JP2008306435A - パケット中継装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通知の必要性の低いイベントを複数まとめて1つにして送ることによって、ネットワーク帯域の非効率な消費を軽減することと、パケット中継装置内の送信部における過負荷を回避する。
【解決手段】パケット中継装置13において、イベント受信部43は、イベントが発生すると、そのイベントの緊急度のレベルに応じて、緊急度毎に確保したイベント記録部42にデータを書きこむ。イベント受信部43は、決められた時間に達すると、イベント通知部44により、これまでに書き込まれたイベントを、パケット中継装置13から管理マネージャへ通知する。緊急度の高いイベントに対しては記録時間を短く、緊急度の低いイベントに対しては記録時間を長く設定することにより、一度のイベント通知で送る情報量を調節する。
【選択図】図1

Description

本発明は、パケット中継装置に係り、特に、発生するイベントの緊急度毎に、イベントを記録する時間を管理し、その時間がタイムアウトする度にイベントを通知することによって、パケット中継装置と管理マネージャ間のトラヒックを減少させるパケット中継装置に関する。
現在、パケット中継装置において障害(fault)発生、状態(state)変更、構成定義(config)変更が起こった場合、その情報を管理マネージャに通知する方法としてSNMP(Simple Network Management Protocol) trap、syslog、NETCONF Notificationが考えられている。
SNMPとは、ルータやコンピュータ、端末など、ネットワークに接続された通信機器をTCP/IPネットワーク経由で監視・制御するためのプロトコルである。制御の対象となる機器はMIB(Management Information Base)と呼ばれる管理情報データベースを持っており、管理を行なう機器は対象機器のMIBに基づいて設定を行なう。SNMP trapとは、制御の対象となる機器から管理を行う機器へ、システムで発生したイベントをMIBに基づいて通報する機能である。SNMPは、UDPを利用して送ることが一般的である。これにより、データの到達性は必ずしも保証されないものの、データ送信の度にTCPセッションを張る必要がないため簡易なネットワーク運用管理を実現している。
syslogは、システムで発生したイベントや情報等をメッセージとして表示/記録/通知する機能である。syslogに関しても、UDPを利用して送ることが一般的である。これにより同じく、データの到達性は必ずしも保証されないものの、データ送信の度にTCPセッションを張る必要がないため簡易な運用管理を実現している。
NETCONFとは、現在IETF(Internet Engineering Task Force)にて標準化が進められているプロトコルであり、管理マネージャとパケット中継装置との間をXML(eXtensible Markup Language)でやりとりする。XMLは、機械が読みやすい構造で記述されているため、管理マネージャとパケット中継装置間のデータの親和性を高めている。またXML文書は、文書内の各々のパラメタの関係を柔軟に記述可能であり、将来の拡張性にも優れている。更に、NETCONFプロトコルは、UDPではなくTCP上で送ることが規定されており、これにより信頼性の高いイベント通知の実現を目指している。またNETCONFでは、イベント毎に緊急度を設定可能である。通知する必要性の高いイベントにはcriticalと言う緊急度、通知する必要性がそれほどでもないイベントにはmajorと言う緊急度、通知する必要性が低いイベントにはminorと言う緊急度を設定可能である。例えば、障害発生イベントにはcritical、状態変更イベントにはmajor、構成定義変更イベントにはminorの緊急度を設定すると言ったことが可能である。
緊急度としてcriticalを設定しているイベントは、通常の運用では発生することがまずない事象であるためにその緊急度を設定していることが多く、反対に通常の運用で頻繁に発生する事象に対しては、minorの緊急度を設定していることが多い。このとき、発生する全てのイベント通知をパケット中継装置から管理マネージャへ送信すると、それほど通知の必要性のないイベント通知が大量に送信され、ネットワークの帯域を非効率に消費することになる。また、通知にNETCONFプロトコルを採用した場合、その影響はパケット中継装置内にも顕著に表れる。NETCONFでは、イベント通知を送る際TCPを用いるため、通知の度にセッション確立、再送制御が作動することになり、イベント通知に主にUDPを用いるSNMPやsyslogに比べオーバーヘッドが大きくなる。これにより、パケット中継装置内の送信部において過負荷を招くことになる。
本発明は、以上の点に鑑み、緊急度の高いイベントに関しては、イベントが発生する度にパケット中継装置から管理マネージャへ通知し、一方、緊急度の低いイベントに関しては、任意の時間に渡って発生したイベントを記録し、決められた時間が経過した後に集約してイベント通知をすることで、ネットワーク帯域の非効率な消費を回避することを目的とする。また、本発明は、パケット中継装置内の送信部における過負荷を回避することを目的とする。
本発明のパケット中継装置においては、例えば、緊急度のレベル毎に、任意の時間に渡ってイベントを記録可能な領域を確保する。イベントが発生すると、そのイベントの緊急度のレベルに応じて、緊急度毎に確保した記録領域にデータを書きこむ。例えば、決められた時間に達すると、これまでに書き込まれたイベントを1つのイベント通知に集約し、パケット中継装置から管理マネージャへ通知することができる。
本発明の第1の解決手段によると、
イベントを受信し、管理マネージャにイベントを通知するパケット中継装置であって、
イベント識別子に対して、イベントの緊急度を記憶した緊急度テーブルと、
イベントの緊急度に対して、イベントを記録可能な記録時間間隔を記憶した記録時間テーブルと、
イベントの緊急度毎に、イベントが発生してからの時間を測定するためのタイマーと、
緊急度毎にイベントを記憶するイベント記録部と、
イベントを管理マネージャに通知するためのイベント通知部と
前記緊急度テーブル及び前記記録時間テーブル及び前記タイマーを参照し、イベントを前記イベント記録部に記憶する処理、及び、前記イベント通知部によりイベントを前記管理マネージャに送信するための処理を実行するためのイベント受信部と
を備え、
前記イベント受信部は、
イベントを受信すると、イベントからイベント識別子を抽出し、イベント識別子に基づき前記緊急度テーブルを参照してイベントの緊急度を求め、
イベントの緊急度に基づき前記記録時間テーブルを参照し、該緊急度の記録時間を求め、
前記タイマーによる測定時間が前記記録時間に達するまでの間は、緊急度毎に受信したイベントを前記イベント記録部に書き込み、
前記タイマーによる測定時間が前記記録時間に達すると、前記イベント記録部に記録されたイベントを前記イベント通知部により管理マネージャに送信する
前記パケット中継装置が提供される。
本発明の第2の解決手段によると、
イベントを受信し、管理マネージャにイベントを通知するパケット中継装置であって、
イベント識別子に対して、イベントの緊急度を記憶した緊急度テーブルと、
緊急度毎にイベントを記録可能なイベント発生の閾値を記憶した回数閾値テーブルと、
緊急度毎にイベントを記憶するイベント記録部と、
イベントを管理マネージャに通知するためのイベント通知部と
前記緊急度テーブル及び前記回数閾値テーブルを参照し、イベントを前記イベント記録部に記憶する処理、及び、前記イベント通知部によりイベントを前記管理マネージャに送信するための処理を実行するためのイベント受信部と
を備え、
前記イベント受信部は、
イベントを受信すると、イベントからイベント識別子を抽出し、イベント識別子に基づき前記緊急度テーブルを参照してイベントの緊急度を求め、
イベントの緊急度に基づき前記回数閾値テーブルを参照し、該緊急度のイベント発生数の閾値を求め、
イベント発生数が前記閾値に到達するまでの間は、緊急度毎に受信したイベントを前記イベント記録部に書き込み、
イベント発生数が前記閾値に到達すると、前記イベント記録部に記録されたイベントを前記イベント通知部により管理マネージャに送信する
前記パケット中継装置が提供される。
本発明の第3の解決手段によると、
イベントを受信して管理マネージャにイベントを通知するパケット中継装置と、前記パケット中継装置を管理する管理マネージャを備えたパケット中継システムであって、
前記パケット中継装置は、
イベント識別子に対して、イベントの緊急度を記憶した緊急度テーブルと、
緊急度毎にイベントを記憶するイベント記録部と、
イベントを管理マネージャに通知するためのイベント通知部と
