JP2008515460A - 幼齢ペットに適合する管理及び方法 - Google Patents

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Abstract

本明細書において、食餌のペット管理であって、
(a)第1のペットフード、及び
(b)第2のペットフード、
を含み、前記第1のペットフードが、前記第2のペットフードと比較して少なくとも1つの視覚的に区別される特徴を示し、前記管理が幼齢ペットに適合する、ペット管理を開示する。
さらに、ペットフードを投与する方法であって、
(a)第1の期間の間に第1のペットフードを幼齢ペットに経口投与する工程、及び
(b)第2の期間の間に第2のペットフードを幼齢ペットに経口投与する工程、
を含み、前記第1のペットフードが、前記第2のペットフードと比較して少なくとも1つの視覚的に区別される特徴を示す、方法を開示する。

Description

本発明は、子犬又は子猫などの幼齢ペットに適合する管理及び方法を対象とする。特に、この管理及び方法は、栄養上の必要性の変化又はそのような変化へのペット世話人の対応など、幼齢ペットのライフステージの独特な局面に対処する。
人間の幼児及び小児と同様に、幼齢ペットは、約2歳までに様々な成長段階を経る。例えば、出生直後から約6ヶ月までの子犬は、免疫力、消化力、骨及び筋肉の成長、並びに脳の発達という身体的領域において重大な必要性を有している。子犬が生後6ヶ月から12ヶ月にまで成長するとき、初期の歯科予防、体重増加の管理、及び高い活動性の持続が重要となる。さらに、子犬が生後12ヶ月から24ヶ月にまで成長するとき、子犬は成熟し始め、関節を強化すること及び引き締まった体(lean body)を確立することが重要となる。従って、これらの段階の経過を通じて、同じ種類のペットフードを子犬に与えることは必ずしも望ましくないことがある。
一例として、本明細書において分かることであるが、ある特定の段階の食事を出生直後から6ヶ月までのペットに与え、又、組成が異なる段階の食事を生後6ヶ月から12ヶ月までのペットに与え、ただしこれらの食事がいかなる方法でも視覚的に区別されない場合、飼い主又は他のペットの世話人は、食事の違いに対して懸念を抱く場合があり、及びそれらの食事を根本的に異なるものと考え(従って、幼齢ペットに円滑な遷移を与えない)、若しくはいかなる点においても違いがないと考える(従って、幼齢ペットの発育段階における栄養上の必要性が満たされていないことが世話人に知らされない)可能性がある。従って、本明細書において分かることであるが、食餌のペット管理が幼齢ペットの年齢に応じて推移しているということを、幼齢ペットの世話人への視覚信号によって、これらの様々な年齢の発育を通じた幼齢ペットの養育が改善される。
本発明は、望まれる視覚信号を幼齢ペットの世話人に与えることを対象とする。
本発明は、食餌のペット管理(dietary pet regimen)であって、
(a)第1のペットフード、及び
(b)第2のペットフード、
を含み、前記第1のペットフードが、前記第2のペットフードと比較して少なくとも1つの視覚的に区別される(visually distincive characteristic)特徴を示し、前記管理は幼齢ペットに適合する、ペット管理を対象とする。
これとは別に、本発明はさらに、ペットフードを投与する方法であって、
(a)第1の期間の間に第1のペットフードを幼齢ペットに経口投与する工程、及び
(b)第2の期間の間に第2のペットフードを前記幼齢ペットに経口投与する工程、
を含み、前記第1のペットフードが、第2のペットフードと比較して少なくとも1つの視覚的に区別される特徴を示す、方法を対象とする。
図における全ての形状は、便宜上2次元で示されているが、当業者には、全体の形状が3次元の様子を含むことが理解されよう。
例えば刊行物及び特許を含む様々な文書が、本開示を通して詳述される。このような文書は全て、参考として本明細書に組み込まれる。
百分率及び比率はすべて、特に指示しない限り、重量で計算される。百分率及び比率はすべて、特に指示しない限り、組成物全体を基準にして計算される。
