JP2008309656A - ナビゲーション装置、検索対象情報生成装置、及びナビゲーション用プログラム - Google Patents

ナビゲーション装置、検索対象情報生成装置、及びナビゲーション用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ナビゲーション装置の検索対象となるデータを効率よく更新する。
【解決手段】ナビゲーション装置1は、配信サーバ2から配信データ3を受信するが、配信データ3では、頻出する文字列がIDに置換されている。ナビゲーション装置1は、IDと文字列を対応させた辞書データ59を有しており、配信データ3に記録されているIDを、辞書データ59で対応している文字列に置換することにより、配信データ3から地点情報4を生成する。配信データ3では、頻出する文字列が、文字データよりデータ量が小さいIDとなっているため、配信サーバ2からナビゲーション装置1に送信するデータ量を低減することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ナビゲーション装置に関し、例えば、地点情報を更新するものに関する。
近年、ナビゲーション装置によって車両を誘導することが盛んに行われている。
ナビゲーション装置は、出発地から目的地までの経路を探索する機能、GPS(Global Positioning System)衛星やジャイロなどのセンサを用いて自車両の位置を検出する機能、及び目的地までの経路と自車両の現在位置を地図上に表示する機能などを備えている。
そして、ナビゲーション装置は、地図を用いて経路案内するために、例えば、施設名、施設の位置といった地理的な情報を地点情報として記憶している。
このような地点情報は、例えば、新しい施設などが建設されたり、地名が変更されたり、あるいは、新しい道路が建設されたりなどにより、常に変化するため、ナビゲーション装置では、地点情報を更新できるようになっている。
このように、地点情報を更新する技術として、次の「ナビゲーション装置及び地図データ更新方法」がある。
特開2006−350057公報
この技術は、センタなどからの配信により地図データの差分を受信して地図データを更新する方法と、走行データから地図データを更新する方法が混在する場合、これらの書込領域が重なることによって、追加用地図データが更新用地図データで上書きされるのを防ぐものである。
このように、差分を送信することにより、データの送信量を低減することができるが、従来の更新方法では、例えば、地点の表示名称などを全て更新データとしているためデータ量が多くなり、通信費/時間の増大や更新メディアの大容量化が必要であった。
そこで、本発明は、ナビゲーション装置の検索対象となるデータを効率よく更新することを目的とする。
(1)本発明は、前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、文字列と、当該文字列を特定する文字列コードと、を対応づけて記憶した文字列記憶手段と、検索対象を表す文字列の少なくとも一部を文字列コードで表した検索対象情報を取得する検索対象情報取得手段と、前記取得した検索対象情報に含まれる文字列コードを、前記文字列記憶手段にて当該文字列コードに対応して記憶している文字列に置き換える置換手段と、前記文字列コードを置換した検索対象情報を記憶する検索対象情報記憶手段と、を具備したことを特徴とするナビゲーション装置を提供する。
(2)請求項2に記載の発明では、前記検索対象情報取得手段は、配信される検索対象情報を受信することにより前記検索対象情報を取得すること特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置を提供する。
(3)請求項3に記載の発明では、文字列と、当該文字列を特定する文字列コードと、を対応づけて記憶した文字列記憶手段と、検索対象を文字列にて表した検索対象情報を取得する検索対象情報取得手段と、前記取得した検索対象を表す文字列のうち、前記文字列記憶手段にて記憶されている文字列を、当該文字列に対応づけられている文字列コードに置き換える置換手段と、前記置換した検索対象情報をナビゲーション装置に配信する配信手段と、を具備したことを特徴とする検索対象情報生成装置を提供する。
