JP2008306590A - 画像送信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】通信エラーにより特定の送信ジョブが待機状態になった場合でも、装置本体のメモリ容量を増加することなく、合理的な処理が可能な画像送信装置を提供する。
【解決手段】受けつけた送信ジョブが、通信エラーにより実行できなくなり、かつ、リトライする設定になっている場合に(S104:YES,S107:YES)、そのリトライ間隔が所定時間以上であるか否かを判断し(S109)、所定時間以上である場合には当該停止送信ジョブのジョブデータをサーバに送信し(S109:YES,S110)、装置内のジョブデータ・FWデータ消去する(S106)。リトライ間隔が所定値未満であれば、次の送信ジョブの操作の有無を確認し、あればその送信ジョブを優先すべく、停止送信ジョブのジョブデータをサーバに転送すると共に装置内ジョブデータを消去する(S111:YES,S112,S114又はS115)。
【選択図】図6
【解決手段】受けつけた送信ジョブが、通信エラーにより実行できなくなり、かつ、リトライする設定になっている場合に(S104:YES,S107:YES)、そのリトライ間隔が所定時間以上であるか否かを判断し(S109)、所定時間以上である場合には当該停止送信ジョブのジョブデータをサーバに送信し(S109:YES,S110)、装置内のジョブデータ・FWデータ消去する(S106)。リトライ間隔が所定値未満であれば、次の送信ジョブの操作の有無を確認し、あればその送信ジョブを優先すべく、停止送信ジョブのジョブデータをサーバに転送すると共に装置内ジョブデータを消去する(S111:YES,S112,S114又はS115)。
【選択図】図6
Description
本発明は、外部記憶装置に通信可能に接続されており、画像データを指定された送信先に送信する送信ジョブを実行する画像送信装置に関する。
近年、画像送信装置、たとえばFAX装置などにおいてもネットワークに接続されて使用される場合が多くなってきており、当該ネットワーク上に存在する外部記憶装置を利用し、自装置で完了した送信ジョブに係る画像データを当該外部記憶装置に転送することにより自装置内のメモリの記憶容量を可及的に少なくして装置のコストダウンを図る試みがなされている。
特開2006−163470号公報
しかしながら、従来の技術においては一つの送信ジョブが完了した後に画像データの転送が行われるのであって、送信ジョブの実行時において、通信エラー(例えば相手方の「話し中」など)に起因して、送信ジョブが一旦中断して待機状態になった場合には、再送信によりその待機状態が解消されるまで当該送信ジョブに係る画像データによりメモリが占領されてしまうため、他の送信ジョブの依頼があったとしても処理することができず、処理効率が大変悪い。
このような不都合は、上述のようなFAX装置のみならず、スキャンした画像データを他の端末に送信するスキャナ装置や、これらの画像送信機能を有する複合機など、およそ画像データを他の装置に送信するジョブを実行する画像送信装置において生じ得るものである。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、外部記憶装置と通信可能に接続された画像送信装置において、通信エラーにより特定の送信ジョブが待機状態となった場合でも、内部のジョブ処理用のメモリの記憶容量を増加することなく、後続する他の送信ジョブを合理的に処理できる画像送信装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、外部記憶装置と通信可能に接続された画像送信装置において、通信エラーにより特定の送信ジョブが待機状態となった場合でも、内部のジョブ処理用のメモリの記憶容量を増加することなく、後続する他の送信ジョブを合理的に処理できる画像送信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像送信装置は、外部記憶装置と通信可能に接続された画像送信装置であって、指定された送信先に画像データを送信する送信ジョブを受け付ける受付手段と、受け付けた送信ジョブに係る画像データと当該画像データの送信先の情報とをジョブデータとして記憶するジョブデータ記憶メモリと、前記記憶されたジョブデータに基づき送信ジョブを実行する送信ジョブ実行手段と、前記送信ジョブが通信エラーにより待機状態になった場合において、再送信するまでの時間が所定時間より長いときに、当該待機状態となった送信ジョブのジョブデータにジョブ識別情報を付して、前記外部記憶装置に送信して記憶させるジョブデータ送信手段と、前記送信されたジョブデータをジョブデータ記憶メモリから消去する消去手段とを備えたことを特徴とする。
ここで、「ジョブデータをジョブデータ記憶メモリから消去する」とは、当該ジョブデータが占めていたジョブデータ記憶メモリ内の記憶領域の開放を意味し、当該ジョブデータを完全に消去してしまうのみならず、上書き可能な状態にする場合も含むものである。
上記のように、送信ジョブの実行に際し通信エラーが発生した場合において、再送信までの時間が所定時間よりも長い場合には、即座にジョブデータを外部記憶装置に送信して、ジョブデータ記憶メモリ内のジョブデータを消去するので、装置内部の記憶容量が少なくても、後続の送信ジョブの処理が可能である。また、再送信までの時間が、所定時間未満であれば、再送信処理を実行しても他の送信ジョブを必要以上待たせることはないので、全体の処理効率をそれほど低下することはない。後者の場合、不必要にジョブデータを外部記憶装置へ送信しなくて済むので、通信回線への負荷も発生しない。
なお、上記「所定時間」の値は、当該画像送信装置の使用環境(たとえば、送信ジョブの発生頻度等)に応じて適宜決定され得るものである。
また、本発明は、前記ジョブデータ送信手段が、前記送信ジョブが通信エラーにより待機状態になった場合において、再送信するまでの時間が所定時間以下であっても、次の再送信のタイミングまでに新たな送信ジョブの操作を受け付けた場合には、当該待機状態となった送信ジョブのジョブデータにジョブ識別情報を付して、前記外部記憶装置に送信して記憶させることを特徴とする。
また、本発明は、前記ジョブデータ送信手段が、前記送信ジョブが通信エラーにより待機状態になった場合において、再送信するまでの時間が所定時間以下であっても、次の再送信のタイミングまでに新たな送信ジョブの操作を受け付けた場合には、当該待機状態となった送信ジョブのジョブデータにジョブ識別情報を付して、前記外部記憶装置に送信して記憶させることを特徴とする。
このようにすれば、新たな送信ジョブを待たせることなく円滑に実行することができる。
また、本発明は、前記外部記憶装置に送信されたジョブデータのジョブ識別情報と、当該ジョブデータの送信先の外部記憶装置を特定する外部記憶装置特定情報とを管理情報として記憶する管理情報記憶メモリと、次の再送信のタイミングにおいて、前記外部記憶装置特定情報で特定される外部記憶装置に対し、前記ジョブ識別情報に対応したジョブデータを送信するように要求する要求手段と、前記要求に応じて外部記憶装置から送信されてきたジョブデータを受信する受信手段とを備え、前記送信ジョブ実行手段は、前記外部記憶装置から受信したジョブデータに基づき送信ジョブを実行することを特徴としている。
