JP2008530649A - パーソナル・ビデオ・レコーダーから外部記憶デバイスへのメディア・コンテンツの転送 - Google Patents

パーソナル・ビデオ・レコーダーから外部記憶デバイスへのメディア・コンテンツの転送 Download PDF

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パーソナル・ビデオ・レコーダー(PVR)(10)は、メディア・コンテンツを受信する受信段(12)とハードディスクのような内蔵記憶デバイス(24)とを有する。該PVRは、外部記憶デバイス(30)への接続のためのインターフェース(26)を有するものである。該PVRは、外部記憶デバイス(30)にコンテンツを直接記録する命令を受け取るよう動作可能である。該PVRは、前記外部記憶デバイス(30)がメディア・コンテンツを要求された転送レートで保存できるかどうかを判別する。前記外部記憶デバイス(30)がメディア・コンテンツを要求されたレートで保存できない場合には、該PVRは、受信されたメディア・コンテンツを記録するために内蔵記憶デバイス(24)を使用し、保存されたメディア・コンテンツを内蔵記憶デバイス(24)から前記外部記憶デバイス(30)に転送する。達成可能な転送レートは、ひとたび転送が始まってから判別されることができる。

Description

本発明は、コンテンツを外部記憶デバイスに転送できるパーソナル・ビデオ・レコーダー(PVR)に関する。
パーソナル・デジタル・レコーダー(PDR)としても知られるパーソナル・ビデオ・レコーダー(PVR)は市場でますます普通になりつつある。典型的には、これらの機械は放送チャンネルから受信されたメディア・コンテンツを記憶するハードディスクのような内蔵高容量記憶装置を有する。この種の記憶装置の使用は、一時停止および巻き戻しといった再生操作機能をサポートでき、ユーザーが録画された番組の冒頭を、その番組の残りがまだ「放送電波から」録画されている間に見られるようにすることができる。
通常のPVRの一つの制限は、記憶が機械に内蔵だということである。PVRと、記録可能デジタル多用途ディスク(DVD)プレーヤーのような記録可能ディスク・プレーヤーとを有する複合ユニットを提供して、ユーザーが、ユーザーどうしの間で移行できる可搬担体上にコンテンツを記録できるようにすることが知られている。この場合、記録可能プレーヤーの属性はPVRにわかっているはずである。PVRと外部ハードディスク・ドライブまたは半導体メモリ・デバイスのような外部記憶デバイスとの間のインターフェースを提供して、ユーザー間でコンテンツが転送できるようにすることも提案されている。記憶容量は記憶デバイスによって大幅に異なり、外部記憶デバイスまたは外部デバイスへのインターフェースの帯域幅が、ユーザーが要求したコンテンツの転送をサポートするには不十分であることもありうる。そのような状況下では、PVRは、デバイスに、記録を放棄して、記録要求をしたアプリケーションに例外を投げることを要求する。
本発明は、PVRと外部記憶デバイスとの間でコンテンツを転送する改良された方法を提供しようとするものである。
したがって、本発明の第一の側面は、パーソナル・ビデオ・レコーダー(PVR)のためのコントローラを提供する。PVRは、メディア・コンテンツを受信するよう動作可能な受信段と、コンテンツを記憶するための内蔵記憶デバイスと、外部記憶デバイスへの接続のためのインターフェースとを有するものである。当該コントローラは:
外部記憶デバイスにコンテンツを直接記録するという命令を受け取り;
前記外部記憶デバイスがメディア・コンテンツを要求された転送レートで保存できるかどうかを判別し;
前記外部記憶デバイスがメディア・コンテンツを要求された転送レートで保存できない場合には、受信されたメディア・コンテンツを記録するために内蔵記憶デバイスを使用し、保存されたメディア・コンテンツを内蔵記憶デバイスから前記外部記憶デバイスに転送する、
よう動作可能である。
好ましくは、コントローラは、前記命令を受け取った際に、受信されたメディア・コンテンツの外部記憶デバイスへの転送を開始し、次いで、転送の間に、前記外部記憶デバイスがメディア・コンテンツを要求されたレートで保存できるかどうかを判別する。これは、転送が要求される時点での転送レートの正確な評価を与える。これは、外部記憶デバイスがメディア・コンテンツを受け容れることのできるレートを監視することによって達成できる。
