JP2008506098A - ナノメートルのサンプルを観察するための光学部品、これを含むシステム、これを用いる解析方法、及びその使用方法 - Google Patents
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Abstract
Description
従って、既存の上部屈折率層と、ほとんどの場合、追加の層を生じる後続の機能的な改質とを考慮しなければならない。初期の積層は、表面の機能的な改質後、光学的に有効になるように、及び/又は所望の光学的状態が、既存の積層と機能層の連携からもたらされるように構成される。
る少なくとも1つの所定厚さの複屈折率層との結び付きを指すものと理解されたい。
本特許の意味では、“親和性変動”は、表面が、一定でない物理的、化学的又は生物学的特性に対応する擬似領域を有することを指すものと理解されたい。
本発明による構成要素は、サンプルを含む光学部品表面の全て又は一部との親和性に対応する特性を光学的観察から演繹することを可能にする。
前記サンプルは、微分干渉コントラスト下で観察される。
前記表面特性は、部品の表面上における座標に従って変動する親和特性を有する。
部品の光学特性変動及び表面特性変動は、互いに関係づけられる。
前記変動は、光学部品の少なくとも1つの方向に従う勾配を形成する。
前記変動は、行列網を生じる。
部品は、特定領域の識別及び位置特定を可能にする可視のマーカを有する。
●上部屈折率層の自然な特性である。
●共有結合の化学的枝状結合による又は高分子電解質、電解質、タンパク質、デンドリマ等の全ての帯電した分子もしくは巨大分子物体の静電気的枝状結合による屈折率層表面との構成要素の化学反応によって、1つ又は複数のステップで得られる。
●粒子ビーム又は電磁ビームの印加、機械的、音響的、熱的、電気的又は磁気的作用、腐食、選択的析出、プラズマ処理、メタライゼーション、圧力変動、液体噴流の印加、液体形態でのインク、ガス、粉体、層の堆積、固体接触等の屈折率層の物理的な改質によって、得られる。
●膨張、収縮、分解、重合、吸着、浸潤、毛管現象、縮合、静電気効果、気化、結晶化、析出、電着、電気化学、電気重合、偏析、自己集合、浸漬コーティング、スピンコーティング、マイクロコンタクト印刷、ラングミュア・ブロジェット転写等の、気相、液相又は固相における屈折率層の物理化学的改質によって、これらの改質を組み合わせて1つ又は複数のステップにおいて、得られる。
●温度の変動を含む、又はサンプルに賦課された温度の変動に起因する。
●隣接光ビームによる照射を含む、又はそれに起因する。
●圧力の変動を含む、又は圧力の変動に起因する。
●表面の化学的性質の、表面組成の、表面粗さの、表面高さの、反射係数の、電磁気、静電気、ゼータ電位、電荷密度、可変静電荷原子価等の表面電位の、静水圧の、浸透圧の、(分極率、光吸収係数、磁化率、透磁率、誘電率、ラマン感受性、旋光能、熱伝導、電気伝導、屈折率等の)線形もしくは非線形感受性の、(電気、熱、イオン、流体等の)流れ密度の、変動を含む又はこれらの特性のいずれか1つの異方性を含む。
●熱、光、電気、磁気、電磁、流体及び空気場を含む外部場を観察の全て又は一部のためにサンプルに印加することによって、また、ビーム又は特定の環境への曝露によって、得られる。
●小胞もしくはリポソーム又は細胞膜の抽出物の破壊による、吸着や、単層、二層もしくは多層形態での純粋な又は膜物体が充填された膜構造の枝状結合もしくは成膜を用いた固着によって、生物学的巨大分子の固着によって、タンパク質(例えば、ウシ血清アルブミン)の直接固着によってもしくは膜・アンフィポル・タンパク質複合体の枝状結合によって、(例えば、アビジン・ビオチン結合による)配位子の固着によって、抗体又は抗原の固着によって、細胞の固着によって、溶解によって又は細胞接着によって、細胞分解に起因する細胞構成要素の固着によって、クロマチン及び染色体のそれら全てが詰まっている状態での固着によって、染色体の直接固着によって、DNAもしくはRNAの固着によって、分子コーミングによって又は枝状結合によって又は定温放置によって、ウイルス又はバクテリアの固着によって、抗ウイルス又は抗菌剤の固着によって、予め固着された二分子層上での膜受容体の固着によって、多糖類の固着によって、細胞骨格又は細胞骨格要素の固着によって、微小管、チュービュリン又はミオシンの固着によって、植物細胞繊維の固着によって、キチンの固着によって、キトサン繊維、セルロース繊維の固着によって、及びこれら様々な固着の任意の組合せによって、生物学的に活性状態の層を添加することによって、又は屈折率層のもしくは屈折率層上における生物学的もしくは生化学的改質によって、得られる。
●ポリオサイド、ポリリシン、ポリピロール、ポリ・ジメチルシロキサン、ポリエチレングリコール等の生物学的に活性状態のポリマ層を成膜することによって得られる。
●様々な物理的、化学的、物理化学的、生化学的、生物学的操作の任意のあらゆる組合せによって得られる。
●分子間相互作用の選択的な特性を与え、選択的な特性は、タンパク質、ペプチド、アミノ酸、抗体、抗原、薬剤、多糖類、脂質、リポソーム、小胞、毒素、代謝生成物、合成分子、芳香族分子、繊維、単繊維、DNA分子、RNA分子、染色体、細胞、細胞抽出物、バクテリア、ウイルス、植込みバイオチップ、この環境の真及び偽の混成物、ミセル構造、顕微操作構成要素、ミクロ流体構成要素、有機複合体、無機複合体、有機・無機複合体、アメーバ、蛍光マーカ、立体マーカ、凝集体、クラスタ、縮合物、縮合液滴、コロイド、コロイド状粒子、金属性複合体、汚染剤、粉体、ガス、気体、アスベスト繊維、ナノチューブ、ナノワイヤ、ナノ粒子、デンドリマ、量子ドット、粘土、葉、有機蒸気、ゼオライト、塩、帯電粒子、対イオン、溶液、界面活性剤、触媒、化学反応からの残渣、沈澱物、結晶、特に二次元結晶、タンパク質結晶及び二次元タンパク質結晶、脂質結晶、鉱質結晶、脂肪結晶、糖結晶、ポリマ結晶、塩結晶、又はこれら様々な物体の任意の組合せ等の対象物体のもしくは所定の物体の選択的な及び/又は優先の固着及び/又は認識を可能にする。
●光学部品は、ペトリ皿の底部に固定される。
●基板は、ペトリ皿の底部を構成する。
●本方法には、有効な光の経路に沿って光学部品のいずれかの側に置かれた交差した偏光子及び検光子で構成されるシステムが含まれる。
●本設備には、ウォラストン複プリズム又はノマルスキ装置等の偏光分離装置が含まれ、また、サンプルは、微分干渉コントラストで観察される。
●本装置には、多色、単色、可視、部分的に可視、又は非可視の光源が含まれる。
●構成要素上で可視マーカを用いて、画像の特定の領域を識別するステップ。
●画像の色及び/又は輝度を分析するステップであって、時間及び/又は表面に沿う位置並びにこれらの値と所定の値との比較に従って分析するステップ
●画像の特性を分析し、輝度のしきい値に従って及び/又は表面に沿う位置に基づく前記輝度のしきい値を超過する要素の位置及び輝度の測定値に従って、画像をフィルタ処理するステップが含まれる。
●それには、光スペクトルに存在する全ての波長に対する画像の各点又は一部の波長に従って、輝度曲線を分析する段階が含まれ、従って、用いられる設備には、分光計を含まねばならない。
●それには、単色画像の輝度又はカラー画像のフィルタ処理もしくは単色投影が含まれる。
●本方法には、同じ観察条件下で、時間及び/又は表面に沿う位置による画像の色及び/又は輝度を、特性が既知である基準サンプルのそれらと比較するステップが含まれる。
●接触の確立の全て又は一部は、サンプルの気化によって行われる。
●接触の確立の全て又は一部は、液相への浸漬によって及び剥離によって行われる。
●接触の確立には、少なくとも1つの水洗、定温放置、又は乾燥のステップが含まれる。●接触の確立の全て又は一部は、固体接触によって、例えば、接触印刷によって行われる。