また、本発明は、前記外部記憶装置に送信されたジョブデータのジョブ識別情報と、当該ジョブデータの送信先の外部記憶装置を特定する外部記憶装置特定情報とを管理情報として記憶する管理情報記憶メモリと、次の再送信のタイミングにおいて、前記外部記憶装置特定情報で特定される外部記憶装置に対し、前記ジョブ識別情報に対応したジョブデータを送信するように要求する要求手段と、前記要求に応じて外部記憶装置から送信されてきたジョブデータを受信する受信手段とを備え、前記送信ジョブ実行手段は、前記外部記憶装置から受信したジョブデータに基づき送信ジョブを実行することを特徴としている。
このようにすれば、一旦外部記憶装置に送付したジョブデータについて、再送信することができる。
さらに、本発明は、送信ジョブを実行するために必要なファームウェアを外部記憶装置から取得するファームウェア取得手段と、前記取得したファームウェアを記憶するファームウェア記憶メモリと、前記ジョブデータを外部記憶装置に送信する場合には、前記ファームウェア記憶メモリに記憶されたファームウェアを破棄する破棄手段とを備えたことを特徴としている。
さらに、本発明は、送信ジョブを実行するために必要なファームウェアを外部記憶装置から取得するファームウェア取得手段と、前記取得したファームウェアを記憶するファームウェア記憶メモリと、前記ジョブデータを外部記憶装置に送信する場合には、前記ファームウェア記憶メモリに記憶されたファームウェアを破棄する破棄手段とを備えたことを特徴としている。
このようにファームウェアも必要に応じて外部記憶装置から取得することにより、自装置内のメモリ容量をさらに節約することができる。
さらに、本発明は、次に実行すべき送信ジョブが、前記外部記憶装置に送信されたジョブデータの送信ジョブと同じファームウェアを利用する場合には、前記破棄手段におけるファームウェアの破棄を禁止する禁止手段を備えることを特徴としている。
さらに、本発明は、次に実行すべき送信ジョブが、前記外部記憶装置に送信されたジョブデータの送信ジョブと同じファームウェアを利用する場合には、前記破棄手段におけるファームウェアの破棄を禁止する禁止手段を備えることを特徴としている。
このようにすれば、一旦取得したファームウェアを無駄に破棄する必要がなくなる。
また、本発明は、上記画像送信装置で実行される画像送信方法であってもよい。
また、本発明は、上記画像送信装置で実行される画像送信方法であってもよい。
以下、本発明に係る画像送信装置の実施の形態を、ネットワークに接続可能であって、FAX装置、スキャナ装置、コピー機、プリンタなどの複数の機能を有する複合機(以下「MFP」という。)の場合を例にして説明する。
(1)画像処理システムの構成
図1は、本発明の実施の形態に係るMFP1を含む画像処理システム100の構成例を示すものである。
(1)画像処理システムの構成
図1は、本発明の実施の形態に係るMFP1を含む画像処理システム100の構成例を示すものである。
同図に示すように、この画像処理システムは、MFP1、外部記憶装置としてのファイルサーバ(以下、単に「サーバ」という。)2およびパーソナルコンピュータからなるクライアント端末3、4、5がLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)6に接続されてなる。
MFP1は電話回線(不図示)にも接続され、内蔵のFAXモデムを介して外部のFAX端末に対してFAXデータを送信できる。
MFP1は電話回線(不図示)にも接続され、内蔵のFAXモデムを介して外部のFAX端末に対してFAXデータを送信できる。
この画像処理システムにおいては、ユーザがMFP1の操作パネルを直接操作して送信ジョブやコピージョブなどを実行させるほか、クライアント端末3〜5からLAN6を介してプリントジョブなどをMFP1に依頼できるようになっている。
なお、本明細書において「送信ジョブ」は、広く画像データを他の端末に送信するジョブを意味し、多数の形態が存在するが、本実施の形態におけるMFP1では、説明の便宜上、原稿をスキャンしてその画像データを電話回線を介して外部のFAX端末に送信する「FAX送信ジョブ」と、原稿をスキャナで読み取ってLAN6を介して指定された端末に送信するジョブ(以下、「スキャンジョブ」という。)の2種類の送信ジョブを実行する機能を有するものとする。
なお、本明細書において「送信ジョブ」は、広く画像データを他の端末に送信するジョブを意味し、多数の形態が存在するが、本実施の形態におけるMFP1では、説明の便宜上、原稿をスキャンしてその画像データを電話回線を介して外部のFAX端末に送信する「FAX送信ジョブ」と、原稿をスキャナで読み取ってLAN6を介して指定された端末に送信するジョブ(以下、「スキャンジョブ」という。)の2種類の送信ジョブを実行する機能を有するものとする。
(2)MFP1の構成
図2は、上記MFP1の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、MFP1は、大きく分けて制御部10、スキャナ部20、プリンタ部30からなる。
制御部10は、主に、CPU11、ネットワーク通信部12、FAXモデム13、不揮発性メモリ14、システムRAM15、画像RAM16、操作パネル17などからなる。
図2は、上記MFP1の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、MFP1は、大きく分けて制御部10、スキャナ部20、プリンタ部30からなる。
制御部10は、主に、CPU11、ネットワーク通信部12、FAXモデム13、不揮発性メモリ14、システムRAM15、画像RAM16、操作パネル17などからなる。
ネットワーク通信部12は、LAN6を介してCPU11とクライアント端末位3〜5及びサーバ2の間でデータ通信を行うためのものであり、LANカードやLANボード等からなる。
FAXモデム13は、電話回線を介して他のFAX装置とFAXデータを送受信するためのものである。
FAXモデム13は、電話回線を介して他のFAX装置とFAXデータを送受信するためのものである。
不揮発性メモリ14は、EEPROMなどからなり、後述する制御に必要な各種のテーブルなどが格納される。
システムRAM15は、MFP1で実行されるべき各種のアプリケーションのファームウェア(以下、本明細書において「ファームウェア」を、図面等で単に「FW」と略して記載する場合もある。)のデータが、必要に応じてサーバ2からダウンロードされて格納される。
システムRAM15は、MFP1で実行されるべき各種のアプリケーションのファームウェア(以下、本明細書において「ファームウェア」を、図面等で単に「FW」と略して記載する場合もある。)のデータが、必要に応じてサーバ2からダウンロードされて格納される。
画像RAM16には、実行するジョブに係る画像データが格納される。
CPU11は、システムRAM15から必要なプログラムを読み出して、選択された画像処理ジョブの制御を実行する。
操作パネル17は、図3に示すようにテンキー171、スタートキー172、ストップキー173などのハードキーのほか、表面にタッチパネルが装着された液晶表示パネルからなる表示部174を有しており、当該表示部174の設定画面上でユーザが所定のボタンにタッチすることにより種々の処理条件を入力できるように構成されている。
CPU11は、システムRAM15から必要なプログラムを読み出して、選択された画像処理ジョブの制御を実行する。
操作パネル17は、図3に示すようにテンキー171、スタートキー172、ストップキー173などのハードキーのほか、表面にタッチパネルが装着された液晶表示パネルからなる表示部174を有しており、当該表示部174の設定画面上でユーザが所定のボタンにタッチすることにより種々の処理条件を入力できるように構成されている。
