JP2008507776A - 電子プレゼンテーションのシステムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

電子プレゼンテーションシステムおよび方法は、プレゼンテーション資料のための複合ディスプレイ画面を提供し、また、プレゼンテーション資料を恒久的に変更しないプレゼンテーション資料への動的注釈を可能にする。マルチウィンドウディスプレイインターフェイスにおいて、現在表示されるスライドもしくは次に表示されるスライドは、容易に注釈を付され、もしくはその他の方法で修正されることができる。したがって、プレゼンテーション資料を、任意のディスプレイ画面へ容易に案内することができ、任意の注釈は、将来用いるために保存されても、単に削除されてもよい。

Description

発明の分野
本発明は、グループプレゼンテーションシステムおよび方法に関し、より具体的には、複合画面を有する電子プレゼンテーションシステムおよび方法に関する。
発明の背景
教育もしくはトレーニングの環境におけるような、比較的小さなグループにプレゼンテーションをする従来の方法の1つは、オーバーヘッドプロジェクタおよびビューフォイルもしくはトランスパレンシーの使用を含む。このなじみ深い方法によると、発表者は一連のビューフォイルを有しており、これらは、所定の順序でオーバーヘッドプロジェクタ上に手動で乗せられ、次いでそこから取り出される。空白のビューフォイルが挿入されることもあり、発表者がプレゼンテーションの間に動的に資料を提示することが可能になる一方で、発表者が前もって準備されたビューフォイルに注釈を加える見込みはない。なぜなら、このような注釈は、将来使われるはずのフォイルを損ない得るからである。
自動化における最近の進歩は、この従来のプレゼンテーションの方法におけるいくつかの欠点に取り組んできた。ある場合において、現在ではコンピュータのビデオ出力は、コンピュータで作ったスライドショーが画面上で、時にはアニメーションと共に見られるように、プロジェクタに接続することができる。しかし、この自動化の導入によって、プレゼンテーション資料および方法の限定された静的性質が変化することはない。
したがって、プレゼンテーションがなされるそれぞれの環境にしたがって容易に修正・拡大できる資料を、発表者が効果的かつ動的に提示できるようにする動的プレゼンテーションシステムおよび方法の必要性が依然として存在している。
発明の要約
本発明は、プレゼンテーション資料のための複合ディスプレイ画面を提供し、またプレゼンテーション資料を恒久的に変更しないプレゼンテーション資料への動的注釈を可能にするシステムおよび方法に関して、これらおよびその他の必要性に取り組むものである。プレゼンテーション資料は、ディスプレイ画面の任意の1つに容易に案内されることができ、任意の注釈は将来用いるために保存されても、もしくは単に削除されてもよい。
本発明の1態様は、電子プレゼンテーションを提供するシステムに関し、システムはたとえば、プログラム可能なコンピュータによってアクセス可能な第1のメモリに格納される複数のプレゼンテーションスライドと;プログラム可能なコンピュータと連結され、第1のビデオ入力信号を有する第1のディスプレイ画面と;プログラム可能なコンピュータと連結され、第2のビデオ入力信号を有する第2のディスプレイ画面と:プログラム可能なコンピュータに連結され、第3のビデオ入力信号を有する第3のディスプレイ画面と、を含む。プレゼンテーションシステムはまた、プログラム可能なコンピュータによってアクセス可能な第2のメモリに格納されるプレゼンテーション制御ソフトウェアアプリケーションを含み、プログラム可能なコンピュータは、プレゼンテーション制御アプリケーションを実行して、それによって複数のスライドのそれぞれが第1もしくは第2のディスプレイ画面のいずれか一方に表示のために送られるところの、第3のディスプレイ画面上に
表示されるインターフェイスを提供するように構成される。第3のディスプレイ画面は、現在の右側画像と、現在の左側画像と、送られるべき次のスライドの画像とを同時に描写する、マルチウィンドウのディスプレイインターフェイスを含む。プレゼンテーション制御システムを用いて、発表者は、右側もしくは左側のいずれかの画像を選択し、その画像のリアルタイムの注釈を行うことができる。
本発明の別の態様は、中心ディスプレイ画面上にプレゼンテーション制御インターフェイスを提供し;複数のスライドの中から1つのスライドを、プレゼンテーション制御インターフェイス内のプレビューウィンドウに表示し;プレゼンテーション制御インターフェイスを介して、スライドを右側ディスプレイ画面もしくは左側ディスプレイ画面のどちらに案内するかを示す入力を受信し;指示されたディスプレイ画面に表示するためにスライドを送り;プレビューウィンドウに表示する次のスライドを検索する、複合ディスプレイ画面を用いて複数のスライドの電子プレゼンテーションを提供するソフトウェアアプリケーションおよび方法に関する。別々の画面上への表示に加えて、プレゼンテーション制御インターフェイスは、中央のディスプレイ画面上の別々のサブウィンドウに、右側からのスライド、左側からのスライド、送られるべき次のプレゼンテーションのスライドを同時に表示する。この中央のディスプレイ画面から、どちらかのスライドを、プレゼンテーションをリアルタイムで修正するために選択し、注釈することができる。
本発明のさらなる態様は、スライドが表示のために送られる前に、スライドに注釈および修正を提供することに関する。したがってスライドは、視聴者に提示される前に、マークされ、もしくは他の方法で注釈される。
本発明は、限定の目的ではなく例示の目的で、添付の図面の図において図解され、上記図面において、同等の参照番号は同様の要素に言及する。
詳細な説明
以下の説明において、本発明の完全な理解を提供するために多数の具体的な詳細を、説明を目的として示す。しかし、当該技術の教育を受けた者にとって、本発明がこれらの具体的な詳細なしに実行されるであろうことは明白であろう。その他の例において、本発明を不必要にあいまいにすることを避けるべく、既知の構造および装置をブロック図で示す。
本発明の多様な実施形態が、以下に提示され、検討される。とりわけ、多くの実施形態が、教育もしくはトレーニングのプレゼンテーションの具体的な環境に関連して説明される。この具体的な環境は、本発明の態様の多くを説明するのに有用である。しかし、本発明はこの具体的な環境のみに限定されるものではなく、複合画面および動的注釈の機能が有利であるところのその他のプレゼンテーション環境を、その範囲の中に意図するものである。
図1は、本発明の1実施形態にしたがった、例となるプレゼンテーションシステム100を図解する。この実施形態によると、コンピュータシステム106は、他の構成要素によって用いられるデータフローおよびプレゼンテーション資料を制御する。とりわけ、コンピュータ106は、グラフィカルインターフェイス122をモニタ104上に提供し、説明者がプレゼンテーションを制御するのを補助する。インターフェイスモニタ104に表示されるビデオデータは、コンピュータ106のビデオ出力116bによって提供される。全体として示されてはいないが、コンピュータシステム106は、キーボード、大容量記憶装置、ネットワーク、パラレルおよびシリアルインターフェイス、および、典型的なコンピュータシステムの一部として既知であるその他の多くの周辺機器および構成要素
から構成されるという点で、従来のシステムである。
コンピュータシステム106はまた、ビデオ出力をそれぞれ左側のプロジェクタ114aおよび右側のプロジェクタ114bに提供する、別々のビデオ出力116a、116cを含む。ビデオ出力は、他の従来のビデオフォーマットと同様に、SVGAフォーマットのビデオ信号であることができる。本説明においては、左側/右側とは、説明者から見て、ということである。ビデオ出力116a、116cのそれぞれで出力されるビデオデータは、インターフェイス122を用いて説明者によって決定される。インターフェイス122を用いて、説明者は、コンピュータシステム106によってアクセス可能な記憶装置(図示せず)からプレゼンテーション資料を検索し、その資料をビデオ出力116a、116cの一方もしくは両方に導く。そしてプロジェクタ114a、114bは、それぞれのプレゼンテーション資料をそれぞれの画面102a、102bに表示する。
ビデオ出力116a、116cは、プロジェクタ114a、114bに導かれることに加え、それぞれパス118a、118bを介してタッチ画面モニタ110a、110bにも導かれる。実際には、画面102a、102bがプレゼンテーションを受ける視聴者によって鑑賞されるのに便利であるように配置されるであろう一方、モニタ110a、110bは説明者の近くに配置されるであろう。タッチ画面モニタ110a、110bはそれぞれ、コンピュータシステム106に接続される。図1において、これらの接続120a、120bは、シリアル接続として描写されるが、その他の機能的に同等のフィードバック接続パスもまた、本発明によって意図される。これらの接続パスは、他のタイプの入力/出力プロトコルおよびハードウェアであることができ、RS−232シリアル通信パスに限定されない。接続120a、120bはまた、それぞれのタッチ画面モニタ110a、110bを用いて行われるであろう任意の触覚インタラクションを示す、モニタ110a、110bからのフィードバックを提供するのに用いられる。図1はモニタ110a、110bのそれぞれについて例となるスタイラス112a、112bを描写するが、モニタ110a、110bとの触覚インタラクションは、同じスタイラスを用いて、もしくはスタイラスを用いなくても生じることができる。
インターフェイス122は、コンピュータ106に接続された、キーボード、マウス、もしくはその他の入力装置を用いて、制御することができる。しかし、発表者に、動作および部屋の中の場所におけるいくらかの柔軟性を提供するべく、リモートコントロール装置108もまた、120cでコンピュータシステム106に接続され、インターフェイス122をも制御する。このリモートコントロール装置108は、USB、ファイヤワイヤ、IrDA、シリアルもしくはその他の多くのタイプの入力/出力仕様を用いてコンピュータ106に接続する、送信機(およびコンピュータ106上に受信機)を含むであろう。さらに、ディスプレイ装置104はまた、発表者が触覚により開始されるコマンドを用いてプレゼンテーションを制御することを可能にするタッチ画面装置であることができ、このような装置はそれ自身のフィードバックパス124を必要とするであろう。
図1の例示的なプレゼンテーションシステム100において、コンピュータシステム106は、a)プレゼンテーション資料を検索し、2つのビデオ出力116a、116cのうちの一方に導く(もしくは送る)ために用いられるプレゼンテーションインターフェイス122と;b)タッチ画面モニタ110aから触覚フィードバックを受け取り、それにしたがってビデオ出力116aを調整する、左側画面102aのための注釈ツールと;c)タッチ画面モニタ110bから触覚フィードバックを受信し、それにしたがってビデオ出力116cを調整する、右側画面102bのための注釈ツールとを同時に実行することにより、プレゼンテーションの操作を制御する。
ここで説明するその他の実施形態と同様に、上に説明した実施形態において、例示的な
構成要素は本発明の範囲を限定することを意図しない。たとえば、タッチ画面モニタ110a、110bは、LCDディスプレイパネルもしくはその他のタイプのディスプレイを含むことができ;コンピュータ106は必ずしもその他の構成要素と共に物理的に配置される必要はなく、ネットワークもしくはその他の長距離配線技術を通じて、プレゼンテーションシステム100のその他のさまざまな構成要素に接続されていてもよい。
