JP2008516737A - 開口部および少なくとも一方の三次元の側を有する手の清掃用品 - Google Patents
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Abstract
車など、乗り物を含むが、これらに限定されない種々の物体を清掃するための布、手袋、およびミットなど、清掃用品(20)が開示される。一実施形態では、清掃用品は、毛状か、嵩高か、あるいは三次元の少なくとも一方の側(26)を有するミットの形態である。この実施形態また他の実施形態では、手袋あるいはミットは、少なくとも部分的にその内部の裏地となる不透過性内側ライナー(38,40)を有する。別の実施形態では、手袋あるいはミットは、孔あき不織布また、孔あきフィルム外側表面(46)を有する。別の実施形態では、清掃用品は、少なくとも一方の側に、ほぼ平らな材料を含むと共に、全側表面の約90%未満の表面を有する、該側上の第2領域と視覚的に異なる、第1領域を含む。別の実施形態では、清掃用品は、用品の本体部分における第1、第2および第3指領域(81a,81b,81c)を画成する指位置決め部(70)を含む。清掃用品は、1回の使用を意図する種類(使い捨て)、あるいは2回以上の使用を意図する種類であり得る。
Description
本発明は、車など、乗り物を含むが、これらに限定されない種々の物体を清掃するための布、手袋、およびミットなど、清掃用品に関する。
清掃用の手袋およびミットは既知である。種々の物体を清掃するための数々の異なる種類の用品が、特許文献に記載されている。これらの幾つかは、手袋あるいはミットの形態である。その他の物品は、代替形態におけるものである。物体を清掃するための用品は、次の特許および特許出願に記載されている:米国特許第3,589,819号(ブライアント(Bryant));第4,015,306号(フェンスター(Fenster));第4,953,250号(ブラウン(Brown));第4,696,593号(バイレス(Bayless));第4,980,943号(バーバー(Barber));第5,525,393号(ラープ(Raab));第5,373,601号(ミラー(Miller));第5,979,007号(スーン(Soon));第6,192,543号 B1(リー(Lee));第6,241,580号 B1(フィッシャー(Fisher);第6,491,928号 B1(スミスIII(Smith, III);第6,494,767号(フィッシャー(Fisher);第6,539,549号 B1(ピーターズ・ジュニア(Peters, Jr.));および米国特許出願公開2004/0005831 A1(ジレット(Gillette))。他の製品は、市場で入手可能である。このような製品の例は、日本(Japan)で販売されるフマキラー(Fumakila)ミットである。清掃用の手袋およびミットの改善のための追求が続けられている。
本発明は、布、手袋、およびミットなど、清掃用品に関するものである。本明細書に記載されている清掃用品は、車など、乗り物を含むが、これらに限定されない種々の物体を清掃するのに有用である。
本発明の多数の非限定的な実施形態が存在する。非限定的一実施形態では、開口部を有する本体部分を含む、手袋あるいはミットの形態の清掃用品が開示されている。手袋あるいはミットは、開口部が人の手の少なくとも一部を収容するような大きさおよび形状に作られている。本体部分は、ユーザーの手のひらに隣接して着用あるいは保持される第1の面あるいは側と、ユーザーの手の甲に隣接して着用される少なくとも部分的な第2の面あるいは側とを含む。清掃用品には、例えば、車を手で洗うための湿式清掃操作に適するように、湿潤強度などの特性が与えられてもよい。この実施形態では、第1の側および第2の側の少なくとも一方が、三次元構造体を含む清掃表面を含む。三次元構造体は、本体部分に接合された複数の材料のストリップからなる。互いの上に積み重ねられた材料のストリップの1つ以上の層が存在してもよい。幾つかの実施形態では、材料のストリップの少なくとも幾つかの幅は、約3mm(1/8インチ)より広い、あるいは、約4.5mm以上、あるいは、約4.8mm(3/16インチ)以上である。
別の非限定的な実施形態では、清掃用品は、その清掃表面を含む孔あき外側表面(また「トップシート」)を有する。この実施形態では、孔あき清掃表面は、孔あき不織布、あるいは孔あきフィルムを含むことができる。この実施形態では、清掃用品は、清掃表面の下部に第2の部材(また「二次材料」)を含んでもよい。第2の部材は、清掃用品の清掃表面が上面に向けられる場合、清掃表面の「下部」にあると見なされる。第2の部材は、必要ではないが、次の機能の1以上を果たしてもよい:緩衝機能;スペーシング機能;吸収性機能;汚れ捕捉機能;および/または清掃組成物を泡立てるための泡立て機能。第2の部材は、種々の方式また、方式の組み合わせで作製される、詰め物、一層或いは複数層の繊維性材料若しくはウェブを含むがこれに限定されない、いくつかの異なる種類の材料を含むことができる。そのような材料としては、次のものを挙げてもよいが、これらに限定されない:エアレイされた材料、カーディングされた材料、カーディングされた熱結合材料、水流交絡された材料、スパンメルトされた材料、メルトブローされた材料、および同種のもの。第2の部材は、フォーム構造のような他の形態における、他の合成および/または天然系材料を含むこともできる。
別の非限定的な実施形態では清掃用品は、開口部を有し、本体部分の指領域に隣接して指が配される状態でこの開口部が人の手の少なくとも一部を収容するような大きさおよび形状に作られた本体部分を含む。本体部分は、全表面を有する第1の側と、全表面を有する第2の側とを含み、これら第1および第2の側の少なくとも一方が、第1表面を画成する第1領域と、第2表面を画成する第2領域とを含む。第1領域は、ほぼ平らな材料を含み、また第1表面は、該第1領域を含む側の全表面の約90%未満である。第1領域は、第2領域と視覚的に異なる。
さらなる非限定的な実施形態では清掃用品は、開口部を有し、本体部分の指領域に隣接して指が配される状態でこの開口部が人の手の少なくとも一部を収容するような大きさおよび形状に作られた本体部分を含む。本体部分は、第1の側、第2の側および指位置決め部を含み、これは、本体部分の指領域内に指位置決め部が設けられて該第1の側と第2の側を連結する。この指位置決め部は、当該指位置決め部によって少なくとも部分的に仕切られた、第1、第2および第3指領域を画成する。
清掃用品は、耐液(例えば、水)性若しくは液体不透過性のライナーまた、バックシートを有してもよい。手袋あるいはミットの形態の清掃用品の場合、ライナーは、少なくとも部分的に清掃用品の内部の裏地になる内側ライナーを含んでもよい。他の実施形態では、清掃用品の少なくとも一部は、清掃用品にライナーを設けるのとは別の方法で、耐液性あるいは液体不透過性に作製されてもよい。例えば、清掃用品の少なくとも一部は、清掃用品を構成する材料の少なくとも一部に耐液性あるいは液体不透過性の内側コーティングを設けることによって、耐液性あるいは液体不透過性に作製されてもよい。
他の実施形態では、清掃用品は、手袋あるいはミットの場合におけるように、ユーザーの手の甲を完全に覆う部分を含む必要はない。他の実施形態では、例えば、清掃用品は、ユーザーの手の甲を覆ういかなる部分をも有さない、拭き取り用品の形態であり得る。他の実施形態では、清掃用品は、ユーザーの手の甲の一部のみを覆う(また単に隣接して着用される)部分を有することができる。そのような実施形態の一例は、清掃用品の形状が拭き取り用品に類似しているが、その一端部に着用者の指の先端部をすべり込ませることのできる部分を有する例であり、これは、ユーザーの手の甲の一部のみを覆う(また単に隣接して着用される)。そのような実施形態は、例えば:ユーザーの指の背側;ユーザーの指の先端部の背側;あるいはユーザーの手の甲の全体ではなく、ユーザーの手の甲の一部のみを覆ってもよい。
本明細書に記載される清掃用品は、1回の使用を意図する種類(使い捨て)、あるいは2回以上の使用を意図する種類であり得る。他の多数の実施形態もまた可能であり、以下の詳細な説明に記載するものが挙げられるが、これらに限定されない。また本発明は、本明細書に記載される清掃用品を作製する方法を含む。
以下の説明を参照して考察し、また添付図面と共に解釈することで、本発明は更に容易に明白になる。
本発明は、布、手袋、およびミットなど、清掃用品に関するものである。車など、乗り物を含むが、これらに限定されない種々の物体を清掃するのに有用な清掃用品が、本明細書に記載されている。また本発明は、本明細書に記載される清掃用品を作製する方法を含む。
