JP2008519364A - 取り外し自在なタックボタンを有する識別/監視デバイス - Google Patents

取り外し自在なタックボタンを有する識別/監視デバイス Download PDF

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Abstract

タグ部分及びタックを含む識別/監視デバイス。そのタックは、ボタンと、鈍端及び尖端を有するピンとを含んでいる。識別/監視デバイスは、識別/監視されるべき物品にピンを挿通させてタグ部分に係合させることにより、物品へ取り付けられる。ピンの鈍端はボタン又はタグ部分の何れかに解除自在に係合するので、識別/監視デバイスが物品から取り外される際には、ピンの尖端がタグ部分又はボタンの何れかに係合して、ピンの鈍端のみが露呈される。
【選択図】 図1

Description

発明の詳細な説明
本願の開示事項は物品識別及び監視システムに関し、更に詳しくは、取り外し自在な物品識別及び監視システムに関する。
例えば小売店舗などの制御域からの物品の不正持ち出しを防止又は抑制するために様々な物品識別/監視システムが公知である。物品識別/監視システムはタグを含んでいることが多く、これは識別及び/又は監視すべき商品その他の物品に取り外し自在に取り付けられている。このタグは物品が制御域から公正に持ち出されるのに先立って取り外されるか、或いは不活性化される。不正な持ち出しに際しては、タグは警報を起動させる。例えば或る識別/監視システムタグ又はデバイスは、制御域が存在するところに確立された電磁場との相互作用により警報を生じるように設計されている。他の様々なタグは、このタグを強制的に取り外そうとすると、例えば物品上に色素を放つように設計されている。
識別/監視タグの使用は、万引きに起因する不正な在庫数減少を低減させるために、とりわけ繊維製品の小売店舗においては特に一般的である。或る変形例では、硬質タグと称されて、硬質又は剛なプラスチックボディを含む硬質タグが、代表的には繊維類、例えば衣料品にタックを用いて取り付けられる。そのタックはボタンを含み、このボタンはその一側から延出するピンを有する。ボタンから延出するピンの端部は、タグ付けされるべき物品の繊維/材料へ、物品を損なうことなくピンの挿入を可能とするように鋭利である。このボタンは、何者かが無理やり繊維をボタンへ通して認識/監視システムを無効にせんとする試みを防止する。他の異なる設計によれば、タック構造はプラスチックボタンを含むことができ、これは金属ピンの周囲に成型されている。他の設計においては、タックは画鋲のように構成されており、ピンとボタンとが単一の構造体である。
タックのピンは物品を通じてタグボディへ挿入されて、このタグを識別/監視のための物品へ取り付ける。タグはピンを捕捉するクラッチ又はクランプを含んで、物品からのタグの不正な取り外しが防止される。タグのクランプ又はクラッチは、特殊に構成された装置を用いて解放できる。クランプ又はクラッチに加えて、タグはEAS(電子物品監視)検出器により検出されるセンサ要素を包含してもよい。他の変形例は、タグが強制的に解放されたならば、天然インクを物品上に放つインクタグと、静止構造体へ接続されたケーブル若しくはワイアを含んで、物品の持ち出しを物理的に防止する留め具とを含む。クランプ又はクラッチが既に解放されたならば、タックはタグから取り外されて、タグを物品から取り外し可能とする。
繊維類のために用いられている物品識別/監視デバイスがしばしば直面する問題は、鋭利なピンには危険がつきものであるということである。タグが物品へ取り付けられたときは、ピンはタグ内に収納されて、ピンの鋭利端が露呈しないので、何らかの危険がもたされることはない。しかしながら、タグが取り外されると、タックはタグから取り外されて、鋭利なピンが露呈する。弛緩したタックの露呈した鋭利なピンは、例えばタグの除去中又は除去後に店員に危険をもたらし、或いは、例えば不注意にも物品内にタグを残してしまった顧客に危険をもたらす。店舗が、その顧客が店員の支援を受けることなく商品を走査して支払う自己清算方式を施すようになるにつれて、上述の危険性の頻度は益々増大する。自己清算という新たな用途は、顧客がタグを取り外して弛緩したタックを適切な訓練の恩恵を伴わずに取り扱うならば、顧客を更に危険に晒す。
ピンによって提起された危険性に加えて、タックを用いてタグを物品へ固定する識別/監視タグがしばしば直面する他の不都合は、タグからタックを取り外すのが困難なことである。通常は、タックは本体か分離されている。タックの取り外しは、ピンをタグクランプの把持材料から滑り出させるように若干の力を必要とする。更に、長いピン(これは厚い物品にタグ付けするために用いられる)はタグ付け物品の周囲の材料を捕捉するので、取り外し処理中には物品から完全に取り外すことができない。これらの問題は自動タグ除去における試みの妨げとなる。これらの問題は更に小売店舗における自己清算所の取り組みを複雑化させる。この一層の複雑化は、少なくとも部分的には、自己清算所を利用する顧客は、豊富な訓練や説明の恩恵を受けることなく、識別/監視タグを取り外さねばならないという事実に依っている。
