決定する。ディスパッチャは、それから、スケジュールされているイベントに対して時間が来たら、送信メッセージで、そのメッセージを配信するために決定されたメッセージング・サーバを起動する。その送信メッセージに対する応答として、決定されたメッセージング・サーバは、メッセージ・ストアから取り出しメッセージでそのメッセージを読み出し、そのメッセージを受信者に配信する。
共通メッセージ・ストアは、決定されたメッセージング・サーバに、取り出し完了メッセージを送信することにより、そのメッセージがいつ読み出しを終えたかを通知する。そのメッセージが受信者に配信され終わったとき、決定されたメッセージング・サーバは、そのメッセージが配信された場合、ディスパッチャに状況“結果OK”の送信メッセージ応答を送信する。その場合、ディスパッチャは、そのメッセージに関連した付加的なイベントをどれも削除する。配信されない場合、送信メッセージ応答は、状況“結果(恒久的エラー: permanent error)”ないし“結果(一時的エラー: temporary error)”を有することができる。
本発明のメッセージング装置を含む、水平型メッセージング・アーキテクチャを持つ通信システムの例が、図10に示されている。このアーキテクチャは、エンドユーザに、ユーザの全てのメッセージに共通のメールボックスを提供する。そのアーキテクチャは、また、サービスレイヤに共通の機能、たとえば、共通のユーザ・プロファイル(共通ディレクトリ内に)および共通のプロビジョニング、課金、O&M、およびシングル・サイン・オン(SSO)を提供できるようにするセッションの認証を共有する。そのアーキテクチャは、また、電話会社に、たとえばイネーブラおよびボーダ・ゲートウェイのような共通の要素の再使用および共有に基づいて、水平型統合メッセージング解決策を提供し、電話会社の運営費およびある程度の資本経費に対処することになるであろう。
メッセージング・アーキテクチャは、IPプロトコルに基づいており、異なる制御と接続レイヤを持つ異機種環境、たとえば異なるアクセス技術(GSM、WCDMA、PSTN、広帯域、ISP等)で走行する一方でSIPおよびSS7の双方をサポートするシステムを、暗黙のうちにサポートするであろう。図10の要素の簡単な仕様書は、以下のとおりである。
メッセージング・サーバ(図10に、IM/チャット・サーバ、携帯電話上でのプッシュ・ツー・トーク(PoC)サーバ、IMPSサーバ、ボイス・メール・サーバ等により例示されている)は、1つのメッセージ・タイプを処理する各々のメッセージング・サービスに対するビジネス・ロジックを含んでおり、そこでの1つの重要な側面はプロトコル処理である。メッセージング・サーバは、メッセージング・タスクを実行するために、メッセージング・イネーブラ、イネーブラ、ボーダ・ゲートウェイ、およびサービス・ネットワーク・フレームワーク(SNF: Service Network Framework)の共通構成要素(すなわち、図10の共通ディレクトリ、プロビジョニング、課金、O&Mおよび認証セッション)により提供される共通の機能を使用する。
例として、MMSサーバがMMSメッセージを受信者に配送するとき、MMSサーバは、プッシュ・プロキシ・ボーダ・ゲートウェイを介して通知を送信する前に、受信者がそのサービスの会員になっていることを確認するために、SNF共通ディレクトリを使用する。MMSサーバは、WAPボーダ・ゲートウェイを介して検索要求を受信し、そのメッセージをメッセージ・ストアから読み出す。そのメッセージを配信する前に、MMSサーバは、端末データベース(DB)イネーブラにある詳細な端末能力を調べ、必要であれば、メディア・アダプテーション・イネーブラからメッセージのトランスコーディングを要求する。
共通のメッセージング・イネーブラである、ディスパッチャおよびメッセージ・ストアが、新しいメッセージング・アーキテクチャにおいて最も重要な構成要素である。それらは、本明細書の前の部分で詳細に説明されてきている。
ボーダ・ゲートウェイ(たとえば、プッシュ・プロキシGW、ボイスGW、WAP GW、ビデオGW)は、メッセージング・サーバに向けてアクセス依存のプロトコルを、たとえば、ボイス・ゲートウェイにおける回線交換音声からIP音声に変換する一連のプロキシである。
イネーブラ(たとえば、端末DB、メディア・アダプテーション、ディジタル著作権管理(DRM)等)は、共通の機能にサービスに依存しない(service-independent)ビジネス・ロジックを提供し、他のメッセージング構成要素により使用されることができるリソースであり、主としてメッセージング・サーバにそれらのビジネス・ロジックを果たせるようにする。図10のイネーブラおよびボーダ・ゲートウェイの一覧は、全てを網羅してはいない。
SNFの共通構成要素は、ユーザ・プロビジョニング、課金、シングル・サイン・オン(SSO)およびネットワーク・ノードのO&Mのようなサービス・ネットワークの水平化をサポートするための、エリクソンのサービス・ネットワーク・フレームワーク(SNF)によって明記されている一連の共通機能である。 [メッセージング構成要素の仕様書]