●本方法には、更に、サンプルを準備する1つ又は複数のステップ、及び/又は定温放置のステップ、及び/又は浸漬のステップ、及び/又は水洗のステップ、及び/又は乾燥のステップ、そして、それに続く、乾式観察のステップが含まれる。
●観察は、浸漬で行われ、解析は、各時点で輝度又は信号変動を抽出する段階を含む。
●接触の確立及び観察は、同時である。
●接触の確立は、構成要素との溶液の混成化又は吸着又は化学反応であり、このメカニズムは、ブラウン拡散によって又は対流によって支配可能であり、これは、所謂、流体力学的流れ又は、電気的、磁気的、熱的、光学的等であり得る外部場に起因する表面への又はそれに沿う溶液の所定の運動である。
第2の態様によれば、観察されたサンプルとの構成要素の関連付けは、より大きな立体マーカ又は賦課された性質のそれらを用いたサンプルの追跡に対する他の選択肢を構成する。
本発明の特定の実施形態によれば、本方法には、
●タンパク質、ペプチド、アミノ酸、抗体、抗原、薬剤、多糖類、脂質、リポソーム、小胞、毒素、代謝生成物、合成分子、芳香族分子、繊維、単繊維、DNA分子、RNA分子、染色体、細胞、細胞抽出物、バクテリア、ウイルス、植込みバイオチップ、この環境の真及び偽の混成物、ミセル構造、顕微操作構成要素、ミクロ流体構成要素、有機複合体、無機複合体、有機・無機複合体、アメーバ、蛍光マーカ、立体マーカ、凝集体、クラスタ、縮合物、縮合液滴、コロイド、コロイド状粒子、金属性複合体、汚染剤、粉体、ガス、気体、アスベスト繊維、ナノチューブ、ナノワイヤ、ナノ粒子、デンドリマ、量子ドット、粘土、葉、有機蒸気、ゼオライト、塩、帯電粒子、対イオン、溶液、界面活性剤、触媒、化学反応からの残渣、沈澱物、結晶、特に二次元結晶、タンパク質結晶及び二次元タンパク質結晶、脂質結晶、鉱質結晶、脂肪結晶、糖結晶、ポリマ結晶、塩結晶又はこれら様々な物体の任意の組合せ等の対象物体又は所定の物体の選択的な及び/又は優先の固着及び/又は認識のステップが含まれる。
●表面上に又はその付近に置かれた単一又は二重鎖DNA分子に結合された任意の種類の物体の光学的検出のステップが含まれる。
●物理的、化学的、物理化学的又は生物学的物体に属するサイト上におけるナノメートル又はマイクロメートルのクラスタ形成のステップと、これに続く、これら構造体の検出及び/又は観察のステップと、が含まれる。
●サンプルを含む光学部品は、偏光子が含まれる第1光学系と、構成要素によって反射されたビームの消光位置に置かれた検光子が含まれる第2光学系と、の間の光路に沿って置かれる。
●サンプルを含む光学部品は、偏光子及び四分の一波長板が含まれる第1光学系と、同じ四分の一波長板及び検光子が含まれる第2光学系と、の間の光路に沿って置かれる。
●サンプルを含む光学部品は、ウォラストン複プリズム等の偏光子及び偏光分離要素が含まれる第1光学系と、同じ偏光分離要素及び検光子が含まれる第2光学系と、の間の光路に沿って置かれる。
●サンプルを含む光学部品は、偏光子、複プリズム及び補償器が含まれる第1光学系と、補償器、複プリズム及び検光子が含まれる第2光学系と、の間の光路に沿って置かれる。●光学系の内の少なくとも1つには、更に、四分の一波長板を含む。
●第2光学系の検光子及び第1システムの偏光子は、1つの単一の構成要素を構成する。●半反射装置によって光路に沿った2つの光学系間で得られる離隔距離は、光路に沿って第1システムの偏光子の後に、又は、光路に沿って第1システムの偏光子の前に配置され、そして、検光子及び偏光子は、1つだけの単一の要素を形成する。
●サンプルを観察するための設備には、レンズが含まれる。
●サンプルを含む光学部品は、上面での反射によって観察される(正立顕微鏡)。
●サンプルを含む光学部品は、下面での反射によって観察される(倒立顕微鏡)。
観察装置には、優位点として、以下のものが含まれる。即ち、
●多色又は単色光源。
●時間及び/又は表面に沿う位置に従って、画像の色及び/又は輝度を分析し、これらの値を所定の値と比較する手段。
●画像の特性を分析し、輝度のしきい値に従って及び/又は表面に沿う位置に基づく前記輝度のしきい値を超過する要素の位置及び輝度の測定値に従って、画像をフィルタ処理する手段。
●光スペクトルに存在する全ての波長に対する画像の各点又は一部の波長に従って、輝度曲線を分析する手段。
●単色画像の輝度を分析する手段又はカラー画像のフィルタ処理もしくは単色投影手段。●同じ観察条件下で、時間及び/又は表面に沿う位置による画像の色及び/又は輝度を、特性が既知である基準サンプルのそれらと比較する手段。
●試薬であって、選択的な親和性表面に接触してそれを置くことを意図して、サンプルを準備するように設計されている試薬。
●前記偏光子を含む第1光学系と、前記検光子を含む第2光学系。
●前記偏光子を含む第1光学系と、前記検光子を含む第2光学系と、であって、前記各光
学系には、複プリズムも含まれる。
●前記偏光子を含む第1光学系と、前記検光子を含む第2光学系と、であって、前記光学系の少なくとも1つには、補償器も含まれる。
●前記偏光子を含む第1光学系と、前記検光子を含む第2光学系と、であって、前記光学系の少なくとも1つには、λ/4板も含まれる。
●タンパク質、ペプチド、脂質、及び結晶を形成可能な他のあらゆる分子、の結晶の選別。
●通常のこととして、三次元の結晶だけの代わりに二次元結晶の選別。
●分子間相互作用の調査。
●観察対象物体の顕微操作用の手法。
●DNA、RNA、染色体、タンパク質、抗原、抗体、細胞、バクテリア、ウイルス、を有するバイオチップ又は他のあらゆる種類のチップの読み取り及び解析。
●ペプチド解析。
●膜受容体多量体化の調査。
●軸索輸送及び神経伝達物質の放出の調査。
●染色体上で直接見える帯域の色又は輝度を用いて調査又は診察を行う目的のための染色体の検出及び解析。
●単一のDNA分子の解析。
●リポソームの非破壊試験。
●乳濁液及び/又は懸濁液の非破壊試験。
●ナノチューブの非破壊試験。
●気体の試験。
●アスベスト繊維の試験。
●痕跡の検出。
●腐食の制御。
●陸地、空気及び水汚染の制御。
●水質試験。
●気体、液体、粒子のセンサ、“人工鼻”の製造。
●固体における化学的枝状結合、層、ナノメートル厚の成膜の様々な段階、ラングミュア・ブロジェット層、の品質管理。
●マイクロエレクトロニクス部品、マスク、微小電子機械システム(MEMS)、マイクロエレクトロニクス及びMEMS構造用の支持体、記録媒体(CD及びDVD)、薄型画面の品質管理及び製造。
●触媒を用いたCVDによるナノチューブ層及びナノ物体の成長の追査。
●生体適合性表面のチェック及び仕上げ。
●膜、組織、細胞抽出物の診断。
●ポリマ・膜間相互作用の調査及び認識。
●複屈折、相分離、優先吸着の検出。
●分子構成要素の構築。
●バクテリアの成長、細胞の成長の検出及び追査。
●酵素プロセスの様々なステップの制御。
●結晶構造のナノメートル成長の制御。
●感受性の高い層の製造段階時、及び/又はセンサを実現するためのプロセスの開発段階時、センサ用の感受性の高い層の品質管理であって、前記センサが、DNA、RNA、染色体、タンパク質、抗原、抗体、細胞、バクテリア、ウイルス、を有するバイオチップである前記品質管理。
「例1」反射による解析のためのシステムの概要
図1に示した解析システムには、主に以下のものが含まれる。
●偏光子(1)を含む第1光学系(10)
●検光子(2)を含む第2光学系(20)
●光学部品(30)
●光源(40)
●部分反射構成要素(80)
●好適には、画像用レンズ(60)
●好適には、観察用接眼レンズ(50)
●好適には、画像記録装置(70)
それは、反射による解析のために設計された本発明の第1実施形態に対応する。
光源は、本例において、多色光源である。しかしながら、この特性は、限定的なものではない。本光源は、例えば、ハロゲンランプ、キセノンランプ、水銀ランプ、ナトリウム蒸気ランプ、ダイオードアレイ、白熱灯、自然光源、放電ランプ又はいずれか他の全体的に又は部分的にインコヒーレントな光源であってよい。
