JP2008307670A - トルク工具装置 - Google Patents

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哲也 横山
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Abstract

【課題】トルク工具において、締付け作業時に締め付け以外の操作を必要とせず迅速に作業が可能であるとともに、締付けが適切に行なわれたか否かの判定を瞬時に行うことで、連続した締付け作業が行うことができるトルク工具装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ボルト等を締付けたトルク値を測定し、その測定トルク値を無線通信手段により送信可能なトルク工具1と、測定トルク値を受信してそのトルク値が適切であるか否かの判定を行う情報処理手段を有する情報処理端末20とで構成されるトルク工具装置により、トルク工具1には合否判定のために装置を備える必要が無く軽量化可能であり、さらにISMバンドの周波数帯を利用して無線通信を行うことにより、瞬時に判定結果を送受信可能となるため、トルク工具1による締付けを連続して迅速に行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ねじの締付けを行うトルク工具と、トルク工具の測定トルク値が予め設定した設定のトルク値であるか否かを判定する締付情報処理端末とからなるトルク工具装置に係り、トルク工具と情報処理端末とが双方向に無線通信を行って、ねじの締付けが適切に行われたか否かを作業者に速やかに報知することを可能とするものである。
従来、トルクレンチ等のトルク工具において、ボルト等の締付けに伴って測定した測定トルク値が設定トルク値に達すると、ランプの点灯やブザーの音、軽い衝撃などにより設定したトルク値に達したことを作業者に知らせるようにしたものが提案されている。
特許文献1には、トルク測定値がトルク設定値に達したか否かの判定を行い、作業者に判定結果を示すことが可能なトルクレンチが記載されている。このトルクレンチでは、設定部70にて予め必要なトルク設定値を入力して内部メモリに記憶しておき、実際に締付けを行うと、そのトルク測定値がトルク設定値に達したか否かなどの判定が行われ、その結果がブザー320やLED330で出力される。従って、このトルクレンチによれば、作業者は適正なトルク値で締付けが行われたか否かを確認できるため、必要なトルクでボルト等の締付けができる。
さらに、ボルト等の締付けトルク値などのデータを収集してボルト等の締付け状態を管理するために、締付けトルク値などのデータをトルクレンチのメモリに記憶することのできるトルクレンチも知られている。
特開2006−289535号公報
上記のトルクレンチにより、適正なトルクでねじの締付を行うことが可能であるが、その一方でトルクレンチ自体にボルト等の締付けに必要な設定トルク値を入力するための入力手段や、締付トルクが適正か否かの判定手段、締付トルク値等を記憶するメモリなどを備える必要が生じ、トルクレンチの重量が増えたり、備え付ける機器が大きくなったりし、締付け作業の邪魔になる場合がある。
また、トルクレンチ側で締付トルクなどのデータを保存する必要がある場合には、一回の締付動作毎に保存するための操作または一回の締付動作の終了を指示するリセット操作を行なう必要がある。連続して次々とねじの締付を行わなければならない場合には、締付ごとにデータ保存のための操作やリセット操作を行なうとなると、締付作業以外の操作が煩雑になり迅速な作業の妨げになる。
また、従来の無線で情報伝送を行うトルク工具では、通常、周波数が数十MHz〜数百MHz帯の電波を利用して無線通信を行っており、例えば、ラジコンなどにも使用される40MHz帯や、データ伝送用等として用いられる429MHz帯を利用するものがある。しかし、周波数の割り当ては各国によって異なるため、日本において使用可能な周波数を用いていても、必ずしも世界中で使用できるとは限らない。
