JP2008500075A - 身体支持クッション - Google Patents

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Abstract

【解決手段】本発明の或る実施形態では、シートクッションが提供されており、同シートクッションは、粘弾性材料の本体と、本体内の空洞と、本体内に取り外し可能に挿入される閉塞部材と、を含んでいる。或る実施形態では、閉塞部材も粘弾性材料を含んでいる。本体と閉塞部材の粘弾性材料は、約40kg/m以上で約130kg/m以下の密度を有する粘弾性発泡材であってよい。更に、或る実施形態では、本体の粘弾性材料は、約90N以上で約300N以下の硬度を有するのに対して、閉塞部材の粘弾性材料は、約30N以上で約80N以下の硬度を有している。或る実施形態では、閉塞部材と空洞は、異なる硬度及び/又は密度を有する粘弾性材料を含んでいる。
【選択図】図7

Description

本発明は、身体を支持するクッションに関する。
2004年5月28日出願のデンマーク国特許出願PA2004 00847号に対する優先権を主張し、参照することによってその内容全体が本明細書に含まれる。
従来の身体支持具は、多種多様な形状及び寸法で作られており、使用者の1つ又は複数の身体部分を支持するようになっていることが多い。ここで用いる「身体支持具」という用語は、限定するわけではないが、ヒト又は動物の1つ又は複数の部分を任意の姿勢に支持するようになっている変形可能なあらゆる要素を含んでいる。身体支持具の例には、マットレス、枕、及びベッド、シート及び他の用途に用いるためのものを含め、あらゆる種類のクッションが含まれる。
シートクッションは、数多くの異なる形状及び寸法のものを入手することのできる身体支持具の1つの種類であり、通常、着座姿勢にある人の臀部、脚、及び/又は背中を支持するようになっている。シートクッションに固有の(且つ、シートクッションに固有の方法で取り扱うことができる)数多くの設計上の問題が提示されているが、シートクッションの多くの設計上の問題は、他の種類の身体支持具と関連している。従って、ここでは、シートクッションを、例として示すと共に、シートクッションに固有の問題を提示するために説明する。
シートクッションは、装飾を施すことができ、及び/又は快適性を求めて使用することができる。例えば、シートクッションは、比較的固いプラスチック、木材、又は金属の着座面を有する椅子に用いることができる。別の例として、シートクッションは、人が比較的長時間着座する外野席又は他の座席(例えば、アリーナ、スタジアム、又はスポーツイベント、コンサート、及び他の活動のための他の場所)に用いることができる。シートクッションは、持ち運び可能な及び持ち運び不可能な形態で入手され、椅子、座席、又は他の構造物の1つ又は複数の部分に、取り外し可能に又は永久的に取り付けることができる。
或る従来型のシートクッションは、形状が概ね丸又は正方形であり、単一部片の発泡材で作られている。その様なシートクッションは、一般的に、長い時間の着座をより快適にする。しかしながら、その様なクッションは、通常、使用者の様々な要求に上手く適合しないか、又は適合できない。例えば、使用者の中には、痔を患っている使用者、又は手術、病気、怪我又は出産から回復中の使用者の様な使用者の特定の身体状態に適合したシートクッションを望むものも居る。多くの場合、これらの状態から生じる痛みは、一時的なもので、椅子又は他の着座装置の上に配置されるシートクッションによって、少なくとも部分的には対処することができる。その様なクッションが、そのような身体状態に適合した椅子又は他の着座装置に永久的に取り付けられる(例えば、その一部分になる)場合もある。
例を挙げると、米国特許第4,761,843号(‘843号特許)は、シートクッションアッセンブリである、支持面上のクッションを備えた痔用支持クッションアッセンブリを開示している。‘843号特許のクッションは、部分的に流体が充填された可撓性の容器(envelope)によって形成されており、着座する人の下の支持面上に配置されている。流体が入っている容器の側方部分は、着座する人の下に延びている。着座する人の体重は、容器の側方部分内の流体を、容器の中央領域に向けて流動させ、そこで流体は、上向きに肛門の下に押し付けられて痔を支持する。クッションが提供する適切な支持は、まさに、クッション上の人の正確な位置と、人の身体的な特徴に依存している。
或る一時的又は永久的な身体状態を有する一人の使用者に適合させたシートクッションは有用ではあるが、多くは、その様な状態に無い使用者にはあまり適さない。従って、多くのシートクッションは、代替的シートクッション設計を欠くために、使用されないか、又は一時的に使用されるだけの何れかである。また、使用者の寸法、体形、硬さ又は柔らかさの好み、及び他の使用者特性に基づいて、特定の使用者の快適性に上手く適合するシートクッションもある。しかしながら、その様なシートクッションは、通常、他の使用者の、その使用者特性に基づく快適性には上手く適合しないか、又は適合できない。
従来型のシートクッションの上記限界及びこの他の欠点に鑑み、新しいシートクッションは、当技術分野にとって歓迎すべき追加物である。同様な及びこの他の理由で、身体の他の領域を支持するようになっている身体支持具も、当技術分野に歓迎される。
本発明の或る実施形態は、使用者を支持するためのクッションを提供しており、クッションは、粘弾性材料を含んでいる本体であって、長さと、幅と、長さ及び幅より実質的に小さな厚さを有しており、少なくとも部分的に本体の厚さを貫通する空洞を画定している本体と、前記本体の空洞内に配置され、前記空洞を少なくとも部分的に満たす変形可能な閉塞部材であって、前記本体の空洞から取り外すことができる変形可能な閉塞部材と、を備えており、前記クッションは、閉塞部材が本体の空洞内に配置されているときは本体と閉塞部材が使用者を支持する第1形態と、本体が閉塞部材無しで使用者を支持する第2形態と、を有している。
或る実施形態では、着座している人の臀部を支持するためのクッションが提供されており、前記クッションは、約40kg/m以上で約130kg/m以下の密度と、約30N以上で約80N以下の硬度と、を有する粘弾性材料と、着座している人の臀部と実質的に向かい合う第1の側と、前記第1の側と反対の側にあって、着座している人から実質的に離れた側を向いている第2の側と、を備えている環状の本体であって、環状粘弾性の本体の第1の側と第2の側の間を延びる空洞を画定している、環状の本体と、前記環状粘弾性の本体の空洞内に取り外し可能に配置される閉塞部材と、を備えており、クッションは、環状の本体と閉塞部材が、協働して、着座している人を支持する第1形態と、環状の本体だけが着座している人を支持する第2形態と、を有している。
