JP2008527531A

JP2008527531A - 歯牙取付用ｒｆｉｄタグ及びその運用システム

Info

Publication number: JP2008527531A
Application number: JP2007550304A
Authority: JP
Inventors: ジュー，ジ−フン; パク，ジョン−ソ
Original assignee: センターワールドコーポレーション
Priority date: 2005-01-10
Filing date: 2006-01-10
Publication date: 2008-07-24
Also published as: KR20060081789A; EP1839235A1; WO2006073296A1; KR100702262B1; US20080169906A1; EP1839235A4; CN101167089A

Abstract

本発明は、ＲＦＩＤ（無線周波数認識）に関し、より詳しくは、口腔内の歯牙に取り付けられる歯牙取付用ＲＦＩＤタグと、それによる運用システム及びその方法に関する。
本発明は、使用者情報を保存するためのチップと、上記チップに保存された使用者情報を伝送するためのアンテナと、上記チップ及びアンテナを固定するためのハウジングと、歯牙に取り付けられて上記ハウジングを口腔内の食物や唾液から保護するために上記ハウジングを取り囲む保護用レジンとを含む歯牙取付用ＲＦＩＤタグに関する。
本発明は、口腔内の歯牙表面に取り付けられる半永久的なＲＦＩＤタグによって使用者を效果的に認証できる。

Description

本発明は、ＲＦＩＤ（Radio Frequency IDentification；無線周波数認識）に関し、より詳しくは、口腔内の歯牙に取り付けられる歯牙取付用ＲＦＩＤタグと、それによる運用システム及び方法に関する。

一般に、子供から大人まで多くの人が交通事故やその他不注意による事故など様々な危険に曝されている。また、毎年数千名が道に迷って彷徨ったり、迷子として放置され、これによって引き起こされる各種誘拐事件や失踪事件が無防備状態のままである。

このような危険な状況に対応するために、子供や大人は自身の身上情報や連絡先などが記録された名札、首飾り、腕輪などを着用又は持参することになる。

しかし、自身の身上情報や連絡先などが記録された名札、首飾り、腕輪などを子供や大人が着用又は持参しない場合は、交通事故やその他不注意による事故などに対して迅速な対処を行うことができない。

かかる従来の対処方法を改善した形態としてＲＦＩＤ技術があり、このＲＦＩＤ技術は、既存のバーコード又はマグネチックカードの短所である接触方式を解消するものである。

ＲＦＩＤ技術を使用する実施例として、韓国実用新案登録出願第２００３−２１６８２号と韓国実用新案登録出願第２００４−１５７２３号が開示されている。

図１は、ＲＦＩＤタグの使用実施例を示したもので、革やプラスチック素材でできた、足の指と甲を覆う甲皮と底からなる迷子保護用履き物であり、甲皮の底面と底の上部面とが接する一定部位にＲＦＩＤタグが強固に固定されるように構成されている。

しかし、迷子保護用履き物は、子供や大人がＲＦＩＤタグの固定された履き物を着用しなければ、既存の、使用者情報又は連絡先の記録された名札、首飾り、腕輪を持参しない場合と殆ど差がないだけでなく、迷子保護用履き物の摩耗又は紛失の恐れが発生するとの問題点がある。

図２は、ＲＦＩＤタグ使用のもう一つの実施例を示したもので、ＲＦＩＤ腕輪の胴体部の裏面に９００ＭＨｚなどの無線周波数を送出するＲＦＩＤタグを内蔵させて、上記ＲＦＩＤタグを覆うように蓋を装着し、付加的に腕輪開閉装置を腕輪の胴体部に形成し、ＲＦＩＤタグから出力される無線周波数情報をＲＦＩＤリーダーを通して判読した後、ホストコンピューターに伝送して、迷子の最近の移動経路及び保護者の個人情報などをリアルタイムで管理するように構成されている。

しかし、迷子防止用ＲＦＩＤ腕輪は迷子保護用履き物と同様に、子供や大人が着用しなければ、交通事故やその他不注意による事故などのような危急状況において、既存の方法と同じく無防備状態となり、如何なる措置も円滑に行われないとの問題点があった。