図2は、本発明のより好適な別の実施形態にしたがった、別の例示的なプレゼンテーションシステム200を図解する。システム200は、多くの従来の構成要素を用いて、以下に説明する本発明のプレゼンテーションシステムおよび方法を実現している。たとえば、ビデオスイッチ240は、統合を容易にするために、それ自身のドライバソフトウェアおよびアプリケーションプログラミングインターフェイス(API)ルーチンを含む、従来の制御可能な4×4ビデオスイッチであってよい。同様に、モニタ212、238、234は、システム200のその他の構成要素と容易に統合する、それら自身のドライバソフトウェアおよび補正ルーチンを含む、従来のタッチ画面モニタであってよい。最新のオペレーティングシステム、たとえばコンピュータ204上で実行するオペレーティングシステムは、コンピュータ204内の複合ビデオカードの操作およびインタラクションを支持するのにオペレーティングシステムの修正が必要でないように、一般的に、複合ビデオディスプレイを規定することを可能にする。
本実施形態において、システム100と比較して、さらなるビデオディスプレイが可能であり、ビデオスイッチ240がさらなる機能を提供するために用いられる。しかし、システム200の多くの態様は図1のシステム100のそれらと同様であるため、図2を説明するにあたって、いくつかの特徴の詳細な説明は繰り返さない。
システム200は、発表者によって用いられ、左側プロジェクタ232と右側プロジェクタ236を用いてマルチ画面のプレゼンテーションを視聴者に提供する、コンピュータ204を含む。発表者は、左側プロジェクタ232から提示されている資料を表示する左側画面モニタ234と、右側プロジェクタ236から提示されている資料を表示する右側画面モニタ238と、コンピュータ204上で作動するプレゼンテーションソフトウェアアプリケーションにグラフィカルユーザインターフェイスを提供する中央モニタ212の、利用可能な3つのモニタを有する。
例示的なシステム200において、デモンストレーションコンピュータ216、デモンストレーションモニタ202、およびビデオスプリッタ214も存在する。ビデオスプリッタ214は、デモンストレーションコンピュータ216から、デモンストレーションモニタ202とビデオスイッチ240の両方に、ビデオ出力218を提供する。デモンストレーションコンピュータ216は一般的に、発表者の制御下にあり、視聴者によって見られているプレゼンテーション資料をさらに拡大する、もしくは説明する、シミュレーションおよびその他のデモンストレーションを作成するのに用いられることができる。したがって、グラフィカルユーザインターフェイスはまた、視聴者がシミュレーションおよびデモンストレーションの恩恵を受けられるように、発表者が、デモンストレーションコンピュータ216のビデオ出力をプロジェクタ232、236のうちの一方に案内することを可能にする。
ビデオスイッチ240は、当業者にとって既知である従来のビデオスイッチであり、入力のうちの1つにおいて受信されたデータ信号を1つ以上のデータ出力に案内するように制御されることができる。図示されるように、ビデオスイッチ240は、a)208(コンピュータ204から);b)210(コンピュータ204から);c)220(デモンストレーションコンピュータ216からビデオスプリッタ214を介して)の、少なくとも3つのビデオ信号を受信する。ビデオスイッチ240の設定により、これらの多様な出
力信号は次に、以下の1つ以上の出力に案内される:a)224(左側のプロジェクタ232);b)226(左側のモニタ234);c)228(右側のプロジェクタ236);およびd)230(右側のモニタ238)。
以前に説明したシステム100と同様に、図2のシステム200は、コンピュータ204上で実行し、中央のモニタ212上に表示するグラフィカルユーザインターフェイスを発表者が用いることを可能にするプレゼンテーションシステムを提供する。このユーザインターフェイスは、発表者が、プレゼンテーション資料を検索し、それらを中央のモニタ212上でプレビューし、次に資料を左側のプロジェクタ232と右側のプロジェクタ236のどちらか一方、もしくは両方に送ることを可能にする。発表者は、視聴者に提示されるものを制御するべく、2つのビデオ出力208、210のうちの一方から資料を送信し、ビデオスイッチ240がその異なるビデオ入力を適切なビデオ出力に案内するようにする、インターフェイスを用いる。
図3に示すように、シリアルパス310は、コンピュータ204が選択的にビデオスイッチ240を設定するための、1つの例示的な方法である。とりわけ、通信リンク310を用いて、発表者はプレゼンテーションシステムソフトウェアと対話し、コンピュータ204からのコマンドをビデオスイッチ240に送信する。このコマンドに基づき、ビデオスイッチ240はビデオ入力と出力との間の結合を制御する。
好適な実施形態において、右側モニタ238、左側モニタ234、および中央モニタ212は全て、タッチ画面モニタである。さらに、コンピュータ204は、注釈ツール(たとえば、ソフトウェアアプリケーション)の3つのインスタンスを実行しており、注釈ツールの各インスタンスは、モニタ212、234、238のそれぞれに表示されるビデオデータの修正もしくは拡大を可能にする。この拡大されたビデオデータは、現在表示されている任意のプレゼンテーションスライド上に重ねられる。図3に示すように、これらのモニタは、コンピュータ204のそれぞれの入力に接続される。図3の例示的なフィードバックパス304〜308は、それぞれのタッチ画面モニタとの触覚インタラクションによるコンピュータ204への応答を提供する、シリアル通信パスとして示される。フィードバックデータは、適切なモニタに表示されるビデオデータを適切に調整するように、注釈ツールの適切なインスタンスに送られる。
操作中、発表者は、右側モニタ238に関連する注釈ツールのインスタンスに、オペレーティングシステムの「焦点」をもたらす1つのモニタ、たとえば右側モニタ238にタッチするであろう。注釈ツールおよびタッチ画面モニタ238を(ドライバソフトウェアと共に)用いて、発表者は、右側プレゼンテーション画面への表示のためにコンピュータ204によって出力されているビデオデータ上に重ねることができるテキスト、ボックス、フリーハンドの図、およびその他の注釈を描くことができる。したがって、視聴者は、特定の視聴者の個々の要求に応じてリアルタイムで容易に拡大することができる、静止したプレゼンテーション資料の恩恵を受けることができる。
図4は、コンピュータ204の例示的な図を表示する。図示されるように、このコンピュータは、複合入力/出力ポート402〜408とともに、複合ビデオ出力ポート410〜414を含むことができる。本発明は図4の特定のコンピュータ配置およびポートのタイプに限定されず、これとは別の機能的に同等である配置もまた意図する。
図5は、本発明の1実施形態にしたがった例示的なプレゼンテーション方法のハイレベルな論理フローチャートを描写する。このフローチャートによると、発表者は、図2に描写されるようなシステムを用いることができ、効果的で動的な複合画面プレゼンテーションを視聴者に提供する。この方法は、実行された時にここに説明するプレゼンテーション
方法を実行する1つ以上のコンピュータ上で動作することができる1つ以上のソフトウェアアプリケーションとして、実施することができる。
ステップ502において、利用可能なプレゼンテーションのリストが発表者に提示され、発表者が選択を行うことを可能にする。一旦プレゼンテーションファイルが選択されると、ステップ504において、この方法は、選択されたプレゼンテーションを構成するスライドのリストを提供することによって続行する。一旦プレゼンテーションファイルが選択されると、プレゼンテーションシステムは、発表者の制御下で画像を表示する後続のステップに移ることができる。しかし、プレローダは、プレゼンテーションが始まる前に画像および添付のデータファイルがキャッシュに格納されるようにそれらをプレロードする、1つの有用なツールである。操作中、プレローダツールは、発表者の自己判断により、用いても用いなくてもよい;しかし、キャッシュに格納された画像を使用すると、キャッシュに格納されない画像を用いてプレゼンテーションを行う場合と比較して、異なる画面をより速く表示することが可能になる。
ステップ506で、スライドの中の第1のスライドは、プレビューウィンドウに自動的に提示されるので、発表者は、次のスライドが何であるかを見ることができ、それがどのように表示されるのが最良であるかを決定できる。この時点で、発表者は、スライドが表示される前に、ステップ508で注釈を付けられるべきであることを決定するであろう。
次に、ステップ510で、この方法は、発表者が多くの可能な選択肢のうちのどれをプレビュースライドの表示のために選択するかを決定する。たとえば、発表者は、ステップ514で、プレビュースライドを左側画面へ送信することを、もしくはステップ516で、プレビュースライドを右側画面へ送信することを、選択するであろう。あるいはこの方法は、ステップ518で、プレビュースライドをどの画面に自動的に送るかを決定するべくプリファレンスファイルを参照する、自動送り機能を含むことができる。その他の表示オプションは、ステップ519で選択することができ、これらのオプションは、左側もしくは右側の画面を消去すること、プレゼンテーション内で1スライド戻ること、現在のプレビュースライドを表示せずにスキップすること、順序外のスライドにジャンプすること、他のプレゼンテーションファイルからスライドにジャンプすること、もしくは空白テンプレートをディスプレイ画面の一方に送信することなどを含むことができる。発表者はまた、ステップ512で、デモンストレーションコンピュータの出力を、左側画面(ステップ522)もしくは右側画面(ステップ524)のどちらかに表示することを選択することができる。発表者はまた、ステップ520で、左側画面(ステップ526において)もしくは右側画面(ステップ528において)のどちらかに表示されるスライドに注釈を付けることを選択することができる。スライドに注釈を付けることにより、発表者は、手近な視聴者にとって適切なカスタマイズされた方法で、プレゼンテーションをインタラクティブに拡大することができる。注釈はそれより後のスライドプレゼンテーションにおいて有用であろうため、また、表示される複数のスライドに注釈を保存するため、この方法のステップ530は、将来に使用するために、任意の注釈を保存する。プレゼンテーションスライドを表示する、もしくはそれに注釈を加える発表者の選択に基づき、ステップ532は、検索され、プレビューウィンドウに表示される次のスライドをもたらす。ステップ534は、プレゼンテーションファイルの最後のスライドが表示されるまで、この方法がステップ510からの部分を繰り返すことを表す。この方法の詳細は、スライドプレゼンテーションを制御する特定のインターフェイスおよびソフトウェアアプリケーションに関して、以下に提示される。
図6は、視聴者に対して行われるプレゼンテーションを発表者が制御することを可能にする、コンピュータ204上で実行するプレゼンテーションソフトウェアアプリケーションの例示的なスクリーンショット600を示す。ドロップダウンメニュー、選択ボックス
、アイコン、ディスプレイウィンドウ、ツールバーなどのグラフィカルユーザインターフェイスコンポーネントおよびそれらの操作は、当業者には既知であり、より詳細な説明は行わない。
プレゼンテーションのための基盤は、たとえば、プレゼンテーションファイルとして参照することのできるものの中に共に配置された多数のパワーポイント(登録商標)スライドから成ることができる。その他のスライドフォーマットもまた、本発明の範囲内において意図される。パワーポイント(登録商標)のファイル、もしくはスライドショー、およびそれらの個々のフレームは、コンピュータ204のハードディスクドライブに格納することができる。たとえば、プレゼンテーションソフトウェアは、「D:¥courses」などのデフォルトのディレクトリ内でプレゼンテーションファイルを探すように設定することができる。そのディレクトリ内には、プレゼンテーションソフトウェアが自動的にスキャンし、発表者にその選択のために表示する、多数の異なるプレゼンテーションファイルがあるであろう。
