JP2008309421A - 熱交換装置 - Google Patents

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Tadaaki Kumamoto
匡章 隈元
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Abstract

【課題】 1台の熱交換装置で加熱・冷却と乾燥ができるようにして、生産効率の向上を図ると共に、装置の設置スペースを小さなものとすることのできる熱交換装置を提供する。
【解決手段】 反応釜1のジャケット部2の左側に蒸気供給管15を接続する。反応釜1のジャケット部2の右側に、調節弁4を介在して冷却水供給管3を接続する。ジャケット部2の下方に排出管19を接続してエゼクタ6とタンク8と循環ポンプ10を順次に接続する。反応釜1内の上部と、エゼクタ6のノズル部12の吸引口を、連通管14で接続する。
反応釜1を加熱・冷却した後に、連通管14を介して反応釜1内を吸引することによって、反応釜1内の被熱交換物を乾燥することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、熱交換室内で被熱交換物を間接的に熱交換して、被熱交換物を加熱並びに冷却する熱交換装置に関する。
熱交換装置は、熱交換室をエゼクタと連通して、当該エゼクタに共通タンクを介して循環ポンプと接続すると共に、当該タンクへ冷却水を供給することによるタンク内水温の制御部を設けることによって、加熱から冷却への切り換えを短時間に且つ温度ムラなく実施することができるものである。
この熱交換装置においては、加熱を終えた被熱交換物を乾燥する場合に、被熱交換物を別途の乾燥機へ移し変えなければならず、生産効率が低下すると共に、熱交換装置と乾燥機の設置スペースがかさむ問題があった。
特開2002−31450号公報
解決しようとする課題は、1台の熱交換装置で乾燥もできるようにして、生産効率の向上を図ると共に、装置の設置スペースも小さなものとすることのできる熱交換装置を得ることである。
本発明は、被熱交換物を収納する収納部を設けて、当該収納部の外周に熱交換室を配置し、当該熱交換室に熱交換流体供給管を接続すると共に、熱交換室をエゼクタと接続して、当該エゼクタにタンクを介して循環ポンプと接続し、当該タンクに冷却流体を補給する冷却流体補給管を接続したものにおいて、熱交換流体供給管を加熱用の蒸気源並びに冷却用の冷水源に接続すると共に、収納部の内部とエゼクタの吸引口を連通管で連通したものである。
本発明の熱交換装置は、収納部の内部とエゼクタの吸引口を連通したことにより、加熱あるいは冷却を終えた被熱交換物の収納された収納部内部を、エゼクタの吸引口で生じる吸引力でもって吸引することにより、被熱交換物の保有する水分を吸引して被熱交換物を乾燥することができる。
本発明は、被熱交換物を加熱並びに冷却し、且つ、乾燥することができるものであるが、加熱冷却と乾燥をそれぞれ単独で実施することも、あるいは、両者を並行して実施することもできるものである。
本実施例においては、熱交換室として反応釜1のジャケット部2を用いた例を示す。収納部としての反応釜1の内部に入れた図示しない被熱交換物を、ジャケット部2に熱交換流体供給管3,15から供給する加熱源としての蒸気、並びに、冷却源としての冷却水によって加熱・冷却するものである。
反応釜1のほぼ全周にわたりジャケット部2を形成し、ジャケット部2の右下部に排出管19を取り付けてエゼクタ6と接続する。排出管19には、開閉弁20と、蒸気は排出することがなく復水だけを自動的に出口側へ排出することのできる蒸気トラップ21を並行に配置して、エゼクタ6のノズル部12の吸引口と接続する。エゼクタ6のディフューザ部7をタンク8に接続する。タンク8の側方を循環通路9で循環ポンプ10と接続し、更に管路11でエゼクタ6のノズル部12と連通する。