(4)請求項4記載の発明では、文字列と、当該文字列を特定する文字列コードと、を対応づけて記憶した文字列記憶手段を備えたコンピュータを、検索対象を表す文字列の少なくとも一部を文字列コードで表した検索対象情報を取得する検索対象情報取得手段と、前記取得した検索対象情報に含まれる文字列コードを、前記文字列記憶手段にて当該文字列コードに対応して記憶している文字列に置き換える置換手段と、前記文字列コードを置換した検索対象情報を記憶する検索対象情報記憶手段と、して機能させるためのナビゲーション用プログラムを提供する。
本発明によれば、文字列を文字列コードで置換することにより、ナビゲーション装置の検索対象となるデータを効率よく更新することができる。
(1)実施の形態の概要
ナビゲーション装置1(図1)は、配信サーバ2から配信データ3を受信するが、配信データ3では、配信サーバ2によって、頻出する文字列がIDに置換されている。
ナビゲーション装置1は、IDと文字列を対応させた辞書データ59を有しており、配信データ3に記録されているIDを、辞書データ59で対応している文字列に置換することにより、配信データ3から地点情報4を生成する。
そして、ナビゲーション装置1は、生成した地点情報4を、地点情報ファイルに追加するなどして地点情報ファイルを更新する。
配信データ3では、頻出する文字列が、文字データよりデータ量が小さいIDとなっているため、配信サーバ2からナビゲーション装置1に送信するデータ量を低減することができる。
また、記憶媒体にて配信データ3を配布する場合も、記憶媒体の容量を低減することができる。
文字列のID置換によるデータ量の低減効果は、文字列の出現頻度が高いほど、また、文字列のデータ量が多いほど大きい。
(2)実施の形態の詳細
図1は、ナビゲーション装置1と配信データ3の関係を示した図である。
なお、以下では、辞書データ59に登録されている文字列を登録文字列と呼び、IDが1であることをID=1などと記すことにする。
配信サーバ2は、ナビゲーション装置1が地点情報ファイルを更新するのに使用する配信データ3を生成してナビゲーション装置1に送信するサーバである。
配信データ3は、「表示名称」、「読み」、「住所」、その他の項目から構成されており、「表示名称」と「読み」の項目に記憶されている文字列のうち、登録文字列はIDに置換されている。
これによって、「山田化粧品東京事務所」は、「山田化粧品(1)(3)」などとなっている。なお、括弧書きの番号はIDを表している。
辞書データ59は、「ID」、「表示名称」、「読み」の項目から構成されている。
辞書データ59は、項目「ID」に記憶されているIDに対応づけて、項目「表示名称」、項目「読み」に登録文字列を記憶している。
項目「表示名称」には、例えば、「東京」、「ドーム」など、ディスプレイに表示する登録文字列が記憶されており、項目「読み」には、「トウキョウ」、「ドーム」など、その読みがカタカナによる登録文字列によって記憶されている。
例えば、辞書データ59でIDとして1を指定すると、項目「表示名称」では、登録文字列「東京」が特定され、項目「読み」では、登録文字列「トウキョウ」が特定される。
このように、IDは、特定の項目(例えば、項目「表示名称」)における文字列を特定する文字列コードであり、文字列に一意に付与された識別情報として機能しているため、辞書データ59は、文字列(登録文字列)と、当該文字列を特定する文字列コード(ID)と、を対応づけて記憶した文字列記憶手段として機能している。
なお、より厳密に述べれば、辞書データ59では、項目「ID」と、項目「表示名称」または項目「読み」の組合せによって登録文字列が特定されるため、IDと項目の組合せが文字列を特定する文字列コードして機能しているとも言える。
ナビゲーション装置1は、配信サーバ2から配信データ3を受信すると、「表示名称」、「読み」の各項目の文字列に含まれているIDを認識する。
そして、ナビゲーション装置1は、辞書データ59の該当する項目から当該IDに対応する登録文字列を読み出し、これによって、配信データ3内のIDを置換する。
これによって、配信データ3の文字列「山田化粧品(1)(3)」から文字列「山田化粧品東京事務所」が生成され、文字列「ヤマダケショウヒン(1)(3)」から「ヤマダケショウヒントウキョウジムショ」が生成される。
ナビゲーション装置1は、このように、配信データ3のIDを登録文字列で置換することにより地点情報4を生成し、図示しない地点情報ファイルに追加・上書きなどしてこれを更新する。
図2は本実施形態が適用されるナビゲーション装置1のシステム構成図である。
ナビゲーション装置1は、車両に搭載され、この図に示すように、現在位置検出装置10、情報処理制御装置20、入出力装置40及び情報記憶装置50とを備えている。