すなわち、従来技術で察した通り、記録形態の迷子防止方法は、使用者の身上情報が常に記録された状態で着用または持参するべきとの不便さがあり、上記の記録形態ではないＲＦＩＤタグを用いた迷子防止用履き物又は迷子防止用腕輪なども、常に着用又は持参するべきとの面倒さ、及び特定素材によるアレルギー反応の恐れがあるとの問題点がある。

また、従来技術のもう一つの問題点は、悪意のある人によって使用者識別情報の取り付けられた履き物、腕輪、首飾りなどが外された場合、特別な対策がないということである。

本発明は、上記のような問題点を解決するために案出されたものであり、半永久的なＲＦＩＤタグを口腔内の歯牙に取り付けることで着用又は持参の面倒さを解消すると同時に、使用者認証によって使用者情報を速かに確認できる運用システム及びその方法を提供することにその目的がある。

本発明の他の目的及び長所は、下記に説明され、本発明の実施例から分かる。また、本発明の目的及び長所は、特許請求の範囲に示す手段及びこれらの組合せによって実現できる。

上記の目的を達成するために、本発明は、使用者情報を保存するためのチップと、上記チップに保存された使用者情報を伝送するためのアンテナと、上記チップ及びアンテナを固定するためのハウジングと、歯牙に取り付けられて上記ハウジングを口腔内の食物や唾液から保護するために上記ハウジングを取り囲む保護用レジンとからなる歯牙取付用ＲＦＩＤタグを含む。

また、本発明は、酸腐食によって口腔内の歯牙表面を前処理する段階、ＲＦＩＤタグ上に取付用レジンを塗布する段階、及び上記取付用レジンを重合して、前処理を行った歯牙表面上に取り付ける段階を含み、上記ＲＦＩＤタグは、使用者情報を保存するためのチップと、上記チップに保存された使用者情報を伝送するためのアンテナと、上記チップ及びアンテナを固定するためのハウジングと、歯牙に取り付けられて上記ハウジングを口腔内の食物や唾液から保護するために上記ハウジングを取り囲む保護用レジンとからなるＲＦＩＤタグの取り付け方法を含む。

更に、本発明は、使用者情報を含み、口腔内の歯牙に取り付けられるＲＦＩＤタグと、歯牙に取り付けられたＲＦＩＤタグを判読するリーダーと、上記リーダーを通して判読された使用者情報をサーバーに提供するためのネットワーク網と、上記ネットワーク網を介して伝送される使用者情報を受信し、既に保存された使用者情報を検索して、上記伝送された使用者情報と比較するサーバーとからなる、ＲＦＩＤタグを用いた運用システムを含む。

また、本発明は、酸腐食によって口腔内の歯牙表面を前処理する段階、ＲＦＩＤタグ上に取付用レジンを塗布する段階、上記取付用レジンを重合して前処理を行った歯牙表面上に取り付ける段階、上記ＲＦＩＤタグを取り付けた使用者の移動につれて、移動領域内のリーダーを通してＲＦＩＤタグを判読する段階、上記リーダーを通して判読されたＲＦＩＤタグの使用者情報をネットワーク網を介してサーバーに伝送する段階、及び、サーバー内の既に保存された使用者情報を検索して、上記伝送されたＲＦＩＤタグの使用者情報と比較する段階を含み、上記ＲＦＩＤタグは、使用者情報を保存するためのチップと、上記チップに保存された使用者情報を伝送するためのアンテナと、上記チップ及びアンテナを固定するためのハウジングと、歯牙に取り付けられて上記ハウジングを口腔内の食物や唾液から保護するために上記ハウジングを取り囲む保護用レジンとからなる、ＲＦＩＤタグを用いた運用方法を含む。

以下、添付図面を参照しながら本発明による望ましい実施例について詳しく説明する。

これに先立って、本明細書及び特許請求の範囲に使われた用語や単語は、通常的あるいは辞書的な意味に限定して解釈してはならず、発明者は自身の発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義できるとの原則に基づいて、本発明の技術的思想に符合する意味や概念で解釈されるべきである。

