JP2008311812A - 撮像装置および撮像装置の表示方法 - Google Patents

撮像装置および撮像装置の表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】露出補整やホワイトバランス等の各項目の設定やまた補正値が画像をどのように変化させるかを一目で分かるようにした撮像装置および撮像装置の表示方法を提供する。
【解決手段】補整対象となる露出補整やホワイトバランス等の項目をカーソル71で選択すると、選択された項目について設定された補整量で補整を施した画像を表示すると共に、全ての項目について補整を施した画像68を表示する。また、併せて、補整を施さない画像61も表示する。さらに、選択された項目について、各々異なる補整量で補整を施した画像を整列表示する。
【選択図】 図11

Description

本発明は、撮像装置に関し、詳しくは撮像素子から取得した画像に補整を施す撮像装置および撮像装置の表示方法に関する。
一般に、デジタルカメラ等の撮像装置においては、種々の撮影動作のための設定や補正することが可能となっている。これらの設定や補正は多様であり、これらを適切に設定することにより撮影者の意図に沿った画像を取得することができる。しかし、設定や補正は多種多様であり、これらの情報をユーザーに見やすく提供する工夫がなされている。
例えば、特許文献1には、ライブビュー表示(スルー画表示とも言う)を行なうための表示部に、図17に示すように、撮影モード・設定内容・補正値等の撮影情報を表示するデジタルカメラが開示されている。ライブビュー表示は、撮像素子で取得した画像データに基づき動画像表示するものであり、被写体像観察用に使用されることから、従来のコントロールパネルよりは大型の表示画面の表示装置が用いられている。
特開2004−40254号公報
特許文献1に開示のデジタルカメラにおいては、表示画面が大型であることから、撮影情報が見やすいが、各項目の設定は文字で表示されており、また各項目の補正値は数字で表示されているだけであるので、撮影情報を見るだけでは、どのような撮影画像となるか直感的にわかり難いものである。例えば、露出補正を行う場合に、+0.5、+1、+1.5と補正量を変化させた場合に、画像がどのように補正されるか、また、ホワイトバランスをオートに設定するか、晴天に設定するか、それとも曇天に設定するかで、どのような撮影画面になるかは、実際に撮影してみないと分からないという不具合があった。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、各項目の設定やまた補正値が画像をどのように変化させるかを一目で分かるようにした撮像装置および撮像装置の表示方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため第1の発明に係わる撮像装置は、撮像素子から取得した画像に補整を施す複数の補整手段と、一つ又は複数の画像を表示する表示手段と、を有する撮像装置において、上記表示手段は、何れか一つの上記補整手段によって所定の補整量で補整を施した画像と、全ての補整手段によって各々所定の補整量で補整を施した画像を、同時に表示する。
第2の発明に係わる撮像装置は、上記第1の発明において、上記表示手段に2つの上記画像を同時に表示する際に、上記補整手段による補整を施していない画像を併せて表示する。
上記目的を達成するため第3の発明に係わる撮像装置は、撮像素子から取得した画像に補整を施す補整手段と、この補整手段が画像に補整を施す補整量を設定する設定手段と、一つ又は複数の画像を表示する表示手段と、この表示手段が表示する複数の画像の中から一つの画像を選択する選択手段と、を有する撮像装置において、上記補整手段が複数の補整量で各々補整を施した複数の画像を、上記表示手段に同時に表示させ、この時に上記選択手段によって一つの画像を選択することにより、その画像に応じた補整量を上記設定手段に設定している。
上記目的を達成するため第4の発明に係わる撮像装置は、撮像素子から取得した画像に補整を施す複数の補整手段と、一つ又は複数の画像を表示する表示手段と、この表示手段が表示する複数の画像の中から一つの画像を選ぶ選択手段と、を有する撮像装置において、上記表示手段は、何れか一つの上記補整手段によって所定の補整量で補整を施した画像と、全ての補整手段によって各々所定の補整量で補整を施した画像を、同時に表示し、上記複数の補整手段の何れか一つが複数の補整量で各々補整を施した複数の画像を上記表示手段に同時に表示させ、この時に上記選択手段によって一つの画像を選択することにより、その画像に応じた補整量を上記設定手段に設定する。
第5の発明に係わる撮像装置は、上記第4の発明において、上記表示手段は、いずれか一つの上記補整手段によって所定の補整量で補整を施した画像と、全ての補整手段によって各々所定の補整量で補整を施した画像を、同時に表示する際に、上記補整手段による補整を施していない画像を併せて表示する。
また、第6の発明に係わる撮像装置は、上記第3乃至第5の発明において、上記表示手段が上記一つの補整手段が複数の補整量で各々補整を施した複数の画像を表示する際、上記補整量に応じて整列表示する。
さらに、第7の発明に係わる撮像装置は、上記第1乃至第6の発明において、上記補整手段は、露出補正、ホワイトバランス、ホワイトバランス補正、シャープネス、コントラスト、彩度、諧調、色調、調色、フィルタ効果、ISO感度、測光方式のいずれか又は全部である。