前記緊急度テーブルを参照し、イベントを前記イベント記録部に記憶する処理、及び、前記イベント通知部によりイベントを前記管理マネージャに送信するための処理を実行するためのイベント受信部と
を備え、
前記管理マネージャは、
イベントの緊急度に対して、イベントを取得する取得時間間隔を記憶した取得時間テーブルと、
前記パケット中継装置から、イベントを取得するためのイベント通知取得部と
を備え、
前記管理マネージャは、
前記イベント通知取得部は、前記取得時間テーブルを参照し、イベントの緊急度毎の取得時間間隔を求め、取得時間間隔ごとに前記パケット中継装置に緊急度を含むイベント取得要求を送信し、
前記パケット中継装置では、
前記イベント受信部は、
イベントを受信すると、イベントからイベント識別子を抽出し、イベント識別子に基づき前記緊急度テーブルを参照してイベントの緊急度を求め、
緊急度毎に受信したイベントを前記イベント記録部に書き込み、
前記管理マネージャからイベント取得要求を受信すると、イベント取得要求に含まれる緊急度に従い、前記イベント記録部に記録されたイベントを前記イベント通知部により管理マネージャに送信する
前記パケット中継システムが提供される。
本発明によると、緊急度の高いイベントに関しては、イベントが発生する度にパケット中継装置から管理マネージャへ通知し、一方、緊急度の低いイベントに関しては、任意の時間に渡って発生したイベントを記録し、決められた時間が経過した後に集約してイベント通知をすることで、ネットワーク帯域の非効率な消費を回避することができる。また、本発明によると、パケット中継装置内の送信部における過負荷を回避することができる。
1.実施の形態1(時間)
まず、本実施の形態の概要を説明する。
パケット中継装置において、イベントの緊急度毎に任意の時間を記した記録時間テーブルを保持する。また、上記テーブルで指定した時間に渡ってイベントを書き込み可能な記録領域を、緊急度のレベル毎に確保する。イベントが発生する度に、そのイベントの緊急度に応じて、緊急度毎に用意された記録領域にイベント書き込んで行く。指定した時間に達すると、これまでに書き込んだイベントを1つのパケットに集約し、パケット中継装置から管理マネージャへイベント通知する。一例として、仮にイベントの緊急度としてcritical、major、minorの3段階があり、記録時間テーブルには、criticalはその都度、majorは5分、minorは10分と設定されていた場合、majorのイベントは、5分間は通知がなされず、5分経過する毎にそれまでのイベントを集約した通知が送信される。同様にminorのイベントは、10分間は通知がなされず、10分経過する毎にそれまでのイベントを集約した通知が送信される。なお、記録時間テーブルに記す時間は、管理マネージャが設定することも可能であるし、パケット中継装置が自律的に変更可能である。例えば、majorのイベントは5分間、通知を控えるとの設定がしてあった場合において、記録領域を上回る回数のmajorイベントが発生した場合、パケット中継装置が自律的に5分の間隔を例えば3分に縮めることが可能である。逆に、majorのイベントは5分間、通知を控えるとの設定がしてあった場合において、一度もmajorのイベントが発生しなかった場合、パケット中継装置が自律的に5分の間隔を10分に広げることが可能である。
以上により、major、minorのような通知する必要性が比較的低いイベント通知数が減り、無駄にネットワーク帯域が消費されることが回避できる。また、パケット中継装置内の送信部における過負荷を回避できる。
図3に本実施の形態におけるネットワーク構成図を示す。インターネット11内にパケット中継装置13−15が複数存在し、管理マネージャ12によって管理されている。パケット中継装置13−15は、障害(fault)発生、状態(state)変更、構成定義(config)変更が起こった場合、その情報をイベント通知として管理マネージャ12に通知する。
図1は、図3中に示した、本実施の形態におけるパケット中継装置13を示す。本実施の形態のパケット中継装置13においては、他のパケット中継装置から送信されたパケットを回線インタフェース24にて受信すると、受信したパケットの宛先アドレスをキー情報として宛先検索テーブル37を参照する。その結果、他パケット中継装置宛てであった場合、送信回線インタフェースが決まり、その回線インタフェースへパケットを転送する。パケットはその回線インタフェースを介して所望のパケット中継装置へ送信される。一方、宛先検索テーブル37を検索した結果、自分宛てであった場合、パケット処理部21内のパケット受信部29へパケットを転送する。パケット受信部29は該パケットに必要な処理を施すため、アプリケーション28へ転送する。また、構成定義管理部27ではオペレータが入力した設定内容に基づいて構成定義を変更する。
上記各部位は、上記の一連の処理をする中で障害(fault)発生、状態(state)変更、構成定義(config)変更が起こった場合、イベント管理部41内のイベント受信部43にイベントの発生を通知する。
図4に、緊急度テーブル46を、図5に、イベント記録時間テーブル45をそれぞれ示す。イベント管理部41では、イベント毎の緊急度を記した緊急度テーブル46と、緊急度毎のイベント記録時間を記した記録時間テーブル45を管理している。緊急度のレベルとしては、critical、major、minorがあるとする。緊急度がcriticalのイベントには、障害(fault)の発生等、パケット中継装置13の継続運用に重大な影響を及ぼすイベントが割当てられているとする。緊急度がmajorのイベントには、状態(state)の変更等、オペレータの及び知らぬところでパケット中継装置13に何らかの作用が働いた場合に生成されるイベントが割当てられているとする。緊急度がminorのイベントとしては、オペレータによる構成定義(config)の変更等、確認の意味合いが強いイベント通知が割当てられているとする。
イベント受信部43は、アプリケーション28から、イベント通知を受信すると緊急度テーブル46を参照する。各イベント通知には、イベント毎に一意なイベントIDが記載されており、イベント受信部43は、イベントIDに従い、緊急度テーブル46を参照することによって、そのイベントの緊急度を確認できる。イベント受信部43は、イベントの緊急度を認識すると、次に記録時間テーブル45を参照し、その緊急度の記録時間を確認する。イベント受信部43は、記録時間を確認すると、その記録時間の間、イベント記録部42の記憶領域にイベント書き込み処理を行う。イベント記録部42は、例えば、緊急度毎のイベント記憶領域を有し、その領域に、各緊急度に応じて、受信したイベントを記憶する。イベント管理部41は、緊急度毎の時間を測定するためのタイマー56を持っており、イベント受信部43は、緊急度ごとに初めてイベントを書き込む際にはタイマー56をスタートさせる。タイマー56が、記録時間テーブル45に記載されていた時間に達すると、イベント受信部43は、これまでに記録した複数のイベント通知を1つのイベント通知に集約する。
図18に、パケット中継装置から管理マネージャに送信される単体のイベント通知の説明図を示す。また、図19に、パケット中継装置から管理マネージャに送信される複数のイベント通知を集約したイベント通知の説明図を示す。
イベント通知は、1つの場合は(イベントID=2)図18に示す形式だが、これを複数(イベントID=2、5、2、5)まとめて図19に示す形式にする。
まとめられたイベント通知はイベント通知部44に送られ、イベント通知部44から更に管理マネージャ12に通知するため、宛先アドレスを管理マネージャ12のIPアドレスとして管理マネージャ12に向けて送信する。パケットは、パケット送信部31、パケット転送部23、回線インタフェース25を経由して管理マネージャ12に送信される。
図2に、図3中に示した、本実施の形態における管理マネージャを示す。本実施の形態の管理マネージャ12においては、パケット中継装置13から送信されたイベント通知を回線インタフェース26にて受信する。イベント通知を受信すると、パケット処理部22内のイベント通知受信部52へイベント通知を転送する。イベント通知受信部52は、イベント通知を受信すると、その情報をイベント表示部53へ送る。イベント表示部53は、受信したイベント通知を管理画面に表示し、オペレータはパケット中継装置13の状態を知ることが出来る。
ここで、実際にイベントが発生した場合のパケット中継装置13内の動作を詳述する。図6に、パケット中継装置と管理マネージャとのシーケンス図を示す。
