JP2008532609A - 超短mriボディコイル - Google Patents
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Abstract
磁気共鳴撮像装置10は超短RFボディコイル36を利用している。この超短RFボディコイル36は、機械的に等価であるバードケージコイルよりも少なくとも2倍だけ短い。このようなコイルは等価なB1磁場の均一性を提供する一方、SAR制限に準拠している。
Description
以下の説明は磁気共鳴技術に関する。それは磁気共鳴撮像コイル及びスキャナにおける特有の用途であると分かり、それらを特に参照して説明される。より一般的には、撮像、分光等のための磁気共鳴システムにおける用途であると分かる。
MRIにおいて、RFコイルは、核スピンを励起して、これら核スピンからの信号を検出するために、撮像被験者内にB1磁場を発生させるのに用いられる。3.0T及びそれより上で動作する高周波ボディコイル(128MHz)は、効率よく均一に動作すると共に、比吸収率(SAR: Specific Absorption Rate)規定に適合することが要求される。このSAR規定は、RF場に曝された生体被験者内に吸収された電磁エネルギーの大きさ及び分布のRFドシメトリの定量化(RF dosimetry quantification)を表している。
前記高周波ボディコイルに対する現在の取り組みは、遮蔽されたバードケージコイルを製造することである。このバードケージコイルは、検査領域の周りに配され、主磁場方向と平行に延在している複数の導体輻(rung)を持つ。これら平行な導体輻は、コイルの一端においてエンドキャップ又はリングを介して互いに接続され、他端において円形のループ導体を介して互いに接続される。通例、バードケージコイル全体は、40cmの視野に対し、40から60cmの長さである。電流は、導体輻、エンドキャップ及びループ導体を行き来して流れる。バードケージコイルは、周波数128MHz又はそれより下の周波数でその内部における略均一な磁場分布を表し、これは3TのB0主磁場において撮像するプロトンに対応する。
しかしながら、超高磁場用途(B0>3T)に対し、このバードケージコイルを利用することは、MRシステムのボア(bore)内部の伝搬効果及び組織の強い負荷効果のために、放射損失に関して制限される。通例、これら損失は、共鳴時の波長の半分がボアの直径よりも小さい場合、許容できなくなる。この放射損失の問題は、RFボアの直径を小さくする又はバードケージコイルの長さを短くすることにより克服することができる。しかしながら、コイルの長さを短くすることは、所望する視界にわたるコイル効率及び均一性も減少させる。端絡環(end ring)の構成要素は、B0主磁場に結合されるB1磁場成分を発生させる。前記ボアの直径を小さくすることがカットオフ周波数を増大させるが、RF渦電流(〜ω2)による前記組織との強結合が依然として根本的な問題である。非対称性の被験者の負荷により生じる導体内の誘導されるインピーダンスが強いB1の不均一性を生じさせる。
端絡環依存型のバードケージコイルに関連する効率、均一性及び周波数の問題を解決するために、TEMコイルがボディコイルとして使用される。このTEMコイルは通例、検査領域の周りに配される、並列する共鳴器を含む。このTEMコイルは通例、両端が開いてあり、エンドキャップ及び円形のループ導体は両方とも欠けている。TEMコイルは、B0>3Tに対応する高周波用のバードケージコイルと比較して、改善したRF性能を提供する。既定長のTEMコイルは、このコイルの周波数を大幅に変更することなく、大きな直径で製造されることができる。
しかしながら、3.0T及びそれよりも上で現在使用されるTEMコイルは、SAR要件に適合していない。
以下の説明は、上述した制限及びその他を克服する改善された装置及び方法を考慮している。
ある態様に従って、磁気共鳴撮像システムが開示される。円筒形磁石は、検査領域を介し略均一な主磁場を発生させる。円筒形の超短RFボディコイルは、検査領域内にRF励起パルスを発生させるために、前記磁石と同軸に配置され、この超短RFボディコイルは、SAR制限に準拠している。
他の態様に従って、磁気共鳴撮像の方法が開示される。検査領域を介する略均一な主磁場が磁石を用いて発生する。この検査領域におけるRF励起パルスは、SAR制限に準拠する超短RFボディコイルを用いて発生する。
