JP2008521540A - 電動式開閉機構を有する折り畳み式傘 - Google Patents

電動式開閉機構を有する折り畳み式傘 Download PDF

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Abstract

電気傘が提示される。前記傘は、多段折り畳み式キャノピーと、伸縮傘棒と、電気モータとを備える。前記傘は、前記電気モータによって前記多段折り畳み式キャノピーと前記伸縮傘の同時開閉を可能にするように構成される。
【選択図】図4

Description

本発明は、電気式携帯用傘の分野に関する。
携帯用傘において使用される2つの主なキャノピータイプがあり:一方は、キャノピーが傘支柱に隣接しかつ平行な完全長であるその放射状の線で折り畳まれることを可能にする、複数の完全長の放射状の親骨を含む(すなわち、それぞれキャノピーの中心からキャノピー外周へ一部分伸長している)。他方は、部分長の親骨を含む、すなわち、キャノピーの中心からキャノピー外周へ一部分伸長しておらず、むしろ、その放射状の線に沿って、キャノピーを2回以上折り畳むことを可能にする、放射状の線の約半分以下の長さである少なくとも1つの親骨切片を備える。
第1のタイプの折り畳み式キャノピーを有する非伸縮性の傘は、取っ手と合わせたその柱がステッキの長さとなる場合があるため、「ステッキ傘」と呼ばれることがあり、様々な傘の設計により、実際にステッキとして使用され得る。しかしながら、第2のタイプの傘において、柱は通常伸縮性とされ、キャノピーを折り畳んだ際に、折り畳まれたキャノピーの長さに合わせて柱の長さを縮小することが可能である。
第2のタイプのキャノピーを有する傘(以後、「多段折り畳み式傘」と称する)は、2つの主なグループに分類することもできる。一方のグループは「手動折り畳み式傘」を含み、他方はいわゆる「自動傘」を含む。いわゆる自動傘は、一般に、キャノピー親骨を押し開く圧縮されたバネのエネルギーを解放することによってそれらの自動化が実現されるため、実際には開く方向においてのみ自動であり、(様々な設計の傘のうちいくつかによると)伸縮性の柱も開かせる。自動傘のバネが解放されると(すなわち、傘を開かせるために)、自動化はもはや利用不可能となり、傘を折り畳む際にはバネを手動で縮退させなくてはならない。
開く方向においてのみ自動化を有するという問題は別として、バネ仕掛けの傘は不快であり、バネを制御せずに解放することにより、時として危険にもなる。
最初に述べたタイプにおいて、折り畳まれた傘の長さは親骨の長さより短くはなり得ない(傘ステッキは親骨の長さである、またはその長さまで短縮できると仮定する)が、第2のタイプの傘において、折り畳まれた傘の長さは、親骨に備わっている切片の数により、また傘ステッキは親骨切片の長さまで短縮できると仮定すると、親骨長さのほんの一部、例えば、完全長親骨の半分、三分の一、または四分の一であってよい。普通、いずれのタイプにおいても、折り畳まれた傘の実際の長さは、キャノピーの先端を固着して閉じるための、棒の上方端部に位置する上方プラグの長さに加えて、棒の底端に位置し、折り畳まれたキャノピーを越えて突出している取っ手の長さも含む。
数十年にわたって、自動的に開くことができる傘を開発するための努力がなされ、そのような傘の多くが世界的市場において見られる。それらの自動化は、閉状態から開状態へ、傘のキャノピーおよび伸縮棒を同時に駆動するために(トリガーボタンを押下することによって)解放されることができる、圧縮されたバネの力に基づくものである。傘を手動で閉じると、ユーザの手の力によってバネが縮退し、それによってもう一度自動的に開くように作動する。そのような傘の利点は、片手操作によって自動的に開けることである。不利点は、自動的に閉じることができないこと、および、傘を閉じてバネを縮退させるにはユーザの両手を必要とすることである。別の不利点は、バネの動作が制御されず、例えば誤ってトリガーされた場合に、または、付近の人々に当たったり所有者に損傷を与えたりするのを回避するために、一度トリガーされると停止できないことである。親骨および棒が突然開くことは、ユーザにとって不愉快なことであり、極めて慎重に行わないと安全とはいえない。
米国特許出願公開2003/0131875号公報は、傘の柄を咬持または固着することなく、片手操作によってその伸縮棒を含む傘の自動閉止を可能にするように意図した傘を開示している。上述のように、これは、自動開機能とともに自動閉機能を組み込んだ傘においては実現できない。しかしながら、キャノピーおよび伸縮シャフトの完全自動閉止を可能にするために、米国2003/0131875は傘の自動開機能を断念していることに留意すべきである。
傘の自動化が圧縮されたバネの力に基づいたものであれば、ユーザの手の力によってバネを縮退させることが付加的な操作として常に必要となるため、完全な自動化を実現することはできないことも十分に理解されるであろう。
したがって、完全に自動化された開閉傘機構は、再充電のための手動力を必要としないように、バネ以外の移動体エネルギーストレージの使用によってのみ実現できることが分かっている。そのようなエネルギーストレージは、圧縮ガスのコンテナ、または例えば電槽であってよく、当該ストレージは、多数の開閉動作の後、交換または再充電できる。
米国特許第5,291,908号は、その図5から20において、キャノピーおよび柱が同時に折り畳まれる、完全に自動化された開閉傘の2つの実施形態を開示している。しかしながら、その親骨を2回折り畳むことはできず、したがって、折り畳み中にシャフトが短縮されても、折り畳まれた傘は親骨の完全長より短くはなり得ない。さらに、傘のシャフトは、その壁長のほとんどに沿って反対側にスロットを有し(図19において41および45として示す)、伸縮柱の上部に作られた第1のスロットの対は、ドーナツカラー(37)とシャフト内側の駆動機構との間の連結を可能にする必要があり、一方、伸縮柱の下部に作られた別のスロットの対は、下部を、図5に示すその部分16によって上部に伸縮自在に挿入することを可能にする必要がある。
当然ながら、傘は水環境において使用されるため、その収容されている機構を可能な限り透水から保護する傘柱が必要であるように思われる。透水および塵または埃の侵入は、電気コンポーネント、およびその適切な操作に加え、機械的部品に対して有害となり得る。米国特許第6,543,464号では、7段8〜10行において説明しているように、シャフトに沿ったそのようなスロットの必要性を回避している。しかしながら、傘シャフトは、米国特許第6,543,464号の図25に示すように、キャノピーが閉じられた際に最長となり、一方、キャノピーの開状態において、シャフトは最も短縮された状態となる。