本発明の或る実施形態は、着座している人を支持するためのクッションが提供されており、前記クッションは、約40kg/m以上で約130kg/m以下の密度と、約30N以上で約80N以下の硬度と、を有する粘弾性材料を含む環状の本体であって、前記環状の本体を少なくとも部分的に貫通する空洞を画定している、環状の本体と、前記環状の本体を実質的に包み、環状の本体の空洞を跨いで延びる取り外し可能なカバーと、を備えている。
或る実施形態は、空洞を有するクッションを提供しており、前記クッションは、3つの直交する面(即ち、XY、XZ、YZ平面)に関係付けて記述することのできる形状を有しており、前記クッションは、概ねXY平面内に在る。クッションは、クッションをXY平面に垂直な方向で(クッションの上面を)見たとき、XY平面に垂直であり、且つ、クッションに着座している人の前/後方向に平行である、YZ平面の両側で実質的に対称な形状を有する空洞を有している。
XY平面に垂直な方向で見たとき、空洞は、更に、又は代わりに、XY平面に垂直で、クッションに着座している人の前/後方向に垂直なXZ平面に関して非対称な形状を有することができる。
XY平面に垂直な方向で見たとき、或る実施形態では、空洞は、異なる寸法の互いに反対側の端部を有している(即ち、一端は他端より大きい)。
本発明の或る実施形態では、クッションは、クッションに着座している人の位置にあまり関係無く、場合によっては、使用者の身長にさえあまり関係無く、使用者の痛みを効果的に緩和又は低減できる。更に、或る実施形態では、クッションは、クッションに着座している人の、1つ又は複数の前/後方向に向けて使用できるようになっている。先に述べたように、或る実施形態では、空洞は、クッションが概ね配置されているXY平面に対して実質的に垂直なXZ平面の両側で非対称である。その様な実施形態では、クッションの中央領域は、使用者の身体の1つの場所からの痛みだけでなく、2つ又はそれ以上の異なる場所の異なる種類の痛み(例えば、痔、別の直腸の痛みの源)を緩和するのに用いられ、それを行うと同時に、クッションの上面に当接する他の身体部分に十分なクッション性と支持を提供することができる。
図面と以下の説明を参照することによって、更なる情報を入手し、本発明をより良く理解することができる。
本発明の様々な実施形態について詳しく説明する前に、本発明は、その用途において、以下の説明に記載し又は図面に示している構成要素の構造の詳細及び配置に限定されるものではないものと理解されたい。本発明は、別の実施形態を取ることもでき、様々なやり方で実施又は実行することができる。更に、装置又は要素の向きについてここに用いている語句及び用語(例えば、「前方」「後方」「上」「下」「上面」「底面」などの用語)は、本発明の説明を単純化するために用いているに過ぎず、それだけで、言及している装置又は要素が特定の向きを有していなければならないと表示又は暗示しているものではないと理解されたい。更に、「第1」「第2」「第3」の様な用語を、説明する目的で明細書及び特許請求の範囲に用いているが、相対的な重要性又は有意性を表示又は暗示するものではない。
本発明の幾つかの実施形態による様々な身体支持具を、図1A−12に示している。図示の身体支持具はシートクッションであり、図1A−12で全体を10、110、210及び310で示している。以下の説明は、シートクッション10、110、210及び310について述べているが、記載し図示している特徴と要素は、限定するわけではないが、腰部及び他の背中の部分の支持具、頭部支持具、脚及び腕用クッション、マットレス、及び使用者の身体の一部又は全部を任意の姿勢に支持するのに適したあらゆる種類の身体支持具、を含むあらゆる種類の身体支持具に適用できることを指摘しておく。本発明の特徴及び要素の多くが、ここに記載するようなシートクッションで具体的な用途を見出している。しかしながら、本発明の別の実施形態では、別の種類の身体支持具(先に述べたものを含む)が、図示のシートクッション10、110、210及び310に関連してここに記載し示している1つ又は複数の特徴及び要素を有することができる。この点で、図1A−12に示しているシートクッション10、110、210及び310は、それぞれ使用時に或る方向を有している(即ち、使用者が着座する概ね上向きの面と、反対の概ね下向きの面)。しかしながら、ここに記載している特徴及び要素の何れかを有するシートクッション10、110、210及び310と他の身体支持具は、使用時にどの様な別の向きを有していてもよい。
先ず図1A−1Cに示しているシートクッション10を参照すると、図示のシートクッション10は、シートクッション10の上側16上の、直立する錐体状体14(以後「錐体」)の非平面パターンで構成された本体12を備えており、実質的に平滑で平面状の下側18を有している。更に、図1A−1Cに示しているシートクッション10は、円環体状(torus−like)又はドーナツ状の形状を有しており、シートクッション10の中央領域22には、非対称形の空洞20がある。
シートクッション10の少なくとも本体12の材料は、テンピュ−ル(Tempur)という名称で市販されている材料の様な適した密度と硬度を有する粘弾性の発泡材である。図1A−1Cの図示の実施形態では、シートクッション10全体が同じ材料で作られている。
更に図1A−1Cを見ると、錐体14の高さは、例えば、5−50mmであり、10−50mmの場合もあり、10−25mmの場合もある。更に、錐体14は、例えば、相互の間隔が30−70mmでもよいし、50mmの場合もある。
図1A−1Cの実施形態では、シートクッション10の上側16は、実質的に凸面の構造を有している。つまり、上側16の中央部24は、上側16の周縁部26より大きい高さに配置されている。この様に、シートクッション10の中央部24は、シートクッション10に着座する人に、周縁部26より強力な支持を提供することができる。シートクッション10は、空洞20から、シートクッション10の周縁に向かって外向きに支持を低減させる。