上記目的を達成するため第8の発明に係わる撮像装置の表示方法は、撮像素子によって取得した画像を表示手段にライブビュー表示し、メニューモードが設定された否かを判定し、上記判定の結果、上記メニューモードが設定された場合には、上記メニューモードによって補整可能な項目の全てまたは一部について、各項目ごとの設定に応じた補整画像を生成し、上記生成された補整画像を、上記ライブビュー表示から切り換えて、上記表示手段に表示する。
第9の発明に係わる撮像装置の表示方法は、上記第8の発明において、上記表示手段に上記各項目ごとに上記補整画像を表示すると共に、上記各項目の全ての設定を適用した撮影画像を生成し、上記表示手段に表示する。
また、第10の発明に係わる撮像装置の表示方法は、上記第8または第9の発明において、上記表示手段に上記各項目ごとに上記補整画像を表示すると共に、上記各項目の全ての設定を適用しない補正なし画像を生成し、上記表示手段に表示する。
さらに、第11の発明に係わる撮像装置の表示方法は、上記第8乃至第10の発明において、複数の上記補整画像のうちから一つの補整画像が選択されたか否か判定し、判定の結果、一つの補整画像が選択された場合には、この補整画像に対して補整量を変更した複数の画像を生成し、上記生成された複数の画像を並べて表示する。
さらに、第12の発明に係わる撮像装置の表示方法は、上記第11の発明において、上記生成された複数の画像を並べて表示する際、上記補整量に応じて整列表示する。
上記目的を達成するため第13の発明に係わる撮像装置は、被写体の画像を取得するための撮像素子と、上記被写体の画像に対して、補整内容を指示する入力モードを設定する入力モード設定手段と、上記入力モードが設定された場合に、補整可能な項目の全てまたは一部について、各項目ごとに設定に応じた補整画像を生成する画像処理手段と、この画像処理手段によって生成された補整画像を表示する表示手段を具備する。
第14の発明に係わる撮像装置は、上記第13の発明において、上記各項目ごとの補整画像のいずれかを選択する選択手段を有し、上記表示手段は、上記選択手段によって画像を選択すると、選択された画像に対応した項目の設定画面に切り換わる。
上記目的を達成するため第15の発明に係わる撮像装置は、被写体の画像を取得するための撮像素子と、上記被写体の画像に対して、補整量を変更した複数の補整画像を生成する補整画像生成手段と、この補整画像生成手段によって生成された複数の補整画像を並べて表示する表示手段を具備する。
第16の発明に係わる撮像装置は、上記第15の発明において、上記表示手段が複数の補整画像を並べて表示する際、上記補整量に応じて整列表示する。
また、第17の発明に係わる撮像装置は、上記第15の発明において、上記複数の補整画像のいずれかを選択する選択手段と、この選択手段によっていずれかの補整画像を選択すると、その補整画像に応じた補整量を、補整内容として設定する設定手段を具備する。
本発明によれば、各項目の設定やまた補正値が画像をどのように変化させるかを一目で分かるようにした撮像装置を提供することができる。
以下、図面に従って本発明を適用したデジタルカメラを用いて好ましい実施形態について説明する。このデジタルカメラは、露出補正、ホワイトバランスやコントラスト等を撮影者の意図に応じて変化させることができ、このための設定手段(後述するメニュー釦6等を用いて設定する)を有している。また、このデジタルカメラは、撮像素子の出力から被写体像の画像データ信号を取得し、液晶モニタ等の表示部に被写体像を表示することができる。表示にあたって、設定手段によって設定された設定や補正値に応じて画像に補整を施して表示する。撮影者の意図する画像となった場合に、レリーズ釦を操作すると、画像データを取り込み、設定・補正値に応じた補整を施した上で、記録媒体に記録することができる。なお、本願明細書において、「補整量」は設定手段によって設定される露出補正値のような補正値や、ホワイトバランスのような補整内容(設定内容)を含んでいる。
まず、図1は、本発明の第1実施形態に係わるデジタルカメラの背面図である。カメラ本体1の背面には液晶モニタ(TFT)2が配置されている。このTFT2は、撮像素子によって取得された被写体像や、記録媒体に記録された画像データの再生画像や、撮影モードや各種設定値等の撮影情報を表示することができる。
カメラ本体1の上面には、電源釦3とレリーズ釦4が配置されている。電源釦3はカメラ本体1の電源供給の開始と停止を指示するための操作釦である。レリーズ釦3は、撮影動作の開始を指令する操作釦である。また、カメラ本体1の背面であって、TFT2の脇には、キャンセル釦5およびメニュー釦6が配置されている。メニュー釦6は、メニューモードに設定するための操作釦であり、画像の露出補正、ホワイトバランス、シャープネス、コントラストおよび彩度等について、それぞれ設定・補正値設定等を行なうモードを指令する操作釦である。キャンセル釦5は、設定されたメニューモードの解除を行なう場合に指令するための操作釦である。
カメラ本体1の背面であって、キャンセル釦5およびメニュー釦6の下側には、OK釦7と十字釦8が配置されている。十字釦8は上下左右のそれぞれに、TFT2上に表示されるカーソルの移動を指示する操作部材であり、この十字釦8を操作することにより、TFT2上に表示される画像や各種項目を選択することができる。また、OK釦7は、十字釦8によって選択された画像や各種項目を確定するための操作部材である。