本発明で使用する様々な成分を包含する構成成分の商標名が本明細書で参照される。本発明者らは本明細書において、特定の商標名の物質により限定されることを意図していない。商標名により参照されているものと同等の物質(例えば、異なる名称又は参照番号で異なる供給源から得られるもの)は、本明細書の記載において置き換えられて使用されてもよい。
本発明の記載において、様々な実施形態又は個々の特徴が開示される。当業者には明らかであるが、これらの実施形態及び特徴のあらゆる組み合わせが可能であり、本発明の好ましい実施となり得る。
本明細書の組成物は、本明細書に記載されるようないかなる要素を含んでもよいし、いかなる要素から本質的に成ってもよいし、又はいかなる要素から成ってもよい。
本発明の様々な実施形態及び個々の特徴を説明し記載したが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、他の様々な変更及び修正が可能である。これも明らかになるであろうが、先行する開示で教示された実施形態及び特徴のあらゆる組み合わせが可能であり、本発明の好ましい実施となり得る。
本明細書で使用する時、「幼齢ペット」という用語は約2歳以下のペットを意味する。
本明細書で使用する時、「ペット」という用語は、家畜を指す。好ましくは、「ペット」は、飼われた犬、猫、ウサギ、白イタチ、馬、牛、ミニブタ、鳥などを意味する。より好ましくは、「ペット」は飼われた犬又は猫を意味する。
本明細書で使用する時、「子猫」という用語は、約2歳以下の飼われた猫を指す。
本明細書で使用する時、「子犬」という用語は、約2歳以下の飼われた犬を指す。子犬を対象とする管理及び方法は、本明細書において特に関心を置いている。
本明細書で使用する時、「段階1のペット」という用語は、生後6ヶ月までのペットを指す。
本明細書で使用する時、「段階2のペット」という用語は、生後6ヶ月から12ヶ月までのペットを指す。
本明細書で使用する時、「段階3のペット」という用語は、生後12ヶ月から24ヶ月までのペットを指す。
本発明は、食餌のペット管理であって、互いに比較すると少なくとも1つの視覚的に区別される特徴を有する、第1のペットフード及び第2のペットフードを含む管理を対象とし、前記管理は幼齢ペットに適合する。
本発明の食餌のペット管理
本発明の食餌のペット管理は、
(a)第1のペットフード、及び
(b)第2のペットフード、
を含み、前記第1のペットフードが、前記第2のペットフードと比較して少なくとも1つの視覚的に区別される特徴を示し、前記管理は幼齢ペットに適合する、ペット管理である。
前記管理は、所望によりさらに第3のペットフードを、所望によりさらに第4のペットフードを、というように含まれてよい。ペットフードの数は、任意に、管理の実施者が対処しようと所望する成長段階数に依存してもよい。本明細書での一実施形態において、管理は、第1のペットフード、第2のペットフード、及び第3のペットフードを含み、第3のペットフードは、第1のペットフードとの比較、及び第2のペットフードと比較して、少なくとも1つの視覚的に区別される特徴を示す。
本明細書における管理は幼齢ペットに適合しており、すなわち、この管理は、特に幼齢ペットの栄養上の必要性又は効果のために考案、又は販売されている。一実施形態において、これは管理が特に幼齢ペットの栄養上の必要性のために考案されていることを意味する。他の実施形態において、これは管理が特に幼齢ペットの栄養上の必要性のために販売されていることを意味する。
ペットフードは、任意の形態又は経口投与可能な組成物でありうる。例えば、その組成物は、栄養のバランスが取れたペットフード組成物又はサプリメントでありうる。本明細書で使用する時、ペットフードに関連した「栄養のバランスが取れた」という用語は、生命を維持するために既知の必要栄養素を、ペット栄養学の分野における認定された専門家の推奨に基づいて、適切な量及び比率でペットフードに有することを意味する。栄養のバランスが取れたペットフードの形態は、当該技術分野においてよく知られており、例えば、ドライフード、セミモイストフード、及びウェットフードである。サプリメントは、タブレット、カプセルなどの形態、若しくは同様なもの、又はビスケット、チューズ(chews)などの形態、若しくは別の形態を挙げることができる。サプリメントは通常は栄養のバランスが取れていないが、もしそのようなサプリメントが栄養のバランスが取れている場合は許容可能である。