ある回線インタフェースが切断し、通信ができなくなったとのイベント(以降、イベント1と呼ぶ。即ち、イベントIDが‘1’であることを示す。以下同様。)がイベント受信部43に到達したとする。イベント受信部43では、イベント通知を受信すると緊急度テーブル46を参照する。図4によると、イベント1の緊急度はcriticalである(手順S11)。次に、イベント受信部43は、記録時間テーブル45を参照し、緊急度がcriticalのイベントの記録時間を確認する。図5によると、緊急度がcriticalのイベントの記録時間はその都度とある。従って、イベント1が発生した場合、すぐさまその旨をイベント通知部44へ送る(手順S12)。イベント通知部44は、管理マネージャ12との間にTCPコネクションを確立し(手順S13)、そのイベントを更に管理マネージャ12へ転送する(手順S14)。イベント通知が終了すると、イベント通知部44は、TCPコネクションを切断する(手順S15)。以上により、緊急度がcriticalなイベントは、発生する度に管理マネージャ12に通知される。
一方で、オペレータが構成定義を変更したとする(以降、イベント3と呼ぶ)。構成定義管理部27は、イベント3が発生したことをイベント受信部43へ通知する。イベント受信部43では、イベント3の通知を受信した後、緊急度テーブル46を参照する。図4によると、イベント3の緊急度はminorである(手順S16)。次に、イベント受信部43は、記録時間テーブル45を参照し、緊急度がminorのイベントの記録時間を確認する。図5によると、緊急度がminorのイベントの記録時間は10分とある。イベント受信部43は、記録時間10分の情報に従って、それ以降10分間は緊急度がminorなイベントをイベント記録部42へ書き込むことになる(手順S17)。その10分の間は、パケット中継装置13から管理マネージャ12へは通知トラヒックは発生しない。イベント記録部42では、10分間のイベント書込み処理の後、タイムアウトが発生する(手順S18)。イベント受信部43は、イベント記録部42に10分間に書き込まれた複数のminorなイベントを、図19に示す形式に1つに集約する(手順S19)。集約したメッセージを作成すると、イベント受信部43はイベント通知部44へ該メッセージを送信する(手順S20)。イベント通知部44はその後、管理マネージャ12とTCPコネクションを張り(手順S21)、集約されたイベント通知を管理マネージャ12へ転送する(手順S22)。イベント通知が終了すると、イベント通知部44は、TCPコネクションを切断する(手順S23)。
仮にタイムアウトが発生する前にイベント記録領域を使い果たしてしまった場合は、その時点でそれまでのイベントを集約しイベント通知を作成する。集約したメッセージを作成すると、イベント受信部43はイベント通知部44へメッセージを送信する。イベント通知をした後は、イベント受信部43内のタイマー56をリセットし、その時点から再びイベント記録処理を開始する。
以上により、重要度がさほど高くないminorなイベントにおいては、複数のイベント通知が一度のイベント通知に集約されて発行されるため、無駄にネットワークの帯域を消費することがなくなる。また、パケット中継装置13内のパケット送信部31における過負荷を回避可能である。
2.実施の形態2(閾値)
図3に本実施の形態におけるネットワーク構成図を示す。インターネット11内にパケット中継装置13−15が複数存在し、管理マネージャ12によって管理されている。パケット中継装置13−15は、障害(fault)発生、状態(state)変更、構成定義(config)変更が起こった場合、その情報をイベント通知として管理マネージャ12に通知する。
図7は、図3中に示した、本実施の形態におけるパケット中継装置13を示す。本実施の形態のパケット中継装置13においては、他のパケット中継装置から送信されたパケットを回線インタフェース24にて受信すると、受信したパケットの宛先アドレスをキー情報として宛先検索テーブル37を参照する。その結果、他パケット中継装置宛てであった場合、送信回線インタフェースが決まり、その回線インタフェースへパケットを転送する。パケットはその回線インタフェースを介して所望のパケット中継装置へ送信される。一方、宛先検索テーブル37を検索した結果、自分宛てであった場合、パケット処理部21内のパケット受信部29へパケットを転送する。パケット受信部29は該パケットに必要な処理を施すため、アプリケーション28へ転送する。また、構成定義管理部27ではオペレータが入力した設定内容に基づいて構成定義を変更する。
上記各部位は、上記の一連の処理をする中で障害(fault)発生、状態(state)変更、構成定義(config)変更が起こった場合、イベント管理部41内のイベント受信部43にイベントの発生を通知する。
イベント管理部41では、イベント毎の緊急度を記した緊急度テーブル46を管理している。またイベント受信部43は、緊急度毎にイベントの発生回数をカウントするカウンタ57を持っており、イベント管理部41は、カウンタ57の閾値を緊急度毎に記した回数閾値テーブル47も管理している。緊急度テーブル46を図4に、回数閾値テーブル47を図8に示す。緊急度のレベルとしては、critical、major、minorがあるとする。緊急度がcriticalのイベントには、障害(fault)の発生等、パケット中継装置13の継続運用に重大な影響を及ぼすイベントが割当てられているとする。緊急度がmajorのイベントには、状態(state)の変更等、オペレータの及び知らぬところでパケット中継装置13に何らかの作用が働いた場合に生成されるイベントが割当てられているとする。緊急度がminorのイベントには、オペレータによる構成定義(config)の変更等、確認の意味合いが強いイベント通知が割当てられているとする。
イベント受信部43は、アプリケーション28からイベント通知を受信すると緊急度テーブル46を参照する。各イベント通知には、イベント毎に一意なイベントIDが記載されており、イベント受信部43は、イベントIDに従い、緊急度テーブル46を参照することによって、そのイベントの緊急度を確認できる。イベント受信部43は、イベントの緊急度を認識すると、次に回数閾値テーブル47を参照し、該緊急度のイベント発生数の閾値を確認する。イベント受信部43は、閾値を確認すると、その閾値に到達するまで、イベント記憶部42の記憶領域にイベント書込み処理を行う。イベント記憶部42は、例えば、緊急度毎のイベント記憶領域を有し、その領域に、各緊急度に応じて受信したイベントを記憶する。イベント管理部41は、緊急度毎のイベント発生数を記録するためのカウンタ57を持っており、イベント受信部43は、緊急度ごとに初めてイベントを書き込む際にはカウンタ57を0から1に増加させる。カウンタ57が回数閾値テーブル47に記載されていた閾値に達すると、イベント受信部43は、これまでに記録した複数のイベント通知を1つのイベント通知に集約する。
図18に、パケット中継装置から管理マネージャに送信させる単体のイベント通知の説明図を示す。また、図19に、パケット中継装置から管理マネージャに送信される複数のイベント通知を集約したイベント通知の説明図を示す。イベント通知は、1つの場合は(イベントID=2)図18に示す形式だが、これを複数(イベントID=2、5、2、5)まとめて図19に示す形式にする。
まとめられたイベント通知はイベント通知部44に送られ、イベント通知部44から更に管理マネージャ12に通知するため、宛先アドレスを管理マネージャ12のIPアドレスとして管理マネージャ12に向けて送信する。パケットは、パケット送信部31、パケット転送部23、回線インタフェース25を経由して管理マネージャ12に送信される。
図3中に示した、本実施の形態における管理マネージャを図2に示す。本実施の形態の管理マネージャ12においては、パケット中継装置13から送信されたイベント通知を回線インタフェース26にて受信する。イベント通知を受信すると、パケット処理部22内のイベント通知受信部52へイベント通知を転送する。イベント通知受信部52は、イベント通知を受信すると、その情報をイベント表示部53へ送る。イベント表示部53は、受信したイベント通知を管理画面に表示し、オペレータはパケット中継装置13の状態を知ることが出来る。
ここで、実際にイベントが発生した場合のパケット中継装置13内の動作を詳述する。図9に、パケット中継装置と管理マネージャとのシーケンス図を示す。
ある回線インタフェースが切断し、通信ができなくなったとのイベント(以降、イベント1と呼ぶ。即ち、イベントIDが‘1’であることを示す。以下同様。)がイベント受信部43に到達したとする。イベント受信部43では、イベント通知を受信すると緊急度テーブル46を参照する。図4によると、イベント1の緊急度はcriticalである(手順S31)。次に、イベント受信部43は、回数閾値テーブル47を参照し、緊急度がcriticalのイベントの記録可能回数を確認する。図8によると、緊急度がcriticalのイベントの記録回数は1とある。従って、イベント1が発生した場合、イベント受信部43は、すぐさまその旨をイベント通知部44へ送る(手順S32)。イベント通知部44は、管理マネージャ12との間にTCPコネクションを確立し(手順S33)、そのイベントを更に管理マネージャ12へ転送する(手順S34)。イベント通知が終了すると、イベント通知部44は、TCPコネクションを切断する(手順S35)。以上により、緊急度がcriticalなイベントは、発生する度に管理マネージャ12に通知される。