好ましくは、外部記憶デバイスがメディア・コンテンツを要求されたレートで保存することができない場合、内蔵記憶デバイスが記録バッファとして使用される。受信されたメディア・コンテンツは最初は内蔵記憶デバイスに記録され、次いで内蔵記憶デバイスから外部記憶デバイスに転送される。内蔵記憶デバイスから外部記憶デバイスへの転送は、内蔵記憶デバイスがメディア・コンテンツの記録を続けている間に行われることが好ましい。これは、全体としての転送時間を最小にし、内蔵記憶デバイス上で占有されるスペースを減らす。
本発明のあるさらなる側面は、前記コントローラを組み込んでいるパーソナル・ビデオ・レコーダーを提供する。「パーソナル・ビデオ・レコーダー」の用語は、パーソナル・デジタル・レコーダー(PDR)およびデジタル・ビデオ・レコーダー(DVR)を含むことが意図されている。
本発明のあるさらなる側面は、パーソナル・ビデオ・レコーダー(PVR)と外部記憶デバイスとの間でメディア・コンテンツを転送する方法を提供する。PVRは、メディア・コンテンツを受信するよう動作可能な受信段と、コンテンツを記憶するための内蔵記憶デバイスと、外部記憶デバイスへの接続のためのインターフェースとを有するものである。当該方法は:
外部記憶デバイスにコンテンツを直接記録する命令を受け取り;
前記外部記憶デバイスがメディア・コンテンツを要求された転送レートで保存できるかどうかを判別し;
前記外部記憶デバイスがメディア・コンテンツを要求された転送レートで保存できない場合には、受信されたメディア・コンテンツを記録するために内蔵記憶デバイスを使用し、保存されたメディア・コンテンツを内蔵記憶デバイスから前記外部記憶デバイスに転送する、
ことを含む。
ここに記載される機能は、ソフトウェア、ハードウェアまたはそれらの組み合わせにおいて実装できる。本発明は、いくつかの相異なる要素を有するハードウェアによって、および好適にプログラムされた処理プラットフォームによって実装できる。したがって、本発明のもう一つの側面は、プロセッサに前記方法を実施させる命令(ソフトウェア)を提供する。命令は、電子メモリ・デバイス、ハードディスク、光ディスクまたは他の機械可読記憶媒体に記憶されていることができる。ソフトウェアは、ネットワーク接続を介してPVRに直接ダウンロードされうる。
本発明の実施形態についてこれから付属の図面を参照しつつ、あくまでも例として述べる。
図1は、パーソナル・ビデオ・レコーダー(PVR)またはパーソナル・デジタル・レコーダー(PDR)10を概略的に示している。中央処理装置(CPU)16は、メモリ18内に存在する制御アプリケーション20を実行する。CPU16およびメモリ18は共通のバス15を介して動作的に接続されている。該バス15はまた、チューナー12、ユーザー・インターフェース22および高容量ハードドライブのような内蔵記憶デバイス24を含むその他のPVR構成要素をも相互接続する。内蔵記憶デバイスは、のちの呈示のためにコンテンツを保存し、通常の視聴の間に、一時停止、巻き戻しなどといったさまざまなトリック呈示モードをサポートするタイムシフト・バッファを提供するために使用できる。
チューナー12は、外部ソースからメディア・コンテンツを受信する。図1は、放送テレビ・チャンネルを受信するアンテナ14を示している。一般に、受信されたメディア・コンテンツは衛星、ケーブル、地上波またはインターネット・プロトコル(IP)ベースの送達媒体を介して受信されたオーディオ/ビデオ・コンテンツ・チャンネルまたはストリームを含むことができる。チューナー12は、ユーザーが視聴または記録したい特定のチャンネルを選択するよう制御可能である。関心のあるチャンネルは、ユーザー・インターフェース22を介してユーザーから受け取られる入力によって、あるいはメモリ18内に前もって記憶されている選択によって、選択できる。復調器/デコーダ13は、選択されたチャンネルを、視聴または受信のために復調およびデコードする。出力インターフェース28は、AVデータをテレビおよびスピーカーによる呈示のために好適な形式に変換する。
ユーザー・インターフェース22は、PVR10上に設けられた操作パネルまたはリモコンの形を取ることができ、グラフィカル・ユーザー・インターフェース(GUI)を有しているか、あるいはテレビを使ってユーザー選択可能オプションを表示する。
インターフェース26は、PVRが外部ハードディスク・ドライブまたは半導体メモリ・カードのような外部記憶デバイス30に接続されることを許容する。該インターフェースは、汎用シリアル・バス(USB)、IEEE1394(FireWire)もしくはイーサネット(登録商標)インターフェースまたはコンパクトフラッシュ(登録商標)カードのようなメモリ・カードのためのコネクタのうちの一つまたは複数を有することができる。インターフェース26はまた、IEEE802.11プロトコルまたはブルートゥース(商標)に基づくもののような、PVRのレンジ内にある可搬記憶デバイスにデータを送達する無線インターフェースの形を取ることもできる。