光ビーム(4)は、偏光子(1)により第1方向に従って偏光される。選択された組立体の本例において、この偏光の方向は、好適には、図の面に対して垂直である。半透明鏡(80)は、偏光をサンプルに送る。
サンプルの実像は、最終的に、レンズが有限の距離で機能する場合、直接得られ、レンズが無限距離に対して機能する場合、合焦レンズを介して得られる。この像は、最終的に、接眼レンズ(図示せず)によって受け取られ直接観察されるか、又は記憶されることを意図して、カメラ(図示せず)によって捕捉される。
図2Aは、本発明によって用いられる光学部品を示す。
光学部品(30)には、基板(31)が含まれ、以下の3つの主な層を有する。即ち、●その表面全体において一定の屈折率及び厚さ特性を有する第1屈折率層(32)
●関連する用途及び親和特性に従って構成される屈折率及び厚さ特性を有する第2屈折率層(33)
●1つ又は複数の選択的な親和性層(34)
2つの層(33、34)は、ほとんどの用途の場合、光学部品の表面全体において一定でない特性を有する。
「例3」本発明による光学部品を用いて得られるDNA鎖の画像
これらの画像は、気相のHDMS(HexaDiMethylSilizane)による化学的処理によって改質された厚さ104nmのシリコン層(屈折率層)で覆われたシリコン支持体から構成される構成要素上におけるコーミング(pHを調整した溶液を用いた極めて緩慢な構成要素表面の摩擦)によって得られる二重鎖λファージDNA分子を示す。“a”部は、偏光子及び検光子、アポプラン(Apoplan)X100レンズからなるエピスコープ照明設備を備え、干渉コントラストで機能する光学顕微鏡(ライカ(Leica)DMRHC)で得られ記録された画像を示す。この画像は、未公開の遠視野光学手法を用いて得られたDNA分子の第1の無標示画像である。“c”部は、基準手法として用いられる原子力顕微鏡(AFM)での走査から再構築された同じ分子の像を示す。
図4は、混合物を分析する目的のために空気中での観察用に設計された膜タンパク質を有するバイオチップの製造の用途例を示す。
屈折率層は、シリカエーロゲルであり、厚さ102.5nm及び実屈折率1.34である。
表面を覆う親和性層(34)は、高疎水性の自己集合単分子層(図4B)、親水性膜(図4C)、ポリマの緩衝剤(図4D)、又は表面に枝状結合されたハイブリッド分子(図4E)から形成し得る屈折率層(33)上に置かれる。スタッドは、数十ミクロンの直径を有する。これらは、各スタッド用の異なる受容体(35)を支持する厚さ5nmの膜二分子層で構成された円盤であり、受容体は、分析される環境に存在する配位子(36)を選択的に抑制し得る。
「例5」浸漬して観察された支持二分子層の画像
画像5は、水中で観察された支持二分子層を示すが、支持体15番(図2B)の干渉コントラストで浸漬によって得られた。
「例6」DNAチップ:制御及び読み取り
図6は、DNAチップ用の本発明による解析システムを用いて得られる画像を示す。
我々の手法によって観察された析出物(図6E)は、顕微鏡測定における及びスキャナ下の蛍光析出物に対応する(画像6F)。更に、この螢光は、混成化の結果である。従って、我々の手法により観察されたものも混成化の結果である。
析出物群の結果は、表6Gに記録されている。図がヒストグラムの形態で提供され(図6H)、各棒の位置は、析出物のそれに対応し、棒の高さは、螢光信号レベルに依存し、それらの色は、我々の手法による検出に依存する。
プローブでは、混成化を見ることはできない。
画像6Iは、スタッドとその環境との間の差が、極めて大きいこと、スタッド及び環境の欠陥が明らかに見えることを示す。従って、この手法は、製造及び定温放置プロセスをチェックするのに極めて効果的である。
「例7」二次元及び三次元結晶を検出し選別するための本発明による光学部品の用途
図7Aは、二次元タンパク質結晶を示す。観察される領域は、長さ100ミクロンを有する。
「例8」タンパク質ゲル結晶化の検査、制御、及び追査
図8の6つの画像の大きい側は、200ミクロンである。最初の5つは、構成要素7番(図2Bによる)を用いて、交差した偏光子と検光子との間において乾燥した状態で得られる。
図9Aは、ナノチューブを調査し検査するための解析システムの例で得られた画像を示す。この画像は、CVD合成後得られたものであり、片端に触媒ナノ粒子を備えた分離多壁ナノチューブを示す。
他の製造方法は、電気アーク法である。この方法は、製造されたナノチューブの大きな分散度によって特徴付けられる。我々の手法は、AFMを用いて、或るナノチューブを見
ること、また、同時に、それらを並び替えることを可能にする。
ガラス面上の反射から生じる望ましくない光を排除するために、オイル中に浸した状態でこの観察を実施することは、有利である。
図10は、(図2Bの)支持体16番による浸漬によって及び干渉コントラストによって得られ、その自然な表面特性で用いられる長さ159ミクロンの画像を示す。実際、それは、バクテリアに対するかなりの親和性を有する。
バクテリアによって表面に織り込まれた重合化網は、コントラスト設定値のために、構成要素の選択によって与えられたこの画像では見ることができないが、(図2Bの)構成要素13番を用いて視覚化し得る。
バクテリアに対する特定の親和性を有する構成要素によって、特に、食品分野において、すばらしい環境制御が可能である。
図11Aは、本発明による微分コントラスト装置を示す。干渉コントラストにおいて反射によりサンプル(E)を画像化するための装置には、光源(S)、レンズ(O)、レンズ(L)のひとみに隣接する光源の画像装置、少なくとも1つの偏光要素(P、A)、偏光分離要素(W)、半透明鏡(M)が含まれる。
とも可能である。更に、鏡(M)は、二色性である。
それには、更に、以下のものを含み得る。即ち、補償器要素(C)、筒状レンズ(LT)、1つ又は複数の接眼レンズ(OC)、カメラ(CAM)、λ/4波長板(L/4)、他の波長板(LR)、補償器(COMP)を含み得る。要素Wは、X及びY軸に対してある方向に45°で配置された2つの線形偏光間に横方向のシフトをもたらす。これは、例えば、ウォラストン複プリズムである。
図11Bは、微分コントラスト装置の異なる構成を示す。
干渉コントラスト無しで、交差した偏光子間においてサンプル(E)を観察するためのシステムは、上記例に記載されたシステムより制限が少ない。
●システムLは、もはや本質的でない。
●システムWは、存在しない。
図12は、交差した偏光子間における画像無し測定システムを示す。
このシステムは、単一センサである(機能表面は、均質であり、画像がない)。
それは、小型化可能であるという優位点を有する(例、光源=発光ダイオード、センサ=光起電力ダイオード)。
図13Aは、長さ200ミクロンの構成要素表面の矩形領域を示す。構成要素は、水酸化セシウムを用いて(図2Bの)構成要素7番の表面を改質することによって得られる。
画像13Aは、左側に、細胞残渣を示す。サンプルは、湿った大気中に保持される。クロマチンの一部は、徐々に表面に(右側に)出て来るが、他の部分は、ぎっしり詰まったままであり、凝縮された染色体を形成するように見える(残渣の左側)。
らの結合によって関連付けられた領域の特殊性を示し、また、診断目的のために本方法を用いる可能性を示す。
図13Bは、より大きい倍率で同じシステム上において撮られた上記画像の100ミクロン長の側を示す。この画像は、まだぎっしり詰まった染色体を更にはっきりと示す。上部にある輝く物体は、基本的には、その識別を可能にする低コントラスト色の帯を有する。
単一の細胞から取られたこのDNAと様々な生物学的物体との間の相互作用をはっきりと見ることができる。
この例は、図14A、14B及び14Cによって示される。画像14Aは、長さ200ミクロンを有する。観察は、干渉コントラストで行われる。構成要素は、(図2Bの)構成要素7番である。その表面は、240ナノメートルの波長の強い 人間の唾成分の放電ランプから生じるUV光への曝露によって超親水性になっている。