本発明に準拠した解決策に係わる図10のメッセージング・アーキテクチャにおける構成要素の典型的な実施形態についての仕様書は、以下のとおりである。
<メッセージング・サーバ>
(MMSサーバ)
MMSサーバは、マルチメディア・メッセージング・サービスをエンドユーザに提供するときに鍵となる構成要素である。MMSサーバは、ユーザないし付加価値サービス・プロバイダ(VASP)ゲートウェイからのメッセージを受信し、そのメッセージを内部にないし他のネットワークへ中継し、受信者に通知して、発信者に状態応答を提供する。この構成要素は、3GPP_TS_23.140で仕様化されているMMxインタフェースをサポートしている。
MMSサーバの必須機能(Responsibilities):
・マルチメディア・メッセージの蓄積と転送
・MMSトラヒックの課金
・エンドユーザがMMSを送信/受信できる場合のポリシー・エンフォースメント
・メッセージの中間保存
(SMSサーバ)
SMSサーバは、SMSメッセージの配信用専用機能である。SMSサーバは、直ぐには配信することができないSMSメッセージのルーティングおよび配信のための情報を含む。この構成要素は、SMPPおよび他のVASPインタフェースと、ネットワークに向けたMAP/SS7とをサポートする。
SMSサーバの必須機能:
・SMSメッセージ管理
・SMSサービスのためのアクセス制御(SMPPセキュリティ、加入者検証)
・SMSトラヒックの課金
・メッセージの中間保存
(電子メール・サーバ)
電子メール・サーバは、電子メール・クライアント(SMTP、インターネット・メッセージ・アクセス・プロトコル(IMAP4)およびポスト・オフィス・プロトコル3(POP3)からの電子メールへのアクセスを提供する。電子メール・サーバは、また、着信および発信SMTPトラヒックをルーティングする、すなわち、SMTPメール転送エージェント(MTA)として機能する。
必須機能:
・電子メール・クライアント(IMAP4、POP3)に対するアクセス・ポイント
・電子メールのメールボックスおよび/またはそのインターネット(SMTP)へのルーティング
・外部アカウントからの電子メールの取り込み
(ボイス・メール・サーバ)
ボイス・メール・サー構成要素は、すべてのボイス・メールのためのインタフェースである。ボイス・メール・サーバは、音声プロンプトおよびメッセージを再生/録音することにより、エンドユーザと情報をやり取りする。テキスト・メッセージは、テキスト・音声変換を介して読み上げることができる。双方向音声応答(IVR: Interactive Vioce Response)対話を通じて進行させるために、ナビゲーション・コマンドが、エンドユーザにより、多周波信号(DTMF: Dual Tone Multi Frequency)、自動音声認識(ASR: Automatic Speech Recognition)、ないし制御メッセージを介して発行される。録音されたメッセージは、メッセージ・ストアに保存される前に、VPIM/MIMEエンベロープ中に包み込まれる。
ボイス・メール・サーバは、H.323ないしSIP制御プロトコルおよびリアルタイム・プロトコル(RTP: Real Time Protocol)メディア・ストリーミングを介してボーダ・ゲートウェイに接続される。
必須機能:
・電話(TUI)インタフェースを介したメッセージ処理の提供
・個人的な案内応答および呼管理に対する機能の提供
・ボイス・メール・プロンプトの管理
・テキスト・メッセージを音声として再生
・IVR、DTMFおよびマルチモーダル制御の提供
・通知ないし配信のための外部向け呼の発信
・通知および他のSMSサービスの起動
(ビデオ・メール・サーバ)
ビデオ・メール・サーバ構成要素は、全てのビデオ・メールのためのインタフェースである。ビデオ・メール・サーバは、ビデオ・プロンプトおよびメッセージを再生/録画することにより、エンドユーザと情報をやり取りする。対話を通じて進行させるために、ナビゲーション・コマンドが、エンドユーザにより、DTMF、ASR、ないし制御メッセージを介して発行される。録画されたメッセージは、メッセージ・ストアに保存される前に、MIMEエンベロープ中に包み込まれる。
ビデオ・メール・サーバ構成要素は、H.323ないしSIP制御プロトコルおよびメディア・ストリーミングを介してボーダ・ゲートウェイに接続される。
必須機能:
・ビデオ(VUI)インタフェースを介したメッセージ処理の提供
・個人的な案内応答および呼管理のための機能の提供
・ビデオ・メール・プロンプトの管理
・IVR、DTMFおよびマルチモーダル制御の提供
・通知ないし配信のための外部向け呼の発信
・通知および他のSMSサービスの起動
(ウェブ・メール・サーバ)