図1A−1Cに示しているシートクッション10の空洞20は、空洞20を貫通し、シートクッション10が概ね置かれているXY平面に垂直である軸(例えばZ軸28)に関して非対称である。更に、図示の空洞20は、XY平面に垂直なXZ平面の両側では非対称であるが、XY平面とXZ平面の両方に垂直なYZ平面の両側では対称である。シートクッション10はXZ面の両側では非対称なので、シートクッション10は、Z軸28の回りに360度回転させられることによって、使用者と環境に対して同じ向きに達する。従って、シートクッション10に着座している使用者に対して、空洞20は、シートクッション10の向きに依って異なる支持を提供することができる(例えば、シートクッション10に着座している使用者の前/後方向に関して)。図1A−1Cでは、空洞20はほぼ卵形である。しかしながら、梨形、三角形などの様な別の形状でもよい。
図1A−1Cに示しているシートクッション10の空洞20の形状と寸法は、意図し、又は所望する圧力緩和の種類、並びに、シートクッション10を使用する人の寸法に依って変わりうる。図1A−1Cの実施形態(及びここに記載している他の実施形態)では、空洞20は、シートクッション10を完全に貫通している。しかしながら、異なる実施形態では、空洞20は、シートクッション10内の凹型の窪みであってもよい。更に、空洞20は、シートクッション内へと延びる側壁30を有していてもよい(例えば、図1A−1Cの図では下向き)。その様な側壁30は、空洞20の中心に向かって内向きに傾斜していてもよいし、空洞20の中心から離れて外向きに傾斜していてもよい。空洞20が、シートクッション10を貫通しているか、或いは、その代わりにシートクッション10の中央領域22の凹型の窪みであるかは、所望するクッション効果により決まる。更に、空洞20の側壁30が内向きに傾斜しているか、外向きに傾斜しているかも、所望するクッション効果に依る。空洞20が凹型の窪みである場合、又は空洞20の側壁30が内向きに傾斜している場合は、クッション効果が大きくなり、空洞20がシートクッション10を貫通している場合、又は空洞20の側壁30が外向きに傾斜している場合は、クッション効果が小さくなる。
或る実施形態では、シートクッション10の中央領域22の空洞20は、シートクッション10を貫通しており、空洞20の側壁30は、内向きにも外向きにも傾斜していない。しかしながら、別の実施形態では、空洞20の側壁30は、内向き又は外向きの何れかに傾斜していてよい。選択されたクッション材料の錐体(図示せず)を、空洞20に挿入してもよい。この錐体は、所望のクッション効果に適していれば、どの様な弾性材料でもよい。従って、錐体は、粘弾性材料、高弾性材料、ゲル状の材料、液体クッション材料、又は気体クッション材料で作ることができる。或る実施形態では、錐体は、使用者が被る痛みの原因、及び/又は、使用者の体重及び身長に依って、錐体のクッション効果を調整できるように、取り替えることができる。
或る実施形態では、空洞20は非対称で、シートクッション10に着座している使用者の後側に向かって大きくなっている(例えば、痔によって誘発される痛みに関連している様な、直腸領域で緩和が必要な場合)。或る実施形態では、空洞20は、非対称で、シートクッション10に着座している使用者の前部に向かって大きくなっている(例えば、出産から来る膣の破裂の痛みに関連している様な、生殖器領域で緩和が必要な場合)。従って、先に述べたように、シートクッション10の中央領域22内に、XZ面に関して非対称な空洞20を設けることによって、同じシートクッション10が、十分なクッション性と、シートクッション10の上側16に当接する身体部分の支持を保証すると同時に、使用者の1つの領域又は1つの状態(例えば、痔)から来る痛みではなく、異なる何種類かの痛みを軽減するために使用できるようになる。
シートクッション10には、YZ方向に沿って傾斜が設けられていてもよく、これにより、シートクッション10の上側16は、下側18に対して傾斜している。従って、シートクッション10の上側16は、シートクッション10の使用者に対する方向次第で、シートクッション10に着座している使用者の後部に向かう方が、シートクッション10に着座している使用者の前部に向かう方より高さが大きくなっているか、又はその逆になる。使用者の後側が高くなっているクッションは、使用者の痛みが直腸領域に在る場合には、使用者の体重が前方向に加えられるので望ましい。代わりに、使用者の前部が高くなっているクッションは、使用者の痛みが膣領域に在る場合には、使用者の体重が後ろ方向に加えられるので望ましい。シートクッション10の傾斜は、0°から30°の角度を形成する寸法に作られる。或る実施形態では、シートクッション10の傾斜は、0°から15°の角度を形成する寸法に作られる。或る実施形態では、シートクッション10の傾斜は、0°から10°の角度を形成する寸法に作られる。
或る実施形態では、非対称形の空洞20は、空洞20の大きい方の領域がシートクッション10の高くなっている部分に配置され、空洞20の小さい方の領域がシートクッション10の低くなっている部分に配置されるような方向に向けられることができる。使用者の経験する痛みが、明らかに直腸領域又は膣領域内に在るようなものではない場合、シートクッション10を異なる設計にする、即ち、非対称形の空洞20を、空洞20の小さい方の領域がシートクッション10の高くなっている部分に配置され、空洞20の大きい方の領域がシートクッション10の低くなっている部分に配置されるような方向に向くように設計することが望ましい場合もある。
図2A−3は、本発明によるシートクッションの別の実施形態を示している。この実施形態は、上に説明し図1A−1Cに示した実施形態と殆ど同じ構造を採用し、多くの同じ特徴を有している。従って、以下の説明は、主に、上に述べた実施形態とは異なる構造及び特徴に焦点を当てる。図2A−3に示し以下に説明するシートクッション110の構造及び特徴と、その構造及び特徴の可能な代替案に関する追加的情報については、上記説明を参照されたい。図1A−1Cの実施形態の構造及び特徴に対応する、図2A−3に示す実施形態の構造及び特徴は、以後100番台の一連の参照番号で示す。
図2A−2Cに示しているシートクッション110は、シートクッション110の上側116上の非平面パターンの直立錐体114と、実質的に平滑で平面状の下側118と、で構成された粘弾性材料を備えている。更に、図2A−2Cに示しているシートクッション110は、円環体状又はドーナツ状の形状を有しており、シートクッション110の中央領域122には対称形の空洞120がある。