まず、現在位置検出装置10は、以下のような構成を有している。
絶対方位センサ11は、例えば、磁石に基づいてN方向の検出から、車両が何れの方向に位置するかを検出する地磁気センサであり、絶対方向を検出する手段であればよい。
相対方位センサ12は、例えば交差点を曲がったか否かを検出するものであり、ハンドルの回転部に取り付けた光学的な回転センサや回転型の抵抗ボリュームあるいは車輪部に取り付ける角度センサでもよい。また、角速度を利用して角度の変化を検出するジャイロセンサを用いてもよい。
つまり、基準角度(絶対方位)に対して、相対的に変化した角度を検出することができる手段であればよい。
距離センサ13は、例えば、車輪の回転を検出して計数するものや、加速度を検出して2回積分するものでもよい。つまり、車両の移動距離を計測できる手段であればよい。
GPS(Global Positioning System)受信装置14は、人工衛星からの信号を受信する装置であり、信号の発信時刻、受信装置の位置情報、受信装置の移動速度、受信装置の進行方向など様々な情報を得ることができる。
ビーコン受信装置15は、特定の地点に設置された送信装置より発信された信号を受信する装置である。
特に、VICS情報を入手することができ、渋滞情報、現在位置情報、駐車場情報等車両の走行に関する情報を入手することができる。
このように、ナビゲーション装置1は、現在位置取得(検出)手段を備えている。
データ送受信装置16は、電話回線や電波を利用して車両外部と通信をし、情報の交換を行うための装置である。
例えば、自動車電話、ATIS、VICS、GPS補正、車両間通信など様々な利用方法があり、走行に関する情報を入出力することが可能である。
次に、情報処理制御装置20は、現在位置検出装置10、入出力装置40から入力される情報及び情報記憶装置50に格納された情報に基づいて演算及び制御を行うとともに、演算結果をディスプレイ42、プリンタ43またはスピーカ44等の出力手段に出力するように制御する手段である。
この情報処理制御装置20は、以下のような構成を有している。
中央処理装置(CPU)21は、ナビゲーション装置1全体の総括的な演算及び制御を行う。
第1ROM22は、ナビゲーションに関するプログラム、特に、目的地までの経路を案内するのに必要な地点情報の検索、及び検索した地点情報を画像表示や音声出力するためにRAM24などに出力したり、辞書データ59を参照することにより配信情報に含まれるIDを登録文字列に置換して地点情報を生成したりするナビゲーションプログラムを格納している。
センサ入力インターフェイス23は、現在位置検出装置10からの情報を受け取る手段である。
RAM24は、目的地の情報、通過地点の情報等の利用者が入力した情報を記憶すると共に、利用者の入力情報に基づいてCPU21により演算された結果や、経路探索された結果、または情報記憶装置50から読み込まれた地図情報(地点情報も含まれる)を格納するための記憶手段である。
通信インターフェイス25は、現在位置検出装置10からの情報、特に外部から得られる情報を入出力するための手段である。
第2ROM26は、ナビゲーションに関するプログラム、特に、音声案内に関するナビゲーションプログラムを格納している。画像プロセッサ27は、CPU21で処理されたベクトル情報を画像情報に処理するための処理手段である。
時計28は、時刻を刻む。
画像メモリ29は、画像プロセッサ27により処理された画像情報を格納する手段である。
音声プロセッサ30は、情報記憶装置50から読み込まれた音声情報を処理し、スピーカ44に出力する。
入出力装置40は、利用者により目的地、通過地点、探索条件等のデータを入力する入力装置41、画像を表示するディスプレイ42、情報を印刷するプリンタ43、音声を出力するスピーカ44より構成される。
入力装置41は、例えば、タッチパネル、タッチスイッチ、ジョイスティック、キースイッチ等で構成される。
情報記憶装置50は、伝送路45を介して情報処理制御装置20に接続される。
情報記憶装置50は、地図データファイル51、交差点データファイル52、ノードデータファイル53、道路データファイル54、写真データファイル55、目的地データファイル56、案内地点データファイル57、地点情報データファイル58、辞書データ59、その他のデータファイル60を格納している。
この情報記憶装置50は、一般的には、書き換え可能なハードディスク、フラッシュメモリなどの各種記憶媒体で構成されるが、CD−ROM、DVD−ROMなどのROMと併用して構成してもよい。