ウェブ/WAPベースのメッセージング・サーバは、ウェブ・メール・ユーザ・インタフェースだけでなくマルチメディア・コンポーザも提供しており、エンドユーザ側のコンポーザ・クライアントのフロントエンドに相当するネットワーク対応部である。さらに、ウェブ・メール・サーバは、また、公開されているコンテンツと情報のやり取りをして、コンポーザ・クライアントに電話会社承認済みのコンテンツとの情報のやり取りができるようにする。
必須機能:
・メッセージ作成、送信、読み取り、削除等のためのウェブ/WAP_GUI
・ハンドセット・クライアントとの情報のやり取りおよびコンテンツ共有の促進
・コンテンツ管理システムおよびポータルとのインタフェース
・公開コンテンツおよびユーザ間で共有されている有料コンテンツ双方の供給
・有料コンテンツを保護するためのDRMとの情報のやり取り
(IM/チャット・サーバ)
IM/チャット・サーバは、インスタント・メッセージおよびチャット・サービスをIMS環境でエンドユーザに提供するときに、鍵となる構成要素である。IM/チャット・サーバは、ユーザないしそのVASPゲートウェイからメッセージを受信し、そのメッセージを内部で、ユーザにあるいはユーザが応対できなければユーザのメッセージ・ストアに、または他のネットワークに中継する。この構成要素は、SIP/SIMPLE即時メッセージング(SIP_MESSAGE)、セッション・ベースのメッセージング(SIP/MSRP)、およびオープン・モバイル・アライアンス(OAM: Open Mobile Alliance)SIMPLE_ADアーキテクチャ&参照点に準拠した遅延メッセージングをサポートする。
必須機能:
・IM/チャット・トラヒックの転送
・IM/チャットの課金
・ホスト・パブリックおよびプライベート・チャット・ルーム
・エンドユーザがIMを送信/受信できる場合のポリシー・エンフォースメント
・ユーザが応対できないときのメッセージの保存
(PoCサーバ)
PoCサーバは、インスタント・ボイス・メッセージをIMS環境でエンドユーザに提供するときに、鍵となる構成要素である。PoCサーバは、ユーザないしVASPゲートウェイからメッセージを受信し、そのメッセージを内部で、ユーザに、あるいはユーザが応対できない場合はユーザのメッセージ・ストアに、または他のネットワークに中継する。この構成要素は、OMA_POC_ADアーキテクチャ&参照点に準拠した(SIP/RTP、すなわちVoIP)をサポートする。
必須機能:
・PoCトラヒックの課金
・PoC用のグループ・エクスプローダ
・エンドユーザが参加できる場合のポリシー・エンフォースメント
・ユーザが応対できないときのメッセージの保存
(IMPSサーバ)
IMPSサーバは、インスタント・メッセージおよびチャット・サービスをIMPS(前のワイアレス・ビレッジ: Wireless Village)環境でエンドユーザに提供するときに、鍵となる構成要素である。IMPSサーバは、ユーザないしVASPゲートウェイからメッセージを受信し、そのメッセージを内部でユーザに、または他のネットワークに中継する。この構成要素は、OMA_OMPS1.2に準拠したCSPおよびSSPをサポートする。
必須機能:
・IM/チャット・トラヒックの転送
・IM/チャット・トラヒックの課金
・チャット用のグループ・エクスプローダ
・IMPSプレゼンスおよびグループ管理
・エンドユーザがIMを送信/受信できる場合のポリシー・エンフォースメント
<メッセージング・イネーブラ>
(メッセージ・ストア)
メッセージ・ストア構成要素は、基本的にはファイル・サーバNASであり、その主なタスクは、ネットワーク・ファイル・システム(NFS: Network File System)インタフェースを介してメッセージを保存することである。メッセージ・ストアは、エンドユーザの共通のメールボックスをホスティングし、エンドユーザが、エンドユーザの保存されたメッセージを管理するのを支援するために、一連のサブフォルダ(インボックス、アウトボックス、送信済みメッセージ、アーカイブ等)を有している。
必須機能:
・メッセージ(ボイス、ビデオ、テキスト、および画像)の保存
(ディスパッチャ)
ディスパッチャは、メッセージ配信のための鍵となる構成要素であり、エンドユーザにメッセージング・サーバを介して措置を講ずるように通知することによるか、配信メカニズムを起動するかのいずれかで、メッセージ・ストアに保存されているメッセージの配信を保証することを担っている。
ディスパッチャは、メッセージング・サーバからのメッセージ着信表示の結果としてのイベントをスケジュールし、イベントが起動すると、イベントで指定されているメッセージング・サーバにイベントを戻す。起動されたメッセージング・サーバは、そのとき、サービス個別のルールおよびインタフェース、たとえばSMS、WAPプッシュ、SIPプッシュ、電子メール等に準拠して、そのメッセージを検索するようにエンドユーザ/端末に通知する。
