JP2008516530A - 縮小機能性のユーザ端末においてレガシースプーフィング(legacyspoofing)を検出するための装置および方法 - Google Patents

縮小機能性のユーザ端末においてレガシースプーフィング(legacyspoofing)を検出するための装置および方法 Download PDF

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Abstract

【課題】縮小機能性のユーザ端末においてレガシースプーフィングを検出するための装置および方法。
【解決手段】逆適合性は、レガシーノードがこれらの同じフィールドを実行する方法とは異なる手法でシステム内の新ノードまたは新局によって実行されるフィールドまたは他のインジケータの使用を必要とする可能性がある。ある環境では、これらのインジケータは、これらのレガシーノードからの妨害無しに次世代プロトコルを実行させるために、特定の方法で動作するように“スプーフ”レガシーノードに使用されることができる。この実施が通信の有効性を増加させる一方で、スプーフィングはレガシーノードの能率の悪い運用に導くかもしれない。レガシーノードは、伝送されたメッセージのレガシー部分内のフィールド設定を検出すること、またはメッセージ内の位相シフトを検出することを含む、スプーフィングを検出できる。
【選択図】 図4

Description

この発明は一般に無線通信に関し、そしてより詳しくは強化されたブロック承認に関する。
[関連出願]
この出願は2004年10月5日提出の仮出願番号第60/616,336号、タイトル“無線ネットワークにおいてノードの能力を保証するための方法と装置(Method and Apparatus for Ensuring Node Capability In Wireless Networks)”への優先権を主張し、そしてこれについて譲受人に譲渡されそしてそれによってこの中に引用されて明確に組み込まれる。
無線通信システムは音声およびデータのようないろいろなタイプの通信を提供するために広く展開される。典型的な無線データシステム、またはネットワークは複数のユーザに1つまたはそれ以上の共有資源へのアクセスを提供する。システムは周波数分割多重化(FDM)、時分割多重化(TDM)、符号分割多重化(CDM)、等のような種々様々な多重アクセス技術を使用することができる。
実例の無線ネットワークはセルラベースのデータシステムを含む。以下はいくつかのそのような実例である:(1)“デュアルモード・ワイドバンド・スペクトル拡散セルラシステム用のTIA/EIA−95−B移動局−基地局適合性標準(TIA/EIA−95−B Mobile Station−Base Station Compatibility Standard for Dual−Mode Wideband Spread Spectrum Cellular System)”(IS−95標準)、(2)“第3世代パートナーシップ・プロジェクト”(3GPP)と命名された共同企業体によって提供され、そして文書番号第3G TS25.211号、第3G TS25.212号、第3G TS25.213号、および第3G TS25.214号を含む1組の文書内に具体化された標準(W−CDMA標準)、(3)“第3世代パートナーシップ・プロジェクト2”(3GPP2)と命名された共同企業体によって提供され、そしてcdma2000スペクトル拡散システム用のTR-45.5物理層標準”内に具体化された標準(IS−2000標準)、および(4)TIA/EIA/IS−856標準(IS−856標準)に従う高データレート(HDR)システム。
無線システムの他の実例はIEEE802.11標準(即ち、802.11(a)、(b)、または(g))のような無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を含む。これらのネットワーク上での改善は直交周波数分割多重化(OFDM)変調技術を具備する複入力複出力(MIMO)WLANを展開することにおいて達成されることができる。IEEE802.11(e)は以前の802.11標準のいくつかの欠点を改善するために導入された。
無線システム設計が進歩したので、より高いデータレートが使用可能となった。より高いデータレートは、その中には音声、ビデオ、高速データ伝送、およびいろいろな他のアプリケーションがある、進歩したアプリケーションの実現性を開拓した。しかしながら、いろいろなアプリケーションはそれらのそれぞれのデータ転送に関する要求条件が異なるかもしれない。多くのタイプのデータは待ち時間(latency)および処理能力(throughput)条件、あるいは必要なあるサービス品質(QoS)保証を有するかもしれない。資源管理無しに、システムの容量は縮小されることができ、そしてこのシステムは効率的に動作することはできない。
中間アクセス制御(MAC)プロトコルは一般に多数のユーザ間に共有の通信資源を割り当てるために使用される。MACプロトコルは一般にデータを送受信するために使用された物理層により高い層をインターフェイス接続する。データレートにおける増加で利益を得るために、MACプロトコルは共有資源を効率的に使用するように設計されねばならない。
新MACプロトコルが開発されるので、ユーザ端末はレガシーであり続けるであろう。MACプロトコルはレガシー端末と相互運用するように設計されることができる。そのような相互運用を実行するために、技術はレガシー端末により新しいプロトコルに従って通信している端末によって共有資源にアクセスまたは通信することを可能にするためにある方法で実行させるように展開されることができる。そのようなステップを取ることになってレガシー端末を欺く、そのような技術は“スプーフィング(spoofing)”と呼ばれることができる。ある環境では、スプーフィングはより新しい通信プロトコルを運用させることができ、そしてそれと関連した利益があることができ、なおスプーフド(spoofed)ユーザ端末は望ましくない結果を経験するかもしれない。したがってレガシーまたは縮小機能性のユーザ端末においてレガシースプーフィングを検出することについてこの分野での要求がある。
この中に開示された実施形態は縮小機能性のユーザ端末においてレガシースプーフィングを検出することについてこの分野での要求を提起する。
発明を解決するための手段
[発明の概要]
1つの局面に従って、1装置が記述され、それはメッセージを受信する受信器を含み、このメッセージの第1の部分は第1の通信フォーマットで送信され、このメッセージは第2の通信フォーマットがメッセージの第2の部分を送信するために使用される時に代替のフォーマットインジケータ(alternate format indicator)を具備し、そして代替のフォーマットインジケータを検出するプロセッサを含み、この代替のフォーマットインジケータが検出される時にメッセージの第2の部分の送信のための持続期間を決定し、そして代替のフォーマットインジケータが検出される時に決定された持続期間の間受信器に低パワー状態に入るように指示する。
もう1つの局面に従って、1装置が記述され、それはメッセージを受信する受信器を含み、このメッセージの第1の部分は第1の通信フォーマットで送信され、このメッセージは第2の通信フォーマットがメッセージの第2の部分を送信するために使用される時に代替のフォーマットインジケータを具備し、そして代替のフォーマットインジケータを検出するための手段を含む。
もう1つの局面に従って、1方法がメッセージを受信することに関して開示され、メッセージの第1の部分は第1の通信フォーマットで送信され、メッセージの第2の通信フォーマットがメッセージの第2の部分を送信するために使用される時に代替のフォーマットインジケータを具備し、代替のフォーマットインジケータを検出し、代替のフォーマットインジケータが検出される時にメッセージの第2の部分の送信のための持続期間を決定し、そして代替のフォーマットインジケータが検出される時に決定された持続期間の間低パワー状態に入る。
もう1つの局面に従って、1方法がメッセージを受信することに関して開示され、メッセージは第1の位相で送信された第1の部分および第2の位相で送信された第2の部分を具備し、第2の位相は第1の位相とは異なり、第1の部分と第2の部分との間の位相差を検出し、そして位相差が検出される時に低パワー状態に入る。
もう1つの局面に従って、1方法がメッセージを受信することに関して開示され、メッセージの第1の部分は第1の通信フォーマットで送信され、メッセージは第1の通信フォーマットのパラメータを設定するための1つまたはそれ以上のフィールドを具備し、1つまたはそれ以上のフィールドを復号し、そして復号化フィールドが第1の通信フォーマットによるサポートのない値に設定される時に低パワー状態に入る。
