JP2008305436A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型の構成であっても効率良く放熱処理を行える電子機器を提供することを目的とする。
【解決手段】MPU素子11を有する第1筐体1内の本体流路21は、内側放熱板3,外側放熱板4に形成された内側流路23,外側流路24とそれぞれ連通しており、内側流路23,外側流路24は互いを並列状態にして形成されている。よって、ポンプ14の駆動によって冷却液が本体流路21を通り、内側流路23,外側流路24内を並列的に循環する。
【選択図】図11

Description

本発明は、循環する冷却液を用いて放熱処理を行う電子機器に関する。
デスクトップ型のコンピュータ、ノート型のコンピュータ、移動体通信機器などの電子機器は、マイクロプロセッサ(MPU)を装備している。近年、マイクロプロセッサの処理速度の高速化、マイクロプロセッサの高機能化,高性能化に伴って、動作中の発熱量が増加する傾向にある。マイクロプロセッサの安定した動作を持続させるためには、発生した熱を迅速に外部へ放出して放熱性を高める必要がある。
そこで、マイクロプロセッサを冷却する空冷式の冷却装置を電子機器に装備していることが一般的である。この冷却装置は、マイクロプロセッサの熱を奪って放散させるヒートシンクと、このヒートシンクに冷却風を送る冷却ファンとを備えている。上述したようにマイクロプロセッサの発熱量は、今後も増加し続けることが予想されるため、これへの対策が望まれている。
空冷式の冷却装置においては、冷却性能を向上させるために、ヒートシンクの大型化,冷却ファンの性能向上などの対応が採られている。しかしながら、大型のヒートシンクを使用する場合には、これを組み込むために電子機器も大型化するという問題がある。一方、冷却ファンの性能向上を図るためには、ファン構造の大型化または冷却ファンの回転数の増加などを行う必要があるが、この手法では、電子機器の大型化またはファン騒音の増大が避けられないという問題がある。特に、ノート型のコンピュータにあっては、冷却性能に加えて、携帯性、つまり機器の大きさ及び重さが重要であり、静音性、つまり作動時に静かであることも重要な要素であるが、上記のような冷却性能向上の対策は、これらに相反するものである。
そこで、空気よりも遥かに高い比熱を有する水などの液体を冷媒として利用する液冷式の冷却システムが提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。この冷却システムでは、筐体内に収容されたマイクロプロセッサの近傍に受熱部を設け、表示ユニットに放熱部を収容させ、受熱部と放熱部との間で液状の冷媒を循環させる循環経路を設置して、受熱部に伝えられたマイクロプロセッサの熱を循環経路を流れる冷媒を介して放熱部に移送させる。
また、放熱効率を高めるための工夫を施した各種の電子機器が提案されている(例えば、特許文献3,4参照)。特許文献3には、機器筐体に収容されている電子部品に熱的に結合されている放熱部材のフィンを、蓋体の開閉動作に連動して拡大または縮小させるようにした構成の電子機器が記載されている。特許文献4では、筐体から放熱部を突出自在に構成した携帯型電子機器が開示されている。
特開2004−95891号公報 特開2004−111829号公報 特開2002−16200号公報 特開平11−354951号公報
ノート型のコンピュータにあっては、マイクロプロセッサの高機能化,高性能化だけでなく、小型化及び可搬性の要求も高い。よって、これからの発熱量の増大に対して、限られた空間内での効率的な放熱処理が望まれている。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、冷却液を循環するための流路を有する複数の放熱部を可動自在に設けることにより、小型の構成であっても効率良く放熱処理を行える電子機器を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、複数の放熱部夫々が有する流路を流れる冷却液の流量を制御することにより、小型の構成であっても効率良く放熱処理を行える電子機器を提供することにある。
本発明に係る電子機器は、熱を発する本体部と、該本体部を覆う蓋体部とを有し、前記本体部で発生した熱を冷却液により外部へ放出する電子機器において、前記冷却液の流路を有する複数の放熱部を前記蓋体部に設けており、前記蓋体部と前記放熱部との距離及び隣合う前記放熱部間の距離を可変にすべくなしてあることを特徴とする。
このような構成の電子機器にあっては、蓋体部の背面に、冷却液の流路を有する複数の放熱部を設けており、放熱面積を大きくして、放熱効率を高くする。また、これらの放熱部を可動として蓋体部と放熱部との距離及び隣合う前記放熱部間の距離を可変とすることにより、空気を蓋体部と放熱部との間及び隣合う放熱部間に流入させて大きな放熱効果を得る。
