JP2008517558A - リンクアダプテーションを伴う端末送信電力制御 - Google Patents

リンクアダプテーションを伴う端末送信電力制御 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の側面は、上述の問題点のうちの1つまたは複数の問題を対処し、その結果、無線通信にとともに使用するための改善された電力制御システムを提供する。
【解決手段】無線通信における電力使用とリンクアダプテーションとを連携する方法が説明されている。端末及び/またはアクセスポイント(AP)は、所望の通信データ送信レートとの関連から端末の送信電力の修正を試み得る。リンクアダプテーションは、いくつかの所望の方法と組み合わせて用いられ得る。
【選択図】 図1

Description

本発明の側面は、無線通信に関する。より詳しくは、本発明の側面は、無線信号の送信に用いられる電力制御に関する。
無線通信の発展と、インターネットとの融合は、ローカルエリアネットワークの発展に影響を与え続けている。IEEE802.11に基づく通信プロトコルと、それに関連するデバイスの発展により、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)は、頻繁に見かけるようになった。WLANは、企業、公共及び家庭環境における、PC、PDA及びその他の機器間に高速な無線接続性を提供する。WLANユーザは、WLANへのアクセスを期待し、より広い受信可能範囲とより高いスループットを要求している。携帯型機のユーザにとって、電力消費への憂慮もまた問題となっている。
最近、802.11シリーズのプロトコルが主要なWLAN標準となっている。いくつかの標準規格(例えば、IEEE802.11a/b/g)は、その標準化が終了している。これら標準規格のうちのいくつかは、ユニットへリンクする際の電力を変更する機能を含む。
同時に、無線プロバイダーはアダプティブアンテナアレイ(スマートアレイアンテナとも呼ぶ)を試みている。アダプティブアンテナアレイに対する最近のアプローチでは、電力制御に焦点をあてたものはない。それどころか、アダプティブアレイは、ビームの向きを操作する技術に重きを置いている。
本発明の側面は、上述の問題点のうちの1つまたは複数の問題を対処し、その結果、無線通信にとともに使用するための改善された電力制御システムを提供する。
(1)モバイル端末のための送信電力制御方法であって、所望のデータレートを決定するステップ、前記所望のデータレートと現在のデータレートとを比較するステップ、前記所望のデータレートに関連する消費電力に適合するよう、前記モバイル端末の送信電力を調整するステップを含む。
(2)アクセスポイントのアンテナパラメータの変更が起きたかどうかを決定するステップ、前記アンテナパラメータの前記変更に基づき、モバイル端末の送信電力を修正すべきかどうかを決定するステップ、前記2つの決定するステップに応じて、前記モバイル端末の前記送信電力を修正するステップを含む電力制御方法。
(3)データレートの変化がおきたかどうかを決定するステップ、前記現在のデータレートを前回のデータレートと比較するステップ、前記比較するステップでレートの変化が予め定められたレート変化レベル以上であるとき、モバイル端末の送信電力を修正するステップを含む電力制御方法。
(4)アクセスポイントへデータを送信するモバイル端末のために送信電力を修正するシステムであって、所望のデータレートを決定し、前記所望のデータレートを現在のデータレートと比較し、前記所望のデータレートに関連する消費電力に適合するよう、前記モバイル端末の送信電力を調整するプロセッサを含む。
(5)アクセスポイントへデータを送信するモバイル端末のために送信電力を修正するシステムであって、前記アクセスポイントのアンテナパラメータが変化したか否かを決定し、前記アンテナパラメータの変化に基づき前記送信電力から前記アクセスポイントへの送信電力を修正すべきかどうかを決定し、前記モバイル端末の前記送信電力を調整するプロセッサを含む。
(6)アクセスポイントへデータを送信するモバイル端末のために送信電力を修正するシステムであって、データレートの変化がおきたかどうかを決定し、現在のデータレートを前回のデータレートと比較し、前記モバイル端末の前記送信電力を修正するプロセッサを含む。
無線通信にとともに使用するための改善された電力制御システムを提供できる。
本発明の側面は、以下の図面を用いて説明される。
本発明の側面は、無線ローカルエリアネットワークにおけるアクセスポイントでの我々に対する電力制御に関する。
以下の説明は、読者の便宜のために、複数のセクション、すなわち、電力制御、IEEE802.11hにおける送信電力制御、IEEE802.11b、802.11eおよびその他の標準規格における送信電力制御、リンクアダプテーション方法、およびリンクアダプテーションに伴う送信電力制御に分けられている。
以下の説明のエレメント間には種々の関連があることは留意すべきことである。これら一般的な関連は、特にことわらない限り、直接的あるいは間接的であり、この詳細説明をこの点に限定するものではないことも留意されたい。
電力制御
本発明の側面は、リンクゲインの観点から、非相互的なアップリンク及びダウンリンクシステムとともに用いられ得る。例えば、本発明の側面は、スマートアンテナを備えるアクセスポイント(AP)を用いたWLANシステムとともに用いられ得る。ここで、本発明の側面は、レートを送信する局との他、消費電力を送信する局のうちの少なくとも1つに対処する。送信電力制御(TPC)機能及びリンクアダプテーションは、種々の環境あるいは予想される状態において用いられ得る。例えば、本発明の側面は、局がその最高のデータレートで送信する、あるいはその最低のデータレートで送信するシステムにおいて用いられ得る。
システムの有用性を維持しつつ、消費電力の削減を実現するために、TPCで機能する方法及びシステムや、規格に準拠した無線LANのAP及び局が用いられ得る。
電力削減は、全てのデバイスが常にアクセスポイントに接続されていることを意味するのではない。むしろ、隠れ端末が、各局の送信電力が他の局に到達するに充分ではないところに存在する、あるいはアクセスポイントから遠ざかっているということである。802.11bや802.11e規格では、局は一定の電力で送信し、TPC機能を備えていない。以下では、802.11プロトコル群においてTPCを可能にするための種々のアプローチを説明する。
IEEE802.11hにおける送信電力制御
IEEE802.11hは、ヨーロッパの5GHz帯における規格である。この規格では主にTPC及び動的な周波数選択(DFS:Dynamic Frequency Selection)を取り扱っている。802.11hでのTPCの主な理由は、TPC(802.11hで設定された最大規制の送信電力を意味する)がヨーロッパの5GHzにおける動作に要求されるということである。TPCに関し、802.11hは、フレーム構成を定義しているのみで、TPCを実現するための方法は何も示していない。
本発明の側面は、IEEE802.11h規格のプローブリクエスト/レスポンス、あるいはアクションコマンド群を用いて、TPC情報を送信することに関する。これらの特徴は他のIEEE802.11規格でTPCを用いる際に役に立ち得る。これらコマンド群は、隠れ端末の回避に役立つ制御信号を送信する際に用いられることもあり、また、用いられなかったりすることもあり得る。制御信号を用いる場合、制御信号は、隠れ端末問題を回避するために通常の電力で送信するよう設定され得る。これはAPと局との両方にいくらかの変更が含まれ得る。しかし、本発明の側面は、802.11hで用いられる技術と類似の技術に基づくTPCを可能にするために、802.11b/e規格でリザーブされているスロットあるいはフレームが用いられ得る。