GB2228674は、柔軟な駆動手段を備える電気傘のいくつかの実施形態を開示している。一部の実施形態(GB2228674の図1〜14および19〜20によって説明されている)において、傘は、折り畳み不可能な傘柱を有する。その他の実施形態において、(GB2228674の図15〜18)、電気傘は、二重部伸縮柱を有するものとして示されている。GB2228674における説明から理解されるように、この実施形態は、再現性を決定的に欠いたものである。
実際には、傘は、ネジ駆動60を用いてそれぞれ互いに対して移動可能な上方1'および下方1"伸縮部を有する柱を備え、柔軟な駆動手段22を用いてキャノピー入れ子板6を移動させる際に努力を必要とする。前記公報の図15および16を参照すると、柔軟な駆動手段22は第1の端部においてブロック61に、第2の端部において、上方伸縮部1'の下方端部に取り付けられたナット62に連結されていることが十分に理解できる。機構を調べると、一方において、ブロック61とナット62との間の距離はネジ棒60の回転によって変更可能であり、他方において、ブロック61に固着されたその第1の端部とナット62に固着されたその第2の端部との間の柔軟な駆動機構22の長さは固定であることが十分に理解できる。この構成の再現性の欠如は、以下に関連するものである:柔軟な駆動機構22の2つの端部間の距離は、ブロック61とナット62との間の距離における動的変化による柱の伸縮運動中に変化するが、柔軟な駆動機構自体の長さにおけるそれぞれの変化はない。柔軟な駆動機構22の長さが、ブロック61とナット62との間の利用可能な最も短い距離に一致すると仮定すると、柔軟な駆動機構22は、伸縮部のそれぞれの運動中にブロック61とナット62との間の距離が増大した場合、緩むであろう(したがって、入れ子プレート6の保持を緩める)。あるいは、柔軟な駆動機構22の長さが、ブロック61とナット62との間の利用可能な最も長い距離に一致すると仮定すると、柔軟な駆動機構22は、ブロック61とナット62との間の距離における変化を防止する(したがって、伸縮部のそれぞれの運動を防止する)か、裂けるかのいずれかであろう。この問題は、GB2228674では識別されておらず、ブロック61とナット62との間の距離における前記動的変化に対して、柔軟な駆動機構の長さを補償するための手法は開示されていない。
DE3737347は、もはや手で閉じる必要はないが、傘の柄に収容されている電池式電気モータによって閉じることができる伸縮傘であって、一方、モータによって傘を閉じる間は張力がかかっていたバネを用いて開くことのできる傘を図示している。上述の米国5,291,908と同様に、機構は外側カラー3と柱内側の駆動機構との間の連結を可能にできるように、柱7の上部においてスロット8を利用する。DE3737347の開示を理解できる限り、スロット8は、傘柱の上部を形成する中空円筒7の長さの周囲で螺旋状となっている。傘を折り畳むことは、2つの別個の段階に分類される。第1段階において、傘柱の両方の部品、すなわち中空円筒7およびシャフト2は、同時に回転されるべきである。傘のキャノピーが回転するのを防止し、それによってキャノピーと円筒7との間のそれぞれの運動をなくすための手段は開示されていない。また、歯車11がどのように動作するか、ならびに、それが収容されている中空円筒7の回転に影響を及ぼすことができるか否か、およびどのように影響を及ぼすことができるか、についての開示はない。また、当該開示より、ロープ5の上方端部が傘のどの部分に連結されているか、および、動作中にそれらがどの機能を果たすのかを理解することはできない。当該開示からは、バネがどこに位置するか、どれが傘を閉じるために必要な力に関与するか、閉じる操作中にそれらを張設するのは何か、および、それらがどのようにして機構全体に組み込まれているか、を理解することはできない。さらに、傘を開くためにはとにかくモータを作動させるべきか、または、傘はバネの力によってのみ開かれるかを理解することはできない。
自動式傘を提供するための試みは特許文献において扱われてきており、市場には手動多段折り畳み式キャノピー傘が存在するが、当該技術分野において、自動で完全に開閉できる「多段折り畳み式キャノピー」を有する電気傘を提供する必要性があるように思われる。
US2003/0131875 US5,291,908 US6,543,464 GB2228674 DE3737347
したがって、本発明の目的は、傘棒およびキャノピーの同時折り畳みを有する、完全に自動化された開閉多段折り畳み式傘を提供することである。
この目的は、本発明に従い、多段折り畳み式自動開閉キャノピー傘であって:
第1の伸縮部および第2の伸縮部を備える伸縮棒と;
前記傘の取っ手に位置する電気モータと;
前記第1の伸縮部に沿って移動可能な下ろくろと;
前記第1の伸縮部における前記取っ手から離れた端部に位置する上部接続ハブと;
前記電気モータと動作可能に連結されると共に前記棒の少なくとも一部に沿って延伸する駆動軸であって、該駆動軸がその2つの回転方向のうち一方に回転する際に、前記棒が短縮または伸長できるように前記第1の伸縮部に連結される、ナットを有する駆動軸と;
前記第1の伸縮部が前記第2の伸縮部と相対的に移動すると同時に、前記下ろくろを前記第1の伸縮部に沿って移動させるための、前記下ろくろおよび前記第2の伸縮部に連結された下ろくろ駆動機構と;
多段折り畳み式キャノピーであって:前記上部連結ハブの周囲に角方向に間隔を空けて枢動可能に連結された複数の親骨または上部親骨レバーと;前記下ろくろの周囲に角方向に間隔を空けて枢動可能に連結された複数の親骨支柱と;を備える前記多段折り畳み式キャノピーと;
を備え、
前記駆動軸が第1の方向に回転される場合には、前記棒が伸長され、前記下ろくろが上方へ移動して前記多段折り畳み式キャノピーを開き、前記駆動軸が反対方向に回転される場合には、前記棒が短縮され、前記下ろくろが下方へ移動して前記多段折り畳み式キャノピーを閉じる、
多段折り畳み式自動開閉キャノピー傘により、達成される。
複数の角度間隔をおいた親骨は、上部連結ハブに対する親骨の直接連結を有する種類のキャノピー実施形態において利用される。角度間隔をおいた上部親骨レバーは、上部親骨レバーを経由して上部連結ハブに連結された、すなわち、親骨の上から置かれた親骨を有する種類のキャノピー実施形態において利用される。
