JP2008527867A - 補聴器を作動する装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【構成】プログラム制御可能な補聴器(1)が,上記補聴器(1)の近くの携帯モジュール(7)からのデータを無線で受信し,モジュールにデータを送信する手段(5,6)を備えている。上記携帯モジュール(7)は音響信号を送信し,データまたは特定命令を補聴器プロセッサ(2)に適合する手段(9,14)を有しており,また,上記補聴器(1)から送信されたデータを受信するための手段(9,14)を備えており,補聴器(1)内に実時間信号処理パラメータのモニタリングを示すデータを含んでいる。補聴器/携帯モジュール集合体の好ましい実施例は,補聴器(1)と携帯モジュール(7)間でデータを送受信するためのミラーコード化ダイレクト・シーケンス拡散スペクトル無線信号送受信器(39)を利用している。この構成は外部コネクターを必要とせずに,補聴器の遠隔制御またはモニタリング,補聴器への音響の送信,または補聴器のプログラミングを可能にする。

Description

この発明は,補聴器および補聴器を作動する方法に関する。より詳細には,この発明は,補聴器,無線トランシーバおよび遠隔操作装置を備えた補聴器システムに関する。
遠隔制御(リモート・コントロール)によって作動可能な補聴器が知られている。これまでの遠隔制御は,主に,補聴器に記憶されている種々の聴音プログラムの中からのプログラムの選択と,補聴器の出力レベルの個々の調整に用いられている。補聴器に使用される既存の遠隔制御システムに利用可能な通信チャネルのデータ帯域幅は比較的狭く,かつ,主に,「出力レベルを一段階上げる調整」または「プログラム2に変更」のような簡単なコマンドのために使用される。このようなコマンド・タイプは,データ帯域を使用するが,情報のビット数は少ない。現在使用されている補聴器の遠隔制御のための既存の無線通信チャネルは通常一方向チャネルであって,すなわち通信チャネルを介して補聴器から情報を送信することができない。
補聴器信号プロセッサの最近の開発では,補聴器内の不揮発性メモリ回路内に記憶された多数の異なるパラメータおよび設定を含んでおり,各設定が,補聴器の性能に対する特定関連性,例えば,異なる周波数帯域における利得および圧縮レベルを有している。これらのパラメータおよび設定の値は,通常,ユーザおよびフィッター(調整者)によるフィッティングにおいて決定されて補聴器内に記憶される。補聴器における一または複数のパラメータの変更の効果は,ある程度,コンピュータソフトにおいてシミュレーションを通じてフィッターによってモニタされることができ,また,いくつかのシステムでは,次に説明するように,実時間で補聴器からパラメータを読取ることによって,モニタされることができる。
工業規格プログラミングインターフェース(An industry standard programming interface)は,デンマーク王国,ターストラップにあるマドセンエレクトロニクス(Madsen Electronics)社によって製造されたノア−リンク(NOAH−Link)(登録商標)インターフェースである。このプログラミングインターフェースは,補聴器ユーザの首の周りに紐で装着され,使用中に,ケーブルおよびコネクタを介して一つまたは二つの補聴器に接続されるトランスポンダ装置を備えている。このトランスポンダ装置は,同様のトランスポンダを装備し,補聴器のプログラミングを目的とする適切なソフトウエアを実行するパーソナル・コンピュータから,デジタルプログラミング信号を送信または受信することができる
プログラミング装置およびパーソナル・コンピュータのトランスポンダは,通信のために,好ましくは工業規格ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)無線ネットワークインターフェースを利用し,また,パーソナル・コンピュータは工業規格コンパス(Compass)(登録商標)補聴器フィッティング(調整)・ソフトウエアのバージョンを実行する。使用中,補聴器のフィッターは,このプログラミング・インターフェースを使用して,聴力試験およびユーザの好みに基づいて決定される規定周波数応答を,ユーザの補聴器にプログラムする。プログラムされるべき補聴器についてのコンディション,プログラミング,タイプ,およびシリアル・ナンバ等に関するデータが,コンピュータの表示システムによって読み取られる。トランスポンダとパーソナル・コンピュータとの間のリンクは無線であるが,システムは,プログラミング装置のトランスポンダと補聴器回路との間のガルバニー接続(galvanic connection)を必要とする。
しかしながら,補聴器のコネクタ・ソケットは設計および製造上複雑であり,エラーの潜在源であり,また,補聴器がかなり嵩高くなる。補聴器にケーブルを取付けることは,フィッターにとってかなり厄介である。
米国特許第5,615,229号は,磁気送信要素と補聴器内の磁気受信要素との間で音響信号を送信するための磁気結合近距離通信システムを開示している。この音響信号は,時間変化被変調パルスコード化データストリーム(a time variant modulated, pulse coded data stream)として送信される。この構成は単一システムであり,また,補聴器内の磁気受信要素は電力をかなり消費し,従って,補聴器バッテリに大きい負担をかける。
国際出願WO 98 48526号は,電話ベースユニットとこのベースユニットに近接配置された携帯ヘッドセット間で信号の送受信をするための磁気誘導時間多重双方向近距離通信システムを開示している。これは複信能力(duplex capabilities)と適切な帯域幅を有しているが,このシステムの受信機および送信機のサイズが補聴器システムにおける使用を妨げている。
米国特許公開第2004/0037442号は,ダイレクト・シーケンス・スペクトル拡散技術を利用して個々の人工補聴具間の動作を同期させる無線両耳用補聴器システムを開示している。このシステムは補聴器マイクロフォンによってピックアップした音のサンプルを同期化する目的のために,二つの補聴器を互いに無線で通信できるようにしている。遠隔制御はこのシステムに包含されていない。
米国特許第5,390,254号は,手持ち式無線制御音量およびトーン制御装置によって制御され,無線リンクを用いて遠隔プロセッサを介して到来音響の拡張実時間信号処理を可能にする補聴器を開示している。この補聴器に利用されている無線システムは,本質的にアナログ処理に基づいており,実際この種のシステムは機能していても,包含されている要素のサイズと電力消費量のために,使用にあたっては非常に扱いにくい。しかしながら,この種の無線システムがどのようにして作動されるかという実際に役立つ示唆は米国特許第5,390,254号に開示されていず,また,この点をサポートするいかなる文献も言及されていない。