図1は、清掃用品20の一実施形態を示す。この清掃用品20は、毛状か、嵩高か、あるいは三次元の少なくとも一方の側を有するミットの形態である。図1に示された清掃用品20は、特有の構成を有すること、また本発明の清掃用品は、この特定の構成を有するものに限定されないことを理解されたい。
図1に示された清掃用品20は、内部に開口部24を有する本体部分22を含む。清掃用品20は、開口部24が人の手の少なくとも一部を収容するような大きさおよび形状に作られている。図示した実施形態では、清掃用品20は、開口部24にユーザーの手全体を収容するような大きさおよび形状が作られている。開口部24と反対側の清掃用品20の端部25(つまり、その中にユーザーの指の先端がある部分)は、「対向する端部」と呼ばれる。図1〜3に示された実施形態では、対向する端部25は、ユーザーの指を覆うための閉じた構造体を形成する。この実施形態では、対向する端部25はまた、平面図において用品を両面のうち片方の面から見る場合、曲線的(あるいは凸状)である。本体部分22は、長手方向中心線Lおよび横断方向中心線Tを有し、第1の側(また「第1面」)26と、第2の側(また「第2面」)28とを含む。長手方向中心線Lは、ユーザーの手が開口部24に挿入された場合、ユーザーの指と同じ方向に延びる。この実施形態では、第1および第2の側の少なくとも一方は、複数の材料のストリップ30からなる三次元構造体を含む。
図1に示された実施形態では、第1の側26は三次元的であり、また第2の側28はほぼ平らである。他の実施形態では、両側が三次元構造体を含んでもよい。図1に示された三次元の第1の側26は、それに更に多くの嵩高を与えるのに、および/または材料のストリップ30を再び向けるか、ランダム化するのに、再び配するか若しくは「綿毛状」にできる材料のストリップからなり得る。いかなる特定の理論にも束縛されるものではないが、これによって、三次元の第1の側26は、より良く清掃すること、および/または清掃される表面に適合すること、および/または除去された汚れ粒子を清掃された乗り物の表面にいっそう優れて寄せ付けないことが可能になる場合がある。
材料のストリップ30は、あらゆる適した向きで配設できる。図4に示されるように、図1〜3に示された実施形態では、材料のストリップ30は、最初(つまり、再び配するかあるいは綿毛状にする前)は、それらの長さが横断方向中心線Tに対して概ね平行な状態で向けられている。他の実施形態では、材料のストリップ30は、長手方向中心線Lに対して概ね平行に、また長手方向中心線若しくは横断方向中心線に関してあらゆる適した角度で向けられてもよい。さらに他の実施形態では、材料のストリップ30の幾つかが、上に規定された方向のうち一方向に向けられてもよく、また他の材料のストリップ30が、一方向以上の異なる方向に向けられてもよい。
あらゆる適した数のストリップ30が存在し得、またストリップ30を、あらゆる適した位置決めで提供することができる。図4に示されるように、図1〜3に示された非限定的な実施形態におけるストリップ30は、縦4列あるいは縦5列Cのストリップで配することができる。ストリップの縦列Cは、長手方向に向けられ、それ故、「長手方向の列」(また他の方向に向けられるならば、単に「列」)と呼んでもよい。図5に示されるように、互いの上に積み重ねられて材料のストリップ30を形成する、ストリップ材料の幾つかの層も存在してもよい。三次元表面の有効な嵩(かさ)を増大させるのに、あらゆる適した数のストリップ材料の層が積み重ねられて、材料のストリップ30を形成してもよい。ある非限定的な実施形態では、例えば、3〜5層のストリップ材料が清掃用品に存在してもよい。
図1〜5に示された実施形態では、ストリップ30は、長手方向に向けられた1つ以上のウェブ31から形成される。ウェブ31は、ストリップ30を形成するための横断方向スリット33を、それらの長手方向側縁部に有する。図4および5に示された通り、ストリップ30は、各々の対のスリット33の間に形成される。図示された実施形態では、対向するストリップ30が、ウェブ31の両方の長手方向側縁部に形成されている。各ストリップ30は2つの端部、基端30Aおよび末端30B、を有する。ストリップ30は、それらの基端30Aにおいて、結合32によって本体部分22に接合されている。ストリップ30は、隣接した縦列Cにおけるストリップ30の末端30Bが重なり合うように、本体部分22に接合することができる。ストリップ30は、ストリップ30が平坦な状態(つまり、綿毛状でない場合)および/または綿毛状状態にある場合、重なり合うような形状に作られている。
本明細書で使用される場合、用語「接合された」は、要素を他の要素に直接取付けることによって、一方の要素が他方の要素に直接固定される形状;要素を中間体部材(単数または複数)に取付け、次にそれが他の要素に取付けられることによって、一方の要素が他方の要素に間接的に固定される形状;および一方の要素が他方の要素と一体である、すなわち、一方の要素が本質的に他方の要素の一部をなす形状を含む。
材料のストリップ30は、あらゆる適した材料を含むことができる。好適な材料としては、織布および不織布ウェブ、並びに孔あきフィルム、フォーム、スクリム、および網目などの高分子材料が挙げられるが、これらに限定されない。好適な織布および不織布材料は、天然源に由来する繊維(例えば、パルプ、綿、ウール、レーヨン、ビスコース繊維)、合成繊維(例えば、ポリエステル、ポリプロピレン、ナイロン、アラミド、ポリエチレン、ポリ乳酸、および生分解性繊維)、あるいは天然繊維と合成繊維との組合わせから、少なくとも部分的になることができる。合成繊維は、もしあれば、バイコンポーネント繊維、スプリット繊維、および/または超極細繊維の形態を含むがこれらに限定されない、あらゆる適した形態であってもよい。
非限定的な一実施形態では、材料のストリップ30は、不織布(また「不織布材料」)を含む。不織布は、あらゆる適した種類の不織布を含むことができる。材料のストリップ30を含む不織布は、それを作製する方法によって表すことができる。材料のストリップ30は、いくつかの異なる方法によって作製できる。これらとしては、エアレイド、ウエットレイド(wed laid)、メルトブローン、スパンボンド、カード、熱結合、エアースルー結合、粉末結合、ラテックス結合、溶剤結合、スパンレース、および前述の組み合わせが挙げられるが、それらには限定されない。ある実施形態では、不織布は、約15〜80g/m2の坪量を有するスパンボンドされたポリプロピレンを含むことができ、これは、1.1〜4.4dtex(約1〜4デニール)を有する少なくとも幾つかの繊維で作られている。一実施形態では、アヴゴル社(Avgol Ltd.)(イスラエル、ホーローン(Holon))から入手されるアヴスパン(AVSPUN)(商標)として知られる1.6dtex(1.4デニール)の紡糸繊維を有する、45g/m2ポリプロピレン繊維のスパンボンド/メルトブローン/スパンボンド水流交絡(また「SMS」)不織布詰め物を使用することができる。そのような材料は、アヴゴル(Avgol)の米国特許公報US2004/0010894 A1にさらに詳細に記載されている。
所望する場合、ストリップ30を形成する材料は、清掃用品20を形成する前にさらに加工してもよい。ストリップ30を形成する材料は、印刷、機械的変形、区域高密度化、あるいは当該技術分野において既知の他の方法によってさらに加工されて、例えば、限定されないが、色彩、研磨性および質感などの追加的な特性を付与してもよい。使用してもよい後処理技術の例は、次の特許公報:US2004/0131820 A1(PCT国際公開特許WO04/058117 A1)、およびPCT国際公開特許WO04/049,061に記載されている。
材料のストリップ30は、あらゆる適した寸法であり得る。例として、ストリップ30は、長さ約0.6cm(1/4インチ)以上〜約5.1cm(2インチ)、あるいはそれより多く、および幅約3mm(1/8インチ)より広く、あるいは、約4.5mm以上、あるいは、約4.8mm(3/16インチ)以上〜約2.5cm(1インチ)、あるいは、それより広い範囲であり得る。ある実施形態では、材料のストリップ30は、材料のストリップの厚さの約2倍よりも広い幅、あるいはそれらの厚さの2倍よりも広いあらゆる倍数を有してもよい。ある実施形態では、材料のストリップ30は、約1.3〜3.8cm(0.5〜1.5インチ)の長さ、約0.3〜1cm(0.1〜0.4インチ)の幅、および約0.3〜0.5mm(0.01〜0.02インチ)の厚さを有する。
またストリップ30には、他の特性が備わっていてもよい。幾つかの実施形態では、ストリップ30には、スリット、またほつれた端部がを設けてもよい(例えば、指部、分岐、あるいは同種のものを形成するのに、幅の広いストリップに、1つ以上(例えば、多数)のスリットを有する自由末端30Bを設けることができる)。これらの実施形態、あるいは他の実施形態では、スリットは、ストリップ30の側縁部に沿って(つまり、ストリップ30の長さに沿って)設けることもできる。加えて、他の実施形態では、そこに形成されたスリットを有するものとして本明細書で説明されるストリップ30の部分のいずれかが、別の方法としては、例えば、曲線状切断、あるいは鋸歯形状切断など、他の方法で切断されて、その上にジグザグまた、鋸歯形状縁部を形成することができる。
