JP2008515321A - 旅行バッグの追跡および位置確認を行うためのｒｆタグ - Google Patents

Abstract

所有者の識別、宛先、履歴、および発送される旅行用バックについての他の系統情報を提供することによって、それらを発送中（例えば、航空会社によって）このような旅行バッグの追跡および位置確認を行うための方法、システムおよびＲＦタグ。旅行用ＲＦタグは能動的であり（例えばバッテリまたは太陽電池で駆動される）１５ＭＨｚより低い（例えば、１２８ｋＨｚ）低ラジオ周波数で動作し、情報を記憶する大きな記憶装置を有する。記憶される情報は前記旅行バッグ、およびその所有者（例えば、名前、住所）を識別する識別情報と、旅行バッグの特徴に関するデータベース情報の両方を有し、データベース情報は宛先、出所、バッグの旅行履歴および前記旅行バッグの履歴上の特徴を有する。旅行バッグのＲＦタグは、第一ループアンテナと、第一ループアンテナに動作可能なように接続し、第一読み取り器から１５ＭＨｚを超えない低周波数（例えば、１２８ｋＨｚ）で第一ＲＦ問い合わせ信号を受信し、それに応じてＲＦ信号を送信するように動作可能な送受信器を有する。

Description

（関連出願の相互参照）
この出願は、米国出願番号６０／６１３，７６７号、出願日２００４年９月２８日から優先権を主張し、前記出願は全ての目的のために参照によってここに組み込まれる。

この発明は、航空業界および他の旅行業界用の旅行バッグの追跡および位置確認を行うためのラジオ周波数タグ、方法、およびシステムに関し、バッグおよびそれらの所有者についての系統情報を容易に提供することに関する。

航空業界内でのＲＦ−ＩＤへの着目の大部分は、既存のバーコードを置き換えるための低コストな受動型ＲＦタグシステムを構成することである。これらのタグはチェックインの際にバッグ上に配置し、バッグをより速く仕分けしたり、識別性を改善できるようにする。これらのタグは一度だけ使用され、事前に割り当てた固定ＩＤを有する。

この従来技術の受動型タグ方式には、いくつかの欠点がある。

既存の印刷および貼り付け法によって壊れやすいチップを取り付けること、および空港内で一般的な雑な取り扱い。このようなタグのパイロットテスト中に見出される問題の多くには、コンベヤで手荷物を移動中にタグが損傷したり壊れたりすることがある。

使用する度にタグの新しく固定される一意的ＩＤを追跡および識別するための主要な新しいＩＴ（情報技術）コスト。これも、遠隔的に記憶されたデータベース内に含まれる任意の情報に対するコストがかかる新しいセキュリティ上の問題や、高価なアクセスの問題をもたらす。

詳細なバッグの系統（例えば、所有者のＩＤやバッグの履歴）を提供できないこと。さらに、従来技術のタグ上では、限られたデータを捕捉し記憶できるだけである。

受動型のタグは低コストで使い捨て可能であり、さらにＵＨＦ（超高周波数）でなければならず、その結果、高価な近接型読み取り器を用いて読み取れるだけであり、鉄鋼や液体等の物質の近傍ではうまく機能せず、効率的にネットワーク化できない。従って、このような高周波数タグは、一般にこのような高ラジオ周波数干渉材料を大いに取り扱っている航空機内、または空港の保管エリア内での実時間在庫確認を提供できない。

例えば、バッグのＴＳＡ（運輸保安局）の検索が必要な場合、ＴＳＡの職員は、バッグの所有者についての任意の情報を得るために、データベースに素早くアクセスできる高価なハンドヘルド読み取り器を必要とする。この情報を提供する一般的な読み取り器は現在、１ユニット当たり約５，０００ドルのコストがかかる。さらに、バッグを検索する任意の記録も、かなりのコストをかけてこのデータベースに入力しなければならない。それから、バッグの情報−ばらばらの系統をリモートサーバに記憶しなければならず、それは高価なアクセスシステムによってアクセス可能なだけである。

さらに、いったんバッグが航空機の胴体（機内の貨物室または「保管部」）内に配置されると、所有者を識別するためにはなおバッグを取り出し、適宜、読み取らなければならない。例えば、何らかの理由で、航空機上で預け入れたバッグを有する乗客が実際には搭乗していない場合、個々のバッグをチェックするためにバッグを取り出す手順は非常に時間がかかり、高価な手作業の処理となる。さらに、バッグが間違った経路で送られたり置き間違えられていた場合、これらの紛失したバッグを識別または位置確認することも同様に大部分は手作業の処理となる。

受動型のＲＦ ＩＤタグを用いる仕分けの問題およびバーコードを置き換える解決策は時代遅れのシステム方式に大部分は基づいており、いくつかの場合、それ自体、実際にはセキュリティを低下させ（例えば、置き間違えたバッグの仕分けや位置確認中の混乱のため）、完全にインタラクティブな実時間の系統を提供することは難しい。

この発明は好ましくはラジオ周波数（ＲＦ）タグを使用し、前記ＲＦタグは十分にプログラム可能なＩＤを備え、発送中（例えば、パレット上、手荷物保管室、航空機、列車、船舶の胴体内等）、旅行バッグについての系統情報を記憶するように動作可能であり、通常はＲＦタグの外部にあるデータベース内にのみ記憶可能な他の情報を好ましくは記憶できる。この発明によると、ＲＦタグのデータ記憶装置（例えば、メモリ）は、旅行バッグおよびその所有者の識別に必要な全ての「系統」情報、および旅行バッグがその履歴内でどこにあったか、およびその次の発送宛先等の他の情報を記憶する。

この発明はさらに新規なシステムとして機能し、製品に取り付けたＲＦタグのメモリ内に記憶されるデータおよび情報を提供することによって、外部検索可能なデータベースに対する従来技術の要件を克服し、それらはバッグと共に常に記憶され、追加のデータ転送を不要にする。それから、空港の手荷物室または航空機の保管部内の貨物の追跡に必要な全ての情報は、ＲＦタグ（例えば、個々の手荷物バッグ、多くのタグ付きバッグを保持するパレット／ＵＬＤ、対象物を載せるパレットを保持するより大きなリポジトリ（例えば、航空機の胴体や保管部、手荷物倉庫に取り付けたタグ）の階層構造内に保持でき、これらの全ての入れ子状のＲＦタグのメモリは、データまたはデータベースへの外部アクセスなしに読み取りおよび検索できる。好ましくは、第一レベルのパレットのＲＦタグは旅行バッグのＲＦタグを読み取ることができ、より高レベルの手荷物室または航空機の保管部のＲＦタグは第一レベルのタグを読み取ることができる。さらに、この発明は、変更不可能な記憶部（例えば、衛星を介して遠隔地の一回だけ書き込み可能なＣＤ記録器）に、このようにして読み取ったデータを直ちに送信できる。

従って、この発明はさらに、発送される旅行バッグ、旅行バッグを配置するパレット／ＵＬＤの内容、およびパレットを配置する航空機および他のより高レベルのリポジトリの内容についての完全に入れ子状の識別、宛先、および履歴情報を得るための方法およびシステムを提供し、情報を得るために外部データベースにアクセスする必要はない。この目的のために、旅行バッグ、第一レベルのパレット／ＵＬＤ、およびより高レベルのリポジトリ／航空機はＲＦタグを保持し（「ＲＦ ＳＱＬ」タグ−ラジオ周波数構造化クエリ言語タグと呼ばれることもある）、前記ＲＦタグは、それらを取り付けた旅行バッグ、パレット、またはより高レベルのリポジトリについての識別情報を記憶するための記憶装置を有する。さらに、製品の旅行バッグに取り付けられるＲＦ ＳＱＬタグは旅行バッグについての宛先と履歴情報を記憶し、パレットとより高レベルのリポジトリのＲＦ ＳＱＬタグは、その後、パレット上に配置される旅行バッグ、航空機または他のより高レベルのリポジトリに配置されるパレットについての識別情報を各々記憶する。

広く一般的に、この発明は、旅行バッグの発送中（例えば、航空会社を介して）、それらについての情報にアクセスするための方法を提供し、前記方法は、
ａ）旅行バッグのラジオ周波数（ＲＦ）タグを前記旅行バッグと関連付け、前記旅行バッグのＲＦタグが情報を記憶するように動作可能な記憶装置を有し、記憶される情報が前記旅行バッグ、およびその所有者（例えば、名前、住所）を識別する識別情報と、旅行バッグの特徴に関するデータベース情報の両方を有し、前記データベース情報が宛先、出所、バッグの旅行履歴、および前記旅行バッグの履歴的特徴に関する情報から選択され、前記旅行バッグのＲＦタグはさらに第一ループアンテナと、前記第一ループアンテナに動作可能なように接続し、第一読み取り器から１５ＭＨｚを超えない低周波数（例えば、１２８ｋＨｚ）で第一ＲＦ問い合わせ信号を受け取り、それに応じてＲＦ信号を送信するように動作可能な送受信器と、前記ＲＦ問い合わせ信号に応じて、前記データ記憶装置と前記送受信器の間のデータフローを制御するように動作可能なマイクロプロセッサと、前記送受信器、データ記憶装置、および前記マイクロプロセッサにエネルギを提供するためのエネルギ蓄積装置を有し、
ｂ）前記第一読み取り器からの前記ＲＦ問い合わせ信号を用いて、前記旅行バッグのＲＦタグに問い合わせを行い、前記記憶された情報を獲得するステップを有する。

別の好ましい実施例によると、その方法は、ｃ）前記送受信器からステップ（ａ）において中央監視局に前記ＲＦ信号を（例えば、ケーブルまたは高周波数ＲＦによって）送信し、そこで（例えば、一回だけ書き込み可能なＣＤ上に）監査可能な記録を行うステップを有する。

好ましくは、前記旅行バッグのＲＦタグはさらに表示装置（例えば、ＬＣＤ）を有し、問い合わせステップ（ｂ）を実行する際、前記記憶されるＩＤと系統情報の選択を表示する。さらに、前記旅行バッグのＲＦタグは好ましくはさらに、前記第一ＲＦ問い合わせ信号を用いることによって、問い合わせステップ（ｂ）を実行する際、旅行バッグのＲＦタグの問い合わせに応じて、指示（例えば、点滅光、ブザー音）を提供するように動作可能な指示装置（例えば、ＬＥＤ）を有する。