地図データファイル51には、全国道路地図、任意地域の道路地図または住宅地図等の地図データが記憶されている。
道路地図は、主要幹線道路、高速道路、細街路(比較的狭い道路)等の各道路と地上目標物(施設等)から構成される。住宅地図は、地上建造物等の外形を表す図形、及び道路名称等が表示される市街図である。
交差点データファイル52には、交差点の地理的位置座標や名称等の交差点に関するデータが記憶されている。
ノードデータファイル53には、地図上において経路探索に利用される各ノードの地理座標データ等が記憶される。
道路データファイル54には、道路の位置と種類及び車線数及び各道路間の接続関係等の道路に関するデータが記憶されている。
写真データファイル55には、各種施設や観光地、または主要な交差点等の視覚的表示が要求される場所を写した写真の画像データやコンピュータグラフィックス画像データなどが記憶されている。
目的地データファイル56には、主要観光地や建物、電話帳に記載されている企業・事業所等の目的地になる可能性の高い場所や施設等の位置と名称等のデータが記憶されている。
案内地点データファイル57には、道路に設置されている案内表示板の内容や分岐点の案内等の案内が必要とされる地点の案内データが記憶されている。
地点情報データファイル58は、地点情報4(図1)を格納したファイルである。地点情報は、POI(Point of Interest)情報とも呼ばれ、例えば、競技場、劇場、レストランやデパートなどの店舗、学校、行政施設、福祉施設、民間会社の本支社や営業所、観光地など、ユーザが経路案内などで興味を持つと考えられる地点の、地点の表示名称、表示名称の読み、座標、住所、電話番号、その他の事項に関する情報である。
ナビゲーション装置1は、地点情報データファイル58で地点情報4を検索して、検索結果をディスプレイ42やスピーカ44に出力することにより、地点をユーザに案内することができる。
このように、地点情報4は、ナビゲーション装置1が施設などを検索する際の検索対象情報として機能している。
これら施設等は、新設されたり、移転したり、名称が変更されたりなど、頻繁に変更されるので、ナビゲーション装置1は、図1に示した配信サーバ2から配信データ3を得て、これから地点情報4を生成し、地点情報データファイル58を更新する。
辞書データ59の構成は、図1に示した通りであり、所定項目内(例えば、「表示名称」)での登録文字列がIDによって特定できるようになっている。
この辞書データ59は、例えば、言語解析などを用いて、次のようにして作成される。
即ち、まず、大量の地点情報を蓄積し、地点情報中の文字列を形態素解析などしてひとまとまりの意味をなす文字列に分解する。
そして、分解した文字列の出現頻度を項目ごとに計測し、所定の閾値以上の出現頻度を有する文字列を抽出する。なお、文字列よりもIDの方がデータ量が大きくなるものは除外する。
最後に、抽出した文字列を辞書データ59の該当する項目にIDを付与して記憶し、登録文字列とする。
以上、ナビゲーション装置1の構成について説明したが、配信サーバ2の構成も基本的にナビゲーション装置1と同様である。
即ち、図示しないが、配信サーバ2は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などからなる情報処理制御部と、辞書データ59(図1に示したものと同じもの、文字列記憶手段として機能)などを記憶した記憶装置と、地点情報の入力を受け付け、これを配信データ3に変換して出力する入出力部と、ナビゲーション装置1に向けて配信データ3を送信する送信部などから構成されている。
後述するように、ナビゲーション装置1は、検索対象情報生成装置として機能している。
そして、配信サーバ2は、入出力部から更新する地点情報4(図1)の入力を受け付けると、辞書データ59を参照しながら、これに含まれる登録文字列をIDに置換して配信データ3を生成する。
そして、配信サーバ2は、ネットワークを介してナビゲーション装置1から要求があった場合、生成した配信データ3をナビゲーション装置1に送信する。
次に、配信データ3や辞書データ59の変形例について説明する。
上の例の辞書データ59では、地点情報4のうち、「表示名称」と「読み」の2つの項目について登録文字列を設定したが、例えば、住所についても登録文字列を設定し、IDによって配信情報を構成することができる。
