JP2008306146A - 電極ポスト平坦化装置およびウェハレベルパッケージ製造方法 - Google Patents

電極ポスト平坦化装置およびウェハレベルパッケージ製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ウェハ上に金属ペーストを形成し、金属ペーストで形成された電極ポストの高さを均一に形成するとともに、電極先端部に発生する尖りや片寄りを平坦化した電極ポスト平坦化装置およびウエハレベルパッケージ製造方法を提供する。
【解決手段】スクリーン印刷にて製造されるウェハレベルパッケージの電極ポスト14を平坦化する平坦化装置であって、平坦化処理部材15を用いて、金属ペーストで形成される電極ポスト14の高さを均一化し且つ前記電極ポスト14の先端部を平坦化することを特徴とする電極ポスト平坦化装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、スクリーン印刷にて製造されるウェハレベルパッケージの電極ポストを平坦化する平坦化装置およびウェハレベルパッケージ製造方法に関する。
従来、シリコンウェハレベルパッケージを製造する場合、電極ポストの上面の高さは、シリコン面を下にして樹脂上面と同一か低い構造がとられている。例えば、BGA(Ball Grid Array)構造では、ウェハ(シリコン基板)に電極ポストが設けられ、電極ポストに半田ボールが搭載される。また、LGA(Land Grid Array)構造では、シリコン基板に電極ポストが設けられ、電極ポストと基板に設けられた配線とが半田により接続される。ただし、BGA構造やLGA構造を用いた場合、電極ポストは平面のみで接続されることになり、一般にスタンドオフ構造にした場合より落下試験時の強度が落ち、電極ポストの上面の面積を多く取る必要がある。
上記のようなシリコンウェハレベルパッケージの電極ポストを印刷により形成する製造方法について、特許文献1および特許文献2などの提案がされている。
特許文献1によれば、ウェハ上にメッキによる再配線回路を形成すると共に該再配線回路上にはんだ等の導電材による熱応力緩和ポストを形成する。また、これら再配線回路と熱応力緩和ポストの周囲に、該熱応力緩和ポストの上面を除いてポリイミド等からなる絶縁層を形成し、さらに熱応力緩和ポスト上にはんだバンプを形成する。そしてまた、熱応力緩和ポスト、絶縁層並びにはんだバンプはスクリーン印刷により形成する。上記のように熱応力緩和ポスト、絶縁層並びにはんだバンプの形成を能率よく行うようにして全体の製造能率を大幅に向上させる提案がされている。
また、特許文献2によれば、再配線を印刷するための第1層目スクリーンと、電極を印刷するための第2層スクリーンを有する段付きスクリーンを、シリコン基板上の所定の場所に搭載し、第2層スクリーンの有する孔部から、第1層スクリーンと第2層スクリーンの孔部に、金属ペーストを高圧で充填して印刷し、印刷が終了後、段付きスクリーンを外し、所定の温度でキュアする半導体装置の製造方法が提案されている。
しかしながら、ウェハ上に形成されるICパッドからの再配線および応力を吸収する電極ポストの製造方法を、スクリーン印刷方式により行う場合、金属ペーストには強い粘性があるためスキージの移動、あるいはマスクを剥がす際に、金属ペーストが引き上げられ電極ポストの電極先端部の平坦度(コプラナリティ)が均一にならないという問題がある。均一にならない場合とは、図12Aに示すように金属ペーストに尖りが発生することや、図12Bに示すように電極先端部に尖りや片寄りが発生することであり、また、電極ポストの高さにばらつきが発生することである。
特開2005−093772号公報 特開2007−059851号公報
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたものであり、金属ペーストで形成された電極ポストの高さを均一にするとともに、電極先端部に発生する尖りや片寄りを平坦化する電極ポスト平坦化装置およびウェハレベルパッケージ製造方法を提供することを目的とする。
本発明の態様のひとつである、スクリーン印刷にて製造されるウェハレベルパッケージの電極ポストを平坦化する平坦化装置であって、ウェハ上に前記スクリーン印刷により印刷された金属ペーストで形成される前記電極ポストの高さを均一にするとともに、前記電極ポストの先端部分を平坦化する平坦化処理部材と、前記平坦化処理部材を移動駆動する前記駆動部と、前記駆動部により駆動される前記平坦化処理部材の移動方向および移動量を制御する制御部と、を具備する構成である。
好ましくは、前記金属ペーストを乾燥させる。
好ましくは、前記平坦化処理部材は、略平面を有する平板を用いて、前記ウェハ面に略平行に前記平板を配置し、押圧時に前記金属ペーストの前記先端部分に接触するために下降し前記平坦化処理を行う。
好ましくは、少なくとも前記平板または前記ウェハを固定する定盤に前記金属ペーストを乾燥させるヒータを備える。
好ましくは、前記平坦化処理部材の押圧時の降下または押圧完了後の上昇の速度を段階的に切り替える。
好ましくは、前記平坦化処理部材として略円筒形のローラを用いて、前記ローラを前記ウェハ面に略平行に移動して前記金属ペーストの前記先端部分に前記平坦化処理をする。