本発明の好ましい実施形態によると、前記下ろくろ駆動機構は:
前記第1の伸縮部の前記端部を通過し、一方の端部において前記第2の伸縮部の第1の端部に固定され、逆の端部において前記下ろくろに固定される上部コードと;
前記第1の伸縮部の前記第1の端部から離れた前記第1の伸縮部の第2の端部を通過し、一方の端部において前記第2の伸縮部の前記第1の端部に固定され、逆の端部において前記下ろくろに固定される下部コードと、
を備える。
したがって、前記伸縮部には、前記第1の伸縮部の外壁を前記第2の伸縮部の内壁から隔て、前記2つの伸縮部間の伸縮動作を妨げることなく、前記コードがその中に収容されるのを可能にするための、スペーサが設けられる。別のオプションは、前記伸縮部に、前記第1の伸縮部の外壁を前記第2の伸縮部の内壁から隔て、前記2つの伸縮部間の伸縮動作を妨げることなく、前記コードがその中に収容されるのを可能にするための、縦方向のくぼみが設けられるものである。
好ましくは、本発明の多段折り畳み式傘には、前記傘の手動操作を可能にするためのオーバーライド配置が設けられる。例えば、1つの好ましい実施形態によると、前記下ろくろは、前記親骨支柱に連結された第1の部分と、前記下ろくろ駆動機構に連結され、前記第1の部分に移動可能に取り付けられた第2の部分(詳細な説明の章において記載されている実施形態によると、「下ろくろ骨格」と称される)とを備え、それにより、前記下ろくろの第1および第2の部分を隔てる際に、前記親骨支柱を手動で移動させることができ、したがってキャノピーを手動で開閉することができる。
本発明の様々な好ましい実施形態によると、前記多段折り畳み式キャノピーは、アルミ鋳物で作られ、それによって形成された親骨部および/または支柱からなる。
さらに様々な好ましい実施形態によると、前記鋳物は高分子アルミニウム粉末の注入プロセスによって作られる。
その他の実施形態によると、前記親骨または支柱は、複合材料から作られる。さらなる実施形態によると、それらはアルミニウム製であり、アルミニウム押し出しプロセスによって形成され、その好ましい平均壁厚は約1ミリメートル以上である。
本発明の様々な好ましい実施形態によると、前記多段折り畳み式キャノピーは、0.8乃至1.6ミリメートルの壁厚を有するアルミニウムから作られる、親骨部および/または支柱を含む。
本発明の様々な好ましい実施形態によると、前記傘は、前記取っ手の内側に位置する蓄電池室を含む。
またさらなる実施形態によると、前記蓄電地室は、前記電池を再充電するための電源プラグを受け入れるように構成された差し込み口と電気通信を行っている。
様々な好ましい実施形態によると、前記蓄電地室は、前記主な取っ手の内側に引き出し可能に位置し、新しい電池を有する同様の引き出し可能な蓄電地室と交換するために取り外すことができる。
本発明の様々な好ましい実施形態によると、前記電気傘は、所定の閾値を超えるモータ電流の増加を認識した際に(電池電源を切ることによって)モータを停止する、負荷認識回路をさらに備えている。本発明の好ましい実施形態によると、負荷認識回路は、モータを保護するためだけではなく、キャノピーが完全に開いた状態に到達した際、または、キャノピーが完全に閉じた状態に到達した際にモータを自動的に停止するためにも使用され、いずれの状態においても、モータは、順にモータ電流の増加を引き起こす回転を継続することを物理的に阻止されており、これによって、順にモータの動力を切る負荷認識回路を作動させる。様々な実施形態によると、傘の電気回路は、負荷認識回路の各作動(普通の状況においては、傘を完全に開く、または完全に閉じる動作の終了と同等のもの)が、モータへの電源連結の極性を反転させ、それによって、次のユーザによる作動において、モータはその前回の動作に対して反対方向に回転するように設計されている。この配置を用いて、傘に開閉動作両方のための1つのスイッチのみを設けることができ、当該スイッチは、各動作の後にその役割を自動的に切り替える。
本発明の様々な実施形態によると、傘は、迅速な傘の位置付けを可能にする位置認識手段をさらに備えている。位置認識手段は、第1および第2の電子回路からなり、第1の回路は傘に取り付けられているかその内側に位置し、第2の回路はユーザによって保持され、(a)2つの回路間の通信が失われた際(そのような場合、警報はユーザによって保持されている回路において発生することになる)、または、(b)傘を位置付けるために、ユーザによって作動コマンド生成された際(そのような場合、警報は傘に付着している回路において発生することになる)に警報またはビープ音が生成される。好ましくは、各傘は、複数の同様の傘から自身の傘を位置付け、認識することができるような、固有の識別コードを有する。位置認識回路は、好ましくは、主電池が空である場合でも傘を位置付けることができるようにするために、傘の主電池から離れた、すなわち固有電池によって動力が供給される。したがって、位置認識回路は、傘の先端部分、持ち上げ中心付近、および、主電池が位置付けられている傘の柄から遠くに置いてよい。
隠れた部分は、RF(Radio Frequency;無線周波数)連結(その他の実施形態によると、超音波連結)を失った際に、ユーザが保持している対応する回路(盗難防止警報としても有用である)によって警報を作動させる位置識別子、または、ユーザが保持するリモートコントローラによって要求された際に、傘を位置付けるため、および/またはその他の同様な傘の中でそれを識別するために、点滅LED(Light−Emitting Diode;発光ダイオード)灯(その他の実施形態によると、ビープ音または音と光の組み合わせ)を点灯する傘識別子;または、ユーザが保持するリモートコントーラによって作動できる非常灯;または、暗闇の中を歩くユーザの注意を喚起するのに有用な安全点滅灯等、上部連結ハブから傘の先端部分において、様々なユーティリティに有用な小型電子回路を置くように設計されることができる。そのようなユーティリティ電子回路は、固有小型電池によって、または、傘の中空ポールに沿って通っているワイヤを通して、動力を提供されることができる。
様々な実施形態によると、傘には、例えばLEDによる装飾照明が設けられている。そのような光は、光ファイバを経由してキャノピー全体に分配される場合がある。
様々な好ましい実施形態によると、本発明の傘には、取っ手内に隠された一体型電源プラグを有し、壁コンセントへの連結のために、引っ張り上げる、開く、または広げることができる電池充電器が設けられる。