次に、本実施形態におけるデジタルカメラの電気的構成を、図2を用いて説明する。被写体像を結像させるための撮影光学系11がカメラ本体1に取り付けられている。この撮影光学系11は、モータ等を備えるレンズ駆動機構(不図示)によって駆動され、このレンズ駆動機構はレンズ/シャッタ/絞り制御回路17によって焦点位置の調節ための駆動制御がなされる。
撮影光学系11の後ろ側には、シャッタ12と絞り13が配置されている。シャッタ12は露光時間を制御し、絞り13は露光量を制御するための部材である。絞り13の後ろ側かつ撮影光学系11の光軸上であって、被写体像の結像位置付近に、CCD(Charge Coupled Devices)14が配置されている。このCCD14は被写体像を光電変換し、画像信号を出力する。CCD14はCCD制御回路16に接続されており、CCD14は、CCD制御回路16によって読出し制御がなされる。CCD14は、読み出された画像信号のAD変換を行なうアナログデジタル(A/D)変換器15に接続されている。AD変換器15もCCD制御回路16に接続されており、このCCD制御回路16から出力されるタイミングに従ってAD変換を行なう。なお、撮像素子として本実施形態においては、CCDを採用したが、これに限らず、CMOS(Complementary Metal Oxide
Semiconductor)等の二次元撮像素子を用いてもよい。
A/D変換器7は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit:特定用途向け集積回路)30内の前処理回路32に接続されており、この前処理回路32はデータバス31に接続されている。このデータバス31には、AE/AF/AWB回路33、画像処理回路34、SRAM(Static Random Access Memory)35、ビデオコンバータ36、メカコントローラ37、ストロボコントローラ38、CPU(Central Processing Unit)39、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)23、フラッシュメモリ24が接続されている。
前処理回路32は、A/D変換器15によってデジタル化された画像データの前処理を行なう回路である。AE/AF/AWB(Auto Exposure/Auto Focus/Auto White Balance)回路33は、CCD14からの画像データに基づいて被写体輝度を検出し、適正露光となる露出制御値を求め、また画像データの高周波成分に基づいて撮影光学系11の合焦状態を検出し、さらに前処理された画像データに基づいてホワイトバランスを調整するための回路である。
画像処理回路34は、色補正、ガンマ(γ)補正、コントラスト補正、白黒・カラーモード処理、スルー画像処理といった各種の画像処理を行う。SRAM35は、揮発性のメモリであり、一時記憶メモリとして使用される。ビデオコンバータ36はTFT2に接続され、ライブビュー画像、再生画像および撮影情報の表示画像を、TFT2に表示するための変換器である。
メカコントローラ37は、レンズ/シャッタ/絞り制御回路17に接続され、撮影光学系11、シャッタ12および絞り13を制御するレンズ/シャッタ/絞り制御回路17から状態信号を入力すると共に制御信号を出力する。ストロボコントローラ38はストロボ19を制御するストロボ制御回路18に接続されており、ストロボ状態信号を入力すると共に、制御信号を出力する。
SDRAM23は、画像処理回路34によって画像処理された画像情報または圧縮された画像情報を一時的に記憶するためのメモリである。フラッシュメモリ24は、不揮発性の書き換え可能なメモリであり、このデジタルカメラを制御するためのプログラムが記憶されている。CPU39は、フラッシュメモリ24に記憶されているプログラムに従って、このデジタルカメラの全体制御を行う。
CPU39はCISC20に接続しており、このCISC20はスイッチ群21とLED群22に接続している。スイッチ群21は、前述の電源釦3、レリーズ釦4、キャンセル釦5、メニュー釦6、OK釦7、十字釦8等の各種釦に連動するスイッチであり、LED群22は、撮影光学系11の合焦完了表示やストロボ19の充電完了表示等の各種表示用LEDである。CISC20はCPUを内蔵しており、スイッチ群21やLED群22の状態検出や表示制御等のコントローラである。
TFT2は、前述したように、カメラ本体1の背面に配置されたLCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)等によって構成され、ライブビュー画像や再生画像および撮影情報を表示する。ビデオ出力41は、ビデオコンバータ36によって変換されたビデオ信号を外部に出力するための端子である。USB I/F(Universal Serial Bus Interface)42は、バス31を通じてデジタルデータの入出力を行なうためのインターフェースである。
カードI/F43は、メモリカード44にデジタルデータを書き込み又は読出しを行なうためのインターフェースである。メモリカード44としては、xDピクチャーカード(登録商標)、コンパクトフラッシュ(登録商標)、SDメモリカード(登録商標)、メモリスティック(登録商標)またはハードディスクドライブ(HD)等の書換え可能な記録媒体で構成され、カメラ本体1に対して着脱自在となっている。電源回路53は、商用電源のA/C51、または電源電池52から電源が供給され、カメラ本体1内の各種回路に電源を供給する。
