JP2008311886A - 撮像装置および撮像方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来技術における連続撮影は装置に記憶されたフォーカス位置の順番で撮影されるため、撮影する順番を撮影前にユーザが確認することはできなかった。
【解決手段】本発明の撮像装置(0100)では、連続撮影を行う前に、領域表示部(0101)に表示された被写体(0103)の近傍に、ピントを合わせて撮影を行う順番(0102)を表示し、その後連続撮影を行うため、撮影後の画像を確認しなくても、どの画像がいずれの被写体にピントが合わされたものであるのかを撮像前に知ることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタルカメラ、カメラ付き携帯電話などにおける撮像技術に関する。
近年のデジタルカメラでは連続撮影可能なものも多数開発されており、これらの連続撮影可能なデジタルカメラの多くは被写体のフォーカスの合わせ方などに特徴を有している。例えば、特許文献1では、撮影前にフォーカス位置の距離データを複数記憶しておき、記憶した複数の距離データに基づき、異なるフォーカス位置にて連続的に撮影することができる。特許文献2では、特許文献1と同じくフォーカス位置を変えながら連続的に撮影を行い、被写体にフォーカスが合った良好な画像のみを選択して記憶することとしている。
特開平7−131698号公報 特開2004−135029号公報
しかしながら、従来技術における連続撮影は、予め装置に記憶されたデフォルトのフォーカス位置の順番で連続的に撮影されるため、いずれの被写体がどの順番でピントが合わされて撮影されるのかを撮影前に確認することはできなかった。このため、複数の被写体に対して連続撮影を行う場合、どのような順番でどの被写体にピントが合っているのかは、撮影した画像を確認しなければ分からなかった。デジタルカメラやデジタルカメラ付き携帯電話などに備えられている液晶ディスプレイが小型である場合や、フォーカス位置による撮像画像の違いが微細である場合には、連続撮影した複数の同様の各画像において、いずれの被写体にピントが合っているのかを撮影後に確認することも困難である。この場合には、大型のスクリーンに映し出したり用紙にプリントアウトしたりしなければ各画像がいずれの被写体にピントが合っているのかを確認することができなかった。そこで、本発明では、ピントを合わせて撮像を行いたい被写体を撮像の前後に確認することができる撮像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、
(1)第一発明では、撮像領域を表示する領域表示部と、各被写体を連続的に撮像する撮像部と、前記撮像部にて各被写体を撮像する撮像順序を決定する撮像順序決定部と、前記決定された撮像順序を示す撮像順序情報を前記領域表示部に表示されている被写体の近傍に表示するように制御する表示制御部と、からなる撮像装置を提供する。
(2)第二発明では、前記表示制御部は、前記領域表示部に表示されている各被写体に適したAE及びAFを行う位置を示す被写体位置情報を前記領域表示部に表示されている被写体の近傍に表示する被写体位置情報表示手段を有することを特徴とする第一発明に記載の撮像装置を提供する。
(3)第三発明では、前記表示制御部は、前記撮像部での連続撮像時にいずれの被写体が撮像対象であるかを示す情報を前記領域表示部に表示されている被写体の近傍に表示する撮像時表示制御手段を有することを特徴とする第一発明又は第二発明に記載の撮像装置を提供する。
(4)第四発明では、前記撮像部で撮像した画像を表示する画像表示部と、前記撮像部で連続撮像された画像の前記画像表示部への表示時に撮像順序情報を撮像画像の被写体の近傍に表示する撮像後表示制御部と、からなる第一発明から第三発明のいずれか一に記載の撮像装置を提供する。
(5)第五発明では、前記撮像順序決定部は、領域表示部に表示された被写体の撮像順序をユーザ入力により決定するためのユーザ入力手段を有することを特徴とする第一発明から第四発明のいずれか一に記載の撮像装置を提供する。
(6)第六発明では、前記領域表示部に表示された複数の被写体に対して各被写体に適した撮像条件を予め取得する撮像条件取得部を有し、前記撮像部は、前記撮像条件に基づいて各被写体を連続的に撮像する撮像条件依存撮像手段を有することを特徴とする第一発明から第五発明のいずれか一に記載の撮像装置を提供する。
(7)第七発明では、撮像領域を表示する領域表示ステップと、各被写体を撮像する撮像順序を決定する撮像順序決定ステップと、前記決定された撮像順序を示す撮像順序情報を前記撮像領域に表示されている被写体の近傍に表示するように制御する近傍表示制御ステップと、各被写体を撮像順序に応じて連続的に撮像する撮像ステップと、からなる撮像方法を提案する。
以上のような構成をとる本発明の撮像装置では、領域表示部にて各被写体の撮像順序を容易に確認することができる。このため、撮影後の画像を大型のディスプレイに表示したり、紙媒体にプリントアウトしたりして画像を見比べて、いずれの被写体にピントが合っているかということを詳細に確かめる手間が必要なくなり、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話などに備えられた小型のディスプレイ上にて、どの画像がいずれの被写体にピントが合わされたものであるのかを容易に認識することができる。これにより、撮像後にピントが合った画像を即座に被写体である者に送信して渡すことなどが可能となり、連続撮像機能を備えた撮像装置の利便性が著しく向上する。
本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明はこれら実施の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施しうる。なお、以下の実施形態と請求項の関係は次のとおりである。実施形態1は主として請求項1、2、5、7などについて説明する。実施形態2は主として請求項3などについて説明する、実施形態3は主として請求項4などについて説明する。実施形態4は主として請求項6などについて説明する。
≪実施形態1≫(実施形態1の概念)実施形態1について説明する。図1に本撮像装置として携帯電話を利用した場合の概要を例示する。図1に示すように、本撮像装置(0100)は、複数の被写体をディスプレイ(0101)上に表示し、複数の被写体を連続撮影する際にピントを合わせて撮像する撮像順序(0102)を、ディスプレイに表示されている被写体(0103)の近傍に表示し、撮像前に利用者に対して撮像順序を認識させることを特徴とする撮像装置に関する。
(実施形態1の構成)図2に本実施形態にかかる撮像装置の機能ブロック図を示す。本実施形態にかかる「撮像装置」(0200)は、「領域表示部」(0201)と、「撮像部」(0202)と、「撮像順序決定部」(0203)と、「表示制御部」(0204)と、からなる。また、表示制御部は「被写体位置情報表示手段」(0205)を有していても良い。さらに、撮像順序決定部は「ユーザ入力手段」(0206)を有していても良い。
(実施形態1の構成の説明)「撮像装置」(0200)は、少なくとも領域表示部(0201)、撮像部(0202)、撮像順序決定部(0203)、表示制御部(0204)から構成される装置であり、これらの構成及び機能に限られるものではない。例えば、これらの構成に加えて被写体位置情報表示手段を備えていても良いし、実施形態2以降に記載の構成を備えていても良い。撮像装置は、デジタルカメラ、カメラ付き携帯電話、カメラ付きPDA、カメラ付きノートパソコン等、CCDカメラなどを備えた電子機器が該当する。
「領域表示部」(0201)は、撮像領域を表示するように構成されている。領域表示部は、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話の液晶ディスプレイなどが該当する。「撮像領域」とは、撮像する領域をいい、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話では、通常はファインダーとして利用されるディスプレイに表示された範囲が撮像領域に該当する。
「撮像部」(0202)は、前記撮像領域に表示された各被写体を連続的に撮像するように構成されている。撮像部は、CCDカメラなどからなる。撮像部では、ユーザによるシャッターの押下、タイマーによるシャッター設定などにより撮像指示を受け付けると、撮像順序決定部にて決定された順序にて各被写体にピントを合わせて撮像を連続的に行う。「被写体」とは、人物を含み、かつこれに限られない。
