JP2008304990A - 荷重センサ付き車両用操作ペダル装置、および荷重センサ付き操作装置 - Google Patents

荷重センサ付き車両用操作ペダル装置、および荷重センサ付き操作装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本体部材と軸状部材との相対変位に基づいて操作力を電気的に検出する荷重センサが回動連結部に設けられ、連結ピンを介して伝達される操作力を検出できる操作装置において、荷重センサの検出精度を向上させる。
【解決手段】中間レバー60には、回動リンク82が配設されてクレビスピン(連結ピン)26に相対回動可能に連結されるとともに、揺動レバー86が配設されており、荷重センサ74の環状部材34は回動リンク82に一体的に固設され、軸状部材36は揺動レバー86に連結されているため、操作ペダル16の踏込み操作に伴って中間レバー60とオペレーティングロッド22とがクレビスピン26まわりに相対回動させられても、クレビスピン26から荷重センサ74に加えられる反力が常に略一定方向(図1(a) における略左方向)に作用させられるようになり、荷重センサ74の検出精度が向上する。
【選択図】図1

Description

本発明は車両用操作ペダル装置等の操作装置に係り、特に、操作力を電気的に検出する荷重センサを備えている荷重センサ付き操作装置の改良に関するものである。
(a) 移動操作される操作部材と、(b) その操作部材の操作力が伝達されるとともに、その操作力に対応する反力が作用させられる反力部材と、(c) 前記操作部材と前記反力部材との間に介在させられ、連結ピンまわりに相対回動可能に一対の部材を連結するとともに、その連結ピンを介して前記操作力を伝達する少なくとも1箇所の回動連結部と、(d) 前記操作力を電気的に検出する荷重センサと、を有する荷重センサ付き操作装置が知られている。特許文献1に記載の車両用ブレーキペダル装置はその一例で、操作ペダルの側部に突設された連結ピンに対して、マスタシリンダから突き出すプッシュロッド(反力部材)を軸方向の相対移動可能に連結し、スプリングの付勢力に抗して連結ピンに対して変位するプッシュロッドの変位量をセンサによって検出するようになっている。
米国特許第5563355号公報
しかしながら、このような特許文献1に記載の装置では、プッシュロッドに長穴を設けて軸方向の相対移動可能に連結する必要があるため、通常のプッシュロッドをそのまま使用することができない。また、そのプッシュロッドは操作ペダルの踏込み操作に伴って連結ピンに対して相対回動するため、そのプッシュロッドを付勢するスプリングや変位量を検出するセンサも連結ピンに対して回動可能に配設する必要があり、構造が複雑になるとともに、これ等のプッシュロッドやスプリング、センサは操作ペダルの側方に配設されるため、特にブレーキペダル等では安定した作動状態を確保するために強固な構造とする必要があり、全体として装置が大掛かりで高価になる。
これに対し、未だ公知ではないが、図10に示すように、クレビスピンの連結位置に荷重センサをコンパクトに配設する技術が考えられている。図10は車両用の常用ブレーキ用の操作ペダル装置200を示す図で、(a) は正面図、(b) は(a) におけるXA−XA断面の拡大図であり、車両に一体的に固設されるペダルサポート12には、略水平な支持軸14の軸心まわりに回動可能に板状の操作ペダル16が配設されている。操作ペダル16は、制動要求に応じて運転者により踏込み操作されるもので、下端部には踏部(パッド)18が設けられているとともに、中間部分には回動連結部20を介してブレーキブースタのオペレーティングロッド22が連結されている。回動連結部20は、オペレーティングロッド22の端部にねじ結合等により一体的に固設されたU字形状のクレビス24と、操作ペダル16に前記支持軸14と平行に配設されたクレビスピン26とを備えており、そのクレビスピン26の軸心まわりに相対回動可能にオペレーティングロッド22と操作ペダル16とを連結している。クレビスピン26は連結ピンに相当するもので、両端部がそれぞれ操作ペダル16の側方へ突き出しており、U字形状のクレビス24にスナップリングや抜止めピン等により抜出し不能に保持されている。オペレーティングロッド22には、操作ペダル16の操作力に応じた出力が回動連結部20を介して伝達されるとともに、その出力に相当する反力がブレーキブースタによって作用させられる。このオペレーティングロッド22は反力部材に相当し、電気的にホイールブレーキを制御するバイワイヤ方式の操作ペダル装置の場合には、反力機構等によって所定の反力が作用させられる反力部材がオペレーティングロッド22の代りに連結される。
