JP2008308929A - 大型引戸装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大型引戸の框枠に窓開口枠からの気密材を密着させてその気密性を確保しながらも人手でスムーズな開閉をなし得るようにする。
【解決手段】 長手方向端部を留接合して一連に連通する密封中空部44を有する気密材4を窓開口部2に設置するとともにその嵌合基部41から密封中空部44に吸引パイプ5を挿入して,スイッチ6の操作で作動する真空吸引装置7によって吸引パイプ5を介した気密材4のエア吸引とエア供給を行う。エア吸引によって気密材4が框枠から離隔して引戸3の開閉が可能となる一方,エア供給によって気密材4が弾発的に膨出して框枠に密着して引戸3の気密性を確保する。真空吸引装置7のタイマー75がエア吸引後に所定時間引戸3開閉可能状態を維持するとともに圧力スイッチ76がその間のエア漏れによる気密材4の膨出を防止する。
【選択図】 図3

Description

本発明は,例えばRC構造等の建築物における天井と床面間に幅広の引戸を配置する如くに形成することによって,大型の引戸を有する大型引戸装置に関する。
この種の引戸装置として,上枠,下枠,これらの間の縦枠乃至方立によって区画形成した窓開口枠に横引開閉自在に配置した上下左右の框を框組みした引戸と,該框組みした引戸の框枠に弾発的に密着するように窓開口枠の気密材受溝に嵌合配置して該窓開口枠と引戸の框枠間に介設した気密材とを備えたものが一般に用いられており,この場合,上記気密材は,引戸の閉成後に,例えばクレセントを施錠して引戸を窓開口枠に引寄せることによって線接触状に密着するものとされ,引戸の開成は,クレセントを開錠して引戸の引寄せを解除するとともに気密材の線接触状の密着を解除することによって行うものとされており,また気密材は,長尺のものを,窓開口枠の上枠,下枠,これらの間の端部縦枠乃至連窓方立毎にその長さに合せて切断して,窓開口枠の気密材受溝にその室内側の嵌合基部を嵌合し,それぞれその引戸の框枠側に向けて突出配置したものとされている。
特開2005−48587号公報
例えばセミナー施設,会議場施設,宿泊施設等の如くに,高原,観光地,都市等に設置される建築物の躯体に可及的に大きな開口を配置するとともに人の出入りや外気の導入のために,例えば,該開口のデザインを損なわないように,天井と床面間に幅広の引戸を配置した大開口の窓構造として,その一部乃至全部に形成した窓開口枠に大型の引戸を配置したものが求められる。この場合,該大型引戸は,例えば上記天井と床面間の高さ寸法を2.8m,横幅を数mの広面積のものとすることが想定されるところ,このような広面積の大型引戸を有する窓構造とした場合,上記開口枠と引戸の框枠間に気密材を介設して引戸の気密性を確保するようにすると,大型の引戸は,その重量が嵩むために,クレセントの施錠によって該引戸を引寄せて,窓開口枠の気密材を該框枠に弾発的に密着させて気密性を充分に確保するには困難が予想され,また仮にクレセントの施錠によって該引戸の引寄せとこれによる気密性の確保をなし得たとしても,該クレセントの解錠によって気密材の密着を解除した際,現実には気密材が引戸の框枠から充分に離隔するとは限らず,引戸の框枠に気密材が接触した状態となる可能性があり,この場合,引戸の開閉に際して,該気密材の接触による摩擦抵抗,特に引戸開閉方向に沿う窓開口枠の上枠及び下枠に対する気密材の接触による摩擦抵抗が過大となり,該摩擦抵抗によって引戸の開閉が著しく重くなって,例えば人手で引戸の開閉を行うことができなくなるとともに無理な開閉を行えば気密材を損傷して窓開口枠との間で気密性を確保し得なくなる可能性がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので,その解決課題とするところは,この種大型の引戸の高度な気密性を確保するとともに該引戸の開閉をその重量に応じた開閉力を付与することによって,人手でもスムーズ且つ確実になし得るようにした大型引戸装置を提供するにある。