図4および5に示された通り、各ウェブ31における対向するストリップ30は、概ね同じ長さ(また対称的)である。加えて、図4および5に示された実施形態では、異なるウェブ31のストリップは、同じ長さを概ね有する。しかし、ストリップ30の多数の他の変形が可能である。例えば、他の実施形態では、図6に示されるように、ウェブ31を、ウェブ31の少なくとも一方における対向するストリップ30が等しくない長さとなるように接合してもよい。図7は別の実施形態を示しており、ここでウェブ31は、ストリップの積み重ね体を形成するよう一列に並べられ、ここでウェブ31の反対側のストリップ30の長さは、積み重ね体の頂部から底部に、より短く乃至はより長くと変化がつけられる。図8は別の実施形態を示しており、ここでストリップの積み重ね体を形成するウェブ31の幅は、ウェブ31が積み重ね体の頂部から積み重ね体の底部の方に幅広くなるように、頂部から底部へと、変化がつけられる。他の実施形態では、ストリップの積み重ね体を形成するウェブ31の幅は、ウェブ31が積み重ね体の頂部から積み重ね体の底部の方に狭くなるように、頂部から底部へと、変化がつけられる。さらに他の実施形態では、異なるストリップの列同士の間で(例えば、ストリップの隣接した列同士の間で)、本明細書に記載される変形のいずれかが与えられてもよい。多数の他の変形が可能である。本明細書に記載される様々な実施形態は、清掃表面に特定の三次元形状を与えること、および/または隣接したストリップの列同士の間により良い納まり(nesting)をもたらすこと、あるいは他の目的を含むがこれらに限定されない、あらゆる適した目的に対して使用されてもよい。
図5に示されるように、清掃ミット20の本体部分22は、ユーザーの手を収容するための手収容ポケットをそれらの間に形成する、第1部分34および第2部分36からなっている。第1部分34および第2部分36は、あらゆる適した方法で形成することができる。本体部分22の第1部分34および第2部分36は、一部が別の部分の上に配設されている一体成形の材料から形成することができ、或いは、本体部分22の第1部分34および第2部分36は、1片よりも多い材料から形成することができる。図5に示されるように、本体部分22の第1部分34および第2部分36は、共に接合されてポケットを形成する、材料の2片また、2層から形成される。本明細書で使用する場合、用語「層」としては、単一の折り畳まれていないシート、折り畳まれたシート、材料のストリップ、結合されていない、あるいは結合された繊維、材料の多層若しくは積層体また、このような材料の他の組み合わせが挙げられるが、それらに限定されない。従って、この用語は材料の単一の折り畳まれていない層、あるいはシートに限定されない。
図5に示されるように、本体部分22の第1部分34は、2層からなる。これらは、使用中にユーザーの手から離れて配設される外側層38と、ユーザーの手により近く配設される内側層40とを含む。外側層38および内側層40は、あらゆる適した単数の材料あるいは複数の材料からなり得る。好適な材料としては、織布および不織布ウェブ;並びに孔あきフィルムのようなフィルム、フォーム、スクリム、および網目などの高分子材料が挙げられるが、これらに限定されない。好適な織布および不織布材料は、天然源に由来する繊維(例えば、パルプ、綿、ウール、レーヨン、ビスコース繊維)、合成繊維(例えば、ポリエステル、ポリプロピレン、ナイロン、アラミド、ポリエチレン、ポリ乳酸、および生分解性繊維)、あるいは天然繊維と合成繊維との組合わせから、少なくとも部分的になり得る。合成繊維は、もしあれば、バイコンポーネント繊維、スプリット繊維、および/または超極細繊維の形態を含むがこれらに限定されない、あらゆる適した形態であってもよい。外側層38および/または内側層40は、同じ種類の材料(単数または複数)からなり得て、あるいは異なる種類の材料を含んでもよい。外側層38および/または内側層40は、材料のストリップ30を構成する同じ種類の材料(単数または複数)からなることができる。
幾つかの実施形態では、外側層38および内側層40は、清掃プロセス中に遭遇する条件に耐性を示す、ある種の材料からなることが望ましい場合がある。つまり、陰イオンに帯電した表面を有するセルロース系材料など、使用中に汚れを寄せ付けない材料を使用することが望ましい場合がある。例えば、セルロース材からなるスポンジおよび他の種類の清掃用具は、一定種の陽イオン性ポリマーを一定の濃度レベルで含有する石鹸と共に使用する場合、より多くの汚れが出てくる。したがって、そのような場合、清掃用品20が、ポリエステルなど、陽イオンに帯電した表面を有する少なくとも幾つかの材料からなることが望ましい場合がある。そのような清掃用品20は、例えば、完全にポリエステルからなるか、あるいはポリエステルとポリプロピレンなど何らかの他の材料との混合物からなるかのいずれかであり得る。
非限定的な一実施形態では、外側層38は、不織布あるいは不織布材料を含む。不織布は、あらゆる適した種類の不織布を含むことができる。不織布外側層38は、例えば、ストリップ30としての使用に好適であると本明細書に記載される不織布の種類のいずれかを含むが、外側層38およびストリップ30の両方に同じ種類の不織布を使用する必要はない。そのような材料としては、アヴゴル社(Avgol Ltd.)の材料、および上述の後処理された材料が挙げられる。
ある実施形態では、内側層40の少なくとも一部は、耐液性あるいは液体不透過性である。これは、清掃用品を使用する場合、例えば車を清掃する場合、ユーザーの手が乾いたままであり、汚れないようにすることを可能にするであろう。図示された実施形態では、内側層40全体が液体不透過性である。内側層40は、あらゆる適した耐液性あるいは液体不透過性材料を含むことができる。内側層40は、織布若しくは不織布材料、ポリエチレン若しくはポリプロピレンの熱可塑性フィルムのようなポリマー被膜、あるいはフィルムコーティング不織布材料のような複合材料を含んでもよい。非限定的な一実施形態では、内側層は、米国特許第5,518,801号、名称「弾性様挙動を示すウェブ材(Web Materials Exhibiting Elastic-Like Behavior)」(チャペル(Chappell)ら、1996年5月21日発行)に記載されているようなフィルムを含む。
図1〜5に示された実施形態では、本体部分22の第2部分もまた2層を含む。これらは、使用中にユーザーの手から離れて配設される第2の側、外側層42と、ユーザーの手に対してより近く配設される第2の側、内側層44とを含む。第2の側外側層42および第2の側内側層44は、あらゆる適した単数の材料あるいは複数の材料からなることができる。好適な材料としては、それぞれ第1の側、外側層38および第1の側内側層40に適していると規定されているものと同じ種類の材料のいずれかが挙げられるが、これらに限定されない。非限定的な一実施形態では、第2の側、外側層42は、スノー・フィルトレーション(Snow Filtration)(米国オハイオ州ウェストチェスター(West Chester))から入手される約70g/m2の坪量を有するおよそ1.7dtex(1.5デニール)繊維からなっている、淡青色のSMS熱点結合不織布フィルタバッグ材料を含む。他の実施形態では、この層は、当然ながら、あらゆる適した色彩であり得、あるいは白色であり得る。
本体部分22の第1部分34および第2部分36、の構成要素と、材料のストリップ30とは、あらゆる適した方法で共に接合することができる。好適な方法としては、接着剤、熱結合、熱−機械的結合、機械的結合、および超音波結合が挙げられるが、これらに限定されない。第1部分34および第2部分36の層は、あらゆる適した方法で、それらの面のあらゆる適した単数の部分あるいは複数の部分を覆って、共に接合することができる。これらの部分は、それらの柔軟性を保つ方法で接合されることが望ましい場合がある。本体部分22の第1部分34および第2部分36はまた、それらの周辺部において、あるいはそれらの周辺部に隣接して互いに接合され、ユーザーの手のための開口部を提供できる