好ましい実施例によると、前記旅行バッグは第一レベルのリポジトリ（例えば、パレットまたはＵＬＤ−航空会社のユニット積載装置）に配置でき、前記方法はさらに第一レベルのＲＦタグを前記第一レベルのリポジトリに関連付け、前記第一レベルのＲＦタグは第一レベルの情報を記憶するように動作可能な第一レベルのデータ記憶装置を有し、第一レベルの記憶される情報は前記第一レベルのリポジトリ（例えば、ＵＬＤ）、およびそこに配置した前記旅行バッグを識別する第一レベルの識別情報と、前記第一レベルのリポジトリの特徴に関する第一レベルのデータベース情報の両方を有し、前記第一レベルのデータベース情報は前記第一レベルのリポジトリの宛先、出所、および履歴的特徴に関する情報から選択され、前記第一レベルのＲＦタグはさらに第二ループアンテナと、前記第二ループアンテナに動作可能なように接続し、第二読み取り器から１５ＭＨｚを超えない低周波数（例えば、１２８ｋＨｚ）で第二ＲＦ問い合わせ信号を受け取り、それに応じてＲＦ信号を送信するように動作可能な第二送受信器と、前記第二ＲＦ問い合わせ信号に応じて、前記第一レベルのデータ記憶装置と前記第二送受信器の間のデータフローを制御するように動作可能な第一レベルのマイクロプロセッサと、前記第二送受信器、第一レベルのデータ記憶装置、および第一レベルのマイクロプロセッサにエネルギを提供するためのエネルギ源（例えば、バッテリ、太陽電池、中継器、直接接続外部電力）を有し、

ｂ）前記第二読み取り器からの前記第二問い合わせ信号を用いて前記第一レベルのＲＦタグに問い合わせを行い、前記第一レベルの記憶された情報を獲得するステップを有する。

前記旅行バッグを第一レベルのリポジトリ（例えば、パレット／ＵＬＤ）に配置し、前記第一レベルのリポジトリをより高レベルのリポジトリ（例えば、航空機、倉庫の手荷物室）に配置する別の実施例によると、新規な方法はさらに、より高レベルのＲＦタグを前記より高レベルのリポジトリ（例えば、航空機）に関連付けるステップを有し、前記より高レベルのＲＦタグは前記第二読み取り器として機能し、より高レベルの情報を記憶するように動作可能なより高レベルのデータ記憶装置を有し、記憶されるより高レベルの情報は前記より高レベルのリポジトリ（例えば、航空機）、およびそれに格納した前記第一レベルのリポジトリ（例えば、ＵＬＤ）を識別する識別情報と、前記より高レベルのリポジトリの特徴に関するデータベース情報の両方を有し、前記データベース情報は前記より高レベルのリポジトリの宛先、出所、および履歴的特徴に関する情報から選択され、前記より高レベルのＲＦタグはさらに第三ループアンテナと、前記第三ループアンテナに動作可能なように接続し、前記第一レベルのＲＦタグに前記低周波数（１５ＭＨｚ未満）で、前記第二ＲＦ問い合わせ信号を送信するように動作可能な第三送受信器と、前記より高レベルのデータ記憶装置と前記第三送受信器の間のデータフローを制御するように動作可能なより高レベルのマイクロプロセッサと、前記第三送受信器、より高レベルのデータ記憶装置、およびより高レベルのマイクロプロセッサにエネルギを提供するためのエネルギ源（例えば、バッテリ、太陽電池、中継器、直接接続外部電力）を有する。

好ましくは、前記第二読み取り器は、中央監視局と動作可能な通信を行う（例えば、第二読み取り器のＩＰアドレスからインターネットを介して）。

別の好ましい実施例によるとその方法は、ｃ）前記送受信器からステップ（ａ）で中央監視局に前記ＲＦ信号を（例えば、ケーブルまたは高周波数ＲＦによって）送信し、そこで（例えば、一回だけ書き込み可能なＣＤ上に）監査可能な記録を行うステップを有する。

この発明はさらに、旅行バッグの発送中（例えば、航空会社を介して）それについての情報にアクセスするシステムを提供する。前記システムは、

ａ）前記旅行バッグに関連付けた旅行バッグのラジオ周波数（ＲＦ）タグを有し、前記旅行バッグのＲＦタグは情報を格納するように動作可能な旅行バッグのデータ記憶装置を有し、記憶される情報は前記旅行バッグ、およびその所有者（例えば、名前、住所）を識別する識別情報と、旅行バッグの特徴に関するデータベース情報の両方を有し、前記データベース情報は宛先、出所、バッグの旅行履歴、および前記旅行バッグの履歴的特徴に関する情報から選択され、前記旅行バッグのＲＦタグはさらに第一ループアンテナと、前記第一ループアンテナに動作可能なように接続し、第一読み取り器から１５ＭＨｚを超えない低周波数（例えば、１２８ｋＨｚ）で第一ＲＦ問い合わせ信号を受け取り、それに応じてＲＦ信号を送信するように動作可能な送受信器と、前記ＲＦ問い合わせ信号に応じて、前記データ記憶装置と前記送受信器の間のデータフローを制御するように動作可能なマイクロプロセッサと、前記送受信器、データ記憶装置、および前記マイクロプロセッサにエネルギを提供するためのエネルギ蓄積装置を有し、

ｂ）前記第一読み取り器は、そこからの前記第一ＲＦ問い合わせ信号を用いて前記旅行バッグのＲＦタグに問い合わせを行い、前記記憶された情報を獲得する。

好ましくは、前記旅行バッグのＲＦタグはさらに表示装置（例えば、ＬＣＤ）を有し、問い合わせステップ（ｂ）を実行する際、前記記憶される情報の選択を表示する。好ましくは、前記旅行バッグのＲＦタグはさらに、前記第一ＲＦ問い合わせ信号を用いることによって、問い合わせステップ（ｂ）を実行する際、前記旅行バッグのＲＦタグの問い合わせに応じて指示（例えば、点滅光、ブザー音）を提供するように動作可能な指示装置（例えば、ＬＥＤ）を有することができる。

新規なシステムの好ましい実施例によると、前記旅行バッグは第一レベルのリポジトリ（例えば、パレット／ＵＬＤ）に配置し、前記第一レベルのＲＦタグは（例えば、取り付けた）前記第一レベルのリポジトリに関連付け、前記第一レベルのＲＦタグは第一レベルの情報を記憶するように動作可能な第一レベルのデータ記憶装置を有し、第一レベルの記憶される情報は前記第一レベルのリポジトリ、およびそれに配置した前記旅行バッグを識別する第一レベルの識別情報と、前記第一レベルのリポジトリの特徴に関する第一レベルのデータベース情報の両方を有する。前記第一レベルのデータベース情報は前記第一レベルのリポジトリの宛先、出所、および履歴的特徴に関する情報から選択される。前記第一レベルのＲＦタグはさらに第二ループアンテナと、前記第二ループアンテナに動作可能なように接続し、第二読み取り器から１５ＭＨｚを超えない低周波数（例えば、１２８ｋＨｚ）で第二ＲＦ問い合わせ信号を受け取り、それに応じてＲＦ信号を送信するように動作可能な第二送受信器と、前記第二ＲＦ問い合わせ信号に応じて、前記第一レベルのデータ記憶装置と前記第二送受信器の間のデータフローを制御するように動作可能な第一レベルのマイクロプロセッサと、前記第二送受信器、第一レベルのデータ記憶装置、および第一レベルのマイクロプロセッサにエネルギを提供するためのエネルギ源（例えば、バッテリ、太陽電池、中継器、直接接続外部電力）を有し、

ｂ）前記第二読み取り器は、前記第二問い合わせ信号を用いて前記第一レベルのＲＦタグに問い合わせを行い、前記第一レベルの記憶された情報を獲得するように動作できる。

新規システムの別の実施例によると、前記旅行バッグは第一レベルのリポジトリ（例えば、パレット／ＵＬＤ）に配置し、第一レベルのリポジトリはより高レベルのリポジトリ（例えば、航空機、倉庫の手荷物室）に配置し、前記システムはさらに前記より高レベルのリポジトリに関連付けたより高レベルのＲＦタグを有し、前記より高レベルのＲＦタグは前記第二読み取り器として機能し、より高レベルの情報を記憶するように動作可能なより高レベルのデータ記憶装置を有する。記憶されるより高レベルの情報は、前記より高レベルのリポジトリ（例えば、航空機、フライト番号）、およびそこに格納した前記第一レベルのリポジトリ（例えば、ＵＬＤ）を識別する情報と、前記より高レベルのリポジトリの特徴に関するデータベース情報の両方を有し、前記データベース情報は前記より高レベルのリポジトリ（例えば、最も最近のフライト）の宛先、出所、および履歴的特徴に関する情報から選択される。前記より高レベルのＲＦタグはさらに第三ループアンテナと、前記第三ループアンテナに動作可能なように接続し、前記第一レベルのＲＦタグに前記低周波数で、前記第二ＲＦ問い合わせ信号を送信するように動作可能な第三送受信器と、前記より高レベルのデータ記憶装置と前記第三送受信器の間のデータフローを制御するように動作可能なより高レベルのマイクロプロセッサと、前記第三送受信器、より高レベルのデータ記憶装置、およびより高レベルのマイクロプロセッサにエネルギを提供するためのエネルギ源（例えば、バッテリ、太陽電池、中継器、直接接続外部電力）を有する。好ましくは、前記第二読み取り器は、搭載型サーバから衛星リンクを介して、中央監視局と動作可能な通信を行う（例えば、第二読み取り器のＩＰアドレスからインターネットを介して）。通信されるデータは好ましくは、遠隔地の一回だけ書き込み可能なＣＤまたは他のデータ記憶装置上に記録され、ＴＳＡ、航空会社、およびバッグ所有者が監査するために利用できる。

旅行バッグの発送中（例えば、航空会社を介して）、それについての情報にアクセスするシステム内で使用するために、この発明はさらに前記旅行バッグと関連付けるように動作可能な旅行バッグのラジオ周波数（ＲＦ）タグを提供し、前記旅行バッグのＲＦタグは情報を記憶するように動作可能なデータ記憶装置を有し、記憶される情報は前記旅行バッグを識別する識別情報と、前記旅行バッグの特徴に関するデータベース情報の両方を有する。前記データベース情報は、宛先、出所、所有者の識別（例えば、名前、住所）、バッグと所有者の旅行履歴、および前記旅行バッグの履歴的特徴に関する情報から選択される。前記旅行バッグのＲＦタグはさらに第一ループアンテナと、前記第一ループアンテナに動作可能なように接続し、第一読み取り器から１５ＭＨｚを超えない低周波数（例えば、１２８ｋＨｚ）でＲＦ問い合わせ信号を受け取り、それに応じてＲＦ信号を送信するように動作可能な送受信器と、前記ＲＦ問い合わせ信号に応じて、前記データ記憶装置と前記送受信器の間のデータフローを制御するように動作可能なマイクロプロセッサと、前記送受信器、データ記憶装置、およびマイクロプロセッサにエネルギを提供するためのエネルギ蓄積装置を有する。

