JP2008520368A - タンポンアプリケータ - Google Patents
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Abstract
タンポンを収容し、内側部材を受け入れるように適合された外側部材を含むタンポンアプリケータ。前記内側部材は、第一の末端部及び第二の末端部を有する。前記第一の末端部は、第一の長手方向突出部から第一の距離の間隔をおく。前記第二の末端部は、第二の長手方向突出部から第二の距離の間隔をおく。
Description
本発明は、タンポンアプリケータに関するものであり、特に、タンポンアプリケータからタンポンを押し出すために内側筒が前向きに移動される、タンポンアプリケータに関する。
タンポンアプリケータは、タンポンを膣腔に挿入して月経液又は他の流体の漏れを防ぐために、使用されている。タンポンアプリケータの分野において、「プッシュ」型タンポンアプリケータは周知である。これらのアプリケータは一般に、簡単な形態では、対の同軸の中空円筒又は筒を備える。より大きな外側筒は、膣への挿入筒として働き、タンポンを収容する。内側筒は、タンポンを外側筒から押し出すプランジャとして作用する。
上述のタイプのタンポンアプリケータは、かかる器具の多数のユーザーが容易に気づき得るある種の欠陥を有すると認識されている。一般に、ユーザーは、タンポンアプリケータをパッケージから取り出す。しかしながら、外側部材と内側部材の間に形成された固定部がないので、取り出し中に、外側部材が、内側部材から不注意に外れることがある。
タンポンアプリケータに係わる別の欠点は、タンポンアプリケータを膣腔から取り出す間に生じる。タンポンアプリケータを膣腔へ挿入した後で、長手方向軸線に沿って内側部材に対して軸力を付加する時、内側部材が、外側部材の挿入端部に向かって滑って、タンポンの後端を押し、タンポンをタンポンアプリケータから押し出す。ユーザーが、不適当に外側部材内で内側部材を押し込み過ぎた結果、内側部材を身体空洞へ挿入することがある。タンポンアプリケータを身体空洞から取り出す時、内側部材が身体空洞へ挿入されており、内側部材が外側部材から分離するのを防ぐ固定部がないため、体内組織が、膣組織及び身体圧力で内側部材を保持するということになる。今や外側部材から分離した内側部材を体内組織が保持するため、タンポンアプリケータは、内側部材なしで身体空洞を出る、すなわち内側部材を後に残す。
外側部材が内側部材から分離するという上記問題点を解決するために、内側部材が外側部材から分離するのを防ぐ固定機構を備える、タンポンアプリケータを提供することが有益である。
本発明は、タンポンを収容して内側部材を受け入れるように適合された外側部材を含む、タンポンを包含する。外側部材は、挿入端部、把持端部、及び内表面を含む。内側部材は、第一の末端部及び第二の末端部を含む。第一の末端部は、第一の長手方向突出部から第一の距離の間隔をおく。第二の末端部は、第二の長手方向突出部から第二の距離の間隔をおく。第一の距離は約7mm未満である。第二の距離は約7mm未満である。一実施形態では、第一の距離は約3mm未満であり、第二の距離も約3mm未満である。
本発明の更に別の実施形態では、外側部材は、窪み領域を更に含む。窪み領域は、第一の末端部及び第二の末端部を有する。把持端部が、窪み領域の第一の末端部に対してある距離の間隔をおく。窪み領域と第一の長手方向突出部は、互いにインターロックして、内側部材が外側部材から後退することを防ぐ。更に別の代替実施形態では、窪み領域と第二の長手方向突出部は、互いにインターロックして、内側部材が外側部材から後退することを防ぐ。
本発明の更に別の態様では、アプリケータ器具が、挿入端部及び把持端部を有する外側部材を備える挿入可能な要素を収容することができる。内側部材が、第一の末端部及び第二の末端部を有してもよい。第一の末端部は、第一の隆起部分から第一の距離の間隔をおき、第一の隆起部分が、内側部材の長手方向軸線から遠ざかるように半径方向外向きに延びている。第二の末端部は、第二の隆起部分から第二の距離の間隔をおき、第二の隆起部分が、内側部材の長手方向軸線から遠ざかるように半径方向外向きに延びている。更に、外側部材は、窪み領域を含んでもよい。窪み領域は、第一の末端部及び第二の末端部を有する。把持端部は、窪み領域の第一の末端部に対してある距離の間隔をおく。一実施形態では、窪み領域と第一の隆起部分は、互いにインターロックして、内側部材が外側部材から後退することを防ぐ。更に別の実施形態では、窪み領域と第二の隆起部分は、互いにインターロックして、内側部材が外側部材から後退することを防ぐ。
更に別の代替実施形態では、タンポンアプリケータは、タンポンを収容して内側部材を受け入れるように適合された外側部材を含む。内側部材は、第一の末端部及び第二の末端部を含む。第二の末端部は、長手方向突出部からある距離の間隔をおく。
更に別の代替実施形態では、タンポンアプリケータは、タンポンを収容して内側部材を受け入れるように適合された外側部材を含む。内側部材は、第一の末端部及び第二の末端部を含む。第一の末端部は、外側部材の中に収容される。第二の末端部が露出される。第二の末端部は、長手方向突出部からある距離の間隔をおく。
セクションAは、本発明の特徴を最も良く理解するのに助けになるであろう用語を提供するものであって、本明細書中でそれらが使用されている文脈に一致しない用語に制限を導入するものではない。これらの定義は、限定することを意図していない。セクションBでは、本発明のタンポンアプリケータについて検討する。セクションCでは、タンポンアプリケータの材料が説明される。
A.用語
本明細書で使用する時、用語「タンポン」は、膣腔若しくは他の身体空洞に挿入されて、そこから流体を吸収する又は薬剤若しくは水分などの活性物質を送達することができる、いかなるタイプの吸収性構造体をも指す。タンポンの形状は、直線にも、又は長手方向軸線に沿って湾曲するような非直線にもすることができる。