様々な好ましい実施形態によると、本発明の傘は、隠された分室にある無線通信手段を経由して、好ましくは上部連結ハブの上から、リモートコントローラと協働する。
傘は、その使用中に発生し得る、そのセンサおよびその電子ユーティリティ回路によって認識可能な、様々な異常事態を示す音声または音響警報をさらに有することができる。
様々な好ましい実施形態によると、前記取っ手は、クッション性があり、転落破損に対するパッド保護を有する。
様々な実施形態によると、本発明の傘は、前記取っ手内に収容され、前記傘を直立に置くために有用な折り畳み式または引き抜き式足部をさらに備えている。
したがって、本発明によると、棒およびキャノピーを同時に折り畳むことができ(本発明の文脈において、傘棒およびキャノピーを同時に閉じることは、両方を折り畳むことおよび開くことを同時に開始および終了することを考慮したものであり、そのため、棒の折り畳みの終了後にキャノピーが完全に折り畳まれるのを待つ必要がなく、逆もまた同様である)、折り畳まれた傘の全長は、キャノピー親骨の完全長より短い。機構を軽量化すること、傘の上部の不必要な重量を回避すること、スロットなし傘棒を可能にすること等、本発明のこの目的またはその他の目的は、本発明の以下の章からさらに明らかとなるであろう。
傘は、それぞれが装置全体の別個の部分を製造している、別個の製造業者によって製造される場合があるため、したがって、本発明は、多段折り畳み式キャノピーとは別に製造される多段折り畳み式自動開閉キャノピー傘のための機構であって:
第1の伸縮部および第2の伸縮部を備える伸縮棒と;
前記傘の取っ手に位置する電気モータと;
前記第1の伸縮部に沿って移動可能であり、多段折り畳み式キャノピーの複数の下部親骨支柱を枢動可能に受容するように構成される、角方向に間隔を空けて配される複数の連結継手を有する下ろくろと;
前記第1の伸縮部における前記取っ手から離れた端部に位置し、多段折り畳み式キャノピーの複数の親骨または上部親骨レバーを枢動可能に受容するように構成される、角方向に間隔を空けて配される複数の連結継手を有する上部連結ハブと;
前記電気モータと動作可能に連結されると共に前記棒の少なくとも一部に沿って延伸する駆動軸であって、該駆動軸がその2つの回転方向のうち一方における回転する際に、前記棒が短縮または伸長できるように前記第1の伸縮部と連結される、ナットを有する駆動軸と;
同時に前記第1の伸縮部が前記第2の伸縮部に対して相対的に移動すると同時に、前記下ろくろを前記第1の伸縮部に沿って移動させるための、前記下ろくろおよび前記第2の伸縮部に連結された下ろくろ駆動機構と;
を備え、
前記駆動軸が第1の方向に回転される場合には、前記棒が伸長され、前記上部連結ハブと前記下ろくろとの間に連結される多段折り畳み式キャノピーを完全に開くことができるように前記下ろくろが上方へ移動し、前記駆動軸が反対方向に回転される場合には、前記棒が短縮され、前記上部連結ハブと前記下ろくろとの間に連結される多段折り畳み式キャノピーを閉じることができるように前記下ろくろが下方へ移動する機構も考慮していることに留意すべきである。
したがって、本発明は、多段折り畳み式自動開閉キャノピーのための機構と関連付けられる多段折り畳み式キャノピーであって、アルミニウムで作られ、アルミニウム押し出しプロセスまたは高分子アルミニウム粉末注入プロセスによって製造された、キャノピー親骨支柱またはレバーを備えることによって特徴付けられる多段折り畳み式キャノピーも考慮したものであることにも留意すべきである。前記コンポーネントの壁厚は約0.8ミリメートル未満にはならず、好ましくは、約1ミリメートル未満にはならない。壁厚の上限は、約1.6ミリメートルを超えず、好ましくは、1.5ミリメートルを超えない。
〔用語解説〕
本発明の文脈において、「多段折り畳み式キャノピー」という用語は、少なくとも2回折り畳むことができる、すなわち、折り畳まれたキャノピーの長さがキャノピー親骨の完全長のほぼ半分以下であるような、傘キャノピーをいう。
棒、シャフト、柱、およびポールはすべて、その上方端部がキャノピーに連結され、その下方端部においてユーザの手によって握られる取っ手を有する、伸縮中空棒を表す同等の名前である。
本発明の文脈において、「伸縮部」という用語は、傘の棒がそこから構築され、伸縮折り畳み能力が備わっている少なくとも2つの部のうちの1つをいう。
下ろくろ、ライダー、カラーはすべて、それと対応する複数のキャノピー親骨との間を連結している複数の支柱によってキャノピー開閉を駆動するために、傘棒に沿って移動する要素を表す同等の名前である。
螺旋駆動、ネジ式駆動、駆動軸はすべて、棒の伸縮部に沿って伸長し、傘の電気モータによって、傘を開くべき場合には一方向に、傘を閉じるべき場合には逆方向に駆動される、回転棒を表す同等の名前である。
キャノピーフレームにおいて、「支柱」は親骨を支持する部分であり、「親骨」は、キャノピークロスと直接接触しており、キャノピークロスが連結されて、傘が開かれる時までに緊張している場合がある部分である。本発明の文脈において、発明された傘のコンポーネントの相対位置、例えば「上方」、「下方」、「先端」、「底」に言及する場合、それらはキャノピーを上に、取っ手を下に方向付けられた傘を参照していると考えられる。
例示的な実施形態の詳細な説明
本発明を理解し、実践においてどのように実行され得るかを見るために、限定的でない例としてのみ添付図面を参照し、好ましい実施形態について説明する。
図1は、本発明による、自動開閉傘のための機構の好ましい実施形態の垂直横断面図を図示している。当該機構は、2つの伸縮部2および3を備える伸縮傘棒1と、棒1の上部に沿って移動可能であり、それぞれの複数のキャノピー下部支柱を受け入れる、すなわち、キャノピー親骨を下から支持するように構成された複数の角度間隔をおいた連結点5(この図には示されず)を有し、連結点5の周囲を枢動している下ろくろ4と、1つの伸縮部と同様の長さの螺旋駆動軸6と、伸縮傘棒1の下方端部で連結された電気モータ7の回転を、下ろくろ4の線形動作との相関関係において、下方(特許請求の範囲においては、「第2の」と称する)伸縮部2に対して上方(特許請求の範囲においては、「第1の」と称する)伸縮部3の線形伸縮動作に変換するための機構とを備える。