図4は、サーバ2におけるデータの格納状態およびサーバ2とMFP1間のデータ転送の様子を示す図である。同図に示すようにサーバ2には、アプリケーションFWデータ格納部201、ジョブデータ格納部202およびユーザデータ格納部203が設けられている。
アプリケーションFWデータ格納部201には、各アプリケーションを実行するためのファームウェアのデータが格納されており、MFP1で実行されるジョブの種類に応じてMFP1にダウンロードされる。
アプリケーションFWデータ格納部201には、各アプリケーションを実行するためのファームウェアのデータが格納されており、MFP1で実行されるジョブの種類に応じてMFP1にダウンロードされる。
ここで、コピー機能プログラムは、コピージョブにおける読み取り画質や倍率、ページ割り付けなどの画像データ編集などの出力の設定や動作を制御するプログラムであって、スキャナプログラム、プリンタプログラムと共に「コピー機能アプリケーション」としてシステムRAM15にダウンロードされて動作する。
スキャン機能プログラムは、スキャンジョブにおける読み取り画質や、読み取った画像データのTIFFやPDFなどの汎用のファイル形式への変換、送信先、ネットワーク送信などの設定や動作を制御するプログラムであって、スキャナプログラムと共に「スキャン機能アプリケーション」としてシステムRAM15にダウンロードされて動作する。
スキャン機能プログラムは、スキャンジョブにおける読み取り画質や、読み取った画像データのTIFFやPDFなどの汎用のファイル形式への変換、送信先、ネットワーク送信などの設定や動作を制御するプログラムであって、スキャナプログラムと共に「スキャン機能アプリケーション」としてシステムRAM15にダウンロードされて動作する。
FAX機能プログラムは、FAX送信時には、スキャナ部20の読み取り動作、解像度、圧縮形式、および送信先などの設定・制御を行いFAXモデム13を介して電話回線経由で送信し、FAX受信時には、FAXモデム13経由で受信したFAXデータを自装置で印字可能な形式に変換して、プリンタ部30に送信してプリントさせるプログラムであって、スキャナプログラム、プリンタプログラムと共に「FAX機能アプリケーション」としてシステムRAM15にダウンロードされて動作する。
メモリ蓄積プログラムは、スキャナ部20で読み取った画像データやプリントジョブに係る画像データをサーバ2のユーザデータ格納部203に蓄積させ、あるいは、蓄積された画像データのファイルを指定してプリントさせるためのプログラムあって、スキャナ部20における読み取り、保存先の設定、画像圧縮、サーバ2などへの送信動作などを制御する。このメモリ蓄積プログラムは、スキャナプログラム、プリンタプログラムと共に「メモリ蓄積アプリケーション」としてシステムRAM15にダウンロードされて動作する。
なお、スキャナプログラムは、スキャナ部20の動作、読み取りデータの画像RAM16への入力動作を制御するためのプログラムである。プリンタプログラムは、プリンタ部30の動作、画像RAM16からの画像データの出力制御をするためのプログラムである。
また、ジョブデータ格納部202には、各画像処理ジョブの途中にMFP1に通信エラーが発生してジョブ処理が中断した場合に、MFP1から転送されてきた当該ジョブに係る画像データとそのジョブの処理条件に関する情報(以下、「ジョブ処理情報」という。)が、当該ジョブを特定するための識別情報(以下、「ジョブID」という。)に関連付けられて格納され、必要に応じてMFP1にダウンロードされる。詳しくは後述する。
また、ジョブデータ格納部202には、各画像処理ジョブの途中にMFP1に通信エラーが発生してジョブ処理が中断した場合に、MFP1から転送されてきた当該ジョブに係る画像データとそのジョブの処理条件に関する情報(以下、「ジョブ処理情報」という。)が、当該ジョブを特定するための識別情報(以下、「ジョブID」という。)に関連付けられて格納され、必要に応じてMFP1にダウンロードされる。詳しくは後述する。
ユーザデータ格納部203には、上記メモリ蓄積ジョブによってMFP1から送られてきた画像データにファイル名を付して保存するフォルダ(保存フォルダ)と、ユーザが設定したアドレス帳などを保存するユーザ設定のフォルダが含まれる。
図5は、サーバ2からMFP1へのファームウェアや画像データのダウンロードの様子を説明するための図である。
図5は、サーバ2からMFP1へのファームウェアや画像データのダウンロードの様子を説明するための図である。
同図に示すように該当するジョブを実行するための各種機能アプリケーションがサーバ2のアプリケーションFWデータ格納部201(図4)から読み出されて制御部10のシステムRAM15にダウンロードされる。なお、図5において、例えば「プリント機能アプリ」とあるのは上記「プリント機能アプリケーション」の略である。
不揮発性メモリ14には、プラットフォームとなるOS(オペレーティング・システム)のほか、装置の動作上最低限必要なシステムプログラム、操作パネル17における画面表示の制御や入力操作を受け付けるためのパネル操作プログラム、外部の装置と通信するための通信制御プログラム、ジョブの実行を管理するためのタスク制御プログラム、および設定管理情報が格納されており、MFP1の電源投入時においてシステムRAM15に順次格納される。
不揮発性メモリ14には、プラットフォームとなるOS(オペレーティング・システム)のほか、装置の動作上最低限必要なシステムプログラム、操作パネル17における画面表示の制御や入力操作を受け付けるためのパネル操作プログラム、外部の装置と通信するための通信制御プログラム、ジョブの実行を管理するためのタスク制御プログラム、および設定管理情報が格納されており、MFP1の電源投入時においてシステムRAM15に順次格納される。
ここで、送信ジョブの場合における「設定管理情報」には、外部の装置のアドレスデータ(特にサーバ2のネットワーク上のアドレス)、通信エラーにより送信ジョブが中断した場合における再送信するまでの時間(以下、「リトライ間隔」という。)、リトライの要否、リトライする回数の上限値などの情報が含まれている。
なお、本実施の形態では便宜上システムRAM15と画像RAM16とは別個のRAMで構成しているが、一つのRAM内部の記憶領域を分割して使用するようにしてもよいのはいうまでもない。また、システムRAM15及び画像RAM16は、通常の使用状態で1個のジョブ処理をするのに十分の記憶容量があるものとして説明する。
なお、本実施の形態では便宜上システムRAM15と画像RAM16とは別個のRAMで構成しているが、一つのRAM内部の記憶領域を分割して使用するようにしてもよいのはいうまでもない。また、システムRAM15及び画像RAM16は、通常の使用状態で1個のジョブ処理をするのに十分の記憶容量があるものとして説明する。
(3)制御部10における送信ジョブ処理の制御内容
以下では、制御部10で実行される制御のうち、本発明特有の送信ジョブ処理の制御内容について説明する。この送信ジョブ処理の制御は、送信ジョブを受け付けたときに実行される送信ジョブ実行処理と、リトライ(再送信)時に実行される送信ジョブ再開処理の2つの制御を含む。
(3−1)送信ジョブ実行処理
図6は、制御部10で実行される送信ジョブ実行処理の制御内容を示すフローチャートである。
以下では、制御部10で実行される制御のうち、本発明特有の送信ジョブ処理の制御内容について説明する。この送信ジョブ処理の制御は、送信ジョブを受け付けたときに実行される送信ジョブ実行処理と、リトライ(再送信)時に実行される送信ジョブ再開処理の2つの制御を含む。
(3−1)送信ジョブ実行処理
図6は、制御部10で実行される送信ジョブ実行処理の制御内容を示すフローチャートである。