もう1つの局面に従って、コンピュータ可読媒体が開示され、メッセージを受信することを実行可能とし、メッセージの第1の部分は第1の通信フォーマットで送信され、メッセージは第2の通信フォーマットがメッセージの第2の部分を送信するために使用される時に代替のフォーマットインジケータを具備し、代替のフォーマットインジケータを検出し、代替のフォーマットインジケータが検出される時にメッセージの第2の部分の送信のための持続期間を決定し、そして代替のフォーマットインジケータが検出される時に決定された持続期間の間低パワー状態に入る。
いろいろな他の局面および実施形態も開示される。
[発明の詳細な説明]
通信プロトコルが発展し、そして次世代標準が定義されるので、逆適合性(backward compatibility)はレガシーノード(legacy node)がこれらの同じフィールドを実行する方法とは異なる手法でシステム内の新ノードまたは新局によって実行されるフィールドまたは他のインジケータの使用を必要とする可能性がある。ある環境では、これらのインジケータは特定の方法で動作するようにレガシーノードに指示するために慎重に使用されることができる。次世代標準はこれらのレガシーノードからの妨害無しに“トリック(trick)”レガシーノードに次世代プロトコルを実行させたいので、そのような使用はスプーフィングと呼ばれることができる。この実施は一般に、より高処理能力、より低パワー、より高容量等を含む、通信効率を増加させるように展開される一方で、スプーフィングはレガシーノードの非効率的な運用に導くかもしれない。
多くの場合に、それはどんな方法がレガシーノードをだます(spoof)ために使用されるかを知ることになる間でさえ、レガシーノードは生成され続けるかもしれない。例えば、もしも次世代標準が適合性のあるノードに高い複雑性とコスト条件とを負わせるならば、これは発生する。この場合に、その中で次世代標準がレガシーフィールド(legacy field)の解釈を定義する手法に気がつくことはレガシーノードに望ましいかもしれない。“スマートな(smart)”レガシーノードはスプーフィングを検出し、そしてスプーフィングが引き起こすかもしれない望ましくない影響を減らすために適当なステップを取ることができる。従って、スマートなレガシーノードはレガシーフィールドの新解釈を理解して、もっと効率的に運用することができる。そのようなスマートなレガシーノード(legacy node)はこの中では縮小機能性のユーザ端末と呼ばれることができる。ユーザ端末は完全な次世代をサポートするように展開され得るが、しかし、下文でさらに記述されるように、縮小機能性のモードについても提供され得ることに注意されたい。
実例の実施形態は802.11n標準を使用して下記され、それは現存の(またはレガシー)標準802.11a/g(802.11−2003)と適合するように設計されるべきである。記述された実施形態は複数の標準に関して均等に適用可能であり、そして802.11nおよび802.11a/g適合性に限定されない。さらに、下に提供された実施形態がフレーズ“逆適合性”を使用できる一方で、この実施形態は複数の標準または標準の複数のバージョンあるいはそれの任意の組合わせのノードの間の任意の種類の適合性に均等に適用可能である。
この中で使用されたように、標準を逆適合性が望まれる初期の標準と区別するために、術語“高処理能力”はより新しいシステム、あるいはレガシーシステムとは異なる運用クラスを定義しているシステムに関して使用される。再び、術語“レガシー”または“縮小機能性の”は逆(またはほかの)適合性モードで動作しているユーザ端末を記述するために使用されてもよい。上述したように、縮小機能性のまたはレガシーユーザ端末は交互に、この分野の通常の技術者には明白になるであろうように、交代モード(alternate mode)での全機能性を実行するように構成されることができる。
従って、この中に記述された1つまたはそれ以上の局面を組み込んでいるレガシー端末の実例の実施形態は、高処理能力システム(または任意の他の代替の通信標準)の1つまたはそれ以上の局面を検出するように装備された最新式の装置を含むことができ、従ってシステムのすべての特徴を必然的にサポートせずに対応することができる。
実例の高処理能力実施形態は、他の実例の実施形態の中で、無線LAN(または新しく出現している伝送技術を使用する同様のアプリケーション)のための非常に高いビットレートとともに非常に効率的な運用をサポートすることがこの中に開示される。実例の高処理能力WLANは20MHzの帯域幅で100Mbps(100万ビット/秒)を超えるビットレートをサポートする。いろいろな代替のWLANもサポートされる。
いろいろな実例の実施形態は、それの実例が802.11(a〜e)内に見つけ出される、レガシーWLANシステムの分布調整運用の簡易さと強さとを保存する。そのようなレガシーシステムの逆適合性を維持する一方で、いろいろな実施形態の利点は達成されることができる。(下文の説明において、802.11システムが実例のレガシーシステムとして記述されてもよいことに注意されたい。この分野の技術者は改良が代替システムおよび標準に適合することも認めるであろう。)
1例のWLANはサブネットワークプロトコルスタックを備えることができる。サブネットワークプロトコルスタックは一般に、高データレート、高帯域幅物理層トランスポート機構をサポートすることができ、それはOFDM変調、単搬送波変調技術、非常に高い効率の帯域幅運用のための複数の送信および複数の受信アンテナを使用しているシステム(複入力単出力(MISO;Multiple Input Single output)システムを含む、複入力複出力(MIMO;Multiple Input Multiple output)システム)、同じタイムインターバルの間複数のユーザ端末へのまたはからのデータを送信するために空間多重化技術とともに複数の送信および受信アンテナを使用しているシステム、および複数のユーザのための伝送を同時に可能にするために符号分割多重アクセス(CDMA)技術を使用しているシステムに基づいたそれらのものを含むが、しかしそれに限定されない。代替の実例は単入力複出力(SIMO)および単入力単出力(SISO)システムを含む。
この中に記述された1つまたはそれ以上の例示的な実施形態は無線データ通信システムの文脈で述べられる。この文脈内での使用が有利である一方で、この発明の種々の実施形態は種々の環境または構成内に組み込まれることができる。一般に、この中に記述されたいろいろなシステムはソフトウェア制御のプロセッサ、集積回路、またはディスクリート論理を使用して形成される。アプリケーションの全体を通して参照される可能性があるデータ、指示、命令、情報、信号、記号、およびチップは電圧、電流、電磁波、磁界または粒子、光学界または粒子、あるいはそれの組合わせによって好都合に表されることができる。さらに、各ブロック図内に示されたブロックはハードウェアまたは方法のステップを表すことができる。方法のステップは本発明の範囲から逸脱すること無しに置き換えられることができる。単語“例示的な”はこの中では“一例、事例、または実例として機能すること”を意味すべくこの中で使用される。この中で“例示的な”として記述された任意の実施形態は必ずしも他の実施形態以上に好ましいとか有利であると解釈されるべきではない。
図1は1つまたはそれ以上のユーザ端末(UT)106A〜Nに接続されたアクセスポイント(AP)104を具備する、システム100の実例の実施形態を描写する。UT106は真実のレガシー局、または縮小機能性のユーザ端末(即ち、スマートなレガシー端末)あるいは任意の組合わせであってもよい。802.11の術語に従って、この文書では、APおよびUTは局、STAまたはノードとも呼ばれる。この中に記述された技術および実施形態は他のタイプのシステム(実例は上に詳述されたセルラ標準を含む)にも適用可能である。この中で使用されたように、術語基地局は術語アクセスポイントと取り替えて使用されることができる。術語ユーザ端末は術語ユーザ装置(UE)、加入者ユニット、加入者局、アクセス端末、遠隔端末、移動局、またはこの分野で既知の他の類似の術語と取り替えて使用されることができる。術語移動局は固定無線アプリケーションを含む。
ユーザ端末106は互いに直接通信できることにも注目されたい。802.11(e)によって導入された、ダイレクトリンクプロトコル(DLP)はSTAにフレームを(同じAPによって制御された)ベーシックサービスセット(BSS)内のもう1つの着局STAに直接転送させる。いろいろな実施形態では、この分野で知られるように、アクセスポイントは必要ではない。例えば、独立BSS(IBSS)はSTAの任意の組合わせで形成されることができる。ユーザ端末のその場限りのネットワークは、この分野において既知の多数の通信フォーマットの任意のものを使用している無線ネットワーク120を介して互いに通信することで形成されることができる。