上記課題に沿って本発明は,窓開口枠と引戸の框枠間に介設した気密材を,矩形一体にしてコーナー部位を含めて一連に連通する密封中空部を有する密封気密材として窓開口枠に配置する一方,該密封気密材を吸引パイプによって真空吸引装置に接続して,密封気密材と該真空吸引装置間にエア吸引供給系を形成し,引戸の開閉に際して,操作スイッチによって該真空吸引装置を作動させることにより,上記密封気密材の密封中空部からそのエアを吸引し該密封気密材を収縮,例えば圧潰状,折畳み状等に収縮することによって密封気密材を引戸の框枠から室内側に向けて離隔し,また引戸の閉成後には,逆に密封中空部に対してエアを供給し該密封気密材を弾発的に室外側に膨出することによって引戸の框枠に密着するようにし,これによって引戸の框枠に対する密封気密材の密着による摩擦抵抗を解消して人手による引戸のスムーズ且つ確実な開閉を可能とするとともに引戸の閉成状態の高度な気密性の確保を可能として,該開閉と気密性確保の双方を同時に実現可能としたものであって,即ち請求項1に記載の発明を,上枠,下枠,これらの間の縦枠乃至方立によって区画形成した窓開口枠に横引開閉自在に配置した上下左右の框を框組みした引戸と,該框組みした引戸の框枠に弾発的に密着するように窓開口枠の気密材受溝に嵌合配置して該窓開口枠と引戸の框枠間に介設して窓開口枠のコーナー部位を含めて矩形一体にして一連に連通する密封中空部を有する密封気密材と,該密封気密材の長手方向中間位置にその密封中空部に連通するように一端を接続した吸引パイプと,該吸引パイプを介した密封中空部のエア吸引によって収縮して該密封気密材を引戸の框枠から離隔し且つエア吸引の停止によるエア供給によって弾発的に膨出して密封気密材を框枠に密着するように上記吸引パイプの他端に接続して配置した真空吸引装置と,該真空吸引装置のエア吸引及びその停止を操作する操作スイッチとを備えてなることを特徴とする大型引戸装置としたものである。
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,大型引戸の広面積をカバーする長尺の密封気密材のエア吸引による収縮とこれによる引戸の框枠からの離隔及びエア供給による弾発的な膨出とこれによる引戸の框枠への密着を,該密封気密材の断面形状の設定によって可及的簡易且つ確実になし得るものとするように,これを,上記密封気密材を,上記窓開口枠の気密材受溝に嵌合した嵌合基部から引戸の框枠に向けて拡開するように突出配置した両側一対の拡開傾斜壁と,該拡開傾斜壁の突出方向先端を連結する引戸の框枠側に向けて膨出して該框枠に面接する膨出面接壁とを備えて,上記嵌合基部を頂点として引戸の框枠側に向けて断面略三角形状に形成してなることを特徴とする請求項1に記載の大型引戸装置としたものである。
請求項3に記載の発明は,同じく上記に加えて,大型引戸の広面積をカバーする長尺の密封気密材に対して可及的確実且つ均一なエア吸引とエア供給とを行って,吸引パイプのエア吸引口に密封気密材が吸着されることによるエア吸引の不良やこれによる密封気密材の離隔不良等を解消して,常に密封気密材の密封中空部に対するエア吸引とこれによる密封気密材の収縮をその長手方向全長に亘ってスムーズ且つ確実に行うものとするように,これを,上記吸引パイプにおける密封気密材側先端を,その外周方向部分的に開口した対向開口部を備えて形成し,上記密封気密材に対する吸引パイプの接続を,該先端を密封中空部内に挿入し且つ上記対向開口部を密封気密材の長手方向に向けて配置してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の大型引戸装置としたものである。
