JP2008515006A - 異なる位相シフト・アパーチャを通して平衡した光強度を提供する位相シフト・マスクおよびそのような位相シフト・マスクを形成する方法 - Google Patents

異なる位相シフト・アパーチャを通して平衡した光強度を提供する位相シフト・マスクおよびそのような位相シフト・マスクを形成する方法 Download PDF

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Abstract

フォトマスクは、パターン層、パターン層に隣接する位相シフト層、第1アパーチャ、第2アパーチャ、および光吸収層を含んでもよい。第1アパーチャは、光がパターン層および位相シフト層を通過することができるようにし、第1位相シフトを提供してもよい。第2アパーチャは、光がパターン層および位相シフト層を通過することができるようにし、第1位相シフトとは異なる第2位相シフトを提供してもよい。光吸収層は、第1アパーチャに隣接して配置されてもよく、第1アパーチャを通過する光の強度が第2アパーチャを通過する光の強度と実質的に等しくなるように第1アパーチャを通過する光の強度を低減する光吸収材料を含んでもよい。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれている、Gong Chen等によって2005年9月26日に出願された「Phase−Shift Mask Providing Balanced Light Intensity Through Different Phase−Shift Apertures And Method For Forming Such Phase−Shift Mask」という名称の米国仮特許出願第60/613,343号の優先権を主張するものである。
本発明は、一般にフォトマスクに関し、より詳細には、異なる位相シフト・アパーチャを通して平衡した光強度を提供する位相シフト・マスクおよびそのような位相シフト・マスクを形成する方法に関する。
典型的な交互開口位相シフト・マスク(AAPSM)では、180度アパーチャはエッチングされた石英構造体に関連するので、180度アパーチャを通過した光の強度は、通常、0度アパーチャを通過した光の強度より小さい。その結果として、フォトマスクを使用して半導体ウェーハ上に印刷されたレジスト・ラインはレジスト・ラインの設計サイズより大きく、スペーシングはスペーシングの設計サイズより小さいこともあり得る。したがって、フォトリソグラフィ・プロセス中に位相シフト・マスクの0度アパーチャおよび180度アパーチャを通過した光の強度を平衡させることは、位相シフト技術の適用に際しての実際的な問題である。たとえば、そのような不平衡な光強度は、半導体製造においてサブ90nmノード・ウェーハ・プロセス技術でウェーハをパターニングするためにAAPSMを利用する際に問題となる。
位相シフト・マスクの0度アパーチャおよび180度アパーチャを通過した光の強度を平衡させようとして様々な技法が試みられてきた。1つの一般的な技法では、180度アパーチャを通過した光の強度を増強するには当該180度アパーチャのサイズを拡大することが必要である。この技法は、フォトマスクのクロム層(たとえばパターン層)をパターニングし、(たとえば、パターン層内のCrラインの幅を縮小することによって)データ・バイアスの量に対応するCrクリティカル・ディメンション・ターゲットを変更する前にデータ−バイアス・ステップを必要とする。しかし、設計回路が複雑になるので(たとえば、光近接効果補正(OPC)およびサブ解像補助機能(SRAF)幾何学的形状の追加)、データ−バイアス・プロセスは非常に難しくなり、これは処理問題を引き起こす可能性がある。
位相シフト・マスクの0度アパーチャおよび180度アパーチャを通過した光の強度を平衡させようとする他の一般的な技法では、180度アパーチャに関連するトレンチのサイズを拡大するためにパターン層の下の石英基板の部分を除去するウェットエッチングを行い、それによって、当該180度アパーチャを通過した光の強度を増強することが必要である。しかし、パターン層の下の基板の部分をエッチングすることは、結果として、アグレッシブな洗浄プロセスなど様々なプロセス中に折れる可能性のあるパターン層のオーバーハンギング部分を生じさせ、それによって、フォトマスク内に修理不可能な欠陥を生じさせる可能性がある。さらに、サブ75nmノード設計に使用されるサブ300nmパターン層などの薄いパターン層を使用する利用形態では、パターン層は容易に剥離し、その結果、欠陥フォトマスクが生じる。
