JP2004171368A - 迷子対応システム - Google Patents
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Abstract
【課題】迷子になった対象者の保護者に的確に連絡することが可能な迷子対応システムを提供する。
【解決手段】RFIDを内蔵した迷子札に、家族の誰かが所有する携帯電話機の電話番号を記憶させ、その迷子札を子供等の対象者に装着させる。そして、迷子になった子供が当該迷子札を所有していれば、RFタグリーダより迷子札に対して読取り用の質問電波を送信して記憶されている電話番号を読み出し、その電話番号に電話をして、家族に、迷子になった子供を迷子預かり所にて預かっている旨を連絡する。
このように、迷子になった際の連絡先情報を迷子札に符号化して記憶させておくことにより、連絡先情報が不用意に漏洩するのを防止しつつ、迷子になつた際には、記憶されている連絡先情報を読み出して連絡することにより、迅速かつ的確に迷子になった子供の家族と連絡することができる。
【選択図】 図3
【解決手段】RFIDを内蔵した迷子札に、家族の誰かが所有する携帯電話機の電話番号を記憶させ、その迷子札を子供等の対象者に装着させる。そして、迷子になった子供が当該迷子札を所有していれば、RFタグリーダより迷子札に対して読取り用の質問電波を送信して記憶されている電話番号を読み出し、その電話番号に電話をして、家族に、迷子になった子供を迷子預かり所にて預かっている旨を連絡する。
このように、迷子になった際の連絡先情報を迷子札に符号化して記憶させておくことにより、連絡先情報が不用意に漏洩するのを防止しつつ、迷子になつた際には、記憶されている連絡先情報を読み出して連絡することにより、迅速かつ的確に迷子になった子供の家族と連絡することができる。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は迷子になった対象者(子供や高齢者といった保護を必要とする人)に対して的確に保護者もしくは身元引受人に連絡することが可能な迷子対応システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、迷子を防止するシステムとして、迷子になってしまいそうな子供に発信装置を所持させ、親が所持する携帯電話機が発信装置からの電波を感知し、親から離れたり、発信装置を落としたりして携帯電話機が発信装置からの電波を感知できなくなった場合には、携帯電話機が音を発することにより、子供が親から離れたり、発信装置を落としたことを報知するものがある。
【0003】
【特許文献】
特開2000−287265号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記システムでは、子供が迷子になったことを親に知らせることはできるものの、テーマパークのような混雑する場所では、迷子になった子供をすぐに見つけることができず、結局、テーマパークの係員などが迷子預かり所に迷子を連れていき、館内放送で迷子になった子供の服装や特徴などを放送して親に知らせるということになる。
【0005】
こうした場合、親が館内放送を聞き取り難い場所にいれば、迷子になった子供を預かっている事を的確に連絡できないという問題がある。
【0006】
そこで本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、迷子になった対象者の保護者に的確に連絡することが可能な迷子対応システムを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そのため本発明においては、連絡先情報を符号化情報に変換し、当該符号化情報を情報記録媒体に記録して対象者に装着させ、前記対象者が迷子になった際、当該対象者に装着された前記情報記録媒体より前記連絡先情報を読み出して連絡するようにしている。
【0008】
これにより、迷子になった対象者が情報記録媒体を所有していれば、その情報記録媒体より連絡先情報を読み出して連絡することができるので、的確に対象者の保護者に対して連絡を取ることができるという優れた効果がある。
【0009】
更に、この連絡先情報は符号化されて情報記録媒体そのものに記録されているので、符号化により連絡先情報が安易に漏洩するのを防止しつつ、連絡先情報を読み出す際には情報記録媒体より直接読み出すことになるため、情報を素早く入手することができるという優れた効果がある。
【0010】
【発明の実施形態】
本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例では、本発明をテーマパーク会場での迷子応対システムとして利用したものについて説明する。
図1は本発明の一実施例で使用される、情報記録媒体に相当する迷子札の概略図である。図1に示すように、この迷子札1は、子供の首に掛けるためのストラップ2を備え、RFID機能を内蔵している。すなわち、迷子札1は、連絡先情報を記憶するメモリ3、質問電波を復調したりメモリ3に記憶された連絡先情報に基づいて質問電波を反射復調したりするための変復調部5、電波を送受信するアンテナ6、およびメモリ3への記憶処理や変復調部5の制御を司るCPU4により構成されるRFIDを内蔵している。なお、このメモリ3には、迷子札固有のID情報が記憶されており、全てのID情報はテーマパークの図示されないホストコンピュータに記憶されている。