好ましくは、前記旅行バッグのＲＦタグはさらに表示装置（例えば、ＬＣＤ）を有し、問い合わせステップ（ｂ）を実行する際、前記記憶される情報の選択を表示する。その上、前記旅行バッグのＲＦタグはさらに、前記第一ＲＦ問い合わせ信号を用いることによって、問い合わせステップ（ｂ）を実行する際、前記旅行バッグのＲＦタグの問い合わせに応じて、指示（例えば、点滅光、ブザー音）を提供するように動作可能な指示装置（例えば、ＬＥＤ）を有することができる。

この発明はさらに旅行バッグの発送中、それについての情報にアクセスするシステム内で使用する第一レベルのＲＦタグを提供し、前記旅行バッグはそこに取り付けたこれまでに説明したような旅行バッグのＲＦタグを有し、第一レベルのリポジトリ（例えば、パレット／ＵＬＤ）に前記旅行バッグを配置し、前記第一レベルのリポジトリに前記第一レベルのＲＦタグを関連付け、前記第一レベルのＲＦタグは第一レベルの情報を記憶するように動作可能な第一レベルのデータ記憶装置を有する。第一レベルの記憶される情報は前記第一レベルのリポジトリ、およびそこに配置した前記旅行バッグを識別する第一レベルの識別情報と、前記第一レベルのリポジトリの特徴に関する第一レベルのデータベース情報の両方を有し、前記第一レベルのデータベース情報は前記第一レベルのリポジトリの宛先、出所、および履歴的特徴に関する情報から選択される。前記第一レベルのＲＦタグはさらに第二ループアンテナと、前記第二ループアンテナに動作可能なように接続し、第二読み取り器から１５ＭＨｚを超えない低周波数（例えば、１２８ｋＨｚ）で第二ＲＦ問い合わせ信号を受け取り、それに応じてＲＦ信号を送信するように動作可能な第二送受信器と、前記第二ＲＦ問い合わせ信号に応じて、前記第一レベルのデータ記憶装置と前記第二送受信器の間のデータフローを制御するように動作可能な第一レベルのマイクロプロセッサと、前記第二送受信器、第一レベルのデータ記憶装置、および第一レベルのマイクロプロセッサにエネルギを提供するためのエネルギ源（例えば、バッテリ、太陽電池、中継器、直接接続外部電力）を有し、前記第二読み取り器は前記第二問い合わせ信号を用いて、前記第一レベルのＲＦタグに問い合わせを行い、前記第一レベルの記憶された情報を獲得するように動作できる。

この発明はさらに旅行バッグの発送中、それについての情報にアクセスするシステム内で使用するより高レベルのＲＦタグを提供し、前記旅行バッグは第一レベルのリポジトリ（例えば、パレット／ＵＬＤ）に配置し、前記第一レベルのリポジトリはこれまでに説明したような第一レベルのＲＦタグを有し、前記第一レベルのリポジトリはより高レベルのリポジトリ（例えば、航空機、倉庫の手荷物室）に配置し、前記より高レベルのＲＦタグは前記より高レベルのリポジトリと関連付ける。前記より高レベルのＲＦタグは前記第二読み取り器として機能し、より高レベルの情報を記憶するように動作可能なより高レベルのデータ記憶装置を有し、記憶されるより高レベルの情報は前記より高レベルのリポジトリ（例えば、航空機）、およびそこに格納した前記第一レベルのリポジトリ（例えば、ＵＬＤ）を識別する情報と、前記より高レベルのリポジトリの特徴に関するデータベース情報の両方を有し、前記データベース情報は前記より高レベルのリポジトリの宛先、出所、および履歴的特徴（例えば、フライト計画および航空機による最近のフライト）に関する情報から選択される。前記より高レベルのＲＦタグはさらに第三ループアンテナと、前記第三ループアンテナに動作可能なように接続し、前記第一レベルのＲＦタグに前記低周波数（例えば、１２８ｋＨｚ）で、前記第二ＲＦ問い合わせ信号を送信するように動作可能な第三送受信器と、前記より高レベルのデータ記憶装置と前記第三送受信器の間のデータフローを制御するように動作可能なより高レベルのマイクロプロセッサと、前記第三送受信器、より高レベルのデータ記憶装置、およびより高レベルのマイクロプロセッサにエネルギを提供するためのエネルギ源（例えば、バッテリ、太陽電池、中継器、直接接続外部電力）を有する。

この発明はさらに無線ラジオ周波数（ＲＦ）信号を通信するように動作可能な旅行バッグを提供し、前記旅行バッグはそれと一体化したアンテナを有する。好ましくは、アンテナは、その製造中に旅行バッグに組み込んだループ（例えば、フェライトループ）であり、前記旅行バッグの寸法と実質的に同じ大きさの寸法を有する。ループの大きな寸法は、それが検出する信号強度を増大し、前記信号は１５ＭＨｚを超えない周波数（例えば、１２８ｋＨｚ）である。

好ましくは、前記旅行バッグはさらにそれと一体化した能動型ＲＦＩＤタグを有し、前記ＲＦＩＤタグは前記一体型アンテナを介して無線ＲＦ信号を送信するように動作可能な送受信器を有する。好ましくは、旅行バッグは、それと一体化し、前記ＲＦＩＤタグを駆動するように動作可能なエネルギ蓄積装置（例えば、バッテリまたは太陽電池）を有する。

別の実施例によると、前記旅行バッグはさらにそれに取り付けた（例えば、それと一体化した）能動型ＲＦＩＤタグを有し、前記ＲＦＩＤタグは送受信器と、前記一体化したアンテナに無線ＲＦ信号を送信するように動作可能なタグアンテナと、マイクロプロセッサと、識別および系統データを記憶するためのデータ記憶装置と、前記ＲＦＩＤタグを駆動するためのエネルギ蓄積装置を有する。

好ましくは前記ＲＦＩＤタグは能動型であり、さらに送受信器と、マイクロプロセッサと、所定のコード（例えば、前記旅行バッグまたは前記製品を識別するためのＩＤコード）を記憶するように動作可能なデータ記憶装置と、前記ＲＦＩＤタグを駆動するように動作可能なエネルギ蓄積装置を有し、前記タグアンテナは前記一体化したアンテナから侵入する無線ＲＦ信号を受け取り、それらを前記送受信器に通信するように動作可能であり、前記送受信器はそれらを前記マイクロプロセッサに通信するように動作可能であり、前記マイクロプロセッサは前記侵入する無線ＲＦ信号の所定の組に応じて、前記データ記憶装置から前記所定のコード（例えば、前記ＩＤコード）を読み取り、前記タグアンテナから前記一体化したアンテナに無線的に前記所定のコードを送信するように動作可能であり、前記一体化したアンテナはそれに応じて、読み取り器のフィールドアンテナに無線的に前記ＩＤコードを送信するように動作可能である。

好ましくは、この新規な旅行バッグは、その二つの実質的に直交する寸法の各々において、その内部に一体化したループアンテナを有し、前記旅行バッグの寸法まで拡大した寸法を有することによって優れた信号強度で受信するように設計される。

この出願はさらに、各々がＲＦＩＤタグを保持する複数の旅行バッグを有するリポジトリが、そのリポジトリに存在することを知られていない未記録の旅行バッグを有するかどうかを決定するための方法、システムおよびＲＦＩＤタグを提供する。前記方法は、

ａ）リポジトリに存在することを知られている各旅行バッグの識別コードに対応する問い合わせ信号を送信し、前記問い合わせ信号は確認応答信号を呼び出すように動作可能であり、前記確認応答信号はＲＦＩＤタグを保持する旅行バッグの存在を確かめるように動作可能であり、前記ＲＦＩＤタグは前記識別コードを記憶し、ｂ）前記ＲＦＩＤタグの各々をプログラミングし、ＲＦＩＤタグが所定の期間内で前記確認応答信号を送出しない場合だけ、自発的密航信号を自動的に送出するステップを有する。好ましくは、各ＲＦＩＤタグは、所定の問い合わせ信号をそれに送信する際、前記密航信号を送出するように動作可能にし、それは前記リポジトリ上の任意の旅行バッグによって保持された任意のＲＦＩＤタグの識別コードに一致しない識別コードに対応できる。

概して、未知／未記録の「密航」を識別するためのこのような簡略的なポーリングを行うために、この発明はリポジトリに存在する各旅行バッグによって保持されたＲＦＩＤタグを提供し、前記ＲＦＩＤタグは、ａ）ＲＦＩＤタグの識別（ＩＤ）コードを記憶するように動作可能な記憶装置と、ｂ）前記ＩＤコードに対応する問い合わせ信号の受信を承認するように動作可能なＲＦ送受信器を有し、ＲＦ送受信器は対応するＲＦＩＤタグが所定の期間内にそのＩＤコードに対応する問い合わせ信号を受け取らないかぎり、密航信号を自動的に送出するように動作可能であり、このような密航信号は旅行バッグが前記リポジトリに存在することを知られていないことの指示として用いられる。

一実施例によると、前記密航信号は、所定の問い合わせ信号を受け取った際に送出される。さらに、所定の問い合わせ信号は、前記リポジトリにおける任意の旅行バッグによって保持された任意のＲＦＩＤタグの識別コードに適合しない識別コードに一般に対応できる。

この発明はさらに、各々がＲＦＩＤタグを保持する複数の旅行バッグを有するリポジトリが、前記リポジトリに存在することを知られていない未記録の旅行バッグを有するかどうかを決定するためのシステムを提供する。このシステムは、

ａ）各ＲＦＩＤタグの識別コードに対応する問い合わせ信号を送信するように動作可能で、前記ＲＦＩＤタグが前記リポジトリに存在することを知っている読み取り器と、

ｂ）その識別コードを記憶するための前記各ＲＦＩＤタグ内の記憶装置と、

ｃ）各ＲＦＩＤタグ内の送受信器を有し、前記送受信器は問い合わせ信号が読み取られるＲＦＩＤタグの記憶装置内に記憶された識別コードに対応する場合は常に、問い合わせ信号に応じて確認応答信号を送信し、識別コードを記憶しているＲＦＩＤタグを保持する旅行バッグの存在を確認するように動作可能であり、送受信器が所定の期間内に前記確認応答信号を送出しない場合のみ、自発的密航信号を自動的に送信するように動作可能である。

好ましくはまた前記送受信器は各々、所定の問い合わせ信号をそれに送信する際、前記密航信号を送信するように動作可能である。この所定の問い合わせ信号は好ましくは、リポジトリにおける任意の旅行バッグによって保持された任意のＲＦＩＤタグの識別コードに一致しない識別コードに対応する。

