JP2008531308A - ダイカッタのブランケット・アンビルロッキングシステム - Google Patents

ダイカッタのブランケット・アンビルロッキングシステム Download PDF

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Abstract

互いに係合し当接する雄型ロッキング突出部および雌形ロッキング突出部が、両端部においてダイカッタのブランケットから垂下している。前記端部は弧状コーナ面を備えたアンビルチャネル内に受入れられる。アンビルチャネルはスロットを有し、スロットは、一実施形態では、雌型突出部に取付けられたロッキングプレートチップを受入れて、雌型端部を固定する。他の実施形態では、突出部およびアンビルチャネルは、くさび形補完部分を有し、かつ、置換可能なストリップを使用できる。ブランケットロッキング機構は、タンデムの一次エアシリンダおよび二次エアシリンダを有している。雄型ブランケット端部は、ロッキング機構のノーズを受入れるロッキング凹部を有している。ノーズは、一次シリンダを作動させて、雄型端部を周方向および半径方向にチャネル内に同時に引き入れる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ダイカッタ(型抜き機)のブラケットをアンビル(アンビルは、シート材料ダイカッティング装置に使用すべくブランケットが巻かれる)に固定する固定装置に関する。
関連特許として、本発明の出願人であるKenneth R. Nealの名義で出願された共有に係る米国特許第6,612,214号(名称「ダイカッタのブラケット・アンビルロッキング構造(“Die Cutter Blanket-Anvil Locking Arrangement”)」)がある。
ダイカッタのブランケットは、スチールアンビルのような円筒状リアクション構造体の周囲に巻かれる熱硬化性の成形ウレタン材料である。アンビルは、一般に、この長手方向軸線に沿って延びる外面内に、長手方向軸線に沿って延びているボアおよびチャネルを有している。或る実施形態では、ブランケットはアンビルの周囲に巻かれ、かつ、ロッキング突出部を有している。ブランケットは、ロッキング突出部が配置される両端縁部を備えたシート材料である。両端部は補完的形状を有し、ロッキング突出部は、チャネル内に挿入されると係合する。ロッキング突出部は、アンビルのチャネル(アンビルチャネル)内に挿入されるとインターロックし、縁部をブランケットにロッキングしかつブランケットをアンビルにロッキングして、ブランケットがアンビルの回りで回転し、アンビルから分離することを防止する。
下記特許文献1には、このような突出部を備えたブランケットが開示されている。プラスチックブランケットは、金属シートの内側ライナを有している。ロッキング突出部は、雌型部分が雄型部分を受入れるツーパートスナップイン構造を有している。雌型部分は、ブランケットの一端縁部でブランケットから垂下し、かつ、長手方向の丸溝を有し、雄型部分は丸溝を補完する形状を有し、かつ、丸溝内にスナップイン(嵌合)する。雄型部分は金属で作られ、雌型部分は金属支持体を有している。雄型部分および雌型部分は、アンビルチャネル内に挿入できるように、ブランケットの縁部から垂下している。
下記特許文献2から10には、他の補完ロッキング構造が開示されている。上記全ての特許は、補完関係に基いたインターロッキング構造を使用しており、これらのインターロッキング構造は、アンビルチャネル内に嵌合し、かつ、互いに協働するとともにアンビルチャネルとも協働して、ブランケットの端部を一体にロックするとともにアンビルチャネル内でアンビルに締り嵌めされる。インターロッキング構造は、ロッキング作用を得るには、アンビルチャネル内に突出部を押込む必要がある。一般に、突出部は手でチャネル内に打ち込まれ、係合突出部の表面構造をインターロックするか、突出部とチャネルとをインターロックする。また、突出部は、ブラケットを用いてアンビルチャネルにボルト止めできる。
ブランケットの端部をロッキングする他のロッキング構造は、幾分鳩尾状をなすインターロッキングフィンガを使用するものである。インターロッキングフィンガは、ブランケットのシート材料と同じ平面内にあり、かつ、アンビル上に横たわる。アンビルはチャネルを有し、インターロッキングフィンガはチャネル上に横たわる。ブランケットのインターロッキングフィンガの端部は垂下突出部を有し、これらの突出部は、アンビルチャネル内に嵌合して、ブランケットがアンビルに対して回転することを防止する。これらのフィンガは、ダイカッティングブランケットの外面が、必らずしも、要求されるほど滑らかでないという問題を有する。これは、フィンガが、ブランケットの残部の円筒状の湾曲部より上方に突出する傾向にあり、従ってブランク材料になされるダイカットは低品質のものとなってしまう。
上記構造に付随する問題は、アンビルチャネル内に挿入されるロッキング突出部が、一般に締り嵌めされることである。これは、突出部をアンビルチャネル内に手で打ち込むことを必要とし、煩わしいことである。また、ブランケットを取外すには、コストが嵩む逆の手順を必要とし、この手順は、ブランケット端部をアンビルチャネルからこじって出す必要があるためかなり困難である。また、これを実施するにはコストが嵩む。本発明者は、より迅速で経済的にブランケットロッキング構造を着脱できるように、より簡単で容易にする必要性を認識している。
本発明者の名義で出願された、共有に係る下記特許文献11には、上記問題を解決できるブランケットロッキング構造が開示されている。この構造では、空気圧で作動されるエアシリンダがアンビルに取付けられている。エアシリンダのピストンシャフトは、エアシリンダの外面に対して半径方向に往復運動する。シリンダは、加えられる加圧空気に応答して作動する。シリンダのシャフトは、第一モードで半径方向に伸長してブランケットを解放し、第二モードで半径方向に収縮してブランケットをアンビルにロックする。ブランケットの端部は、係合されたときに共通凹部を形成する相互係合突出部を有している。凹部は、各突出部に固定された金属アングル部材により包囲される。アングル部材および突出部は、エアシリンダに取付けられた機構と係合するブランケット端部を取付けるための横方向スロットを有している。シリンダシャフトに着脱可能に取付けられたTバーは、共通凹部に通すことにより、ブランケットの両端部と同時に係合する。スプリングが、アンビルに対して、ブランケットをロック状態に常時押圧している、突出部がアンビルチャネル内の所定位置に保持されまたはエアシリンダおよびTバーによりチャネルから持上げられる。ブランケット突出部がチャネルから持上げられると、ブランケット突出部は、手でTバーから解放される。
しかしながら、経験から、この構造は最適なものでないことが証明されている。係合端にあるブランケットは、シリンダピストンによりアンビルスロット内に完全に引き入れられることはない。かくして、ブランケットが、アンビルに当接する完全座合面を形成することはない。これは、カッティングダイの最適作動を確保する上で満足できるものではなく、好ましくない製品が製造されてしまう。ブランケットの外面は、当接するブランケット端部により形成されるジョイントで、ブランケットに滑らかで均一な連続カッティング面を形成する態様で所定位置に保持されないと判断された。この問題は、前の技術では解決されない。
本発明者(特許文献11の発明者)は、Tバーにどれほど大きい力を加えたとしても、半径方向の力ではブランケット突出部をアンビルチャネル内に完全に座合させることはできないことを見出している。
他の種々の米国特許文献には、更に別のブランケットロッキング装置が開示されている。例えば下記特許文献12には、プレートの端部をシリンダ上に引出して保持するための空気圧制御形ロックアップシステムが開示されている。この構造は、ダイカッタの用途には許容できないギャップが表面に生じるので、ダイカッタブランケットには不適である。
下記特許文献13には、「パッキング」またはブランケットの端部を印刷シリンダ上に引出すための自動化されたセルフロッキング機構が開示されている。これは、上記特許文献12と同様な表面のギャップにより、ダイカッタ用途には適していない。
下記特許文献14には、ロータリカッティングダイボードをサポートシリンダに固定する加圧エアシリンダの使用が開示されている。このシステムは、アンビルに巻かれ、かつ、滑らかに連続した間断のない面を必要とするブランケットに使用するには適していない。これは、ペーパボードの大形ブランクをカッティングするダイカッティング加工に使用するには好ましくない多くの開口を有していることによる。アンビル表面の一部のみの上でアンビルに固定された部分的ブランケットすなわちボードが開示されている。ボードは、アンビル表面に沿う並進(translation)時に、アンビルのスロットがアンビルに取付けられたボルト(これらのボルトは最初にスロットを通らなくてはならない)と係合できるように、手で変位する必要がある。ボルトは、次に、ピストンによりボードに対してぴんと引っ張られる。ボードがひとたび突出ボルトに取付けられると、ボードは、手で所定位置に変位されなくてはならない。ボルトはボード面にあり(図4)、ボード面には好ましくない孔がある。この特許では、ボードの本体が間隔を隔てた領域内に固定され、各領域はボード面内に孔を形成し、この結果、ボード面内には多くの好ましくない開口が形成される。
下記特許文献15には、版面(printing plate)の両端部を印刷シリンダ上に固定するのに使用されるクランピング装置を開閉させるエアシリンダが開示されている。版面が固定されたとき、版面の外面は、円筒状ではなく、かつ、ダイカッタブランケットに要求される滑らかさを有していないので、ダイカッタブランケットには適していない。
下記特許文献16には、版面の両端部を印刷シリンダの回りに固定するシステムが開示されている。この構造は、版面がダイカッティングシステムには許容できない好ましくないギャップを有しているので、ダイカッタブランケットには適していない。
米国特許第3,765,329号明細書 米国特許第4,073,207号明細書 米国特許第4,848,204号明細書 米国特許第3,885,486号明細書 米国特許第4,867,024号明細書 米国特許第5,078,535号明細書 米国特許第5,720,212号明細書 米国特許第5,758,560号明細書 米国特許第5,916,346号明細書 米国特許第6,135,002号明細書 米国特許第6,612,214号明細書(名称「ダイカッタのブラケット・アンビルロッキング構造(“Die Cutter Blanket-Anvil Locking Arrangement”)」)( 米国特許第5,284,093号明細書(Guaraldi等) 米国特許第6,588,341号明細書(Hieronymus等) 米国特許出願公報第2003/0066405号明細書(Harrison) 米国特許出願公報第2003/0172826号明細書(Sakamoto) 米国特許出願公報第2004/0050276号明細書(Schafer) 米国特許第6,668,694号明細書