請求された主題の特徴及び利点は、それらに整合した実施例の説明から明らかになり、その説明は添付図面と併せて斟酌されたい。
説明
図1を参照すると、本願の開示事項による識別/監視デバイス10の一部分の断面図が示されている。図示の識別/監視デバイス10は、全体的にタグ12とタック14とを含んでいる。そのタグ12は検出/マーキング機能13を含んでもよい。この検出/マーキング特徴13は、例えば、電子的物品監視(EAS)デバイス(例えばRFID、マーキングデバイスなど)を含んでもよい。この検出/マーキング特徴13は、図示の場所の他に、タグ12の位置に設けてもよい。タック14は全体的にボタン16とピン18とを含む。そのピン18は、ボタン16に係合して、識別又は監視すべき物品17へ挿通される。このピン18は鋭利な若しくは尖った端部20を有しており、識別又は監視すべき物品へのピン18の挿通を容易にする。このピンの鋭利若しくは尖端部20は、少なくとも部分的にタグ部分12へ収容されてタグ12に係合する。従って、識別又は監視すべき物品はボタン16とタグ12との間に捕捉されて、図示のようにピン18が物品17を通じて延伸する。
図示の例示的な実施例においては、ピン18は磁性ボールクラッチを用いてボタン16へ解除可能に係合する。図示のように、このボールクラッチはボタン16内に収容されたピン18の位置の周囲に配置できる。この磁性ボールクラッチはコイルスプリング26を含む。このコイルスプリング26は鉄性プランジャ28に対抗して働いて、鉄性プランジャ28をピン18に対して軸方向にピン18の尖端20へ向って偏移させる。一つの実施の形態においては、鉄性プランジャ28は、ピン18の周りに同軸に配置された環状機構として構成し、図1に示すように組立てられた形態としてもよい。鉄性プランジャ28は一つ又は複数のボールベアリング30,32上で転動するので、ボールベアリング30,32は収束面34へ向って偏倚する。このような形態と整合させるため、ピン18はその周囲の少なくとも一部に径方向溝24を含んでもよい。収束面34に対抗してボールベアリング30,32を偏倚させる鉄性プランジャ28の力は、ボールベアリング30,32をピン18へ向って進めるので、ベアリング30,32はピン18における溝24に係合する。ボールベアリング30,32がピン18の溝24に係合したとき、ピン18はボタン16からの離間若しくは分離に抗する。
ボタン16は、磁性体を用いてスプリング26の偏倚力に打ち勝ってピン18から取り外せる。磁性体は、上方から(即ちスプリング26に隣接するボタン16の側から)ボタン16に近接するように移動させられる。この磁性体は鉄性プランジャ28を引き付けるので、スプリング26を圧縮して、ボールベアリング30,32への偏倚力を解除する。偏倚力30,32の解除により、ボールベアリング30,32がピン18の溝24から解放されるので、ピン18をボタン16から分離させることが可能になる。
上述の磁性ボールクラッチは様々な変形例が可能である。例えば、図示のコイルスプリング26以外のスプリング形態を鉄性プランジャ28を偏倚させるために適 宜に採用できる。同様に、一つ又は複数のボールベアリング30,32ではなく、区画化リング等を偏倚させてピン18を捕捉することができる。図示の磁性ボールクラッチの更なる代替例や変形例も適宜に採用できる。
ボタン16に対して解除可能に係合可能にすることに加えて、ピン18はタグ部分12に対しても係合可能にしてもよい。一つの実施の形態によれば、タグ部分12は解除不能な方式又は容易には解除できない方式でタック14に係合するように構成することができる。図1の実施例を参照すると、タグ部分12は、ピン18を捕捉するように構成されたクランプ38を含む。このピン18は、その周面の少なくとも一部の周りに延在する第2の径方向溝36を含む。図示のように、第2の溝をピンの尖端20に隣接するピン18の一部分に配置してもよい。クランプ38はピン18の第2の溝36に係合して、タグ部分12からのピン18の脱落に抗する。
一つの実施の形態によれば、クランプ38に、ピン18の外径よりも小さい内径を有する開口40を含めると共に、このクランプ38をピン18の第2の溝36に少なくとも部分的に収まるように寸法付けてもよい。ピン18の尖端20は開口40へ押し込まれて、先端20のテーパーは開口を弾性的に拡張させてピン18が入るようにする。ピン18が開口40へ充分に押し込まれて、このピンの第2の溝36をクランプ38に整合させるとき、開口40は第2の溝36へ弾性的に回復する。一つの形態によれば、第2の溝36は、ピン18の尖端20に隣接する階段状又は急勾配プロファイルを持つように形成できる。階段状又は急勾配プロファイルは、開口40を弾性的に変形させてクランプ38からのピン18の抜け落ちないように制限する機械的利点を与える。従って、クランプ38はピン18の容易な脱落に抗する。
