JP2008502260A - チャネルを介して信号を受信するための装置 - Google Patents

チャネルを介して信号を受信するための装置 Download PDF

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Abstract

チャネル伝達行列Hで定義されたチャネルを介して信号を受信するための受信機(20)と、送信機(10)とを備える装置(apparatus)(1)には、複雑な行列処理を回避するとともにフィードバック情報を簡単な方法で得るために、第1および第2のチャネル推定情報を生成するためのチャネル推定器(30)と、第1および第2のチャネル推定情報を相互に関連付けるとともに、相関に応じて相関係数を生成するための相関推定器(31)と、相関係数に従って共分散行列HHの固有パラメータを推定するとともに、推定値に応じてフィードバック情報を生成するための送信フィードバック・ユニット(32)と、フィードバック情報を受け取って送信機を調整するための受信フィードバック・ユニット(33)が設けられる。電力推定器(34)が、第1および第2のチャネル推定情報に対する第1および第2の電力値を推定して相関係数を正規化する。推定固有パラメータは、推定固有値および/または推定固有ベクトルを含む。

Description

本発明は、チャネル伝達行列(channel transfer matrix)Hで定義されたチャネルを介して信号を受信するための受信機と、送信機とを備える装置(apparatus)に関し、また、装置(device)、受信機、送信機、方法およびプロセッサ・プログラム・プロダクトにも関する。
かかる装置(apparatus)の例が、例えば多入力多出力システムの形をとる無線ローカルエリア・ネットワーク・カードであり、かかる装置(device)の例が、パーソナル・コンピュータおよび他の端末装置である。
従来技術の装置(apparatus)は、送信機および受信機を備える多入力多出力システムを開示している国際公開WO03/100986号から知られる。受信機は、チャネル推定情報を生成するためのチャネル推定ユニットを備える。このチャネル推定情報は、特異値分解ユニットおよびリンク・アダプテーション・ユニットに供給される。リンク・アダプテーション・ユニットはさらに、特異値分解ユニットから特異値分解情報を受け取り、フィードバック情報を生成する。このフィードバック情報は、送信機を調整するためにこの送信機に供給される。
チャネル推定情報、特異値分解情報およびフィードバック情報を生成可能にするために、これらのユニットのすべてが行列を処理する。この処理は複雑である。
既知の装置(apparatus)は、とりわけそれが比較的複雑であるため不都合である。
本発明の一目的は、とりわけ、比較的単純な装置(apparatus)を提供することである。
本発明の他の目的は、とりわけ、比較的単純な装置(device)、受信機、送信機、方法、およびプロセッサ・プログラム・プロダクトを提供することである。
本発明による装置(apparatus)は、チャネル伝達行列Hで定義されたチャネルを介して信号を受信するための受信機と、送信機とを備え、受信機が、
第1および第2のチャネル推定情報を生成するためのチャネル推定器と、
その第1および第2のチャネル推定情報を相互に関連付けるとともに、相関に応じて相関係数を生成するための相関推定器(correlator estimator)と、
相関係数に従って共分散行列HHの固有パラメータを推定するとともに、推定値に応じてフィードバック情報を生成するための送信フィードバック・ユニットとを備え、
送信機が、
フィードバック情報を受け取って送信機を調整するための受信フィードバック・ユニットを備えることによって定義される。
相関推定器に、例えばそれぞれ64個の値を含む少なくとも第1および第2のチャネル推定情報を相互に関連付けさせることによって、例えば1つの相関係数が得られる。送信フィードバック・ユニットは、例えばもっぱらこの相関係数に従って固有パラメータを推定し、それに応じて送信機用のフィードバック情報を生成する。その結果、従来技術の装置(apparatus)と比べると、多くの複雑な行列処理が回避され(特異値分解はもはや必要ない)、本発明による装置(apparatus)はより単純である。これは、大きな利点である。チャネル推定器はさらに、第3および第4のチャネル推定情報などを生成してもよく、この第3および第4のチャネル推定情報は、相関および/または他の相関などに含まれてもよい。
