JP2008522530A - 電子カラー画像彩度処理の方法 - Google Patents

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Abstract

電子カラー画像処理の新規な方法は、画像を入力するステップと、前記画像の少なくとも第1の部分に存在する色に基づいて色Aを取得するステップと、前記画像の少なくとも第2の部分について前記色Aに関して定義された彩度相関S2を変更するステップとを有する。このことは、大量のとり得る入力画像に対して、より優れた品質の彩度変更を可能とする。

Description

本発明は、電子カラー画像彩度処理の方法に関する。
本発明はまた、電子カラー画像の彩度を処理するための装置に関する。
本発明はまた、電子ディスプレイ、電子記憶ユニット、ネットワークユニット及び前記装置を有するカメラに関する。
本発明はまた、前記方法のためのコードを有するコンピュータプログラムに関する。
本発明はまた、前記方法における使用のために特別に適応された電子画像表現に関する。画像表現とは、例えば整数のタプル画素値の順序化されたセットのような、物理的な、又は標準化されたテレビジョン信号を数学的に規定する現在の画像信号に同等のものを意味する。
先行技術においては、画像の彩度(saturation)を変更することは良く知られている。彩度は実際には精神視覚的な量であり、数学的にモデル化することは困難である。脳においては、実際的な測色法の古典的な3次元よりも多い次元が存在する。例えば、カラフルさ(colorfulness)と呼ばれる量があり、これは「彩度の一種」であるが、色の明るさとともに増大する。明るい赤い点は、照度が低いときよりも「鮮やかに(saturated)」見える(ハント効果)。彩度は、色がどれだけクロマティック(chromatic)であるか、即ちどれだけ脳がその色のために補正するかを示す、明るさに比較的依存しない尺度である。
以下において、色彩技術者に一般的であるように、彩度なる語をより広い意味で使用する。彩度を意味する場合には、人間の脳においてどれだけクロマティックに見えるかを決定する値である量を意味する。該量は、例えばPALテレビジョンにおける色空間YUVのような、幾つかの色空間において規定され得る(個々の色空間は、知覚的な影響がどれだけ正確に制御されるかを決定する)。変更されるパラメータは実際の精神的な視覚の正確な数学的表現ではないため、「彩度相関」(又は彩度)なる語が利用される。
色平面(図1に模式的に示されるCIExy平面のような)において典型的な色相相関は所謂「主波長」であり、特定の色と白色点(PALについてはD65と標準化される)とを通過する線が、例えばx軸となす角である。
典型的な彩度の尺度は、色空間の白色点からの色の線に沿った距離である。
知覚的な研究から、人は鮮やかな画像を好み、しばしば実際の映像よりも鮮やかな画像を好むことが知られている。また、カメラは一般に色の彩度が低下するという副作用を持つ。
それ故、例えばテレビジョンは彩度制御を備え、通常は彩度の増加のために利用される。定義によって、画像要素(画素)の色を、線に沿って白色点からより離れた位置に移動させれば良いだけであるため、このことは容易に実現できる。
しかしながら、これらの先行技術の彩度制御は、多くの実際の画像に対して十分にうまく動作しないという欠点を持ち、特に色がディスプレイの全域(ディスプレイが物理的に表示できる全ての色)を越えて移動する場合にクリッピングのアーティファクトを生じる。
実際の画像コンテンツの増大する量に対して改善された彩度処理を可能とする、電子カラー画像彩度処理の方法及び対応する装置を提供することが望ましい。
本目的は、
画像を入力するステップと、
前記画像の少なくとも第1の部分に存在する色に基づいて色(A)を取得するステップと、
前記画像の少なくとも第2の部分について、前記色(A)に関して定義された彩度相関(S2)を変更するステップと、
を有する電子カラー画像処理の方法において達成される。