本発明者は、本発明者による上記特許文献11に開示の従来技術では未解決に残された問題の解決方法を見出した。
より詳しくは、本発明によれば、ブランケットロッキングシステムは、ダイカッタブランケットをアンビルに解放可能にロッキングする。本発明のブランケットロッキングシステムは、一軸線の回りで回転できる円筒状アンビルを有し、かつ、その外面を横切ってアンビルの回転軸線に平行な方向に延びているチャネルを有している。ダイカッタブランケットは第一端部および第二端部を有し、ブランケットは、アンビルの外面の周囲に巻かれ、かつ、ロック状態でアンビルの外面に解放可能にロックされる。両端部はロック状態で当接して、連続的外面の円筒状ダイカッティングリアクタ面を形成する。第一突出部は第一ブランケット端部から垂下し、第二突出部は第二ブランケット端部から垂下している。第一突出部およびアンビルチャネルは、第一突出部がチャネル内に固定されるように配置される。第二突出部はロック状態でアンビルチャネルと係合する。
ブランケットロッキング装置はアンビルに固定され、かつ、第二突出部と選択的に係合して、係合した第二突出部のみを、アンビルのチャネル内におよびチャネル内から、ロック状態へとおよびロック状態から変位させて、両突出部をチャネル内にロックする。
一態様では、ロッキング装置は、係合した第二突出部を、周方向および半径方向の両方向に変位させるように構成されている。
他の態様では、アンビルは、チャネルに連通しているロッキング凹部を有し、第一突出部は、ロッキング凹部を補完する形状を有している。
他の態様では、ロッキングプレートは、ロックされた第二突出部をチャネル内に支持するための、第一突出部に固定されている。
他の態様では、ロッキング凹部と係合して、ロック状態において第一端部をアンビルのチャネルに解放可能に固定するロッキングプレートを有している。
更に別の態様では、着脱可能なストリップが、ロッキング凹部を形成すべくアンビルに取付けられる。
好ましくは、突出部は所与の最大距離だけブランケットから垂下しており、各突出部は所与の全距離に亘って面領域を形成し、面領域は、当接非ロッキング関係をなして互いに係合する。
本発明の他の実施形態によるブランケットロッキングシステムでは、第二突出部が、アンロック状態でアンビルに固定される装置と係合される。装置は、第二突出部のみを、アンロック状態から、チャネルと係合したロック状態へと変位させる。これにより、第一突出部および第二突出部が、ブランケット外面を滑らかに連続した円筒状に形成する当接関係をなして、チャネルおよびブランケット端部内にロックされる。ブランケットは、第二突出部をチャネルからアンロック状態に選択的に変位させて、ブランケットを手作業で装置から解放できるようにすることにより、アンビルから解放される。
一態様では、前記アンビルは、チャネルに連通しているロッキング凹部を有し、ロッキングプレートは、ロッキング凹部と係合する第一突出部に固定され、これにより、第一端部をロック状態でアンビルチャネルに解放可能に固定する。
他の態様では、空気圧装置が、ロッキング装置を、ロック状態およびアンロック状態に選択的に配置する。
好ましくは、装置(ロッキング装置)は、アクチュエータと、アンビルにピボット連結されたブランケットロッキングバーとを有し、このロッキングバーは、第二突出部の凹部と解放可能に係合するように構成されたノーズを備え、アクチュエータは、第二突出部をロック状態およびアンロック状態に変位させおよびこれらの状態から変位させる間に、ロッキングバーを回転させる。
他の態様では、アンビルチャネルは弧状コーナ面を有し、ロッキングバーは、弧状コーナ面と係合し、かつ、この弧状コーナ面上でスライドする弧状面を有している。
他の態様では、装置は、アンビルに固定されたロッキングバー取付けベースを有し、取付けベースは、チャネルの弧状コーナ面を形成している。
他の態様では、ロッキングバーは、第二突出部と係合され、かつ、ロック状態およびアンロック状態に変位しおよびこれらの状態から変位する間に、取付けベースの第一表面と係合し、かつ、この第一表面上でスライドする第二表面と、ロッキングバーを変位させるアクチュエータとを有している。
他の態様では、取付けベースおよびロッキングバーの第一表面および第二表面は弧状である。
更に別の態様では、ロッキングバーアクチュエータは、取付けベースにピボット連結されている。
好ましくは、アクチュエータは往復運動するシャフトを有し、このシャフトはロッキングバーにピボット連結されていて、シャフトの往復運動に応答してロッキングバーを変位させる。
より好ましくは、アクチュエータは空気圧作動形エアシリンダである。
他の態様では、空気圧作動形シリンダは、第一ピストンおよびロッキングシリンダを有し、ロッキングシリンダは、第二ピストンを第一ピストンと係合させ、かつ、空気作動形シリンダのロック状態を維持するのに空気圧を使用することなく、空気作動形をロック状態にロッキングする第二ピストンを有している。
他の態様では、複数のロッキング装置がリニア配列でアンビルに固定されている。好ましくは、複数のロッキング装置を同時作動させる制御装置を設ける。
他の態様では、ロッキング装置は、加圧空気作動形アクチュエータを有している。制御装置はアクチュエータを作動させ、かつ、第一圧力値を持つ第一加圧空気源および第一圧力値より高い圧力値をもつ第二加圧空気源に応答する。第二圧力値はアクチュエータをロック状態に変位させるのに使用され、第一圧力値はアクチュエータをアンロック状態に変位させるのに使用される。
更に別の態様では、配列のチャネルにおいて、アンビルには少なくとも2つの同一ロッキング装置が固定される。
好ましくは、アクチュエータは、往復運動するシャフトを備えた加圧空気作動形シリンダと、アンビルおよびアクチュエータシャフトにピボット連結され、かつ、ロッキングバーに固定されたリンクとを有し、シャフトの往復運動により、リンクおよびロッキングバーがロック状態とアンロック状態との間で回転される。
他の態様では、チャネルは底壁を有し、溝の表面および底壁の表面は共平面内にあり、底壁はチャネルの開口に終端しており、開口はロッキング装置の一部を受入れ、ロッキングプレートは、開口の一部上に延びている前方セクションを有し、第二突出部は、ロック状態において、ロッキングプレートの伸長した部分に当接する。
他の態様では、ダイカッタのブランケットを、回転軸線に平行に延びている外面のチャネルを備えた回転可能なアンビルにロッキングする装置は、アンビルに移動可能に固定されるロック状態およびアンロック状態を有する、第二端部のロッキング凹部のみと解放可能に係合するためのブランケットロッキングノーズ要素を有している。アンビルには、アクチュエータが固定され、このアクチュエータは、第一突出部および第二突出部をアンビルチャネルのアンビルにロックすべくノーズ要素をアンロック状態からロック状態に選択的に変位させ、かつ、ノーズ要素をアンロック状態に逆行させてブランケットを解放させる。
本発明の他の態様によるダイカッタブランケットは、回転軸線に平行に延びている外周面のチャネルを備えた回転可能なアンビルの周囲に巻かれる。チャネルは、対向側壁と、対向縁部に終端する表面を備えた底壁とを有している。前記対向縁部のうちの一方の縁部がアンビル側壁に終端し、他方の縁部がチャネルに連通するアンビルの開口に終端している。側壁には第一凹部が設けられ、第一凹部は底面面と共平面内にある面を有している。
ブランケットは、係合する第一端部および第二端部を備えたシート材料からなるダイカッティング部材を有し、前記両端部は、円筒を形成すべくアンビルの周囲に巻かれるときに当接する。第一突出部が、ブランケットの第一端部から垂下し、かつ、第一突出部の底面に終端している。第二突出部が、ブランケットの第二端部から垂下している。ロッキングプレートが、第一突出部の底面に並置して前記底面に固定されている。ロッキングプレートは第一突出部から延びていて、伸長部を形成している。この伸長部は、第一突出部およびブランケットの第一端部を越えて延びていて、アンビルの開口上に重なっている。
第二突出部および第二端部でのブランケットは第二凹部を有し、第二凹部は、第一突出部から離れる方向を向いた開口を有している。ロッキングプレートの伸長部は、部材の端部がロック状態において当接すると、第二突出部を当接関係をなして受入れ、かつ、第二突出部を開口上に支持する。
図1および図2に示すように、本発明の一実施形態によるカッタアンビル・ロッキング装置組立体10は、長手方向軸線11を備えたスチール製の円筒状アンビル12と、同一の空気圧作動形ブランケット固定装置14とを有し、各ブランケット固定装置14は、対応する単一ダイカッタブランケットを固定するためのものである。このような一連のブランケット配置は、例えば上記特許文献11(その全体を本願に援用する)にも開示されている。各ブランケット16は、図1および図2には示されない方法で、個々の装置14によりアンビル12に固定されるのが好ましい。図2に示す好ましい実施形態では、複数(8つ)の装置16の配列を使用して、8つのブランケット16の対応配列を固定している。各ブランケット16は、アンビル12上で隣接ブランケット16に当接している。ブランケット16は、ブランケットロッキング装置14によりアンビル12上の所定位置にロックされるとき、間断がなくまたは真円筒からの偏寄がない、連続的で滑らかな外側ダイカッティング面が形成されるようにしてアンビルに固定される。
図面において、同じ参照番号をもつ部品は同一であり、ダッシュを付した参照番号をもつ部品は同類のものである。
図5に示す別の組立体20では、図2のアンビル12と比べて比較的短いアンビル18上に1対の装置14が配置されており、これらの装置14は当接する2つの隣接ブランケット16を受入れるサイズを有している。装置14は、協働して、ブランケット16をアンビル12(図1および図2)またはアンビル18(図5)に同時に固定する。
組立体10(図1)は対応するダイカッティングシステム(図示せず)に使用され、ダイカッティングシステムでは、ダイが、回転アンビル12(またはアンビル18)およびブランケット14上の一平面内で移動する例えば厚紙ブランクシート材料のウェブ等の板紙のようなシート材料をカットする。ダイカッティング法では、厚紙等のブランクシート材料は、このシート材料が回転ブランケット上の一平面内で搬送されるときに、回転するカッティングダイ(図示せず)によりカットされる。