ある利点は、SARを減少させることにある。
他の利点は、開放性をシステムに提供することにある。
多数の追加の利点及び恩恵は、以下の詳細な説明を読む際に当業者には明らかとなるであろう。
本発明は、様々な構成要素及び構成要素の配列、並びに様々な処理動作及び処理動作の配列の形式を得る。図面は好ましい実施例を説明することだけを目的とし、本発明を限定するとは考えない。
図1を参照すると、磁気共鳴撮像スキャナ10は、その中に患者又は他の撮像被験者16を配置した検査領域14を定義するハウジング12を含む。前記ハウジング12内に配置された主磁石20が前記検査領域14に主磁場を発生させる。通例、この主磁石20は冷却シュラウド(cryoshrouding)24で覆われた超電導磁石である。しかしながら、常電導の主磁石が使用されることも可能である。勾配磁場コイル30が前記ハウジング12内又はハウジング上に配され、前記検査領域14内にある主磁場に選択した勾配磁場を重畳する。例えば包囲シールド38を備える超短RFボディコイルのような全身用RFコイル36が前記検査領域14の周りに配置される。好ましくは、前記コイル36は以下に詳細に説明されるような伝送線リングのTEMコイルである。もちろん、前記コイル36がTEMコイル、ハイブリッドTEMコイル等でよいことも考えられる。コイル36は好ましくは円筒形であるが、もちろん他の形状、例えば楕円形の断面、半円形の断面、半楕円形の断面等でもよい。
図1を引き続き参照すると、磁気共鳴撮像コントローラ50は、勾配コイル30に結合される勾配磁場コントローラ52を操作して、前記検査領域14内にある主磁場に選択した勾配磁場を重畳し、RFコイル36に結合されるRF送信機54を操作して、磁気共鳴周波数辺りの選択したRF励起パルスを前記検査領域14に注入する。好ましくは、コイルの各輻は別々に駆動される。RF励起パルスは、前記選択した勾配磁場により空間的に符合化された、撮像被験者16における磁気共鳴信号を励起させる。さらに、前記撮像コントローラ50は、RFコイル36とも接続されているRF受信機56を操作して、発生し、空間的に符合化された磁気共鳴信号を復調する。好ましくは、各輻は別々の受信チャンネルに接続されている。前記受信した空間的に符号化された磁気共鳴データは磁気共鳴データメモリ60に記憶される。
再構成プロセッサ62は、前記記憶された磁気共鳴データを再構成して、前記検査領域14内に横たわっている撮像被験者16又は撮像被験者16の選択部分の再構成された画像にする。再構成プロセッサ62は、フーリエ変換の再構成技術、又はデータ取得時に使用される空間符合化に適合する他の適切な再構成技術を用いる。前記再構成された画像は、画像メモリ64に記憶されると共に、ユーザインタフェース66に表示され、LAN若しくはインターネットを介して送信され、プリンターにより印刷され又は別の方法で利用されることができる。説明される実施例において、ユーザインタフェース66は、X線技師又は他のユーザが前記撮像コントローラ50と対話して、撮像シーケンスを選択、変更又は実行することも可能にする。他の実施例において、スキャナ10を操作する、及び前記再構成された画像を表示する、又は別の方法で操作するための別々のユーザインタフェースが設けられる。
記載される磁気共鳴撮像システムは、説明に役立つ実施例である。一般的に、ほぼ如何なる磁気共鳴撮像スキャナもこの開示したRFコイルを実装することができる。例えば、前記スキャナは、オープン磁石(open magnet)型スキャナ、垂直ボア(vertical bore)型スキャナ、低磁場スキャナ、高磁場スキャナ等とすることができる。図1の実施例において、RFコイル36は、磁気共鳴シーケンスの送信フェーズ及び受信フェーズの両方に使用される。しかしながら、他の実施例において、別々の送信及び受信コイルが設けられてもよく、これらコイルの一方又は両方がここに開示されるRFコイル設計及び設計手法の1つ以上を取り入れてもよい。2つ以上のボディコイルが組み込まれている場合、前記ボディコイル36は好ましくは検査領域14において均等に分配される。RFボディコイル36は矩形励起(quadrature excitation)を用いて駆動する。代替的には、RFボディコイル36が4ポート励起を用いて駆動する。