ヨーロッパ特許公開EP1445982A1号は,プログラム選択を制御し出力音量を調整する目的で一つまたは二つの補聴器と遠隔制御装置との間の相互無線通信をする装置および方法を開示している。通信は補聴器と遠隔制御装置に対して異なる優先順位を割り当てるとともに,被割当優先順位に基づいてそれ自体の時間スロットにおいて各ユニットを送信することによって制御される。明白なことは,補聴器と通信するために提供される手段以外の他の手段によって遠隔制御装置から通信する手段は設けられていないことである。
ヨーロッパ特許EP1460769A1号は,音響信号を保有している電気または電磁信号を受信するためのいくつかの受信機,および音響信号を保有している無線信号を送信するための無線送信機を備えている電子モジュールと,移動トランシーバを開示している。移動トランシーバは優先順位付けモジュールと,受信機の一つによって受信された音響信号を,受信機を備えた補聴器に送信するための送信機を備えている。移動トランシーバによって使用される実際の送信機構は開示されていず,また,補聴器から移動トランシーバに信号を送信するための手段も開示されていない。
この発明は,一つまたは二つの補聴器と,デジタル音を補聴器に送信するための充分な帯域幅を有する携帯デバイスとの間で,無線通信を伴う補聴器システムを提供することを目的とする。
この発明はさらに,補聴器から他の外部装置へ情報を伝送するための能力を有する補聴器システムを提供することを目的とする。
この発明はさらに,補聴器および非常に小さい電力消費量で作動する外部装置との間の無線通信を伴う補聴器システムを提供することを目的とする。
この発明はまた,高い能力で,しかも低電力消費量で二つの補聴器の間の無線通信を伴う補聴器システムを提供することを目的とする。
この発明はまた,プログラミング中に遠隔制御装置と一つまたは二つの補聴器間を通信するために使用される,広帯域,双方向,無線デジタル通信チャネルを提供することを目的とする。
この発明の付加的な目的は,高い能力の無線通信能力を有し,しかも非常に低い電力消費量で作動する補聴器を提供することである。
第1の発明によると,この目的は,請求項1に基づく補聴器システムによって実現される。
この補聴器システムは,デジタル無線送信機回路を使用する。このような送信機回路は物理的にサイズが小さい,すなわち,完全耳穴形(a completely-in-the-canal)(CIC)補聴器にフィットするのに十分小さいことが好ましい。このような送信機の電力消費量は,補聴器に使用されたときに非常に小さくなければならない。この種の送信機の最大電力消費量は,標準的な補聴器の出力トランスデューサの電力消費量と同等である。
この種のシステムは,少なくとも1メートルの空間的範囲(a spatial range),高信頼性,好ましくはエラー修正を有し,近くにある同様のシステムからの同時送信または混信による情報のデッドロック状況または損失を回避するのに適し,帯域幅は(圧縮された)音響信号および補聴器と携帯装置間の他の実時間信号を送信するための充分な幅であり,特に補聴器内のトランシーバに関しての電力消費量が容認できる程度に小さくなければならない。
送信機回路,無線,デジタル通信チャネルを使用することは,一つまたはそれ以上の補聴器から携帯モジュールへの送信等に利用することができ,次に示す一またはそれ以上の目的のために,送信機回路の実施態様に全て組み入れる。すなわち,補聴器において処理する信号をモニタすることを目的に補聴器から携帯モジュールへ音響信号を転送すること,ロギングの目的に補聴器から携帯モジュールへ実時間パラメータ(real-time parameters)を転送すること,または使用中の補聴器における信号プロセッサをモニタする目的に補聴器から携帯モジュールへデジタル実時間信号処理パラメータ(digital real-time signal processing parameters)を転送することである。その後,携帯モジュールは,補聴器からのデジタル信号を,分析およびさらなる処理のためにリレー信号をピックアップする,例えばコンピュータまたは同様の手段に,リレーする。
このような送信機は,送信機のためのホストシステムとして作用する補聴器に内蔵するために,埋設可能で,モノリシックである電子モジュールとして製造されるのが好ましい。そのような送信機である拡散スペクトル送信機(a spread-spectrum transmitter)は,先行技術で知られている同様のディバイスに比していくつかの利点がある。それらは,物理的に非常に小さく作ることができ,したがって,耳掛け形または耳穴形の補聴器ハウジングの内部の制限された空間内にうまく収めることができ,それらは雑音のような周波数スペクトル有効域(a noise-like frequency spectrum footprint)を有し,したがって干渉問題が少なくまたは生じず,それらは消費電力が極めて小さく,この送信技術は電力消費量およびバッテリ寿命が重視される補聴器への適用に極めて適している。
拡散スペクトル送信機は,単一キャリア周波数ではなく,ある一定範囲の周波数で信号を送信するという事実に特徴付けられる。周波数ホッピング拡散スペクトル送信機(a frequency-hopping spread-spectrum transmitter)は,この範囲内で一連の専用周波数(a set of discrete frequencies)で送信し,また,ダイレクト・シーケンス拡散スペクトル送信機(a direct-sequence spread-spectrum transmitter)は,雑音のような周波数スペクトル有効域を有する範囲内の,事実上全周波数で送信する。この構成は,極めて好ましい雑音耐性を提供し,したがって所望の送信範囲のための電力必要条件を,相当に小さくすることができる。
この発明による第2の態様では,補聴器システムの好ましい実施例は,請求項6の特徴を備えている。
この好ましい実施態様では,携帯モジュールから一つまたはそれ以上の補聴器への任意の起源(origin)の信号を送信することができる。この特徴は,例えば,携帯モジュールを伴う補聴器の制御,携帯モジュールを介した補聴器のプログラミング,携帯モジュールから補聴器へのデジタル音響信号の送信,携帯モジュールから補聴器へのプログラミング・データの送信,またはパーソナル・コンピュータもしくは同様の機器のような外部ソースから,携帯モジュールを介した無線による補聴器へのデータ無線送信に使用できる。
補聴器および携帯モジュールに存在する送受信機(the transmitter/receiver combination)は,補聴器システムにおいて,補聴器と外部機器との間における相互双方向通信を可能にする。この送受信機は,補聴器または携帯モジュール中に埋設可能な単一モノリシック・ユニットに一体化するのが好ましい。この適用例において,この送受信機を,以下,トランシーバと呼ぶ。
トランシーバは,三つの動作状態またはモードのうちの一つを実行することができる。すなわち,それぞれ,「スリープ」モード,「受信」モードおよび「送信」モードである。「スリープ」モードにおいて,トランシーバはアイドル状態にあり,すなわち,何もしていず,この状態を変更するためのホスト・システムからの信号を待機している。この状態において,トランシーバ回路構成は,そのホストシステムからほとんど電流を引き出さない。「受信」モードにおいて,トランシーバの受信機は所定期間作動し,別のトランシーバからの送信(transmissions)を「聴取」(受領)(リスニング)(listening)する。送信が検出されるたびに,受信機は,受信したメッセージをデコードし,デコードされた,受信したメッセージを,2進ビットストリーム(a binary bit stream)として,ホスト・システムに提示する。「送信」モードにおいて,トランシーバの送信機は,メッセージが送信状態にあるたびに,ホスト・システムによって作動される。
