JP2008502300A - 電流制御型静電放電保護を提供する方法および装置 - Google Patents

電流制御型静電放電保護を提供する方法および装置 Download PDF

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    • H03K17/08142Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage without feedback from the output circuit to the control circuit by measures taken in the output circuit in field-effect transistor switches

Abstract

ESD保護を提供する方法および装置。ESDクランプが、保護されるべき回路の両端子間に接続される。このクランプは、ESD事象による電流が既定の限度を超えたときにクランプをアクティブ化する、電流検出器に結合される。

Description

本発明は、回路用の電流制御ESD保護を提供する方法および装置である。
本出願は、参照により本明細書に組み込まれている、2004年6月8日出願の米国仮特許出願第60/577785号の利益を主張するものである。
通常、集積回路(IC)は、いくつかの供給ピン(電源およびグランド)、いくつかの入力信号ピン、およびいくつかの出力ピンから成っている。これらすべてのピン(本明細書ではパッドとも称される)には、その集積回路の他のすべてのピンへの安全な静電放電(ESD)保護経路が必要である。IC産業には、多くの異なる保護概念が存在し、それには、単一IC上の様々なピンのタイプのための、異種のタイプのESD保護が含まれる。それぞれ特有の利点および欠点をもつ様々な手法が、ICの出力ピンのESD保護を提供するために利用されてきた。出力ドライバは通常、インバータ型の回路によって作成される。出力ドライバのESD保護は極めて困難である。多くの技法が存在し、すべてが、時間遅延などの短所および欠点、ならびに顕著な欠陥のうちでもとりわけ、シリコンを消費するトリガ電圧チューニング、面積、複雑さ、スピード低下を伴う。
図1は、第1のトランジスタ104および第2のトランジスタ106を含むインバータ段102から成る、従来のCMOS出力ドライバ100の概略図である。入力ノード108(コア回路110によって駆動される)の論理状態に応じて、その出力電位は、Vddまでの高(PMOS導通)、またはVssまでの低(NMOS導通)のどちらかに引っ張られる。具体的には、インバータ回路102は、例示的に第1の電圧ラインのVddと第2の電圧ラインのVssとの間で互いに結合された(すなわちスタックとして形成された)、少なくとも1つのPMOSトランジスタ104および少なくとも1つのNMOSトランジスタ106を含む。この集積回路の内部コア回路110は、集積回路の外部にある他のチップまたは論理回路と通信するために、インバータ102の入力ノード108(NMOSトランジスタ104とPMOSトランジスタ106のゲート接続)を操作する。入力ノードで論理低信号電圧の場合、NMOSトランジスタ106はオフに切り換えられ、一方、PMOSトランジスタ104は導通し、出力ノードをVdd電位近くに至らせる。入力ノード108に論理高が存在する場合には、NMOSトランジスタ106は導通し、それによって出力ノードを低に引っ張り、一方、PMOSトランジスタ104はオフに切り換えられる。
VSSラインまたはグランドに対する非保護出力パッド112に正のESDストレスが加わったとき、非制御またはフローティングのNMOSゲートのために、まずNMOSトランジスタ106が、MOSモードで少量の電流を導通させる。参照によりその内容を本明細書に組み込む、本出願の譲受人に譲渡された米国特許第6529359号に記載されているような、特別な「キープ・オフ(keep−off)」回路がNMOSゲートの後にない場合、このゲートは通常、ゲート−ドレイン寄生容量のために、高に引っ張られる。この寄生または動的ゲート・バイアスは、図2に示されているように、スナップバック・トリガ電圧Vt1をVt1’まで低下させる。これは、Vt1トリガ電圧を低下させるMOSチャネルをNMOSトランジスタ106内に作り出す。したがって、NMOSトランジスタ106には、より容易に(寄生)バイポーラ・モードへのトリガがかかることになる。低ゲート・バイアスは、Vt1トリガ電圧を寄生NPN素子の保持電圧まで低下させるのに十分である。