ストリップ30は、あらゆる適した方法で本体部分22に接合され得る。好適な方法としては、接着剤、熱結合、熱−機械的結合、機械的結合、および超音波結合が挙げられるが、これらに限定されない。図4および5に示されるように、ストリップ30は、融着結合32を含む別個の結合区域において、本体部分に接合される。融着結合32は、熱および/または圧力接着、超音波結合、動的機械的結合などであり得る。圧力は、結合される構成要素を回転ロールとの間へ移動する、材料をアンビル上に置く、圧盤を材料上に押しつける等などによる、あらゆる好適な方法で適用され得る。ストリップを下位層に接合するのに適合で好適な手段は、次の特許の少なくとも幾つかに記載されている:米国特許第4,430,148号(シェーファー(Schaefer);米国特許第4,515,595号(キエビット(Kievit)ら);米国特許第4,531,999号(ペルソン(Persson)ら)、米国特許第4,710,189号および第4,808,252号(ラッシュ(Lash)に発行);米国特許第4,823,783号(ウィルハイト・ジュニア(Willhite, Jr.,)ら);および米国特許第4,854,984号および第4,919,756号(ボール(Ball)らに発行)。
ストリップ30は、あらゆる適した方法で本体部分22に接合され得る。好適な方法としては、接着剤、熱結合、熱−機械的結合、機械的結合、および超音波結合が挙げられるが、これらに限定されない。図4および5に示されるように、ストリップ30は、融着結合32を含む別個の結合区域において、本体部分に接合される。融着結合32は、熱および/または圧力接着、超音波結合、動的機械的結合などであり得る。圧力は、結合される構成要素を回転ロールとの間へ移動する、材料をアンビル上に置く、圧盤を材料上に押しつける等などによる、あらゆる好適な方法で適用され得る。ストリップを下位層に接合するのに適合で好適な手段は、次の特許の少なくとも幾つかに記載されている:米国特許第4,430,148号(シェーファー(Schaefer);米国特許第4,515,595号(キエビット(Kievit)ら);米国特許第4,531,999号(ペルソン(Persson)ら)、米国特許第4,710,189号および第4,808,252号(ラッシュ(Lash)に発行);米国特許第4,823,783号(ウィルハイト・ジュニア(Willhite, Jr.,)ら);および米国特許第4,854,984号および第4,919,756号(ボール(Ball)らに発行)。
図1〜5に示された清掃用品20は、ある種の利点を提供することが可能である。しかし、清掃用品は、添付した請求の範囲において特に提示されない限り、そのような利点を提供する必要がないことを理解されたい。そのような利点としては、以下を挙げられ得るが、これらに限定されない:三次元の第1の側は、平らな表面に比べ、清掃される表面に接触するためのより多くの表面積を提供する場合がある;三次元の第1の側は、ミットと清掃される表面との間により良く適合する場合がある;三次元の第1の側は、使用中により多くの快適性を提供するのに、より多くの緩衝をもたらす場合がある;および三次元の第1の側は、汚物を捕捉するためのより多くの空間を提供する場合がある。
多数の他の実施形態が可能である。図9〜12は、例えば、孔あきの清掃表面(また「トップシート」)46を有する代替実施形態の清掃用品を示す。孔あきトップシート46は、そのような実施形態の幾つかの異形では、乗り物の磨かれる表面など、表面にかき傷を生じさせることなく、低研磨性の摺擦面を提供するのに使用することが可能である。孔あきトップシート46は、清掃プロセス中に除去された汚れを捕捉するための開口部を有する構造体を提供することもできる。
図9〜12に示された清掃用品20は、図1〜5に示された清掃用品と同じ構成部分の幾つかを含むことができる。これらとしては、その中に開口部24を有する本体部分22、並びに第1の側(また「第1面」)26および第2の側(また「第2面」)28が挙げられる。図9および12に示された通り、上方に向く清掃表面から、着用者の手の甲から外側に向く表面まで、清掃用品20は、孔あきトップシート46;詰め物層48のような嵩高材料など、下層の第2の部材;第1不透過性ライナー50;第2不透過性ライナー52;および裏材層54を含む。これらの構成要素は、あらゆる適した材料を含むことができる。加えて、他の実施形態では、孔あき清掃表面を有する清掃用品は、異なる材料、および/またはより多数の若しくはより少数の材料の層で作製されてもよい。
図9〜12に示された清掃用品のトップシート46は、液体および少なくとも幾らかの汚れをその厚みに容易に浸透させる、液体透過性である。好適なトップシート46は、織布材料および不織布材料;孔あき成形熱可塑性フィルム、孔あきプラスチックフィルム、およびハイドロフォーミングされた熱可塑性フィルムなど高分子材料;多孔質発泡体;網状発泡体;および網状熱可塑性フィルムなど、広範囲の材料から製造することも可能である。好適な織布および不織布材料は、天然繊維(例えば、木材若しくは綿繊維)、合成繊維(例えば、ポリエステル、レーヨン、ポリプロピレン、若しくはポリエチレン繊維のようなポリマー繊維)、あるいは天然繊維と合成繊維との組み合わせから構成され得る。
乗り物清掃用品の場合、清掃される乗り物の表面にかき傷を生じさせることなく、孔あきトップシート46が充分に柔軟な材料から作製されることが望ましい場合がある。孔あきフィルムおよび孔あき不織布材料は、これらの特性を提供することが可能である。不織布材料は、ランダム的あるいは秩序的な(例えば、平行など)位置決めで結集されたストランドまたは繊維を含む連続的または非連続的な構造要素により形成される、構造的一体性を有する布地集成体を含む。ストランドあるいは繊維は、(a)熱可塑性繊維の場合、(例えば、ニードル加工または水流交絡などの結果としての)機械的連結、熱による結合(即ち、溶融)、或いは(b)結合剤の含浸またはコーティングによって、結集することができる。
好適な孔あき成形フィルムは、米国特許第3,929,135号、名称「先細毛細管を持つ吸収構造物(Absorptive Structures Having Tapered Capillaries)」(トンプソン(Thompson)、1975年12月30日発行);米国特許第4,324,246号、名称「汚れ抵抗性トップシートを有する使い捨て吸収用品(Disposable Absorbent Article Having A Stain Resistant Topsheet)」(マレイン(Mullane)ら、1982年4月13日発行);米国特許第4,342,314号、名称「繊維様の特性を示す弾力性のあるプラスチックウェブ(Resilient Plastic Web Exhibiting Fiber-Like Properties)」(ラデル(Radel)ら、1982年8月3日発行);米国特許第4,463,045号、名称「光沢の無い可視的表面および布様の触感を示す巨視的に膨張された三次元のプラスチックウエブ(Macroscopically Expanded Three-Dimensional Plastic Web Exhibiting Non-Glossy Visible Surface and Cloth-Like Tactile Impression)」(アール(Ahr)ら、1984年7月31日発行);米国特許第4,637,819号、名称「巨視的に膨張された三次元の液体処理用重合体ウエブ(Macroscopically Expanded Three-Dimensional Polymeric Web for Transmitting Both Dynamically Deposited and Statically Contacted Fluids From One Surface to the Other)」(ユーレット(Ouellette)ら、1987年1月20日発行);米国特許第4,609,518号および第4,629,643号(いずれもカーロ(Curro)ら、それぞれ1986年9月2日および1986年12月16日発行);米国特許第5,006,394号、名称「多層重合体フィルム(Multilayer Polymeric Film)」(ベアード(Baird)、1991年4月9日発行);および米国特許出願08/442,935、名称「表面エネルギ勾配を備えた流体移送ウェブ(Fluid Transport Webs Exhibiting Surface Energy Gradients)」(ユーレット(Ouellette)らの名前で1995年5月31日出願)(PCT国際公開特許WO96/00548(1996年1月11日公開))に記載されている。トップシート46に適した1つの孔あき成形フィルムトップシートは、上記の特許の1つ以上において説明され、「ドライウィーブ」(DRI-WEAVE)トップシートとしてプロクターアンドギャンブル社(The Procter & Gamble Company)(オハイオ州シンシナティー(Cincinnati,Ohio))によって生理用ナプキンとして販売されている成形フィルムである。加えて、孔あきスパンレース材料はBBAノンウーブンズ(BBA Nonwovens)から入手できる。