本明細書で使用する時、用語「タンポン」は、膣腔若しくは他の身体空洞に挿入されて、そこから流体を吸収する又は薬剤若しくは水分などの活性物質を送達することができる、いかなるタイプの吸収性構造体をも指す。タンポンの形状は、直線にも、又は長手方向軸線に沿って湾曲するような非直線にもすることができる。
一般に、2つのタイプのタンポンがある。第一のタイプのタンポンは、自己維持性タンポンである。タンポンは、一般に、使用前の全般的な形状及び寸法を保持する傾向であるという点で、「自己維持性」である。典型的な自己維持性タンポンは、長さが35〜60mmであり、長さは、タンポンの頂部からタンポンの基部まで長手方向軸線に沿って測定される。タンポンの基部までの測定には、タンポンの主吸収材料の先に延びる、いずれかの上部覆い、二次吸収部材、又は引出しコードは含まれない。典型的な自己維持性タンポンは、最大円筒形断面に対応する幅が5〜20mmである。この幅は、自己維持性タンポンの長さに沿って変化することができる。
第二のタイプのタンポンは、容易に「変形可能な流体透過性の袋状タンポン」である。変形可能な流体透過性の袋状タンポンは、流体透過性の袋状タンポンが約0.02MPa(3psi)未満の力で容易に変形可能であるように、吸収性チップ、球体、又は繊維などの要素からなる。
本明細書で使用する時、用語「膣腔」及び「膣内の」は、身体の外陰部内のヒトの女性の内部性器を指す。
用語「インターロック」は、本明細書で使用する時、外側部材の窪み領域と第一の長手方向突出部及び/又は第二の長手方向突出部との間の締まりばめ(interference fit)を意味する。長手方向突出部(複数)と窪み領域の間の締まりばめは、約0.5〜0.6mmである。締まりばめは、ディロン・フォース・ゲージ(Dillon Force Gauge)により測定して、少なくとも100グラム、より好ましくは300グラム超過の分解力をもたらすのに十分であることが好ましい。
用語「から間隔をおく」は、本明細書で使用する時、外側又は内側部材の絶対端部から長手方向突出部又は窪み領域の第一の部分までの距離を意味する。
用語「直径」は、本明細書で使用する時、形状又は本体の中心を通る弦;対象物の中心を通る直線の長さを意味する。
用語「露出された」は、本明細書で使用する時、タンポンがタンポンアプリケータから押し出される前に、外側部材の中に収容されていない内側部材のいずれかの部分を意味する。
B.本発明のタンポンアプリケータ
図1に関して、タンポンアプリケータ20には、外側部材22及び内側部材27が含まれる。外側部材22が、タンポン21を保持する。外側部材22は、加えて、外表面40と、挿入端部23と、挿入端部23の反対側に把持端部24とを含む。挿入端部23は、タンポンアプリケータ20が最初に膣腔に挿入される外側部材22の部分であり、及びタンポン21が押し出される末端部である。タンポンアプリケータ20を着用者の身体に挿入する間に、挿入中の外側部材22の保持のために、把持端部24を用いることができる。外側部材22の挿入端部23は、複数のペタル(図示せず)を包含することができる。好ましくは、複数のペタル(図示せず)は、集合的に、挿入を容易にするドーム又はいずれかの一般的な形状を形成するように形作られている。
図1に関して、タンポンアプリケータ20には、外側部材22及び内側部材27が含まれる。外側部材22が、タンポン21を保持する。外側部材22は、加えて、外表面40と、挿入端部23と、挿入端部23の反対側に把持端部24とを含む。挿入端部23は、タンポンアプリケータ20が最初に膣腔に挿入される外側部材22の部分であり、及びタンポン21が押し出される末端部である。タンポンアプリケータ20を着用者の身体に挿入する間に、挿入中の外側部材22の保持のために、把持端部24を用いることができる。外側部材22の挿入端部23は、複数のペタル(図示せず)を包含することができる。好ましくは、複数のペタル(図示せず)は、集合的に、挿入を容易にするドーム又はいずれかの一般的な形状を形成するように形作られている。
外側部材22は、加えて、外表面40の周りに配置された、つまみ領域39を有することができる。つまみ領域39は、窪み領域33を含む。窪み領域33は、外側部材22の把持端部24に隣接して配置される。窪み領域33は、第一の末端部36及び第二の末端部37を有する。窪み領域33は、外側部材22の中空内側部分35の中へ突き出る。窪み領域33の第一の末端部36は、把持端部24から距離zの間隔をおく。
内側部材27は、外側部材22の中空内側部分35の中で、これらの間に最小のすきまを有して、摺動可能に移動するような寸法になっている。内側部材27は、外側部材22に摺動可能に係合してタンポン21に接触し、挿入端部23を通してタンポン21を押し出すように適合されている。内側部材27は、第一の末端部28と、第一の末端部28の反対側に第二の末端部29とを有する。第一の末端部28は、長手方向軸線34に沿って外側部材22の挿入端部23に最も近位の内側部材27の末端部である。第一の末端部28は、必要な軸力38を提供してタンポン21を押し出す。第二の末端部29は、外側部材22の挿入末端部23を通してタンポン21を押し出すために、長手方向軸線34に沿う軸力38が付加される、内側部材27の部分である。
内側部材27は、長手方向突出部(単数又は複数)30、31を有することができる。長手方向突出部(単数又は複数)30、31は、内側部材27の外表面41より上に突き出る。内側部材27は、内側部材27の第二の末端部29から距離yの間隔をおいて、長手方向突出部31を有する。内側部材27は、加えて、内側部材27の第一の末端部28から距離xの間隔をおいて、追加の長手方向突出部30を有することができる。