従って、本明細書に記載の実施例と図面に示された構成は、本発明の最も望ましい実施例の一つに過ぎず、本発明の技術的思想を全て代弁するものではないため、本出願時点においてこれらに代わる多様な均等物と変形例があり得ることを理解するべきである。

図３は、本発明によるＲＦＩＤタグの斜視図で、図４は図３の断面図である。図３に示した通り、本発明によるＲＦＩＤタグ１００は、使用者情報を保存するためのチップ１０１と、チップ１０１に保存された使用者情報を送信するためのアンテナ１０２と、チップ１０１及びアンテナ１０２を固定するためのハウジング１０３と、ハウジング１０３を外部から取り囲むための保護用レジン１０４とを含んでなる。

チップ１０１は、四角形の形状であり、内部に使用者情報が保存される。チップ１０１は、電源の有無によって能動型チップと受動型チップとに区分され、本発明は能動型チップと受動型チップ両方ともを含む。

アンテナ１０２は、チップ１０１と連結されて、チップ１０１に保存された使用者情報を送信する役割をする。

ハウジング１０３は、チップ１０１とチップに連結されたアンテナ１０２を固定するために備えられる。

保護用レジン１０４は、チップ１０１及びアンテナ１０２を固定させるハウジング１０３を取り囲むように形成される。保護用レジン１０４は、プラスチック素材からなり、損傷した歯牙部位や視覚的によく見える位置の歯牙部位に使われる歯科用材料の一つである。

本発明にて使われる保護用レジン１０４は、歯科用レジンであり、口腔内の歯牙にＲＦＩＤタグ１００を取り付けやすくするだけでなく、口腔内の食物や唾液からＲＦＩＤタグ１００を保護する役割をする。

図５は、上記ＲＦＩＤタグを取り付けるための口腔内の歯牙配列図を示している。図５によるに、人の歯牙は、上顎と下顎とに分かれ、子供の歯牙は乳切歯、乳犬歯及び乳臼歯に区分され、大人の歯牙は切歯、犬歯、小臼歯、大臼歯及び智歯に区分される。

図５の歯牙の区分によって、子供の場合は上顎乳臼歯、大人の場合は上顎小臼歯又は上顎大臼歯にＲＦＩＤタグ１００を取り付けられる。

子供の場合は、上顎乳臼歯が子供の歯牙のうちで最も長く残る（２〜３才に生え始めて１１〜１３才に抜ける）歯牙であり、頬面（頬側）が広いためＲＦＩＤタグ１００を取り付けるのに望ましい。

大人の場合は、子供の上顎乳臼歯に対応する上顎小臼歯又は上顎大臼歯がＲＦＩＤタグ１００を取り付けるのに望ましい。

図６は、子供の口腔内の上顎乳臼歯にＲＦＩＤタグを取り付けた正面図であり、図７は図６の側面図を示す。

図６と図７から分かるように、上顎乳臼歯の外側面にＲＦＩＤタグ１００を取り付けることによって口腔内の食物や舌による干渉を防止すると共に、ＲＦＩＤタグ１００のチップ１０１に対する認識範囲を拡大する役割をする。

ＲＦＩＤタグ１００を上顎乳臼歯の内側面又は下顎乳臼歯の外側面に取り付けると、口腔内の歯牙によって分解される食物が上顎乳臼歯の内側面又は下顎乳臼歯の外側面に排出されてＲＦＩＤタグが歯牙から落ち易くなり得る。