次に、本実施形態における動作について、図3乃至図6に示すフローチャートを用いて説明する。このフローは電源回路53から電源が供給されるとスタートし、まず、パワーオフ状態とする(S1)。次に、電源釦3が押し下げ操作されたかを判定し、押し下げ操作されたことを判定すると(S3)、パワーオン処理を行なう(S5)。
続いて、項目の初期設定を行なう(S7)。メニューモード等において、図7の縦軸に示されるような項目、すなわち、露出補正、ホワイトバランス、ホワイトバランス(WB)補正、シャープネス、コントラスト、彩度について設定が可能となっている。各項目の値1から値11は、それぞれ図7に示す補正値・設定値等を意味している。ステップ7においては、これらの各項目において、中立値である“0”(ホワイトバランスに対しては、オートホワイトバランス)を初期として設定する。なお、項目としては、図7に示す6項目以外にも、図8に示すように、諧調、色調、調色、フィルタ効果、ISO感度、測光方式等についても設定可能としてもよい。
次に、CCD14から画像データを取得する(S9)。続いて、全項目を適用した画像を生成する(S11)。すなわち、ステップS9で取り込んだ画像に対して、露出補正、ホワイトバランス等の各項目について設定値を反映した画像(=撮影画像)を生成する。ここで生成された撮影画像を、TFT2にライブビュー表示する(S13)。このライブビュー表示は、フローチャート上明示されていないが、所定のフレームレートで画像が更新される。
次に、撮影待機用OSD(On Screen Display)データの取得を行なう(S15)。撮影待機用OSDは、TFT2上に表示される撮影情報であり、例えば、電源電池の残量、撮影モード、シャッタ速度、絞り値、露出補正値、ホワイトバランス、ホワイトバランス補正値、シャープネス、コントラスト、彩度、記録媒体の種類、記録画素数、撮影駒残数、ストロボモード等である。このステップS15において、これらのOSDデータを取得すると、次に、表示用の待機用OSD画像を生成し(S17)、この待機用OSD画像を、図9に示すように表示する(S19)。図9において、ライブビューで表示する被写体像は省略されているが、実際には、ライブビュー表示にOSD画像が重畳されて、TFT2に表示される。
続いて、撮影待機状態となる(S21)。この状態では、OSD画像を重畳したライブビュー表示がTFT2上に表示されたままで、スイッチ釦等が操作されるまで、待機状態となっている。次に、CISC20を介してスイッチ群21の状態を入力する(S23)。そして、入力したスイッチ群21の状態について判別する(S25)。
ステップS25における判別の結果、レリーズ釦4が押し下げ操作されていたときには、撮影処理を行なう(S27)。撮影処理としては、通常行なわれているように、測光や自動焦点調節を行なった後、更にレリーズ釦4が押し下げられると、適正露光が得られるようにシャッタ12および絞り13を制御し、CCD14から画像データを取得し、画像処理回路34等によって、ホワイトバランス、シャープネス、コントラスト等の各種画像処理を行ない、また画像圧縮処理等を行なった後、メモリカード44に画像の記録を行う。これらの一連の撮影処理が終わると、ステップS9に戻る。また、ステップS25のスイッチ判別の結果、電源釦3が操作された場合には、パワーオフ処理を行なう(S29)。パワーオフ処理後、再び、電源釦3が操作されると、ステップS5から動作が開始される。
ステップS25におけるスイッチ判別の結果、メニュー釦6が操作された場合には、TFT2上の全画像を消去する(S31)。これは、後述するようにメニュー釦6が操作されると、露出補正、ホワイトバランス等について各々その効果が分かるように画像表示すると共に設定画面となることから、ステップS19において表示したライブビュー表示にOSD画像を重畳した画像を、一旦、消去している。
続いて、ステップS9と同様にしてCCD14から画像データの取得を行なう(S33)。次に、この取得した画像データを用い、補整しないままの画像を生成し(S35)、その補正なし画像61(図10)をTFT2に表示する(S37)。この後、露出補正の値の値を取得し(S39)、この露出補正の値を適用した画像を生成し(S41)、この露出補正画像62をTFT2上に表示する(S43)。なお、露出補正の値は、図7に示すように、値1の場合には、−2.0であり、値2の場合には、−1.5であり、以下図7に示したような関係となっている。なお、後述するホワイトバランス等の項目と値との関係は同様である。
この後、ホワイトバランスの値を取得し(S45)、このホワイトバランスを適用した画像63を生成し(S47)、このホワイトバランス画像63をTFT2上に表示する(S49)。続いて、WB補正の値を取得し(S51)、このWB補正の値を適用した画像を生成し(S53)、このWB補正画像64をTFT2上に表示する(S55)。さらに、シャープネスの値を取得し(S57)、このシャープネスを適用した画像を生成し(S59)、このシャープネス画像65をTFT2上に表示する(S61)。次に、コントラストの値を取得し(S63)、このコントラストを適用した画像を生成し(S65)、このコントラスト画像66をTFT2上に表示する(S67)。
この後、彩度の値を取得し(S69)、この彩度を適用した画像を生成し(S71)、この彩度画像67をTFT2上に表示する(S73)。続いて、全項目を適用した画像を生成する(S75)。すなわち、ステップS39において取得した露出補正の値、ステップS45において取得したホワイトバランスの値、ステップS51において取得したWB補正の値、ステップS57において取得したシャープネスの値、ステップS63において取得したコントラストの値、ステップS69において取得した彩度の値の全ての項目の値を適用した画像を生成する(S75)。生成された全項目を適用した撮影画像68をTFT2上に表示する(S77)。