ホスト・システムに2進ビットストリームとして提示されることになる,送信されるメッセージは,トランシーバの信号入力部に与えられて,送信範囲内に存在する受信機によって受信され,送信されたメッセージを認識できるようにするために,トランシーバの送信機によって送信される。好ましい実施態様において,トランシーバの送信機はほぼ1メートルの有効範囲を有している。
「受信」モードは,例えば,所定聴取期間および間隔(predetermined listening period and interval)で,事前にプログラムされた監視タイマにより初期化されるか,または送信の決定によってトリガされる。メッセージまたはメッセージの一部が,「受信」期間中(during a reception period)に受信されると,受信機はホストからの確認信号が第1のトランシーバに戻ってくるまで,または所定時間間隔が経過するまで,オープンされたままになる。この期間中に,近くにある第2のトランシーバによって送信されたメッセージは,第1のトランシーバの受信機によってピックアップされ,検出され,かつデコードされて,2進ビットストリームとして補聴器プロセッサに伝送される。しかしながら,メッセージが所定期間中に送信されなければ,トランシーバは,他の「受信」モード信号が補聴器プロセッサによって生成されるまで,「スリープ」モードに戻る。
補聴器からのメッセージの送信は,「受信」期間中に,携帯モジュールのトランシーバから専用送信リクエスト・メッセージを送信することによって,初期化できる。補聴器が専用送信リクエストを受信すると,補聴器プロセッサが送信のためのメッセージを作成し,「受信」期間の終了後,直ちに補聴器のトランシーバの「送信」モードを使用してメッセージを送信する。送信されるメッセージは,これに限定されるものではないが,確認メッセージ,識別メッセージ,パラメータ読取メッセージ,信号処理状態メッセージ,ロギング・メッセージおよび音響ストリーミング・ブロック・メッセージを含む。次に,これらのメッセージは携帯モジュールによってピックアップされ,例えばパーソナル・コンピュータ,固定システムまたは関連遠隔制御装置にリレーされる。
好ましい実施態様において,この発明の拡散スペクトル送信機はミラー・コーディングトランシーバ(Miller-coding transceiver)である。ミラー・コーディング拡散スペクトル・トランシーバ(Miller-coding spread-spectrum transceiver)は,より丸みのある両端部を有している周波数スペクトル分布有効域を有する正規(regular)拡散スペクトル・トランシーバとは対照的に,ほぼ矩形周波数スペクトル分布有効域を有している。トランシーバの利用周波数範囲の両端における周波数が,利用周波数範囲の中心近傍の周波数に匹敵する電力レベルを有することが保証される。ミラー・コーディング・トランシーバは,現在のシリコン−チップ技術で容易に作製できる。
例えば,プログラミング・データを表わす信号,遠隔制御信号,実時間音響信号,コンディション読取リクエストまたは識別リクエストを,携帯モジュールから補聴器に送信することができ,また,例えば確認信号,読出されたコンディション,読出された実時間信号処理,または識別信号を表わす信号を,補聴器から携帯モジュールに送信できる。
補聴器システムの好ましい実施態様では,送信機は,出力段,周波数基準クリスタル,および上記周波数基準クリスタルによって制御されるオシレータ(発振器)を有するマスタ・セクション(マスタ部)を備え,上記マスタ・セクションは送信機回路構成から電気的に着脱可能である。この実施態様において,送信機は携帯モジュール内に配置されるのが好ましい。
送信機はまた,選択可能な出力段を含むスレーブ・セクションを備えている。トランシーバは,その受信周波数を,マスタとして作用するトランシーバにあるオシレータの送信周波数にロックし,マスタの送信が終了した後,この周波数をモニタするための位相ロック・ループを使用する。上記受信周波数は送信周波数として使用され,この周波数でスレーブとして作用するトランシーバが,マスタとして作用するトランシーバからの送信に続いて確認信号を送信する。この方式において,スレーブとして作用するトランシーバは基準クリスタル・オシレータを必要としない。クリスタル基準器はスペースを占有するとともに電力を消費するので,クリスタルなしで済ませることは実質的利点があり,トランシーバが装備され,かつ利用されれば,特に完全耳穴形補聴器のような小型補聴器において有用である。
別の観点において,この発明は,送信用入力データを処理する手段,DSSSスキームにしたがって変調された上記入力データに基づく電磁信号を送信する送信機を有する第1の補聴器,送信用入力データを処理する手段,DSSSスキームにしたがって変調された上記入力データに基づく電磁信号を送信する送信機を有する第2の補聴器,ならびにDSSSスキームにしたがって変調された電磁信号を受信する受信機,受信信号をデコードし,デコード信号に基づいて出力データを生成するデコーダを有する外部ユニットを備え,上記第1の補聴器の送信機および上記第2の補聴器の送信機が,送信衝突を回避するために,それぞれの送信を調整するようになっている補聴器システムを提供する。
送信機を備えた補聴器のトランシーバは,最初「スリープ」モードにあり,「受信」モードが,二つの補聴器のそれぞれにおいて,補聴器プロセッサの一部を構成する監視タイマー構成部材によって規則的間隔で作動され,上記補聴器プロセッサはホストシステムとしてトランシーバを作動させる。「送信」モードは受信に続いて直ぐに補聴器プロセッサによって作動され,次に受信されかつデコードされたメッセージの内容に依存して,データが補聴器から携帯モジュールに送信される。補聴器プロセッサは携帯モジュールを介して補聴器からコンピュータにセッティング,実時間パラメータまたは音を送信することができる。これらデータのいずれも必要とされなければ,補聴器プロセッサは短い確認信号を送信する。
この発明はまた,第1の拡散スペクトル・トランシーバと共働する携帯モジュール,第2の拡散スペクトル・トランシーバと共働する少なくとも一つの補聴器,ならびに携帯モジュールと通信する手段および補聴器をプログラミングするのに適した実行ソフトウエアを有するコンピュータを備えた補聴器システムをプログラミングする方法であって,補聴器によって補償されるべき聴覚損失を判断(決定)し,コンピュータ・ソフトウエアを使用して上記聴覚損失を補償するのに適した補聴器のためのプログラムを生成し,上記プログラムを表わす2進情報を,携帯モジュールと通信する手段を介してコンピュータから携帯モジュールに送信し,プログラム情報を,第1拡散スペクトル・トランシーバの使用によって携帯モジュールから補聴器に送信し,補聴器においてプログラム情報を受信し,補聴器からの情報を第2拡散スペクトル・トランシーバの使用によって携帯モジュールに送信し,補聴器からの情報を携帯モジュールで受信し,携帯モジュールからの情報をコンピュータに送信し,コンピュータで情報を受信する方法を提供する。