802.11h及び802.11bはフレーム構成をもつものの、同一ではない。次に、802.11hにおける種々の所見と、802.11hではないプロトコル群でのTPCの実現方法について説明する。
TPCリポートの動作のために、802.11hはプローブレスポンスを変更する。レスポンスを変更する一方、TPCの初期化のためにプローブリクエストは変更されない。より詳しくは、802.11hは、TPCリポートのためにアクションフレームを用いる。
802.11hでのTPCで用いるオーダーナンバーは、802.11b/eでは現在リザーブされているので、TPC802.11b/eのプローブレスポンスにも上記同様の変更が可能である。
802.11bでは、アクションフレームに対する規制はない。従って、このプロトコルにおいてプローブリクエストを変更することはより容易である。
802.11eでは、アクションフレームとプローブリクエストとが定義されている。
802.11hでは、(ビーコンあるいはプローブレスポンスに含まれている)スペクトラム・マネージメントスロットが「1」に設定されているとき、局はAPがTPCを行っていることを認識する。
802.11b/eでは、スペクトラム・マネージメントスロットの同じスロットがリザーブされている。本発明の側面では、TPCを実現するためにこのスロットを利用し得る。
このような概要から考慮すると、802.11hでは、図1に示すようにTPCを実現し得る。図1では、アクセスポイント101とモバイル局102とを示している。送信電力が、モバイル局102からアクセスポイント101へのTPCリポートに含まれている。TPCリポートは、アクションフレームの一部として、あるいはプローブレスポンスフレームの一部として含まれている。この図は、アクセスポイント101がモバイル局102の送信電力を調整することを欲している状態を示している。TPCリポートは、アクセスフレームを用いたアクセスポイント101からモバイル局102へのTPCリクエストに呼応して生成される。モバイル局102が、アクセスポイント101の送信電力を調整したいときには、相互にリクエスト及びリポートをもつことであり得る。
しかし、モバイル局102が、それ自身の送信電力を調整することはできない。TPCのための現在の送信電力情報はプローブレスポンスフレームに含まれている。これは、受信機であらゆる計算がなされることを意味する。
本発明の側面は、モバイル局102がそれ自身の送信電力を調整する機能を含む。アクセスポイント101は、現在のモバイル局102の送信電力間の違いを計算し、この情報を更新して、この情報をモバイル局102へ転送する。
IEEE802.11b、802.11eおよびその他の標準規格における送信電力制御
IEEE802.11b/eにおいて、TPCを実現するために、802.11hのスロット構成を多少変更し得る。802.11b/eプロトコル群のフレーム構成を変更する機能により、種々のTPCアプローチが規制され得る。アクセスポイント101とモバイル局102にも、TPCを可能にするために変更する必要があり得る。TPCは、プローブリクエスト及びプローブレスポンス信号を用いる方法として実現され得る。どのタイプの状態(固定アレイ及びアレイの変更)においてもTPCが用いられ得る。これは図2A、2B、3A及び3Bに示している。
図2A及び2BにはTPCが説明されている。ここで、モバイル局はアクセスポイント201が種々のアレイパターンを変更しているかどうかを認識している。
局207は、RTS(Request to Send)信号208をアクセスポイント201へ送信している。プローブリクエスト/レスポンス時間が、フレームのデュレーションフィールド(Duration Field)中のNAV設定タイマーに追加され得る。アクセスポイント201は、RTS208を受信し、当該モバイル局へCTS(Clear to Send)信号209で応答する。
局207はプローブリクエスト210を送信し、アクセスポイント201へ(例えばTPCフラグを設定することにより)TPCの使用を要求する。
アクセスポイント201は、当該局からの受信電力を検出し、受信電力とアクセスポイント201との通信に必要な電力との間の値の違いを決定する。
アクセスポイント201は当該モバイル局へプローブレスポンス211を送信し、当該モバイル局へ当該値の違いを通知する。
すると、モバイル局は送信電力を削減して通常の動作を継続する。
図2A及び2Bは、各ビームの負荷等価を自動的に変更するアレイ201のサービスエリアの変遷を示す。
図3A及び3Bは、パケット操縦(packet steering)により自動的に変更するアレイ201のサービスエリアの変遷を示す。
図4は、モバイル局401と、アクセスポイント402と、他のモバイル局403との間の信号の流れを示したものである。アクセスポイント402は、例えばアクセスポイント402に関連するアンテナビームアレイが変更することを知らせるために、ビーコンあるいはプローブレスポンス404を送信する。次に、モバイル局401はRTS405を高い電力でアクセスポイント402へ送信する。これは他のモバイル局403にも信号406として受信され得る。もちろん、当該他のモバイル局403は、信号406を受信することができる範囲に存在することもあり得るし、存在しないこともあり得る。次に、アクセスポイント402はCTS信号407をモバイル局401へ送信する。CTS信号407は、他のモバイル局403に受信されることもあり得るし、受信されないこともあり得る。
アクセスポイント402はプローブリクエストあるいはアクションシグナル408をアクセスポイント402へ送信し得る。同じ信号(ここでは破線の信号409と示している)が他のモバイル局403に受信されることもあり得るし、受信されないこともあり得る。アクセスポイント402は、次に、ステップS410において、モバイル局401に対し削減すべき電力を決定する。
アクセスポイント402は、設定される新たな電力あるいはモバイル局401で削減すべき電力の量を含むプローブレスポンス411をモバイル局401へ送信する。新たな低い電力の設定にして、モバイル局401は信号412でデータをアクセスポイント402へ送信する。するとアクセスポイント402は、当該データの受信したことを(ACK信号413)通知する。信号413の送信は、アクセスポイント402がデータ信号412を受信したことをモバイル局401が確認できるほどに充分高い電力で実行され得る。あるいは、ACK信号413はアクセスポイント402でのエネルギー節約のため低い電力で送信され得る。
ACK信号413を高い電力で送信する利点は、他のモバイル局403が、モバイル局401がデータ送信を終了し、他のモバイル局403がアクセスポイント402へのデータ送信処理を開始し得ることを認識でき得ることである。
2つのナビゲーション設定インターバルが発生し得る。1つ目の414はRTS信号405から確認信号413が送信し終わるまでの間に発生する。2つめの415はCTS信号406から確認信号413が送信し終わるまでの間に発生する。
リンクアダプテーション方法
以下、本発明の側面に係る種々のリンクアダプテーション方法について説明する。ここで、各局は、受信電力をチェックし、アクセスポイントからの受信電力に応じてデータレートを変更する。これらの方法は、APから/への制御情報を送信の必要を最小限に抑え、あるいは削除し得る。