従って、本例において説明した方法は、これらの利用可能な物体の配位子を伴う全ての操作を可能にする。これらの配位子は、立体又は蛍光マーカを直接検出したり、それら自体、立体又は蛍光マーカを備えたりできる。本方法によって、対象の受容体の識別及び位置特定を行い得る。
いて(右の画像)同じ条件で得られた類似の細胞を示す。
右側の画像に対応するサンプルは、湿った大気中において、−20°C及び+20°Cでの連続的な熱衝撃にかけられ、これによってクロマチンが表面上で解体された。
本例は、解析及び診断の目的のために浸漬されたDNA溶液の観察を意図したものである。合計長さ159ミクロンの観察窓に対応する画像15Aは、干渉コントラストによって及び浸漬によって得られる。本溶液は、ネズミの脳のDNA溶液であり、構成要素は、15番(図2B)である。
同システムの画像15Bは、数時間の定温放置後得られ、或る領域の吸着された分子と、初期の溶液に含まれる界面活性剤との結合を示す。ブラウン拡散メカニズムは、これら結合の動力学を支配し、これは、機械的な攪拌又は流体力学的流れによって加速し得る。
「例16」染色体の試験及び認識、染色体の直接診断
本例は、染色体の解析への本発明による方法の応用を示す。図16の画像は、長さ100ミクロンを有する。左の画像は、交差した偏光子と検光子との間のサンプルの観察によって得られ、左の画像は、ノマルスキの微分干渉コントラストによって得られた。
本発明による解析方法の1つの優位点は、様々な細胞から抽出された物体がすぐに認識されるため、特定の有糸分裂相を阻止する必要がないことである。
ラー表示帯をはっきりと示し、右側の画像は、物体の形状における破断レベルでの染色体及び動原体の2つの鎖を示す。
微分干渉コントラストによって得られた図17の画像は、長さ15ミクロンを有し、コロイド状金球の個体群を示し、そのほとんどが、直径20ナノメートルを有し、溶液からの構成要素7番(図2B)上に析出される。
長さ200ミクロン(左)及び100ミクロン(右)をそれぞれ有する図18Aの2つの画像は、構成要素7番(図2Bによる)(左)及びシラン化によって改質された7番(右側)において、陽イオンの表面活性単分子層(0.1%のSDS)の構造に対する表面の親和性の影響を示す。
しかしながら、我々は、ここでは、中間の場合におり、この場合、層内における分子の配列状態は、同じ条件で撮られた18Bの右側の図に示すように、幾つかのレベルにおいて二分子層の完全な規則的構造に適合する。
長さ153ミクロンを有する画像19は、酸素下でのUV照射後の構成要素16番(図2B)上におけるホスホリピドの二分子層を示す。
リポソームは、小胞(sacs)であり、この場合、膜は、ホスホリピドの二分子層である。これらは、美容及び薬剤分野における対象の活性生成物に用いられ、sacsは、対象物に接触すると開く。
時間と共に及び記憶条件で変化し得ることから、リポソームの大きさの分布を特徴付けることも重要である。
好ましい相互作用により以下のいずれかがもたらされる。即ち、
●リポソームが、表面で破断し、各リポソームは、二分子層又は単分子層であり得る液体のたまりになる。このことは、特に、液体のたまり(円盤)の直径がリポソーム(球)の2倍であることから、リポソームの直径dが観察システムの解像度rよりわずかに小さい場合、有用である。
●又は、表面上に半リポソームが形成される。各リポソームは、干渉コントラストにおいて点として見え、この場合、光輝度及び/又は色は、その直径に依存する。同じ提案内容が、r/2より小さい直径の“液体のたまり”に当てはまる。
)、そして、例えば、保管条件及び期間に伴う溶液における物体分布の変化を追査し得る。本願は、実現が簡単な個別に観察された物体の直接的な特徴付けを可能にしつつ、光の分布に基づき利用可能な手法(分散測定)が、全分布の平均量の利用を提供することから、極めて有利である
この調査、特徴付け、及び検査の方法は、発泡樹脂製品にも当てはまる。同方法が、乳濁液、マイクロ乳濁液、ミセル、細管、微小管、及び、例えば、ジブロック共重合体等の界面活性剤の任意の自己集合構造に当てはまる。
液体表面上もしくはその付近に置かれた層もしくは物体(ラングミュア層、液体/空気間界面に吸着された構成要素)の観察及び図21に示した組立体に用いられる本発明の光学部品による外部物質とのこれらの層又はこれらの物体の相互作用の追査。
同様な原理によれば、水の表面上の油膜を用いること、及び前記膜厚を調整することが可能であり、最大コントラスト等を得ることができる。非混和性液体のいずれか他の対も用い得る。
Claims (121)
- サンプルを観察するための光学部品において、基板及び少なくとも1つの所定厚さの複屈折率層を含み、偏波消光条件下において、垂直入射角周辺に収束するインコヒーレント光反射によってそれが観察される際、光路変動、緩和、ナノメートルの厚さ及び直径に対して高い輝度又は色コントラストを示すように構成された光学部品であって、
上部屈折率層が特定の表面特性を有し、それにサンプルの少なくとも1つの特性に関係する選択的な親和性を提供することを特徴とする光学部品。 - 請求項1に記載のサンプルを観察するための光学部品であって、サンプルは、有効な光の経路に沿って光学部品のいずれかの側に置かれた交差した偏光子と検光子との間において観察されることを特徴とする光学部品。
- 請求項1に記載のサンプルを観察するための光学部品であって、サンプルは、微分干渉コントラスト下で観察されることを特徴とする光学部品。
- 請求項1に記載のサンプルを観察するための光学部品であって、前記表面特性は、構成要素の表面上における座標に従って変動する親和特性を有することを特徴とする光学部品。
- 上記請求項のいずれか1つに記載のサンプルを観察するための光学部品であって、構成要素の光学特性が、構成要素の表面上における対象領域の座標に従って変動することを特徴とする光学部品。
- 請求項4又は5に記載のサンプルを観察するための光学部品であって、構成要素の光学特性の変動と表面特性の変動が、互いに関係付けられることを特徴とする光学部品。
- 請求項4乃至6の少なくとも1つに記載のサンプルを観察するための光学部品であって、前記変動が、光学部品の少なくとも1つの方向に従う勾配を形成することを特徴とする光学部品。
- 請求項4乃至6の少なくとも1つに記載のサンプルを観察するための光学部品であって、前記変動が急峻であり、これによって、表面上の明らかに別個の領域の境界を定めることを特徴とする光学部品。
- 請求項4乃至8の少なくとも1つに記載のサンプルを観察するための光学部品であって、前記変動が、表面の均一な平坦化を生じることを特徴とする光学部品。
- 請求項4乃至9の少なくとも1つに記載のサンプルを観察するための光学部品であって、前記変動が、行列網を生じることを特徴とする光学部品。
- 上記請求項のいずれか1つに記載のサンプルを観察するための光学部品であって、構成要素は、特定領域の識別及び位置特定を可能にする可視のマーカも有することを特徴とする光学部品。
- 上記請求項のいずれか1つに記載のサンプルを観察するための光学部品であって、表面特性は、上部屈折率層の自然な特性であることを特徴とする光学部品。
- 上記請求項のいずれか1つに記載のサンプルを観察するための光学部品であって、共有結合の化学的枝状結合による又は高分子電解質、電解質、タンパク質、デンドリマ等の全ての帯電した分子もしくは巨大分子物体の静電気的枝状結合による屈折率層表面との構成要
素の化学反応によって、1つ又は複数のステップで表面特性が得られることを特徴とする光学部品。 - 上記請求項のいずれか1つに記載のサンプルを観察するための光学部品であって、粒子ビーム又は電磁ビームの印加、機械的、音響的、熱的、電気的又は磁気的作用、腐食、選択的析出、プラズマ処理、メタライゼーション、圧力変動、液体噴流の印加、液体形態でのインク、ガス、粉体、層の堆積、固体接触等の屈折率層の物理的な改質によって、表面特性が得られることを特徴とする光学部品。