孔あきトップシート46が不織布材料を含むならば、孔あきトップシート46は、あらゆる適した不織布材料を含むことができる。図9〜12に示された実施形態では、孔あきトップシート46は、延伸孔あき不織布材料を含む。図示された実施形態では、延伸孔あき不織布材料の開口56は、斜めの列で配されている。この特定の不織布の開口56はまた、六角形の繰り返し模様で配されているものとして考えてもよい。この模様において、その繰り返し単位の側は、6つの開口により形成され、また各々の繰り返し単位の中心には1つの開口がある。この孔あき不織布材料は、表面の部分(孔なし部分)を有し、それは、開口56の幅の少なくとも約2分の1の開口56間の寸法を有する表面である。孔なし部分の大きさは、開口56の幅の大きさまで、あるいはそれより大きい範囲であり得る。幾つかの実施形態では、これは、清掃表面が、スクリムを構成する構造要素よりも大きい開口部を有するスクリムによって形成された場合に比べ、第2の部材への視界をより良く遮るのに有用である場合がある。好適な延伸孔あき不織布材料は、米国特許第5,628,097号;第5,658,639号;および第5,916,661号に記載されている。
また孔あき不織布材は、幾つかのその他の点において、スクリム材料と区別されてもよい。スクリムもまた開口を有するものの、スクリムは、しばしば、円形の横断面を有する、連続的な長さの交差する構造要素から形成される。スクリムの構造要素は、それらが交差して共に接合される隆起した交点を形成することが多い一方、不織布材は、交差するが、より目立ちにくく、概ね平らな交差点である構造要素を有することが多い。一部の例では、幾つかのスクリム材の交点は、乗り物の表面など、表面にかき傷を生じさせ得ると考えられる。また、スクリムは、あまりに高い開いた区域を有し、それによって汚れが乗り物の表面と容易に接触することになる。
孔あきトップシート46は、あらゆる適した量の開いた区域を有し得る。孔あきトップシート46は、約20〜約80%の開いた区域、或いは約30〜約70%の開いた区域、或いは、約40〜約60%の開いた区域を有してもよい。開口は、水(および/若しくは清掃組成物)並びに/または汚れ粒子がそれらの開口部を通り抜け、真下の下層の第2の部材材料に入ることを可能にし、それによってこれらの汚れ粒子と乗り物の表面との間の直接的な相互作用を防ぐことを可能にする。
孔あきトップシート46と組み合わせて使用することのできる好適な下層の材料としては、40g/m2(gsm)以上の坪量を有する嵩高不織布ポリマー詰め物が挙げられるが、これらに限定されない。そのような材料は、ポリマーグループ社(Polymer Group Incorporated)(「PGI」)(米国ノースカロライナ州モーズビル(Mooresville))から入手可能である。一実施形態では、カーディングの後、通気結合によって作製されるPGIの75g/m2ポリプロピレン、ポリエステル、PE/PPバイコンポーネント繊維不織布詰め物を使用することができる。
図12に最もよく見られる第2の部材48は、トップシート46と裏材層54との間に位置決めされている。第2の部材は、必要ではないが、次の機能の1以上を供することが可能である:緩衝機能;スペーシング機能;吸収性機能;汚れ捕捉機能;および/または清掃組成物を泡立てるための泡立て機能。第2の部材48は、概ね圧縮性、および適合性であってもよい。第2の部材48は、幾つかの実施形態では、液体を吸収および/または保持することが可能である。他の実施形態では、第2の部材48は、液体を吸収および/または保持し得る必要はない。
第2の部材48が液体を吸収および/または保持できることが望ましい実施形態では、第2の部材48は、吸収性用品において一般に使用されるものを含む、多種多様の材料から製造することが可能である。好適な吸収材料は、一般にエアフェルトと呼ばれる粉砕木材パルプである。その他の好適な吸収性材料の例には、綿繊維あるいは綿リンター、縮みセルロース詰め物(creped cellulose wadding);コフォームを含むメルトブローンポリマー;化学的に剛化、変性、若しくは架橋されたセルロース繊維;捲縮ポリエステル繊維のような合成繊維;ピートモス;ティッシュラップおよびティッシュ積層体を含むティッシュ;吸収性発泡体;吸収性スポンジ;超吸収性ポリマー(繊維および粒子状形態);吸収性ゲル化材料;あるいはいずれかの等価の材料、あるいはこれらの材料の組み合わせ若しくは混合物が挙げられる。吸収性材料は、折り畳まれたティッシュ、脱脂綿、織布材料、不織布ウェブ、ニードルパンチレーヨンを含むレーヨン、およびフォームの薄層を含んでもよい。第2の部材48は、単一材料、または材料の組み合わせを含んでもよい。
第1不透過性ライナー50、第2不透過性ライナー52、および裏材層54は、あらゆる適した材料を含むことができる。好適な材料としては、図1〜5に示された実施形態の、それぞれ内側層用および外側層用として規定される材料が挙げられるが、これらに限定されない。
その他の代替実施形態では、清掃用品は、ユーザーの手の一部に着用される手袋あるいはミットの形態である必要はない。そのような他の実施形態では、例えば、清掃用品は、ハンドル、あるいはホルダーと併せて使用することができる。そのような清掃用品は、例えば、上述の実施形態でユーザーの手が挿入される開口部の中にフィットするような形状に作ることができる。加えて、図1〜5に示された実施形態では、清掃用品は、材料のストリップ30の下層の繊維束なしに作製することができる。他の実施形態では、清掃用品は、そのような繊維束を含んでもよい。
他の実施形態では、清掃用品20は、手袋あるいはミットの場合におけるように、ユーザーの手の甲を完全に覆う部分を含む必要はない。他の実施形態では、例えば、清掃用品は、ユーザーの手の甲を覆ういかなる部分をも有さない、拭き取り用品の形態であり得る。他の実施形態では、清掃用品は、ユーザーの手の甲の一部のみを覆う(また単に隣接して着用される)部分を有することができる。そのような実施形態の一例は、清掃用品の形状が拭き取り用品に類似しているが、その1つの端部に着用者の指の先端部をすべり込ませることのできる部分を有する例であり、これは、ユーザーの手の甲の一部のみを覆う(また単に隣接して着用される)。そのような実施形態は、例えば:ユーザーの指の背側;ユーザーの指の先端部の背側;あるいはユーザーの手の甲の全体ではなく、ユーザーの手の甲の一部のみを覆ってもよい。図13は、清掃用品20が、その1つの端部に着用者の指部の先端部をすべり込ませることのできる部分を有する実施形態の例を示し、これは、ユーザーの手の甲の一部のみを覆う。図14は、清掃用品20が、清掃用品の保持を援助するためのストラップ60をその裏面に有する実施形態の例を示す。ストラップ60は、ユーザーの指の全部、あるいはユーザーの指の一部を覆ってフィットするような形状に作られてもよい。
清掃用品20の追加的な実施形態は、図15A〜15Cに示されており、本明細書に記載されるような追加的な特性と共に、図1〜14に示されたのと同じ清掃用品の構成要素の多くを、並びに、それと同じかあるいは類似の構造を含んでもよい。例えば、図15A〜15Cに示された通り、清掃用品20は、その中に開口部24を有する本体部分22を含む。前述の清掃用品におけるように、本体部分は、開口部が人の手の少なくとも一部を収容するような大きさおよび形状に作られている。この実施形態の清掃用品20は、さらに、本体部分の指領域70に指が隣接して配される状態で、開口部が人の手の少なくとも一部を収容するような大きさおよび形状に作られている。一般に、指領域70は、開口部24と反対側の端部25に隣接した、本体部分の区域を含む。
前述の実施形態におけるように、本体部分22は、第1の側と第2の側とを有しており、これらの側の各々は全表面を有した状態である。現在説明されている清掃用品の実施形態では、第1および第2の側の少なくとも一方は、第1表面を画成する第1領域と、第2表面を画成する第2領域とを含み、第1領域はほぼ平らな材料を含んだ状態である。図15A〜15Cの実施形態の説明の中で、用語「ほぼ平らな材料」とは、ある長さとある幅を有するが、材料自体の厚さよりも深い寸法を有さない、概ね平らなシートの形状で提供および使用される材料を指す。それ故、ほぼ平らな材料は、例えば、図1〜8の実施形態で三次元の側26に提供される構成要素とは対照的であり、異なっている。第1領域によって画成される第1表面は、第1領域を含む側の全表面の約90%未満を構成し、また第1領域は、第2領域とは視覚的に異なっている。第1領域は、第2領域とは視覚的に異なるため、第1領域は、向上した清掃機能性を清掃用品のユーザーに提供するという視覚的な合図を与えるのに使用できる。例えば、ほぼ平らな材料の第1領域は、第1領域が位置する場所、例えば、指領域において圧力を増加させるように視覚的合図をユーザーに与えて、清掃すべき表面からの頑固な汚れの除去を容易にすることができる。