1実施形態において、プレゼンテーションシステムはまた、ユーザ定義のプリファレンスデータが任意の1つのプレゼンテーションファイルに関連づけられることを可能にする。このプリファレンスデータは、プレゼンテーションソフトウェアが、プリファレンスファイルをその同様に名づけられたプレゼンテーションファイルに容易に関連づけることができるように、所定の拡張子(たとえば「.ipf」)を用いたプリファレンスファイルの形態を取ることができる。好適な実施形態において、プリファレンスファイルは、
<スライド番号>、<方向タグ>、<メモリジョガーテキスト>
の3つのフィールドを有する多数のエントリを含むことができる。
したがって、プリファレンスファイルは、
14,右,3つの全てのアスペクトに言及する
2,左,

16,右,3人のプログラマについてジョークを言う
と類似することができる。
図示されるように、このような慣例にしたがうことが、いくつかの状況下において役立つとわかるであろうが、スライド番号が番号順である必要はない。さらに、各スライドがエントリを有する必要はなく、各エントリが全てのフィールドにデータを有する必要もない。
あるいは、プリファレンス情報は、プレゼンテーションファイル自身のスライドに含まれていてもよい。パワーポイント(登録商標)スライドの「ノート」セクション、もしくはその他のプレゼンテーションファイルフォーマットの同様の機能を用いれば、プリファレンス情報を別々のプリファレンスファイルに格納する必要はなく、プレゼンテーションファイルに含むことができる。
プレゼンテーションソフトウェアインターフェイスは、発表者がプレゼンテーションを選択するのを補助するドロップダウンボックス616を提供する。図6において、たとえば、発表者は、1実施形態において重要であり得、プレゼンテーションがレッスン503のチャプター00に関連することを示すことができる「503−CH00US」という名のファイルを選択した。このファイルは、パワーポイント(登録商標)ファイル「503−Ch00US.ppt」としてハードドライブに格納されるであろう。好適な実施形態において、選択されたプレゼンテーションの第1のスライドは、プレビューウィンドウ602に自動的に表示される。
ウィンドウ612は、選択されたプレゼンテーションファイルの中の13のスライドおよびそれぞれのタイトルを示す。1つのスライドタイトル614は、選択されて(反転表示によって示されるように)示され、このスライド604はプレビューウィンドウ602に表示される。このウィンドウ602から、発表者はスライド604をコンピュータ204の一方のビデオ出力に案内する(もしくは送る)ことができる。
画面600が表示されるところのモニタは、タッチ画面モニタ212であってよいが、発表者はまた、触覚入力に加え、キーボードもしくはマウスを用いてプレゼンテーションソフトウェアのインターフェイスと対話することもできる。
画面600に、プレビュースライド604の送り先を決定する3つのアイコンがある。「送り先」の用語は、スライドが、左もしくは右のどちらかの画面に表示されるように、コンピュータ204のどのビデオ出力に送信されるかに言及する。1実施形態によると、ビデオスイッチのセットアップおよびケーブル接続は、図2に示されるような所定の方法で構成される。プレゼンテーションソフトウェアはこの所定の構成について知っており、それ自身、どのアイコンが発表者によって選択されたかに基づき、スライドを適切なビデオ出力に提供するように構成される。具体的なケーブル接続は、プレゼンテーションソフトウェアがそれにしたがってビデオ出力を案内するように構成される限りにおいて、図2に示されるものと異なってよい。
アイコン620は、プレゼンテーションソフトウェアがプレビュースライド604を左側の画面に送信するようにし、一方、アイコン644は、プレゼンテーションソフトウェアがプレビュースライド604を右側の画面に送信するようにする。プレビュースライド604が、関連するプリファレンスファイルにおいて規定される方向プリファレンスを有する場合、アイコン632はアクティブになり、そのアイコン632を選択することで、発表者は、プリファレンスファイルにある方向プリファレンスに基づき、スライドを好適な画面に送信することができる。一旦、プレビュースライド604が表示のために適切な画面に送信されると、プレゼンテーションソフトウェアは、ウィンドウ602内の一連のスライドの中から次のスライドを自動的に表示する。プリファレンスタグは、自動アイコン632の代わりにアイコン620もしくは644のどちらかを用いることで無効にされてよい。ウィンドウ618は、任意のメモリジョガーテキストをプリファレンスファイルから表示し、発表者のプレゼンテーションを補助するのに用いられる。
本発明の1実施形態によると、プリファレンスファイルにおけるスライドのエントリは、「左右」などの方向エントリを有することができる。この二重エントリは、両方のスライドが実質的に同時に表示されたように見えるよう、1つのスライドを左側の画面に自動的に表示し、そして次のスライドを右側の画面に表示する効果を有するであろう。結果として、最終的な新しいプレビュースライドは、最初のプレビュースライドから取り出された2つである。
スライドは、ディスプレイウィンドウ612からのシーケンスから選択され、次にプレビューウィンドウ602に表示されることができる。
インターフェイス画面600はまた、「戻る」アイコン630および「進む」アイコン634を提供する。アイコン630は、発表者がプレビューウィンドウ602内で逆方向に進むことを可能にし、アイコン634は、現在のプレビュースライド604がスキップされ、プレゼンテーションにおける次のスライドがプレビューウィンドウ602内に表示されることを可能にする。
アイコン626と638はそれぞれ、スライドがディスプレイ画面で上方にスライドされるように見えることを可能にする、左側画面と右側画面の「スライドジョグ」機能を提供する。この働きは、ビューフォイルの下半分が強調されるように、フォイルをプロジェクタ上で上方にスライドする発表者の従来の動作を模倣している。これらのアイコンは、アイコンの次の選択が、スライドの通常のプレゼンテーションとスライドの「ジョグされた」プレゼンテーションとの間で反転するように、トグルとしての役目を果たす。
一方もしくは他方の画面に生徒たちを集中させるため、またプレゼンテーションにおけるさらなる理由のため、プレゼンテーションソフトウェアインターフェイスは、左側のディスプレイを消去するアイコン624と、右側のディスプレイを消去するアイコン640とを提供する。これらのアイコンの一方を選択することによってもまた、「消去されない」適切な表示がもたらされるであろう。
図2の環境に示されるように、デモンストレーションコンピュータ216からのビデオ出力は、ビデオスイッチ240に提供される。プレゼンテーションソフトウェアは、通信リンク310を介してビデオスイッチ240を適切に制御することによって、ディスプレイプロジェクタ232、236の一方への、このビデオ出力の表示をもたらすことができる。発表者がデモンストレーションコンピュータ216からの出力を左側のプロジェクタに導きたい時、アイコン628が選択される。この選択によって、プレゼンテーションソフトウェアはビデオスイッチ240を制御して、ビデオ信号218は左側の画面に表示される。右側のプロジェクタ236での同様の機能が、アイコン636を用いて得られる。アイコン628、636のうちのどちらかの第2の選択によって、デモンストレーションコンピュータ216からの出力の代わりに、表示されるスライドはそれぞれの画面に復元されるであろう。ビデオスイッチ240の用いられない第4の入力を活用する、第2のデモンストレーションコンピュータを、含むことができる。このような代替において、ビデオスイッチ240の手動制御は、適切なビデオ信号ルーティングを選択するのに有用であることがわかる。
ボタン650、652をそれぞれ用いて、左側もしくは右側のディスプレイ画面に表示される現在のスライドを、ウィンドウ610に表示される「お気に入り」リストに加えることができる。
このリストは、「favorites.fvt」などの何か意味のある名前をつけられ、デフォルトのディレクトリ「D:¥courses」に位置することができる。その他のファイル名および位置を用いることもできる。
好適な実施形態において、ファイルのフォーマットは:
<プレゼンテーションファイル>、<スライド番号>:<説明文>
である。
したがって、1つのエントリは:
409−Ch05,14:フリースレッド
に類似し、これは、プレゼンテーションファイル409−Ch05.ppt(たとえば、パワーポイント(登録商標)のスライドが用いられている場合)の14番目のスライドを参照する。説明文は任意のテキストであってよいが、スライドタイトルが1つの有用な例である。
ボタン650もしくは652のどちらかを選択することにより、新しいエントリがお気に入りファイルに付加され、もしくは他の方法でそれに挿入される。好適な実施形態において、このファイルは、さまざまなプレゼンテーションファイル間で有用であり、特定のプレゼンテーションファイルに特有のものではない。発表者は、ウィンドウ612からス
ライドが選択されたのと同様の方法で、ウィンドウ610からスライドを選択する。1つの相違点は、プレゼンテーションソフトウェアが、参照されるプレゼンテーションファイルを開き、適切なスライドを展開し、それをプレビューウィンドウ602に表示する必要があることである。スライドは次に、それぞれアイコン620および644を用いて、左側もしくは右側の画面に送られてもよい。一旦スライドが送られると、プレゼンテーションは、プレビューウィンドウ602に配置する次のスライドを選択するために、オリジナルのプレゼンテーションファイル内のスライド位置に戻る。
プレゼンテーションソフトウェアは、スライド注釈アプリケーション(すなわち注釈ツール)の3つの異なるインスタンスと協力する。スライド注釈ツールは、プレゼンテーションスライド上に重ねることのできるグラフィックを作成する、ベクトルベースの描画ツールであってよい。注釈ツールのこれらのインスタンスのそれぞれは、別々のモニタ212、234、238に対応する。注釈ツールインスタンスの実行は、結果的に、別々のモニタ212、234、238のそれぞれに表示されている注釈ツールバーをもたらす。中央のモニタ212の注釈ツールに関連する注釈ツールバー608は、プレビューウィンドウ602の底部に描かれる。
このツールバーを用いて、発表者は、スライド604が左側もしくは右側のディスプレイ画面のいずれかに送られる前に、これに注釈をつけることができる。左側および右側のモニタ234および238のそれぞれは、自身の関連する注釈ツールおよび同様のツールバーを有する。
時計アイコン606は、発表者が時間枠を選択し、その時間枠における残り時間を示すカウントダウン画面を表示することを可能にするタイマーウィンドウを開く。この時間枠は、課題を終わらせるのに残された時間、もしくはプレゼンテーションにおける休止の終わりまでに残された時間を反映することができる。
図7は、図6に示すような例示的なトル注釈ツールバーを描写する。ツールバーのいろいろな機能は、適切なアイコンをタップする、もしくは選択することで、選択される。左から右へ、アイコンは以下のものを含む。
702:ツールバーの表示を展開もしくは収縮する非表示/表示ボタン。
704:テキストが表示されるべき場所でプレゼンテーションスライドをタップし、そこでテキストを入力するために(コンピュータ204の)キーボードを用いることにより用いられるテキスト機能。
706:好ましくはスタイラスもしくはその他の同様の用具を用いて、スライド上の描画を可能にするフリーハンドの描画ツール。
708:始点角を選択し終点角までドラッグして矩形を規定することを可能にする矩形描画機能。
710:矩形機能と同様であるが、規定された「境界」ボックスに楕円を描く楕円描画機能。
好適な実施形態において、矩形ツールおよび楕円ツールはどちらも、作成された形状が、任意のさらなるアイコンの選択を必要とすることなく入力されたテキストを有することができるように、テキスト入力機能を自動的に起動する。
712:線の始点および終点を選択することにより用いられる直線描画機能。
714:漫画のせりふ吹き出しに似たテキスト入力ボックスを作成する「呼び出し」機能。