文献としては、「Analytic approximations of eigenvalue moments and mean channel capacity for multi input multi output channels」、Martin,C.およびOttersen,B.、要旨集(ICASSP’02)IEEE International Conference on Acoustics,Speech,and Signal Processing、第3巻、III−2389〜III−2392頁、「A quick simulation method for fading communications channels using a novel eigenvalue importance sampling technique」、Ho,J.T.Y.およびSmith,P.J.、要旨集VTC2002−Fall Conference,2002 Vehicular Technology、2002年、第1巻、449〜453頁、ならびに「Linear precoding for space−time coded systems with known fading correlations」、Sampath,H.およびPaulraj,A.、Communications Letters,IEEE、2002年6月、第6巻、第6号、239〜241頁があり、すべてが、多入力多出力システムのためのバックグラウンド計算を開示している。
本発明による装置(apparatus)の一実施形態は、第1および第2のチャネル推定情報がフーリエ変換されていることによって定義される。それに加えて、例えばチャネル推定器は、例えば高速フーリエ変換器などのフーリエ変換器を含み、相関推定器内のフーリエ変換器は、好都合に回避されてもよい。
本発明による装置(apparatus)の一実施形態は、第1および第2のチャネル推定情報が、フーリエ変換されておらず、相関が行われる前に相関推定器内でフーリエ変換されることによって定義される。それに加えて、例えばチャネル推定器は、例えば高速フーリエ変換器などのフーリエ変換器を含み、相関推定器内のフーリエ変換器は、好都合に回避されてもよい。
本発明による装置(apparatus)の一実施形態は、受信機が、
第1および第2のチャネル推定情報に対する第1および第2の電力値を推定して相関係数を正規化するための電力推定器をさらに備えることによって定義される。電力推定器は、相関係数を有利に正規化できるようにする。
本発明による装置(apparatus)の一実施形態は、推定固有パラメータが、推定固有値と、第1の係数と相関係数が第2の係数で乗算されたものに等しい積との和に等しい最大推定固有値と、第3の係数と最大推定固有値との差に等しい最小推定固有値とを含むことによって定義される。第1の係数は、例えば3.5に等しく、第2の係数は、例えば0.5に等しく、第3の係数は、例えば4に等しい。相関係数は、正規化相関係数を含むことが好ましい。これらの条件下では、送信フィードバック・ユニットの性能の品質/効率関係は、固有値に関して最良である。
本発明による装置(apparatus)の一実施形態は、推定固有パラメータが、推定固有ベクトルと、第4の係数と相関係数の平方根との第1の積に等しい第1の推定固有ベクトルと、第5の係数と第2の積の和に等しい第2の推定固有ベクトルとを含み、第2の積が第3の積で乗算された第6の係数に等しく、第3の積が相関係数の2乗に等しい、ことによって定義される。第4の係数は、例えば−π/4(±20%)に等しく、第5の係数は、例えば0.7(±20%)に等しく、第6の係数は、例えば0.3(±20%)に等しい。相関係数は、正規化相関係数を含むことが好ましい。これらの条件下では、送信フィードバック・ユニットの性能の品質/効率関係は、推定固有ベクトルに関して最良である。
本発明による装置(apparatus)の一実施形態は、フィードバック情報が推定固有パラメータを含むことによって定義される。次に、受信フィードバック・ユニットは、推定固有値および/または推定固有ベクトルを含む推定固有パラメータを処理する。これにより、フィードバック情報量が高水準の状態で、送信フィードバック・ユニットを高効率に保つ。