【0011】
このように連絡先情報をメモリに記憶させることにより、迷子札1の表面上には連絡先情報が表示されることはないので、連絡先情報が不用意に漏洩することがなくなる。
【0012】
次に、このような迷子札を利用した迷子対応システムについて説明する。
図2は迷子札1の発行処理手順の作動を示すフローチャートである。
まず、この迷子対応システムを利用したい子供連れの家族は、テーマパーク入場時に迷子札1の購入する(ステップS100)。すると、テーマパークの係員は、家族が申請した連絡先情報(具体的には、家族の誰かが所有する携帯電話機の電話番号等)を図示されないコンピュータに入力(ステップS110)する。
【0013】
入力された連絡先情報は符号化されて書込み用の質問電波として迷子札1に送信され、迷子札1に内蔵されたアンテナ6を介して変復調部5にて受信され、CPU4にてメモリ3に符号化情報として記憶され、迷子札1として発行される。その後、家族が子供の首にストラップ2を掛けてやって、子供に迷子札1を装着させる。
【0014】
次に、迷子札1を装着した子供か迷子になった場合の対応方法について説明する。図3は迷子対応処理手順の作動を示すフローチャートである。
所定の迷子預かり所に迷子が連れて来られると、テーマパークの係員は、まず、迷子になった子供に迷子札1が装着されているかどうかを確認する(ステップS200)。装着されていなかった場合には、館内放送にて迷子になった子供の特徴(性別、身長、服装等)を通知して、迷子を預かっている事を家族に通知する(ステップS230)。
【0015】
一方、迷子になった子供が迷子札1を所有していれば、例えば特開2000−348133号公報に記載される表示部付のRFタグリーダより迷子札1に対して読取り用の質問電波を送信する。すると、迷子札1に内蔵されたアンテナ6および変復調部5を介して読取り用の質問電波を受信したCPU4は、メモリ3に記憶された連絡先情報を読み出し、その情報に基づいて変復調部5にて質問電波を反射変調して応答電波として連絡先情報を送信する(ステップS210)。
【0016】
応答電波を受信した上記RFタグリーダは、送信されてきた応答電波より連絡先情報である携帯電話機の電話番号を表示部に表示し、係員はその電話番号に電話をして、家族に、迷子になった子供を迷子預かり所にて預かっている旨を連絡する。
【0017】
このように子供が迷子になった場合でも、子供に装着された迷子札1より連絡先情報を読み出し、その連絡先に連絡することで、家族に、迅速かつ的確に迷子になった子供を預かっている旨を連絡することができる。
次に、迷子札1を購入した家族がテーマパーク退場する際に迷子札1を回収する手順について説明する。図4は回収処理手順の作動を示すフローチャートである。
【0018】
この実施例における迷子札1はRFIDを内蔵しているので、回収し、メモリ3に記憶された連絡先情報を消去すれば、再度利用することができる。そこで、迷子札1を購入した家族より迷子札1を返却してもらい(ステップS300)、それが正規のカードかどうかを判断する(ステップS310)。返却された迷子札が正規のものか否かは、メモリに記憶された迷子札固有のID情報を読み出し、テーマパークのホストコンピュータに問い合わせることにより確認することができる。
【0019】
返却された迷子札1が正規のものであった場合には、所定の金額を返金し(ステップS320)、メモリに記憶された連絡先情報を消去して(ステップS330)、新たな迷子札として再利用する。なお、カードが正規のものでない場合には、カードを返却して返金処理を行わない(ステップS340)。
【0020】
以上述べたように本実施例においては、迷子になった際の連絡先情報を迷子札1内蔵のメモリ3に記憶させておくことにより、連絡先情報が不用意に漏洩するのを防止しつつ、迷子になった際には、記憶されている連絡先情報を読み出して連絡することにより、迅速かつ的確に迷子になった子供の家族と連絡することができる。
【0021】
しかも、連絡先情報を読み出す際には、迷子札1より直接読み出すことになるため、連絡先情報を素早く入手することができる。
なお、上記一実施例ではRFID内蔵の迷子札1を示したが、これに限らず、例えば図5に示すように、連絡先情報がバーコードもしくは2次元コードとして印刷された迷子札10を用いてもよい。この場合には、迷子札は紙にて発行されるので、図4に示す回収処理をする必要はない。しかも、この場合においても、バーコードもしくは2次元コードといった符号化された情報によって連絡先情報が印刷されているので、連絡先情報が不用意に漏洩することはない。
【0022】
それ以外には、迷子札1を磁気カードにて構成しても良く、その際には、上記迷子札1と同様、再利用が可能なため、図4に示す回収処理を実施した方が良い。
【0023】