本発明に係る電子機器は、前記蓋体部の開閉動作に伴って前記蓋体部と前記放熱部との距離及び隣合う前記放熱部間の距離を変更すべくなしてあることを特徴とする。
このような構成の電子機器にあっては、蓋体部が開かれた場合に蓋体部と放熱部との距離及び隣合う放熱部間の距離を長くして大きな放熱効果を得るようにし、蓋体部が閉じられた場合にそれらの距離を短くして複数の放熱部をコンパクトに収納する。
本発明に係る電子機器は、前記蓋体部と前記放熱部との距離及び隣合う前記放熱部間の距離を制御する制御手段を備えることを特徴とする。
このような構成の電子機器にあっては、蓋体部と放熱部との距離及び隣合う放熱部間の距離を制御手段にて制御する。よって、それらの距離を所望の距離とすることができて、状況に応じて放熱効率を調整する。この際、蓋体部の開放が検知されたときに制御手段をオン状態とする場合には、本体部での熱の発生時に応じて、自動的に放熱効果を発揮する。また、この際、電子機器の所定部位(蓋体部、本体部など)の温度に基づいて、制御手段の動作を制御する場合には、温度状況に応じた適切な放熱処理を行える。
本発明に係る電子機器は、熱を発する本体部を有し、該本体部で発生した熱を冷却液により外部へ放出する電子機器において、前記冷却液の流路を互いに並列状態で連通させた態様で有する複数の放熱部と、該複数の放熱部夫々が有する前記流路を流れる前記冷却液の流量を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
このような構成の電子機器にあっては、並列状態に連通されている複数の放熱部夫々の流路を流れる冷却液の流量を制御手段にて制御する。よって、放熱面積が大きくて高い冷却能力が得られるとともに、効率が良い放熱特性を呈する。
本発明に係る電子機器は、熱を発する本体部を有し、該本体部で発生した熱を冷却液により外部へ放出する電子機器において、前記冷却液の流路を互いに直列状態で連通させた態様で有する複数の放熱部と、該複数の放熱部夫々が有する前記流路を流れる前記冷却液の流量を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
このような構成の電子機器にあっては、直列状態に連通されている複数の放熱部夫々の流路を流れる冷却液の流量を制御手段にて制御する。よって、放熱面積が大きくて高い冷却能力が得られるとともに、効率が良い放熱特性を呈する。
流路を流れる冷却液の流量を制御する電子機器にあって、電子機器の所定部位(本体部、放熱部など)の温度に基づいて、冷却液の流量を制御する場合には、温度状況に応じた適切な放熱処理を行える。
本発明では、冷却液の流路を有する複数の放熱部を可動自在に蓋体部に設けるようにしたので、小型の構成であっても、効率が良い放熱処理を行うことができる。
また、本発明では、蓋体部の開閉動作に応じて、開かれた場合に大きな放熱効果が得られ、閉じられた場合には放熱部がコンパクトに収納されるようにしたので、小型の構成であっても、効率が良い放熱処理を行うことができる。
また、本発明では、電子機器の所定部位の温度変化に基づいて放熱特性を制御するようにしたので、温度状況に応じた適切な放熱処理を行うことができる。
また、本発明では、並列状態または直列状態に連通されている複数の放熱部夫々の流路を流れる冷却液の流量を制御するようにしたので、放熱面積を拡大できて高い冷却能力を発揮できるとともに、効率が良い放熱処理を行うことができる。
また、本発明では、電子機器の温度変化に基づいて冷却液の流量を制御するようにしたので、温度状況に応じた適切な放熱処理を行うことができる。
以下、本発明について図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明に係る電子機器としてのノート型コンピュータの斜視図である。
図1において、本発明の電子機器は、本体部側の筐体1(以下、第1筐体1という)と蓋体部側の筐体2(以下、第2筐体2という)と、第2筐体2の背面に設けられた複数の放熱部としての2枚の放熱板3,4(以下、内側放熱板3,外側放熱板4という)とを有している。第2筐体2は、第1筐体1に対して開閉自在である。
第1筐体1内には、特に発熱量が大きい発熱部品としてのMPU素子11に対応して、受熱板12が設けられている。また、第1筐体1内には、第2筐体2と内側放熱板3との間、内側放熱板3と外側放熱板4との間、及び、外側放熱板4の背面に、冷却用の空気を送出するファン13が設けられている。