ディスパッチャを集中化している主な理由の1つは、メッセージが、第1のインタフェースで配信がまだスケジュールされている一方で、第2のインタフェースからの影響を受けるような場合、メッセージング・サーバのいずれかからのイベント取り消しを可能にするためである。たとえば、ボイス・メールが、MMSとしての配信がスケジュールされている一方で、音声サービスを介して読み出されるような場合である。ボイス・メール・サーバは、そのとき、ユーザの好みに従って、MMS配信を取り消すことができる。
受信者が複数の場合、ディスパッチャは、受信者ごとに1つのメッセージング・サーバ・インスタンスを起動する役目を担っており、ユーザの好みに従って、たとえば、そのメッセージを幾人かの受信者にはMMS、他のユーザにはSMSとして配信し終えることになるであろう。
必須機能:
・メッセージ・タイプおよびその受信者の好みに基づいて、最初のメッセージ配信のためにいずれのメッセージング・サーバを起動するかの決定
・タイム・スケジュール・イベント、たとえば再試行なし遅延配信のためのイベント
・グループ・リスト・エクスプローダ(Group list exploder)
<イネーブラ>
(プレゼンス・サーバ)
プレゼンス・サーバは、メッセージング・サーバに受信者の状態、好みおよび通信能力を提供することにより、ユーザのメッセージング体験を高めるのに役立つ。
クライアント・プラットフォームにおいて、メッセージング・クライアントが受信者のプレゼンスの知識に基づいて、メッセージの送信を最適化するように、プレゼンス・クライアントと情報をやり取りすることができる。
必須機能:
・通信手段、有用性、ネットワークおよびユーザの好みのようなプレゼンス属性の提供
・IETF、3GPPおよびOMAで仕様化されている、SIMPLE、XML設定アクセス・プロトコル(XCAP: XML Configuration Access Protocol)、およびHTTP技術を介したメッセージング・サーバとの通信
・ユーザのプレゼンス情報を取り出すための、HSSおよびパーレイ・ゲートウェイ(Parlay Gateways)とのやり取り
・プレゼンス情報提示のための、OAM/ワイアレス・ビレッジ、PoC、3GPP_R6およびSIPクライアントとの通信
<SNF共通機能>
この節では、メッセージングに関連する機能性および必須機能のみが説明されている。
(共通ディレクトリ)
共通ディレクトリは、ユーザすなわち受信者およびサービスについての情報を保存する。共通ディレクトリは、メッセージング構成要素により共有される一般的な加入者およびサービスの情報を含む。
必須機能:
・一般的なユーザ情報の保存
・加入者プロビジョニングに対するインタフェースの提供
・他の要素へのユーザおよびサービスの情報の供給
・ディレクトリの安定したスケーラビリティおよび信頼性に繋がる簡易ディレクトリ・アクセス・プロトコル(LDAP: Light Directory Access Protocol)のサポート
共通ディレクトリは、先行技術によるメッセージング製品における各々の個別のディレクトリを置き換えるために開発されている。そのディレクトリは、本発明の1つの実施形態に準拠して、2つの部分を備えることができる。すなわち、データ・モデルおよびディレクトリ・エンジンである。
データ・モデルは、また、将来の変更を考慮しており、ディレクトリ情報ツリー(DIT: durectory information tree)において、共通属性用および各々のアプリケーション用の別々のブランチが配置されることができる。
メッセージング・ユーザのユーザ・プロファイルは、LDAPバージョン3に準拠した共通ディレクトリ内に保存することができる。そのディレクトリにホスティングされるLDAPデータ・スキーマは、メッセージング・サーバ(および場合によっては他のアプリケーション)間で共有する属性のための1つの共通部、および1つのメッセージング・サーバ個別部を有するように提案されている。これは、属性共有に柔軟性を付与し、さらに、リリースにわたって共通部に移すことができる新しいメッセージング・サーバおよびアプリケーション仕様の追加を可能にする。
本発明の1つの実装では、ディレクトリ・エンジンが、外部ディレクトリ(EDS: External Directory)と呼ばれるMMC内のディレクトリ上に構築されており、EDSは実績を上げているLDAPディレクトリで、ユーザ・ベースの分割により縮尺している。EDSは、ディストリビューション・データベースで強化されており、その結果、複数のキーに対する高性能な検索を可能にしている。
ユーザ・プロファイルの変更は、いつもメッセージング・サーバを介して処理され、メッセージング・サーバは、そのデータ、たとえば値の範囲、属性の整合性、必須属性が提供されることの保証等の正当性を確認する役目を担っている。共通属性は、共通属性部に保存され、メッセージング・サーバ個別のデータは、メッセージング・サーバごとにメッセージング・サーバ個別部に保存される。