また、例えば周波数が40MHz程度であると波長は約7.5mであるため、波長の1/2または1/4の長さのアンテナを用いたとしても、非常に長いアンテナが必要となり、トルク工具を小型軽量化できない。
さらに、周波数が低ければ通信速度も遅いため、情報を伝送するのに時間がかかり締付け作業を連続して迅速に行うことができないという問題もある。
そこで、本願発明は、トルク工具と締付情報処理端末とで双方向に無線通信を行うことにより、トルク工具にて締付情報の処理や記録のための設定などの操作を行う必要をなくし、ねじの締付が適正であるか否かの判定結果を瞬時に得ることが可能な、締付け作業効率の高いトルク工具装置を提供することを目的とする。
また、より小型化、軽量化されたトルク工具を有するトルク工具装置を提供することを目的とする。
さらに、本願発明に係るトルク工具装置の無線通信を特定の周波数帯の電波を使用して行うことにより、使用される国がかわっても周波数を変更する必要の無いトルク工具装置を提供することを目的とする。
本願発明にかかるトルク工具装置は、ねじの締付に応じたトルク値を測定するトルク測定手段と、少なくとも前記測定トルク値を含む情報を周波数2.4GHz帯の電波で送信し、少なくとも報知情報を周波数2.4GHz帯の電波で受信可能な第1の無線通信手段と、受信した情報に応じた報知を行なう第1の報知手段とを有するトルク工具と、
前記第1の無線通信手段との間で情報を周波数2.4GHz帯の電波で送受信可能な第2の無線通信手段と、前記第2の無線通信手段により伝達された情報を処理する情報処理手段とを有し、その処理結果を前記第2の通信手段を介して前記第1の無線通信手段に報知情報として送信する締付情報処理端末と、で構成されるトルク工具装置であって、
前記締付情報処理端末は、前記第1の無線通信手段により送信された少なくとも前記測定トルク値を含む情報を受信すると、前記情報処理手段において、受信した前記測定トルク値が予め設定された設定トルク値であるか否かの合否判定処理を行い、該合否判定処理の結果を前記第1の無線通信手段に送信し、
前記報知手段は、前記第1の無線通信手段を介して前記情報処理端末から送信された前記合否判定処理の結果の報知を行なうことを特徴とする。
本発明のトルク工具装置によれば、トルク工具側には測定トルク値の合否判定を行うための手段を設けていないため、合否判定に要する処理装置や、測定トルク値や合否判定の結果を記憶しておくメモリ等の記憶手段を備える必要が無く、トルク工具の構成部材を最小限にすることができる。これによって、トルク工具の軽量化、小型化がなされ、作業効率がより向上する。
また、トルク工具は測定トルク値の送信と合否結果の受信および合否に対応した報知を行なうのみであるため、締付作業時に締付情報の記憶や処理に伴う操作を行う必要が無く、締付作業を連続して行う場合にも迅速に作業を行うことができる。
特に、トグル機構を用いたトルク工具としてのトルクレンチにあっては、ボルト当を締め付ける作業は、トグル機構が動作するまで行えばよいので、現在の締付作業中のトルク値を気にすることなく締付作業が行え、結果としての合否判定が報知されるため、ボルト等の締付作業の効率を向上させ、併せて高精度なトルクの締付作業が行える。
さらに、本発明に係るトルク工具装置において、トルク工具と締付け情報処理端末との無線通信に使用している2.4GHz帯の電波は、世界各国で共通して利用できる周波数帯であるISMバンドの一つであるため、2.4GHz帯をISMバンドとして利用できる国であればどこでも使用可能であるという効果が得られる。
また、従来の数十〜数百MHz帯の電波を利用するものに比べ、通信速度が非常に速くなるため、トルク工具からトルク値を送信後、合否判定結果を受信して報知するまでの時間が短くなり、作業効率が向上するという効果が得られる。また、送受信時の時間が短くなることで消費電力を低減できるため、電池寿命が延びるという効果もある。
本発明に係るトルク工具装置の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態にかかるトルク工具装置の概略図であり、トルク工具であるトルクレンチ1と締付情報処理端末(以下、処理端末とする)20で構成される。図2はトルクレンチ1の構造図、図3はトルクレンチ1の回路図、図4は処理端末20の回路図である。
図1に示す本実施形態に係るトルク工具装置においては、トルクレンチ1によりボルト等のねじの締付が行なわれると、その締付を完了した際の測定トルク値を含む情報が処理端末20に送信される。処理端末20は、トルク値を含む情報を受信し、そのトルク値が予め設定されている設定トルク値であるか否かの合否判定を行なう。測定トルク値が設定トルク値であれば合格(合否判定OK)、設定トルク値から外れていれば不合格(合否判定NG)とするが、詳しい合否判定処理については後述する。
そして、処理端末20は、上記合否判定の後合否判定結果をトルクレンチ1に送信し、トルクレンチ1において報知手段により合否判定結果を作業者に知らせる。これによって、作業者はねじの締付を適正に行ったか否かを即座に判断することができる。さらに、処理端末20は合否判定結果の送信とともにトルク値とその合否判定結果などを含む情報をパソコン(PC)やプログラマブルコントローラ(PLC)によって構成される外部接続機器30に外部出力可能であり、外部出力された情報はパソコンなどで管理、分析が可能である。
なお、合否判定において合否の判定基準となる設定トルク値は、実際には後述するように設定トルク値を挟む下限値と上限値とで決まる範囲として設定されるものであり、締付けトルク値がその範囲内であれば合格と判定する。この設定トルク値は処理端末20において、または処理端末20に接続される外部接続機器30により、必要な締付けトルク値に応じて予め設定しておくことができる。
また、本実施形態のトルク工具装置は、トルクレンチ1と処理端末20の間におけるトルク値を含む情報および合否判定結果の送受信を、ISMバンドの2.4GHz帯の電波を用いて行っている。そのため、数十MHz〜数百MHz帯の電波の場合に比べ高速通信が可能となり、処理端末20などの外部機器で合否判定を行っても無線通信によるタイムラグはほとんど無く、締付け終了とほぼ同時に判定結果が得られる。従って、無線通信を行うことによる作業効率が低下することは無い。
さらに、トルクレンチ1と処理端末20の無線通信は、トルクレンチ1と処理端末20で一定の規則のもとに高速に周波数を変化させて電波の送受信を行う、周波数ホッピング方式を使用して行うのが好ましい。送信する周波数を他の無線機器が使用していたり、送信する周波数と同一周波数のノイズが発生していた場合でも違う周波数において正常な通信を行うことが可能であり、通信エラーを低減することができるからである。
以上のような構成により、トルクレンチ1には締付トルク測定手段、無線通信手段および合否判定結果報知手段のみを備えればいいため、トルクレンチ1に設置する装置を小型化できる。また、トルク値などの情報処理は処理端末20で全て行うため、トルクレンチ1側で測定値の記録などデータ処理に関する操作などが不要となり、作業者はねじの締め付けと報知された合否判定結果を確認するという二つの動作のみを行えばよい。また、2.4GHz帯の電波により高速通信が可能となるため、作業効率をさらに向上することができる。
次に、トルクレンチ1および処理端末20の具体的な構成について説明する。
トルクレンチ1は、ボルト又はナットに嵌合するソケット(不図示)が装着されるヘッド3a、中空の柄部3bおよびグリップ部3cとからなるトルクレンチ本体3、柄部3b内に配置され歪を測定するための歪みゲージ12およびCPU9等からなるトルク測定手段、アンテナ5と無線モジュール8(およびCPU9)からなる無線通信手段、そして報知手段であるLED6、とにより構成されている。また、図2に示すようにトルクレンチ本体3のヘッド3aと柄部3bは、柄部3bの内部で後述するトグル機構7により連結されている。
そして、CPU9や無線モジュール8、トルクレンチ1の作動を検知するためのホール素子11などの各回路はトルクレンチ本体3に設置された金属製ケース2内に配置され、LED6およびトルク値を表示するための液晶表示部4が当該ケース2表面に配置されている。なお、アンテナ5は本実施形態においてはケース2の外部に配置されているが、ケース2を電波を遮断しない材料で形成する場合にはケースに内蔵してもよい。
上述のトグル機構7は、ヘッド3aを柄部3bの内部と連結する部材であり、トルクレンチ1でボルト等を締め付けるとヘッド3aが回動してトグル機構7が動作し始める。そして、締付けるトルク値が所定のトルク値に達すると、トグル機構7が作動し軽い衝撃を伴ってヘッド3aに対して柄部3bが急激に回動し、ヘッド3aと柄部3bとの剛体的な連結が解除される。この軽い衝撃によって作業者は所定のトルク値に達したことを認識できるため、締付けトルク値がオーバートルクになる前に締め付けを即座に解除できる。
トグル機構7が作動するトルク値は、トグル機構7を付勢するトグルバネ14の付勢力を調製することで変更可能である。
ここで、上述のトグル機構7は、従来、トルクレンチに用いられている周知の構成で、ヘッド3aの後端部に接続される前作動体と、柄部3b内に配置され、柄部3bの後端側に配置されたトグルバネ14により前方に向けて付勢される後作動体と、前作動体と後作動体との間を連結する連結ピンとにより構成し、前作動体と後作動体との対向面を柄部3bの軸方向に対して互いに平行な傾斜面に形成している。なお、ヘッド3aは柄部3b内まで後端部が差し込まれ、柄部3bに対して枢支ピンにより揺動可能としている。
上記構成のトグル機構7は、柄部3bを回動させてボルトを締め付けると、締め付けるトルクの上昇に伴ってヘッド3aに作用する反力により前作動体がトグルバネ14を連結ピンを介して付勢し、連結ピンにより後作動体が後退する。さらに後作動体が後退すると、前作動体が連結ピンを介して揺動することで、前作動体と後作動体との剛体的な連結が解除され、その際の軽い衝撃により作業者が所定トルク値に達したことを認識できるものである。
なお、トグル機構7の可動部には永久磁石13が設けられ、これと対応する位置のケース2内に不図示のホール素子11が設けられており、トグル機構7の動作によって永久磁石13とホール素子11が近づいて電圧が発生し、この電圧によってトグル機構7の作動を検知するようになっている。即ち、ホール素子11はトグル機構の作動状態を検知するスイッチとして機能しており、トグル機構7が剛体的連結状態である正規位置にセットされており、ホール素子11の出力電圧が所定電圧より低い状態(スイッチOFF)と、正規位置からずれた動作状態になり、出力電圧が所定電圧を超えたトグル機構の作動状態(スイッチON)とを検知する。
処理端末20は、CPU25および設定トルク値を記憶する設定値メモリ26からなる情報処理手段、アンテナ22および無線モジュール24等からなる無線通信手段、そして報知手段であるLED21、などから構成されている。
なお、上述のように本実施形態のトルクレンチ1および処理端末20の無線通信手段は、周波数2.4GHzの電波により双方向に通信可能な無線通信手段である。
以上のように構成されるトルクレンチ1および処理端末20の動作・処理を図5および図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず、図5に示すトルクレンチ1における動作の流れを説明する。
まずトルクレンチ1を用いてねじを締めると、締め付ける力によって歪ゲージ12がトルクレンチの歪を検知する(ステップST(以下、STと表記する)101)。次にCPU9において歪ゲージ12で検知した歪からトルク値を演算する(ST102)。その後、トグル機構7が作動して(ST103)作業者が締め付けを停止し、トルクレンチ1に対する締め付けが解除されたとCPU9が判断すると(ST104)、入力されたトルク値のうち最大のトルク値(ピークトルク値)である測定トルク値とトルクレンチ1の識別番号を処理端末20に対して無線通信手段により送信し(ST105)、送信処理を終了する。この締付け中に演算されたトルク値は、液晶表示部4に随時表示可能である。
なお、本実施形態のトルクレンチ1では、トグル機構7の正規位置の状態(スイッチOFF)から、作業者が締付けを開始して、トグル機構7の作動状態(スイッチON)をホール素子11の出力電圧により検知し、作業者が締付けを停止してトグル機構7を再び正規位置の状態に戻すと(スイッチOFF)、CPU9が締付が解除されたと判断し、トルクレンチ1の1回の締付動作の終了となる。
また、ST105にて処理端末20に送信するトルク値は、トグル機構7が作動して上記スイッチONの状態になるまでに測定されたトルク値のうちの最大のトルク値(ピークトルク値)を、測定トルク値とする。従って、ホール素子11の出力電圧が所定電圧を超えてスイッチON状態にならない限りは処理端末20へのトルク値の送信は行われないため、歪みゲージ12が微小な歪を検知したとしてもその度に合否判定が行われることは無い。
次に、トルクレンチ1における情報の受信処理を説明する。ピークトルク値などの情報を送信後、処理端末20からの無線通信を待受している状態において、合否判定結果を受信した場合には(ST106)、CPU9にて合否判定結果の判別を行い(ST107)、測定トルク値が設定トルク値であったことを示す合否判定OKである場合にはST108に進み、緑色LED6aの点灯を行う。また、測定トルク値が設定トルク値を外れていたため、合否判定NGを受信した場合にはST109に進み、赤色LED6bの点灯を行う。
また、ST106において合否結果を受信しない場合には、ST110に進みST105において識別番号およびピークトルク値を送信してから0.12秒経過したか否かの判別を行う。0.12秒経過していない場合にはST106とST110を繰り返す。0.12秒経過した場合には処理端末20との通信が成立しなかったとしてCPU9にてタイムアウトエラーと判定し(ST111)、赤色LED6bを点滅させて(ST112)処理を終了する。この赤色LED6bの点滅によって作業者は、トルクレンチ1と処理端末20との無線通信が正常に行われなかったことが認識できる。
なお、本実施形態のトルク工具装置において、トルクレンチ1で締付けを行って測定トルク値を処理端末20に送信し、処理端末20で合否判定を行ってトルクレンチ1でLED6を点灯するまでに、通信速度によっても変化するが、12ミリ秒程度を要する。本実施形態では0.12秒経過しても結果を受信しない場合には、何らかの障害が生じているとしてタイムアウトエラーとするが、この規定時間は0.12秒に限られず、任意に設定できるものである。
以上がトルクレンチ1側の測定トルク値の測定から合否判定結果の報知までの流れである。
次に図6に示す処理端末20の処理を説明する。トルクレンチ1からその識別番号と測定トルク値を含む情報をアンテナ22等の無線通信手段を介して受信すると(ST201)、CPU25が受信した識別番号が処理端末20において合否判定を行う対象とされているか否かの判別を行う(ST202)。受信した識別番号が登録されている番号と適合した場合には、以降の合否判定処理に進む。登録されていない番号であれば、受信した情報を破棄して処理を終了する。
受信した識別番号が登録されている番号と適合した場合には、CPU25において、受信したトルク値が処理端末20の設定値メモリ26に記憶された設定トルク値であるか否かの判定を行う。
具体的には設定トルク値の下限値をa、上限値をbとし、受信したトルク値をXとすると、まず、a<Xであるか否かの判別、つまり、受信した測定トルク値が許容される下限値より大きいか否かの判別を行う(ST203)。
ST203において受信した測定トルク値が下限値aよりも大きいと判別された場合にはST204に進み許容される上限値未満であるか否かの判別を行う。即ち、b>Xであるか否かの判別を行い、トルク値がb未満である場合には合否判定OKであると判定し、合否判定OKの情報をトルクレンチ1に送信する(ST205)とともに、処理端末20において合否判定OKを示す緑色LED21aを点灯する(ST206)。
一方、受信した測定トルク値Xが、ST203において許容される下限値a以下またはST204において上限値b以上であると判別された場合には、測定トルク値は設定トルク値から外れているため、合否判定NGと判定され、トルクレンチ1に合否判定NGの情報が送信される(ST208)とともに、処理端末20の赤色LED21bを点灯する(ST209)。なお、トルクレンチ1からの締付けトルク値等の情報の受信、およびトルクレンチ1への合否判定結果の送信は、2.4GHz帯の周波数の電波で行う。
そして、上記いずれかの合否判定結果をトルクレンチ1に送信し、LED21を点灯させるとともに、ST207において、判定を行った識別番号、測定トルク値および判定結果を外部接続機器30に外部出力し、記憶させる。以上が処理端末20における処理の流れである。
なお、受信した測定トルク値や合否判定の結果を記憶する必要がない場合には、外部接続機器30を本処理端末20に接続する必要はなく、ST207は省略される。この場合、トルク値などの情報を蓄積することはできないが、処理端末20において合否判定だけ行うことが可能である。
次に図7に示すタイミングチャートに基づいて、トルクレンチ1と処理端末20が行う各動作のタイミングを時間の経過に沿って説明する。図7には、測定トルク値が測定トルク値であった場合を(1)合否判定OKの場合、設定トルク値外の場合を(2)合否判定NGの場合としてそれぞれ示している。なお、図7(2)の各タイミング番号のうち(1)と同じ動作については同じ番号を付す。
まず、(1)合否判定OKの場合のトルクレンチ1と処理端末20の動作を説明する。ねじの締付を開始しトルクレンチ1が作動して、トルク値が測定されると(T1)、トルクレンチ1から測定トルク値とトルクレンチ1の識別番号を含む情報が処理端末20に対して2.4GHz帯の電波で送信される(T2)。処理端末20は上記情報を受信し(T3)、識別番号により合否判定対象の情報であるか判別し、判定対象であると判別した場合には測定トルク値が設定トルク値であるか否かの合否判定を行う(T4)。(1)の場合は、測定トルク値が設定トルク値であり合否判定OKと判定され、処理端末20がこの合否判定結果をトルクレンチ1に対して2.4GHz帯の電波で送信する(T5)。送信された合否判定結果をトルクレンチ1が受信すると(T6)、合否判定OKを表す緑色のLED6aを点灯する(T7)。
次に(2)合否判定がNGの場合について説明する。処理端末20において合否判定を行なう動作までは(1)合否判定OKの場合と同様である(T1〜T3)。そして、(2)の場合には、測定トルク値が設定トルク値外であり、合否判定NGと判定される(T13)。処理端末20はこの判定情報をトルクレンチ1に送信し(T14)、トルクレンチ1は判定情報を受信して(T15)、合否判定NGを表す赤色のLED6bを点灯する(T16)。
以上がトルクレンチ1と処理端末20の動作および情報通信の流れである。なお、T8からT12の動作は処理端末20から外部接続機器30にトルク値および識別番号を含む情報を外部出力する処理である。この外部出力処理も、上述したトルクレンチ1におけるタイムアウトエラーと同様に、規定時間内(0.5秒以内)に行われなかった場合にはタイムアウトエラーとし、処理端末の赤色LED21bを点滅表示して作業者に知らせる事ができる。また、外部出力処理を行わない場合には、このT8からT12の処理は省略される。
このように、本実施形態のトルク工具装置の情報通信は、トルクレンチ1から処理端末20へトルク値が送信されると、処理端末20において合否判定がなされ、その合否判定結果情報が再びトルクレンチ1に戻ってくるというものである。従って、トルクレンチ1から処理端末20への通信が正常に行なわれているか否か、および、処理端末20からトルクレンチ1への通信が正常に行なわれているか否かについて、情報通信が成立していることを知らせるための新たな別の信号を送受信する必要は無く、トルクレンチ1におけるLED6の点灯による合否判定結果の表示によって、合否の確認と同時に通信の成立の確認も行うことができる。
なお、T2とT3、T5とT6およびT14とT15におけるトルクレンチ1と処理端末20との電波の送受信は2.4GHz帯の電波で行い、さらに周波数ホッピング方式により行うのが好ましい。周波数ホッピング方式によれば、送信する周波数を他の無線機器が使用していたり、送信する周波数と同一周波数のノイズが発生していた場合でも、他の周波数により電波の送受信を行うので、タイムアウトエラーを防止できるからである。
以上の本実施形態においては、処理端末20に合否判定結果の報知手段であるLED21を配置しているが、処理端末20で報知する必要がない場合には省略してもよい。なお、その場合には上述の処理端末20における報知動作は行なわれない。
また、本実施形態においては、トルクレンチ1のケース2に液晶表示部を設けているが、トルクレンチ1側で締付け中にトルク値を確認する必要がない場合には、省略してもよい。その場合には、さらにトルクレンチ1の小型化、軽量化が可能となる。
本実施形態においては、トルクレンチ1と処理端末20との双方向無線通信時に、トルクレンチ1の識別番号を測定トルク値と併せて送受信しているが、トルク工具装置の無線通信可能範囲内に他のトルク工具装置が存在しないような場所で、かつトルクレンチ1を1台のみで使用するような場合には、電波を識別する必要が無いため識別番号を送信しなくてもよい。ただし、処理端末20において複数のトルクレンチ1から情報を受信して処理する場合などには、トルク値をトルクレンチごと識別して管理をしやすくするために、識別番号をトルク値と共に送受信することが好ましい。また、トルク工具と処理端末とを一グループとするトルク工具装置が複数同時に同じ場所で使用される場合にも、対応するトルクレンチと処理端末との間で無線通信が行われるように、識別番号を送受信することが好ましい。
本実施形態では、トルクレンチ1において合否判定結果をLED6の点灯により報知しているが、LED以外の照明器具を用いてもよい。また、ブザー音や振動、これらの組み合わせにより報知してもよい。
本実施形態では、トルクレンチ1にトグル機構7を設けているが、所望のトルク値で締付けるために液晶表示部4の表示や処理端末20における合否判定の報知のみで十分である場合には備える必要は無い。また、本実施形態のトルクレンチ1ではCPU9においてトグル機構の作動の検知7および締付けの終了の判断をホール素子11が出力する電圧の増減により行っているが、これに限られるものではなく、他のセンサーや歪みゲージ12の歪み検知やリミットスイッチ等で行うことも可能である。
本実施形態においてはトルク工具としてトルクレンチを用いたが、これに限られるものではなく、トルクドライバーなどその他のトルク工具についても同様に利用できるものである。
以上のように、本願発明に係るトルク工具装置によれば、2.4GHz帯の電波で情報の送受信を行うため、無線通信を非常に高速に行うことが可能である。従って、トルク工具によりねじの締付けを完了すると、完了と略同時にその締付けが適正であったかの判定が得られるため、連続して迅速にねじの締付け作業を行うことができる。また、世界各国でISMバンドとして利用されている2.4GHz帯の電波を利用することで、周波数を変更することなく、日本以外の国においてもグローバルに使用可能である。さらに、処理端末20は合否判定結果の送信とともにトルク値とその合否判定結果などを含む情報をパソコン(PC)やプログラマブルコントローラ(PLC)によって構成される外部接続機器30に外部出力可能であり、外部出力された情報はパソコンなどで管理、分析が可能である。
本実施形態のトルクレンチ1および情報処理端末20からなるトルク工具装置の概略図。 図1に示すトルクレンチ1の構造図。 図1に示すトルクレンチ1の回路図。 図1に示す情報処理端末20の回路図。 図1に示すトルクレンチ1の動作を示すフローチャート。 図1に示す情報処理端末20の動作を示すフローチャート。 図1に示すトルク工具装置の動作を示すタイミングチャート。
符号の説明
1 トルクレンチ
2 ケース
3 トルクレンチ本体
4 液晶表示部
5 アンテナ
6 LED
6a 緑色LED
6b 赤色LED
7 トグル機構
8 無線モジュール
9 CPU
11 ホール素子
12 歪ゲージ
13 永久磁石
14 バネ
20 情報処理端末
21 LED
21a 緑色LED
21b 赤色LED
22 アンテナ
24 無線モジュール
25 CPU
26 設定値メモリ
30 外部接続機器

Claims (11)

  1. ねじの締付に応じたトルク値を測定するトルク測定手段と、少なくとも前記測定トルク値を含む情報を周波数2.4GHz帯の電波で送信し、少なくとも報知情報を周波数2.4GHz帯の電波で受信可能な第1の無線通信手段と、受信した情報に応じた報知を行なう第1の報知手段とを有するトルク工具と、
    前記第1の無線通信手段との間で情報を周波数2.4GHz帯の電波で送受信可能な第2の無線通信手段と、前記第2の無線通信手段により伝達された情報を処理する情報処理手段とを有し、その処理結果を前記第2の通信手段を介して前記第1の無線通信手段に報知情報として送信する締付情報処理端末と、で構成されるトルク工具装置であって、
    前記締付情報処理端末は、前記第1の無線通信手段により送信された少なくとも前記測定トルク値を含む情報を受信すると、前記情報処理手段において、受信した前記測定トルク値が予め設定された設定トルク値であるか否かの合否判定処理を行い、該合否判定処理の結果を前記第1の無線通信手段に送信し、
    前記報知手段は、前記第1の無線通信手段を介して前記情報処理端末から送信された前記合否判定処理の結果の報知を行なうことを特徴とするトルク工具装置。
  2. 前記トルク工具と締付情報処理端末とは周波数ホッピング方式を用いて前記情報の送受信を行うことが可能であることを特徴とする請求項1に記載のトルク工具装置。
  3. 前記締付情報処理端末は、前記合否判定処理の結果に応じた報知を行なう第2の報知手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載のトルク工具装置。
  4. 前記第1の無線通信手段から送信される情報は、前記測定トルク値と当該トルク工具の識別番号を含む情報であって、
    前記締付情報処理端末は、受信した前記情報に含まれる識別番号が前記情報処理手段に予め記憶された識別番号であるか否か判別し、記憶された番号であれば前記受信した情報に含まれる測定値について前記合否判定処理を行い、記憶された番号でなければ前記合否判定処理を行なわないことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のトルク工具装置。
  5. 前記トルク工具は、前記トルク値の測定開始後、締付けが解除されるまでに測定された最大トルク値を前記測定トルク値として送信することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のトルク工具装置。
  6. 前記合否判定の基準となる設定トルク値が変更可能であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のトルク工具装置。
  7. 前記第1および第2の報知手段は、光、音および振動のいずれか、またはこれらを組み合わせて報知することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のトルク工具装置。
  8. 前記締付情報処理端末は、受信した前記測定トルク値を含む情報および前記合否判定処理の結果を情報管理用のコンピュータに送信可能であることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のトルク工具装置。
  9. 前記第1の報知手段は、前記測定トルク値を含む情報の送信後規定時間内に前記情報処理端末からの前記合否判定処理の結果を受信しない場合には、前記合否判定処理の結果を受信できなかったことを示す報知を行うことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のトルク工具装置。
  10. 第1の無線通信手段と第2の無線通信手段とは、前記情報を周波数2.4GHz帯の電波で送受信可能であることによって、前記トルク工具と前記締付情報処理端末との間で高速通信が可能であることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のトルク工具装置。
  11. 前記トルク工具は、締め付けるトルクが所定値に達したことをトグル機構による機械的動作で感知することを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載のトルク工具装置。
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