上記操作ペダル16には、クレビスピン26との連結位置にそのクレビスピン26よりも大径のセンサ取付穴202が設けられており、そのセンサ取付穴202とクレビスピン26との間の環状空間に荷重センサ30が配設されている。荷重センサ30は、円筒形状の変形部材32を備えていて、その変形部材32の径方向に加えられる荷重を検出するもので、変形部材32の外周側に配設された環状部材34と、変形部材32の内周側に配設された軸状部材36とを備えている。環状部材34は本体部材に相当し、上記センサ取付穴202に圧入やボルト、或いは板ばね等により一定の姿勢(位相)で一体的に組み付けられるとともに、変形部材32の軸方向の一端部(図10(b) における上端部)を溶接等により一体的に保持している。また、軸状部材36は、変形部材32の軸方向の他端部(図10(b) における下端部)を溶接等により一体的に保持しているとともに、軸心部分には挿通孔38が設けられ、その挿通孔38内を前記クレビスピン26が挿通させられるようになっている。クレビスピン26と挿通孔38および前記クレビス24との間は何れも相対回転可能で、操作ペダル16の踏込み操作に伴って摩擦が小さい方で相対回転させられるが、摩擦を低減するために必要に応じてベアリングや軸受等を介在させることもできる。
このように環状部材34および軸状部材36は、変形部材32を介して互いに連結されており、外部から径方向すなわち軸心と直角方向に加えられる荷重が略0の時には、各部材32、34、36がクレビスピン26の軸心と略同心になる状態に保持される。一方、操作ペダル16の踏込み操作に伴ってオペレーティングロッド22の反力で環状部材34と軸状部材36との間に径方向の荷重が加えられると、変形部材32がせん断変形させられ、操作ペダル16側の環状部材34が軸状部材36に対して相対的にオペレーティングロッド22に接近する方向(図10の左方向)へ変位させられる。環状部材34と軸状部材36との間には、両者の径方向の相対変位や変形部材32のせん断変形を許容するように環状空間が設けられているとともに、変形部材32は、径方向から荷重を受けることにより弾性変形可能なフェライト系ステンレス鋼等の金属材料にて構成されており、操作ペダル16の踏込み操作に伴って、その操作力に応じてせん断変形させられる。そして、その変形部材32のせん断歪を検出するために、変形部材32の外周面或いは内周面には歪抵抗素子等の歪検知素子が取り付けられ、ワイヤハーネス56を介して車両の制御回路部に接続されており、その歪検知素子から出力される電気信号に基づいて踏込み操作力を検出することができる。
このような車両用操作ペダル装置200においては、操作ペダル16に加えられた操作力をオペレーティングロッド22に伝達する回動連結部20において、クレビスピン26を介してオペレーティングロッド22に相対回動可能に連結される操作ペダル16にセンサ取付穴202が設けられ、そのセンサ取付穴202とクレビスピン26との間の環状空間に円筒形状の荷重センサ30が配設されているため、ねじれ等の回転モーメントが抑制されて、操作ペダル装置200全体を簡単で且つコンパクトに構成できる。また、オペレーティングロッド22やクレビス24等の周辺部材は従来のペダル装置と同じものを使用できるため、安価に構成することができる。
しかしながら、このような車両用操作ペダル装置200においても、操作ペダル16の踏込み操作に伴って、その操作ペダル16が支持軸14まわりに回動させられると、オペレーティングロッド22および操作ペダル16もクレビスピン26の軸心まわりに相対回動させられるため、上記変形部材32に加えられる荷重の作用位置、すなわち変形方向が変化し、それに伴って検出値が変化する可能性があった。そのような変形部材32の変形位置の変化に拘らず、その変形を検出できるように歪検知素子の大きさや配設位置等は設定されるが、変形部材32の変形位置が連続的に周方向へ移動するため、その変形態様が複雑でばらつきを生じ易く、オペレーティングロッド22や操作ペダル16の相対位置関係によっては高い検出精度を確保することが難しくなることがあった。
