JP2008514320A - 脱毛ヘッドおよび脱毛器 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】本発明は、特に人間の肌から毛を引き抜くための脱毛器(1)用の電動駆動脱毛ヘッド(3)に関する。本発明による脱毛ヘッド(3)は、回転軸(7)に対して回転自在に設置することのできる回転シリンダ(5)を備え、毛を捕らえて引き抜くために協同する第1のクランプ要素(11)および第2のクランプ要素(12)のいくつかの対により特徴付けられる。第1のクランプ要素(11)は、第2のクランプ要素(12)とクランプ接触させられるために可動自在に取り付けられる個々の構成からなっており、また、第1のクランプ要素(11)は、対応する動作要素(18)によって個々に動作することができる。第1のクランプ要素(11)と第2のクランプ要素(12)との間のクランプ接触は、動作要素(18)とは独立して第1のクランプ要素(11)に作用する可動側クランプ要素をリセットさせるためのばね要素(14)により離れる。本発明による脱毛ヘッド(3)は、回転シリンダ(5)の回転軸(7)が第1のクランプ要素(11)から外方へ延びることを特徴とする。

Description

本発明は、特に人間の肌から毛を引き抜くための脱毛器用の電動駆動脱毛ヘッドに関する。さらに、本発明は、脱毛器に関する。
脱毛器は、できる限り根元を含めて毛を取り除くために使われる。公知の脱毛器は、例えば、隣接するクランプ要素間で毛がクランプされ、肌に対して連動するクランプ要素により引き抜かれる。この場合、クランプ装置は、毛を捕らえるために予め決められた位置で閉ざされていることが必要である。次に、毛をクランプして閉じた状態において他の予め決められた位置へ移動する。そして最後に、引き抜かれた毛を開放するために再び開く。この一連の動きは、例えば、電動モータを用いて回転するように設置された回転シリンダ上にクランプ要素を設けることにより実現させることができる。クランプ要素は、さまざまな方法で実現される制御機構を用いて制御されることにより、開いたり閉じたりする。その制御機構は、典型的には、クランプ要素がそれぞれ閉じたり開いたりするようにクランプ要素を動作させる動作要素により特徴付けられる。
このタイプの回転シリンダは、例えば、WO 98/05234 A1で知られている。この刊行物で開示された脱毛器の回転シリンダは、プレスピンの形状を有し個々に分かれて可動自在な動作要素が、一対のクランプ要素にそれぞれ割り当てられるように設けられている。クランプ要素は、それぞれのクランプ表面となる回転シリンダの回転軸に近い側においてプレスピンがクランプ要素に作用する場合には、プレスピンの作用により閉じるように回転シリンダに取り付けられる。また、回転軸に遠い側においてプレスピンがクランプ要素に作用する場合には、クランプ要素は、プレスピンの作用により開くように回転シリンダに取り付けられる。
EP 1 203 544 A1には、また、動作要素が、回転シリンダの軸の周りに配列されたロッドの形状を有する脱毛器が開示されている。ロッドは、開く位置の方向へクランプ要素に圧力を与えるように、すべてのロッドが単一の戻しばねに連結されている。クランプ要素を閉じるために、クランプ要素が伸縮ばねのばね力に対抗して軸方向に移動するようにロッドが動作する。ロッドが動作しない状態では、クランプ要素が開くように、伸縮ばねの作用によりロッドが移動する。
JP 2823316 B2には、固定側および可動側クランプ要素により特徴付けられる回転シリンダを有した脱毛器が開示されている。回転シリンダの回転軸は、クランプ要素を横断して通過するように延びている。回転軸に対して相対的に傾き、そのため固定側クランプ要素に接触させるように、可動側クランプ要素は回転軸の領域において取り付けられる。可動側クランプ要素に対して作用するロッドにより、閉じられる。ばね要素は、クランプ要素を開くために可動側クランプ要素側に設けられている。
本発明は、確実に、また痛みのない脱毛をするために、安価で、多くのクランプ要素を備えた脱毛器を得ることができることを目的とする。
この目的は、請求項1に開示された特徴を組み合わせることにより得られる。