このように,補聴器はいかなる外部ハードウエアに電池作用的に(galvanically)接続することなくプログラムすることができ,これによってワイヤおよびコネクタの必要性がなくなり,したがって,この種の接続に関連する磨耗および腐蝕の問題がなくなる。
さらなる観点において,この発明はまた,送信用入力データを受信する入力手段を備えた補聴器を選択し,DSSSスキームにしたがって変調された上記入力データに基づく電磁信号を上記補聴器から送信し,DSSSスキームおよび受信信号をデコードするデコーダにしたがって変調された電磁信号を外部ユニットにおいて受信し,デコード信号に基づいて,上記外部ユニットの出力データを生成する,補聴器システムを作動させる方法を提供する。
この構成は,補聴器を,例えば携帯モジュールに関連させて,補聴器内に記憶されたプログラムを呼び出し,補聴器内で音量を調節し,または音響信号を補聴器に送信する手段を有する遠隔制御装置から作動させることができる。例えば,音響信号はテレコイル・ループ・システムから発することができ,また,テレコイルは補聴器内に配置する代わりに携帯モジュール内に配備することもできる。トランシーバ回路構成が標準テレコイルよりも小さいスペースを占有することを考慮すると,これまではスペースの事情から使用が抑制されていた耳穴形補聴器においても,テレコイル機能を装備することができる。
この発明による補聴器システムのさらなる特徴および利点は,従属請求項から明らかになろう。
添付図面を参照して,以下,この発明をさらに詳細に説明する。
図1は,この発明の実施例による携帯モジュール7の近傍に位置する補聴器1を示している。補聴器1は,マイクロフォン4および第1トランシーバ6に接続された補聴器プロセッサ2を備えている。補聴器プロセッサ2はさらに出力トランスデューサ3に接続されている。第1トランシーバ6は第1アンテナ5に接続されている。携帯モジュール7は,第2トランシーバ9,補助インターフェース10,第2マイクロフォン11,入力/出力インターフェース12,テレコイル13および第2アンテナ14に接続された第2プロセッサ8を備えている。
携帯モジュール7の第2プロセッサ8は,第2トランシーバ9を介して補聴器1と無線によって通信可能であり,さらに,補助インターフェース10を介してコンピュータ等(図示略)と無線通信可能であり,これもワイヤレスとすることができる。
補聴器1の第1アンテナ5および第1トランシーバ6は,補聴器1の使用中,例えばプログラムまたは音量制御変化に関するメッセージを表わすデジタルデータ信号を受信することができる。第1トランシーバ6の受信機の利用可能帯域幅は,出力トランスデューサ3による音響再生の目的のために,デジタル式に表わされた音響信号を補聴器1の補聴器プロセッサ2に伝送するのに充分な幅である。
携帯モジュール7の第2プロセッサ8は,例えばプログラムの変更または音量制御情報に関する,補聴器1に送信するためのデジタルデータ信号を,生成することができる。第2トランシーバ9および第2アンテナ14が,デジタルデータ信号を補聴器1に送信する。音響信号は,補助インターフェース10,マイクロフォン11またはテレコイル13から発生される。外部音響信号が,無線または補助インターフェース10に接続された外部音響源(図示略)のいずれかによって,補助インターフェース10を介して携帯モジュール7に入力される。
図2は,図1に示す補聴器1および携帯モジュール7で使用するための,この発明の実施例による拡散スペクトル・デジタル・トランシーバ(a spread-spectrum digital transceiver)39を示す。簡単にするために,同様のトランシーバ回路39が,携帯モジュール7と補聴器1の両方に使用されるものとする。トランシーバ39は,信号を送受信する二つのメイン・ブランチ(main branches)をそれぞれ備えている。トランシーバ39は,受信モードまたは送信モードのいずれかに入ることができる。入力アンテナ72が無線信号の受信のために設けられ,また,出力アンテナ70が無線信号の送信のために設けられている。入力アンテナ72は低雑音入力増幅器(a low noise input amplifier)41に接続されており,出力アンテナ70はパワー(電力)出力増幅器対(a power output amplifier pair)68,69の出力に接続されている。
トランシーバ39の受信ブランチは,増幅および成形セクション(部)(an amplifier and shaper section)41,42,43,44,45,46,復調および制限セクション(a demodulation and limiting section)47,48,49,50,51,52,53,ならびにデジタル入力セクション(a digital input section)54,55,56を備えている。増幅および成形セクションは,低雑音入力増幅器41,第1前置増幅器42,第1バンドパス・フィルタ43,第2前置増幅器44,第2バンドパス・フィルタ45および第1リミッタ(制限器)46を備えている。復調および制限セクションは,FM変調器47,第1ローパス・フィルタ48,第2リミッタ49,位相比較器50,第2ローパス・フィルタ51,第3リミッタ52,および第1マルチプレクサ53を備えている。デジタル入力セクションは,クロックデータ回復ブロック(a clock data recovery block)54,ミラー・デコーダ(a Miller decoder)55,および第1相関器(a first correlator)56を備えている。デジタル入力セクション54,55,56の出力は,CPUインターフェース61の入力に接続されている。
送信ブランチは,デジタル出力セクション62,63,64,オシレータ(発振器)および位相ロック(phase-lock)セクション57,58,59,60,65,クリスタル制御マスタ・オシレータ・セクション(a crystal-controlled master oscillator section)66,67,および電力増幅出力セクション(a power amplifier output section)68,69,70を備えている。デジタル出力セクションは,相関器62,ミラー・エンコーダ63および電圧制御オシレータ(VCO)波形インターフェース・ブロック(a voltage controlled oscillator (VCO) waveform interface block)64を備えている。CPUインターフェース61の出力は,相関器62の入力に接続されている。オシレータおよび位相ロック・セクションは,電圧制御オシレータ(VCO)60,第3ローパス・フィルタ59,チャージ・ポンプ58,第2マルチプレクサ65,および位相/周波数検出器57を備えている。クリスタル制御マスタ・オシレータ・セクションは,マスタ・オシレータ66および周波数制御クリスタル基準器67を備えている。電力増幅出力セクションは,マスタ電力増幅器(MA)68,スレーブ電力増幅器(SL)69および第2アンテナ70を備えている。