図2A−2Cに示しているシートクッション110にも、対称形の空洞120が設けられている。空洞120は、XZ平面とYZ平面の両方において鏡面対称である。XY平面における対称性故に、シートクッション110をZ軸128の回りに回転しても、シートクッション110のクッション効果に影響はない。従って、シートクッション110に着座している使用者にとって、シートクッション110は、シートクッション110が、シートクッション110に着座している使用者の前/後方向に対して或る1つの方向又は別の方向の何れに向けられているかに関係無く、同じ支持性能を提供する。図2A−2Cでは、空洞120は円形である。しかしながら、別の実施形態では、異なる形状(正方形、楕円形、星形など)も含まれる。楕円形の様な上に述べた形状の中には、シートクッション110が或る1つの方向又は別の方向に向けられている(例えば、シートクッション110に着座している使用者の前/後方向に対して90°に向けられている)かに依って、異なる支持性能を提供するものがある。
シートクッション110には、図1A−1Cに示している実施形態を参照しながら詳しく説明した様に、YZ方向に沿って傾斜が設けられていてよい。図2A−2Cに示している空洞120の形状は、先に説明した様にクッション効果に実質的な差を作り出さないので、傾斜している上面は、シートクッション110に着座している使用者に異なるクッション効果を提供するのに有利である。
図3は、XY平面にあるシートクッション110の図である。シートクッション110の上側116が示されており、シートクッション110の高さは、シートクッション110の周縁で小さくなっている。上側116の錐体状表面も、はっきり示されている。シートクッション110の中央領域122に錐体114が無いのは、シートクッション110の中央領域122に空洞120が設けられているためである。
図4A−4Bは、本発明によるシートクッションの別の実施形態を示している。この実施形態は、先に説明し、図1A−3に示した実施形態と殆ど同じ構造を採用し、多くの同じ特徴を有している。従って、以下の説明は、主に、先に述べた実施形態とは異なる構造及び特徴に焦点を当てる。図4A−4Bに示し以下に説明するシートクッション210の構造及び特徴と、その構造及び特徴の可能な代替案に関する追加的な情報については、上記記載を参照されたい。図1A−3の実施形態の構造及び特徴に対応する、図4A−4Bに示している実施形態の構造及び特徴は、以後200番台の一連の参照番号で示す。
図1A−3に示しているシートクッション10、110、210と同様に、図4Aと4Bに示しているシートクッション210は、概ね丸い円環体状の形状を有しており、空洞220(図4B参照)が本体212の実質的に中央に配置されている。空洞220は、どの様な所望の形状を有していてもよく、図4A及び4Bの実施形態では、空洞220の一端が他端より大きい細長い形状を有している。
図4Aと4Bに示しているシートクッション210は、どの様な弾性材料を備えていてもよく、或る実施形態では、弾性発泡材を備えている。例えば、シートクッション210は、網目状又は非網目状の粘弾性発泡材を備えていてもよい。
複数の錐体214は、本体212の外側表面から延びている。しかしながら、図1A−3に示しているシートクッション10、110の錐体14、114とは異なり、図4Aと4Bに示しているシートクッション210の錐体214は、多くの異なる方向に延びている。或る実施形態では、少なくとも幾つかの錐体214は、錐体214が配置されている本体212の部分に実質的に垂直な方向に延びている。更に、(図4Aと4Bに示している様な)或る実施形態では、実質的に全ての錐体214が、その様な方向に延びている。圧力が使用者の1つ又は複数の表面に亘って分配される方法は、錐体214の形状と、錐体214がシートクッション210の本体212から延びる方向と、に基づいて変わるものと理解されたい。
シートクッション210は、本体212の任意の部分を覆うカバー232(図4A参照)を有していてもよい。例えば、カバー232は、シートクッション210の少なくとも上側216と周縁を実質的に包んでいてもよいし、実質的にシートクッション210の全ての側部を包んでいてもよい。カバー232は、ナイロン、ポリエステル、及び他の合成材料、綿、ウール、他の天然繊維などの様な、どの様な材料又は材料の組み合わせを備えていてもよく、その何れも、カバー232で織布又は不織布の形態になっていてもよい。或る実施形態では、カバー232は、防水又は防湿性の材料の層などで被覆されていてもよい。その様なカバーと被覆の材料は、本質的に従来通りであり、従って、ここではこれ以上述べない。
先に説明した図1−3に示している実施形態と同様に、図4Aと4Bに示しているシートクッション210は、本体212と同じか又は異なる材料を備えた閉塞部材(plug)(図示せず)を有していてもよい。或る実施形態では、閉塞部材は、弾性材料を備えており、網目状又は非網目状の粘弾性発泡材の様な弾性発泡材又は何れかの他の弾性発泡材を備えていてもよい。閉塞部材は、本体212の空洞220内に受け入れられ、空洞220の領域内の支持が必要でないとき(又は、使用者が、閉塞部材を異なる材料特性を有する閉塞部材と取り替えたいとき)は、使用者によって取り外されるような形状及び寸法にすることができる。
図1−4Bに示しているシートクッション10、110、210は、それぞれ概ね円形である。しかしながら、別の実施形態では、シートクッション10、110、210は、限定するわけではないが、正方形、矩形、又は他の多角形、不規則な形状などを含む、どの様な所望の他の形状を有していてもよい。その様な代替形状の例を、図5−12に示している。
図5−12は、本発明によるシートクッションの更に別の実施形態を示している。この実施形態は、先に説明し、図1A−4Bに示した実施形態と殆ど同じ構造を採用し、多くの同じ特徴を有している。従って、以下の説明は、主に、先に述べた実施形態とは異なる構造及び特徴に焦点を当てる。図5−12に図示し以下に説明するシートクッション310の構造及び特徴と、その構造及び特徴の可能な代替案に関する追加的な情報については、上記説明を参照されたい。図1A−4Bの実施形態の構造及び特徴に対応する、図5−12に示している実施形態の構造及び特徴は、以後300番台の一連の参照番号で示す。
図5−12に示している本発明の実施形態では、シートクッション310は、ほぼ平坦で平面状の形状を有し、隅336が丸くなっている第1端部334と、互いに反対側の隅340が鋭くなっている第2端部338と、を有している。しかしながら、シートクッション310は、シートとして使用するのに適していれば、どの様な他の形状を有していてもよい。或る実施形態では、シートクッション310は、平坦で平面状ではなく、代わりに凹又は凸状の互いに反対側の面を有していてもよいし、使用者の臀部及び/又は脚に対応する形状を有していてもよいし、シートクッション310の任意の面に任意の数の山、谷、突条、溝、隆起、窪み、及び/又は他の特徴を有していてもよいし、どの様な他の対称又は非対称形状又は所望の形状の組み合わせを有していてもよい。例えば、シートクッション310は、中心が中空又は中実の円環曲面体(toroid)、又はその類似物でもよい。別の例として、シートクッション310は、隅及び/又は縁部が鋭いか又は丸い、略立方形であってもよい。更に別の例として、シートクッション310は、楕円形又は卵形であってもよい。更に別のシートクッション形状も可能であり、本発明の精神及び範囲に含まれる。