スチールで形成されたアンビル12(図1および図1c)は、外側円筒面22に連通するように形成された軸線方向に延びるチャネル20を有している。チャネル20(図1b)は複雑な断面形状を有し、かつ、アンビル12の回転軸線11に平行に、アンビルの長さ方向に延びている。チャネル20は、異なる形状のチャネル24(図1aおよび図1c、これらのチャネルは説明するように幾分共通した構造を有している)により、チャネル20の長さに沿って周期的に間隔を隔てている。チャネル20、24は、後述のようにして、装置14(図1および図2)を受入れる形状を有している。
アンビル12のチャネル20(図1bおよび図1c)は、表面22に垂直な側壁26を有している。側壁26は、表面22から間隔を隔てて、図示のように矩形の断面形状を有するブランケットロッキング溝28に終端している。溝28は、表面22に並ぶようにして壁26内に延びている。壁26および溝28は、アンビルの長さに亘って、アンビル軸線11に平行に(図1、図1cおよび図2)、チャネル20、24(図1a、図1bおよび図1c)に沿って延びている。溝28は平らな底壁30を有し、この底壁30は、側壁26および溝28の内端壁32の両方に垂直である。底壁30は、全体として、外面22に平行である。
図1a、図1bおよび図1cに示すように、底壁30は、チャネル20の内部で、平らな側壁34の位置においてこの側壁34に垂直に終端している。壁34は第二チャネル36の側壁を形成し、第二チャネル36は、チャネル20の一部を形成し、かつ、アンビルの外面22に対してチャネル20よりも半径方向内方に位置している。チャネル36は、底壁37と、側壁34に対向する傾斜側壁38とを有しており、アンビル軸線11(図1)に沿って延びている。傾斜側壁38はチャネル20の側壁40に終端しており、この側壁40は、チャネル20に関して側壁26、34とは反対側に位置している。側壁40は凸状であり、かつ、円筒面の一部を形成している。チャネル20の内部で傾斜側壁38との結合部における側壁40の一縁部は、側壁34に、ほぼ平行に終端している。傾斜側壁38とは反対側の側壁40の他方の縁部は、アンビル12の外面22との共平面をなして溶け込むように連続しており、結合部42において外面22に滑らかに移行している。かくして、壁40は、チャネル20の弧状側壁を形成している。
チャネル24(図1aおよび図1c)は、アンビル12の外面22から内面44までアンビル43を通って矩形開口42に連通している。開口44は2つの対向側壁48、50を有し、これらの側壁48、50は、同じく開口44を形成する壁34に対して直角である。開口44は第4の側壁52を有し、全ての側壁は平らである。矩形凹部54が、平らな底壁56と、これに垂直な後壁58とにより形成されており、後壁58はこれに垂直な外面22に終端している。壁56は、弧状面40に対して窪んだチャネル24のショルダ領域を形成している。後述するように、装置14は、チャネル24内およびチャネル24の両側のチャネル20の一部に取付けられる。
代表的ブランケット16(図1d)は、同一端部、雄型端部60および雌型端部62を有し、これは、アンビル12(図2)上のブランケットの配列の他の全てのブランケット16について同じである。ブランケット16は、好ましくはポリウレタンプラスチック(熱硬化性プラスチック)成形シート材料であり、このシート材料は、それぞれの雄型端部60および雌型端部62において2つの端縁部64、66に終端している。ブランケット16は、外側作用面68を有している。ブランケット16がアンビル12の周囲に巻かれたとき、作用面68は連続的で、滑らかな円筒状になり、端縁部64、66は図13に示すように当接する。かくして作用面68には、作用面の間欠的な平領域および円筒状領域またはギャップまたは開口等の表面状態の不連続部または変化は全く存在せず、従って、作用面に衝突するカッティングブレードに実質的に均一な硬さを呈する。これらの特性は、ダイカッティングブレード(図示せず)に使用する場合に、板紙ブランクの実質的に均一なダイカッティングを確保する。
好ましくは、ブランケットの実質的に全長(方向74)に亘って、ブランケットの底面72にスチールシート材料のライナ70をモールディング、接着その他の方法で取付ける。ライナ70は、ブランケット縁部64に終端する雌型縁部76を有している。ライナ70は、雄型縁部66から幾分間隔を隔てて終端する雄型縁部76を有している。縁部76でのライナ70の雄型端部は、垂下脚78を形成する直角曲り部を有している。ライナ70は、ライナ70の雄型端部60に取付けられ、かつ、ここから垂下している雌型脚80を有している。スチールライナとアンビルとの摩擦係合により、ダイカッティング加工中にブランケット16が軸線方向に変位することが防止される。
ブランケット16と同じ材料でモールディングされた細長矩形断面または正方形断面の突出部82が、端部60でのブランケットシート材料84から垂下している(図1dおよび図1e)。突出部82は、図面用紙に対して垂直に図面の上下方向、すなわち図1eに寸法wで示すようにブランケット16の幅方向に延びている(図1d)。突出部82は、ブランケット16のシート材料84と同じ材料で作ることもできるし、異なる材料で作ることもできる。突出部82は、ライナ70の孔(図示せず)を通してシートにモールディングするか、接着剤(図示せず)により接合することもできる。
図1d、図3および図4に示すように、突出部82の底面には、ロッキングプレート86がスクリュウ88(図1d)により固定されている。スクリュウ88は、突出部82の相手ボア89内にねじ込まれる。プレート86(図3および図4)はスチールシートであり、座ぐり孔90の配列を有している。ロッキングプレート86はその前縁部94(図3)に凹部92を有し、凹部92は、前縁部94に、ブランケットの雌型端縁部64を越えて突出する2つのセクション96を形成している。凹部92は、後述のように、装置14の一部を収容する。スクリュウ89は、垂下ライナ脚80の縁部に当接する(図1d)。これにより、この領域のブランケット材料84の剛性が高められ、突出部82上に横たわるブランケット外面22上に衝突するダイカッティングブレードに、さもなくば生じることがないであろう均一な圧力応答を与える。
雄型ブランケット端部62(図1d)は、ブランケットシート材料84から垂下している雄型突出部98を有している。突出部はブランケット材料84と同じ材料であり、かつ、ブランケット面22に垂直な縁部66を有し、この縁部66は雌型端部60の縁部64に当接する。雌型端部60の縁部は、外面22に垂直であり、かつ、外面22と共平面内にあるライナ70および突出部82の縁部を有している。突出部98は平らな底面100を有し、この底面100は、当接したときに(図13)、突出部82から離れる方向に延びる表面22の端領域に並置される平らな底面100を有している。この底面100は、図13に示すように、ブランケット16の最終使用位置において、ロッキングプレート86の前方セクション96上に当接し、かつ、載置される。
突出部98は凹部102を有し、この凹部102は、図13のブランケット・アンビルロック位置における両突出部82、98のチャネル係合位置で、突出部82から離れる周方向を向いている。凹部102の1つの側面104は、ライナ70により形成されている。凹部102の最内端部106は、弧状であり、かつ、幾分円筒状である。突出部98は、外側壁110により形成された中空コア108を有している。ライナ脚78は中空コア108内に延びている。コア108内にはプラスチック材料のインサート112がモールディングされ、このインサート112内にライナ脚78がモールディングされている。インサート112は、雄型端領域62(この領域62では突出部98の存在によりさもなくば軟らかいものとなる)でのブランケットの硬さを増大させる。本発明者の名義で出願された共有に係る上記特許文献17を参照されたい。突出部98は、図13のブランケット・アンビルロック位置にあるときに、ロッキングプレート86の縁部94と整合する最内壁114を有している。
図1gの他の実施形態では、アンビル12′は、アンビル外面22′に矩形凹部39を有している。凹部39は、壁30(図1b)と同様な壁である水平壁30′および壁部分35と、アンビル外面22′に垂直な垂直壁33とにより形成されている。細長スチールストリップ31はL形断面を有し、水平壁35および垂直壁33に当接するようにして、スクリュウ(図示せず)により凹部39内のアンビル壁30′に着脱可能に取付けられる。ストリップ31は、チャネル20の壁を形成する垂直壁26′(図1bの壁26に対応)を有している。図1bの凹部28と同一である凹部28が、ストリップ31の細長L形ノッチにより形成されている。凹部28は、アンビル壁30′、35によっても形成されている。かくしてストリップ31は、ブランケットの反復挿入および除去により凹部28が摩耗しまたは凹部の表面が損傷を受けた場合に交換できる。かくして、このような状況では、新しいストリップ31により、損傷を受けていない新しい凹部28を容易に得ることができる。凹部28のこのような摩耗および損傷は、ブランケット16の係合相手である雌型突出部82の係合相手のロッキングプレート86のリップ95(図1d)の適正座合を妨げ、かつ、ブランケットの作動性能に悪影響を与える。
図1fに示す更に別の実施形態では、アンビル12′は、図1gのアンビル12′と同一である。この実施形態では、図1gのストリップ31は使用されず、スチールストリップ25により置換されている。ストリップ25は、ストリップ31について上述したように、壁30′にねじ止めされる。しかしながら、ストリップ25は、もはや凹部28が設けられていない点で異なっている。ストリップ25は、壁30′に対して傾斜した面を備えた壁27を有している。この傾斜は、上に横たわる壁27および壁30′により形成されるアンダーカットされた鋭角凹部29を形成するような角度に定められる。凹部29は、係合ブランケット16′(図1h)の幅だけ延びているストリップ25の長さだけ延びている。図1fのストリップ25または図1gのストリップ31が存在する点を除けば、アンビル12′は図1、図1aおよび図1bのアンビル12と同じである。
図1hのブランケット16′は、図1fのアンビル12′およびストリップ25に使用される。他の図面(例えば図1d)における参照番号と同じ図1hにおける参照番号は、同じ部品を示す。図1hの雌型突出部83を除き、ブランケット16′の残部は図1dのブランケット16と同一である。雌型突出部83は、図1dの雌型突出部82を置換したものである。ロッキングプレート86は、図1dおよび図1hの実施形態で同一である。