視覚的区別の認識を容易にして、例えば向上した清掃機能性を得るのに、ほぼ平らな材料の第1領域の表面は、それが設けられている少なくとも一方の側の全表面の約90%未満を含む。追加的な実施形態では、第1領域の表面は、それが設けられている少なくとも一方の側の全表面の約50%未満、或いは約33%未満、或いは約25%未満を含む。ほぼ平らな材料の第1領域は、本体部分の一方、また両方の側の上のあらゆる望ましい位置に位置付けできる。一実施形態では、第1領域は、本体部分の指領域70に位置する。ほぼ平らな材料の第1領域は、図15Aの清掃用品に含まれるほぼ平らな材料の第1領域72によって示されるように、ほぼ指領域全体を覆うことができる。加えて、ほぼ平らな材料の第1領域は、図15Bにおいて平らな材料74の第1領域によって示されるように、本体部分22の指領域70に設けられてもよく、また指領域70を越えて本体部分のさらなる区域に延びることができる。さらに別の実施形態では、ほぼ平らな材料の第1領域は、例えば、ユーザーの指1本以上の指先の位置決めと一致する、指領域70の中の複数の領域に設けられてもよい。指先で局地的な圧力を加えるのに便利な領域76の形態の、平らな材料の第1領域は、図15Cに示されている。
ほぼ平らな材料の第1領域は、所望する場合、本体部分の第1の側26若しくは本体部分の第2の側28のいずれか、あるいは両側に設けられてもよい。例えば、図15Aの実施形態では、ほぼ平らな材料の第1領域72は、毛状か、嵩高か、あるいは他の三次元の表面材料、例えば、本明細書において前述されたような材料のストリップ30の一部と共に、清掃用品の第1の側26に設けられる。あるいは、図15Bに示されるように、ほぼ平らな材料の第1領域74は、本体部分の第2の側28に設けられてもよい。ほぼ平らな材料の第1領域が第1の側26上に設けられる場合、図15Aに示されるように、ユーザーは、頑固な汚れを除去する一方、ストリップ30など、三次元の材料を有する本体部分の残りを使用してさほど困難でない汚れを清掃するのに、ほぼ平らな材料の第1領域を有する指領域に圧力を増加させてもよいことが明白であろう。図15Bの代替実施形態では、ほぼ平らな材料の第1領域74が第2の側28上に設けられており、ユーザーは、除去しにくい汚れに遭遇した場合、清掃用品を回転させて平らな材料の第1領域をユーザーの手のひら側に向け、第1領域74における加圧を容易にできるように、第1の側26に設けられた清掃表面と第2の側28とを交替させるのに、清掃用品を手の周りで180°回転させてもよい。図15Bの実施形態では、第1の側26は、三次的な清掃部、例えば、ストリップ30、あるいは同種のものを任意に含んでもよい。
説明してきたように、ほぼ平らな材料の第1領域は、それが設けられている側の第2領域とは視覚的に異なっている。それ故、図15A〜15Cに関して、第1領域72,74および76は、第2領域78とは視覚的に異なっている。視覚的な区別は、表面テクスチャ、織り、また印刷、或いはほぼ平らな材料の第1領域と第2領域との色差の形態を含むが、これらに限定されない、あらゆる適した方法で与えられてもよい。この説明の文脈の中で、視覚的に異なるという用語は、ユーザーの肉眼で、平らな材料の第1領域が、その上にほぼ平らな材料の第1領域が設けられている側表面の第2領域と容易に識別できることを意味する。一実施形態では、ほぼ平らな材料の第1領域と側の第2領域78は、少なくとも3のデルタE*、或いは、少なくとも10のデルタE*として測定される、視覚的に感知できる色差を有する。本発明の説明の中で、デルタE*は、ハンター・カラークエスト(Hunter ColorQuest)分光光度計を用いて測定され、これらデルタE*、あるいはΔE*=平方根{(ΔL*)2+(Δa)*2+(Δb*)2}であり、式中、L*は明度の測定値、a*は赤色度/緑色度の測定値、およびb*は黄色度/青色度の測定値である。ΔL*=L*(第1領域)−L*(第2領域)であり、プラスのΔL*は、第1領域が第2領域よりも明るいことを意味する。マイナスのΔL*は、第1領域が第2領域よりも暗いことを意味する。Δa*=a*(第1領域)−a*(第2領域)であり、プラスのΔa*は、第1領域が第2領域よりも赤いことを意味する。マイナスのΔa*は、第1領域が、第2領域よりも緑色であることを意味する。Δb*=b*(第1領域)−b*(第2領域)であり、プラスのΔb*は、第1領域が第2領域よりも黄色いことを意味する。マイナスのΔb*は、第1領域が第2領域よりも青いことを意味する。
第1領域のほぼ平らな材料は、望ましい清掃機能性を提供するあらゆる材料であり得る。一実施形態では、向上した清掃機能性は、より高い圧力を第1領域に加えることによって汚れを除去する性能である。好適な材料の例としては、種々の天然および/または合成織布並びに不織布材料を含むがこれらに限定されない、本明細書において前述した織布および不織布材料のいずれかが挙げられる。記載したとおり、ほぼ平らな材料は、典型的にはシート状であり、また例えば、ポリオレフィン、ポリエステル、レーヨン、ビスコース、綿、若しくはその混合物を含む同種のものから、あるいは当該技術分野において既知の他の材料から形成されてもよい。特定の一実施形態では、第1領域は、アクリル樹脂を含浸させた、青色と白色の模様を有するレーヨン70%およびポリエチレンテレフタレート(PET)30%を含む60gsmの不織布材料から形成される。別の特定の実施形態では、第1領域は、アクリル樹脂を含浸させた、青色と白色の模様を有するビスコース90%およびPET10%を含む80gsmの不織布材料から形成される。
特定の実施形態では、ほぼ平らな材料は、充分な研磨性があって、表面上の視覚的に認知できるかき傷、即ち、肉眼で見えるかき傷を生じさせずに、清掃すべき表面から汚れを除去する。さらに特定の実施形態では、平らな材料は、表面の視覚的に認知できるかき傷を生じさせずに、車のクリアーコーティング面から汚れを除去するのに、充分な研磨性がある。好ましい実施形態では、平らな材料は、視覚的に認知できる表面のかき傷を生じさせずに、頑固な汚れ、即ち、タール、昆虫、鳥の糞、および同種のものなど、典型的には軽い拭き取りでは除去しにくい汚れを除去するのに、充分な研磨性がある。ほぼ平らな材料がこれらの研磨性の制約に合致しているかどうかを評価するのに、種々の技術が採用されてもよい。好適な一方式は、以下のように説明されるが、他の方式もまた採用してもよい。
1つの試験方法では、黒色塗料およびクリアーコーティングでコーティングされた、10.12×30.48cm(4×12インチ)のACTラボラトリーズ(ACT Laboratories)の試験パネルを、消費者関連の昆虫の汚れ(例えば、ある種のコオロギの汚れを使用することができる)で汚し、加熱乾燥させ、研磨性材料で清掃する。あるいは、ACTパネルから入手される、消費者の乗り物に付着した本物の昆虫の汚れを使用することができる。昆虫の汚れを試験パネル上に飛散させ、それによって消費者の乗り物に付いた昆虫の汚れが視覚的にどのように見えるか示す。乗り物の表面で起こり得る実際の加熱を模擬するのに、汚れたパネルを天板に置き、対流式オーブン内で加熱乾燥させる。次いで、パネルを冷却する。この清掃手順において、槽の中で試験パネルを5°の角度でスタンドに置き、パネルの頂部から開始して下に移動させながら、0.3MPa(50psi)のダイナミックノズルを用いて0.9m(3フィート)の距離からスプレーリンスする。ほぼ平らな材料を、石鹸液に浸し、昆虫の残骸が除去されるまでこの残骸をこすり落とすのに使用する。石鹸液の非限定例は、通常の水道水100に対する石鹸1の割合での、ミスター・クリーン(Mr. Clean)(商標)オートドライ(AutoDry)(商標)カーウォッシュ(Carwash)詰替用石鹸の通常水道水希釈物である。次いで、パネルを説明のに従ってすすぎ、その後に蒸留水ですすいで空気乾燥させる。一旦乾燥したら、パネルを人の肉眼で視覚的に検査して、残骸が除去されたかどうか、また何らかのかき傷が肉眼で発見できるかどうかを確認する。視覚的に認知できるかき傷が付かずに残骸が除去されたら、合格点と認可する一方、残骸を除去し損ねたり、或いは視覚的に認知できるかき傷が付いて除去されたら、不合格点と認可する。一実施形態では、第1領域に採用されたほぼ平らな材料はこの方式に従って評価する場合、合格点を示す。
一実施形態では、平らな材料は、孔あき材料、例えば、開口が設けられた織布また不織布材料を含む。さらに特定の実施形態では、孔あき材料には、少なくとも約0.5mm、少なくとも約0.75mm、少なくとも約1mm、また少なくとも約1.25mmの平均開口寸法を有する開口が設けられている。孔あき材料には、楕円形、円形、ひし形、正方形等を含む多角形、半月形、またスリット形、またその混合を含む、様々な形状のいずれかの開口部を有する開口が設けられてもよい。特定の一実施形態では、孔あき材料には、ひし形の開口が設けられる。