トランシーバ39が受信モードにあるとき,無線拡散スペクトル信号(a wireless spread-spectrum signal)がアンテナ72によってピックアップされ,低雑音増幅器41の入力に与えられる。信号が低雑音増幅器41によって増幅され,増幅された信号が第1前置増幅器42の入力に与えられて,さらなる増幅およびインピーダンス整合が行われる。第1前置増幅器42からの信号は第1バンドパス・フィルタ43によって帯域制限され,第2前置増幅器44によってさらに増幅され,第2バンドパス・フィルタ45によってさらに帯域制限される。増幅された帯域制限信号は,第1リミッタ46によって制限された後,復調および制限セクション47,48,49,50,51,52,53に与えられる。
リミッタ46からの信号が,FM復調器47,位相比較器50および第2マルチプレクサ65のそれぞれへの入力信号とされる。図示の実施例において,トランシーバ39は,ミラーコード化FM信号(Miller-coded FM-signals)およびBPSK信号の両方を送受信および処理することが可能であり,従って,二つの異なる復調器手段が設けられている。受信されたミラー−コード化FM信号はFM復調器47によって復調され,第1ローパス・フィルタ48によってフィルタされ,第2リミッタ49によって制限された後,第1マルチプレクサ53に与えられる。他方,受信されたBPSK信号は,位相比較器50によって復調され,第2ローパス・フィルタ51によってフィルタされ,第3リミッタ52によって制限された後に,第1マルチプレクサ53に送られてデジタルビットストリーム(a digital bit stream)に変換される。
マルチプレクサ53から出る信号は,デジタル信号またはビットストリームとみなされる。このデジタルビットストリームが,トランシーバ39のデジタル入力セクション中のクロックデータ回復ブロック(the clock data recovery block)54に与えられて前調整(preconditioning)され,前調整されたビットストリームが,ミラー・デコーダ55へ出力されてデコーディングされる。次に,ミラー・デコードされたビットストリームが,第1相関器56において逆拡散(despread)され,デコードされて逆拡散されたビットストリームが,CPUインターフェース61に与えられて,CPUインターフェース61に接続されたCPU(図示せず)によってデジタル情報として解釈される。
トランシーバ39が送信モードにあるとき,CPU(図示せず)によって作成されたデジタル情報がCPUインターフェース61によって処理され,デジタルビットストリームとして第2相関器62に与えられる。第2相関器62において,ビットストリームが拡散され,拡散ビットストリームが第2相関器62から出てミラー・エンコーダ63に与えられる。ミラー・エンコーダ63において,ビットストリームは拡散スペクトルに変換され,ミラーエンコード・ビットストリームがVCO波形インターフェース・ブロック64の入力に与えられて,ミラー・エンコーダ63からのビットストリームに基づいて,VCO60を変調するための制御電圧が提供される。
VCO60は,第3ローパス・フィルタ59,チャージ・ポンプ58および位相/周波数検出器57とともに,二つの目的を発揮する位相ロック・ループ(a phase-locked loop)を形成する。このループは,トランシーバ39の受信ブランチの周波数を,無線信号の適切な受信のために,送信機のキャリア周波数にロックし,かつこのループは,トランシーバ39の送信ブランチの送信周波数を決定する。VCO60の出力は,最終増幅のための電力増幅出力セクション中のマスタ電力増幅器68およびスレーブ電力増幅器69に供給された後,第2アンテナ70によって無線送信される。
トランシーバ39の送信ブランチは,送信のための二つの異なる変調スキームの一つ,すなわち,平方ミラーコード周波数変調(squared Miller-coded frequency modulation)(MFM)または2進位相シフトキーイング(binary phase shift keying)(BPSK)を使用することができる。この二つのタイプの変調は,送信されるべき情報のタイプによる帯域幅要求(the bandwidth demand)にしたがって使用され,それぞれ携帯モジュールまたは補聴器のCPU(図示せず)によって,それに応じて選択される。BPSK変調は,プログラム変更情報,音量変更情報および識別メッセージのような,控えめな(modest)帯域幅要求を伴う情報のために使用される。MFMは,ストリーミング音響,プログラミング情報または補聴器から読み取られる実時間パラメータのような,比較的高い(higher)帯域幅を必要とする情報のために使用される。
製造コストを下げ,簡略化を維持するために,この発明による補聴器システムは,図1に示したように,携帯モジュール7に配置されたマスタ・トランシーバ9および補聴器1に配置されたスレーブ・トランシーバ6の両方に,同様のトランシーバ39を利用しているが,トランシーバ39中のすべてのブロックが,マスタおよびスレーブ・トランシーバの両方で使用されるわけではない。携帯モジュール7,以下マスタと呼ぶ,が,メッセージを送信するとき,メッセージが,上述したように,二つの利用可能な変調スキームの一つを使用して,コード化されかつ変調されて無線信号となり,マスタ電力増幅器68と第2増幅器70を使用して送信するために,クリスタル基準器67およびマスタ・オシレータ66は,トランシーバ39の位相ロックループ・セクション57,58,59,60を制御する第2マルチプレクサ65と共働して,周波数基準器として使用される。
電力を節約するために,補聴器のトランシーバ39,以下スレーブという,では,周波数制御について,ローカル基準クリスタル67またはローカルマスタ・オシレータ66に依存せず,その代わりに,ローカル発信器としてVCO60を使用して,送信機キャリア周波数を生成し,かつ,受信されたキャリア周波数をロックし,他方ローカル・オシレータ66,67をそれぞれオフにする。この構成は製造時に決定され,マスタ・オシレータ66およびマスタ出力増幅器68が,残りのトランシーバ回路構成から電気的に切り離され,また,クリスタル基準器67はユニットに設けられない。スレーブ・トランシーバ39は,既に説明したように,「スリープ」モードでその動作寿命の大半を費やし,そこでは,スレーブ・トランシーバ39による送信または受信は生じない。スレーブ・トランシーバ39は,規則的な間隔で,所定期間の間,監視回路によってまたは同様手段によって,「受信モード」に入り,マスタ・トランシーバ39からの送信が受領(受信)(聴取)(listen)される。
メッセージが,「受信」モードにあるスレーブ・トランシーバによって受信されてデコードされると,上述したように,受信信号自体が復調されてデコードされる。復調されかつデコードされたメッセージが,スレーブ・システム内のCPUによって確認されると,メッセージ中に含まれる必要なアクションが実行され,確認メッセージ(an acknowledge message)がCPUによって作成される。