本発明によれば、第1のペットフードが、第2のペットフードと比較して少なくとも1つの視覚的に区別される特徴を示す。視覚的に区別される特徴は限定されない。視覚的に区別される特徴が、ペットの飼い主又は他の世話人に、食餌のペット管理が幼齢ペットの年齢と共に推移していることを示すことが望ましい。従って、任意の視覚的に区別される特徴には、形状、大きさ、又は色が挙げられる。
視覚的に区別される特徴は、ペットの健康状態及び/又は年齢、ペットフードの品質、ペットの大きさ、ペットの品種など、様々な要素に依存して選択されてもよい。例えば、段階1の子犬を対象としたペットフードは、段階3の子犬を対象としたペットフードと比べてより小さい大きさのキブル(kibble)を含んでもよく、従って、視覚的に区別される特徴に大きさが選択されてもよく、ここで大きさはこの要素に応じて賢く選択される。
本明細書における任意の実施形態において、ある特定のペットフードの少なくとも一部分は、キブルなど、有限形状を有する。付加的な又は別の実施形態において、第1のペットフードの少なくとも一部分及び第2のペットフードの少なくとも一部分は、有限形状を有する。そのような実施形態において、第1のペットフードと第2のペットフードとの間の視覚的に区別可能な特徴(形状)は、容易に視覚化できる。例えば、そのような実施形態においては、図1に示すように、第1のペットフードの少なくとも一部分は、ほぼ円形の有限形状を有してもよく、第2のペットフードの少なくとも一部分は、ほぼ楕円形の有限形状を有してもよい。視覚的に区別される形状の特徴の非限定的な例を図2に示す。
図に示した形状のいくつかは完全に左右対称であるが、有限形状は規則正しい(例えば、正三角形などの完全に左右対称な)形状であっても、ほぼ規則正しい形状であっても、不規則な形状であってもよい。一例として、ほぼ三角形のキブル(kibble)が当該技術分野において既知であり(例えば、米国オハイオ州デイトンのアイムス社(Iams Company)から販売されている、ある種のアイムス(IAMS)(登録商標)キャットフード)、実際に、これらのキブルはほぼ規則的である(すなわち、視覚的には近似三角形の形状であるが、実際の直線又は角に関するデザインの点において完全ではありえない)。
本明細書における任意の実施形態において、第1のペットフードが、第2のペットフードと比較して少なくとも1つの視覚的に区別される特徴を示し、ここでその視覚的に区別される特徴は大きさである。この実施形態において、第1のペットフードの少なくとも一部分が、第2のペットフードの少なくとも一部分と比較して異なる大きさを示す。例えば、第1のペットフードと第2のペットフードがそれぞれ、キブルなどの複数の構成要素を含んでもよい。さらに実例を挙げると、第1のペットフードのキブルの少なくとも一部分と第2のペットフードのキブルの少なくとも一部分は、大きさが異なるものであってもよい。そのような実例において、第1のペットフードと第2のペットフードとの間の視覚的に区別される特徴(大きさ)は、図3に示すように容易に視覚化できる。
本明細書における任意の実施形態において、第1のペットフードが、第2のペットフードと比較して少なくとも1つの視覚的に区別される特徴を示し、ここでその視覚的に区別される特徴は色である。この実施形態において、第1のペットフードの少なくとも一部分が、第2のペットフードの少なくとも一部分と比較して異なる色を示している。この実施形態において、色は単に色調に関して差別化されてもよく(例えば、視覚的に区別される色の特徴は、第2のペットフードの少なくとも一部分が茶色の色合いを示すのに対して、第1のペットフードの少なくとも一部分が茶色の別の色合いを示すことによるものであってもよい)、又より根本的に異なっていてもよい(例えば、視覚的に区別される色の特徴は、第2のペットフードの少なくとも一部分が黄色を示すのに対して、第1のペットフードの少なくとも一部分が茶色を示すことによるものであってもよい)。例えば、第1のペットフードと第2のペットフードがそれぞれ、キブルなどの複数の構成要素を含んでもよい。さらに実例を挙げると、第1のペットフードのキブルの少なくとも一部分と第2のペットフードのキブルの少なくとも一部分は、異なる色のものであってもよい。そのような実例において、第1のペットフードと第2のペットフードとの間の視覚的に区別される特徴(色)は、容易に視覚化できる。