好ましくは、少なくとも前記ローラまたは前記ウェハを固定する定盤に前記金属ペーストを乾燥させるヒータを備える。
本発明はスクリーン印刷によって製造するウェハレベルパッケージ製造方法であって、ウェハ上に前記スクリーン印刷により印刷された金属ペーストを使って再配線と電極ランドを形成して樹脂封止する処理と、前記電極ランド上に金属ペーストにより電極ポストを形成する処理と、前記電極ポストの高さを均一にするとともに前記電極ポストの先端部を平坦化する平坦化工程処理と、を有することを特徴とする。
好ましくは、前記平坦化工程では、前記電極ポストが形成された前記ウェハを定盤上に配置し、前記ウェハを加温して乾燥する乾燥処理と、ウェハ上に前記スクリーン印刷により印刷された金属ペーストである前記電極ポストの高さを均一にするとともに、前記電極ポストの先端部分を平坦化する平坦化処理部材を押圧して平坦化をするために平坦化処理部材を移動させる第1の移動処理と、前記平坦化処理部材による前記電極ポストに前記平坦化処理を行う平坦化処理と、前記平坦化処理部材を元の位置に戻すための第2の移動処理と、を有する。
本発明によれば、金属ペーストで形成された電極ポストの高さを均一に形成するとともに、電極先端部に発生した尖りや片寄りを平坦化することができる。さらに、乾燥処理を行うことにより電極先端部平坦化の精度を向上できる。
以下図面に基づいて、本発明の実施形態について詳細を説明する。
(原理説明)
本発明は、ウェハ上にマスク印刷により印刷された金属ペーストで形成される電極ポストの先端部分を平坦にする平坦化処理部材を用いて押圧して、先端部を均して金属ペーストの高さを均一にするとともに先端部分を略平坦にする平坦化処理をする電極ポスト平坦化装置である。また、金属ペーストを乾燥させる構成を採用することでさらに平坦化処理の精度を向上させることが可能である。
(実施例1)
実施例1は、平坦化処理部材に略平面を有する平板を用いて、ウェハ面に略平行に平板を配置し、押印時に金属ペーストで形成される電極ポストの先端部分に接触させるために下降させ平坦化処理を行う。
また、平板の押圧時の降下または押圧完了後の上昇の段階的に速度を切り替えて平坦化処理の精度を向上させることが可能である。
図1はウェハレベルパッケージの工程を示した図である。例えば、図1に示すウェハ1はシリコン基板(断面図:側面方向)であり、ウェハ1には電極2(ICパッド)などが設けられている。
ステップS1(金属ペースト印刷工程)では図1のAに示すように金属ペースト印刷を行う。まず、ウェハ1に金属ペースト印刷用マスク3をセットする。ここで、金属ペースト印刷用マスク3(断面図:側面方向)は金属ペースト4(例えばCuペースト、銀ペースト、ハイブリットペースト)などを用いて再配線を行うための印刷用マスクである。
次に、金属ペースト4をセットして金属ペースト印刷用スキージ5により金属ペースト4の印刷を行う。金属ペースト印刷用スキージ5を矢印方向に移動して印刷する。印刷した後、金属ペースト印刷用マスク3を取り外す。
ここで、金属ペースト印刷用マスク3は多層配線に用いる段付きスクリーンを用いてもよい。例えば二層分を一度で印刷する場合であれば、段付きスクリーンは一層目の配線を印刷するために一層目のスクリーンと、二層目を印刷するためのスクリーンから構成されるものである。
ステップS2では図1のBに示すようにウェハ1(印刷済み)を焼成またはキュアする。例えば、キュア炉でキュアして配線と電極を固体化する。ここで、金属ペースト4をキュアするための温度は、ウェハ1への影響を考慮すると、例えば略400℃以下でキュアすることが望ましい。
ステップS3では図1のCに示すように樹脂封止を行う。まず、S2により焼成またはキュア済みのウェハ1にさらに樹脂封止用マスク6をセットする。ここで、樹脂封止用マスク6はネガティブマスクであり、本例では図1のCに示す黒塗り部7以外の部分に樹脂封止が行われない。樹脂封止用マスク6を使用して樹脂8を封止して電極ポスト14を形成するためのポスト用孔部10(電極ランド部を形成する個所)を樹脂層(樹脂8)により形成する。ここで、樹脂封封止に使用する樹脂材料はエポキシなどである。
次に、樹脂ペースト(樹脂8)を必要な分量セットし樹脂封止用スキージ9により樹脂封止する。また、アクチュエータなどで高圧により樹脂ペースト(樹脂8)を型どおりに樹脂封止してもよい。
その後、樹脂封止用マスク6を取り外す。取り外したウェハ1には樹脂8により樹脂層が形成されるとともに、ポスト用孔部10が形成されている。このポスト用孔部10にはダレ部11が形成される。ダレ部11は樹脂8が自然にダレを利用したものである。例えば円形であればフィレット状に形成される。また、ポスト用孔部10の直径よりダレ部11の直径が大きく形成される。本例ではポスト用孔部10は円柱状であるが特に限定するものではない。
また樹脂8の粘度を調整してダレ部11のダレ方を調整することも可能である。例えば、略ダレのない構造にすることができる。
ステップS4では図1のDに示すように樹脂8をキュアする。
ステップS5では図1のEに示すようにポスト形成用マスク12をS4のキュア済みウェハ1にセットする。ポスト形成用マスク12はポスト用孔部10およびダレ部11に金属ペースト4を印刷して電極ポスト14を形成する。ポスト形成用マスク12はポスト用孔部10に対応しポスト用孔部10の上部面積より大きいマスク用ポスト孔部13を備える。金属ペースト4を印刷してポスト用孔部10とマスク用ポスト孔部13に充填し、その後ポスト形成用マスク12を取り外す。