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、軸状部材と本体部材(図10の環状部材34)とが軸状部材の軸心と直角方向へ相対変位させられることに基づいて操作力を電気的に検出する荷重センサが回動連結部に設けられ、連結ピンを介して伝達される操作力を検出できる操作装置において、その荷重センサの検出精度を向上させることにある。
かかる目的を達成するために、第1発明は、(a) 車両に固設されるペダルサポートに移動可能に配設され、運転者によって踏込み操作される操作ペダルと、(b) 前記操作ペダルの操作力が伝達されるとともに、その操作力に対応する反力が作用させられる反力部材と、(c) 前記操作ペダルと前記反力部材との間に介在させられ、連結ピンまわりに相対回動可能に一対の部材を連結するとともに、その連結ピンを介して前記操作力を伝達する少なくとも1箇所の回動連結部と、(d) 前記操作力を電気的に検出する荷重センサと、を有する荷重センサ付き車両用操作ペダル装置において、(e) 前記荷重センサは、軸状部材と、その軸状部材の軸心と直角方向の相対変位可能に配設された本体部材と、その軸状部材とその本体部材とに跨がって配設された変形部材と、その変形部材に固定された歪検知素子とを備え、前記反力で軸状部材と本体部材とが軸状部材の軸心と直角方向へ相対変位して変形部材が変形させられることにより、その変形部材の変形を歪検知素子によって検出するもので、(f) 前記回動連結部において前記連結ピンを介して連結される一対の部材の何れか一方のセンサ配設部材に、その連結ピンと平行な第1支持ピンまわりに回動可能に配設されるとともに、そのセンサ配設部材に対して相対変位可能とされたその連結ピンが相対回動可能に連結され、その連結ピンから加えられる前記操作力または前記反力によってその第1支持ピンまわりに回動させられる回動リンクと、(g) 前記センサ配設部材に、前記連結ピンと平行な第2支持ピンまわりに揺動可能に配設される揺動レバーと、を備えており、(h) 前記荷重センサの前記軸状部材および前記本体部材の一方は前記回動リンクに連結され、その軸状部材および本体部材の他方は前記揺動レバーに連結されていることを特徴とする。
第2発明は、第1発明の荷重センサ付き車両用操作ペダル装置において、前記第2支持ピンは、前記回動リンクに連結された前記軸状部材および前記本体部材の一方と前記第1支持ピンとを結ぶ直線に対して、前記揺動レバーに連結されたその軸状部材および本体部材の他方とその第2支持ピンとを結ぶ直線が略直角に交差するように配設されていることを特徴とする。
第3発明は、第1発明または第2発明の荷重センサ付き車両用操作ペダル装置において、前記第2支持ピンは、前記操作ペダルの踏込み操作に伴って前記回動リンクが前記第1支持ピンまわりに回動させられることにより、前記揺動レバーに引張力が作用させられる位置に配設されていることを特徴とする。
第4発明は、第1発明〜第3発明の何れかの荷重センサ付き車両用操作ペダル装置において、(a) 前記センサ配設部材は、前記回動連結部を介して前記反力部材に相対回動可能に連結される板状の部材で、センサ収容穴が貫通して設けられており、(b) 前記荷重センサは、そのセンサ収容穴内に所定の遊びを有して配設され、前記本体部材はそのセンサ収容穴の両側へ突き出しているとともに、前記軸状部材の軸心を挿通するように設けられたセンサピンはその本体部材の両側へ突き出すように配設されており、(c) 前記回動リンクおよび前記揺動レバーは、それぞれ前記板状のセンサ配設部材の両側に一対ずつ配設され、前記本体部材または前記センサピンの両端部に連結されていることを特徴とする。
第5発明は、第1発明〜第4発明の何れかの荷重センサ付き車両用操作ペダル装置において、(a) 前記操作ペダルは、前記ペダルサポートに支持軸心まわりに回動可能に配設されており、(b) 前記センサ配設部材はその操作ペダルであることを特徴とする。
第6発明は、第1発明〜第4発明の何れかの荷重センサ付き車両用操作ペダル装置において、(a) 前記ペダルサポートに回動可能に配設され、連結リンクを介して前記操作ペダルに連結されるとともに、前記回動連結部を介して前記反力部材に連結される中間レバーを備えており、(b) 前記センサ配設部材はその中間レバーであることを特徴とする。