次に、スーパーコントロールパネル(SPC)用のOSDデータを取得する(S81)。OSDデータは前述したように、TFT2上における画像以外の項目を表示するためのデータである。そして、この取得したOSDデータを用いてOSD画像を生成し(S83)、このOSD画像を、ステップS33乃至S77において表示した画像に重畳し、図10に示す如く表示する(S85)。
このように、本実施形態においては、メニューモードを選択すると、補整されていない画像(補正なし画像61)、メニューモードで選択できる各項目ごとにそれぞれ補整を施した画像(露出補正画像62、ホワイトバランス画像63、WB補正画像64、シャープネス画像65、コントラスト66、彩度画像67)、および全項目について補整を施した撮影画像68を、図10に示すように、並べて表示している。このため、それぞれの補正・設定項目ごとに補整効果を確認することができ、さらに全項目で補整した場合の補整効果を確認することができ、撮影意図に沿った画像を得ることが容易となる。
ステップS85においてTFT2にOSD画像を表示すると、続いて、ステップS23と同様にスイッチ入力を行ない(S87)、ステップS25と同様にスイッチ判別を行なう(S89)。判別の結果、キャンセル釦5が操作された場合には、SCPキャンセル処理を行ない(S91)、処理が終わると、ステップS9に戻る。キャンセル処理が行なわれると、メニューモードにおける各種補正値・設定値は記憶されることなく、TFT2に表示していた画像を消去する。
ステップS89における判別の結果、電源釦3が操作された場合には、ステップS29と同様にしてパワーオフ処理がなされ(S93)、電源オフ状態となる。一方、判定の結果、十字釦8が操作された場合には、操作された釦に応じてTFT2上のカーソルの位置を移動させる(S95)。これは、十字釦8の上下左右の4つの釦を操作すると、この操作に応じてカーソル枠71が画面上で移動する。ユーザーは露出補正、ホワイトバランス等の項目の中から変更したい項目を、このカーソル移動によって選択することができる。カーソル移動が終わると、ステップS81に戻る。
次に、スイッチ判別の結果、OK釦7が操作された場合には、カーソル移動によって選択された項目において、設定内容または補正値ごとに画像がどのように変化するかを一目で分かるような一覧表を作成するためのステップに入る。まず、TFT2上の全画像を消去する(S97)。続いて、選択された項目の全値を取得する(S99)。ここで、例えば、図11に示すように、コントラストが選択された状態で、OK釦7が操作されると、図7に示すように、コントラストが−5から+5に対応して、値1から値11を取得する。そして、項目の値nを1に設定する(S101)。
続いて、数値nに適用した画像を生成し(S111)、この生成された画像を表示し(S113)、数値nに1を加算する(S115)。この加算された値がステップS99において取得した数値の全てについて完了したか否かを判定し(S117)、完了していない場合には、ステップS111に戻る。これらのステップS99乃至S117を実行することにより、図12に示すコントラスト設定画面のうち、値11に対応するコントラストが+5の画像72から、値1に対応するコントラストが−5の画像82が、TFT2上に表示される。
次いで、メニュー用OSDデータの取得を行ない(S119)、このデータに基づいてOSD画像を生成し(S121)、OSD画像を表示する(S123)。この一連のステップによって、ステップS113において表示された画像に加えて、画像以外の情報や表示用の記号等の画像を、図12に示すように、TFT2上にする。
このように、本実施形態においては、露出補正、ホワイトバランス、WB補正、シャープネス、コントラスト、彩度等、メニューモード等によって補正・設定できる項目について、補正値や設定内容を変更すると、画像がどのように変化するかを、図12に例示したように、一目で理解でき、撮影者の意図に沿った画像を得ることが容易となる。
次に、ステップS23と同様にスイッチ入力を行い(S125)、続いてステップS25と同様にスイッチ判別を行なう(S127)。判別の結果、キャンセル釦5が操作された場合には、SCPキャンセル処理を行なう(S129)。このSCPキャンセル処理は、図12の如く、選択された項目について順次表示された画像のキャンセルを行い、図10に示されるようなメニューモードで設定できる全項目を表示し、表示が完了すると、ステップS81に戻る。
ステップS127における判別の結果、電源釦3が操作されたときには、ステップS29と同様にパワーオフ処理を行ない(S131)、電源オフ状態となる。また、判別の結果、十字釦8の内の左右釦が操作されていた場合には、カーソル移動を行なう(S133)。このステップでは、図13のカーソル71が、十字釦8の操作に従って左右に移動する。なお、図13において、各段の左端において左釦が操作されると、上の段の右端にカーソル71は移動し、逆に各段の右端において右釦が操作されると、下の段の左端にカーソル71は移動する。カーソル処理が終わると、ステップS121に戻る。