また、上記一実施例では、迷子預かり所に迷子を連れて来た後に図3に示す迷子対応手順を実施するようにしているが、これに限らず、例えばテーマパーク内の係員に、迷子札に記録された連絡先情報(例えば2次元コードで構成)を読み出すことができる読取り装置を装着した携帯電話機(例えば読取りプログラムをインストールしたカメラ付携帯電話機やPDA)を所有させ、迷子発見時に、即座に図3に示す迷子対応処理を実施し、読取った連絡先情報に係員が所有する携帯電話機を用いて電話をかけて子供がどこにいるかを迷子になった子供の家族に連絡するようにしてもよい。こうすることにより、さらに迅速に迷子に対応することができる。
【0024】
更に、上記一実施例では、カード形状の迷子札1を採用したが、これに限らず、例えば装着ピン付のバッジ形状のものを採用しても良い。これを採用することにより、子供の衣服に情報記録媒体を装着させることができるので、ストラップ2にて子供の首に掛けさせるよりも確実に情報記録媒体を子供に装着させることができる。
【0025】
また、上記一実施例では、保護対象者として子供の場合について例示したが、これに限らず、高齢者等の保護を必要とする人に対して適用しても良い。この際、連絡先情報は、家族でなくても保護対象者の身元引受人の連絡先でもよい。
【0026】
更に、上記一実施例では、連絡先情報として家族の誰かが所有している携帯電話機の電話番号を例にしたが、これに限らず、例えば自宅の留守電機能付固定電話の電話番号としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例で使用される迷子札の構成を示す概略構成図である。
【図2】上記一実施例における発行処理手順の作動を示すフローチャートである。
【図3】上記一実施例における迷子対応処理手順の作動を示すフローチャートである。
【図4】上記一実施例における回収処理手順の作動を示すフローチャートである。
【図5】上記迷子札の他の例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 迷子札
3 メモリ
4 CPU
5 変復調部
6 アンテナ
【発明の属する技術分野】
本発明は迷子になった対象者(子供や高齢者といった保護を必要とする人)に対して的確に保護者もしくは身元引受人に連絡することが可能な迷子対応システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、迷子を防止するシステムとして、迷子になってしまいそうな子供に発信装置を所持させ、親が所持する携帯電話機が発信装置からの電波を感知し、親から離れたり、発信装置を落としたりして携帯電話機が発信装置からの電波を感知できなくなった場合には、携帯電話機が音を発することにより、子供が親から離れたり、発信装置を落としたことを報知するものがある。
【0003】
【特許文献】
特開2000−287265号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記システムでは、子供が迷子になったことを親に知らせることはできるものの、テーマパークのような混雑する場所では、迷子になった子供をすぐに見つけることができず、結局、テーマパークの係員などが迷子預かり所に迷子を連れていき、館内放送で迷子になった子供の服装や特徴などを放送して親に知らせるということになる。
【0005】
こうした場合、親が館内放送を聞き取り難い場所にいれば、迷子になった子供を預かっている事を的確に連絡できないという問題がある。
【0006】
そこで本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、迷子になった対象者の保護者に的確に連絡することが可能な迷子対応システムを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そのため本発明においては、連絡先情報を符号化情報に変換し、当該符号化情報を情報記録媒体に記録して対象者に装着させ、前記対象者が迷子になった際、当該対象者に装着された前記情報記録媒体より前記連絡先情報を読み出して連絡するようにしている。
【0008】
これにより、迷子になった対象者が情報記録媒体を所有していれば、その情報記録媒体より連絡先情報を読み出して連絡することができるので、的確に対象者の保護者に対して連絡を取ることができるという優れた効果がある。
【0009】
更に、この連絡先情報は符号化されて情報記録媒体そのものに記録されているので、符号化により連絡先情報が安易に漏洩するのを防止しつつ、連絡先情報を読み出す際には情報記録媒体より直接読み出すことになるため、情報を素早く入手することができるという優れた効果がある。
【0010】
【発明の実施形態】
本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例では、本発明をテーマパーク会場での迷子応対システムとして利用したものについて説明する。
図1は本発明の一実施例で使用される、情報記録媒体に相当する迷子札の概略図である。図1に示すように、この迷子札1は、子供の首に掛けるためのストラップ2を備え、RFID機能を内蔵している。すなわち、迷子札1は、連絡先情報を記憶するメモリ3、質問電波を復調したりメモリ3に記憶された連絡先情報に基づいて質問電波を反射復調したりするための変復調部5、電波を送受信するアンテナ6、およびメモリ3への記憶処理や変復調部5の制御を司るCPU4により構成されるRFIDを内蔵している。なお、このメモリ3には、迷子札固有のID情報が記憶されており、全てのID情報はテーマパークの図示されないホストコンピュータに記憶されている。