一方で、オペレータが構成定義を変更したとする(以降、イベント3と呼ぶ)。構成定義管理部27は、イベント3が発生したことをイベント受信部43へ通知する。イベント受信部43では、イベント3の通知を受信した後、緊急度テーブル46を参照する。図4によると、イベント3の緊急度はminorである(手順S36)。次に、イベント受信部43は、回数閾値テーブル47を参照し、緊急度がminorのイベントの記録可能回数を確認する。図8によると、緊急度がminorのイベントの記録可能回数は10とある。イベント受信部43は、記録可能回数10の情報に従って、それ以降、その緊急度のイベントが発生するたびにカウンタ57を1つずつ増加させる。イベント受信部43は、カウンタ57が10に到達するまで、minorなイベントをイベント記録部42へ書き込む(手順S37)。緊急度がminorのイベントは、10回発生するまでは、パケット中継装置13から管理マネージャ12へ通知トラヒックは発生しない。イベント記録部42では、緊急度がminorのイベントが10回書き込まれると、閾値を越えることになる(手順S38)。イベント受信部43は、イベント記録部42に書き込まれた10個のminorなイベントを1つにまとめたイベント通知を作成する(手順S39)。集約したメッセージを作成すると、イベント受信部43はイベント通知部44へ該メッセージを送信する(手順S40)。イベント通知部44はその後、管理マネージャ12とTCPコネクションを張り(手順S41)、集約されたイベント通知を管理マネージャ12へ転送する(手順S42)。イベント通知が終了すると、パケット通知部44は、TCPコネクションを切断する(手順S43)。
以上により、重要度がさほど高くないminorなイベントにおいては、複数のイベント通知が一度のイベント通知に集約されて発行されるため、無駄にネットワークの帯域を消費することがなくなる。また、パケット中継装置13内のパケット送信部31における過負荷を回避可能である。
3.実施の形態3(ポーリング)
図3に本実施におけるネットワーク構成図を示す。インターネット11内にパケット中継装置13−15が複数存在し、管理マネージャ12によって管理されている。パケット中継装置13−15は、障害(fault)発生、状態(state)変更、構成定義(config)変更が起こった場合、その情報をイベント通知として管理マネージャ12に通知する。
図10は、図3中に示した、本実施の形態におけるパケット中継装置13を示す。本実施の形態のパケット中継装置13においては、他のパケット中継装置から送信されたパケットを回線インタフェース24にて受信すると、受信したパケットの宛先アドレスをキー情報として宛先検索テーブル37を参照する。その結果、他パケット中継装置宛てであった場合、送信回線インタフェースが決まり、その回線インタフェースへパケットを転送する。パケットはその回線インタフェースを介して所望のパケット中継装置へ送信される。一方、宛先検索テーブル37を検索した結果、自分宛てであった場合、パケット処理部21内のパケット受信部29へパケットを転送する。パケット受信部29は該パケットに必要な処理を施すため、アプリケーション28へ転送する。また、構成定義管理部27ではオペレータが入力した設定内容に基づいて構成定義を変更する。
上記各部位は、上記の一連の処理をする中で障害(fault)発生、状態(state)変更、構成定義(config)変更が起こった場合、イベント管理部41内のイベント受信部43にイベントの発生を通知する。
イベント管理部41では、イベント毎の緊急度を記した緊急度テーブル46を管理している。
図4に、緊急度テーブル46を示す。緊急度のレベルとしては、critical、 major、 minorがあるとする。緊急度がcriticalのイベントには、障害(fault)の発生等、パケット中継装置13の継続運用に重大な影響を及ぼすイベントが割当てられているとする。緊急度がmajorのイベントには、状態(state)の変更等、オペレータの及び知らぬところでパケット中継装置13に何らかの作用が働いた場合に生成されるイベントが割当てられているとする。緊急度がminorのイベントとしては、オペレータによる構成定義(config)の変更等、確認の意味合いが強いイベント通知が割当てられているとする。
イベント受信部43は、アプリケーション28からイベント通知を受信すると緊急度テーブル46を参照する。各イベント通知には、イベント毎に一意なイベントIDが記載されており、イベント受信部43は、緊急度テーブル46を参照することによって、そのイベントの緊急度を確認できる。イベント受信部43は、イベントの緊急度を認識して、その緊急度がcriticalであった場合、即座にイベント通知をパケット中継装置13にて発行し、管理マネージャ12へ送信する。イベント通知はイベント通知部44へ送られ、イベント通知部44から更に管理マネージャ12に通知するため、宛先アドレスを管理マネージャ12のIPアドレスとして管理マネージャ12に向けて送信される。以降、パケット送信部31、パケット転送部23、回線インタフェース25を経由して管理マネージャ12に送信される。一方、イベントの緊急度がcritical以外であった場合、イベント記録部42内に緊急度毎に確保されたイベント記録領域にイベントを書き込んでいく。これらのイベントは、管理マネージャ12からのイベント取得要求が来た際に、イベント取得要求受信部48がその要求を受け、その後イベント取得要求受信部48から管理マネージャ12へと送信される。
図11に、図3中に示した、本実施の形態における管理マネージャを示す。本実施の形態の管理マネージャ12においては、イベントを取得する間隔を緊急度毎に記した取得時間テーブル55を管理している。
図12に、取得時間テーブル55を示す。イベントの緊急度がcriticalの場合は、パケット中継装置13から自発的にイベント通知が送られてくるため、管理マネージャ12はcriticalのイベント通知の取得処理は不要である。一方、イベントの緊急度がcritical以外の場合、取得テーブルに記された間隔ごとに管理マネージャ12からパケット中継装置13に対してポーリングをし、それまでにパケット中継装置13にて記録されたイベント群を取得する。
パケット中継装置13から送信されたイベント通知、及び管理マネージャ12からパケット中継装置13にポーリングして取得したイベント通知は、管理マネージャ12内の回線インタフェース26にて受信する。通知を受信すると、パケット処理部22内のイベント通知受信部52へイベント通知を転送する。イベント通知受信部52は、イベント通知を受信すると、その情報をイベント表示部53へ送る。イベント表示部53は、受信したイベント通知を管理画面に表示し、オペレータはパケット中継装置13の状態を知ることが出来る。
ここで、実際にイベントが発生した場合のパケット中継装置13内の動作を詳述する。図13に、パケット中継装置と管理マネージャとのシーケンス図を示す。
ある回線インタフェースが切断し、通信ができなくなったとのイベント(以降、イベント1と呼ぶ。即ち、イベントIDが‘1’であることを示す。以下同様。)がイベント受信部43に到達したとする。イベント受信部43では、イベント通知を受信すると緊急度テーブル46を参照する。図4によると、イベント1の緊急度はcriticalである(手順S51)。イベント受信部43は、すぐさまその旨をイベント通知部44へ送る(手順S52)、イベント通知部44は、管理マネージャ12との間にTCPコネクションを確立し(手順S53)、そのイベントを更に管理マネージャ12へ転送する(手順S54)。イベント通知が終了すると、TCPコネクションを切断する(手順S55)。以上により、緊急度がcriticalなイベントは、発生する度に管理マネージャ12に通知される。
一方で、オペレータが構成定義を変更したとする(以降、イベント3と呼ぶ)。構成定義管理部27は、イベント3が発生したことをイベント受信部43へ通知する。イベント受信部43では、イベント3の通知を受信した後、緊急度テーブル46を参照する。図4によると、イベント3の緊急度はminorである(手順S56)。イベント受信部43は、イベント記録部42内に緊急度毎に確保されたイベント記録領域にイベントを書き込んでいく(手順S57)。この間は、パケット中継装置13から管理マネージャ12へは通知トラヒックは発生しない。管理マネージャ12は、図12に記された時間が経過する度にパケット中継装置13との間にTCPコネクションを確立し(手順S58)、イベントの取得を要求する(手順S59)。管理マネージャ12からパケット中継装置13に対してイベント取得要求を発行することによって、この例では、majorなイベントは5分に一度、minorなイベントは10分に一度取得する。イベント取得要求受信部48は、イベント取得要求を受信するとイベント記録部42を参照する(手順S60)。イベント取得要求受信部48又はイベント受信部43は、この間にイベント記録部42に書き込まれた複数のminorなイベントを1つにまとめたイベント通知を作成する(手順S61)。