リンクアダプテーションへの実際の方法を現在のIEEE802.11規格では定義されていない。それにもかかわらず、現在のIEEE802.11のチップセットあるいは関連の機器のほとんどは、従来からのアプローチに従ったタイプのリンクアダプテーションを実行する。送信レートは最初は最大に設定し、チャネル状態に応じて送信レートを低くすること、送信レートを最低に設定すること、リンクアダプテーションを実行すべき頻度、受信電力と誤り検出結果をリンクアダプテーションに使用すべき頻度、等が考慮されている。図5は、従来のリンクアダプテーション方法を図示したものである。各局502はアクセスポイント501からビーコンあるいは制御信号503を受信する。局502は、ステップ504に示ように、受信信号の電力に応じて電力を変更するか否かを決定するために、ビーコンあるいは他の制御信号を利用し得る。
図5に示すように、これらリンクアダプテーション方法は、アクセスポイント501と局502との間のアップリンクとダウンリンクが、リンクゲインの観点から相互的であることを想定している。これは、現在のアプローチはスマートアンテナを用いないことを示唆している。これは、システムが、スマートアンテナを備えたアクセスポイントを用いるとき、アップリンクとダウンリンクは常に相互的ではないことによる。これは受信のためのアンテナパターンが、特に、図3に示したようなパケット操縦システムでは、送信のためのアンテナパターンとは常に同じではないことによる。さらに、リンクアダプテーションは、現在の無線LANの全てのアクセスポイント501は、一定の送信電力をもつという想定のもとで現在実行されている。しかし、将来、アクセスポイントは、アダプティブアレイあるいは干渉を低減するための類似のデバイスを用いて、送信電力を変更できるようにはなり得ない。図5のリンクアダプテーション方法はスマートアンテナに用いたとしても、エラーが発生しやくなり、ユーザへの質的なサービスを提供できない。
図6及び7は、本発明の側面に対応するスマートアンテナとともに用いられ得る種々のリンクアダプテーション方法を示している。図6によれば、アクセスポイント601は、ステップS603において、そのアンテナパラメータを変更するか否かを決定する。ステップS603においてyesであれば、新たなアンテナパターンのパラメータ及び/又はアクセスポイント601の送信電力が、ビーコン(または他の制御信号)605に挿入される。ステップS603においてnoであれば、ステップS604はスキップされる。
次に、当該ビーコンまたは他の制御信号605は局602へ送信される。ステップS606において、局602は、当該ビーコン(または他の制御信号)605中の情報に応じて、その送信レートを上げたり下げたりする。この修正は、1つのビーコンにつき1回、または複数のビーコンにつき1回行い得る。アクセスポイント601及び局602は、(パス607と608のそれぞれにおいて)ビーコンまたは他の制御信号605が次に送信されるまで待つ。さらに、リンクアダプテーションは、ビーコン信号の送信毎に、または定期的に、またはアンテナパラメータを変更したときに、実行し得る。
アンテナパラメータは、例えば、送信ビームと受信ビームとの間の利得の差でもよい。これは、より広いエリアをカバーするワイド送信ビームとしてパケット操縦を用いるシステムに適用可能である。
図7は、アクセスポイント601がビーコン605中の(ステップ604で挿入された)アンテナパラメータの変更情報またはAP送信電力の変更情報の送信のみを行う手法を示している。その場合、局は、ビーコン中の情報毎にレートを上げたり下げたりする(1つのビーコン毎に、または複数のビーコン毎に行う)。各局602は、変更情報のいずれかを伴うビーコン605を受信すると、アクセスポイント601に電力制御情報を要求するために、プローブリクエストまたはアクションフレーム701を送信する。すると、アクセスポイント601は、ステップ702において、マージンすなわち送信ビームと受信ビームとの間の利得の差を計算する。次に、アクセスポイント601は、プローブレスポンスまたはアクションフレーム703で利得の差すなわちマージンを局602へ送信する。これに代えて、あるいは、これに加えてさらに、アクセスポイント601は、その送信電力を、プローブレスポンスあるいはアクションフレーム703を用いて局602へ送信する。
図8A及び8Bは、パケット操縦に用いられるアンテナパラメータの例を示している。一般に、アクセスポイント801からのワイドビーム802(G、G、G)とシャープビーム803−805(G´、G´、G´)のどちらにおいても、アンテナパラメータは局A−Cの方向に応じて異なる。しかし、アクセスポイント801は、(図6及び7に示したように)全ての局へアンテナパラメータを送信するときのこれら全ての違いに適応できないように制限され得る。ビーコン605で全ての局に全アンテナパラメータを送信するとは云えない状態(アンテナパラメータを1つも送信しない場合も含むがこれに限定されない)に対処する2つの手法を説明する。
第1の手法では、アクセスポイント801がアンテナパラメータとして最小利得差((δG)min)を計算し通知する。アクセスポイント801は、次に、ワイドビーム802(G、G、G)で制御情報を送信し、シャープビーム(G´、G´、G´)803−805で、各局の信号を受信する。(δG)minは、次式で表すことができる。
(δG)min=Min[(G´-G),(G´-G),(G´-G)] 式(1)
または、
(δG)min=Min[G´,G´,G´]−Max[G,G,G
式(2)
この方法は、実装が容易である。しかし、全ての状態がこの手法で個別の最適利得を実現できるとは限らない。上記式の処理を図22に示す。
第2の手法では、アクセスポイント801は、各局の方向を知っており、この情報を各局へ予め送信する。各局A−Cは、この方向情報を記憶あるいは格納する。次に、アクセスポイント801がそのアンテナ放射パターンを変更するとき、アクセスポイント801は、アンテナ指向性と放射特性との間の関係を計算し、この情報をアンテナビーム(すなわちビームパターン)の推定放射特性として、局へ送信する。局A−Cは、この情報を受信し、現在の状態とアンテナビームの推定放射特性とを用いる新たなビームを用いて、利得(ゲイン)増加分を計算する。
例えば、図8A及び8Bに示すように、アクセスポイント801が中心方向Gctを決定する。局Bは、例えば、中心Gctと局Bとの間の方向角が+1/8πであるという、アクセスポイント801からの情報を受信する。次に、アクセスポイント801はアンテナ放射パターンを変更し、局A−Cへ、現在の中心ゲインがGct´dBであるという情報を送信する。この情報とともに、あるいは別個に、方向+1/8πのゲインは中心方向のゲインよりもαdB小さいという指示が送信される。局Bは受信して、そのアンテナパラメータを(Gct´−α)dBに調節する。
一般に、各局は、リンクアダプテーションに用いられる入手可能な送信レートと受信電力との間の関係に関する情報を持っている。局が上記リンクアダプテーション方法のうちの1つに従うならば、次式を用いて受信電力を変更し得る。
受信電力=実際の受信電力+アンテナパラメータ
式(3)
従って、アクセスポイント801がその電力を変更する場合には、局は、上述したようなリンクアダプテーションを実行するために、受信電力と送信レートとアクセスポイント801の送信電力とを必要とし得る。
テーブル1及び2は、送信電力、受信電力及びデータレートのテーブルの間の種々の関係を示している。テーブル1に示したものと類似する情報を用いて、有効な送信レートを実現するために、局は、その電力を調節する。
Figure 2008517558
リンクアダプテーションに伴う送信電力制御
TPC及びリンクアダプテーションは、どちらも局の受信電力レベルを用いるため、体系化された制御として、両者は合わせて用いられる。両者の方法は、TPCにおける異なる優先度及び適用されるポリシーに基づき組み合わせ得る。
次に、リンクアダプテーションと組み合わせるTPCメソッドに対し、あり得る種々のポリシーを列挙する。
a.データスループットを重視する第1のポリシー