図2aのグラフは、例えば特定の照明色相を持つ入力画像における色の1次元のクラスタの2つの端点m及びMを記号的に示す。斯かるカラー画像は、例えば夜明けの赤らんだ光の中の屋外の場面であっても良い。このとき、古典的な彩度修正(図2bに示される修正)においては、本図においても見られる、少なくとも2つの問題がある。第1に、クラスタにおける「平均の」色Aの色が、色空間の白色点(D65)に対する移動により変化する。該色は、例えば赤らんだ光の下で照らされた白い花の花びらのような、典型的には場面における白色であり得る。人間の目は光源をディスカウントし、該花を白として見るであろう。しかしながらカメラは、この色を赤らんだ色と記録し、元の光源が容易にディスカウントされることができない条件の下で人間に対して表示する。このとき全ての色の彩度を増大させることは、該花を更に赤らんで見せてしまう(最大限に表示可能な赤色Bにより近いことから分かる)。本発明による方法の効果を示す図2cにおいて見られるように、該実施例において最初に平均の色Aを特定し、次いでAに対する全ての彩度(即ち距離)を変更すれば、これらの色はより鮮やかになる一方(人間の視覚系は相対距離に反応する)、平均の色Aは修正されないままとなる。
第2に、既に非常にクロマティックである色の彩度を増大させる場合に、先行技術の方法を利用すると、彩度の増大が範囲外の色に導く見込みが高く、このことは一般に気に障るクリッピングアーティファクトに導く(これらの彩度増大された色の全てが単一の色にマッピングされ、それ故幾何的なパターンが失われるため、このことはしばしば細部の損失と呼ばれる)。このことは、彩度の増大のために残された余地が、境界の色Bと彩度が増大させられた色αAとの間の間隔により決定されるためである。しかしながら新規な方法によれば、該余地は、境界の色Bと修正されていない色Aとの間の間隔によって決定される。
要約すると、本方法を用いると、彩度が変更された画像が、観測者が期待する以上のものに対応する。
本発明の実施例においては、前記取得するステップは、コンテンツ適応型の白色点として前記色(A)を特定するステップを有する。
既に以上に示したように、本方法は変更されていない色が白色点の色である場合に特に適切に動作するが、クラスタ内のいずれの色であっても良い。多くの適切に選択された色は、色空間の白色点よりも良い結果に導く。画像に存在するコンテンツについての白色点(例えば太陽光の赤らんだ色)は、異なる発見的な数学的方法によって特定され得る。例えばオブジェクトにおける鏡面反射が特定され得、この場合、1以上の鏡面反射を形成する画素のセットが、画像の第1の部分を構成する。画像の第1の部分と第2の部分とは同一であっても良い(例えば全体の画像)が、異なる部分であっても良いことは留意されたい。例えば青い空の下の氷で覆われた風景については、空が色Aを推定するために利用可能な第1の部分を形成し、空の下の景色が第2の部分を形成し、該第2の部分の彩度が変更される。
更なる実施例においては、前記色Aを取得するステップは、前記画像の前記第1の部分における全ての画素について平均の色を計算するステップを有する。平均化は、場面に依存する白色点の推定を得るための方法でもある。
前記変更するステップが、画素の明るさ相関値に依存して前記画像の前記第2の部分を選択するステップを有する場合、有利である。
この場合第2の部分は、画像における画素の接続されていないセットを形成する。これら画素の明るさ値に基づいて画素を選択することは、画像の一部がどれくらい明るいかに依存して異なる彩度変更の適用を可能とし、このことはより暗い領域における彩度変更のために特に魅力的である。
前記変更するステップが、画素の色相相関値に依存して前記画像の前記第2の部分を選択するステップを有する場合、更に有利である。例えば、黄色のオブジェクトの彩度は、青っぽいオブジェクトの彩度と異なって変更されることができる。勿論、双方の選択肢が組み合わせられ、多次元の色に依存した彩度変更に導いても良い。
前記変更するステップにおいて利用される乗法の彩度変更因子は更に、前記色に対する、彩度変更されるべき色の距離に依存しても良い。例えば連続的な又は離散的な曲線において、彩度値及び/又は他の色座標に基づいて選択されても良いドメインに亘って適用される。
幾つかの実施例においては、前記変更は、画素の長方形のブロックである第2の部分を選択することを有する。このことは、彩度を局所的に変更する非常に単純な方法である。例えば、画像は16x16画素のブロックで走査されても良く、色Aは16x16ブロックにおける平均の色であっても良い。
これらの実施例は、前記変更するステップが、画素の長方形のブロックである前記画像の第3の部分を選択するステップを有し、前記第3の部分の彩度相関の変更は、前記第2の部分の彩度相関の変更に依存する場合に改善され得る。