本発明による装置(apparatus)の一実施形態は、フィードバック情報が相関係数に応じた符号を含むことによって定義される。次に、送信フィードバック・ユニットは、推定固有値および/または推定固有ベクトルを含む推定固有パラメータを処理する。これにより、フィードバック情報量が低水準の状態で、受信フィードバック・ユニットを高効率に保つ。符号は、例えば、装置(apparatus)に、多入力多出力技術を使用するように、または普通の(アンテナ)ダイバーシティ技術を使用するように、あるいは両技術を使用するように指示する。
本発明による装置(apparatus)の一実施形態は、送信機が、
フィードバック情報に従って送信機の調整を選択するためのセレクタをさらに備えることによって定義される。
この送信機の調整は、送信機アルゴリズムの選択または送信機モードの選択を含んでもよい。
本発明による装置(device)は、チャネル伝達行列Hで定義されたチャネルを介して信号を受信するための受信機と、送信機とを備える装置(apparatus)を備え、この受信機が、
第1および第2のチャネル推定情報を生成するためのチャネル推定器と、
その第1および第2のチャネル推定情報を相互に関連付けるとともに、相関に応じて相関係数を生成するための相関推定器と、
相関係数に従って共分散行列HHの固有パラメータを推定するとともに、推定値に応じてフィードバック情報を生成するための送信フィードバック・ユニットとを備え、
送信機が、
フィードバック情報を受け取って送信機を調整するための受信フィードバック・ユニットを備えることによって定義される。
送信機をさらに備える装置(apparatus)で使用する、チャネル伝達行列Hで定義されたチャネルを介して信号を受信するための本発明による受信機は、
第1および第2のチャネル推定情報を生成するためのチャネル推定器と、
第1および第2のチャネル推定情報を相互に関連付けるとともに、相関に応じて相関係数を生成するための相関推定器と、
相関係数に従って共分散行列HHの固有パラメータを推定するとともに、推定値に応じてフィードバック情報を生成するための送信フィードバック・ユニットとを備えることによって定義される。
チャネル伝達行列Hで定義されたチャネルを介して信号を受信するための受信機をさらに備える装置(apparatus)で使用する本発明による送信機は、受信機が、
第1および第2のチャネル推定情報を生成するためのチャネル推定器と、
第1および第2のチャネル推定情報を相互に関連付けるとともに、相関に応じて相関係数を生成するための相関推定器と、
相関係数に従って共分散行列HHの固有パラメータを推定するとともに、推定値に応じてフィードバック情報を生成するための送信フィードバック・ユニットとを備え、
送信機が、
フィードバック情報を受け取って送信機を調整するための受信フィードバック・ユニットを備えることによって定義される。
チャネル伝達行列Hで定義されたチャネルを介して信号を受信するための装置(apparatus)で使用する本発明による方法は、
第1および第2のチャネル推定情報を生成するステップと、
第1および第2のチャネル推定情報を相互に関連付けるステップと、
相関に応じて相関係数を生成するステップと、
相関係数に従って共分散行列HHの固有パラメータを推定するステップと、
推定値に応じてフィードバック情報を生成して装置(apparatus)を調整するステップとを含むことによって定義される。
チャネル伝達行列Hで定義されたチャネルを介して信号を受信するための装置(apparatus)で使用する本発明によるプロセッサ・プログラム・プロダクトは、
第1および第2のチャネル推定情報を生成する機能と、
第1および第2のチャネル推定情報を相互に関連付ける機能と、
相関に応じて相関係数を生成する機能と、
相関係数に従って共分散行列HHの固有パラメータを推定する機能と、
推定値に応じてフィードバック情報を生成して装置(apparatus)を調整する機能とを含むことによって定義される。
本発明による装置(device)、本発明による受信機、本発明による送信機、本発明による方法、および本発明によるプロセッサ・プログラム・プロダクトの実施形態は、本発明による装置(apparatus)の実施形態に対応する。
本発明は、とりわけ、複雑な行列処理ができるだけ多く回避されるべきであるという洞察に基づいており、とりわけ、相関推定器が、チャネル推定情報を好ましくはフィードバック処理に使用される単一の相関係数に低減するために使用されるべきであるという基本的な考えに基づいている。