上述の実施例に従えば、クランプ38を形成することができる任意の材料は、ピン18を開口40へ押し込むのを可能とするのに充分に弾性的に変形且つ回復可能であり、ピン18上の機構を弾性的に回復させて係合可能にするものである。例えばクランプ38は、天然ラバー、ポリメリック材料等などの弾性材料から形成できる。必須ではないが、クランプ38の全ての変形はクランプ38の材料の弾性限界内にある。更に、溝や開口以外の機構を用いて非解除方式でピン18をタグ部分12へ係合させてもよい。クランプは一つ又は複数の弾性変形機構を含んでもよい。例えばクランプは金属部材、例えばシート状金属片を含んでもよく、その金属片は開口及びこの開口から延出する少なくとも一つのスプリングフィンガーを有する。スプリングフィンガーは、その開口へピンが挿通されたときに弾性的に変形すると共に、ピンの溝へ係合するように弾性的に回復する。同様に、ピンは溝以外の係合機構を含んでもよい。例えばピンは、タグの係合機構と協働する形態、例えば鉤、突起等などを含んでもよい。
一つの実施の形態に従えば、ピン18及びボタン16は予備組立てして、尖端20を有するタック14を与えてもよい。識別/監視デバイス10は、ピン18の尖端20を物品へ挿通することにより、当該物品へ取り付けられる。タグ部分12はピン18の尖端20を押圧する。ピン18は、タグ部分12のクランプ38がピン18へ係合するまでタグ部分12へ押される。同様に、タック14はタグ部分12へ押される。例えば、識別/監視される物品の少なくとも一部は、タグ部分12上へ配置することができる。ピン18の尖端20は、タグ部分12における開口と整合して、クランプ38への出入りが可能となる。タック14は、クランプ38がピン18に係合するまでタグ部分12へ押される。この方式においては、識別/監視デバイス10は、拡大されたボタン14とタグ部分12へ物品をしっかりと係合させて、識別/監視デバイス10の物品からの脱落を防止する。
本願の開示事項に従えば、ピン18は識別/監視デバイス10のボタン16へ解除可能に係合するようにしてもよい。この方式では、本明細書の識別/監視システム10は、ピン18をボタン16から解除することにより物品から解除又は除去できる。このような実施例に従えば、ピン18はタグ部分12との係合状態に留まり、且つボタン16はデバイスの残りの部分から分離する。図示のように、ボタン16に解除可能に係合するピン18の端部22を鈍く若しくは丸めて、ピン18の鋭利端又は尖端20に比べて、突き刺す危険性を最小化するように構成してもよい。例えば様々な実施の形態によれば、ピン18の端部22は平坦、丸み付けなどにすることができる。従って、ボタン16をピン18から係合解除することにより、物品から識別/監視デバイス10を取り外す際には、ピン18の尖端20をタグ部分12へ係合させて、ピン18の鈍端部22のみを露呈させる。この方式では、識別/監視デバイス10の取り外しに関係して突き刺す危険性が低減する。本明細書の各実施例で用いるように用語「鋭利又は尖」及び用語「鈍く若しくは丸め」は、ピンの対向端の相互に関して相対的な構成を示すものであって、絶対的又は特殊な構造又は幾何学的形状を示すものではない。一つの実施の形態によれば、例えば、鋭利若しくは尖端部は端面領域を有し、これは鈍く若しくは丸めた端部の端面領域よりも小さく、或いは、鋭利又は尖端部の曲率半径は、鈍く若しくは丸めた端部のそれよりも小さい。
一つの態様に素たがえば、識別/監視デバイス10の単純化された除去及び突き刺す危険性の低減が、識別/監視システムの経済的使用を促進する。例えば、識別/監視デバイス10の容易な取り外しと突き刺しの危険性の低減とは、識別/監視デバイス10の安全且つ効率的な取り外しに必要な訓練の範囲を縮小させる。更に、識別/監視デバイス10の容易な取り外しと突き刺しの危険性の低減とは、本願の開示事項による識別/監視デバイス10を、小売店舗における自己清算所の状況下に不慣れな顧客による使用に特に適したものとする。更に、ボタン単独の除去は、完全なタックの除去とは対照的に、自動除去を一層に促進する。例えば、ボタン単独の除去は、タックのピンが物品に絡み込むか或いは遊離したタックが突き刺さる危険性から生じる問題を抑制若しくは排除する。
図2は本願の開示事項による識別/監視デバイス100の他の実施例を示す。図示のように、識別/監視デバイス100はタグ部分102及びタック104を含み得る。タック104はボタン106及びピン108を含み得る。上述の実施例と同様にピン108は、タグ部分102に係合可能な鋭利端部110と、ボタン106に係合可能な鈍端部112とを含んでもよい。ピン108の鋭利端部110は識別/監視すべき物品への容易な穿通を可能とするように構成してもよい。ピン108の鈍端部112はボタン106に解除可能に係合可能とすることができ、例えば、ピン108の鋭利端部110に比べて突き刺す危険性を低減するように構成してもよい。図示の実施例に従えばボタン106は、ピン108の鈍端112の係合を解除するために、磁性ボールクラッチ又は同様な構成を含む
図2に示す識別/監視デバイス100は、ピン108の鋭利端部110に解除可能に係合するように構成されたタグ部分192を含んでいる。 図示の実施例に従えばタグ部分102は、ピン108の鋭利端部110に解除可能に係合する磁気ボールクラッチ又は同様な構成を利用できる。ボタン106の構成と同様に、タグ部分102における磁気ボールクラッチは一般にコイルスプリング114を含む。