ポスト形成用マスク12のマスク用ポスト孔部13の大きさは、ポスト用孔部10のダレ部11の面積に合わせて調整する。ダレ部11の面積と同じかそれ以上であればよい。
ステップS6でな図1のFに示すようにマスク12を抜き取ると金属ペースト4により電極ポスト14が形成される。このとき、上記従来例に示したようにマスク12のマスク用ポスト孔部13から金属ペースト4で形成された電極ポスト14が上手く抜けない場合や、上手くマスクが抜けても金属ペースト4には粘性があるため、スキージの移動の際に金属ペースト4が引き上げられることで、尖りや片寄りが発生してしまう(図12A、図12Bを参照)。
ステップS7(平坦化工程)では図1のGに示すように電極ポスト14の先端部分に平板15を用いて押圧して平坦化を行う。ここで、先端部分を平坦化するために用いる平坦面を有する上記平板15は、例えばSUS(ステンレス)製の平板などである。
ステップS8では図1のHに示すように焼成またはキュアして電極ポスト14を形成する。また、ステップS2の後にステップS9〜ステップS12の処理を行ってもよい。
次に、ステップS9〜S12は、上記説明したS5〜S8と同じような処理を行う。
ステップS9では図1のIに示すように、ポスト形成をするために、メタルマスク ステップS10では図1のJに示すように、金属ペースト4を印刷したのちステップS6と同じようにマスク12を抜き取ると金属ペースト4により電極ポスト14が形成される。
ステップS11とステップS12では図1のKおよびLに示すように、平板15を用いて電極ポスト14の先端部の平坦化を行い、ステップS8では図1のLに示すように焼成またはキュアして電極ポスト14を形成する。
(構成)
次に、ステップS7およびステップ11で説明した平坦化工程について説明する。
図2は平坦化処理を、平板15を用いて行う場合の平坦化装置の構成を示す図である。
平坦化装置20は、制御部21、サーボモータ22、ボールねじ23、センサ24、センサ25、平板15(ペーストプレス適正温度用ヒータ26を内蔵)、定盤27(ウェハペースト乾燥用ヒータ28を内蔵)から構成されている。
サーボモータ22の軸には、ボールねじ23を構成するねじ軸が接続され、平板15にはボールねじ23を構成するボールねじナットと直接または間接的に接続される。そして、平板15を、センサ24と定盤27との間を、ボールねじ23に沿って上下に移動させる。このように平板15を移動することにより、定盤27に固定して配置されたウェハ1上の電極ポスト14の先端部分を平坦化することができる。
センサ24は予め設定した位置に配置され、平板15が上限位置に来たことを検出して制御回路29に通知する。また、センサ25(図示しない)は支持部材38または平板15に固設され、平板15の降下開始の原点を検出できるように取り付けられている。この原点位置に支持部材38または平板15があることを検出して制御回路29に通知する。この通知を受けたときパルスカウンタ213のカウント値を初期値に設定されている。
ペーストプレス適正温度用ヒータ26は平板15に内蔵され、平板15の温度を適温に保つものである。このように構成することにより電極ポスト14を押圧したときに適温に金属ペースト4の温度を適温に保ち、電極ポスト14の形状が歪まず、容易に均一な形状に成形することができる。
定盤27にはウェハペースト乾燥用ヒータ28が内蔵されている。例えば、金属ペースト4を適度に乾燥させるために設けられている。
制御部21は、制御回路29、駆動パルス設定レジスタ210(メモリ)、パルスジェネレータ211、駆動制御回路212、パルスカウンタ213、モータ駆動回路214、操作・表示部215から構成されている。
制御回路29はCPUやメモリなどを備えた回路である。例えば、シーケンサやPCなどプログラムに従って平坦化処理を順次行う制御を行う。また、センサ24、センサ25から検出信号を受信してサーボモータ22を制御する。
駆動パルス設定レジスタ210は、サーボモータ25を駆動するための駆動パルスの周期など制御パラメータを設定するメモリである。
パルスジェネレータ211は、駆動制御回路212からサーボモータ22の運転開始指示を受信して駆動パルス(指令パルス信号)を生成しモータ駆動回路214に出力する。
駆動制御回路212は、上記駆動パルス設定レジスタ210に設定した制御パラメータに従って、パルスジェネレータ211に駆動パルス生成の開始指示を出力する。また、パルスカウンタ213から転送されるカウント値を受信し、パルスジェネレータ211に運転停止指示を出力する。
パルスカウンタ213はサーボモータ22に内蔵されている回転検出器(エンコーダ)からエンコード信号を受信してカウントしてカウント値を駆動制御回路212に出力する。ここで、回転検出器は、モータ軸の回転角度や回転速度を検知し、指令パルスと比較指定フィードバック制御を行う。
モータ駆動回路214は、駆動パルスに基づいてモータ駆動電流に変換されてサーボモータ22を動作させる。
操作・表示部215では、利用者がウェハ上に形成される電極ポスト14に平坦化処理を行うために必要な指示を行う。