例えば、図3(a)は、配信サーバ2が本変形例において生成した配信データ3aである。配信データ3aの項目「住所」に文字列「(1)(101)西山田1−1−1」が記憶されており、都道府県、及び市町村がID=1、及びID=101に置換されている。
図3(b)は、ナビゲーション装置1が有する辞書データ59aの例である。
辞書データ59aでは、都道府県名と市町村の住所名称と読みを登録文字列とし、これらにIDが付与されている。
例えば、ID=1の項目「住所名称」には登録文字列「北海道」が記憶され、ID=101の項目「住所名称」には登録文字列「網走市」が記憶されている。
図3(c)は、ナビゲーション装置1が辞書データ59aを用いて配信データ3aから生成した地点情報4aである。
配信データ3aの項目「住所」に記録されいるID=1が登録文字列「北海度」に置換され、ID=101が「網走市」に置換され、「北海道網走市西山田町1−1−1」となっている。
以上の実施の形態、及び変形例では、「表示名称」、「読み」、「住所」の各項目をIDで置換する例について説明したが、文字列を格納する項目であれば、当該文字列をIDで置換することが可能である。
例えば、地点情報に「特徴」なる項目があったとし、「この温泉の効能は、血行促進です。」などと記載があった場合、「この(122)の効能は、(546)です。」などと配信情報を生成し、辞書データのID=122に「温泉」、ID=546に「血行促進」などと登録文字列を記憶しておけば、ナビゲーション装置1は、項目「特徴」を適切に生成することができる。
次に、配信サーバ2が配信データを生成する手順について、図4のフローチャートを用いて説明する。
以下の処理は、配信サーバ2のCPUが所定のプログラムに従って行うものである。
まず、配信サーバ2は、ナビゲーション装置1に送信する地点情報を読み込む(ステップ5)。
地点情報は、ナビゲーション装置1において検索対象となるデータであるため、このように、配信サーバ2は、検索対象を文字列にて表した検索対象情報(地点情報4)を取得する検索対象情報取得手段を備えている。
次に、配信サーバ2は、地点情報に含まれる文字列に登録文字列があるか否かを項目ごとに認識する(ステップ10)。
次に、登録文字列が含まれている場合、配信サーバ2は、辞書データを参照してこれをIDに置換し(ステップ15)、配信データを生成する。
このように、配信サーバ2は、取得した検索対象を表す文字列のうち、文字列記憶手段(配信データ3が記憶する辞書データ59)にて記憶されている文字列を、当該文字列に対応づけられている文字列コード(ID)に置き換える置換手段を備えている。
次に、配信サーバ2は、生成した配信データを記憶装置に記憶して(ステップ20)、ナビゲーション装置1からの送信要求があると、これを送信する。
このように、配信サーバ2は、置換した検索対象情報(配信データ3)を(ネットワークを介した)無線にてナビゲーション装置に配信する配信手段を備えている。
次に、ナビゲーション装置1が配信サーバ2から配信データ3を受信して地点情報4を生成し、地点情報データファイル58を更新する手順について説明する。
まず、ナビゲーション装置1は、例えば、起動時に自動的に配信サーバ2に接続したり、あるいは、ユーザが操作して配信サーバ2に接続するなど、何らかの接続要件が満たされた場合に、データ送受信装置16(図2)によって配信サーバ2に接続し、配信データ3の送信を要求する。
配信サーバ2がこの要求に応じて配信データ3を送信すると、ナビゲーション装置1は、この配信データ3を受信し(ステップ50)、RAM24(図2)などに一時記憶する。
このように、ナビゲーション装置1は、検索対象を表す文字列の少なくとも一部を文字列コード(ID)で表した検索対象情報(配信データ3)を取得する検索対象情報取得手段を備えている。
また、この検索対象情報取得手段は、(ネットワークを介した)無線送信にて配信される検索対象情報を受信することにより当該検索対象情報を取得することができる。
ナビゲーション装置1は、配信データ3を受信すると、配信データ内の文字列を置換しているIDを認識する(ステップ55)。
次に、ナビゲーション装置1は、自己が記憶する辞書データ59を参照してIDに対応する登録文字列を検索する。
そして、配信データ内のIDを検索された登録文字列に置換して(ステップ60)、地点情報4を生成する。
このように、ナビゲーション装置1は、取得した検索対象情報(配信データ3)に含まれる文字列コード(ID)を、文字列記憶手段(辞書データ59)にて当該文字列コードに対応して記憶している文字列(登録文字列)に置き換える置換手段を備えている。