図5−12に示しているシートクッション310は、本体312、閉塞部材342、被覆体(sheath)344(図6参照)、及びカバー332(図5−7参照)を有している。本体312は、限定するわけではないが、ポリウレタン又は他の種類の発泡材、羽毛、ウール、殻(husks)、ビーズなどを含む、どの様なクッション材料又は材料の組み合わせで作ってもよい。或る実施形態では、本体312は、粘弾性発泡材を含んでいる。感温(temperature−sensitive)粘弾性発泡材を使えば、使用者の身体の熱によって、使用者への適応性を上げることができ、多くの場合、使用者の快適性を大幅に改善することができる。他の種類の発泡材、詰め物、及び他のクッション材料と比べると、本体312の粘弾性発泡材は、本体312に亘る使用者の圧力分布を大幅に改良することができる。その様な改良された圧力分布は、圧力による潰瘍が生じる機会を減らし、使用者の支持性能を改良することができる。
本体312にはどの様な粘弾性発泡材料を使用してもよいが、多くの場合、或る材料特性を有する粘弾性発泡材が、性能成果を改善することができる。或る実施形態では、約40kg/m以上、及び/又は約130kg/m以下の密度を有する粘弾性発泡材が、良好な性能成果を提供することができる。別の実施形態では、約70kg/m以上、及び/又は約110kg/m以下の密度を有する粘弾性発泡材が、良好な性能成果を提供することができる。更に別の実施形態では、約80kg/m以上、及び/又は約90kg/m以下の密度を有する粘弾性発泡材が、良好な性能成果を提供することができる。
更に、約90N以上、及び/又は約300N以下の硬度を有する粘弾性発泡材が、良好な性能成果を提供することができる。別の実施形態では、約110N以上、及び/又は約250N以下の硬度を有する粘弾性発泡材が、良好な性能成果を提供することができる。更に別の実施形態では、約135N以上、及び/又は約170N以下の硬度を有する粘弾性発泡材が、良好な性能成果を提供することができる。或る例では、本体312は、高い熱分配性能の様な所望のクッション特性を実現するために、網目状の粘弾性発泡材で作られている。
本体312は、単一の一体型の発泡材のブロックで作ってもよいし、2つ又はそれ以上の発泡材のブロックを、接着性又は粘着性の接着材、テープ、フックとループの締結材、又は他の任意の方法によって一体に連結して作ってもよい。図5−12に示しているシートクッション10の本体312は、粘弾性発泡材の単一のブロックを有している。明細書と特許請求の範囲に用いている「ブロック」という用語は、任意の形状又は形状の組み合わせを有し、任意の方法で作られた、材料の単一の一体部片を指す。例を挙げると、本体312のブロックは、どの様な方法で成形又は鋳造してもよく、どの様な方法で切削又は機械加工して整形してもよく、押出成形又はプレス加工してもよく、その様な加工法などをどの様に組み合わせて製造してもよい。
或る代替実施形態では、本体312は、カバー(図示せず)内に保持され、先に述べた何れかの本体形状を有する、顆粒状の粘弾性材料の集合(mass)を備えている。その様な実施形態では、カバーは、限定するわけではないが、ナイロン、ポリエステル、及び他の種類のプラスチック、天然又は合成ゴム、綿、ウール、及びそれらの任意の混合物又は他の組み合わせを含む多くの異なる種類の材料を備えることができる。しかしながら、或る実施形態では、粘弾性材料を備えたカバーは、図5−12に示している本体312の粘弾性材料に関連して先に述べたのと同じ理由で、追加的な利点を提供する。更に別の種類のカバー材料も可能であり、それも本発明の精神及び範囲の中に含まれる。複数の粘弾性部片は、粘弾性材料を破砕又は細断することによって作られ、或る実施形態では、平均最大寸法は、0.3cmから4cmである(所望であれば、より小さい又はより大きい平均寸法を有する粘弾性部片を使用することもできる)。更に、複数の粘弾性部片は、網目状又は非網目状の粘弾性部片であってもよい。
或る実施形態では、シートクッション310の本体312は、少なくとも部分的に本体312を貫通する空洞320を有している。この点に関し、本体312は、形状が環状である。明細書と特許請求の範囲に用いている「環状」という用語は、本体の外部に開口する内部空洞又は窪みを有する本体を指し、必ずしも、本体の外部形状(例えば、丸、矩形、不規則形など)、本体内の空洞の場所(例えば、中心、中心から外れた位置、又はその他)、空洞の形状(例えば、丸、矩形、不規則形など)、空洞が本体を完全に貫通しているか部分的に貫通しているか(即ち、本体を貫通する穴か、どちらかの側にできた窪みか)、任意の周縁位置での本体の断面形状(例えば、丸、楕円形、矩形、不規則形など)、又は、環状の形状が連続しているか破断しているか、ということを表示又は暗示しているわけではない。
空洞320は、或る深さ(本体312が置かれている面に実質的に垂直な方向の様な、或る方向で本体312内へと延びる空洞320の寸法を指す)を有している。図5−12に示している空洞320は、シートクッション310の本体312の実質的に中央に配置されている。しかしながら、別の実施形態では、空洞320は、シートクッション310の何れかの別の領域に配置されることができ、或る実施形態では、本体312の1つ又は複数の周縁部に開口してよい。例えば、空洞320は、シートクッション310の第1及び/又は第2端部334、338に配置されるか、又はそこに向かって延びていてもよく、その様な場合は、使用者の異なる領域(例えば、使用者の膣及び/又は直腸領域)に圧力緩和を提供するようになっている。本体312の別の空洞場所も可能であり、それも本発明の精神及び範囲の中に含まれる。
シートクッション310の空洞320は、丸形(図5−12参照)、矩形又は他の多角形、ピーナッツ又は砂時計形、星形、細長形、不規則な形などの様な、どの様な所望の形状を有していてもよい。また、空洞320は、どの様な所望の深さを有していてもよく、例えば、図5−12に示しているように本体312を完全に貫通する深さであってもよいし、本体312を部分的に貫通する先止まりの空洞(例えば、シートクッション310の本体の窪み)であってもよい。