受熱板12に近接して、水などの冷却液を循環させるための本体流路21(図1で太線で示した部分)が形成されており、MPU素子11で発生した熱が受熱板12を介して本体流路21内の冷却液に伝えられるようになっている。第1筐体1内の本体流路21は、内側放熱板3,外側放熱板4に形成された内側流路23及び外側流路24(図1で破線で示した部分)とそれぞれ連通している。これらの内側流路23,外側流路24は、放熱効率を高めるように蛇行状に形成されている。第1筐体1内の本体流路21の中途には、ポンプ14が設けられており、ポンプ14の駆動によって冷却液が本体流路21,内側流路23,外側流路24内を循環するようになっている。
第2筐体2の表面(第1筐体1側)には、ディスプレイとしてのLCDパネル15が設けられている。第2筐体2の背面には複数の支軸32が設けられ、これらの支軸32と内側放熱板3に設けられた支軸33との間に梁16が配置され、内側放熱板3の支軸33と外側放熱板4に設けられた支軸34との間に梁16が配置されている。このような構成により、内側放熱板3及び外側放熱板4は第2筐体2に対して移動可能となっている。
図2(a),(b)は、内側放熱板3及び外側放熱板4の移動を示す図である。図2(a)は、内側放熱板3及び外側放熱板4を閉じた状態、つまり、第2筐体2と内側放熱板3との間、及び、内側放熱板3と外側放熱板4との間の距離を短くした状態を示している。図2(b)は、内側放熱板3及び外側放熱板4を開いた状態、つまり、第2筐体2と内側放熱板3との間、及び、内側放熱板3と外側放熱板4との間の距離を長くした状態を示している。
次に、放熱処理について説明する。放熱処理時には、内側放熱板3及び外側放熱板4を開けた状態(図2(b)参照)としておく。MPU素子11で発生した熱は、受熱板12を介して本体流路21内の冷却液に伝えられ、その冷却液は内側放熱板3,外側放熱板4内の内側流路23,外側流路24を流れ、熱が内側放熱板3,外側放熱板4から外部へ放散される。この際、図3に示すように、ファン13から、第2筐体2と内側放熱板3との間、内側放熱板3と外側放熱板4との間、及び、外側放熱板4の背面に、冷却用の空気を送出して、より大きな放熱効果が得られるようにする。
本発明では、2枚の放熱板(内側放熱板3及び外側放熱板4)を設けているため、1枚の放熱板しか持たない場合に比べて放熱面積を拡大することができて、放熱特性は向上する。また、これら2枚の放熱板を可動な構成としているため、放熱処理時には優れた放熱特性を発揮でき、放熱処理を行わないときにはコンパクトに収納できて広い空間を必要としない。
以下、このような本発明の電子機器の具体例について、第1〜第3実施の形態で説明する。
(第1実施の形態)
図4は第1実施の形態の電子機器の構成を示す斜視図、図5は2枚の放熱板の開閉動作を示す側面図、図6は拡大した外側放熱板の構造を含む電子機器の側面図である。図4〜図6において、図1〜図3と同一または同様な部分には同一番号を付している。なお、図4では、内側放熱板3,外側放熱板4に形成されている冷却液の流路の図示を省略している。
第1実施の形態では、第1筐体1の側面に設けられた支柱31と外側放熱板4の中央の支軸34aとの間に梁16が配置されている。この外側放熱板4の支軸34aは、外側放熱板4の側面を摺動するスライダ35上に設けられており(図6参照)、支軸34aの位置が固定ではなく、支軸34aは外側放熱板4 の側面を移動する。
電子機器が使用されていない状態、つまり蓋が閉じられて第1筐体1(本体部)に第2筐体2(蓋体部)が覆い被さっている状態では、内側放熱板3及び外側放熱板4が畳み込まれて第2筐体2を覆っている(図5(a))。このとき、2枚の放熱板(内側放熱板3及び外側放熱板4)がコンパクトに収納されている。
そして、ユーザが電子機器を使用するために、蓋を開けていくと、第2筐体2の移動に伴って内側放熱板3及び外側放熱板4も移動していく(図5(b),(c))。そして、完全に蓋が開けられて第2筐体2が直立した状態では、第2筐体2と内側放熱板3との間、及び、内側放熱板3と外側放熱板4との間に所定の空間が形成された態様で、第2筐体2 、内側放熱板3 及び外側放熱板4が位置決めされる(図5(d))。
このように、電子機器の使用を目的としてユーザが蓋を開けた場合に、放熱処理を行える状態になるようになっており、その後電源が投入されて電子機器が使用されることになるため、ユーザの操作性は良好である。なお、電子機器の使用が終了して、ユーザが蓋を閉める場合には、開ける場合と逆の行程により、第2筐体2の移動に伴って内側放熱板3及び外側放熱板4は、図5(d),(c),(b),(a)の順に移動して、コンパクトに収納される。
(第2実施の形態)
図7は第2実施の形態の電子機器の構成を示す斜視図、図8は2枚の放熱板の開閉動作を示す側面図である。図7,図8において、図1〜図6と同一または同様な部分には同一番号を付している。なお、図7では、内側放熱板3,外側放熱板4に形成されている冷却液の流路の図示を省略している。