作成中,位相ロック・ループ65,57,58,59,60は,引き続きマスタからの送信の受信時点において使用された周波数にロックされる。送信が終了すると,位相ロック57,58,59,60は開放(open)され,これによってVCO60がほぼ同じ周波数を自由に利用可能になる。この周波数は,ここでは,認識メッセージの送信のために,スレーブトランシーバ39によって使用される。この構成は,スレーブ内における,嵩高く,かつ,電力を消費するクリスタル基準器67の必要性をなくす。次に,スレーブ電力増幅器69は,第2アンテナ70を介して確認メッセージを送信する。確認メッセージの送信が成功すると,スレーブ・トランシーバ39は「スリープ」モードに復帰する。
上述のように,「スリープ」モードにおける電力消費は非常に少量であり,「受信」モードにおける電力消費は一般的に「スリープ」モードにおける消費の約10倍であり,また「送信」モードにおける電力消費は「受信」モードにおける消費の約2倍である。スレーブからの送信は通常相対的に短い持続時間であり,従って,スレーブ・トランシーバ39に電力供給する補聴器バッテリに,過度な負荷はかからない。
マスタがスレーブから信号を受信すると,受信は上述と同様の原理にしたがう。マスタおよびスレーブの両方のトランシーバ39は,所望の通信タイプおよび必要とされる帯域幅に基づいて,いずれかのユニットにおける,CPUによって選択可能な二つの異なる変調スキームの一つを使用して,互いに通信可能である。マスタおよびスレーブの間で交換される通信のタイプは,これに限定されないが,識別ハンドシェーク(identify handshakes),短命令(short instructions),確認信号(acknowledge signals),プログラミング情報(programming information),セッティング(settings),デジタル表示実時間音信号(digitally represented real-time audio signals),信号処理パラメータの実時間読取(real-time readout of signal processing parameters)等を含むことができる。
実時間デジタル音(real-time digital audio)が送信されるとき,一般的に,ある種の信号のデジタル圧縮が使用される。音響信号のデジタル表記(the digital representation)が適切な容量のバッファ(図示略)に収集され,マスタ・トランシーバ39は,インターフェース61を使用して,送信に適するサイズのデータ・パケット中に音響信号を表わすデジタル・データを取込む。スレーブ・トランシーバ39は同様のバッファ(図示略)を有しており,受信されたデータ・パケットを収集して,データ・パケットをデコードおよび伸張する。この種のバッファ形態は,トランシーバが互いに範囲内にある場合に,ドロップアウトまたは損失なしに,音響送信のために充分な帯域幅オーバーヘッド(bandwidth overhead)を補償する。不完全受信またはデータパケット誤送信を再送する手段を,マスタおよびスレーブの両方のCPUに設けてもよい。
図3は,拡散スペクトル信号の電力分布を示す周波数グラフである。図3において,メイン・キャリア周波数が,包含周波数を含む領域上に伸びる垂直線として示されている。図3に示すスペクトルは,メイン・キャリア周波数近傍において所定電力を有しており,送信機の周波数スペクトルの両端で次第に小さくなっている。拡散スペクトル送信は,固定周波数を利用する送信技術に比べて,いくつかの利点を有している。それは,他の信号からの干渉を比較的受けないこと,他のフォームの通信を妨害する送信リスクを低減する雑音のような(雑音性)周波数スペクトル有効域(a noise-like frequency spectrum footprint)を持つこと,期待(予期)周波数(the expected frequencies)が事前に分かるので,固定周波数を用いたシステムに比べて,かなりの少ない電力で,利用される個々の周波数を送信できることである。
より好ましい拡散スペクトル技術では,周波数シフトキーイング(frequency shift keying)(FSK)を使用する。これは,送信に2つのキャリアを利用するもので,周波数スペクトルは,図4に示す周波数スペクトルのようになる。FSK電力スペクトルは,図3に示す拡散スペクトル技術に比べてより矩形形状になっている。二つのキャリア周波数,キャリア1およびキャリア2は,図3に示すPM拡散スペクトル変調技術のキャリアよりも電力において20dB低くすることができ,したがって,拡散スペクトル送信機の総帯域幅をより効果的に利用することができ,かつ,ワット当りの有効送信範囲をより広くすることができる。
本願において,ミラー・コーディングは,無線送信のためのデータのような連続デジタルデータをエンコードする好ましい方法として理解すべきである。ビット周期(bit period),すなわち,1ビット「1」または「0」のそれぞれの持続期間は,事前に決定されなければならない。情報は,極性に関係なく,信号遷移間の間隔(spacings between transitions)として,デジタルビットストリーム中にエンコードされる。ミラー・コーディングにおける遷移間の許容間隔(Allowed spacings)は,1,1.5および2ビット周期である。入力「1」はビット周期の終わりにおける遷移,すなわち,1ビット周期を与え,入力「0」はビット周期の中間における遷移,すなわち,1.5ビット周期を与え,もしも同じビット周期のスタート時に遷移が起こらなかった場合,それは何も行われないこと,すなわち,2ビット周期を意味する。したがって,「1」に続く「0」はビット周期中の遷移を生じさせない。受信された最終のビットの履歴(a history of the last bit received)がデコーディングにおいて使用され,これによって受信された最後のビットが簡便に記憶される。
デコーディングは,ビットの結合「01」に対応する間隔の2ビット周期の受信に応じてスタートする。1ビット周期の間隔は,最終ビットが「0」であったならば,ビット「0」に対応し,最終ビットが「1」であったならば,ビット「1」に対応する。1.5ビット周期は,最終ビットが「0」であったならば「1」に対応し,最終ビットが「1」であったならばビットの結合「00」に対応する。
より好ましい送信技術は,FSKダイレクト・シーケンス拡散スペクトル(FSK−DSSS)を,ミラー・コーディングとともに使用することであり,その周波数スペクトルが図5に示されている。この変調スキーム(a modulation scheme)は,キャリア周波数を利用しないが,それは主として,その帯域幅およびそのコード・シーケンスによって規定される。ミラー・コード化FSK−DSSS技術の利点は,FSK−DSSSについて述べたものと同様であるが,ミラー・コード化FSK−DSSS送信はさらに効果的である。従って,ミラー・コード化FSK−DSSS送信は,低電力消費,雑音および干渉に対する耐性,ならびにワット当りが長範囲であることを,本質的な必要条件とするデジタル送信システムにとって,ほぼ理想的な選択である。