図18に、パケット中継装置から管理マネージャに送信される単体のイベント通知の説明図を示す。また、図19に、パケット中継装置から管理マネージャに送信される複数のイベント通知を集約したイベント通知の説明図を示す。イベント通知は、1つの場合(イベントID=2)は図18に示す形式だが、これを複数(イベントID=2、5、2、5)まとめて図19に示す形式にする。
イベント取得要求受信部48又はイベント受信部43は、集約したメッセージを作成すると、イベント取得要求受信部48は、イベント通知部44へ該メッセージを送信する(手順S62)。イベント通知部44はその後、既に確立しているTCPコネクションを介して、集約されたイベント通知を管理マネージャ12へ転送する(手順S63)。イベント通知が終了すると、TCPコネクションを切断する(手順S64)。
仮に管理マネージャ12からの定期的なイベント取得要求を受信する前に、イベント記録領域を使い果たしてしまった場合は、その時点でそれまでのイベントを集約しイベント通知を作成することができる。
イベント取得要求受信部48又はイベント受信部43は、集約したメッセージを作成すると、イベント通知部44へメッセージを送信する。
以上により、重要度がさほど高くないminorなイベントにおいては、複数のイベント通知が一度のイベント通知に集約されて発行されるため、無駄にネットワークの帯域を消費することがなくなる。また、パケット中継装置13内のパケット送信部31における過負荷を回避可能である。
4.変形例
4−1.実施の形態4(1セッション内複数通知)
実施の形態1、2、3のセッションの取り扱いは、本実施の形態に示す形式を適用しても良い。以下、一例として、実施の形態1のセッションの取り扱いが、本実施の形態の形式である場合について説明するが、他の実施の形態2、3についても同様に適用可能である。
図1に、本実施の形態におけるパケット中継装置を示す。図1内のイベント受信部43は、イベント通知を受信すると緊急度テーブル46を参照する。各イベント通知には、イベント毎に一意なイベントIDが記載されており、緊急度テーブル46を参照することによって、そのイベントの緊急度を確認できる。イベント受信部43は、イベントの緊急度を認識すると、次に記録時間テーブル45を参照し、その緊急度の記録時間を確認する。上述のように、イベント受信部43は、記録時間を確認すると、その記録時間の間、イベント記録部42の記憶領域にイベント書き込み処理を行う。上述のように、イベント受信部43は、タイマー56を持っており、緊急度ごとに初めてイベントを書き込む際にはタイマー56をスタートさせる。タイマー56が、記録時間テーブル45に記載されていた時間に達すると、イベント受信部43は、複数のイベント通知をイベント通知部44に送り、イベント通知部44から更に管理マネージャ12へ通知する。パケットは、パケット送信部31、パケット転送部23、回線インタフェース25を経由して管理マネージャ12に送信される。
図2に、本実施の形態における管理マネージャを示す。本実施の形態の管理マネージャ12においては、パケット中継装置13から送信されたイベント通知を回線インタフェース26にて受信する。イベント通知を受信すると、パケット処理部22内のイベント通知受信部52へイベント通知を転送する。イベント通知受信部52は、イベント通知を受信すると、その情報をイベント表示部53へ送る。イベント表示部53は、受信したイベント通知を管理画面に表示し、オペレータはパケット中継装置13の状態を知ることが出来る。
ここで、実際にイベントが発生した場合のパケット中継装置13内の動作を詳述する。図14に、パケット中継装置と管理マネージャとのシーケンス図を示す。
ある回線インタフェースが切断し、通信ができなくなったとのイベント(以降、イベント1と呼ぶ)がイベント受信部43に到達したとする。イベント受信部43では、イベント通知を受信すると緊急度テーブル46を参照する。図4によると、イベント1の緊急度はcriticalである(手順S71)。次に、イベント受信部43は、記録時間テーブル45を参照し、緊急度がcriticalのイベントの記録時間を確認する。図5によると、緊急度がcriticalのイベントの記録時間はその都度とある。従って、イベント1が発生した場合、すぐさまその旨をイベント通知部44へ送る(手順S72)。イベント通知部44は、管理マネージャ12との間にTCPコネクションを確立し(手順S73)、そのイベントを更に管理マネージャ12へ転送する(手順S74)。イベント通知が終了すると、イベント通知部44は、TCPコネクションを切断する(手順S75)。以上により、緊急度がcriticalなイベントは、発生する度に管理マネージャ12に通知される。
一方で、オペレータが構成定義を変更したとする(以降、イベント3と呼ぶ)。構成定義管理部27は、イベント3が発生したことをイベント受信部43へ通知する。イベント受信部43では、イベント3の通知を受信した後、緊急度テーブル46を参照する。図4によると、イベント3の緊急度はminorである(手順S76)。次に、イベント受信部43は、記録時間テーブル45を参照し、緊急度がminorのイベントの記録時間を確認する。図5によると、緊急度がminorのイベントの記録時間は10分とある。イベント受信部43は、記録時間10分の情報に従って、それ以降10分間は緊急度がminorなイベントをイベント記録部42へ書き込むことになる(手順S77)。その10分の間は、パケット中継装置13から管理マネージャ12へは通知トラヒックは発生しない。イベント記録部42では、10分間のイベント書込み処理の後、タイムアウトが発生する(手順S78)。イベント受信部43は、10分間にイベント記録部42に書き込まれた複数のminorなイベントを一度にイベント通知部44へ送信する(手順S79)。なお、ここでは、複数のイベントが集約されずに、複数個のイベントが、ひとつのTCPコネクション内で連続して送られる。イベント通知部44は、管理マネージャ12とTCPコネクションを張り(手順S80)、そのセッションを介して一度に複数のイベント通知を管理マネージャ12へ転送する(手順S81)。イベント通知が終了すると、TCPコネクションを切断する(手順S82)。
仮にタイムアウトが発生する前にイベント記録領域を使い果たしてしまった場合は、その時点でそれまでのイベントをまとめて、イベント通知部44から管理マネージャ12へイベントを通知する。イベント通知をした後は、時間をリセットし、その時点から再びイベント記録処理を開始する。
以上により、重要度がさほど高くないminorなイベントにおいては、複数のイベント通知が一つのTCPコネクション内で発行されるため、パケット中継装置13内のパケット送信部31における過負荷を回避可能である。
4−2.実施の形態5(閾値越えで緊急度変更)
実施の形態2は、本実施の形態に示す方式を備えていても良い。
図7に、本実施の形態におけるパケット中継装置を示す。図7内のイベント受信部43は、アプリケーション28から、イベント通知を受信すると緊急度テーブル46を参照する。各イベント通知には、イベント毎に一意なイベントIDが記載されており、イベント受信部43は、イベントIDに従い、緊急度テーブル46を参照することによって、そのイベントの緊急度を確認できる。イベント受信部43は、イベントの緊急度を認識すると、次に回数閾値テーブル47を参照し、該緊急度のイベント発生数の、閾値を確認する。上述のように、イベント受信部43は、閾値を確認すると、その閾値に到達するまで、イベント記録部42の記憶領域にイベント書込み処理を行う。上述のように、イベント受信部43は、カウンタ57を持っており、緊急度ごとに初めてイベントを書き込む際にはカウンタ57を0から1に増加させる。カウンタ57が回数閾値テーブル47に記載されていた閾値に達すると、イベント受信部43は、これまでに記録した複数のイベント通知を1つのイベント通知に集約する。上述のように、イベント通知は、1つの場合は図18に示す形式だが、これを複数まとめて図19に示す形式にする。
まとめられたイベント通知はイベント通知部44に送られ、イベント通知部44から更に管理マネージャ12に通知するため、宛先アドレスを管理マネージャ12のIPアドレスとして管理マネージャ12に向けて送信する。パケットは、パケット送信部31、パケット転送部23、回線インタフェース25を経由して管理マネージャ12に送信される。