第2実施の形態では、第1筐体1の側面に設けられた支柱31aと外側放熱板4の中央の支軸34との間に梁16aが配置されている。支柱31aにはモータ17が接続されており、モータ制御部18で駆動制御されるモータ17によって支柱31aが駆動され、梁16aの傾斜角度を任意に調整できるようになっている。
また、第1筐体1には、第2筐体2の開閉角度を検出する角度センサ19が設けられており、角度センサ19は検出結果をモータ制御部18へ出力する。モータ制御部18は、角度センサ19の検出結果に基づいて電子機器の蓋が開けられたこと(第2筐体2が直立したこと)を検知した場合、モータ17をオン状態とする。
電子機器が使用されていない状態、つまり蓋が閉じられて第1筐体1(本体部)に第2筐体2(蓋体部)が覆い被さっている状態では、内側放熱板3及び外側放熱板4が畳み込まれて第2筐体2を覆っている(図8(a))。このとき、2枚の放熱板(内側放熱板3及び外側放熱板4)がコンパクトに収納されている。
そして、ユーザが電子機器を使用するために、第2筐体2(蓋体部)を開ける。モータ制御部18は、角度センサ19の検出結果に基づいて、第2筐体2が開かれたことを判断し、この時点でモータ17がオンとなる(図8(b))。そして、モータ17の駆動によって、梁16aの傾斜が徐々に緩やかになり、第2筐体2と内側放熱板3との間、及び、内側放熱板3と外側放熱板4との間に所定距離の空間が形成された態様で、内側放熱板3及び外側放熱板4が位置決めされる(図8(c),(d))。
このように、電子機器の使用を目的としてユーザが蓋を開けた場合に、その開放動作を検知して自動的に放熱処理を行える状態にするようになっており、その後電源が投入されて電子機器が使用されることになるため、ユーザの操作性は良好である。電子機器の使用が終了して、ユーザが蓋を閉める場合には、開ける場合と逆の行程により、内側放熱板3及び外側放熱板4がコンパクトに収納される。なお、第2筐体2が閉められたことを、角度センサ19の検出結果に基づいてモータ制御部18が判断し、モータ17を自動的にオフとさせることも可能である。
(第3実施の形態)
図9は第3実施の形態の電子機器の構成を示す斜視図、図10は2枚の放熱板の開閉動作(図10(a)は開状態、図10(b)は閉状態)を示す側面図である。図9,図10において、図1〜図8と同一または同様な部分には同一番号を付している。なお、図9では、内側放熱板3,外側放熱板4に形成されている冷却液の流路の図示を省略している。
第3実施の形態では、第1筐体1の側面に設けられた支柱31aと内側放熱板3の下側の支軸33a及び外側放熱板4の下側の支軸34bとの間に梁16b及び梁16cがそれぞれ配置されている。支軸33aは内側放熱板3の側面を摺動するスライダ35上に設けられており、この支軸33aは外側放熱板3の側面を移動する。また、支軸34bは外側放熱板4の側面を摺動するスライダ35上に設けられており、この支軸34bは外側放熱板4の側面を移動する。梁16bは、内側放熱板3の位置、言い換えると、第2筐体2と内側放熱板3との間の距離を決める梁であり、梁16cは、外側放熱板4の位置、言い換えると、内側放熱板3と外側放熱板4との間の距離を決める梁である。
支柱31aにはモータ17が接続されており、モータ制御部18で駆動制御されるモータ17によって支柱31aが駆動され、梁16b及び梁16cそれぞれの傾斜角度を任意に調整できるようになっている。
また、第2筐体2の側面にはその温度を測定する温度センサ20が設けられており、温度センサ20は温度の測定結果をモータ制御部18へ出力する。モータ制御部18は、温度センサ20の測温結果に基づき、梁16b及び梁16cの傾斜角度を調整する。
蓋が開けられて電子機器が使用状態である場合に、温度センサ20にて第2筐体2の側面の温度が測定され、その測温結果がモータ制御部18へ出力される。そして、この測温結果に応じて、梁16b及び梁16cの傾斜角度が自動的に調整されて、第2筐体2と内側放熱板3との間の距離、及び、内側放熱板3と外側放熱板4との間の距離が自動的に制御される(図10(a))。具体的に、測温結果が高い場合には、支軸33a及び支軸34bを下方にずらせて梁16b及び梁16cの傾斜を緩やかにし、第2筐体2と内側放熱板3との間の距離、及び、内側放熱板3と外側放熱板4との間の距離を広げて、より高い放熱特性が得られるようにする。使用が終了して、ユーザが蓋を閉める場合には、内側放熱板3及び外側放熱板4が第2筐体2上に畳み込まれてコンパクトに収納される(図10(b))。
このように、第2筐体2側面の温度に基づいて、自動的に放熱特性の高低を調整するようにしているので、温度状態の変動に応じて適切な放熱特性を呈することができて、高温状態になることを未然に防止することが可能となるため、ユーザの操作性を向上することができる。
