JP2008515803A - 哺乳動物における細胞死または炎症を阻害する方法 - Google Patents
哺乳動物における細胞死または炎症を阻害する方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008515803A JP2008515803A JP2007534888A JP2007534888A JP2008515803A JP 2008515803 A JP2008515803 A JP 2008515803A JP 2007534888 A JP2007534888 A JP 2007534888A JP 2007534888 A JP2007534888 A JP 2007534888A JP 2008515803 A JP2008515803 A JP 2008515803A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bcl
- protein
- cell death
- mice
- mammal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K38/00—Medicinal preparations containing peptides
- A61K38/16—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- A61K38/17—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
- A61K38/1703—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from vertebrates
- A61K38/1709—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from vertebrates from mammals
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P29/00—Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/04—Antibacterial agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P43/00—Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
- A61P9/10—Drugs for disorders of the cardiovascular system for treating ischaemic or atherosclerotic diseases, e.g. antianginal drugs, coronary vasodilators, drugs for myocardial infarction, retinopathy, cerebrovascula insufficiency, renal arteriosclerosis
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/5005—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving human or animal cells
- G01N33/5008—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving human or animal cells for testing or evaluating the effect of chemical or biological compounds, e.g. drugs, cosmetics
- G01N33/5082—Supracellular entities, e.g. tissue, organisms
- G01N33/5088—Supracellular entities, e.g. tissue, organisms of vertebrates
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Immunology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Urology & Nephrology (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Cell Biology (AREA)
- Hematology (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Zoology (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Gastroenterology & Hepatology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Marine Sciences & Fisheries (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Tropical Medicine & Parasitology (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Communicable Diseases (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Cardiology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
Abstract
Description
本発明は、細胞死および/または炎症を阻害するために外因的に投与されたタンパク質(例えば、Bcl−2タンパク質)の使用に関する。
プログラム細胞死は、哺乳動物の発達の正常かつ必要な部分である。例えば、ヒトの胎児における個々の指の発達は、その指の発達の間に組織のプログラム細胞死を必要とする。しかしながら、プログラム細胞死を生じる生物化学的プロセスは、種々の疾患および傷害により引き起こされ得る。例えば、プログラム細胞死は、外傷性傷害、脳卒中、心筋梗塞、臓器移植ならびに腸間膜疾患および末梢血管疾患により引き起こされ得る。このプログラム細胞死はさらに、傷ついた生物、または罹患した生物の健康を蝕む。