本発明のタンポンアプリケータ20を使用するために、ユーザーは通常、着用者の親指及び人差し指で、外側部材22の把持端部24に隣接して配置された窪み領域33を保持する。窪み領域33を保持している間に、ユーザーは、タンポンアプリケータ20の外側部材22を膣腔に挿入し、及び内側部材27を外側部材22の中へ押し込むのに十分な軸力38を付加することができる。長手方向軸線34に沿って付加された軸力38で、タンポン21が外側部材22の挿入端部23から押し出され始める時、ペタル(図示せず)が、含まれていれば、開き始める。
月経用タンポンを膣腔の中へ送達することに加えて、本発明のタンポンアプリケータは、他のいかなるタイプの吸収性又は非吸収性の物体をも、いずれかの好適な空洞に送達するのに使用可能なことに留意されたい。例えば、本発明のタンポンアプリケータは、失禁用インサートを挿入するために使用することもできる。「失禁用インサート」は、本明細書で使用する時、女性の尿失禁の発生及び/又は重症度を軽減するために、膣の中へ配置するように特に設計、構成、及び/又は適合された器具を指す。失禁用インサートは、通常は非吸収性材料で作製されているものの、少なくとも部分的に吸収性材料が使用されてもよい。しかしながら、失禁用インサートは、体液を吸収する意図が無く、そして尿道−膣筋膜区域付近に位置する筋肉組織及び体内組織に対して構造的な支持を提供するように適合及び構成されているので、タンポンと容易に区別できる。
以下に、本発明のタンポンアプリケータの各構成要素の更なる詳細を提示する。
i.外側部材
図1に関して、膣腔への挿入中に、通常は、外側部材22を使用して、タンポンアプリケータ20を取り扱う又は握ることができる。外側部材22は、内側部材27の外側にある。外側部材22は、中空内部35と、挿入端部23と、挿入端部23に反対側に把持端部24とを有する。挿入端部23は、タンポンアプリケータ20が最初に膣腔に挿入される外側部材22の部分であり、タンポン21が押し出される端部である。把持端部24は、挿入端部23の反対側にある。外側部材22の中空内部35の少なくとも一部は、内側部材27の少なくとも一部と係合することができる。
図1に関して、膣腔への挿入中に、通常は、外側部材22を使用して、タンポンアプリケータ20を取り扱う又は握ることができる。外側部材22は、内側部材27の外側にある。外側部材22は、中空内部35と、挿入端部23と、挿入端部23に反対側に把持端部24とを有する。挿入端部23は、タンポンアプリケータ20が最初に膣腔に挿入される外側部材22の部分であり、タンポン21が押し出される端部である。把持端部24は、挿入端部23の反対側にある。外側部材22の中空内部35の少なくとも一部は、内側部材27の少なくとも一部と係合することができる。
外側部材22は、外表面40と、外表面40の周りに配置されたつまみ領域39とを有する。つまみ領域39は、窪み領域33を含む。窪み領域33は、第一の末端部36及び第二の末端部37を有する。窪み領域33は、中空内部35の中へ突き出ており、第一の末端部36は、外側部材22の把持端部24から距離zの間隔をおく。窪み領域33が内側部材27上に配置された長手方向突出部(単数又は複数)30、31と互いにインターロックする時、外側部材22と内側部材27の間に確実な保持が創り出される。インターロックは、長手方向突出部30、31と窪み領域33の間の締まりばめによってもたらすことができ、これが、長手方向突出部30、31を窪み領域33に互いにインターロックさせる。窪み領域33は、長手方向突出部30、31と互いにインターロックして、内側部材27から不注意に分離することを防ぐ。
窪み領域は、外側部材22の外表面40から窪み領域33の最下点まで測定される深さ寸法Dを有する。幾つかの実施形態では、深さ寸法Dは、外側部材22の外表面40から窪み領域33の最下点まで測定する時、約1mm〜約10mmの範囲にあってもよい。幾つかの実施形態では、深さ寸法Dは、内側部材22の外表面40から窪み領域33の最下点まで測定する時、約2mm〜約5mmの範囲にあってもよい。別の実施形態では、深さ寸法Dは、内側部材20の外表面40から窪み領域33の最下点まで測定する時、約0.25mm〜約0.381mmの範囲にあってもよい。
再び図1に関して、窪み領域33は、外側部材22の確実な取扱いをもたらすことができる。更に、窪み領域33は、ユーザーの心地良い把持を実際にもたらすように十分な寸法であることが好ましい。本明細書で使用する時、用語「ユーザーの把持」は、タンポンアプリケータ20を手の中で、例えば親指と指との間に保持するいずれかの方法を意味する。窪み領域33は、外側部材22の周囲を完全に取り囲んで広がることは必ずしも必要ではない。例えば、装飾的模様又は商標キャラクターのための空間を設けることができる。
窪み領域33は、外側部材22の平面より上又は下に隆起表面25を有してもよい。隆起部分25は、外側部材22及び窪み領域33の大きさに依存して、1個〜200個の範囲であってもよい。隆起表面25は、個々の隆起部分の基部32から最高点34まで測定される高さ寸法h3を有する。幾つかの実施形態では、高さ寸法h3は、個々の隆起部分の基部32から最高点34まで測定する時、約0.1mm〜約10mmの範囲にある。幾つかの実施形態では、高さ寸法h3は、個々の隆起部分の基部32から最高点34まで測定する時、約0.2mm〜約5mmの範囲にある。別の実施形態では、高さ寸法h3は、個々の隆起部分の基部32から最高点34まで測定する時、約0.5mm〜約2.5mmの範囲にある。