なお、上述した第3実施の形態では、第2筐体2側面の温度を測定して放熱特性を調整するようにしたが、第2筐体2の背面の温度、または、内側放熱板3もしくは外側放熱板4の温度、または、MPU素子11近傍の温度を測定して、その測温結果に基づいて放熱特性を調整するようにしても同様の効果が得られることは勿論である。
また、第2実施の形態で述べたモータ17の制御と第3実施の形態で述べたモータ17の制御とを同時に行うようにしても良いことは言うまでもない。
また、上述した第1〜3実施の形態では、設ける放熱板の枚数を2枚としたが、3枚以上の放熱板を設ける場合にも本発明を同様に適用することが可能である。また、第1筐体1,第2筐体2,内側放熱板3,外側放熱板4に設けた支柱、支軸、梁の設置は、単に一例を示したものであって、複数の放熱板を可動とできる構成であれば、それらの設置は任意で良いことは勿論である。
次に、冷却液の流路を有する複数の放熱板を設け、それらの放熱板における流路を流れる冷却液の流量を制御する本発明の他の実施の形態について説明する。
(第4実施の形態)
図11は、第4実施の形態の電子機器(ノート型コンピュータ)の構成を示す模式図である。なお、この電子機器の全体構成は、図1に示した電子機器の全体構成と同様である。この電子機器は、本体部側の第1筐体1と、蓋体部側の第2筐体2と、第2筐体2の背面に設けられた複数の放熱部としての内側放熱板3及び外側放熱板4とを有している。また、第2筐体2と内側放熱板3との間、内側放熱板3と外側放熱板4との間、及び、外側放熱板4の背面に、冷却用の空気を送出するファン13を、第1筐体1内に設けている。第2筐体2の表面(第1筐体1側)には、ディスプレイとしてのLCDパネル15が設けられている。
第1筐体1内には、特に発熱量が大きい発熱部品としてのMPU素子11に対応して、受熱板12が設けられている。受熱板12に近接して、水などの冷却液を循環させるための本体流路21(図11で太線で示した部分)が形成されており、MPU素子11で発生した熱が受熱板12を介して本体流路21内の冷却液に伝えられる。
第1筐体1内の本体流路21は、内側放熱板3,外側放熱板4に形成された内側流路23,外側流路24(図11で太線で示した部分)とそれぞれ連通している。前述した実施の形態と同様に、こられの内側流路23,外側流路24は互いを並列状態にして蛇行状に形成されている(図1参照)。本体流路21の中途には、ポンプ14が設けられており、ポンプ14の駆動によって冷却液が本体流路21を通り、内側流路23,外側流路24内を並列的に循環するようになっている。
内側流路23及び外側流路24の分枝部分には、その開度を制御可能なバルブ41が設けられている。このバルブ41は、外側流路24に対しては常に全開であり、内側流路23に対してはその開度が調整される。また、受熱板12の近傍には、温度センサ42が設けられており、温度センサ42は温度の測定結果を流量制御部43へ出力する。流量制御部43は、温度センサ42の測温結果に基づき、ポンプ14の出力及びバルブ41の開度を制御するようになっている。
次に、動作について説明する。電子機器がユーザによって使用されると、MPU素子11から熱が発生して、温度センサ42で測定される温度が上昇する。そして、この温度センサ42での測温結果に基づいて、ポンプ14の出力及びバルブ41の開度を調整することにより、内側流路23及び外側流路24内を流れる冷却液の流量を制御する。この例では、外側流路24に対してバルブ41は常に全開であるため、ポンプ14の出力制御に応じて外側流路24内を流れる冷却液の流量が制御される。一方、内側流路23に対してバルブ41の開度が調整されるため、バルブ41の開度制御及びポンプ14の出力制御に応じて内側流路23内を流れる冷却液の流量が制御される。
図12は、温度センサ42の測定値と本体流路21、内側流路23及び外側流路24内の冷却液の流量制御との一例を示すグラフである。図12において、実線aは本体流路21内を流れる冷却液の総流量、一点鎖線bは外側流路24内を流れる冷却液の流量、二点鎖線cは内側流路23内を流れる冷却液の流量をそれぞれ表す。
電子機器が使用されていない室温時(図12のA)にあっては、内側流路23にも外側流路24にも冷却液は流さない。電子機器が使用され始めて、温度センサ42での測定値がt1(例えば、55℃)になるまで(図12のB)の間では、バルブ41の開度を調整して内側流路23には冷却液を流さず、温度上昇に応じてポンプ14の出力を増大させて、外側流路24内を流れる冷却液の流量を直線的に増加させる。これは、温度が低い場合には、外側放熱板4からの放熱処理だけで十分な放熱結果が得られるためである。また、外側流路24の方に選択的に冷却液を流す理由は、ユーザが接触する可能性が高い外側放熱板4の温度を積極的に低下させるためである。