「撮像順序決定部」(0203)は、前記撮像部にて各被写体を撮像する撮像順序を決定するように構成されている。「撮像順序」とは、撮像部での連続撮影時に各被写体に対してピントを合わせて撮像が行われる順序である。撮像順序は手動で設定することとしても良いし、自動で設定することとしても良い。例えば、ユーザ入力手段によりユーザが各被写体の撮像順序を手動で割り当てて決定する方法や、撮像領域に存在する被写体を認識し、各被写体を認識した順番に撮像順序を機械的に割り当てて決定する方法などである。以上のようにして撮像順序が決定すると、決定した撮像順序はフォーカス位置又は絞り値などの撮像条件とともに合焦点情報として記憶領域に記憶される。図3(a)にテーブル状に記憶された合焦点情報を例示する。合焦点情報とは、撮像順序、表示位置、距離、絞り、シャッタースピード、フラッシュの有無などを関連付けて保持する情報である。表示位置とは、ディスプレイ上の被写体の表示位置をXY座標で表したものであり、フォーカス領域の中心点を表している。このため、表示位置の座標を中心として各被写体にピントが合うように各撮像条件が設定される。図3(b)に座標軸と座標の関係を例示する。距離とは、デジタルカメラから被写体までのフォーカス距離を示す。撮像順序の決定方法については、以下にさらに詳述する。
図4から図7に、手動により撮像順序を決定する方法について説明する。撮像順序を手動で入力する場合には外部からの入力手段が必要となるため、撮像順序決定部は、領域表示部に表示された被写体の撮像順序をユーザ入力により決定するための「ユーザ入力手段」(0206)を備える。なお、図4から図7に示す撮像順序情報は、後述する表示制御部による表示制御によって領域表示部に表示される。
図4は、ユーザ入力手段として領域表示部の撮像領域に表示されたカーソル等を利用して撮像順序を入力する方法を例示する。複数の被写体が撮像領域に表示された状態(図4(a))において、領域表示部にカーソル(0401)を表示し(図4(b))、カーソルの操作で被写体の撮像順序を決定する。カーソルは、デジタルカメラや携帯電話の十字キーを利用して移動させることができる。図1に例示する携帯電話の構造では、携帯電話の十字キー(0104)を利用してカーソルを操作することができる。まず、複数の被写体の中から1番目にピントを合わせて撮像を行いたい被写体にカーソルを合わせる。カーソルを被写体に合わせた状態で、「決定キー」に相当するキー(図1に示す0105など)を押下することで1番目にピントを合わせて撮像を行いたい被写体を選択することができる(図4(c))。同様にして2〜4番目にピントを合わせて撮像する被写体の撮像順序を決定することができる(図4(d))。なお、撮像順序を決定するために各被写体上で決定キーが押下げされた位置をそのままピント合わせ位置とすると、選択した被写体の顔の部分に正確にピントが合わない可能性がある。このため、被写体の選択後、選択した被写体の顔が存在する領域を自動認識して、被写体の顔領域にピントを合わせるようにしても良い。
図5は、撮像領域に存在する被写体の顔領域を自動的に識別し、ユーザに対して各被写体の顔領域を選択させることで撮像順序を決定する方法を例示する。なお、説明のため、図中の各被写体にA,B,Cの記号を付している。まず、複数の被写体が撮像領域に表示された状態において、撮像領域に存在する被写体の顔領域を認識し、各被写体を選択するための選択番号を表示する(図5(a))。このとき、認識した顔をフレームにて囲んで表示することで、いずれの被写体の顔が認識されたかがより明確となる。そして、ユーザ入力手段により、カーソルを各被写体の顔領域に合わせて決定キーを押下げするか、又は選択番号に相当する番号キー(図1に示す0106など)を押下げした後に決定キーを押下げすることで、各被写体の撮像順序を決定することができる。図5(a)では、まず被写体Aがカーソルにて選択されると、又は、数字キーの「2」が押下げされると、被写体Aのフレームが点滅表示し、決定キー(図1に示す0105)を押下げすることで被写体Aの撮像順序が決定する。決定した撮像順序は○数字で表示する(図5(b))。同じようにして、各被写体を選択することで、撮像順序が決定し各被写体の撮像順序が表示される(図5(c))。該撮像順序決定方法では、予め各被写体のピントを合わせる可能性が高い領域を選択することで撮像順序が決定することから、ユーザの選択の効率性が向上する。
上記具体例において、ディスプレイがタッチパネルである場合には、被写体をタッチパネル上の操作により選択することも可能である。
図6は、撮像領域を12分割し、分割された撮像領域を選択することで撮像順序を決定する方法を例示する。図6は、撮像領域を12分割してディスプレイ上に表示した状態である(図6(a))。この12分割された各領域は、携帯電話の「テンキー(0〜9)、*、#」の12のキーなどに対応しており、これらのキーを押下する順番で撮像順序を決定することができる。例えば、図1に示す携帯電話の基本的な構造では、0〜9、*、#の12個のキー(0106)が図6の12分割された撮像領域に対応する。例えば、ユーザがまず携帯電話の「5」キーを押下げすると、左から2番目、上から2番目の分割領域が選択されて点滅表示される(図6(b))。そして、決定キーに相当するキーの押下げにより、当該領域の被写体が1番目にピントが合わされて撮像される被写体に決定される。なお、分割領域の選択中(点滅表示中)に十字キーなどにより分割領域を上下左右に微調整可能としても良い。同様にして、2〜4番目の分割領域を選択して撮像する被写体とその順序を決定することができる(図6(c))。なお、分割領域の中心点をフォーカス位置とすると被写体の顔におけるピントがぶれてしまう可能性がある。このため、被写体の選択後に分割領域に含まれる被写体の顔の位置をオートフォーカス機能などにより自動認識し、顔が存在する領域をフォーカス位置とすることが望ましい(図6(d))。
図7は、多点測距型の一眼デジタルカメラなどにおいて撮像順序を決定する方法を例示する。図7(a)は、多点測距型の一眼デジタルカメラなどがディスプレイ上に複数のフォーカスエリアをスーパーインポーズした場合を例示しており、この状態でいずれかのフォーカスエリアの位置を順番に選択することで被写体の撮影順序を決定することができる。図7(b)では、複数のフォーカスエリアのいずれかを順番に選択して1から4の被写体の撮像順序を決定した様子を示している。なお、フォーカスエリアが存在する点をフォーカス位置とすると被写体の顔におけるピントがぶれてしまう可能性がある。このため、被写体の選択後にフォーカスエリア付近の被写体の顔の位置をオートフォーカス機能などにより自動認識し、顔が存在する領域をフォーカス位置とすることが望ましい(図7(c))。
図8から図12に、一部又は全部が自動で撮像順序を決定する方法について説明する。撮像順序を自動で入力する場合には撮像順序を決定するためのプログラム等を撮像順序決定部に備えておく。なお、図8から図12に示す撮像順序情報は、後述する表示制御部による表示制御によって表示される。
図8は、撮像装置から各被写体までのフォーカス距離に応じて撮像順序を決定する決定方法を例示する。まず、複数の被写体が撮像領域に表示された状態において(図8(a))、カーソル(0801)を表示し、カーソルの操作で複数の被写体の中からピントを合わせて撮像を行いたい被写体にカーソルを合わせて複数の被写体を選択する(図8(b))。ピントを合わせて撮像を行いたい被写体の選択が終了すると、各被写体には選択順が表示された状態となる(図8(c))。ユーザが選択せずに、オートフォーカス機能により被写体が存在する領域を自動認識して選択することとしても良い。そして、オートフォーカス機能等を利用して撮像装置から各被写体までのフォーカス距離を測定する。これをテーブル状に表したものを図9に示す。このとき、フォーカス距離以外の撮像時の条件(絞り値、シャッタースピードなど)を取得しても良い。各被写体に対応するフォーカス距離が取得されると、フォーカス距離の近い順又は遠い順に撮像順序を自動的に決定する。例えば、フォーカス距離の近い順に撮像順序を決定する場合には、図9に示すテーブルでは、2番目に選択された被写体のフォーカス距離が最も近いため、該被写体の撮像順序が1番目、ということになる。また、同様にして、他の被写体についてもフォーカス距離に応じて撮像順序が決定する。図8(d)は、決定した撮像順序を○数字にて表示された様子を示している。なお、被写体の選択から撮像順序の決定までを全て自動で行う場合には、図8(a)から図8(c)に相当する処理は省略され、直接図8(d)に示す表示を行うことが可能である。
なお、フォーカス距離は近い順であっても良いし、遠い順であっても良い。フォーカス距離を近い順、あるいは遠い順として撮像条件を決定すると、連続撮影の際にフォーカシングレンズの移動時間を短くすることができ、より効率的に撮像デバイスの制御を行うことができる。