先に述べたように、図5−10に示しているシートクッション310は、閉塞部材342を有しているが、その様な閉塞部材342は、この実施形態又はここに記載している本発明の他の実施形態に必須ではない。閉塞部材342は、空洞320内に取り外し可能に配置される形状及び寸法に作られることができる。閉塞部材342は、或る長さ(閉塞部材342を空洞320内に挿入したとき、空洞320の深さと実質的に同じ方向に延びる閉塞部材342の寸法を指す)を有している。閉塞部材342は、空洞320内に配置することができるのであれば、限定するわけではないが、円形(図5−12参照)、矩形又は他の多角形、ピーナッツ又は砂時計形、星形、細長形、不規則な形などを含め、どの様な形状及び寸法でもよい。或る実施形態では、閉塞部材342は、空洞320の形状に概ね対応する形状を有し、及び/又は空洞320内にぴったり嵌まる寸法に作られている。この点に関し、空洞320内にぴったり嵌まることによって、別の要素又は構造の助け無しに、閉塞部材342を空洞320内に保持できるようになる。このような嵌合は、閉塞部材342の少なくとも1つの寸法を空洞320より僅かに大きくすることによって作りだされる。或る実施形態では、少なくとも部分的には本体312と閉塞部材342の材料次第で、本体312及び/又は閉塞部材342を弾性的に変形させて、閉塞部材342を挿入することができる。代わりに、閉塞部材342を、空洞320内に隙間嵌めとなる寸法に作ることもできる。
閉塞部材342は、限定するわけではないが、ポリウレタン又は他の種類の発泡材、羽毛、ウール、殻、ビーズなどを含め、どの様なクッション材料又は材料の組み合わせで作ってもよい。その様な材料は、本体312の材料と同じでも異なっていてもよい。或る実施形態では、閉塞部材342は、粘弾性発泡材を含んでいる。感温(temperature−sensitive)粘弾性発泡材を使えば、使用者の身体の熱によって、使用者への適応性を上げることができ、多くの場合、使用者の快適性を大幅に改善することができる。更に、約40kg/m以上、及び/又は約130kg/m以下の密度を有する閉塞部材342用の粘弾性発泡材が、良好な性能成果を提供することができる。別の実施形態では、約70kg/m以上、及び/又は約110kg/m以下の密度を有する閉塞部材342用の粘弾性発泡材が、良好な性能成果を提供することができる。更に別の実施形態では、約80kg/m以上、及び/又は約90kg/m以下の密度を有する閉塞部材342用の粘弾性発泡材が、良好な性能成果を提供することができる。また、約30N以上、及び/又は約80N以下の硬度を有する閉塞部材342用の粘弾性発泡材が、良好な性能成果を提供することができる。別の実施形態では、約35N以上、及び/又は約70N以下の硬度を有する閉塞部材342用の粘弾性発泡材が、良好な性能成果を提供することができる。更に別の実施形態では、約40N以上、及び/又は約60N以下の硬度を有する閉塞部材342用の粘弾性発泡材が、良好な性能成果を提供することができる。或る実施形態では、閉塞部材342は、高い熱分配性能の様な所望のクッション特性を実現するために、網目状の粘弾性発泡材で作られている。
閉塞部材342を本体312の空洞320内に挿入するときには、閉塞部材342は、空洞320の所望の体積を占有することができる。例えば、閉塞部材342は、空洞320を実質的に全て満たすこともできる。代わりに、閉塞部材342の長さを空洞320の深さより短くして、シートクッション310の上側316及び/又は下側318の中央領域322に窪みを画定してもよい。その様な窪みを有するシートクッション310は、閉塞部材342のクッション材料によって或る程度の使用者支持性能を提供しながら、追加の使用者快適性を提供することができる。或る実施形態では、使用者に程度の異なる中央領域支持性能を提供するため、空洞320の深さより短い長さを有する閉塞部材342を、空洞320内の多数の異なる位置(即ち、深さ)に挿入することができるようになっていてもよい。この調整能力によって、使用者は、シートクッション310を使用者の好みに合わせて調整できるようになる。更に、閉塞部材342は、取り外して、異なる寸法(例えば、異なる長さ)及び/又は異なる硬度、密度、又は他の材料特性を有する別の閉塞部材342と取り替えることもできる。この調整能力によって、更に、使用者は、シートクッション310を使用者の好みに合わせて調整できるようになる。
先に述べたように、シートクッション310の本体312は、閉塞部材342とは異なる材料(即ち、異なる種類の材料、又は異なる特性を有する同じ種類の材料)を備えていてもよい。先にも述べたように、閉塞部材342は、本体312の空洞320全体より少ない体積を占有してもよい。従って、本体312と閉塞部材342を組み合わせたものの硬度は、閉塞部材342又は本体312単独の硬度とは相当に異なることができる。或る実施形態では、組み立てられた本体312と閉塞部材342の硬度は、約50N以上、及び/又は約200N以下である。別の実施形態では、組み立てられた本体312と閉塞部材342の硬度は、約70N以上、及び/又は約150N以下である。更に別の実施形態では、組み立てられた本体312と閉塞部材342の硬度は、約90N以上、及び/又は約120N以下である。
先に述べたように、シートクッション310の本体312(と、採用している場合は閉塞部材342と)は、少なくとも部分的に被覆体344で包む(enclose)ことができる。本体312と閉塞部材342は、少なくとも部分的にそれぞれの被覆体344に、又は本体312と閉塞部材342の両方を覆う単一の被覆体344に包まれていてもよい。被覆体を使用する場合、被覆体344は、限定するわけではないが、ナイロン、ポリエステル、及び他の種類のプラスチック、天然又は合成ゴム、綿、ウール、それらの任意の混合物又は他の組み合わせを含む、多くの異なる種類の材料を備えていてもよい。更に別の種類の被覆体材料も可能であり、それらも本発明の精神及び範囲の中に含まれる。被覆体344は、蒸気及び/又は液体に対し透過性でも不透過性でもよく、織布でも不織布でもよく、任意の所望の材料で被覆されていてもよい。更に、或る実施形態では、被覆体344の異なる部分は、異なる種類又は形態の材料を備えていて、それらは、縫製、接着性又は粘着性の接着材料、フックとループの締結材料などの様な何らかの適した方法で一体に接続されていてよい。図5−12に示している実施形態では、本体312と閉塞部材342は、それぞれ、それぞれの極めて多孔質の布製被覆体344を有しており、本体312と閉塞部材342に対する摩擦係数を下げている。被覆体344は、閉塞部材342の、本体312への出し入れ、及び/又は、本体312と閉塞部材342の、カバー332への出し入れをより良くすることができる。