本発明の教示によって、異なる角度の位相シフト・アパーチャを通過する平衡した光強度を提供する位相シフト・フォトマスクを形成することに関連する欠点および問題は、実質的に低減または排除されてきた。特定の実施形態では、0度位相シフト・アパーチャの光強度を同じフォトマスク内の180度位相シフト・アパーチャと平衡させるために、0度位相シフト・アパーチャを通過した光の強度を低減する薄い光吸収層が0度位相シフト・アパーチャの上に配置されてもよい。
一実装形態によれば、フォトマスクは、パターン層、パターン層に隣接する位相シフト層、第1アパーチャ、第2アパーチャ、および光吸収層を含んでもよい。第1アパーチャは、光がパターン層および位相シフト層を通過することができるようにし、第1位相シフトを提供する。第2アパーチャは、パターン層および位相シフト層を光が通過することができるようにし、第1位相シフトとは異なる第2位相シフトを提供する。光吸収層は、第1アパーチャに隣接して配置されてもよく、第1アパーチャを通過する光の強度が第2アパーチャを通過する光の強度に実質的に等しくなるように第1アパーチャを通過する光の強度を低減する光吸収材料を含む。
他の実施形態によれば、異なる位相シフト・アパーチャを通して実質的に平衡した光強度を提供するフォトマスクを形成する方法が提供される。パターン層と、パターン層に隣接する位相シフト層と、光がパターン層および位相シフト層を通過することができるようにし第1位相シフトを提供する第1アパーチャと、光がパターン層および位相シフト層を通過することができるようにし第1位相シフトとは異なる第2位相シフトを提供する第2アパーチャとを含んでもよいフォトマスク構造体が提供される。光吸収層は、第1アパーチャに隣接して形成されてもよい。光吸収層は、第1アパーチャを通過する光の強度が第2アパーチャを通過する光の強度に実質的に等しくなるように第1アパーチャを通過する光の強度を低減する光吸収材料を含んでもよい。
他の実施形態によれば、異なる位相シフト・アパーチャを通して実質的に平衡された光強度を提供するフォトマスクを形成する別の方法が提供される。パターン層およびパターン層に隣接する位相シフト層を含んでもよいフォトマスク構造体が形成される。パターン層は、位相シフト層の第1部分を露出する第1開口部および位相シフト層の第2部分を露出する第2開口部を含んでもよい。光吸収層は、パターン層に隣接して形成されてもよく、光吸収層の第1部分が位相シフト層の第1露出部分を被覆し、光吸収層の第2部分が位相シフト層の第2露出部分を被覆するようにパターン層内の第1開口部および第2開口部の中まで延在する。レジスト層は、光吸収層の第1露出部分を被覆する光吸収層の第1部分に隣接して、ただし位相シフト層の第2露出部分を被覆する光吸収層の第2部分には隣接せずに、形成されてもよい。エッチング・プロセスは、光吸収層の第2部分が除去されるように、ただし光吸収層の第1部分は除去されないように、レジスト層を通して行われてもよい。次いで、レジスト層が除去される。
結果としてのフォトマスク構造体は、パターン層内の第1開口部に対応する第1アパーチャ、およびパターン層内の第2開口部に対応する第2アパーチャを含んでもよい。第1アパーチャおよび第2アパーチャは、入射光に異なる角度の位相シフトを提供してもよい。光吸収層の第1部分は、第1アパーチャを通過する光の強度が、第2アパーチャを通過する光の強度と実質的に等しくなるように第1アパーチャを通過する光の強度を低減してもよい。
本発明は様々な技術的利点を提供することができる。たとえば、マスク内の様々なアパーチャを通過した光の強度を平衡させるために、位相シフト・マスク内の特定のアパーチャ(たとえば、0度アパーチャ)を通過した光の一部分を吸収する光吸収層を使用することは、光強度を平衡させようと試みられた他の技法の様々な利点を提供することができる。
たとえば、180度アパーチャを通過する光強度を増強するために、フォトマスクのパターン層でパターンを形成する前にデータ−バイアス・ステップを必要とする、光強度を平衡させるいくつかの従来の技法とは対照的に、本発明は、フォトマスクのパターン層でパターンを描画する前にデータ−バイアスを必要としなくてもよい。したがって、本発明は、パターン層にパターンを描画するプロセスおよび/または関連する計測プロセスを容易にすることができる。さらに、OPC設計が特別なデータ−バイアス・ステップなしに保存されることができる。
他の例として、180度アパーチャを通過する光強度を増強するために、フォトマスクのパターン層の部分の下の基板のウェットエッチングを必要とする光強度を平衡させるいくつかの従来の技法とは対照的に、本発明は、パターン層の下の基板のエッチングを必要としなくてもよい。その結果として、パターン層のオーバーハンギング部分は低減あるいは除去されることができ、これは、たとえば、65nmノード設計に使用される小さいサイズの特徴など、パターン層内の小さいサイズの特徴に特に有利であり得る。