請求項4に記載の発明は,同じく上記に加えて,真空吸引装置を,可及的簡易な構造にして確実な作動を行って,密封気密材に対するエア吸引とエア供給の長期に亘る耐久性を備えたものとするように,これを,上記真空吸引装置を,上記操作スイッチによって作動するエア吸引用電磁弁,エア供給用電磁弁及び真空ポンプを備えて形成するとともにエア供給用電磁弁にエアフィルターを配置してなることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の大型引戸装置としたものである。
請求項5に記載の発明は,同じく上記に加えて,設定時間に応じて密封気密材の収縮状態を継続して,この間の引戸の開閉を自在に維持することによって使い勝手を良好としたものとするように,これを,上記真空吸引装置が,操作スイッチによるエア吸引によって作動し,設定時間経過後に該エア吸引を停止してエア供給を開始するタイマーを備えてなることを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載の大型引戸装置としたものである。
請求項6に記載の発明は,同じく上記に加えて,上記タイマーを設置してエア吸引するも,真空吸引装置,吸引パイプ,これらの接続部等から微量なエア漏れが生じて,タイマーの設定時間によっては,密封気密材が膨出して,引戸の開閉を阻害する可能性が残ることから,真空吸引装置が,タイマー設定時間中の吸引パイプ,即ち密封気密材の内圧を検出して,該内圧が所定圧を超えたときに真空吸引装置を作動させることによって,タイマー設定時間中に密封気密材を常に収縮状態に維持するものとするように,これを,上記真空吸引装置が,吸引パイプの内圧を検出することによってエア吸引を開始する圧力スイッチを備えてなることを特徴とする請求項5に記載の大型引戸装置としたものである。
本発明はこれらをそれぞれ発明の要旨として,上記課題解決の手段としたものである。
本発明は以上のとおりに構成したから,請求項1に記載の発明は,窓開口枠と引戸の框枠間に介設した気密材を,矩形一体にしてコーナー部位を含めて一連に連通する密封中空部を有する密封気密材として窓開口枠に配置する一方,該密封気密材を吸引パイプによって真空吸引装置に接続して,密封気密材と該真空吸引装置間にエア吸引供給系を形成し,引戸の開閉に際して,操作スイッチによって該真空吸引装置を作動させることにより,上記密封気密材の密封中空部からそのエアを吸引し該密封気密材を収縮,例えば圧潰し又は折畳む如くに収縮することによって密封気密材を引戸の框枠から室内側に向けて離隔し,また引戸の閉成後には,逆に密封中空部に対してエアを供給し該密封気密材を弾発的に室外側に膨出することによって引戸の框枠に密着するようにし,これによって引戸の框枠に対する密封気密材の密着による摩擦抵抗を解消して人手による引戸のスムーズ且つ確実な開閉を可能とするとともに引戸の閉成状態の高度な気密性の確保を可能として,該開閉と気密性確保の双方を同時に実現可能とした大型引戸装置を提供することができる。
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,大型引戸の広面積をカバーする長尺の密封気密材のエア吸引による収縮とこれによる引戸の框枠からの離隔及びエア供給による弾発的な膨出とこれによる引戸の框枠への密着を,該密封気密材の断面形状の設定によって可及的簡易且つ確実に行うものとすることができる。
請求項3に記載の発明は,同じく上記に加えて,大型引戸の広面積をカバーする長尺の密封気密材に対して可及的確実且つ均一なエア吸引とエア供給とを行って,吸引パイプのエア吸引口に密封気密材が吸着されることによるエア吸引の不良やこれによる密封気密材の離隔不良等を解消して,常に密封気密材の密封中空部に対するエア吸引とこれによる密封気密材の収縮をその長手方向全長に亘ってスムーズ且つ確実に行うものとすることができる。