また、ＲＦＩＤタグ１００を下顎乳臼歯の内側面に取り付けると、口腔内の舌がＲＦＩＤタグ１００と接触するようになって異物感を感じ易くなり得る。

上顎乳臼歯にＲＦＩＤタグ１００を取り付ける方法は次の通りである。

まず、上顎乳臼歯の表面に酸腐食などの前処理を行う。

上記のように酸腐食などの前処理を行う理由は、ＲＦＩＤタグ１００の保護用レジン１０４と口腔内の歯牙との間の接着力を向上させるためである。

酸腐食などの前処理を行った後に、ＲＦＩＤタグ１００の保護用レジン１０４の表面上に取付用レジンを塗布する。

取付用レジンは歯科用材料の一つであり、ＲＦＩＤタグ１００の保護用レジン１０４を歯牙に取り付けるための接着剤の役割をする。

ＲＦＩＤタグ１００の保護用レジン１０４の表面上に取付用レジンを塗布した後に、重合処理を行って、酸腐食などの前処理がなされた歯牙表面上にＲＦＩＤタグ１００を取り付ける。

ＲＦＩＤタグ１００の保護用レジン１０４と取付用レジンの重合処理方法には、光重合又は自家重合の方法がある。

光重合は、ＲＦＩＤタグ１００の保護用レジン１０４上に取付用レジンを載置した後、光源の照射によって重合を行う方法であり、自家重合はＲＦＩＤタグ１００の保護用レジン１０４と接着用レジンを混合して自然に重合を行う方法である。

上述の内容に基づいてＲＦＩＤタグを歯牙へ取り付けることにより、それによる多様な応用例を具現できる。

以下では、ＲＦＩＤタグを用いた迷子捜しシステム及びその運用方法を説明する。

図８は、本発明によるＲＦＩＤタグを用いた迷子捜しシステムの全体構成図である。図８を参照するに、使用者情報を含み、口腔内の歯牙に取り付けられるＲＦＩＤタグ１００と、歯牙に取り付けられたＲＦＩＤタグ１００を判読するためのリーダー２００と、リーダー２００を通して判読された使用者情報をサーバー４００に提供するためのネットワーク網３００と、ネットワーク網３００を介してＲＦＩＤタグ１００の使用者情報を受信し、既に保存された迷子情報を検索して、上記受信された使用者情報と比較するためのサーバー４００とからなる。

ＲＦＩＤタグ１００については、図３乃至図５にて既に説明されたため、ここでは省略することにする。

リーダー２００は、ＲＦＩＤタグ１００のチップ１０１に保存された使用者情報を判読するために備わる。リーダー２００には、通信接続方式によって相互誘導方式と電磁気波方式が適用され、相互誘導方式はコイルアンテナを用いる形態で近距離（概略１ｍ前後）又は有線接続に適合し、電磁気波方式は高周波アンテナを用いる形態で中長距離（１ｍ以上）すなわち無線接続に適している。

本発明では、相互誘導方式又は電磁気波方式どちらの接続方式も使用することができる。

リーダー２００は、公共機関又は人の移動が頻繁な場所に設置することができ、携帯用も製作できる。

ネットワーク網３００は、リーダー２００によってＲＦＩＤタグ１００から判読された使用者情報をサーバー４００に伝送するために、電話網、インターネット網などの有線システム、又は赤外線通信、ブルートゥース（Bluetooth）、無線インターネット網などの無線システムからなる。

サーバー４００は、ネットワーク網３００を介してＲＦＩＤタグ１００から伝送された使用者情報を保存する受信部４０１、迷子情報などの項目別使用者情報がデータベース化されて保存された使用者情報ＤＢ４０３、及び使用者情報ＤＢ４０３に項目別にデータベース化された迷子情報を検索して、ＲＦＩＤタグ１００から伝送された使用者情報と比較する検索部４０２からなる。

図９は、図８のＲＦＩＤタグを用いた迷子捜しシステムによる動作のフローチャートである。

使用者情報が保存されたチップ１０１と伝送のためのアンテナ１０２が固定されたハウジング１０３、及び保護用レジン１０４を含んでなるＲＦＩＤタグ１００を、子供の口腔内の上顎乳臼歯、大人の口腔内の上顎小臼歯又は上顎大臼歯に取り付ける（Ｓ１００）。

ＲＦＩＤタグ１００が上顎乳臼歯、上顎小臼歯又は上顎大臼歯に取り付けられた状態で、子供又は大人がリーダー２００の判読範囲内に移動する。

ＲＦＩＤタグ１００が取り付けられた子供又は大人がリーダー２００の判読範囲内に移動することによって、ＲＦＩＤタグ１００に保存された使用者情報がリーダー２００を通して判読される（Ｓ２００）。