本発明の様々な実施形態には、これらの技術的利点が全てまたはいくつか存在してもよく、あるいは1つも存在しなくてもよい。他の技術的利点は、以下の説明、ならびに添付の図面の図および特許請求の範囲の請求項から当業者には容易に明らかになるであろう。
同様の参照番号は同様の特徴を示す添付の図面に関連して行われる以下の説明を参照することによって、本実施形態およびそれらの利点のより完全で徹底的な理解が得られることができる。
本発明の好ましい実施形態およびそれらの利点は、同様の番号は同様のおよび対応する部分を示す図1から3Eまでの図を参照することによって最もよく理解される。
図1は、本発明のいくつかの実施形態による例としてのフォトマスク・アセンブリ10の横断面図を示す。フォトマスク・アセンブリ10は、フォトマスク12上にマウントされたペリクル・アセンブリ14を含んでもよい。基板16およびパターン層18は、別途マスクまたはレチクルとしても知られているフォトマスク12を形成してもよく、このフォトマスク12は、たとえば、円、長方形、正方形を含めて、ただしそれらに限定されずに、様々なサイズおよび形状のいずれかを有してもよい。フォトマスク12はまた、回路パターンの像を半導体ウェーハ上に投影するために使用される、ワンタイム・マスタ、5インチ・レチクル、6インチ・レチクル、9インチ・レチクル、または、他のいかなる適当なサイズのレチクルをも含めて、ただしそれらに限定されずに、いかなる様々なフォトマスク・タイプでもよい。フォトマスク12は、たとえば、レベンソン型マスクとしても知られている交互開口位相シフト・マスク(AAPSM)などの位相シフト・マスク(PSM)でもよく、またはリソグラフィ・システムでの使用に適した他のいかなるタイプのマスクでもよい。
フォトマスク12は、リソグラフィ・システム内の電磁エネルギに露出される場合に半導体ウェーハの表面上にパターンを投影する、基板16の最上面17上に形成されたパターン層18を含んでもよい。基板16は、たとえば、石英、合成石英、融解石英、フッ化マグネシウム(MgF)、フッ化カルシウム(CaF)などの透明材料で形成されてもよい。いくつかの実施形態では、基板16は、約10nmから約450nmまでの間の波長を有する入射光の少なくとも75%を通すいかなる適切な材料で形成されてもよい。代替実施形態では、基板16は、シリコン、あるいは、約10nmから450nmまでの間の波長を有する入射光の約50%より多くを反射するその他のいかなる適切な材料などの反射材料でもよい。
パターン層18は、クロム、窒化クロム、金属窒化オキシカルボ(たとえば、Mはクロム、コバルト、鉄、亜鉛、モリブデン、ニオブ、タンタル、チタン、タングステン、アルミニウム、マグネシウム、およびシリコンからなるグループから選ばれる、MOCN)、あるいは、紫外線(UV)範囲、深紫外線(DUV)範囲、真空紫外線(VUV)範囲および/または極端紫外線(EUV)範囲内の波長を有する電磁エネルギを吸収するその他のいかなる適切な材料などの金属材料でもよい。代替実施形態では、パターン層18は、UV範囲、DUV範囲、VUV範囲およびEUV範囲の約1%から約30%までの透過率を有する部分的透過性材料、たとえば、ケイ化モリブデン(MoSi)でもよい。
その位相シフト・アパーチャ20を通過する光の位相をたとえば0〜180度または0〜360度の特定の量だけシフトするようにそれぞれが動作可能である1つまたは複数の位相シフト・アパーチャ20が、フォトマスク12内に形成されてもよい。各アパーチャは、パターン層18内に開口部、および/または、基板16を通して特定の深さだけ延在する基板16内に対応する開口部またはトレンチを含んでもよい。基板16が位相シフティング材料である場合、基板16内の開口部またはトレンチの深さは、対応する開口部20の位相シフトの角度を決定してもよい。図1に示されている実施形態では、フォトマスク12は、0度アパーチャ20aならびに180度アパーチャ20bおよび20cを含んでもよい。この例としての実施形態では、入射光に0度の位相シフトを提供する0度アパーチャ20aは、パターン層18内に開口部を含んでもよい、ただし基板16内に対応する開口部またはトレンチは含まない。対照的に、入射光に180度の位相シフトを提供する各180度アパーチャ20bおよび20cは、パターン層18に開口部、および、基板16を通して深さDまで延在する基板16内に対応する開口部またはトレンチを含んでもよい。他の実施形態では、その他のいかなる適切な形状、サイズ、および/または、パターン層18および基板16内の開口部またはトレンチの組合せによっても、異なる角度の位相シフトが提供されてもよいことを理解されたい。