また、非常停止ボタンにより異常検出時に利用者が直接、平坦化装置20の運用を停止することができる。
(機構説明)
図3に平坦化処理を行うための機構を示す。図3に示す機構は図2に示した機構をさらに詳しく示した側面図である。
サーボモータ22にギア31を接続してシャフト32とボールねじ23をジョイント33により接続する。ボールねじ23に螺設されているボールナット34と支持部材35の中心を固設し、さらに支持部材35の両端にはリニアブッシュ36a、36bが固設されている。リニアブッシュ36a、36bは、ポストガイド37a、37bに周設し、支持部材35とともにポストガイド37a、37bに沿って上下方向に移動する。
また、ポストガイド37a、37bは平板15を固定するための支持部材38と固設されている。支持部材38には平板15を固定するために固定部材39a、39bが設けられている。また、定盤27上のウェハ1は固定部材310a、310bにより固設され、支持部材38および平板15と略平行に配置されている。
図4に平坦化処理を行うための機構を示す。図4に示す機構は図3に示した機構と異なりウェハ1を上側に配置した側面図である。
サーボモータ22にギア31を接続してシャフト32とボールねじ23をジョイント33により接続する。ボールねじ23に螺設されているボールナット34と支持部材35の中心を固設し、支持部材35の両端にはリニアブッシュ36a、36bが固設されている。リニアブッシュ36a、36bは、ポストガイド37a、37bに周設し、支持部材35とともにポストガイド37a、37bに沿って上下方向に移動する。
また、ポストガイド37a、37bはウェハ1を固定するための支持部材41と固設されている。支持部材41に取り付けられたウェハ1を固定するために固定部材43a、43bが設けられている。また、支持部材41に取り付けられた、ウェハ1の電極ポスト14を成形するための平板45は固定部材44a、44bにより固設され、支持部材41およびウェハ1と略平行に配置されている。
図3および図4に示した機構のようにウェハ1上の電極ポスト14の先端部分に平板15または平板45を押し当てるようにして電極ポスト14を成形するものであれば本実施例に限定されるものではない。
(動作説明)
次に、図2に示した平坦化装置20の動作について図5を用いて説明する。
図5は図3に示した平板を用いる場合の平坦化処理の制御フローを示す図である。
ステップS51では、金属ペースト4で形成された電極ポスト14が印刷されたウェハ1を定盤27上に配置する。
ステップS52(乾燥処理)では、ウェハ1上の印刷した金属ペースト4を乾燥させる。乾燥するために、定盤27内に設けられたウェハペースト乾燥用ヒータ28を加温する。ここで、ウェハペースト乾燥用ヒータ28は予め一定温度にしておき、ウェハ1を固定した後に加温することが望ましい。ウェハペースト乾燥用ヒータ28の制御は図示していないが制御回路29が行い、図3では平板15、支持部材38、定盤27に、図4では支持部材41、定盤27に温度センサ(不図示)などを取り付けることにより温度を検出し、その温度センサの検出結果に基づいて温度制御を行う。
この乾燥処理により金属ペースト4を乾燥させることにより、次のステップS53〜ステップS55で行われる平坦化をして電極ポスト14から平板15を剥がすとき、金属ペースト4が平板15に付着(残留)しないようにすることができる。
ステップS53(第1の移動処理)では平板15を下降させる。操作・表示部215から平坦化処理開始の指示を制御部29が受信すると、駆動パルス設定レジスタに指示された平坦化処理を行うための制御パラメータが設定される。駆動制御回路212は制御パラメータに基づいてパルスジェネレータ211にモータ駆動回路214に駆動パルス(指示パルス)を出力するように指示をする。パルスジェネレータ211は駆動パルスをモータ駆動回路214に供給を開始し、モータ駆動回路214により電流変換された信号を受信してサーボモータが駆動し、ボールねじ23を回転させ支持部材38に固設された平板15を下降させる。ここで、S53では所定の位置まで降下させる。パルスカウンタ213により所定の位置に対応するカウント値になるまでカウントをする。つまり、金属ペースト4に接触する直前まで降下させる速度と、金属ペースト14を押圧する速度は異なったものであってもかまわないため、電極ポスト14に接触する直前までは早い速度で平板15を降下してもよい。
ステップS54(平坦化処理)では、平板15の平面がウェハ1上に形成された電極ポスト14を押圧する。パルスカウンタ213は予め設定された押圧位置に対応したカウント値までカウントをし、そのカウント値に基づいて平板15の降下を停止するように駆動制御回路212はパルスジェネレータの駆動パルスの出力を停止させる。
ステップS55(第2の移動処理)では平板15を上昇させる。駆動制御回路212からパルスジェネレータ211に駆動パルス出力の開始指示を行うとともに、モータ駆動回路214を介してサーボモータ22とパルスカウント213に反転指示をする。そして、平板15が原点に来たことをセンサ25が検出して各回路の動作を停止する。
パルスカウンタ213のカウント値を初期値にし、パルスジェネレータ211は駆動パルスの生成を停止し、操作・表示部215に制御回路29を介して平坦化処理が完了したことを通知する。