上方伸縮部3と下方伸縮部2との間の相対伸縮動作は、駆動軸6に沿ったチューブナット19の運動により実現される。この運動は、駆動軸の外側ネジ切りと一致するチューブナットの内側ネジ切り(その長さに沿った二重点線により表される)によるものである。チューブナット19は、延長管20および延長管ホルダ17を経由して、上方伸縮部3に取り付けられている。駆動軸6は、モータ7(本発明の文脈において、「モータ」は、その動力を伝達するように設計された任意のギア配置を含む)、取っ手10、および取っ手コネクタ11を経由して、下方伸縮部2と回転可能に接合されている。駆動軸6は下方伸縮部3に接合され、一方、チューブナット19は上方伸縮部2に連結されているため、駆動軸の回転は2つの伸縮部の間に相対線形動作を生成する。相対線形動作の方向は、駆動軸の回転方向によって決定される。
下ろくろ4の線形動作は、第1の伸縮部が第2の伸縮部に対して相対的に移動すると同時に第1の伸縮部に沿って下ろくろを移動させる、下ろくろおよび第2の伸縮部に連結された下ろくろ駆動機構によって実現される。
図示された実施形態によると、下ろくろ駆動機構は、上部コードの一端が固定される下ろくろ4と、上部コードの第2の端部が連結点22において固定される下方伸縮部2の上方端部との間に伸長する上部コード8と;その2つの端部のうち第1のものが固定される下ろくろ4と、下部コードの第2の端部が連結点22において固定される下方伸縮部2の上方端部との間に伸長する少なくとも1つの下部コード9とからなる。
この図において、棒1は傘がほぼ完全に開いている状態にある。棒の下方伸縮部2は上方伸縮部3からほぼ完全に引き出されており、下ろくろ4は上方伸縮部3の先端部付近の最も上方位置に近くなっている。傘を開く過程において駆動軸6をさらに回転すると(その長さに沿った点線によって表されるネジ切りの方向次第であり、したがって、ここでの説明目的のために、時計回りの方向であると仮定するものとする)、傘の先端から離れる方向、すなわち、矢印Aによって示される方向への下方伸縮部2の線形伸縮動作と、同時に、上方伸縮部3に沿った、傘の先端に向かう方向、すなわち、矢印Bによって示される方向への下ろくろ4の線形動作をもたらすこととなる。
モータの(および、したがって駆動軸の)回転方向は、電池(好ましくは、図に示されていない取っ手の下方端部に位置する)からモータ7に供給される電界の極性を切り替えることができる電気スイッチにより、ユーザに選択される。
上方伸縮部3に沿った下ろくろ4の線形動作は、下ろくろ4に固定され、上部滑車13を経由して、下ろくろ4と下方伸縮部2の上部との間に伸長する上部コード8を備えると共に、下ろくろ4に固定され、上方伸縮部3の下方端部に作られ、下部コード9への自由な通行を提供する開口24にある下部滑車113を経由して、下ろくろ4と、下方伸縮部2の上部との間に伸長する下部コード9をさらに備える、完全なループコード機構によって実現される。開口およびコードは、好ましくは、上方伸縮部3の外壁に取り付けられたカバー(図示せず)によって保護される。図示されている実施形態によると、開口24は、傘棒の壁を通る唯一の開口部である。棒1の内側に収容された電気的および機械的コンポーネントは、塵、埃、および水から十分に保護されていることが十分に理解できる。図示されている実施形態において、上部コード8および下部コード9はいずれも、下方伸縮部2の先端に位置する共通連結点22に固着されていることに留意すべきである。したがって、構成は、上部コード8および下部コード8がいずれも、上方伸縮部3の長さの周囲で輪になった1つの単一コードのそれぞれの部分であり、下ろくろ4の反対端部においてコードを実質的に2つの等しい部分に分割することができるように、コードの中央点にある下方伸縮部2の上部に固着されているようなものであってよいことが十分に理解される。
十分に理解できるように、下方伸縮部2の、矢印Aによって示される方向の下方への運動は、上部滑車13と、下方伸縮部2の先端にあるコード連結点22との間の距離の増大をもたらし、これにより、滑車13周囲の連結点22、続いて上部コード8が順に引かれ、したがって、下ろくろ4を、上方伸縮部3に沿ったその経路の上方端部の方へ持ち上げることになる。
一方、下方伸縮部2の、矢印Bによって示される方向の上方への運動は、下部滑車113と、下方伸縮部2の先端にあるコード連結点22との間の距離の増大をもたらし、これにより、滑車113周囲の連結点22、続いて下部コード9が順に引かれ、したがって、下ろくろ4を、上方伸縮部3に沿ったその経路の下方端部の方へ下ろすことになる。
本発明の様々な好ましい実施形態によると、傘の電気モータ7は、モータが順守している不規則荷重と関連付けられている場合があるモータ電流における所定の増加を認識した際に自動的に電池のモータを切る自動負荷検出回路を経由して、電池に連結される。この負荷検出機能は、傘がその完全開位置および完全閉位置に到達した際に自動的にモータを停止するために利用され、下ろくろおよび伸縮棒はそれらの運動経路の終端部に到達しており、それにより、さらなる動作に対する可動部の突然の抵抗によるモータ電流の実質的な増加をもたらす。
図示されている実施形態において、下方伸縮部2はその上方端部にあるフランジ23(本発明の文脈において、「スペーサ」とも称する)で終わっており、上方伸縮部3はその下方端部にあるフランジ21(本発明の文脈において、「スペーサ」とも称する)で終わっている。これらのフランジにより、2つの伸縮部の間の重複領域に間隙が作成され、これによって、2つの伸縮部の間の相互運動にかかわりなく、下部コード9がその間に自由に伸長することが可能になる。フランジ21および23は、図示されている実施形態に見られるように、必ずしもそれぞれの伸縮部3および2と同じ素材から形成される必要はない。当該フランジは、一方の伸縮部の外径と一致する内径および他方の伸縮部の内径と一致する外径を有し、図示されているフランジを形成するために伸縮部の端部に取り付けられた、別個のリングとして形成されてもよい。
十分に理解され得るように、伸縮部3に沿った下ろくろ4の移行は、角度間隔をおいた連結点5の間、および、傘棒1の上方端部に重着された上部連結ハブ14に形成されている、それぞれの角度間隔をおいた連結点15の間の間隔を変化させる。連結点15は、(使用される多段折り畳み式キャノピーのタイプによって)キャノピー親骨またはキャノピー上部支柱を枢動可能に受け入れるためのものである。多段折り畳み式キャノピーは、連結点15の間、および連結点5の間の間隔がその最小に到達すると(すなわち、下ろくろが上方伸縮部3に沿ったその経路の最大高さに到達すると)、キャノピーが完全に開かれるように、および、前記間隔がその最大に到達すると(すなわち、下ろくろが上部伸縮部3に沿ったその経路の最小高さに到達すると)、キャノピーが折り畳みを完了するように設計されている。