APとUTとは無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)120を介して通信する。実例の実施形態では、WLAN120は高速MIMO OFDMシステムである。しかしながら、WLAN120は任意の無線LANであってもよい。オプションとして、アクセスポイント104は任意の数の外部装置と通信するかまたはネットワーク102を介して処理する。ネットワーク102はインターネット、イントラネット、あるいは任意の他の有線、無線、または光ネットワークであってもよい。接続110はネットワークからの物理層信号をアクセスポイント104に運ぶ。装置または手順はネットワーク102にあるいはWLAN120上の(またはそれとの接続を介して)UTとして接続されてもよい。ネットワーク102またはWLAN120のいずれかに接続されることができる装置の例は電話機、パーソナルディジタルアシスタント(PDA)、いろいろな任意のタイプのコンピュータ(ラップトップ、パソコン、ワークステーション、任意のタイプの端末)、カメラ、カムコーダ、ウェブカム、およびバーチャルな任意の他のタイプのデータ装置のようなビデオ装置を含む。手順は音声、ビデオ、データ通信、等を含んでもよい。いろいろなデータストリームは、変動サービス品質(QoS)技術を使用することによって適合させることができる、変動伝送条件を有してもよい。
また図1に示されたのは高処理能力(HT)ユーザ端末108A〜NへのWLAN120上の接続である。HTユーザ端末108は、高処理能力システムとしてこの中で明確に引用して、次世代標準に従って動作している端末を示すために使用される。示されているように、HTユーザ端末108がAP104とまたは互いに直接通信できることは注目されたい。HT UT108間に示された接続は高処理能力(または非レガシー)フォーマットに従って動作し、従ってこの接続はUT106では示されない。示されない一方で、HT UT108はまたレガシープロトコルに従ってUT106と直接通信することもできることはこの分野の通常の技術者には明白であるだろう。
システム100は集中AP104とともに展開されてもよい。すべてのUT106と108とは1つの実例の実施形態ではAPと通信する。代替の実施形態では、2つのUT間の直接のピアツーピア(peer-to-peer)通信は、この分野の技術者には明白であるだろうように、下に図示される実例のシステムへの修正で、適合させることができる。任意の局は指定されたアクセスポイントをサポートしている実施形態内の指定されたAPとしてセットアップされてもよい。アクセスはAP、またはその場限り(即ち、競争ベース)で管理されてもよい。
1つの実施形態では、AP104はイーサネット(登録商標)適合を供給する。この場合には、IPルータはAPのほかにネットワーク102(詳細は図示せず)への接続を供給するように展開されることができる。イーサネットフレームはWLANサブネットワーク(詳細は下記)を介してルータとUT106との間を転送されることができる。イーサネット適合および接続性はこの分野では周知である。
代替の実施形態では、AP104はIP適合を供給する。この場合に、APは接続されたUTのセット(詳細は図示せず)のためのゲートウエイルータとして働く。この場合には、IPデータグラムはAP104によってUT106へおよびから送られることができる。IP適合および接続性はこの分野では周知である。
図2はアクセスポイント104あるいはユーザ端末106または108として構成されることができる、無線通信装置の1例の実施形態を描写する。無線通信装置はシステム100内の展開に適している、STAの1例である。アクセスポイント104の構成は図2に示される。トランシーバ210はネットワーク102の物理層条件に従って接続110上で受信および送信する。ネットワーク102に接続された装置あるいはアプリケーションからのまたはへのデータはプロセッサ220に伝送される。これらのデータはフローとしてこの中で参照されることができる。フローは種々の特性を有してもよく、そしてこのフローに関連したアプリケーションのタイプに基づいた種々の処理を必要とするかもしれない。例えば、ビデオまたは音声は低い待ち時間フロー(一般にビデオは音声よりも高い処理能力条件を有する)として特徴付けられることができる。多くのデータアプリケーションは待ち時間にはあまり敏感ではないが、しかしより高いデータ統合条件を有することができる。(即ち、音声はあるパケットロスに耐えることができ、ファイル転送は一般にパケットロスには耐えられない)。
プロセッサ220はフローを受信して物理層上の伝送のためにそれらを処理するメディアアクセス制御(MAC)処理ユニット(詳細は図示せず)を含んでもよい。プロセッサ220はまた物理層データを受信し、そして出フローのためのパケットを形成するためにこのデータを処理することができる。802.11WLAN関連の制御およびシグナリングはまたAPとUTとの間で通信されることもできる。物理層(PHY)プロトコルデータユニット(PPDU)内にカプセル化されたMACプロトコルデータユニット(MPDU)は無線LANトランシーバ260に伝送され、そしてそれから受信される。MPDUはフレームとも呼ばれる。単一のMPDUが単一のPPDU内にカプセル化される時には、時々PPDUは1フレームと呼ばれることができる。代替の実施形態は任意の変換技術を使用することができ、そして術語は代替の実施形態で変わってもよい。いろいろなMAC IDに対応するフィードバックはいろいろな目的のための物理層プロセッサ220から戻されてもよい。フィードバックは、(ユニキャストチャネルと同様にマルチキャストを含む)チャネルのためのサポートできるレート、変調フォーマット、およびいろいろな他のパラメータを含む、任意の物理層情報を備えることができる。
プロセッサ220は汎用マイクロプロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、または専用プロセッサであってもよい。プロセッサ220はいろいろなタスク(詳細は図示せず)において支援すべき専用ハードウェアと接続されることができる。いろいろなアプリケーションは、外部接続コンピュータまたはネットワーク接続を介するような、外部接続プロセッサ上で走行することができ、無線通信装置104、106、または108(図示せず)内の追加のプロセッサ上で走行してもよく、あるいはプロセッサ220自身上で走行してもよい。プロセッサ220はメモリ230と接続されて示され、それはこの中に記述されたいろいろな手順および方法を実行するための命令と同様にデータを蓄積するために使用されることができる。この分野の技術者はメモリ230がいろいろなタイプの1つまたはそれ以上のメモリコンポーネントを備えることができること、それが全部または部分的にプロセッサ220内にはめ込まれることができることを認めるであろう。この中に記述された機能を実行するための命令およびデータを蓄積するほかに、メモリ230はまたいろいろなキューに関連するデータを蓄積するためにも使用されることができる。
無線LANトランシーバ260は任意のタイプのトランシーバであってもよい。1例の実施形態では、無線LANトランシーバ260はMIMOまたはMISOインターフェイスで運用されることができるOFDMトランシーバである。OFDM、MIMOおよびMISOはこの分野の技術者には既知である。いろいろな例のOFDM、MIMOおよびMISOトランシーバは、2003年8月27日提出、出願中の米国特許出願番号第10/650,295号、タイトル“広帯域MISOおよびMIMOシステム用の周波数無依存の空間処理(FREQUENCY−INDEPENDENT SPATIAL−PROCESSING FOR WIDEBAND MISO AND MIMO SYSTEMS)”に詳述され、そして本発明の譲受人に譲渡される。代替の実施形態はSIMOまたはSISOシステムを含んでもよい。
無線LANトランシーバ260はアンテナ270A〜Nと接続されて示される。任意数のアンテナがいろいろな実施形態においてサポートされることができる。アンテナ270はWLAN120上で送受信するために使用される。
無線LANトランシーバ260は1つまたはそれ以上のアンテナ270の各々と通信している空間プロセッサを備えてもよい。空間プロセッサは伝送用のデータを各アンテナについて別々に処理するかまたは全アンテナ上の受信信号を一緒に処理することができる。別々の処理の例はチャネル推定値、UTからのフィードバック、チャネル反転、あるいはこの分野で既知の種々様々な技術に基づいてもよい。この処理は種々様々な空間処理技術の任意のものを使用して実行される。このタイプのいろいろなトランシーバはビーム成形、ビームステアリング、固有ステアリング(eigen-steering)、あるいは与えられたユーザ端末へのおよびからの処理能力を増加させるための他の空間的な技術を使用して送信できる。その中でOFDM記号が伝送される、1例の実施形態では、空間プロセッサはOFDMサブチャネル、またはビンの各々を処理するためのサブ空間プロセッサを備えてもよい。