図6は,マスタ・トランシーバと,一つまたは二つのスレーブ・トランシーバとの間の通信中における相対的タイミングを示すタイミング図である。3つの時間線は,マスタTxで示されるマスタ送信タイミング,スレーブ聴取で示されるスレーブ聴取タイミング(slave listening timing),およびスレーブTxで示されるスレーブ送信タイミングを示している。T1はマスタ送信期間,T2は2つの独立したマスタ送信の間のタイミング・ギャップ期間であって,マスタがスレーブからの信号の受信を許可する期間,T3はスレーブ起動(ウエークアップ)および聴取期間,T4は二つの連続するスレーブ聴取期間の開始時の間の経過期間,T5はスレーブ送信期間,T6はマスタ送信開始と,確認信号のスレーブ送信終了との間の経過時間を示す。
注意すべきは,T5が,それぞれ,RおよびLで示された二つの部分に分割されていることであり,これは,スレーブ・ユニットのそれぞれからの送信を許すことを示す。これは,右側補聴器および左側補聴器の両方のスレーブ・ユニットに,マスタからのメッセージに対する応答に充分な時間を許容する方法である。実際上は,これはスレーブ・ユニットの一方,ここでは左側のスレーブ・ユニットの応答時間に遅延期間を付加することによって実行され,右側補聴器または左側補聴器として補聴器を符号化(区別)する補聴器EPROMメモリ内の専用ビットの読取に基づいて,遅延期間が用いられる。
T1は,送信されるメッセージのタイプにしたがう可変長のものであることに注意しなければならない。両方のスレーブからの確認の受信およびデコードを,マスタに許容するために,T2は常にT5よりも大きい。T4からT3を引いた長さは,スレーブ内のトランシーバが作動していないときの「不作動」期間に等しく,常にT6よりも短い。これはスレーブの聴取期間が,マスタからの全送信期間(a full transmission period)とオーバーラップすることを保証するためである。
マスタからの送信がはじまると,期間T1の持続期間の間,規則的な間隔で一連のスタート・シーケンスが送信される。次に,マスタは,スレーブからの応答を受信できるようにするために,T2の持続期間の間,休止する。スレーブは,T4の間隔で周期的に現れる規則的な間隔T3において,聴取(リスニング)する。スレーブは,リスニング時において,マスタからのスタート・シーケンスの一部を認識するたびに,スタート・シーケンスをデコードを行う。これは,マスタによって扱われている特定のユニットである事実を認証するためである。その場合,スレーブは確認応答を作成し,T1の終了まで待機し,その後T5の期間に確認応答を送信する。マスタは,T2の間にスレーブによって送信された確認応答を受信してデコードし,スレーブ送信が認められると,マスタはデータをスレーブに送信する。
スタート・シーケンスは,通常,マスタとスレーブ間の最初の通信を確立するため,または送信エラーのために通信が失われた場合にだけ使用される。マスタとスレーブが初めて通信する場合,固有の識別タグ,装置状態等が交換される。これはマスタとスレーブが互いを容易に認識することを可能にし,かつ,次の送信を確実にするためである。二つの補聴器が聴力損失を両耳で緩和するために使用されるような場合に,マスタは,左右の両方の補聴器によってピックアップされるように,スタート・シーケンスを送信する。
製造段階において,補聴器が右耳用または左耳用に使用されることを意図されていれば,補聴器にはビット指示(a bit indicating)が装備される。右耳用の補聴器は,上述したようにセットアップされたスレーブ送信機を備え,他方左耳用の補聴器は,スリーブからの送信の持続時間に等しい組込み遅延(a built-in delay)の終了を待機するようにセットアップされた送信機を備えている。これは,送信前に,右耳用の補聴器からの確認送信との送信衝突(transmission collisions)を回避するためである。
図7に,従来技術による補聴器が示されている。プログラミング装置30は,ケーブル15Rおよび15Lを介して二つの補聴器1Rおよび1Lに接続されている。プログラミング装置30は,ユーザの聴力損失を緩和するために,所定の周波数応答を持つ補聴器をプログラミングする目的で,無線通信チャネル100を介してコンピュータ31と無線通信する。
使用中に,補聴器1Rおよび1Lは,ケーブル15Rおよび15Lを介してプログラミング装置30に接続されている。プログラミング装置30は,プログラミング情報を補聴器1R,1Lに伝送するために,通信チャネル100を介してコンピュータ31と通信している。プログラミング装置30は,補聴器1R,1Lからプログラミングに関する情報,例えば,ユーザに利用可能な種々の聴取プログラムのロケーション,個々のプログラムのための初期音響レベル,テレコイルの使用等を,通信チャネル100を介して受信することができる。
図8は,この発明の補聴器システムの実施例を示すもので,トランシーバ(図示略)を有する携帯モジュール7,コンピュータ31およびこれもトランシーバ(図示略)を有する左右の補聴器1R,1Lを備えている。携帯モジュール7は,第1通信リンク100を介して補聴器フィッティング・ソフトを作動するコンピュータ31と通信し,第2および第3通信リンク103,104を介して補聴器1R,1Lのそれぞれと通信する。三つの通信リンク100,103,104のすべては,双方向無線通信リンクである。
一つの補聴器または対の補聴器のフィッティング(調整)中において,フィッター(調整者)は,コンピュータ31上で実行される補聴器フィッティング・ソフトの支援の下,規定された調整(a prescriptional fitting)を行う。規定の調整データは,第1通信リンク100を介して携帯モジュール7に送信される。携帯モジュール7は,受信された規定の調整データを,第2および第3通信リンク103,104を介して補聴器1R,1Lのそれぞれに送信する。この発明の補聴器システムの好ましい実施例は,先行技術の無線プログラミング装置30を完全に除外し,補聴器1R,1Lのプログラミングに必要とされる機能性を,携帯モジュール7内に構築している。この発明の好ましい実施例では,補聴器およびプログラミング装置の間に接続された,いかなる電線またはコネクタも必要とせずに,一つまたは対の補聴器に規定された調整をプログラミングすることができる。
この発明による補聴器システムのための適切な送信周波数は,約12MHzである。この信号の帯域幅は約100kbit/秒アップストリームおよび10kbit/秒ダウンストリームまでのデータ率で送信を実行することができる。したがって,このシステムは,(圧縮された)音響信号アップストリーム,または連続可変パラメータのアップストリームまたはダウンストリームの実時間送信(real-time transmission)を可能にする。補聴器間の直接通信も,100kbit/秒までのビット率で可能である。