1つまたは複数の光吸収層24が、パターン層18の一部分の上に配置されてもよい。図1に示されているように、例としての光吸収層24は、0度アパーチャ20aの中まで延在してもよい、ただし180度アパーチャ20bおよび20cの中までは延在しない。光吸収層24は、0度アパーチャ20aを通過した光の一部分を吸収するように動作可能でもよい。したがって、光吸収層24は、180度アパーチャ20bまたは20cを通過する光の強度を実質的にマッチさせるために、そうしなければ(たとえば、光吸収層24が存在しなければ)180度アパーチャ20aを通過した光の強度より大きい可能性のある、0度アパーチャ20aを通過した光の強度を低減してもよい。光強度は、たとえばAIMSツールによって測定されてもよい。
他の実施形態では、異なるアパーチャを通過する実質的にマッチされた光強度を提供するために1つまたは複数の光吸収層24を使用する代わりに、異なるアパーチャに実質的にマッチしていない通過光の所望の強度を提供するために1つまたは複数の光吸収層24が使用されてもよい。たとえば、1つまたは複数の特定のアパーチャ(たとえば1つまたは複数の0度アパーチャ)を通過した光の第1強度、および、1つまたは複数の他の特定のアパーチャ(たとえば、1つまたは複数の180度アパーチャ)を通過した光の実質的に異なる第2強度を提供するために、1つまたは複数の光吸収層24がパターン層18の部分の上に配置されてもよい。したがって、異なるアパーチャを通過する(たとえば、異なる角度の位相シフト・アパーチャを通過する)光の相対強度が所望に応じて提供されてもよい。
光吸収層24は、1つまたは複数のそのような材料を通過した光の一部分を吸収するように動作可能ないかなる1つまたは複数の材料を含んでもよい。いくつかの実施形態では、光吸収層24は、1つまたは複数の金属または有機材料、たとえばクロム、窒化クロム、金属窒化オキシ−カルボ(たとえば、Mはクロム、コバルト、鉄、亜鉛、モリブデン、ニオブ、タンタル、チタン、タングステン、アルミニウム、マグネシウム、およびシリコンから成る群から選ばれる、MOCN)、あるいは、たとえば、紫外線(UV)範囲、深紫外線(DUV)範囲、真空紫外線(VUV)範囲、および/または極端紫外線(EUV)範囲の波長を有する電磁エネルギを吸収するその他のいかなる適切な材料で形成される薄い吸収フィルムでもよい。光吸収層24は、パターン層18と同じ1つまたは複数の材料で形成されてもされなくてもよい。
いくつかの実施形態では、光吸収層24は、電磁エネルギの透過率を変えるが、電磁エネルギの位相シフトは全然生じさせないかまたはほとんど生じさせない材料を含む。いくつかの実施形態では、光吸収層24の1つまたは複数の材料および寸法は、光吸収層24が通過した光の強度を露光波長で約5%から約10%までの間の量だけ低減するように選択される。たとえば、いくつかの実施形態では、光吸収層24は、約0.2nmから10nmまでの範囲の厚さを有する金属層を含んでもよい。他の実施形態では、光吸収層24は、光吸収層24が通過した光の強度をその他の量だけ低減するように設計され、かつ/または約0.2nmから10nmまでの範囲以外の厚さを有してもよい。
したがって、光吸収層24は、欠陥検査ツールの性能にはいかなるインパクトも与えない可能性がある。光吸収層24が金属フィルムを含む諸実施形態では、高いエネルギのEビーム描画ツールが次に続く層のオーバーレイ描画プロセスのために使用されてもよい。
たとえばフォトマスク12を使用したリソグラフィ・プロセス中に、0度アパーチャ20aならびに180度アパーチャ20bおよび20cなどの異なる角度の位相シフト・アパーチャを通過した光強度をマッチさせること、または平衡させることは、様々な利点を提供することができる。たとえば、フォトマスク12がパターン層18によって定義された様々な形状を半導体ウェーハ上に転写する場合、半導体ウェーハ上に実際にプリントされた形状(たとえば、線およびその他の形)は、異なる角度の位相シフト・アパーチャを通して不平衡な光強度を通すフォトマスクを使用することに比べると、設計または所望の幾何学的形状に、より近くなる可能性がある。
さらに、ここで説明されたやり方で位相シフト・フォトマスクを通過した光の強度を平衡させることは、光強度を平衡させようと試みられた他の技法よりも様々な有利な点を提供することができる。たとえば、180度アパーチャを通過する光強度を増強するために、フォトマスクのパターン層にパターンを形成する前にデータ−バイアス・ステップを必要とする光強度を平衡させるいくつかの従来の技術とは対照的に、本技法はパターンをパターン層18に描画する前にデータ−バイアスを必要としなくてもよい。したがって、ここで説明された技法は、パターン層18にパターンを描画するプロセスおよび関連する1つまたは複数の計測プロセスを容易にする。さらに、OPC設計が特別のデータ−バイアス・ステップなしに保存されることができる。