1例のシステムでは、AP(またはUTのような、任意のSTA)はNアンテナを有することができ、そして1例のUTはMアンテナを有することができる。したがってAPおよびUTのアンテナの間にはM×Nパスがある。これらの複数パスを使用している処理能力を改善するための種々様々な空間技術はこの分野では既知である。空間時間伝送ダイバーシティ(STTD)システム(またはこの中では“ダイバーシティ”と呼ばれる)では、伝送データはフォーマットされて符号化され、そして単一ストリームのデータとして全アンテナの向こう側に送られる。M送信アンテナおよびN受信アンテナで形成されることができるMIN(M,N)の別々のチャネルがあり得る。空間多重化はこれらの別々のパスを開発し、そして伝送レートを増加させるために、別々のパスの各々で異なるデータを送信できる。
APとUTとの間のチャネルの特性を知るかまたはそれに適合させるためのいろいろな技術が知られている。独特のパイロットが各送信アンテナから送信されることができる。この場合には、パイロットは各受信アンテナで受信され、そして測定される。チャネル状態情報のフィードバックはその後送信で使用中の送信装置に返されることができる。測定されたチャネルマトリクスの固有分析がチャネル固有モードを決定するために行われることができる。受信器でチャネルマトリクスの固有分析を避けるために、代替の技術は受信器で空間処理を単純化するためにパイロットおよびデータの固有ステアリングを使用することである。
従って、現在のチャネル条件次第で、データレートを変更することはシステムの全体を通していろいろなユーザ端末への伝送に利用可能である。特に、APと各UTとの間の特定のリンクは、APから1つ以上のUTに共有されることができるマルチキャストまたはブロードキャストリンクよりも高性能であることができる。無線LANトランシーバ260はいったいどちらの空間処理がAPとUTとの間の物理リンクのために使用されているかに基づいて維持できるレートを決定することができる。この情報は将来の処理における、例えば、MAC層での使用のためにフィードバックされてもよい。
実例のために、メッセージ復号器240は無線LANトランシーバ260とプロセッサ220との間に展開される。1例の実施形態では、メッセージ復号器240はプロセッサ220、無線LANトランシーバ260、他の回路、またはそれの組合わせ内で実行されることができる。メッセージ復号器240はシステム内の通信を実行するための任意数の制御データまたはシグナリングメッセージを復号するのに適している。1つの例では、メッセージ復号器240は、下記されたように、PPDUフィールドを受信して復号するに適している。いろいろな他のメッセージはこの分野で周知の任意数のメッセージ復号化技術を使用して復号されることができる。メッセージ符号器250は同様にプロセッサ220と無線LANトランシーバ260との間に展開されることができ(そしてまたプロセッサ220、無線LANトランシーバ260、他の回路、またはそれの組合わせ内の全体または部分において実行されてもよく)、そしてまさに記述されたそれらのようなメッセージの符号化を実行することができる。メッセージ符号化および復号化の技術はこの分野の通常の技術者には周知である。
図3は、PLCPプリアンブル375(12OFDM記号)、PLCPヘッダ310、可変長PSDU345、6ビットテール350、および可変長パッド355を備えているレガシー802.11a/gPPDU370を描写する。PPDU370の部分360はレート=1/2でBPSKを使用して伝送されたシグナルフィールド(1OFDM記号)、およびシグナル380内に示された変調フォーマットおよびレートで伝送された、可変長データフィールド385を備える。PLCPヘッダ310はシグナル380および(データ380内に含まれ、そしてそれのフォーマットに従って伝送された)16ビットサービスフィールド340を備える。シグナルフィールド380はレート315(4ビット)、予備フィールド320(1ビット)、長さ325(12ビット)、パリティビット330、およびテール335(6ビット)を備える。シグナルフィールドは符号化されたOFDM記号のための最も強い変調および符号化フォーマットを使用して伝送される。シグナルフィールド内のレートフィールドはPPDUのデータ部のための変調および符号化フォーマットを示す。802.11−2003に定義されたように、4ビットレートフィールドのビット4は不使用(常に0に設定)である。
802.11nに関して、逆適合性のPPDUタイプが導入される。1例の実施形態では、拡張されたシグナルフィールドはレガシー802.11のシグナルフィールド380と逆適合であるためにレガシーPLCPヘッダ内に導入される。レガシーシグナルフィールド380内のレートフィールド315の不使用値は新PPDUタイプを定義するために設定される。この例の高処理能力システムは、2004年10月13日提出の関連出願中の米国特許出願番号第10/964,330号、タイトル“レガシーシステム相互運用性を有する高速媒体アクセス制御(HIGH SPEED MEDIA ACCESS CONTROL WITH LEGACY SYSTEM INTEROPERABILITY)”内に開示され、本発明の譲受人に譲渡され、そして引用されてこの中(以下‘330アプリケーション)に組み込まれる。
‘330アプリケーションでは、いくつかの新PPDUタイプが導入される。レガシーSTAとの逆適合性に関して、PLCPヘッダのシグナルフィールド内のレートフィールドはレート/タイプフィールドに修正される。レートの不使用値はPPDUタイプとして指示される。PPDUタイプはまたシグナルフィールド拡張指示のシグナル2の存在および長さをも示す。レート/タイプフィールドのこれらの値はレガシーSTAについて定義されない。従って、レガシーSTAはシグナル1フィールドを成功裡に復号して、レートフィールド内の定義されていない値を見付け出した後にはPPDUの復号を断念してもよい。交互に、レガシーシグナルフィールド内の予備ビットは新クラスのSTAにMIMO OFDM伝送を示すべく‘1’に設定されてもよい。STAを受信することは予備ビットを無視して、シグナルフィールドを復号することと残存の送信を試みることを続けることができる。HT受信器はPPDUタイプに基づいてシグナル2フィールドの長さを決定することができる。
レガシー端末をだますための種々様々な方法があり、例えば、これらの端末が共有の媒体上で通信することを妨害させない。これは高処理能力システムのような、代替のシステムにこれらのレガシー端末からの妨害無しに共有の媒体上で動作させる。スプーフィングのための技術の特定の例は、事業グループからの現在のいくつかの提案、TGnSync.WWiSEおよびSharpとして知られる提案の中に見つけられることができる。これらの提案は、それぞれ、以下の文書中で見つけられることができる:タスクグループnへのTgnSync提案、文書04/889r0(11−04−0889−00−000n−tgnsync−proposal−technical−specification.doc);タスクグループnへのWWiSE提案、文書04/886r0(11−04−0866−00−000n−wwise−proposal−ht−spec.doc);およびタスクグループnへのSharp−NTT提案、文書04/938r2(11−04−0938−02−00n−proposal−802−11n.doc)。他の技術も提案されており、そしてタスクグループnへのQUALCOMM提案、文書04/870r0(11−04−0870−00−000n−802−11−ht−system−description−and−operating−principles.doc)内に含まれる。これらの提案の各々は引用されてこの中に明確に組み込まれる。
図4は縮小機能性のユーザ端末においてレガシースプーフィングを検出するための方法400の実例の実施形態を描写する。この一般化された実施形態はいくつかの局面を図示し、それのより詳細な実施形態はさらに下文に記述される。一般に、スプーフィングはレガシー端末と同じ共有媒体を使用している高処理能力端末との相互運用性を可能にするために実行される。上述したように、レガシー端末をだますこと、そしてそれらにある時間の間共有媒体を妨害することを止めさせることによって、共有媒体はその期間中、変調フォーマットおよび/またはレガシー端末によってサポートされない他のシステムパラメータで使用されることができる。このように、より高処理能力、より低パワー、増加された容量、等のような、強化通信が共有媒体内で実現されることができる。上記されたように、“スマート”でないレガシー端末は、いろいろな技術、さらに下記される例を使用してだまされることができる。