また、イベント管理部41においては、さらに、緊急度調整用のタイマー58を持っており、イベント発生回数が単位時間内に閾値を越えた場合、緊急度テーブル46に記されたそのイベントの緊急度を上げる。例えば、タイマー58の測定可能時間等の設定時間が3分と設定されているとする。図4によるとイベント2の緊急度はmajorであり、図8によるとmajorなイベントは5回イベントが発生する毎に、それまでのイベントを集約し管理マネージャ12に通知することになっている。ここで、イベント2が3分以内に起こった場合、何らかの異常が発生していると捉え、イベント受信部43は、緊急度テーブル46に記されている緊急度を上げる。この場合、イベント2の緊急度をmajorからcriticalに格上げする。
なお、緊急度調整用のタイマー58は、イベントIDごとに設定時間を記憶しておき、イベントIDごとに設定時間を越えてあるイベントIDのイベントが発生した場合、イベント受信部43は、緊急度テーブル46に記憶された当該イベントIDの緊急度を上げるようにしてもよい。
以上により、今後イベント2は、イベントが発生する度にパケット中継装置13から管理マネージャ12へ送られ、オペレータの注意をより促すことが可能となる。
図3中に示した、本実施の形態における管理マネージャを図2に示す。本実施の形態の管理マネージャ12においては、パケット中継装置13から送信されたイベント通知を回線インタフェース26にて受信する。イベント通知を受信すると、パケット処理部22内のイベント通知受信部52へイベント通知を転送する。イベント通知受信部52は、イベント通知を受信すると、その情報をイベント表示部53へ送る。イベント表示部53は、受信したイベント通知を管理画面に表示し、オペレータはパケット中継装置13の状態を知ることが出来る。
4−3.実施の形態6(組み合わせ)
実施の形態1、2、3の緊急度テーブルは、本実施の形態を示す形式に適用しても良い。以下、一例として、実施の形態1の緊急度テーブルが、本実施の形態の形式である場合について説明するが、他の実施の形態2、3についても同様に適用可能である。
図1に、本実施の形態におけるパケット中継装置を示す。図1内のイベント管理部41では、イベント毎、或いはイベントの組み合わせ毎の緊急度を記した緊急度テーブル46と、緊急度毎のイベント記録時間を記した記録時間テーブル45を管理している。
図15に、緊急度テーブル46を、図5に、イベント記録時間テーブル45を示す。緊急度のレベルとしては、critical、major、minorがあるとする。緊急度がcriticalのイベントには、障害(fault)の発生等、パケット中継装置13の継続運用に重大な影響を及ぼすイベントが割当てられているとする。緊急度がmajorのイベントには、状態(state)の変更等、オペレータの及び知らぬところでパケット中継装置13に何らかの作用が働いた場合に生成されるイベントが割当てられているとする。緊急度がminorのイベントとしては、オペレータによる構成定義(config)の変更等、確認の意味合いが強いイベント通知が割当てられているとする。
また、一つのイベントの緊急度に関してはそれほど高い緊急度が設定されていないものの、別のイベントと組み合わさると緊急度が高いイベントもある。例えば、イベント3は構成定義(config)の変更イベント、イベント4は、telnetによるログインイベント、イベント5はNETCONFセッション確立であるとする。図15に示すように、イベント3、4、5それぞれのイベントは、どれも頻繁に起こる事象であり、緊急度もそれほど高くない。しかし、これらが組み合わさると、オペレータ以外にも何者かが構成定義を変更している可能性があり、通知は緊急を要する。よって、このような場合は、複数イベントを組み合わせた事象に緊急度が割当てられているとする。
イベント受信部43は、アプリケーション28から、イベント通知を受信すると緊急度テーブル46を参照する。各イベント通知には、イベント毎に一意なイベントIDが記載されており、イベント受信部43は、イベントIDに従い、緊急度テーブル46を参照することによって、そのイベントの緊急度を確認できる。イベント受信部43は、イベントの緊急度を認識すると、次に記録時間テーブル45を参照し、その緊急度の記録時間を確認する。上述のように、イベント受信部43は、記録時間を確認すると、その記録時間の間、イベント記録部42の記憶領域にイベント書き込み処理を行う。上述のように、イベント受信部43は、タイマー56を持っており、緊急度ごとに初めてイベントを書き込む際にはタイマー56をスタートさせる。タイマー56が、記録時間テーブル45に記載されていた時間に達すると、イベント受信部43は、これまでに記録した複数のイベント通知を1つのイベント通知に集約する。さらに、例えば、イベント受信部43は、予め定められた所定期間、発生したイベントのイベントIDを監視及び/又は記憶しておき、図15に示したような緊急度テーブル46を参照し、所定期間に複数のイベントIDのイベントが発生した場合に、該当する緊急度を求めることができる。
イベント受信部43は、記録時間テーブル45を参照し、緊急度がcriticalのイベントの記録時間を確認する。図5によると、緊急度がcriticalのイベントの記録時間はその都度とある。従って、イベント1が発生した場合、すぐさまその旨をイベント通知部44へ送る。
上述のように、イベント通知は、1つの場合は図18に示す形式だが、これを複数まとめて図19に示す形式にする。まとめられたイベント通知はイベント通知部44に送られ、イベント通知部44から更に管理マネージャ12に通知するため、宛先アドレスを管理マネージャ12のIPアドレスとして管理マネージャ12に向けて送信する。パケットは、パケット送信部31、パケット転送部23、回線インタフェース25を経由して管理マネージャ12に送信される。
図3中に示した、本実施の形態における管理マネージャを図2に示す。本実施の形態の管理マネージャ12においては、パケット中継装置13から送信されたイベント通知を回線インタフェース26にて受信する。イベント通知を受信すると、パケット処理部22内のイベント通知受信部52へイベント通知を転送する。イベント通知受信部52は、イベント通知を受信すると、その情報をイベント表示部53へ送る。イベント表示部53は、受信したイベント通知を管理画面に表示し、オペレータはパケット中継装置13の状態を知ることが出来る。
4−4.実施の形態7(通知方式選択)
実施の形態1、2、3は、本実施の形態に示す通知方式選択テーブルを備えていても良い。以下、一例として、実施の形態1が、本実施の形態に示す通知方式選択テーブルを備えている場合について説明するが、他の実施の形態2、3についても同様に適用可能である。
図1に、本実施の形態におけるパケット中継装置を示す。図1内のイベント管理部41では、イベント毎の緊急度を記した緊急度テーブル46と、緊急度毎のイベント記録時間を記した記録時間テーブル45と、イベント毎に管理マネージャ12へ通知する方式を記した通知方式選択テーブル49を管理している。
図4に、緊急度テーブル46を、図5に、イベント記録時間テーブル45を、図17に、通知方式選択テーブル49を示す。緊急度のレベルとしては、critical、major、minorがあるとする。緊急度がcriticalのイベントには、障害(fault)の発生等、パケット中継装置13の継続運用に重大な影響を及ぼすイベントが割当てられているとする。緊急度がmajorのイベントには、状態(state)の変更等、オペレータの及び知らぬところでパケット中継装置13に何らかの作用が働いた場合に生成されるイベントが割当てられているとする。緊急度がminorのイベントとしては、オペレータによる構成定義(config)の変更等、確認の意味合いが強いイベント通知が割当てられているとする。
イベント受信部43は、イベントの通知を受信するとまず始めに通知方式選択テーブル49を参照する。イベント受信部43は、通知方式選択テーブル49にて、通知方式がSNMP、syslog等のコネクションレス型通信であった場合、その通知をイベント通知部44へ送り、その部位から管理マネージャ12へ送る。通知はUDPに載せて送られる。通知方式選択テーブル49にて、通知方式がNETCONF等のコネクション型通信であった場合、更に緊急度テーブル46を参照する。各イベント通知には、イベント毎に一意なイベントIDが記載されており、イベント受信部43は、イベントIDに従い、緊急度テーブル46を参照することによって、そのイベントの緊急度を確認できる。上述のようにイベント受信部43は、そのイベントの緊急度を確認し、イベントの緊急度を認識すると、次に記録時間テーブル45を参照し、その緊急度の記録時間を確認する。上述のように、イベント受信部43は、記録時間を確認すると、その記録時間の間、イベント記録部42の記憶領域にイベント書き込み処理を行う。上述のように、イベント受信部43は、タイマー56を持っており、緊急度ごとに初めてイベントを書き込む際にはタイマー56をスタートさせる。イベント受信部43は、タイマー56が、記録時間テーブル45に記載されていた時間に達すると、これまでに記録した複数のイベント通知を1つのイベント通知に集約する。上述のように、イベント通知は、1つの場合は図18に示す形式だが、これを複数まとめて図19に示す形式にする。