このコイルスプリング114は鉄性プランジャ116をボタン16へ向って概ねピン108の軸に沿って偏倚させる。鉄性プランジャ116は一般に鉄性材料のリングとして構成されるであろうが、他の形態も適宜に採用し得る。
鉄性プランジャ116が一つ又は複数のボールベアリング118,120に対して作用して、これらボールベアリング118,120が収束面122に対して押される。収束面122に対抗するボールベアリング118,120の力はボールベアリングを共に駆りたてる。

ピン108は、ピンの鋭利端部110をタグ部分102の開口及びボールベアリング118,120の間に押し込むことにより、タグ部分102の磁気ボールクラッチアセンブリへ挿入できる。ボールベアリング118,120及び鉄性プランジャ116を通じてスプリング114に圧縮力を加えることによりスプルング114を圧縮させる方式で、ピン108を磁気ボールクラッチへ挿入させる。スプリング114を圧縮すると、ボールベアリング118,120が収束面112から離れるので、ボールベアリング118,120はそれらの間にピン118を通すのに充分に相互に離間する。
ピン108は径方向溝124を更に含んでもよい。この溝124がボールベアリング118及び120に整合したとき、ピン108により加えられた圧縮力が減少して、スプリング114にボールベアリング118,120を収束面122に対して推し進めるので、ボールベアリング1
1 8,120は一体的にピン108の溝124へ係合する。ボールベアリング118,120がピン108の溝124へ係合したとき、磁気ボールクラッチはタグ部分102からのピン108の移動に抗する。

上述したことに従えば、ピン108の鈍端部112をボタン106へ予め組立てて、完全なタック104を与えることができる。識別/監視デバイス100は、ピン108の鋭利端部110を、識別/監視されるべき物品を通じてタグ部分102の磁気ボールクラッチピン108へ押し込むことにより固定できる。ピン108の鋭利端部110は、上述した方式によりタグ部分102の磁気ボールクラッチに係合するようにしてもよい。
図1の例示的実施例と同様に識別/監視デバイス100は、ボタン106へ磁性体を接近させることにより、物品から取り外すことができるので、ボタン106における磁気ボールクラッチを解除して、ピン108の鈍端部112をボタン106から解除可能とする。次いでタグ部分102及びピン108は、ピン108の鋭利端部110を露呈させることなく物品から取り外せる。次に、ピン108はタグ部分102から係合解除又は解放される。従って、タグ部分102及び/又はピン108は容易に再利用可能となる。

再言すれば、ボールクラッチはその原理から実質的に逸脱することなく、幾多の変更例及び様々な変形例が可能である。例えば、スプリング114はコイルスプリング以外の形態を採ってもよい。同様に鉄性プランジャ及びボールベアリングの設計及び構成は上述の説明のように代替例及び又は変形例としてもよい。
他の実施の形態では、タグ部分は非係合方式に構成されたボールクラッチを含む。本実施例によるボールクラッチは全体的には図2を参照して説明したとおりである。しかしながら、鉄性プランジャは非鉄プランジャに置き換えてもよい。このような構成では、ボールクラッチはピンの鋭利端部をクラッチへ挿入することにより係合する。しかしながら非鉄プランジャは、磁性体を用いてスプリングを圧縮することができない。従ってピンの鋭利端部がボールクラッチと係合したならば、ピンは解除不能な方式でタグ部分へ係合する。
図3を参照すると、本願の開示事項による識別/監視デバイス200の他の実施例の断面図が示されている。上述の実施例のように、識別/監視デバイス200は全体的にタグ部分202及びタック部分204を含み得る。タック部分204は全体的にボタン206とピン208とを含んでもよく、そのピンはボタン206に解除可能に係合するように構成されている。ピン208は鋭利端部又は尖端部210を有してもよく、これはタグ部分202と係合するように構成されている。ピン208は鈍端部212も有してもよく、これはボタン206に解除可能に係合するように構成されている。
図示の実施例に従えば、ボタン206は磁気的に解除可能なクラッチを含んでもよく、そのクラッチは係止部材214を有する。係止部材214はピン208の径方向溝216に係合するように構成できる。図示のように、係止部材214がピン208の径方向溝216内に位置したとき、係止部材214はボタン206からのピン208の脱落に抗する。この係止部材214は、圧縮性発泡部材218又は他の同様な弾性変形自在部材により、ボタン206内の所望の位置及び/又は向きに保持される。図示の実施例に従えば、ピン208の鈍端部212はボタン206へ挿入される。
ピン208のボタン206への挿入の間、ピン208の鈍端部212は係止部材214へ接触する。圧縮性発泡部材218は変形して、係止部材214をピン208から回動又は揺動させて離間させる。ピン208がボタン204へ挿入されて、ピン208の溝216が係止部材214と整合すると、圧縮性発泡部材218の偏倚力の下に、係止部材214がピン208へ向って回動又は揺動して溝216へ係合する。
