JP2008524468A5 - - Google Patents

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ヒートセッティングはウェフトニット弾性布のすべての種類に用いられるわけではない。例えばダブルニット/リブおよびフラット・セーターニットでなど、幾つかのケースでヘビーニットが望まれるであろう。これらのケースでは、スパンデックスによる幾らかの編み目圧縮は受け入れられる。他のケースでは、裸スパンデックス繊維はコアスピニングまたはスピンドル被覆操作で天然または合成繊維で被覆され、その結果スパンデックスの回復およびこれに伴う編み目圧縮は被覆によって抑えされる。さらに他のケースでは、裸または被覆されたスパンデックスは、あらゆる第2または第3編みコースごとにのみ添え糸編みされ、それによって表目を圧縮する総回復力を制限する。シームレス編み、チューブラーニットが特殊機械で編まれながら直接使用のために造形される方法では、緻密な伸縮性布が意図されるので、布はヒートセットされない。しかしながら、裸スパンデックスがあらゆるコースで添え糸編みされている、裁断および裁縫用に製造された丸編ジャージー弾性布については、ヒートセッティングがほとんど常に必要とされる。ヒートセッティングは不利点を有する。ヒートセッティングは、弾性でない布(堅い布)に対して、スパンデックスを含有する弾性編布を仕上げるための余分のコストである。さらに、高いスパンデックス・ヒートセッティング温度は、敏感な同伴の硬質糸に悪影響、例えば、綿の黄変を与え得るし、それによって漂白のような、より攻撃的なその後の仕上げ操作を必要とする。攻撃的な漂白は、「手触り」のような布の良い感触性に負の影響を及ぼし得るし、通常製造業者に、布軟化剤を含めて漂白の影響を弱めるように要求する。また、ポリアクリロニトリル、羊毛およびアセテートからのもののような、熱に敏感な硬質糸は、高いヒートセッティング温度がかかる熱に敏感な糸に悪影響を及ぼすであろうので、高温スパンデックス・ヒートセッティング工程に使用することができない。
一公知方法40に従った弾性丸編布の製造工程は図4に概要を示される。プロセス変動は異なる布ニット構造物および布最終用途について存在するが、図4に示される工程は、綿のような、紡績された硬質糸でのジャージーニット弾性布の製造の典型である。布は、高いスパンデックス牽伸および供給テンションの条件での第1丸編42である。例えば、あらゆる編みコースで添え糸編みされた裸スパンデックスで製造されるシングルジャージー編布については、典型的な供給テンション範囲は22デシテックス・スパンデックスに対しては2〜4cNであり、33デシテックスに対しては3〜5cNであり、44デシテックスに対しては4〜6cNである。布はチューブの形態で編まれ、それは、フラットにされたチューブのまま回転マンドレル上へロールとしてか、それが前後にゆるく折り重ねられた後にボックス中にかのどちらかで編機の下に集められる。
本発明の方法は、折り重ねること(折り畳むこと)によって集められるときに、他の方法によって製造される類似の丸編シングルジャージー布と同じ程度にしわが付かない丸編弾性シングルジャージー布を提供するかもしれない。完成布中のよりわずかなまたはより少ない目で見える折り目は、衣服への布の裁断および裁縫のための増収をもたらすことができる。本発明の丸編弾性シングルジャージー布はまた、他の方法によって製造された布と比較して、オープン幅仕上げ法かチューブ状仕上げ法かのどちらでもプロセス中に実質的に減少した歪曲を示すかもしれない。過度の歪曲またはねじれで、布は斜めに変形し、コースは「斜めに」あり、そして受け入れられない。歪曲布で製造された衣服は身体上でゆがむであろう。
(試験方法)
(スパンデックス牽伸)
20℃および65%相対湿度の環境中で行う以下の手順を、実施例でスパンデックス牽伸を測定するために用いる。
−単一コースからの200編み目(編針)の糸サンプルを解ニットし(de−knit)(ほどき)、このサンプルのスパンデックスおよび硬質糸を分離すること。より長いサンプルを解ニットするが、200編み目を始まりおよび終わりでマークする。
−スティックのトップに1マークキングありで一端をメータースティックに取り付けることによって各サンプル(スパンデックスまたは硬質糸)を自由に垂れ下がらせること。各サンプルに重り(硬質糸については0.1g/デニール、スパンデックスについては0.001g/デニール)を取り付けること。重りをゆっくりと下げ、重りが衝撃なしに糸サンプルの端に加えられるようにすること。
−マーク間で測定される長さを記録すること。スパンデックスおよび硬質糸の5サンプルそれぞれについて測定を繰り返すこと。
−次式に従って平均スパンデックス牽伸を計算すること:
牽伸=(マーク間の硬質糸の長さ)÷(マーク間のスパンデックス糸の長さ)
ある種の条件下での通常の乾式ヒートセッティングは、布中スパンデックス牽伸を測定することを不可能にし得る。これは、スパンデックス乾式ヒートセッティングのための高温がスパンデックス糸表面を柔らかくすることができ、裸スパンデックスが布中の編み目交差点16(図1)で互いに結合できるからである。これが起こった場合、布コースを解ニットし、そして糸サンプルを抽出することができない。
硬質糸およびスパンデックスを含む添え糸編みされた表目を図解する。 スパンデックス・供給および硬質糸供給を供給される丸編機の一部の概略図である。 一連のシングルジャージー表目を図解し、編み目長さ「L」の1つの編み目を強調する。 編み目長さ「L」を図解するために真っ直ぐにされた図3の単一編み目を示す。 あらゆる編みコースに裸スパンデックスが添え糸編みされた丸編弾性シングルジャージー布を製造するためのプロセス工程を示すフローチャートである。 米国特許公報(特許文献3)によるあらゆる編みコースに裸スパンデックスが添え糸編みされた丸編弾性シングルジャージー布を製造するためのプロセス工程を示すフローチャートである。 あらゆる編みコースに裸スパンデックスが添え糸編みされた丸編弾性シングルジャージー布を製造するための本発明プロセス工程を示すフローチャートである。

Claims (3)

  1. a.エラストマー材料を提供する工程と、
    b.紡績糸、連続フィラメント糸およびそれらの組合せからなる群から選択される少なくとも1つの硬質糸を提供する工程と、
    c.エラストマー材料を少なくとも1つの硬質糸で、あらゆる編みコースにおいて丸編して、それによりエラストマー材料を少なくとも1つの硬質糸と添え糸編みして、丸編弾性シングルジャージー布を形成する工程と、
    d.丸編シングルジャージー弾性布を、105〜145℃の水温および4.0kg/cm2以下の圧力で15〜90分間、水と接触させる工程と、
    を含むことを特徴とする丸編弾性シングルジャージー布を調製する方法。
  2. 請求項1の方法により製造された丸編弾性シングルジャージー布。
  3. 前記エラストマー材料が裸スパンデックス糸としてさらに定義されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
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