残っているいずれの小さなブロックアーティファクトをも低減させるために、隣接するブロックの彩度変更が、例えば2つの隣接するブロックにおける変更をより類似したものとする変更された彩度変更を最初に計算することにより、又は後処理として、互いに依存して為されても良い。例えば第1のブロックが彩度の増分σ1を持ち、隣接するブロックが彩度の増分σ2を持つ場合、第2の増分の方がかなり大きい場合には、このことは可視となり得る。このことは、それぞれ彩度変更σ1+kΔσ及びσ2−kΔσを適用することにより改善され得る。ここで、Δσは彩度増加の差分であり、kは先験的に最適化された発見的方法を用いて決定された定数である。より高度な方法が、ブロックの中心近くで異なる増分が利用され得るように、ブロックに沿って彩度プロファイルを適用しても良いが、ブロック境界のいずれの側においても、それぞれの中央値が類似の増分を得るために変更されている。
前記色(A)の取得は、第2の画像の第4の部分に更に基づく、画像のセットを処理するために利用可能である場合、有利である。このようにして、画像のシーケンスに沿ったより連続的な彩度変更が得られる。ここで該シーケンスは、例えば日の出の1つのショット内の全ての画像として定義され、一方で例えば都市における次のショットについて彩度の減少が適用される。ショットは、色又は他のインジケータに基づいて特定されても良い。
前記変更するステップが、異なる色空間への変換を有する場合、有利である。
例えば、最初に色(A)が[R,G,B]=[1,1,1]白色となるように回転させ、次いで通常の彩度変更を実行し、逆の回転を後続させても良い。
例えばXYZよりも正確に人間の色視覚をモデル化する色空間において彩度変更が実行されることが最善であり、それ故CIE−Lab空間(適度に正確であり計算が比較的容易である)への変換が利用されても良い。
前記変更するステップはまた、輝度及び2つの色差により定義された色空間において実行されても良い。
例えばPAL及び導出されるITU−R勧告BT.601規格のY'Cが色空間であり、ここでは不正確だが容易な彩度増強が実行され得る。
高品質の実施例においては、前記変更するステップは、彩度変更された色に対してゲインを加えるステップを有し、該増加は、彩度変更の前の前記色の3つのR、G及びB色成分のうちの最大のものと、彩度変更された色の3つのR、G及びB色成分のうちの最大のものとの比較に依存する。
上述の方法は、これら方法のうち1以上を実行するように構成された装置(典型的には、ASIC(の一部)のような小型の計算ユニット又は何らかの物理的な装置におけるプロセッサにおいて動作するソフトウェアモジュール)において全て実現されても良い。
電子カラー画像処理のための装置は、
画像のための入力部と、
前記画像の少なくとも第1の部分に存在する色に基づいて色(A)を取得するように構成された取得手段と、
前記画像の少なくとも第2の部分について、前記色(A)に関して定義された彩度相関(S2)を変更するように構成された変更手段と、
を有する。
本装置の更なる実施例においては、前記取得手段が、コンテンツ適応型の白色点として前記色(A)を特定するように構成された特定手段を有するか、又は前記変更手段が、前記第2の部分である画素の長方形のブロックを選択するための選択手段を有する。
基本的な計算装置が電子ディスプレイ(例えばスタンドアロン型のテレビジョンセット)の一部として有用である。ここで例えば該装置は、結果の画像を表示する前にユーザコマンドに応じて彩度変更を適用しても良い。このことは例えば、許容可能な画像を得るために彩度増強が望ましい低品質の携帯型ディスプレイに対して、非常に有用である。
本装置はまた例えば、より美しいバージョンが保存され得るように自動的に又はユーザ制御により画像の彩度を変更する機能を持つDVDレコーダのような、彩度変更された画像をメモリに保存するように構成された電子記憶ユニットに含まれても良い。記憶ユニットの他の例は、メモリスティックに保存するカメラに含まれるものである。
本装置はまた例えば、テレビジョンの(再)配信装置のハードウェア、又はケーブルに接続されたカメラ出力ユニットのような、彩度変更された画像をネットワーク接続によって送信するように構成されたネットワークユニットに含まれても良い。
本発明の機能は、プロセッサが請求項1に記載の方法を実行できるようにするプロセッサ読み取り可能なコードを有するコンピュータプログラムであって、前記プロセッサ読み取り可能なコードは、
画像の少なくとも第1の部分に存在する色に基づいて色(A)を取得するためのコードと、
前記画像の少なくとも第2の部分について、前記色(A)に関して定義された彩度相関(S2)を変更するためのコードと、