上記に基づき、1つの局面において、本発明は、哺乳動物における細胞死および/または炎症を阻害するための方法を提供し、その方法は、各々、哺乳動物における細胞死および/または炎症を阻害するために十分な量でBclタンパク質をその哺乳動物に投与する工程を包含する。本発明のこの局面の方法は、例えば、哺乳動物において、細胞死(例えば、虚血−再灌流傷害)に関係する傷害もしくは疾患を処置するために、および/または、哺乳動物において、炎症(例えば、喘息)に関係する傷害もしくは疾患を処置するために使用され得る。本発明のこの局面の方法はまた、例えば、細胞死および/または炎症の発症を防止、または遅延するために、哺乳動物を予防的に処置するために使用され得る。
細胞死もしくは炎症の発症を予防するか、または細胞死もしくは炎症の発症の可能性を減少させることに対して恩恵を受け得る:脳卒中の危険性のある一過性の虚血性発作に罹患している患者、心筋梗塞の危険性のある不安定狭心症を有する患者、多臓器不全の危険性のある外傷または熱傷を有する患者、および術後臓器不全の危険性のある心肺バイパス移植術を受けている患者。
配列番号1に示されるアミノ酸配列は、タンパク質のBcl−2ファミリーのメンバーについてのBclドメインに関する共通配列である。
この実施例は、抗アポトーシスタンパク質である骨髄性細胞におけるヒトBcl−2(配列番号14)をコードするcDNA(配列番号13)の発現を説明する。骨髄性細胞におけるヒトBcl−2(配列番号14)の発現は、マウスの後肢における長時間に及ぶ虚血に続く傷害を減少させた。
この実施例は、Tリンパ球におけるヒトBcl−2(配列番号14)の過度の発現は、マウスの後肢における長時間に及ぶ虚血に続く骨格筋傷害を減少することを示す。
この実施例は、白血球におけるBcl−2(配列番号14)の過度の発現が、上記後肢の長時間に及ぶ虚血および再灌流に続く骨格筋におけるDNA鎖切断を減少させることを示す。
この実施例は、Tリンパ球におけるhBcl−2(配列番号14)を過度に発現するマウスからの血漿が、長時間に及ぶ虚血、その後の再灌流に続く傷害を減少することを示す。
この実施例は、Bcl−2タンパク質(配列番号14)をコードするcDNA(配列番号13)を発現するトランスジェニックJawsII白血球細胞のマウスへの注射が、トランスジェニックJawsII白血球細胞を注射しなかったコントロールマウスと比較して虚血−再灌流傷害の量を減少させたことを示す。
この実施例は、虚血−再灌流傷害に供したマウスにおける血漿CK濃度は、高緑色蛍光タンパク質(EGFP、EGFP−JawsII細胞)を発現するJawsII細胞のインビトロ培養物からの上清を注射したマウスにおける血中血漿CK濃度と比較して、hBcl−2−JawsII細胞(Bcl−2(配列番号14)を発現する)のインビトロ培養物からの上清を注射したマウスにおいて、より低かったことを示す。このhBcl−2−JawsII細胞およびEGFP−JawsII細胞は、実施例5において記載する。
この実施例は、ヒトBcl−2(配列番号14)が、培養されたJawsII−Bcl−2細胞から培養物の上清に分泌されることを示す。
この実施例は、後肢の虚血および再灌流を供したマウスにおける血漿クレアチンキナーゼレベルが、後肢の虚血および再灌流の前に組換えBcl−2を注射しなかったマウスにおける血漿クレアチンキナーゼレベルと比較して、後肢の虚血および再灌流の前に、改変した組換えBcl−2(配列番号15)を注射したマウスにおいて、有意に低かったことを示す。配列番号15は、そのカルボキシ末端において17アミノ酸を欠き、かつこのカルボキシ末端に一連の10ヒスチジン残基を含むヒトBcl−2である。
この実施例は、骨髄制限性プロモーター下でのヒトBcl−2(配列番号14)の過度の発現は、マウスの心臓における長時間に及ぶ虚血後の心筋細胞の傷害を減少させることを示す。
Vinfarct=A1W1+A2W2+A3W3+A4W4
で推定した。ここで、A1、A2、A3およびA4は、切片1、2、3および4の各々における梗塞のパーセント面積であり、ならびにW1、W2、W3およびW4は、切片1、2、3および4においてそれぞれ対応する重量である。危険性のある容積を、適切な面積を使用して、同様な方法で計算した。
この実施例は、Tリンパ球において外因性ヒトBcl−2(配列番号14)を発現するトランスジェニックマウスは、Tリンパ球において外因性Bcl−2(配列番号14)タンパク質を発現しないコントロールマウスよりも、虚血とそれに続く再灌流により引き起こされた心筋細胞損傷を受けにくいことを示す。
この実施例は、外因性Bcl−2タンパク質(配列番号14)を発現する骨髄性細胞の養子移入が、マウスの心臓における長時間に渡る虚血に続く心筋細胞の傷害を減少させることを示す。
この実施例は、Bcl−2の過度の発現は、「トランス」効果により敗血症のマウスにおける保護を提供することを示す。
この実施例は、組換えヒトBcl−2(配列番号15)の腹腔注射が、直腸結紮および穿孔の結果としての重篤な敗血症を負ったマウスにおける生存を改善することを示す。
この実施例は、後肢の虚血および再灌流を供したマウスにおける血漿クレアチンキナーゼレベルが、虚血および再灌流前に組換えユビキチンを注射したマウスにおける血漿クレアチンキナーゼレベルと比較して、後肢の虚血および再灌流前に改変組換えヒトA1(カルボキシ末端で、25アミノ酸を欠き、かつ残りのタンパク質上に6ヒスチジンを付加したヒトA1)(配列番号16)を注射したマウスにおいて、有意に低かった。組換えヒトA1(配列番号16)は、Bcl−2タンパク質である。
この実施例は、BH4ドメインの断片が、C57BL/6マウスの後肢を虚血−再灌流傷害から保護したことを示す。
Claims (20)
- 哺乳動物において細胞死または炎症を阻害するための方法であって、該方法は、哺乳動物において細胞死および炎症からなる群のメンバーを阻害するのに十分な量でBclタンパク質を該哺乳動物に投与する工程を包含する、方法。
- 前記哺乳動物において細胞死が阻害される、請求項1に記載の方法。
- 前記哺乳動物において炎症が阻害される、請求項1に記載の方法。
- 敗血症により引き起こされた細胞死が阻害される、請求項1に記載の方法。
- 虚血−再灌流により引き起こされた細胞死が阻害される、請求項1に記載の方法。
- 前記哺乳動物が、細胞死または炎症を含む疾患に罹患している、請求項1に記載の方法。