ここで、平板15に内蔵されているペーストプレス適正温度用ヒータ26は適温に設定されている。
ステップS56(本乾燥処理)では、定盤27上のウェハ1の電極ポスト14の本乾燥を行う。乾燥するために、定盤27内に設けられたウェハペースト乾燥用ヒータ28をさらに加温する。
ステップS57ではウェハ1を冷却する。上記温度センサの検出した温度が、予め設定した冷却温度になるまで冷却する。ステップS58ではワーク排出する。
図6は平板15の上下方向の移動速度の制御について示した図である。ステップS53〜ステップS55に示した平坦化処理における平板15について示した図である。
図6は縦軸に平板15の高さ(パルスカウンタ213の計測したカウント値)と、横軸に時間軸を示している。
期間Aは、ステップS53に示す平板15をウェハ1上の金属ペースト4で形成された電極ポスト14の直前まで下降させる期間である。
期間Bは、ステップS54に示した電極ポスト14を押圧する動作について示し、金属ペースト14の先端部分を押込み位置まで押圧する期間である。また、期間CはステップS54に示した金属ペースト4を一定時間押圧するとともに加温する期間である。
期間Dは、ステップS55に示す平板15をウェハ1上の電極ポスト14の直前まで上昇させる期間である。
期間Eと期間Fは、ステップS55に示す平板15をセンサ25が原点位置を検出するところまで上昇させる期間である。
上記平坦化装置のプロセス条件の一例を示す。ステップS52の乾燥時間(プリヒート)は温度120(℃)/乾燥時間120(sec)程度がのぞましい。
平板15のステップS53の平板15の押込み速度10(μm/sec)とし、ステップS54の平板15の下降距離設定を2μ単位で電極ポスト14の高さを設定してもよい。また、ステップS54(期間C)の期間押込み停留時間を500(msec)としてもよい。ステップS55の平板15の平板引き剥がし速度は10(μ/sec)程度がのぞましい。帰還Eに示した平板引き剥がし後停留時間は特に限定しないが300(msec)としている。
期間Fの平板15の引き剥がし速度は10(mm/sec)程度がのぞましいが特に規定するものではない。
また、本乾燥は温度120℃/1800(sec)がのぞましい。
ここで、図4に示した平坦化装置の機構についても図3と同じように処理することができる。つまり、図3定盤27側の制御を図4の支持部材41側で行い、図3の支持部材38側の制御を図4の定盤27側で行う。
上記構成により、電極ポスト14の高さを均一に形成するとともに、電極ポスト14の先端部に尖りや片寄りの発生を防止することができる。
(実施例2)
実施例2では、平坦化処理部材として略円筒形のローラを用いて、ローラをウェハ面に略平行に移動して電極ポスト14の先端部分に平坦化処理をする。
また、ローラに金属ペーストを乾燥させるヒータを備えることでさらに平坦化処理の精度を向上することができる。
(構成)
次に、図1に示すステップS7およびステップ11で説明した平坦化処理を、図7においてローラを用いた場合について説明する。
平坦化装置70は、制御部71、水平移動用サーボモータ72、ローラ回転用サーボモータ73、ボールねじ23、ローラ74(ペーストプレス適正温度用ヒータ75を内蔵)、センサ76、センサ77、センサ78、定盤27(ウェハペースト乾燥用ヒータ28を内蔵)から構成されている。
水平移動用サーボモータ72の軸には、ボールねじ23を構成するねじ軸を接続し、ローラ74はボールねじ23を構成するボールねじナットと直接または間接的に接続される。そして、センサ77からセンサ78の間をローラ74が、ボールねじ23に沿って水平方向に移動する。このようにローラ74を移動することにより、定盤27に固定して配置されたウェハ1上の電極ポスト14の先端部分を平坦化することができる。
ローラ回転用サーボモータ73の軸はローラ74を回転させるためにローラ74の軸に接続されている。ローラ回転用サーボモータ73はボールねじ23を構成するボールねじナットに直接固設してローラ74と一緒に移動するか、ローラ74とは分離して設置してローラ回転用サーボモータ73の軸とローラ74の軸をベルトなどで連動してローラ74を回転させる。
ローラ74にはペーストプレス適正温度用ヒータ75が内蔵され、ローラ74の温度を適温に保つものである。電極ポスト14を押圧したときに適温に温度を保つことができる。
センサ76は予め設定した位置に配置され、ローラ74が水平移動用サーボモータ72付近の上限位置に来たことを検出して制御回路79に通知する。
センサ77はローラ74を支持する部材(不図示)などに固設され、ローラ74の水平方向への移動開始の原点を検出できるように取り付けられている。この原点位置にそのローラ74があることを検出して制御回路79に通知する。この通知を受けたときパルスカウンタ713のカウント値が初期値に設定されている。
センサ77は予め設定した位置に配置され、ローラ74がウェハ1上を通過して平坦化処理を完了すると下限位置に来たことを検出して制御回路79に通知する。
定盤27にはウェハペースト乾燥用ヒータ28が内蔵されている。例えば、金属ペースト4を適度に乾燥させるために設けられている。