しかしながら、スプーフド端末がこの中に詳述されたいろいろな局面を使用して打ち勝つことができる欠点があるかもしれない。例えば、スプーフィング技術に気付いている縮小機能性のユーザ端末はスプーフィングが試みられる期間中、パワーを保存することを決定してもよい。このスマートなユーザ端末はスプーフィングの試みに協力するが、しかし有害な影響を受ける必要はない。1つまたはそれ以上の低パワー状態に入るためのいろいろな技術はこの分野では周知であり、そして任意のそのような技術は一度スプーフィングが検出されるスマートなレガシー端末によって使用されることができる。従って、スプーフィングを検出することはそのような縮小機能性のユーザ端末のために有用であるかもしれない。パワー節約(即ち、スプーフィングが検出されている間中休止しようとすることによる)のほかにユーザ端末はスプーフィングが検出される時に他のステップを取ってもよい。
例えば、スプーフィングを検出したレガシー端末は、このチャネルがいろいろな他の端末のために使用されていたことを知り、そして共有媒体にアクセスするための優先権について代わりのアクションを取ることができる。例えば、公正戦略(fairness strategy)はバックオフ(例えば、802.11標準に述べられた、DFS)のような技術を使用してユーザ端末に共有させるために、そして同様に各端末に共有媒体へのアクセスを持たせるために開発された。スプーフド端末は、その優先権を変更するか、バックオフ手順を修正するかのいずれかを決定するために、そして同様に、レガシーユーザ端末による共有媒体に公正なアクセスを与えるために、他のファクタの間で、スプーフ検出を使用することができる。例えば、802.11MAC手順は端末が受信不成功の後に従わねばならない手順を指定する。これらの手順はもしも端末がスプーフド中であることに気付けば修正されることができる。さらに、スプーフド手持ち式ボイスオーバIP(VoIP)端末は近隣APの調査を行うためにスプーフド周期を使用し、そして音声呼ハンドオフを準備するために測定結果を使用することができる。この分野の技術者は、この中に記述されたように、一度スプーフィングが検出されると実行されることができるいろいろな他のアクションを認めるであろう。
方法400の実例の実施形態は410で始まり、ここで逆適合性のPPDUフォーマットが送信される。上で引用された提案の標準に記述されたように、より新しい仕様はそれによってレガシー端末が少なくともPPDUの一部を受信して復号することができる方法で送信されるPPDUを含むことができる。例えば、上記されたような、PLCPヘッダ310を有するPPDUが送信されることができる。PPDUは、上で‘330アプリケーション内で詳述されたように、1つまたはそれ以上の方法で修正されることができる。この分野の技術者はレガシーシステムに適合した1つまたはそれ以上のセクションを有するPPDUを送信するために多数の他の方法を認めるであろう。
420で、高処理能力フォーマットインジケータ(またはそれについてレガシー端末との適合性が望まれる任意のタイプの通信標準のインジケータ)が含まれることができる。従って、もしもスプーフィングが望まれれば、その時少なくとも部分的に逆適合性のPPDUフォーマットは410で伝送され、同時にインジケータはHT装置にPPDU伝送の高処理能力フォーマットを示すために高処理能力装置により復号可能であることができる420で使用される。ある事例では、逆適合性のPPDUフォーマットはレガシー局にまたはそれから伝送されることができ、従って、高処理能力インジケータはこれらのPPDUについては含まれないであろう。インジケータはレガシー端末がだまされるべきである時には含まれ、そして非レガシー端末(即ち、HT端末)は伝送されたPPDUに応じてある代替のステップを行うべきである。
430で、縮小機能性のユーザ端末は高処理能力インジケータが送信されたかどうかを検出しようと試みる。もしもそうであれば、440に進む。もしもそうでなければ、460で、レガシーPPDUは送信された。ユーザ端末はレガシー手順に従ってPPDUを復号することを続けるであろう。その後手順は停止することができる。
440で、もしも高処理能力インジケータが検出されたならば、その時スプーフィングは検出された。ユーザ端末はレガシープロトコルによって要求されるようにPPDUの持続期間の間チャネルを妨害することを止めるであろう。この持続期間の間、ユーザ端末は、その例が上で述べられた、種々様々なステップの1つを取ることができる。この持続期間を検出するためのいくつかの実例の技術がさらに下記される。
450で、この例では、高処理能力インジケータの検出時に、ユーザ端末は高処理能力PPDUの持続期間の間チャネルを使用することをディスエーブルにする。従って、この例では、ユーザ端末は電池寿命を保存するために低パワー状態に入ることができる。いろいろな実施形態で、上述されたような、低パワーのレベルを変更することまたは休止状態は配置されることができ、そしてスプーフィングが検出された時にユーザ端末によって実行されることができる。
それの例が上述された実例の提案内に与えられる、いろいろなスプーフィング技術は、レガシーSTAをだますために、シグナルフィールドの長さおよびレートフィールドを使用することができる。上で検討されたように、(もしそれがスプーフィングを検出しなければ)レガシーノードはシグナルフィールドを受信して、指定されたレート内のパケットの残りを復号し始め、そして長さ/レート時間の終わりまでそうすることを続けるであろう。
これらの実施形態では、(長さ/レート)−(EIFS−DIFS)が意図されたNAV持続期間と等価であるように、スプーフィングは長さおよびレートフィールドの特性を使用する。レートフィールドを全レガシーSTAによって復号されることができる値に設定することによって、これらの2つのフィールドによってだまされるレガシーノードはこの(長さ/レート)−(EIFS−DIFS)時間の間伝送を開始させないで、この時間の間受信を続けるであろう。802.11nについて提案されたいろいろな高処理能力の実施形態に記述されたような、1例の実施形態では、レートは6Mbpsに設定されることができ、そして長さフィールドは高処理能力PPDUの長さをカバーするためにそのような手法で計算されることができる。この方法では、伝送制御はレガシーノードの機構を変えること無しに達成されることができる。
この技術を使用して、同じ“長さ/レート”を達成するために、長さおよびレートの多数の組合わせがあり得る。それでスプーフ開始者はこの組合わせの間に選択する自由を与えられることができる。この例では、開始者が設定できる最大のスプーフ持続期間はパケットの最大長および最初のプロトコルが耐えることができる最小レートによって決定される。
1例の802.11の実施形態では、実際のパケット長はスプーフド長未満であり得るので、信号エネルギーレベルはパケットの受信中下がるかもしれない。しかし、IEEE802.11a MAC仕様書(IEEE標準802.11a−1999、37ページ、図125参照)に従って、レガシーノードは長さおよびレートフィールドを守り、そして長さ/レート用のチャネルは不活性のままである。
802.11nのような、実例のHTシステム内で使用している、代替の実施形態では、スプーフドシグナルフィールドは802.11nSTA(即ち、HT UT)によって復号されることができる拡張シグナルフィールドによってフォローされる。拡張シグナルフィールドは802.11nノードが使用するであろう真実のレートおよび真実の長さを含むであろう。しかしながら、レガシーシグナルフィールドを復号した後に、802.11nノードは、シグナルフィールドがスプーフドであり、そして(統一されたレートで送られた)拡張シグナルフィールドによってフォローされるか、あるいはパケットがレガシー“非スプーフド”であり、そしてシグナルフィールド内で指定されたレートで符号化されたMACヘッダによってフォローされるかを知らないであろう。あるインジケータは802.11nSTAに拡張シグナルフィールドの存在を検出させるべく定義される必要がある。
TGnSync提案内にそのようなインジケータとして提案された1つの方法は以下のようである。802.11nSTAに拡張シグナルフィールドの存在を検出させるために、拡張シグナルフィールド用のBPSK信号は、レガシーPLCPシグナルフィールドに関して、90度位相回転で送信される。高処理能力フォーマットインジケータを含んでいるための配列の実例の実施形態は図5に描写される。802.11n装置は2つの前提をテストするであろう:それはシグナルフィールド内に示された配列を復調しようと企てるであろうし、そして同時にそれの原型から90度のBPSK配列を復調しようと企てるであろう。