他の視覚的に区別される特徴は、当該技術分野において容易に理解される。
本発明の食餌のペット管理は、種々様々な任意の方式で、例えば飼い主又は他の世話人に提示することができる。
例えば、一実施形態において、食餌のペット管理はキットであってよく、ここで管理の各態様は同時に包装されてもよく、ないしは別の方法で、購入又は他の獲得手段のために世話人に同時に提示されてもよい。管理が同時に包装されているキットの一例として、管理は、第1の収容装置(密封された袋など)内に収容された第1のペットフードと、第2の収容装置(密封された袋など)内に収容された第2のペットフードとを含んでもよく、ここで、第1の収容装置及び第2の収容装置は、ある方式で、互いに物理的にすぐ近接しているか若しくは解放可能なように接合されているか又は接触している。例えば、第3の収容装置(密閉された箱など)は、第1の収容装置と第2の収容装置の双方を収容してもよい。別の実例として、第1の収容装置及び第2の収容装置は、プラスチック又は他の薄い可撓性材料に包装されてもよい。
他の実施形態において、食餌のペット管理は、物理的には食料品店、クラブストア(club store)、ドラッグストア、ペット専門店、動物病院、又は他の物理的な場所で、書面による指示によって(例えば、獣医又は他の保健専門家からの書面による指示によって(例えば処方箋))、販売の専門家又は組織によって(例えば、販売カタログ、パンフレット、又は他の教示的な設備によって)、書記媒体(例えば、インターネット、電子メール、又は他のコンピュータ関連の媒体)、又は他の任意の提示手段によって、購入又は他の獲得手段のためにペットの飼い主又は他の世話人に提示されるペットフードの「ラインナップ」であってもよい。
例えば、「ラインナップ」は、特定の年齢段階のペットに(段階1のペットになど)適したペットフードとして第1のペットフードを、異なる年齢段階のペットに(段階2のペットになど)適したペットフードとして販売ないしは別の方法で提示されている第2のペットフードと、物理的にすぐ近接して販売ないしは別の方法で提示してもよい。他の例として、特定のインターネットサイトを介した書記媒体では、例えば、第2のペットフードに対する第1のペットフードの特性、及び関連するペットの年齢段階に応じたペットフードの推奨使用法といった、管理の特色を伝えてもよい。
本発明の方法
本発明の方法は、
(a)第1の期間の間に第1のペットフードを幼齢ペットに経口投与する工程、及び
(b)第2の期間の間に第2のペットフードを幼齢ペットに経口投与する工程、
を含み、第1のペットフードが、第2のペットフードと比較して少なくとも1つの視覚的に区別される特徴を示す。
視覚的に区別される特徴は、本明細書で上述した。
本発明の方法に関して本明細書で使用する時、「経口投与する」、「経口投与」又は同様な用語は、参照したペットがペットフードを摂取するか若しくは摂取するように指示される(ペットにペットフードを単に与えることを含むものとして広く解釈される)こと、又はそのようなペットの飼い主若しくは他の世話人がペットにペットフードを与えるように指示されることを意味する。世話人が与えるように指示される場合、そのような指示は、子犬の健康状態又は栄養状態の向上、子犬の生涯の様々な段階のうちのいずれかにわたる子犬の健康状態又は栄養状態の向上、並びに同様のものを含めて、これらの組み合わせといった、本明細書で説明する1つ以上の利点をペットフードの使用がもたらすことができ、及び/又はもたらすことになるということを、世話人に教えないしは別の方法で知らせることを任意に含んでもよい。