また、フォーカス距離の遠い被写体よりもフォーカス距離が近い被写体の方が、同じ移動距離を移動した場合における撮像領域上の移動距離は大きくなる。すなわち、フォーカス距離が近い被写体は僅かに移動しただけでも撮像領域上の表示位置やフォーカス位置が大きく変化するが、フォーカス位置が遠くなるほど撮像領域上における被写体の動きの変化は小さくなる。このため、撮像条件取得部で取得した撮像条件を利用して撮像する場合には、フォーカス距離が近い被写体ほど早めに撮影することが望ましい。このため、フォーカス距離の近い順に撮像順序を決定することが遠い順に決定する場合よりも望ましい。
上記の被写体の選択においては、カーソルの代わりにタッチパネルを利用して選択しても良いし、撮像領域を12分割して携帯電話の「テンキー(0〜9)、*、#」の12のキーを利用して選択しても良いし、多点測距を利用して選択しても良い。ピントを合わせる被写体を選択した後の撮像順序の決定方法は上記カーソルの場合と同様である。
図10は、撮像領域に存在する被写体の顔領域の大きさにより撮像順序を決定する方法を例示する。まず、既に記載した方法により、ピントを合わせて撮像する被写体を選択する。ユーザの選択によらず、自動で被写体を認識するようにしても良い。この際に図10(a)に示すように、被写体を選択した順番を表示するようにしても良い。被写体の選択に応じて、ディスプレイ上の各被写体の顔領域が占める範囲をフレームで表示する。被写体の選択が終了すると、自動又はユーザからの指示により、顔領域の占める大きさに応じて撮像順序を決定する。図10(b)の○数字は被写体の顔領域の大きい順に決定した撮像順序を表示している。
図11は、認識した被写体の画像が撮像装置に記憶されている画像と同一人物の画像である場合に撮像順序を上位にする撮像順序の決定方法を例示する。なお、説明のため、図中の各被写体にA,B,Cの番号を付している。本決定方法では、まず、過去に撮像した撮像画像などから顔画像情報をメモリ領域に記憶しておく。そして、撮像領域に表示された被写体の顔画像情報である被写体顔画像情報を取得する。顔画像情報を取得する被写体の選択は、顔画像情報を取得する被写体をユーザが選択することとしても良いし、オートフォーカス機能などを利用して自動で人物の顔を検出して取得することとしても良い。被写体顔画像情報が取得されると、前記メモリ領域に記憶された顔画像情報と、前記取得された被写体顔画像情報とを比較して両者が同一人物であるか判断する。同一人物であるか否かの判断は、取得した被写体顔画像情報から被写体の目、鼻、口、顔の輪郭等を特徴点として抽出し、抽出された特徴点を前記記憶されている顔画像情報の特徴点と比較することで行われる。特徴点の一致不一致などから被写体顔画像情報にて表される人物の画像が、顔画像情報保持部に保持されている画像の中の人物に一致するか否かを判断する顔認証技術は、特開2004−320286号公報などにより既に開示されている通りである。上記比較した結果、特徴点の所定割合以上が合致する場合には、比較した両者は同一人物であるとの比較結果が出力される。なお、本実施形態における同一人物であるか否かの比較技術は、セキュリティ等に応用するものではないため、必ずしも厳密な同一性までを要求するものではない。このため、比較結果は、親子や兄弟姉妹など似ている人物を同一人物とみなす程度の誤差を許容するものである。取得した被写体顔画像情報と保持された顔画像情報とが同一人物であると判断した被写体が存在する場合には、該人物の撮像順序を他の被写体よりも上位にする。図11では、仮に、被写体B,Cの被写体顔画像情報が、前記メモリ領域に記憶された顔画像情報との比較で同一人物であると判断された場合には、被写体B.Cの撮像順序を被写体Aよりも上位にする。本ケースでは、被写体B,Cの撮像順序を被写体Aよりも上位にし、被写体B,C間の順番は認識された順番とし、被写体B,C,Aの順番で撮像順序を決定する。図10(b)に、決定された撮像順序を○数字にて撮像領域上に表示した場合を示している。
さらに、図10において被写体の被写体顔画像情報と前記メモリ領域に記憶された顔画像情報と同一人物であると判断された被写体が複数存在する場合には、次のような処理をすることも可能である。まず、前記メモリ領域に記憶された顔画像情報に関連付けて、その顔画像情報で識別される人物の写真を撮影した回数、メール回数、電話回数のいずれか一以上の応答頻度を示す応答頻度情報を記憶しておく。「顔画像情報で識別される人物の写真を撮影した回数」とは、顔画像情報保持部が保持している顔画像情報と合致した回数などで表すことができる。例えば、まず、ある人物Dを初めて撮影した際にその人物Dの顔画像から特徴的部分を抽出して顔画像情報として顔画像情報保持部にて保持し、人物Dの撮影回数のカウンターに1を設定する。そして、その後撮影した画像から同じように抽出した特徴点が人物Dの顔画像情報と一致すると、人物Dの撮影回数のカウンターを1増加し、2とする。このようにして撮影の度に特徴点を比較することで撮影回数をカウントすることができる。また、撮影回数ではなく、現在保持している撮像画像の中から人物Dが撮影されている画像枚数(画像ファイル数)をカウントしても良い。「メール回数」とは、電子メールの送受信回数や携帯電話を利用したメールサービス利用回数などで表すことができる。携帯電話を利用したメールサービスとは、各キャリアの利用者端末間など限られたキャリア同士でやり取りされるメッセージ交換サービスなどである。メール回数をカウントする場合には、少なくとも撮像装置が電子メール等の送受信機能を有することが必要である。「電話回数」とは、電話の発着信回数などで表すことができる。電話回数をカウントする場合には、少なくとも撮像装置が電話機能を有することが必要である。
そして、前記取得した被写体顔画像情報と前記メモリ領域に記憶された顔画像情報とが同一人物であると判断した被写体が複数存在する場合には、前記応答頻度の多い順に撮像順序を決定する。「応答頻度の多い順に撮像順序を決定する」とは、応答頻度情報保持部に保持されている応答頻度情報が、写真を撮影した回数、メール回数、電話回数いずれか一つであれば、単純に回数の多い者の順に撮像順序を決定する。また、写真を撮影した回数、メール回数、電話回数のいずれか二以上を有している場合には、応答頻度情報に優先順位を付すこととしても良い。例えば、まずは写真を撮影した回数の大小で撮像順序を決定し、写真を撮影した回数が同数の者が複数存在する場合には、メール回数の大小で撮像順序を決定するという具合である。また、各回数を単純に合計した回数を利用しても良いし、各回数に重み付けをして合計した回数を利用しても良い。図12(a)にこれらの応答頻度情報と顔画像情報とをテーブル状に関連付けて保持している様子を示す。各情報にはIDを付して識別しており、顔画像情報は「F−001」、「F−021」などとして識別される情報として表している。
図11及び図12を用いて応答頻度情報に応じて撮像順序を決定する方法をさらに説明する。図11(a)に示すように被写体A,B,Cがピントを合わせて撮像する被写体として選択された場合に、被写体顔画像情報と顔画像情報との比較結果に応じて被写体B,Cの撮像順序を上位にすることは説明した通りであるが、さらに被写体B,C間の撮像順序を応答頻度情報に応じて定めることができる。取得した被写体Bと被写体Cの被写体顔画像情報が、それぞれメモリ領域に記憶された顔画像情報「F−001」、「F−021」で表される顔画像情報と一致した場合、図12(a)に示すように被写体B,CはID「003」とID「028」にて識別される。そして、図12(b)に示すように合焦点情報にID欄を設けて、対応するIDを入力する。そして、顔画像情報ID欄のIDに基づいて応答頻度情報を参照する。本ケースでは、各応答回数の合計回数が多い順に撮像順序を決定するとすると、図12(a)に示す応答頻度情報が保持されている場合には、「ID:028」で表される被写体Cの方が「ID:003」で表される被写体Bよりも各応答回数の合計回数が多いため、被写体Cの撮像順序を上位にする。この結果、最終的に決定される撮像順序は被写体C,B,Aの順番となる。
さらに、図12(c)に示すように、メモリ領域の顔画像情報と関連付けてメールアドレスや、メールアドレスと共に登録されている名称、電話番号なども保持している場合には、図11(d)に示すように、顔画像情報と被写体顔画像情報が一致した被写体には、顔画像情報と関連付けられている登録名やメールアドレスを被写体の近傍に表示するようにしても良い。
以上が撮像順序の決定方法の具体例である。