2つの配列を並列に復調することを企てた後に、拡張シグナルフィールドの与えられた長さについて、802.11nノードは90度位相シフトされたBPSK配列の出力を取り、拡張シグナルフィールドを復号し、そしてそれのCRCをチェックするであろう。もしもCRCが受かれば、それはこれが802.11nPPDUであることを認めて、拡張シグナルフィールド内に指定された真実のレートおよび真実の長さを使用しているMACヘッダを復号し続けるであろう。もしもCRCが落ちれば、それはこれがレガシーPPDUであり、そしてそれが受信していたレガシーMACヘッダを実行することを認めるであろう。これら2つの前提は並列にテストされることができる。さらに、これらの前提をテストするための他の方法は、例えば、マッチドフィルタまたは相関性検出器を使用して、およびこの前提をテストするためにエネルギー閾値を使用して可能である。
レガシーユーザ端末はレガシーBPSK復調用の配列510を使用するであろう。高処理能力ユーザ端末は、上述されたように、90度位相シフトにある、HT配列520と同様にレガシーBPSK配列510を使用するであろう。この分野の技術者は、PPDUの1つまたはそれ以上のセグメントについて、高処理能力インジケータとして使用されるべき1つまたはそれ以上のフィールドを送信するために、いろいろな代替の配列が使用されてもよいことを認めるであろう。この方法においてスプーフィングレガシーSTAを有する1つの問題は、それらがこれらのPPDUを復調して復号しようと企てるので、レガシーSTAで不必要な電池消耗という結果になるかもしれないということである。
図6は逆適合性のPPDU内の高処理能力インジケータを含むための方法の実例の実施形態を描写する。上述された、図4における420としての展開に適している、610で、局は(上で詳述された、PPDU370のような)レガシーPPDUにそれぞれ位相シフト(または他の変調フォーマット差)を有している1つまたはそれ以上のセグメントとともに1PPDUを送信する。
代替の1実施形態では、レートフィールド(または設定している他のフィールド)の不使用値は高処理能力インジケータとして使用されることができる。代替の実例の高処理能力フォーマットインジケータが図7に描写される。710で、PLCPフィールドは非レガシーモードを示すべく設定される。これは、上記された、図4におけるステップ420のような展開に適している。レートフィールド内の予備ビットや不使用レートまたはタイプのような、いろいろな実例のフィールド設定がこの中で詳述された。この分野の技術者は任意のフィールド値は非レガシーモード伝送を示すように修正されてもよいことを認めるであろう。
1つの実施形態では、PLCPヘッダのシグナルフィールド内のレートフィールドは(前述の‘330アプリケーション内に記述されたように)レート/タイプフィールドに修正される。レートの不使用値はPPDUタイプとして表される。PPDUタイプはまた、シグナル2として表された、シグナルフィールド拡張の存在と長さとを示す。この分野の技術者には明白であるだろうように、いろいろなPPDUタイプが定義されることができる。これらのレート/タイプフィールドはレガシーSTAについては定義されない。従って、シグナル1フィールドを成功裡に復号し、そしてレートフィールド内の定義されない値を見つけ出して、レガシーSTAはPPDUの残りの復号を中止し、そして媒体が再度空きになった時を決定するためにクリアチャネルアセスメント(CCA)を試みることができる。
レガシーSTAはエネルギー検出またはCCAのためのプリアンブルの前部との相関性のどちらかを使用できる。受信処理の複雑性の小部分のみがPPDU復調および復号と比較してCCAのために必要であり、従って同様により低くなるであろうスプーフィングの影響はスプーフドレガシー端末をこのコースのアクションにフォローさせねばならない。それにもかかわらず、これらの実例の両方のスプーフィング提案はレガシーSTAでの不必要な電池消耗という結果になる。定義されないレート値が使用される第2の方法は、CCA回路がレガシーSTAでの完全な復号化チェーンよりも少ない電流を消耗するので、より低い電池消耗という結果になることができる。それで、図4で上述されたように、スプーフィングを検出すること(即ち、高処理能力フォーマットインジケータを検出すること)はそのような電流消耗を避けるために望ましいかもしれない。
図8は高処理能力フォーマットインジケータを検出するための方法430の実例の実施形態を描写する。この方法は図5および6に関して上述されたような高処理能力フォーマットインジケータ技術の使用に適している。810で、ユーザ端末は同相、またはレガシー、配列を使用しているPLCPヘッダ内の信号フィールドを復号する。820で、ユーザ端末は位相シフトを有する信号フィールドを復号する。この分野における技術者には明白であるであろうように、PLCPヘッダ、またはPPDUの任意の部分は位相シフト(または他の変調フォーマットインジケータ)を決定するために復号されることができる。
830で、もしも位相シフトエネルギーが検出されれば、その時スプーフィングは840で示されたように検出される。もしもそうでなければ、850で示されたように、スプーフィングは示されない。1つまたはそれ以上の位相内のエネルギーを検出するためのいろいろな技術はこの分野では周知である。これらの技術の任意の1つはこの中に記述された任意の実施形態内で展開されることができる。高処理能力フォーマットインジケータは両配列510および520上での、または配列520のような、単一の配列上での伝送によって示され得ることに注意されたい。
1つの実施形態では、縮小機能性のユーザ端末は、上述されたように、高処理能力装置と同様の内容で復号を実行できる。例えば、拡張信号フィールドを決定するために与えられた長さについて両配列を並列に復号することができ、CRCをチェックし、そしてその後信号フィールド内に指定された真実のレートおよび真実の長さを使用する。代替の実施形態では、比較的により低いユーザ機能性のユーザ端末で、両位相内の簡単なエネルギー検出およびそれの比較がスプーフィングが展開されているかを決定するために使用されることができる。
図9は高処理能力フォーマットインジケータを検出するための方法930の代替の実施形態を描写する。この方法は図7に関して上述されたような高処理能力フォーマットインジケータ技術とともに使用するのに適している。910で、ユーザ端末はレガシー手順を使用してPLCPヘッダを復号する。920で、もしも不使用または予備フィールド値がPLCPヘッダ内に設定されていれば、スプーフィングが検出されるように、930に進む。もしもそうでなければ、940に示されたように、スプーフィングは検出されない。上述されたように、予備ビット、不使用ビット、不使用タイプ、および同様のものを含む、任意のフィールドは高処理能力インジケータとして使用されることができ、示されたように、ステップ920で検出されることができる。
この中に詳述されたような1つまたはそれ以上の局面を展開しているユーザ端末の実施形態は、上述されたように、チャネルをオフのままにすることによってスプーフィングの試みに適合することを望むことができる。レガシーまたは縮小機能性のユーザ端末が、図4内のステップ440に関して、上述されたように、チャネル上で停止中である正確な持続期間を決定するためにいろいろな技術が使用されることができる。以下はこのような技術の2つの例である。これらは、上述されたように、任意のタイプの高処理能力インジケータとともに使用されることができる。一般に、レガシー信号フィールド内のレートおよび長さフィールドは、上述されたように持続期間を決定するために、使用されることができる。即ち、もしもそのように装備されれば、縮小機能性のユーザ端末は回転BPSK変調の存在を検出し、拡張シグナルフィールドを復調し、そしてHT PPDUの真実のレートおよび長さを決定するように設計されることができる。このようにそれはレガシーシグナルフィールド内に設定されたレートおよび長さフィールド値によって示されたスプーフド期間よりはむしろPPDUの正確な残存期間を決定することができる。定義されなかったレート値が使用される場合について、レガシーSTAは同様に拡張シグナルフィールドのフォーマットを決定し、そして802.11nPPDUの期間を決定するためにそれを復号することができる。
高処理能力PPDUの持続期間を決定するための方法440の実例の実施形態が図10に示される。この例では、440で、ユーザ端末は信号フィールドから高処理能力PPDUの持続期間を復号するであろう。信号フィールド内のPPDUの持続期間を含むことについての種々様々な技術がある。例えば、上記されたように、レートおよび長さ、それの積はタイム持続期間を示す。