i.各局は、リクアダプテーションが許容する限り高いレートで送信する。
ii.局は一定のレートで送信する。例えば、アクセセスポイントが容認可能なレートを11Mb/s程度に制限し、局の現在のレートが11Mb/sでないとき、局は送信しないか、またはそのレートを11Mb/sに変更する。
b.省電力を重視する第2のポリシー
i.全ての局が電力のみを重視するとき、時々いくつかの局はリンクアダプテーションが許容するよりも大幅に低いデータレートで送信することがあり得る。これは他の局へ悪い影響を与え得る。このポリシーでは、全ての局が最も低いデータレートで運用できることを前提とする。
c.ネットワーク状態に基づくデータレートを重視する第3のポリシー
i.ネットワークが混雑していなとき、各局はTPCを重視する。
ii.ネットワークが混雑しているとき、各局はスループットを重視する。
1.各局は最大レートで送信する、または
2.アクセスポイントは最小レートに設定して、どの局も当該最小レートよりも低いレートで送信することを禁止する。
次に、局により実行されるTPCインターバルは、制御の複雑性と同じくくらいにシステムスループットに関係する。次の3つの状態が考えられる。
a.TPCは、局の信号送信の度に実行される。
b.TPCメッセージの伝達は、次の2つの考慮すべき事項を用いて削減される。
i.アクセスポイントからのTPCレベルは、TPCメッセージインターバルの間リンクを維持するために充分なフェージングマージンにより計算される。
ii.アクセスポイントは局へ、アクセスポイントのアンテナ指向性または他の放射特性は局により要求される度に変更されることを通知する。変更が生じなければTPCは要求されない。
c.TPCメッセージ伝達は、以下の事項のみを用いて削減される。
i.アクセスポイントからのTPCレベルは、TPCメッセージインターバルの間リンクを維持するために充分なフェージングマージンにより計算される。または、アクセスポイントがそのアレイパターンを変更したとしてもリンクを維持するために充分がマージンにより、TPCレベルは計算される。
制御ポリシー及びTPCのメッセージ送信頻度の組合せは、次のテーブル3に示されている。種々の例が次に示す図にも示されている。ここで示す例は、例1−9を含む。次のテーブルにおける番号は、これに対応する例の番号を示す。
Figure 2008517558
例1
図4は、この第1の例を示す。ここで、各局401または403は、上述の方法のうちの1つを用いて、リンクアダプテーションを実行する。その後、局401がそのデータを送信したいときに、局401が図4に示したようにTPCを実行する。
図4は、IEEE802.11規格のDCF(Distributed Coordination Function)オペレーションを満たす場合を示している。しかし、これは、IEEE802.11規格のPCF(Point Coordination Function)オペレーションの修正版、IEEE802.11e規格のEDCA(Enhanced Distributed Channel Access)オペレーション及びHCF(Hybrid Coordination Function)オペレーションとともに用いられ得る。
EDCAの場合、当該方法はDCFの場合と類似する。DCFとEDCAとの間のTPCにおける1つの相違点は、EDCAにはブロックACKモードが存在することである。ブロックACKモードでは、ADDBAリクエスト/ADDBAレスポンスコマンドが、RTS/CTSの代わりに用いられ、これらで図4のRTS/CTSを置き換えることができる。さらに、ADDBAリクエスト/ADDBAレスポンスは、いくつかのリザーブビットを持ち、このリザーブビットにTPCリクエスト及びレスポンス信号を含ませてもよい。この他の手法では、削減すべき電力を送信するために、プローブリクエスト/レスポンス、またはアクションフレームを使用する必要がない。
PCFまたはHCFの場合には、ポイントコーディネータ(PC)(802.11eのハイブリッドコーディネータ(HC))はこれらの信号を制御する。PC(HC)はアクセスポイントに置かれ得る。PCFスキームは、局がPC(HC)にポーリングリストに当該局を登録するよう要求することにより、初期化され得る。その後、PC(HC)は、当該局にトラヒックを送付すると同時に、定期的に当該局にトラヒックを問い合わせる。局は、PC(HC)により制御され、PC(HC)からの各ポーリング信号のために、1または複数のフレームを送信することを許容する(IEEE802.11規格参照)。
従って、PCF(HCF)では、局がDATA+CF ACKフレーム中にTPCリクエストを含ませ、PC(HC)がDATA+CF ポールフレーム中にTPCレスポンスを含ませる。現在、802.11/802.11eではアドレス4のスロットはN/Aとなっている(規格によれば、これは、アクセスポイントと他のアクセスポイントとの間で送信する場合のためである)。それは、ここで説明するように、TPC信号に用いられ得る。あるいは、他のいかなるリザーブスロットの用いることができ得る。RTS/CTSも用いることができる。
今後の規格では、全てまたはいくつかのモードが、一般的に、IEEE802.11a/b/gと下位互換性及び相互接続互換性をもち得る。従って、ここで説明するTPC及びリンクアダプテーションは、802.11ファミリーの全ての標準に適合する可能性があり得る。
TPCを可能にするために、アクセスポイントは、特定のレートでリンクを維持するための送信レート及び要求受信電力レベルを示すテーブルを用い得る。ほとんどの局は、リンクアダプテーションを実行するために、そのようなテーブルをもつ。テーブル4−1及び4−2は、テーブルの例を示している。“b”は、11Mb/sに対する要求電力を示す変数である。例えば、ここで、局が11Mb/sで信号を送信し、その受信電力が(b+4)dBmである。アクセスポイントは当該テーブルをチェックして、要求レートが11Mb/sのときにb dBmの電力が必要であることを知る。従って、アクセスポイントは当該モバイル局へ4dBだけ電力を低くするように通知する。これに応じて、当該局は4dBだけ送信電力を低くする。
Figure 2008517558
例2
例2は、システムがTPCメッセージ交換の頻度を低減しようとする場合の例を示している。これに関し、2つの手法を説明する。
アクセスポイント601と局602についての第1の手法では、局602は、アクセスポイント601が送信の度に、そのアンテナ放射パターンまたは他の特性を変更しているか否かを調べる。アクセスポイント601がスマートアンテナ(アダプティブアンテナ)を用い、そのアレイ幅を変更するとき、例えば、局602の受信コンディションも変更する。従って、局602は変更が生じたか否かを尋ねる。変更が生じた場合、当該局はTPCの実行を開始する。
この手法は、アクセスポイント601が他の理由により送信電力を変更したときにも適用できる。局602は、アクセスポイント601がより正確にそのコンディションを変更した場合には、アンテナパラメータ信号を用いて応答できる。例えば、アクセスポイント601がアレイ幅を変更するか、または大規模に電力を送信する場合、さらに、いくつかの制御信号毎にリンクアダプテーションが行われる場合、リンクアダプテーションにより変更されるレートは、予想されるほど更新され得ない。従って、この状態では、アンテナパラメータをもつことは有益である。
第2の手法は2つの利点をもつ。1つ目として、この手法は、局とアクセスポイントとの間のTPCのためだけに送信される追加の信号の送信を削減し得る。TPCのための信号送信の頻度を少なくする理由の1つは、冗長信号無駄帯域幅である。これはまた、スループットの低下を意味する。これはRTS/CTSを用いる状況では顕著となる(テーブル5参照)。TPCのために、RTC/CTS中のリザーブスロットを使用し得る。しかし、現在の802.11標準において、RTC/CTSスロット中だけでは最大リザーブスロットは3ビットである。これら3ビットでは、削減すべき電力値を充分なレンジと正確さで通知するには不十分である。