やはり先に述べたように、或る実施形態では、シートクッション310には、カバー332が設けられている。カバー332は、部分的又は完全に、本体312を(閉塞部材を使用している場合は、閉塞部材342も)包んでいてよい。カバー332は、限定するわけではないが、ナイロン、ポリエステル、及び他の種類のプラスチック、天然又は合成ゴム、綿、ウール、及びそれらの任意の混合物又は他の組み合わせを含む、多くの異なる種類の材料を備えていてもよい。更に別の種類のカバー材料も可能であり、それらも本発明の精神及び範囲の中に含まれる。シートクッション310のカバー332は、蒸気及び/又は液体に対し透過性でも不透過性でもよく、織布でも不織布でもよい。更に、カバー332は、任意の所望の材料で被覆されていてもよい。
或る実施形態では、カバー332の異なる部分は、異なる種類又は形態の材料を備えていることができる。例えば、カバー332の上部は綿を備えているのに対して、カバー332の下側は、シートクッション310とシートクッション310が置かれている表面との間の滑りを抑制する材料(例えば、天然又は合成ゴムのシート又は被覆物、又は摩擦係数を上げるプラスチック材料又は被覆物)を備えていてもよい。必要に応じて、どの様な組み合わせのカバー材料でも使用することができる。
カバー332を本体312(と、閉塞部材を使用している場合は、閉塞部材342と)に取り付けるために、1つ又は複数の締結具を使用してもよい。その様な締結具には、単独又は組み合わせで用いられるスナップ、フックとループの締結材、留め金、クリップ、ボタン、紐などがあり、本体312と閉塞部材342を中に挿入した後で、カバー332の2つ又はそれ以上の部分を永久的に又は解放可能に一体に取り付けるのに用いられる。代わりに、又は追加して、その様な締結具は、カバー332を本体312又は閉塞部材342に永久的に又は解放可能に取り付けるのに用いてもよい。一例を挙げると、図5−12に示しているカバー332は、本体312と閉塞部材342の周りでカバー332の上部と下部を開閉するように操作することのできるジッパー346を有している。ジッパー346又は別の締結具は、カバー332の何処に配置してもよく、図5−12に示す実施形態では、カバー332の側壁に沿って配置されている。
或る実施形態では、カバー332には、シートクッション310を持ち運びする際に使用するための1つ又は複数のハンドル348が設けられている。例えば、図5−12に示しているシートクッション310は、シートクッション310の第1端部334に配置されているハンドル348を有している。別の実施形態では、ハンドル348は、他の所望の場所に設けることができる。
使用時、シートクッション310は、枠又は別の支持構造に永久的に取り付けてもよいし、使用者が座りたい場所何処にでも置くことのできる携帯用シートクッション310として使用してもよい。例えば、シートクッション310は、椅子、ベンチ、車椅子、車のシート、外野席、又は他の着席場所に置くことができる。
使用者が、図5−12に示しているシートクッション310を、閉塞部材342を取り外して使用したいときは、カバー332のジッパー346を開いて、本体312と閉塞部材342を取り出すことができる。閉塞部材342は、閉塞部材342を掴んで空洞320から引き出すか又は押し出すことによって、本体312から取り外すことができる。次に、本体312を再びカバー332に挿入し、その後、ジッパー346を締めて本体312をカバー332内に封入する。
代わりに、使用者が、図5−12に示しているシートクッション310を、閉塞部材342を挿入して使用したいときは、カバー332のジッパー346を開けると、本体312を取り出すことができる。閉塞部材342は、本体312の空洞320に挿入することができるが、その際、或る実施形態では、閉塞部材342を挿入できるようにするために、閉塞部材342及び/又は本体312を変形させる。組み立てられた本体312と閉塞部材342は、次に、カバー332に挿入され、その後、ジッパー346を再度締めて本体312と閉塞部材342をカバー332内に封入する。
上に説明し図面に示した構造と態様は、単に一例として示しているだけであって、本発明の概念と原理を制限するものではない。従って、当業者には理解頂けるように、特許請求の範囲に記載する本発明の精神と範囲から逸脱すること無く、要素及びそれらの構成及び配置には様々な変更を施すことができる。
例えば、図1−4Bに示しているシートクッション10、110、210は、それぞれシートクッション10、110、210の外側表面上に錐体14、114、214を有しているが、その様な錐体14、114、214は、本発明の代替実施形態では必ずしも存在していなくともよいものと理解されたい。代わりに、ここに開示している何れのシートクッション10、110、210も、平滑な、突条付きの、窪み付の、又は他の表面形状や、織り目(textures)、及び所望の特徴を有していてもよい。錐体14、114、214を使用すれば、用途によっては使用者に追加的な快適性を提供することができる。同様に、図5−12に示しているシートクッション310は、実質的に平滑な外側表面を有している。しかしながら、別の実施形態では、本体312及び/又は閉塞部材332は、その1つ又は複数の外側表面に錐体を有していてもよいし、1つ又は複数の突条付き又は窪み付の外側表面を有していてもよいし、必要に応じてどの様な他の表面形状、織り目、及び特徴を有していてもよい。
ここに開示している本発明は、ここに開示している2つ又はそれ以上の個々の特徴の代替的組み合わせの全てに及ぶものと理解されたい。例えば、図5−12に示しているシートクッション310の実施形態に関して説明し図示している各特徴及び要素は、ここに開示している別の実施形態でも使用することができる(その逆もある)。これらの異なる組み合わせは、全て、本発明の様々な代替的態様である。