- 上記請求項のいずれか1つに記載のサンプルを観察するための光学部品であって、膨張、収縮、分解、重合、吸着、浸潤、毛管現象、縮合、静電気効果、気化、結晶化、析出、電着、電気化学、電気重合、偏析、自己集合、浸漬コーティング、スピンコーティング、マイクロコンタクト印刷、ラングミュア・ブロジェット転写等の、気相、液相又は固相における屈折率層の物理化学的改質によって、これらの改質を組み合わせて1つ又は複数のステップにおいて、表面特性が得られることを特徴とする光学部品。
- 上記請求項のいずれか1つに記載のサンプルを観察するための光学部品であって、表面特性は、温度の変動を含む又はサンプルに賦課された温度の変動に起因することを特徴とする光学部品。
- 上記請求項のいずれか1つに記載のサンプルを観察するための光学部品であって、表面特性は、隣接光ビームによる照射を含む又はそれに起因することを特徴とする光学部品。
- 上記請求項のいずれか1つに記載のサンプルを観察するための光学部品であって、表面特性は、圧力の変動を含む又は圧力の変動に起因することを特徴とする光学部品。
- 上記請求項のいずれか1つに記載のサンプルを観察するための光学部品であって、表面特性は、表面の化学的性質の、表面組成の、表面粗さの、表面高さの、反射係数の、電磁気、静電気、ゼータ電位、電荷密度、可変静電荷原子価等の表面電位の、静水圧の、浸透圧の、(分極率、光吸収係数、磁化率、透磁率、誘電率、ラマン感受性、旋光能、熱伝導、電気伝導、屈折率等の)線形もしくは非線形感受性の、(電気、熱、イオン、流体等の)流れ密度の、変動を含む又はこれらの特性のいずれか1つの異方性を含むことを特徴とする光学部品。
- 上記請求項のいずれか1つに記載のサンプルを観察するための光学部品であって、熱、光、電気、磁気、電磁、流体及び空気場を含む外部場を観察の全て又は一部のためにサンプルに印加することによって、また、ビーム又は特定の環境への曝露によって、表面特性が得られることを特徴とする光学部品。
- 上記請求項のいずれか1つに記載のサンプルを観察するための光学部品であって、小胞もしくはリポソーム又は細胞膜の抽出物の破壊による、吸着や、単層、二層もしくは多層形態での純粋な又は膜物体が充填された膜構造の枝状結合もしくは成膜を用いた固着によって、生物学的巨大分子の固着によって、タンパク質の直接固着によってもしくは膜・アンフィポル(amphipol)タンパク質複合体の枝状結合によって、配位子の固着によって、抗体又は抗原の固着によって、細胞の固着によって、溶解によって又は細胞接着によって、細胞分解に起因する細胞構成要素の固着によって、クロマチン及び染色体のそれら全てが詰まっている状態での固着によって、染色体の直接固着によって、DNAもしくはRNAの固着によって、分子コーミングによって又は枝状結合によって又は定温放置によって、ウイルス又はバクテリアの固着によって、抗ウイルス又は抗菌剤の固着によって、予め固着された二分子層上での膜受容体の固着によって、多糖類の固着によって、細胞
骨格又は細胞骨格要素の固着によって、微小管、チュービュリン又はミオシンの固着によって、植物細胞繊維の固着によって、キチンの固着によって、キトサン繊維、セルロース繊維の固着によって、及びこれら様々な固着の任意の組合せによって、生物学的に活性状態の層を添加することによって、又は屈折率層のもしくは屈折率層上における生物学的もしくは生化学的改質によって、表面特性が得られることを特徴とする光学部品。 - 上記請求項のいずれか1つに記載のサンプルを観察するための光学部品であって、ポリオサイド、ポリリシン、ポリピロール、ポリ・ジメチルシロキサン、ポリエチレングリコール等の生物学的に活性状態のポリマ層を成膜することによって表面特性が得られることを特徴とする光学部品。
- 上記請求項のいずれか1つに記載のサンプルを観察するための光学部品であって、様々な物理的、化学的、物理化学的、生化学的、生物学的操作の任意のあらゆる組合せによって表面特性が得られることを特徴とする光学部品。
- 上記請求項のいずれか1つに記載のサンプルを観察するための光学部品であって、表面特性は、分子間相互作用の選択的な特性を与えることを特徴とする光学部品。
- 請求項23に記載のサンプルを観察するための光学部品であって、選択的な特性は、タンパク質、ペプチド、アミノ酸、抗体、抗原、薬剤、多糖類、脂質、リポソーム、小胞、毒素、代謝生成物、合成分子、芳香族分子、繊維、単繊維、DNA分子、RNA分子、染色体、細胞、細胞抽出物、バクテリア、ウイルス、植込みバイオチップ、この環境の真及び偽の混成物、ミセル構造、顕微操作構成要素、ミクロ流体構成要素、有機複合体、無機複合体、有機・無機複合体、アメーバ、蛍光マーカ、立体マーカ、凝集体、クラスタ、縮合物、縮合液滴、コロイド、コロイド状粒子、金属性複合体、汚染剤、粉体、ガス、気体、アスベスト繊維、ナノチューブ、ナノワイヤ、ナノ粒子、デンドリマ、量子ドット、粘土、葉、有機蒸気、ゼオライト、塩、帯電粒子、対イオン、溶液、界面活性剤、触媒、化学反応からの残渣、沈澱物、結晶、特に二次元結晶、タンパク質結晶及び二次元タンパク質結晶、脂質結晶、鉱質結晶、脂肪結晶、糖結晶、ポリマ結晶、塩結晶、又はこれら様々な物体の任意の組合せ等の、対象物体のもしくは所定の物体の選択的な及び/又は優先の固着及び/又は認識を可能にすることを特徴とする光学部品。
- 上記請求項のいずれか1つに記載のサンプルを観察するための光学部品であって、観察されたサンプルとの前記構成要素の関連付けは、放射性標識付け、分光学、ラマン分光学、赤外線、紫外線又は可視分光学、螢光、酵素標識付け、質量分光学、圧電検出器、電流滴定検出器、表面音波検出器、表面プラズモン共振、プロフィルメトリ、走査型プローブ顕微鏡法、原子力顕微鏡法、楕円偏光法等の手法を用いてサンプルの追跡に結び付けるための他の選択肢又は要素を構成することを特徴とする光学部品。
- 上記請求項のいずれか1つに記載のサンプルを観察するための光学部品であって、それがペトリ皿の底部に固定されることを特徴とする光学部品。
- 上記請求項のいずれか1つに記載のサンプルを観察するための光学部品であって、基板は、ペトリ皿の底部を構成することを特徴とする光学部品。
- 上記請求項の少なくとも1つに記載の光学部品を用いるサンプル解析方法であって、それには、調査対象のサンプルを前記構成要素の選択的な親和性表面に接触して置く少なくとも1つのステップと、垂直入射角を中心にして収束するインコヒーレント光源が含まれる設備並びに偏光及び消光条件下でのサンプルの観察を可能にするシステムでこのように準備された構成要素をリアルタイムで直接観察する少なくとも1つのステップと、更に、オ