例えば、そのような指示は、口頭による指示(例えば、獣医、他の保険専門家、販売の専門家若しくは組織、及び/又はラジオ若しくはテレビのメディア(すなわち広告)からの口頭による指示を通じて)、又は書面による指示(例えば、獣医若しくは他の保険専門家(例えば処方箋))、販売の専門家若しくは組織(例えば、販売カタログ、パンフレット、若しくは他の教示的な設備を通じて)、及び/又は組成物に使われる収容装置(例えば、ペットフードを収容する収容装置上のラベル提示)であってもよい。
第1のペットフードは、第1の期間の間に幼齢ペットに経口投与され、第2のペットフードは、第2の期間の間に幼齢ペットに経口投与される。ここで、それらの方法は、所望により第3のペットフードを、所望により第4のペットフードを、というように、経口投与することをさらに含み、その場合、第3のペットフードは第3の期間の間に投与され、第4のペットフードは第4の期間の間に投与され、というように投与される。本明細書で使用する時、期間に関する「間に」という語は、参照したペットフードが、例えば、期間全体にわたって、例外なく、毎日、又はさらに規則正しく、投与されなければならないと意味することを意図していない。むしろ、ペットフードが、参照した期間の間に経口投与される場合、そのペットフードは、期間全体にわたって少なくとも1つの機会に経口投与される。
様々な期間は重なり合ってもよく、又互いに対して不連続であってもよい。例えば、第1のペットフードが、子犬である段階1のペットに経口投与される場合、第1のペットフードのみ、生後6ヶ月まで経口投与されてよく、その子犬の第6ヶ月目の初日に、第2のペットフードのみが、生後12ヶ月まで子犬に経口投与されてもよい。別の例として、第1のペットフードが、子犬である段階1のペットに経口投与される場合、第1のペットフードを主に、生後6ヶ月まで経口投与されてよく、その子犬の生後満5ヶ月目の最後の数週間の間に、第1のペットフードは、第2のペットフードと混合されるか、又はさらなる遷移のために場合によって交互に投与されてもよい。
該当する期間の間に、相当するペットフードが、様々な頻度又は継続期間に応じて投与されてもよい。例えば、ペットフードが、毎日の食事向けに意図されている場合、ペットフードは、通常は、毎日1回から毎日約4回、或いは(alternately)毎日1回から毎日約3回、或いは(alternately)毎日1回から毎日約2回、或いは(alternately)任意に投与される。しかしながら、本明細書におけるペットフードのいずれに対しても、毎日の投与は必須ではない。例えば、サプリメントは毎日与えられても又与えられなくてもよく、毎日複数回投与されてもよい。
ペットフードの任意成分
ペットフードは当該技術分野において一般に理解されている。ペットフードに任意に包まれるペットフードの非限定的構成要素は、単に実例として本明細書に記載される。例えば、毎日の食事向けに意図されたペットフードは、好ましくは栄養上のバランスが取れている。一実施形態において、そのようなペットフード組成物は、乾物基準で、ペットフードの約20重量%〜約50重量%のタンパク質、又は約22重量%〜約40重量%のタンパク質を含んでもよい。別の例として、ペットフードは、乾物基準で、ペットフードの約5重量%〜約35重量%の脂肪、又は約10重量%〜約30重量%の脂肪を含んでもよい。別の実施形態において、ビスケット、ガム、バー、及びその他の形態などのサプリメントは、乾物基準で、サプリメントの約20重量%〜約50重量%のタンパク質、又は約22重量%〜約40重量%のタンパク質を含んでもよい。別の実施形態において、これらの種類のサプリメントは、乾物基準で、サプリメントの約5重量%〜約35重量%の脂肪、又は約10重量%〜約30重量%の脂肪を含んでもよい。
非限定的な実施例
以下の諸実施例は、本発明を例示するために提供するものであり、いかなる形でも本発明の範囲を制限しようとするものではない。
実地例
実施例1
本発明による食餌のペット管理は、以下のペットフードを含む。