本発明は、とりわけ比較的単純な装置(apparatus)を提供するための問題を解決し、とりわけ現在では複雑すぎると考えられている多入力多出力システムが実現可能になってきているという点で有利である。従来技術の注水定理(water−filling)の技法と比べると、注水定理の利点のほとんどが低減されたフィードバック情報量で保たれる。
本発明のこれらおよびその他の態様は、後述の実施形態から明らかになるとともに、その実施形態を参照して明らかにされるであろう。
図1に示される、例えば多入力多出力システムの形の無線ローカルエリア・ネットワーク・カードなどの本発明による装置(apparatus)1は、受信機20および送信機10を備える。送信機10は、送信されるべき情報を符号化するためのエンコーダ11を備える。エンコーダ11の出力部は、空間周波数インタリーバ12の入力部に結合される。空間周波数インタリーバ12の出力部は、マッパ13、13’の入力部に結合され、マッパ13、13’の出力部は、逆高速フーリエ変換器14、14’の入力部に結合される。逆高速フーリエ変換器14、14’の出力部は、サイクリック・プレフィックス・ユニット15、15’の入力部に結合され、サイクリック・プレフィックス・ユニット15、15’の出力部は、例えば無線周波数信号を図示されていないアンテナと図示されていないチャネルとを介して図示されていない他の装置(apparatus)へ送信するための送信ユニット16、16’の入力部に結合される。
受信機20は、例えば無線周波数信号を図示されていないチャネルと図示されていないアンテナとを介して図示されていない他の装置(apparatus)から受信するためのサンプリング・ユニット26、26’を備える。サンプリング・ユニット26、26’の出力部は、高速フーリエ変換器25、25’の入力部に結合され、高速フーリエ変換器25、25’の出力部は、フィルタ24の入力部に結合される。フィルタ24の出力部は、デマッパ23、23’の入力部に結合され、デマッパ23、23’の出力部は、空間周波数デインタリーバ22の入力部に結合される。空間周波数デインタリーバ22の出力部は、受信された情報を復号するためのデコーダ21の入力部に結合される。
受信機20は、チャネル推定器30をさらに備え、チャネル推定器30の入力部は、高速フーリエ変換器25、25’に結合される。チャネル推定器30の第1の出力部は、相関推定器31の入力部に結合され、チャネル推定器30の第2の出力部は、電力推定器34の入力部に結合される。相関推定器31の出力部と電力推定器34の出力部は、送信フィードバック・ユニット32の入力部に結合される。送信フィードバック・ユニット32の出力部は、送信機10内の受信フィードバック・ユニット33の入力部に結合され、送信機10の受信フィードバック・ユニット33の第1の出力部はセレクタ35に結合され、第2の出力部は、送信ユニット16、16’に結合される。
図2に示される、例えばパーソナル・コンピュータや他の端末装置などの本発明による装置(device)8は、装置(apparatus)1、モデム2、マン・マシン・インタフェース3、ビデオ・カード4、メモリ5、およびインタフェース6に結合されたプロセッサ7を備える。
多入力多出力システムは、
=H (1)
で与えられた送信モデルを有し、式中、Hは、要素hijを有するチャネル伝達行列であり、は、送信シンボルを含む次元Ntxが1のベクトルであり、は、雑音をモデル化したベクトルであり、は、次元Nrxが1の受信信号のベクトルである。Ntxは、例えばいくつかの送信アンテナの信号および/またはいくつかの送信アンテナを示し、Nrxは、例えばいくつかの受信アンテナの信号およびいくつかの受信アンテナを示す。
シャノンの方程式、
Figure 2008502260
を使用することにより、測定されたインパルス応答を周波数領域に変換し、周波数fごとに上述の方程式を適用し、かつ周波数fごとに得られた容量を積分することによって、1つの特定チャネルを実現するチャネル容量を計算することが可能である。
共分散行列[HH]の固有値λを計算することにより、(2)は、m=min(Ntx,Nrx)を用いて、
Figure 2008502260
と書き換えられうる。