まとめられたイベント通知はイベント通知部44に送られ、イベント通知部44から更に管理マネージャ12に通知するため、宛先アドレスを管理マネージャ12のIPアドレスとして管理マネージャ12に向けて送信する。パケットは、パケット送信部31、パケット転送部23、回線インタフェース25を経由して管理マネージャ12に送信される。
図2に、図3中に示した、本実施の形態における管理マネージャを示す。本実施の形態の管理マネージャ12においては、パケット中継装置13から送信されたイベント通知を回線インタフェース26にて受信する。イベント通知を受信すると、パケット処理部22内のイベント通知受信部52へイベント通知を転送する。イベント通知受信部52は、イベント通知を受信すると、その情報をイベント表示部53へ送る。イベント表示部53は、受信したイベント通知を管理画面に表示し、オペレータはパケット中継装置13の状態を知ることが出来る。
4−5.実施の形態8(相乗り)
実施の形態1、2、3は、本実施の形態に示す方式を備えていても良い。以下、一例として、実施の形態1が、本実施の形態に示す方式を備えている場合について説明するが、他の実施の形態についても同様に適用可能である。
図1に、本実施の形態におけるパケット中継装置を示す。図1内のイベント受信部43は、イベント通知を受信すると緊急度テーブル46を参照する。各イベント通知には、イベント毎に一意なイベントIDが記載されており、イベント受信部43は、イベントIDに従い、緊急度テーブル46を参照することによって、そのイベントの緊急度を確認できる。イベント受信部43は、イベントの緊急度を認識すると、次に記録時間テーブル45を参照し、その緊急度の記録時間を確認する。イベント受信部43は、記録時間を確認すると、その記録時間の間、イベント記録部42の記憶領域にイベント書き込み処理を行う。上述のように、イベント管理部41は、タイマー56を持っており、イベント受信部43は、緊急度ごとに初めてイベントを書き込む際にはタイマー56をスタートさせる。タイマー56が、記録時間テーブル45に記載されていた時間に達すると、イベント受信部43は、これまでに記録した複数のイベント通知を1つのイベント通知に集約する。上述のように、イベント通知は、1つの場合は図18に示す形式だが、これを複数まとめて図19に示す形式にする。
またその際、別の緊急度のイベント通知とタイミングが同じであった場合、それらも同一セッション内で送信する。すなわち、イベント管理部41内のタイマー56は、さらにイベント通知処理が開始されてから、実際にイベントを送信するまでの待機時間を設定するための待機時間設定用タイマーを備える。そして、各イベント通知をする際に、さらに、待機時間設定用タイマーをスタートさせ、タイマーの設定時間待機してから、管理マネージャにイベント通知をする。仮に、他イベントを待機可能な時間が3秒と設定されているとする。このとき、例えば、タイマー56のmajorの記録時間が5分となり、イベント受信部43が、緊急度がmajorのイベントを集約したイベント通知をしようとした場合を想定する。ここで、待機時間設定用のタイマーの値が2秒経過したときに、緊急度がcriticalのイベントも発生した場合、イベント受信部43は、このcriticalのイベントも、majorのイベント通知と同一NETCONFセッション等のコネクション型通信上でイベント通知をはかる。なお、minorのイベントについても同様にcriticalのイベントを同一のセッションで通知することができる。イベント通知はイベント通知部44に送られ、イベント通知部44から更に管理マネージャ12に通知するため、宛先アドレスを管理マネージャ12のIPアドレスとして管理マネージャ12に向けて送信する。パケットは、パケット送信部31、パケット転送部23、回線インタフェース25を経由して管理マネージャ12に送信される。
図3中に示した、本実施の形態における管理マネージャを図2に示す。本実施の形態の管理マネージャ12においては、パケット中継装置13から送信されたイベント通知を回線インタフェース26にて受信する。イベント通知を受信すると、パケット処理部22内のイベント通知受信部52へイベント通知を転送する。イベント通知受信部52は、イベント通知を受信すると、その情報をイベント表示部53へ送る。イベント表示部53は、受信したイベント通知を管理画面に表示し、オペレータはパケット中継装置13の状態を知ることが出来る。
本発明は、各種プロトコル、各種コネクション型通信及びコネクションレス型通信に適用することができる。また、本発明は、適宜の数及びランクの緊急度に適用することができる。
実施の形態1、4、6、8における、パケット中継装置を示す図である。 実施の形態1、2、4、5、6、7、8における、管理マネージャを示す図である。 実施の形態1、2、3、4、5、6、7、8のパケット中継装置と管理マネージャが設置されるネットワーク構成を示す図である。 実施の形態1、2、3、4、5、7、8のパケット中継装置にて保持される、イベントとそのイベントの緊急度を記したテーブルである。 実施の形態1、4、6、7、8における、パケット中継装置にて保持される、イベントの緊急度とその記録可能時間との対を記したテーブルである。 実施の形態1における、パケット中継装置にてイベントが発生した場合の、パケット中継装置内のシーケンスを示す図である。 実施の形態2、5における、パケット中継装置を示す図である。 実施の形態2、5における、パケット中継装置にて保持される、イベントの緊急度とその記録可能回数との対を記したテーブルである。 実施の形態2、5における、パケット中継装置にてイベントが発生した場合の、パケット中継装置内のシーケンスを示す図である。 実施の形態3における、パケット中継装置を示す図である。 実施の形態3における、管理マネージャを示す図である。 実施の形態3における、管理マネージャにて保持される、イベントの緊急度とその取得時間間隔との対を記したテーブルである。 実施の形態3における、パケット中継装置にてイベントが発生した場合の、パケット中継装置内のシーケンスを示す図である。 実施の形態4における、パケット中継装置にてイベントが発生した場合の、パケット中継装置内のシーケンスを示す図である。 実施の形態6のパケット中継装置にて保持される、イベントとそのイベントの緊急度を記したテーブルである。 実施の形態7における、パケット中継装置を示す図である。 実施の形態7のパケット中継装置にて保持される、イベントとそのイベントの通知方式を記したテーブルである。 実施の形態1、2、5、6、7のパケット中継装置から管理マネージャに送信される、単体のイベント通知である。 実施の形態1、2、5、6、7における、パケット中継装置から管理マネージャに送信される、複数のイベント通知を集約したイベント通知である。
符号の説明
11 インターネット
12 管理マネージャ
13−15 パケット中継装置
21−22 パケット処理部
23 パケット転送部
24−26 回線インタフェース
27 構成定義管理部
28 アプリケーション
29−30 パケット受信部
31−32 パケット送信部
37 宛先検索テーブル
41 イベント管理部
42 イベント記録部
43 イベント受信部
44 イベント通知部
45 記録時間テーブル
46 緊急度テーブル
47 回数閾値テーブル
48 イベント取得要求受信部
49 通知方式選択テーブル
51 管理アプリケーション
52 イベント通知受信部
53 イベント表示部
54 イベント通知取得部
55 取得時間テーブル
56 タイマー
57 カウンタ
58 タイマー

Claims (19)

  1. イベントを受信し、管理マネージャにイベントを通知するパケット中継装置であって、
    イベント識別子に対して、イベントの緊急度を記憶した緊急度テーブルと、
    イベントの緊急度に対して、イベントを記録可能な記録時間間隔を記憶した記録時間テーブルと、
    イベントの緊急度毎に、イベントが発生してからの時間を測定するためのタイマーと、
    緊急度毎にイベントを記憶するイベント記録部と、
    イベントを管理マネージャに通知するためのイベント通知部と
    前記緊急度テーブル及び前記記録時間テーブル及び前記タイマーを参照し、イベントを前記イベント記録部に記憶する処理、及び、前記イベント通知部によりイベントを前記管理マネージャに送信するための処理を実行するためのイベント受信部と
    を備え、
    前記イベント受信部は、
    イベントを受信すると、イベントからイベント識別子を抽出し、イベント識別子に基づき前記緊急度テーブルを参照してイベントの緊急度を求め、