温度センサ42での測定値がt1の時点で、外側流路24内を流れる冷却液の流量は飽和状態となる。そして、その測定値がt1を超えると、温度上昇に応じてバルブ41の開度を広げていくと共にポンプ14の出力を増大させて、内側流路23内を流れる冷却液の流量を直線的に増加させる。その後、温度センサ42での測定値がt2(例えば、70℃)に達すると、内側流路23内の冷却液の流量も飽和する。
なお、このような放熱処理時に、第2筐体2と内側放熱板3との間、内側放熱板3と外側放熱板4との間、及び、外側放熱板4の背面に、ファン13から冷却用の空気を送出して(図3参照)、より大きな放熱効果が得られるようにすることが好ましい。
このようにして、第4実施の形態では、2枚の放熱板(内側放熱板3及び外側放熱板4)を用いて放熱処理を行うので、1枚の放熱板を用いる場合に比べて、より良好な放熱効果を得ることができる。また、電子機器の温度に基づいて、内側流路23及び外側流路24内を流れるそれぞれの冷却液の流量を制御するようにしたので、温度状況に応じた効率的な放熱処理を行える。
ところで、上述した例では、ポンプ14出力の直線的制御とバルブ41開度の直線的制御とを併用する場合について説明したが、ポンプ出力またはバルブ開度の何れか一方の直線的制御にて、冷却液の流量を制御することも可能である。
バルブ開度の直線的制御のみの場合には、以下のようにすれば良い。外側流路24に対してもバルブ41の開度制御を行えるように構成しておき、内側流路23及び外側流路24それぞれに対してバルブ41の開度を温度上昇に応じて直線的に広くしていくようにすれば、ポンプ14の出力を一定とした場合でも、図12のような流量制御は可能である。
また、ポンプ出力の直線的制御のみの場合には、以下のようにすれば良い。温度センサ42での測定値がt1になった時点で、内側流路23に対してもバルブ41を完全に開放する。そして、その後、温度上昇に応じてポンプ14の出力を直線的に制御することにより、図12のような流量制御は可能である。
(第5実施の形態)
図13は、第5実施の形態の電子機器(ノート型コンピュータ)の構成を示す模式図である。図13において、図11と同一または同様な部分には同一番号を付している。第5実施の形態では、第2筐体2の背面側に3枚の放熱板が設けられている。内側流路23を有する内側放熱板3、及び外側流路24を有する外側放熱板4に加えて、それらの間に中央流路25を有する中央放熱板5を更に備えている。
第1筐体1内の本体流路21は、内側放熱板3,中央放熱板5,外側放熱板4に形成された内側流路23,中央流路25,外側流路24とそれぞれ並列状態で連通している。本体流路21の中途には、ポンプ14が設けられており、ポンプ14の駆動によって冷却液が本体流路21を通り、内側流路23,中央流路25,外側流路24内を並列的に循環するようになっている。
内側流路23,中央流路25及び外側流路24の分枝部分には、内側流路23及び中央流路25それぞれに対して開度を制御可能なバルブ41aが設けられている。また、受熱板12の近傍には、温度センサ42が設けられており、温度センサ42は温度の測定結果を流量制御部43へ出力する。流量制御部43は、温度センサ42の測温結果に基づき、ポンプ14の出力及びバルブ41aの開度を制御するようになっている。
次に、動作について説明する。第4実施の形態と同様に、温度センサ42での測温結果に基づいて、ポンプ14の出力及びバルブ41aの開度を調整することにより、内側流路23、中央流路25及び外側流路24内を流れる冷却液の流量を制御する。
図14は、温度センサ42の測定値と本体流路21,内側流路23,中央流路25及び外側流路24内の冷却液の流量制御との一例を示すグラフである。図14において、実線aは本体流路21内を流れる冷却液の総流量、一点鎖線bは外側流路24内を流れる冷却液の流量、二点鎖線cは中央流路25または内側流路23内を流れる冷却液の流量をそれぞれ表す。この例では、中央流路25及び内側流路23での冷却液の流量をバルブ41aにて共通に制御しているため、中央流路25内の流量と内側流路23内の流量とは同じである。
室温時(図14のA)には、どの流路にも冷却液は流さない。温度センサ42での測定値がt1(例えば、55℃)になるまで(図14のB)の間では、バルブ41aの開度を調整して中央流路25及び内側流路23には冷却液を流さず、温度上昇に応じてポンプ14の出力を増大させて、外側流路24内を流れる冷却液の流量を直線的に増加させる。そして、その測定値がt1を超えると、温度上昇に応じてバルブ41aの開度を広げていくと共にポンプ14の出力を増大させて、中央流路25及び内側流路23内を流れる冷却液の流量を直線的に増加させる。このような流量制御は、前述した第4実施の形態の場合と同様であり、第4実施の形態と同じ効果を奏する。