第7発明は、第1発明〜第6発明の何れかの荷重センサ付き車両用操作ペダル装置において、前記変形部材は円筒形状を成していて、その円筒形状の一端部および他端部がそれぞれ前記本体部材および前記軸状部材に一体的に固定されており、前記反力に基づいてその本体部材と軸状部材とが相対変位させられることにより、その変形部材に生じるせん断歪が前記歪検知素子によって検出されることを特徴とする。
第8発明は、(a) 移動操作される操作部材と、(b) その操作部材の操作力が伝達されるとともに、その操作力に対応する反力が作用させられる反力部材と、(c) 前記操作部材と前記反力部材との間に介在させられ、連結ピンまわりに相対回動可能に一対の部材を連結するとともに、その連結ピンを介して前記操作力を伝達する少なくとも1箇所の回動連結部と、(d) 前記操作力を電気的に検出する荷重センサと、を有する荷重センサ付き操作装置において、(e) 前記荷重センサは、軸状部材と、その軸状部材の軸心と直角方向の相対変位可能に配設された本体部材と、その軸状部材と本体部材とに跨がって配設された変形部材と、その変形部材に固定された歪検知素子とを備え、前記反力で軸状部材と本体部材とが軸状部材の軸心と直角方向へ相対変位して変形部材が変形させられることにより、その変形部材の変形を歪検知素子によって検出するもので、(f) 前記回動連結部において前記連結ピンを介して連結される一対の部材の何れか一方のセンサ配設部材に、その連結ピンと平行な第1支持ピンまわりに回動可能に配設されるとともに、そのセンサ配設部材に対して相対変位可能とされたその連結ピンが相対回動可能に連結され、その連結ピンから加えられる前記操作力または前記反力によってその第1支持ピンまわりに回動させられる回動リンクと、(g) 前記センサ配設部材に、前記連結ピンと平行な第2支持ピンまわりに揺動可能に配設される揺動レバーと、を備えており、(h) 前記荷重センサの前記軸状部材および前記本体部材の一方は前記回動リンクに連結され、その軸状部材および本体部材の他方は前記揺動レバーに連結されていることを特徴とする。
第1発明の荷重センサ付き車両用操作ペダル装置においては、本体部材と軸状部材との相対変位に基づいて操作力を電気的に検出する荷重センサが、所定のセンサ配設部材の回動連結部に配設され、その回動連結部の連結ピンを介して伝達される操作力を検出するようになっているため、例えばセンサ配設部材にセンサ収容穴を設けて荷重センサを配設することにより、装置全体を簡単で且つコンパクトに構成できる。また、ロッドやクレビス等の周辺部材は従来のペダル装置と同じものを使用できるため、安価に構成することができる。
一方、第1発明では、センサ配設部材に第1支持ピンまわりに回動可能に回動リンクが配設され、その回動リンクに連結ピンが相対回動可能に連結されるとともに、第2支持ピンまわりに揺動可能に揺動レバーが配設され、上記荷重センサの軸状部材および本体部材の一方および他方はそれ等の回動リンクおよび揺動レバーに連結されているため、操作ペダルの踏込み操作に伴ってセンサ配設部材が連結ピンまわりに相対回動させられても、その連結ピンから荷重センサに加えられる操作力または反力は回動リンクを介して略一定方向に作用させられる。これにより、変形部材の変形箇所が略一定に維持され、操作力の検出精度が向上するとともに、検出精度のばらつきが抑制されて高い信頼性が得られるようになる。
また、軸状部材および本体部材の他方が揺動レバーに連結されているため、センサ配設部材に一体的に固設する場合に比較して、各部の寸法誤差や組付誤差等を吸収でき、要求寸法精度等が緩和されて装置を安価に構成できる。
第2発明では、回動リンクに連結された軸状部材および本体部材の一方と第1支持ピンとを結ぶ直線に対して、揺動レバーに連結された軸状部材および本体部材の他方と第2支持ピンとを結ぶ直線が略直角に交差するように、すなわち連結ピンから回動リンクを介して荷重センサに加えられる荷重(操作力または反力)の作用線上またはその近傍に第2支持ピンが配設されるため、その荷重が第2支持ピンによって効率良く受け止められ、装置を簡単且つコンパクトで安価に構成できる。