を有するコンピュータプログラムとして実施化されても良い。
本方法において利用可能なものとして色(A)の少なくとも1つの仕様を有する、特別に適応された電子画像表現、及びことによると本方法を適用するための画像の領域を規定するためのデータ及び/又は彩度変更パラメータを持つことも有利である。
例えばブロックの統計情報から色Aを自動的に導出する方法の代わりに、例えばテレビジョン信号のような表現から彩度変更のため適切な色Aを取得しても良い。
該画像表現(例えば信号)は、より優れたテレビジョンディスプレイのような装置を実現する新たな技術的に作られたエンティティである。該エンティティは、ネットワークによって伝送されても良いし、又はメモリに保存されても良い。
本発明による方法及び装置のこれらの及び他の態様は、単により一般的な概念を例示する限定的でない具体的な説明として働く、以下に説明される実装例及び実施例並びに添付図面を参照しながら説明され明らかとなるであろう。ここでダッシュは構成要素が任意であることを示すために利用され、ダッシュのない構成要素は必ずしも必須ではない。
図1は、色平面(本例においてはCIE−x,y)及び輝度軸により形成される色空間を模式的に示す。古典的な彩度増強においては、色104は、色空間の白色点D65と比較して表現される。テレビジョン色空間においては、色空間の白色の無色軸に対して既に色座標が規定されているため(即ち、グレーの色についてはU=V=0)、このことは非常に容易である。
このことは、(例えば特定の画素の)当該色の自然な彩度S0を定義する。彩度はここで、増大された彩度S1を持つ変更された色106を得るために増大させられ得る。時々利用される技術的な彩度相関は「純度」である。純度は、白色点D65と、単色の軌跡(蹄鉄型の)における同一の技術的な色相の色108との間の最大の距離に対する、距離S0又はS1の比として定義される。
本方法の利点は、全ての色がよりクロマティックに/色鮮やかに見えるようになり、グレーの色(無色軸AW上にあると考えられる)が変更されない即ちグレーのままであるという点である。しかしながら実際には、グレーが本当にグレーであることは殆どない。周囲の光が画像においてグレーの色をもたらすような多くの場面がある。例えば、
−陽の光、
−熱ルミネッセンス公告照明のような、時に非常にクロマティックな人工的な照明の下の画像の断片、
−林冠の下のオブジェクトのような、特定の色の大多数のオブジェクトを持つ場面、
である。
コンテンツプロバイダ(写真撮影監督)が、特定の効果のために特定の色合いを選択することもしばしばある。例えば、夜景は、明るさのコントラストや彩度を減少させ、場面に青っぽい色を与えることにより模倣される。
何らかの斯かる画像が受信された場合、例えば彩度を増大させた後に該画像を表示するテレビジョンは、色が(しばしば不快に)変更された白のオブジェクトを表示する。なぜなら、斯かる白のオブジェクトは色空間の白色D65を持たず例えば色104を持ち、それ故変更されるからである。
それ故、これらの状況を特定することが望ましい。例えば、クロマティックな人工的な照明により照らされた画像の一部について、本発明による方法は、斯かる部分を特定し(特定の色値の空間時間的な出現についての単純な発見的手法により、又はより高度な構文的な場面分析により)、例えば局所的な照射の色である色Aを特徴付け(例えば平均化又はハイライト部分を特定すること等により)、次いで当該色Aに対する彩度変更を実行することができる。このことは、夜明け又は森の場面のような、全体的な色合いを持つ画像に対して、特に容易である。
本方法は、色Aに対する彩度S2、即ち色114と色Aとの間の差分を定義し、これら2つの色の間の線に沿って該彩度を変更して、例えば更に該線に沿って変更された色116を得る。
図2は、本方法の利点の幾つかを模式的に示す。例えばここでは境界の色Bとして示される色108の色合いHに向かう、色平面を通る1次元の部分が示される(色Bは表示範囲投射の外多角形における色であっても良い)。単純な入力画像の彩度が場面の図2aにおいて示され、ここでは種々のオブジェクトのスペクトルが黄色がかった照射色Aにより照射されている。より黄色いオブジェクトは、クラスタの端Mに近い色を生成し、より青いオブジェクトは端mに近い色を生成する。
古典的な彩度増大を適用することは、全ての色を境界へ向けて移動させる。クラスタの元の彩度の広がり(即ち最も彩度の高い色Mの彩度)がkAと等しいと仮定すると、再生可能な色の境界Bと交差することを回避するために、最大の相対彩度増大:
σclassical=(B−αA)/kA
が実現されることが分かる。
しかしながら、新たな本方法を用いると、範囲外問題を回避しつつ、より大きな彩度が適用され得る:
σnew=(B−A)/kA
それ故、本方法は、知覚的により彩度が高い画像の見かけが得られる点で、より良く動作する。「*」は変更された色を示すことに留意されたい。
図3が示すように、彩度変更は、色空間において直接実行されても良い。彩度は色Aに対する非類似度であり、即ちベクトルに対する直交距離により表現され得る。理想的な彩度変更は輝度における変更を伴わないため、色M及びMのベクトルの端点は、輝度軸Yに直交する平面にあるべきである。
最初に色Aを色空間の白色Wにマッピングする行列演算を用いて全ての色を回転させ、次いで白を自身に投影する彩度変更を実行し、次いで全ての色に対して逆行列演算を実行して色Aに戻すことが可能である。
図4は、装置400の実施例及びテレビジョンシステムにおいてとり得る構成の1つを模式的に示す。
画像(例えば消費者向けのカメラからの)は入力部418を介して入力されても良い。該入力部418は、(例えば典型的には予約された付加的なフィールドに保存された入力画像から読み取ることにより、又は画像コンテントからそれ自体を導出することにより)色Aを取得するように構成された取得手段に接続される。好ましくは白色点特定手段として実施化される色導出手段404が、例えば平均色計算又はより高度な白色点推定アルゴリズムを適用しても良い。又は、色Aは他の発見的手法(例えば空の青又は軍用スーツの緑)を用いて定義されても良い。
任意に、画像は色解析手段406を通過しても良い。色解析手段406は、明るさ及び色相相関のような色座標についての統計を実行するように構成される。例えば、画素が種々のビンに分類されても良い。グレー及び/又はカラーのデータに対していずれかの知られたセグメント化アルゴリズム(例えば分割併合アルゴリズム)を適用しても良い、セグメント化ユニット408もがあっても良い。結果は、導出手段404によって、入力画像と共に利用されるべき又はセグメント化された画像自体として利用されるべき、セグメント化の仕様である。例えば結果のセグメント化された画像(セグメントを規定する付加的なアノテーションを伴う画像)は、統計的及び幾何学的特性に基づいて決定されても良い。例えば、画像の第1の部分が人間のコートの一部であると決定されるが、そのうち特定の明るさ範囲内にある画素のみが決定される。同様のことは、彩度が変更されるべき第2の部分に対しても当てはまる。
取得手段の出力は少なくとも1つの色A1であり、セグメント識別子R1及びR2を有しても良い(これにより彩度変更部は不必要にセグメント化を再実行する必要がなくなる。なぜなら、例えば色を取得するための第1の部分と彩度を変更するための第2の部分とが分離している場合がある(例えばオブジェクトとそのハイライト)からである)。
当該情報を、画像の少なくとも一部の彩度を変更するように構成された変更手段410に送信するための接続がある。このことは、彩度変更ユニット412によって実行される。当該ユニットに行く前に、画像は最初に、画像を例えばブロックに分割するように構成されたセグメント化ユニット410を通過する(しかしながら当該ユニットはセグメント化ユニット408の完全な機能をも持っていても良い)。セグメント化ユニット410は、色A1及びA2を、これらが既に取得手段によって結合されていない限り、結合するように構成されても良い(当該機能は、例えば彩度変更ユニット412に備えられても良い)。
彩度変更は、該画像自体の色空間(例えばITU−601色空間)において、例えば以下を与えるように彩度変更ユニット412により適用されても良い:
=σU+(1−σ)U・Y/Y
=σV+(1−σ)V・Y/Y (式1)
ここでYは輝度であり、U及びVは色差であり、σは彩度の増分又は減少分(例えば1.4)であり、添え字Aは、色座標が添え字がない場合の他の画素の色に対する色Aのものであることを示す。
彩度パラメータσは、ユーザインタフェース手段432(例えばボタン、グラフィックインタフェース、音声インタフェース等)を介してユーザにより規定されても良いし、又はどのように美しい画像が見えるべきかを規定する発見的手法により自動的に導出されても良い。
しかしながら、好ましくは例えばCIE−Labのような人間の視覚に近いモデル化を実行する、より適切な色空間において彩度増強を実行することがより好適である。