【0011】
このように連絡先情報をメモリに記憶させることにより、迷子札1の表面上には連絡先情報が表示されることはないので、連絡先情報が不用意に漏洩することがなくなる。
【0012】
次に、このような迷子札を利用した迷子対応システムについて説明する。
図2は迷子札1の発行処理手順の作動を示すフローチャートである。
まず、この迷子対応システムを利用したい子供連れの家族は、テーマパーク入場時に迷子札1の購入する(ステップS100)。すると、テーマパークの係員は、家族が申請した連絡先情報(具体的には、家族の誰かが所有する携帯電話機の電話番号等)を図示されないコンピュータに入力(ステップS110)する。
【0013】
入力された連絡先情報は符号化されて書込み用の質問電波として迷子札1に送信され、迷子札1に内蔵されたアンテナ6を介して変復調部5にて受信され、CPU4にてメモリ3に符号化情報として記憶され、迷子札1として発行される。その後、家族が子供の首にストラップ2を掛けてやって、子供に迷子札1を装着させる。
【0014】
次に、迷子札1を装着した子供か迷子になった場合の対応方法について説明する。図3は迷子対応処理手順の作動を示すフローチャートである。
所定の迷子預かり所に迷子が連れて来られると、テーマパークの係員は、まず、迷子になった子供に迷子札1が装着されているかどうかを確認する(ステップS200)。装着されていなかった場合には、館内放送にて迷子になった子供の特徴(性別、身長、服装等)を通知して、迷子を預かっている事を家族に通知する(ステップS230)。
【0015】
一方、迷子になった子供が迷子札1を所有していれば、例えば特開2000−348133号公報に記載される表示部付のRFタグリーダより迷子札1に対して読取り用の質問電波を送信する。すると、迷子札1に内蔵されたアンテナ6および変復調部5を介して読取り用の質問電波を受信したCPU4は、メモリ3に記憶された連絡先情報を読み出し、その情報に基づいて変復調部5にて質問電波を反射変調して応答電波として連絡先情報を送信する(ステップS210)。
【0016】
応答電波を受信した上記RFタグリーダは、送信されてきた応答電波より連絡先情報である携帯電話機の電話番号を表示部に表示し、係員はその電話番号に電話をして、家族に、迷子になった子供を迷子預かり所にて預かっている旨を連絡する。
【0017】
このように子供が迷子になった場合でも、子供に装着された迷子札1より連絡先情報を読み出し、その連絡先に連絡することで、家族に、迅速かつ的確に迷子になった子供を預かっている旨を連絡することができる。
次に、迷子札1を購入した家族がテーマパーク退場する際に迷子札1を回収する手順について説明する。図4は回収処理手順の作動を示すフローチャートである。
【0018】
この実施例における迷子札1はRFIDを内蔵しているので、回収し、メモリ3に記憶された連絡先情報を消去すれば、再度利用することができる。そこで、迷子札1を購入した家族より迷子札1を返却してもらい(ステップS300)、それが正規のカードかどうかを判断する(ステップS310)。返却された迷子札が正規のものか否かは、メモリに記憶された迷子札固有のID情報を読み出し、テーマパークのホストコンピュータに問い合わせることにより確認することができる。
【0019】
返却された迷子札1が正規のものであった場合には、所定の金額を返金し(ステップS320)、メモリに記憶された連絡先情報を消去して(ステップS330)、新たな迷子札として再利用する。なお、カードが正規のものでない場合には、カードを返却して返金処理を行わない(ステップS340)。
【0020】
以上述べたように本実施例においては、迷子になった際の連絡先情報を迷子札1内蔵のメモリ3に記憶させておくことにより、連絡先情報が不用意に漏洩するのを防止しつつ、迷子になった際には、記憶されている連絡先情報を読み出して連絡することにより、迅速かつ的確に迷子になった子供の家族と連絡することができる。
【0021】
しかも、連絡先情報を読み出す際には、迷子札1より直接読み出すことになるため、連絡先情報を素早く入手することができる。
なお、上記一実施例ではRFID内蔵の迷子札1を示したが、これに限らず、例えば図5に示すように、連絡先情報がバーコードもしくは2次元コードとして印刷された迷子札10を用いてもよい。この場合には、迷子札は紙にて発行されるので、図4に示す回収処理をする必要はない。しかも、この場合においても、バーコードもしくは2次元コードといった符号化された情報によって連絡先情報が印刷されているので、連絡先情報が不用意に漏洩することはない。
【0022】
それ以外には、迷子札1を磁気カードにて構成しても良く、その際には、上記迷子札1と同様、再利用が可能なため、図4に示す回収処理を実施した方が良い。
【0023】
また、上記一実施例では、迷子預かり所に迷子を連れて来た後に図3に示す迷子対応手順を実施するようにしているが、これに限らず、例えばテーマパーク内の係員に、迷子札に記録された連絡先情報(例えば2次元コードで構成)を読み出すことができる読取り装置を装着した携帯電話機(例えば読取りプログラムをインストールしたカメラ付携帯電話機やPDA)を所有させ、迷子発見時に、即座に図3に示す迷子対応処理を実施し、読取った連絡先情報に係員が所有する携帯電話機を用いて電話をかけて子供がどこにいるかを迷子になった子供の家族に連絡するようにしてもよい。こうすることにより、さらに迅速に迷子に対応することができる。