図16A〜16Cは、本発明による清掃用品のさらなる実施形態を開示する。図16A〜16Cに示された清掃用品20は、本明細書に記載されるような追加的な特性と共に、図1〜15に示されたような清掃用品の同じかあるいは類似の構造における、同じ構成要素の多くを含んでもよい。例えば、図16A〜16Cに示された通り、清掃用品20は、その中に開口部24を有する本体部分22を含む。前述の清掃用品におけるように、本体部分は、開口部が人の手の少なくとも一部を収容するような大きさおよび形状に作られている。この実施形態の清掃用品20は、さらに、本体部分の指領域70に隣接して指が配される状態で、開口部が人の手の少なくとも一部を収容するような大きさおよび形状に作られている。一般に、指領域70は、開口部24と反対側の端部25に隣接した、本体部分の領域を含む。
前述の実施形態におけるように、本体部分22は、第1の側と第2の側とを有しており、第2の側28は図16A〜16Cの各々に示されている。図16A〜16Cの清掃用品は、本体部分22の指領域70の中に位置すると共に、第1の側26と第2の側28を連結する、指位置決め部をさらにを含む。指位置決め部は、該指位置決め部によって少なくとも部分的に仕切られた、第1、第2および第3指領域をさらに画成する。例えば、図16Aの実施形態では、指位置決め部は、対向する端部25から本体部分の指領域70内に延びる、第1および第2接合線80を含む。したがって、第1および第2接合線は、指領域70における第1指領域81a、第2指領域81b、および第3指領域81cを画成する。用品の使用中、清掃用品がユーザーの手の上で位置決めされるのを容易にし、清掃用品がユーザーの手の上で適切な向きに維持されるのを援助する。例えば、ユーザーの手の上での清掃用品の便利且つ快適な向きを維持するのに、ユーザーは、1本または、2本の中指を指領域81bに、あるいは1本、また2本の指、1本の指および親指、また親指を指領域81aおよび81cの各々に都合良く位置決めしてもよい。好都合なことに、図16Aの実施形態では、第1接合線80も第2接合線80も、本体部分の長手方向中心線Lに完全に沿って位置しておらず、また例示された実施形態では、長手方向中心線Lの両側にあり、それによって、第1、第2および第3領域が長手方向中心線に関してほぼ対称的に画成されるので、接合線は、ユーザーの右手また、左手のいずれかでの清掃用品の使用を容易にする。
図16Aの実施形態では、指位置決め部を形成する第1および第2接合線は、長手方向中心線と概ね平行である。しかし、指位置決め部は、あらゆる望ましい方法で位置して、第1、第2および第3指領域を画成してもよいことが理解されるであろう。加えて、第1、第2および第3指領域は、所望どおりに位置してもよい。好ましい実施形態では、第1、第2および第3領域は、ユーザーの左手また、右手のいずれかでの使用が、たやすくなるように、長手方向中心線に関してほぼ対称的に位置する。
図16Bおよび16Cは、指位置決め部を含む清掃用品の追加的な実施形態を開示する。図16Bの実施形態では、指位置決め部は、指領域を第1指領域83a、第2指領域83bおよび第3指領域83cに分割する第1および第2接合線82を再び含む。接合線82は、本体部分長手方向中心線Lの両側にあり、また各接合線は、長手方向中心線と交差する方向に配列される。接合線82は、それによって第1および第3領域83aおよび83cを画成しており、これらの領域は、本体部分の中に人の手が少なくとも部分的に位置する場合、清掃用品がユーザーの左手に位置決めされるか、あるいは右手に位置決めされるかに応じて、親指をその他の指から仕切るのに特に適している。
図16Aおよび16Bの実施形態は各々、2本の接合線を指位置決め部として採用しているものの、指位置決め部は、所望する場合、あらゆる数および/若しくは構成の接合線、あるいは構成要素を画成する他の指領域を含んでもよいことを理解されたい。それ故、図16Cに示されるように、指位置決め部は、連続的な弧状の接合線を含む単一の接合線84を含む。接合線84は、第1指領域85a、第2指領域85b、および第3指領域85cを画成する。先の実施形態におけるように、第1、第2および第3指領域は、本体部分の長手方向中心線に関して対称的に位置するが、指領域の他の位置決めが採用されてもよい。
指位置決め部を形成するのに使用されてもよい指接合部は、ヒートシーリング、超音波接合、粘着性シーリング、縫製、並びに/または本体部分の第1の側および第2の側を形成する際に使用される種類の材料を接着するための、当該技術分野において既知のいずれかの他の技術により形成されてもよい。本体部分の側が2層、またそれ以上の層から形成されるという場合には、第1の側の最内層と第2の側の最内層とが互いに接着してさえいればよい。しかし、さらなる実施形態では、接合部は、本体部分の各側の全層を通って延びる。
本明細書に記載される清掃用品は、あらゆる適した方法で製造することができる。清掃用品は、機械で、手で、また部分的に機械で、部分的に手で作製することができる。種々の図で示された清掃用品は、いくつかの異なる方法で作製することができる。非限定的な一実施形態では、図1〜5に示された清掃用品は、最初に、ユーザーの手のための開口部を残すやり方で、本体部分22の第1および第2部分を共に接合することによって作製することができる。本体部分の第1および第2部分は、サンドイッチの形状で配され、例えば、それらの周辺部に封止部また、継ぎ目を形成することによって、開口部が必要とされる領域の外側寄りで接合できる。幾つかの実施形態では、この方法で形成された構造を裏返しにして、封止部また、継ぎ目を隠すのが望ましい場合がある。
材料のストリップ30は、清掃用品を作製するプロセスの中で、あらゆる適した工程で本体部分22に取り付けられてもよい。切断されて材料のストリップ30を形成する、材料の1以上の層を供給するのが望ましい場合がある。材料の層(単数または複数)は、完成した清掃用品において材料のストリップ30の下部にある材料に接合される前、あるいは後のいずれかに切断されてもよい。幾つかの実施形態では、製造を簡略化するのに、層(単数または複数)あるいは材料を、完成した清掃用品において材料のストリップ30の下部にある材料に接合する前に、層(単数または複数)あるいは材料を少なくとも部分的に切断してストリップにすることが望ましい。
完成した清掃用品において材料のストリップ30の下にある材料にさらに容易に接合するのに、材料の層(単数または複数)の一部を切断しないで残しておくのが望ましい場合がある。例えば、複数の材料のストリップを操作し、完成した清掃用品において材料のストリップ30の下部にある材料に取り付けなければならないのではなく、材料の層(単数または複数)の一部を切断しないで残しておき、そこに未切断領域を形成するのが望ましい場合がある。次いで、この未切断領域は、1つより多い材料のストリップを操作し、完成した清掃用品において材料のストリップ30の下部にある材料に接合するのに使用することができる。例えば、図1〜5に示された実施形態では、材料のストリップ30は、清掃用品20の平面図を見れば、縦列Cおよび列Rの両方に配されているものと考えることができる。この実施形態では、縦列Cは、長手方向中心線Lの方向に走り、また列Rは、横断方向中心線Tの方向に向けられている。各縦列は、そこに複数の横断方向の切れ目33が設けられた、材料のウェブにより形成される。各々の材料のウェブの中心には、未切断区域Uが残される。横断方向の切れ目33は、未切断区域Uのそれぞれの側に、材料のストリップ30を形成する。未切断区域Uは、全ての取り付けられた材料のストリップ30を、完成した清掃用品において材料のストリップ30の下部にある材料に結合するのに使用することができる。
一部の例では、本体部分の第1および第2部分が共に接合される前に、ストリップを本体部分22の第1部分に取り付けることが望ましい。他の例では、材料のストリップ30は、本体部分の第1および第2部分が共に接合された後に、本体部分22の第1部分に取り付けられてもよい。
清掃用品20は、製品製造ラインで、あらゆる適した方法で作製することができる。清掃用品を作製する方式の幾つかの実施形態では、組み立てられて清掃用品となる構成要素は、製品製造ライン上で、清掃用品の横断方向中心線を形成する構成要素の部分が、製品製造ライン上で製品の移動方向に向いた状態(つまり、「機械方向」また「MD」)で向けられてもよい。換言すれば、製造される製品の横断方向中心線Tは機械方向を指し、また製品の長手方向中心線Lはそれに対して垂直の方向を指すであろう。清掃用品を作製する方式の他の実施形態では、組み立てられる構成要素は、横断方向中心線が機械方向に対して垂直であり(つまり、「機械横方向」また「CD」に向けられる)、且つ長手方向中心線Lが機械方向に向けられるような方向に向けられてもよい。製造を簡略化するのに、材料のストリップ30の長さが機械方向に走って向けられた状態で、清掃用品20の構成要素を組み立てるのが望ましい場合がある。それ故、清掃用品20が横方向に向けられた材料のストリップ30を有するならば、清掃用品20の構成要素は、完成した用品の横断方向中心線が機械方向に進むように向けて組み立てられるのが望ましい場合がある。しかし、材料のストリップ30の長さが機械横方向に走って向けられた状態で、清掃用品20の構成要素を組み立てることも可能である。