放熱処理時にファン13を使用した方が好ましいことは、第4実施の形態と同様である。また、この例では、ポンプ14出力の直線的制御とバルブ41a開度の直線的制御とを併用する場合について説明したが、ポンプ出力またはバルブ開度の何れか一方の直線的制御にて、冷却液の流量制御が可能であることも、第4実施の形態と同様である。
(第6実施の形態)
図15は、第6実施の形態の電子機器(ノート型コンピュータ)の構成を示す模式図である。図15において、図11と同一または同様な部分には同一番号を付している。第6実施の形態では、第1筐体1内の本体流路21が、内側放熱板3,外側放熱板4に形成された内側流路23,外側流路24と直列状態で連通している。
内側流路23と外側流路24との連通部分から、本体流路21に連なる態様でバイパス流路26が分枝形成されている。また、その内側流路23と外側流路24との連通部分には、内側流路23/バイパス流路26に流れる冷却液の流量比を調整するためのバルブ41bが設けられている。本体流路21の中途には、ポンプ14が設けられており、ポンプ14の駆動によって冷却液が本体流路21を通り、外側流路23、内側流路23及び/またはバイパス流路26内を直列的に循環するようになっている。
また、受熱板12の近傍には、温度センサ42が設けられており、温度センサ42は温度の測定結果を流量制御部43へ出力する。流量制御部43は、温度センサ42の測温結果に基づき、ポンプ14の出力及びバルブ41bの開度を制御するようになっている。バルブ41bを内側流路23,バイパス流路26のいずれの側に開くかによって、内側流路23,バイパス流路26での冷却液の流量が制御される。
次に、動作について説明する。温度センサ42での測温結果に基づいて、ポンプ14の出力及びバルブ41bの開度を調整することにより、外側流路24,内側流路23及びバイパス流路26内を流れる冷却液の流量を制御する。
図16は、温度センサ42の測定値と外側流路24,内側流路23及びバイパス流路26内の冷却液の流量制御との一例を示すグラフである。図16において、実線aは外側流路24内を流れる冷却液の流量、一点鎖線bは内側流路23内を流れる冷却液の流量、二点鎖線cはバイパス流路26内を流れる冷却液の流量をそれぞれ表す。なお、この例では、直列の流路構成であるため、外側流路24内の流量と本体流路21内の流量とは等しい。また、内側流路23内の流量が増加すれば、それに応じてバイパス流路26内の流量は減少する。
室温時(図16のA)には、どの流路にも冷却液は流さない。温度センサ42での測定値がt1(例えば、55℃)になるまで(図16のB)の間では、バルブ41bをバイパス流路26側にのみ開けて、内側流路23には冷却液を流さず、温度上昇に応じてポンプ14の出力を増大させて、外側流路24及びバイパス流路26内を流れる冷却液の流量を直線的に増加させる。温度が低い場合には、外側放熱板4からの放熱処理だけで十分な放熱結果が得られるので、内側流路23に冷却液を通す必要がないため、バイパス流路26を介して冷却液を本体流路21に戻している。
そして、その測定値がt1を超えると、温度上昇に応じてバルブ41bを内側流路23側に徐々に開けていくと共にポンプ14の出力を増大させて、外側流路24及び内側流路23内を流れる冷却液の流量を直線的に増加させ、バイパス流路26内を流れる冷却液の流量を直線的に減少させる。その後、温度センサ42での測定値がt2(例えば、70℃)に達すると、外側流路24及び内側流路23内の冷却液の流量は飽和する。
このようにして、第6実施の形態でも、良好な放熱効果が得られて、温度状況に応じた効率的な放熱処理を行えるという第4実施の形態と同様の効果を奏する。また、放熱処理時にファン13を使用した方が好ましいことは、第4実施の形態と同様である。
なお、上述した第4〜第6実施の形態では、MPU素子11近傍の温度を測定して冷却液の流量を制御するようにしたが、第2筐体2の温度、または、内側放熱板3もしくは外側放熱板4の温度を測定して、その測温結果に基づいて流量制御を行うようにしても同様の効果が得られることは勿論である。また、上述した第4〜第6実施の形態では、設ける放熱板の枚数を2枚または3枚としたが、4枚以上の放熱板を設ける場合にも本発明を同様に適用することが可能である。
以上の第1〜第6実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 熱を発する本体部と、該本体部を覆う蓋体部とを有し、前記本体部で発生した熱を冷却液により外部へ放出する電子機器において、前記冷却液の流路を有する複数の放熱部を前記蓋体部に設けており、前記蓋体部と前記放熱部との距離及び隣合う前記放熱部間の距離を可変にすべくなしてあることを特徴とする電子機器。