したがって、その容量は、固有値で乗算された正規化SNR(normalized SNR)に、または共分散行列[HH]で乗算された正規化SNRに依存する。送信電力を固有値に適合させることによって最適性能が達成されるので、受信機20で推定された各チャネル行列に対する特異値分解、ならびに送信機10で電力を適合させるためのそれらのすべての固有値と関連ベクトルのフィードバックが必要とされる。これは、実際には、特にSNRおよび固有値/固有ベクトルがキャリアごとに計算される必要のあるマルチ・キャリア・システムに関しては不可能である。
Nc本のキャリアを有する多入力多出力直交周波数分割多重システムは、Nc個のSNR推定値/Nc個の特異値分解の共分散行列[HH]と同量のフィードバックとを必要とする。また、特異値分解の計算は、ハードウェア内で実行するには極端に複雑であり、しばしば非実用的なものと見なされる。
空間次元での電力の適合が周波数次元の場合よりも割に合うということが、つまりフィードバックおよび適合がNc本のキャリアについて平均化されうることが見出された。部分的な統計的尺度は、十分であるものとする。特異値分解を行うのではなく、本発明により、H行列(チャネル推定情報)の要素間の相関係数が導出され、この統計情報またはその符号化バージョンだけがフィードバックされる必要がある。さらに、この単純な相関係数は、空間多重化が高い相関値に対して機能しなくなりうるので、送信機10でアルゴリズムを切り換えるための簡単な基準として使用されてもよい。下の表は、Hがレイリー分布された要素と、Ntx=Nrx=(2,2)、SNR=20dBとを有する場合の結果を与え、それによって、λは推定固有値を示し、Rhoは相関係数を示す。
Figure 2008502260
この表から、相関係数(Rho)が大きいほど、容量が小さくなり、最大および最小推定固有値λの間の距離が大きくなることが導出されうる。(3)は、(2,2)の場合に(4)を得るように書き換えられうる。
Figure 2008502260
図3は、様々な相関係数に対する推定固有値の確率密度関数を示す。明らかに、相関が増大したときに最小推定固有値の寄与が低下する。(4)を導出し、(2,2)の場合に推定固有値の和の平均が4になることを考慮することにより、λmax=λmin=2の場合に最適容量が達成されることは明らかである。H内の要素がレイリー分布の場合、最大固有値は、自由度2Nを有するχ分布に近づき、一方、最小固有値は、自由度2を有するχ分布、またはレイリー分布に近づく。したがって、最小推定固有値は、常に容量に対してわずかしか寄与しない。上表および図3から導出されうるように、最小推定固有値の平均値が約0.5であり、最大の場合の平均値が3.5である。
図4は、20dBの信号対雑音比に対する(2,2)多入力多出力システムの容量を推定固有値の関数として示す。この図から、容量を低下させないためには(20dBのSNRに対して)理想的には最大推定固有値が3.0未満であるべきであることが明確になる。推定固有値が3.5より大きい場合、3.5〜4.0の間で曲線が急勾配になるので、容量は急低下する。
下記の事項が指摘されうる。第1に、推定固有値のうちの1つが他よりもずっと大きい傾向にある場合(キーホール効果)、それらのすべてを用いようと試みる高度なダイバーシティ技術を利用することは無駄である。第2に、容量に確実に寄与するために、確率密度は、ゼロに漸近する推定固有値に対してできるだけ速くゼロになるべきである。HHの推定固有値とHの相関値は密接に関係しており、したがって、単純な相関推定は、高効率の適応多入力多出力システムにするぐらい正確である。
(2,2)多入力多出力直交周波数多重分割システムの場合、チャネル行列は、キャリアごとにH=[h1,h2;h3,h4]である。例えばh1とh2との相関値は、畳込み積Rho=conv(h1,h2)で計算されうる。相関と共分散は関係しており、共分散関数は、
cov(x1,x2)=E[(x1−μ1)(x2−μ2)] (5)
と定義され、式中、E[.]は数学的期待値であり、μi=E[xi]である。
高速フーリエ変換器25、25’が受信機20内にあるので、そのような畳込みを実施するためのずっと効率的な方法は、以下の2つの高速フーリエ変換の単純積を計算することによって、この式を周波数領域に変換することである。畳込み定理によれば、2つのシーケンスを畳み込むことは、それらのフーリエ変換を乗算することと同じである。その方法を以下に記す。