制御部71は、制御回路79、駆動パルス設定レジスタ710(メモリ)、パルスジェネレータ711、駆動制御回路712、パルスカウンタ713、モータ駆動回路714、操作・表示部715から構成されている。
制御回路79はCPUやメモリなどを備えた回路である。例えば、シーケンサやPCなどプログラムに従って平坦化処理を順次行う制御を行う。また、センサ76、センサ77、センサ78から検出信号を受信して水平移動用サーボモータ72とローラ回転用サーボモータ73を制御する。
駆動パルス設定レジスタ710は、水平移動用サーボモータ72およびローラ回転用サーボモータ73を駆動するための駆動パルスの周期など制御パラメータを設定するメモリである。
パルスジェネレータ711は水平移動用サーボモータ用パルスジェネレータ、ローラ回転用サーボモータ用パルスジェネレータを備えている。駆動制御回路711から水平移動用サーボモータ用の運転開始指示を受信して駆動パルス(指令パルス信号)を生成しモータ駆動回路714の有する水平移動用サーボモータ用モータ駆動回路に出力する。
また、駆動制御回路711からローラ回転用サーボモータ73の運転開始指示を受信して駆動パルス(指令パルス信号)を生成しモータ駆動回路714の有するローラ回転用サーボモータ用モータ駆動回路に出力する。
駆動制御回路712は、上記駆動パルス設定レジスタ710に設定した制御パラメータに従って、パルスジェネレータ711に各駆動パルス生成の開始指示を出力する。また、パルスカウンタ713から転送される各カウント値を受信し、パルスジェネレータ711に運転停止指示を出力する。
パルスカウンタ713に設けられている水平移動用サーボモータ用パルスカウンタは、水平移動用サーボモータ72に内蔵されている回転検出器(エンコーダ)からエンコード信号を受信し、カウントしたカウント値を駆動制御回路712に出力する。ここで、回転検出器は、モータ軸の回転角度や回転速度を検知し、指令パルスと比較指定フィードバック制御を行う。
また、パルスカウンタ713に設けられているローラ回転用サーボモータ用パルスカウンタは、ローラ回転用サーボモータ73に内蔵されている回転検出器(エンコーダ)からエンコード信号を受信し、カウントしたカウント値を駆動制御回路712に出力する。
モータ駆動回路714、各駆動パルスに基づいてモータ駆動電流に変換されて水平移動用サーボモータ72およびローラ回転用サーボモータ73を動作させる。
操作・表示部715では、利用者がウェハ上に形成される電極ポスト14に平坦化処理を行うために必要な指示を行う。
また、非常停止ボタンにより異常検出時に利用者が直接、平坦化装置70の運用を停止することができる。
(機構説明)
図8は平坦化処理を行うための機構を示す側面図と上面図である。図8に示す機構は図7に示した機構をさらに詳しく示した図である。
サーボモータ72にギア81を接続してシャフトとボールねじ23をジョイントにより接続し、ボールねじ23に螺設されているボールナット83とローラ74の中心軸である支持部材85が回動するように接続されている。
ローラ74の両側にはガイド86a、ガイド86bが配設されている。ガイド86aとガイド86bは略平行に配置され、さらにボールねじ23のねじ軸のガイド86a、86bに略平行に配置されている。
ガイド86a上に周設されているスプライン84aと、支持部材85は、ローラ74が回動するように接続されている。
また、ガイド86b上に周設されているスプラインイ84bにはローラ回転用サーボモータ73が固設され、ボールナット83に連動して水平移動をする。
ローラ回転用サーボモータ73はギア82と接続され、シャフトと支持部材85をジョイントにより接続し、支持部材85を回転することによりローラ74を回転させる。
ローラ74の支持部材85は、定盤27上のウェハ1と略平行に配置され、平坦化処理するときに降下して電極ポスト14の成形を行う。また、ローラ74にはペーストプレス適正温度用ヒータ75が内蔵されている。
図9に平坦化処理を行うための機構を示す。図9に示す機構は図8に示した機構と異なりローラ74をシリンダ91によってアーム95をガイド92a、ガイド92bに沿って水平方向に移動させる。
シリンダ91に設けられたシャフト94はアーム95に設けられたブロック96と固設されている。
ローラ74の回転軸を有する支持部材85は両端部分をブロック93aとブロック93bに沿って可動するように接続されている。
シリンダ91のシャフト94によって水平方向にアーム95を移動することでローラ74が一定の速度で回転してウェハ1上の電極ポスト14の先端部を平坦化する。そして、平坦化処理が終了するとローラ74を上昇させて平坦化処理開始時の位置に戻り、再び降下する。
図8および図9に示した機構のようにウェハ1上の電極ポスト14の先端部分にローラ74を押し当てるようにして電極ポスト14を成形するものであれば本実施例に限定されるものではない。
図10は図7に示した平板を用いる場合の平坦化処理の制御フローを示す図である。
ステップS101では、金属ペースト4が印刷されたウェハ1を定盤27上に配置する。