図2を参照すると、例示的に説明されるRFボディコイルは、複数の輻70を含む伝送線のリングTEMコイル36(非等倍)である。これら輻は、検査領域14を囲むように互いに平行に配列される。説明されるコイル36において、これら輻70は、不導電性の通常は円筒の基板72上に配置されるプリント回路部分を含み、この輻70のプリント回路部分は集中容量素子(図示せず)により接続されている。しかしながら、他の実施例において、前記輻は、連続するプリント回路部分、連続する独立導体、集中容量素子又は導電トレースにより接続される独立導体部分、前記通常は円筒の基板72の内側及び外側の両方に配置される重複するプリント回路を含む伝送線、又は他の形式の導体配列でもよい。これら部分は前記RFシールド38に各々容量性結合されている。
2つの通常は環状の端絡環78、80は、並列する輻70に対し通常は横切って配列される。これら端絡環78、80は前記輻70に接続されている。2つの隣接している輻70間にある端絡環の長さは、選択した伝送遅延を提供するように選択される。一般的に、この選択された長さは、前記隣接している輻70間にある円弧よりも長い。
図2を引き続き参照すると共に、さらに図3を参照すると、端絡環78、80及び輻70は、前記通常は円筒の基板72の内側に配置される導体層82を含む。前記導体層82は閉ループの伝送線を定義する。
前記端絡環78、80の導体層82の配置は、所望の伝送線特性、例えば特性インピーダンス、伝送遅延、電流分布及び電力損失を満足させる様々な形状を持つことができる。端絡環78、80は、通常は環状の端絡環の環状パラメタに対し横向きの方向成分を持つある時間形状を用いて、隣接している輻間に設計される延長された長さを供給することができる。これら設計される延長された長さは、前記伝送遅延及び他の伝送線特性の調節を可能にすると共に、例えば伝送遅延及び特性インピーダンスのような伝送線パラメタを調節することにより、端絡環を前記輻と結合することの調節を可能にする。この手法は、端絡環に容量素子の必要性を無くさせ、(ローパス又はローパスのようなベントパス(bent pass)のバードケージ構成と比較した場合)端絡環と輻との間の容量結合の必要性を無くす。
説明されるコイル36において、端絡環78、80及び輻70を定義するプリント回路は直接結合されている。他の実施例では、磁気共鳴周波数での結合は、集中容量素子を介して、又は端絡環78、80と輻70の端部との間にある容量性ギャップを介して達成されることができる。端絡環と輻との交点にキルヒホッフの法則が適合されるべきである。
RFシールド38は通常は円筒形状であり、輻70の配列の外側であると共に、通常は円筒の基板72の外側において同心円状に配され、端絡環の伝送線の接地面を定義する。通常は環状の端絡環78、80は、通常は円筒のRFシールド38と同軸に配される。ある実施例において、RFシールド38は、不導電性のスペーサ素子(図示せず)によりRFコイル36から離間されている。
図1を引き続き参照すると、RFボディコイル36は、機械的等価のバードケージよりもかなり短い。特に、B1磁場の均一性の等価に対し、RFコイル36は、同じB1磁場の均一性を持つ従来のバードケージコイルに比べ少なくとも2倍短い。
図4を参照すると、長さ40cmのTEM矩形ボディコイル(QBC)及び長さ40cmのバードケージQBC夫々に対する、中央の冠状面における正規化した|B1 +|磁場対z軸のグラフT40、B40が示される。図4及び以下の表1に見られるように、長さ40cmのTEMコイルに対するRFの均一性は、長さ40cmのバードケージコイルに対するRFの均一性よりもかなり良好である。例えば、TEMコイルに対する60%の均一性は、Z方向におよそU40=50cm延在する一方、バードケージコイルに対する60%の均一性は、およそUB=30cmしか延在していない。
しかしながら、表1に見られるように、TEMコイルに対するSAR測定は、同じ長さのバードケージ(例えば本実施例では40cmの長さのコイル)のSAR測定と比べ、全ての点で高くなっている。SARの目的のために、広領域にわたり延在するさらに均一なボディコイルを持つことが欠点となる。しかしながら、以下に説明するように、TEMボディコイルは、SAR規定に準拠するように、B1磁場に同等のバードケージコイルの長さよりもかなり小さい長さから設計されることができる。