2つ目として、この手法は、アクセスポイントと、変更することのない局との間で、局(またはアクセスポイント)が(音声等のように)ほとんど絶えず信号の送信を欲する場合のチャネル状態にメリットがある。TPCの不要な処理を削減することは、電力消費とともに、信号処理リソースの無駄な消費を避けることができる。
図8は、後者の例のフローチャートを示す。局602がデータを送信したいとき、当該局はステップ901でレートを変更し、ステップ902でアンテナパラメータが変更したかどうかをチェックする。アンテナパラメータ信号が変更している場合には、局602はTPC変更が要求されているかどうかを決定する。ここでTPC変更には、RTS信号904、CTS信号905、プローブリクエスト906、及びTPCが要求されているかどうかの決定を含む(ステップ907)。ここで、アクセスポイント601は、信号の受信レートと電力をチェックし、TPCが必要かどうかを決定する。
TPCが必要である場合、ステップ908でそれを実行して、プローブレスポンス909、データ信号910、及びACK911を用いて局602とアクセスポイント601との間で情報が送信される。TPCが不要な場合には、処理はプローブレスポンス、データ及びACK信号909−911へ進む。最後に、ステップ912において、新たなレートが記憶される。
ステップS902において、アンテナパラメータに変更がない場合、ステップS903において、局602は、現在のレート(ratec)と前回のレート(ratep)との間のレート及び/または電力の差が、レートレベルの2倍より大きいかどうかを決定する。電力情報は、レート情報と組み合わせて、またはレート情報の代わりに用いられ得ることは留意する点である。
ステップ903においてyesの場合には、当該システムは上記のようにして処理を進める。noの場合には、当該システムは新たなサイクルを開始する。
ステップ907において、アクセスポイント601が、例えばテーブル4−1及び4−2に示すようなテーブルから取得され得る信号データ及びマージン情報を基に差分値を計算する。例えば、テーブル4−1を用い、受信レートが2Mb/s(要求電力は(b−6))である場合、アクセスポイント601は、現在のレートよりも1レベル高いレート5.5Mb/sでの送信のための受信電力と要求電力との間の差を計算する。なお、このレート5.5Mb/sにおける要求電力は(b−3)である。この場合、差分値は、“受信電力−(b−3)”である。この3dBはマージンである。この例におけるマージンレベルは1レベルであるが、制御ポリシーに応じて変更し得る。さらに、テーブル4−2を用いる場合、レート2Mb/sと5.5Mb/sとの間の電力差はわずかであり、この場合にはこれらを1つのグループにまとめることも可能である。
Figure 2008517558
例3
図10は、例3の信号フローチャートである。例3の手法は、例2の手法と類似する。しかし、ステップ903は、ステップS902の代わりにステップ1001として実行される。ここで、局602は、アンテナパラメータの変更をチェックしない。これは、アクセスポイント601がアレイ変更すれば、その影響は、リンクアダプテーションを用いて、受信電力と送信レートに反映する。この例では、局602はTPCの実行の前に、アクセスポイント601のアンテナパラメータの変更をチェックする必要がない。例3のシステムの1つの利点は、例2よりもその実装が容易であるということである。
例3は、次に示す条件のうちの1つまたは複数の条件の下で使用でき得る。
・アクセスポイント601は、そのアンテナ放射パターンまたは他の特性をほとんど変更することがないか、またはこのような変更が非常に小さく、局602へ影響することがない場合
・局602が、そのTPCの頻度と、アクセスポイント601がそのアンテナパラメータを変更する頻度とを比較することにより、リンクアダプテーションを実行する、または局602はアクセスポイント601の新たなアンテナパラメータを受信すると直ぐにリンクアダプテーションを実行する。
次に示す例は、上述の手法のうちの1つについて説明している。次の例では、上述の理由から、ステップ1001をステップ902−903に置き換え得るとともに、ステップ902−903をステップ1001に置き換え得る。
例4
図11は、例4を用いた手法を示す。例4はポリシーが電力の低減を重視する場合の手法を表している。ここで、各局602は、送信前に要求レートを計算する。
局602がペイロードを送信したいとき、例えば、次のテーブル6に示すようなテーブルを用いて、トラヒックすなわちコンテンツ及びその要求レートに応じた送信ペイロードカテゴリをチェックする。アクセスポイント601では、図11に示したように、マージンが設定され得る。図11は、図9と類似する。しかし、ステップ902でnoの場合には、処理はポイントB1101へ進む。ポイントBは図12へ続く。
ステップ1201では、局602は、データ送信カテゴリと、その要求レートをチェックする。種々のレートがテーブル6に示されている。ステップ1202では、局602は、要求レートが現在のレートよりも小さいかどうかをチェックする。yesの場合には、ステップ1203へ進み、当該システムは要求レートを現在のレートとして設定する。ステップ1202においてnoの場合には、ステップ903へ進み、局602は、マージンを伴うまたは伴わないTPCが必要かどうかをチェックする。
例えば、テーブル6を用いると、送信データカテゴリーが“音声”の場合(このテーブルによると、要求レートは2Mb/s)、現在のレートが7Mb/sの場合、局はレートを2Mb/sに更新する。この場合の利点は、各局は所望のトラヒックすなわちコンテンツ及び低い電力に対し充分足る高いレートで送信できることである。
テーブル6で用いられている数値は、例示を目的とするだけのものである。これらはシステムの基本設定に基づき変更できる。
局602は、例2に示したように、調査のために、アンテナパラメータ変更情報を用いることができる。アクセスポイント601の処理は、例2及び3と同じである。
Figure 2008517558
例5
例5は、図10及び13をついて示している。例5は、アクセスポイント601による要求以外は例4と類似する。計算は、図10のポイントA1002で開始され、図13へ続く。ステップ1301において、当該システムは、要求レートとアクセスポイント601での現在のレートをチェックする。ステップS1302において、アクセスポイント601は現在のレートが要求レートよりも高いかどうかを決定する。yesの場合はステップ1303へ進み、現在のレートに要求レートが設定される。次に、アクセスポイント601は、ステップ907でTPCが要求されるかどうかを決定する。ステップ1302でnoの場合は、ステップ907へ進む。
1つの利点は、局602がテーブル6をもつ必要がないことである。さらに、局602は適当なレートを設定することを要求されない。この例は、局602での電力消費を最小限に抑えるように、局602に処理機能をより少なくすることが要求されている場合には有効である。しかし、この例では、アクセスポイント601は差分値のみならず、レート情報も送信する必要がある。現在のプローブレスポンスまたは類似の信号が、わずかな修正で、電力及びレートの両方を送信するために使用できる。
テーブル7は、例6で用いられ得るテーブルの例を示している。“b”は2Mb/sにおける要求電力を示す。この場合、アクセスポイント601はトラヒックカテゴリー−レート及びレート−要求電力の両方の情報を有する。局602は、例2に示したような調査のためにアンテナパラメータを利用してもよいし利用しなくてもよい。この処理は、図9には示されているが、図11には示されていない(しかし、この例の適用範囲内であると考えられる)。