図11は、受信者へのメッセージ配信に対する本発明の通信装置におけるノードの実施形態の概略ブロック図を示しており、そのノードは、ディスパッチャとして動作するように設定されている。
ノード10は、メッセージング装置内の他の構成要素、たとえば、その異なるメッセージング・サーバ、共通ディレクトリおよびプレゼンス・サーバとの通信のために設定されている通信インタフェース11と、メッセージがメッセージング装置を経由していずれのルートを取ることになるか、すなわち、そのメッセージを受信者に配信するためにいずれのメッセージング・サーバを使用するかを決定するルート決定ユニット12と、メッセージをいつ受信者に配信するかをスケジュールするためのスケジューリング・ユニット13とを備える。
スケジューリング・ユニットは、メッセージを配信するために時間の経過を追うタイマーを使用する。
ノードは、通信インタフェースで、メッセージング・サーバからメッセージング・サーバで受信されたメッセージの通知を受信し、受信者の配信の好みに基づいて、そのメッセージの配信を担うメッセージング・サーバを決定し、そのメッセージを配信するように、決定されたメッセージング・サーバを起動するために配置されている。。
ノードは、また、受信者の配信の好みに基づいて、メッセージをいつ配信するかを決定するように設定されている。別の実施形態では、ノードは、受信者の配信の好みを保存している共通ディレクトリと通信することにより、またオプションとしては、受信者のプレゼンス情報、すなわち受信者が所在する場所および受信者の状態を把握しているプレゼンス・サーバと通信することにより、受信者の配信の好みを調べるように設定されている。
本発明の方法は、通信システム内のノードにあるコンピュータシステムにロード可能なソフトウェアにより、実行されることができる。
上記のように、本発明に準拠した方法およびメッセージングシステムで、メッセージの受信者が、送信されたときのそのメッセージのメッセージ・タイプに係わらず、受信者により要求されたタイプおよび形式でメッセージを受信できる。また、本発明に準拠したメッセージ配信のためのメッセージングシステムおよび方法を使用することにより、電話会社が、新しいメッセージ・タイプを処理する任意の新しいメッセージング技術を、電話会社のメッセージング解決策に容易に加えることができるであろう。
図面および明細書のなかで、本発明の好適な実施形態および例が開示されてきており、そして専門用語が採用されているけれども、それらは、一般的で、説明の意味のみで使用されており、制限を目的とはしておらず、本発明の範囲は特許請求の範囲の中で説明されている。
先行技術のメッセージング・アーキテクチャの概略ブロックを説明する図である。 本発明のメッセージングシステムの概略ブロック図である。 本発明のメッセージングシステムの別の概略ブロック図であり、そのようなシステムにおいてメッセージがどのように処理されるかの説明を含めた図である。 本発明のメッセージングシステムの概略ブロック図を示しており、MMSメッセージが本発明のメッセージングシステムを経由してどのように転送されるかの説明を含めた図である。 本発明のメッセージングシステムの概略ブロック図を示しており、送信されたボイス・メール・メッセージがどのようにメッセージングシステムを経由して転送され、MMSメッセージとして配信されるかの説明を添えた図である。 本発明のメッセージングシステムの概略ブロック図を説明しており、本発明のメッセージングシステムを経由するインスタント・メッセージの配信を説明する図である。 本発明の方法に対応するフローチャートである。 2つの通信システムの概略ブロック図を説明しており、各々の通信システムが本発明のメッセージングシステムを有する図である。 本発明の実施形態の信号プロトコルを示す図である。 本発明のメッセージングシステムを備えるメッセージング・アーキテクチャの概略ブロック図である。 本発明のディスパッチャの概略ブロックを説明する図である。

Claims (26)

  1. 通信メッセージを受信者に配信するための通信システムにおける方法であって、前記通信システムが、異なるタイプのメッセージを処理するためのいくつかのメッセージング・サーバであって、各々のメッセージング・サーバが特定のメッセージ・タイプのメッセージを処理するメッセージング・サーバ(201〜204)と、前記いくつかのメッセージング・サーバのいずれかから受信されたメッセージを保存するための共通のメッセージ・ストア(205)と、メッセージの前記受信者への前記配信を処理するためのディスパッチャ(206)とを備え、
    受信しているメッセージング・サーバにおいて、前記メッセージの受信者宛のメッセージを受信する工程(701)と、
    前記受信しているメッセージング・サーバにより、前記ディスパッチャにルート探索メッセージを送信する工程(712)と、