制御部10は、送信ジョブを受け付けて受付処理を実行する(ステップS101)。
ここでの受付処理は、当該送信ジョブに管理用のジョブIDを割り当てると共に、当該送信ジョブを処理するためユーザにより指定された処理条件(ジョブ処理情報)とジョブの種類を、上記ジョブIDに関連付けて不揮発性メモリ14に記憶する処理である。
ここで、「ジョブID」は、受け付けたジョブを特定できる情報であれば何でもよく、ジョブを受け付けた日時や受け付けた順番などに基づき機械的に付与されるようになっている。
ここでの受付処理は、当該送信ジョブに管理用のジョブIDを割り当てると共に、当該送信ジョブを処理するためユーザにより指定された処理条件(ジョブ処理情報)とジョブの種類を、上記ジョブIDに関連付けて不揮発性メモリ14に記憶する処理である。
ここで、「ジョブID」は、受け付けたジョブを特定できる情報であれば何でもよく、ジョブを受け付けた日時や受け付けた順番などに基づき機械的に付与されるようになっている。
上記ジョブ処理情報は、本実施の形態では、送信ジョブの依頼が、操作パネル17からなされた場合には、ユーザによる操作パネル17への入力操作によりジョブの種類とジョブ処理情報を取得できる。
もっとも、いずれかの端末3〜5からLAN6経由で、スキャナ部20で読み込んだ画像データを、指定の送信先に送信できるように指示する形態の送信ジョブのような場合には、端末からの指示の中に当該ジョブの種類とジョブ処理情報が含まれているので、これらよりジョブ処理情報を取得することができる。
もっとも、いずれかの端末3〜5からLAN6経由で、スキャナ部20で読み込んだ画像データを、指定の送信先に送信できるように指示する形態の送信ジョブのような場合には、端末からの指示の中に当該ジョブの種類とジョブ処理情報が含まれているので、これらよりジョブ処理情報を取得することができる。
なお、上記ジョブIDは、後述するように、特に、再送信処理の際、サーバ2に転送したジョブを特定する際に必要となるので、もっと後の段階、例えば、ステップS104で通信エラーが発生して送信ジョブを停止する際に、割り当てるようにしても構わない。
次にステップS102において、上記ジョブ処理テーブル141から送信ジョブの種類に関する情報を得て、サーバ2に対し、当該ジョブの実行に必要なファームウェアのデータを要求し、システムRAM15内にダウンロードする。この際における必要なファームウェアの判断は、後述の図9のテーブルを参照して行われる。
次にステップS102において、上記ジョブ処理テーブル141から送信ジョブの種類に関する情報を得て、サーバ2に対し、当該ジョブの実行に必要なファームウェアのデータを要求し、システムRAM15内にダウンロードする。この際における必要なファームウェアの判断は、後述の図9のテーブルを参照して行われる。
そして送信ジョブを実行する(ステップS103)。すなわち、たとえばこの送信ジョブがFAX送信ジョブの場合には原稿台に載置された原稿をスキャンし、そのスキャンデータをMR(もしくはMMR)圧縮してFAX送信用のデータ(FAXデータ)に変換後、一旦画像RAM16に格納すると共に、ジョブ処理情報として取得した送信先のFAX番号にダイアルし、通信規格で定められた所定の通信プロトコルにより回線の接続を確認し、上記FAXデータを送信する。なお、スキャンデータの圧縮は、上記MRやMMR圧縮に限定されず、他の公知の圧縮方式、たとえばJBIG圧縮などが採用されてもよい。
以下、本明細書において、送信ジョブにおいて送信すべき画像データとその送信先など送信ジョブの実行に必要な情報を合わせて、「ジョブデータ」という。
通信エラーもなく送信ジョブが終了すれば(ステップS104:NO、ステップS105:YES)、当該送信ジョブのジョブデータを不揮発性メモリ14、画像RAM16から消去し、システムRAM15内のファームウェアを破棄する(ステップS106)。
通信エラーもなく送信ジョブが終了すれば(ステップS104:NO、ステップS105:YES)、当該送信ジョブのジョブデータを不揮発性メモリ14、画像RAM16から消去し、システムRAM15内のファームウェアを破棄する(ステップS106)。
これによりシステムRAM15、画像RAM16のジョブAのジョブデータにより占有されていた記憶領域が開放され、次のジョブを受け入れることができる。
なお、ここでデータの「消去」とは、当該データが占めていた記憶領域の開放を意味し、当該データを記憶領域から完全に消去してしまうのみならず、上書き可能な状態にする場合も含むものである。
なお、ここでデータの「消去」とは、当該データが占めていた記憶領域の開放を意味し、当該データを記憶領域から完全に消去してしまうのみならず、上書き可能な状態にする場合も含むものである。
また、ファームウェアの「廃棄」とは、当該ファームウェアにより実行されるアプリケーションを「無効」にする処理であって、本実施の形態では当該ファームウェアのデータの「消去」を含む概念である。
一方、相手方の端末にダイアルしたが、話し中であったような場合や、送信途中において何らかの原因により通信回線が不通になるというような通信エラーが発生した場合には(ステップS104:YES)、リトライすべきか否かを判断する(ステップS107)。
一方、相手方の端末にダイアルしたが、話し中であったような場合や、送信途中において何らかの原因により通信回線が不通になるというような通信エラーが発生した場合には(ステップS104:YES)、リトライすべきか否かを判断する(ステップS107)。
ステップS104における、通信エラーが発生したか否かの判断は、各送信ジョブに用いられる通信規格で規定されたプロトコルに基づいてなされる。
また、ステップS107のリトライの可否の判断では、不揮発性メモリ14内の設定管理情報を参照して、ユーザによりリトライの設定にされていない場合、もしくは、リトライの回数をカウントし、その回数がリトライ回数の上限(たとえば5回)に達した場合にリトライしないと判断される。
また、ステップS107のリトライの可否の判断では、不揮発性メモリ14内の設定管理情報を参照して、ユーザによりリトライの設定にされていない場合、もしくは、リトライの回数をカウントし、その回数がリトライ回数の上限(たとえば5回)に達した場合にリトライしないと判断される。
もし、リトライしないと判断されたのなら(ステップS107:NO)、操作パネル17の表示部171に当該送信ジョブが失敗した旨の表示し、ステップS106に移って当該送信ジョブのジョブデータを消去し、ファームウェアを破棄する。
ステップS107においてリトライすると判断されれば(ステップS107:YES)、そのリトライ間隔の値を不揮発性メモリ14の設定管理情報から読み出し、その値が、同じく設定管理情報に予め設定されている所定時間以上であるか否かを判断する(ステップS109)。
ステップS107においてリトライすると判断されれば(ステップS107:YES)、そのリトライ間隔の値を不揮発性メモリ14の設定管理情報から読み出し、その値が、同じく設定管理情報に予め設定されている所定時間以上であるか否かを判断する(ステップS109)。
ここでの「所定時間」は、初期値として例えば「10分」が設定されており、装置の管理者等が、MFP1を共用しているユーザの人数や送信ジョブの発生頻度などの使用状況を考慮して操作パネル17から変更することができるようになっており、当該MFP1の使用頻度が高い場合には、所定時間は、例えば、「5分」に設定される。
ステップS109において、リトライ時間が所定時間以上であれば、当該送信ジョブのジョブデータをそのジョブIDに関連付けてサーバ2に転送する(ステップS109:YES、ステップS110)。