ステップS102(乾燥処理)では、ウェハ1上の印刷した電極ポスト14を乾燥させる。乾燥するために、定盤27内に設けられたウェハペースト乾燥用ヒータ28を加温する。ここで、ウェハペースト乾燥用ヒータ28は予め一定温度にしておき、ウェハ1を固定した後に加温することが望ましい。ウェハペースト乾燥用ヒータ28の制御は制御回路79が行い、ローラ74に直接または間接的に温度センサ(不図示)などを取り付けることにより温度を検出し、その温度センサの検出結果に基づいて温度制御を行う。
ステップS103(第1の移動処理)では、操作・表示部715から平坦化処理開始の指示を制御部79が受信すると、ローラ74を所定の位置まで下降する。降下と上昇は図示しないが上下方向の機構により行う。
ステップS104(平坦化処理)では、駆動パルス設定レジスタ710に指示された平坦化処理を行うための制御パラメータが設定される。駆動制御回路712は制御パラメータに基づいてパルスジェネレータ711にモータ駆動回路714に水平移動用サーボモータ72とローラ回転用サーボモータ73へ各駆動パルスを出力するように指示をする。パルスジェネレータ711は各駆動パルス(指示パルス)をモータ駆動回路714に供給を開始し、モータ駆動回路714により電流変換された信号を受信して水平移動用サーボモータ72とローラ回転用サーボモータ73が駆動してボールねじ23を回転させローラ74を水平方向に移動させ、ローラ74の曲面がウェハ1上に形成された電極ポスト14を押圧する。
パルスカウンタ713の水平移動用サーボモータ用パルスカウンタは予め設定されたセンサ78によってローラ検出位置に対応したカウント値までカウントをし、そのカウント値に基づいてローラ74の水平移動を停止する。また、駆動制御回路712は水平移動用サーボモータ用パルスジェネレータの駆動パルスの出力を停止させる。同様に、ローラ回転用サーボモータ用パルスカウンタは予め設定されたセンサ78のローラ検出位置に対応したカウント値までカウントをし、そのカウント値に基づいてローラ74の回転を停止する。また、駆動制御回路712はローラ回転用サーボモータ用パルスジェネレータの駆動パルスの出力を停止させる。
ステップS105(第2の移動処理)ではローラ74を上昇させる。駆動制御回路712からパルスジェネレータ711の水平移動用サーボモータ用パルスジェネレータに駆動パルス出力の開始指示を行うとともに、モータ駆動回路714を介して水平移動用サーボモータ72とパルスカウント713に反転指示をする。そして、ローラ74を原点に戻し、センサ77がローラ74の位置を検出して各回路の動作を停止する。
パルスカウンタ713の各カウント値を初期値にし、パルスジェネレータ711は駆動パルスの生成を停止し、操作・表示部715に制御回路79を介して平坦化処理が完了したことを通知する。
ここで、ローラ74に内蔵されているペーストプレス適正温度用ヒータ75は適温に設定されている。
ステップS106(本乾燥処理)では、定盤27上のウェハ1の電極ポスト14の本乾燥を行う。乾燥するために、定盤27内に設けられたウェハペースト乾燥用ヒータ28をさらに加温する。
ステップS107では、定盤27内に設置されているヒータ28によって乾燥を行う。
ステップS108ではウェハ1を冷却する。上記温度センサの検出した温度が、予め設定した温度になるまで冷却する。
ステップS109ではワーク排出する。
図11はローラ74の水平方向の移動速度と自転の制御について示した図である。ステップS103〜ステップS105に示した平坦化処理におけるローラ74について示した図である。
図11は縦軸にローラ74の移動速度と自転速度(パルスカウンタ713の計測した各カウント値)と、横軸に時間軸を示している。
期間Aは、ステップS103に示すローラ74をウェハ1上の電極ポスト14を押圧する位置まで下降させる期間である。
期間Bは、ステップS104に示した電極ポスト14を一定時間押圧するとともに加温する期間である。
期間Cは、ステップS105に示すローラ74をウェハ1上の電極ポスト14から上昇させる期間である。
上記平坦化装置のプロセス条件の一例を示す。ステップS102の乾燥時間(プリヒート)は温度120(℃)/乾燥時間120(sec)程度がのぞましい。
平板15のステップS103のローラ74の押込み速度10(μm/sec)とし、ステップS104のローラ74の下降距離設定を2μ単位で電極ポスト14高さを設定してもよい。本乾燥は温度120℃/1800(sec)がのぞましい。
ここで、図9に示した平坦化装置の機構の場合、センサ77からセンサ78を用いてシリンダ91のシャフト94の押圧の速度と水平方向の移動量を制御には、パルスジェネレータ711、駆動制御回路712、パルスカウンタ713、モータ駆動回路714の代わりに、シリンダ制御とシリンダを駆動する回路があればよい。
上記構成により、電極ポスト14の高さを均一に形成するとともに、電極ポスト先端部に発生する尖りや片寄りを平坦化することができる。
また、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
ウェハレベルパッケージの製造工程を示す図である。 実施例1の構成を示すブロック図である。 平板を上部に配置した平坦化処理装置の機構を示す側面図である。 平板を下部に配置し、ウェハを上部に配置した平坦化処理装置の機構を示す側面図である。 実施例1の動作を示すフロー図である。 実施例1の動作を示すタイムチャートである。 実施例2の構成を示すブロック図である。 ローラを用いた平坦化処理装置の機構を示す側面図と上面図である。 ローラをシリンダを用いて水平移動する平坦化処理装置の機構を示す側面図と上面図である。 実施例2の動作を示すフロー図である。 実施例2の動作を示すタイムチャートである。 高さが不均一な電極ポスト形状を示す従来例である。 先端部に片寄りのある電極ポスト形状を示す従来例である。