通常動作モードでは、PVR10は従来のように動作し、受信されたメディア・コンテンツのストリームはチューナー12から出力インターフェース28および内蔵記憶デバイス24上のタイムシフト・バッファ(TSB)の両方に向けて経路制御される。したがって、ユーザーがライブまたはリアルタイムのテレビ・チャンネルを一時停止させると、PVRは出力インターフェース28のフレームを凍結し、その間、チャンネル内容が保存されうるよう、AVデータはバス15を介して内蔵記憶デバイス24上のタイムシフト・バッファに向け続ける。
本発明のある実施形態に基づくある動作モードでは、ユーザーは、PVR10に、外部記憶デバイス30に直接「放送電波から」記録するよう要求できる。記憶デバイス30は、ケーブルを介してインターフェース26に差し込まれていてもよいし、あるいはPVRとの無線接続を確立していてもよい。外部記憶デバイス30の機能は、記憶容量および最大データ転送レート(帯域幅)の点で多様でありうる。この転送レートはまた、記憶デイバス30の読み書きインターフェース32の種類にも依存するであろう。記憶デバイス30を接続するのに使用されるインターフェース26の種類もデータ転送レートに対して上限を課すことになる。無線接続が使われる場合、PVRと記憶デバイス30との間でコンテンツを転送するために利用可能な最大データレートはリンクの種類、無線リンクの品質(たとえば伝搬条件)および同じスペクトルへのアクセスのために競合している他のデバイス数に依存するであろう。例として、ブルートゥース(商標)リンクはIEEE802.11リンクよりもずっと低いデータレートを出す。図1は、インターフェース26および記憶デバイス30が、記憶デバイス30にデータが送達されるレートにマッチしている理想的なシナリオにおける、PVRを通じたデータの流れ40を示している。コンテンツはチューナー12によって選択され、復調/デコードされ、記憶デバイス30への転送のために(必要なら)適切な形式に仕立て直される。
図2は、インターフェース26および/または記憶デバイスが、記憶デバイス30にデータの送達が試みられるレートにマッチしていないシナリオにおける、PVRを通じたデータの流れ42、44を示している。これは、図3のフローチャートで記載されている。ステップ50で始まり、ステップ52では、AVストリームを外部記憶デバイス30に直接記録するという要求が受け取られる。ステップ54では、PVRは外部記憶デバイス30にデータを転送し始める。このステップの一部として、コントローラは、要求されたコンテンツの転送をサポートするのに要求される転送レートを判別する。これは、選択されたコンテンツ・ストリームの属性、たとえば該ストリームの平均ビットレートから導出できる。転送の間、制御アプリケーション20は、外部デバイス30にどのくらい速くAVストリームを書き込めるかを監視する(ステップ56)。転送レートは一定でもよいし、あるいは転送の間に変動してもよい。ステップ58では、転送レートが、要求されたコンテンツ・ストリームの転送を受け容れるのに十分な高さであるかどうかが判定される。この判定は、達成可能な転送レートをステップ54で判別された要求される転送レートと比較することによってなされる。達成可能な転送レートが十分であれば、転送は通常通り続けられる(ステップ60、図1の流れ40)。しかしながら、転送レートが十分な高さでない場合、ステップ62に始まる是正動作が取られる。外部記憶デバイス30へのAVデータの直接の流れは止められ、代わりに、受信されたAVデータは内蔵記憶デバイス24に回され(図2の流れ42)、ここでバッファ内に一時的に保存される。外部記憶デバイス30への直接の流入と内蔵記憶デバイス24への流入との間の移行は、データ損失なしに行われる。その後、ステップ64で、内蔵ハードディスクから外部記憶デバイスへの新たな流れ(図2の流れ44)が生成される。この新たな流れは、外部記憶デバイス30への接続の転送機能によりよくマッチするよう選ばれる。好ましくは、外部記憶デバイス30への接続の利用可能な帯域幅を超えない転送レートである。