プションとして、このように観察された画像を記憶するステップが含まれることを特徴とするサンプル解析方法。 - 請求項29に記載のサンプル解析方法であって、それには、有効な光の経路に沿って光学部品のいずれかの側に置かれた交差した偏光子及び検光子で構成されるシステムが含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29に記載のサンプル解析方法であって、設備には、ウォラストン複プリズム又はノマルスキ装置等の偏光分離装置が含まれ、また、サンプルは、微分干渉コントラストで観察されることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29に記載のサンプル解析方法であって、設備には、多色の光源が含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29に記載のサンプル解析方法であって、設備には、単色の光源が含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29に記載のサンプル解析方法であって、設備には、可視の光源が含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29に記載のサンプル解析方法であって、設備には、部分的に可視の光源が含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29に記載のサンプル解析方法であって、設備には、非可視の光源が含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29に記載のサンプル解析方法であって、それには、構成要素上で可視マーカを用いて、画像の特定の領域を識別するステップが含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29に記載のサンプル解析方法であって、それには、画像の色及び/又は輝度を分析するステップであって、時間及び/又は表面に沿う位置並びにこれらの値と所定の値との比較に従って分析するステップが含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29に記載のサンプル解析方法であって、それには、画像の特性を分析し、輝度のしきい値に従って及び/又は表面に沿う位置に基づく前記輝度のしきい値を超過する要素の位置及び輝度の測定値に従って、画像をフィルタ処理するステップが含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項39に記載のサンプル解析方法であって、それには、光スペクトルに存在する全ての波長に対する画像の各点又は一部の波長に従って、輝度曲線を分析する段階が含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項39に記載のサンプル解析方法であって、それには、単色画像の輝度又はカラー画像のフィルタ処理もしくは単色投影が含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項39に記載のサンプル解析方法であって、それには、同じ観察条件下で、時間及び/又は表面に沿う位置による画像の色及び/又は輝度を、特性が既知である基準サンプルのそれらと比較するステップが含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29乃至42のいずれか1つに記載のサンプル解析方法であって、接触の確立の全て又は一部は、サンプルの気化によって行われることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29乃至42のいずれか1つに記載のサンプル解析方法であって、接触の確立の全て又は一部は、液相への浸漬によって行われることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項44に記載のサンプル解析方法であって、接触の確立の全て又は一部は、剥離によって行われることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項44に記載のサンプル解析方法であって、接触の確立には、少なくとも1つの水洗のステップが含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項44に記載のサンプル解析方法であって、接触の確立には、少なくとも1つの定温放置のステップが含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29乃至42のいずれか1つに記載のサンプル解析方法であって、接触の確立には、更に、乾燥のステップを含むことを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29乃至42のいずれか1つに記載のサンプル解析方法であって、接触の確立の全て又は一部は、固体接触によって行われることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項49に記載のサンプル解析方法であって、接触の確立の全て又は一部は、接触印刷によって行われることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29乃至42のいずれか1つに記載のサンプル解析方法であって、それには、更に、サンプルを準備する1つ又は複数のステップ、及び/又は定温放置のステップ、及び/又は浸漬のステップ、及び/又は水洗のステップ、及び/又は乾燥のステップ、そして、それに続く、乾式観察のステップが含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29乃至42のいずれか1つに記載のサンプル解析方法であって、それには、蛍光マーカの代わりに立体マーカを用いることによる検出及び/又は認識及び/又は解析のステップが含まれ、前記マーカは、更に、認識の機能を提供することが可能な物体に取り付けられることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項52に記載のサンプル解析方法であって、これらの立体マーカの直径は、100ナノメートル未満であり、好適には、50ナノメートル未満であることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29乃至42のいずれか1つに記載のサンプル解析方法であって、観察されたサンプルとの構成要素の関連付けは、放射性標識付け、分光学、ラマン分光学、赤外線、紫外線又は可視分光学、螢光、酵素標識付け、質量分光学、圧電検出器、電流滴定検出器、表面音波検出器、表面プラズモン共振、プロフィルメトリ、走査型プローブ顕微鏡法、原子力顕微鏡法、楕円偏光法等の手法を用いてサンプルの追跡に結び付けるための他の選択肢又は要素を構成することを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29乃至42のいずれか1つに記載のサンプル解析方法であって、観察されたサンプルとの構成要素の関連付けは、より大きな立体マーカ又は賦課された性質のそれらを用いたサンプルの追跡に対する他の選択肢を構成することを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29乃至42のいずれか1つに記載のサンプル解析方法であって、立体マーカを含
むターゲットと観察されるサンプルの相互作用は、より大きな立体マーカを用いたサンプルの追跡に対する他の選択肢を構成することを特徴とするサンプル解析方法。 - 請求項29乃至42の少なくとも1つに記載のサンプル解析方法であって、それには、タンパク質、ペプチド、アミノ酸、抗体、抗原、薬剤、多糖類、脂質、リポソーム、小胞、毒素、代謝生成物、合成分子、芳香族分子、繊維、単繊維、DNA分子、RNA分子、染色体、細胞、細胞抽出物、バクテリア、ウイルス、植込みバイオチップ、この環境の真及び偽の混成物、ミセル構造、顕微操作構成要素、ミクロ流体構成要素、有機複合体、無機複合体、有機・無機複合体、アメーバ、蛍光マーカ、立体マーカ、凝集体、クラスタ、縮合物、縮合液滴、コロイド、コロイド状粒子、金属性複合体、汚染剤、粉体、ガス、気体、アスベスト繊維、ナノチューブ、ナノワイヤ、ナノ粒子、デンドリマ、量子ドット、粘土、葉、有機蒸気、ゼオライト、塩、帯電粒子、対イオン、溶液、界面活性剤、触媒、化学反応からの残渣、沈澱物、結晶、特に二次元結晶、タンパク質結晶及び二次元タンパク質結晶、脂質結晶、鉱質結晶、脂肪結晶、糖結晶、ポリマ結晶、塩結晶又はこれら様々な物体の任意の組合せ等の対象物体又は所定の物体の選択的な及び/又は優先の固着及び/又は認識のステップが含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29乃至