X=fft([x zeros(1,Nc)]およびY=fft([y zeros(1,Nc)]
次に、conv(x,y)=ifft(X.Y)
例えば、ベクトルh1およびh2の観測時間でもある64ポイントの高速フーリエ変換において、ベクトルh1およびh2間の相関係数を求めるために、
coef=abs(ifft(fft(h1,64)’fft(h2,64))/(6464))
と書くことができる。
Rho’=FFT(h1,Nc).FFT(h2,Nc)/(NcNc). (6)
正規化相関係数Rho’は、完全同値を有するように適用される。
SNR推定が行われ、測定相関値が電力を使用して正規化された場合、次いで、パーセバルの定理を用いて、高速フーリエ変換領域の電力を計算することができる。
h1の電力
時間領域 pw1=sum(abs(h1))/64
周波数領域 pwfft1=sum(abs((fft(h1,64))))/(6464)
h2の電力
時間領域 pw2=sum(abs(h2))/64
周波数領域 pwfft2=sum(abs((fft(h2,64))))/(6464)
h1およびh2の電力を有する相関係数の正規化
Rnorm=Rhosqrt(pw1/pw2)
固有値は、必要なら、(2,2)多入力多出力のレイリーの場合の平均最大固有値および平均最小固有値を、関係式(7)を用いて計算することによって推定される。
λmax=0.5rho+3.5 (7)
λmin=4−λmax
これは、推定固有値を用いたすべてのアルゴリズムが、適用され相関値推定を利用できることを直接意味する。推定固有値が相関係数から知られていても、関連する固有ベクトルは推定されるべきである。
推定固有値は、rhoの計算時間にわたって一定になるようにモデル化される(すなわちNc本のキャリア)。固有ベクトルは、
α=−π/4(sqrt(rho)) (8)
ρ=(1−sqrt(2)/2)*rho*rho+sqrt(2)/2
で推定される。
図5は、固有ベクトルの推定値を示す。
そこで、図1に示されたような本発明による装置(apparatus)1は、チャネル伝達行列Hで定義された無線周波数チャネルまたは光チャネルを介して無線周波数信号または光信号を受信するための本発明による受信機20と、本発明による送信機10とを備え、本発明による受信機20は、
第1および第2のチャネル推定情報h1、h2またはFFT(h1,Nc)、FFT(h2,Nc)を生成するとともに、場合により第3および第4のチャネル推定情報などを生成するためのチャネル推定器30と、
FFT(h1,Nc)とFFT(h2,Nc)を乗算するか、あるいはh1およびh2を高速フーリエ変換し、次いで変換FFT(h1,Nc)とFFT(h2,Nc)を乗算することによって第1および第2のチャネル推定情報を相互に関連付けるとともに、その相関に応じて相関係数Rhoを生成し、場合により、第1および第3、第1および第4、第2および第3、第2および第4、第3および第4のチャネル推定情報などを関連付けるための相関推定器31と、
相関係数に従って共分散行列HHの推定固有値λmin,λmaxおよび/または推定固有ベクトルαおよびρなどの固有パラメータを推定するとともに、その推定値に応じてフィードバック情報を生成するための送信フィードバック・ユニット32とを備え、
本発明による送信機10は、
フィードバック情報を受け取って本発明による送信機10を調整するためのフィードバック・ユニット33を備え、その調整は、送信機アルゴリズムまたは送信機モードを選択するためのセレクタ35の調整を含んでもよく、および/または伝送パラメータを調整するための送信ユニット16、16’の調整を含んでもよい。
本発明による装置(apparatus)1では、本発明による受信機20は、
第1および第2のチャネル推定情報に対する第1および第2の電力値を推定して相関係数Rhoを正規化し正規化相関係数Rho’を得るための電力推定器34をさらに備える。
本発明による装置(apparatus)1では、フィードバック情報は推定固有パラメータを含む、あるいは、フィードバック情報は相関係数Rhoに応じた符号を含む。この符号は、例えば、装置(apparatus)1内の送信機10に、多入力多出力技術を使用するように、または普通の(アンテナ)ダイバーシティ技術を使用するように、あるいは両技術を使用するように指示し、および/または、伝送パラメータの調整に使用される。推定固有パラメータを1つまたは複数の符号に変換するために、送信フィードバック・ユニットは、例えば、数値を有するテーブル・メモリと、相関係数をその数値と比較するための比較器とを備える。