他の例として、180度アパーチャを通過する光強度を増強するために、フォトマスクのパターン層の部分の下の基板のウェットエッチングを必要とする光強度を平衡させるいくつかの従来の技法とは対照的に、本技法は、パターン層18の下に基板16のエッチングを必要としなくてもよい。結果として、パターン層18のオーバーハンギング部分が低減されるまたは除去されることができ、これは、65nmノード設計に使用される小さいサイズの特徴など、パターン層18の小さいサイズの特徴に特に有利であり得る。
ペリクル・アセンブリ12は、フレーム30およびペリクル・フィルム32を含んでもよい。フレーム30は、通常、陽極処理アルミニウムで形成されてもよいが、代替として、ステンレス・スチール、プラスチック、または、リソグラフィ・システム内で電磁エネルギに露出された場合に、分解または脱ガスしないその他の適切な材料で形成されてもよい。ペリクル・フィルム32は、ニトロセルロース、フッ素ポリマー、酢酸セルロース、E.I.du Pont de Nemours and Company製のテフロン(TEFLON、登録商標)AFまたは旭硝子社製のサイトップ(CYTOP、登録商標)などのアモルファス、または、たとえばUV範囲、DUV範囲、EUV範囲および/またはVUV範囲の波長を通す別の適切なフィルムなどの材料で形成された薄いフィルム膜でもよい。ペリクル・フィルム32は、回転成形などの従来の技法によって準備されてもよい。
ペリクル・フィルム32は、汚染物質がフォトマスク12から定義された距離だけ離れたままであることを保証することによって、ダスト粒子などの汚染物質からフォトマスク12を保護してもよい。これは、リソグラフィ・システムでは特に重要であり得る。リソグラフィ・プロセス中に、フォトマスク・アセンブリ10は、リソグラフィ・システム内で放射エネルギ源によって生成された電磁エネルギに露出されてもよい。電磁エネルギは、ほぼ水銀アーク・ランプのI線からG線までの間の波長などの様々な波長の光、あるいは、たとえばDUV光、VUV光またはEUV光を含んでもよい。実施に際しては、ペリクル・フィルム32は、電磁エネルギの大きなパーセンテージがそれを通過することができるようにするように設計されてもよい。ペリクル・フィルム32上に集められた汚染物質は、処理されるウェーハの表面で焦点から離れている可能性があり、したがって、ウェーハ上の露光像は鮮明なはずである。本発明の教示によって形成されたペリクル・フィルム32は、あらゆるタイプの電磁エネルギに対して十分満足に使用されることができ、本出願に記載された光波に限定されない。
フォトマスク12は、標準のリソグラフィ・プロセスを使用してフォトマスク・ブランクで形成されてもよい。リソグラフィ・プロセスでは、パターン層18のデータを含んでもよいマスク・パターン・ファイルは、マスク・レイアウト・ファイルから生成されてもよい。一実施形態では、マスク・レイアウト・ファイルは、集積回路のトランジスタおよび電気接続を表す多角形を含んでもよい。マスク・レイアウト・ファイル内の多角形は、半導体ウェーハ上に作製された場合、集積回路の異なる層をさらに表してもよい。たとえば、トランジスタは、拡散層およびポリシリコン層を有する半導体ウェーハ上に形成されてもよい。したがって、マスク・レイアウト・ファイルは、拡散層上に描画された1つまたは複数の多角形およびポリシリコン層上に描画された1つまたは複数の多角形を含んでもよい。各層の多角形は、集積回路の1つの層を表すマスク・パターン・ファイルに変換されてもよい。各マスク・パターン・ファイルは、特定の層のフォトマスクを生成するために使用されてもよい。いくつかの実施形態では、マスク・パターン・ファイルは、フォトマスクが特徴を半導体ウェーハの表面上に複数の層から投影するために使用されることができるように集積回路の複数の層を含んでもよい。
所望のパターンは、レーザ、電子ビームまたはX線リソグラフィ・システムを使用してフォトマスク・ブランクのレジスト層に投影されてもよい。一実施形態では、レーザ・リソグラフィ・システムは、約364ナノメートル(nm)の波長を有する光を発するアルゴン−イオン・レーザを使用する。代替実施形態では、レーザ・リソグラフィ・システムは、約150nmから約300nmまでの波長の光を発するレーザを使用する。フォトマスク12は、パターンを生成するためにレジスト層の露光部分を現像しエッチングし、パターン層18のレジストで被覆されていない部分をエッチングし、基板16の上にパターン層18を生成するために現像されていないレジストを除去することによって作製されてもよい。
図2は、光吸収層24なしで形成された同様のフォトマスクを通過した光の強度のプロット52と比べて、フォトマスク12の0度アパーチャ20aならびに180度アパーチャ20bおよび20cを通過した光の強度のプロット50を示す例としてのグラフである。プロット52によって示されているように、フォトマスク12と同様の(ただし、光吸収層24なしの)フォトマスクの0度アパーチャおよび180度アパーチャを通過した光の強度は、180度アパーチャを通過するより0度アパーチャを通過するほうが大きい可能性がある。対照的に、プロット50によって示されているように、フォトマスク12の0度アパーチャ20aならびに180度アパーチャ20bおよび20cを通過した光の強度は実質的に等しいか、または平衡されている可能性がある。