本発明の或る実施形態によるクッションの斜視図である。 本発明の或る実施形態によるクッションの斜視図である。 図1Aと1Bに示しているクッションの上面図である。 本発明の別の実施形態によるクッションの斜視図である。 本発明の別の実施形態によるクッションの斜視図である。 図2Aと2Bに示しているクッションの上面図である。 図2A−2Cに示しているクッションの側面図である。 本発明の別の実施形態によるクッションの斜視図である。 図4Aに示しているクッションの、カバーを取り外した状態の斜視図である。 本発明の更に別の実施形態によるクッションの斜視図である。 図5に示しているクッションの、カバーを取り外した状態の斜視図である。 図5と6に示しているクッションの分解斜視図である。 図5−7に示しているカバーの一部分の上面図である。 図8に示しているカバーの一部分の底面図である。 図8と9に示しているカバーの一部分の後面図である。 図8−10に示しているカバーの一部分の正面図である。 図8−11に示しているカバーの一部分の側面図である。

Claims (25)

  1. 使用者を支持するためのクッションにおいて、
    粘弾性材料を含んでいる本体であって、長さと、幅と、前記長さ及び幅より実質的に小さい厚さと、を有しており、且つ、少なくとも部分的に前記本体の厚さを貫通する空洞を画定している、本体と、
    前記本体の空洞内に配置され、前記空洞を少なくとも部分的に満たす変形可能な閉塞部材であって、前記本体の空洞から取り外すことができる、変形可能な閉塞部材と、を備えており、
    前記クッションは、前記閉塞部材が前記本体の空洞内に配置されているときは前記本体と前記閉塞部材が使用者を支持する第1形態と、前記本体が前記閉塞部材無しで使用者を支持する第2形態と、を有しているクッション。
  2. 前記本体は形状が環状である、請求項1に記載のクッション。
  3. 前記本体は、約40kg/m以上で約130kg/m以下の密度を有する粘弾性材料を含んでおり、
    前記粘弾性材料は、更に、約90N以上で約300N以下の硬度を有している、請求項1に記載のクッション。
  4. 前記本体は、所定の形状を有しており、
    前記本体は、前記本体の形状を画定している少なくとも1つの粘弾性材料のブロックを備えている、請求項1に記載のクッション。
  5. 前記本体は、前記本体の外側表面から延びる複数の突起を有している、請求項1に記載のクッション。
  6. 前記閉塞部材は粘弾性材料を含んでいる、請求項1に記載のクッション。
  7. 前記閉塞部材は、所定の形状を有しており、
    前記閉塞部材は、前記閉塞部材の形状を画定している少なくとも1つの粘弾性材料のブロックを備えている、請求項1に記載のクッション。
  8. 前記空洞は、前記本体の厚さを貫通する方向に延びる長さを有しており、
    前記閉塞部材は、前記空洞に装着されるとき、前記空洞の、前記長さより小さい長さの部分を占有する、請求項1に記載のクッション。
  9. 前記本体は、実質的に平坦である第1の面と前記第1の面と対向する第2の面とを有しており、それらの間に前記本体の前記厚さが画定されている、請求項1に記載のクッション。
  10. 前記本体と前記閉塞部材を実質的に包み、且つ、前記本体の空洞を跨いで延びるカバーを更に備えている、請求項1に記載のクッション。
  11. 前記カバーは、前記本体と前記閉塞部材から取り外すことができる、請求項10に記載のクッション。
  12. 着座している人の臀部を支持するためのクッションにおいて、
    環状の本体であって、
    約40kg/m以上で約130kg/m以下の密度と、約90N以上で約300N以下の硬度と、を有する粘弾性材料と、
    前記着座している人の臀部と実質的に向かい合う第1の側と、
    前記第1の側と反対の側にあって、前記着座している人から実質的に離れた側を向いている第2の側と、を備えており、且つ、
    前記環状粘弾性の本体の第1の側と第2の側の間を延びる空洞を画定している、環状の本体と、
    前記環状粘弾性の本体の前記空洞内に取り外し可能に配置される閉塞部材と、を備えており、
    前記クッションは、前記環状の本体と前記閉塞部材が、協働して、前記着座している人を支持する第1形態と、前記環状の本体だけが前記着座している人を支持する第2形態と、を有しているクッション。
  13. 前記空洞は、前記環状の本体を、前記第1の側から前記第2の側へ貫通している、請求項12に記載のクッション。
  14. 前記環状の本体は、所定の形状を有しており、
    前記環状の本体は、前記環状の本体の形状を画定している少なくとも1つの粘弾性材料のブロックを備えている、請求項12に記載のクッション。
  15. 前記環状の本体は、前記環状の本体の外側表面から延びる複数の突起を有している、請求項12に記載のクッション。
  16. 前記閉塞部材は粘弾性材料を含んでいる、請求項12に記載のクッション。
  17. 前記閉塞部材は、所定の形状を有しており、
    前記閉塞部材は、前記閉塞部材の形状を画定している少なくとも1つの粘弾性材料のブロックを備えている、請求項12に記載のクッション。
  18. 前記空洞は、前記環状の本体を少なくとも部分的に貫通する長さを有しており、
    前記閉塞部材は、前記空洞に装着されるとき、前記空洞の、前記長さより小さい長さの部分を占有する、請求項12に記載のクッション。
  19. 前記カバーは、前記環状の本体と前記閉塞部材から取り外すことができる、請求項12に記載のクッション。
  20. 前記環状の本体の前記第1及び第2の側は、実質的に平坦である、請求項12に記載のクッション。
  21. 着座している人を支持するためのクッションにおいて、
    約40kg/m以上で約130kg/m以下の密度と、約90N以上で約300N以下の硬度と、を有する粘弾性材料を含んでいる環状の本体であって、前記環状の本体を少なくとも部分的に貫通する空洞を画定している、環状の本体と、
    前記環状の本体を実質的に包み、前記環状の本体の前記空洞を跨いで延びている取り外し可能なカバーと、を備えているクッション。
  22. 前記環状の本体は、所定の形状を有しており、
    前記環状の本体は、前記環状の本体の形状を画定している少なくとも1つの粘弾性材料のブロックを備えている、請求項21に記載のクッション。
  23. 前記環状の本体は、前記環状の本体の外側表面から延びる複数の突起を有している、請求項21に記載のクッション。
  24. 前記環状の本体の前記空洞内に配置することのできる形状と寸法とを有する閉塞部材であって、前記環状の本体から取り外すことができる、閉塞部材を更に備えている、請求項21に記載のクッション。
  25. 前記閉塞部材は、粘弾性材料を含んでいる、請求項24に記載のクッション。
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