図１において、基本的な旅行バッグのＲＦタグ１は、選択的液晶表示装置（ＬＣＤ）７を有する。ＬＣＤは旅行バッグの識別番号を示すために用いることができ、タグは旅行バッグに取り付け、ＬＣＤ７の簡単な目視検査を可能にする。タグはさらにブザーまたはＬＥＤを備えることができ、タグの識別コードを備えたＲＦ無線信号を送信し、所定のＩＤコードを備えたタグ１がそのＬＥＤを点灯させ、その識別を明らかにすることによって、パレットトラック、ＵＬＤ等から特定の旅行バッグを選んだり取り出したりするために用いられる。

図２に示したように、タグ１はマイクロプロセッサ２、ＲＡＭメモリのデータ記憶装置３、タグ１が非常に低いラジオ周波数（ＲＦ）を用いて無線的に通信可能にするＲＦ送受信器４、旅行バッグの能動型ＲＦタグ１のこれらの全ての部品を駆動するためのリチウムバッテリ５の形態のデータ記憶装置を有する。この発明によると、このＲＦ送受信器４は１５ＭＨｚ未満、好ましくは１ＭＨｚ未満の低周波数（例えば、１２８ｋＨｚ）をループアンテナ６と共に利用し、近くの鉄鋼構造や金属の旅行バッグによって、より高いＲＦ周波数で引き起こされる厳しい環境での干渉や信号遮断に対する耐性を提供する。

従って、この発明は新規な低コスト能動型ＲＦタグ１を提供し、タグ１は非常に低周波数で動作し「ｔ−Ｔａｇ」と呼ばれることもある。ｔ−Ｔａｇは、既知の受動型高周波数タグおよび能動型高周波数タグを超える多くの利点を有する。
１．長いバッテリ寿命（１０〜１５年）。他の大部分の能動型タグ（１００ＭＨｚ等の高周波数で動作する）は、大きな高耐久性のバッテリを用いて、２年のバッテリ寿命を有する。
２．低コスト。ｔ−Ｔａｇは現在、少量で最低１．５０ドルで製造できる。高容量で余分なメモリと表示装置を備えている場合、それらのコストは４．００〜５．００ドルまで上昇する。当然のことながら比較のため、能動型高周波数タグは５０〜１２５ドルのコストになることが多い。
３．ｔ−Ｔａｇ用の小さなクレジットカードサイズ。比較すると、既知の高周波数能動型タグは、ビデオテープのカートリッジ程度のサイズとなる。
４．ｔ−Ｔａｇは長距離型でネットワーク可能である。人間の介入なしで、ループアンテナ領域（例えば、平均直径５０フィート）内で、数千個のｔ−Ｔａｇを読み取ることができる。従って、ｔ−Ｔａｇは、保管エリア内の棚上、または航空機の手荷物保管エリア内でさえ手荷物バッグの実時間在庫追跡に適している。このような長距離のネットワーク化は、既知の高周波数受動型タグでは可能ではない。
５．厳しい環境でも扱いやすい。新規なｔ−Ｔａｇは、既知の高周波数タグに比べて鉄鋼や液体の近くでも機能する。このような動作は、既知の受動型タグや高周波数能動型タグでは不可能である。
６．ｔ−Ｔａｇは「スマート」である。それらは、完全にプログラム可能なマイクロプロセッサ内蔵、および読み書きメモリ（例えば、最大３２ＫのＲＡＭ）を有することができる。

さらに、ｔ−Ｔａｇは手荷物バッグ上だけでなく、医療用、軍事用、および高い価値があり系統が重要な資産についての他の商用での使用に対しても特に魅力的である。
（再利用可能なスマート手荷物タグ）

従って、当然のことながらｔ−Ｔａｇは低コストでスマートな能動型タグであり、任意の恒久的な手荷物用タグをバッグに取り付けるのと同様に、旅行バッグに恒久的に取り付けることができる。ｔ−Ｔａｇはバッグおよびその所有者の全系統を保持し、それはｔ−Ｔａｇ自体内にのみ記憶される。この系統は一般に、所有者の名前、住所等、およびバッグの全履歴（例えば、昨年バッグがどこにあったか）を含んでいる。さらに、航空システムを移動する際、バッグの系統と共にバッグの位置についての実時間オンライン情報を提供するためにサービスを提供できる。ｔ−Ｔａｇは遠方から、または航空システム内のどこでも低コストのハンドヘルドＰＤＡ型読み取り器によって読み取り可能である。それらはさらに、物理的保管エリア内、または航空機上の大きなループアンテナを用いて読み取ることができる。その結果、これらの場所でのｔ−Ｔａｇの実時間在庫確認を任意の手作業での人間の介入なしで行うことができる。

従って、タグは保管エリアおよび航空機の胴体内で読み取り可能であるので、乗客が実際には搭乗していなかった場合、バッグの位置確認を容易にする。さらに、バッグの輸送に関連した状態、位置、および他の情報は、乗客、航空会社、およびＴＳＡ等の保安組織にとってオンラインで利用可能である。バッグの全系統、つまり、所有者、住所、電話番号、特別な旅行状態、バッグの全履歴、事前の手荷物検査、および他の関連の情報はタグのメモリ内に直接記憶される。従って、この有用なデータは遠隔地のデータベースにアクセスすることなく獲得でき、前記データベースは情報が必要とされる場合（例えば、航空会社の手荷物についてのセキュリティ関連の決定を行うために）利用不可能にすることもできる。ｔ−Ｔａｇは旅行バッグの外側に取り付けることも、そのポケット内に配置することもでき、それでもループアンテナによって読み取り可能となる。

各ｔ−Ｔａｇは現在、１．５０ドル程度のコストで製造でき、使い捨てにすることを目的としておらず数千回再使用できる。最小の新しいＩＴを用いてバッグの全系統を維持する利点と、航空機の胴体内または空港のフロア上の自動システムを用いて、バッグを読み取る機能は明らかである。別の主要な利点は、新規なタグがバッグの寿命の間ずっと再使用可能であり、その結果、将来的に使用する度に正味のコストがずっと低下することである。この低コストは、もちろん、航空会社および旅行者によってタグが普及し、広く用いられることに基づいている。

旅行者はさらに、バッグのオンライン追跡の利用可能性、バッグの識別性の改善、および同じタグを選択的に用いて、航空会社、カジノ、空港のクラブ、ホテルに識別情報や嗜好（例えば、飲み物、食事、窓側の座席、通路側の座席、配偶者名等）を提供するために用いることができるという利点を含むいくつかの恩恵を得ることができる。
ｔ−Ｔａｇ内のサンプルの系統
Ｔｈｏｍａｓ Ｈｏ
Ｂｏｒｎ １２／１／７３，Ｂｏｕｌｄｅｒ Ｃｏ
Ｆｒｅｑ Ｔｒａｖｅｌ Ｐｒｏｇｒａｍ ＩＤ ４５６６７３３２１
１４５ Ｒｉｖｅｒ Ｒｏａｄ
Ｂｏｓｔｏｎ ＭＡ
６１７−７７８−９８６７
６１７−６６８−９９９９ Ｃｅｌｌ
Ｅｍｐ Ｖｉｓｉｂｌｅ Ａｓｓｅｔｓ Ｉｎｃ．４ ｙｅａｒｓ
Ｐｒｅｖｉｏｕｓ Ａｄｒｅｓｓ ７／２３／０１
１１４ Ｓｔｏｒｅ Ｓｔｒｅｅｔ
Ａｔｌａｎｔａ，ＧＡ
Ｂａｇ Ｐｅｄｉｇｒｅｅ
９／１／０４
１２：３３ ｃｈｅｃｋｅｄ ＢＯＳ−ＡＴＬ
１２：４５ ｐｏｓｔ ２３ ＢＯＳ
１２：４７ ｐｏｓｔ ３４ ＢＯＳ
Ｆｌｉｇｈｔ ３４７６ ＡＡ ＡＴＬ
１４：３３ ３４７６ ＡＡ ＡＴＬ
１４：４５ ｐｏｓｔ ２３ ＡＴＬ
１４：４７ ｐｏｓｔ ４５ ＡＴＬ
１４：４９ ｂｅｌｔ ２３ ＡＴＬ
１４：５４ ｒｅｍｏｖｅｄ ｂｅｌｔ ２３
８／６／０４
１２：２２ ｃｈｅｃｋｅｄ ＢＯＳ−ＡＴＬ
１２：３５ ｐｏｓｔ ２３ ＢＯＳ
１２：３７ ｐｏｓｔ ３４ ＢＯＳ
ＴＳＡ Ｃｈｅｃｋｅｄ （ＩＤ ３４５６）ｏｐｅｎｅｄ ＯＫ
Ｆｌｉｇｈｔ ３４７６ ＡＡ ＡＴＬ
１４：１３ ３４７６ ＡＡ ＡＴＬ
１４：２７ ｐｏｓｔ ２３ ＡＴＬ
１４：４８ ｐｏｓｔ ４５ ＡＴＬ
１４：５９ ｂｅｌｔ ２３ ＡＴＬ
１５：０４ ｒｅｍｏｖｅｄ ｂｅｌｔ ２３
７／２３／０４
１２：２２ ｃｈｅｃｋｅｄ ＢＯＳ−ＹＹＺ
１２：３５ ｐｏｓｔ ２３ ＢＯＳ
１２：３７ ｐｏｓｔ ３４ ＢＯＳ
Ｆｌｉｇｈｔ ３４７７ ＡＡ ＹＹＺ
１４：１３ ３４７７ ＡＡ ＹＹＺ
１４：２７ ｐｏｓｔ ２３ ＹＹＺ
１４：４８ ｐｏｓｔ ４５ ＹＹＺ
１４：６７ ＣＤＮ ｃｕｓｔｏｍｓ（ＩＤ ４４５６７）Ｏｐｅｎｅｄ ＯＫ
１４：５９ ｂｅｌｔ ２３ ＡＴＬ
１５：０４ ｒｅｍｏｖｅｄ ｂｅｌｔ ２３

監査目的のために、発展するバッグの系統データは実時間で追跡され、ＲＯ（一回だけ書き込み可能な）ＣＤ（コンパクトディスク）上に直ちに記憶され、前記ＣＤは近くに配置することも、遠方の（例えば、ＴＳＡの）安全な施設に配置することもでき、それによって系統およびバッグの完全に保存された独立の監査証跡を生成できる。

実際には、このようなｔ−Ｔａｇは航空会社によって、適度な利幅で顧客に直接販売される。それらは、バッグをチェックするために、全ての航空会社が現在必要としている恒久的な識別タグと同様に市販される（現在の識別タグはラベル上に印刷した所有者の名前、住所、自宅電話番号等を有する）。それから、旅行者はさらに、ウェブで利用可能なオンラインレポートへのアクセス権を（適度な料金で）与えられ、前記レポートは旅行者のバッグの完全な追跡履歴系統を提供する。初期の消費者の聞き取りでは、大部分の消費者は単にバッグを紛失しないようにし、紛失した場合、消費者に利用可能なオンライン情報を用いて素早く見つけ取り戻せるために、このようなサービスにお金を支払いたいことを示唆している。