1010で、ユーザ端末は共有チャネルから離れている期間を決定するためにシグナルフィールドからの長さおよびレートを使用することができる。このステップ1010は、図4に関して上述された、方法400内の440のような展開に適している。
図11は高処理能力PPDUの持続期間を復号するための方法の代替の実施形態を描写する。1110は上で詳述された方法400内のステップ440のような展開に適している代替の技術である。この例では、拡張シグナルフィールドはPPDU内に含まれる。この拡張フィールドはPLCPヘッダの任意の部分、またはPPDUの他の部分内に組み込まれてもよい。それはレガシー局によって識別できる変調フォーマットおよびレートを使用して伝送されることができ、あるいは他のフォーマットを使用して伝送されてもよい。1110で、拡張シグナルフィールドはPPDUの真実の長さを決定するために復号される。いろいろな実施形態では、縮小機能性のユーザ端末は機能性のレベルを変更することで展開されることができる。従って、ある縮小機能性のユーザ端末はレガシー標準内に詳述されたものよりほかの変調フォーマットで受信するように装備されてもよい。端末は拡張シグナルフィールドからのこの情報を復号することができ、そして共有チャネルにアクセスすることを止めるためにこの持続期間を使用することができる。
いろいろな実施形態では、(不公平を避けるためにバックオフを減らすこと、低パワー状態に入ること、代替の通信タスクを実行すること、等のような)代替のステップはスプーフィングが検出される時に実行されることができる。従って、すべてのこれらのシナリオでは、レガシーSTAはその伝送が復調および復号することができない802.11nSTAによって媒体が占有された時に不必要な電池消耗を避けることができる。
図12は無線通信装置106の代替の実施形態を描写する。メッセージは受信器1210で受信される。受信器1210は、それの例が上記される、この分野で既知の任意のタイプの受信器であってもよい。この例では、メッセージの第1の部分は第1の通信フォーマットで送信される。メッセージの第2の部分が第2の通信フォーマットで伝送されるべきである時には、このメッセージも、それの例が上述される、代替のフォーマットインジケータを備える。受信メッセージは代替のフォーマットインジケータ1220を検出するための手段に伝送される。オプションとして、示されたように、受信メッセージはこのメッセージの持続期間を決定するための手段1230に送信されることができる。希望するなら、1つまたはそれ以上の追加ブロックが含まれてもよい。例えば、代替のフォーマットインジケータの検出時にパワーを低減させるための手段1240が展開されてもよい。この手段は手段1220内で決定したような検出された代替のインジケータに応じて動作することができる。もしも手段1230への接続が展開されれば、決定された持続期間はまたパワーを低減するやり方、および/または期間長を決定するためにも使用されることができる。もう1つの例は代替のフォーマットインジケータ(即ち、手段1220から)の検出時に代替の通信チャネル上で通信するための手段1250である。再び、もしも手段1230が展開され、そして手段1250への接続が展開されれば、決定された持続期間はいかに長くおよび/またはどんな様式で代替の通信が起こるべきかを決定することに使用されることができる。いろいろな他の手段が展開されてもよく、この中に詳述されるそれの例は、代替のフォーマットインジケータの検出時に使用可能である。
図13は代替のフォーマットインジケータ1220を検出するための手段の実例の実施形態を描写する。この例では、位相シフトを検出するための手段1310は受信メッセージから代替のフォーマットインジケータを検出するように展開される。そのような手段についての実例は上で詳述される。図14は代替のフォーマットインジケータ1220を検出するための手段の代替の実例の実施形態を描写する。この例では、設定されている代替のフォーマットインジケータフィールドを検出するための手段1410は受信メッセージから代替のフォーマットインジケータを検出するように展開される。そのような手段のための実例も上で詳述される。
この分野の技術者は、情報および信号が種々様々な異なるテクノロジーおよびテクニックのいずれかを使用して表され得ることを理解するであろう。例えば、上記説明の全体を通して参照される可能性があるデータ、指示、命令、情報、信号、ビット、記号、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または粒子、光学界または粒子、あるいはそれの任意の組合わせにより表されることができる。
技術者はこの中に開示された実施形態に関して記述されたいろいろな実例となる論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両者の組合わせとして実施され得ることをさらに認識するであろう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明確に説明するために、いろいろな実例となるコンポーネント、ブロック、モジュール、回路およびステップは、一般にそれらの機能性の表現で上述された。そのような機能性がハードウェアまたはソフトウェアとして実施されるかどうかはシステム全体に課された特定のアプリケーションと設計の制約とによる。熟練技工は各特定のアプリケーションについて異なる方法で記述された機能性を実施できるが、しかしそのような実施の決定が本発明の範囲からの逸脱を引き起こすと理解されてはならない。
この中に開示された実施形態に関して記述されたいろいろな実例となる論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理装置、ディスクリーとゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいはこの中に記述された機能を実行するように設計されたそれの任意の組合わせで実施または実行されることができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、しかし代替案では、プロセッサは任意の従前のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであってもよい。プロセッサはまた計算装置の組合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアとともに1つまたはそれ以上のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実施されてもよい。
この中に開示された実施形態に関して記述された方法のステップまたはアルゴリズムはハードウェアで、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュールで、またはこの2つの組合わせで直接具体化されることができる。ソフトウェアモジュールはRAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、着脱可能形ディスク、CD−ROM、あるいはこの分野において既知の任意の他の形式の蓄積媒体に属してもよい。典型的な蓄積媒体はプロセッサに連結され、そのようなプロセッサはこの蓄積媒体から情報を読み取り、それに情報を書き込むことができる。代替案では、蓄積媒体はプロセッサに一体化されることができる。プロセッサと蓄積媒体とは1つのASIC内に存在してもよい。ASICはユーザ端末内に存在してもよい。代替案では、プロセッサと蓄積媒体とはディスクリートコンポーネントとして1つのユーザ端末内に存在してもよい。
開示された実施形態の前の説明はこの分野の任意の技術者が本発明を製作または使用することを可能とするように提供される。これらの実施形態へのいろいろな変更は、この分野の技術者にはたやすく明白であるだろうし、そしてこの中に定義された包括的な原理はこの発明の精神または範囲から逸脱すること無しに他の実施形態に適用されてもよい。従って、本発明はこの中に示された実施形態に限定されるつもりはなく、しかしむしろこの中に開示された原理および新規な特徴と矛盾しない最も広い範囲が許容されるべきである。
多数のユーザをサポートすることができる無線通信システムを示す一般的なブロック図。 無線通信装置の実例の実施形態を示す図。 レガシー802.11PPDUを示す図。 レガシースプーフィングを検出するための方法の実例の実施形態を示す図。 高処理能力フォーマットインジケータを形成するために使用された配列の実例の実施形態を示す図。 高処理能力インジケータを送信するための方法の実例の実施形態を示す図。 高処理能力フォーマットインジケータを送信するための方法の代替の実例の実施形態を示す図。 高処理能力フォーマットインジケータを検出するための方法の実例の実施形態を示す図。 高処理能力フォーマットインジケータを検出するための方法の代替の実施形態を示す図。 高処理能力PPDUの持続期間を決定するための方法の実例の実施形態を示す図。 高処理能力PPDUの持続期間を復号化するための方法の代替の実施形態を示す図。 無線通信装置の代替の実施形態を示す図。 代替のフォーマットインジケータを検出するための手段の実例の実施形態を示す図。 代替のフォーマットインジケータを検出するための手段の代替の実例の実施形態を示す図。