Figure 2008517558
例6
例6のポリシーは、WLANマネージメントの重視である。ここで“WLANリソース”は、アクセスポイント601の無線リソースをどれだけ占有するかを意味する。これは、各APすなわち各アレイで送信/受信するペイロードをもつ局の数、各局から/への負荷のサイズなどに依存する。APは、この図では“WLANリソースマネージメント信号”のようなバイナリ信号を送信する点に留意されたい。しかし、他のいかなる信号も利用することができる。例えば、IEEE802.11e規格により、“Station Count”及び“Channel Utilization”信号がビーコンとして定義されており、これら信号を“WLANリソースマネージメント信号”として利用可能である。ここで、“Station Count”は、各AP(または、各アレイ)に現在対応付けられている局の総数を示し、“Channel Utilization”は、物理的あるいは仮想的なキャリアセンス機能により示される、APが媒体ビジーを検知する時間の割合を示す。これらの場合、APまたは局は閾値を設定する。これらの信号の値が当該閾値よりも大きくなる場合には、APまたは局はWLANリソースはフルであるとみなす。局が、当該値が当該閾値よりも大きいか否かを調べる場合、APは予め閾値信号の値を局へ送信する。例えば、各AP(またはアレイ)でのVoIP局の最大数がx+2であり、APが閾値x−1を設定し、現在のVoIP局の数がxである場合、APまたは局はWLANリソースはフルであるとみなす。
図14及び15は、例6のフローチャートを示す。ポイントC1402、E1403、G1404は、例6及び以下に説明する他の例に対応して用いられ種々のアクションを反映して並列に示されている。
図14の処理がポイントC1402に進むと、処理は図15へ続く。ステップ1501では、当該システムは、WLANリソースがフルであるかどうかを決定する。yesの場合は、処理は図14へ戻り、RTS/CTS信号へと続く。ステップ1501でnoの場合には、当該システムは、ステップ1502において、送信トラヒックカテゴリーとその要求レートをチェックする。次に、ステップ1503において、要求レートが現在のレートよりも小さい場合には処理はステップ1504へ進み、当該要求レートが現在のレートとして設定される。そうでなければ、ステップ1503から処理は図14のRTS/CTSへと続く。
ここで、アクセスポイントの各アレイは、当該アクセスポイント内または基幹通信網内のマスターリソースコントローラへリソース情報を送信する。次に、マスターリソースコントローラは、全てのアレイからの情報を考慮して、WLANリソースを調べ、この結果を各アレイへ送信する。各アレイが自身に対応するWLANリソースを調べることも可能である。APがスマートアンテナでなく、1つのアレイのみをもつ場合でも同じ仕組みが利用できる。
APは、WLANリソース情報をビーコンのような制御信号で送信し得る。その後、局はWLANリソースを考慮してレートの変更を検討する。このWLANリソースがフルの場合、各局はその最高レートで信号を送信する。しかし、WLANリソースがフルでない場合には、各局は、その最高レートで送信する必要はない。このような場合、局は、消費電力を削減するために、レートを、上記のテーブル7に示したような要求レートに更新する。
例7
例7は、APが、WLANリソースを考慮して、各局に対する送信レートを計算する場合を示す。図14及び図16は、この例のフローチャートを示す。
図14のプロセスは、ステップ901でのレートの変更、その後のRTS/CTS信号の処理を含む。プローブリクエスト906、ポイントC1406に至ると、プロセスは図16へ続く。図16では、APはWLANリソースがフルであるかどうかを決定する。noの場合には、ステップ1602において、当該システムは送信トラヒックカテゴリー及びその要求レートをチェックする。ステップ1603では、APは当該要求レートが現在のレートよりも低いかどうかを決定する。ステップ1603でyesの場合、ステップS1604において、APは当該要求レートを現在のレートに設定する。次に、プロセスはステップ907へ続く。ステップ1601においてyesの場合、またはステップ1603においてnoの場合にもまた、プロセスはステップ907へ続く。
ここで、これらの図では、局は送信毎にTPCを要求するが、局は、よりまばらな間隔で動作してもよい。局がTPCを要求するとき、APは差分値を計算する。WLANリソースがフルでない場合、各局に対し送信レートも計算する。この手法の利点は、局は送信レートを計算する必要もなければ、WLAN負荷を調べる必要もないということを含む。
ここで、WLAN負荷情報は、制御のために用いられる。もちろん、他の適当な情報も、WLANリソースマネージメントを重視する制御を実施するために適用可能である。
オプションとして、図14,15及び16のフローチャートを組み合わせることも可能である。このオプションの組合せでは、WLANリソースは局とAPとにより調べられる。この組み合わせた手法では、局がWLANを間違って解釈し、リソースがフルパワーであるにも関わらす、低いレートでデータを送信した場合、APはリソースを調べて、それに応じて、レートを修正する。
例8
例8は、局が、上述の例2及び3で示したマージンを用いてTPCの頻度を削減する場合の処理を示す。ここで、図14,16及び17は、例8のプロセスを示す。ポイントE1403で。プロセスは図17へ進む。ステップ1701において、局はWLANリソースがフルからフルでない、へ変化したか否かをチェックする。ステップ1701でyesの場合、プロセスは、図14のRTS/CTS信号の交換へ続く。ステップ1701でnoの場合、当該システムは、ステップ1702において、アンテナパラメータが変更したかどうかを決定する。noの場合、ステップ1703において、当該システムは、現在のレートと前回のレートとの違いがレートレベルの2倍以上であるかどうかをチェックする。ステップ1703でnoの場合、プロセスはポイントF1407へ進む。ステップ1701、1703のいずれかにおいてyesの場合、プロセスは、図14のRTS/CTSの交換へと続く。その後、プロセスは、上述したように、図16のポイントD1406へと続く。
ここで、図17において、WLANリソースマネージメントはフルでないからフルへ変化し、APが各局へその最高レートでの送信を求めるので、局はTPCを要求する。この決定ステップでnoの場合、局はTPCの必要性を調べる。あるいは、“アンテナパラメータの変更”情報が任意にあるいは必須として用いることができる。
例9
例9のプロセスは、図15及び18に示されている。ポイントG1404から、局は、ステップ1801でWLANリソースがフルであるか否かを決定する。yesの場合、局は、ステップ1802において、現在のレートが最低レートよりも高いかどうかを決定する。noの場合、プロセスは、図14のポイントH1405へ戻る。yesの場合、プロセスは図14のRTS/CTS信号の交換へと続く。ステップ1801でからnoの場合、ステップ1803で送信トラヒックカテゴリーと、その要求レートが調べられる。次に、ステップ1804で、当該システムは、当該要求レートが現在のレートよりも低いかどうかを調べる。noの場合、プロセスは図14のRTS/CTS信号の交換へと続く。yesの場合、当該システムは、ステップ1805において、当該要求レートを現在のレートとして設定する。次に、プロセスは図14のRTS/CTS信号の交換へと続く。
ここで、WLANリソースがフルまたはほとんどフルに近いとき、APは全ての局に最低要求レートを指示する。局がペイロードを送信したいが、WLANリソースがフルまたはほとんどフルに近いときには、APは要求レートを送信する。当該局は、現在のレートとAPの要求レートとを比較する。現在のレートが要求レートよりも高ければ、この局は送信できる。しかし、当該現在のレートが当該要求レートよりも低い場合には、この局はいかなるデータも送信することができない。
オプションとして、リソースがフルであるときのみならず、それ以外の理由により、APは最低レートを要求する。例えば、リソースがフルでない場合でも、ある1つの局が非常に低いレートで大量のデータを送信しているとき、これは他の局にも影響を与え、VoIP局の数が低減する。
さらに、この場合、APが最低レートを送信せずに、APが局の送信レートを調べることも可能である。このようにして、局は最初にRTSを送信するが、局の送信レートが要求レートよりも低いとAPが決定したときには、APはCTSを送信しない。
しかし、このようにして、同じAPにおける、または同じアレイにおける他の局はNAVを設定する必要があり、しばらくの間、データ送信をしないようにされ得る。
例10
図19は、局の構成図の例を示している。図20−21は、上述の制御手法を実現するための具体的なAPの構成例を示している。これらの図は、TPCとリンクアダプテーションプロセスに関連する構成に注目している。他の構成も可能である。例えば、“TPCコントローラロジック”は、MACに含まれていてもよいし、またはMACに直接接続されていてもよい。さらに、TPCコントローラロジックはホストCPUまたは他のロケーションに含まれていてもよい。
図19は、受信信号をRFトランシーバ1902へ送るSW1901を含む。RFトランシーバ1902では、受信無線器1903は、受信データをBB物理レイヤ1905へ送る。BB物理レイヤ1905は、受信変数ゲイン制御及びLNA GS1906と、復調器1908を含み、両者は受信無線器1903からのデータを受信する。復調器1908は、MAC1911と、クリアチャネルアセスメントCCA1907へ信号を送信する。CCA1907は、VGC及びLNA GS1906へ信号を供給し、その後、受信無線器1907を制御する。CCAは、さらにMAC1911のCCA1912へ信号を送信する。CCA1912及び復調器1908からの信号は、RxMAC1913により受信され、PCIバス1915へ送信される。PCIバス1915から、当該システムは、ホストCPU1916、ホストメモリ1917及びTCP制御ロジック1918のいずれかとデータ交換ができ得る。MAC1911内のTxMAC1914は、PCIバス1915CCA1912からデータを受信し、BB物理レイヤ1905内の変調器1909へ送信する。情報は、変調器1909とCCA1907との間で交換され得る。変調器1909は、RFトランシーバ1902内の送信無線器1904へデータを出力する。その後、PA1910は、TPCコントロールロジック1918からの制御信号と、送信無線器1904からの信号を受信し、これらを送信するためにSW1901へ送る。
リンクアダプテーションは、CCA(Clear Channel Assessment)1917または1912からの情報を用いて、“Tx MAC”により実行される。最初に、局がペイロードを送信したとき、送信の機会がある度にTPCが要求される場合には(上述の例1−3参照)、Tx MAC1914は、プローブリクエストまたはアクションまたは他のいずれかのフレームを用いて、TPCリクエスト信号を送信する。数回機会がある毎にTPCが要求される場合には、TxMAC1914またはTPCコントローラロジック1918は、送信レートと受信電力情報のうちの少なくとも1つを用いてTPCの要求を調べる。このTPCの要求は、TxMAC1914またはCCA1907または1912内のリンクアダプテーションユニットから発生する。
局がAPからのTPCレスポンスを受信したとき、当該局は、RxMAC1913での差分値情報を取り出し、この情報をTPCコントローラロジック1918へ送る。TPCコントローラロジック1918は、送信電力を変更するようPA1910を制御する。RxMAC1913がPAを直接制御してもよい。局が送信データカテゴリーとその要求レートをチェックする場合、必要なテーブルは、MACまたはホストメモリ内のメモリに置かれる。その後、TPCコントローラロジック1918またはTxMAC1914は、リンクアダプテーションユニット及びメモリの両方からの情報を用いて制御を行う。
図20及び21は、アクセスポイントの具体例を示している。図19と構成部と類似する構成部は説明を省略する。図20に示すアクセスポイントは、TPCコントローラロジック2002を含むマスターリソースコントローラ2001を含む。PCIバス1915に接続される。各アクセスポイントは、アンテナエレメント2004を伴う結合器及び分離器2002を含み、種々のチャネルへのアクセスを提供する(例えばここではチャネル1−3(2005−2007)で示されている)。
AP内の各チャネル2005−2007が信号を受信したとき、受信電力情報が確認され、記憶される。各チャネルがTPC要求スロットを含む信号を受信したとき、レシーバMAC1913は、TPCコントローラロジックユニット2002へ、TPC計算の初期化を指示する制御信号を送る。図20及び21において、PCIバス1915は、MAC1911及びTPCコントローラロジック2002を接続し、従って、全てのチャネルが同じTPCコントローラロジック2002を使用できる。TPCコントローラロジック2002が各チャネルの各MAC1911内に設けられていてもよい。
次に、差分値情報がTxMAC1914へ送られ、送信信号により運ばれる。種々のテーブルがMAC1911またはホストメモリ1917内に設けられたメモリに記憶され得る。
APがリンクアダプテーション及びWLANリソースを考慮したTPCを制御しているとき、マスターリソースコントローラ2001は、WLANリソースを制御する。図20は、各APがマスターリソースコントローラ2001を有する場合を示し、図19は、マスターリソースコントローラ2108が基幹通信網内に設けられ、複数のAPのリソースを制御する場合を示している。
図21は、複数のチャネル2101−2103で、PCIバス1915と通信を行うアクセスポイントを示している。PCIバスはホストCPU2104、ホストメモリ2105及びTPCコントローラロジック2106に接続され得る。ホストCPU2104とTPCコントローラロジック2106は、他のアクセスポイント2107及びマスターリソースコントローラ2108に接続され得るイーサネット(登録商標)に接続され得る。各チャネルがそれ自身のマスターリソースコントローラ2108を有していてもよい。
次に、上記した種々のポリシーの例を挙げる。
1.APは常にスループットを重視する。
2.APは常に送信電力を重視する。
3.APは常に各局に、どのポリシーを選択するかをまかせる。
4.APは基本的には各局にまかせるが、ネットワークが混雑してくると、APはスループットを重視する。
APが上記の3または4を選択した場合、各局はポリシーをどのようにして選択するかを決定する。次に示す例がさらに考慮される。
1.局は常にスループットを重視する。
2.APがスループットを重視することを示さない限り、局は常に送信電力を重視する。
3.局に電力供給がない(及び/または電力の残量が少ない)場合、送信電力を重視し、そうでない場合、スループットを重視する。
4.局はアプリケーションに応じてスループットか送信電力を選択する(例えば、局は、映像アプリケーションを送信/受信する場合にのみスループットを重視する)
本発明は、その好ましい典型例の観点から説明した。通常の技術を有する者であれば、この開示の説明から、添付されているクレームの範囲及び精神内で、種々の他の具体例、改良例及び変形例に想到し得る。
図1は、本発明の側面に対応する送信電力制御を示す。 図2Aは、本発明の側面に対応する負荷等価に基づくアレイパターンの変化を示す。 図2Bは、本発明の側面に対応する負荷等価に基づくアレイパターンの変化を示す。 図3Aは、本発明の側面に対応するパケット操縦に基づくアレイパターンの変化を示す。 図3Bは、本発明の側面に対応するパケット操縦に基づくアレイパターンの変化を示す。 図4は、本発明の側面に対応する電力を削減する手順を示す。 図5は、従来のリンクアダプテーション方法を示す。 図6は、本発明の側面に対応するリンクアダプテーションを示す。 図7は、本発明の側面に対応するリンクアダプテーションを示す。 図8Aは、本発明の側面に対応するアンテナパラメータの修正を示す。 図8Bは、本発明の側面に対応するアンテナパラメータの修正を示す。 図9は、本発明の側面に対応するリンクアダプテーションを示す。 図10は、本発明の側面に対応するリンクアダプテーションを示す。 図11は、本発明の側面に対応するリンクアダプテーションを示す。 図12は、本発明の側面に対応するリンクアダプテーションを示す。 図13は、本発明の側面に対応するリンクアダプテーションを示す。 図14は、本発明の側面に対応するリンクアダプテーションを示す。 図15は、本発明の側面に対応するリンクアダプテーションを示す。 図16は、本発明の側面に対応するリンクアダプテーションを示す。 図17は、本発明の側面に対応するリンクアダプテーションを示す。 図18は、本発明の側面に対応するリンクアダプテーションを示す。 図19は、本発明の側面に対応する基地局の構成例を示す。 図20は、本発明の側面に対応するアクセスポイントのさらなる構成例を示す。 図21は、本発明の側面に対応するアクセスポイントのさらなる構成例を示す。 図22は、本発明の側面に対応し、利得増加分を決定するためのプロセスを示す。

Claims (30)

  1. モバイル端末のための送信電力制御方法であって、
    所望のデータレートを決定するステップ、
    前記所望のデータレートと現在のデータレートとを比較するステップ、
    前記所望のデータレートに関連する消費電力に適合するよう、前記モバイル端末の送信電力を調整するステップを含む。
  2. 請求項1記載の方法において、前記比較するステップは、アクセスポイントで実行される。
  3. 請求項1記載の方法において、前記比較するステップは、前記モバイル端末で実行される。
  4. 請求項1記載の方法において、前記比較するステップは、アクセスポイント及び前記モバイル端末との両方で実行される。
  5. 請求項1記載の方法において、データレートの変更が起きたとき、前記モバイル端末の送信電力を修正するステップをさらに含む。
  6. 請求項1記載の方法において、ネットワークが最大限度または最大限度に近いかどうかを決定するステップをさらに含み、前記修正するステップは前記ネットワークの決定ステップの結果に基づき少なくとも一部を修正する。
  7. アクセスポイントのアンテナパラメータの変更が起きたかどうかを決定するステップ、
    前記アンテナパラメータの前記変更に基づき、モバイル端末の送信電力を修正すべきかどうかを決定するステップ、
    前記2つの決定するステップに応じて、前記モバイル端末の前記送信電力を修正するステップを含む電力制御方法。
  8. 請求項7記載の方法において、
    前記アンテナパラメータはビーコンで前記モバイル端末へ送信し、前記修正するステップは、前記ビーコン中のアンテナパラメータが変更する度に実行される。
  9. 請求項7記載の方法において、
    前記アンテナパラメータはビーコンで前記モバイル端末へ送信し、前記修正するステップは、複数のビーコンにつき1回実行される。
  10. 請求項7記載の方法において、
    前記2つの決定するステップは、アクセスポイントで実行される。
  11. 請求項7記載の方法において、
    前記2つの決定するステップは、前記モバイル端末で実行される。
  12. 請求項7記載の方法において、
    データレートの変更がおきたとき、前記モバイル端末の送信電力を修正するステップをさらに含む。
  13. 請求7記載の方法において、
    ネットワークが最大限度または最大限度に近いかどうかを決定するステップをさらに含み、前記修正するステップは前記ネットワークの決定ステップの結果に基づき少なくとも一部を修正する。
  14. データレートの変化がおきたかどうかを決定するステップ、
    前記現在のデータレートを前回のデータレートと比較するステップ、
    前記比較するステップでレートの変化が予め定められたレート変化レベル以上であるとき、モバイル端末の送信電力を修正するステップを含む電力制御方法。
  15. 請求項14記載の方法において、前記予め定められたレート変化レベルは2である。
  16. 請求項14記載の方法において、前記決定するステップは、データタイプの変化に基づき、データレートの前記変化が起きたことを決定する。
  17. 請求項14記載の方法において、
    ネットワークが最大限度または最大限度に近いかどうかを決定するステップをさらに含み、前記修正するステップは前記ネットワークの決定ステップの結果に基づき少なくとも一部を修正する。
  18. アクセスポイントへデータを送信するモバイル端末のために送信電力を修正するシステムであって、
    所望のデータレートを決定し、前記所望のデータレートを現在のデータレートと比較し、前記所望のデータレートに関連する消費電力に適合するよう、前記モバイル端末の送信電力を調整するプロセッサを含む。
  19. 請求項18記載のシステムにおいて、前記プロセッサは前記モバイル端末内に在る。
  20. 請求項18記載のシステムにおいて、前記プロセッサは前記アクセスポイント内に在る。
  21. 請求項18記載のシステムにおいて、
    調整された送信電力レベルで前記データを送信するアンテナをさらに含む。
  22. アクセスポイントへデータを送信するモバイル端末のために送信電力を修正するシステムであって、
    前記アクセスポイントのアンテナパラメータが変化したか否かを決定し、前記アンテナパラメータの変化に基づき前記送信電力から前記アクセスポイントへの送信電力を修正すべきかどうかを決定し、前記モバイル端末の前記送信電力を調整するプロセッサを含む。
  23. 請求項22記載のシステムにおいて、前記プロセッサは前記モバイル端末内に在る。
  24. 請求項22記載のシステムにおいて、前記プロセッサは前記アクセスポイント内に在る。
  25. 請求項22記載のシステムにおいて、調整された送信電力レベルで前記データを送信するアンテナをさらに含む。
  26. アクセスポイントへデータを送信するモバイル端末のために送信電力を修正するシステムであって、
    データレートの変化がおきたかどうかを決定し、現在のデータレートを前回のデータレートと比較し、前記モバイル端末の前記送信電力を修正するプロセッサを含む。
  27. 請求項26記載のシステムにおいて、前記プロセッサは前記モバイル端末内に在る。
  28. 請求項26記載のシステムにおいて、前記プロセッサは前記アクセスポイント内に在る。
  29. 請求項26記載のシステムにおいて、調整された送信電力レベルで前記データを送信するアンテナをさらに含む。
  30. 請求項26記載のシステムにおいて、レートの前記変化が予め定められたレート変化レベル以上であるとき、前記プロセッサは前記モバイル端末の前記送信電力を修正する。
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