いくつかのシミュレーションが図6〜8に示されている。図6は、2つの異なる相関係数Rho=0.1(上のグラフ)およびRho=0.6(下のグラフ)に対する様々な注水定理スキームの場合の周波数利用効率を示す。図7は、Nc=48本のキャリアの場合の2つの異なる相関係数Rho=0.1(上のグラフ)およびRho=0.6(下のグラフ)に対する注水定理なしのシャノン容量と比べた周波数利用効率利得の百分率を示す。図8Aおよび8Bは、48本のキャリアの場合の注水定理なしのシャノン容量と比べた周波数利用効率利得の百分率を示す。もちろん、それは、相関を推定するために何本のキャリアNcが使用されるべきかを決定することにかかっている。例えば2本のキャリアから1本を取り出す場合、性能向上を最大限維持しながら、複雑性はさらに低減される。
上述の実施形態が本発明を説明するものであり限定するものではないこと、ならびに、当業者なら添付の特許請求の範囲の範囲から逸脱することなく多くの代替実施形態を設計可能であろうことに留意すべきである。特許請求の範囲では、括弧の中に置かれた参照符号は、請求項を限定するものと解釈されるべきでない。動詞「含む(to comprise)」の使用とその活用は、請求項内に提示されたもの以外の要素またはステップの存在を除外するものではない。要素の前に付く冠詞「1つの(a)」または「1つの(an)」は、複数のかかる要素の存在を除外するものではない。本発明は、いくつかの異なる要素を含むハードウェアと適切にプログラムされたコンピュータとを用いて実施されてもよい。いくつかの手段を列挙する装置(device)の請求項では、これらの手段のいくつかが、ハードウェアの1つおよび同一品目で実施されてもよい。特定の手段が相互に異なる従属請求項に記載されているという事実だけで、これらの手段の組合せが有利に使用されえないことを示すものではない。
本発明による受信機と本発明による送信機とを備える本発明による装置(apparatus)を概略的に示す図である。 本発明による装置(apparatus)を備える本発明による装置(device)を概略的に示す図である。 レイリー・フェージングの場合の様々な相関係数に対する推定固有値の確率密度関数を示す図である。 20dBの信号対雑音比に対する(2,2)多入力多出力システムの容量を推定固有値の関数として示す図である。 固有ベクトルの推定値対相関を示す図である。 2つの異なる相関係数に対する様々な注水定理スキームの場合の周波数利用効率を示す図である。 48本のキャリアの場合の、2つの異なる相関係数に対する注水定理なしのシャノン容量と比べた周波数利用効率利得の百分率を示す図である。 48本のキャリアの場合の、注水定理なしのシャノン容量と比べた周波数利用効率利得の百分率を示す図である。

Claims (14)

  1. チャネル伝達行列Hで定義されたチャネルを介して信号を受信するための受信機と、送信機とを備える装置(apparatus)であって、前記受信機が、
    第1および第2のチャネル推定情報を生成するためのチャネル推定器と、
    前記第1および第2のチャネル推定情報を相互に関連付けるとともに、相関に応じて相関係数を生成するための相関推定器と、
    前記相関係数に従って共分散行列HHの固有パラメータを推定するとともに、推定値に応じてフィードバック情報を生成するための送信フィードバック・ユニットとを備え、
    前記送信機が、
    前記フィードバック情報を受け取って前記送信機を調整するための受信フィードバック・ユニットを備える、装置。
  2. 前記第1および第2のチャネル推定情報がフーリエ変換されている、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1および第2のチャネル推定情報が、フーリエ変換されておらず、相関が行われる前に前記相関推定器内でフーリエ変換される、請求項1に記載の装置。
  4. 前記受信機が、
    前記第1および第2のチャネル推定情報に対する第1および第2の電力値を推定して相関係数を正規化するための電力推定器をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  5. 前記推定固有パラメータが、推定固有値と、第1の係数と前記相関係数が第2の係数で乗算されたものに等しい積との和に等しい最大推定固有値と、第3の係数と前記最大推定固有値との差に等しい最小推定固有値とを含む、請求項1に記載の装置。