相違点は、モールディング成形プラスチック材料であり、かつ、突出部82のようにブランケットのライナ70にモールディングにより取付けられた突出部83の形状にある。突出部83は後壁85を有し、この後壁85は、取付けられたロッキングプレート86の底面に対して、図1fのストリップ25の壁27の角度と同じ角度で傾斜している。壁85は壁27に当接し、かつ、ストリップ25と壁30′(図1f)とにより形成された凹部29内に嵌合する。凹部29は、突出部83の壁85および底壁91を補完し、この底壁91は、ロッキングプレート86の底壁93との共平面を形成する。両壁91、93は、壁30′に当接する。壁85、91、93は、突出部83のくさび状部分97を形成している。くさび状部分97は、アンビル12′のストリップ25および壁30′(図1f)により形成されたくさび状凹部29に対して補完関係をなしている。凹部29および係合くさび状部分27の断面積は、図1bの実施形態の凹部28および図1dの係合ロッキングプレート86のリップ95の断面積より充分に大きい。この結果、図1fおよび図1hのくさび状構造は、リップ95および凹部28の小さい断面積よりも許容度が大きく、実際に長い有効寿命を有することが期待される。すなわち、使用中のブランケット突出部83および係合凹部29のくさび状部分97への損傷は、凹部28およびリップ95よりも小さいと考えられ、従ってブランケットの寿命に与える影響は小さい。かくして、図1fおよび図1hの実施形態は最も好ましいものである。
図8、図9および図11に示すように、ブランケットロッキング装置14は、アクチュエータすなわちエアシリンダ組立体116を有している。エアシリンダ組立体116は、一次エアシリンダ117および二次ロッキングシリンダ119を有している。一次シリンダ117は、加えられる加圧空気に応答して、ピストンシャフト122を往復運動方向124に作動させる。シャフトのこの作用により、ブランケット16はアンビル12(図2)にロックおよびアンロックされる。
図11に示すように、ロッキングシリンダ119はロッキングピストン121を有している。ロッキングピストン121は、方向124に垂直な方向125に往復運動する。ピストン121はロッキング摩擦チップ123を有し、このチップ123は、シャフト122と係合すると、シャフト122を所定位置にロックする。ロッキングシリンダ119のチャンバ内にはスプリング111があり、このスプリング111は、ロッキングピストン121を、エアシリンダ117のシャフト122と係合したロック状態(方向125″)に常時押圧している。ピストン121は、シャフト122を310lb(141kg)の力で弾性的に押圧して、シャフト122に軸線方向保持力を加え、エアシリンダ117またはシリンダ119内に全く加圧空気が存在しなくてもシャフト122を所定位置にロックする。シリンダ組立体116は、空気圧作動形シリンダの31シリーズとして、ビムバ社(Bimba Corp.)から市販されている。
シリンダ組立体116は空気入口・出口ポート118、119、120を有している。ポート118は、供給加圧空気(例えば80から90psig)を受入れて、シャフト122を方向124′に伸長させることにより、ロッキングバー組立体をブランケットのアンロック状態に上昇させる。この時点で、加圧空気(例えば80から90psig)が、ロッキングピストンシリンダのポート115にも供給されて、ロッキングピストンを、シリンダ117のピストンシャフト122とのスプリング押圧ロック係合から、後退方向125′に解放させる。
ポート120は、ポート118、119の圧力の2倍の圧力(例えば160から180psig)の加圧空気を受入れて、シャフト122を方向124″に後退(下降)させ、ブランケット16をアンビル12にロックする。この後、ポート115で、加圧空気が放出される。スプリング111により押圧されたロッキングピストン121のチップ123が押されて、ブランケット16の雄型端部の下降されたロック状態にある一次シリンダ117の後退シャフト122と係合する。かくして、チップ123は、シリンダ117、119に加圧空気を全く加えることなく、シャフト122を、下方に後退したブランケットのロック状態にロックする。
装置14は、アクチュエータのエアシリンダ組立体116を取付けるための取付けベース126を有している。取付けベース126は、スクリュウ127(図1および図2)によりアンビル12にねじ止めされる。アクチュエータのエアシリンダ組立体116は、各シリンダ取付けブラケット128と取付けベース16との間に固定された離隔ブロック130を介して、鏡像関係をなして取付けられた1対の間隔を隔てた同一取付けブラケット128により取付けベース126にピボット連結されている。
ブラケット128(図10)は、脚131、133を備えたL形部材である。脚131はピボットジャーナル貫通ボア139を有している。ボア139は、アクチュエータのエアシリンダ組立体116をブラケット128にピボット連結するピボットトラニオン140(図11)を受入れる。トラニオン140は、アクチュエータのエアシリンダ組立体116の両側に設けられた対応ねじ孔内に取付けられる。脚133は1対の貫通ボアを有し、これらのボアはスクリュウ137(図8、図9および図11)を受入れる。1対のスクリュウ137は、各ブラケット128を、取付けベース126の、ねじ山付きのボア150を介して取付けベース126に固定する。スクリュウ137は、ブラケット128と取付けベース126との間の中間離隔ブロック130の係合孔を貫通して、ブロックをブラケット128と取付けベース126との間に固定する。
ロッキングバー組立体132は、リンク134を介して、シリンダシャフト122の端部に回転可能に取付けられている。ロッキングバー組立体132は、2つのキャップスクリュウ135により、リンク134の一端に固定されている。リンク134は、ピボットトラニオン136によりシャフト122にピボット可能にピン止めされ、かつ、ピボットピン138により取付けベース126に取付けられている。アクチュエータのエアシリンダ組立体116は、取付けブラケット128にピボット連結されている。ピボットトラニオン140は、取付けブラケット128のボア139(図10)を貫通して、アクチュエータのエアシリンダ組立体116(図8、図9および図11)の本体の、対応するねじボア(図示せず)にねじ込まれる。
図26から図28および図33および図34に示すように、エアシリンダ取付けベース126はL形本体142を有し、前記本体142は、互いに間隔を隔てた1対の共平面の脚146に対して直角の脚144を備えている。脚144は長方形であり、かつ、ベース126をアンビル12に取付ける取付けスクリュウ127(図1および図2)を受入れるための3つの座ぐり取付け孔148を有している。これらのスクリュウ127は、アンビル凹部54のボア59(図1a)を介して、脚144(図1aには示されていない)をアンビル12に取付ける。脚146は、リンク134の脚156(図29から図32)を受入れるギャップGだけ互いに間隔を隔てている。各脚146は、取付けスクリュウ137(図8、図9および図11)を受入れるための4つのタップ孔150の配列を有している。スクリュウ137は、ブラケット128(図10)の脚133を、ブロック130および取付けベース126の両方に固定する。脚146は、脚144に垂直な線に対して傾斜した底面152(図33および図34)を有している。各脚146内にはピボットジャーナルボア155が設けられ、このボアは脚146を貫通している。ボア15は、ピボットピン138(図8および図9)を受入れるべく互いに整合される。図33および図34に最も良く示すように、脚144と脚146との境界での取付けベース126の外面143は、弧状をなし、かつ、好ましくは、円筒の一部である。表面143は、脚146の底面152に終端している。
リンク134(図29から図32)は2つの脚154、156を有している。脚156は、間隔を隔てた同じ脚部160を備えたU形をなしている。脚部160は、エアシリンダのピストンシャフト122(図8、図9および図11)を受入れるギャップgを形成している。脚154は、ピボットピン138を受入れるジャーナルボア158を有している。ピン138は取付けベース126(図33、図34、図8および図9)の脚146のボア155を貫通している。脚154との結合部での2つの脚部160は、軸線方向に整合したボア164を有し、これらのボア164は、ピストンシャフト112内に回転可能にジャーナル支持されるピボットトラニオン138を受入れる。ピボットトラニオン136は、リンク134を、シリンダピストンシャフト122に回転可能に取付ける。このピボット作用の結果として、リンクの脚154、156はピストンシャフト122に対して回転する。
脚154は、取付けベース(図8、図11、図28および図29)のギャップG内に配置される。脚156は2つの貫通取付けボア166を有している。ボア166は、取付けキャップスクリュウ135(図8、図9および図11)を受入れ、かつ、リンク134の脚156をロッキングバー組立体132に固定する。
図14から図16に示すように、ロッキングバー組立体132は、ロッキングバー168およびノーズピース170を有している。スチールで作られたノーズピース170は、スクリュウ172により、ロッキングバー168のねじ孔171を介してロッキングバー168に固定される。図18に示すように、ノーズピース170は、好ましくはスチールまたはアルミニウムからなる細長金属ストリップであり、スクリュウ172を受入れる座ぐりボア174の配列を有している。図19に示すように、ノーズピース170は、ほぼ半円筒状の断面形状を有する弧状ノーズ176を有している。ノーズ176は、雄型突出部98(図1d)の補完形状凹部102内に嵌合し、かつ、互いに係合関係をなす(図13)。ノーズピース170は、底壁180に垂直な端壁178を有している。
図20から図25に示すように、ロッキングバー168は、好ましくは、スチールまたはアルミニウムからなる細長本体169である。バー168は、矩形凹部184に終端する平らな頂面182を有している。凹部184は、平らな底壁186および上方に延びている平らな後壁188を有している。壁186は、スロット192により形成された矩形リブ190により一部が形成されている。底壁186にはねじボア171の配列が設けられ、これらのボア171はリブ190を通ってスロット192(図21)に連通している。ノーズピース170は凹部184内に取付けられ、かつ、スクリュウ172(図15)により壁186(およびリブ192)に固定される。
本体169は、平らな前壁193を有している。前壁193からは、矩形取付けボス194が延びている。ボス194(図22および図25)は細長スロット196を有し、このスロット196は、一部がボス194内に延びていて、ボス194の底壁198に連通している。ボス194の前壁202には、互いに間隔を隔てた1対の座ぐりボア200が設けられ、これらのボアはスロット196に連通している。ボス194の頂壁204は、スロット192と同延である。