716:透明な黄色で強調表示される矩形を画面上に作成する蛍光ペンツール。
718:プレゼンテーションスライドの所望の位置にインジケータを表示することを可能にするポインタツール。好適な実施形態において、インジケータは真っ赤な矢である。この矢は、発表者によってタップされたプレゼンテーションスライド上の任意の場所に動く。
720:プレゼンテーションスライドの部分を覆ってその表示を妨げる漸進的表示機能。画面を1度タップすると、開始垂直位置が設定され、続くタップのそれぞれによって、オーバーレイが再配置され、プレゼンテーションスライドのより多くが表示される。
722:プレゼンテーションスライド上の任意の注釈を消す消しゴムツール。
724:それぞれの注釈を逆順に削除する取り消し機能。
726:いろいろな色から将来の注釈操作のための色を選択する色選択ツール。
注釈は左側、右側、中央のモニタ上で、任意の特定の順番で行われることができる;したがって、好適な実施形態において、発表者がプレゼンテーションスライドから離れてナビゲートするときは常に、注釈は保存される。たとえば、スライド13が右側のモニタ238に表示される間に、スライド14は、左側のモニタ234に表示され、注釈を付されてもよい。発表者が右側のモニタ238に触れると、コンピュータ204のオペレーティングシステムは、焦点が右側のモニタ238に移ったことを検知し、任意のさらなる入力はモニタ238に関連する注釈ツールによって解釈される。プレゼンテーションソフトウェアはまた、先へ進む前に、スライド14についての任意の現在の注釈を保存する。発表者がそこでスライド14に戻る場合、スライド13についての現在の注釈が保存され、さらなる入力は左側のモニタ234に関連する注釈ツールによって解釈される。
好適な実施形態において、それぞれの注釈ツールによって作成されたベクトルグラフィックファイルは、「C:¥courses」ディレクトリに格納される。たとえば、プレゼンテーションファイル409−Ch05.ppt内のスライドに注釈が作成されると、ディレクトリ409−Ch05.annが作成され、ファイル「xxx」が実装できる。ここで「xxx」はプレゼンテーションファイル内のスライドを意味する。
プレゼンテーションソフトウェアがプレビューウィンドウ602内のスライドを提示する時、これは、任意の注釈ファイルの存在を自動的に検索し、それによってスライドを自動的に拡大することができる。結果として、注釈ファイルは保存され、他のコンピュータに移動されて、第2のコンピュータに存在するプレゼンテーションスライドを用いる間にも、そのコンピュータからのプレゼンテーションを拡大することができる。また、注釈されたスライドの再表示は、スライドが元々注釈されたディスプレイ画面に依存しない。たとえば、右側のディスプレイ画面上に表示され注釈されるスライドは、後で表示するために再度呼び出され、左側のディスプレイ画面に送られてもよく、任意の前回の注釈が、左側のディスプレイ画面に、修正の必要なく表示される。
一時的に図6のインターフェイス画面600に戻ると、2つの補足的なアイコン622と642がある。これらのアイコンはそれぞれ、空白のスライドを左側および右側のディスプレイ画面で開始する。次いでこの空白のスライドに、所望の注釈を付すことができる。好適な実施形態において、空白のスライドの名称を要求するダイアログボックスが現れ、提案されるデフォルトの名称を与えることもできる。新たに名称をつけられたスライドがお気に入りとして保存されていない場合、これは現在のプレゼンテーションの終了にあ
たって削除される。保存される場合、これは後ほど呼び出すことができる。同様に、個々のスライドを作成し、「C:¥courses」ディレクトリにコピーし、手動でお気に入りファイルに追加してもよい。このようにして、規定されたプレゼンテーションの間に、プレゼンテーションファイルを拡大するさらなる外部のスライドを、容易に選択および表示することができる。
プレゼンテーションシステムは、単一のドキュメントファイルフォーマットのみからの可視の内容を提示することに限定されない。プレゼンテーションシステムはたとえば、パワーポイント(登録商標)プレゼンテーションおよびアドビ(登録商標)アクロバット(登録商標)PDFファイルなどの、2つ以上の異なるドキュメントファイルフォーマットと連動することができる。好適な実施形態において、パワーポイント(登録商標)プレゼンテーションは、横長レイアウトで情報の画面を送るのに用いられ、一方アクロバット(登録商標)のファイルは、縦長レイアウトでページ作成された書類からの情報を表示する。
本実施形態によると、パワーポイント(登録商標)およびアクロバット(登録商標)のプレゼンテーションはどちらも、表示されている文書の各画面に関連する任意の注釈ファイルを組み込むことも含めて、プレゼンテーションシステムによって全く同じように扱うことができる。横長と縦長の文書の縦横比の差により、縦長モードのページ(たとえばアクロバット(登録商標)のページ)の3分の2のみが各画面およびプロジェクタに表示される場合がある。インターフェイス600の「上昇」ボタン626、638は、アクロバット(登録商標)のページの下側3分の2が見えるようにするために用いられる。
「お気に入り」機構の機能および利点は、パワーポイント(登録商標)もしくはアクロバット(登録商標)の両方のフォーマットを保存され、任意のディスプレイ画面212、234、238への表示のために呼び出すことができるので、どちらのページにおいても同じである。
図1の例示的なリモートコントロール108が、図8に要素800として詳細に示される。たとえば、リモートコントロール800は、システム200の他の構成要素によって用いられていない入力/出力ポートを用いて、コンピュータ204に接続することができる。リモートコントロールは、図6に示されるツール一式の全体を有する必要はないが、自動的にスライドを進めるボタン802;現在のプレビュースライドをスキップするボタン804;プレビュースライドを右側の画面に送信するボタン806;右側の画面を消去する/消去を元に戻すボタン808;左側の画面を消去する/消去を元に戻すボタン810;プレビュースライドを左側の画面に送信するボタン812、を含むことができる。
図9は、図1のシステム100もしくは図2のシステム200と比較して、代替的なプレゼンテーションシステム配置900を描写する。しかし、システムのそれぞれには、前述の図面を参照して既に詳細に説明した多くの共通の構成要素がある。したがって、多様な配置の間の差をあいまいにしないために、各配置に共通しているこれら共通の特徴の詳細な説明は、図9を参照して繰り返されない。代わりに、多様な配置の間の差異を強調し、これらの差異の詳細な説明を提供する。
図9において、コンピュータ902は、他の構成要素によって用いられるデータフローおよびプレゼンテーション資料を制御する。このコンピュータ902は、トラックボール、キーボード(標準型もしくは小型の)、マウスなどの入力装置と連動する通信ポート904を含む。コンピュータ902は、ビデオポート908を介して、タッチ画面918上にグラフィカルユーザインターフェイスを提供し、発表者もしくはインストラクターがプレゼンテーションを制御するのを補助する。通信ポート906は、タッチ画面918から
、スタイラスによって提供されるようなフィードバックを受信する。
任意の従来のタッチ画面端末を用いることができるが、例示的なタッチ画面918は18インチWacom Cintiqコンピュータ支援設計端末である。この特定の端末は、ユーザが書き込みをしながら手をディスプレイ画面に置くことを可能にする独自のスタイラスを含む。この機能によって、注釈の正確さが改善される。
ビデオポート910および912は、右側および左側のプロジェクタ924、926上の表示のためのビデオ出力を提供する。先に説明したように、プレゼンテーションシステムは、ディスプレイ画面を、タッチ画面918に提供されるグラフィカルユーザインターフェイスを用いて、発表者の制御下で特定のプロジェクタに案内することにより、情報の電子ディスプレイを、交互に行う、もしくはその他の方法で、制御する。
他のビデオソース920が、プロジェクタ924もしくは926のいずれかに時折表示されるであろうから、ポート910および912からのビデオ出力は、コンピュータ902のポート914からの信号を介して制御されるビデオスイッチ922を介して送られる。したがって、グラフィカルユーザインターフェイスを用いてポート914からの制御信号を作成することで、発表者は、ソース920からの代わりのビデオ信号の選択および選択解除を制御するだけでなく、ビデオポート910および912からのスライドの案内を制御することができる。
ビデオスイッチ922が、単独のn×2ビデオスイッチ(すなわち、nの入力と2つの出力を有する)として描写されるが、一対の2×1スイッチなどのその他の構成を用いることもできる。あるいは、プロジェクタ924および926が複数入力ポートを有する場合、スイッチ922を省略してもよい。この代替において、ポート914からの制御信号は、適切なプロジェクタを直接制御して、選択された入力を表示するであろう。
図9のシステム900と先に説明したシステムとの間の1つの重要な差異は、中央のディスプレイ104、左側および右側のディスプレイ110a、110bの代わりに、単一のタッチ画面918が用いられることである。この単純化に対応するために、コンピュータ902上で作動するプレゼンテーション制御ソフトウェアは、マルチウィンドウのタブ付けされた単一のタッチ画面918上のインターフェイスを用いる。
図10は、図9の単独の画面の代替のための例示的なグラフィカルユーザインターフェイス1000を描写する。インターフェイス1000は、3つのサブウィンドウ1006、1008、1010を含む、メインのディスプレイ域1024を含む。中央のウィンドウ1006は、左側もしくは右側のプロジェクタのいずれかに案内されるであろう現在のインストラクターの画面を表示する。左側のウィンドウ1008は、現在表示されている左側のプロジェクタ画面を表示し、右側のウィンドウ1010は、現在表示されている右側のプロジェクタ画面を表示する。
インターフェイス1000は、各側に沿った左側ツールバー1020および右側ツールバー1022のそれぞれに加えて、上面に沿ったアイコンツールバー1004を含む。これらのツールバーは、発表者がたとえば、ページを一方もしくは他方の画面に案内すること、ページをスキップすること、空白のページを送信すること、ページをスクロールすること、ページ間でジャンプすること、代替のビデオソース(たとえばデモコンピュータ)を選択すること、「お気に入り」を保存もしくは選択することを可能にする、既に説明したような機能を提供する。インターフェイス1000の上面に沿って、現在のインストラクターの画面1006についての簡潔なノートを表示するメモリジョガーバー1002がある。
インターフェイス1000の底面に沿って、ディスプレイ域1024の3つのサブウィンドウのそれぞれに対応する3つのタブ1012〜1016がある。左側の画面タブ1012を用いて、ユーザは、注釈を付けるために左側のプロジェクタ画面を選択することができ、右側の画面タブ1010を用いて、ユーザは、注釈を付けるために右側のプロジェクタ画面を選択することができる。中心のタブ1014を用いて、ユーザは、図10に示される合成のマルチウィンドウ画面1024に戻ることができる。
グラフィカルユーザインターフェイス1000は、通信ポート906を介してコンピュータ902にフィードバックを提供するタッチ画面ディスプレイ918上に表示される。注釈およびツールバーの選択を、合成画面1024から行うことができる;しかし、現在のディスプレイ画面1008、1010の一方を選択することによって、任意の注釈に関するよりよい制御が可能になる。ディスプレイ画面の一方は、適切なタブ(1012もしくは1016)を用いることで、もしくは単に、入力装置916の一方を用いてウィンドウ(1008もしくは1010)の一方を選択することで、選択することができる。