請求項4に記載の発明は,同じく上記に加えて,真空吸引装置を,可及的簡易な構造にして確実な作動を行って,密封気密材に対するエア吸引とエア供給の長期に亘る耐久性を備えたものとすることができる。
請求項5に記載の発明は,同じく上記に加えて,設定時間に応じて密封気密材の収縮状態を継続して,この間の引戸の開閉を自在に維持することによって使い勝手を良好としたものとすることができる。
請求項6に記載の発明は,同じく上記に加えて,上記タイマーを設置してエア吸引するも,真空吸引装置,吸引パイプ,これらの接続部等から微量なエア漏れが生じて,タイマーの設定時間によっては,密封気密材が膨出して,引戸の開閉を阻害する可能性が残ることから,真空吸引装置が,タイマー設定時間中の吸引パイプ,即ち密封気密材の内圧を検出して,該内圧が所定圧を超えたときに真空吸引装置を作動させることによって,タイマー設定時間中に密封気密材を常に収縮状態に維持するものとすることができる。
以下図面の例に従って本発明を更に具体的に説明すれば,Aは大型引戸装置であり,該大型引戸装置Aは,上枠21,下枠22,これらの間の縦枠乃至方立23によって区画形成した窓開口枠2に横引開閉自在に配置した上下左右の框31,32,33を框組みした引戸3と,該框組みした引戸3の框枠に弾発的に密着するように窓開口枠2の気密材受溝24に嵌合配置して該窓開口枠2と引戸3の框枠間に介設して窓開口枠2のコーナー部位を含めて矩形一体にして一連に連通する密封中空部44を有する密封気密材4と,該密封気密材4の長手方向中間位置にその密封中空部44に連通するように一端を接続した吸引パイプ5と,該吸引パイプ5を介した密封中空部44のエア吸引によって収縮して該密封気密材4を引戸3の框枠から離隔し且つエア吸引の停止によるエア供給によって弾発的に膨出して密封気密材4を框枠に密着するように上記吸引パイプ5の他端に接続して配置した真空吸引装置7と,該真空吸引装置7のエア吸引及びその停止を操作する操作スイッチ6とを備えたものとしてある。
大型引戸装置Aは,例えばRC構造建築物の躯体における柱間及び天井と床面間の大開口に,例えば嵌殺し部1とその間の適宜位置に,例えば高さを2.8m程度,横幅を4m程度とするように広面積テラスタイプとした大型の引戸3を適宜に配置して,該引戸3を嵌殺し部1の室内側を戸袋としてこれに重合収納するように,該嵌殺し部1の窓枠と一体又は別体にその室内側に配置した上記上枠21,下枠22,左右の縦枠又は方立23によって区画形成した窓開口枠2に片引き又は引き分けの横引き開閉を行うように開閉自在に配置したものとしてあり,このとき該建築物はその室外側に床面と面一なデッキを配置し,引戸3を開閉して該デッキに出入りできるようにしてある。
大型の引戸3は,例えば断熱空間を2重に3枚のガラスパネルを配置することによって見込み幅を厚くした,例えば8〜9cm程度の見込み幅を有する上下を上記4m程度とし,左右を2.8m程度とした厚肉アルミ押出材による上框31,下框32,左右の縦框33を框組みすることによって框枠を形成したアルミ製のものとしてあり,窓開口枠2の上枠21に形成した溝レールに上框31を,下枠22に形成した突出レールに下框の戸車321を案内することによって左右の縦枠又は方立23の間でその上記片引き又は引き分けの横引開閉を行うようにしてある。
框枠をなす上框31,下框32及び左右の縦框33は,それぞれ室内側に面外方向外周端部を同一面に位置するように,框の室内側側面を用いて又は別体の気密材受材を後付固定することによってそれぞれ垂直且つ平坦にして幅広一連の気密材対接面を備えており,該気密材対接面に上記窓開口枠2の密封気密材4を面接することによってその面外方向外周端部において引戸3閉成時の高度な気密性を確保するものとしてある。