本体169は弧状凹面206を有している。この凹面206は、取付けベース126の弧状凸面143(図33および図34)およびアンビル12(図1b)の弧状凸面40と補完関係をなしている。
ロッキング装置14をアンビル12に組付けるに際し、取付けベース126(図8、図9、図11)が、凹部内で、ねじボア59に取付けられたスクリュウ127(図2)によりアンビル12の凹部54(図1c)内に固定される。ロッキングバー組立体132の弧状凹面206は、図9に最も良く示すように、取付けベース126の弧状凸面143およびアンビル12の弧状凸面40(図1a)と係合し、かつ、この凸面143上で回転可能にスライドする。組立体132のロッキングバー168は、ブランケット16の幅に一致する長さを有し、これらの全ての長さは同一である。ロッキングバーの長さは、アンビル12の凹部54(図1c)の長さおよびアンビルの軸線方向208(図1および図2)すなわち左右方向(図26から図28)の長さより大きい。この結果として、ロッキングバー168の弧状凹面206が、各取付けベースの端部を越えて、アンビル12のチャネル24の弧状コーナ凸面40(図1a)に当接する。ロッキングバーの表面206は、アクチュエータすなわちエアシリンダ組立体116(図8、図9および図11)に応答して、アンビルの弧状面40上で回転可能にスライドする。ロッキングバー168は、アンビル12のチャネル20(図1、図1aおよび図2)に沿って互いに当接する。
図29に示すように、リンク134の脚156は、図11に最も良く示すゆに、ボス194のスロット196(図25)内に挿入される。脚156のリンクのボス166は、ロッキングバー168(図14)のボア200と整合される。キャップスクリュウ135(図11)は、脚156のリンクボア166およびロッキングバー168のボスボア200と係合して、リンク134の脚156をロッキングバーのボス194に固定する。
ロッキングバー組立体132の作動に際し(図8、図9および図11)、前述のようにブラケット128およびブロック130を介して取付けベースに取付けられたアクチュエータのエアシリンダ組立体116は、ピボットトラニオン140の回りで自由に回転できる。図9aには、エアシリンダシャフト122は方向124″に伸長しているところが示されている。トラニオン136によりリンク134にピボット連結された、伸長したシャフト122は、シャフト122がトラニオン136に対して回転するとき、アンビル12および取付けベース126に対してリンク134を方向124″に上昇させる。上昇されたリンク134はブランケットアンロック位置にあり、この位置では、ブランケット16は、予めロッキングバーノーズに固定されている場合には解放されるべき位置にあり、予めノーズに取付けられていない場合には、雄型突出部98のブランケット凹部102は、今や、ロッキングバーのロッキングノーズ176(図37Gおよび図43)に手で取付けることができる。
リンク脚154は、ピン138(図9)により取付けベース126に回転可能にピン止めされる。シャフト122が方向124′に伸長され(かつ、アンビル12に対して半径方向に持上げられ)ると、リンク134およびロッキングバー組立体132はピン138の回りで方向210に回転される。この位置では、ピン138は、シャフト122に垂直な方向に距離dだけトラニオン140から間隔を隔てられる。
図9bには、装置14の方向124″(通常は、図13に示すようにブランケットは取付けられている)にシャフト122が後退した下降ロック状態にあるところが示されている。この作用により、リンク134が方向212に回転される。シャフト122に垂直な方向でのピン138とトラニオン140との間の距離d′は、距離dより小さくなる。同時に、アクチュエータのエアシリンダ組立体116がトラニオン140の回りで回転される。この結果、リンク134、シャフト122、アクチュエータのエアシリンダ組立体116およびブラケット128は、回転可能に連結された3つのバーリンケージを形成する。エアシリンダおよびピストンシャフト122により形成された3つのバーリンケージの1つのバーは、シャフトの収縮または伸長により長さが変化する。この作用により、リンク134およびエアシリンダ組立体116が回転される。ロッキングバーの弧状面は、取付けバーおよびアンビルのコーナ弧状面と係合される。ロッキングバーは、リンク134、および、これに取付けられたロッキングバーが回転されると、これらの弧状面上に回転しながら乗り上げる。この作用により、ロッキングバーが、取付けられたブランケット16および雄型端部(図13)を図示のロック状態に引っ張るときに、ロッキングバーノーズ170に確実な強い力を付与する。
図12および図36に示すように、ハウジング216(図12)内には加圧空気源の空気ライン回路214が収容されており、空気ライン回路214は図36に概略的に示されている。回路214は、80psigから90psig(36.3kgから40.85kg)の範囲内の圧力で加圧空気を受入れる迅速断続フィッティング220に入口218を有している。フィッティング220は圧力レギュレータ222(80psig:36.3kg)に連結されている。レギュレータ222での圧力は、ゲージ224により測定される。レギュレータ出力は、T継手226に供給される。継手226の出力は、ライン228、230に連結されている。ライン228は、流量制御弁234および継手238を介してボール弁232に連結されている。ボール弁232は、SMC(マフラー)サイレンサ236を介して大気に連通している。ボール弁232は、ノブ233(図35および図36)により操作され、ロッキングピストン121(図11)を作動させる。
ノブ233は、弁232の開閉を行う。ノブ233がアンロック状態(図35)へと回転されると、弁232が閉じられる。この弁が閉じられると、加圧空気がロッキングピストン121に供給されて、スプリング111の押圧力に打勝ち、かつ、ピストン121を方向125′(図11および図36)に変位させることによりピストン121をアンロックする。この作用により、一次エアシリンダ117のピストンシャフト122が解放されて方向124′に上昇され、アンロック状態になる。
T継手238は、回路の出力ラインであるライン240に連結されており、かつ、アクチュエータのエアシリンダ組立体116に供給される。より詳しくは、図36に示すように、ライン240はポート115のフィッティングに連結されていて、80psigから90psig(36.3kgから40.85kg)の加圧空気をロッキングシリンダ119に供給して、ノブ233(図35)がアンロック位置にあるときに前述のようにロッキングピストン121を解放する。ロック位置では、ノブが回転されて弁232を開き、ライン240から空気圧を除去する。これにより、スプリング111が、ロッキングピストン121を、シャフト122のロッキング位置方向125″に変位させることが可能になる。
T継手226の他の出力ライン230(図12)は、MAC三方弁242に供給される。MAC三方弁242には、2つの排出弁244が連結されている。弁242は、例えば80psigから90psig(36.3kgから40.85kg)の低圧ラインである出力ライン248を有している。この加圧空気は、流入空気圧を160psigから180psig(72.6kgから81.7kg)に増大させる増圧器250への入力として供給される。増圧器250は、T継手254に供給される高圧出力ライン252を有している。T継手254の出力ライン256はT継手258に連結されている。コネクタ254は第二高圧出力ライン266を有し、このライン266は、高圧空気をシリンダ組立体116のポート120に供給する。T継手258は、高圧ゲージ260(160psigから180psig、72.6kgから81.7kg)に連結された1つの出力ラインを有している。コネクタ258の第二出力ラインは、ボール弁262に連結され、かつ、SMCサイレンサ264を介して大気に連結されている。ボール弁262は、ノブ263を開状態と閉状態との間で回転させることにより作動される。閉状態では、高圧空気を、T継手258の出力266およびエアシリンダ117(図11および図36)のポート120に供給でき、これにより、ピストンシャフト122を方向124″のロック状態に下降させることができる。開状態では、弁262は、高圧空気をサイレンサ264(図12)を通して周囲大気に放出し、シリンダ117から高圧空気を除去する。この作用により、シリンダ117のシャフト122をアンロック状態に上昇させることが可能になる。
回路214(図36)では、ライン246は低圧(80psigから90psig、36.3kgから40.85kg)である。ライン246は三方弁242の出力であり、エアシリンダ117の入力ポート118に連結されている。ポート118に供給される低圧は、シリンダ117のシャフト122をアンロック状態に上昇させるのに使用される。弁242は、トグル268により操作される。図35に示すように、トグル268は、三方弁242を位置決めするのに使用される。すなわち、ポート120での高圧空気はシリンダシャフト122をロック位置に下降させるのに使用され、かつ、低圧ポート118はシャフト122をアンロック位置に上昇させるのに使用されることに留意して、低圧空気を増圧器250またはシリンダ117のポート118に供給すべく位置決めするのに使用される。かくして、図35の回路214の出力は、図面の左側のライン240、246、266に表され、図35ではハウジング216の右側に表されている。
図35には、ハウジング216内に収容された空気圧力源回路214からの空気ラインがロッキング機構14に取付けられた図1のダイカッタ組立体が概略的に示されている。この図面は、空気ライン回路216を操作する制御パネル268の前面を示すものである。この図面では、低圧、高圧およびロッキング空気圧が、ハウジング216内の空気供給回路214から同時に各エアシリンダ組立体116の入力ポートに連結されているところが示されている。
作動に際し、エアシリンダ組立体の初期段階では、エアシリンダ組立体のシャフト122が上昇位置(図37)、段階Aおよび段階Bにあり、対応図面38には段階Bがより詳細に示されている。図38では、ロッキングプレート86が取付けられたブランケット16の雌型端部突出部82が、最初にチャネル20上に位置している。この位置では、ロッキングプレートがチャネル20のスロット28と係合し、かつ、突出部82が最初にチャネル20内に挿入されるように位置決めする。この構成は、図39および図40にも連続的に示されている。図40では、ロッキングプレート86がスロット28内の所定位置にあり、ロッキングプレート86は底壁30上に載っている。図1eに最も良く示すように、ロッキングプレート86は、この中央に凹部92を有し、該凹部92は、ロッキングバー組立体132のボス194のような装置14の機構を収容する。また、ロッキングプレート86は、アンビルスロット28(図40)と係合する後方リップ195(図1eおよび図3)を有している。