図11は、左側画面1008(たとえば)が注釈のために一旦選択された、グラフィカルユーザインターフェイス1000の例示的なスナップショット1100を描写する。図11に示されるように、画面タブ1012〜1016は、スナップショット1100の底面に残り、左側画面サイドツールバー1020は、スナップショット1100の左側サイドに残る。しかし、合成画面1024の代わりに、現在の左側のプロジェクタ画面1008が、ディスプレイ域をほぼ占めるように表示される。スナップショット1100の上面に沿って、現在の左側のプロジェクタ画面のメモリジョガー域1102があり、スナップショット1100の底面の近くに、注釈ツールバー1104がある。注釈ツールバーの詳細は、図7を参照して先に説明しており、そのアイコンは、現在表示されている画面に注釈を付すことを単純化するツールおよび機能を提供する。これらの注釈は、システム900を用いて提供されるプレゼンテーションの動的性質を強化するために、プレゼンテーションの間にリアルタイムで現れる。
スナップショット1100およびインターフェイス1000のレイアウトは、本来、例示的なものである。もちろん、その他の機能的に同等のツールバー、画面レイアウト、アイコンラベル、および機能が、本発明のさらなる実施形態の中に意図される。
図9から12に示される代替のプレゼンテーションシステムにおいて利用可能であるツールおよび設備と、図1から8を参照して記載され、説明されるそれらの間には、多くの類似点がある。しかし、代替の配置において、3つのビデオ出力を制御するために好ましくは1つのタッチ画面がある。したがって、発表者は、3つの別々のタッチ画面に注釈するよりもむしろ、タッチ画面上の画像から画像に切り替える。
このシステムの一般的な使用は、「チャプター」ボタンを選択し、プレゼンテーションのため複合画面のチャプターをロードすることでスタートする。インストラクターの画面をプレゼンテーションアプリケーションの制御インターフェイスとして利用しながら、ページは、ツールバーの左ボタンと右ボタンを用いて、交互に左側および右側に送信される。あるいは、画面がプレゼンテーションのためにどのように案内されるかを自動的に制御するデフォルトのプリファレンスを格納することができる。特定の投影された画像に注釈するために、図10のインストラクター画面インターフェイスに見られる小さなディスプレイウィンドウで注釈ツールを用いることができる。あるいは、発表者が、現在のプロジェクタ画面のうちの1つを(ウィンドウをクリックすることにより、もしくはタブボタンを用いることにより)選択する場合、対応する左側もしくは右側の画面の画像が、図11に示されるように、タッチ画面域をほぼ占めるように拡大される。これにより、注釈は、
拡大されたウィンドウに、より正確に適用される。一旦、任意の注釈が完成されると、「インストラクター画面」のタブをクリックすることで、プレゼンテーションを続けることができるように、合成の、マルチウィンドウのインストラクター画面が再び現れる。
図12、13、14は、図1のマルチディスプレイ環境もしくは図9のシングル画面ディスプレイ環境において用いることのできる「ズーム」機能を図解する。どちらの環境においても機能が実質的に同じであるので、図12〜14に描写される例示的な実施形態は、単にシングル画面ディスプレイ環境のものである。左側および右側の画面に表示される複合スライドを含む、先に説明された筋書きに加え、ズーム機能は、単一のスライドを異なる方法で、右側および左側の画面の両方に表示することを可能にする。
図12は、画面の底面にタブ1210によって示される、インストラクター画面の画面ビューを描写する。既に説明したように、この画面は、次のスライド1204と、右側の画面に表示されているもののコピー1206と、左側の画面に表示されているもののコピー1208とを表示する。
スプリット画面モードとして知られる、図12に描写される特定の状況において、現在のスライドは、左側と右側の両方の画面に表示される。たとえば、ウィンドウ1208が現在のスライドの下部を示す一方で、ウィンドウ1206は、現在のスライドの上部を示す。両方のウィンドウに現れる、いくらかの重なる部分1212があり、この部分1212は、影を付けるか、もしくはその他の方法で視覚的に識別することができ、この情報が両方のウィンドウにあることを観察者が認識するのを助ける。
発表者は、現在のスライドがどのように表示されるかのさらなる制御を可能にする「ズーム」ツール1202を利用することができる。図13は、一旦ズームツール1202が選択されると、ディスプレイウィンドウがいかに変化するかを描写する。ウィンドウ1204が同じままである一方、ディスプレイウィンドウ1304および1302はその挙動を変化させる。
右側のウィンドウ1302において、右側のスライドディスプレイ画面に表示されて、現在のスライドの全体が示される。好適な実施形態において、左側のディスプレイ画面は空白である。しかし、左側のウィンドウ1304は、たとえば「ズームイン」を可能にするべくスライドの部分を選択するべきであると示唆する、発表者にとって有用なインストラクションを含むことができる。実際には、発表者は次に選択ツール1306を用いて、ウィンドウ1302に表示されるスライドの部分を選択するであろう。このツールは、多くのコンピュータユーザにとってなじみ深いクリックアンドドラッグ操作を用いることが好ましい。さらに、他の実施形態において、異なるスライドが左側と右側の画面に表示されることがある。いずれかの画面にズームツールを用いることにより、反対側の投影される画像は、選択された域のズームされたコピーで置き換えられるようになる。
図14は、一旦、スライド1402の部分1404がツール1306を用いて選択されると、いかにウィンドウが変化するかを描写する。とりわけ、左側のディスプレイ画面はもはや空白ではなく、左側ウィンドウ1406に示されるように、スライドの「ズームイン」部分を表示する。ウィンドウ1402におけるスライドの表示はまた、選択された部分1404を強調表示するシェーディングなどの、いくつかの視覚的キューを含むように変化する。ウィンドウ1204は、プレゼンテーションにおける次のスライドを示し続ける。
注釈については、左側ウィンドウ1406および右側ウィンドウ1402の両方に、先に説明したツールおよび方法を用いて注釈を付すことができる。図15は、前の実施形態
においてまだ説明されていない特徴を含む本発明の1実施形態のスクリーンショットを図解する。
プレゼンテーション制御インターフェイスの前のスクリーンショットと同様に、図15は、それぞれ左側および右側のプロジェクタ画面に現在表示されているスライドを表示するサブウィンドウ1504、1508に加えて、プレゼンテーションにおける次のスライドを表示するサブウィンドウ1506を含む。
プレゼンテーションの間、発表者は、スライドの中のエラーもしくはその他の不適切な内容に気づくことがある。さらに発表者は、視聴者のフィードバックから、スライドに加えてもよいさらなる情報について知ることができる。これらの場合において、ここに説明されるプレゼンテーションシステムおよび方法は、プレゼンテーションの間に、修正が必要であるとスライドにマークするツール1502を提供する。
プレゼンテーションにおいてスライドがまだ表示されている間に、発表者は、注釈ツールを用いて、ウィンドウ1508には描写されるが、視聴者が見るディスプレイ画面には描写されないことが好ましい注釈1510a、1510bを作成することができる。あるいは、発表者は、後で修正するために、単にツール1502上でクリックしてスライドをマークすることができる。スライドがマークされた後、プレゼンテーションを最後まで続けることができる。インストラクターはそこで、スライドを見直し、より都合の良い時に、マークされた任意のスライドに注釈することができる。どのスライドがツール1502を用いてマークされたかを発表者が認識するのを補助するために、このようなスライドのそれぞれに、視覚的なインジケータ1512を追加することができる。
プレゼンテーション制御インターフェイスが動作しているコンピュータシステム(たとえば902)がネットワークに接続される場合、発表者によってマークされ注釈されたスライドは、他の個人に容易に転送され、スライドの訂正もしくは更新を行うことができる。好適な実施形態において、プレゼンテーション制御システムは、最近注釈されたスライドを自動的に見つけ、それらを更新のために転送することができる。
スクリーンショット1500のその他の特徴に、タイムライン追跡インジケータ1514がある。このインジケータ1514は、現在のプレゼンテーションがプリセットされたタイムラインと比較していかに進行しているかの目安を表示する。発表者がプレゼンテーションの間に所定のスケジュールを維持することを助けるために、各スライドは、プレゼンテーションの間、スライドが好ましくはどれだけの長さ表示されるべきであるかを示す、関連するメタ情報を有することができる。先に論じたように、各スライドは、画面プリファレンスおよびメモリジョガーテキストなどの関連のメタデータを有することができる。ここに説明するタイミングメタ情報は、発表者が、プレゼンテーションの予期されるタイムラインにいかに綿密に従っているかを確認するのに用いられる。このようなメタデータは、発表者の時間管理を助けるために表示されるため、発表者のスライドの画像上に表示することができる。
図16の論理フローダイアグラムは、発表者にタイムライン情報を提供するための例示的な方法を描写する。一旦プレゼンテーションがスタートすると、時計もしくはタイマーがステップ1602においてスタートされる。次にステップ1604においてプレゼンテーションのためにスライドが検索され、ステップ1606において、そのスライドがプレゼンテーションの間のいつ表示されるべきであるかについての、スライドのタイミング情報が抽出される。最終的に、ステップ1608において、発表者はスライドを視聴者に表示するであろう。この時点で、動作中の時計もしくはタイマーに基づいてこの特定のスライドがいつ表示されたかを示すタイムスタンプが作成される。プレゼンテーションについ
て関連するタイミングメタ情報が見つからない場合、システムは、エラーメッセージを作成したり、もしくはその他の方法でプレゼンテーションに影響を及ぼしたりすることなく、単に、各スライドについてデフォルトの時間を用いることができる。
ステップ1610において、プレゼンテーションのスタートから経過した時間(すなわち、前ステップからのタイムスタンプ)が、スライドが表示されるべきであった予期された時間と比較される。この比較をおこなうために、多数の代案が意図される。たとえば、各スライドは、プレゼンテーションの間に、どのくらい長くこれが表示されるべきであるかを示すメタ情報を有することができる。この場合、スライドの予期される表示時間は単に、先の全てのスライドの「表示時間」の和である。あるいは、メタ情報は、プレゼンテーションのスタートに対するポイントインタイム(たとえば、5:15分)であってもよい。この場合、予期された表示時間ははっきりと特定され、先のスライドについての情報を用いて計算する必要がない。スライドが提示される場合およびそれが提示される必要があった場合に追跡を行うその他の機能的に同等の方法も、本発明によって意図される。
ステップ1612において、タイムスタンプ情報(ステップ1608を参照のこと)が、プレゼンテーションの進行を発生とともに記録するために、遠隔的、もしくは局所的にログファイルに格納される。スライドがスキップされると、このログファイルは、関連するタイムスタンプよりむしろ、好ましくはこのような注釈を含むことができる。
ステップ1610で生じる比較のインジケータは、ステップ1616において発表者に表示することができる。図15に示されるように、現在のプレゼンテーションについてのタイミング情報を示す計測器1514が、発表者のために、インターフェイス1500上に提供される。このタイミング情報は、多様な同等のグラフィカルフォーマットで表示することができるが、図15は1つの例示的なディスプレイインジケータ1514を描写する。この例において、タイムバーは、スケジュールより遅れていることを示す領域1516(赤であってよい)、ほぼスケジュール通りであることを示す中央領域1517(黒であってよい)、およびスケジュールより進んでいることを示す別の領域(緑であってよい)を含む。所定のスケジュールに対していかにプレゼンテーションが進んでいるかによって、タイムバーの適切な領域1516、1517、1518に重なるバー1519もまた存在する。図示されるように、「2分進んでいる」というテキストもまた、発表者に対してさらに具体的にタイムライン情報を示すために存在してもよい。