この目的のために、読み取り器（大きなループまたはハンドヘルドＰＤＡ）は有利な位置に配置し、消費者に情報を戻すことができる。例えば、ＷＡＰを使用可能な携帯電話を持つ出張旅行者は、離陸準備前に航空機内に座ったまま追跡サイトにログオンし、それによって彼らのバッグが航空機に実際に積載されていることを確認できる。一方、バッグが実際には航空機に積載されていない場合、消費者はウェブサイトにログオンし、ネットワーク内でその位置確認を行うことができる。この好ましい機能だけで数百億ドル節約でき、航空会社と顧客との関係を改善し、顧客のバッグが安全であるという高い安心感を顧客に提供できる。

もちろん、オンラインソフトウェアとウェブサイト、および消費者のアクセスを可能にする関連サービスは、航空会社（一定の料金で）およびＴＳＡにも提供される。

さらに、恒久的なｔ−Ｔａｇは、手荷物に現在取り付けられている既存の恒久的なＩＤタグの代わりとして、航空会社によって旅行者に直接販売される。
（スマートｔ−Ｔａｇ）

さらに、手荷物製造業者は、新しく構成した手荷物内にｔ−Ｔａｇの回路を直接配置し、バッグの一部自体を形成できる。これらの「スマート」バッグは、追加のタグメモリや、より大きな（従ってより高感度な）アンテナを設けることもでき、従って、旅行者に恒久的なバッグの系統を効率的に提供できる。この目的のために、特注のバッグと共に、梱包の一部として簡単なＰＣベースのソフトウェアを提供し、旅行者がタグメモリを読み取り修正できるようにする。もちろん、系統が正確で正しいことを保証するために、適切な（ＴＳＡおよび航空会社の両方にとって許容可能な）セキュリティ機能が提供される。監査目的のために、遠隔地の一回だけ書き込み可能なＣＤ記憶装置に系統データを周期的に送信し、系統データが変更されていないことを保証できる。
（現在の受動型タグの仕分けプログラムに対するｔ−Ｔａｇ）

最終的には、ｔ−Ｔａｇシステムは、航空旅行の主な担い手に重要な直接的、測定可能な価値を提供する。
１．旅行者。低コストで能動的な手荷物ＩＤを用いたオンライン実時間レポート。
２．航空会社。手荷物ＩＤを用いたオンラインレポートと、保管エリア、コンベヤ上、および選択的に航空機自体内での完全なバッグの系統。
３．保安職員。完全なバッグの系統を提供するバッグ自体における（データベースを読み取る必要はない）オンラインレポートとデータ、およびチェックおよびバッグ開口部の監査を提供する機能。
４．空港のクラブとホテル。名前、住所および他の嗜好。

これらの利便性は、既知の受動型バーコードのタグシステムでは提供されない。

ｔ−Ｔａｇ１は、非常に容易にチェックインするために用いられる。これは、チェックイン用のゲートボックスでの高価なペーパスキャナを置き換え、旅行チェーンを通してこれらのタグを低コストで安全に読み書き可能にする。

例えば、旅行者がノースウエスト航空のチェックインカウンタにおいて、特別なパッドに歩み寄り、書類カバン内の能動型低周波ＲＦ ｔ−Ｔａｇを取り出してチェックインＲＦタグの近くにおくと、チェックインタグは旅行者の名前、住所、他の詳細、および必要な任意のセキュリティ情報を含む他の任意の情報を読み取ることができる。バッグをチェックし、タグにデジタル署名を書き込む。タグはさらにそのＬＣＤ上に、フライト番号、ゲート番号、出発日時を表示し、旅行者はどこに行き、何が生じるかを確認できる。

それから、旅行者はＴＳＡセキュリティラインに行くことができ、職員は旅行者のＩＤ（例えば、パスポート）を調べ、ｔ−ＴａｇＬＣＤ表示装置で調べ、旅行者が正当な日付およびフライトを有することを確認する。

ＴＳＡの職員が最初のＩＤ確認を行った後、旅行者はｘ線検査機に向かい、再びｔ−Ｔａｇを読み取り、ＴＳＡはバッグを確認し、系統の一部としてｔ−Ｔａｇ１のメモリ３のデータログに入力する。確認されたバッグは反対側から出て、旅行者が受け取り、その旅行者はゲートに進み、そこでｔ−Ｔａｇ１を再び読み取ることができ、それによって航空機に搭乗する前のバーコードを読む場所の現在の大きな高価な機械を置き換えることができる。

再び、我々の新規なｔ−Ｔａｇ１は、ログイン日時を系統のログ／メモリ３に追加でき、ＬＣＤ表示装置はここで座席番号を示すことができる。その結果、全くペーパレスの旅行システムとなり、個々のチェックポイントにおいて、読み取り器１６（図７）等の低コストな読み取り器に高価な読み取り器を置き換え、我々はそのメモリ３内に組み込んだ完全な旅行者の系統を備えた低コストタグ１を有する。

さらに、セキュリティカードに関する前の開示内容に基づいてタグ上にキーパッドを提供することによって、ドアロックを開くためにこのようなキーパッドを用いて別の層のセキュリティを追加できる。

我々のＳＱＬ方式では（図３に示したように）、旅行バッグの低コストタグ１は個々の旅行バッグ８上に配置することができ、さらにパレットまたはＵＬＤ９上に（図５に示したように）配置できる。これらの「ゼロレベル」のタグ１は、バッグの所有者の名前と住所、およびその最近のフライト履歴等のバッグの履歴の系統と共に、ＬＣＤ７上に表示するための旅行バッグのＩＤ番号をそのメモリ３内に記憶できる。

それから、メモリ、表示装置を備えた第一レベルのＳＱＬタグ１ａは各パレットまたはＵＬＤ９（または「第一レベルのリポジトリ」）の外側または内側上に配置し、それ自体が前記旅行バッグに取り付けたタグ１を備えた個々の旅行バッグ８の番号を有する。ＵＬＤ９上の第一レベルのＳＱＬタグ１ａは、それ自体のＵＬＤ識別番号と、そのボックス内に有する全ての旅行バッグ８のＩＤを（そのメモリ内に）記憶している。ＵＬＤ９上のＳＱＬタグ１ａはさらに、空港の手荷物室から航空機（例えば、図６の１４）等のより高レベルのリポジトリの手荷物保管エリアに通過する際に更新されるそのＲＡＭメモリまたは他の記憶装置を有することができ、ＵＬＤ９（第一レベルのリポジトリ）が移動する際に実時間で読み取ることができる。そのマイクロプロセッサ、送受信器および他の部品を駆動するために各ＵＬＤタグ１ａはエネルギ源を有し、それはエネルギ蓄積装置（バッテリや太陽電池等）であっても、問い合わせ読み取り器（図７の読み取り器１６等、ここでＵＬＤ９とＵＬＤタグ１ａは各々、旅行バッグ８と旅行バッグのタグ１の代わりとして見なすことができる）からのＲＦエネルギによって励起可能な中継器コイル装置であってもよい。

さらに、各航空機１４は（より高レベルのリポジトリとして）より高レベルのＳＱＬタグ１ｂを有し、ＳＱＬタグ１ｂはそれ自体のＩＤ番号と、航空機１４が保持している全てのＵＬＤ９のＩＤ番号をそのメモリ内に記憶している。再び、これらのより高レベルのタグ１ｂは、メモリ、送受信器、表示装置、および他の必要な高機能部品を有する。そのマイクロプロセッサ、送受信器および他の部品を駆動するために、より高レベルの（例えば、航空機の）タグ１ｂは各々エネルギ源を有し、それはエネルギ蓄積装置（バッテリや太陽電池等）であっても、問い合わせ読み取り器（図７の読み取り器１６等、ここで航空機１４と航空機のタグ１ｂは各々、旅行バッグ８と旅行バッグのタグ１の代わりとして見なすことができる）からのＲＦエネルギによって励起可能な中継器コイル装置であってもよい。

その結果、読み取り器はより高レベルのパレットのＳＱＬタグ１ｂを各々読み取り、全ての第一レベルのＵＬＤタグ１ａのＩＤ番号を素早く獲得できる。標準的なプロトコルでは、読み取り器は所定のＩＤを備えた第一レベルの梱包のＳＱＬタグ１ａに応答またはチャープを返すように依頼する。これは、各々応答するＵＬＤタグ１ａが実際にパレット上に存在していることを確認するだけである。いったん全てのＵＬＤ ＳＱＬタグ１ａが確認されると、読み取り器は旅行バッグのレベルにおいて第一レベルのＵＬＤ ＳＱＬタグ１ａに各々含まれる旅行バッグのＩＤ番号を読み取り、個々の旅行バッグのタグ１のメモリ３に一つずつ問い合わせを行うことができる。この体系的な「ベッドチェック」は、パレット上に含まれると思われる全ての旅行バッグが含まれていることを確認する。このように、ほぼ完全で素早い物理的在庫確認を効率的に実行できる。

この階層構造では、無線タグ読み取り器１６を用いて、事前情報なしで航空機１４の手荷物保管エリアに侵入し、存在すると思われる全てのものを実質的に読み取り、航空機上の旅行バッグ８が命令されたものに実際に一致すること、またはＲＦ ＳＱＬタグ１を有する余分な旅行バッグ８が追加されているかどうかを確認できる。

当然のことながら、ＲＦ ＳＱＬシステムはこうして、事前知識なしで入れ子状の階層的方法で旅行用手荷物についての完全なデータを提供する。従って、図３に示したように、サプライチェーンを通して事前知識なしで旅行バッグの追跡が可能になる。

サプライチェーンおよび追跡用に提案された従来技術のシステムでは標準的な旅行用タグはバーコードＩＤを有し、それは識別時に固定され（例えば、所有者の名前、住所、宛先、およびフライトの出所）、その後、バッグに取り付けられてサプライチェーンを移動する。発送チェーンに沿った各停止位置では、これらのバーコードＩＤタグを読み取ってＩＤを識別し、全ての関連情報を備えたデータベースに問い合わせを行わなければならない。これは、データベース情報への対応するアクセスを行うことによって、サプライチェーンを流れながら外部データを取得しなければならないという欠点がある。当然のことながら、従来技術によると、バーコードＩＤタグは一度に一つの旅行バッグについて問い合わせを行い、各ＩＤのデータは各停止点で外部データベースから入手し、荷物の旅行バッグ、その宛先、および他の関連情報を識別および理解しなければならない。さらに、この固定されたＩＤシステムでは、タグのＩＤは前もって知ることができないので、一つのパレットまたはＵＬＤ上で多くのタグを読み取るために複雑な通信方式を必要とする。この多重化の問題は、全体の処理およびサプライチェーンを通したシステム内でさらに費用と複雑さをもたらす。

