JP2008509863A5

JP2008509863A5 -

Info

Publication number: JP2008509863A5
Application number: JP2007526682A
Authority: JP
Filing date: 2005-08-16
Publication date: 2008-10-02

Claims

メタロセン触媒を用いて製造したプロピレンポリマー組成物を含む延伸ブロー成形した容器であって、当該プロピレンポリマー組成物が：
（ｉ）イソタクチック指数が約８０％を超える、
プロピレンのホモポリマー、又は
１．０ｗｔ％までの少なくとも１種のエチレン及びＣ_４−Ｃ_１０α−オレフィンを含有するプロピレンのミニランダムコポリマーを、２５．０ｗｔ％〜７５．０ｗｔ％；と
（ｉｉ）プロピレンとエチレン及びＣ_４−Ｃ_１０α−オレフィンから選択される少なくとも１種のオレフィンとのランダムコポリマーであり、約０．３〜約３０ｗｔ％の前記オレフィンを含有し、イソタクチック指数が約６０％を超えるランダムコポリマーを、２５．０ｗｔ％〜７５．０ｗｔ％と
を含み、ここで、プロピレンポリマー組成物が１〜５０の溶融流量及び３．５よりも小さい分子量分布を有する、前記容器。
溶融流量が１〜２５である請求項１に記載の容器。
溶融流量が２〜２０である請求項２に記載の容器。
成分（ｉ）が２５．０〜６５．０ｗｔ％の量で存在し、成分（ｉｉ）が３５．０〜７５．０ｗｔ％の量で存在する、請求項１に記載の容器。
成分（ｉ）が４５．０〜６３．０ｗｔ％の量で存在し、成分（ｉｉ）が３７．０〜５５．０ｗｔ％の量で存在する、請求項１に記載の容器。
プロピレンポリマー組成物が
（ｉｉｉ）５ｗｔ％までの成核剤をさらに含む請求項１に記載の容器。
成核剤がジベンジリデンソルビトール又はそのＣ_１−Ｃ_８−アルキル置換誘導体から選択される請求項６に記載の容器。
成核剤がジメチルジベンジリデンソルビトールである請求項７に記載の容器。
延伸ブロー成形した容器の製造方法であって、
Ｉ．メタロセン触媒を用いて製造したプロピレンポリマー組成物を成形すること、プロピレンポリマー組成物は：
Ａ．イソタクチック指数が約８０％を超える、プロピレンのホモポリマー、又は１．０ｗｔ％までの少なくとも１種のエチレン及びＣ_４−Ｃ_１０α−オレフィンを含有するプロピレンのミニランダムコポリマーを、２５．０ｗｔ％〜７５．０ｗｔ％；と
Ｂプロピレンとエチレン及びＣ_４−Ｃ_１０α−オレフィンから選択される少なくとも１種のオレフィンとのランダムコポリマーであり、約０．３〜約３０ｗｔ％の前記オレフィンを含有し、イソタクチック指数が約６０％を超えるランダムコポリマーを、２５．０ｗｔ％〜７５．０ｗｔ％とを含み、
ここで、プロピレンポリマー組成物が１〜５０の溶融流量及び３．５よりも小さい分子量分布を有し、それにより、プレフォームを形成し、そして
ＩＩ．得られたプレフォームを延伸ブロー成形すること
を含む、前記方法。
成形工程Ｉを約２００℃〜約２８０℃の温度で行う、請求項９に記載の方法。
延伸ブロー成形工程ＩＩを約１００℃〜約１６０℃で行う、請求項９に記載の方法。