「表示制御部」(0204)は、前記決定された撮像順序を示す撮像順序情報を前記領域表示部に表示されている被写体の近傍に表示するように各構成部を制御する。「被写体の近傍に表示する」とは、被写体に重ね合わせて表示すること又は被写体に重ならずに被写体の近くに表示することをいう。撮像順序情報とは、少なくとも撮像順序を含む情報であるが、撮像順序以外の情報を含めても良い。図1では、○数字が撮像順序情報(0102)として被写体(0103)に重ねあわされて表示されている。表示制御部により、少なくとも撮像順序決定部にて決定された撮像順序が撮像前に領域表示部の被写体に重ねて表示されることで、ピントを合わせて撮像を行う被写体の順番を容易に確認することができる。撮像順序の表示位置は、合焦点情報として記憶されている各被写体の表示位置に基づいて、各被写体の近傍に表示される。なお、撮像順序情報の表示中に被写体が移動した場合には、被写体の移動に追随して撮像順序情報が表示されるようにしても良い。
また、図4〜図8、図10、図11においても同様である。そして、例えば、図5(c)に表示された撮像順序で撮像が行われると、被写体C,B,Aの順番で撮像が行われ、撮像された画像は撮像順に図13(a)〜(c)のようになる。なお、ピントが合っている被写体を実線で表し、ピントが合っていない被写体を点線で表している。図13(a)は被写体Cにピントが合わされて撮影されており、図13(b)は被写体Bにピントが合わされて撮影されており、図13(c)は被写体Aにピントが合わされて撮影されている。図13(a)〜(c)の画像は、実際には小型のディスプレイ等で画像のみからどの被写体にピントが合っているのかを確認することは困難であるが、撮影者は撮像前に撮像順序を確認しているため、撮像後の複数の画像を見比べて検討しなくても、どの画像がどの被写体にピントが合っているのかが分かる。また、表示制御部は、被写体位置情報表示手段を備えている場合には、どの位置においてピントを合わせたのかを確認することも可能である。
「被写体位置情報表示手段」(0205)とは、表示制御部が有しており、前記領域表示部に表示されている各被写体に適したAE(Automatic Exposure)及びAF(AutoFocus)を行う位置を示す被写体位置情報を前記領域表示部に表示されている被写体の近傍に表示する手段である。オートフォーカス機能等を搭載したデジタルカメラやカメラ付き携帯電話などでは、絞り値やフォーカス位置を自動で調整し、ピントの調整を自動で設定することができる。被写体位置情報とは、各被写体に適したAE(Automatic Exposure)及びAF(AutoFocus)を行う位置を示す情報であり、フレームなどにより表される。
被写体位置情報表示手段では、まず、オートフォーカス機能により撮像デバイス上のコントラストの状態などから撮像領域の画像上の被写体の顔を認識し、各被写体に適したAE及びAFを行う位置を特定する。AE及びAFを行う位置は、フレームとして撮像順序決定部にて決定された撮像順序と共に表示される。図4(d)、図5(a)〜(c)、図6(d)、図7(c)、図8(b)〜(d)、図10(a)(b)、図11(a)〜(d)においても同様である。
(実施形態1のハードウェア構成)図14に本実施形態の撮像装置のハードウェア構成を示す。本撮像装置の構成要素である各部は、ハードウェアとハードウェア上で実行可能なソフトウェアからなる。ハードウェアとしては、演算処理を行うCPU(1401)、ソフトウェアや各データを一時的に記録するための揮発性メモリ(1402)、ソフトウェアなどの各データを記録するための不揮発性メモリ(1403)、撮像を行う撮像素子やレンズ絞りシャッターなどからなる撮像デバイス(1404)、データの入出力を行うためのI/Oデバイス(1405)、これらを繋ぐシステムバス(1406)などからなる。I/Oデバイスには必要に応じて十字キーやタッチパネル、ファインダーとして撮像領域を表示するディスプレイ等が接続される。また、ソフトウェアとしては、撮像順序を決定するための撮像順序決定プログラム、撮像順序情報の表示制御を行う表示制御プログラム等である。これらのプログラムは、不揮発性メモリの所定のアドレスA1、A2に格納されており、必要に応じて揮発性メモリの所定のアドレスa1、a2に展開されて、CPU(1401)による演算処理により動作する。不揮発性メモリや揮発性メモリには、上記プログラムの他にも、合焦点情報や撮像された画像ファイル等が記録される。
本撮像装置を構成する領域表示部はディスプレイなどからなり、撮像部は撮像デバイスなどからなり、撮像順序決定部はCPU及び各メモリと撮像順序決定プログラムなどからなり、表示制御部はCPU及び各メモリと表示制御プログラムなどからなる。以下、本撮像装置の処理を具体的に説明する。
(実施形態1の具体例)図15を用いて本撮像装置の具体的な処理の流れを説明する。本撮像装置では、まず一般的な撮像モードと連続撮像モードの選択を行う(S1501)。一般的な撮像モードを選択した場合(S1502;NO)には、連続撮影を行わない一般的な撮像を行うため連続撮影を行うための処理を終了する。
連続撮像モードを選択した場合には、CPUでは、ディスプレイの撮像領域に撮像対象となる被写体を表示する(S1503)と共に、不揮発性メモリに格納された撮像順序決定プログラムを揮発性メモリのワーク領域に展開して起動する。撮像順序決定プログラムが起動すると、十字キーやタッチパネルなどの入力デバイスを利用してピントを合わせて撮像する対象となる被写体の決定と各被写体の撮像順序を受付可能な状態となる。この状態において、被写体の位置と各被写体の撮像順序を決定する。また自動で撮像順序を決定しても良い。まず、撮像順序=1とし(S1504)、一つ目の撮像対象となる被写体が選択されると(S1505)、撮像順序決定プログラムでは撮像順序と、被写体の表示位置を記憶する(S1506)。そして、2つ目以降の撮像対象となる被写体の入力があると(S1507;YES)、撮像順序を1増加させて(S1508)他の被写体についても同様の処理により撮像順序及び撮像条件が順次記憶される。これらの処理が完了すると、不揮発性メモリには撮像順序が記憶された状態となる。なお、撮像対象となる被写体の選択処理の完了は「決定キー」の2回押しや「終了キー」などを設けてこれを選択することで明示的に処理を終了することができる。
被写体の選択が終了し(S1507;NO)、撮像順序が決定すると、領域表示部であるディスプレイ上に撮像順序情報や被写体位置情報を表示するために表示制御プログラムをワーク領域に展開して起動する。表示制御プログラムでは、前記決定された各被写体の表示位置と撮像順序情報、被写体位置情報等を不揮発性メモリの合焦点情報から読み出し(S1508)、これをディスプレイ上に表示されている被写体の近傍に表示するように制御する(S1509)。なお、撮像順序情報等の表示制御は、撮像順序の選択処理と同時並行的に処理しても良い。
そして、撮像順序が確認されると、撮像処理に移行する。以上の処理が終了した状態において、シャッタースイッチがONになると(S1510)、不揮発性メモリに格納されている合焦点情報を参照して撮像順序が1番である被写体の表示位置を読み出し(S1511)、一番目の被写体の位置でAF,AEを行い撮像条件を設定する(S1512、S1513)。撮像デバイスの設定が完了すると、シャッターが駆動し(S1514)、露光して(S1515)撮像が行われる。撮像が行われると、撮像素子から画像ファイルを読み出して(S1516)不揮発性メモリに記憶される(S1517)。不揮発性メモリに画像ファイルが記憶されると、次の被写体の撮像動作に移行し、表示制御プログラムは2番目の被写体について同様の処理を行う(S1518;YES)。そして、全ての選択した被写体について撮影を行い画像ファイルが記憶されると(S1518;NO)、連続撮影が終了する。この際、連続撮影した画像ファイルとは別に、撮像順序を明確に示すために、1枚目に撮影した画像に被写体のフォーカス位置、撮像順序等の情報を重畳して表示した画像ファイルをインデックスとして記憶することとしても良い。なお、撮像した複数の画像ファイルは、ファイル名を通常撮影した場合の画像ファイルと異なり、連続撮影された画像ファイルであることを直感的に認識しうるファイル名で保存することが望ましい。例えば、「AAA_01.jpg」、「AAA_02.jpg」というように、同一の識別子と連番であることを示す識別子とを組み合わせてファイル名とする。また、画像ファイルを不揮発性メモリに格納する前に、揮発性メモリに一時的に格納した段階でユーザが必要な画像ファイルを選択し、不必要な画像ファイルは不揮発性メモリに保存せずに揮発メモリから削除するようにしても良い。
撮像後の画像は、撮像前に表示制御プログラムによりディスプレイ上の被写体の近傍に表示された撮像順序に応じて記憶されるため、どのような順番でいずれの被写体にピントが合わされたものであるかをユーザは撮像前に知ることができる。このため、撮影後の画像を大型のディスプレイに表示したり、紙媒体にプリントアウトしたりして画像を見比べて、いずれの被写体にピントが合っているかということを詳細に確かめる手間が必要なく、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話などに備えられた小型のディスプレイ上にて、どの画像がいずれの被写体にピントが合わされたものであるのかを容易に認識することができる。