一方、この発明のＲＦ ＳＱＬタグは、それらを取り付けた対象、パレット、容器、トラックまたは他のリポジトリについての全ての情報を各々提供できる。従って、非常に安価な読み取り器１６（図７参照）を用いて、ＩＤまたは他のデータの事前知識なしでＲＦ ＳＱＬタグ１、１ａ、および１ｂから容易に直接、全ての関連の系統およびＩＤ情報を決定できる。第二レベルのタグに問い合わせを行うことによって、全ての情報を読み取り可能なハンドヘルド読み取り器１６は、例えば、現在５０ドル未満のコストで可能である。従って、いったんより高レベルの航空機のタグ１ｂに問い合わせが行われ、情報がハンドヘルド１６にロードされると、ＵＬＤ９上に保持されたバッグ８上のゼロレベルの旅行バッグのＲＦ ＳＱＬタグ１のＬＥＤの点灯またはＬＣＤの表示を介して、所定の旅行バッグ８を含むパレット／ＵＬＤ９を素早く位置確認できる。従って、ＲＦ ＳＱＬタグはここではデータおよび情報の携帯型電子的階層構造を反映しており、双方向のピアツーピアのポーリングベースのシステムを可能にする。当然のことながら、各（ゼロレベルの）旅行バッグのＲＦ ＳＱＬタグ１、各（第一レベルの）パレットのＲＦ ＳＱＬタグ１ａ、および各（より高レベルの）航空機／倉庫のＲＦ ＳＱＬタグ１ｂは一意的なインターネットＩＰアドレスを有することができ、任意のインターネット接続コンピュータまたはシステムが貨物の移動に関するデータの任意の部分を実質的に素早く検出および確認し、任意の場所からインターネットを介してその情報に容易にアクセス可能にする。

図４〜６は、個々のバッグ上のゼロレベルのＲＦ ＳＱＬタグ１、複数の旅行バッグ８を含むパレット／ＵＬＤ９上の第一レベルのＲＦ ＳＱＬタグ１ａ、および複数のパレットを含む航空機内のより高レベルのＲＦ ＳＱＬタグ１ｂの階層的系列を示している。航空機（図６内）では、バッグ（レベル０）、パレット（レベル１）およびトラック（レベル２）上の階層的な入れ子状の情報を備えたタグの読み取りは、低周波数（例えば、３００ｋＨｚ未満）で調整可能な組み込み型の大きなループアンテナ１１によって行うことができる。図５、６の製品およびパレット上の階層的情報の読み取り器として機能させるために、基地局１２はループアンテナ１１およびサーバ１３に接続する（サーバ１３にはＩＰアドレスを設け、タグ側からインターネットを介して読み取った情報を通信できる）。もちろん、図７に示したように、バッグ８上のＲＦ ＳＱＬタグ１、および任意のレベルのＲＦ ＳＱＬタグ１ａと１ｂからの情報の読み取りは、読み取り器１６の範囲１８内で通信１７を送受信するように保持されたハンドヘルド読み取り器１６によって行うこともできる。図７に示したように、バッグ８はそのサイズによって優れた信号強度を保証する一体型ループアンテナ１０ａを有し、そのタグ１は直接有線接続によって、またはタグ１内に配置した小さなアンテナから無線的にアンテナ１０ａと通信を行う。

さらに、ここで新規なポーリング方法を提供し、パレットまたは他のリポジトリ上に任意の予想外の「密航」旅行バッグが存在するかどうかも決定できる。この目的のために、各旅行バッグのＳＱＬタグは、最後の所定期間内（例えば、１分以内）にそれらの正確な実際のＩＤを用いて読み取りやポーリングが行われない限り、応答を自動的、自発的に行う（または所定の標準ＩＤ、例えば、０００００に応答する）非常に簡単な機能を備えている。単純な旅行バッグのＳＱＬタグがその実際の正確なＩＤを用いて、最後の１分以内に読み取られた場合、その所定の旅行バッグのＳＱＬタグは静かなままである。従って、全パレットの旅行バッグのレベルにおけるＳＱＬタグの完全な在庫確認の結論では、読み取り器はこのような選択された特別な信号／ＩＤを送出し、最後の１分以内に読み取られなかったパレット上に含まれる旅行バッグの任意のＳＱＬタグが存在するかどうかを効率的に質問できる（このような特別な信号を用いる代わりに、各旅行バッグのＳＱＬタグはその正確な実際のＩＤを備えた信号を受け取らない限り、毎分、応答を自発的に行うようにプログラムできる）。読み取り器が応答信号を聞いた場合、それは少なくとも一つの識別されない旅行バッグがパレット上に含まれることを示している。多くの場合、このような「密航」旅行バッグがパレット上に存在することを知るだけで、そのパレットの簡単な吊り的在庫確認を行うことができる。他の方法を用いてチャープ応答をなくし、未知のタグのＩＤを読み取ることもできる。しかし、多くの場合、パレット上に余分な旅行バッグまたは梱包が配置されていることを知るだけで、エラーの改善には十分な情報である。

上で開示したシステムは、非常に簡単なポーリング型の低コストな固定ＩＤ解決策の利点を提供し、それは旅行バッグの梱包、追跡、格納、および位置確認用の多くの他の旅行バッグベースの方式上で機能する。

発明の精神から逸脱することなく、それを実施する際に詳細に変更および変形を行うことができるので、当業者には明らかなように、ここで与えられた説明から、その発送および物流のこのような修正は全て添付の請求項の範囲内に含まれるものとする。

この発明は、いくつかの形態の図面に対して説明する。
この発明による旅行バッグのＲＦタグの概略図である。 図１に示した旅行バッグの能動型ＲＦタグの部品の概略図である。 図１の旅行バッグの能動型ＲＦタグ、第一レベルのＲＦタグ（例えば、パレットまたはＵＬＤ用）、およびより高レベルのタグ（例えば、航空機または空港の手荷物エリア用）の概略図であり、これら３つのタグ上に各々記憶される入れ子状データベースのデータの記述を伴っている。 この発明による旅行バッグの概略斜視図であり、その内部に一体化したループアンテナを備えている。 その内部に旅行バッグを備えたＵＬＤ（ユニット積載装置）を含む新規なシステムの概略斜視図である。 その内部にＵＬＤ（ユニット積載装置）を備えた航空機の形態で、より高レベルのリポジトリを含む新規なシステムの概略斜視図である。 新規な旅行バッグに取り付けたタグに問い合わせを行う読み取り器の概略斜視図であり、前記旅行バッグはそれと一体化したループアンテナを有する。

Claims (47)