特に人間の肌から毛を引き抜くための脱毛器が有する本発明による脱毛ヘッドは、電動駆動であり、回転軸に対して回転自在に設置することのできる回転シリンダにより特徴付けられる。回転シリンダは、毛を捕らえて引き抜くために協同する第1のクランプ要素および第2のクランプ要素のいくつかの対により特徴付けられる。第1のクランプ要素は、第2のクランプ要素とクランプ接触させられ、第1のクランプ要素は対応する動作要素によって個々に動作することができるように、可動自在に取り付けられる個々の構成からなっている。第1のクランプ要素と第2のクランプ要素との間のクランプ接触は、第1のクランプ要素に設けられ、動作要素とは独立して第1のクランプ要素に作用するばね要素により離れる。本発明による脱毛ヘッドは、回転シリンダの回転軸が第1のクランプ要素から外方へ延びることを特徴とする。
本発明は、第1と第2のクランプ要素からなる多数の対が本発明による脱毛ヘッドに適応できるように、第1のクランプ要素の提案された構造により、利用可能な構造上のスペースを有効に利用することができるという利点を有する。全体の脱毛処理が相対的に痛みのない方法で行うことができるように、クランプ要素の対を多数設けることにより、連続してほとんどの毛を引き抜くことができる。ばね要素が動作要素とは独立して第1のクランプ要素に作用するという事実により、大きな開口角度を形成することができる。このことを順に行うことにより、かなり徹底して脱毛を行うことができる。その他の利点としては、回転シリンダの回転軸より延びることのない第1のクランプ要素が相対的に小さく、それゆえ、質量が小さくなるということが挙げられる。これは動力学において肯定的な効果であり、本発明による脱毛ヘッドを操作するときの騒音を比較的小さくさせることができる。
本発明による脱毛ヘッドの好ましい第1の実施の形態によれば、ばね要素は、直接的、または第1のクランプ要素に連結された機械部品を介するいずれかにより、第1のクランプ要素に作用する。第1のクランプ要素について、対応するばね要素が設けられることが好ましい。このことにより、それぞれの第1のクランプ要素を復元させる力が、他の第1のクランプ要素の状態に依存しないという利点を有する。いくつかのばね要素は、組み立てを簡素化するために、特に一体化させるように互いに連結されている。この点において、互いにばね要素の効果を減少させる連結部分により互いにばね要素を連結させることには利点がある。ばね要素は、例えば、特に耐久性に特徴のあるコイルばねの形状を有している。第1のクランプ要素に連結され、またばね要素を永久にかつ安全に取り付けるだけでなく、ばね要素の取り付けを簡素化させるために、ばね要素に適応する機械部品が設けられている。また、ばね要素は板ばねまたは線ばねの形状を有している。このことにより、多数の幾何学的な設計オプションが得られる。
第2のクランプ要素は、回転シリンダに固定して設けられている。このことにより機構が簡素化され、要求されるスペースが減らされる。いくつかの第2のクランプ要素は、特に、共通のキャリア上に、それぞれ設けられている。第2のクランプ要素は、キャリアの外周にわたって互いに軸方向にずれるように設けられるという利点がある。このことにより、引き抜くことを迅速に連続して生じさせる、ギャップレス引抜範囲を実現することができる。第2のクランプ要素は、キャリアに設けられた一片からなることが好ましい。このことにより、低いレベルにおいて製造および取り付け費用を実現することができる。第1のクランプ要素は、キャリアに対して可動自在に取り付けられている。特に、第1のクランプ要素を可動自在に取り付けるためにキャリア上にはブレードが設けられていても良い。
動作要素は、第1のクランプ要素に対して軸方向に衝突されるロッドの形状を有していることが好ましい。このようなロッドを用いることにより、とても安価に製造することができ、第1のクランプ要素を動作させる簡素でかつ強固な構造を実現させることができる。
第1のクランプ要素は、金属からなることが好ましい。このことにより、第1のクランプ要素は、そのサイズが小さいにもかかわらず、高い機械的圧力を吸収することができ、また第1のクランプ要素は、硬さを有することにより毛を確実にクランプすることができる。第2のクランプ要素は、プラスチック材料からなることが好ましい。このことにより、とてもコスト効率良く製造することができる。さらに、このことにより、本発明による脱毛ヘッドの重さを比較的少なく維持することができる。他の利点としては、第1のクランプ要素に衝突される際に、騒音および振動を減衰させることが挙げられる。