図示のように、識別/監視デバイス200のタグ部分202は、ボタン206に関連した磁気クラッチと同様な磁気クラッチも含む。そのようなものとして、タグ部分202は係止部材220を含んでもよく、これはピン208の鋭利端部若しくは尖端部224に隣接するピン208における溝222と係合するように構成されている。この係止部材220は、圧縮性発泡部材226又は同様な弾力的変形可能部材によって所望の位置及び/又は向きに支持してもよい。ボタン226に関連したクラッチを参照して説明したように、ピン208がタグ部分202のクラッチ機構へ挿入されたとき、係止部材220は揺動又は回動してピン208から離間する。ピン208の溝の222が係止部材220の隣接部分に整合したとき、発泡部材226により与えられた偏倚力の下で、係止部材220は溝222内へ回動又は揺動する。係止部材220がピン208の溝222に係合したとき、係止部材はタグ部分202からのピン208の脱落に抗する。
ピン208をボタン204へ予備組立てしておいて、ボタン206に係合したピン208を包含するタック204をあたえるようにしてもよい。このピン208は、識別/監視すべき物品を通じて、当該ピン208がタグ部分202のクラッチに係合するまで、タグ部分202へ挿入する。この方式では、識別/監視デバイス200は物品に固定される。
識別/監視デバイス200は、ピン208からボタン206の磁気クラッチを解除することにより、物品から解放される。図示の実施例に従えば、ボタン206における磁気クラッチは、充分な磁場強度及びボタン206に近接する適切な方向をもって磁性体を移動させることにより、ピン208から係合解除される。係止部材214は鉄性材料から形成してもよい。従って磁性体は係止部材214をピン208の溝216から出すように揺動又は回動させる。係止部材214が溝216から回動して出ると、ピン208はボタン206から引き出されるので、ピン208の丸い端部若しくは鈍端部が露出される。このピン208はタグ部分202と係合したままに留まり、且つタグ部分202を物品から取り除くことにより物品から抜き出される。続いてピン208はタグ部分202から取り外すことができ、これは、鉄性材料から形成された係止部材220を設けて、ピン208のテーパー状若しくは鋭利端部224に近接する溝222の外へ係止部材220を磁性体を用いて揺動又は回動させることにより、ボタン206における磁気クラッチの係合解除と同様な方式でなすことができる。従って、ボタン206、ピン208、及び/又はタグ部分202は再利用できるであろう。
関連する実施の形態においては、タグ部分に関連するクラッチ機構が非解除係合ピンに適合されている。例えば、タグ部分におけるクラッチ係止部材は非鉄性材料から形成してもよい。従って、係止部材がピンの鋭利端部に隣接する溝に一旦係合すると、係止部材は磁性体を用いて係合解除することはできない。代替的に、磁気遮蔽材料を係止部材の周囲に配置してもよい。遮蔽材料は係止部材への外部磁場の影響を抑制する。タグ部分におけるピンとクラッチとの間の非解除を与えるように、他の様々な構成を用いることができる。
図2及び図3の図示の実施例においては、ピンがボタンとタグ部分との両方へ解除可能に係合可能であり、同様な解除係合機構がボタンとタグ部分との両方のために用いられている。代替的な実施例によれば、ピンをボタンへ解除可能に係合させるように構成された解除可能係合機構は、ピンをタグ部分へ解除可能に係合させるように構成された解除可能係合機構とは異なっている。例えば、二つの図示された例示的なクラッチ機構を参照すると、ピンは、磁気ボールクラッチ機構を用いて、ボタンへ解除可能に係合できる。但し、図3に示されている磁気クラッチ機構は、ピンをタグ部分へ解除自在に係合させるために採用されている。様々な代替的な解除可能、非解除、係合機構が識別/監視システムのピンをボタン及び/又はタグ部分へ係合させるために用いられる。
更に、図2乃至図3の図示の実施例では、ピンと解除可能に係合するタックのボタンを有するように構成された識別/監視デバイスについて説明したが、この形態も本願の開示事項に従って変更可能である。例えばピンの鈍端部はタグ部分と解除可能に係合させてもよく、鋭利端部若しくは尖端部はボタンと係合可能としてもよい。このような構成に従えば、ピンの鈍端部はタグに係合するので、タグから延出するピンの鋭利端部が残される。このピンの鋭利端部は識別/監視すべき物品を通じて挿入される。次いでボタンがピンの鋭利端部を押して、このボタンがピンの鋭利端部を覆って且つピンに係合する。識別/監視デバイスは、タグとピントの間の係合を解除することにより物品から取り外されて、ここでピン及びボタンを含むタックが物品から取り外される。このような実施例では、タックは完全なユニット(即ちピン及びボタンを含むもの)として取り外されるが、ピンの露呈した端部は鈍であるので、タックに伴う突き刺しの危険性が低減される。様々な実施の態様によれば、ピンはボタンに解除可能に係合さえてもよく、或いはボタンに解除不能に係合させてもよい。