ESD保護を提供する1つの手法は、出力ドライバ100内のNMOSトランジスタ106でのスナップバックを防止することである。図3に回路300として示された従来の1つの保護概念は、Vssまたはグランド・ノードと出力ノードの間にダイオード304(下側ダイオード)を接続し、出力ノードとVddノードの間にダイオード302(上側ダイオード)を接続する、出力ノードの「二重(dual)ダイオード」保護から成っている。これらのダイオード302/304は、ESD電流の方向を供給ライン/バス向きに変える。VddラインとVssラインの間の電源クランプ306は、供給ライン間の電圧をクランプし、ESD電流を放散する。
図3は、出力ドライバ102のESD保護のための、二重ダイオードおよび電源クランプの保護回路300の概略図を示す。出力パッドとVSSの間の正のストレスに対して、2つの競合するトリガ経路が存在する。所期の電流経路は、出力端子からダイオード302を通ってVddへ流れ、電源クランプ306を通って、接地されたVssノードへ流れる。NMOSトランジスタ106のフローティング・ゲートのために、このトランジスタは、ある低下したトリガ電圧Vt1〜Vhでスナップバックへのトリガがかかる。多くの高電圧技術では、これはNMOSトランジスタに損傷を与える。しかし、それだけには限らないが、先端的シリサイド技術など他の多くの技術でも、スナップバックへのトリガがかかることは、同様に危険なことがある。NMOSトランジスタが、NMOS全体にわたって均一な伝導度を保証するように安定化されていない場合、損傷が生じる恐れがある。すべての場合において、NMOSが大きなESD電流を分流するのに十分堅牢でなければ、破損を招くことになる。
さらに、バスの大きな抵抗(電力クランプまでの距離が大きい)、抵抗ダイオード(高電圧技術では典型的)、または高抵抗電力クランプのために、意図された電流経路での総電圧降下が非常に高くなり得る。意図された電流経路におけるこの総電圧降下があまりに高い場合、NMOSトランジスタ106を通る電流経路にトリガがかかることがあり、それによってNMOSトランジスタ106をバイポーラ・モードにするストレスが加わる。NMOSトランジスタ106がバイポーラ導通するように設計されていない場合、これは、NMOSトランジスタの破壊を招く。NMOSのトリガ電圧低下のために(Tt1’<Vt1、上記および図2参照)、意図された電流経路の最大電圧または限界電圧は、先端的CMOS技術では相対的に小さくなり得る。
ESDストレス中にNMOSゲートをVSSまで引っ張ることによってNMOSトランジスタのVt1トリガ電圧を高める、特別な技法が存在する。このような「キープ・オフ回路」は以前に記載されており(米国特許第6529359号)、NMOSトランジスタを保護するために使用することができる。しかし、それらの回路は、前置ドライバ論理回路の複雑さを増大させ、限界電圧をわずかに高めるだけである(通常、先端的CMOS技術で1〜2V、すなわち、Vdelta=Vavalanche−Vhold)。より大きいESDストレス電流に対しては、NMOSの破壊が依然として起こり得る。
出力パッド112と出力ドライバ102の間にときとして配置される分離抵抗308「Riso」(図3参照)は、NMOSトランジスタ106を通る電流を低減させることができる。ESD電流の小部分がNMOSトランジスタ106および抵抗308を通って流れる場合、ダイオード302および電源クランプ306を通る所期の電流経路に有利な、大きな電圧降下が誘起される。この分離抵抗308は「速効」ESD解決法として、成熟した技術に使用されてきたが、多くの欠点を有する。NMOSトランジスタ106を通る電流を安全な値まで効果的に低減させるには、大きな抵抗値(50Ω未満〜1kΩ)が必要とされる。この抵抗値の関数として、出力ドライバの速度および出力電流/電圧が低下する。したがって、正常動作の出力電流レベルを一定に維持するには、出力ドライバのサイズを大きくする必要がある。このようなサイズの増大は実際的ではないことがある。