ステップS127におけるスイッチ判別の結果、OK釦7が操作された場合には、値決定処理がなされる(S135)。TFT2上には、例えば図12に示すような項目における設定値・補正値を変更するとどのような画像になるかが表示されているので、ユーザーはこれらの表示を観察しながら、カーソル71を移動させ、意図する画像となる補正値・設定内容を決め、OK釦7を操作する。このOK釦7が操作されると、選択された項目の補正値・設定内容が決定される。
続いて、当該項目値の更新を行ない(S137)、更新が終わると、ステップS31に戻る。そして、ステップS33からステップS77を実行することにより、画像が更新され、図14に示される如く、設定されたコントラストで補整されたコントラスト画像83や、このコントラストを含む全ての項目が適用された撮影画像85が表示される。
このように、本実施形態においては、カーソル71を移動させながら、補正値・設定内容を選択し、ユーザーが気にいる画像が決まると、OK釦7を操作することにより、補正値・設定内容が決定され、カメラ本体内のSRAM35等に記憶される。従来では、単に数値等をメニュー画面に表示される数字等を選択して、OK釦で決定することにより更新されていたのに対して、本実施形態においては、ユーザーの意図する画像をカーソルで選択し、OK釦で決定することにより、自動的に補正値・設定内容が更新されるようになっているので、大変分かり易く便利である。
次に、本発明の第2実施形態について、図15および図16を用いて説明する。第1実施形態においては、図12および図13において示すように、各項目における各値に対して、それぞれ値に応じた画像を表示しているのみで、値に対応する文字を表示していなかった。このためホワイトバランスのように、オート、晴天、曇天、電球、蛍光灯の表示がなされないと、いずれのホワイトバランスを選択すべきかについて戸惑うおそれがある。第2実施形態においては、図7の値1〜値11に対応する内容を文字・数字列等で表示するようにしている。
この第2実施形態の構成は、図6に示したフローを図15に置き換える他は、第1実施形態とほぼ同様であるので、相違点を中心に説明する。図15に示すフローチャートにおいて、図6と相違するのは、ステップS113とステップS115の間に、ステップS114AおよびS114Bを実行するようにした点であり、ほかは図6のフローチャートと同様であるので、同じステップには同じステップ番号を付して詳細な説明を省略する。
ステップS97(図5)において、OK釦7が操作されると、選択された項目の全ての値を取得し、その値1から画像の生成を開始し、表示する(S101、S111、S113)。この後、その値nに対応した文字列を取得する(S114A)。ここで、例えば、ホワイトバランスが選択されていたとすると、図7に示すように、値1は「オート」、値2は「晴天」、値3は「曇天」、値4は「電球」、値5は「蛍光灯」を意味するので、それぞれの値に対応した文字列を取得する。そして、この取得した文字列を、図16に示すように表示する(S114B)。この後は、第1実施形態と同じであり、値nを順次加算しながら、全ての値が終了するまで、これらのステップを繰り返す。ここでは、ホワイトバランスの例を挙げて説明したが、露出補正等の場合には、それぞれの補正値に対応する数値を表示する。
このように第2実施形態においては、選択された項目について、補正値・設定内容によって補整された画像を示すと共に、この補正値や設定内容を一緒に文字や数値等によって表示するようにしたので、一目で分かり易く、大変便利である。
以上のように、本発明の各実施形態においては、撮像素子(CCD14)から取得した画像に補整を施す複数の補整手段(ステップS35〜S73のうちの複数の補整、これらの補整は主として画像処理回路34によってなされる)と、一つ又は複数の画像を表示する表示手段(TFT2)を有しており、表示手段は、何れか一つの補整手段が所定の補整量で補整を施した画像(例えば、コントラスト画像83)と、全ての補整手段が各々所定の補整量で補整を施した画像(撮影画像85)を同時に表示するようにしている。このため、それぞれの項目を補整することによる画像と、全ての項目を補整することによる画像とを対照して観察することができ、各項目の設定値が画像をどのように変化させるかを一目で分かり、便利である。
また、本発明の各実施形態においては、撮像素子(CCD14)から取得した画像に補整を施す補整手段(ステップS35〜S73で行われている補整の少なくとも一つ)と、この補整手段が画像に補整を施す補整量を設定する設定手段(OK釦9、ステップS135、S137)と、一つ又は複数の画像を表示する表示手段(TFT2)と、この表示手段が表示する複数の画像の中から一つの画像を選択する選択手段(十字釦8、ステップS95)を有し、補整手段が複数の補整量で各々補整を施した複数の画像(例えば図12参照、ステップS111〜ステップS117)を、表示手段に同時に表示させ、この時に選択手段によって一つの画像を選択することにより、その画像に応じた補整量を設定手段に設定している。このため、複数の補整量で各々補整を施した複数の画像を見ながら、各項目の設定値が画像をどのように変化させるかを一目で分かり、補整量を決められるので、大変便利である。
また、本発明の各実施形態においては、表示手段(TFT2)が、複数の補整量で各々補整を施した複数の画像を表示する際、補整量に応じて整列表示(図12、図16参照)している。このため、変化の様子が一目で分かり大変便利である。
なお、本実施形態においては、メニュー釦6によって、補正値や設定項目を設定するモードとしていたが、本発明は、このメニュー釦以外にも、例えば、撮影モード設定手段、オートフォーカス設定手段、AE設定手段等、種々の設定手段によって設定される補正値や設定項目に対しても適用できることは勿論である。