第3発明では、操作ペダルの踏込み操作に伴って回動リンクが第1支持ピンまわりに回動させられることにより、揺動レバーに引張力が作用させられるように第2支持ピンが配設されているため、揺動レバーや第2支持ピンに過大な荷重が作用する恐れがなく、装置を簡単且つコンパクトで安価に構成できる。すなわち、揺動レバーに圧縮荷重が加えられるように第2支持ピンを配設した場合、回動リンクとの位置関係によってはトグルリンク機構のように倍力作用によって過大な荷重が揺動レバーや第2支持ピンに作用する可能性があるのである。
第4発明では、回動連結部を介して反力部材に相対回動可能に連結される部材がセンサ配設部材とされて荷重センサが配設されるため、連結ピンから反力部材に伝達される最終的な操作力(出力)が検出され、例えば反力部材を介して機械的に油圧ブレーキ等を作動させる場合のそのブレーキ力等を高い精度で検出できる。また、センサ配設部材に設けられたセンサ収容穴内に荷重センサが所定の遊びを有して配設されるとともに、回動リンクおよび揺動レバーは何れも板状のセンサ配設部材の両側に一対ずつ配設され、軸状部材の軸心を挿通させられたセンサピンまたは本体部材の両端部にそれぞれ連結されているため、装置をコンパクトに構成できるとともに、ねじれ等の回転モーメントが抑制されて荷重センサの作動が安定し、検出精度が一層向上する。
第8発明の荷重センサ付き操作装置は、車両用操作ペダル装置に限定されるものではなく、車両用以外の操作ペダル装置や手動操作装置など種々の操作装置に適用可能であるが、荷重センサの構成や回動リンクおよび揺動レバーを用いた配設構造などは第1発明と同じであり、実質的に第1発明と同様の作用効果が得られる。第1発明は、この第8発明の一実施態様と見做すことが可能で、操作ペダルは操作部材に相当する。
本発明は、常用ブレーキ用のブレーキペダル装置に好適に適用されるが、アクセル用やパーキングブレーキ用の操作ペダル装置に適用することも可能で、第8発明は、車両用以外の操作ペダル装置や手動操作される操作装置など種々の操作装置に適用され得る。反力部材は、例えばブレーキブースタのオペレーティングロッドやブレーキマスタシリンダのプッシュロッドなどで、機械的にホイールブレーキ等を作動させるように構成されるが、荷重センサによって検出した操作力に応じて電気的にホイールブレーキや駆動装置等を制御する電気式(バイワイヤ方式)の操作ブレーキ装置に適用することも可能で、その場合は、ストロークシミュレータや反力機構等を反力部材に連結して所定の反力が加えられるようにすれば良い。
荷重センサが配設される回動連結部は、例えば操作ペダルと反力部材とを連結する連結部分や中間レバーと反力部材とを連結する連結部分が適当であるが、操作ペダルと中間レバーとを連結する連結リンクを有する場合には、その連結リンクと操作ペダルとの連結部分、或いは連結リンクと中間レバーとの連結部分などでも良く、荷重センサの配設部位は適宜定められる。
第7発明の荷重センサは、円筒形状の変形部材を備えているが、他の発明の実施に際しては変形部材の形状を適宜設定することが可能で、例えば軸状部材と本体部材との相対変位に基づいて変形させられる部分が少なくとも円弧形状とされた長円形状などでも良く、円弧形状の円弧の両端に引張荷重または圧縮荷重が印加されることにより、円弧形状部分が伸び変形或いは撓み変形させられるように配設される。また、軸状部材と本体部材との間の環状空間に対応するドーナツ形状を成し、軸状部材と本体部材との相対変位に基づいて引張変形や圧縮変形、或いは撓み変形させられるような変形部材を用いることもできる。本発明では荷重センサの軸心まわりの略一定方向から荷重(操作力または反力)が加えられるため、軸状部材と本体部材との相対変位の方向が略一定であり、その相対変位によって変形させられる種々の態様の変形部材を採用できる。
荷重センサは、弾性変形させられる変形部材の歪を歪検知素子により電気的に検出するもので、予め定められたマップや演算式などによりその歪を荷重すなわち操作力に換算すれば良い。歪検知素子としては、薄膜型や厚膜型の半導体歪ゲージ、通常の歪ゲージ等の歪抵抗素子が好適に用いられるが、ピエゾ素子や圧電変換素子等を用いることも可能である。