個々の隆起部分25は、他の個々の隆起部分25と比較して、本質的に同一の大きさ及び形状を有するように形成されてもよい。あるいは、個々の隆起部分25は、他の個々の隆起部分25と比較して、様々な大きさ及び形状を有するように形成されてもよい。隆起部分25は、ランダムに配列されても、又はあるパターンで配列されてもよい。例えば、隆起部分25は、いかなる既知の三次元幾何パターンを形成するように配置することもでき、花、楕円、円、矩形、台形、三角形、円錐、アルファベット文字、及びこれらの混合などが挙げれられるが、これに限定されない。あるいは、これらの隆起部分25は、ランダムに配置されてもよく、その結果、多数の成形された又は取り付けられたディンプルが、明らかなパターンのない表面荒さだけを含んでもよい。加えて、隆起部分25は、隆起部分25の間の区域がいずれかの既知の幾何学的パターンを形成できるように配置されてもよく、花、楕円、円、矩形、台形、三角形、円錐、アルファベット文字、及びこれらの混合などが挙げれらるが、これに限定されない。
窪み領域33は、いかなる数、形状、又は大きさにもすることができる。いかなる数の窪み領域33が、使用されてもよい。窪み領域33が長手方向突出部(単数又は複数)30、31と互いにインターロック可能な限り、窪み領域33は、円形、正方形、方形、三角形、弧状、曲線状、又は考え得るいずれか他の可能な形状とすることができる。更に、窪み領域33が長手方向突出部30、31と互いにインターロック可能な限り、窪み領域33は、いかなる大きさにもすることができる。
窪み領域33の周囲は、本質的にいかなる所望の形状をもとることができ、楕円形、円形、及び様々な他の幾何学的形体が挙げられる。窪み領域33は、表面を型押し又は圧縮することにより創り出される、外向き突出部又は隆起表面25により画定することができる。窪み領域33は、実質的に円形状であるが、方眼などのより角張った形態もとることができる。窪み領域33の表面は、当該技術分野において既知のいかなる種類の表面にもすることができる。この表面は、タンポンアプリケータ20を身体に挿入する間、望ましい摩擦抵抗を指にもたらすことができる。
窪み領域33は、当該技術分野において既知のいずれかの方法にて、外側部材22に結合、又は外側部材22に形成することができる。窪み領域33は又、例えば窪み領域33と外側部材27を一片として成形することにより、外側部材22と一体式にすることができる。非限定的な一例では、窪み領域33は、部分を共にスナップ留めをする摩擦ばめ、接着、及び/又は融合により、外側部材22に結合することができる。
窪み領域33は通常、エンボス加工により本質的に形成される。従来法のいかなるエンボス加工技法も使用可能であるが、好ましい方法は、円周隆起部をその表面に有する中央マンドレル上に外側部材を支持して、マンドレル上の隆起部に形状が対応する窪みを有する一組のダイに外側部材の表面を接触させることである。紙の形成性を強めるために、エンボス加工中に熱を使用することも好ましい。
タンポンアプリケータ20の製造者は、外側部材22の大きさを変化させることができる。外側部材22の内径は通常、中に収容されるべきタンポン21の直径よりほんの少し大きいだけである。外側部材22の大きさは、主としてタンポン21の寸法により決定することができる。とりわけ、外側部材22の直径は、種々の吸収性タンポン21に適応するように変化することができる。一般に、外側部材22は、約6mm〜約20mmの内径と、約0.4mm〜約2.0mmの壁厚とを有することができる。一般に、外側部材22の内径は、タンポン21を外側部材22から押し出すことを外側部材22が妨げるのを防ぐために、タンポン21の直径より適切に大きくなければならない。更に、外側部材22の内径は、包み込まれるタンポン21の外形に適合するように、変化する直径及び形状を有することができる。
また、タンポンアプリケータ20の製造者は、外側部材22の長さを変化させることができる。一般に、外側部材22は、タンポン21をタンポンアプリケータ20から膣腔の中へ押し出す前に、タンポン21の少なくとも一部を収容するように、十分な長さでなければならない。
加えて、タンポンアプリケータ20の製造者は、外側部材22の形状を変化させることができる。内側部材27の一部が外側部材22の中で摺動可能である限り、外側部材22の形状は、変化可能であることを本明細書に更に記す。更に、外側部材22は、形状がタンポン21の指向的な押し出しを妨げるべきではないということを除いて、とり得る形状による制限は全く受けない。外側部材22は、そのようないずれかの形状が効果的に働いてタンポン21をタンポンアプリケータ20から押し出し、及びタンポン21を膣腔内に快適に挿入する限りにおいて、円筒形に、バナナのような湾曲型に、又はいかなる他の好適な形状にもしてもよいことを当業者は推察できる。外側部材22は、いかなる好適な断面形状にもすることができる。例えば、好適な断面形状として、円形、卵形、長円形、楕円形、及びこれらのいずれかの組み合わせを挙げることができるが、これらに限定されない。
ii.内側部材
図1に関して、内側部材27は、第一の末端部28と、第一の末端部28の反対側に第二の末端部29とを有する。第一の末端部28は、長手方向軸線34に沿って外側部材22の挿入端部23に最も近位の内側部材27の末端部である。第一の末端部28は、必要な力を提供してタンポン21を押し出す。第二の末端部29は、外側部材22の挿入端部23を通してタンポン21を押し出すために、長手方向軸線34に沿う軸力38が付加される、内側部材27の部分である。長手方向突出部30が、第一の末端部28から距離xの間隔をおいて配置される。同様に、長手方向突出部31が、内側部材27の第二の末端部29から距離yの間隔をおいて配置される。長手方向突出部30、31については、以下で更に詳細に説明する。
図1に関して、内側部材27は、第一の末端部28と、第一の末端部28の反対側に第二の末端部29とを有する。第一の末端部28は、長手方向軸線34に沿って外側部材22の挿入端部23に最も近位の内側部材27の末端部である。第一の末端部28は、必要な力を提供してタンポン21を押し出す。第二の末端部29は、外側部材22の挿入端部23を通してタンポン21を押し出すために、長手方向軸線34に沿う軸力38が付加される、内側部材27の部分である。長手方向突出部30が、第一の末端部28から距離xの間隔をおいて配置される。同様に、長手方向突出部31が、内側部材27の第二の末端部29から距離yの間隔をおいて配置される。長手方向突出部30、31については、以下で更に詳細に説明する。