また、
また、本実施形態においては、図10に示すように、露出補整画像62から彩度画像67のように各項目ごとの画像と共に、補正なし画像61および撮影画像68を表示したが、これに限らず、補正なし画像61や撮影画像68の両方またはいずれか一方を省略してもよい。
さらに、本実施形態においては、図12、図13や図16に示されるように、補正値や設定項目の変化に応じた表示は、図10に示されるような画像を選択することによって行なっていたが、これに限らず、画像と共に表示されている文字や記号等を選択すると、一覧で画像を表示するようにしてもよい。また、本実施形態においては、図10に示されるような各項目に対応した画像を選択すると、図12、図13や図16に示されるような一覧の画像が表示されたが、これに限らず、画像を選択すると、画像と共に表示されている数値や絵記号等で補正値や設定内容を入力するようにしてもよい。
本発明の実施形態の説明にあたっては、デジタルカメラに適用された例を挙げたが、デジタルカメラとしては一眼レフタイプやコンパクトタイプのデジタルカメラ等のいずれでも良く、またこれらのデジタルカメラ以外にも、ビデオカメラ、携帯電話、PDA等の携帯電子機器でもよく、また専用機に組み込まれるような撮像装置でもよく、撮影画像を表示する表示手段を有する撮像装置であれば本発明を適用できる。
本発明の第1実施形態におけるカメラの背面図である。 本発明の第1実施形態におけるカメラの電気系を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態におけるカメラの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態におけるカメラの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態におけるカメラの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態におけるカメラの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態における項目と値の関係を示す図である。 本発明の第1実施形態における他の項目と値の関係を示す図である。 本発明の第1実施形態におけるカメラの撮影待機画面を示す図である。 本発明の第1実施形態におけるカメラの表示画面の初期状態を示す図である。 本発明の第1実施形態におけるカメラにおいて、コントラストを選択した状態における表示画面を示す図である。 本発明の第1実施形態におけるカメラにおいて、値変更前のコントラスト設定画面を示す図である。 本発明の第1実施形態におけるカメラにおいて、値変更後のコントラスト設定画面を示す図である。 本発明の第1実施形態におけるカメラにおいて、コントラストの値変更後の表示画面を示す図である。 本発明の第2実施形態におけるカメラの動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態におけるカメラにおいて、値変更前のホワイトバランス設定画面を示す図である。 従来におけるカメラの撮影情報画面を示す図である。
符号の説明
1・・・カメラ本体、2・・・液晶モニタ(TFT)、3・・・電源釦、4・・・レリーズ釦、5・・・キャンセル釦、6・・・メニュー釦、7・・・OK釦、8・・・十字釦、11・・・撮影光学系、12・・・シャッタ、13・・・絞り、14・・・CCD、15・・・A/D変換器、16・・・CCD制御回路、17・・・レンズ/シャッタ/絞り制御回路、18・・・ストロボ制御回路、19・・・ストロボ、20・・・CISC、21・・・スイッチ群、22・・・LED群、23・・・SDRAM、24・・・フラッシュメモリ、30・・・ASIC、31・・・バス、32・・・前処理回路、33・・・AE/AF/AWB、34・・・画像処理回路、35・・・SRAM、36・・・ビデオコンバータ、37・・・メカコントローラ、38・・・ストロボコントローラ、39・・・CPU、41・・・ビデオ出力、42・・・USB I/F、43・・・カードI/F、44・・・メモリカード、51・・・A/C、52・・・電池、53・・・電源回路、61・・・補正なし画像、62・・・露出補正画像、63・・・ホワイトバランス画像、64・・・WB補正画像、65・・・シャープネス画像、66・・・コントラスト、67・・・彩度画像、68・・・撮影画像、71・・・カーソル枠、72・・・画像、82・・・画像、83・・・コントラスト画像、85・・・撮影画像

Claims (17)

  1. 撮像素子から取得した画像に補整を施す複数の補整手段と、
    一つ又は複数の画像を表示する表示手段と、
    を有する撮像装置において、
    上記表示手段は、何れか一つの上記補整手段によって所定の補整量で補整を施した画像と、全ての補整手段によって各々所定の補整量で補整を施した画像を、同時に表示することを特徴とする撮像装置。
  2. 上記表示手段に2つの上記画像を同時に表示する際に、上記補整手段による補整を施していない画像を併せて表示することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 撮像素子から取得した画像に補整を施す補整手段と、
    この補整手段が画像に補整を施す補整量を設定する設定手段と、
    一つ又は複数の画像を表示する表示手段と、