    前記ディスパッチャにより、前記メッセージング・サーバで受信された前記メッセージが、前記受信者に実質的に直接配信することができるかどうかを決定する工程(713)と、
    前記ディスパッチャにより、前記メッセージが実質的に直接配信することができる場合、当該メッセージを配信するように前記受信しているメッセージング・サーバを起動する工程(714)と、
    前記メッセージが直接配信することができない場合、当該メッセージを前記共通のメッセージ・ストアに保存する工程(702)と、
    前記受信しているメッセージ・サーバにより、前記ディスパッチャに前記受信されたメッセージを通知する工程(703)と、
    前記ディスパッチャにより、前記メッセージの配信のためにいずれのメッセージング・サーバを起動するかを決定する工程(704)と、
    前記ディスパッチャにより、前記決定されたメッセージング・サーバを前記メッセージを配信するように起動する工程(705)と、
    前記決定されたメッセージング・サーバで、前記メッセージ・ストアから前記メッセージを受信する工程(708)と、
    前記メッセージが、前記決定されたメッセージング・サーバにより処理されるメッセージ・タイプとは異なるタイプである場合、前記メッセージを前記決定されたメッセージング・サーバにより処理されるメッセージ・タイプに適合させる工程(709)と、
    前記メッセージを前記受信者に配信する工程(710)とを備えることを特徴とする方法。
  2. 前記メッセージが、前記受信者に関連付けられたメールボックス内の前記共通メッセージ・ストアに保存され(702)、前記受信者が、前記メッセージ・タイプに係わらず、当該受信者宛の全てのメッセージ用に1つのメールボックスを有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記決定されたメッセージング・サーバを起動する工程(705)の後に、
    前記受信者に前記メッセージの受信を通知する工程(706)と、
    前記受信者から前記メッセージの検索要求を受信する工程(707)と、
    前記検索要求を受信後に、前記メッセージ・ストアから前記メッセージを読み出す工程とをさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記ディスパッチャ(206)に前記メッセージが配信されたことを知らせる工程と、
    前記ディスパッチャにおいて、スケジュールされている任意の再試行イベントのような、前記配信されたメッセージに関連した実行されていないいずれのイベントも削除する工程(711)とをさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記ディスパッチャ(206)により、
    後で前記決定されたメッセージング・サーバに2度目の起動を行うための再試行イベントのスケジュールを立てる工程と、
    前記再試行イベントがスケジュールされているときに、当該メッセージが前記メッセージを配信する工程で配信されなかった場合、前記決定されたメッセージング・サーバに2度目の起動を行う工程とをさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記メッセージの配信のためにいずれのメッセージング・サーバ(201〜204)を起動するかの前記決定が、前記受信者のメッセージ配信の好みに基づくことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記通信システムが、当該通信システム内の受信者のメッセージ配信の好みが保存されている共通ディレクトリ(207)を備え、
    前記ディスパッチャ(206)により、前記メッセージの配信のためにいずれのメッセージング・サーバを起動するかを決定する(704)前に、前記共通ディレクトリにおいて前記受信者の配信の好みを調べる工程を備えることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記メッセージの配信のためにいずれのメッセージング・サーバを起動するかの前記決定が、前記受信者のプレゼンス情報に基づくことを特徴とする請求項6または7に記載の方法。
  9. 前記ディスパッチャ(206)が、前記メッセージの配信のためにいずれのメッセージング・サーバを起動するかとは別に、いつ前記決定されたメッセージング・サーバが起動されるようになるかを決定することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記決定されたメッセージング・サーバのメッセージ・タイプに関連したメッセージ・ヘッダの属性をマッピングまたは生成することにより、前記メッセージが前記決定されたメッセージング・サーバの前記メッセージ・タイプに適合される(709)ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 通信メッセージを受信者に配信するように適合された通信システムであって、