タンポンアプリケータ20の製造者は、内側部材27の形状を変化させることができる。内側部材27の他の形状、例えば円筒形、バナナのような湾曲型、又は可能であるいずれか他の好適な形状を、当業者は想定することができる。内側部材27は、いかなる好適な断面形状にもすることができ、円形、卵形、長円形、楕円形、及びこれらのいずれかの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。
内側部材27の大きさは、主に外側部材22の寸法により決定することができる。内側部材27の直径は通常、外側部材22の直径よりわずかに小さいだけである。特に、内側部材27の直径は、種々の外側部材22の直径に適応するように変化することができる。例えば、吸収性のより高いタンポンが、より大きい直径を有する結果、その吸収性のより高いタンポンを収容するために、外側部材22の直径が、より大きくなる場合がある。外側部材22の直径がより大きいため、内側部材27の直径もより大きくなる。加えて、内側部材27の直径は、外側部材22の外形に適合するように、変化する直径及び形状を有することができる。
内側部材27の長さも変化することができる。一般に、内側部材27は、タンポン21をタンポンアプリケータ20から適切に押し出すために、十分な長さとすべきである。例えば、内側部材27の長さは、約43mm〜約90mmとすることができる。
長手方向突出部(単数又は複数)
図1に関して、内側部材27は、長手方向突出部30、31を含み、これらは、窪み領域33と互いにインターロックして、内側部材27が外側部材22から不注意に分離することを防ぐ。長手方向突出部30、31は、外側部材22の中空内側部分35の中に突き出る窪み領域33と互いにインターロックするように適合できる。このようにして、長手方向突出部30、31と窪み領域33の係合が、外側部材22及び内側部材27を適切な位置に確保する働きをする。
図1に関して、内側部材27は、長手方向突出部30、31を含み、これらは、窪み領域33と互いにインターロックして、内側部材27が外側部材22から不注意に分離することを防ぐ。長手方向突出部30、31は、外側部材22の中空内側部分35の中に突き出る窪み領域33と互いにインターロックするように適合できる。このようにして、長手方向突出部30、31と窪み領域33の係合が、外側部材22及び内側部材27を適切な位置に確保する働きをする。
a.1つの長手方向突出部を有する内側部材
一実施形態では、長手方向突出部31が、内側部材27上に配置されてもよい。図1に関して、内側部材27は、内側部材27の第二29から距離yの間隔をおいて、長手方向突出部31を有する。長手方向突出部31が窪み領域33と係合する時、長手方向突出部31は、停止体として、及びタンポン21の内容物が完全に押し出されたことのユーザーへの信号として作用する。更に、長手方向突出部31は、内側部材27が外側部材24から分離することに対して抵抗をもたらす。外側部材24と内側部材27の間の抵抗を増大することによって、外側部材24と内側部材27の分離、及びその結果としての、内側部材27を膣そのものの中へ挿入して身体空洞内に残されるかもしれない危険が最小限になる。更に、長手方向突出部31は、その場所でより大きな抵抗をユーザーに提供して、タンポンアプリケータ20を使用する際、使用者の安心感を増す。
一実施形態では、長手方向突出部31が、内側部材27上に配置されてもよい。図1に関して、内側部材27は、内側部材27の第二29から距離yの間隔をおいて、長手方向突出部31を有する。長手方向突出部31が窪み領域33と係合する時、長手方向突出部31は、停止体として、及びタンポン21の内容物が完全に押し出されたことのユーザーへの信号として作用する。更に、長手方向突出部31は、内側部材27が外側部材24から分離することに対して抵抗をもたらす。外側部材24と内側部材27の間の抵抗を増大することによって、外側部材24と内側部材27の分離、及びその結果としての、内側部材27を膣そのものの中へ挿入して身体空洞内に残されるかもしれない危険が最小限になる。更に、長手方向突出部31は、その場所でより大きな抵抗をユーザーに提供して、タンポンアプリケータ20を使用する際、使用者の安心感を増す。
長手方向突出部31は、内側部材27の第二の末端部29から距離yに配置される。一般に、内側部材27の長手方向突出部31は、長手方向軸線34に沿って約1mm〜約7mmの間隔をおくことができる。距離yは、好ましくは約2mm〜約5mm、より好ましくは約2mm〜約4mmとすることができる。
b.2つの長手方向突出部を有する内側部材
別の実施形態では、前述のセクションで説明された長手方向突出部31に加えて、内側部材27は、内側部材27の第一の末端部28から距離xの間隔をおいて、追加の長手方向突出部30を有することができる。使用前にタンポンアプリケータ20が誤って取り扱われた場合にも、最終的に、長手方向突出部30が、内側部材27が外側部材22から容易に分離されるのを阻止する。具体的には、長手方向突出部30が窪み領域33と互いにインターロックする時、内側部材27は、外側部材22から不注意に分離されることを阻止される。
別の実施形態では、前述のセクションで説明された長手方向突出部31に加えて、内側部材27は、内側部材27の第一の末端部28から距離xの間隔をおいて、追加の長手方向突出部30を有することができる。使用前にタンポンアプリケータ20が誤って取り扱われた場合にも、最終的に、長手方向突出部30が、内側部材27が外側部材22から容易に分離されるのを阻止する。具体的には、長手方向突出部30が窪み領域33と互いにインターロックする時、内側部材27は、外側部材22から不注意に分離されることを阻止される。