    この表示手段が表示する複数の画像の中から一つの画像を選択する選択手段と、
    を有する撮像装置において、
    上記補整手段が複数の補整量で各々補整を施した複数の画像を、上記表示手段に同時に表示させ、この時に上記選択手段によって一つの画像を選択することにより、その画像に応じた補整量を上記設定手段に設定することを特徴とする撮像装置。
  4. 撮像素子から取得した画像に補整を施す複数の補整手段と、
    一つ又は複数の画像を表示する表示手段と、
    この表示手段が表示する複数の画像の中から一つの画像を選ぶ選択手段と、
    を有する撮像装置において、
    上記表示手段は、何れか一つの上記補整手段によって所定の補整量で補整を施した画像と、全ての補整手段によって各々所定の補整量で補整を施した画像を、同時に表示し、
    上記複数の補整手段の何れか一つが複数の補整量で各々補整を施した複数の画像を上記表示手段に同時に表示させ、この時に上記選択手段によって一つの画像を選択することにより、その画像に応じた補整量を上記設定手段に設定すること、
    を特徴とする撮像装置。
  5. 上記表示手段は、いずれか一つの上記補整手段によって所定の補整量で補整を施した画像と、全ての補整手段によって各々所定の補整量で補整を施した画像を、同時に表示する際に、上記補整手段による補整を施していない画像を併せて表示することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 上記表示手段が上記一つの補整手段が複数の補整量で各々補整を施した複数の画像を表示する際、上記補整量に応じて整列表示することを特徴とする請求項3乃至請求項5に記載の撮像装置。
  7. 上記補整手段は、露出補正、ホワイトバランス、ホワイトバランス補正、シャープネス、コントラスト、彩度、諧調、色調、調色、フィルタ効果、ISO感度、測光方式のいずれか又は全部であることを特徴とする請求項1乃至請求項6に記載の撮像装置。
  8. 撮像素子によって取得した画像を表示手段にライブビュー表示し、
    メニューモードが設定された否かを判定し、
    上記判定の結果、上記メニューモードが設定された場合には、上記メニューモードによって補整可能な項目の全てまたは一部について、各項目ごとの設定に応じた補整画像を生成し、
    上記生成された補整画像を、上記ライブビュー表示から切り換えて、上記表示手段に表示する
    ことを特徴とする撮像装置の表示方法。
  9. 上記表示手段に上記各項目ごとに上記補整画像を表示すると共に、上記各項目の全ての設定を適用した撮影画像を生成し、上記表示手段に表示することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置の表示方法。
  10. 上記表示手段に上記各項目ごとに上記補整画像を表示すると共に、上記各項目の全ての設定を適用しない補正なし画像を生成し、上記表示手段に表示することを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の撮像装置の表示方法。
  11. 複数の上記補整画像のうちから一つの補整画像が選択されたか否か判定し、
    判定の結果、一つの補整画像が選択された場合には、この補整画像に対して補整量を変更した複数の画像を生成し、
    上記生成された複数の画像を並べて表示する
    ことを特徴とする請求項8乃至請求項10に記載の撮像装置の表示方法。
  12. 上記生成された複数の画像を並べて表示する際、上記補整量に応じて整列表示することを特徴とする請求項11に記載の撮像装置の表示方法。
  13. 被写体の画像を取得するための撮像素子と、
    上記被写体の画像に対して、補整内容を指示する入力モードを設定する入力モード設定手段と、
    上記入力モードが設定された場合に、補整可能な項目の全てまたは一部について、各項目ごとに設定に応じた補整画像を生成する画像処理手段と、
    この画像処理手段によって生成された補整画像を表示する表示手段と、
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  14. 上記各項目ごとの補整画像のいずれかを選択する選択手段を有し、上記表示手段は、上記選択手段によって画像を選択すると、選択された画像に対応した項目の設定画面に切り換わることを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。
  15. 被写体の画像を取得するための撮像素子と、
    上記被写体の画像に対して、補整量を変更した複数の補整画像を生成する補整画像生成手段と、
    この補整画像生成手段によって生成された複数の補整画像を並べて表示する表示手段と、
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  16. 上記表示手段が複数の補整画像を並べて表示する際、上記補整量に応じて整列表示することを特徴とする請求項15に記載の撮像装置。
  17. 上記複数の補整画像のいずれかを選択する選択手段と、
    この選択手段によっていずれかの補整画像を選択すると、その補整画像に応じた補整量を、補整内容として設定する設定手段と、
    を具備することを特徴とする請求項15に記載の撮像装置。
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