密封気密材4は,常法に従ってその嵌合基部41を窓開口枠2の上枠21,下枠22,左右の縦枠又は方立23に形成した気密材受溝24に嵌合して該窓開口枠2から上記框枠に面接するように突設してあり,このとき該気密材受溝24は,窓開口枠2の同じく面外方向外周端部に同一面に位置するように,上枠21及び縦枠23のように室外側側面を室内側に一体に凹陥し,下枠22のように一対の突条を一体に突出し又は別体の受溝部材を後付固定することによって同様に一連に配置してある。
密封気密材4は,ゴム,合成樹脂等を使用できるが,本例にあってエア吸引による収縮とエア供給による弾発的な膨出を繰り返すものとして,弾性と耐久性に優れた合成樹脂製のもの,例えばシリコンゴムを用いて一体成形したものとしてあり,本例にあっては該シリコンゴムに,ヒレ付きの半硬質樹脂による嵌合基部41を同時成形し,上記弾性と耐久性を確保するともに嵌合基部41の気密材受溝24への確実な嵌合とその抜け止めをなし得るようにしてある。
本例にあって密封気密材4は,これを,上記窓開口枠の気密材受溝24に嵌合した嵌合基部41から引戸3の框枠に向けて拡開するように突出配置した両側一対の拡開傾斜壁42と,該拡開傾斜壁42の突出方向先端を連結する引戸3の框枠側に向けて膨出して該框枠に面接する膨出面接壁43とを備えて,上記嵌合基部41を頂点として引戸3の框枠側に向けて断面略三角形状に形成したものを用いてある。即ち本例の密封気密材4は,例えば2〜3mmの肉厚にして引戸の框枠側への突出幅を1.5cm程度とした両側一対の拡開傾斜壁42と,同じく2〜3mmの膨出幅にして拡開傾斜壁42間の面接幅を2.5〜3cm程度とした突出方向先端の膨出面接壁43とを備えて,内側に同じく略三角形状の密封中空部44を備えたものとしてある。
該密封気密材4は,窓開口枠2の上記一連の気密材受溝24に対して同じく一連に配置してあり,該一連の配置は,例えば,窓開口枠2の上枠21,下枠22及び縦枠又は方立23の長さに切断した長尺の気密材を,その長手方向両端をそれぞれ45度の角度に留切りし,該留切り端部を突き合せて,例えば溶着や接着の一体化措置を施して留接合することによって,窓開口枠2の矩形の気密材受溝24と同一形状をなす矩形フレーム状として,上記気密材受溝24に嵌合基部41を嵌合してその配置を行ってあり,これによって密封気密材4がコーナー部位を含めて矩形一体にして一連に連通する密封中空部44を形成し,上記真空吸引装置によるエア吸引の収縮とエア供給による膨出をなし得るようにしてある。
吸引パイプ5は,例えば断面円形の金属乃至硬質樹脂パイプを用いて,上記密封気密材4の嵌合基部41に形成した透孔から,その先端を該密封気密材4の上記密封中空部44内に挿入して密封気密材4に対する吸引パイプ5の接続を行ってあり,このとき本例の吸引パイプ5は,その密封気密材4側先端を,その外周方向部分的に開口した対向開口部41を備えて形成し,密封気密材4に挿入した吸引パイプ5の該対向開口部を密封気密材5の長手方向に向けて配置したものとしてある。
即ち本例にあって吸引パイプ5の挿入を,密封気密材4の嵌合基部41を貫通するように行うことによって,該嵌合基部41の弾発的な挿入を行うとともに必要に応じてシール措置を施すことによって,該挿入を高気密にして確実に行うようにしてあり,該吸引パイプ5が揺動したり抜けたりして気密性が損なわれるのを防止してある。