外部記憶デバイス30が要求される帯域幅を提供できない間、内蔵記憶デバイス24のバッファは大きくなる。要求されたAVストリームの完了まで(ステップ66)、コンテンツは内蔵記憶デバイス上にバッファリングされる。完了は、ユーザーがストリームの記録を終了させることによって、あるいはタイマー・イベント終了によって促されうる。ひとたび選択されたメディア・コンテンツの記録が終了すると、記憶デバイス24上のバッファは減り始め、しまいには空になる。ステップ68、70はこの空イベントを監視する。ステップ64で新たに生成された流れ44のために使われる、内蔵記憶デバイスおよび外部記憶デバイスの間での転送レートは、デバイス間の接続が提供する帯域幅が上下しうるので、変動しうる。たとえば、外部デバイスに出入りする別のストリームが終了すると、外部デバイス30はより高いレートでデータを受け取れるようになる。外部記憶デバイス30への達成可能な転送レートを定期的に監視することによって、外部記憶デバイス30の転送容量の上昇がもしあればそれを活用し、それにより全体的な転送時間を短縮し、内蔵記憶デバイス24にバッファリングされるピーク・データ量を減らすことが可能となる。本方法は、バッファリングされたデータ全部が外部記憶デバイス30に転送されたとき、ステップ72で終了する。
上記した方法では、転送データレートは、ひとたび転送が始まってから判別される。一般に、転送開始に先立って外部デバイス30への転送帯域幅を判別するのは難しい(または不可能である)ので、外部デバイス30が要求されたAVコンテンツの転送を受け容れられるかどうかを判定するのは難しい。それが難しい一つの理由は、外部デバイスにどの帯域幅を提供するかを尋ねる標準化された方法がないことである。外部デバイスの転送レート機能についての情報が転送開始に先立ってPVRにわかっている場合には、PVRはこの情報を使って、外部記憶デバイス30が直接記録(図1の40)をサポートできるかどうか、あるいはPVRが図2に示した仕方で転送プロセスを開始すべきかどうかを決定できる。最大転送レートが選択されたコンテンツの転送に要求されるより低い場合には、PVRは転送の始めから内蔵記憶デバイス24に記録し始めるべきである。
外部記憶デバイスが最初にPVRに接続されたときなど、転送の開始前に利用可能な帯域幅を試験することが可能である。外部デバイス30がハードディスクである場合、ディスクは一定の回転速度で回転する。ディスクのエッジに書き込むとき(ディスクの直線速度はより大きい)、利用可能な帯域幅は、ディスクの中ほどで書き込むとき(ディスクの直線速度はより小さい)の帯域幅よりも大きい。また、外部デバイス30がハードディスクであれば、ディスクの異なる複数の領域に書き込むとき(たとえば、複数のストリームを保存するときなど)、ディスクは「シーク」――読み書きヘッドのディスクのある部分から別の部分への移動――で若干の時間を必然的に無駄にする。これに取られる時間は、移動の距離のほかハードディスクの設計にも依存する。この不効率は、デバイスの全帯域幅を低めることがありうる。上記に鑑み、転送の間、転送レートを監視することが好ましい。
上記した方法では、バッファリングされるデータは、最も早い機会に外部記憶デバイス30に流される。これは、データのバッファリングに使用される内蔵記憶デバイスの部分を最小にし、外部記憶デバイスにデータを転送する時間を短縮する恩恵がある。それほど好ましくはない代替的な実施形態では、PVRは、受け取ったデータを、外部記憶デバイス30への転送を開始する前に、常に全体として内蔵記憶デバイス24に保存することもできる。
上述した実施形態が本発明を例解するものであって限定するものではないこと、当業者は付属の特許請求の範囲から外れることなく数多くの代替的な実施形態を設計できるであろうことに注意しておくべきである。請求項では、括弧に入れられた参照符号があったとしても、その請求項を限定するものと解釈してはならない。「有する」および「含む」の語は、当該請求項に挙げられている以外の他の要素またはステップの存在を排除するものではない。システム/デバイス/装置請求項がいくつかの手段を挙げる場合、これらの手段のうちのいくつかが同一のハードウェア項目によって具現されることもできる。
以上の記載において、また図面を参照して、メディア・コンテンツを受信する受信段12とハードディスクのような内蔵記憶デバイス24とを有するパーソナル・ビデオ・レコーダー(PVR)10が記載されている。該PVRは、外部記憶デバイス30への接続のためのインターフェース26を有するものである。該PVRは、外部記憶デバイス30にコンテンツを直接記録する命令を受け取るよう動作可能である。該PVRは、前記外部記憶デバイス30がメディア・コンテンツを要求された転送レートで保存できるかどうかを判別する。前記外部記憶デバイス30がメディア・コンテンツを要求されたレートで保存できない場合には、該PVRは、受信されたメディア・コンテンツを記録するために内蔵記憶デバイス24を使用し、保存されたメディア・コンテンツを内蔵記憶デバイス24から前記外部記憶デバイス30に転送する。達成可能な転送レートは、ひとたび転送が始まってから判別されることができる。