- 前記哺乳動物がヒトである、請求項1に記載の方法。
- 前記Bclタンパク質が静脈内投与される、請求項1に記載の方法。
- 前記Bclタンパク質が皮下投与される、請求項1に記載の方法。
- 前記Bclタンパク質が経口投与される、請求項1に記載の方法。
- 前記Bclタンパク質が経皮投与される、請求項1に記載の方法。
- 前記Bclタンパク質が、以下:
(a)配列番号1に示されるアミノ酸配列と少なくとも35%同一であるアミノ酸配列を含むタンパク質;
(b)Bcl−2タンパク質のセグメントと少なくとも50%類似である、少なくとも12個のアミノ酸を含むタンパク質であって、該Bcl−2タンパク質は、配列番号2に示されるアミノ酸配列からなる、タンパク質;
(c)A−1タンパク質のセグメントと少なくとも50%類似である、少なくとも12個のアミノ酸を含むタンパク質であって、該A−1タンパク質は、配列番号4に示されるアミノ酸配列からなる、タンパク質;
(d)Bcl−Xタンパク質のセグメントと少なくとも50%類似である、少なくとも12個のアミノ酸を含むタンパク質であって、該Bcl−Xタンパク質は、配列番号6に示されるアミノ酸配列からなる、タンパク質;
(e)Bcl−Wタンパク質のセグメントと少なくとも50%類似である、少なくとも12個のアミノ酸を含むタンパク質であって、該Bcl−Wタンパク質は、配列番号8に示されるアミノ酸配列からなる、タンパク質;
(f)Mcl−1タンパク質のセグメントと少なくとも50%類似である、少なくとも12個のアミノ酸を含むタンパク質であって、該Mcl−1タンパク質は、配列番号10に示されるアミノ酸配列からなる、タンパク質;
(g)配列番号12に示されるアミノ酸配列からなるBH4ドメインと少なくとも50%類似であるタンパク質、
からなる群から選択される、請求項1に記載の方法。 - 前記Bclタンパク質が、哺乳動物被験体に予防的に投与される、請求項1に記載の方法。
- 前記哺乳動物被験体が、器官または四肢の虚血に苦しむ、請求項1に記載の方法。
- 前記Bclタンパク質が、前記哺乳動物における細胞死および炎症からなる群のメンバーを阻害するのに十分な期間、0.5μg/kg/日〜50μg/kg/日の量で前記哺乳動物被験体に投与される、請求項1に記載の方法。
- 前記Bclタンパク質が、1日から20日の間、前記哺乳動物被験体に投与される、請求項15に記載の方法。
- 前記Bclタンパク質が、複数の機会に、前記哺乳動物被験体に投与される、請求項15に記載の方法。
- 前記Bclタンパク質が、毎日、前記哺乳動物被験体に投与される、請求項15に記載の方法。
- 哺乳動物に投与される場合に、細胞死または炎症を阻害するBclタンパク質を同定するための方法であって、該方法は、複数のタンパク質をスクリーニングして、哺乳動物に投与される場合に細胞死または炎症を阻害するBclタンパク質を同定する工程を包含する、方法。
- 哺乳動物に投与される場合に、細胞死または炎症を阻害するBclタンパク質を同定するための方法であって、該方法は、少なくとも1つの実験から入手されたデータを分析する工程を包含し、ここで複数のタンパク質がスクリーニングされて、哺乳動物に投与される場合に細胞死を阻害するBclタンパク質が同定される、方法。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US71451104P | 2004-10-04 | 2004-10-04 | |
US60/714,511 | 2004-10-04 | ||
US70905305P | 2005-08-16 | 2005-08-16 | |
US60/709,053 | 2005-08-16 | ||
PCT/US2005/035666 WO2006041835A2 (en) | 2004-10-04 | 2005-10-04 | Methods of inhibiting cell death or inflammation in a mammal |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008515803A true JP2008515803A (ja) | 2008-05-15 |
JP4885861B2 JP4885861B2 (ja) | 2012-02-29 |
Family
ID=36148838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007534888A Expired - Fee Related JP4885861B2 (ja) | 2004-10-04 | 2005-10-04 | 哺乳動物における細胞死または炎症を阻害する方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US7964565B2 (ja) |
EP (2) | EP1796714A4 (ja) |
JP (1) | JP4885861B2 (ja) |
AU (1) | AU2005294453B2 (ja) |
CA (1) | CA2583004A1 (ja) |
WO (1) | WO2006041835A2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006041835A2 (en) | 2004-10-04 | 2006-04-20 | University Of Washington | Methods of inhibiting cell death or inflammation in a mammal |
US20070154962A1 (en) * | 2005-12-23 | 2007-07-05 | Giulio Taglialatela | Bcl-2 promoted cell death |
US20110263510A1 (en) * | 2006-11-10 | 2011-10-27 | Harlan John M | Methods of Inhibiting Cell Death or Inflammation in a Mammal |
CA2730369A1 (en) * | 2008-07-16 | 2010-01-21 | Burnham Institute For Medical Research | Compositions and methods for modulating nod-like receptor activity and uses thereof |