42の少なくとも1つに記載のサンプル解析方法であって、それには、表面上又はその付近に置かれた単一又は二重鎖DNA分子に結合された任意の種類の物体の光学的検出のステップが含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29乃至42の少なくとも1つに記載のサンプル解析方法であって、それには、物理的、化学的、物理化学的又は生物学的物体に属するサイト上におけるナノメートル又はマイクロメートルのクラスタ形成のステップと、これに続く、これら構造体の検出及び/又は観察のステップと、が含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項59に記載のサンプル解析方法であって、それは、定温放置、剥離、水洗及び/又は乾燥のプロセスに応じて形成される塩クラスタに関することを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項59に記載のサンプル解析方法であって、それは、タンパク質もしくは他の巨大分子等の不純物の又は生物学的作用物質のクラスタ、凝集体等の物理的作用物質のクラスタ、又は試薬もしくは反応生成物等の化学的作用物質のクラスタ、又は好適には吸収される沈澱物もしくは混合物の構成要素等の不純物の又は物理化学的作用物質のクラスタ、又は金属もしくはプラスチック、単一もしくは二重鎖DNA分子又は抗体又は抗原又はタンパク質又は共重合体等の配位子に付着されたラテックス、金もしくはシリコン製の球、等の相補的な立体的物体からなるターゲットのクラスタ、に関することを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項59に記載のサンプル解析方法であって、物理化学的クラスタを形成するステップは、液滴を、それらの蒸気に接触して自然発生的に形成するステップであることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項59に記載のサンプル解析方法であって、物理化学的クラスタを形成する段階は、カーボンナノチューブ、DNA分子、生物有機体、染色体又はタンパク質等のサンプル又はサンプルの一部における親水性サイト上に水滴を形成するステップであることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29乃至63のいずれか1つに記載のサンプル解析方法であって、サンプルを含む光学部品は、偏光子が含まれる第1光学系と、構成要素によって反射されたビームの消光
位置に置かれた検光子が含まれる第2光学系と、の間の光路に沿って置かれることを特徴とするサンプル解析方法。 - 請求項29乃至63のいずれか1つに記載のサンプル解析方法であって、サンプルを含む光学部品は、偏光子及び四分の一波長板が含まれる第1光学系と、同じ四分の一波長板及び検光子が含まれる第2光学系と、の間の光路に沿って置かれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29乃至63のいずれか1つに記載のサンプル解析方法であって、サンプルを含む光学部品は、ウォラストン複プリズム等の偏光子及び偏光分離要素が含まれる第1光学系と、同じ偏光分離要素及び検光子が含まれる第2光学系と、の間の光路に沿って置かれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29乃至63のいずれか1つに記載のサンプル解析方法であって、サンプルを含む光学部品は、偏光子、複プリズム及び補償器が含まれる第1光学系と、補償器、複プリズム及び検光子が含まれる第2光学系と、の間の光路に沿って置かれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項66又は67のいずれか1つに記載のサンプル解析方法であって、光学系の内の少なくとも1つには、更に、四分の一波長板を含むことを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29乃至68のいずれか1つに記載のサンプル解析方法であって、第2光学系の検光子及び第1システムの偏光子は、1つの単一の構成要素を構成することを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29乃至68のいずれか1つに記載のサンプル解析方法であって、光路に沿った2つの光学系間の離隔距離は、半反射装置によって得られることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項70に記載のサンプル解析方法であって、この離隔距離は、光路に沿って第1システムの偏光子の後に配置されることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項70に記載のサンプル解析方法であって、この離隔距離は、光路に沿って第1システムの偏光子の前に配置され、そして、検光子及び偏光子は、1つだけの単一の要素を形成することを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29に記載のサンプル解析方法であって、サンプルを観察するための設備には、レンズが含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29乃至68のいずれか1つに記載のサンプル解析方法であって、サンプルを含む光学部品は、上面での反射によって観察される(正立顕微鏡)ことを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29乃至68のいずれか1つに記載のサンプル解析方法であって、サンプルを含む光学部品は、下面での反射によって観察される(倒立顕微鏡)ことを特徴とするサンプル解析方法。
- 観察装置及び解析対象のサンプルを含む光学部品が含まれるサンプル解析方法であって、前記光学部品は、基板及び少なくとも1つの所定厚さの複屈折率層で構成され、偏波消光条件下において垂直入射角周辺に収束するインコヒーレント照射反射によってそれが観察
される際、ナノメートルの厚さに対して高い輝度又は色コントラストを示すように構成され、上部屈折率層が特定の表面特性を有し、それにサンプルの少なくとも1つの特性に関係する選択的な親和性を提供することを特徴とするサンプル解析方法。 - 請求項76に記載のサンプル解析方法であって、それには、微分干渉コントラスト装置が含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項76に記載のサンプル解析方法であって、観察装置には、多色又は単色光源が含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項76に記載のサンプル解析方法であって、観察装置には、更に、時間及び/又は表面に沿う位置に従って、画像の色及び/又は輝度を分析し、これらの値を所定の値と比較する手段が含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項76に記載のサンプル解析方法であって、観察装置には、更に、画像の特性を分析し、輝度のしきい値に従って及び/又は表面に沿う位置に基づく前記輝度のしきい値を超過する要素の位置及び輝度の測定値に従って画像をフィルタ処理する手段が含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項76に記載のサンプル解析方法であって、観察装置には、更に、光スペクトルに存在する全ての波長に対する画像の各点又は一部の波長に従って、輝度曲線を分析する手段が含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項76に記載のサンプル解析方法であって、観察装置には、更に