1. 旅行バッグの発送中（例えば、航空会社を介して）、それについての情報にアクセスする方法であって、
   ａ）旅行バッグのラジオ周波数（ＲＦ）タグを前記旅行バッグと関連付け、前記旅行バッグのＲＦタグが情報を記憶するように動作可能な旅行バッグのデータ記憶装置を有し、記憶される情報が前記旅行バッグとその所有者（例えば、名前、住所）を識別する識別情報と、旅行バッグの特徴に関するデータベース情報の両方を有し、前記データベース情報が宛先、出所、バッグの旅行履歴、および前記旅行バッグの履歴的特徴に関する情報から選択され、前記旅行バッグのＲＦタグがさらに第一ループアンテナと、前記第一ループアンテナに動作可能なように接続し、第一読み取り器から１５ＭＨｚを超えない低周波数（例えば、１２８ｋＨｚ）で第一ＲＦ問い合わせ信号を受け取り、それに応じてＲＦ信号を送信するように動作可能な送受信器と、前記ＲＦ問い合わせ信号に応じて、前記データ記憶装置と前記送受信器の間のデータフローを制御するように動作可能なマイクロプロセッサと、前記送受信器、データ記憶装置、および前記マイクロプロセッサにエネルギを提供するためのエネルギ蓄積装置を有し、
   ｂ）前記第一読み取り器からの前記第一ＲＦ問い合わせ信号を用いて前記旅行バッグのＲＦタグに問い合わせを行い、前記記憶された情報を獲得するステップを有する方法。
2. 前記旅行バッグのＲＦタグがさらに表示装置（例えば、ＬＣＤ）を有し、問い合わせステップ（ｂ）を実行する際に前記記憶される情報の選択を表示する請求項１記載の方法。
3. 前記旅行バッグのＲＦタグがさらに前記第一ＲＦ問い合わせ信号を用いることによって、問い合わせステップ（ｂ）を実行する際、前記旅行バッグのＲＦタグの問い合わせに応じて指示（例えば、点滅光、ブザー音）を提供するように動作可能な指示装置（例えば、ＬＥＤ）を有する請求項１記載の方法。
4. 第一レベルのリポジトリ（例えば、パレット／ＵＬＤ）に前記旅行バッグを配置し、前記方法がさらに第一レベルのＲＦタグを前記第一レベルのリポジトリに関連付け、前記第一レベルのＲＦタグが第一レベルの情報を記憶するように動作可能な第一レベルのデータ記憶装置を有し、第一レベルの記憶される情報が前記第一レベルのリポジトリ、およびそこに配置した前記旅行バッグを識別する第一レベルの識別情報と、前記第一レベルのリポジトリの特徴に関する第一レベルのデータベース情報の両方を有し、前記第一レベルのデータベース情報が前記第一レベルのリポジトリの宛先、出所、および履歴的特徴に関する情報から選択され、前記第一レベルのＲＦタグがさらに第二ループアンテナと、前記第二ループアンテナに動作可能なように接続し、第二読み取り器から１５ＭＨｚを超えない低周波数（例えば、１２８ｋＨｚ）で第二ＲＦ問い合わせ信号を受け取り、それに応じてＲＦ信号を送信するように動作可能な第二送受信器と、前記第二ＲＦ問い合わせ信号に応じて、前記第一レベルのデータ記憶装置と前記第二送受信器の間のデータフローを制御するように動作可能な第一レベルのマイクロプロセッサと、前記第二送受信器、第一レベルのデータ記憶装置、および第一レベルのマイクロプロセッサにエネルギを提供するためのエネルギ源（例えば、バッテリ、太陽電池、中継器、直接接続外部電力）を有し、
   ｂ）前記第二読み取り器からの前記第二問い合わせ信号を用いて前記第一レベルのＲＦタグに問い合わせを行い、前記第一レベルの記憶された情報を獲得するステップを有する請求項１記載の方法。
5. 前記旅行バッグを第一レベルのリポジトリ（例えば、パレット／ＵＬＤ）に配置し、前記第一レベルのリポジトリをより高レベルのリポジトリ（例えば、航空機、倉庫の手荷物室）に配置し、さらにより高レベルのＲＦタグを前記より高レベルのリポジトリに関連付けるステップを有し、前記より高レベルのＲＦタグが前記第二読み取り器として機能し、より高レベルの情報を記憶するように動作可能なより高レベルのデータ記憶装置を有し、記憶されるより高レベルの情報が前記より高レベルのリポジトリ（例えば、航空機）と、それに格納した前記第一レベルのリポジトリ（例えば、ＵＬＤ）を識別する識別情報と、前記より高レベルのリポジトリの特徴に関するデータベース情報の両方を有し、前記データベース情報が前記より高レベルのリポジトリの宛先、出所、および履歴的特徴に関する情報から選択され、前記より高レベルのＲＦタグがさらに第三ループアンテナと、前記第三ループアンテナに動作可能なように接続し、前記第一レベルのＲＦタグに前記低周波数で前記第二ＲＦ問い合わせ信号を送信するように動作可能な第三送受信器と、前記より高レベルのデータ記憶装置と前記第三送受信器の間のデータフローを制御するように動作可能なより高レベルのマイクロプロセッサと、前記第三送受信器、より高レベルのデータ記憶装置、および前記より高レベルのマイクロプロセッサにエネルギを提供するためのエネルギ源（例えば、バッテリ、太陽電池、中継器、直接接続外部電力）を有する請求項４記載の方法。
6. 前記第二読み取り器が、中央監視局と（例えば、第二読み取り器のＩＰアドレスからインターネットを介して）動作可能な通信を行う請求項１記載の方法。
7. さらに、ｃ）前記送受信器からステップ（ａ）において中央監視局に前記ＲＦ信号を（例えば、ケーブルまたは高周波数ＲＦによって）送信し、そこで（例えば、一回だけ書き込み可能なＣＤ上に）監査可能な記録を行うステップを有する請求項１記載の方法。
8. さらに、ｃ）前記送受信器からステップ（ａ）において中央監視局に前記ＲＦ信号を（例えば、ケーブルまたは高周波数ＲＦによって）送信し、そこで（例えば、一回だけ書き込み可能なＣＤ上に）監査可能な記録を行うステップを有する請求項６記載の方法。
9. 旅行バッグの発送中（例えば、航空会社を介して）、それについての情報にアクセスするシステムであって、
   ａ）旅行バッグのラジオ周波数（ＲＦ）タグを前記旅行バッグと関連付け、前記旅行バッグのＲＦタグが情報を記憶するように動作可能な旅行バッグのデータ記憶装置を有し、記憶される情報が前記旅行バッグ、およびその所有者（例えば、名前、住所）を識別する識別情報と、旅行バッグの特徴に関するデータベース情報の両方を有し、前記データベース情報が宛先、出所、バッグの旅行履歴、および前記旅行バッグの履歴的特徴に関する情報から選択され、前記旅行バッグのＲＦタグがさらに第一ループアンテナと、前記第一ループアンテナに動作可能なように接続し、第一読み取り器から１５ＭＨｚを超えない低周波数（例えば、１２８ｋＨｚ）で第一ＲＦ問い合わせ信号を受け取り、それに応じてＲＦ信号を送信するように動作可能な送受信器と、前記ＲＦ問い合わせ信号に応じて、前記データ記憶装置と前記送受信器の間のデータフローを制御するように動作可能なマイクロプロセッサと、前記送受信器、データ記憶装置、および前記マイクロプロセッサにエネルギを提供するためのエネルギ蓄積装置を有し、
   ｂ）前記第一読み取り器が前記第一ＲＦ問い合わせ信号を用いて前記旅行バッグのＲＦタグに問い合わせを行い、前記記憶された情報を獲得するシステム。
10. 前記旅行バッグのＲＦタグがさらに表示装置（例えば、ＬＣＤ）を有し、問い合わせステップ（ｂ）を実行する際に前記記憶される情報の選択を表示する請求項９記載のシステム。
11. 前記旅行バッグのＲＦタグがさらに前記第一ＲＦ問い合わせ信号を用いることによって、問い合わせステップ（ｂ）を実行する際、前記旅行バッグのＲＦタグの問い合わせに応じて、指示（例えば、点滅光、ブザー音）を提供するように動作可能な指示装置（例えば、ＬＥＤ）を有する請求項９記載のシステム。
12. 第一レベルのリポジトリ（例えば、パレット／ＵＬＤ）に前記旅行バッグを配置し、第一レベルのＲＦタグを前記第一レベルのリポジトリに関連付け、前記第一レベルのＲＦタグが第一レベルの情報を記憶するように動作可能な第一レベルのデータ記憶装置を有し、第一レベルの記憶される情報が前記第一レベルのリポジトリ、およびそこに配置した前記旅行バッグを識別する第一レベルの識別情報と、前記第一レベルのリポジトリの特徴に関する第一レベルのデータベース情報の両方を有し、前記第一レベルのデータベース情報が前記第一レベルのリポジトリの宛先、出所、および履歴的特徴に関する情報から選択され、前記第一レベルのＲＦタグがさらに第二ループアンテナと、前記第二ループアンテナに動作可能なように接続し、第二読み取り器から１５ＭＨｚを超えない低周波数（例えば、１２８ｋＨｚ）で第二ＲＦ問い合わせ信号を受け取り、それに応じてＲＦ信号を送信するように動作可能な第二送受信器と、前記第二ＲＦ問い合わせ信号に応じて、前記第一レベルのデータ記憶装置と前記第二送受信器の間のデータフローを制御するように動作可能な第一レベルのマイクロプロセッサと、前記第二送受信器、第一レベルのデータ記憶装置、および前記第一レベルのマイクロプロセッサにエネルギを提供するためのエネルギ源（例えば、バッテリ、太陽電池、中継器、直接接続外部電力）を有し、
    ｂ）前記第二読み取り器が前記第二問い合わせ信号を用いて前記第一レベルのＲＦタグに問い合わせを行い、前記第一レベルの記憶された情報を獲得するように動作可能な請求項９記載のシステム。
13. 前記旅行バッグを第一レベルのリポジトリ（例えば、パレット／ＵＬＤ）に配置し、前記第一レベルのリポジトリをより高レベルのリポジトリ（例えば、航空機、倉庫の手荷物室）に配置し、さらにより高レベルのＲＦタグを前記より高レベルのリポジトリに関連付け、前記より高レベルのＲＦタグが前記第二読み取り器として機能し、より高レベルの情報を記憶するように動作可能なより高レベルのデータ記憶装置を有し、記憶されるより高レベルの情報が前記より高レベルのリポジトリ（例えば、航空機）と、それに格納した前記第一レベルのリポジトリ（例えば、ＵＬＤ）を識別する識別情報と、前記より高レベルのリポジトリの特徴に関するデータベース情報の両方を有し、前記データベース情報が前記より高レベルのリポジトリの宛先、出所、および履歴的特徴に関する情報から選択され、前記より高レベルのＲＦタグがさらに第三ループアンテナと、前記第三ループアンテナに動作可能なように接続し、前記第一レベルのＲＦタグに前記低周波数で前記第二ＲＦ問い合わせ信号を送信するように動作可能な第三送受信器と、前記より高レベルのデータ記憶装置と前記第三送受信器の間のデータフローを制御するように動作可能なより高レベルのマイクロプロセッサと、前記第三送受信器、より高レベルのデータ記憶装置、および前記より高レベルのマイクロプロセッサにエネルギを提供するためのエネルギ源（例えば、バッテリ、太陽電池、中継器、直接接続外部電力）を有する請求項１２記載のシステム。
14. 前記第二読み取り器が、中央監視局と（例えば、第二読み取り器のＩＰアドレスからインターネットを介して）動作可能な通信を行う請求項１３記載のシステム。
15. 旅行バッグの発送中（例えば、航空会社を介して）それについての情報にアクセスするシステム内で使用するために、前記旅行バッグと関連付けるように動作可能な旅行バッグのラジオ周波数（ＲＦ）タグであって、前記旅行バッグのＲＦタグが情報を記憶するように動作可能なデータ記憶装置を有し、記憶される情報が前記旅行バッグを識別する識別情報と、前記旅行バッグの特徴に関するデータベース情報の両方を有し、前記データベース情報が宛先、出所、所有者の識別（例えば、名前、住所）、バッグと所有者の旅行履歴、および前記旅行バッグの履歴的特徴に関する情報から選択され、前記旅行バッグのＲＦタグがさらに第一ループアンテナと、前記第一ループアンテナに動作可能なように接続し、第一読み取り器から１５ＭＨｚを超えない低周波数（例えば、１２８ｋＨｚ）でＲＦ問い合わせ信号を受け取り、それに応じてＲＦ信号を送信するように動作可能な送受信器と、前記ＲＦ問い合わせ信号に応じて、前記データ記憶装置と前記送受信器の間のデータフローを制御するように動作可能なマイクロプロセッサと、前記送受信器、データ記憶装置、および前記マイクロプロセッサにエネルギを提供するためのエネルギ蓄積装置を有する旅行バッグのＲＦタグ。