プレゼンテーションにもっとスライドがある場合、次のスライドを検索することができるように、ステップ1618における決定は、論理フローをステップ1604に戻す。しかしプレゼンテーションが一旦終わると、ログファイルなどの蓄積されたタイムスタンプ情報は、さらに解析されてもよい。たとえば、ログファイルはステップ1614において、プレゼンテーションがいかに綿密に所定のタイムラインに従ったかを確認するために、離れた位置に自動的に転送されてもよい。こうしてヒストリカルデータが集められて、発表者の適合度を評価したり、もしくは所定のタイムラインを調整するような働きを可能にしたりすることができる。
さらに、「ツール」メニューバーは、より詳細な情報を発表者に提供する、タイムラインに関する情報についてのオプションを含んでもよい。たとえば、1つのオプションは、プレゼンテーションにおける残っている全てのスライドのリストを、予期される表示時間に沿って表示することであろう。別のオプションは、プレゼンテーションに付随する課題のリスト、および、残り時間および残りのスライドに基づいて、発表者がどれだけの時間を実地の課題に割り当てることができるかという計算を表示することであろう。
スタイラス1520、もしくは蛍光ペンツールは、一般的に発表者によって用いられ、
プレゼンテーションの間、スライドの部分を強調表示する。スタイラス1520が選択された後の操作は通常、コンピュータ902(図9参照)に付加されたマウスもしくはその他の入力装置を用いて行われる。このような入力装置に加え、ワイヤレス技術における最近の進歩により、さらなるマウスもしくはその他の入力装置がコンピュータ902から離れて位置することが可能である。たとえば、発表者は、コンピュータ902の任意のインターフェイスポートとのインターフェイスを介して、スタイラス1520を制御する手持ち式の入力装置を携行することができる。このようにして、発表者は、コンピュータ902のキーボードから物理的に離れた別の場所に位置しながら、スライドを強調表示し、もしくは他の方法で注釈することができる。
既に説明したシステムの機能に加え、本発明の別の実施形態もまた意図される。これらの実施形態のいくつかは、説明したシステムを用いて発表者が利用可能であるさらなるツールおよび特徴を含む。たとえば、図17は、図10を参照して既に説明したものと同様であるが、さらなる、もしくは別のインターフェイス要素を含むインターフェイス画面1700を描写する。既に詳細に説明したこれらのインターフェイス要素は、インターフェイス画面1700のさらなる特徴をあいまいにしないために、以下にさらには論じない。
この例示的な画面1700において、ナビゲーションメニューバー1702および注釈メニューバー1704が、画面1700の上面近くに配置される。これらのメニューバーはそれぞれ、先に説明したように、ユーザがスライドプレゼンテーションを制御し、スライドの内容を編集することを可能にする。さらに、これらのメニューバーは、後でより詳細に説明するその他のツールを含む。
既に説明したインターフェイス画面と同様、インターフェイス画面1700は、プレビューウィンドウ1706、左側画面ウィンドウ1708、右側画面ウィンドウ1710を含む。同様にこの画面1700に表示されるのは、チャプターウィンドウ1712およびスライドウィンドウ1714である。いくつかの実施形態によると、チャプターウィンドウ1712は、提示されている現在のコースに含まれるチャプターもしくはモジュールをリストアップする。発表者を支援するために、現在のチャプターは、ウィンドウ1712に示されるように、強調表示されるか、もしくは他の方法で視覚的に示されてもよい。スライドウィンドウ1714は、現在のチャプターに含まれ、プレビューウィンドウ1706の現在のスライドがどれであるかを示す視覚的な目安を含むことのある、スライドの順に並べられたリストを示す。
チャプターウィンドウ1712は、スライドウィンドウ1714の外観が発表者の動作によって変動するであろう間、常にインターフェイス画面1700に表示されることが好ましい。たとえば、発表者は、お気に入りのリストを表示する、もしくは開くことができるファイルを表示するツールを、ナビゲーションメニューバー1702から選択することがある。そのような場合、異なるリストはスライドウィンドウ1714の上面に重なるであろうし、もしくは単に、ディスプレイ画面1700上のスライドウィンドウ1714を置き換えるであろう。発表者が表示したいと望むであろうファイルの一例は、PDFファイルである。本発明の実施形態により、発表者は、PDF文書を開き、それらをいずれかのウィンドウに表示することが可能である。たとえば、プレゼンテーションは、お気に入りリストからの異なるPDFファイルが右側ディスプレイウィンドウ1710に表示するために選択される間、左側ディスプレイウィンドウ1708に表示されているPDFファイルを含むことができる。もちろん、その他のファイルのフォーマットもまた、同様に2つのディスプレイウィンドウに表示することができる。
先に説明されたように、発表者は、プレビューウィンドウ1706からのスライドを左側ディスプレイウィンドウ1708もしくは右側ディスプレイウィンドウ1710のいず
れかに送信することにより、プレゼンテーションを制御する。発表者が両方のディスプレイウィンドウ1708、1710に、プレビューウィンドウ1706にあるものを表示したいと思う場合があるであろう。したがって、発表者がプレビューウィンドウ1706のスライドを、容易に、左側ディスプレイウィンドウ1708と右側ディスプレイウィンドウ1710の両方に同時に送信することを可能にするツール1728が、ナビゲーションツールバー1702に提供される。
3つの異なるウィンドウ1706〜1710に伴うべく、インターフェイス画面1700の周囲に、発表者がプレゼンテーションの多様なスライドをさらに操作することを可能にする3つの異なる領域がある。これらの範囲もしくは領域の配置は、画面1700内のさまざまなディスプレイウィンドウに対応する。たとえば、領域1716はプレビューウィンドウ1706に対応し、領域1718は左側画面ウィンドウ1708に対応し、領域1720は右側画面ウィンドウ1710に対応する。先に説明したように、これらの領域で利用可能なインターフェイス要素により、発表者は、対応するディスプレイ画面上に空白ページを作成すること、画面を消灯すること、スライドの異なる部分を見せること、スライドをお気に入りリストに加えること、などが可能になる。さらに、各領域は、スライドにエラーもしくは「バグ」を有するとマークするインターフェイス要素を含む。例示的な画面1700によると、プレビュースライドのための領域1716は、エラーを有するスライドにマークする、それ自身のインターフェイス要素1738を含む。この要素1738により、発表者は、スライドが左側もしくは右側の画面に送信される前に、これにエラーを有するとフラッグ付けすることが可能になる;これにより、スライドを右側もしくは左側の画面に送信し、これらにエラーを有するとフラッグ付けすることにより生じるであろう、プレゼンテーションのいかなる中断も最小になる。
エラーを有するとマークされることができるスライドと連動して、ナビゲーションツールバー1702は、エラーを有するとしてマークされたスライドのリストを表示することを可能にする要素1736をさらに含む。発表者がこのメニュー要素1736を選択する時、図18のものと同様の画面が、インターフェイス画面1700内に表示される。画面1802は、エラーを含む、もしくは修正する必要があるスライドを開いてリストアップするセパレートウィンドウであることが好ましい。
プレビューウィンドウ1706のスライドに、エラーを有するとしてフラッグ付けすることに加え、発表者はまた、プレビューウィンドウ1706のスライドに注釈することができる。ここで、先に説明したタッチ画面技術によると、発表者は、システムの焦点をプレビューウィンドウ1706に変更する多様な入力方法を有する。一旦このウィンドウが選択されると、注釈メニューバー1704の要素は、適切なスライドに注釈を付けるために用いることができる。したがって、既に説明したように、発表者はスライドを画面に送信し、視聴者を考慮してそれに注釈を加えることを続けることができ、あるいは、スライドがプレビューウィンドウ1706にある間に注釈を加え、ディスプレイ画面に送ることができる。さらに、ディスプレイウィンドウの1つに送信される既に注釈されたスライドもまた、視聴者を考慮してさらに注釈を加えることができる。
発表者にとって有用である一連の注釈ツールは、図17のツールバー1704に示される「矢印」ツール1740、1742である。発表者は、ツール1740、1742の一方を選択し、左側もしくは右側ディスプレイ画面1708、1710のいずれかにカーソルを動かす。カーソルが適切なディスプレイ画面の周囲を動くと、提示されているスライドの特定の部分に、ポインタのように挙動して視聴者の注意を引く矢印が表示される。スライドのレイアウトおよび興味のあるアイテムにより、発表者は、所与の状況において左側を指す矢印1740もしくは右側を指す矢印1742のどちらがより効果的であるかに基づき、いずれかを選択することができる。いくつかの実施形態において、矢印は、カー
ソルの動きと共に動く;もしくは、別の実施形態において、発表者は、表示されるスライドの部分をクリックして矢印をスライド上に固定することができる。後者の実施形態において、一旦1つの矢印がスライド上に固定されると、さらなる矢印ツールを選択し、利用することができる。
スライドの特定の範囲に注意を引くことを可能にする、発表者が利用可能な他の有用な一連のツールは、注釈メニューバー1704の2つの強調表示ツール1732、1734である。図22の例示的なスライドは、2つの異なる強調表示ツールの間の差異を描写する。領域2202は、マーキー蛍光ペン1732がスライドの選択された部分をいかに強調表示するかを示し、一方、領域2204は、チゼルポイントの蛍光ペン1734を用いて可能になるさらに自由な形状の強調表示をする特質を描写する。図示されるように、いずれのツールも、発表者が、スライドの特定の部分をいかに強調表示したいかにより、同じスライド上で利用することができる。
図23は、他の注釈ツールの使用を図解する。矢印ツール1730は、スライド2302上に矢印2306を引くことにより、発表者がスライド(3つのウィンドウのうちの任意のもの)に注釈することを可能にする。1実施形態によると、矢印の太さと矢じりは固定されている。あるいは、デフォルトの線幅と矢じりサイズを自動的に提供してもよく、発表者がこれらのパラメータを調整して、ツール1730を用いて引かれる矢印の外観を制御することができる。先に説明した線引きツール712と同じく、発表者は線の始点と終点を選択するが、この場合、終点はスライド上に矢じりを有して表示される。さらに、一旦矢印(たとえば2308)が完成すると、発表者はテキストのタイピングを始めることができ、自動的にツールがテキストボックスを開き、テキストが矢印2308の近くに位置するボックス2304内に表示されるようになる。