上部連結ハブは上部滑車13も保持し、コード通路用として連結ハブの水平領域に形成され、上方伸縮部3の内側にある上部コード8の部分用に延長管ホルダ17に作られた開口18と協働する、適切な開口を経由する上部コード8の経路を許可する。上方伸縮部3の内側の延長管ホルダ17の正確な位置は、チューブナット19によって駆動軸6の経路範囲を決定するために、ネジ16によって調整することができる。そのような決定は、下ろくろ4の運動範囲、および、続いてキャノピークロスの張力測定に影響を与える。これは、本発明の様々な実施形態においては必ずしも必要とされない、任意の機能である。
十分に理解され得るように、延長管20は、その全長に沿ってネジ切りを有さないため、製造するのが平易で、軽量化するために比較的少量の材料から生産することができ、中空管に沿ってネジ切りを有する場合に必要とされるような余分な厚みは必要ない。
図示されている実施形態は完全なループコード機構の1つのユニットを説明しているが、伸縮棒の周囲にあり、円周方向に角度間隔をおいた、1つを超えるユニットコード機構を使用することも本発明の範囲内である。さらに、「コード」という用語の使用は、ベルト、ストリップ、チェーン、ケーブル、ロープ、インターウーブンケーブル等、同様の手段の使用を除外することにはならない。したがって、本発明の文脈において、「コード」という用語は、同様または同等のやり方で下ろくろを移行させることができるその他任意の手段を考慮している。本発明の文脈において、「滑車」という用語は、その所定の経路を通るコードの運動を可能にする任意の手段を考慮していることにも留意すべきである。設計者は、その移行中に接触しなくてはならないコードおよび傘部品の間の摩擦を(与えられた予算内で可能な限り)低減させる、そのような手段の使用を好むであろうと考えられる。
図2は、図1により示される傘機構の上部を、当該機構の下部から取り外したかのようにして図示している。図2において、下ろくろ4ならびにコード部8および9は、下ろくろがその最低位置にある(傘の閉位置に対応する)。下ろくろのこの位置において、コード中央点12は、伸縮部3の先端付近に位置する。図示されている中央点12は、上部コード部および下部コード部8および9を連結点22(図2には示されていないが、図1および3において見ることができる)に容易に連結するための手段としてのリング形状を有する。十分に理解され得るように、上方伸縮部3の内壁に沿ってコード中央点12が上下に移動するのを支配することによって、下ろくろ4をそれぞれ、すなわち、上方伸縮部3の外壁に沿って上下に支配することができる。
図3は、図1により示される傘機構の下部を、図2に示される上部から取り外したかのようにして図示している。
コード連結点22は、黒色点によって表される。コード中央点12は、この連結点で、またはその付近で(フランジ/スペーサ23に)連結される。コード中央点12にリング形状がある、図示されている実施形態によると、当該リング形状は、スペーサ23内に作られた適切な縦溝に挿入することができ、また、その縦溝と交差する適切な水平開口を通り、中央点12において形成され、溝とピンとの間の交差領域に位置するリングを通って挿入された水平な交差ピン(黒色点22で表される)によって固着することができる。
上部コードと下部コードの連結の手法は、設計によって、および使用されているコードまたはスペーサのタイプによって、本発明の範囲を逸脱することなく異なる場合がある。したがって、コードは、必ずしも上部コードおよび下部コードを含む1つのユニットとして形成される必要はなく、むしろいずれも別個のユニットとして形成することができ、別個の連結点において、および、機械装置の技術分野の当業者に既知である各種の連結方法(くぎ固定法、糸結び、溶接、接着、焼結、屈曲、圧締、または、肥厚したコード端部を使用して、肥厚部分より小さい直径を有する開口を経由してコードを挿入すること、を含むがこれらに限定されない)から選択された連結方法を使用して、上方伸縮部の上方端部またはその付近に連結することができる。
図4は、傘が完全に閉まった状態である、図1に示される傘機構を示しており、ここで下方伸縮部2は、上方伸縮部3の内側においてその最大高さに到達しており、同時に下ろくろ4は、下ろくろ4においてその最小高さに到達している。
図5は、電池残量不足の場合に、キャノピーの手動開閉を可能にするオーバーライド機構において役割を果たすために形成された、下ろくろ骨格25を図示している。下ろくろ骨格25は、薄い板金から形成することができ、下ろくろ骨格の端部に形成された細管85の内側にコードを挿入し、続いてそこで堅く握るべきコードに管85を押し付けることによって、上部コード80および上部コード90に連結することができる。下ろくろ骨格25は、その他の端部から外側に湾曲し、その中央部に横切断部27を有する突出部26をさらに備えている。下ろくろ骨格25の上方伸縮部30における位置決めについては、その横断面を図示した図6に描写する。
図6は、伸縮部上の位置に下ろくろ骨格25がある、伸縮傘棒の上方伸縮部30を水平断面図で示している。上部コード80は下ろくろ骨格の端部に見られ、一方、突出部26は下ろくろ骨格の他の端部に位置している。この突出部は、下ろくろ(図8の40)内に形成された対応する溝(図8の32)と一致する。下部コード(図示せず)と同様に上部コード80も、上方伸縮部30の外壁に連結された縦方向のプロテクタ28によって保護され覆われる。プロテクタ28を、そこに位置決めされる上部コード80とともに、図7に別個に示す。プロテクタ28は、板金、プラスチック、ゴム、シリコン、またはその他任意の許容可能な材料から形成することができる。上方伸縮部の複合部として形成することもできる。例えば、上方伸縮部およびプロテクタのいずれも、アルミニウム押し出しプロセスによって、アルミニウムから形成することができる。