図3A〜3Eは、本発明の一実施形態による0度位相シフト・アパーチャ20aならびに180度位相シフト・アパーチャ20bおよび20cを通過する平衡した光強度を提供するフォトマスク12を作製する方法を示す。図3Aに示されているように、フォトマスク構造体60は、基板16に隣接してパターン層18を堆積し、パターン層18に隣接してレジスト層62をさらに堆積することによって形成されてもよい。矢印64によって示されているように、所望のパターンをレジスト層62上に転写するために、Eビームまたはレーザ・ビーム・プロセスなどのフォトリソグラフィ・プロセスが使用されてもよい。
図3Bに示されているように、次いで、レジスト層62は、64で示されているフォトリソグラフィ・プロセスによって露光されたレジスト層62の部分66a、66bおよび66cを除去するために、現像されてもよい。次いで、パターン層18にトレンチ68a、68bおよび68cを形成するために、エッチング・プロセスがレジスト層62の除去された部分66a、66bおよび66cを通して行われてもよい。次いで、レジスト層62が除去されてもよい。
図3Cに示されているように、各トレンチ68a、68bおよび68cの最上層74が光吸収層24によって被覆されてもよいように、光吸収層24がパターン層18のトレンチ68a、68bおよび68cの中まで延在するようにパターン層18に隣接して堆積されてもよい。光吸収層24は、いかなる適切なやり方ででも、たとえば、物理蒸着法(たとえば、スパッタリング法または真空蒸着法)、化学気相蒸着法、またはスピンコーティング(有機光吸収層24が使用される場合など)によって、堆積されてもよい。
図3Dに示されているように、レジスト層80は、光吸収層24に隣接して、またはその上に形成されてもよい。トレンチ68bおよび68cに隣接しているレジスト層80の部分は、たとえば、図3A〜3Cに関連して上記で説明されたような標準のリソグラフィ・プロセスを使用して露光され、現像され、除去されてもよい。このプロセスは、トレンチ68aに隣接している、またはそれを被覆しているレジスト層80の部分が部分的にまたは完全に元のままであるように行われてもよい。
図3Eに示されているように、1つまたは複数のエッチング・プロセスは、基板16内にトレンチ84bおよび84cを形成するために、レジスト層80の除去された部分を通して、およびトレンチ68bおよび68cを通して行われてもよい。光吸収層24がパターン層18と同じ材料を含む実施形態では、第1エッチングが、レジスト層80の除去部分(たとえば、トレンチ68bおよび68cの中の基板16上に形成されたレジスト層80の部分)を通して露光された光吸収層24の部分を除去するために行われてもよく、次いで、第2エッチングが、レジスト層80の除去された部分を通して、およびトレンチ68bおよび68cを通して、基板16内にトレンチ84bおよび84cを形成するために、行われてもよい。基板16が石英を含む実施形態では、そのような第2エッチングは石英エッチングを含んでもよい。
他の実施形態では、トレンチ84bおよび84cは、単一エッチング・プロセスを使用して基板16内に形成されてもよい。たとえば、光吸収層24は、基板16の材料と同様の、ただしパターン層18の材料とは異なる、エッチング選択性を有する材料を含んでもよい。したがって、単一エッチングは、(a)トレンチ68bおよび68cの中の光吸収層24の部分を除去し、(b)パターン層18の露光部分を通して実質的にエッチングすることなく基板16内にトレンチ84bおよび84cを形成するために、行われてもよい。他の実施形態では、他のいかなる適切な数の、および/または1つまたは複数のタイプの、エッチング・プロセス(またはその他のプロセス)が、基板16内にトレンチ84bおよび84cを形成するために行われてもよい。
トレンチ68bおよび68cの中の光吸収層24の部分を除去する1つまたは複数のエッチング・プロセスの後で、レジスト層80の残部が除去されてもよく、その結果として、0度アパーチャ20aならびに180度アパーチャ20bおよび20cを含んでもよい、図3Eに示されている、フォトマスク構造体が生じる。上記で議論されたエッチング・プロセスによって、様々なアパーチャを通過する光の強度を制御する所望の結果を提供するために、光吸収層24は、0度アパーチャ20aの中まで延在してもよい、ただし180度アパーチャ20bおよび20cの中までは延在しない。
本発明は詳細に説明されてきたが、様々な変更、代替、および改変が、添付の特許請求の範囲に記載の請求項によって定義されている本発明の主旨および範囲から逸脱することなく、行われることができることを理解されたい。