他の態様によれば、タグはクランプ又はクラッチから延出する凹所を有するように構成してもよい。このような形態に従えば、ボタンがピンの鈍端部か解除若しくは解放された後、ピンは、タグのクランプ又はクラッチからエンシュツスル凹所へ押し込まれる。従って、ピンが一旦に凹所へ押し込まれると、ピンに伴う突き刺す危険性は更に低減される。この態様に従う一つの実施の形態によれば、ピンの鈍端部からのボタンの解除と、タグの凹所へのピンの押し込みとの両方のために、分離機構を設けてもよい。一つの特定の実施の形態によれば、分離機構はボタンを解除して、且つ、例えば移動ドリフト等を用いて、ピンを物品を通じて凹所へ押し込む。このような実施の形態では、識別/監視デバイスが物品から分離されると、ピンは少なくとも部分的に(全体的でなければ)、タグ内に置かれるので、ピンに伴う突き刺しの危険性が更に低減される。
図4を参照すると、他の予期される態様によれば、分離システム300は磁性体306を含んで設けられており、その磁性体はボタン304又はタグ302をピン308の鈍端部から係合解除するか、及び/又はピン308からボタン304又はタグ302を取り外す。分離器300は磁性体306を含み、これはボタン304へ近接されて、このボタン304に位置するクラッチを磁気的に係合解除する。ボタン304は、磁性体306とボタン304の鉄性部品(たとえば鉄性プランジャ、ボールベアリング等)との間の磁力により磁性体306に対して保持され続ける。従って、磁性体304が識別/監視デバイスから引っ込められると、ボタン304をピン308から移動させて磁性体306に沿って引き込むことができる。関連した実施例においては、ボタンから係合解除された磁気クラッチは磁性体から掃引されるか、又は磁性体から例えば圧縮空気等を用いて吹き飛ばされる。磁性体は選択的に磁気化できるように構成でき、例えば電磁石である。この磁石はボタンをピンから係合解除し、且つボタンを磁石へ保持させる。次いで、この磁石を消磁してボタンを開放し、このボタンを例えばビンや容器へ集めるようにする。これらの実施形態によれば、取り外されたボタンを回収ビン又は容器へ容易に集めることができる。
更に他の実施の形態では、図5に示すように、分離システム400を設けてもよく、これはタック404を単独のユニットして取り外すか、或いはボタン413のみを取り外して、タッグ402に係合したピン412を残す。例えばピン412はボタン413に対して解除可能に係合し、且つタグ402に対して解除可能に係合する。この分離システム400は第1の磁性体406を含み、これはボタン413に近接する位置へ選択的に移動する。第1の磁性体406がボタン413に近接する位置へ移動したとき、ボタン413内の磁気クラッチは係合解除されるので、ボタン413をピン412から取り外すことができる。一つの実施例によれば、ボタン413がピン412から取り外されたとき、ピンの鈍端部が露呈される。このような分離機構は自己清算方式に特に適するであろう。
分離システム400は第2の磁性体408を含んでもよく、これはタグ402に近接する位置へ選択的に移動可能である。第2の磁性体408がタグ402に近接する位置へ移動したとき、第2の磁性体408はタグ402内の磁気クラッチを係合解除して、タック404をタグ402から解放する。タグ402におけるクラッチが係合解除されたとき、タック404は、ピン412に係合したボタン413を含めて、タグ402から取り外されるので、ピン412の鋭利端部が露呈される。タック404全体がタグ402から取り外されると、タック404は再使用可能な状態となるので、ピン412をボタン413へ最初に組立てる必要がない。このような分離機構は、小売店舗の係員支援清算所における訓練された係員による使用に適するであろう。
上述の態様によれば、単独の分離システム400を設けて、これを自己清算方式と支援清算方式との両方に適するものとすることができる。この分離システム400には制御器410を含めて、この制御器410が例えば精算所が自己清算所か支援清算所かに応じて、操作モードを選択的に手動操作にするようにしてもよい。これに代えて、若しくは付加的に、分離のモードは自動を選択してもよい。付言すれば、第1及び/又は第2の磁性体は、恒久磁石ではなく、電磁石とすることができる。従って、第1又は第2の磁性体をボタン又はタグに近接する位置へ移動させるのではなく、その代わりに、制御器が選択された分離モードに適切な電磁石を励磁するように電源へ電気信号を送るようにしてもよい。
このシステムには、ボタン413又はタグ402が分離した後に、ピン412をタグ402又はボタン413へ付勢する手段を含めてもよい。ボタン413が取り外されてピンの丸み付け端部を露呈させる一つの実施形態においては、ピン412が軸方向へタグ402を付勢することにより、タグから外側へ延出するピン部分がないようにして、突き刺す危険性及び/又はピンの丸み付け端部を伴うタグ取り外し処理に対する何らかの干渉が排除される。ピン412は、機械的及び/又は電気機械的手段によりタグ402又はボタン413に対して引き抜かれるか、或いは押しやられる。例えば磁性体408はピンをタグ402へ引きつけるように構成してもよく、又は磁性体406はピンをボタン413へ引ひきつけるように構成してもよい。