なお、以上のハードウェア構成及び処理の具体例は一例であり、他の同様なハードウェア構成にて本件発明を実現しても良い。
(実施形態1の効果)以上のような構成をとる本実施形態の撮像装置では、領域表示部にて各被写体の撮像順序を容易に確認することができる。このため、撮影後の画像を大型のディスプレイに表示したり、紙媒体にプリントアウトしたりして画像を見比べて、いずれの被写体にピントが合っているかということを詳細に確かめる手間が必要なくなり、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話などに備えられた小型のディスプレイ上にて、どの画像がいずれの被写体にピントが合わされたものであるのかを容易に認識することができる。これにより、撮像後にピントが合った画像を即座に被写体である者に送信して渡すことなどが可能となり、連続撮像機能を備えた撮像装置の利便性が著しく向上する。
≪実施形態2≫(実施形態2の概念)実施形態2について説明する。実施形態2では、撮像部での連続撮像時に撮像順序を表示する点に特徴を有する撮像装置について説明する。
(実施形態2の構成)図16に本実施形態にかかる撮像装置の機能ブロック図を示す。本実施形態にかかる「撮像装置」(1600)は、「領域表示部」(1601)と、「撮像部」(1602)と、「撮像順序決定部」(1603)と、「表示制御部」(1604)とを基本とし、さらに、表示制御部が「撮像時表示制御手段」(1605)を有することを特徴とする。
(実施形態2の構成の説明)「撮像時表示制御手段」(1605)は、表示制御部(1604)が有し、撮像部(1602)での連続撮像時にいずれの被写体が撮像対象であるかを示す情報を前記領域表示部に表示されている被写体の近傍に表示するように構成されている。「連続撮像時」とは、シャッターの押下げなどにより、撮像を開始する指示をしてから撮像が完了するまでの間である。撮像時表示制御手段により、撮像中にいずれの被写体にピントが合わされて撮像されているのかを確認することができる。
図17にて撮像時表示制御手段を例示する。図17(a)に示すように撮像前に撮像順序が表示されている場合に、シャッターボタンの押下げにより連続撮影を行う指示を受け付けると、撮像部にて各被写体にピントを合わせて連続的に撮像する処理が開始される。撮像順序は、各被写体の近傍に表示されているように、B,A,Cの順番で撮像される。撮像部では、まず、被写体Bにピントが合わされて撮像が行われるが、このとき、撮像時表示制御手段では、図17(b)に示すように被写体Bが撮像対象であることを示す情報を表示する。撮像対象であることを示す情報とは、撮像順序を示す情報であっても良いし、撮像中の被写体のAE及びAFを行った位置を示す情報であっても良い。図17(b)では、撮像順序とAE及びAFを行った位置の両方を表示している。そして、被写体Bが撮像されると、次に被写体Aにピントを合わせて撮像処理が行われる。このとき、撮像時表示制御手段では、図17(c)に示すように被写体Aに撮像順序及びAE及びAFを行った位置を示す情報を被写体Aの近傍に表示する。被写体Aにピントが合わせて撮像処理が行われると、引き続き被写体Cにピントを合わせて撮像が行われるが、この際には撮像順序及びAE及びAFを行った位置を示す情報が被写体Cの近傍に表示される。
(実施形態2のハードウェア構成)図18に本実施形態の撮像装置のハードウェア構成を示す。本撮像装置の構成要素である各部は、ハードウェアとハードウェア上で実行可能なソフトウェアからなる。ハードウェアとしては、演算処理を行うCPU(1801)、ソフトウェアや各データを一時的に記録するための揮発性メモリ(1802)、ソフトウェアなどの各データを記録するための不揮発性メモリ(1803)、撮像を行う撮像素子やレンズ絞りシャッターなどからなる撮像デバイス(1804)、データの入出力を行うためのI/Oデバイス(1805)、これらを繋ぐシステムバス(1806)などからなる。I/Oデバイスには必要に応じて十字キーやタッチパネル、ファインダーとして撮像領域を表示するディスプレイ等が接続される。また、ソフトウェアとしては、撮像順序を決定するための撮像順序決定プログラム、撮像順序情報の表示制御を行う表示制御プログラム等である。ただし、本実施形態の表示制御プログラムでは、連続撮像時にいずれの被写体が撮像対象であるかを示す情報をディスプレイに表示する撮像時表示制御機能を有する点で実施形態1の表示制御プログラムと相違する。これらのプログラムは、不揮発性メモリの所定のアドレスA1、A2に格納されており、必要に応じて揮発性メモリの所定のアドレスa1、a2に展開されて、CPU(1801)による演算処理により動作する。不揮発性メモリや揮発性メモリには、上記プログラムの他にも、合焦点情報や撮像された画像ファイル等が記録される。
本撮像装置を構成する領域表示部はディスプレイなどからなり、撮像部は撮像デバイスなどからなり、撮像順序決定部はCPU及び各メモリと撮像順序決定プログラムなどからなり、表示制御部はCPU及び各メモリと表示制御プログラムなどからなる。以下、本撮像装置の処理を具体的に説明する。
(実施形態2の具体例)図19を用いて本撮像装置の具体的な処理の流れを説明する。本撮像装置では、連続撮像モードを選択してシャッターをONにするまでの処理(S1901〜S1910)は実施形態1の撮像装置と同様である。本撮像装置では、各被写体の近傍に撮像順序等を表示し(S1909)、その後シャッターがONになると(S1910)、表示制御プログラムは、不揮発性メモリに格納されている合焦点情報を参照して撮像順序と被写体の表示位置を読み出し(S1911)、その表示位置の近傍に撮像順序を示す情報やAE及びAFを行う位置を示す情報など、いずれの被写体が撮像対象であるかを示す情報をファインダーであるディスプレイに表示する(S1912)。これにより、いずれの被写体が撮像対象であるかを示すことができる。
そして、一番目の被写体の位置でAF,AEを行い撮像条件を設定する(S1913、S1914)。撮像デバイスの設定が完了すると、シャッターが駆動し(S1915)、露光して(S1916)撮像が行われる。撮像が行われると、撮像素子から画像ファイルを読み出して(S1917)不揮発性メモリに記憶される(S1918)。不揮発性メモリに画像ファイルが記憶されると、次の被写体の撮像動作に移行し、表示制御プログラムは2番目の被写体について同様の処理を行う(S1919;YES)。そして、全ての選択した被写体について撮影を行い画像ファイルが記憶されると(S1919;NO)、連続撮影が終了する。この際、連続撮影した画像ファイルとは別に、撮像順序を明確に示すために、1枚目に撮影した画像に被写体のフォーカス位置、撮像順序等の情報を重畳して表示した画像ファイルを記憶することとしても良い。なお、撮像した画像ファイルは、通常撮影した場合の画像ファイルと異なり、連続撮影された画像ファイルであることを直感的に認識しうるファイル名で保存することが望ましい。例えば、「AAA_01.jpg」、「AAA_02.jpg」というように、同一の識別子と連番であることを示す識別子とを組み合わせてファイル名とする。また、画像ファイルを不揮発性メモリに格納する前に、揮発性メモリに一時的に格納した段階でユーザが必要な画像ファイルを選択し、不必要な画像ファイルは不揮発性メモリに保存せずに揮発メモリから削除するようにしても良い。
撮像後の画像は、撮像前に表示制御プログラムによりディスプレイ上の被写体の近傍に表示された撮像順序に応じて記憶されるため、どのような順番でいずれの被写体にピントが合わされたものであるかをユーザは撮像前に知ることができる。さらに、撮像時近傍表示機能により、連続撮像時においてもいずれの被写体が撮像対象であるかを示す情報が表示されるため、ユーザは撮像中においても撮像順序を知ることができる。このため、撮像順序をより確実に確認することができ、撮影後の画像を大型のディスプレイに表示したり、紙媒体にプリントアウトしたりして画像を見比べて、いずれの被写体にピントが合っているかということを詳細に確かめる手間が必要なく、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話などに備えられた小型のディスプレイ上にて、どの画像がいずれの被写体にピントが合わされたものであるのかを容易に認識することができる。
なお、以上のハードウェア構成及び処理の具体例は一例であり、他の同様なハードウェア構成にて本件発明を実現しても良い。