【0024】
更に、上記一実施例では、カード形状の迷子札1を採用したが、これに限らず、例えば装着ピン付のバッジ形状のものを採用しても良い。これを採用することにより、子供の衣服に情報記録媒体を装着させることができるので、ストラップ2にて子供の首に掛けさせるよりも確実に情報記録媒体を子供に装着させることができる。
【0025】
また、上記一実施例では、保護対象者として子供の場合について例示したが、これに限らず、高齢者等の保護を必要とする人に対して適用しても良い。この際、連絡先情報は、家族でなくても保護対象者の身元引受人の連絡先でもよい。
【0026】
更に、上記一実施例では、連絡先情報として家族の誰かが所有している携帯電話機の電話番号を例にしたが、これに限らず、例えば自宅の留守電機能付固定電話の電話番号としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例で使用される迷子札の構成を示す概略構成図である。
【図2】上記一実施例における発行処理手順の作動を示すフローチャートである。
【図3】上記一実施例における迷子対応処理手順の作動を示すフローチャートである。
【図4】上記一実施例における回収処理手順の作動を示すフローチャートである。
【図5】上記迷子札の他の例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 迷子札
3 メモリ
4 CPU
5 変復調部
6 アンテナ
Claims (1)
- 連絡先情報を符号化情報に変換し、当該符号化情報を情報記録媒体に記録して対象者に装着させ、前記対象者が迷子になった際、当該対象者に装着された前記情報記録媒体より前記連絡先情報を読み出して連絡することを特徴とする迷子対応システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002337905A JP2004171368A (ja) | 2002-11-21 | 2002-11-21 | 迷子対応システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002337905A JP2004171368A (ja) | 2002-11-21 | 2002-11-21 | 迷子対応システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004171368A true JP2004171368A (ja) | 2004-06-17 |
Family
ID=32701278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002337905A Pending JP2004171368A (ja) | 2002-11-21 | 2002-11-21 | 迷子対応システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004171368A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006073296A1 (en) * | 2005-01-10 | 2006-07-13 | Centerworld Corporation | Tooth-attach rfid tag and system for using the same |
KR100722953B1 (ko) | 2005-04-21 | 2007-05-31 | 강영호 | 능동형 알에프아이디칩을 이용한 미아 예방 시스템 및 그방법 |
US9710847B2 (en) | 2013-10-25 | 2017-07-18 | Xiaomi Inc. | Method and terminal for submitting order |
-
2002
- 2002-11-21 JP JP2002337905A patent/JP2004171368A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006073296A1 (en) * | 2005-01-10 | 2006-07-13 | Centerworld Corporation | Tooth-attach rfid tag and system for using the same |
KR100722953B1 (ko) | 2005-04-21 | 2007-05-31 | 강영호 | 능동형 알에프아이디칩을 이용한 미아 예방 시스템 및 그방법 |
US9710847B2 (en) | 2013-10-25 | 2017-07-18 | Xiaomi Inc. | Method and terminal for submitting order |
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