雌型端部60がチャネル20およびスロット28の所定位置にロックされた段階E(図37)に対応する図41では、雄型端部62がアンビル12の周囲に巻かれ、かつ、ロッキング装置14に隣接する所定位置に配置されている。
図42および図43では、雄型突出部98の雄型端部62の凹部102が、手動で、ノーズピース170と係合されている。これは比較的容易に行うことができ、いかなる工具も不要であり或いは作業者の特別な努力も不要である。ノーズピースへの凹部102のこのロッキングは、比較的短時間で達成される。この時点では、エアシリンダ組立体116を作動させる制御パネル217(図35)はアンロック状態に設定される。加圧空気が組立体に供給され、シリンダを上昇アンロック状態に維持する。この状態では、トグル268(図35)が上昇位置に移動され、三方弁242(図12)を、ライン246を介して上昇位置(図35には示されていない)に設定する。この圧力はゲージ224により示される。
ノブ233は、図35に示す位置から回転されたアンロック位置にある。弁232はノブ233により閉じられ、加圧空気をロッキングシリンダ119に供給できるようにする。高圧ノブ263は図示の開位置にあり、この位置では、放出弁262を開いて、シリンダ117には高圧が全く供給されない。弁232が閉じられているため、低圧空気がライン240を介してロッキングシリンダ119(図35および図36)に供給される。この加圧空気は、ロッキングシリンダ119内のスプリング111の押圧力に抗して、ロッキングシリンダをアンロック状態に維持する。弁262が開いているため、ゲージ260はこの時点では大気圧を示す。
この時点では、放出弁263(図35および図36)は、ノブ263により閉じられる。次にトグル268が操作され、三方弁242を、加圧入力空気を増圧器250に供給する所定位置に配置する。これにより、倍化された高圧がライン252、258、266に供給される。ライン258は、閉じられた放出弁263により閉塞される。これにより、高圧空気がシリンダ117に供給され、かつ、ロッキングバー組立体132が下降される。この作用が図44から図47に示されており、図46および図47は、最下降したロッキング位置にあるブランケット16を示している。この時点で、ロッキングノブ233は、ロック位置に回転され、弁232を閉じる。かくして、入口での80psigから90psigの加圧空気がロッキングシリンダ119のロッキングピストンに供給される。この空気圧により、ロッキングピストン121は、シリンダ117のシャフト122に抗して変位され、このシャフト122を下降したロック状態に摩擦的にロックする。
この下降ロック状態では、ブランケット16の雄型端部および雌型端部が当接し、かつ、突出部82、98がチャネル内に完全に座合する。雄型端部の突出部98は、雌型ブランケット端部60でロッキングプレート86の頂部上に座合する。これは、雄型突出部98の大部分がチャネル20上に載置されるため、下降ロック位置に座合しているときに、ロッキングプレートが雄型突出部を支持することによる。ロッキングプレート86の大部分は、ロッキングプレートの凹部92(図1e)が中央に位置して装置14のリンケージ等を収容するにもかかわらず、雄型突出部を支持する。ブランケット16は1フィート(30.5cm)の幅を有し、ロッキングバー168の長さに正確に一致するのが好ましい。図面の簡単化のため、図47にはブランケットのみが示されているが、実際には、8つのブランケットの完全配列が、アンビル12の所定位置に同時的にロックされる。
図37から図47の説明から明らかなように、雄型端部62は、アンビル12の周囲に平行な周方向270に、かつ、周方向に垂直な半径方向272に同時的に引っ張られる。図48には、上記手順を逆転させることによりアンロック状態に上昇されたときのブランケットが示されている。
ブランケットが図47に示すようにひとたびロックされると、フィッティング273(図35)でのアンビルへの空気ラインは、迅速断続フィッティング(図示せず)を介して、相手アンビルフィッティングからの接続が遮断される。これにより、アンビル12、固定されたブランケット16および関連装置14は回転できるようになる。もちろん、このような空気ラインの遮断がなければ、空気ラインはこのような回転により損傷を受けるであろう。別の態様では、加圧空気スリップリング(図示せず)を使用して、供給ラインからの空気ラインをアンビルの空気ラインに取付けることができる。スリップリングは、供給ラインを静止させたまま、アンビルを回転できるようにする。制御パネル217(図35)を操作することにより、種々のノブおよびトグル空気ラインを遮断する前に、種々のライン240、246、266の全ての加圧空気が除去される。
空気ラインの遮断により、下降したブランケットの固定ロック状態では、シリンダ117には、もはや高圧空気は供給されない。しかしながら、弁232を開くことにより、ライン240に関して既になされたように空気を除去することにより、ロッキングシリンダ119のスプリング111が一次シリンダ117のシャフト122と係合して、シャフトを下降ロック状態に維持する。かくして、ブランケットの雄型突出部98を下降ロック状態に維持するのに、いかなる加圧空気も不要である。ロッキングピストン119は、このロック状態を確実に維持する。
ブランケットをアンロックするには、ノブ233を回転させることにより、以前に開かれている弁232(図35および図36)が閉じられ、圧力をピストン121に加えてロッキングスプリング111のロッキング押圧力に打勝つようにする。これにより、ロッキングシリンダ119のロッキングピストン121がアンロックされ、かつ、一次シリンダ117のシャフト122が解放されて、シャフト122が上昇する。ライン246には加圧空気が供給されてシャフト122が上昇され、かつ、ロッキングバー組立体132が図48の上昇状態に回転される。これには、トグル268を操作して三方弁を変位させ、この作用を達成する必要がある。これにより、ライン248、252、256(図36)から加圧空気が除去される。
雄型端部の回転および半径方向変位を同時的に行うことにより、本発明者による上記特許文献11に開示の従来技術に付随する問題を解消し解決できる。従来技術の問題は、従来の装置では、ブランケット端部をアンビルのチャネル内に充分にきつく引き入れることができず、従ってブランケット上に良く安定したダイカット面を形成できなかったことであることを想起されたい。明瞭なことではあるが、ブランケットの端部を、入手できる加圧空気および市販されている対応エアシリンダを用いて半径方向のみに引っ張るものでは、垂下する突出部を相手のアンビルチャネル内に完全に座合させるには不充分である。上記特許文献11には開示されていない他の機構でも、ブランケット端部をそのように座合させるのに必要な力を加えることはできないことはいうまでもない。本発明は、この問題に対する別の解決方法を提供するものである。
図2に示すように、アンビル18は、同じ1フィート幅(30.5cm)の2つのブランケットを保持するように短縮されている。このアンビルは、研究目的のプロトタイプとして使用することもできる。このアンビルには、2つのブランケット16を、並置当接関係をなして固定すべく、2つのロッキング装置14が取付けられている。アンビル18は、この各端部に1つの環状支持リング19を有している(1つのリングが示されている)。アンビルの各端部において、ガセットプレートには、アンビル駆動シャフト23が固定されている。同様にして、シャフト(図示せず)が図1および図2のアンビル12に固定されている。
特許請求の範囲の記載において、用語「アクチュエータ」は、開示のエアシリンダまたは特許請求の範囲に記載の運動を付与する他の任意の機械的装置を含むものである。例えば、電気作動形ソレノイドによりシャフトのリニア変位を行わせることができる。ギヤおよび他の駆動機構を使用して、所望運動を行わせることができる。例えば、ラックアンドピニオン装置により、エアシリンダシャフトの運動と同様なリニア変位を付与することができる。他の運動伝達機構として、回転ホイール、ディスクまたは他の装置に、回転または変位可能なピンおよび係合溝を設けることができる。エアシリンダ組立体をアンビルに取付けるのに、3バーリンケージを開示したが、他のリンケージ装置を考えることもでき、かつ、それらは機械技術分野の当業者の想到し得る範囲内のものである。
突出部の端面および対応するそれぞれのブランケット端部の端面は共平面を形成することに留意すべきである。また、これらの端面は、ロック状態にある端面の全領域に当接する。しかしながら、これらの端面は、相互係合ロッキングモードで係合することはない。雌型端部は、ロッキングプレートのリップおよび係合するアンビル凹部または突出部の均等くさび形アンビル凹部およびくさび形状を介して、最初にアンビルにロックされる。この最初のロッキング作用は、ロッキング装置14により与えられる雄型端部のロッキング作用とは独立している。従って、雌型端部の初期ロッキングは、雄型端部のロッキングとは独立して行われる。空気圧装置によるチャネルへの雄型端部のロッキング(このロッキングも雌型端部の初期ロッキングから独立している)によっても、雌型端部が、雌型突出部に取付けられたロッキングプレート86を介してチャネルにロックされる。しかしながら、係合端面は、冒頭に掲示した多くの特許文献に開示された殆どの従来技術のブランケットロッキングシステムで生じるような補完態様でのインターロッキングを行うものではない。
かくして、この結果生じるアンビルへのブランケット端部の自動ロッキングは、雄型突出部をチャネル凹部内に打ち込んで雌型突出部とインターロッキング係合させるという従来技術の長時間の労働的作業をなくすことができる。これはまた、従来技術のロック端部を手作業で係合させるのに要する長時間の困難な努力を回避させることができる。幾つかの簡単な制御を行うことにより、ブランケットはアンビルに自動的にロックされ、かつ、アンビルから解放される。自動装置の使用前のアンビルへのブランケットの初期仮取付けおよび装置の解放後のアンビルからのブランケットの手動離脱を行う逆プロセスは、本発明により、手作業により比較的迅速に、かつ、工具を使用しないで行うことができる。アンビルに取付けられた8つのブランケットの交換を行うのに、数時間の重労働が短縮される。
当業者ならば、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、本願に開示の実施形態に種々の変更を行うことができる。開示した実施形態は単なる例示であって限定するものではない。例えば雌型端部は、所望により装置14により操作できるが、開示した実施形態よりもコストが嵩んでしまう。また、回転ノーズピースおよび係合凹部は、開示の凹部とは異なる方向を向いた凹部を受入れるため、図示のものとは異なる構成にすることができるが、このためには、ロッキングバー変位運動に幾つかの変更を必要とする。このような変更は当業者の想到し得る範囲内のものであり、本発明の範囲は特許請求の範囲の記載により定められる。