(a)免疫性のための酸化防止剤、脳の発達のためのドコサヘキサエン酸、及び消化器系の健康のためのフラクトオリゴ糖、のうちの少なくとも1つを含む第1のペットフード、及び
(b)歯科予防のためのポリリン酸塩を含む第2のペットフード、
(c)関節の健康のためのコンドロイチン、関節の健康のためのグルコサミン、及び最適な体調のための高度タンパク質(elevated protein)、のうちの少なくとも1つを含む第3のペットフード。
前記は、大型品種の子犬である幼齢ペットに適合する。第1のペットフードが、第2のペットフード及び第3のペットフードのそれぞれと比較して少なくとも1つの視覚的に区別される特徴を示す。第2のペットフードは、第3のペットフードと比較して少なくとも1つの視覚的に区別される特徴を示す。具体的には、各ペットフードはキブル(kibble)の形態であり、そのキブルは、図4に示すように大きさ及び形状の特徴を示す。遷移は、第1のペットフードと比較して、ほぼ類似した、キブルの大きさ及び形状を示すキブル、加えて第3のペットフードと比較して、ほぼ類似した、キブルの大きさ及び形状を示すキブルを含む、第2のペットフードによって特に補助される。この遷移は、3つのペットフードの間の差異が依然として示されている限りは補助される。
第1のペットフードは、密封された袋に収容され、そのフードが段階1のペットへの経口投与に有用であることを示すラベル情報を有している(ここで、情報は通常のペットの世話人が理解する方式で表現されている)。第2のペットフードは、密封された袋に収容され、そのフードが段階2のペットへの経口投与に有用であることを示すラベル情報を有している(ここで、情報は通常のペットの世話人が理解する方式で表現されている)。第3のペットフードは、密封された袋に収容され、そのフードが段階3のペットへの経口投与に有用であることを示すラベル情報を有している(ここで、情報は通常のペットの世話人が理解する方式で表現されている)。
それぞれが第1のペットフードを収容している複数の収容装置が、食料品店の棚に配置される。それぞれが第2のペットフードを収容している複数の収容装置が、同じ食料品店の棚に配置される。それぞれが第3のペットフードを収容している複数の収容装置が、同じ食料品店の棚に配置される。
実施例2
実施例1に示した大型品種の子犬は、以下の計画に従って、実施例1の第1のペットフード、第2のペットフード、及び第3のペットフードを経口投与される。
第1のペットフードは、乳離れさせた後に6ヶ月まで毎日3回又は4回、子犬に経口投与される。
第2のペットフードは、生後6ヶ月から12ヶ月まで毎日2回又は3回、子犬に投与され、生後6ヶ月から12ヶ月までは、子犬は、第2のペットフードを毎日1回、第3のペットフードを毎日1回又は2回投与される。
第3のペットフードは、生後12ヶ月から24ヶ月まで毎日2回、子犬に投与される。
実施例3
小型品種の子犬、中型品種の子犬、及び大型品種の子犬それぞれに対する食餌のペット管理が利用可能となり、ここで各管理は主として、段階1のペット、段階2のペット、及び段階3のペットである子犬をそれぞれ対象としている、第1のペットフード、第2のペットフード、及び第3のペットフードを、以下のように含む。
管理A.各ペットフードは、ほぼ同じ形状、具体的にはほぼ円形である複数のキブル(kibble)を含む。示した直径及び厚さは個々のキブルに対するものであり、個々のキブルに対してのみの概算値である。示した直径は、キブルの概算の最大直径である(例えば、キブルは完全な円形でない場合があり、当業者には、最大直径は概算されたものであるとして認識されうる)。示した厚さは、キブルの概算の最大厚さである(例えば、キブルは均一な厚さを有さない場合があり、当業者には、最大厚さは概算されたものであるとして認識されうる)。
Figure 2008515460
第2のペットフードは、第2のペットフード全体の重量で、表示した寸法を有するキブルを1:1の比で含む。例えば、小型品種の子犬向けの食餌のペット管理の第2のペットフードは、第2のペットフード全体の重量で、1:1の比の、3.6ミリメートルの直径を有するキブルと10.5ミリメートルの直径を有するキブル(全て個々のキブルの概算)とを含む。