ピンを係合させるクラッチ及び又はクランプの特定の実施形態について説明したが、他の様々なクラッチ及び/又はクランプの設計及び構成を採用してボタンとピンとを解除可能に係合させることができ、更に、タグとピンとを解除可能に或いは解除不能に係合させることができる。更に、本明細書に開示されたクラッチ及びクランプは多数の変更例及び変形例を受け入れる余地がある。例えば、本明細書に開示されたクラッチは、磁性体係合解除構造を用いるのではなく、機械的解除又は係合解除を用いる形態としてもよい。様々な変更例及び変形例が当業者には自明であろう。
本明細書に説明された実施例は、本発明を利用する幾つかの例であり、図示の目的で記載したものであって、限定を意図するものではない。添付の請求項に規定された本発明の要旨及び目的から実質的に逸脱することなく、多くの他の実施の形態が自明であることは当業者には容易に理解されよう。
図1は本願の開示事項に整合する識別/監視デバイスの一実施例の概略的な断面図である。 図2は本願の開示事項に整合する識別/監視デバイスの他の実施例の概略的な断面図である。 図3は本願の開示事項に整合する識別/監視デバイスの更に他の実施例の概略的な断面図である。 図4は本願の開示事項に整合する分離システムの一実施例を概略的に示す図である。 図5は本願の開示事項に整合する分離システムの他の実施例を概略的に示す図である。

Claims (44)

  1. 認証/監視デバイスであって、
    タグと、
    ボタンと、
    第1の端部及び第2の端部を有し、その第1の端部は第2の端部よりも鋭利であるピンとを備え、
    前記ピンの第1の端部は、前記タグ又は前記ボタンの一方に対して係合可能であり、且つ前記ピンの第2の端部は、前記タグ又は前記ボタンの他方に対して解除自在に係合可能であるデバイス。
  2. 請求項1のデバイスにおいて、前記ボタンはクラッチを有し、このクラッチは前記ピンの第2の端部に解除自在に係合するように適合されているデバイス。
  3. 請求項2のデバイスにおいて、前記クラッチは磁気的に係合解除自在なクラッチを含むデバイス。
  4. 請求項2のデバイスにおいて、前記クラッチは少なくとも一つのボールベアリングを含み、このベアリングは前記ピンにおける関連する機構へ係合するように構成されているデバイス。
  5. 請求項4のデバイスにおいて、前記クラッチは、前記少なくとも一つのボールベアリングを係合形態へ向って偏倚させるスプリングを含むデバイス。
  6. 請求項5のデバイスにおいて、前記スプリングはプランジャを通じて前記少なくとも一対のベアリングを係合形態へ偏倚させるように働くデバイス。
  7. 請求項6のデバイスにおいて、前記プランジャは鉄性ボディを備えるデバイス。
  8. 請求項2のデバイスにおいて、前記クラッチは、係止部材と、この係止部材を係止形態へ偏倚させる弾性変形自在部材とを含むデバイス。
  9. 請求項8のデバイスにおいて、前記係止部材は、前記弾性変形自在部材に対して、前記係止形態と非係止形態との間で揺動するように適合されているデバイス。
  10. 請求項8のデバイスにおいて、前記弾性変形自在部材は、圧縮可能発泡性部材を含むデバイス。
  11. 請求項8のデバイスにおいて、前記係止部材は鉄性部材を備えるデバイス。
  12. 請求項1のデバイスにおいて、前記ピンの第1の端部は前記タグ又は前記ボタンの他方に解除自在に係合するデバイス。
  13. 請求項12のデバイスにおいて、前記タグは前記ピンの第1の端部に解除可能に係合するように適合されたクラッチを含むデバイス。
  14. 請求項1のデバイスにおいて、前記タグ又は前記ボタンの一方はEASデバイスを含むデバイス。
  15. 請求項1のデバイスにおいて、前記タグ又は前記ボタンの一方はRFIDデバイスを含むデバイス。
  16. 請求項1のデバイスにおいて、前記タグ又は前記ボタンの一方はマーキングデバイスを含むデバイス。
  17. 請求項1のデバイスにおいて、前記ピンの第2の端部は平坦な端面を有するデバイス。
  18. 請求項1のデバイスにおいて、前記ピンの第1の端部はテーパー状であるデバイス。
  19. ボタンと、第1の端部及び第2の端部を有するピンとを具備するタックであり、前記ピンの第1の端部は第2の端部よりも鋭利であり、前記ピンの第2の端部は前記ボタンに対して解除自在に係合可能であるタックと、
    前記ピンの第1の端部に係合するように適合されたタグとを備えるデバイス。
  20. 請求項19のデバイスにおいて、前記ボタンは前記ピンの第2の端部に解除自在に係合する磁気的に解除自在なクラッチを含むデバイス。
  21. 請求項20のデバイスにおいて、前記磁気的に解除自在なクラッチは少なくとも一つのボールベアリングを含み、このベアリングは前記ピンにおける関連する機構へ係合するように構成されているデバイス。
  22. 請求項21のデバイスにおいて、前記クラッチは、前記少なくとも一つのボールベアリングを係合形態へ向って偏倚させるスプリングを含むデバイス。
  23. 請求項22のデバイスにおいて、前記クラッチはプランジャを含み、このプランジャは、少なくとも部分的に前記スプリングと前記ボールベアリングとの間に配置されているデバイス。