図8は、図5および6に示される下ろくろ骨格25とともにオーバーライド機構において役割を果たすために形成された下ろくろ40の底面図を図示している。下ろくろ40は、それぞれ各連結点31の2つの平行なアーム間に枢動可能に連結されるキャノピー支柱を受け入れるように構成される、8つの連結点31を備える。枢動能力は、そこに位置する支柱の端部にある適切な開口を通って各連結点31の平行なアーム間を横断し、それによりヒンジ連結を形成する水平ピンによって実現することができる。下ろくろ40は、下ろくろ骨格の突出部26(図6の26)を受け入れるように構成され、図示されている実施形態によると、ユーザの指によって容易に操作できる幅の広い頭部を有するネジであるが、その他の実施形態によると、普通に押下され、ユーザが外側に引く(または、この実施形態の別の変形によると、部分的に回転した後に引く)ことができ、溝32に向けて方向付けられたほぞを有する、バネ式ボタンであってよいオーバーライド作動装置29をさらに有する、溝32を有する。ネジ(またはバネ式ボタン)は、突出部(図5の26)に形成された切断部(図5の27)の位置に対応する高さに形成された、適切な開口を経由して下ろくろ40の壁を横断し、それにより、作動装置26が下ろくろ40の本体を経由して完全に挿入されると、その端部(すなわち、ネジの内側端部、または、前記その他の実施形態によると、バネ式ボタンのほぞ)が下ろくろ骨格26の切断部27に挿入され、したがって、下ろくろ40と下ろくろ骨格25とを係止し、ともに固着する。両者がともに係止されている場合、それらの動作は、図1に示す実施形態の下ろくろ4の動作と同様である。
電池残量不足の場合、ユーザは、下ろくろ40を下ろくろ骨格27から解放するために作動装置を作動させて、突出部26に作られた切断部27からその内側端部を取り外し、続いて、ユーザ選択に応じてキャノピーを開くため、または閉じるために、傘棒に沿って上方または下方へ下ろくろを移動させることができる。オーバーライド機構の各種の実施形態によると、作動装置29は、キャノピーが開いたままであり、したがって空の電池を交換または再充電するまで傘を暫定的に使用することができるように、下ろくろ最高位置にある棒に下ろくろ40を(例えば、作動装置がネジである場合にはそれを棒に締め付けることによって、または、例えば、作動装置がバネ式である場合にはそれをこの目的のために棒に形成された開口に押し付けることによって)固着することを可能にするように設計することができる。
下ろくろ40は、好ましくは、作動装置29によってともに係止される場合に、下ろくろ骨格25を完全に隠せるように寸法が決められる。下ろくろ骨格25は、好ましくは、オーバーライド状態中に下ろくろ40を手動で移動させる際に、下ろくろの内壁と上方伸縮部の外壁との間に残る間隙が最小となるような、薄い板金から形成される。
図9は、上方および下方伸縮部300および200の別の実施形態を、それぞれ水平断面図で示している。この実施形態によると、2つの伸縮部の間にあるコード用の間隙202を形成するために、フランジまたはスペーサを設ける必要はない。これは、コード208のコード通路を可能にする内側伸縮部に作られた、内側に方向付けられた特殊な曲げ201による。壁の設計にかかわらず、その他の形態の曲げを使用してもよいことが十分理解される。2つの伸縮部の間に間隙を実現するために、外側伸縮部において外側に方向付けられた曲げを形成してもよいことも十分理解される。別の変形によると、間隙を実現するために、外側伸縮部の外側曲げおよび内側伸縮部の内側曲げのいずれも形成されてよい。
この実施形態において、複合コードプロテクタ228は、外側伸縮部300の外壁に形成される。伸縮部200および300はいずれも、好ましくは、アルミニウム押し出しプロセスによってアルミニウムで作られている。コードは、図6のコードと同様のやり方で下ろくろ骨格に連結することができ、または、連結部229を経由して、図1の実施形態の下ろくろに連結してもよい。
図10は、本発明の折り畳み式傘の、別の実施形態を図示している。この実施形態において、伸縮傘棒は3つの伸縮部からなり、したがって、図1に示す実施形態の伸縮傘棒よりも短縮することができる。十分に理解されるように、第1の(上方)伸縮部3の短い長さの部分、および、図1の実施形態の第1の(下方)伸縮部2の対応する短い長さの部分には、3部伸縮棒100を形成するために第2の伸縮部2の下方端部と伸縮自在に連結された、第3の伸縮部66が設けられる。第3の伸縮部66は、取っ手コネクタ111を経由して取っ手110に連結される。広げられた終端部分に外側ネジ切りを有する第1の駆動軸部材106と、第1の駆動軸部材の外側ネジ切りと一致する内側ネジ切りを有し、チューブナット19の内側ネジ切りと一致する外側ネジ切りをさらに有する第2の駆動軸部材116とを備える2つの部分の駆動軸は、電気モータ7と動作可能に連結される。
第2の駆動軸部材116の外側ネジ切りは、図1の実施形態における軸6とチューブナット19との間の協働と同様のやり方で、チューブナット19と協働する。したがって、下ろくろ駆動機構および下ろくろ4と第2の伸縮部3との間の協働は、図1の実施形態と同じままであり、したがって、下ろくろ駆動機構は図1の実施形態と同様のやり方で動作し、第1および第2の伸縮部も図1の実施形態と同様のやり方で協働する。しかしながら、本実施形態によると、駆動軸の2つの部分116と106との間の協働であって、第2の駆動軸部材116の内側ネジ切り内にある第1の駆動軸部材のネジ式の広げられた終端部分105の回転が、回転方向によって、第2の伸縮部2と第3の伸縮部66との間のそれぞれの運動を引き起こす、別の協働が実現する。したがって、十分理解できるように、第3の伸縮部66は、第2の駆動軸部材116の内側ネジ切りに沿った、その広げられた終端部分105の運動と相関関係にある、第1および第2の伸縮のそれぞれに対して移動可能である。
したがって、傘を開くための方向へのモータの回転によって、3部伸縮棒100を完全長まで伸長することができ、下ろくろ4は取っ手110からその最大遠隔位置にあり、多段折り畳み式キャノピー(図示せず)は開かれており、これは図10に示す状態であり、反対方向のモータの回転によって、3部伸縮棒100を最小長さまで短縮することができ、第1および第2の伸縮部3および2は図2に示すのと同様に互いにそれぞれの位置にあり、第3の伸縮部66は、その広げられた終端部分105が、第2の駆動軸部材116の端部に位置するストップワッシャ126に接近するように、第2の駆動軸部材116内の最大範囲に挿入された第1の駆動軸部材66によって第2の伸縮部内に完全に挿入され(ストップワッシャ126は、第2の駆動軸部材116がチューブナット19から逃げるのを防止する)、下ろくろ4は取っ手からその最小遠隔位置にあり、多段折り畳み式キャノピー(図示せず)は閉じられている。