  6. 前記推定固有パラメータが、推定固有ベクトルと、第4の係数と前記相関係数の平方根との第1の積に等しい第1の推定固有値と、第5の係数と第2の積の和に等しい第2の推定固有ベクトルとを含み、前記第2の積が第3の積で乗算された第6の係数に等しく、前記第3の積が前記相関係数の2乗に等しい、請求項1に記載の装置。
  7. 前記フィードバック情報が、前記推定固有パラメータを含む、請求項1に記載の装置。
  8. 前記フィードバック情報が、前記相関係数に応じた符号を含む、請求項1に記載の装置。
  9. 前記受信機が、
    前記フィードバック情報に従って送信機の調整を選択するためのセレクタをさらに備える、請求項1に記載の装置。
  10. チャネル伝達行列Hで定義されたチャネルを介して信号を受信するための受信機と、送信機とを備える装置(apparatus)を備える装置(device)であって、前記受信機が、
    第1および第2のチャネル推定情報を生成するためのチャネル推定器と、
    前記第1および第2のチャネル推定情報を相互に関連付けるとともに、相関に応じて相関係数を生成するための相関推定器と、
    前記相関係数に従って共分散行列HHの固有パラメータを推定するとともに、推定値に応じてフィードバック情報を生成するための送信フィードバック・ユニットとを備え、
    前記送信機が、
    前記フィードバック情報を受け取って前記送信機を調整するための受信フィードバック・ユニットを備える、装置。
  11. 送信機をさらに備える装置(apparatus)で使用する、チャネル伝達行列Hで定義されたチャネルを介して信号を受信するための受信機であって、
    第1および第2のチャネル推定情報を生成するためのチャネル推定器と、
    前記第1および第2のチャネル推定情報を相互に関連付けるとともに、相関に応じて相関係数を生成するための相関推定器と、
    前記相関係数に従って共分散行列HHの固有パラメータを推定するとともに、推定値に応じてフィードバック情報を生成するための送信フィードバック・ユニットとを備える受信機。
  12. チャネル伝達行列Hで定義されたチャネルを介して信号を受信するための受信機をさらに備える装置(apparatus)で使用する送信機であって、前記受信機が、
    第1および第2のチャネル推定情報を生成するためのチャネル推定器と、
    前記第1および第2のチャネル推定情報を相互に関連付けるとともに、相関に応じて相関係数を生成するための相関推定器と、
    前記相関係数に従って共分散行列HHの固有パラメータを推定するとともに、推定値に応じてフィードバック情報を生成するための送信フィードバック・ユニットとを備え、
    前記送信機が、
    前記フィードバック情報を受け取って前記送信機を調整するための受信フィードバック・ユニットを備える、送信機。
  13. チャネル伝達行列Hで定義されたチャネルを介して信号を受信するための装置(apparatus)で使用する方法であって、
    第1および第2のチャネル推定情報を生成するステップと、
    前記第1および第2のチャネル推定情報を相互に関連付けるステップと、
    相関に応じて相関係数を生成するステップと、
    前記相関係数に従って共分散行列HHの固有パラメータを推定するステップと、
    推定値に応じてフィードバック情報を生成して前記装置を調整するステップとを含む方法。
  14. チャネル伝達行列Hで定義されたチャネルを介して信号を受信するための装置(apparatus)で使用するプロセッサ・プログラム・プロダクトであって、
    第1および第2のチャネル推定情報を生成する機能と、
    前記第1および第2のチャネル推定情報を相互に関連付ける機能と、
    相関に応じて相関係数を生成する機能と、
    前記相関係数に従って共分散行列HHの固有パラメータを推定する機能と、
    推定値に応じてフィードバック情報を生成して前記装置を調整する機能とを含むプロセッサ・プログラム・プロダクト。
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