(実施形態2の効果)以上のような構成をとる本実施形態の撮像装置では、撮像前及び撮像時に領域表示部にて各被写体の撮像順序を容易に確認することができる。このため、撮影後の画像を大型のディスプレイに表示したり、紙媒体にプリントアウトしたりして画像を見比べて、いずれの被写体にピントが合っているかということを詳細に確かめる手間が必要なくなり、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話などに備えられた小型のディスプレイ上にて、どの画像がいずれの被写体にピントが合わされたものであるのかを撮像処理前及び撮像処理実行中に容易に認識することができる。これにより、撮像後にピントが合った画像を即座に被写体である者に送信して渡すことなどが可能となり、連続撮像機能を備えた撮像装置の利便性が著しく向上する。
≪実施形態3≫(実施形態3の概念)実施形態3について説明する。実施形態3では、撮像部での連続撮像後に撮像順序を表示する点に特徴を有する撮像装置について説明する。
(実施形態3の構成)図20に本実施形態にかかる撮像装置の機能ブロック図を示す。本実施形態にかかる「撮像装置」(2000)は、「領域表示部」(2001)と、「撮像部」(2002)と、「撮像順序決定部」(2003)と、「表示制御部」(2004)とを基本とし、さらに、「画像表示部」(2005)と、表示制御部が「撮像後表示制御部」(2006)を有することを特徴とする。
(実施形態3の構成の説明)「画像表示部」(2005)は、撮像部で撮像した画像を表示するように構成されている。画像表示部は、撮像後の画像を表示するが、一般的なデジタルカメラやカメラ付き携帯電話の液晶ディスプレイなどでは、画像表示部と領域表示部とは兼用される。すなわち、液晶ディスプレイなどは、撮像時にはファインダーとして撮像領域を表示する領域表示部として機能し、撮像後にはディスプレイとして撮像した画像ファイルを表示する画像表示部として機能する。
「撮像後表示制御部」(2006)は、撮像部での連続撮像された画像の前記画像表示部への表示時に撮像順序情報を撮像画像の被写体の近傍に表示するように構成されている。撮像部での連続撮像された画像は、撮像装置を画像の閲覧モード等にすることで画像表示部にて表示することができる。撮像後表示制御部では、撮像後の画像に撮像順序情報を撮像画像の被写体の近傍に表示する。これにより、被写体の撮像順序などを連続撮像後に確認することができる。
図21に撮像後表示制御部による表示例を示す。図21(a)は、連続撮像後に被写体Bにピントが合っている画像を画像表示部に表示した場合である。ピントが合っている被写体を実線で表し、ピントが合っていない被写体を点線で表している。撮像後表示制御部では、被写体Bの撮像順序を示す撮像順序情報(2101)を被写体の近傍に表示している。これにより、当該画像が被写体Bにピントが合わされて撮像されたものであることが一目瞭然である。また、他の撮像条件を示す情報などを同時に表示しても良い。図21(b)は、被写体Bにピントが合っている画像を画像表示部に表示した場合であるが、他の被写体の撮像順序情報も同時に表示した場合を例示している。図21(b)では、他の被写体の撮像順序を示しつつも、当該画像が被写体Bにピントが合っているものであることが分かるように、被写体B以外の被写体の撮像順序やフレームを薄色で表示している。図21(c)は、連続撮像した画像のいずれか一枚に全ての撮像順序を表示し、インデックスとした場合を例示する。図21(c)に示すように、一枚の撮像後の画像に撮像順序を全て表示することで、他の全ての連続撮像した画像に全て撮像順序を表示しなくても、画像ファイルが格納された順番などからいずれの画像がどの被写体にピントが合わされたものであるかを確認することができる。また、図21(c)に示すように、各被写体にピントが合っている画像ファイルのファイル名を被写体の近傍に表示することとしても良い。これにより、各被写体にピントが合っている画像ファイルの検索を容易に行うことができる。
図22は、合焦点情報と画像ファイルのファイル名が関連付けられてテーブル状に保持されている場合を例示している。図22に示すように、画像ファイルのファイル名を合焦点情報に含めることで、撮像後表示制御部では連続撮像後の画像に撮像順序情報や画像ファイル名等を各被写体の近傍に表示することができる。
(実施形態3のハードウェア構成)図23に本実施形態の撮像装置のハードウェア構成を示す。本撮像装置の構成要素である各部は、ハードウェアとハードウェア上で実行可能なソフトウェアからなる。ハードウェアとしては、演算処理を行うCPU(2301)、ソフトウェアや各データを一時的に記録するための揮発性メモリ(2302)、ソフトウェアなどの各データを記録するための不揮発性メモリ(2303)、撮像を行う撮像素子やレンズ絞りシャッターなどからなる撮像デバイス(2304)、データの入出力を行うためのI/Oデバイス(2305)、これらを繋ぐシステムバス(2306)などからなる。I/Oデバイスには必要に応じて十字キーやタッチパネル、ファインダーとして撮像領域を表示するディスプレイ等が接続される。また、ソフトウェアとしては、撮像順序を決定するための撮像順序決定プログラム、撮像順序情報の表示制御を行う表示制御プログラム、撮像後表示制御プログラム等である。これらのプログラムは、不揮発性メモリの所定のアドレスA1、A2、A3に格納されており、必要に応じて揮発性メモリの所定のアドレスa1、a2、a3に展開されて、CPU(2301)による演算処理により動作する。不揮発性メモリや揮発性メモリには、上記プログラムの他にも、合焦点情報や撮像された画像ファイル等が記録される。
本撮像装置を構成する領域表示部及び画像表示部はディスプレイなどからなり、撮像部は撮像デバイスなどからなり、撮像順序決定部はCPU及び各メモリと撮像順序決定プログラムなどからなり、表示制御部はCPU及び各メモリと表示制御プログラムなどからなり、撮像後表示制御部はCPU及び各メモリと撮像後表示制御プログラムなどからなる。以下、本撮像装置の処理を具体的に説明する。
(実施形態3の具体例)図24を用いて本撮像装置の具体的な処理の流れを説明する。本撮像装置では、連続撮像モードを選択して連続撮像を終了するまでの処理(S2401〜S2418)は実施形態1の撮像装置と同様である。本撮像装置では、連続撮像後の処理に特徴を有する。連続撮像が終了すると、撮像装置では、まず、閲覧モードの選択を行う(S2419)。閲覧モードが選択されると(S2420;YES)、撮像後表示プログラムでは、不揮発性メモリに格納されている画像ファイルを読み出し、画像ファイルの撮像日時の新しい順、又は古い順、又はファイル名の順番などに応じて画像ファイルをディスプレイ上に表示する(S2421)。表示されている画像ファイルの切り替えは十字キー等を利用して行うことができる。撮像後画像表示プログラムでは、表示された画像ファイルが連続撮像されたものであるか否かを判別し(S2422)、連続撮像されたものである場合には、その画像ファイルのファイル名を読み出す(S2423)。そして、不揮発性メモリに格納された合焦点情報からファイル名に関連した各被写体の表示位置や撮像順序情報等を読み出し、これを当該画像ファイルのピントが合わされた被写体の近傍に表示する(S2424)。これにより、ユーザはいずれの被写体にピントが合わされた画像であるかを確認することができる。そして、十字キーなどにより閲覧画像が切り替えられると(S2426;YES)、切り替えられた画像について同様の処理が行われる。
撮像後表示プログラムにより、連続撮像後の画像の各被写体の近傍に撮像順序情報等が表示されるため、ユーザは連続撮像後に各画像がいずれの被写体にピントが合わされて撮像されたものであるかを知ることができる。このため、撮像順序をより確実に確認することができ、撮影後の画像を大型のディスプレイに表示したり、紙媒体にプリントアウトしたりして画像を見比べて、いずれの被写体にピントが合っているかということを詳細に確かめる手間が必要なく、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話などに備えられた小型のディスプレイ上にて、どの画像がいずれの被写体にピントが合わされたものであるのかを容易に認識することができる。
なお、以上のハードウェア構成及び処理の具体例は一例であり、他の同様なハードウェア構成にて本件発明を実現しても良い。
(実施形態3の効果)以上のような構成をとる本実施形態の撮像装置では、撮像前に領域表示部にて各被写体の撮像順序を容易に確認することができる。このため、撮影後の画像を大型のディスプレイに表示したり、紙媒体にプリントアウトしたりして画像を見比べて、いずれの被写体にピントが合っているかということを詳細に確かめる手間が必要なくなり、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話などに備えられた小型のディスプレイ上にて、どの画像がいずれの被写体にピントが合わされたものであるのかを容易に認識することができる。さらに、本撮像装置では、撮像後にも撮像順序を確認することができるため、撮像後時間が経過した後に撮像順序を忘れてしまった場合であっても、撮像順序を確認することができるため、連続撮像機能を備えた撮像装置の利便性が著しく向上する。