荷重センサは、例えば板状のセンサ配設部材を貫通して設けられたセンサ収容穴内に遊びを有して配設することが望ましいが、荷重センサをセンサ配設部材の一方の側面側に配設することもできる。センサ配設部材が、所定寸法だけ離間して配設されるとともに一体的に連結された互いに平行な一対の板状部材にて構成されている場合には、例えばその一対の板状部材の間に荷重センサを配設することもできるなど、種々の態様が可能である。
回動リンクは、例えばその中間位置において第1支持ピンまわりに回動可能にセンサ配設部材に配設され、その第1支持ピンを挟んで両側に荷重センサの一方の部材や連結ピンが相対回動可能に連結されるように構成されるが、荷重センサの一方の部材を第1支持ピンと連結ピンとの間に連結したり、連結ピンを荷重センサの一方の部材と第1支持ピンとの間に連結したりすることも可能である。また、それ等の間隔(レバー比)を適宜設定することより、操作力を倍力或いは減衰して検出することもできる。
荷重センサの軸状部材および本体部材は、回動リンクおよび揺動レバーの一方および他方に連結されるが、例えば本体部材が回動リンクに一体的に固設され、軸状部材がその軸心まわりに回動可能に揺動レバーに連結される。本体部材を揺動レバーに一体的に固設し、軸状部材をその軸心まわりに回動可能に回動リンクに連結することもできる。また、本体部材をその軸心まわりに回動可能に回動リンクに配設し、軸状部材を揺動レバーに一体的に固設しても良いなど、種々の態様が可能である。各部の寸法誤差や組付誤差等を吸収できるようにするため、何れか一方は軸心まわりに回動可能に連結することが望ましい。
第2支持ピンは、例えば第2発明では、回動リンクに連結された軸状部材および本体部材の一方と第1支持ピンとを結ぶ直線に対して、揺動レバーに連結された軸状部材および本体部材の他方と第2支持ピンとを結ぶ直線が略直角に交差するように配設されるが、他の発明の実施に際しては、その配設位置を適宜設定することができる。第2発明の実施に際しては、必ずしも完全に直角である必要はなく、±20°程度の範囲内、すなわち70°〜110°の範囲内で交差するようにすれば十分な効果が得られる。
第3発明では、揺動レバーに引張力が作用させられる位置に第2支持ピンが配設されるが、他の発明の実施に際しては、揺動レバーに押圧力が作用させられる位置に配設することも可能である。その場合には、トグルリンク機構のように揺動レバーや第2支持ピンに過大な荷重が作用する可能性があるため、第2発明のように、回動リンクに連結された軸状部材および本体部材の一方と第1支持ピンとを結ぶ直線に対して、揺動レバーに連結された軸状部材および本体部材の他方と第2支持ピンとを結ぶ直線が略直角に交差するように第2支持ピンを配設することが望ましい。
第4発明では、軸状部材の軸心上にセンサピンが設けられ、そのセンサピンの両端部が本体部材から突き出すようになっており、例えばセンサピンが別体に構成されて軸状部材に設けられた挿通孔内を挿通させられるように構成されるが、軸状部材そのものの両端部がセンサピンとして機能して本体部材から突き出すように構成したり、軸状部材の両端面に円柱形状のピン部を一体に突設したりするなど、種々の態様が可能である。センサピンを軸状部材と別体に構成する場合、軸状部材に対して相対回転可能に配設しても良いが、軸状部材に一体的に固設することも可能である。
第7発明では、変形部材が円筒形状を成していて、その円筒形状の一端部および他端部がそれぞれ本体部材および軸状部材に一体的に固定され、それ等の相対変位に伴ってせん断変形させられるようになっているが、円筒形状の変形部材の中心線まわりの一部をケース部材に一体的に固定するとともに、その変形部材の円筒形状の内部を挿通するように軸状部材を配設し、反力に基づいて本体部材と軸状部材とが相対変位させられることにより、その変形部材に生じる引張歪を歪検知素子によって検出するようにしても良い。
以下、本発明の実施例を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例である車両の常用ブレーキ用の操作ペダル装置10を示す図で、(a) は正面図(車両への搭載状態では車両の横方向から見た状態)、(b) は(a) におけるIA−IA断面の拡大図である。この車両用操作ペダル装置10は、前記図10の操作ペダル装置200に比較して板状の中間レバー60を備えており、その中間レバー60を介して操作ペダル16からオペレーティングロッド22に操作力が伝達されるようになっている。中間レバー60は、前記支持軸14と平行な支持ピン62によって前記ペダルサポート12に回動可能に配設されているとともに、連結リンク64を介して操作ペダル16に連結され、その操作ペダル16の踏込み操作に連動して機械的に支持ピン62まわりに回動させられる。連結リンク64は、その両端部において支持軸14と平行な一対のリンクピン66、68を介してそれぞれ操作ペダル16、中間レバー60に相対回動可能に連結されている。