バスの抵抗は一般に、総電圧降下を過大な値まで増大させるので、NMOSトランジスタ106を局部的に保護する別の方法が存在する。局部クランプ318/320が、NMOSのドレイン−ソースの近くに、それと並列に配置される。その意図は、その電圧をNMOSトランジスタ106の(低下した)Vt1(Vt1’)トリガ電圧未満の、ある安全な値にクランプすることである。それには、ESD設計窓が非常に狭いために、局部クランプ318/320のトリガ電圧の煩雑な選択が必要となる。このクランプは、NMOSトランジスタのVt1/Vt1’トリガ電圧よりも十分に低い電圧(これによってその最大トリガ電圧が定まる)ではあるが、望ましくないトリガがかかるのを防止するために、正常動作の最大信号電圧よりも十分に高い電圧(これによってその最少トリガ電圧が定まる)で、導通を開始する必要がある。多くの応用例では、この最大電圧と最少電圧の差は非常に小さく、ときにはマイナスになる。このため、多くの場合、局部クランプ318/320の使用は、どんな出力ドライバのインバータ102のトランジスタを保護するにも有用ではない。
米国仮特許出願第60/577785号 米国特許第6529359号
現在、出力ドライバをESD事象から保護するために利用可能な技術は複雑であり、また出力ドライバの正常な動作を妨げる。したがって、出力ドライバに使用されるトランジスタの保護を改善する方法および装置が、従来技術において必要とされている。
本発明は、回路用の電流制御ESD保護を提供する方法および装置である。本発明の実施形態は、入力パッドまたは出力パッドのどちらかをESD事象から保護するために使用することができる。このESD保護回路は、ESDクランプ、およびこのクランプのアクティブ化を制御する電流検出器を含む。このESDクランプは、ドライバ・トランジスタの出力端子間または入力端子間に接続される。局部クランプは、電流検出器に接続され、この検出器は、ESD事象による電流が既定の限度を超えたときに、クランプをアクティブ化する。このクランプは、集積回路に使用されるNMOSトランジスタおよびPMOSトランジスタの両方を保護するために使用することができる。電流検出器およびESDクランプは、別々に設計でき、また、半導体チップの別々の領域に配置されてもよい。
上述の、本発明の特徴が列挙された方法が詳細に理解できるように、上で簡潔に要約した本発明のより具体的な説明は、添付の図面にそのいくつかが示されている実施形態を参照することによって得られるであろう。しかし、本発明は、その他の同様に効果的な実施形態を認めることができるので、添付の図面は、本発明の典型的な実施形態を示すのみであり、したがって、本発明の範囲を限定するものとみなされるべきでないことに留意されたい。
本発明は、1つのノード(入力または出力)と、VssノードまたはVddノード(またはグランド)との間に加えられたESDストレスから、集積回路内のNMOSトランジスタまたはPMOSトランジスタを保護するための、電流制御ESDクランプを提供するものである。トランジスタとESDクランプのトリガ競合を防止するために、クランプのトリガ電圧は、トランジスタ中を流れる電流によって制御される。本発明は、少なくとも1つのESDクランプに結合された、少なくとも1つの電流検出器を含む。この電流検出器は、正常な集積回路動作中に生成される電流と、ESD事象中に発生される電流とを区別するように設計される。
図4は、インバータ102のトランジスタ104、106を保護するように配置された電流制御ESDクランプ402/404を含む、出力ドライバ400の第1の実施形態の概略図である。具体的には、第1のESDクランプ402が、PMOSトランジスタ104のソース端子からドレイン端子に接続され、第2のESDクランプ404が、NMOSトランジスタ106のソース端子からドレイン端子に接続される。出力パッド112とVssの間の正のESD事象は、クランプ404によって対処され、一方、出力パッド112とVddの間の負のESD事象は、クランプ402によって対処される。ESDクランプ402/404は、トリガをかける電圧が煩雑なトリガ電圧選択回路を必要とするような、特定の電圧ではトリガされない。ESDクランプ402/404は、あるレベルの電流がトランジスタ104/106を流れるときトリガされる。正のESDストレスが出力パッド112とVSSの間に加わったとき、NMOSトランジスタ106が最も低い抵抗の経路を形成するので、まずこれが導通する。本発明は、トランジスタ106を通る電流経路内に、電流検出器を追加する。この経路中で、電流振幅が正常動作の最大電流より著しく大きくなったとき、ESDクランプ404が閉じ、それによって出力端子112とVssラインの間に低抵抗の分流経路を作り出し、その電圧をクランプし、NMOSトランジスタ106を保護する。負のESDストレスの場合には、クランプ402が出力パッド112とVddの間で同様に動作して、負のESDストレスをVddラインに分流し、PMOSトランジスタ104を保護する。ダイオード302/304を、それぞれ、正のESDストレスを分流するために出力パッド112とVddの間に、また、負のESDストレスを分流するために出力パッド112とVssの間に、追加することができる。