≪実施形態4≫(実施形態4の概念)実施形態4について説明する。実施形態4では、各被写体に適した撮像条件を被写体の選択時に予め取得する点に特徴を有する撮像装置について説明する。
(実施形態4の構成)図25に本実施形態にかかる撮像装置の機能ブロック図を示す。本実施形態にかかる「撮像装置」(2500)は、「領域表示部」(2501)と、「撮像部」(2502)と、「撮像順序決定部」(2503)と、「表示制御部」(2504)とを基本とし、さらに、「撮像条件取得部」(2505)と、撮像部が「撮像条件依存撮像手段」(2506)を有することを特徴とする。
(実施形態4の構成の説明)「撮像条件取得部」(2505)は、前記領域表示部に表示された複数の被写体に対して各被写体に適した撮像条件を予め取得するように構成されている。「撮像条件」とは、フォーカス位置、絞り、シャッタースピード、フラッシュの有無などである。「被写体に適した撮像条件」とは、各被写体の撮影に適したフォーカス位置、絞り、シャッタースピードである。これらは、マニュアルで設定することとしても良いし、AF(AutoFocus)、AE(Automatic Exposure)などの機能を利用して、自動で設定することとしても良い。
撮像条件取得部では、実施形態1にて説明したとおり、手動又は自動にて撮像領域に複数の被写体(必ずしも人である必要は無い)が存在することを認識すると、AF、AEなどを利用してこれら複数の被写体の最適条件を取得する。このようにして設定された撮像条件は、記憶領域等に記憶される。
「撮像条件依存撮像手段」(2506)は、前記撮像部が有し、前記撮像条件に基づいて各被写体を連続的に撮像する手段である。撮像条件依存撮像手段を有する場合には、撮像部では、シャッター等の押し下げを検知すると、連続撮像を開始するが、その際に前記取得した撮像条件に基づいてフォーカス位置、絞り、シャッタースピード、フラッシュの有無などの設定を行う。連続撮像時に撮像対象の被写体が移動してしまうある場合などでは、撮像前に被写体の近傍に表示したはずの撮像順序が撮像後には被写体から大きく外れてしまう可能性がある。このため、撮像前に撮像順序を表示した後には、迅速に連続撮像処理が行われることが望ましい。撮像部が撮像条件依存撮像手段を備える場合には、連続撮像時に各被写体の撮像条件をいちいち取得する処理を省略することができるため、シャッターの押下げ後速やかに連続撮像を行うことが可能である。
(実施形態4のハードウェア構成)図26に本実施形態の撮像装置のハードウェア構成を示す。本撮像装置の構成要素である各部は、ハードウェアとハードウェア上で実行可能なソフトウェアからなる。ハードウェアとしては、演算処理を行うCPU(2601)、ソフトウェアや各データを一時的に記録するための揮発性メモリ(2602)、ソフトウェアなどの各データを記録するための不揮発性メモリ(2603)、撮像を行う撮像素子やレンズ絞りシャッターなどからなる撮像デバイス(2604)、データの入出力を行うためのI/Oデバイス(2605)、これらを繋ぐシステムバス(2606)などからなる。I/Oデバイスには必要に応じて十字キーやタッチパネル、ファインダーとして撮像領域を表示するディスプレイ等が接続される。また、ソフトウェアとしては、撮像順序を決定するための撮像順序決定プログラム、撮像順序情報の表示制御を行う表示制御プログラム等である。これらのプログラムは、不揮発性メモリの所定のアドレスA1、A2に格納されており、必要に応じて揮発性メモリの所定のアドレスa1、a2に展開されて、CPU(2601)による演算処理により動作する。不揮発性メモリや揮発性メモリには、上記プログラムの他にも、合焦点情報や撮像された画像ファイル等が記録される。
本撮像装置を構成する領域表示部及び画像表示部はディスプレイなどからなり、撮像部は撮像デバイスなどからなり、撮像順序決定部はCPU及び各メモリと撮像順序決定プログラムなどからなり、表示制御部はCPU及び各メモリと表示制御プログラムなどからなる。以下、本撮像装置の処理を具体的に説明する。
(実施形態4の具体例)図27を用いて本撮像装置の具体的な処理の流れを説明する。本撮像装置では、まず一般的な撮像モードと連続撮像モードの選択を行う(S2701)。一般的な撮像モードを選択した場合(S2702;NO)には、連続撮影を行わない一般的な撮像を行うため連続撮影を行うための処理を終了する。
連続撮像モードを選択した場合には、CPUでは、ディスプレイの撮像領域に撮像対象となる被写体を表示する(S2703)と共に、不揮発性メモリに格納された撮像順序決定プログラムを揮発性メモリのワーク領域に展開して起動する。撮像順序決定プログラムが起動すると、十字キーやタッチパネルなどの入力デバイスを利用してピントを合わせて撮像する対象となる被写体の決定と各被写体の撮像順序を受付可能な状態となる。この状態において、被写体の位置と各被写体の撮像順序を決定する。また、撮像順序と共に各被写体のフォーカス位置を定めても良い。まず、撮像順序=1とし(S2704)、ユーザにより一つ目の撮像対象となる被写体が選択されると(S2705)、撮像順序決定プログラムでは撮像順序と、被写体の表示位置を記憶する(S2706)。そして、撮像デバイスでは該被写体についてその被写体位置でのAF,AEを行い(S2707、S2708)、AF,AE情報などの撮像条件を撮像順序と共に合焦点情報として不揮発性メモリに記憶する(S2709)。このとき、AF,AE情報以外の情報、例えば、シャッタースピード、フラッシュの有無などの情報についても記憶しても良い。そして、2つ目以降の撮像対象となる被写体の入力があると(S2710;YES)、撮像順序を1増加させて(S2711)他の被写体についても同様の処理により撮像順序及び撮像条件が順次記憶される。これらの処理が完了すると、不揮発性メモリには撮像順序及び撮像条件合を含む合焦点情報が記憶された状態となる。なお、撮像対象となる被写体の選択処理の完了は「決定キー」の2回押しや「終了キー」などを設けてこれを選択することで明示的に処理を終了することができる。
被写体の選択が終了し(S2710;NO)、撮像順序が決定すると、領域表示部であるディスプレイ上に撮像順序情報や被写体位置情報を表示するために表示制御プログラムをワーク領域に展開して起動する。表示制御プログラムでは、前記決定された各被写体の表示位置と撮像順序情報、被写体位置情報等を不揮発性メモリの合焦点情報から読み出し(S2712)、これをディスプレイ上に表示されている被写体の近傍に表示するように制御する(S2713)。なお、撮像順序情報等の表示制御は、撮像順序の選択処理と同時並行的に処理しても良い。
そして、撮像順序が確認されると、撮像処理に移行する。以上の処理が終了した状態において、シャッタースイッチがONになると(S2714)、不揮発性メモリに格納されている合焦点情報を参照して撮像順序が1番である被写体の表示位置を読み出し(S2715)、予め設定された撮像条件に基づいて該被写体にピントが合うように撮像デバイスのフォーカスを設定し、同時に絞り等の設定も行う(S2716)。そして、撮像デバイスの設定が完了すると、シャッターが駆動し(S2717)、露光して(S2718)撮像が行われる。撮像が行われると、撮像素子から画像ファイルを読み出して(S2719)不揮発性メモリに記憶される(S2720)。不揮発性メモリに画像ファイルが記憶されると、次の被写体の撮像動作に移行し、制御プログラムは2番目の被写体について同様の処理を行う(S2721;YES)。そして、全ての選択した被写体について撮影を行い画像ファイルが記憶されると(S2721;NO)、連続撮影が終了する。
撮像後の画像は、設定した撮像順序に応じて記憶されるため、どのような順番でいずれの被写体にピントが合わされたものであるかをユーザは撮像前に知ることができる。また、予め設定した撮像条件にて撮影を行われるため、連続撮影時の処理を迅速に行うことができ、連続撮像前に被写体の近傍に表示された撮像順序等が連続撮像後に被写体からずれてしまうことを防止することができる。
なお、以上のハードウェア構成及び処理の具体例は一例であり、他の同様なハードウェア構成にて本件発明を実現しても良い。