図5を参照すると、TEM QBCに対する、中央の横断面における正規化した|B1 +|磁場対Z軸のグラフT40、T50、T60、T70が示される。これらグラフT40、T50、T60、T70は、コイルの長さが夫々40cm、50cm、60cm及び70cmであるTEMコイルに対応する。
図5を引き続き参照すると、長さ40cmのTEMコイル(グラフT40)に対する60%の均一性の領域U40は、Z方向に約50cm延在する。長さ60cmのTEMコイル(グラフT50)に対する同等の領域U50は、Z方向に約60cm延在する。図4に見られるように、標準的な長さ40cmのバードケージコイルは、Z方向に約30cm延在する60%の均一性の領域B40を持つ。同等なB1磁場の均一性に対し、TEMコイルは、同じB1磁場の均一性を持つ40cmの従来のバードケージコイルに比べ、少なくとも2倍短くすることができる。
無論、TEMボディコイルは、ボディコイルが同等のB1磁場の均一性を持つと共に、SAR制限に準拠している限り、他の機械的等価のバードケージコイルに比べ、他のより短い長さにすることができることも考えられる。例えば、ボディコイルは約30cmから約50cmまでの長さとすることができる。
図6を参照すると、コイルの長さが夫々28cm及び10cmであるTEM QBCに対する中央の横断面における正規化した|B1 +|場対z軸のグラフT28、T10は、40cmに等しい長さのバードケージを設計するために、正規化した|B1 +|場のグラフB40と比較される。図6に見られるように、10cmに等しい長さのTEMボディコイルは、40cmに等しい長さのバードケージコイルに略同等であるB1磁場の均一性を達成する。
表2は、10cmのTEMコイル及び40cmのバードケージコイルに対するSAR測定を比較している。この比較は、10cmのTEMコイルが40cmのバードケージコイルのRF均一性及びSARを略生じさせることを示している。例えば、TEMコイルのB1磁場の均一性がバードケージコイルの均一性と同等である場合、SAR性能も非常によく似ている。
局所SARが主に約128MHzの高周波数での制限要因であるため、全身SARがバードケージに対するよりも10cmのTEMに対する方が僅かに高いという事実は、重要な制限ではない。20cmに等しい又は20cmよりも短い長さのTEMコイルは、B1磁場の均一性要件及びSAR制限の両方に準拠することにより、40cmに等しい長さのバードケージコイルを置き換えることができる。
図7を再び参照すると、全長Lが1.6mに等しく及び直径Dが1.9mに等しい磁石が示されている。本実施例において、超短RFボディコイル36は、ボアの長さのたった12.5%しか占めていない20cmに等しい長さBを持つ。図6に示されるように、20cmのTEM RFコイルは、約40cmにわたり60%又はそれより良好な均一性を持つ。これは、2×70cmに等しい2倍の距離d2を空間のまま残す。このような短いRFコイルは、患者用のボアをさらに口広にすることを可能にして、これは、より開放型の外観がさらに患者に優しくなったシステムにさせ、さらにより大きな視界を提供する。好ましくは、主磁石の長さLに対する超短ボディコイルの長さBの比は、0.16よりも小さい。20cmのボディコイルは、長さ40cmのバードケージコイルと同じSAR性能を略表している。高いSARを用いたより大きな視界は、より大きい長さのボディコイルを具備することができる。短い視界を備える低いSARは、より短いコイルにより提供される。
ある実施例において、24cmのボディコイルは、柔軟性を高めるためにZ方向に2つの12cmのコイルに分割される。
図8を参照すると、磁気共鳴スキャナ10は、2つ以上の超短ボディコイル361,…,36nを有する。これらボディコイル361,…,36nは、主磁石20と同軸に配列され、好ましくは検査領域14において均等に分配される。磁気共鳴信号は、前記検査領域14における選択された超短ボディコイル361,…,36nに誘導される。ある実施例において、超短ボディコイル361,…,36nの各コイルは、個別のRF受信機561,…,56nと接続される。他の実施例では、各超短ボディコイル361,…,36nが個別の送信機(図示せず)と接続されてもよい。