図5は、ESDクランプ404が、SCR505、および電流検出器として動作する電流検知抵抗502を含む、出力ドライバ500の第1の実装形態の概略図を示す。話を簡単にするために、NMOSトランジスタ106を保護するクランプ404のみを示し、詳細に説明する。PMOSトランジスタ104を保護するクランプ402の一実装形態については、図8に関して示し、説明する。電流検知抵抗502(あるいは、その他のトリガ素子または検知素子)を、ESDクランプ402、404の両方をアクティブ化するために、共用してもよい。
SCR505は、従来のように配置された第1のトランジスタ504および第2のトランジスタ506を含む。具体的には、トランジスタ506のベースおよびエミッタは、それぞれトランジスタ504のコレクタ、およびVss(カソード)に接続される。トランジスタ506のコレクタは、トランジスタ504のベース、およびドライバ102の出力端子に接続される(ゲートG2を形成)。トランジスタ504のエミッタは、SCR505のアノードを形成し、出力パッド112に接続される。電流検知抵抗502は、ゲートG2と、SCR505のアノードの間に接続される。ESDクランプ404は、(出力ノードに接続された)アノードと、(NMOSのドレインに接続された)G2ノードとの間の電圧降下がおよそ0.7V、すなわちSCR505のアノード−G2ダイオードの内部電圧に達したときにトリガがかかる。抵抗502の値は、正常動作での最大許容電流までの電流の場合に抵抗502両端間の電圧降下が0.7V未満になるように定められる。一般にはるかに大きいESD電流レベルの場合、抵抗502両端間の電圧降下は、SCR505にトリガをかけるのに十分な大きさである。
ドライバ106を通る電流を制限するために、ダイオード302を抵抗502の後に配置することができる。この場合には、SCR505にトリガがかかる前に抵抗502中を流れる電流は、2つの電流経路、すなわちドライバ106とダイオード302に分割される。
前の説明では、電流検知抵抗502は、SCR505のアノード−G2接合の上に、すなわち出力ドライバ106のドレイン側に配置されているが、この抵抗がSCR505のG1−カソード抵抗の上に、すなわち出力ドライバ106のソース側に配置される場合にも同じ原理が当てはまる。
NMOSトランジスタ106は、ESDクランプ404の自動制御トリガ要素として働く。SCRをベースとしたESDクランプが選択されるのは、それが面積当たり最も高いESD電流堅牢性を有するからである。
SCR505のアノードとG2(Nウェル)接続の間に配置された電流検知抵抗502の値は、正常動作中にNMOSトランジスタ106中を流れる最大電流に基づいて計算することができる。100μmNMOSトランジスタ106は通常、最大INMOS正常動作=50mAの正常動作出力電流を有する(0.5mA/μmゲート幅)。ESDに対して堅牢に形成された場合、このNMOSは、その寄生バイポーラ・デバイスによって、一般に10倍高い電流レベルをもたらすことができる。すなわち、INMOS_ESD=500mAである。
抵抗値は、正常動作中にSCRに望ましくないトリガがかかるのを防止するために、十分小さいことが必要であり、これは次のように定式化することができる。
Figure 2008502300
一方、電流検知抵抗値は、出力ドライバ102が破損される前にESDクランプ404に低抵抗状態へのトリガがかかることを保証するために、十分大きい必要がある。次式から最小値が計算される。
Figure 2008502300
この例では、抵抗値を1.4〜8Ωとする必要がある。NMOSデバイスを堅牢にすることができる技術では、最大寄生バイポーラ電流が正常動作最大電流レベルの一般に10倍であるので、この式はそれと同じ可能性を与える。