    イベントの緊急度に基づき前記記録時間テーブルを参照し、該緊急度の記録時間を求め、
    前記タイマーによる測定時間が前記記録時間に達するまでの間は、緊急度毎に受信したイベントを前記イベント記録部に書き込み、
    前記タイマーによる測定時間が前記記録時間に達すると、前記イベント記録部に記録されたイベントを前記イベント通知部により管理マネージャに送信する
    前記パケット中継装置。
  2. イベントを受信し、管理マネージャにイベントを通知するパケット中継装置であって、
    イベント識別子に対して、イベントの緊急度を記憶した緊急度テーブルと、
    緊急度毎にイベントを記録可能なイベント発生の閾値を記憶した回数閾値テーブルと、
    緊急度毎にイベントを記憶するイベント記録部と、
    イベントを管理マネージャに通知するためのイベント通知部と
    前記緊急度テーブル及び前記回数閾値テーブルを参照し、イベントを前記イベント記録部に記憶する処理、及び、前記イベント通知部によりイベントを前記管理マネージャに送信するための処理を実行するためのイベント受信部と
    を備え、
    前記イベント受信部は、
    イベントを受信すると、イベントからイベント識別子を抽出し、イベント識別子に基づき前記緊急度テーブルを参照してイベントの緊急度を求め、
    イベントの緊急度に基づき前記回数閾値テーブルを参照し、該緊急度のイベント発生数の閾値を求め、
    イベント発生数が前記閾値に到達するまでの間は、緊急度毎に受信したイベントを前記イベント記録部に書き込み、
    イベント発生数が前記閾値に到達すると、前記イベント記録部に記録されたイベントを前記イベント通知部により管理マネージャに送信する
    前記パケット中継装置。
  3. イベントを受信して管理マネージャにイベントを通知するパケット中継装置と、前記パケット中継装置を管理する管理マネージャを備えたパケット中継システムであって、
    前記パケット中継装置は、
    イベント識別子に対して、イベントの緊急度を記憶した緊急度テーブルと、
    緊急度毎にイベントを記憶するイベント記録部と、
    イベントを管理マネージャに通知するためのイベント通知部と
    前記緊急度テーブルを参照し、イベントを前記イベント記録部に記憶する処理、及び、前記イベント通知部によりイベントを前記管理マネージャに送信するための処理を実行するためのイベント受信部と
    を備え、
    前記管理マネージャは、
    イベントの緊急度に対して、イベントを取得する取得時間間隔を記憶した取得時間テーブルと、
    前記パケット中継装置から、イベントを取得するためのイベント通知取得部と
    を備え、
    前記管理マネージャは、
    前記イベント通知取得部は、前記取得時間テーブルを参照し、イベントの緊急度毎の取得時間間隔を求め、取得時間間隔ごとに前記パケット中継装置に緊急度を含むイベント取得要求を送信し、
    前記パケット中継装置では、
    前記イベント受信部は、
    イベントを受信すると、イベントからイベント識別子を抽出し、イベント識別子に基づき前記緊急度テーブルを参照してイベントの緊急度を求め、
    緊急度毎に受信したイベントを前記イベント記録部に書き込み、
    前記管理マネージャからイベント取得要求を受信すると、イベント取得要求に含まれる緊急度に従い、前記イベント記録部に記録されたイベントを前記イベント通知部により管理マネージャに送信する
    前記パケット中継システム。
  4. 請求項1に記載のパケット中継装置であって、
    前記記録時間テーブルは、緊急度が最も高いイベントは、イベント発生の都度イベントを送るためのデータが記憶されていることを特徴とする前記パケット中継装置。
  5. 請求項2に記載のパケット中継装置であって、
    前記回数閾値テーブルは、緊急度が最も高いイベントは、イベント発生の都度イベントを送るためのデータが記憶されていることを特徴とする前記パケット中継装置。
  6. 請求項3に記載のパケット中継装置であって、
    前記イベント受信部は、緊急度が最も高いイベントは、イベント発生の都度イベントを前記管理マネージャに送ることを特徴とする前記パケット中継装置。
  7. 請求項1に記載のパケット中継装置であって、
    前記記録時間テーブルに記憶された時間内に、前記イベント記録部に記録された複数のイベントを1つのイベント通知に集約し、1つのセッション内で1つの集約されたイベントを通知することを特徴とする前記パケット中継装置。
  8. 請求項2に記載のパケット中継装置であって、
    前記回数閾値テーブルに記憶された回数、前記イベント記録部に記録された複数のイベントを1つのイベント通知に集約し、1つのセッション内で1つの集約されたイベントを通知することを特徴とする前記パケット中継装置。
  9. 請求項3に記載のパケット中継装置であって、
    前記イベント記録部に記憶された複数のイベントを1つのイベント通知に集約し、1つのセッション内で1つの集約されたイベントを通知することを特徴とする前記パケット中継装置。
  10. 請求項1に記載のパケット中継装置であって、
    前記記録時間テーブルに記憶された時間内に、前記イベント記録部に記録された複数のイベントを1つのセッション内で連続して通知することを特徴とする前記パケット中継装置。
  11. 請求項2に記載のパケット中継装置であって、
    前記回数閾値テーブルに記載された回数、前記イベント記録部に記憶された複数のイベントを1つのセッション内で連続して通知することを特徴とする前記パケット中継装置。
  12. 請求項3に記載のパケット中継装置であって、
    前記イベント記録部に記憶された複数のイベントを1つのセッション内で連続して通知することを特徴とする前記パケット中継装置。
  13. 請求項2に記載のパケット中継装置であって、
    イベント発生間隔を設定するための緊急度調整用タイマーをさらに備え、
    前記イベント受信部は、前記緊急度調整用タイマーに設定された時間内に、前回発生したベント識別子と同一のイベント識別子のイベントが再度発生した場合、前記緊急度テーブルに記憶された当該イベント識別子に対する緊急度を変更することを特徴とする前記パケット中継装置。
  14. 請求項13に記載のパケット中継装置であって、
    前記緊急度調整用タイマーは、緊急度毎に時間が設定されていることを特徴とする前記パケット中継装置。
  15. 請求項1乃至3のいずれかに記載のパケット中継装置であって、
    前記緊急度テーブルには、イベント識別子毎の緊急度、及び、イベント識別子の組み合わせ毎の緊急度を記憶し、
    前記イベント受信部は、前記緊急度テーブルを参照して、予め定められた期間内に所定の複数のイベントが発生した場合、該当する緊急度を求めることを特徴とする前記パケット中継装置。
  16. 請求項1乃至3のいずれかに記載のパケット中継装置であって、
    イベント識別子に対して通知方式種別を記憶した通知方式選択テーブルをさらに備え、
    前記パケット受信部は、
    イベントを受信すると、イベントからイベント識別子を抽出し、イベント識別子に基づき前記通知方式選択テーブルを参照して通知方式種別を求め、
    通知方式種別が予め定められた第1の通知方式種別であった場合には、前記イベントを前記イベント通知部により管理マネージャに送信し、
    通知方式種別が予め定められた第2の通知方式種別であった場合には、前記緊急度テーブルを参照してイベントの緊急度を求めること
    を特徴とする前記パケット中継装置。
  17. 請求項16に記載のパケット中継装置であって、
    前記第1の通知方式種別は、コネクションレス型通信方式であり、
    前記第2の通知方式種別は、コネクション型通信方式であること
    を特徴とする前記パケット中継装置。
  18. 請求項1乃至3のいずれかに記載のパケット中継装置であって、
    前記イベント受信部は、異なる緊急度のイベントであっても、イベント通知処理が同時に作動している場合、同一セッション内にイベント通知することを特徴とする前記パケット中継装置。
  19. 請求項18に記載のパケット中継装置であって、
    イベント通知処理が開始されてからイベントを通知するまでの待機時間を設定するための待機時間設定用タイマーをさらに備え、
    前記イベント受信部は、第1の緊急度のイベント通知処理の際、前記待機時間設定用タイマーにより設定された待機時間までの間に、第2の緊急度のイベント通知が発生した場合、第1の緊急度のイベント通知と同一のセッションで、第2の緊急度のイベント通知を行うことを特徴とする前記パケット中継装置。
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