また、テレビジョン信号に対してガンマ累乗関数を適用することにより(典型的には2.2)略線形の空間において動作することが少なくとも好ましい。
それ故、色空間変換ユニット414が、彩度変更の前に画像又はその一部の表現を変換するために存在しても良い。
結果は、彩度が変更された出力画像であり、該出力画像は、電波通信路、電話網、家庭内無線ネットワーク又は単に平素なケーブルのようなネットワーク434による伝送のためのネットワークユニット422に送信されても良い。
ネットワークユニット422は、パケット化や周波数変換等のような、伝送のための信号の調整のためのフォーマットユニットを有しても良い。他のユニットと同様に、本装置は、ネットワークユニットと呼ばれる装置に物理的に含まれても良いし、又は他のシステムにおいて実施化されるネットワークユニットと協働しても良い。
出力画像はまた、画像が例えばハードディスク又は他のいずれかの記憶装置436に保存され得るように、電子記憶ユニットに送信されても良い。
出力画像はまた、ディスプレイ438に出力されても良い。
説明された方法のいずれのアルゴリズムも、ソフトウェア担体440から読み取り手段442を介して本装置にロードされても良い。
式1は視覚的により満足できない彩度に導くため、更に工夫された変形例が利用されても良い。例えば、事前公開されていない欧州特許出願EP03103375(優先日2003年9月12日)におけるように、導入された輝度のエラーは、処理されていない色と彩度が変更された色との比を用いたスケーリングにより訂正されても良い。
代替として、事前公開されていない欧州特許出願EP04103454(優先日2004年7月20日)におけるように、該訂正は、処理されていない色と彩度が変更された色との(R,G,B)成分のうち最大のものに基づいて適用されても良い。斯かる彩度変更をどのように実装するかの詳細については、これら文献の教示を参照されたい。
本明細書において開示されたアルゴリズム的な構成要素は、実際には(全体が又は一部が)ハードウェアとして実現されても良いし(例えば特定用途向けICの一部)、又は特別なディジタル信号プロセッサ又は汎用プロセッサ等で動作するソフトウェアとして実現されても良い。
コンピュータプログラムとは、コマンドをプロセッサへとロードする一連のロードステップ(中間言語及び最終的なプロセッサ言語への変換のような、中間の変換処理を含んでも良い)の後に、汎用又は特殊用途向けのプロセッサが本発明の特徴的な機能のいずれかを実行することを可能とするコマンドの集合の、いずれかの物理的な具現化として理解されるべきである。特に、コンピュータプログラムは、例えばディスク又はテープのような担体上のデータ、メモリ中に存在するデータ、ネットワーク接続(無線又は有線)によって伝送されるデータ、又は紙上のプログラムコードとして実現されても良い。プログラムコードの他に、該プログラムのために必要とされる特徴的なデータが、コンピュータプログラムとして実施化されても良い。
データ入力及び出力ステップのような本方法の動作のために必要とされるステップの幾つかは、コンピュータプログラムにおいて記述される代わりに、プロセッサの機能に既に存在していても良い。
上述の実施例は本発明を限定するものではなく説明するものであることは、留意されるべきである。請求項において組み合わせられるような本発明の要素の組み合わせの他に、これら要素の他の組み合わせが可能である。要素のいずれの組み合わせも、単一の専用の要素において実現され得る。
請求項において、括弧に挟まれたいずれの参照記号も、請求の範囲を限定することを意図したものではない。「有する(comprise)」なる語は、請求項に列記されたもの以外の要素又は態様の存在を除外するものではない。要素に先行する「1つの(a又はan)」なる語は、複数の斯かる要素の存在を除外するものではない。
本方法を説明するための色平面に基づく色空間を模式的に示す。 先行技術の彩度増大と比較した本方法を模式的に示す。 先行技術の彩度増大と比較した本方法を模式的に示す。 先行技術の彩度増大と比較した本方法を模式的に示す。 色空間において本方法を模式的に示す。 本発明による装置の実施例を記号的に示す。

Claims (24)

  1. 画像を入力するステップと、
    前記画像の少なくとも第1の部分に存在する色に基づいて色を取得するステップと、
    前記画像の少なくとも第2の部分について、前記色に関して定義された彩度相関を変更するステップと、
    を有する電子カラー画像処理の方法。