管路11を分岐して一方の熱交換流体供給管としての冷却水供給管3を接続する。この冷却水供給管3には、ジャケット部2へ供給する冷却水の温度を任意に制御するための冷却水熱交換器5を取り付ける。冷却水熱交換器5は、加熱あるいは冷却用の流体を供給管22から供給することによって、内部を通過する冷却水の温度を任意に制御することができるものである。
冷却水供給管3とジャケット部2の間に、供給する冷却水の量を調節することのできる調節弁4を配置する。
収納部としての反応釜1内部の上部と、エゼクタ6のノズル部12の吸引口を、連通管14で接続する。連通管14に取り付けた蒸気凝縮器18には、冷却水供給管24と冷却水排出管25を接続して、連通管14内を流下する蒸気を冷却して凝縮させることができるようにする。
タンク8内の冷却水が循環ポンプ10で循環され、管路11からエゼクタ6のノズル部12を通ってタンク8内へと循環すると共に、冷却水供給管3と調節弁4を通ってジャケット部2へも供給される。タンク8の左側上部には、冷却水補給管13を接続する。
反応釜1のジャケット部2に、他方の熱交換流体供給管としての加熱用の蒸気供給管15を接続する。蒸気供給管15には供給する蒸気の圧力を制御するための圧力制御弁17を取り付ける。また、循環ポンプ10の吐出側には、余剰水排出管23を接続して、タンク8内の液位を所定範囲に維持することができるようにする。
反応釜1内の図示しない被熱交換物を蒸気によって加熱する場合は、蒸気供給管15から加熱に適した温度の蒸気をジャケット部2へ供給することによって、加熱用の蒸気が反応釜1内の被熱交換物に熱を与えて加熱する。加熱により蒸気の凝縮した復水及び凝縮しなかった蒸気の一部は、排出管19と蒸気トラップ21あるいは開閉弁20を通ってエゼクタ6に吸引されタンク8に至る。
一方、反応釜1内の被熱交換物を冷却する場合は、循環ポンプ10を駆動して冷却水供給管3内の冷却水を調節弁4からジャケット部2へ供給することによって、反応釜1を冷却することができる。この場合、更に、エゼクタ6にも冷却水を供給してエゼクタ6で吸引力を発生させることにより、ジャケット部2内を所定の圧力状態、例えば、大気圧以下の真空状態、とすることにより、供給された冷却水が反応釜1内の被熱交換物の熱を奪って蒸発することにより、その蒸発潜熱によって被熱交換物を気化冷却することができるものである。
加熱又は冷却の後、連通管14から反応釜1内を吸引することによって、反応釜1内の被熱交換物の保有している水分が吸引され、被熱交換物を乾燥することができる。
本発明の熱交換装置の実施例を示す構成図。
符号の説明
1 反応釜
2 ジャケット部
3 冷却水供給管
4 調節弁
5 冷却水熱交換器
6 エゼクタ
8 タンク
10 循環ポンプ
12 ノズル部
13 冷却水補給管
14 連通管
15 蒸気供給管
19 排出管
20 開閉弁
21 蒸気トラップ
23 余剰水排出管

Claims (1)

  1. 被熱交換物を収納する収納部を設けて、当該収納部の外周に熱交換室を配置し、当該熱交換室に熱交換流体供給管を接続すると共に、熱交換室をエゼクタと接続して、当該エゼクタにタンクを介して循環ポンプと接続し、当該タンクに冷却流体を補給する冷却流体補給管を接続したものにおいて、熱交換流体供給管を加熱用の蒸気源並びに冷却用の冷水源に接続すると共に、収納部の内部とエゼクタの吸引口を連通管で連通したことを特徴とする熱交換装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001082845A (ja) * 1999-09-16 2001-03-30 Tlv Co Ltd 気化冷却装置
JP2004198054A (ja) * 2002-12-19 2004-07-15 Mitsui & Co Ltd 真空乾燥装置及びその装置を用いた廃棄物処理システム
JP2005201486A (ja) * 2004-01-14 2005-07-28 Sekisui Aqua System Kk 減圧乾燥装置

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