次に、ナビゲーション装置1は、生成した地点情報4を地点情報データファイル58に追加・記憶して地点情報データファイル58を更新し(ステップ65)、地点情報データファイル58の地点情報更新処理を終了する。
このように、ナビゲーション装置1は、文字列コード(ID)を置換した検索対象情報(地点情報4)を記憶する検索対象情報記憶手段を備えている。
なお、新たに生成した地点情報の座標が、既に地点情報データファイル58に記憶されている地点情報の何れかと同じ座標となる場合は、地点情報が変更されたことになるため、この場合、ナビゲーション装置1は、地点情報データファイル58に記憶されている地点情報を生成した地点情報で上書きすることにより、これを最新情報に更新する。
以上説明した実施形態では、配信サーバ2は、生成した配信データを記憶装置に記憶して(ステップ20)、ナビゲーション装置1からの送信要求があると、置換した検索対象情報(配信データ3)を(ネットワークを介した)無線にてナビゲーション装置に送信(配信)する場合について説明した。
これに対して、配信データ3については無線通信による配信に限られず、例えば、有線によるデータ配信や、CD-ROMやフラッシュメモリなどの各種メディア(記憶媒体)を使ったデータ配信を行うようにしてもよい。
以上に説明した本実施の形態により、次のような効果を得ることができる。
(1)地点情報の更新に、地点情報の登録文字列をIDに置換した配信情報を用いることにより、ナビゲーション装置に提供するデータのデータ量を低減することができる。
(2)このため、配信情報をネットワークで送信する場合には、送信するデータ量を低減することができ、記憶媒体に記憶して配布する場合は、記憶媒体の記憶容量を低く抑えることができる。
(3)これによって、通信時間や通信費を削減したり、記憶媒体のコストを削減することができる。
ナビゲーション装置と配信データの関係を示した図である。 ナビゲーション装置のシステム構成図である。 辞書データなどの変形例を説明するための図である。 配信データ生成処理を説明するためのフローチャートである。 地点情報更新処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 ナビゲーション装置
2 配信サーバ
3 配信データ
4 地点情報

Claims (4)

  1. 文字列と、当該文字列を特定する文字列コードと、を対応づけて記憶した文字列記憶手段と、
    検索対象を表す文字列の少なくとも一部を文字列コードで表した検索対象情報を取得する検索対象情報取得手段と、
    前記取得した検索対象情報に含まれる文字列コードを、前記文字列記憶手段にて当該文字列コードに対応して記憶している文字列に置き換える置換手段と、
    前記文字列コードを置換した検索対象情報を記憶する検索対象情報記憶手段と、
    を具備したことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記検索対象情報取得手段は、配信される検索対象情報を受信することにより前記検索対象情報を取得すること特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 文字列と、当該文字列を特定する文字列コードと、を対応づけて記憶した文字列記憶手段と、
    検索対象を文字列にて表した検索対象情報を取得する検索対象情報取得手段と、
    前記取得した検索対象を表す文字列のうち、前記文字列記憶手段にて記憶されている文字列を、当該文字列に対応づけられている文字列コードに置き換える置換手段と、
    前記置換した検索対象情報をナビゲーション装置に配信する配信手段と、
    を具備したことを特徴とする検索対象情報生成装置。
  4. 文字列と、当該文字列を特定する文字列コードと、を対応づけて記憶した文字列記憶手段を備えたコンピュータを、
    検索対象を表す文字列の少なくとも一部を文字列コードで表した検索対象情報を取得する検索対象情報取得手段と、
    前記取得した検索対象情報に含まれる文字列コードを、前記文字列記憶手段にて当該文字列コードに対応して記憶している文字列に置き換える置換手段と、
    前記文字列コードを置換した検索対象情報を記憶する検索対象情報記憶手段と、
    して機能させるためのナビゲーション用プログラム。
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