図9に回路900として示された一代替実装形態では、インピーダンス要素902をゲートG2と出力ドライバ(トランジスタ106のドレイン)の間に追加することができる。要素902は、ESD事象中は低インピーダンスを有し、正常な回路動作中は高インピーダンスを有する。このような要素902の例は、順方向導通モードでのダイオードである。このダイオードは、出力ドライバから見た静電容量を効果的に低減する。しかし、このダイオードは、同じ大きさの電流検知抵抗502に必要なトリガ電流を増加させる。というのは、SCR505にトリガをかけるのに必要な、この抵抗502両端間の総電圧が、このとき1.4V、すなわちダイオードの固有電圧降下の2倍になるからである。このような要素902を使用すると、付加的な電圧降下がもたらされ、それによりESD事象に対して追加のマージンが得られる。これは、高温の用途で重要になることがある。また、動作電流が大きいドライバの場合、抵抗502が非常に小さくなり、実際的でないこともある。したがって、ダイオード902を追加すると、実際的な値の抵抗502を使用することが可能になる。
インピーダンス要素902として、直列接続された複数のダイオード、MOSデバイスなどを含めた他のデバイスを使用することができる。図12は、ノードG2からインバータ出力端子に結合された一連のMOSデバイス1202であるインピーダンス要素を有する回路1200を含む、図9の実施形態の一代替実装形態の回路図を示す。図13は、インピーダンス要素1302が、MOSトランジスタ1304、コンデンサ1306、および抵抗1308を含む、回路1200を含む図9の実施形態のさらなる実装形態を示す。このトランジスタのドレインはノードG2に結合され、そのソースはインバータ出力端子に結合される。抵抗1308とコンデンサ1306は、VDDからVSSへと直列に接続される。したがって、この回路は、Vddラインの電源が入ったときに、トランジスタ1304をオフ状態に切り換える。トランジスタ1304のゲートは、コンデンサ1306を介してVSSに結合される。さらに、ゲートG1がSCR505にトリガをかけるために使用される場合、要素902は、ゲートG1からトランジスタ106のドレインに接続される。
図6に示された、本発明の別の実装形態では、PMOSトランジスタ604が、ドライバ600のESDクランプ606に追加され、それによってPAD112をSCR505のG1に接続する。PMOSトランジスタ604のゲートは、出力ドライバ106に接続される。SCR505のゲートG2は、フローティングのままになっている出力ドライバ106に接続されても、出力パッド112に結合されてもよい。これらの接続はそれぞれ、トリガ電流を低くするための専用のR2抵抗502を介して行なうことができる。バイアス抵抗602がG1からVssに接続される。この抵抗は、外部に追加されても、SCR505内の固有基板抵抗またはPウェル抵抗であってもよい。ESD事象中、PMOSトランジスタ604のゲートは低に引っ張られ、それによってこのトランジスタにMOSモードでトリガがかかる。次いでPMOSトランジスタ604は、SCR505のG1ノードに電流を注入し、それによってESDクランプに有効にトリガをかける。さらに、SCR505のゲートG2が出力ドライバに結合されている場合は、抵抗502両端間の電圧もSCRのノードG2において、ダイオードに順方向バイアスをかけるので、SCRはまた、G2ノードを流れる電流によってもトリガをかけることができる。したがって、トリガをかける条件は次式になる。
NMOS_ESD・R検知>>最小(0.7V,VthPMOS
クランプを正常動作中にオフに維持するための条件は、次式の通りである。INMOS_正常動作・R検知<<最小(0.3V,V’PMOS)ただし、V’PMOSは、PMOSトランジスタ604中の漏洩が十分に少ない場合の、PMOSトランジスタ604のソース−ゲート電圧である。ESD保護の開発時には、通常、MOS特性がわかっているので、ESD設計者は、R検知602の適切な値を計算することができる。設計にPMOSトランジスタ604を含めることによって、SCRトリガ電流は、2つの経路(PMOSトランジスタ604、およびドライバ・トランジスタ106)に分割され、それによってSCR505にトリガがかかる前にドライバ・トランジスタ106が導通させる必要のある電流量が少なくなる。