、単色画像の輝度を分析する手段又はカラー画像のフィルタ処理もしくは単色投影の手段が含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項76に記載のサンプル解析方法であって、観察装置には、更に、同じ観察条件下で、時間及び/又は表面に沿う位置による画像の色及び/又は輝度を、特性が既知である基準サンプルのそれらと比較する手段が含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項76に記載のサンプル解析方法であって、それには、更に、少なくとも1つの試薬が含まれ、試薬は、選択的な親和性表面に接触してそれを置くことを意図して、サンプルを準備するように設計されていることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項76に記載のサンプル解析方法であって、それには、前記偏光子を含む第1光学系と、前記検光子を含む第2光学系と、が含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項76に記載のサンプル解析方法であって、それには、前記偏光子を含む第1光学系と、前記検光子を含む第2光学系と、が含まれ、前記各光学系には、複プリズムも含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項76に記載のサンプル解析方法であって、それには、前記偏光子を含む第1光学系と、前記検光子を含む第2光学系と、が含まれ、前記光学系の少なくとも1つには、補償器も含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項76に記載のサンプル解析方法であって、それには、前記偏光子を含む第1光学系と、前記検光子を含む第2光学系と、が含まれ、前記光学系の少なくとも1つには、λ/4板も含まれることを特徴とするサンプル解析方法。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、タンパク質、ペプチド、脂質、及び結晶を形成可能な他のあらゆる分子、の結晶の検出及び選別に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、通常のこととして、三次元の結晶だけの代わりに二次元結晶の検出及び選別に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、分子間相互作用の調査に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、観察対象物体の顕微操作用の手法に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、DNA、RNA、染色体、タンパク質、抗原、抗体、細胞、バクテリア、ウイルス、を有するバイオチップの読み取り及び解析に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、ペプチド解析に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、膜受容体多量体化の調査に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、軸索輸送及び神経伝達物質の放出の調査に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、染色体上において直接見える帯域の色又は輝度を用いて調査又は診察を行う目的のための染色体の検出及び解析に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、単一のDNA分子の解析に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、リポソームの非破壊試験に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、乳濁液及び/又は懸濁液の非破壊試験に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、ナノチューブの非破壊試験に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、気体の試験に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、アスベスト繊維の試験に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、痕跡の検出に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、腐食の制御に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、陸地、空気及び水汚染の制御に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、水質試験に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、気体、液体、粒子のセンサの製造に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、固体における化学的枝状結合、層、ナノメートル厚の成膜の様々な段階、ラングミュア・ブロジェット層、の品質管理に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、マイクロエレクトロニクス部品、マスク、微小電子機械システム(MEMS)、マイクロエレクトロニクス及びMEMS構造用の支持体、記録媒体(CD及びDVD)、薄型画面の品質管理及び製造に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、触媒を用いたCVDによるナノチューブ層及びナノ物体の成長の追査に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、生体適合性表面のチェック及び仕上げに適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、膜、組織、細胞抽出物の診断に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、ポリマ・膜間相互作用の調査及び認識に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、複屈折、相分離、優先吸着の検出に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、分子構成要素の構築に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、バクテリアの成長、細胞の成長の検出及び追査に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、酵素プロセスの様々なステップの制御に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、結晶構造のナノメートル成長の制御に適用される用途。
- 請求項29に記載の方法の用途であって、感受性の高い相の製造段階時、及び/又はセンサを実現するためのプロセスの開発段階時、センサ用の感受性の高い層の品質管理に適用される用途。
- 請求項120に記載の方法の用途であって、前記センサは、DNA、RNA、染色体、タンパク質、抗原、抗体、細胞、バクテリア、ウイルス、を有するバイオチップであることを特徴とする用途。
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