JP2008507599A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. 少なくとも１種のモノマーが重合されてポリマー粒子を形成する連続運転重合反応器からポリマーを排出する方法であって、アクチュエータに連結されているピストン要素を有するピストンバルブによってポリマー粒子の排出速度を調節することを含み、前記アクチュエータは前記ピストンバルブ内部でのピストンストロークを調整することができることを特徴とする方法。
2. 前記ピストンバルブは、
   バルブ本体及び前記バルブ本体内部でスライド可能なピストン要素；
   排出導管；及び
   前記排出導管の入口を形成する特定形状のオリフィス
   を具備する、請求項１に記載の方法。
3. 前記ピストンバルブは、前記重合反応器の壁上に直接フランジ取り付けされている、請求項１又は２に記載の方法。
4. 位置A（反応器壁とのピストン端部Eの完全な整合）と位置B（ピストン端部Eが前記特定形状オリフィスを露出し始める）との間に構成されるピストンストロークの第１部分ABにおいて、前記ピストンのストロークが前記アクチュエータの作動により調整されない、請求項１〜３のいずれかに記載の方法。
5. 前記位置Bと位置C（ピストン端部Eが特定形状オリフィスを総合的に逸脱する）との間に構成されるピストンストロークの第２部分BCにおいて、前記ピストンストロークは前記アクチュエータの作動により調整される、請求項１〜４のいずれかに記載の方法。
6. 前記アクチュエータは、バルブポジショナーと関連する、請求項１〜５のいずれかに記載の方法。
7. 前記連続運転重合反応器はスラリーループ反応器である、請求項１〜６のいずれかに記載の方法。
8. 連続運転重合反応器からポリマーを排出するための装置であって、
   前記重合反応器の壁上に又はその近接端部にフランジ取り付けされていて、バルブ本体内部でスライド可能なピストン要素を有するピストンバルブと；
   前記ピストン要素に連結されていて、バルブ本体内部で前記ピストン要素のストロークを調整可能なアクチュエータと；
   前記アクチュエータに関連するバルブポジショナーと；
   を具備する装置。
9. 前記ピストンバルブは、バルブ本体内部に挿入されているスリーブをさらに具備する、請求項８に記載の装置。
10. 前記ピストンバルブは、バルブ軸について30度〜90度の角度を形成する排出導管をさらに具備する、請求項８又は９に記載の装置。
11. 前記ピストンバルブは、前記スリーブと前記排出導管との間の交点に形成されている特定形状オリフィスをさらに具備する、請求項８〜１０のいずれかに記載の装置。