WO2012016145A2 (en) * | 2010-07-29 | 2012-02-02 | Cedars-Sinai Medical Center | Mitochondrial apoptosis-induced inflammation |
WO2014144768A2 (en) | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Dana-Farber Cancer Institute, Inc. | Bh4 stabilized peptides and uses thereof |
WO2016018454A2 (en) * | 2014-06-18 | 2016-02-04 | Cisthera, Inc. | Compositions and methods employing bcl2 and bcl2 family members |
JP7069126B2 (ja) | 2016-08-26 | 2022-05-17 | デイナ ファーバー キャンサー インスティチュート,インコーポレイテッド | 化学療法誘発性末梢性ニューロパシーおよび難聴を処置または予防するためのbcl-wポリペプチドおよび模倣物 |
EP3624811A4 (en) * | 2017-05-19 | 2021-03-10 | The Regents of The University of California | ANTIBODY-BASED CHEMICAL INDUCED DIMERIZER (ABCID) AS A MOLECULAR SWITCH FOR REGULATING CELL THERAPIES |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20030176671A1 (en) * | 2001-02-07 | 2003-09-18 | The Burnham Institute | Apoptosis modulator BCL-B and methods for making and using same |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5015568A (en) * | 1986-07-09 | 1991-05-14 | The Wistar Institute | Diagnostic methods for detecting lymphomas in humans |
AU1873097A (en) * | 1996-02-14 | 1997-09-02 | New England Deaconess Hospital Corporation | Gene therapy of entothelial cells with anti-apoptotic proteins for transplantation and inflammatory conditions |
JP2001161372A (ja) | 1999-12-09 | 2001-06-19 | Hisamitsu Pharmaceut Co Inc | アポトーシス抑制ポリペプチド、それをコードする遺伝子およびポリヌクレオチド、並びにそれらを含む組成物 |
GB0124145D0 (en) | 2001-10-08 | 2001-11-28 | Bayer Ag | Genes and proteins for prevention,prediction,prognosis and therapy of cardiovascular disease |
EP2322200A3 (en) * | 2002-10-29 | 2011-07-27 | Genentech, Inc. | Compositions and methods for the treatment of immune related diseases |
WO2006041835A2 (en) | 2004-10-04 | 2006-04-20 | University Of Washington | Methods of inhibiting cell death or inflammation in a mammal |
-
2005
- 2005-10-04 WO PCT/US2005/035666 patent/WO2006041835A2/en active Application Filing
- 2005-10-04 US US11/576,591 patent/US7964565B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2005-10-04 AU AU2005294453A patent/AU2005294453B2/en not_active Ceased
- 2005-10-04 EP EP05802454A patent/EP1796714A4/en not_active Withdrawn
- 2005-10-04 CA CA002583004A patent/CA2583004A1/en not_active Abandoned
- 2005-10-04 EP EP12154747A patent/EP2527837A1/en not_active Withdrawn
- 2005-10-04 JP JP2007534888A patent/JP4885861B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2011
- 2011-05-13 US US13/107,866 patent/US8304389B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2012
- 2012-10-26 US US13/661,411 patent/US20130053329A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20030176671A1 (en) * | 2001-02-07 | 2003-09-18 | The Burnham Institute | Apoptosis modulator BCL-B and methods for making and using same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20110312901A1 (en) | 2011-12-22 |