清掃用品20の三次元の側は、あらゆる適した方法で、綿毛状にすることができる。三次元の側を綿毛状にする1つの方法は、人がその側を指で操作することによるものである。三次元の側を綿毛状にする別の方法は、清掃用品を振盪することによるものである。三次元の側を綿毛状にする他の方法としては、エアジェットおよび/または機械的操作の使用、例えば、清掃用品を製造するプロセスでその表面をレーキ(raking)することによるものが挙げられる。
清掃用品20を使用するのには、ユーザーは、自分の手の少なくとも一部を、清掃用品の本体22に形成された開口部24に挿入し、清掃用品20の第1表面を使用して表面を清掃するだけである。清掃用品が図1〜5に示された種類であるならば、ユーザーは、用品を使用する前に、本明細書に記載されたように用品を綿毛状にしてもよい。清掃用品20が両側に清掃表面を有するならば、ユーザーは、表面を清掃するのに、どちらの側も使用することができる。
清掃用品20は、あらゆる適した方法また、プロセスで使用することができる。非限定的な1つの実施形態では、清掃用品20は、車両など、乗り物の外部表面を清掃するプロセスで使用されてもよい。このプロセスは、いかなる好適な数の工程をいかなる好適な順序で含んでもよい。そのような1つの実施形態では、プロセスは、乗り物の外部表面に清掃組成物を塗布する工程を含む。いかなる好適な清掃組成物が使用されてもよく、また清掃組成物は、いかなる方法で乗り物の表面に塗布されてもよい。
本記述全体にわたって言及した全ての特許、特許出願(およびそれに基づいて発行された特許およびいかなる関連して発行された外国特許出願)、並びに公開公告の開示内容を本明細書に参考として組み込む。但し、本明細書に参考として組み込まれる文献のいずれもが本発明を教示あるいは開示していないことを明言する。
本発明の特定の実施形態について記載したが、本発明の精神および範囲から逸脱することなく本発明の様々な変更および修正を実施できることが当業者には明らかであろう。更に、本発明をある特定の実施形態と関連させて説明してきたが、これは説明を目的とするものであって、限定を目的とするものではなく、本発明の範囲は、添付の請求項によって定義され、請求項は従来技術が可能にするのと同様に幅広く考えられるべきであることを理解すべきである。
本明細書は、本発明を形成するとみなされる主題を特に指摘して明確に請求する特許請求の範囲をもって結論とするが、本発明は、添付の図面と関連させた以下の説明で更によく理解されると考えられる。
Claims (10)
- 開口部を有し、この開口部が人の手の少なくとも一部を収容するような大きさおよび形状に作られた本体部分を含む清掃用品であって、前記本体部分は、
第1の側と、
第2側の少なくとも一部と
を含み、これら第1の側および第2の側の少なくとも一方は、前記本体部分に接合された複数のストリップ材料からなる少なくとも一層の三次元構造体を含み、前記ストリップは、ある長さと、ある幅と、ある厚さとを有し、少なくとも幾つかのストリップの幅が4.5mmよりも広いことを特徴とする清掃用品。 - 長手方向中心線と横断方向中心線とを有し、前記ストリップ材料が基端と末端とを有し、これらストリップ材料の少なくとも幾つかは、それらの長さが横方向に向けられ、これらが基端にて前記本体部分に接合されると共に末端が自由状態である請求項1に記載の清掃用品。
- (a)前記ストリップ材料の少なくとも幾つかが隣接した列をなして配され、前記ストリップがある長さと、ある幅と、基端と、末端とを有し、これらストリップ材料の末端の少なくとも幾つかが少なくとも部分的に重なり合う
(b)前記ストリップ材料の少なくとも幾つかの末端には、曲線状縁部か、裂けた端部か、ほつれた端部か、鋸歯形状か、あるいはこれらの組み合わせからなるグループから選択される形状が与えられている
(c)前記ストリップ材料は、これらの自由な末端の向きがランダム化するように再配列されている
(d)前記清掃用品がミットである
(e)前記清掃用品は、前記第1の側と第2の側との間にバリアをさらに含み、このバリアがフィルムを好ましくは含む
という付加的特徴のうちの少なくとも1つを有する請求項1または請求項2に記載の清掃用品。 - 開口部を有し、この開口部が人の手の少なくとも一部を収容するような大きさおよび形状に作られた本体部分を含む清掃用品であって、前記本体部分は、
第1の側と、
第2の側の少なくとも一部と
を含み、これら第1の側および第2の側の少なくとも一方が孔あき不織布または孔あきフィルムを含むことを特徴とする清掃用品。 - 前記第1の側と第2の側との間に第2の部材をさらに含み、この第2の部材が詰め物を好ましくは含み、前記第1の側が前記孔あき不織布または孔あきフィルムを含み、前記清掃用品が前記詰め物と前記第2の側との間にバリアをさらに含む請求項4に記載の清掃用品。
- 開口部を有し、この開口部が人の手の少なくとも一部を収容するような大きさおよび形状に作られた本体部分を含み、この本体部分の指領域に隣接して指が配される清掃用品であって、前記本体部分は、
全表面を有する第1の側と、
全表面を有する第2の側と
を含み、前記清掃用品は、前記第1および第2の側の少なくとも一方が第1表面を画成するほぼ平らな材料を含む第1領域と、第2表面を画成する第2領域とを含み、前記第1表面が前記第1領域を含む側の全表面の90%未満であり、前記第1領域が前記第2領域と視覚的に異なっていることを特徴とする清掃用品。 - (a)前記ほぼ平らな材料が孔あき材料を含み、この孔あき材料には、少なくとも0.5mm、より好ましくは少なくとも0.75mm、より好ましくは少なくとも1mm、最も好ましくは少なくとも1.25mmの平均開口寸法を有する開口が好ましくは設けられている
(b)前記第1領域が少なくとも前記本体部分の指領域に位置している
(c)前記第1表面が前記第1領域を含む側の全表面の好ましくは50%未満、より好ましくは33%未満、最も好ましくは25%未満である
(d)前記第1の側および第2の側の少なくとも一方が綿毛状か、嵩高か、あるいは他の3次元的な清掃部を含む
(e)前記第1領域が前記第1の側に設けられ、前記綿毛状か、嵩高か、あるいは他の3次元的な清掃部が前記第2の側に設けられ、前記第1領域と、前記綿毛状か、嵩高か、あるいは他の3次元的な清掃部とが前記清掃用品の同じ側に好ましくは設けられている
(f)前記第1領域および第2領域が少なくとも3つのデルタEを有する
(g)前記第1領域は、視覚的に認知できる表面のかき傷を生じさせることなく、車両のクリアコーティング面から汚れを除去するのに充分な研磨性がある
という付加的特徴のうちの少なくとも1つを有する請求項6に記載の清掃用品。 - 開口部を有し、この開口部が人の手の少なくとも一部を収容するような大きさおよび形状に作られた本体部分を含み、この本体部分の指領域に隣接して指が配される清掃用品であって、前記本体部分は、
第1の側と、
第2の側と
を含み、この本体部分の指領域内に指位置決め部が設けられて前記第1の側と第2の側とを連結し、この指位置決め部は、当該指位置決め部により少なくとも部分的に仕切られた第1,第2および第3の指領域を画成することを特徴とする清掃用品。 - 前記指位置決め部は、連続的な弧状の接合線か、あるいは第1接合線と第2接合線とを含む少なくとも2つの接合線の少なくとも1つを含む請求項8に記載の清掃用品。
- 前記指位置決め部が第1接合線と第2接合線とを含み、これら第1接合線および第2接合線は、
(a)これら第1接合線も第2接合線も前記本体部分の長手方向中心線に完全には沿って位置していないか、
(b)これら第1接合線および第2接合線が前記本体部分の長手方向中心線の両側にあるか、
(c)これら第1接合線および第2接合線の少なくとも一方が前記本体部分の長手方向中心線と概ね平行であるか、
(d)これら第1接合線および第2接合線の少なくとも一方が前記長手方向中心線と交差する方向に配列するか、
(e)これら第1接合線および第2接合線のそれぞれが前記長手方向軸線と交差する方向に配列するか、あるいは
(f)人の手が少なくとも部分的に前記本体部分の中に位置する場合、これら第1接合線および第2接合線の少なくとも一方が親指を他の指から仕切るように配される
という方法のうちの少なくとも1つの方法で配されている請求項9に記載の清掃用品。
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