本発明の一実施形態によるフォトマスク・アセンブリの横断面図を示す図である。 従来の技法に従って形成されたフォトマスクの0度アパーチャおよび180度アパーチャを通過した光の強度と比べて、図1のフォトマスクの0度アパーチャおよび180度アパーチャを通過した光の強度を示す例としてのグラフである。 本発明の一実施形態による0度位相シフト・アパーチャおよび180度位相シフト・アパーチャを通過する平衡した光強度を提供することができるフォトマスクを作製する方法を示す図である。 本発明の一実施形態による0度位相シフト・アパーチャおよび180度位相シフト・アパーチャを通過する平衡した光強度を提供することができるフォトマスクを作製する方法を示す図である。 本発明の一実施形態による0度位相シフト・アパーチャおよび180度位相シフト・アパーチャを通過する平衡した光強度を提供することができるフォトマスクを作製する方法を示す図である。 本発明の一実施形態による0度位相シフト・アパーチャおよび180度位相シフト・アパーチャを通過する平衡した光強度を提供することができるフォトマスクを作製する方法を示す図である。 本発明の一実施形態による0度位相シフト・アパーチャおよび180度位相シフト・アパーチャを通過する平衡した光強度を提供することができるフォトマスクを作製する方法を示す図である。

Claims (30)

  1. 異なる位相シフト・アパーチャを通して実質的に平衡した光強度を提供するフォトマスクを形成する方法であって、
    パターン層と、前記パターン層に隣接する位相シフト層と、光が前記パターン層および前記位相シフト層を通過することができるようにし第1位相シフトを提供するように動作可能な第1アパーチャと、光が前記パターン層および前記位相シフト層を通過することができるようにし第1位相シフトとは異なる第2位相シフトを提供するように動作可能な第2アパーチャと、を含むフォトマスク構造体を提供するステップと、
    前記第1アパーチャを通過する光の強度が前記第2アパーチャを通過する光の強度に実質的に等しくなるように前記第1アパーチャを通過する光の強度を低減するように動作可能な光吸収材料を含む、前記第1アパーチャに隣接する光吸収層を形成するステップと
    を含む方法。
  2. 前記光吸収層は金属フィルムまたは有機フィルムを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記光吸収層は前記パターン層と同じ1つまたは複数の材料で形成される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記光吸収層は入射光の約5%から約10%までの間を吸収する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記光吸収層は約0.2nmから約10nmまでの範囲の厚さを有する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1アパーチャは0度位相シフト・アパーチャを含み、前記第2アパーチャは180度位相シフト・アパーチャを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記位相シフト層は石英を含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記パターン層上の特定の位置で、前記位相シフト層は前記パターン層の第1面に隣接して形成され、前記光吸収層は前記パターン層の前記第1面の反対側の前記パターン層の第2面に隣接して形成される、請求項1に記載の方法。
  9. 前記光吸収層の厚さは、前記第1アパーチャを通過する光の強度が前記第2アパーチャを通過する光の強度に実質的に等しくなるように予め決められる、請求項1に記載の方法。
  10. 前記光吸収層の厚さは、前記第1アパーチャを通過する光の強度が前記第2アパーチャを通過する光の強度に実質的に等しくはないが、それと所望の関係を有するように予め決められる、請求項1に記載の方法。
  11. 前記第1アパーチャは、前記位相シフト層の第1表面を露出する前記パターン層内に第1開口部を含み、
    前記第2アパーチャは、前記位相シフト層の第2表面を露出する前記パターン層内に第2開口部を含み、
    前記光吸収層は、前記位相シフト層の前記第1表面に隣接して、ただし前記位相シフト層の前記第2表面には隣接せずに、形成される、請求項1に記載の方法。
  12. 異なる位相シフト・アパーチャを通して実質的に平衡した光強度を提供する方法であって、
    パターン層および前記パターン層に隣接する位相シフト層を形成するステップであって、前記パターン層は前記位相シフト層の第1部分を露出する第1開口部および前記位相シフト層の第2部分を露出する第2開口部を含む、ステップと、