本発明は好ましい実施例を参照して説明されている。明らかに、上述した詳細な説明を読み、理解する場合、他の者に修正及び変更が思い浮かぶであろう。本発明は、これらが添付する特許請求の範囲内又はそれらと同等であるものの範囲内にある限り、上記修正及び変更の全てを含むと解釈されることを意図している。
Claims (22)
- 検査領域を介し略均一な主磁場を発生させるための円筒磁石、及び
前記検査領域にRF励起パルスを発生させるための、前記磁石と同軸に配列されると共にSAR制限に準拠している円筒形の超短RFボディコイル
を有する磁気共鳴撮像システム。 - 磁石の長さに対する超短ボディコイルの長さの比は0.16に等しい又はそれよりも小さい請求項1に記載のシステム。
- 前記ボディコイルは、長さ対直径の比が1:2よりも小さい請求項1に記載のシステム。
- 前記ボディコイルは、長さ対直径の比が2:5よりも小さい請求項1に記載のシステム。
- 前記超短ボディコイルは、横電磁(TEM)コイル及びTEMコイルを含むハイブリッドの少なくとも一方である請求項1に記載のシステム。
- 前記超短ボディコイルは、前記検査領域の周りに円周方向に配列された複数の共鳴器を含む請求項1に記載のシステム。
- 前記共鳴器は、送信モードにおいて独立して駆動する請求項6に記載のシステム。
- 前記共鳴器は、受信モードにおいて別々の受信機チャンネルで各々接続されている請求項6に記載のシステム。
- 前記共鳴器は、4ポート励起及び矩形励起のうち1つを用いて駆動する請求項6に記載のシステム。
- 前記超短ボディコイルは、
−前記磁石の長軸方向に平行な方向に各々が延在している略平行な輻の配列、及び
−前記平行な輻に通常は横切って配置されると共に、前記輻と接続されている1つ以上の通常は環状のストリップ形式の端絡環であり、円筒形の誘電層の周りに各々が配列されている通常は環状のストリップ形式の端絡環、及び
−前記略平行な輻の配列を略包囲しているRFシールドであり、前記端絡環は前記RFシールドと結合しているRFシールド
を有する請求項1に記載のシステム。 - 前記輻及び端絡環は、前記円筒形の誘電層の内部周辺上に配列され、前記RFシールドは、前記円筒形の誘電層の外部表面上に配列される請求項10に記載のシステム。
- 各輻は別々に同調される共鳴器である請求項10に記載のシステム。
- 前記超短ボディコイルの各輻は、送信システムのチャンネルを介して、RF励起パルスを前記検査領域に選択的に注入するように独立して駆動する請求項12に記載のシステム。
- 前記超短ボディコイルの各輻は、受信したMR信号を復調するために、受信機のチャンネルに接続される独立した受信素子である請求項12に記載のシステム。
- 同軸に配されると共に、前記検査領域に沿って分配される2つ以上の超短ボディコイルをさらに含む請求項1に記載のシステム。
- 超短ボディコイル各々は独立したコイルであり、各コイルは、RF励起パルスを前記検査領域内に選択的に注入する個々のRF送信機、並びにMR信号を復調及び変換する個々のRF受信機に接続される請求項15に記載のシステム。
- 磁石を用いて検査領域内に略均一な主磁場を発生させる、及び
SAR制限に準拠する超短RFボディコイルを用いて、前記検査領域にRF励起パルスを発生させる
ことを有する磁気共鳴撮像を行う方法。 - 超短ボディコイルの長さと磁石の長さとの比は、0.16に等しい又はそれより小さい請求項17に記載の方法。
- 前記検査領域に沿って2つ以上の超短ボディコイルを分配し、及び
前記超短コイルを同時に使用する
をことさらに含む請求項17に記載の方法。 - 請求項17の方法を実行するための磁気共鳴スキャナ。
- 少なくとも3.0Tで均一な磁場を製造する一方、SAR規定に準拠している超短RFボディコイルにおいて、
−共鳴器として各々機能している略平行な輻の配列であり、前記輻は、直径対長さの比が2:1又はそれよりも小さい円筒の周りに平行に配置された配列、
−前記平行な輻に通常は横切って配列されると共に、前記輻と接続されている1つ以上の通常は環状のストリップ形式の端絡環、及び
−前記略平行な輻の配列を略包囲しているRFシールド
を有するコイル。 - 請求項21のコイルと共に使用する磁気共鳴スキャナ。
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