DSSSコード化信号が雑音および干渉に対して固有の高い耐性を有しており,また,例えば8個の異なる拡散コードがDSSSのために使用されるとすると,8個までの同様のシステムを,約1mのシステムの信頼できる範囲内で同時に使用することができる。送信のための他の周波数帯域が使用される他の実施例も,より大きい帯域幅が可能であり,したがってより高いスループット率での使用が可能である。
補聴器および携帯モジュールの好ましい実施例を示す。 この発明による補聴器システムに使用するための直接シーケンス拡散スペクトルトランシーバを概略的に示すブロック図である。 位相変調拡散スペクトル(PM)トランシーバの周波数スペクトルを示すグラフである。 拡散スペクトル(FSK)トランシーバの周波数スペクトルを示すグラフである。 この発明による平方ミラーコード化ダイレクト・シーケンス拡散スペクトル・トランシーバの周波数スペクトル(FSK−DSSS)を示すグラフである。 マスタ・トランシーバおよびスレーブ・トランシーバ間の通信を示すタイミング図である。 二つの補聴器とコンピュータを関連させて使用した無線プログラミング装置を備えた先行技術による補聴器システムを示す。 二つの補聴器とコンピュータ間にリンク装置として使用した携帯モジュールを備えた好ましい実施例を示す。

Claims (22)

  1. 送信用連続データを生成する手段,およびダイレクト・シーケンス・スペクトル拡散(DSSS)スキームにしたがって変調された上記連続データに基づく電磁信号を送信する第1の送信機を有する補聴器,ならびに
    上記DSSSスキームにしたがって変調された電磁信号を受信する第1の受信機,DSSS変調信号を復調する復調器,復調信号をデコードするデコーダ,およびデコード信号に基づいて出力データを生成する手段を有する外部ユニット,
    を備えた補聴器システム。
  2. 第1の送信機が,バイポーラ位相シフト・キーイング(BPSK)変調信号を生成する手段を有する第1の変調器を備えている,請求項1に記載のシステム。
  3. 第1の送信機が,周波数シフト・キーイング(FSK)変調信号を生成する手段を有する第2の変調器を備えている,請求項1に記載のシステム。
  4. 第1の受信機が,BPSK変調信号を復調する手段を有する第1の復調器を備えている,請求項1に記載のシステム。
  5. 第1の受信機が,FSK変調信号を復調する手段を有する第2の復調器を備えている,請求項1に記載のシステム。
  6. 上記補聴器が,DSSSスキームにしたがって変調された電磁信号を受信する第2の受信機,DSSS変調信号を復調する復調器,復調信号をデコードするデコーダ,およびデコード信号に基づいて出力データを生成する手段を備え,
    上記外部ユニットが,送信用連続データを生成する手段,およびDSSSスキームにしたがって変調された上記連続データに基づく電磁信号を送信する第2の送信機を備えている,
    請求項1に記載のシステム。
  7. 上記送信機は,出力段,周波数基準クリスタル,および上記周波数基準クリスタルによって制御されるオシレータを含むマスタ・セクションを備え,上記マスタ・セクションは,送信機回路構成から電気的に着脱可能である,請求項6に記載のシステム。
  8. 上記送信機が,スレーブ・セクションを備えている,請求項6に記載のシステム。
  9. 上記デコーダが,ミラーデコーダである,請求項1に記載のシステム。
  10. 上記エンコーダが,ミラーエンコーダである,請求項1に記載のシステム。
  11. 上記補聴器が,DSSSスキームにしたがって変調された電磁信号を受信する受信機,受信信号をデコードし,デコード信号に基づいて出力データを生成するデコーダ,および補聴器の受信機または送信機を選択的に作動させるモード選択手段を備えている,請求項1に記載のシステム。
  12. 上記外部ユニットが,データ用入力部,DSSSスキームにしたがって変調された入力データに基づく電磁信号を送信する送信機,および上記外部ユニットの受信機または送信機を選択的に作動させるモード選択手段を備えている,請求項1に記載のシステム。
  13. 上記第1の送信機および第2の受信機が,共通の第1の位相ロック・ループを備えている,請求項6に記載のシステム。
  14. 上記第2の送信機および第1の受信機が,共通の第2の位相ロック・ループを備えている,請求項6に記載のシステム。
  15. 上記外部ユニットが,テレコイルを備えている,請求項12に記載のシステム。
  16. 上記外部ユニットが,マイクロフォンを備えている,請求項12に記載のシステム。
  17. 上記外部ユニットが,無線インターフェースを備えている,請求項1に記載のシステム。
  18. 上記外部ユニットと通信するためのインターフェースを有するコンピュータを備えている,請求項1に記載のシステム。
  19. 送信用入力データを処理する手段,およびDSSSスキームにしたがって変調された上記入力データに基づく電磁信号を送信する送信機を有する第1の補聴器,
    送信用入力データを処理する手段,およびDSSSスキームにしたがって変調された上記入力データに基づく電磁信号を送信する送信機を有する第2の補聴器,ならびに
    DSSSスキームにしたがって変調された電磁信号を受信する受信機,および受信信号をデコードし,デコード信号に基づいて出力データを生成するデコーダを有する外部ユニットを備え,
    上記第1の補聴器の送信機および上記第2の補聴器の送信機が,送信衝突を回避するために,それぞれの送信を調整するようになっている,
    補聴器システム。
  20. 送信用入力データを受信する入力手段を備えた補聴器を選択し,
    DSSSスキームにしたがって変調された上記入力データに基づく電磁信号を上記補聴器から送信し,
    DSSSスキームおよび受信信号をデコードするデコーダにしたがって変調された電磁信号を,外部ユニットにおいて受信し,
    デコード信号に基づいて,上記外部ユニットの出力データを生成する,
    補聴器システムを作動する方法。
  21. 補聴器によって補償されるべき聴覚損失を判断し,
    補聴器内に記憶されたプログラム設定にしたがって聴覚損失を補償し,DSSSスキームにしたがって変調された電磁信号を送受信するようになっている補聴器を選択し,
    聴覚損失の補償に適した補聴器用プログラム設定を生成するようにコンピュータを使用し,
    プログラム設定を上記コンピュータから外部ユニットに送信し,
    DSSSスキームにしたがって変調された電磁送信によって上記外部ユニットから補聴器にプログラム設定を送信し,
    プログラム設定を補聴器に記憶し,
    DSSSスキームにしたがって変調された補聴器からのデータに基づく電磁信号を補聴器から送信し,
    DSSSスキームにしたがって変調された電磁信号を外部ユニットで受信してデコードすることによりデコード出力を生成し,
    デコード出力に基づくデータを,外部ユニットからコンピュータに送信する,
    補聴器をプログラミングする方法。
  22. 補聴器からのデータが,補聴器によってピックアップされた音響信号を含む,請求項21に記載の方法。
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