JP2008503405A5 - - Google Patents

Claims (17)

1. 医薬品用の少なくとも一つのキャビティーを持つ台座およびキャビティー内で医薬品をシールするための蓋を含んでいる医薬品用の支持構造であって、構造のそれぞれの湿気の浸透性部位が、その部位と構造外部の環境空気の間に湿気を吸収するシンクを設置することにより湿気の侵入を防ぎ、それぞれの湿気の浸透性部位がキャビティーに隣接して設置される内部の湿気の浸透性障壁および外部の湿気の浸透性障壁を含んで、湿気を吸収するシンクが内部の障壁と外部の障壁の間に設置され、それによりシンクからキャビティーへの湿気の拡散が最少となるために、それを通る空気の相対湿度(ＲＨ)を、実質的にキャビティー内の空気の相対湿度(ＲＨ)にまで低減することを特徴とする、支持構造。
2. 台座および蓋が湿気を浸透せず、構造の湿気の浸透性部位が、蓋が台座にシールされるところに位置している、請求項１に記載の支持構造。
3. 請求項２に記載の支持構造であって、蓋と台座の間の湿気を吸収するシンクがキャビティーの外辺から間隔をとっていて、それにより内部の湿気の浸透性部位および外部の湿気の浸透性部位を形成して、シンクが湿気の侵入経路を遮断しているので、内部の湿気の浸透性部位を通るキャビティーへの湿気の拡散が最少となる、支持構造。
4. 湿気を吸収するシンクが乾燥空気を含有するキャビティーを取り囲んでいる台座の中でチャネルを含む、請求項１〜３のいずれか１項に記載の支持構造。
5. それぞれが乾燥空気で満たされるチャネルを有している複数のキャビティーを含んでいる、請求項４に記載の支持構造。
6. それぞれのチャネルが全てのチャネルの中の空気を乾燥する単一の乾燥源に連結している、請求項５に記載の支持構造。
7. 湿気を吸収するシンクがキャビティーを取り囲んで、蓋および台座の間に設置されるポリマーの環を含む、請求項１〜３のいずれか１項に記載の支持構造。
8. それぞれがポリマーの環を有している複数のキャビティーを含んでいる、請求項７に記載の支持構造。
9. 台座および蓋の両方が湿気を浸透しないためのアルミニウム層を有して、蓋は台座にヒートシールされている、請求項２〜８のいずれか１項に記載の支持構造。
10. 請求項１に記載の支持構造であって、蓋が湿気を浸透せず、台座の材料が湿気浸透性であり、湿気の浸透性部位が、蓋が台座にシールされるところおよびキャビティーの壁の台座内に位置している、支持構造。
11. 請求項１０に記載の支持構造であって、第一の湿気を吸収するシンクが蓋および台座の間に設置されていて、キャビティーの外辺から間隔をとっていて、そして第二の湿気を吸収するシンクがキャビティーの壁の台座内に設置されていて、それにより内部の湿気の浸透性障壁および外部の湿気の浸透性障壁を形成して、シンクが湿気の侵入経路を遮断しているので、内部の湿気の浸透性障壁を通るキャビティーへの湿気の拡散が最少となる、支持構造。
12. 湿気を吸収するシンクが、蓋が台座にシールされるキャビティーの開口部を取り囲み、そしてキャビティーの壁を通る、乾燥空気を含有しているチャネルを含む、請求項１０もしくは請求項１１に記載の支持構造。
13. それぞれが乾燥空気を含有しているチャネルを有している複数のキャビティーを含んでいる、請求項１２に記載の支持構造。
14. それぞれのチャネルが全てのチャネルの中の空気を乾燥する単一の乾燥源に連結している、請求項１３に記載の支持構造。
15. 台座が射出成形されて、蓋が湿気を浸透しないためのアルミニウム層を有して、蓋が台座にヒートシールされている、請求項１０〜１４のいずれか１項に記載の支持構造。
16. 請求項１０に記載の支持構造であって、台座が協同する積重ね可能なエレメントを含み、それぞれのエレメントが複数のキャビティーを有して、一つのエレメント内のキャビティーは、重ね合わされるときに、もう一つのエレメント内のキャビティーの間に位置して、湿気を吸収するシンクは協同するエレメントの間に間隔をとることにより形成されている、支持構造。
17. 実質的に、添付の図面に対する記載として本明細書中で記述される通りの、医薬品用の支持構造。