リーダー２００を通して判読された、ＲＦＩＤタグ１００が取り付けられた使用者の情報は、リーダー２００に連結されたネットワーク網３００を介してサーバー４００に伝送される（Ｓ３００）。

伝送された使用者情報は、サーバー４００の受信部４０１に保存される。

検索部４０２は、使用者情報ＤＢ４０３に既に保存された迷子情報を検索して、受信部４０１に保存された上記使用者情報と比較する（Ｓ４００）。

すなわち、検索部４０２では、使用者情報ＤＢ４０３にデータベース化された迷子情報などのような使用者情報を検索して、上記受信部４０１に保存されたＲＦＩＤタグ１００の使用者情報と比較して一致可否を判断する。

付随的に、使用者情報ＤＢ４０３の迷子情報又は失踪情報とＲＦＩＤタグ１００の使用者情報とが一致する場合は、リーダー２００が設けられた場所の近隣派出所や町役場などに使用者情報を提供できる。

更に、ＲＦＩＤタグを用いた迷子捜しの他に、携帯電話などのような個人携帯装備にリーダーを装着し、使用者情報が保存されたＲＦＩＤタグを判読して個人認証を行うことにより個人携帯装備の使用を許容するか否かを制御できる。

上述したように、本発明は、次のような効果を提供する。

子供又は大人の口腔内の歯牙にＲＦＩＤタグを取り付けることにより、交通事故や失踪事故のような危急状況時に使用者認証を通して使用者情報が速かに確認できる。

また、車両にＲＦＩＤタグを判読するリーダーを設けることで、うっかり接近する子供又は大人を感知して接触事故を未然に防止でき、遊園地やデパートのような場所の出入り口などにリーダーを設置することで、ＲＦＩＤタグを取り付けた子供又は大人の出入を通して迷子及び失踪可否を確認することができる。

更に、ＲＦＩＤタグに医療センサーのような装置を追加で備えることで、口腔内部の唾液又は口内の上皮細胞などの異常徴候を分析して健康診断を行うこともできる。

以上、本発明を限定された実施例と図面に基づいて説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者によって、本発明の技術思想及び下記の特許請求の範囲と均等の範囲内で多様な修正及び変形が可能であるのは勿論である。

従来技術によるＲＦＩＤタグの使用実施例を説明するための図である。従来技術によるＲＦＩＤタグの使用実施例を説明するための図である。本発明によるＲＦＩＤタグの構成図である。図３の断面図である。本発明によるＲＦＩＤタグを取り付けるための口腔内の歯牙配置図である。本発明によるＲＦＩＤタグを歯牙へ取り付けた状態の正面図である。図６の側面図である。本発明によるＲＦＩＤタグを用いた迷子捜しシステムの構成図である。図８の迷子捜しシステムによる動作のフローチャートである。

符号の説明

１００ＲＦＩＤタグ
１０１チップ
１０２アンテナ
１０３ハウジング
１０４保護用レジン
２００リーダー
３００ネットワーク網
４００サーバー
４０１受信部
４０２検索部
４０３使用者情報ＤＢ