本発明の一実施形態によるダイカッタの回転可能なアンビルに取付けられたダイカッタブランケットロッキング装置を示す等角投影図である。 図2のアンビルを1a−1a線に沿って切断した端面図であり、ブランケットロッキング装置を除去したところを示すものである。 図2のアンビルを1b−1b線に沿って切断した端面図であり、ブランケットロッキング装置を除去したところを示すものである。 ブランケット装置を除去した図2のアンビルの一部の平面図であり、アンビルチャネルを示すものである。 図1、図2、図5および図6のアンビルに使用するための本発明の一実施形態による代表的ダイカッティングブランケットの係合端領域を示す部分端部断面図である。 図1dのブランケットの端部を示す部分等角投影図である。 第二実施形態によるアンビルの図1bと同様な端部断面図である。 第三実施形態によるアンビルの図1bと同様な端部断面図である。 他の実施形態によるブランケットの図1dと同様な部分端部断面図である。 図1の装置およびアンビルの平面図であり、アンビルの周囲に巻かれた一連のカッタブランケットを断面で更に示すものである。 図1の装置によりアンビルに固定されるブランケットに取付けられたロッキングプレートを示す平面図である。 図3のプレートの側面図である。 本発明の他の実施形態による短いアンビルに取付けられた図1のロッキング装置を示す等角投影図である。 図5のアンビル・ロッキング装置を示す端面図である。 アンビルの回りに巻かれたカッタブランケットの断面図を含む図5のアンビル・ロッキング装置を示す平面図である。 アンビルに取付ける前の本発明の一実施形態によるブランケットロッキング装置を示す等角投影図である。 図8の装置を示す側面図である。 ロッキング装置の作動の或る原理を示すのに使用される図9と同様な上方のアンロック状態にあるロッキング装置を示す側面図である。 ロッキング装置の作動の或る原理を示すのに使用される下方のロック状態にある図9aと同様な側面図である。 図8および図9の実施形態に示すエアシリンダ取付けブラケットを示す等角投影図である。 図8および図9の装置を示す正面図である。 図8、図9および図11の実施形態のエアシリンダを作動させる加圧空気供給システムを示す側面図である。 ブランケットがアンビルにロックされた状態にある、カッタブランケット係合端領域および関連ロッキング装置を示す断面図である。 図8、図9および図11の実施形態に使用されるブランケットロッキングバーを示す等角投影図である。 図14のロッキングバーを示す平面図である。 図14のロッキングバーを示す正面図である。 図14から図16のロッキングバーに使用されるノーズ要素を示す正面図である。 図17のノーズ要素を示す平面図である。 図17の19−19線に沿うノーズ要素の端部断面図である。 ノーズ要素が除去された図14のロッキングバーを示す等角投影図である。 図24の21−21線に沿うロッキングバーの側断面図である。 図24の22−22線に沿うロッキングバーの側断面図である。 図20のロッキングバーを示す平面図である。 図20のロッキングバーを示す正面図である。 図20のロッキングバーを示す底面図である。 図8、図9および図11の実施形態に使用される取付けベースを示す平面図である。 図26の取付けベースを示す正面図である。 図33の28−28線に沿う取付けベースを示す底面図である。 図14のロッキングバーを作動させるのに使用するリンクを示す等角投影図である。 図29のリンクを示す平面図である。 図29のリンクを示す正面図である。 図29のリンクを示す側面図である。 図27の33−33線に沿う取付けベースを示す側面図である。 図27の34−34線に沿う取付けベースを示す側面図である。 図2の装置およびアンビルの部分概略側断面図および装置のエアシリンダを作動させる空気圧制御パネルの正面図であり、装置へのパネルの空気圧連結を示すものである。 図35に示した空気圧装置を示す概略図である。 図1または図5の装置の作動の連続段階を概略的に示す概略図である。 図1または図5の装置の作動の連続段階を概略的に示す概略図である。 図1または図5の装置の作動の連続段階を概略的に示す概略図である。 図1または図5の装置の作動の連続段階を概略的に示す概略図である。 図1または図5の装置の作動の連続段階を概略的に示す概略図である。 図1または図5の装置の作動の連続段階を概略的に示す概略図である。 図1または図5の装置の作動の連続段階を概略的に示す概略図である。 図1または図5の装置の作動の連続段階を概略的に示す概略図である。 図1または図5の装置の作動の連続段階を概略的に示す概略図である。 図1または図5の装置の作動の連続段階を概略的に示す概略図である。 図1または図5の装置の作動の連続段階を概略的に示す概略図である。 図1または図5の装置の作動の連続段階を概略的に示す概略図である。 図37Bから図37Lのそれぞれに示された対応段階を示すより詳細な側面図である。 図37Bから図37Lのそれぞれに示された対応段階を示すより詳細な側面図である。 図37Bから図37Lのそれぞれに示された対応段階を示すより詳細な側面図である。 図37Bから図37Lのそれぞれに示された対応段階を示すより詳細な側面図である。 図37Bから図37Lのそれぞれに示された対応段階を示すより詳細な側面図である。 図37Bから図37Lのそれぞれに示された対応段階を示すより詳細な側面図である。 図37Bから図37Lのそれぞれに示された対応段階を示すより詳細な側面図である。 図37Bから図37Lのそれぞれに示された対応段階を示すより詳細な側面図である。 図37Bから図37Lのそれぞれに示された対応段階を示すより詳細な側面図である。 図37Bから図37Lのそれぞれに示された対応段階を示すより詳細な側面図である。 図37Bから図37Lのそれぞれに示された対応段階を示すより詳細な側面図である。
符号の説明
10 ダイカッタのアンビル・ロッキング装置組立体
12 アンビル
14 ブランケットロッキング装置
16 ブランケット
20 チャネル
111 スプリング
116 エアシリンダ組立体
119 ロッキングシリンダ
121 ロッキングピストン
122 ピストンシャフト

Claims (32)

  1. ダイカッタのブランケットをアンビルに解放可能にロッキングするブランケットロッキングシステムにおいて、
    一軸線の回りで回転する円筒状アンビルを有し、前記アンビルは、前記アンビルの外面を前記回転軸線に平行な方向に横切って延びているチャネルを備え、
    第一端部および第二端部を備えたダイカッタのブランケットを有し、前記ブランケットは、前記アンビルの外面の周囲を包み、かつ、前記外面にロックされた状態で解放可能にロックされ、前記両端部はロック状態において当接し、連続円筒状ダイカッティング外面を形成し、前記ブランケットの第一端部から第一突出部が垂下し、かつ、前記ブランケットの第二端部から第二突出部が垂下しており、前記第一突出部および前記アンビルのチャネルは、前記第一突出部が前記チャネル内に固定されるように構成され、前記第二突出部はロック状態において前記アンビルのチャネルと係合でき、
    アンビルに固定されるブランケットロッキング装置を更に有し、前記ブランケットロッキング装置は、前記第二突出部と選択的に係合して、係合した第二突出部のみを、前記アンビルのチャネル内におけるロック状態へと変位させ、および、前記アンビルのチャネル内におけるロック状態から変位させるようにして、前記第一突出部と前記第二突出部を前記アンビルのチャネル内にロックするように構成される、
    ことを特徴とするブランケットロッキングシステム。
  2. 前記ロッキング装置は、係合した前記第二突出部を、周方向および半径方向の両方向に変位させるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のブランケットロッキングシステム。
  3. 前記アンビルは、前記チャネルに連通しているロッキング凹部を有し、前記第一突出部は、前記ロッキング凹部を補完する形状を有することを特徴とする請求項1記載のブランケットロッキングシステム。
  4. ロックされた前記第二突出部をチャネル内に支持するための、前記第一突出部に固定されたロッキングプレートを有することを特徴とする請求項3記載のブランケットロッキングシステム。
  5. 前記ロッキング凹部と係合して、ロック状態において第一端部を前記アンビルのチャネルに解放可能に固定するロッキングプレートを有することを特徴とする請求項3記載のブランケットロッキングシステム。
  6. 前記ロッキング凹部を形成するために、前記アンビルに着脱可能に取付けられるストリップを有することを特徴とする請求項3記載のブランケットロッキングシステム。
  7. 前記第一突出部および前記第二突出部は、所与の最大距離だけ前記ブランケットから垂下しており、前記第一突出部および前記第二突出部は、前記所与の全距離に亘って面領域を形成し、前記面領域は、当接する非ロッキング関係をなして、互いに係合することを特徴とする請求項1記載のブランケットロッキングシステム。
  8. 前記ロッキング装置は、前記装置をロック状態およびアンロック状態に選択的に配置するための空気圧装置を有していることを特徴とする請求項1記載のブランケットロッキングシステム。
  9. 前記ロッキング装置は、アクチュエータと、前記アンビルにピボット連結されたブランケットロッキングバーとを有し、前記ロッキングバーは、前記第二突出部の凹部と解放可能に係合するように構成されたノーズを備え、前記アクチュエータは、前記第二突出部をロック状態およびアンロック状態に変位させおよびこれらの状態から変位させる間に、前記ロッキングバーを回転させて、第二突出部を同時的に周方向および半径方向に変位させることを特徴とする請求項1記載のブランケットロッキングシステム。
  10. 前記アンビルのチャネルは弧状コーナ面を有し、前記ロッキングバーは、前記弧状コーナ面と係合し、かつ、前記弧状コーナ面上でスライド可能に回転する弧状面を有していることを特徴とする請求項9記載のブランケットロッキングシステム。
  11. 前記ロッキング装置は、前記アンビルに固定されたロッキングバー取付けベースを有し、前記取付けベースは、前記チャネルの弧状コーナ面の一部を形成していることを特徴とする請求項10記載のブランケットロッキングシステム。