(実施形態4の効果)以上のような構成をとる本実施形態の撮像装置では、撮像前に領域表示部にて各被写体の撮像順序を容易に確認することができる。このため、撮影後の画像を大型のディスプレイに表示したり、紙媒体にプリントアウトしたりして画像を見比べて、いずれの被写体にピントが合っているかということを詳細に確かめる手間が必要なくなり、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話などに備えられた小型のディスプレイ上にて、どの画像がいずれの被写体にピントが合わされたものであるのかを容易に認識することができる。また、撮像条件を予め取得していることから、撮像指示をしてから連続撮影が終了するまでの時間を短縮することができ、撮像前に表示した撮像順序から被写体が離れてしまうということを防止することができる。
<実施例>以下に、図28、図29を用いて撮像装置としてカメラ付き携帯電話を利用した場合の実施例を例示する。
図28(a)は折り畳み型携帯電話を開いた状態におけるメインパネル側を示しており、図28(b)はサブパネル側を示している。携帯電話は、カーソルキー(2801)、決定キー(2802)、テンキー及び*、#キー(2803)、メインパネル(2804)、スピーカー(2805)、サブカメラ(2806)、メインカメラ(2807)、フラッシュ(2808)、サブパネル(2809)などから構成されている。カメラ付き携帯電話では、メインカメラにCCD素子が利用され、メインカメラを介して撮像条件を取得したり、撮像を実行したりすることができる。メインカメラを介して取得された画像は、メインパネルに表示される。メインパネルでは、撮像領域を表示すると共に、各種操作を行うためのカーソル表示やメニュー表示を行う。そして、カーソルキー及び決定キー、テンキー等で、撮像する被写体の選択、撮像順序の決定、撮像実行指示等の操作を行うことができる。
図29はカメラ付き携帯電話の機能ブロック図である。カメラ付き携帯電話は、大きく撮像部(2901)、制御部(2902)、入出力部(2903)、メモリ部(2904)に分けられる。本発明の領域表示部及び画像表示部は入出力部(2903)にて実現され、撮像部及び撮像順序決定部、撮像条件取得部は撮像部(2901)にて実現され、表示制御部及び撮像後表示制御部(2902)にて実現される。
撮像部は、撮像条件に関わる撮影レンズ(2905)、絞り(2906)、シャッター(2907)と、これらの設定を行うAF駆動回路(2908)、絞り駆動回路(2909)、シャッター駆動回路(2910)と、設定された撮像条件で撮像を行う撮像素子(2911)と、撮像素子からの電気的な信号を映像信号として処理をする映像信号処理部(2912)と、フォーカス位置、絞りの量などの撮像条件を取得するAFセンサ(2913)、AEセンサ(2914)と、フラッシュ(2915)と、フラッシュの有無及びタイミング等を制御するフラッシュ制御回路(2916)などからなる。制御部は、撮像部にて取得された撮像画像から人物の特徴点を抽出する特徴点抽出部(2917)と、被写体に重ねて表示するフレームや数字などのキャラクタを生成するキャラクタ生成部(2919)と、生成したキャラクタを重ねて表示する対象となる被写体を指定する被写体指定部(2920)と、撮像部にて取得された画像とキャラクタ画像とを合成する画像合成部(2918)からなる。入出力部は、無線通信を行う無線部(2921)と、通信を制御する通信制御部(2922)と、制御部にて制御された画像をディスプレイ表示用に処理する表示処理部(2923)と、表示処理部にて処理された画像を表示する表示部(2924)と、スピーカーから出力する音声の処理及びマイクから入力された音声の処理を行う音声処理部(2925)と、処理された音声をスピーカーから出力する音声出力部(2926)と、音声を音声処理部にマイクなどにて音声を入力する音声入力部(2927)と、制御部に入力するための各種操作を行う操作部(2928)とからなる。メモリ部は、各種アプリケーションプログラムを記憶するプログラムメモリ(2929)と、撮影画像、合焦点情報、アドレス帳、履歴情報、特徴点情報を記憶する汎用メモリ(2930)とからなる。撮像部では、撮像条件を取得したり、撮像を実行したりすることができる。制御部では、撮像順序を定めるための各種操作を行うために表示する画像の生成、各種操作による指示を受け付け、プログラムメモリに記憶されたプログラムや汎用メモリに記憶された合焦点情報/アドレス帳/履歴情報を利用して撮像する被写体の選択及び撮像順序の決定、プログラムメモリに記憶された顔認証プログラムを利用して抽出した被写体の顔の特徴点の比較や認証、合焦点情報を読み出して撮像部における各種撮像条件の制御等を行うことができる。入出力部では、撮像領域の表示や、表示された撮像領域に対応する指示の入力、シャッターの押下げによる撮像指示などを入力することができる。
実施形態1の概念図 実施形態1の機能ブロック図 合焦点情報を例示する図(1) カーソルにより撮像順序を決定する方法を説明する図 顔認証により撮像順序を決定する方法を説明する図 分割領域により撮像順序を決定する方法を説明する図 多点測距により撮像順序を決定する方法を説明する図 フォーカス距離に応じて被写体の撮像順序を決定する方法を説明する 合焦点情報を例示する図(2) 顔領域に応じて被写体の撮像順序を決定する方法を説明する図 顔認証に応じて撮像順序を決定する方法を説明する図 合焦点情報を例示する図(3) 連続撮像された画像を例示する図 実施形態1のハードウェア構成を例示する図 実施形態1の処理の流れを例示する図 実施形態2の機能ブロック図 撮像時に撮像対象を表示する場合を例示する図 実施形態2のハードウェア構成を例示する図 実施形態2の処理の流れを例示する図 実施形態3の機能ブロック図 撮像後に撮像順序情報等を表示する場合を例示する図 合焦点情報を例示する図(4) 実施形態3のハードウェア構成を例示する図 実施形態3の処理の流れを例示する図 実施形態4の機能ブロック図 実施形態4のハードウェア構成を例示する図 実施形態4の処理の流れを例示する図 カメラ付き携帯電話の構造を例示する図 カメラ付き携帯電話の機能ブロック図
符号の説明
0200 撮像装置
0201 領域表示部
0202 撮像部
0203 撮像順序決定部
0204 表示制御部
0205 被写体位置情報表示手段
0206 ユーザ入力手段
1605 撮像時表示手段
2005 画像表示部
2006 撮像後表示制御部
2505 撮像条件取得部
2506 撮像条件依存撮像手段

Claims (7)

  1. 撮像領域を表示する領域表示部と、
    各被写体を連続的に撮像する撮像部と、
    前記撮像部にて各被写体を撮像する撮像順序を決定する撮像順序決定部と、
    前記決定された撮像順序を示す撮像順序情報を前記領域表示部に表示されている被写体の近傍に表示するように制御する表示制御部と、
    からなる撮像装置。
  2. 前記表示制御部は、前記領域表示部に表示されている各被写体に適したAE及びAFを行う位置を示す被写体位置情報を前記領域表示部に表示されている被写体の近傍に表示する被写体位置情報表示手段を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記表示制御部は、前記撮像部での連続撮像時にいずれの被写体が撮像対象であるかを示す情報を前記領域表示部に表示されている被写体の近傍に表示する撮像時表示制御手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像部で撮像した画像を表示する画像表示部と、
    前記撮像部で連続撮像された画像の前記画像表示部への表示時に撮像順序情報を撮像画像の被写体の近傍に表示する撮像後表示制御部と、
    からなる請求項1から3のいずれか一に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像順序決定部は、領域表示部に表示された被写体の撮像順序をユーザ入力により決定するためのユーザ入力手段を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一に記載の撮像装置。
  6. 前記領域表示部に表示された複数の被写体に対して各被写体に適した撮像条件を予め取得する撮像条件取得部を有し、
    前記撮像部は、前記撮像条件に基づいて各被写体を連続的に撮像する撮像条件依存撮像手段を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか一に記載の撮像装置。
  7. 撮像領域を表示する領域表示ステップと、
    各被写体を撮像する撮像順序を決定する撮像順序決定ステップと、
    前記決定された撮像順序を示す撮像順序情報を前記撮像領域に表示されている被写体の近傍に表示するように制御する近傍表示制御ステップと、
    各被写体を撮像順序に応じて連続的に撮像する撮像ステップと、
    からなる撮像方法。
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