Claims

使用者情報を保存するためのチップ；
上記チップに保存された使用者情報を伝送するためのアンテナ；
上記チップ及びアンテナを固定するためのハウジング；及び
歯牙に取り付けられ、上記ハウジングを口腔内の異物から保護するために上記ハウジングを取り囲む保護用レジン；を含んでなる歯牙取付用ＲＦＩＤタグ。
上記歯牙は上顎臼歯である請求項１に記載の歯牙取付用ＲＦＩＤタグ。
上記歯牙は、子供の場合は上顎乳臼歯であり、大人の場合は上顎小臼歯又は上顎大臼歯である請求項２に記載の歯牙取付用ＲＦＩＤタグ。
酸腐食によって口腔内の歯牙表面を前処理する段階；
ＲＦＩＤタグの表面上に取付用レジンを塗布する段階；及び
上記取付用レジンを重合して、前処理を行った歯牙表面上に上記ＲＦＩＤタグを取り付ける段階；を含み、
上記ＲＦＩＤタグは、使用者情報を保存するためのチップと、上記チップに保存された使用者情報を伝送するためのアンテナと、上記チップ及びアンテナを固定するためのハウジングと、歯牙に取り付けられて上記ハウジングを口腔内の異物から保護するために上記ハウジングを取り囲む保護用レジンとを含んでなるＲＦＩＤタグの取り付け方法。
上記歯牙は上顎臼歯である請求項４に記載のＲＦＩＤタグの取り付け方法。
上記歯牙は、子供の場合は上顎乳臼歯であり、大人の場合は上顎小臼歯又は上顎大臼歯である請求項５に記載のＲＦＩＤタグの取り付け方法。
上記重合は、ＲＦＩＤタグの保護用レジン上に取付用レジンを塗布した後、光源の照射によって重合を行う光重合処理である請求項６に記載のＲＦＩＤタグの取り付け方法。
上記重合は、ＲＦＩＤタグの保護用レジンと取付用レジンとを混合して自然に重合を行う自家重合処理である請求項６に記載のＲＦＩＤタグの取り付け方法。
使用者情報を含み、口腔内の歯牙に取り付けられるＲＦＩＤタグ；
歯牙に取り付けられた上記ＲＦＩＤタグの使用者情報を判読するリーダー；
上記リーダーを通して判読された使用者情報をサーバーに伝送するためのネットワーク網；及び
上記ネットワーク網を介して伝送されるＲＦＩＤタグの使用者情報を保存し、既に保存された使用者情報を検索して、上記伝送された使用者情報と比較するサーバー；を含む、ＲＦＩＤタグを用いた運用システム。
上記歯牙は上顎臼歯である請求項９に記載のＲＦＩＤタグを用いた運用システム。
上記歯牙は、子供の場合は上顎乳臼歯であり、大人の場合は上顎小臼歯又は上顎大臼歯である請求項１０に記載のＲＦＩＤタグを用いた運用システム。
上記サーバーは、
ネットワーク網を介してＲＦＩＤタグから伝送された使用者情報を保存する受信部；
迷子情報、失踪情報などの項目別使用者情報がデータベース化されて保存された使用者情報ＤＢ；及び
上記使用者情報ＤＢにデータベース化された項目別使用者情報を検索して、上記ＲＦＩＤタグから伝送された使用者情報と比較する検索部；を含む請求項１０に記載のＲＦＩＤタグを用いた運用システム。
酸腐食によって口腔内の歯牙表面を前処理する段階；
ＲＦＩＤタグの表面上に取付用レジンを塗布する段階；
上記取付用レジンを重合して、前処理を行った歯牙表面上に上記ＲＦＩＤタグを取り付ける段階；
上記ＲＦＩＤタグが取り付けられた使用者の移動につれて、移動領域内のリーダーを通してＲＦＩＤタグを判読する段階；
上記リーダーを通して判読されたＲＦＩＤタグの使用者情報をネットワーク網を介してサーバーに伝送する段階；及び
サーバー内の既に保存された使用者情報を検索して、上記伝送されたＲＦＩＤタグの使用者情報と比較する段階；を含み、
上記ＲＦＩＤタグは、使用者情報を保存するためのチップと、上記チップに保存された使用者情報を伝送するためのアンテナと、上記チップ及びアンテナを固定するためのハウジングと、歯牙に取り付けられて上記ハウジングを口腔内の異物から保護するために上記ハウジングを取り囲む保護用レジンとを含んでなる、ＲＦＩＤタグを用いた運用方法。
上記歯牙は上顎臼歯である請求項１３に記載のＲＦＩＤタグを用いた運用方法。
上記歯牙は、子供の場合は上顎乳臼歯であり、大人の場合は上顎小臼歯又は上顎大臼歯である請求項１４に記載のＲＦＩＤタグを用いた運用方法。