    光吸収層の第1部分が前記位相シフト層の前記第1露出部分を被覆し、前記光吸収層の第2部分が前記位相シフト層の前記第2露出部分を被覆するように、前記パターン層に隣接し、前記パターン層内の前記第1開口部および第2開口部の中まで延在する前記光吸収層を形成するステップと、
    前記光吸収層の前記第1露出部分を被覆する前記光吸収層の前記第1部分に隣接するが、前記光吸収層の前記第2露出部分を被覆する前記光吸収層の前記第2部分には隣接しない、レジスト層を形成するステップと、
    前記光吸収層の前記第2部分が除去されるが、前記光吸収層の前記第1部分は除去されないように前記レジスト層を通して1つまたは複数のエッチング・プロセスを行うステップと、
    前記レジスト層を除去するステップと、
    を含む方法。
  13. 前記結果としての構造体は、前記パターン層内の前記第1開口部に対応する第1アパーチャおよび前記パターン層内の前記第2開口部に対応する第2アパーチャを含み、前記第1アパーチャおよび第2アパーチャは、入射光に異なる角度の位相シフトを提供し、前記光吸収層の前記第1部分は、前記第1アパーチャを通過する光の強度が前記第2アパーチャを通過する光の強度に実質的に等しくなるように前記第1アパーチャを通過する光の強度を低減するように動作可能である、請求項12に記載の方法。
  14. 前記光吸収層は、金属フィルムまたは有機フィルムを含む、請求項12に記載の方法。
  15. 前記光吸収層は、前記パターン層と同じ1つまたは複数の材料で形成される、請求項12に記載の方法。
  16. 前記光吸収層は、入射光の約5%から約10%までの間を吸収する、請求項12に記載の方法。
  17. 前記光吸収層は、約0.2nmから約10nmまでの範囲の厚さを有する、請求項12に記載の方法。
  18. 前記第1アパーチャは0度位相シフト・アパーチャを含み、前記第2アパーチャは180度位相シフト・アパーチャを含む、請求項12に記載の方法。
  19. 前記1つまたは複数のエッチング・プロセスは、前記結果としての第1アパーチャおよび第2アパーチャが入射光に異なる角度の位相シフトを提供するように前記第2開口部に対応する前記位相シフト層の一部分を除去する、請求項12に記載の方法。
  20. パターン層と、
    前記パターン層に隣接する位相シフト層と、
    光が前記パターン層および前記位相シフト層を通過することができるようにし第1位相シフトを提供するように動作可能な第1アパーチャと、
    光が前記パターン層および前記位相シフト層を通過することができるようにし第1位相シフトと異なる第2位相シフトを提供するように動作可能な第2アパーチャと、
    前記第1アパーチャに隣接して配置され、前記光吸収層は、前記第1アパーチャを通過する光の強度が前記第2アパーチャを通過する光の強度に実質的に等しくなるように前記第1アパーチャを通過する光の強度を低減するように動作可能な光吸収材料を含む、光吸収層と、
    を含むフォトマスク。
  21. 前記光吸収層は金属フィルムまたは有機フィルムを含む、請求項20に記載のフォトマスク。
  22. 前記光吸収層は前記パターン層と同じ1つまたは複数の材料で形成される、請求項20に記載のフォトマスク。
  23. 前記光吸収層は、入射光の約5%から約10%までの間を吸収する、請求項20に記載のフォトマスク。
  24. 前記光吸収層は約0.2nmから約10nmまでの範囲の厚さを有する、請求項20に記載のフォトマスク。
  25. 前記第1アパーチャは0度位相シフト・アパーチャを含み、前記第2アパーチャは180度位相シフト・アパーチャを含む、請求項20に記載のフォトマスク。
  26. 前記位相シフト層は石英を含む、請求項20に記載のフォトマスク。
  27. 前記パターン層の特定の位置で、
    前記位相シフト層は、前記パターン層の第1面に隣接して配置され、
    前記光吸収層は、前記パターン層の前記第1面の反対側の前記パターン層の第2面に隣接して配置される、請求項20に記載のフォトマスク。
  28. 前記光吸収層の厚さは、前記第1アパーチャを通過する光の強度が前記第2アパーチャを通過する光の強度に実質的に等しくなるように選択される、請求項20に記載のフォトマスク。
  29. 前記光吸収層の厚さは、前記第1アパーチャを通過する光の強度が前記第2アパーチャを通過する光の強度に実質的に等しくはないが、それと所望の関係を有するように選択される、請求項20に記載のフォトマスク。
  30. ペリクル・アセンブリをさらに含む、請求項20に記載のフォトマスク。
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