ステップS109において、リトライ時間が所定時間以上であれば、当該送信ジョブのジョブデータをそのジョブIDに関連付けてサーバ2に転送する(ステップS109:YES、ステップS110)。
この転送に際し、制御部10は、サーバ2側で保存しやすいようにジョブデータのうち画像データを汎用性のあるフォーマット(たとえばビットマップデータ)に変換しても構わない。また、サーバ2へジョブデータを送信する際には、不揮発性メモリ14の設定情報管理情報から、サーバ2のIPアドレスを読み出し、FTP(ファイル・トランスファー・プロトコル)などの公知の通信プロトコルにより送信する。
サーバ2は、このジョブデータとジョブIDを受信するとジョブデータ格納部202(図4参照)に保存する。
ジョブデータの転送後、当該送信ジョブのジョブデータを消去し、ファームウェアを破棄すると共に、当該転送した送信ジョブを管理するためのタスク管理情報を作成しタスク管理テーブルに登録する(ステップS115、ステップS116)。
ジョブデータの転送後、当該送信ジョブのジョブデータを消去し、ファームウェアを破棄すると共に、当該転送した送信ジョブを管理するためのタスク管理情報を作成しタスク管理テーブルに登録する(ステップS115、ステップS116)。
ここで、タスク管理情報とは、当該転送した送信ジョブのジョブID、アプリケーション、保存先情報、状況(当該送信ジョブの現在の処理状況)、再送信予定時刻、および当該送信ジョブの送信先からなる。図8は、タスク管理情報が登録されるタスク管理テーブルの一例を示すものであって不揮発性メモリ14内に作成される。同例では、転送された送信ジョブのジョブIDが「001」、FAX送信ジョブであって、保存先がサーバ2であること、および現在リダイアル待機中であって、次の再送信予定時刻とその送信先のFAX番号が示されている。なお、再送信予定時刻は、通信エラーにより回線が切断された時刻と上記リダイアル間隔とから設定される。
一方、ステップS109においてリトライ間隔が所定時間未満であると判断された場合には(ステップS109:NO)、次の送信ジョブ操作があるか否かを判断し(ステップS111)、操作パネル17から次のジョブの操作があれば(ステップS111:YES)、待機中の送信ジョブのジョブデータをサーバ2に転送し(ステップS112)、当該ジョブ操作のあったジョブが停止中の送信ジョブと同種の送信ジョブであるか否かを判断し(ステップS113)、そうでなければ、ジョブデータを消去し、ファームウェアを破棄するが(ステップS113:NO、ステップS106)、同種の送信ジョブであればファームウェアはそのまま利用できるので、ジョブデータのみを消去する(ステップS113:YES、ステップS114)。その後、転送したタスク管理情報を作成する(ステップS116)。
もっとも、異なるジョブの種類であっても、一部のプログラムが共通する場合には、当該一部のプログラムを破棄する必要はない。
図9は、サーバ2に格納されているプログラムと、その中でスキャンジョブとFAX送信ジョブのそれぞれを実行するのに必要なプログラムを示すテーブルである。このテーブルは、たとえば不揮発性メモリ14に格納されている。
図9は、サーバ2に格納されているプログラムと、その中でスキャンジョブとFAX送信ジョブのそれぞれを実行するのに必要なプログラムを示すテーブルである。このテーブルは、たとえば不揮発性メモリ14に格納されている。
同図に示すようにスキャンジョブの場合には、スキャナプログラムとスキャン機能プログラムが必要となり、FAX送信ジョブの場合にはスキャナプログラムとFAX機能プログラムが必要となる。したがって、たとえば、停止中の送信ジョブがFAX送信ジョブであり、次に操作を受けた送信ジョブがスキャンジョブである場合には、スキャナプログラムは共通しているのでそのままシステムRAM15に保存し、FAX機能プログラムを破棄してスキャン機能プログラムのみをサーバ2からダウンロードすればよい。
なお、ステップS111では、次の送信ジョブの操作の有無のみを判断したが、これに限らず、他の全てのジョブ(コピージョブ、プリントジョブ、メモリ蓄積ジョブ)について操作パネル17からの操作もしくはLAN6を介したジョブ処理依頼の有無を判断するようにしても構わない。
図6に戻り、ステップS111で次の送信ジョブの操作がないと判断された場合には(ステップS111:NO)、MFP1全体の制御を示すメインルーチン(不図示)にリターンする。
図6に戻り、ステップS111で次の送信ジョブの操作がないと判断された場合には(ステップS111:NO)、MFP1全体の制御を示すメインルーチン(不図示)にリターンする。
このように、本実施の形態における送信ジョブ実行処理においては、通信エラーにより当該送信ジョブが実行できない場合には、リダイアル間隔が所定時間以上であるか判断し、そうである場合、およびリダイアル間隔が所定時間未満であっても、次の送信ジョブの操作があった場合には、待機中のジョブデータをサーバ2に転送して装置内のメモリから消去するので、後続する送信ジョブの実行が必要以上に遅延して処理効率が低下することがない。
(3−2)送信ジョブ再実行処理
図7は、未送信の送信ジョブの再送信予定時刻が到来したときに制御部10において実行される再送信処理の内容を示すフローチャートであり、装置全体の制御に係るメインルーチンのサブルーチンとして実行されるものである。
まず、図8のタスク管理テーブルを参照して、待機中の送信ジョブについて再送信予定時刻になったか否かを判定し(ステップS201)、そうであれば、その送信ジョブ(図8ではFAX送信ジョブ)を実行するためのファームウェアがシステムRAM15にあるか否かを判断する(ステップS201:YES、ステップS202)。この際にも上記図9のテーブルが参照される。
図7は、未送信の送信ジョブの再送信予定時刻が到来したときに制御部10において実行される再送信処理の内容を示すフローチャートであり、装置全体の制御に係るメインルーチンのサブルーチンとして実行されるものである。
まず、図8のタスク管理テーブルを参照して、待機中の送信ジョブについて再送信予定時刻になったか否かを判定し(ステップS201)、そうであれば、その送信ジョブ(図8ではFAX送信ジョブ)を実行するためのファームウェアがシステムRAM15にあるか否かを判断する(ステップS201:YES、ステップS202)。この際にも上記図9のテーブルが参照される。
もし、当該ファームウェアがシステムRAM15内にあれば(ステップS205:YES)、次にシステムRAM15・画像RAM16内に当該送信ジョブのジョブデータがあるか否かを確認し(ステップS203)、もしあれば、当該ジョブデータに基づき、送信ジョブについて再送信を実行する(ステップS204)。
また、ステップS202において、当該ファームウェアがすでに破棄されていてシステムRAM15内になければ(ステップS202:NO)、同時に送信ジョブのジョブデータも消去されているので(図6のステップS115参照)、サーバ2からFAXを実行するために必要なファームウェアをダウンロードすると共に、図8のタスク管理情報の保存先情報を参照して、その保存先(本例ではサーバ2)から同一ジョブIDのジョブデータをダウンロードし(ステップS205,S206)、再送信を実行する(ステップS204)。
また、ステップS202において、当該ファームウェアがすでに破棄されていてシステムRAM15内になければ(ステップS202:NO)、同時に送信ジョブのジョブデータも消去されているので(図6のステップS115参照)、サーバ2からFAXを実行するために必要なファームウェアをダウンロードすると共に、図8のタスク管理情報の保存先情報を参照して、その保存先(本例ではサーバ2)から同一ジョブIDのジョブデータをダウンロードし(ステップS205,S206)、再送信を実行する(ステップS204)。