US8304389B2 (en) | 2012-11-06 |
US20130053329A1 (en) | 2013-02-28 |
EP2527837A1 (en) | 2012-11-28 |
EP1796714A4 (en) | 2009-11-04 |
US7964565B2 (en) | 2011-06-21 |
AU2005294453B2 (en) | 2011-01-20 |
EP1796714A2 (en) | 2007-06-20 |
AU2005294453A1 (en) | 2006-04-20 |
US20110082072A1 (en) | 2011-04-07 |
WO2006041835A3 (en) | 2007-05-31 |
WO2006041835A2 (en) | 2006-04-20 |
JP4885861B2 (ja) | 2012-02-29 |
CA2583004A1 (en) | 2006-04-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4885861B2 (ja) | 哺乳動物における細胞死または炎症を阻害する方法 | |
US10004784B2 (en) | Use of hepcidin as a regulator of iron homeostasis | |
JP2002544286A (ja) | 免疫反応が十分に発揮し得ない個体の治療におけるマンナン結合性レクチン(mbl)の新規適用 | |
AU2016229017A1 (en) | Use of MK2 inhibitor peptide-containing compositions for treating non-small cell lung cancer with same | |
US8771700B2 (en) | Interferon antagonists, antibodies thereto and associated methods of use | |
TW201828973A (zh) | 使用λ干擾素治療纖維化疾病之方法 | |
Crystal | α11-Antitrypsin Deficiency: Pathogenesis and Treatment | |
US7320959B2 (en) | Use of calmodulin kinase II inhibitors to treat myocardial dysfunction in structural heart disease | |
JP2019534247A (ja) | nNIF及びnNIF関連ペプチド、ならびに関連する方法 | |
KR101728784B1 (ko) | 변형된 펩타이드 및 자가면역 질환 치료를 위한 이의 용도 | |
JP4904269B2 (ja) | カルニチン輸送体アゴニストまたはアンタゴニストをスクリーニングする方法、およびその使用 | |
US20090324700A1 (en) | Methods and compositions for the inhibition of cathepsins | |
US12098175B2 (en) | Peptide inhibitors targeting the CXCL12/HMGB1 interaction and uses thereof | |
JP2006188483A (ja) | 心筋障害又は心不全の治療もしくは予防組成物 | |
US20110021433A1 (en) | Methods for treating or preventing heart failure | |
US20220153792A1 (en) | Peptide Inhibitors Targeting The CXCL12/HMGB1 Interaction And Uses Thereof | |
JP2005531640A (ja) | 組換えタンパク質におけるadp−リボース−アルギニンに対する機能的置換体としてのトリプトファン | |
US20240309060A1 (en) | Polypeptide bax/npm inhibitors | |
JP2006525244A (ja) | 糖尿病の治療標的としてのインスリン誘導性遺伝子 | |
Tan | The hereditary renal amyloidoses | |
CN101072576A (zh) | 抑制哺乳动物细胞死亡或炎症的方法 | |
WO2011107590A1 (en) | Cnn1 (cyr61) for prevention and therapy of inflammatory disease | |
TW200411062A (en) | Methods of treating fat metabolism disorders |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080228 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110530 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20110829 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20110905 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20110928 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20111005 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111028 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111118 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111208 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141216 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |