JP2008306639A - ヘッドホンユニット、及びヘッドホン - Google Patents
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Abstract
【課題】振動板に加わる音響インピーダンスのバランスを取って異音の発生を抑制するようにしたヘッドホンユニットと、これを用いたヘッドホンを提供する。
【解決手段】磁気ギャップを形成する磁気回路2と、磁気回路を中央に支持する環状のユニットフレーム3と、ユニットフレームの一面側に取り付けられた振動板4と、振動板に取り付けられ、一部が上記磁気ギャップに配置されたボイスコイル5とを有する。ユニットフレームは、径が連続的に変化しながら一面側と他面側とを連通して音響抵抗を制御する制動開口31を複数備える。制動開口31は、ユニットフレームの一面側から厚さ方向中心部付近へ向かうにしたがって径が小さくなる第1円錐開口部と、同他面側から厚さ方向中心部付近へ向かうにしたがって径が小さくなる第2円錐開口部と、第1円錐開口部の小径側と第2円錐開口部の小径側とを連通する細管部とから構成される。
【選択図】図2
【解決手段】磁気ギャップを形成する磁気回路2と、磁気回路を中央に支持する環状のユニットフレーム3と、ユニットフレームの一面側に取り付けられた振動板4と、振動板に取り付けられ、一部が上記磁気ギャップに配置されたボイスコイル5とを有する。ユニットフレームは、径が連続的に変化しながら一面側と他面側とを連通して音響抵抗を制御する制動開口31を複数備える。制動開口31は、ユニットフレームの一面側から厚さ方向中心部付近へ向かうにしたがって径が小さくなる第1円錐開口部と、同他面側から厚さ方向中心部付近へ向かうにしたがって径が小さくなる第2円錐開口部と、第1円錐開口部の小径側と第2円錐開口部の小径側とを連通する細管部とから構成される。
【選択図】図2
Description
本発明は、ヘッドホンユニット、及びヘッドホンに係るものであり、詳しくは、振動板に加わる音響インピーダンスのバランスを取って異音の発生を抑制する技術に関する。
ダイナミックヘッドホンユニット(以下、単に「ヘッドホンユニット」という)は、基本的に主として振動板と磁気回路とを備え、たとえば図4及び図5に示すように構成されている。図4は、従来のヘッドホンユニットの構成を示す図であり、(a)はユニットフレーム部分の正面図、(b)はユニットフレーム部分の背面図である。図5は、図4(a)に示すB−B線に沿う断面図である。
図4及び図5において、ヘッドホンユニット101は、磁気回路構成部材である有底円筒状のヨーク102と、このヨーク102を中央に支持する環状のユニットフレーム103と、このユニットフレーム103の一面側に取り付けられた振動板104と、この振動板104に取り付けられたボイスコイル105と、を有する。ヨーク102の内底面には永久磁石が、その上面には円盤状のポールピースが固着され、ヨーク102の内周面とポールピースの外周面との間に形成された円形の磁気ギャップに上記ボイスコイル105が配置されている。
図4及び図5において、ヘッドホンユニット101は、磁気回路構成部材である有底円筒状のヨーク102と、このヨーク102を中央に支持する環状のユニットフレーム103と、このユニットフレーム103の一面側に取り付けられた振動板104と、この振動板104に取り付けられたボイスコイル105と、を有する。ヨーク102の内底面には永久磁石が、その上面には円盤状のポールピースが固着され、ヨーク102の内周面とポールピースの外周面との間に形成された円形の磁気ギャップに上記ボイスコイル105が配置されている。
このようなヘッドホンユニット101においては、振動板104の後部(放音側とは逆側)に、音響インピーダンスを制御して音響特性を整える音響抵抗体106が取り付けられている。この音響抵抗体106は、不織布等でできており、通常ユニットフレーム103に設けられた開口131を塞ぐように他面側より貼り付けられている。
ここで、音響抵抗体によりもたらされる効果の様子を、図6に示す。図6は、周波数特性を示す図であり、図中Aは、音響抵抗体が無い場合の周波数特性を示し、Bは、音響抵抗体がある場合の周波数特性を示す。
図6からわかるように、音響抵抗体が無いAでは、周波数をスイープ(掃引)しながら正弦波信号を加えると、特定の周波数で音圧が大きくなり、ノイズ音が発生してしまうが、音響抵抗体があるBでは、全体的に音圧は下がるが、可聴周波数帯域の低音から高音までを一様な音圧で再生できる。
図6からわかるように、音響抵抗体が無いAでは、周波数をスイープ(掃引)しながら正弦波信号を加えると、特定の周波数で音圧が大きくなり、ノイズ音が発生してしまうが、音響抵抗体があるBでは、全体的に音圧は下がるが、可聴周波数帯域の低音から高音までを一様な音圧で再生できる。
開口131は、ユニットフレーム103の一面側と他面側とを連通するものであり、ユニットフレーム103上に複数円弧状に並べて設けられている。また、ユニットフレーム103は、その他面側に、たとえばボイスコイル105と電線を介して電気的に接続される端子板107を有する。
ところで、音響抵抗体106は、隙間無くユニットフレーム103に接着しないと音響抵抗がばらつく。
ユニットフレーム103と音響抵抗体106との接着状況を目視で確認することは困難であるが、音響抵抗がばらつく様子を、図7及び図8に示す。図7は、音響抵抗体の外端部がユニットフレームに接着されていない場合の空気の流れを模式的に示す図であり、図8は、音響抵抗体が開口のエッジ部にきちんと接着されていない場合の空気の流れを模式的に示す図である。
ユニットフレーム103と音響抵抗体106との接着状況を目視で確認することは困難であるが、音響抵抗がばらつく様子を、図7及び図8に示す。図7は、音響抵抗体の外端部がユニットフレームに接着されていない場合の空気の流れを模式的に示す図であり、図8は、音響抵抗体が開口のエッジ部にきちんと接着されていない場合の空気の流れを模式的に示す図である。
図7に示すように、接着剤109によってユニットフレーム103に貼り付けた音響抵抗体106の外端部に、未接着部分α1及びα2があると、この部分より空気が抜けて(漏洩して)開口131を通過する空気の流れが乱れる。一方、図8に示すように、音響抵抗体106が貼り付けられた開口131のエッジ部までユニットフレーム103に接着剤109が塗布されておらず、未接着部分β1及びβ2があると、この部分より空気が抜けて(漏洩して)開口131を通過する空気の流れが乱れる。
このため、従来のヘッドホンユニット101では、ユニットフレーム103と音響抵抗体106との接着状況が適切でないと、振動板104に加わる音響インピーダンスのバランスが崩れて部分的に不均一となり、振動板104に加わる力が軸対象で無くなって、振動板104に傾きが生じてしまう。その結果、振動板104は特定の周波数で異常共振して、いわゆるビリ音と称される異音を発生する。
振動板104は、センタードーム141と、その周りに一体に連設されたサブドーム142とを有する構造からなる。このサブドーム142は、ボイスコイル105をピストン状に振動し易くする必要があることから柔らかく、その機械強度は弱い。
そのため、このサブドーム142に対して軸対象で無い非対称な力が加わると、振動板104は全体的にピストン状に振動せず、ローリングして色々な方向に振動したり、部分だけ振動したりすることによりビリ音を発生する。
そのため、このサブドーム142に対して軸対象で無い非対称な力が加わると、振動板104は全体的にピストン状に振動せず、ローリングして色々な方向に振動したり、部分だけ振動したりすることによりビリ音を発生する。
一方、ユニットフレーム103における音響抵抗体106の接着面に均一に音響抵抗を付加させるためには、ユニットフレーム103に開ける開口131の径を大きくしたり、あるいは開口131の数を増やしたりすること等により、接着部分の面積に対する開口の面積比を相対的に増やす必要がある。
しなしながら、開口の面積を増やすと、ユニットフレームの機械強度が低下し、音質の劣化や、ユニットフレームの変形を引き起こしてしまう。
しなしながら、開口の面積を増やすと、ユニットフレームの機械強度が低下し、音質の劣化や、ユニットフレームの変形を引き起こしてしまう。
また、周波数特性を改善する手段もいくつか提案されている(たとえば、特許文献1乃至3参照)。
しかしながら、上記特許文献1乃至3に記載の技術は何れも、振動板に加わる音響インピーダンスのバランスを考慮して異音の発生を抑制するものではない。
特開平4−227396号公報
特開平1−276996号公報
特開昭63−117196号公報
しかしながら、上記特許文献1乃至3に記載の技術は何れも、振動板に加わる音響インピーダンスのバランスを考慮して異音の発生を抑制するものではない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、振動板に加わる音響インピーダンスのバランスを取って異音の発生を抑制するようにしたヘッドホンユニットと、これを用いたヘッドホンを提供することを目的とする。
本発明に係るヘッドホンユニットは、磁気ギャップを形成する磁気回路と、この磁気回路を中央に支持する環状のユニットフレームと、このユニットフレームの一面側に取り付けられた振動板と、この振動板に取り付けられ、一部が上記磁気ギャップに配置されたボイスコイルと、を有するヘッドホンユニットであって、上記ユニットフレームは、径が連続的に変化しながら一面側と他面側とを連通して音響抵抗を制御する制動開口を複数備えていることを特徴とする。
本発明に係るヘッドホンユニットによれば、径が連続的に変化する制動開口により音響抵抗を制御しつつ、制動開口面に沿って通過する空気の流れを整え、周波数特性を平坦化する。これにより、制動開口を通過する空気の流れに乱れが生じること無く、振動板に加わる力が対称なものとなり、振動板がローリングしたり、部分だけ振動したりすることが抑制される。
したがって、振動板に加わる音響インピーダンスのバランスを取って異音の発生を抑制するようにしたヘッドホンユニットと、これを用いたヘッドホンを提供することができる。
したがって、振動板に加わる音響インピーダンスのバランスを取って異音の発生を抑制するようにしたヘッドホンユニットと、これを用いたヘッドホンを提供することができる。
以下、本発明にかかるヘッドホンユニットの実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は、本発明に係るヘッドホンユニットの一例を示す図である。図1(a)はユニットフレーム部分の正面図であり、図1(b)はユニットフレーム部分の背面図である。図2は、図1(a)に示すA−A線に沿う断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施の形態のヘッドホンユニット1は、磁気回路2と、ユニットフレーム3と、振動板4と、ボイスコイル5と、を有する。
図1及び図2は、本発明に係るヘッドホンユニットの一例を示す図である。図1(a)はユニットフレーム部分の正面図であり、図1(b)はユニットフレーム部分の背面図である。図2は、図1(a)に示すA−A線に沿う断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施の形態のヘッドホンユニット1は、磁気回路2と、ユニットフレーム3と、振動板4と、ボイスコイル5と、を有する。
磁気回路2は、有底円筒状のヨーク21と、このヨーク21内底面に配置された円盤状の磁石22と、この磁石22に重ねて配置された円盤状のセンターポールピース23と、から構成され、ヨーク21の開放端側内周面とポールピース23の外周面との間に円筒形状の磁気ギャップが形成されている。
ヨーク21は、底部のテールヨーク部21aと、テールヨーク部21aの周端部に起立して配置されたサイドヨーク部21bとから構成される。このサイドヨーク部21bの内周面と、センターポールピース23の外周面との間で円形の磁気ギャップを形成する。磁気ギャップには磁界が形成され、この磁界内に後述するボイスコイル5が配置される。
ユニットフレーム3は、環状体からなり、磁気回路2の構成部材であるヨーク21を中央に支持する。ユニットフレーム3の一面側には、振動板4の外縁部が取り付けられている。ユニットフレーム3の他面側には、後述するボイスコイル5の引出リード線(図示せず)が接続される端子部7を有する。
ユニットフレーム3には、音響質量としての断面円錐形の制動開口31が複数穿設されている。この制動開口31を介してユニットフレーム3の一面側と他面側とが連通している。
制動開口31は、振動板4の駆動時の背圧によって発生する空気流を排出または導入する通気孔として機能し、空気の流れによって音響抵抗を制御する。この空気流の動きを円滑に行うことにより、スピーカの音質が向上する。
制動開口31は、振動板4の駆動時の背圧によって発生する空気流を排出または導入する通気孔として機能し、空気の流れによって音響抵抗を制御する。この空気流の動きを円滑に行うことにより、スピーカの音質が向上する。
この制動開口31の構成を図3に示す。図3に示すように、制動開口31は、第1円錐開口部32と、第2円錐開口部33と、細管部34とから構成される。制動開口31は、細管部34に対して第1円錐開口部32と第2円錐開口部33が対称的な形状となっている。
第1円錐開口部32は、ユニットフレーム3の一面側から厚さ方向中心部付近へ向かうにしたがって径が小さくなるテーパ状の凹部である。この第1円錐開口部32は、振動板4の背面側から空気流を排出する場合、通過する空気が流れる範囲を狭めることによって音響抵抗を制御し、徐々に音響インピーダンスを高める。
第2円錐開口部33は、ユニットフレーム3の他面側から厚さ方向中心部付近へ向かうにしたがって径が小さくなるテーパ状の凹部である。すなわち、ユニットフレーム3の厚さ方向中心部付近からその他面側へ向かうにしたがって径が大きくなる逆テーパ状の凹部である。この第2円錐開口部33は、振動板4の背面側から空気流を排出する場合、通過する空気が流れる範囲を広げることによって音響抵抗を制御し、高められた音響インピーダンスを徐々に低くする。錐開口部32、33のように、音響インピーダンスが位置によって変化するように構成されたものを音響トランスという。
細管部34は、第1円錐開口部32の小径側と第2円錐開口部33の小径側とを連通する中空部である。この細管部34は、高められた音響インピーダンスを維持して音響抵抗を制御すると共に、空気の流れが乱れることを防止し、通過する空気の流れを整える。
したがって、ユニットフレーム3では、空気が制動開口31を通過することにより適度な音響抵抗制動を与え、中低音域を調整して周波数特性を平坦化することができる。
また、制動開口31は、磁気回路2を基準として対称に形成されている。ここで対称とは、磁気回路2の中心軸に対する制動開口31の配置が対称であることをいう。図1において、制動開口31は、円弧状となるように複数並んで形成され、全体として磁気回路2を基準として2つの円弧状の制動開口31群が対称に配置された構造となっている。
ユニットフレーム3では、第1円錐開口部32及び第2円錐開口部33により開口は実質的に大きいものとなり、ユニットフレーム3の強度低下を招いて磁気回路2の保持に問題が生じてくる虞も懸念される。ところが、本発明による制動開口31は、細管部34において開口を狭めているため、その部分において断面積が減少することは無く、ユニットフレーム3の強度を低下させない。
しかも、本発明では、制動開口31の数を増やすことにより、ユニットフレーム3を軽量化することもできる。
振動板4は、センタードーム41と、その周りに一体に連設されたサブドーム42とを有する。振動板4は、ボイスコイル5が磁気ギャップ内で振動するように、センタードーム41の周縁部にボイスコイル5の一端が取り付けられると共に、サブドーム42の周縁部がユニットフレーム3に取り付けられている。
ボイスコイル5は、振動板4に取り付けられ、その一部は、サイドヨーク部21bの内周とセンターポールピース23の外周との間に形成された隙間の磁気ギャップに配置されている。
ボイスコイル5は、音声信号に対応した電流が流れると、この電流の極性と電流値に応じて、前後方向(図2において上下方向)に変位する。このボイスコイル5の変位に伴い振動板4が振動し、電気的な音声信号に対応した音声が振動板4より発生する。
ボイスコイル5は、音声信号に対応した電流が流れると、この電流の極性と電流値に応じて、前後方向(図2において上下方向)に変位する。このボイスコイル5の変位に伴い振動板4が振動し、電気的な音声信号に対応した音声が振動板4より発生する。
また、ユニットフレーム3には振動板4を覆ってプロテクタ8が備えられている。このプロテクタ8は、ヘッドホン使用者の耳が振動板4に当接することによる振動板4の動きの阻害や、外部からの衝撃等による振動板4の破損を防止し、振動板4を保護している。
本実施の形態では、ユニットフレーム3は、複数の制動開口31を備える射出成形樹脂体で製作してもよい。ユニットフレーム3は、樹脂によって射出成形されることにより、複数の制動開口31によってもたらされる個差(バラツキ)の発生が抑制される。
したがって、制動開口31の音響制動が、一つのユニットフレーム3内もしくは複数のユニットフレーム3ごとの寸法のばらつきがなく、周波数特性が不均一となることもない。
したがって、制動開口31の音響制動が、一つのユニットフレーム3内もしくは複数のユニットフレーム3ごとの寸法のばらつきがなく、周波数特性が不均一となることもない。
以上のように構成したヘッドホンユニット1は、制動開口31によって振動板4に加わる音響インピーダンスのバランスを取っている。
これにより、振動板4に加わる力が対称になって振動板4は傾くことがなく、振動板4は全体的にピストン状に振動し、ビリ音の発生を抑制することができる。
これにより、振動板4に加わる力が対称になって振動板4は傾くことがなく、振動板4は全体的にピストン状に振動し、ビリ音の発生を抑制することができる。
また、本発明にかかるヘッドホンユニット1は、音響抵抗体を用いる必要がないので、音響抵抗体をユニットフレームに貼り付ける工程を必要とせず、効率良く製造することができると共に、ユニットフレームに対する音響抵抗体の不適切な接着によって音響インピーダンスのバランスが崩れることがなく、音響抵抗がばらつく虞も無い。
そして、このヘッドホンユニット1は、ヘッドバンド(図示せず)等の両端にそれぞれ取り付けられ、ヘッドバンドを介して左右一対のヘッドホンユニット1,1が連結されることによってヘッドホンを構成する。なお、ヘッドホンユニット1には、音源装置から音声信号を送信する電気コードがそれぞれ接続される。
1 ヘッドホンユニット
2 磁気回路
3 ユニットフレーム
4 振動板
5 ボイスコイル
7 端子部
8 プロテクタ
21 ヨーク
21a テールヨーク部
21b サイドヨーク部
22 磁石
23 センターポールピース
31 制動開口
32 第1円錐開口部
33 第2円錐開口部
34 細管部
41 センタードーム
42 サブドーム
2 磁気回路
3 ユニットフレーム
4 振動板
5 ボイスコイル
7 端子部
8 プロテクタ
21 ヨーク
21a テールヨーク部
21b サイドヨーク部
22 磁石
23 センターポールピース
31 制動開口
32 第1円錐開口部
33 第2円錐開口部
34 細管部
41 センタードーム
42 サブドーム
Claims (4)
- 磁気ギャップを形成する磁気回路と、
この磁気回路を中央に支持する環状のユニットフレームと、
このユニットフレームの一面側に取り付けられた振動板と、
この振動板に取り付けられ、一部が上記磁気ギャップに配置されたボイスコイルと、を有するヘッドホンユニットであって、
上記ユニットフレームは、径が連続的に変化しながら一面側と他面側とを連通して音響抵抗を制御する制動開口を複数備えていることを特徴とするヘッドホンユニット。 - 制動開口は、ユニットフレームの一面側から厚さ方向中心部付近へ向かうにしたがって径が小さくなる第1円錐開口部と、ユニットフレームの他面側から厚さ方向中心部付近へ向かうにしたがって径が小さくなる第2円錐開口部と、上記第1円錐開口部の小径側と上記第2円錐開口部の小径側とを連通する細管部から構成されている請求項1記載のヘッドホンユニット。
- ユニットフレームは、複数の制動開口を備える射出成形樹脂体である請求項1または2に記載のヘッドホンユニット。
- 前記請求項1乃至3のいずれか一項に記載のヘッドホンユニットを備えたヘッドホン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007153837A JP2008306639A (ja) | 2007-06-11 | 2007-06-11 | ヘッドホンユニット、及びヘッドホン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007153837A JP2008306639A (ja) | 2007-06-11 | 2007-06-11 | ヘッドホンユニット、及びヘッドホン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008306639A true JP2008306639A (ja) | 2008-12-18 |
Family
ID=40234919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007153837A Pending JP2008306639A (ja) | 2007-06-11 | 2007-06-11 | ヘッドホンユニット、及びヘッドホン |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2008306639A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017017547A (ja) * | 2015-07-01 | 2017-01-19 | 株式会社オーディオテクニカ | ヘッドホンユニットおよびヘッドホン |
-
2007
- 2007-06-11 JP JP2007153837A patent/JP2008306639A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017017547A (ja) * | 2015-07-01 | 2017-01-19 | 株式会社オーディオテクニカ | ヘッドホンユニットおよびヘッドホン |
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