長手方向突出部30は、内側部材27の第一の末端部28から距離xにて配置される。一般に、外側部材22の長手方向突出部30は、長手方向軸線34に沿って約1mm〜約7mmの間隔をおくことができる。その距離は、好ましくは約2mm〜約5mm、より好ましくは約2mm〜約4mmとすることができる。
c.長手方向突出部
図2に関して、このセクションでは、長手方向突出部30、31の更なる詳細が提示される。長手方向突出部30、31は、外側部材22の中空内側部分35上に位置する深さ寸法Dで、窪み領域33と係合するように適合されている。
図2に関して、このセクションでは、長手方向突出部30、31の更なる詳細が提示される。長手方向突出部30、31は、外側部材22の中空内側部分35上に位置する深さ寸法Dで、窪み領域33と係合するように適合されている。
長手方向突出部30は、内側部材27の外表面41から長手方向突出部30の最高点42まで測定される高さ寸法h1を有する。長手方向突出部30の高さ寸法h1は、好ましくは少なくとも約0.5mm、より好ましくは少なくとも約0.6mmである。
長手方向突出部31は、内側部材27の外表面41から長手方向突出部31の最高点43まで測定される高さ寸法h2を有する。長手方向突出部の高さ寸法h2は、好ましくは少なくとも約0.25mm、より好ましくは少なくとも約0.381mm、及びより好ましくは少なくとも約0.6mmである。
インターロックは、長手方向突出部30、31と窪み領域33の間の締まりばめにより助力される。長手方向突出部30、31と窪み領域33の間の締まりばめ は、約0.1mm、好ましくは約3mmである。図3に関して、窪み領域33と互いにインターロックしている長手方向突出部30の使用の例が示される。長手方向突出部31も、図3に示されるものと同じ方法で、窪み領域33と互いにインターロックすることができる。締まりばめは、ディロン・フォース・ゲージ(Dillon Force Gauge)により測定して、少なくとも100グラム、より好ましくは300グラム超過の分解力をもたらすのに十分であることが好ましい。
再び図1に関して、この干渉は、多くの方法で達成可能である。好ましくは、干渉は、長手方向突出部30、31の少なくとも一部が内側部材27の内寸により画定される区域より上に突き出なければならないように、長手方向突出部30、31を構成することによって達成される。好ましくは、内側部材27の外径は、窪み領域33の内径よりわずかに大きい。内側部材27が外側部材22の中空内側部分35内で押されている間に、長手方向突出部30、31は、内側部材27の外表面41より上に突き出て、外側部材22の中空内側部分35上の窪み領域33と干渉する。
非限定的な一例では、干渉は、内側部材27を突き通すことによって長手方向突出部30、31を形成することにより、達成することができる。内側部材27の突き通しは、内側部材27からいかなる材料も取り去ることなく達成される。材料は、突き通しにより少なくとも部分的に変位される。内側部材27が外側部材22の中へ手で動かされるのを阻止するように、長手方向突出部31を形成する変位材料が、外側部材22に押し当たる時、干渉を創り出すことができる。更に、長手方向突出部31に加えて、別の長手方向突出部30を内側部材27に形成することができ、内側部材27が外側部材22から手で動かされるのを阻止するように、長手方向突出部30を形成する変位材料が、窪み領域33に押し当たる時に、干渉を作り出すことができる。
対の円筒形筒部材(外側部材22及び内側部材27)を含むタンポンアプリケータ20に関して、内側部材27上の長手方向突出部30、31が、外側部材22の最小内径より大きい最大外径を有することが好ましい。あるいは、内側部材27が円筒形であって、内側部材27が多角形断面を有する対の筒部材では、内側部材27の長手方向突出部30、31は、内側部材27の中心軸を通る最小内寸より大きい最大外径を有すべきである。内側部材27が方形断面を有して、内側部材27が円筒形である更に別の代替実施形態では、長手方向突出部30、31の辺の最大長さは、内側部材27の内径により画定される円の対応する弦より長い。より好ましくは、長手方向突出部30、31の最大外径は、窪み領域33の内径に少なくとも等しいことを目標とする。このことが、製造方法に固有の変動を許容して、窪み領域33と内側部材27上に配置された長手方向突出部30、31との間に干渉が生じることを確実にする。
長手方向突出部(単数又は複数)30、31は、内側部材27の全円周を包囲してもよく、又は円周の一部を包囲してもよい。非限定的な一例では、長手方向突出部30、31は、内側部材27の円周回りで非連続的に間隔をおく。
長手方向突出部30、31は、窪み領域33と係合可能である限り、いかなる数にも、形状にも、又は大きさにもすることができる。いかなる数の長手方向突出部30、31が、使用されてもよい。非限定的な一例では、内側部材27は、2つ以上の長手方向突出部30、31を含んでもよい。長手方向突出部(単数又は複数)30、31は、そのような形状が有効に働いて、外側部材22の中空内側部分35上に配置された窪み領域33と互いにインターロックする限りにおいて、いかなる形状にもすることができる。長手方向突出部30、31が示されているが、窪み領域33と長手方向突出部30、31との間にインターロックがあるという条件で、これらは、いかなる所望の形状の隆起区域によっても置き換えることができる。長手方向突出部30、31の機構は、こぶ、ピラミッド、環などの形体をとってもよい。更に、長手方向突出部30、31は、いかなるパターンを形成してもよい。非限定的な一例では、長手方向突出部30、31は、2列のパターンを形成してもよい。長手方向突出部30、31は、好ましくは少なくとも約0.1mm、より好ましくは少なくとも約1mm、最も好ましくは少なくとも約3mm、内側部材27から半径方向外向きに突き出る。
長手方向突出部30、31は、当該技術分野において既知のいずれかの方法にて、内側部材27上に結合、又は内側部材27に形成することができる。長手方向突出部30、31は、例えば長手方向突出部30、31と内側部材27を一片として成形することによって、内側部材27と一体式にもすることができる。非限定的な一例では、長手方向突出部30、31は、部分を共にスナップ留めをする摩擦ばめ、接着、及び/又は融合により、外側部材22に結合することができる。
長手方向突出部30、31は通常、エンボス加工により生得的に形成される。従来法のいかなるエンボス加工技法も使用可能であるが、好ましい方法は、円周隆起部をその表面に有する中央マンドレル上に内側部材27を支持して、マンドレル上の隆起部に形状が対応する窪みを有する一組の回転ダイに内側部材27の表面を接触させることである。紙の形成可能性を強めるために、エンボス加工中に熱を使用することも好ましい。
C.タンポンアプリケータの材料
種々のタンポンアプリケータの部分が、異なる材料及び方法で作成可能である。タンポンアプリケータ又はタンポンアプリケータのいずれかの部分は、紙、板紙、厚紙、又はこれらのいずれかの組み合わせから形成された、螺旋巻き、渦巻き、又は長手方向継ぎの中空筒で形成することができる。タンポンアプリケータ又はタンポンアプリケータのいずれかの部分は、可撓性プラスチックを射出成形する、押し出す、あるいはプラスチックシートを熱成形する、又はプラスチックフィルムを折り畳む若しくは巻くなどで成形することもできる。
種々のタンポンアプリケータの部分が、異なる材料及び方法で作成可能である。タンポンアプリケータ又はタンポンアプリケータのいずれかの部分は、紙、板紙、厚紙、又はこれらのいずれかの組み合わせから形成された、螺旋巻き、渦巻き、又は長手方向継ぎの中空筒で形成することができる。タンポンアプリケータ又はタンポンアプリケータのいずれかの部分は、可撓性プラスチックを射出成形する、押し出す、あるいはプラスチックシートを熱成形する、又はプラスチックフィルムを折り畳む若しくは巻くなどで成形することもできる。
タンポンアプリケータ又はタンポンアプリケータのいずれかの部分は、単一プライの材料で形成することができ、又は共に固着されて積層体を形成する2枚以上のプライで形成することができる。2枚以上のプライ又は層を使用すると、タンポンアプリケータ又はタンポンアプリケータのいずれかの部分の性能を高めることができる特定の材料を、製造者が、様々な層に使用可能になるので好ましい。2枚以上のプライが利用される時、全てのプライは、螺旋巻き、渦巻き、又は長手方向に継ぎ合わされて、細長い円筒を形成することができる。タンポンアプリケータ又はタンポンアプリケータのいずれかの部分は、平滑な薄いプライの材料を外側すなわち外面に使用し、これでより粗い及びより厚い可能性のあるプライを取り囲んで形成することができる。タンポンアプリケータ又はタンポンアプリケータのいずれかの部分が少なくとも3プライを有する時、中間プライは、より厚いプライにすることができ、内側及び外側プライは、平滑及び/又は滑り易くして、タンポンの押し出しを容易にし、タンポンアプリケータ若しくはタンポンアプリケータのいずれかの部分を女性の膣へ挿入するのを容易にすることができる。厚くてより粗いプライの材料を、薄くて平滑な2プライの間に挟むことによって、非常に機能的なタンポンアプリケータ又はタンポンアプリケータのいずれかの部分が提供可能である。タンポンアプリケータ又はタンポンアプリケータのいずれかの部分は、1〜4プライを有するべきであるが、所望の場合、より多くのプライが利用できる。
タンポンアプリケータ又はタンポンアプリケータのいずれかの部分を形成するプライ(複数)は、糊などの接着剤、熱、圧力、超音波、又はこれらのいずれかの組み合わせにより、共に保持することができる。接着剤は、水溶性又は非水溶性のいずれにもすることができる。水溶性接着剤は、水に浸漬される時、タンポンアプリケータ又はタンポンアプリケータのいずれかの部分が迅速に分解するという環境上の理由のために好ましい。そのような浸漬は、タンポンアプリケータ又はタンポンアプリケータのいずれかの部分が、便器に流すことによって処理される場合に生じる。タンポンアプリケータ又はタンポンアプリケータのいずれかの部分を公営廃水処理プラントに曝すと、その中では水への浸漬、化学品との相互作用、及び攪拌の全てが生じており、比較的短い時間で、タンポンアプリケータ又はタンポンアプリケータのいずれかの部分が分解され、均一に分散される。
タンポンアプリケータは、好ましくは、1〜4プライの紙で、好ましくは3プライで構成され、約0.127mm〜0.559mm、より好ましくは約0.254mmの厚さを有する。内側部材27の外表面は、好ましくは、外側部材22の内表面から約0.1mm〜4mm間隔をおく。
次に、本発明の様々な実施形態を説明する実施例を列挙する。他の様々な変更及び修正が、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく実施可能であることが当業者には明白であろう。
実施例1:本発明のタンポンアプリケータは、長さが70mmの外側部材と、長さが73mmの内側部材と、長さが42mmのタンポンとを含むことができる。
外側部材には、把持端部から長手方向軸線に沿って10mmに位置する窪み領域が含まれる。窪み領域は、0.3mmの深さを有する。
内側部材には、内側部材の第一の末端部から長手方向軸線に沿って5mmに位置する長手方向突出部が含まれる。この長手方向突出部は、0.3mmの高さを有する。別の長手方向突出部が、内側部材の第二の末端部から長手方向軸線に沿って3mmに位置する。この長手方向突出部は、0.3mmの高さを有する。
実施例2:本発明のタンポンアプリケータは、長さが70mmの外側部材と、長さが73mmの内側部材と、長さが50mmのタンポンとを含むことができる。
外側部材には、把持端部から長手方向軸線に沿って5mmに位置する窪み領域が含まれる。窪み領域は、0.5mmの深さを有する。
内側部材には、内側部材の第一の末端部から長手方向軸線に沿って5mmに位置する長手方向突出部が含まれる。この長手方向突出部は、0.5mmの高さを有する。別の長手方向突出部が、内側部材の第二の末端部から長手方向軸線に沿って3mmに位置する。この長手方向突出部は、0.5mmの高さを有する。
実施例3:本発明のタンポンアプリケータは、長さが67.7mmの外側部材と、長さが66.7mmの内側部材と、長さが46mmのタンポンとを含むことができる。
外側部材には、把持端部から長手方向軸線に沿って15mmに位置する窪み領域が含まれる。窪み領域は、0.8mmの深さを有する。
内側部材には、内側部材の第一の末端部から長手方向軸線に沿って5mmに位置する長手方向突出部が含まれる。この長手方向突出部は、0.8mmの高さを有する。別の長手方向突出部が、内側部材の第二の末端部から長手方向軸線に沿って3mmに位置する。この長手方向突出部は、0.8mmの高さを有する。
実施例4:本発明のタンポンアプリケータは、長さが70mmの外側部材と、長さが73mmの内側部材と、長さが48mmのタンポンとを含むことができる。
外側部材には、把持端部から長手方向軸線に沿って25mmに位置する窪み領域が含まれる。窪み領域は、0.7mmの深さを有する。
内側部材には、内側部材の第一の末端部から長手方向軸線に沿って5mmに位置する長手方向突出部が含まれる。この長手方向突出部は、0.7mmの高さを有する。別の長手方向突出部が、内側部材の第二の末端部から長手方向軸線に沿って3mmに位置する。この長手方向突出部は、0.7mmの高さを有する。
実施例5:本発明のタンポンアプリケータは、長さが70mmの外側部材と、長さが73mmの内側部材と、長さが45mmのタンポンとを含むことができる。
外側部材には、把持端部から長手方向軸線に沿って20mmに位置する窪み領域が含まれる。窪み領域は、0.6mmの深さを有する。
内側部材には、内側部材の第一の末端部から長手方向軸線に沿って5mmに位置する長手方向突出部が含まれる。この長手方向突出部は、0.6mmの高さを有する。別の長手方向突出部が、内側部材の第二の末端部から長手方向軸線に沿って3mmに位置する。この長手方向突出部は、0.6mmの高さを有する。
「発明を実施するための最良の形態」で引用したすべての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれるが、どの文献の引用も、それが本発明に関する先行技術であるとの容認と解釈されるべきではない。
本発明の特定の実施形態を説明し記載してきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、他の様々な変形及び修正を実施できることが、当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を、添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
Claims (9)
- タンポンアプリケータにおいて、
a.タンポンを収容し、内側部材を受け入れるように適合された外側部材を含み、
b.前記内側部材は、第一の末端部及び第二の末端部を備え、
i.前記第一の末端部が、第一の長手方向突出部から第一の距離の間隔をおき、前記第一の距離が7mm未満であり、
ii.前記第二の末端部が、第二の長手方向突出部から第二の距離の間隔をおき、前記第二の距離が7mm未満であることを特徴とする、タンポンアプリケータ。 - 前記外側部材が、挿入端部、把持端部、及び内面を備える、請求項1に記載のタンポンアプリケータ。
- 前記第一の距離が5mm未満である、請求項1又は2に記載のタンポンアプリケータ。
- 前記第二の距離が5mm未満である、請求項1〜3のいずれか一項に記載のタンポンアプリケータ。
- 前記外側部材が、深さ寸法Dを有する窪み領域を更に備え、前記把持端部が、前記把持端部の前記内面上において、前記窪み領域に対してある距離の間隔をおく、請求項2に記載のタンポンアプリケータ。
- 前記窪み領域と前記第一の長手方向突出部は、互いにインターロックして、前記内側部材が前記外側部材から引っ込むことに抵抗し、前記窪み領域と前記第二の長手方向突出部は、互いにインターロックして、前記内側部材が前記外側部材から引っ込むことに抵抗する、請求項5に記載のタンポンアプリケータ。
- 挿入可能な要素を収容可能なアプリケータ器具において、
a.挿入端部及び把持端部を含む外側部材であって、タンポンを収容し、内側部材を受け入れるように適合されている外側部材を含み、
b.前記内側部材は、第一の末端部及び第二の末端部を備え、
i.前記第一の末端部が、第一の隆起部分から第一の距離の間隔をおき、前記第一の隆起部分が、前記内側部材の長手方向軸線から遠ざかるように半径方向外向きに延在し、
ii.前記第二の末端部が、第二の隆起部分から第二の距離の間隔をおき、前記第二の隆起部分が、前記内側部材の長手方向軸線から遠ざかるように半径方向外向きに延在していることを特徴とする、アプリケータ器具。 - タンポンアプリケータにおいて、
a.タンポンを収容し、内側部材を受け入れるように適合された外側部材を含み、
b.前記内側部材は、第一の末端部及び第二の末端部を備え、前記第二の末端部が、長手方向突出部からある距離の間隔をおくことを特徴とする、タンポンアプリケータ。 - タンポンアプリケータにおいて、
a.タンポンを収容し、内側部材を受け入れるように適合された外側部材を含み、
b.前記内側部材は、第一の末端部及び第二の末端部を備え、前記第一の末端部が前記外側部材の中に収容され、前記第二の末端部が露出され、前記第二の末端部が長手方向突出部からある距離の間隔をおくことを特徴とする、タンポンアプリケータ。
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