また、ステップS203において、ジョブデータがシステムRAM15、画像RAM16にない場合には(ステップS203:NO)、当該ジョブIDを指定してその保存先のサーバ2からジョブデータをダウンロードし(ステップS7)、再送信を実行する(ステップS204)。
なお、図7では、タスク管理テーブルの再送信予定時刻が到来したら、すぐに再送信処理を実行するように説明したが、現在、他のジョブを実行中であるような場合には、そのジョブの終了を待って、停止していた送信ジョブの再開処理を実行する。このように再送信のタイミングは、リトライ間隔のみならず、他にも待機中のジョブがある場合には、予めユーザにより設定されたルールに基づき、当該再開するジョブの優先順位に基づき決定するようにしても構わない。
なお、図7では、タスク管理テーブルの再送信予定時刻が到来したら、すぐに再送信処理を実行するように説明したが、現在、他のジョブを実行中であるような場合には、そのジョブの終了を待って、停止していた送信ジョブの再開処理を実行する。このように再送信のタイミングは、リトライ間隔のみならず、他にも待機中のジョブがある場合には、予めユーザにより設定されたルールに基づき、当該再開するジョブの優先順位に基づき決定するようにしても構わない。
また、仮に再開した送信ジョブの実施中に、再度通信エラーが発生した場合には、図6と同様な処理が繰り返されることになる。
(4)通信シーケンス
次に、上記制御部10による制御動作に伴って制御部10とサーバ2間で実行される通信シーケンスを、受け付けた送信ジョブがFAX送信ジョブである場合について説明する。
(4)通信シーケンス
次に、上記制御部10による制御動作に伴って制御部10とサーバ2間で実行される通信シーケンスを、受け付けた送信ジョブがFAX送信ジョブである場合について説明する。
なお本例では、送信ジョブ実行処理において、リトライ間隔が所定値以上であるため、ジョブデータをサーバ2に送信し、装置内のジョブデータを消去すると共にファームウェアを破棄した場合を例にして説明する(すなわち図6でステップS115の場合)。
ユーザがMFP1の原稿トレイに原稿を載置し、操作パネル17(図3)の操作画面174からFAX機能を選択すると共に、送信先のFAX番号をテンキー171から入力してスタートキー172を押下すると(P1)、ジョブ受付処理が実行されジョブIDが割り当てられる(P2)。
ユーザがMFP1の原稿トレイに原稿を載置し、操作パネル17(図3)の操作画面174からFAX機能を選択すると共に、送信先のFAX番号をテンキー171から入力してスタートキー172を押下すると(P1)、ジョブ受付処理が実行されジョブIDが割り当てられる(P2)。
そして、サーバ2に当該FAX送信ジョブを実行するのに必要なファームウェア(FAX機能プログラム、スキャナプログラム)を要求して制御部10のシステムRAM15にダウンロードし(P3)、スキャナ部20でFAX原稿の読取りが開始される(P4)。
なお、本例では、先に操作パネル17からFAX機能を選択し、送信先のFAX番号をテンキー171から入力してスタートキー172を押下した後に、サーバ2から当該FAX送信ジョブ実行に必要なファームウェアをダウンロードするように構成しているが(P3)、この場合には、MFP1で送信先のFAX番号設定などの入力を受け付けるためのプログラム(以下「処理条件設定プログラム」という。)を、MFP1の制御部10内の不揮発性メモリ14内の、例えば、システムプログラムに含めて格納しておく必要がある。しかし、例えば、この処理条件設定プログラムもFAX送信ジョブのファームウェアの一部としてサーバ2に格納しておき、MFP1でFAX機能を選択した時点でサーバ2から当該FAX送信ジョブの実行に必要なファームウェアをダウンロードした後、当該処理条件設定プログラムを起動してからユーザからFAX番号などの設定入力を受け付け、ジョブIDを生成するようにしても構わない。後者の場合には、MFP1内のメモリ容量をさらに節約することができるという利点がある。
なお、本例では、先に操作パネル17からFAX機能を選択し、送信先のFAX番号をテンキー171から入力してスタートキー172を押下した後に、サーバ2から当該FAX送信ジョブ実行に必要なファームウェアをダウンロードするように構成しているが(P3)、この場合には、MFP1で送信先のFAX番号設定などの入力を受け付けるためのプログラム(以下「処理条件設定プログラム」という。)を、MFP1の制御部10内の不揮発性メモリ14内の、例えば、システムプログラムに含めて格納しておく必要がある。しかし、例えば、この処理条件設定プログラムもFAX送信ジョブのファームウェアの一部としてサーバ2に格納しておき、MFP1でFAX機能を選択した時点でサーバ2から当該FAX送信ジョブの実行に必要なファームウェアをダウンロードした後、当該処理条件設定プログラムを起動してからユーザからFAX番号などの設定入力を受け付け、ジョブIDを生成するようにしても構わない。後者の場合には、MFP1内のメモリ容量をさらに節約することができるという利点がある。
スキャナ部20で読み込まれた原稿の画像データは、順次画像RAM16にMR圧縮などの公知の手法により圧縮されながら書き込まれると共に(P5)、MFPシステム制御からの送信開始の指示に基づき(P6)、FAXモデム13を介して相手方にダイアルし(P7)、相手方が話し中であると電話回線を切断する(P8)。
MFPシステム制御では、この切断動作を通信エラーとして検出し、送信ジョブを停止すると共に、タスク制御プログラムに対しエラー通知を行う(P10)。
MFPシステム制御では、この切断動作を通信エラーとして検出し、送信ジョブを停止すると共に、タスク制御プログラムに対しエラー通知を行う(P10)。
タスク制御プログラムでは、このエラー通知を受けて、当該送信ジョブのジョブID、宛先情報(FAX番号)、格納先の情報(サーバ2のIPアドレス)の情報をタスク管理テーブルから読み出して通知する。
MFPシステム制御では、画像RAM16から当該送信ジョブの画像データを読み出して、当該画像データにその宛先情報を加えたジョブデータに、ジョブIDを関連付けて指定された格納先(サーバ2)のアドレスに向けて送信する(P12)。
MFPシステム制御では、画像RAM16から当該送信ジョブの画像データを読み出して、当該画像データにその宛先情報を加えたジョブデータに、ジョブIDを関連付けて指定された格納先(サーバ2)のアドレスに向けて送信する(P12)。
この際、画像データは、圧縮されたままでもよいし、サーバ2における保存に適した他のフォーマット(JPEGやビットマップデータなど)に変換した後に送信しても構わない。サーバ2では、ジョブデータ格納部202(図4)に当該ジョブデータを格納する。
そして、MFPシステム制御から画像破棄指示を画像RAM16に発して画像RAM16内の画像データを消去させると共に(P14,P15)、ファームウェアのデータをシステムRAM15から消去する(P16)。
そして、MFPシステム制御から画像破棄指示を画像RAM16に発して画像RAM16内の画像データを消去させると共に(P14,P15)、ファームウェアのデータをシステムRAM15から消去する(P16)。
また、送信したジョブデータに関してタスク管理情報を作成しタスク管理テーブルに登録する(P17)。