伸縮棒がほぼ完全に開いた状態にある、本発明の一実施形態による伸縮傘棒および関連部分に沿った垂直横断面図である。 図1に示す伸縮棒の第1の伸縮部に沿った垂直横断面図である。 図1に示す伸縮棒の第2の伸縮部に沿った垂直横断面図である。 伸縮棒が閉状態にある、図1に示す伸縮傘棒および関連部分に沿った垂直横断面図である。 本発明の一実施形態による、オーバーライド機構の一部の斜視図である。 伸縮部の位置に図5の下ろくろ骨格およびコードプロテクタがある、本発明の実施形態の1つによる上方伸縮部の水平断面上の底面図である。 図6に示すコードプロテクタの水平断面上の底面図である。 本発明の一実施形態による、オーバーライド機構の一部である下ろくろ上の底面図である。 コードプロテクタおよびそれに収容されたコードを持つ、本発明の好ましい一実施形態による第1および第2の伸縮部の水平断面図である。 完全に開いた状態にある棒の3つの伸縮部を持つ、本発明の三重伸縮部棒実施形態による伸縮傘棒および関連部分に沿った垂直横断面図である。

Claims (19)

  1. 多段折り畳み式自動開閉キャノピー傘であって:
    第1の伸縮部および第2の伸縮部を備える伸縮棒と;
    前記傘の取っ手に位置する電気モータと;
    前記第1の伸縮部に沿って移動可能な下ろくろと;
    前記第1の伸縮部における前記取っ手から離れた端部に位置する上部接続ハブと;
    前記電気モータと動作可能に連結されると共に前記棒の少なくとも一部に沿って延伸する駆動軸であって、該駆動軸がその2つの回転方向のうち一方に回転する際に、前記棒が短縮または伸長できるように前記第1の伸縮部に連結される、ナットを有する駆動軸と;
    前記第1の伸縮部が前記第2の伸縮部と相対的に移動すると同時に、前記下ろくろを前記第1の伸縮部に沿って移動させるための、前記下ろくろおよび前記第2の伸縮部に連結された下ろくろ駆動機構と;
    多段折り畳み式キャノピーであって:前記上部連結ハブの周囲に角方向に間隔を空けて枢動可能に連結された複数の親骨または上部親骨レバーと;前記下ろくろの周囲に角方向に間隔を空けて枢動可能に連結される複数の親骨支柱と;を備える前記多段折り畳み式キャノピーと;
    を備え、
    前記駆動軸が第1の方向に回転される場合には、前記棒が伸長され、前記下ろくろが上方へ移動して前記多段折り畳み式キャノピーを開き、前記駆動軸が反対方向に回転される場合には、前記棒が短縮され、前記下ろくろが下方へ移動して前記多段折り畳み式キャノピーを閉じる、
    多段折り畳み式自動開閉キャノピー傘。
  2. 前記下ろくろ駆動機構は:
    前記第1の伸縮部の前記端部を通過し、一方の端部において前記第2の伸縮部の第1の端部に固定され、逆の端部において前記下ろくろに固定される上部コードと;
    前記第1の伸縮部の前記第1の端部から離れた前記第1の伸縮部の第2の端部を通過し、一方の端部において前記第2の伸縮部の前記第1の端部に固定され、逆の端部において前記下ろくろに固定される下部コードと、
    を備える、請求項1に記載の傘。
  3. 前記伸縮部には、前記第1の伸縮部の外壁を前記第2の伸縮部の内壁から隔て、前記2つの伸縮部間の伸縮動作を妨げることなく、前記コードがその中に収容されることを可能にするためのスペーサが設けられる、請求項2に記載の傘。
  4. 前記伸縮部の少なくとも1つには、前記第1の伸縮部の外壁を前記第2の伸縮部の前記内壁から隔て、前記2つの伸縮部間の伸縮動作を妨げることなく前記コードがその中に収容されるのを可能にするための、縦方向のくぼみが設けられる、請求項1に記載の傘。
  5. 前記下ろくろは、前記親骨支柱に連結された第1の部分と、前記下ろくろ駆動機構に連結され、前記第1の部分に取り外し可能に取り付けられた第2の部分とを備え、それにより、前記下ろくろの前記第1および第2の部分を隔てる際に、前記親骨支柱を手動で移動させることができる、請求項1から4のいずれか1項に記載の傘。
  6. 前記多段折り畳み式キャノピーは、アルミ鋳物で作られ、それによって形成された親骨部および/または支柱からなる、請求項1に記載の傘。
  7. 前記多段折り畳み式キャノピーは、高分子アルミニウム粉末の注入プロセスによって形成されたアルミニウム製の親骨部および/または支柱を含む、請求項1に記載の傘。
  8. 前記多段折り畳み式キャノピーは、アルミニウム押し出しプロセスによって作られ、それによって形成された親骨部および/または支柱を含む、請求項1に記載の傘。
  9. 前記多段折り畳み式キャノピーは、0.8乃至1.6ミリメートルの壁厚を有するアルミニウムから作られる、親骨部および/または支柱を含む、請求項1に記載の傘。
  10. 前記傘の手動操作を可能にするためのオーバーライド配置をさらに備える、請求項1に記載の傘。
  11. 前記取っ手の内側に位置する蓄電池室をさらに備える、請求項1に記載の傘。
  12. 前記電池を再充電するための電源プラグを受け入れるように構成された差し込み口と電気通信を行っている、前記取っ手の内側に位置する蓄電地室をさらに備える、請求項1に記載の傘。
  13. 前記主な取っ手の内側に位置する引き出し可能な蓄電池室をさらに備える、請求項1に記載の傘。
  14. 所定の閾値を超えるモータ電流を認識した際にモータの電池電源を切ることができる過負荷検出回路をさらに備える、請求項1に記載の傘。
  15. 所定の閾値を超えるモータ電流を認識した際にモータの電池電源を切ることができ、さらに前記モータへの前記電源連結の極性を反転させることができる過負荷検出回路をさらに備える、請求項1に記載の傘。
  16. (a)位置検出器;(b)非常時の照明;(c)安全照明;(d)電池残量不足警報;(e)温度計測;(f)電子時計;(g)盗難防止リモートセンサ;(h)装飾照明;(i)一体型電源プラグ付き電池充電器;(j)前記傘の、ある電子または電気回路と無線通信を行っているリモートコントローラ;(k)音声または音響警報;(l)'a'から'k'のうち少なくとも2つの組み合わせ、から選択された少なくとも1つのユーティリティ電子または電気回路をさらに備える、請求項1に記載の傘。
  17. 前記多段折り畳み式キャノピーの前記支柱または前記親骨は、アルミニウムまたは複合材料から形成され、約1ミリメートル以上の平均壁厚を有する、請求項1に記載の傘。
  18. 前記取っ手は、クッション性がある、または転落破損に対するパッド保護を有する、請求項1に記載の傘。
  19. 前記取っ手内に収容され、前記傘を直立に置くために有用な折り畳み式または引き抜き式足部をさらに備える、請求項1に記載の傘。
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