  2. 前記取得するステップは、コンテンツ適応型の白色点として前記色を特定するステップを有する、請求項1に記載の電子カラー画像処理の方法。
  3. 前記取得するステップは、前記画像の前記第1の部分における全ての画素について平均の色を計算するステップを有する、請求項2に記載の電子カラー画像処理の方法。
  4. 前記変更するステップは、画素の明るさ相関値に依存して前記画像の前記第2の部分を選択するステップを有する、請求項1又は2に記載の電子カラー画像処理の方法。
  5. 前記変更するステップは、画素の色相相関値に依存して前記画像の前記第2の部分を選択するステップを有する、請求項1又は2に記載の電子カラー画像処理の方法。
  6. 前記変更するステップにおいて利用される乗法の彩度変更因子は、前記色に対する、彩度変更されるべき色の距離に依存する、請求項1又は2に記載の電子カラー画像処理の方法。
  7. 前記変更するステップは、画素の長方形のブロックである前記第2の部分を選択するステップを有する、請求項1又は2に記載の電子カラー画像処理の方法。
  8. 前記変更するステップは、画素の長方形のブロックである前記画像の第3の部分を選択するステップを有し、前記第3の部分の彩度相関の変更は、前記第2の部分の彩度相関の変更に依存する、請求項7に記載の電子カラー画像処理の方法。
  9. 前記色の取得は、第2の画像の第4の部分に更に基づく、画像のセットを処理するために利用可能な、請求項1に記載の電子カラー画像処理の方法。
  10. 前記変更するステップは、異なる色空間への変換を有する、請求項1に記載の電子カラー画像処理の方法。
  11. 前記変更するステップは、輝度及び2つの色差により定義された色空間において実行される、請求項1に記載の電子カラー画像処理の方法。
  12. 前記変更するステップは、略知覚的に均一な色空間において実行される、請求項1に記載の電子カラー画像処理の方法。
  13. 前記変更するステップは、彩度変更された色に対してゲインを加えるステップを有し、該増加は、彩度変更の前の前記色の3つのR、G及びB色成分のうちの最大のものと、彩度変更された色の3つのR、G及びB色成分のうちの最大のものとの比較に依存する、請求項1に記載の電子カラー画像処理の方法。
  14. 画像のための入力部と、
    前記画像の少なくとも第1の部分に存在する色に基づいて色を取得するように構成された取得手段と、
    前記画像の少なくとも第2の部分について、前記色に関して定義された彩度相関を変更するように構成された変更手段と、
    を有する電子カラー画像処理のための装置。
  15. 前記取得手段は、コンテンツ適応型の白色点として前記色を特定するように構成された特定手段を有する、請求項14に記載の電子カラー画像処理のための装置。
  16. 前記変更手段は、前記第2の部分である画素の長方形のブロックを選択するための選択手段を有する、請求項14に記載の電子カラー画像処理のための装置。
  17. 請求項14に記載の装置を有する、彩度変更された画像を表示するように構成された電子ディスプレイ。
  18. 請求項14に記載の装置を有する、彩度変更された画像をメモリに保存するように構成された電子記憶ユニット。
  19. 請求項14に記載の装置を有する、彩度変更された画像をネットワーク接続によって伝送するように構成されたネットワークユニット。
  20. 請求項18に記載の電子記憶ユニット又は請求項19に記載のネットワークユニットを有する静止画像又はビデオ画像カメラ。
  21. プロセッサが請求項1に記載の方法を実行できるようにするプロセッサ読み取り可能なコードを有するコンピュータプログラムであって、前記プロセッサ読み取り可能なコードは、
    画像の少なくとも第1の部分に存在する色に基づいて色を取得するためのコードと、
    前記画像の少なくとも第2の部分について、前記色に関して定義された彩度相関を変更するためのコードと、
    を有するコンピュータプログラム。
  22. 請求項1に記載の方法において利用可能なものとして色の少なくとも1つの仕様を有する、特別に適応された電子画像表現。
  23. 前記色を用いて請求項1に記載の方法を適用するための画像の領域を規定するためのデータを更に有する、請求項22に記載の電子画像表現。
  24. 彩度変更パラメータの仕様を更に有する、請求項22又は23に記載の電子画像表現。
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