本例にあって,上記真空吸引装置7は,これを,上記操作スイッチ6によって作動するエア供給用電磁弁71,エア吸引用電磁弁72及び真空ポンプ74を備えて形成するとともにエア供給用電磁弁71にエアフィルター73を配置したものとしてある。このとき真空吸引装置7は,密封気密材4に接続した吸引パイプ5の長手方向に,エア供給用電磁弁71,エア吸引用電磁弁72,真空ポンプ74を配置するとともにエア供給用電磁弁71にエアフィルター73を接続することによって一連のエア吸引供給系をなすようにしてある。このとき本例にあって,これら電磁弁71,72,真空ポンプ74等は,吸引パイプ5の密封気密材4への接続側を外部に突出する以外,ボックス78内に一括収納したボックス78収容の真空吸引ユニットとしてあり,例えばこれを床下の所定箇所に据置き設置して密封気密材4の上記収縮と膨出をコントロールし得るようにしてあり,一方該真空吸引装置7を操作する操作スイッチ6は,例えば引戸3の開成と閉成に応じた表示を有する開ボタン61,閉ボタン62のスイッチボタンとこれに応じた開閉状態の表示ランプ63を備えたものとして,例えば壁面や嵌殺し部1等の操作位置に埋込乃至添設設置してある。
このとき本例の真空吸引装置7は,更に,操作スイッチ6によるエア吸引によって作動し,設定時間経過後にエア供給を開始するタイマー75を備え,また吸引パイプ5の内圧を検出することによってエア吸引を開始する圧力スイッチ76を備えたものとしてあり,本例にあってこれらタイマー75,圧力スイッチ76も上記と同様にボックス78内に収納して,上記真空吸引ユニットをなすものとしてある。
即ち,該真空吸引装置7は,引戸3を閉成した状態で,図10に示すように,エア供給用及びエア吸引用の電磁弁71,72が開放した状態となっているところ,引戸3を開閉するために,操作スイッチ6の開ボタン61を押圧すると,図7に示すように,吸引パイプ5の密封気密材4側に位置するエア供給用電磁弁71が開放のままとなる一方,エア吸引用電磁弁72が閉鎖するとともに真空ポンプ74が作動し,上記エア吸引供給系をエア吸引系として,矢印方向に向けたエアの流れを形成し,吸引パイプ5を介して密封気密材4の密封中空部44からそのエアを真空吸引し,該密封気密材4を弾発的に収縮することによってこれを引戸3の框枠から離隔して,引戸3の框枠をフリーとすることによって該引戸3を開閉可能の状態とする。
また操作スイッチ6の閉ボタン62を押圧すると,図9に示すように,エア供給用電磁弁71が閉鎖するとともにエア吸引用電磁弁72が開放して,真空ポンプ74が停止し,上記エア吸引供給系をエア供給系として,吸引パイプ5を介して,減圧状態にある密封気密材4の密封中空部44に,矢印方向に向けたエアの流れを形成し,エアフィルター73からエア供給用電磁弁71を経由してエアを供給して,該密封気密材4を弾発的に膨出するとともにこれを引戸3の框枠に密着して,窓開口枠2と該引戸3の框枠間を密封して引戸3の気密性を確保し,また該密着による開閉の摩擦抵抗によって引戸3の開閉を不能として引戸3の閉成状態を維持する。
また本例にあってタイマー75は,上記開ボタン61の押圧によって作動して,予め設定した,例えば2〜3時間の設定時間を経過した状態で,上記エア供給用電磁弁71を閉鎖して,エア吸引供給系をエア供給系として,上記エアフィルター73からエア供給用電磁弁71を経由してエアを供給し,閉ボタン62の操作なく,該密封気密材4を弾発的に膨出して引戸3の框枠に密着し,上記引戸3の閉成状態を維持するものとされる。
一方圧力スイッチ76は,密封気密材4とエア供給電磁弁71間の吸引パイプ5に配置し,該圧力スイッチ76が該吸引パイプ5,即ち密封気密材4における密封中空部44の内圧が,予め設定した下限値に至った場合にこれを検出して,上記開ボタン61の押圧と同様に,エア吸引供給系をエア吸引系として,真空ポンプ74によるエア吸引を開始するものとしてある。
即ち開ボタン61の操作によって密封気密材4の真空吸引を行ってこれを収縮すると,真空ポンプ74が停止する一方,上記タイマー75を作動して,この収縮による引戸3の開閉可能の状態を長時間に亘って維持すると,時間の経過とともに,例えば図8に維持状態を示すように,エア吸引系に矢印方向に向けた極く微量なエア漏れが生じて,密封気密材4にエアが供給される結果,密封気密材4の収縮が次第に損なわれてこれが膨出し,場合によって密封気密材4が引戸3の框枠に接触するようになり,開閉可能の状態に維持しながらも引戸3の開閉が不能になるに至るという可能性が残るところ,上記圧力スイッチ76が内圧の下限値に至った状態,即ち真空吸引によって収縮した密封気密材4が僅かに膨出し又は引戸3の框枠に接触するといった,開閉可能の状態を阻害する内圧になったときに,該内圧を検出し,エア吸引系にある真空吸引装置7の真空ポンプ74を作動することによって,その時点で改めて密封気密材4のエア吸引を行い,引戸3の開閉可能の状態を維持するようにしてある。
図中64は操作スイッチのリード線,77は真空吸引装置7の制御板,8はブラインド乃至網戸,81はそのガイドレール,82はその巻取軸を示す。
以上のように構成した本例の大型引戸装置Aは,操作スイッチ6によって真空吸引装置7を作動させることにより,上記密封気密材4の密封中空部44からそのエアを吸引し該密封気密材4を収縮することによって密封気密材4を引戸3の框枠から室内側に向けて離隔し,また引戸3の閉成後には,逆に密封中空部44に対してエアを供給し該密封気密材4を弾発的に室外側に膨出することによって引戸3の框枠に密着するようにし,これによって引戸3の框枠に対する密封気密材4の摩擦抵抗を解消して,引戸3のスムーズ且つ確実な開閉と引戸3の閉成状態の高度な気密性の確保との双方を同時に実現したものとすることができる。
このとき本例の密封気密材4は,上記断面略三角形状として,その膨出面接壁43を框枠に面接するようにしたから,引戸3の閉成時に極めて高度な気密性を確保することができるとともにエア吸引によって,両側一対の拡開傾斜壁42間に膨出面接壁43を受け入れ,該両側一対の拡開傾斜壁42の間隔を狭めて潰すようにして該密封気密材の収縮を行うために,該密封気密材4を上框31,下框32及び縦框33の框枠からスムーズ且つ確実に離隔することができ,またエア供給によって逆に膨出して該框枠に確実に密着するものとすることができる。また吸引パイプ5は,その先端に部分的な対向開口部51を備え,該対向開口部51を密封気密材4の長手方向に向けて配置したことによって,真空ポンプ74の作動による吸引に際して,吸引パイプ5の吸引口が膨出面接壁43を強吸着して該吸引口が塞がれることによる吸引不良やこれによる密封気密材4の収縮不良を招くこともなく,常にエア吸引による収縮とエア供給による膨出とを確実に行うことができる。
更に真空吸引装置7は,可及的簡易な構造にして確実な作動を行って,密封気密材4に対するエア吸引とエア供給の長期に亘る耐久性を備えたものとなし得る上,タイマー75を設置することによって,開閉が想定される設定時間の間に,操作スイッチ6を操作することなく,引戸3を開閉可能な状態に維持して使い勝手の良好のものとすることができ,また,圧力スイッチ76を配置したことによって,僅かながらのエア漏れが生じる可能性が残ることによって,引戸3の開閉可能な状態が阻害されるのを防止して,タイマー設定時間中に密封気密材4を常に収縮状態として引戸3の開閉可能な状態を確実に維持することができる。
図示した例は以上のとおりとしたが,密封気密材を,収縮と膨出が可能な断面矩形,円形等適宜の形状のものとすることを含めて,本発明の実施に当って,窓開口枠,その気密材受溝,引戸,その框枠,密封気密材,吸引パイプ,真空吸引装置,操作スイッチ,必要に応じて用いる吸引パイプの対向開口部,エア吸引用電磁弁,エア供給用電磁弁,真空ポンプ,タイマー,圧力スイッチ等の各具体的構造,形状,材質,これらの関係,これらに対する付加等は,上記発明の要旨に反しない限り様々な形態のものとすることができる。