管理B.各ペットフードは、ほぼ同じ形状、具体的にはほぼ四角形(例えば、ほぼ正方形又はほぼ円形)である複数のキブルを含む。示した幅及び厚さは個々のキブルに対するものであり、個々のキブルに対してのみの概算である。示した幅は、キブルの4辺それぞれの概算の最大測定値である。示した厚さは、キブルの概算の最大厚さである(例えば、キブルは均一な厚さを有さない場合があり、当業者には、最大厚さは概算されたものであるとして認識されうる)。
Figure 2008515460
第2のペットフードは、第2のペットフード全体の重量で、表示した寸法を有するキブル(kibble)を1:1の比で含む。例えば、小型品種の子犬向けの食餌のペット管理の第2のペットフードは、第2のペットフード全体の重量で、1:1の比の、3.5ミリメートルの幅を有するキブルと11ミリメートルの幅を有するキブル(全て個々のキブルの幅の概算)とを含む。
「発明を実施するための最良の形態」で引用したすべての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それが本発明に関して先行技術であることを容認するものとして解釈されるべきではない。
本発明のペットフードの図である。Aはほぼ円形の形状を有する第1のペットフードの一部分を示す。Bはほぼ楕円形の形状を有する第2のペットフードの一部分を示す。 A〜Pは視覚的に区別される形状の特徴の非限定的な例を示す図である。 第1のペットフードのキブルと第2のペットフードのキブルとの視覚的に区別される大きさの特徴を示す図である。Aは第1のペットフードを示す。Bは第2のペットフードを示す。 A、B、Bはそれぞれ、第1のペットフード、第2のペットフード、及び第3のペットフードを示す図である。

Claims (10)

  1. (a)第1のペットフード、及び
    (b)第2のペットフード、
    を特徴とする、食餌のペット管理であって、前記第1のペットフードが、前記第2のペットフードと比較して少なくとも1つの視覚的に区別される特徴を示し、前記管理が幼齢ペットに適合する、管理。
  2. 少なくとも1つの視覚的に区別される特徴が、形状、大きさ及び色からなる群から選択される、請求項1に記載の管理。
  3. 前記第1のペットフード及び前記第2のペットフードがそれぞれ、押出しされたキブルを含む、請求項1又は2に記載の管理。
  4. 少なくとも1つの視覚的に区別される特徴が形状である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の管理。
  5. 少なくとも1つの視覚的に区別される特徴が大きさである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の管理。
  6. 少なくとも1つの視覚的に区別される特徴が色である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の管理。
  7. 前記第1のペットフードが、前記第2のペットフードと比較して少なくとも2つの視覚的に区別される特徴を示し、少なくとも2つの前記特徴が、形状、大きさ及び色からなる群から選択される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の管理。
  8. ペットフードを投与する方法であって、
    (a)第1の期間の間に第1のペットフードを幼齢ペットに経口投与する工程、及び
    (b)第2の期間の間に第2のペットフードを前記幼齢ペットに経口投与する工程、
    を含み、前記第1のペットフードが、前記第2のペットフードと比較して少なくとも1つの視覚的に区別される特徴を示す、方法。
  9. 少なくとも1つの視覚的に区別される特徴が、形状、大きさ及び色からなる群から選択される、請求項8に記載の方法。
  10. 前記第1のペットフード及び前記第2のペットフードがそれぞれ、押出しされたキブルを含む、請求項9に記載の方法。
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