一旦スライドが注釈されると、注釈の操作が必要とされる場合があり、発表者がスライドへの注釈を管理するのを補助するさまざまなツールが提供される。たとえば、ツール1726は、スライド上の1つ以上の注釈を選択するのに用いられるであろう。たとえば、ツール1726はなじみのあるクリックアンドドラッグの方法で用いることができ、選択される注釈の周囲に多角形を描写することができ、もしくは、ツール1726は本質的により自由な形状であり、選択された注釈を囲むイレギュラーな形状を、ユーザが描写することを可能にする。注釈は一旦選択されると、動かしたり削除したりすることによって、一斉に操作することができる。他の例では、注釈はツール1726を用いて選択され、たとえばスライド上のテキストボックスの注釈内のテキストを編集することにより変更される。注釈が、1度に1つもしくは集合的に削除されるか編集されるかにかかわらず、繰り返しツール1744は、発表者が削除もしくは編集の逆順にバックアノテーションを加えることを可能にする。したがって、注釈およびそれらの削除のヒストリーは、繰り返しツール1744の各選択によって直前に削除された注釈が継続的に復元されるように、システムによって維持される。
図17を再び参照すると、チャプターウィンドウ1712の真下は、現在のチャプターに関するさらなる情報を任意で提供する付随領域1722である。たとえば、この領域1722は、図示されるように、プレゼンテーションの間にチャプターが提示される時および、プレゼンテーションの間にチャプターが終了されるべき時についての、提案される時間を示すことができる。これらの提案される時間は、「時間」および「分」情報のみならず、プレゼンテーションが複数日続くように予定されている場合は、「日」情報も含むことができる。この情報をさらに補強するべく、選択された場合に全てのチャプターについての時間情報を表示するリンクが提供されることがある。たとえば、図25の例示的な画面は、各チャプターおよびその予定されたプレゼンテーション時間をリストアップするウィンドウ2500を含む。多様な詳細もまた、同時に表示することができる。例示したウ
ィンドウ2500において、チャプターはさらに、各チャプターのサブ部分(たとえば課題)もまた、それらの関連する時間枠から分離されてリストアップされるように、サブ部分に線引きされる。当業者は、本発明の範囲から逸脱することなく、多くの異なるフォーマットおよび詳細レベルを、発表者の利益のために表示できることを認識するであろう。
プレゼンテーションのタイミングは、モニタに対する重要な特長である場合があるため、発表者を支援するために、時間に関するさらなるツールが、本発明の実施形態の中に含まれる。たとえば、図24の例示的な画面2400は、特定のプレゼンテーションの部分がどれだけ長いのかを表示するオーバーレイウィンドウ2402を含む。この例において、視聴者が課題を行う間に発表者が表示することのできる課題スライド2400(左側ディスプレイ画面、右側ディスプレイ画面、もしくはその両方に表示される)が示される。オーバーレイウィンドウ2402は、課題の長さを表示して、発表者がその情報を覚えておくのを助ける。オーバーレイ画面2402は、視聴者が実際に見るディスプレイ画面上で可視であってもよいが、好適な実施形態において、オーバーレイ画面2402は、発表者によって用いられているタッチディスプレイ画面上でのみ可視である。
ナビゲーションメニューバー1702のタイマーツール1724も、発表者が利用可能である別の有用なツールである。タイマー1724の選択により、図26に示すように、画面2600が発表者のシステム上で開く。画面2600は、発表者がタイマーをセットし監視することを可能にする。
例示的な情報は、現在の時間、タイマーの終点、残り時間をカウントダウンする動的に変化するディスプレイなどのアイテムを含む。画面2602はまた、タイマー変数を変更し、もしくは再セットすることを可能にする要素2604および、タイマーが左側、右側、もしくは両方のディスプレイ画面に送信されることを可能にする要素2602を含む。
図20は、図11を参照して説明されたものと比較して、別のフルページディスプレイ画面2000を描写する。多くの点において同様であるが(たとえば、画面の底面でのタブ2002の挙動など)、別のディスプレイ画面2000は、ナビゲーションツールバー1702および注釈ツールバー1704が画面2000の上面に残り、さらなるツール領域1702が画面2000の右側部分に現れる点で、異なっている。左側の画面タブが選択された場合、さらなるツール領域が画面の左側部分に現れる。これらの要素1702、1704、1720の位置づけおよび配置は、図17の例示的な画面1700のそれとほぼ同じである。したがって、発表者は、フル画面モードもしくはマルチ画面モードのいずれで作業するかに関わらず、なじみ深いユーザインターフェイスを備えられる。
先に説明したように、スライド上の他の情報によってあいまいにされることなく、情報を描く、もしくは書く方法を発表者に提供するべく、プレゼンテーションの間に空白のスライドを作成することができる。図21は、タイトル領域2102および編集可能な領域2104を有する空白スライド2100を開く、本発明の1実施形態の特徴を描写する。編集可能な領域2104において、テキストもしくは描画を、先に説明した注釈ツールを用いて追加することができる。しかし、この実施形態によると、タイトル領域2102は、発表者が空白スライドに意味のあるラベルを用いて名前をつけることを可能にする。発表者が空白ページを開く時、発表者が空白ページに名前を打ち込むことができるように、カーソルがタイトル領域2102に位置することが好ましい。発表者がカーソルを編集可能な領域2104に直接動かす時、デフォルトの名前案(たとえばシート1、シート2)を、空白ページに名前をつけるために用いることができるが、発表者は、カーソルをタイトル領域2102に戻して、その情報を編集する機会を持ち続ける。編集された空白ページの情報を保存するための多数の代案が存在する。1つの例は、空白ページをお気に入りとして保存し、それによりタイトル領域2102内のテキストをお気に入りリスト内に見つけること、および発表者が選択することを可能にする。別の例では、編集された空白ペ
ージは、GIFファイルもしくは業界標準の文書フォーマットなどその他のプログラムフォーマットに保存される。さらなる例では、編集された空白ページは、他のプレゼンテーションの間にも検索できるように、プレゼンテーションシステムのネイティブなフォーマットで保存される。
ここに説明したいくつかの実施形態において、プレゼンテーションにおけるスライドおよび情報の操作によって、スライドはそれらに関連するさらなる情報を有するようになる。たとえば、注釈情報は、各スライドに関連する。どのスライドがチャプターの中で直前にアクセスされたスライドであったかなどの情報も、同様に保持される。図19は、チャプターのスライドにわたる発表者によるさらなる制御を可能にする画面1902を描写する。とりわけ、チャプターのリセットを可能にするボタン1904が提供される。この特徴を用いて、発表者は、各スライドを開いて手動で注釈を削除する必要なく、チャプター内の全てのスライドから一度に注釈を削除することができる。さらに、チャプターをリセットすることで、発表者は、チャプターが後で開かれる時に、そのチャプターから直前にアクセスされたページではなく、そのチャプターの最初のページが確実に提示されるようにすることができる。この画面1902へのアクセスは、多数の異なる方法で提供され得るが、メインナビゲーションメニューバー1702上で利用可能なメニューアイテム(ツールなど)のうちの1つの下にあるオプションを通じて提供されることが好ましい。
本発明の特定の実施形態を開示したが、添付の請求項の真の精神および範囲内で、多様な異なる修正が可能であり、意図されることが理解されるべきである。したがって、ここに示す要約もしくは開示そのものに限定する意図はない。
本発明の1実施形態にしたがった例示的なプレゼンテーションシステムを図解する。 本発明の別の実施形態にしたがった例示的なプレゼンテーションシステムを図解する。 図2の実施形態にしたがったプレゼンテーションシステムにおいて有用なさらなる接続を図解する。 本発明の1実施形態にしたがった例示的なコンピュータのリヤパネルコネクタを図解する。 本発明の1実施形態にしたがった例示的なプレゼンテーション方法の論理フローチャートを描写する。 本発明の1実施形態にしたがったプレゼンテーションアプリケーションインターフェイスの例示的なスクリーンショットを図解する。 本発明の1実施形態にしたがったタッチ画面モニタについての注釈アプリケーションの例示的なツールバーを図解する。 本発明の1実施形態にしたがった例示的なリモートコントロールを図解する。 単一のタッチ画面ディスプレイを実装する例示的なプレゼンテーションシステムを図解する。 図9の実施形態にしたがった例示的なマルチウィンドウインターフェイスを図解する。 図9の実施形態にしたがった例示的な注釈画面インターフェイスを図解する。 本発明の1実施形態にしたがったプレゼンテーションスライドを表示する例示的なスプリット画面モードを図解する。 本発明の1実施形態にしたがったプレゼンテーションスライドを表示する例示的なズームモードを図解する。 プレゼンテーションスライドの部分が拡大のために選択された後の、図13のズームモードディスプレイを図解する。 本発明の別の実施形態にしたがった例示的なプレゼンテーション制御インターフェイススクリーンショットを図解する。 本発明の1実施形態にしたがったタイムライン情報を追跡する例示的な論理フローチャートを図解する。 本発明の1実施形態にしたがった別の例示的なマルチウィンドウインターフェイス画面を図解する。 エラーを含む複合スライドについての情報をリストアップする例示的なディスプレイ画面を図解する。 本発明の原則にしたがってプレゼンテーションのチャプターに関連するオプションを操作する例示的なインターフェイス画面を図解する。 図17に描写された本発明の実施形態にしたがった例示的なフル画面インターフェイスディスプレイを図解する。 本発明の原則にしたがったタイトル部分および編集可能な領域を含む例示的な黒色の画面を図解する。 本発明の1実施形態にしたがった2つの異なるタイプの強調表示された領域を有する例示的なスライドを図解する。 本発明の実施形態において利用可能である、異なる注釈機能を有する例示的なスライドを図解する。 本発明の実施形態において利用可能である、異なる注釈機能を有する例示的なスライドを図解する。 本発明の1実施形態にしたがった、プレゼンテーションについての時間に関連した情報を表示する、例示的なインターフェイス画面を図解する。 本発明の原則にしたがった例示的なタイマー画面を図解する。

Claims (30)

  1. プレゼンテーション制御インターフェイスを中央ディスプレイ画面に提供するステップと;
    複数のスライドの中からスライドを、前記プレゼンテーション制御インターフェイス内のプレビューウィンドウに表示するステップと;
    前記プレゼンテーション制御インターフェイスを介して、前記スライドを右側ディスプレイ画面もしくは左側ディスプレイ画面のどちらに導くかを示す入力を受信するステップと;
    指示されたディスプレイ画面に表示するために前記スライドを送るステップと;
    前記プレゼンテーション制御インターフェイス内の前記プレビューウィンドウの前記スライドと同時に、前記右側ディスプレイ画面に現在表示される任意のスライドに対応する第1のウィンドウと、前記左側ディスプレイ画面に現在表示される任意のスライドに対応する第2のウィンドウを表示するステップであって、前記スライドを表示のために送る前に1つ以上の注釈を前記スライドに加えるステップと、
    から構成される、複合ディスプレイ画面を用いて複数のスライドの電子プレゼンテーションを提供する方法。
  2. 前記1つ以上の注釈を加えるステップは、前記スライドにマークして前記スライドが修正されるべきであることを示すステップを含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記1つ以上の注釈のうちの少なくともいくつかは、前記プレビューウィンドウ内で可視であるが、前記スライドが表示のために送られた後、前記指示されたディスプレイ画面上では不可視であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記1つ以上の注釈のうちの少なくともいくつかは、前記プレビューウィンドウ内で可視であり、前記スライドが表示のために送られた後、前記指示されたディスプレイ画面上で可視であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 前記スライドが表示のために送られた後、前記スライドにさらなる注釈を加えるステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記スライドが前記右側ディスプレイ画面に送られる場合、前記スライドを右側ビデオデータとして出力するステップと;