さらに、本発明は、特に、手で握れるハウジングと本発明による脱毛ヘッドとを備え、人間の肌から毛を引き抜くための脱毛器に関連する。
本発明については、図面に示した実施の形態を参照することにより、以下に詳細に述べる。
図1は、本発明による脱毛器1における第1の実施の形態の側面を示す。脱毛器1は、ハウジング2と、ハウジング2に着脱自在に取り付けられる脱毛ヘッド3とを備えている。ハウジング2は、片手で楽に持つことができるように形成されている。脱毛器1のスイッチを入切するスイッチ4は、ハウジング2上に設けられている。回転シリンダ5は、脱毛ヘッド3の内部に、回転自在に取り付けられている。
図2は、脱毛ヘッド3の部分における脱毛器1の断面図を示す。回転シリンダ5の分解斜視図を図3に示す。回転シリンダ5は、シャフト6が回転シリンダ5の回転軸7を形成するように、シャフト6によって脱毛ヘッド3の内部に回転自在に取り付けられている。それぞれのギア8は、回転シリンダ5の軸端の部分において、回転方向に係合されることにより、回転シリンダ5に連結されている。ギア8のうちの一つは、図示しないギアの組立部を介してハウジング2の内部に設けられた図示しない電動モータにより駆動される駆動ピニオン9に係合されている。回転シリンダ5は、軸方向に多数の部品を積み重ねて構成されている。回転シリンダ5は、特に、いくつかのキャリアディスク10により特徴付けられる。各々のキャリアディスク10には、4つの可動側クランプ要素11が設けられている。さらに、キャリアディスク10ごとに、4つの固定側クランプ要素が設けられている。固定側クランプ要素はキャリアディスク10の外側範囲の部分における外周にわたって一様に分配されており、軸方向に互いにわずかにずれている。固定側クランプ要素12は、キャリアディスク10に設けられた一片からなり、プラスチック材料からなることが好ましい。可動側クランプ要素11および固定側クランプ要素12は、互いに軸方向に隣接してそれぞれ設けられている。可動側クランプ要素11は、個々の構成からなっており、金属からなることが好ましい。可動側クランプ要素11は、回転シリンダ5のシャフト6の半径よりも大きい半径を始点とし、半径方向外側へ延びている。半径方向サイズが相対的に小さいことにより、可動側クランプ要素11は相対的に質量が小さい。このため、可動側クランプ要素11を容易に動作させ、再び停止させることができる。
図4を参照して、以下にさらに詳細に述べると、可動側クランプ要素11は、回転シリンダ5の回転軸7に対して傾くように、内径端の近辺において支持されている。そのため、対応する隣接した固定側クランプ要素12の方向へ、および固定側クランプ要素12から離れる方向へ動作する。このことにより、可動側クランプ要素11および固定側クランプ要素12からそれぞれ構成されるクランプ要素の対を開いたり閉じたりすることができる。各々の可動側クランプ要素11は、支持点の半径方向外側において可動側クランプ要素11の主要な表面に対して直角方向に向いているピン13により特徴付けられ、当該ピンには、コイルばねからなるばね要素14が装着されている。ピン13にばね要素14を取り付けるために、ピン13は部分的にたる型に形成されている。ばね要素14は、一端がピン13のたる型形状部分に支持され、他端がキャリアディスク10の凹部15の底部に支持されている。ピン13は、可動側クランプ要素11を完全に貫通し、可動側クランプ要素11の背面側、すなわちばね要素14から離れる側のキャリアディスク10のくぼみ16まで延びている。ばね要素14は、対応する固定側クランプ要素12から離れる方向に可動側クランプ要素11に圧力を与える。ばね要素14は別々に設けられているため、それぞれの可動側クランプ要素11が受ける圧力は、他の可動側クランプ要素11の状態に関わらず、不変となっている。
キャリアディスク10は、凹部15またはくぼみ16よりもそれぞれ半径方向外側に配置された、いくつかの軸方向の貫通孔17により特徴付けられる。前記貫通孔は、共通の基準円上に設けられ、軸方向に隣接したキャリアディスク10と互いに一直線上になるように合わせられている。貫通孔17に案内されるロッド18は、それぞれ異なる長さを有する。ロッド18の対応する一つの組は、回転シリンダ5のそれぞれの軸端から貫通孔を通って延び、回転シリンダ5の軸の中心で終わっている。各々のロッド18は、それぞれの可動側クランプ要素11に対応して割り当てられるように、異なる可動側クランプ要素11のところで途切れるようになっている。ロッド18は、回転シリンダ5の軸端の部分におけるロッドヘッド19によりそれぞれ特徴付けられる。これらのロッドヘッドは、ロッド断面に関しては幅が広くなっている。ロッド18を動作させるためのローラ21は、貫通孔17が設けられている徐々に変化する円の範囲において、両側のジャーナル20上に回転シリンダ5に対して軸方向に隣接してそれぞれ設けられている。
図4は、クランプ要素の対の部分における図2を拡大して詳細に示している。可動側クランプ要素11を傾斜させて動作させるために、可動側クランプ要素11は、半径方向内側端部においてキャリアディスク10と軸方向に隣接する2つのブレード22の間に設けられている。また、可動側クランプ要素11は、半径方向内側において隣接する2つのキャリアディスク10のうちの一つに設けられた軸方向突起物23と半径方向内側で接触する。
脱毛器1の動作状態においては、回転シリンダ5のギア8は、回転シリンダ5を回転させるように駆動ピニオン9により駆動される。この回転動作により、ヘッド19が設けられたロッド18は、ローラ21のうちの一つに引き続き案内される。ローラ21のうちの一つと接触すると、ロッド18が回転シリンダ5の中心軸の方向に移動する。このことにより、回転シリンダ5の左側半分に設けられたロッド18は、それぞれ右側に移動し、回転シリンダ5の右側半分に設けられたロッド18は、それぞれ左側に移動する。図4において、垂直シリンダ5の左半分に設けられたロッド18は、矢印で示された動作を行う。ロッド18の動作は、ロッド18と接触される可動側クランプ要素11に伝達される。このことにより、可動側クランプ要素11が、ばね要素14の復元力に対抗して、隣接する固定側クランプ要素12の方向へ動き、最終的にはこの固定側クランプ要素に押し付けられる。脱毛器1のハウジング2とは離れる方向の位置に置かれている場合には、このクランプ要素の対の状態が生じる。脱毛器1が適切に使われるならば、クランプ要素の対は、それぞれ肌表面に近接する位置にある。この時に可動側クランプ要素11と固定側クランプ要素12との間に毛があれば、毛が捕らえられる。クランプされた毛は、回転シリンダ5の回転動作により肌から引き抜かれる。
回転シリンダ5の回転動作により、ロッドヘッド20がローラ21から離され、ロッド18が可動側クランプ要素11をこれ以上押し付けることがない。る。その結果、可動側クランプ要素11は、ばね要素14の復元力により、隣接する固定側クランプ要素12から再び離れ、引き抜いた毛が放たれる。可動側クランプ要素11の部分に設けられたばね要素14により開くように動作するため、回転シリンダ5の軸端から起こる伝達メカニズムは、この目的のためには必要とされない。この開く動作は、特に、ロッド18の援助を伴って実現され、機械的に伝達されることなく、とても早く実現させることができる。さらに、迅速に大きく角度を開くことができ、そのため脱毛の効率を良くすることができる。加えて、中断することなく、ほとんど継続的に引き抜くことを実現させるために、多数のクランプ要素の対が回転シリンダに設けることができるように、必要とされる構造上のスペースを減少することができる。この方法により、徹底して、かつ痛みがなく確実に毛を取り除くことができる。シャフト6の半径方向外側部分において可動側クランプ要素11を設けることにより、構造スペースが確保され、すなわちキャリアディスク10の可動側クランプ要素11が半径方向に重複しないため、可動側クランプ要素11の構造に関して新たな設計オプションが利用できる。
脱毛器1は、多くの異なる方法、特にばね要素14の構造、従ってキャリアディスク10およびばね要素14の近辺の構造に関して変形させることができる。図5乃至8を参照することにより、このことについて以下に明らかにする。
図5は、透視画法からなる、ばね要素14およびキャリアディスク10の配置の典型的な実施の形態を示す。本実施の形態においては、ばね要素14は、コイルばねからなっている。しかしながら、ばね要素14が装着されるピン13は、可動側クランプ要素11上に固定されておらず、キャリアディスク10上に固定されている。さらに、ピン13はたる形状ではなく、連続的な円筒形状からなっている。可動側クランプ要素11に対応する固定側クランプ要素12は、図5に示される実例において上記可動側クランプ要素11が設けられているキャリアディスク10の構成部分を形成する。しかし、上面をわかりやすくするためにキャリアディスク10は省略している。
図6は、透視画法からなる、ばね要素14の構造および配置の典型的な他の実施の形態を示す。その視点は、可動側クランプ要素11の下部にばね要素14が配置されるように図5に対して180度反転させている。可動側クランプ要素11のうちの一つが、この透視画法においてばね要素14のうちの一つを見やすくさせるために取り除かれている。ばね要素14は、板ばねからなっており、可動側クランプ要素11のうちの一つを静止させるU字形状の高台24によりそれぞれ特徴付けられる。組み立てを強固にさせるために、二以上のばね要素14が、ウェブ25により互いに連結されている。互いのピークばね要素14が影響しあわないように、ウェブ25の幅は非常に細くなっている。これにより、ウェブ25によりばね要素14の間の連結の跡を残すことがなく、また、ウェブ25の代わりにより多くのばね要素14を連結させるリングを単純に用いても良い。
図7は、物理的に比較して、すなわち透視画法からなる、変形されたばね要素14の配置について示した典型的な実施の形態である。本実施の形態においては、ばね要素14は再び板ばねからなっているが、統計によるとばね要素14よりも大きく異なる形状からなっている。ばね要素14は、全体として、U字形状に設けられ、それぞれの腕が延びて、リング26を取り付けることにより一体化に設けられている。この場合、それぞれに取り付けられたリング26は、二つのばね要素14を設けている。すなわち、二つのばね要素14は、リング26についてそれぞれ設けられている。ばね要素14は、腕の短い方が可動側クランプ要素11のうちの一つとそれぞれ隣接し、腕の長い方がキャリアディスク10に支持されている。図6および図7に示された図面の代わりに、異なった形状を有する板ばねをばね要素14として考慮しても良い。
図8は、透視画法からなる、ばね要素14の構造および配置の典型的な他の実施の形態を示す。本実施の形態において、ばね要素14は、図6に示された板ばねと類似する形状を有する線ばねを形成することにより実現されている。図8によるばね要素14は、特に、可動側クランプ要素11のうちの一つを静止させるU字形状の高台24によりそれぞれ特徴付けられる。二つの対応するばね要素14は、線らせん27により互いに連結され、線らせん27により一体化されて設けられている。線らせん27は、キャリアディスク10上にばね要素14を固定させるために設けられている。図8によれば、線らせん27は、異なった方法で設けられていても良い。図8の最前面に示された二つのばね要素14は、キャリアディスク10の主要な表面に対して直角方向に向く軸を有する線らせん27により互いに連結されている。背面側にある二つのばね要素14は、キャリアディスク10の主要な表面に対して平行に伸びる軸を有する線らせん27により互いに連結されている。
図に示されたばね要素14の実施の形態に加えて、他の多数のバリエーションを実現させることができる。例えば、半径方向内側に向き、板ばねからなるばね要素14が、半径方向内側端の範囲において、可動側クランプ要素11に固定させることができる。上記板ばねは、可動側クランプ要素11を支持するだけでなく、可動側クランプ要素11を開く位置にこれらのクランプ要素を戻すために設けられる。
本発明による脱毛器における実施の形態を示す側面図。 脱毛ヘッドの部分における脱毛器の断面図。 回転シリンダを示す分解斜視図。 クランプ要素の対の部分における図2の拡大詳細図。 キャリアディスク上のばね要素およびその配置における実施の形態を示す分解斜視図。 ばね要素の構造および配置における他の実施の形態を示す分解斜視図。 図6に対して変形されたばね要素の構造および配置を示す分解斜視図。 ばね要素の構造および配置における他の実施の形態を示す分解斜視図。

Claims (18)

  1. 特に人間の肌から毛を引き抜くための脱毛器(1)用の電動駆動脱毛ヘッドにおいて、
    回転軸に対して回転自在であり、毛を捕らえて引き抜くために互いに協同する第1のクランプ要素(11)および第2のクランプ要素(12)のいくつかの対により特徴付けられる回転シリンダ(6)を備え、
    第1のクランプ要素(11)は、第2のクランプ要素(12)とクランプ接触させられるために可動自在に取り付けられる個々の構成からなっており、また、第1のクランプ要素は、対応する動作要素(18)によって個々に動作することができ、動作要素(18)とは独立して第1のクランプ要素(11)に作用するばね要素(14)により第2のクランプ要素(12)とのクランプ接触から離れるようにリセットされ、回転シリンダ(5)の回転軸(7)が第1のクランプ要素(11)から外方へ延びることを特徴とする脱毛ヘッド。
  2. ばね要素(14)は、直接的に、または第1のクランプ要素(11)に連結された機械部品(13)を介するいずれかにより、第1のクランプ要素(11)に作用することを特徴とする請求項1に記載の脱毛ヘッド。
  3. 個々のばね要素(14)は、対応する第1のクランプ要素(11)に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の脱毛ヘッド。
  4. いくつかのばね要素(14)は、特に一体化されるように互いに連結されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の脱毛ヘッド。
  5. ばね要素(14)は、互いにばね要素(14)の効果を減少させる連結部分(25、27)により互いに連結されていることを特徴とする請求項4に記載の脱毛ヘッド。
  6. ばね要素(14)は、コーラルスプリング(coral spring)からなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の脱毛ヘッド。
  7. 機械部品(13)は、第1のクランプ要素(11)に連結され、ばね要素(14)に適応することを特徴とする請求項6に記載の脱毛ヘッド。
  8. ばね要素(14)は、板ばねまたは線ばねからなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の脱毛ヘッド。
  9. 第2のクランプ要素(12)は、回転シリンダ(5)に固定して設けられることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の脱毛ヘッド。
  10. いくつかの第2のクランプ要素(12)は、共通のキャリア(10)上にそれぞれ設けられることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の脱毛ヘッド。
  11. 第2のクランプ要素(12)は、キャリア(10)の外周にわたって互いに軸方向にずれるように設けられることを特徴とする請求項10に記載の脱毛ヘッド。
  12. 第2のクランプ要素(12)は、キャリア(10)に設けられた一片からなることを特徴とする請求項10または11に記載の脱毛ヘッド。
  13. 第1のクランプ要素(11)は、キャリア(10)に対して可動自在に取り付けられることを特徴とする請求項10乃至12のいずれかに記載の脱毛ヘッド。
  14. キャリア(10)上には、第1のクランプ要素(11)を可動自在に取り付けるためにブレード(22)が設けられることを特徴とする請求項13に記載の脱毛ヘッド。
  15. 動作要素(18)は、第1のクランプ要素(11)に対して軸方向に接触するロッドからなることを特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載の脱毛ヘッド。
  16. 第1のクランプ要素(11)は、金属からなることを特徴とする請求項1乃至15のいずれかに記載の脱毛ヘッド。
  17. 第2のクランプ要素(12)はプラスチックからなることを特徴とする請求項1乃至16のいずれかに記載の脱毛ヘッド。
  18. 特に人間の肌から毛を引き抜くための電動駆動脱毛器において、手で握れるハウジング(2)と電動駆動脱毛ヘッド(3)とを備え、脱毛ヘッド(3)は、請求項1乃至17のいずれかの記載にしたがって実現されることを特徴とする脱毛器。
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