その後、タスク制御プログラムは、タスク管理テーブルの再送信時刻欄を参照し、再送信すべきジョブが検索された場合には、そのジョブIDと、ジョブの種類(FAX)とジョブデータの保存先の情報と送信すべき宛先情報をタスク管理テーブルから読み出してタスク管理情報としてMFPシステム制御に通知する(P18)。
その後、タスク制御プログラムは、タスク管理テーブルの再送信時刻欄を参照し、再送信すべきジョブが検索された場合には、そのジョブIDと、ジョブの種類(FAX)とジョブデータの保存先の情報と送信すべき宛先情報をタスク管理テーブルから読み出してタスク管理情報としてMFPシステム制御に通知する(P18)。
MFPシステム制御は、サーバ2からFAX機能プログラムをダウンロードすると共に(P19)、同じくサーバ2のジョブデータ格納部202から該当するジョブIDのジョブデータをダウンロードする(P20)。
そして、送信ジョブを再開すべく、ダウンロードした画像データを画像RAM16に書き込み(P21、P22)、FAXモデムに送信開始の指示をして、タスク管理情報における送信先にダイアルさせる(P23,P24)。
そして、送信ジョブを再開すべく、ダウンロードした画像データを画像RAM16に書き込み(P21、P22)、FAXモデムに送信開始の指示をして、タスク管理情報における送信先にダイアルさせる(P23,P24)。
画像データを全て送信すると、MFPシステム制御からFAXモデムに回線切断指示が出され、回線が切断される(P25、P26)。
これによりジョブが完了し、ジョブ破棄指示が、MFPシステム制御からタスク制御プログラム、画像RAM16およびサーバ2に送信され(P27、P28)、それぞれタスク管理情報、画像データ、ジョブデータが消去される(P29、30、31)。
これによりジョブが完了し、ジョブ破棄指示が、MFPシステム制御からタスク制御プログラム、画像RAM16およびサーバ2に送信され(P27、P28)、それぞれタスク管理情報、画像データ、ジョブデータが消去される(P29、30、31)。
<変形例>
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明の内容が、上記実施の形態に限定されないことは勿論であり、例えば、以下のような変形例を考えることができる。
(1)上記実施の形態における画像処理システム100(図1)は、本願発明を実施するための一例に過ぎず、端末やMFPなどの台数は図1に示したものに限定されないことはいうまでもない。また、端末の接続されたLANと、MFP1、サーバ2の接続されたLANがゲートウェイを介して相互に接続されるような構成であっても構わない。また、端末やMFP1、サーバ2などがLANではなくWAN(ワイド・エリア・ネットワーク)に接続されて構成されてもよい。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明の内容が、上記実施の形態に限定されないことは勿論であり、例えば、以下のような変形例を考えることができる。
(1)上記実施の形態における画像処理システム100(図1)は、本願発明を実施するための一例に過ぎず、端末やMFPなどの台数は図1に示したものに限定されないことはいうまでもない。また、端末の接続されたLANと、MFP1、サーバ2の接続されたLANがゲートウェイを介して相互に接続されるような構成であっても構わない。また、端末やMFP1、サーバ2などがLANではなくWAN(ワイド・エリア・ネットワーク)に接続されて構成されてもよい。
外部記憶装置として、ファイルサーバ以外に、たとえばネットワーク通信が可能なハードディスク装置などの記憶専用装置であっても構わない。
また、必ずしも外部記憶装置は、ネットワークを介してMFPに接続されている必要はなく、USBなどを利用してMFP1と外部記憶装置が1対1でローカル接続されていても構わない。
また、必ずしも外部記憶装置は、ネットワークを介してMFPに接続されている必要はなく、USBなどを利用してMFP1と外部記憶装置が1対1でローカル接続されていても構わない。
なお、上記実施の形態では画像処理システムにおいて外部記憶装置(サーバ2)が1台の場合について説明したが、これが複数台あっても構わない。
(2)上記送信ジョブとしてFAX送信ジョブ、スキャンジョブについて説明したが、本発明はこれに限らず、およそ画像データを他の端末に送信するジョブ、たとえば、画像データを電子メールの添付ファイルにして送信するジョブ(インターネットFAX)や、クライアント端末などに作成されたファイルを指定して、そのファイルの画像データを相手方にFAX送信するジョブ(以下、「PC−FAX送信ジョブ」という。)などにも適用することができる。
(2)上記送信ジョブとしてFAX送信ジョブ、スキャンジョブについて説明したが、本発明はこれに限らず、およそ画像データを他の端末に送信するジョブ、たとえば、画像データを電子メールの添付ファイルにして送信するジョブ(インターネットFAX)や、クライアント端末などに作成されたファイルを指定して、そのファイルの画像データを相手方にFAX送信するジョブ(以下、「PC−FAX送信ジョブ」という。)などにも適用することができる。
(3)上記実施の形態においては、図6のステップS110や、ステップS112において、停止した送信ジョブについてその画像データとジョブ処理条件からなるジョブデータをサーバ2に転送したが、たとえば上記PC−FAX送信ジョブにおいて、サーバ2内の画像ファイルを送信するような場合には、すでに画像データはサーバ2内にあるので、画像データを送信しなくてもよく、そのファイル名(もしくは、そのファイルを特定する他の情報)とジョブ処理条件のみをサーバ2に送信するようにしても構わない。
また、停止した送信ジョブについて、すでに図6のステップS110やステップS112において画像データをサーバ2に転送している場合には、再送信処理において再度通信エラーなどが発生して送信ジョブを停止しても画像データは送信する必要はなく、そのファイル名等とジョブ処理条件のみをサーバ2に送信すればよい。
(4)上記実施の形態では、画像送信装置の例として複合機であるMFPについて説明したが、FAX専用機、スキャナ専用機などであっても構わない。このような専用機の場合には、常に同じアプリケーションプログラムを使用することになるので、ジョブごとにファームウェアを廃棄・ダウンロードする必要はない。また、たとえ複数の機能を備えていたとしても、画像データに比較すれば、その記憶容量は少なくて済むと考えられるので、場合によっては複数のアプリケーションのファームウェアを予め不揮発性メモリ14やROMに格納して廃棄しないようにしても構わない。
(4)上記実施の形態では、画像送信装置の例として複合機であるMFPについて説明したが、FAX専用機、スキャナ専用機などであっても構わない。このような専用機の場合には、常に同じアプリケーションプログラムを使用することになるので、ジョブごとにファームウェアを廃棄・ダウンロードする必要はない。また、たとえ複数の機能を備えていたとしても、画像データに比較すれば、その記憶容量は少なくて済むと考えられるので、場合によっては複数のアプリケーションのファームウェアを予め不揮発性メモリ14やROMに格納して廃棄しないようにしても構わない。
(5)上記実施の形態における送信ジョブ実行処理や送信ジョブ再開処理に関するプログラムは、例えば磁気テープ、フレキシブルディスク等の磁気ディスク、DVD、CD−ROM、CD−R、MO、PDなどの光記録媒体、Smart Media(登録商標)、COMPACTFLASH(登録商標)などのフラッシュメモリ系記録媒体等、コンピュータ読み取り可能な各種記録媒体に記録することが可能であり、当該記録媒体の形態で生産、譲渡等がなされる場合もあるし、プログラムの形態で、インターネットを含む有線、無線の各種ネットワーク、放送、電気通信回線、衛星通信等を介して伝送、供給される場合もある。