大型引戸装置の縦断面図である。 図1の上枠部分の拡大図である。 図1の下枠部分の拡大図である。 引戸と方立との関係を示す横断面図である。 引戸の召合部と方立との関係を示す横断面図である。 密封気密材と吸引パイプの関係を示す拡大断面図である。 エア吸引状態における真空吸引装置の系統図である。 タイマー作動時の微量なエア漏れの状態を示す真空吸引装置の系統図である。 エア供給状態における真空吸引装置の系統図である。 エア供給後の状態における真空吸引装置の系統図である。 真空吸引装置のボックス収納状態を示す平面図である。 操作スイッチの側面図である。
符号の説明
A 大型引戸装置
1 嵌殺し部
2 窓開口枠
21 上枠
22 下枠
23 方立
24 気密材受溝
25 断熱材
3 引戸
31 上框
311 ガイドローラー
32 下框
321 戸車
33 縦框
4 密封気密材
41 嵌合基部
42 拡開傾斜壁
43 膨出面接壁
44 密封中空部
5 吸引パイプ
51 対向開口部
6 操作スイッチ
61 開ボタン
62 閉ボタン
63 表示ランプ
64 リード線
7 真空吸引装置
71 エア供給用電磁弁
72 エア吸引用電磁弁
73 エアフィルター
74 真空ポンプ
75 タイマー
76 圧力スイッチ
77 制御回路部
78 ボックス
8 ブラインド乃至網戸
81 ガイドレール
82 ブラインド軸

Claims (6)

  1. 上枠,下枠,これらの間の縦枠乃至方立によって区画形成した窓開口枠に横引開閉自在に配置した上下左右の框を框組みした引戸と,該框組みした引戸の框枠に弾発的に密着するように窓開口枠の気密材受溝に嵌合配置して該窓開口枠と引戸の框枠間に介設して窓開口枠のコーナー部位を含めて矩形一体にして一連に連通する密封中空部を有する密封気密材と,該密封気密材の長手方向中間位置にその密封中空部に連通するように一端を接続した吸引パイプと,該吸引パイプを介した密封中空部のエア吸引によって収縮して該密封気密材を引戸の框枠から離隔し且つエア吸引の停止によるエア供給によって弾発的に膨出して密封気密材を框枠に密着するように上記吸引パイプの他端に接続して配置した真空吸引装置と,該真空吸引装置のエア吸引及びその停止を操作する操作スイッチとを備えてなることを特徴とする大型引戸装置。
  2. 上記密封気密材を,上記窓開口枠の気密材受溝に嵌合した嵌合基部から引戸の框枠に向けて拡開するように突出配置した両側一対の拡開傾斜壁と,該拡開傾斜壁の突出方向先端を連結する引戸の框枠側に向けて膨出して該框枠に面接する膨出面接壁とを備えて,上記嵌合基部を頂点として引戸の框枠側に向けて断面略三角形状に形成してなることを特徴とする請求項1に記載の大型引戸装置。
  3. 上記吸引パイプにおける密封気密材側先端を,その外周方向部分的に開口した対向開口部を備えて形成し,上記密封気密材に対する吸引パイプの接続を,該先端を密封中空部内に挿入し且つ上記対向開口部を密封気密材の長手方向に向けて配置してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の大型引戸装置。
  4. 上記真空吸引装置を,上記操作スイッチによって作動するエア吸引用電磁弁,エア供給用電磁弁及び真空ポンプを備えて形成するとともにエア供給用電磁弁にエアフィルターを配置してなることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の大型引戸装置。
  5. 上記真空吸引装置が,操作スイッチによるエア吸引によって作動し,設定時間経過後に該エア吸引を停止してエア供給を開始するタイマーを備えてなることを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載の大型引戸装置。
  6. 上記真空吸引装置が,吸引パイプの内圧を検出することによってエア吸引を開始する圧力スイッチを備えてなることを特徴とする請求項5に記載の大型引戸装置。
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