JP2008514196A5 - - Google Patents

Claims (22)

1. ＣｒｇＥおよび／またはＣｒｇＲの発現がノックアウトされている、連鎖球菌属の細菌。
2. Ｓｔｒｅｐｔｏｃｏｃｃｕｓ ｐｙｏｇｅｎｅｓである、請求項１に記載の細菌。
3. 配列番号２または配列番号４のアミノ酸配列を含む、ポリペプチド。
4. （ａ）配列番号２もしくは配列番号４から選択されるアミノ酸配列と配列同一性を有するアミノ酸配列および／または（ｂ）配列番号２もしくは配列番号４から選択されるアミノ酸配列のフラグメントを含むアミノ酸配列を含む、ポリペプチド。
5. ＣｒｇＥまたはＣｒｇＲを含む、融合タンパク質。
6. ＣｒｇＥポリペプチドの基質に結合できない、変異体ＣｒｇＥポリペプチド。
7. ＣｒｇＥを含む、治療において使用するための組成物。
8. 移植片拒絶を予防および／または処置するための組成物であって、
   ＣｒｇＥ
   を含む、組成物。
9. 移植片拒絶の予防および／または処置のための医薬の製造における、ＣｒｇＥの使用。
10. ＣｒｇＥを含む、アジュバントとして使用するための組成物。
11. ワクチン接種を増強するための組成物であって、
    ＣｒｇＥ
    を含む、組成物。
12. 試験化合物がＣｒｇＥポリペプチドの発現をダウンレギュレートするか否かを決定するための方法であって、
    （ａ）試験化合物とＳｔｒｅｐｔｏｃｏｃｃｕｓ．ｐｙｏｇｅｎｅｓ細菌とを接触させて混合物を形成する工程；
    （ｂ）該混合物をインキュベートして該化合物と該細菌とを相互作用させる工程；および
    （ｃ）該ポリペプチドの発現がダウンレギュレートされるか否かを決定する工程
    を包含する、方法。
13. 試験化合物がＣｒｇＥポリペプチドまたはＣｒｇＲポリペプチドに結合するか否かを決定するための方法であって、
    （ａ）該試験化合物と該ポリペプチドとを接触させて混合物を形成する工程；
    （ｂ）該混合物をインキュベートして該化合物と該ポリペプチドとを相互作用させる工程；および
    （ｃ）該化合物と該ポリペプチドとが相互作用するか否かを決定する工程
    を包含する、方法。
14. 試験化合物がＣｒｇＥポリペプチドまたはＣｒｇＲポリペプチドの酵素活性を阻害するか否かを決定するための方法であって、
    （ａ）該試験化合物と、該ポリペプチド、および該ポリペプチドによって触媒される酵素反応についての基質とを接触させる工程；
    （ｂ）該混合物をインキュベートして該化合物と該ポリペプチドと該基質とを相互作用させる工程；ならびに
    （ｃ）該ポリペプチドの酵素活性による該基質の改変が該試験化合物によって阻害されるか否かを決定する工程
    を包含する、方法。
15. 請求項１２〜１４のいずれか１項に記載の方法によって同定される、化合物。
16. ＣｒｇＥポリペプチドまたはＣｒｇＲポリペプチドを発現する細菌を検出するための方法であって、
    （ａ）Ｓｔｒｅｐｔｏｃｏｃｃｕｓ．ｐｙｏｇｅｎｅｓ細菌と、ＣｒｇＲに特異的な抗体またはＣｒｇＥに特異的な抗体とを接触させる工程；
    （ｂ）該混合物をインキュベートして該抗体と該細菌とを相互作用させる工程；および
    （ｃ）該細菌に対する該抗体の結合を検出する工程
    を包含する、方法。
17. ＣｒｇＥポリペプチドまたはＣｒｇＲポリペプチドを発現する細菌を検出するための方法であって、
    （ａ）Ｓｔｒｅｐｔｏｃｏｃｃｕｓ．ｐｙｏｇｅｎｅｓ細菌と、ＣｒｇＲに特異的な第１の抗体またはＣｒｇＥに特異的な第１の抗体とを接触させる工程；
    （ｂ）該混合物をインキュベートして該第１の抗体と該細菌とを相互作用させる工程；
    （ｃ）該混合物と、該第１の抗体に特異的な標識した第２の抗体とを接触させる工程；および
    （ｄ）該第１の抗体に対する該標識した第２の抗体の結合を検出する工程
    を包含する、方法。
18. ＣｒｇＥまたはそのホモログを含有する、薬学的組成物。
19. 薬学的に受容可能なキャリアをさらに含有する、請求項１８に記載の薬学的組成物。
20. 医薬としての請求項１８または請求項１９に記載の組成物。
21. 哺乳動物において免疫応答を惹起するための医薬の製造における、ＣｒｇＥの使用。
22. 哺乳動物において免疫応答を惹起するための、請求項１８または請求項１９に記載の組成物。