  12. 前記アンビルに固定され、かつ、前記チャネルの一部のコーナを形成する第一表面を備えている取付けベースと、ロック状態およびアンロック状態に変位し、および、これらの状態から変位する間に、前記取付けベースの第一表面と係合し、かつ、前記第一表面上でスライドする第二表面を備えた第二突出部と係合するロッキングバーと、前記ロッキングバーを変位させるアクチュエータとを有することを特徴とする請求項1記載のブランケットロッキングシステム。
  13. 前記第一表面および前記第二表面は弧状であることを特徴とする請求項12記載のブランケットロッキングシステム。
  14. 前記ロッキングバーのアクチュエータは、前記取付けベースにピボット連結されていることを特徴とする請求項12記載のブランケットロッキングシステム。
  15. 前記アクチュエータは往復運動するシャフトを有し、前記シャフトは前記ロッキングバーにピボット連結されていて、前記シャフトの往復運動に応答して、前記ロッキングバーを変位させることを特徴とする請求項14記載のブランケットロッキングシステム。
  16. 前記アクチュエータは空気圧作動形エアシリンダであることを特徴とする請求項15記載のブランケットロッキングシステム。
  17. リニア配列で前記アンビルに固定された複数の前記ロッキング装置を有することを特徴とする請求項1記載のブランケットロッキングシステム。
  18. 前記複数のロッキング装置を同時作動させる制御装置を有することを特徴とする請求項17記載のブランケットロッキングシステム。
  19. 前記ロッキング装置は、前記第二突出部をロック状態およびアンロック状態に位置決めする加圧空気作動形アクチュエータと、前記アクチュエータを作動させる制御装置とを有し、前記制御装置は、第一圧力値を持つ第一加圧空気源および第一圧力値より高い圧力値をもつ第二加圧空気源に応答し、第二の圧力値は前記アクチュエータをロック状態に配置し、前記第一圧力値は前記アクチュエータをアンロック状態に配置することを特徴とする請求項1記載のブランケットロッキングシステム。
  20. ロッキングバーを有し、ロッキング凹部は前記第二突出部において前記ブランケットの第二端部にあり、前記ロッキング装置は、前記チャネルにおいて前記アンビルに固定された、前記ロッキングバーを作動させるためのアクチュエータを有し、前記アクチュエータは、前記ロッキング凹部と係合するノーズを備え、前記ノーズは、前記アクチュエータにより前記アンビルに対して上昇アンロック状態と下降ロック状態との間で変位される前記ロッキングバーに取付けられており、前記第二突出部は下降ロック状態において前記ロッキングバーにより前記チャネル内に引き入れられることを特徴とする請求項1記載のブランケットロッキングシステム。
  21. 前記アクチュエータは、往復運動するシャフトを備えた加圧空気作動形シリンダと、前記アンビルおよび前記アクチュエータシャフトにピボット連結され、かつ、前記ロッキングバーに固定されたリンクとを有し、前記シャフトの往復運動により、前記リンクおよび前記ロッキングバーがロック状態とアンロック状態との間で回転されることを特徴とする請求項20記載のブランケットロッキングシステム。
  22. 前記チャネルは底壁を有し、前記凹部の表面および前記底壁の表面は共平面内にあり、前記底壁は前記チャネルの開口に終端しており、前記開口は前記ロッキング装置の一部を受入れ、前記ロッキングプレートは、前記開口の一部上に延びている前方セクションを有し、前記第二突出部は、ロック状態において、前記ロッキングプレートの伸長した前方セクションに当接することを特徴とする請求項1記載のブランケットロッキングシステム。
  23. 前記開口内に受入れられる前記ロッキング装置の一部は、前記アンビルに固定されるように構成された加圧空気作動形シリンダおよびピストンを有していることを特徴とする請求項22記載のブランケットロッキングシステム。
  24. 前記空気作動形シリンダは第一ピストンおよびロッキングシリンダを有し、前記ロッキングシリンダは、第二ピストンを前記第一ピストンと係合させ、かつ、空気作動形シリンダのロック状態を維持するのに空気圧を使用することなく、空気作動形をロック状態にロッキングする第二ピストンを有することを特徴とする請求項16記載のブランケットロッキングシステム。
  25. 前記ロッキングシリンダは、ロック状態を維持するのに空気圧を使用することなく、前記第二ピストンを係合した前記第一ピストンロッキング状態に押圧する押圧スプリングを有していることを特徴とする請求項24記載のブランケットロッキングシステム。
  26. ダイカッタのブランケットを、回転軸線に平行に延びている外面のチャネルを備えた回転可能なアンビルにロッキングする装置であって、ブランケットは係合する第一の当接する端部および第二の当接する端部を備え、前記端部のそれぞれには、ロック状態でチャネルと係合するための第一の垂下する突出部および第二の垂下する突出部を備え、前記ブランケットはアンビルの周囲に巻かれて、連続円筒状の滑らかで間断のない最外ダイカッティング面を形成し、前記第一端部はチャネルと手作業で解放可能に係合し、第二端部はロッキング凹部を備え、前記ロッキング凹部と係合して突出部をロック状態でチャネルにロックする構成の装置において、
    前記アンビルに移動可能に固定されるロック状態およびアンロック状態を有する、前記第二端部のロッキング凹部と解放可能に係合するためのブランケットロッキングノーズと、
    前記第一突出部および前記第二突出部を前記アンビルチャネルのアンビルにロックすべく、前記ノーズをアンロック状態からロック状態に変位させ、かつ、前記ブランケットを前記アンビルから解放させるべく、アンロック状態への前記ノーズの変位を逆行させるための、前記アンビルに固定されたアクチュエータとを有することを特徴とする装置。
  27. 前記ノーズに固定されたロッキングバーを有し、前記ロッキングバーは、前記アンビルに対して周方向変位および半径方向変位が可能であり、前記アクチュエータは、ピストンと、前記ピストンおよび前記アンビルにピボット連結され、かつ、前記ロッキングバーおよび前記ノーズを変位させるべく前記ロッキングバーに固定されたリンクとを有していることを特徴とする請求項26記載の装置。
  28. 前記アンビルに固定できるように構成された取付けベースを有し、前記取付けベースは、前記アンビルチャネルのコーナ部を形成する第一弧状面を備え、前記ロッキングバーは、第一弧状面と係合し、かつ、前記取付けベースおよび前記ロッキングバーが回転されると第一弧状面上でスライドする第二弧状面を備えていることを特徴とする請求項26記載の装置。
  29. 回転軸線に平行に延びている外周面のチャネルを備えた回転可能なアンビルの周囲を包むためのダイカッタのブランケットであって、チャネルが対向側壁と、対向縁部に終端する表面を備えた底壁とを有し、前記対向縁部のうちの一方の縁部がアンビル側壁に終端し、他方の縁部がチャネルに連通するアンビルの開口に終端している構成のブランケットにおいて、
    係合する第一端部および第二端部を備えたシート材料からなるダイカッティング部材を有し、前記第一端部および前記第二端部は、滑らかな連続ダイカッティング外面を備えた円筒を形成すべくアンビルの周囲に巻かれるときに当接し、
    前記ブランケットの第一端部から垂下し、かつ、第一突出部の底面に終端している第一突出部と、
    前記ブランケットの第二端部から垂下している第二突出部と、
    前記第一突出部の底面に並置して前記底面に固定されたロッキングプレートとを有し、前記ロッキングプレートは前記第一突出部から第一の伸長部で延びており、前記第一の伸長部は、前記第一突出部およびブランケットの第一端部を越えて延びていて、前記アンビルの開口上に重なり、かつ、重なり当接関係をなして前記第二突出部を受入れ、かつ、支持し、
    前記第二突出部および第二凹部を備えた第二端部での前記ブランケットは、前記第一突出部から離れる方向を向いた開口を有している、
    ことを特徴とするブランケット。
  30. 前記第一突出部および前記第二突出部は、面領域を形成する、対応する突出面を形成する最大距離だけ、前記ブランケットのシート材料部材から垂下しており、前記面領域は、これらの全最大距離に亘って非ロッキング係合をなして当接することを特徴とする請求項29記載のブランケット。
  31. 一軸線の回りで回転し、かつ、アンビル回転軸線に平行な方向に表面を横切って延びているチャネルを備えたアンビルに、ダイカッタのブランケットを解放可能にロッキングするブランケットロッキングシステムにおいて、
    第一端部および第二端部を備えたダイカッタのブランケットを有し、前記ブランケットは、前記アンビルの周囲を包み、かつ、前記アンビルにロックされた状態で解放可能にロックされ、前記第一端部および前記第二端部は、ロック状態において、連続円筒状、かつ、滑らかで間断のない前記ブランケットのダイカッティング面を形成し、前記ブランケットの第一端部から第一突出部が垂下し、かつ、前記ブランケットの第二端部から第二突出部が垂下しており、前記第一突出部は、前記チャネル内に最初は手作業で解放可能に固定され、次に、前記ブランケットが前記アンビルの周囲に手作業でアンロック状態に巻かれ、次に、前記第二端部の第二突出部が、ロック状態で前記アンビルチャネルに係合され、
    前記アンビルに固定され、アンロック状態で第二突出部のみと手作業で係合できる装置を有し、前記装置は、係合した前記第二突出部をロック状態に変位させ、前記ブランケットの第一端部および第二端部を当接関係にして、前記第一突出部および前記第二突出部を前記アンビルチャネル内にロックし、次に、前記第二突出部をアンロック状態に選択的に変位させて、前記ブランケットが手作業により装置から解放できるようにすることを特徴とするブランケットロッキングシステム。
  32. 第一端部および第二端部を備えた、プラスチックシート材料のダイカッタブランケットを有し、前記ブランケットはアンビルの周囲に巻かれて、アンビルに解放可能にロックされ、前記第一端部および前記第二端部は、前記ブランケットから垂下する突出部を備え、
    円筒状外面および長手方向軸線を備えたローラアンビルを有し、前記ローラアンビルは前記長手方向軸線の回りで回転し、前記アンビルの外面には軸線方向に延びているチャネルが設けられ、前記ブランケットは、前記第一端部および前記第二端部および前記突出部を互いに当接させて、前記アンビルの外面の周囲に巻かれ、前記突出部はチャネル内に配置され、
    前記アンビルに固定された装置を有し、前記装置は、一方の突出部を、アンロック状態からロック状態に変位させ、かつ、前記チャネル内に変位させて、前記第一突出部および前記第二突出部の両方を前記アンビルチャネル内にロックし、かつ、逆操作により一方の突出部を解放することを特徴とするダイカッタのアンビル・ブランケットロッキング組立体。
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