符号の説明
1 ウェハ、
2 電極、
3 金属ペースト印刷用マスク、
4 金属ペースト、
5 金属ペースト印刷用スキージ、
6 樹脂封止用マスク、
8 樹脂、
9 樹脂封止用スキージ、
10 ポスト用孔部、
11 ダレ部、
12 ポスト形成用マスク、
13 マスク用ポスト孔部、
14 電極ポスト
15 平板
20 平坦化装置、
21 制御部、
22 サーボモータ、
23 ボールねじ、
24 センサ、
25 センサ、
26 ペーストプレス適正温度用ヒータ、
27 定盤、
28 ウェハペースト乾燥用ヒータ、
29 制御回路、
210 駆動パルス設定レジスタ(メモリ)、
211 パルスジェネレータ、
212 駆動制御回路、
213 パルスカウンタ、
214 モータ駆動回路、
215 操作・表示部、
31 ギア、
32 シャフト、
33 ジョイント、
34 ボールナット、
35 支持部材、
36 リニアブッシュ、
37 ポストガイド、
38 支持部材、
39 固定部材、
310 固定部材、
41 支持部材、
42 ヒータ、
43 固定部材、
44 固定部材、
70 平坦化装置、
71 制御部、
72 水平移動用サーボモータ、
73 ローラ回転用サーボモータ、
74 ローラ、
75 ペーストプレス適正温度用ヒータ、
76 センサ、
77 センサ、
78 センサ、
79 制御回路、
710 駆動パルス設定レジスタ(メモリ)、
711 パルスジェネレータ、
712 駆動制御回路、
713 パルスカウンタ、
714 モータ駆動回路、
715 操作・表示部、
81、82 ギア、
83 ボールナット、
84 スプライン、
85 支持部材、
86 ガイド、
91 シリンダ、
92 ガイド、
93 ブロック、
94 シャフト、
95 アーム、

Claims (9)

  1. スクリーン印刷にて製造されるウェハレベルパッケージの電極ポストを平坦化する平坦化装置であって、
    ウェハ上に前記スクリーン印刷により印刷された金属ペーストで形成される電極ポストの高さを均一にするとともに、前記電極ポストの先端部分を平坦化する平坦化処理部材と、
    前記平坦化処理部材を移動駆動する駆動部と、
    前記駆動部により駆動される前記平坦化処理部材の移動方向および移動量を制御する制御部と、
    を具備することを特徴とする電極ポスト平坦化装置。
  2. 前記金属ペーストを乾燥させることを特徴とする請求項1に記載の電極ポスト平坦化装置。
  3. 前記平坦化処理部材は、
    略平面を有する平板を用いて、前記ウェハ面に略平行に前記平板を配置し、押圧時に前記金属ペーストの前記先端部分に接触するために下降し前記平坦化処理を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の電極ポスト平坦化装置。
  4. 少なくとも前記平板または前記ウェハを固定する定盤に前記金属ペーストを乾燥させるヒータを備えることを特徴とする請求項3に記載の電極ポスト平坦化装置。
  5. 前記平坦化処理部材の押圧時の降下または押圧完了後の上昇の速度を段階的に切り替えることを特徴とする請求項3に記載の電極ポスト平坦化装置。
  6. 前記平坦化処理部材として略円筒形のローラを用いて、前記ローラを前記ウェハ面に略平行に移動して前記金属ペーストの前記先端部分に前記平坦化処理をすることを特徴とする請求項1または2に記載の電極ポスト平坦化装置。
  7. 少なくとも前記ローラまたは前記ウェハを固定する定盤に前記金属ペーストを乾燥させるヒータを備えることを特徴とする請求項6に記載の電極ポスト平坦化装置。
  8. スクリーン印刷によって製造するウェハレベルパッケージ製造方法であって、
    ウェハ上に前記スクリーン印刷により印刷された金属ペーストを使って再配線と電極ランドを形成して樹脂封止する処理と、
    前記電極ランド上に金属ペーストにより電極ポストを形成する処理と、
    前記電極ポストの高さを均一にするとともに前記電極ポストの先端部を平坦化する平坦化工程処理と、
    を有することを特徴とするウェハレベルパッケージ製造方法。
  9. 前記平坦化工程では、
    前記電極ポストが形成された前記ウェハを定盤上に配置し、前記ウェハを加温して乾燥する乾燥処理と、
    ウェハ上に前記スクリーン印刷により印刷された金属ペーストである前記電極ポストの高さを均一にするとともに、前記電極ポストの先端部分を平坦化する平坦化処理部材を押圧して平坦化をするために平坦化処理部材を移動させる第1の移動処理と、前記平坦化処理部材による前記電極ポストに前記平坦化処理を行う平坦化処理と、
    前記平坦化処理部材を元の位置に戻すための第2の移動処理と、
    を有することを特徴とする請求項8に記載のウェハレベルパッケージ製造方法。
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