図7に示された、出力ドライバ700の別の実装形態では、トランジスタ702のPMOSゲート−ソース間の電圧降下がバイアス信号を生成し、この信号は、電源クランプ306への共用トリガ・バス704上に供給される。PMOSトランジスタ702は、各入出力パッド112に追加される、非常に小さい付加デバイスにすぎない。付加トリガ・バス704は、すべてのI/O端子に共用され、R値が高いために(1kΩ以下)その電流が小さい値に制限されるので、金属幅を小さくすることができる。VSSに対してI/Oパッド112に加わるESDストレスは、まずドライバNMOSトランジスタ106中を流れ、十分なゲート−ソース・バイアスが生成されたときのある電流レベル(例えば100mA)からPMOSトランジスタ702をオンにする。正常動作中には、PMOSトランジスタ702をアクティブ化するのに十分な電圧降下がない。PMOSトランジスタ702がオンになったとき、トリガ・バス704の電位がI/Oパッド電圧に引き上げられる。これは、ある非常に低いVt1で電源クランプ306をアクティブ化するための信号を生成し、それによってダイオード302および電源クランプ306中を電流が流れることができるようにする。一例として、電源クランプ306は、ラッチアップの問題を防止するために高保持電流のSCRを生成する、周知のNMOSトリガSCRとして作成される。
図8は、ESDクランプ402、および電流検知抵抗802(すなわち、PMOSトランジスタ104を保護するための電流検出器)を有する出力ドライバ800の一部分の、一実装形態の概略図を示す。ESDクランプ402はSCR800を含む。SCR800は、PNPトランジスタ804、NPNトランジスタ806、および抵抗808を含む。トランジスタ804のエミッタはVddに結合され、トランジスタ804のベースは、ドライバ・トランジスタ104のソース、およびトランジスタ806のコレクタに接続される。トランジスタ804のコレクタは、トランジスタ806のベースに接続され、また抵抗808を介してVssに接続される。出力ドライバ回路にディープNウェル技術、またはシリコン・オン・インシュレータ技術を使用する場合は、抵抗808は、Vssではなく出力端子112に結合するか、あるいはフローティングのままとしてもよい。トランジスタ806のエミッタは、出力端子112に接続される。抵抗802はVddと、トランジスタ104のソースとの間に結合される。抵抗802両端間の電圧降下は、トランジスタ104中の電流に比例する。第1の実施形態と同様に、抵抗802中の電流がある大きな値になったとき、SCR800はアクティブ化され、ESD電流を出力パッド112からVddに導通させる。抵抗802の値は、上記で論じたのと同じように計算される。図6および図7の追加トリガ回路は、図8のPMOS保護回路800とともに使用することができる。いくつかの応用例では、このトリガ回路は、PMOS保護回路、NMOS保護回路のどちらかまたは両方に使用することができ、すなわちESD回路は必ずしも対称型である必要はない。
図10は、電流制御ESD回路1008、1010を使用して、入力パッド1006に結合された回路1012を保護するのに使用するための、本発明の一実施形態を示す。回路1000を正のESD事象から保護するために、ESD回路1008は、電流検知抵抗502に結合されたSCR505(バイポーラトランジスタ504、506、および抵抗602)を含む。回路1000を負のESD事象から保護するために、ESD回路1010は、図8のSCR800と類似のSCR構造を含む。
抵抗502は、入力パッドから、保護されるべき回路1012(トランジスタ104および106)の入力端子に結合される。出力回路1012の一例では、各トランジスタ(NMOSトランジスタ106、およびPMOSトランジスタ104)のゲートが互いに結合される。PMOSトランジスタ104のソースは、ある電圧Vddに結合され、NMOSトランジスタ106のソースは、ある電圧Vssに結合される。各トランジスタ104、106のドレインは、互いに結合することができる。
トリガ電流がトランジスタのゲートを流れず入力パッドに流れる経路を設けるために、第1のダイオード1002がゲートからVddに(アノードがVddに)結合され、第2のダイオード1004がゲートからVssに(カソードがVssに)結合される。このようにして、正のESD事象の電流が、抵抗502およびダイオード1002を通ってVddに流れる。ESD電流が十分に大きいときには、SCR505にトリガがかかってESDストレスをVssに伝導する。負のESD事象の電流が抵抗502、ダイオード1004を通ってVssに流れる。ESD電流が十分に大きいときには、SCR800にトリガがかかってESDストレスをVddに伝導する。したがって、電流制御ESD回路は、回路1012の入力部を正負両方のESDストレスから保護するために使用される。