    異なるタイプのメッセージを処理するように適合されたいくつかのメッセージング・サーバであって、各々のメッセージング・サーバは特定のメッセージ・タイプを処理するように適合されているメッセージング・サーバ(201〜204)と、
    前記メッセージング・サーバのいずれかから受信されたメッセージを保存するように適合された共通のメッセージ・ストア(205)と、
    前記受信者へのメッセージの配信を処理するように適合されたディスパッチャ(206)とを備え、
    前記いくつかのメッセージング・サーバの各々が、さらに、
    前記メッセージの受信者宛のメッセージを受信し、
    前記いくつかのメッセージング・サーバ(201〜204)から前記ディスパッチャ(206)に、ルート探索メッセージを送信し、前記ディスパッチャ(206)が、前記受信者宛の前記メッセージが実質的に直接配信されることができるかどうかを決定して、前記メッセージが実質的に直接配信されることができる場合、前記メッセージを配信するために前記ルート探索メッセージの送信元の前記メッセージング・サーバを起動し、
    前記メッセージが直接配信されることができない場合、前記メッセージを前記共通のメッセージング・ストア(205)に保存し、
    前記ディスパッチャに前記受信されたメッセージを通知し、
    前記メッセージが、前記メッセージ・サーバにより処理される前記メッセージ・タイプと異なるタイプである場合、前記メッセージを、前記メッセージング・サーバにより処理されるメッセージ・タイプに適合させ、
    前記メッセージを前記受信者に配信するように構成され、、
    前記ディスパッチャが、さらに、
    前記メッセージの配信のために、いずれのメッセージング・サーバを起動するかを決定し、
    前記メッセージを配信するように、前記決定されたメッセージング・サーバを起動するよう構成されることを特徴とする通信システム。
  12. 前記共通のメッセージ・ストア(205)が、前記受信者に関連付けられたメールボックスに前記メッセージを保存するように配置され、前記受信者が、前記メッセージ・タイプに係わらず、当該受信者宛の全てのメッセージ用に1つのメールボックスを有することを特徴とする請求項11に記載の通信システム。
  13. 前記いくつかのメッセージング・サーバ(201〜204)のうちの少なくとも1つが、
    前記受信者に前記メッセージの受信を通知し、
    前記受信者から前記メッセージの検索要求を受信し、
    前記検索要求を受信後、前記メッセージ・ストアから前記メッセージを読み出すよう構成されることを特徴とする請求項11または12に記載の通信システム。
  14. 各々のメッセージング・サーバ(201〜204)が、さらに、前記ディスパッチャに前記メッセージが配信されたことを通知するよう構成され、
    前記ディスパッチャ(206)が、さらに、スケジュールされた任意の再試行イベントのような、前記配信されたメッセージに関連した実行されていないいずれのイベントも削除するように構成されていることを特徴とする請求項11か乃至13のいずれか1項に記載の通信システム。
  15. 前記ディスパッチャ(206)が、さらに、
    後で前記決定されたメッセージング・サーバに2度目の起動を行うように、再試行イベントをスケジュールし、
    前記再試行イベントがスケジュールされているときに、前記メッセージが前記受信者に配信され終えていない場合、前記決定されたメッセージング・サーバを2度目に起動するよう構成されることを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載の通信システム。
  16. 前記ディスパッチャ(206)が、前記受信者の配信の好みに基づいて、前記メッセージの配信のためにいずれのメッセージング・サーバを起動するかを決定するよう構成されていることを特徴とする請求項11乃至15のいずれか1項に記載の通信システム。
  17. 前記通信システムにおいて受信者の配信の好みを保存するように設定されている共通ディレクトリ(207)と関連し、
    前記ディスパッチャ(206)が、さらに、前記メッセージの配信のためにいずれのメッセージング・サーバを起動するかを決定する前に、前記共通ディレクトリで前記受信者の前記配信の好みを調べるよう構成されていることを特徴とする請求項11乃至16のいずれか1項に記載の通信システム。
  18. さらに、前記通信システムにおいて受信者のプレゼンス情報を保存するように設定されているプレゼンス・サーバ(208)に関連し、
    前記ディスパッチャ(206)が、さらに、前記プレゼンス・サーバで前記受信者のプレゼンス情報を調べ、前記受信者の前記プレゼンス情報に基づいて前記メッセージの配信のためにいずれのメッセージングを起動するかを決定するよう構成されていることを特徴とする請求項16または17に記載の通信システム。