16. さらに表示装置（例えば、ＬＣＤ）を有し、問い合わせステップ（ｂ）を実行する際に前記記憶される情報の選択を表示する請求項１５記載の旅行バッグのＲＦタグ。
17. さらに前記第一ＲＦ問い合わせ信号を用いることによって、問い合わせステップ（ｂ）を実行する際、前記旅行バッグのＲＦタグの問い合わせに応じて、指示（例えば、点滅光、ブザー音）を提供するように動作可能な指示装置（例えば、ＬＥＤ）を有する請求項１５記載の旅行バッグのＲＦタグ。
18. 旅行バッグの発送中、それについての情報にアクセスするシステム内で使用するための第一レベルのＲＦタグであって、前記旅行バッグがそこに取り付けた請求項１５記載の旅行バッグのＲＦタグを有し、第一レベルのリポジトリ（例えば、パレット／ＵＬＤ）に前記旅行バッグを配置し、前記第一レベルのＲＦタグを前記第一レベルのリポジトリに関連付け、前記第一レベルのＲＦタグが第一レベルの情報を記憶するように動作可能な第一レベルのデータ記憶装置を有し、第一レベルの記憶される情報が前記第一レベルのリポジトリ、およびそこに配置した前記旅行バッグを識別する第一レベルの識別情報と、前記第一レベルのリポジトリの特徴に関する第一レベルのデータベース情報の両方を有し、前記第一レベルのデータベース情報が前記第一レベルのリポジトリの宛先、出所、および履歴的特徴に関する情報から選択され、前記第一レベルのＲＦタグがさらに第二ループアンテナと、前記第二ループアンテナに動作可能なように接続し、第二読み取り器から１５ＭＨｚを超えない低周波数（例えば、１２８ｋＨｚ）で第二ＲＦ問い合わせ信号を受け取り、それに応じてＲＦ信号を送信するように動作可能な第二送受信器と、前記第二ＲＦ問い合わせ信号に応じて、前記第一レベルのデータ記憶装置と前記第二送受信器の間のデータフローを制御するように動作可能な第一レベルのマイクロプロセッサと、前記第二送受信器、第一レベルのデータ記憶装置、および前記第一レベルのマイクロプロセッサにエネルギを提供するためのエネルギ源（例えば、バッテリ、太陽電池、中継器、直接接続外部電力）を有し、前記第二読み取り器が前記第二問い合わせ信号を用いて前記第一レベルのＲＦタグに問い合わせを行い、前記第一レベルの記憶された情報を獲得するように動作可能なタグ。
19. 旅行バッグの発送中、それについての情報にアクセスするシステム内で使用するために、前記旅行バッグを第一レベルのリポジトリ（例えば、パレット／ＵＬＤ）に配置し、前記第一レベルのリポジトリが請求項１８記載の第一レベルのＲＦタグを有し、前記第一レベルのリポジトリをより高レベルのリポジトリ（例えば、航空機、倉庫の手荷物室）に配置するより高レベルのＲＦタグであって、前記より高レベルのリポジトリに関連付け、前記第二読み取り器として機能し、より高レベルの情報を記憶するように動作可能なより高レベルのデータ記憶装置を有し、記憶されるより高レベルの情報が（前記より高レベルのリポジトリ（例えば、航空機）と、それに格納した前記第一レベルのリポジトリ（例えば、ＵＬＤ）を識別する）識別情報と、前記より高レベルのリポジトリの特徴に関するデータベース情報の両方を有し、前記データベース情報が前記より高レベルのリポジトリの宛先、出所、および履歴的特徴に関する情報から選択され、前記より高レベルのＲＦタグがさらに第三ループアンテナと、前記第三ループアンテナに動作可能なように接続し、前記第一レベルのＲＦタグに前記低周波数で前記第二ＲＦ問い合わせ信号を送信するように動作可能な第三送受信器と、前記より高レベルのデータ記憶装置と前記第三送受信器の間のデータフローを制御するように動作可能なより高レベルのマイクロプロセッサと、前記第三送受信器、より高レベルのデータ記憶装置、および前記より高レベルのマイクロプロセッサにエネルギを提供するためのエネルギ源（例えば、バッテリ、太陽電池、中継器、直接接続外部電力）を有するタグ。
20. 前記第一／第二読み取り器が、中央監視局と（例えば、第二読み取り器のＩＰアドレスからインターネットを介して）動作可能な通信を行う請求項１５記載のタグ。
21. 前記第一／第二読み取り器が、中央監視局と（例えば、第二読み取り器のＩＰアドレスからインターネットを介して）動作可能な通信を行う請求項１６記載のタグ。
22. 前記第一／第二読み取り器が、中央監視局と（例えば、第二読み取り器のＩＰアドレスからインターネットを介して）動作可能な通信を行う請求項１７記載のタグ。
23. 前記第一／第二読み取り器が、中央監視局と（例えば、第二読み取り器のＩＰアドレスからインターネットを介して）動作可能な通信を行う請求項１８記載のタグ。
24. 各々がＲＦＩＤタグを保持する複数の旅行バッグを有するリポジトリ（例えば、航空機の保管部、空港の手荷物室）が、前記リポジトリに存在することを知られていない未記録の旅行バッグを有するかどうかを決定する方法であって、
    ａ）前記リポジトリに含まれることを知られている各旅行バッグの識別コードに対応する問い合わせ信号を送信し、前記問い合わせ信号が前記リポジトリ（例えば、航空機の保管部、空港の手荷物室）内で、ＲＦＩＤタグを保持する旅行バッグの存在を確かめるように動作可能な確認応答信号を呼び出すように動作可能であり、前記ＲＦＩＤタグが前記識別コードを記憶し、
    ｂ）前記ＲＦＩＤタグの各々をプログラミングし、前記ＲＦＩＤタグが各々所定の期間内で前記確認応答信号を送出しない場合だけ、自発的密航信号を自動的に送出するステップを有する方法。
25. プログラミングステップ（ｂ）が前記ＲＦＩＤタグの各々に所定の問い合わせ信号をそれに送信する際、前記密航信号を送出するように要求する請求項２４記載の方法。
26. 前記所定の問い合わせ信号が、前記リポジトリにおいて、任意の旅行バッグによって保持された任意のＲＦＩＤタグの識別コードに一致しない識別コードに対応する請求項２５記載の方法。
27. リポジトリ（例えば、航空機の保管部、空港の手荷物室）において各旅行バッグによって保持されたＲＦＩＤタグであって、
    ａ）識別（ＩＤ）コードを記憶するように動作可能なデータ記憶装置と、
    ｂ）前記ＩＤコードに対応する問い合わせ信号の受信を確認するように動作可能なＲＦ送受信器を有し、所定の期間内に前記ＩＤコードに対応する問い合わせ信号を受け取っていない限り、前記ＲＦ送受信器が自動的に密航信号を送出するように動作可能であり、前記旅行バッグが前記リポジトリに存在していることを知らないことの指示として前記密航信号が用いられるＲＦＩＤタグ。
28. 所定の問い合わせ信号を受け取る際に、前記密航信号が送出される請求項２７記載のＲＦＩＤタグ。
29. 前記所定の問い合わせ信号が、前記リポジトリ（例えば、航空機の保管部、空港の手荷物室）において、任意の旅行バッグによって保持された任意のＲＦＩＤタグの識別コードに一致しない識別コードに対応する請求項２８記載のＲＦＩＤタグ。
30. 各々がＲＦＩＤタグを保持する複数の旅行バッグを有するリポジトリ（例えば、航空機の保管部、空港の手荷物室）が、前記リポジトリに存在することを知られていない未記録の旅行バッグを有するかどうかを決定するシステムであって、
    ａ）前記リポジトリに存在していることを知られている各ＲＦＩＤタグの識別コードに対応する問い合わせ信号を送信するように動作可能な読み取り器と、
    ｂ）その識別コードを記憶するための前記ＲＦＩＤタグの各々内のデータ記憶装置と、
    ｃ）前記ＲＦＩＤタグの各々内で、前記問い合わせ信号が前記ＲＦＩＤタグの各々の記憶装置に記憶した識別コードに対応するとき、前記問い合わせ信号に応じて確認応答信号を送信し、前記識別コードを記憶しているＲＦＩＤタグを保持する旅行バッグの存在を確認するように動作可能であり、所定の期間内に前記確認応答信号を送出しなかった場合のみ、自発的密航信号を自動的に送信するように動作可能な送受信器と、前記送受信器を駆動するように動作可能なエネルギ蓄積装置（例えば、バッテリ、太陽電池）を有するシステム。
31. 前記送受信器が各々、所定の問い合わせ信号をそれに送信する際、前記密航信号を送信するように動作可能な請求項３０記載のシステム。
32. 前記所定の問い合わせ信号が、前記リポジトリ（例えば、航空機の保管部、空港の手荷物室）において、任意の旅行バッグによって保持された任意のＲＦＩＤタグの識別コードに一致しない識別コードに対応する請求項３１記載のシステム。
33. 無線ラジオ周波数（ＲＦ）信号を通信するために動作可能であって、それと一体化したアンテナを有する旅行バッグ。
34. 前記一体化したアンテナをその内部に組み込んだ請求項３３記載の旅行バッグ。
35. 前記一体化したアンテナが、その寸法と実質的に同じ大きさの寸法を有する請求項３３記載の旅行バッグ。
36. 前記ＲＦ信号が、１５ＭＨｚを超えない周波数（例えば、１２８ｋＨｚ）を有する請求項３３記載の旅行バッグ。
37. さらに、それに取り付けた（例えば、それと一体化した）ＲＦＩＤタグを有し、前記ＲＦＩＤタグが前記一体化したアンテナに無線ＲＦ信号を送信するように動作可能な送受信器を有する請求項３５記載の旅行バッグ。
38. さらに、それに取り付けた（例えば、それと一体化した）ＲＦＩＤタグを有し、前記ＲＦＩＤタグが送受信器と、前記一体化したアンテナに無線ＲＦ信号を送信するように動作可能な（好ましくは一体化したアンテナよりずっと小さい）タグアンテナを有する請求項３３記載の旅行バッグ。
39. 前記ＲＦＩＤタグが受動型であり、さらに受信器、マイクロプロセッサ、所定のコード（例えば、前記旅行バッグまたは前記製品を識別するためのＩＤコード）を記憶するように動作可能なデータ記憶装置、および前記ＲＦＩＤタグを駆動するように動作可能なエネルギ蓄積装置を有し、前記タグアンテナが前記一体化したアンテナから侵入する無線ＲＦ信号を受け取り、それらを前記受信器に通信するように動作可能であり、前記受信器がそれらを前記マイクロプロセッサに通信するように動作可能であり、前記マイクロプロセッサが前記侵入する無線ＲＦ信号の所定の組に応じて、前記データ記憶装置から前記所定のコード（例えば、前記ＩＤコード）を読み取り、前記タグアンテナから前記一体化したアンテナに無線的に前記所定のコードを送信するように動作可能であり、前記一体化したアンテナがそれに応じて、フィールドアンテナに無線的に前記ＩＤコードを送信するように動作可能な請求項３８記載の旅行バッグ。
40. その内部に組み込んだＲＦＩＤタグを有する請求項３３記載の旅行バッグ。
41. 前記組み込んだアンテナが、フェライトループを有する請求項３６記載の旅行バッグ。
42. 前記一体化したアンテナが、その二つの実質的に直交する寸法の各々で、その内部に一体化したループを有する請求項３３記載の旅行バッグ。
43. 前記アンテナが、前記旅行バッグの寸法まで拡大した寸法を備えることによって、優れた信号強度で受信するように設計したループアンテナである請求項３５記載の旅行バッグ。
44. それと一体化したエネルギ蓄積装置を有し、前記ＲＦＩＤタグを駆動するように動作可能な請求項３７記載の旅行バッグ。
45. 前記容器の表面上に前記ＲＦＩＤタグを配置し、それを収縮包装する際、前記容器の密閉を示す密閉信号を生成するように動作可能な請求項３７記載の旅行バッグ。
46. 前記ＲＦＩＤタグがさらに、前記容器内に配置したセンサを有し、前記製品によって経験される状態の信号特性を生成するように動作可能な請求項３５記載の旅行バッグ。
47. 前記状態が、旅行バッグの位置（例えば、ＧＰＳ座標）、温度、露光量、重量、湿度、および衝撃インパルス（寸動）から選択される請求項４６記載の旅行バッグ。

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