外部記憶デバイス上での直接記録のためのモードで動作するパーソナル・ビデオ・レコーダー(PVR)を示す図である。 内蔵記憶デバイスがバッファとして使用されるモードで動作する、図1のPVRを示す図である。 図2の動作モードのフローチャートである。

Claims (12)

  1. パーソナル・ビデオ・レコーダー(PVR)のためのコントローラであって、該PVRは、メディア・コンテンツを受信するよう動作可能な受信段と、コンテンツを記憶するための内部記憶デバイスと、外部記憶デバイスへの接続のためのインターフェースとを有するものであり、当該コントローラは:
    外部記憶デバイスにコンテンツを直接記録するという命令を受け取り;
    前記外部記憶デバイスがメディア・コンテンツを要求される転送レートで保存できるかどうかを判別し;
    前記外部記憶デバイスがメディア・コンテンツを要求される転送レートで保存できない場合には、受信されたメディア・コンテンツを記録するために前記内部記憶デバイスを使用し、保存されたメディア・コンテンツを前記内部記憶デバイスから前記外部記憶デバイスに転送する、
    よう動作可能であるコントローラ。
  2. 前記命令を受け取った際に、受信されたメディア・コンテツの前記外部記憶デバイスへの転送を開始し、転送の間に、前記外部記憶デバイスがメディア・コンテンツを要求されるレートで保存できるかどうかを判別するよう動作可能である、請求項1記載のコントローラ。
  3. 前記外部記憶デバイスがメディア・コンテンツを書き込むことのできるレートをモニタリングするよう動作可能である、請求項2記載のコントローラ。
  4. 前記外部記憶デバイスがメディア・コンテンツを要求されるレートで保存することができない場合、前記内部記憶デバイスが記録バッファとして使用され、当該コントローラは、受信されたメディア・コンテンツを最初は前記内部記憶デバイスに記録し、前記内部記憶デバイスへのメディア・コンテンツの記録を続けている間に前記内部記憶デバイスから前記外部記憶デバイスに転送するよう動作可能である、請求項1ないし3のうちいずれか一項記載のコントローラ。
  5. 前記内部記憶デバイスから前記外部記憶デバイスに、該外部記憶デバイスの転送機能にマッチしたレートで記録されたメディア・コンテンツを転送するよう動作可能である、請求項4記載のコントローラ。
  6. 前記内部記憶デバイスから前記外部記憶デバイスへの記録されたメディア・コンテンツの転送の間に、前記外部記憶デバイスの機能が定期的に評価される、請求項5記載のコントローラ。
  7. 前記外部記憶デバイスが:ハードディスク記憶デバイスおよび半導体メモリ・デバイスのうちの一つである、請求項1ないし6のうちいずれか一項記載のコントローラ。
  8. 前記インターフェースが無線インターフェースである、請求項1ないし7のうちいずれか一項記載のコントローラ。
  9. 請求項1ないし8のうちいずれか一項記載のコントローラを組み込んでいるパーソナル・ビデオ・レコーダー。
  10. パーソナル・ビデオ・レコーダー(PVR)と外部記憶デバイスとの間でメディア・コンテンツを転送する方法であって、該PVRは、メディア・コンテンツを受信するよう動作可能な受信段と、コンテンツを記憶するための内部記憶デバイスと、外部記憶デバイスへの接続のためのインターフェースとを有するものであり、当該方法は:
    外部記憶デバイスにコンテンツを直接記録する命令を受け取り;
    前記外部記憶デバイスがメディア・コンテンツを要求された転送レートで保存できるかどうかを判別し;
    前記外部記憶デバイスがメディア・コンテンツを要求された転送レートで保存できない場合には、受信されたメディア・コンテンツを記録するために内部記憶デバイスを使用し、保存されたメディア・コンテンツを内部記憶デバイスから前記外部記憶デバイスに転送する、
    ことを含む、方法。
  11. プロセッサに請求項10記載の方法を実行させるための命令。
  12. 請求項11記載の命令を記憶するコンピュータ可読担体。
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