    前記スライドが前記左側ディスプレイ画面に案内される場合、前記スライドを左側ビデオデータとして出力するステップと;
    前記プレゼンテーション制御インターフェイスを介して、第1のウィンドウと第2のウィンドウのうちの一方を選択するステップと;
    前記プレゼンテーション制御インターフェイスから離れて配置される装置から入力を受信するステップと;
    前記選択されたウィンドウが前記右側ディスプレイ画面に対応する場合、前記受信した入力に基づいて前記右側ビデオデータを調整するステップと;
    前記選択されたウィンドウが前記左側ディスプレイ画面に対応する場合、前記受信した入力に基づいて前記左側ビデオデータを調整するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. プログラム可能なコンピュータによってアクセス可能な第1のメモリに格納された複数のプレゼンテーションスライドと;
    前記プログラム可能なコンピュータに連結され、第1のビデオ入力信号を有する第1の
    ディスプレイ画面と;
    前記プログラム可能なコンピュータに連結され、第2のビデオ入力信号を有する第2のディスプレイ画面と;
    前記プログラム可能なコンピュータに連結され、第3のビデオ入力信号を有する第3のディスプレイ画面と;
    前記プログラム可能なコンピュータによってアクセス可能な第2のメモリに格納されたプレゼンテーション制御アプリケーションと、から構成され、
    前記プログラム可能なコンピュータは、前記プレゼンテーション制御アプリケーションを実行し、それによって複数のスライドのそれぞれが、前記第1もしくは第2のディスプレイ画面のいずれかに表示のために送られる、前記第3のディスプレイ画面に表示されるインターフェイスを提供するように構成され、前記インターフェイスは
    前記第1のビデオ入力信号に対応する第1の画像を表示する第1のウィンドウと、
    前記第2のビデオ信号に対応する第2の画像を表示する第2のウィンドウと、
    次のプレゼンテーションスライドの画像を表示する第3のウィンドウと、
    を同時に表示するように構成されることを特徴とし;
    前記プレゼンテーション制御アプリケーションは、前記プログラム可能なコンピュータと連動して、入力装置から受信する入力に基づいて前記次のプレゼンテーションスライドを修正するようにさらに構成される、
    電子プレゼンテーションを提供するシステム。
  8. 前記入力が、前記次のプレゼンテーションスライドが修正されるべきであることを示すことを特徴とする、請求項7に記載のシステム。
  9. 前記入力が、前記次のプレゼンテーションスライドに加えるべき1つ以上の注釈を含むことを特徴とする、請求項7に記載のシステム。
  10. 前記1つ以上の注釈のうちの少なくともいくつかは、前記インターフェイス内で可視であるが、前記次のプレゼンテーションスライドが表示のために前記ディスプレイ画面のうちの1つに送られる時に不可視であることを特徴とする、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記1つ以上の注釈のうちの少なくともいくつかは、前記インターフェイス内で可視であり、また前記次のプレゼンテーションスライドが表示のために前記ディスプレイ画面のうちの1つに送られる時に可視であることを特徴とする、請求項9に記載のシステム。
  12. プレゼンテーション制御インターフェイスを中央ディスプレイ画面に提供するステップと;
    複数のスライドの中からスライドを、前記プレゼンテーション制御インターフェイス内のプレビューウィンドウに表示するステップと;
    前記プレゼンテーション制御インターフェイスを介して、前記スライドを右側ディスプレイ画面もしくは左側ディスプレイ画面のどちらに導くかを示す入力を受信するステップと;
    指示されたディスプレイ画面に表示のために前記スライドを送るステップと;
    第1のオペレーティングモードにおいて、前記プレゼンテーション制御インターフェイス内の前記プレビューウィンドウの前記スライドと同時に、前記右側のディスプレイ画面に現在表示される任意のスライドに対応する第1のウィンドウと、前記左側のディスプレイ画面に現在表示される任意のスライドに対応する第2のウィンドウを表示するステップと;
    前記プレビューウィンドウ、前記第1のウィンドウ、前記第2のウィンドウのうちの任意のものの中で選択されたスライドを修正するように構成された、前記プレゼンテーション制御インターフェイス内に一連の注釈ツールを提供するステップと、
    から構成される、複合ディスプレイ画面を用いて複数のスライドの電子プレゼンテーションを提供する方法。
  13. 前記一連の注釈ツールを用いることが、複数の注釈を前記選択されたスライドに加えるように構成されることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  14. 前記一連の注釈ツールが、1つ以上の注釈を選択するように構成されることを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  15. 前記一連の注釈ツールが、前記複数の注釈のうち1つ以上を削除するように構成されることを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  16. 前記一連の注釈ツールが、前記複数の注釈のうち1つ以上を移動するように構成されることを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  17. 前記一連の注釈ツールが、前記選択されたスライドから前記注釈を連続的に削除するように、また任意に前記削除された注釈の1つ以上を前記選択されたスライドに削除の逆順で復元するように構成されることを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  18. 前記一連の注釈ツールが、前記選択されたスライドの部分を強調表示する少なくとも2つの別々のツールから構成されることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  19. 前記一連の注釈ツールが、前記選択されたスライド上に動作可能に表示される2つの反対側を向いた矢印を含むことを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  20. 前記一連の注釈ツールが、前記選択されたスライド上に矢印を描くように構成されたツールを含むことを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  21. 前記矢印を描くツールが、編集可能なテキストウィンドウを矢印と関連づけるようにさらに構成されることを特徴とする、請求項20に記載の方法。
  22. 前記受信した入力に基づき、前記スライドを表示のために、前記右側ディスプレイ画面と前記左側ディスプレイ画面の両方に同時に送るステップをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  23. 前記プレビューウィンドウ、前記第1のウィンドウ、もしくは前記第2のウィンドウのいずれかに、編集可能なページを開くステップと;
    前記プレゼンテーション制御インターフェイスを介して、前記編集可能なページと関連づけるラベルを示すさらなる入力を受信するステップと;
    前記編集可能なページを、前記プレゼンテーション制御インターフェイスによってアクセス可能なフォーマットで格納するステップと、
    をさらに含む、請求項12に記載の方法。
  24. 前記格納するステップは、
    複数のフォーマットの中からフォーマットタイプを選択するステップと;
    前記編集可能なページを前記選択されたフォーマットタイプに変換するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする、請求項23に記載の方法。
  25. 第1のPDFスライドが、前記第1のウィンドウに表示され、第2のPDFスライドが、前記第2のウィンドウに表示されることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  26. 第2のオペレーティングモードにおいて、前記プレゼンテーション制御インターフェイス内に、前記第1のウィンドウもしくは前記第2のウィンドウのうちの一方のほぼフル画面のディスプレイを表示するステップと;
    入力を受信して前記第1および第2のオペレーティングモードの間で切り替えるステップであって、どちらのオペレーティングモードにおいても、前記プレゼンテーション制御インターフェイスを介してユーザが利用可能である複数のインターフェイス要素が、ほぼ同様の位置および配置で提示されることを特徴とするステップと、
    をさらに含む、請求項12に記載の方法。
  27. プログラム可能なコンピュータによってアクセス可能な第1のメモリに格納された複数のプレゼンテーションスライドと;
    前記プログラム可能なコンピュータに連結され、第1のビデオ入力信号を有する第1のディスプレイ画面と;
    前記プログラム可能なコンピュータに連結され、第2のビデオ入力信号を有する第2のディスプレイ画面と;
    前記プログラム可能なコンピュータに連結され、第3のビデオ入力信号を有する第3のディスプレイ画面と;
    前記プログラム可能なコンピュータによってアクセス可能な第2のメモリに格納されたプレゼンテーション制御アプリケーションと、から構成され、
    前記プログラム可能なコンピュータは、前記プレゼンテーション制御アプリケーションを実行し、それによって複数のスライドのそれぞれが、前記第1もしくは第2のディスプレイ画面のいずれかに表示のために送られる、前記第3のディスプレイ画面に表示されるインターフェイスを提供するように構成され、第1のオペレーティングモードにおいて、前記インターフェイスは、
    第1のスライドのための前記第1のビデオ入力信号に対応する第1の画像を表示する第1のウィンドウと、
    第2のスライドのための前記第2のビデオ信号に対応する第2の画像を表示する第2のウィンドウと、
    次のプレゼンテーションスライドの画像を表示する第3のウィンドウと、
    を同時に表示するように構成されることを特徴とし、
    前記プレゼンテーション制御アプリケーションは、前記インターフェイス内で、前記第1のスライド、前記第2のスライド、前記次のプレゼンテーションスライドのうちの選択されたスライドを修正する一連の注釈ツールを提供するようにさらに構成される、
    電子プレゼンテーションを提供するシステム。
  28. 前記一連の注釈ツールが、選択をするように、また複数の注釈を同時に操作するように構成されることを特徴とする、請求項27に記載のシステム。
  29. 前記インターフェイスが、特定のスライドを表示のために前記第1および第2のディスプレイ画面の両方に同時に送るようにさらに構成されることを特徴とする、請求項27に記載のシステム。
  30. 第2のオペレーティングモードにおいて、前記インターフェイスが、どちらのオペレーティングモードにおいても、前記インターフェイスを介してユーザが利用可能である複数のインターフェイス要素がほぼ同様の位置および配置で提示されるように、前記第1のウィンドウもしくは前記第2のウィンドウの一方のほぼフル画面の表示を表示するように構成されることを特徴とする、請求項27に記載のシステム。
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