符号の説明
102…ネットワーク、104…アクセスポイント、106A〜106N…ユーザ端末、108A〜108N…HTユーザ端末、210…トランシーバ、220…プロセッサ、240…メッセージ復号器、250…メッセージ符号器、260…無線LANトランシーバ

Claims (34)

  1. メッセージを受信するように構成された受信器と、なお該メッセージの第1の部分は第1の通信フォーマットで送信され、該メッセージは第2の通信フォーマットが該メッセージの第2の部分を送信するために使用される時に代替のフォーマットインジケータを含み、および
    該代替のフォーマットインジケータを検出し、該代替のフォーマットインジケータが検出される時に該メッセージの該第2の部分の送信のための持続期間を決定し、そして該代替のフォーマットインジケータが検出される時に該決定された持続期間の間該受信器に低パワー状態に入るように指示するように構成されたプロセッサと
    を含む装置。
  2. 該代替のフォーマットインジケータが該メッセージの部分への位相シフトを備える、請求項1記載の装置。
  3. 該代替のフォーマットインジケータが該メッセージ内に設定されたフィールドである、請求項1記載の装置。
  4. 該メッセージ内の1つまたはそれ以上のフィールドを復号するように構成された復号器をさらに含み、該プロセッサは該1つまたはそれ以上の復号化フィールドに応じて該低パワー状態にとどまるための持続期間を決定する請求項1記載の装置。
  5. メッセージを受信するように構成された受信器と、なお該メッセージの第1の部分は第1の通信フォーマットで送信され、該メッセージは第2の通信フォーマットが該メッセージの第2の部分を送信するために使用される時に代替のフォーマットインジケータを含み、そして
    該代替のフォーマットインジケータを検出するための手段と
    を含む装置。
  6. 該メッセージの持続期間を決定するための手段をさらに含む、請求項5記載の装置。
  7. 該代替のフォーマットインジケータの検出時にパワーを減少させるための手段をさらに具備する、請求項5記載の装置。
  8. 該代替のフォーマットインジケータの検出時に代替の通信チャネル上で通信するための手段をさらに具備する、請求項5記載の装置。
  9. 該代替のフォーマットインジケータを検出するための該手段が、該受信メッセージ内の位相シフトを検出するための手段を備える、請求項5記載の装置。
  10. 該代替のフォーマットインジケータを検出するための該手段が、該メッセージ内に設定する代替のフォーマットインジケータフィールドを検出するための手段を備える、請求項5記載の装置。
  11. メッセージを受信すること、なお該メッセージの第1の部分は第1の通信フォーマットで送信され、該メッセージは第2の通信フォーマットが該メッセージの第2の部分を送信するために使用される時に代替のフォーマットインジケータを含み、
    該代替のフォーマットインジケータを検出すること、
    該代替のフォーマットインジケータが検出される時に該メッセージの該第2の部分の送信のための持続期間を決定すること、そして
    該代替のフォーマットインジケータが検出される時に該決定された持続期間の間低パワー状態に入ること、
    を含む方法。
  12. 該代替のフォーマットインジケータが位相シフトを有する該メッセージの部分の送信である、請求項11記載の方法。
  13. 該代替のフォーマットインジケータが該メッセージ内に設定されたフィールドである、請求項11記載の方法。
  14. さらに、該メッセージ内の1つまたはそれ以上のフィールドを復号すること、および
    該1つまたはそれ以上の復号化フィールドに応じて該低パワー状態にとどまるための持続期間を決定すること
    を含む、請求項11記載の方法。
  15. 該メッセージが1つまたはそれ以上のレガシーフィールドおよび1つまたはそれ以上の拡張フィールドを含み、そして
    該持続期間が該1つまたはそれ以上の拡張フィールドから決定される、請求項11記載の方法。
  16. 1つまたはそれ以上の該レガシーフィールドに関して設定された該値が1つまたはそれ以上の類似の拡張フィールドに関して設定された該値とは異なる、請求項15記載の方法。
  17. 該メッセージの第1の部分が第1の通信フォーマットで送信され、そして該メッセージの第2の部分が第2の通信フォーマットで送信され、復号化のための該1つまたはそれ以上のフィールドは該メッセージの該第2の部分内の該第2の通信フォーマットで送信される、請求項14記載の方法。
  18. 低パワー状態に入ることが1チャネルの復号化をディスエーブルにすることを含む、請求項11記載の方法。
  19. 低パワー状態に入ることが1チャネルの受信をディスエーブルにすることを含む、請求項11記載の方法。
  20. 低パワー状態に入ることが代替の通信チャネルモニタすることを含み、該代替の通信チャネルは該メッセージが受信された該通信チャネルとは異なる、請求項11記載の方法。
  21. 低パワー状態に入ることが該低パワー状態を離れた後の使用のためのバックオフ手順を修正することを含む、請求項11記載の方法。
  22. メッセージを受信すること、なお該メッセージは第1の位相で送信された第1の部分および第2の位相で送信された第2の部分を含み、該第2の位相は該第1の位相とは異なり、
    該第1の部分と該第2の部分との間の位相差を検出すること、および
    該位相差が検出される時に低パワー状態に入ること、
    を含む方法。
  23. さらに、該メッセージ内の1つまたはそれ以上のフィールドを復号すること、および
    該1つまたはそれ以上の復号化フィールドに応じて該低パワー状態にとどまるための持続期間を決定すること
    を含む請求項22記載の方法。
  24. 該メッセージが1つまたはそれ以上のレガシーフィールドおよび1つまたはそれ以上の拡張フィールドを含み、そして
    該持続期間が該1つまたはそれ以上の拡張フィールドから決定される、請求項23記載の方法。
  25. 1つまたはそれ以上の該レガシーフィールドに関して設定された該値が、1つまたはそれ以上の類似の拡張フィールドに関して設定された該値とは異なる、請求項24記載の方法。
  26. 該メッセージの第1の部分が第1の通信フォーマットで送信され、および該メッセージの第2の部分が第2の通信フォーマットで送信され、復号化のための該1つまたはそれ以上のフィールドは該メッセージの該第2の部分内の該第2の通信フォーマットで送信される、請求項23記載の方法。
  27. メッセージを受信すること、なお該メッセージの第1の部分は第1の通信フォーマットで送信され、該メッセージは該第1の通信フォーマットのパラメータを設定するための1つまたはそれ以上のフィールドを含み、
    該1つまたはそれ以上のフィールドを復号すること、および
    復号化フィールドが該第1の通信フォーマットによるサポートのない値に設定される時に低パワー状態に入ること
    を含む方法。
  28. 該1つまたはそれ以上のフィールドが予備ビットを備える、請求項27記載の方法。
  29. 該1つまたはそれ以上のフィールドがレートフィールドを備える、請求項27記載の方法。
  30. 該1つまたはそれ以上のフィールドが長さフィールドを備える、請求項27記載の方法。
  31. 該1つまたはそれ以上の復号化フィールドに応じて該低パワー状態にとどまるための持続期間を決定することをさらに含む、請求項27記載の方法。
  32. 該メッセージが1つまたはそれ以上のレガシーフィールドおよび1つまたはそれ以上の拡張フィールドを含み、そして
    該持続期間が該1つまたはそれ以上の拡張フィールドから決定される、請求項31記載の方法。
  33. 1つまたはそれ以上の該レガシーフィールドに関して設定された該値が1つまたはそれ以上の類似の拡張フィールドに関して設定された該値とは異なる、請求項32記載の方法。
  34. 該メッセージの第2の部分が第2の通信フォーマットで送信され、および復号化のための該1つまたはそれ以上のフィールドは該メッセージの該第2の部分内の該第2の通信フォーマットで送信される、請求項27記載の方法。
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