(付記2) 前記蓋体部の開閉動作に伴って前記蓋体部と前記放熱部との距離及び隣合う前記放熱部間の距離を変更すべくなしてあることを特徴とする付記1記載の電子機器。
(付記3) 前記蓋体部と前記放熱部との距離及び隣合う前記放熱部間の距離を制御する制御手段を備えることを特徴とする付記1記載の電子機器。
(付記4) 前記蓋体部の開放を検知する検知手段を備え、前記蓋体部の開放が検知された場合に、前記制御手段をオン状態とするようにしたことを特徴とする付記3記載の電子機器。
(付記5) 電子機器の温度を測定する測定手段を備え、該測定手段の測定結果に基づいて前記制御手段が前記蓋体部と前記放熱部との距離及び隣合う前記放熱部間の距離を制御するようにしたことを特徴とする付記3記載の電子機器。
(付記6) 前記蓋体部と前記放熱部との間及び隣合う前記放熱部の間に冷却用の空気を送るファンを備えることを特徴とする付記1乃至5のいずれかに記載の電子機器。
(付記7) 熱を発する本体部を有し、該本体部で発生した熱を冷却液により外部へ放出する電子機器において、前記冷却液の流路を互いに並列状態で連通させた態様で有する複数の放熱部と、該複数の放熱部夫々が有する前記流路を流れる前記冷却液の流量を制御する制御手段とを備えることを特徴とする電子機器。
(付記8) 熱を発する本体部を有し、該本体部で発生した熱を冷却液により外部へ放出する電子機器において、前記冷却液の流路を互いに直列状態で連通させた態様で有する複数の放熱部と、該複数の放熱部夫々が有する前記流路を流れる前記冷却液の流量を制御する制御手段とを備えることを特徴とする電子機器。
(付記9) 電子機器の温度を測定する測定手段を備え、該測定手段の測定結果に基づいて前記制御手段が前記冷却液の流量を制御するようにしたことを特徴とする付記7または8記載の電子機器。
本発明に係る電子機器(ノート型コンピュータ)の斜視図である。 本発明の電子機器における内側放熱板及び外側放熱板の移動を示す図である。 本発明の電子機器における冷却用空気の流れを示す図である。 第1実施の形態の電子機器の構成を示す斜視図である。 第1実施の形態の電子機器における放熱板の開閉動作を示す側面図である。 拡大した外側放熱板の構造を含む第1実施の形態の電子機器の側面図である。 第2実施の形態の電子機器の構成を示す斜視図である。 第2実施の形態の電子機器における放熱板の開閉動作を示す側面図である。 第3実施の形態の電子機器の構成を示す斜視図である。 第3実施の形態の電子機器における放熱板の開閉動作を示す側面図である。 第4実施の形態の電子機器の構成を示す模式図である。 第4実施の形態の電子機器における冷却液の流量制御の一例を示すグラフである。 第5実施の形態の電子機器の構成を示す模式図である。 第5実施の形態の電子機器における冷却液の流量制御の一例を示すグラフである。 第6実施の形態の電子機器の構成を示す模式図である。 第6実施の形態の電子機器における冷却液の流量制御の一例を示すグラフである。
符号の説明
1 第1筐体(本体部側の筐体)
2 第2筐体(蓋体部側の筐体)
3 内側放熱板
4 外側放熱板
5 中央放熱板
11 MPU素子
12 受熱板
13 ファン
14 ポンプ
15 LCDパネル
16,16a,16b,16c 梁
17 モータ
18 モータ制御部
19 角度センサ
20 温度センサ
21 本体流路
23 内側流路
24 外側流路
25 中央流路
26 バイパス流路
31,31a 支柱
32,33,33a,34,34a,34b 支軸
35 スライダ
41,41a,41b バルブ
42 温度センサ
43 流量制御部

Claims (3)

  1. 熱を発する本体部を有し、該本体部で発生した熱を冷却液により外部へ放出する電子機器において、前記冷却液の流路を互いに並列状態で連通させた態様で有する複数の放熱部と、該複数の放熱部夫々が有する前記流路を流れる前記冷却液の流量を制御する制御手段とを備えることを特徴とする電子機器。
  2. 熱を発する本体部を有し、該本体部で発生した熱を冷却液により外部へ放出する電子機器において、前記冷却液の流路を互いに直列状態で連通させた態様で有する複数の放熱部と、該複数の放熱部夫々が有する前記流路を流れる前記冷却液の流量を制御する制御手段とを備えることを特徴とする電子機器。
  3. 電子機器の温度を測定する測定手段を備え、該測定手段の測定結果に基づいて前記制御手段が前記冷却液の流量を制御するようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の電子機器。
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