  24. 請求項20のデバイスにおいて、前記クラッチは、鉄性係止部材と、この係止部材を係止形態へ偏倚させる弾性変形自在部材とを含むデバイス。
  25. 請求項24のデバイスにおいて、前記係止部材は、前記弾性変形自在部材に対して揺動するように構成されているデバイス。
  26. 請求項19のデバイスにおいて、前記タグは、前記ピンの第1の端部に解除自在に係合するように適合されたクラッチを含むデバイス。
  27. 請求項19のデバイスにおいて、前記タグは、前記ピン内の径方向溝へ非解除自在に係合するように寸法を規定し、且つこの寸法を弾性的に拡張自在に拡げる部材を含むデバイス。
  28. 物品を認証/監視する方法であって、
    第1の端部及び第2の端部を有し、その第1の端部は第2の端部よりも鋭くされているピンを設ける段階と、
    前記ピンの第2の端部をボタン又はタグの一方に解除自在に係合させる段階と、
    前記ピンの第1の端部を前記物品を通して挿入する段階と、
    前記ピンの第1の端部を前記ボタン又は前記タグの他方へ係合させる段階とを含む方法。
  29. 請求項28の方法において、前記ピンの第2の端部を前記ボタンへ解除自在に係合させてタックを形成する段階を含む方法。
  30. 請求項29の方法において、前記タックの前記ピンを前記物品を通じて挿入し、且つ前記ピンの第1の端部を前記タグへ係合させる段階を含む方法。
  31. 請求項28の方法において、前記ピンの第1の端部を前記ボタン又は前記タグの他方へ係合させる段階が、前記ピンの第1の端部を前記ボタン又は前記タグの他方へ係合させる段階を含む方法。
  32. 認証/監視デバイスを物品に対して取り付け及び取り外す際の危険性を抑制する方法であって、前記デバイスは可動タックボタンと、ピンにより結合されたタグとを含み、前記方法は、
    第2の端部よりも鋭利な第1の端部を有するピンを設ける段階と、
    前記ピンの第2の端部をボタン又はタグの一方に解除自在に係合させる段階と、
    前記ピンの第1の端部を前記物品を通して挿入する段階と、
    前記ピンの第1の端部を前記ボタン又は前記タグの他方へ係合させて、前記デバイスを前記物品へ固定する段階と、
    前記ピンの第2の端部を前記ボタン又はタグの前記一方から係合解除して、前記物品から前記デバイスを除去する際に、前記ピンの第2の端部を露呈させる段階とを含む方法。
  33. 請求項32の方法において、前記ピンの第1の端部を前記ボタン又は前記タグの他方へ係合させる段階が、前記ピンの第1の端部を前記ボタン又は前記タグの他方に対して解除自在に係合させる段階を含む方法。
  34. 請求項32の方法において、前記ピンの第2の端部を前記ボタン又は前記タグの一方から係合解除させた後に、前記ピンを前記ボタン又は前記タグの他方に対して付勢する段階を含む方法。
  35. 識別/監視デバイスを取り外す方法であって、
    磁性体を設ける段階と、
    タグ、ボタン、及びピンからなり、そのピンの第1の端部は前記タグへ係合され、且つ前記ピンの第2の端部は前記ボタンへ解除自在に係合されている識別/監視デバイスを設ける段階と、
    前記磁性体及び前記識別/監視デバイスを相互に近接させて位置させる段階と、
    前記ピンから前記ボタンを係合解除する段階と、
    前記磁性体及び前記識別/監視デバイスを相互に離間させて位置させ、前記ボタンに前記磁性体を磁気的に保持させる段階とを含む方法。
  36. 請求項35の方法において、磁気的に解除可能なクラッチにより、前記ピンの第2の端部を前記ボタンへ解除自在に係合させる方法。
  37. 請求項35の方法において、前記磁性体は選択的に励磁される方法。
  38. 請求項37の方法において、前記磁性体は電磁石を含む方法。
  39. 請求項35の方法において、前記ボタンを前記磁性体から開放する段階を更に含む方法。
  40. 請求項35の方法において、前記ボタンを前記ピンから係合解除した後に前記ピンを前記タグへ付勢する段階を更に含む方法。
  41. 識別/監視デバイスを取り外す方法であって、
    第1の磁性体及び第2の磁性体を設ける段階と、
    タグ、ボタン、及びピンからなり、そのピンの第1の端部は前記タグへ解除自在に係合され、且つ前記ピンの第2の端部は前記ボタンへ解除自在に係合される識別/監視デバイスを設ける段階と、
    第1の磁性体及び前記タグを相互に近接させて位置させ、且つ第2の磁性体を前記ボタンを相互に近接させる段階と、
    前記ボタン又は前記タグの一方を前記ピンから選択的に係合解除する段階とを含む方法。
  42. 請求項41の方法において、第1の磁性体と第2の磁性体とのうちの少なくとも一方を選択的に励磁させる方法。
  43. 請求項42の方法において、第1の磁性体と第2の磁性体とのうちの少なくとも一方が電磁石を含む方法。
  44. 請求項41の方法において、前記ボタン又は前記タグのうちの前記一方を前記ピンから選択的に係合解除した後に、前記ピンを前記ボタン又は前記タグの他方へ付勢する段階を更に含む方法。
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