図11は、図10の本発明の実施形態の、一代替実装形態を示す。入力回路1100のこの実装形態では、ダイオード1102が入力パッド1006からVddに(アノードがVddに)結合され、ダイオード1104が入力パッド1006からVssに(カソードがVssに)結合される。この入力部を正のESDストレスから保護するために、SCR505が入力パッドからVssに結合されて、電流検知抵抗502によってトリガがかかったときに導通する。正常動作中、電流経路は、トランジスタ106のゲート接合からソースに接続された、アクティブ・ソース・ポンプ(ASP)回路を通る。抵抗1108は、ソース106をVssに結合する。直列に接続された抵抗502、ASP1106、および抵抗1108中を過大な電流が流れたとき、SCRにトリガがかかる。類似の回路構成を使用して、回路1012を負のESDストレスから保護することができる。
上記は、本発明の実施形態を対象としているが、本発明の基本的な範囲から逸脱することなく、本発明のその他のさらなる実施形態を考案することができ、また、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によって決定される。
インバータ段から成る、従来のCMOS出力ドライバ構成の概略図である。 グランド上のVssに対して出力パッドに加えられた正のESDストレスの影響を示す線図である。 出力ドライバのESD保護のための、従来の二重ダイオードと電源クランプの保護回路の概略図である。 本発明の電流制御ESDクランプの概略図である。 電流制御SCRを使用する、本発明の一実装形態の概略図である。 本発明の第2の実装形態の概略図である。 本発明の第3の実装形態の概略図である。 出力ドライバのPMOSトランジスタを保護するための、本発明の一実装形態の概略図である。 本発明の代替実装形態の概略図である。 集積回路の入力パッドを保護するための、本発明の一実施形態の概略図である。 集積回路の入力パッドを保護するための実施形態の、代替実装形態の概略図である。 図9の実施形態の代替実装形態を示す図である。 図9の実施形態の別の代替実装形態を示す図である。

Claims (10)

  1. 静電放電(ESD)装置であって、
    保護されるべき回路を流れる電流を検出するための電流検出器と、
    少なくとも既定の大きさを有する電流を前記電流検出器が検出したときにアクティブ化して前記装置を保護する、前記電流検出器に結合されたクランプとを含む、ESD装置。
  2. 前記電流検出器が、前記電流の前記既定の大きさを定める値を有する抵抗である、請求項1に記載のESD装置。
  3. 前記回路が、出力ドライバ内のトランジスタである、請求項1に記載のESD装置。
  4. 前記回路が、出力パッドと基準電位の間に少なくとも1つのダイオードを含み、前記少なくとも1つのダイオードが、前記電流検出器中を流れる電流の少なくとも一部を導通させる、請求項1に記載のESD装置。
  5. 前記クランプがシリコン制御整流器(SCR)である、請求項1に記載のESD装置。
  6. トリガ回路が前記電流検出器に結合され、前記電流検出器が、前記クランプをアクティブ化する前記トリガ回路をアクティブ化する、請求項1に記載のESD装置。
  7. トリガ・デバイスがMOSトランジスタである、請求項6に記載のESD装置。
  8. 前記ESD装置が、第1の基準電位から第2の基準電位までの保護されるべき回路の両端に結合された電源クランプを含む、請求項1に記載のESD装置。
  9. 出力回路を保護するためのESD回路であって、
    出力パッドから第1の電位に至る電流経路に第1のトランジスタを介して接続された、第1の電流検出器と、
    前記電流検出器に接続されたゲート、前記出力パッドに接続されたアノード、および前記第1の電位に接続されたカソードを有する、第1のSCRと、
    前記出力パッドから第2の電位までの電流経路に第2のトランジスタを介して接続された第2の電流検出器と、
    前記電流検出器に接続されたゲート、前記出力パッドに接続されたカソード、および前記第2の電位に接続されたアノードを有する、第2のSCRとを含む、ESD回路。
  10. 前記第1および第2の電流検出器が抵抗である、請求項9に記載のESD回路。
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