  19. 前記ディスパッチャ(206)が、さらに、前記決定されたメッセージング・サーバがいつ起動されるようになるかを決定するよう構成されていることを特徴とする請求項11乃至18のいずれか1項に記載の通信システム。
  20. 前記いくつかのメッセージング・サーバ(201〜204)が、前記決定されたメッセージング・サーバの前記メッセージ・タイプに関連したメッセージ・ヘッダの属性をマッピングまたは生成することにより、前記メッセージを前記決定されたメッセージング・サーバの前記メッセージ・タイプに適合させるよう構成されていることを特徴とする請求項11乃至19のいずれか1項に記載の通信システム。
  21. 通信メッセージの受信者への配信を処理するように設定された通信システム内のノード(10)であって、
    前記通信システムが、異なるタイプの通信メッセージを処理するためのいくつかのメッセージング・サーバ(201〜204)を有し、各々のメッセージング・サーバが特定のメッセージ・タイプのメッセージを処理するように構成されており、
    前記通信システムの他の構成要素と通信するように設定されている通信インタフェース(11)と、
    メッセージの前記受信者への配信を制御するためのルート決定ユニット(12)およびスケジューリング・ユニット(13)とを備え、
    メッセージング・サーバからルート探索メッセージを受信し、
    前記メッセージング・サーバで受信されたメッセージが、前記受信者に実質的に直接配信することができるかどうかを決定し、
    前記メッセージが実質的に直接配信されることができる場合、前記受信者の配信の好みに基づいて前記受信されたメッセージを配信するために前記受信メッセージング・サーバを起動し、
    前記メッセージが直接配信されることができない場合、前記メッセージング・サーバで受信した前記メッセージについての前記メッセージング・サーバからの通知を、前記通信インタフェースで受信し、
    前記受信者の配信の好みに基づいて、前記メッセージの配信を担うメッセージング・サーバを決定し、
    前記メッセージを配信するように前記決定されたメッセージング・サーバを起動するよう構成されることを特徴とするノード(10)。
  22. さらに、前記受信者の配信の好みに基づいて前記メッセージをいつ配信するかを決定するよう構成されていることを特徴とする請求項21に記載のノード(10)。
  23. さらに、前記受信者の前記配信の好みを保存している共通ディレクトリ(207)と通信し、オプションとして前記受信者のプレゼンス情報を保存しているプレゼンス・サーバ(208)と通信することにより、前記受信者の前記配信の好みを調べるよう構成されていることを特徴とする請求項21または22に記載のノード(10)。
  24. さらに、前記メッセージが受信者に配信されたことを、前記決定されたメッセージング・サーバから通知を受信し、前記配信されたメッセージに関連した実行されていないいずれのイベントも削除するように構成されていることを特徴とする請求項21乃至23のいずれか1項に記載のノード(10)。
  25. さらに、後で前記決定されたメッセージング・サーバに2度目の起動をさせるために、再試行イベントをスケジュールし、前記再試行イベントがスケジュールされているときに、前記メッセージの配信で前記メッセージが配信されなかった場合、前記決定されたメッセージング・サーバを2度目に起動するよう構成されていることを特徴とする請求項21乃至24のいずれか1項に記載のノード(10)。
  26. 通信メッセージの受信者への配信を処理する通信システム内のノード(10)における方法であって、前記通信システムが、異なるタイプの通信メッセージを処理するためのいくつかのメッセージング・サーバを有し、各々のメッセージング・サーバが特定のメッセージ・タイプのメッセージを処理するように設定されており、
    メッセージング・サーバからルート探索メッセージを受信する工程と、
    前記メッセージング・サーバで受信されたメッセージが実質的に直接前記受信者に配信することができるかどうかを決定する工程と、
    前記メッセージが実質的に直接配信されることができる場合、前記受信者の配信の好みに基づいて前記受信されたメッセージを配信するために前記受信メッセージング・サーバを起動する工程と、
    前記メッセージが直接配信されることができない場合、前記メッセージング・サーバで受信された前記メッセージについての前記メッセージング・サーバからの通知を受信する工程と、
    前記受信者の配信の好みに基づいて、前記メッセージの配信を担うメッセージング・サーバを決定する工程と、
    前記メッセージを配信するように前記決定されたメッセージング・サーバを起動する工程とを備えることを特徴とする方法。
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