また、本発明を実現するためのプログラムは、上記に説明した処理をコンピュータに実行させるための全てのモジュールを含んでいる必要はなく、例えば通信プログラムや、オペレーティング・システム(OS)に含まれるプログラムなど、別途情報処理装置にインストールすることができる各種汎用的なプログラムを利用して、本発明の各処理をコンピュータに実行させるようにしてもよい。
本発明は、外部記憶装置が接続された画像送信装置に適用される。
1 MFP
2 サーバ
3、4、5 クライアント端末
6 メイルサーバ
7 LAN
10 制御部
11 CPU
12 ネットワーク通信部
13 FAXモデム13
14 不揮発性メモリ
15 システムRAM
16 画像RAM
100 画像送信システム
201 アプリケーションFWデータ格納部
202 ジョブデータ格納部
203 ユーザデータ格納部
2 サーバ
3、4、5 クライアント端末
6 メイルサーバ
7 LAN
10 制御部
11 CPU
12 ネットワーク通信部
13 FAXモデム13
14 不揮発性メモリ
15 システムRAM
16 画像RAM
100 画像送信システム
201 アプリケーションFWデータ格納部
202 ジョブデータ格納部
203 ユーザデータ格納部
Claims (7)
- 外部記憶装置と通信可能に接続された画像送信装置であって、
指定された送信先に画像データを送信する送信ジョブを受け付ける受付手段と、
受け付けた送信ジョブに係る画像データと当該画像データの送信先の情報とをジョブデータとして記憶するジョブデータ記憶メモリと、
前記記憶されたジョブデータに基づき送信ジョブを実行する送信ジョブ実行手段と、
前記送信ジョブが通信エラーにより待機状態になった場合において、再送信するまでの時間が所定時間より長いときに、当該待機状態となった送信ジョブのジョブデータにジョブ識別情報を付して、前記外部記憶装置に送信して記憶させるジョブデータ送信手段と、
前記送信されたジョブデータをジョブデータ記憶メモリから消去する消去手段と
を備えたことを特徴とする画像送信装置。 - 前記ジョブデータ送信手段は、
前記送信ジョブが通信エラーにより待機状態になった場合において、再送信するまでの時間が所定時間以下であっても、次の再送信のタイミングまでに新たな送信ジョブの操作を受け付けた場合には、当該待機状態となった送信ジョブのジョブデータにジョブ識別情報を付して、前記外部記憶装置に送信して記憶させること
を特徴とする請求項1に記載の画像送信装置。 - 前記外部記憶装置に送信されたジョブデータのジョブ識別情報と、当該ジョブデータの送信先の外部記憶装置を特定する外部記憶装置特定情報とを管理情報として記憶する管理情報記憶メモリと、
次の再送信のタイミングにおいて、前記外部記憶装置特定情報で特定される外部記憶装置に対し、前記ジョブ識別情報に対応したジョブデータを送信するように要求する要求手段と、
前記要求に応じて外部記憶装置から送信されてきたジョブデータを受信する受信手段と
を備え、
前記送信ジョブ実行手段は、前記外部記憶装置から受信したジョブデータに基づき送信ジョブを実行することを特徴とする請求項1または2に記載の画像送信装置。 - 送信ジョブを実行するために必要なファームウェアを外部記憶装置から取得するファームウェア取得手段と、
前記取得したファームウェアを記憶するファームウェア記憶メモリと、
前記ジョブデータを外部記憶装置に送信する場合には、前記ファームウェア記憶メモリに記憶されたファームウェアを破棄する破棄手段と
を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像送信装置。 - 次に実行すべき送信ジョブが、前記外部記憶装置に送信されたジョブデータの送信ジョブと同じファームウェアを利用する場合には、前記破棄手段におけるファームウェアの破棄を禁止する禁止手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の画像送信装置。
- 外部記憶装置と通信可能に接続された画像送信装置で実行される画像送信方法であって、
指定された送信先に画像データを送信する送信ジョブを受け付ける受付ステップと、
受け付けた送信ジョブに係る画像データと当該画像データの送信先の情報とをジョブデータとして記憶するジョブデータ記憶ステップと、
前記記憶されたジョブデータに基づき送信ジョブを実行する送信ジョブ実行ステップと、
前記送信ジョブが通信エラーにより待機状態になった場合において、再送信するまでの時間が所定時間より長いときに、当該待機状態となった送信ジョブのジョブデータにジョブ識別情報を付して、前記外部記憶装置に送信して記憶させるジョブデータ送信ステップと、
前記送信されたジョブデータをジョブデータ記憶メモリから消去する消去ステップと
を含むことを特徴とする画像送信方法。 - 前記外部記憶装置に送信されたジョブデータのジョブ識別情報と、当該ジョブデータの送信先の外部記憶装置を特定する外部記憶装置特定情報とを管理情報として記憶する管理情報記憶ステップと、
次の再送信のタイミングにおいて、前記外部記憶装置特定情報で特定される外部記憶装置に対し、前記ジョブ識別情報に対応したジョブデータを送信するように要求する要求ステップと、
前記要求に応じて外部記憶装置から送信されてきたジョブデータを受信する受信ステップと
を含み、
前記送信ジョブ実行ステップは、前記外部記憶装置から受信したジョブデータに基づき送信ジョブを実行する
ことを特徴とする請求項6に記載の画像送信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007153250A JP2008306590A (ja) | 2007-06-08 | 2007-06-08 | 画像送信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008306590A true JP2008306590A (ja) | 2008-12-18 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007153250A Pending JP2008306590A (ja) | 2007-06-08 | 2007-06-08 | 画像送信装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019220868A (ja) * | 2018-06-20 | 2019-12-26 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
-
2007
- 2007-06-08 JP JP2007153250A patent/JP2008306590A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019220868A (ja) * | 2018-06-20 | 2019-12-26 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP7089668B2 (ja) | 2018-06-20 | 2022-06-23 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
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