そして、中間レバー60の先端部には、回動連結部70を介してオペレーティングロッド22が相対回動可能に連結されている。本実施例では中間レバー60がセンサ配設部材で、その中間レバー60にはセンサ収容穴72が貫通して設けられており、そのセンサ収容穴72内に荷重センサ74が所定の遊びを有する状態で配設されている。この荷重センサ74は、実質的に前記荷重センサ30と同様に構成されており、円筒形状の変形部材32と、本体部材としての環状部材34と、軸状部材36とを備えているが、環状部材34はセンサ収容穴72の両側へ突き出しているとともに、軸状部材36の軸心を挿通するように設けられたセンサピン76は環状部材34の両側へ突き出すように配設されている。このセンサピン76は、本実施例では軸状部材36と別体に構成されて、挿通孔38内を相対回転可能に挿通させられているが、軸状部材36と一体に構成することも可能である。
中間レバー60にはまた、前記クレビスピン26と平行な第1支持ピン80まわりに回動可能に回動リンク82が配設されているとともに、同じくクレビスピン26と平行な第2支持ピン84まわりに揺動可能に揺動レバー86が配設されている。回動リンク82は、その中間位置において第1支持ピン80により回動可能に支持されているとともに、その一端部にはクレビスピン26を介してオペレーティングロッド22が相対回動可能に連結されており、他端部には前記荷重センサ74の環状部材34が溶接等により一体的に固設されている。第1支持ピン80およびクレビスピン26は、環状部材34と同様に中間レバー60を貫通して両側へ突き出すように配設されている一方、回動リンク82は中間レバー60を挟んで両側に一対配設されており、それ等の第1支持ピン80、クレビスピン26の両端部に連結されているとともに、環状部材34の両端部に一体的に固設されている。クレビスピン26の配設位置には、第1支持ピン80を中心とする円弧状或いは直線状の長穴88が設けられ、オペレーティングロッド22の反力で回動リンク82が第1支持ピン80まわりに相対回動することを許容するようになっている。クレビスピン26は、回動連結部70の連結ピンに相当する。
揺動レバー86は、その一端部において第2支持ピン84により回動可能に支持されており、他端部には、前記センサピン76が相対回転可能に連結されている。第2支持ピン84は、荷重センサ74の中心線O方向から見た正面視の状態(図1の(a) の状態)において、前記回動リンク82に固設された環状部材34の中心(荷重センサ74の中心線O)と前記第1支持ピン80の軸心とを結ぶ直線に対して、揺動レバー86に連結された軸状部材36の軸心Sと第2支持ピン84の軸心とを結ぶ直線が略直角に交差するように、且つオペレーティングロッド22の反力で回動リンク82が第1支持ピン80まわり(図1(a) では右まわり)に相対回動させられることにより揺動レバー86に引張力が作用させられる位置に配設されている。したがって、揺動レバー86に連結されたセンサピン76、更には軸状部材36は、オペレーティングロッド22の反力に拘らず中間レバー60の略一定の位置に保持され、オペレーティングロッド22の反力で回動リンク82と一体的に第1支持ピン80まわりに回動するように変位させられる環状部材34に対して相対的に変位させられ、この相対変位によって前記変形部材32がせん断変形させられることにより、操作ペダル16の操作力が検出される。前記センサ収容穴72の遊びや長穴88の寸法は、この変形部材32のせん断変形に伴う環状部材34の変位や回動リンク82の回動を許容するように定められる。第2支持ピン84は、センサピン76と同様に中間レバー60を貫通して両側へ突き出すように配設されている一方、揺動レバー86は中間レバー60を挟んで両側に一対配設されており、それ等の第2支持ピン84、センサピン76の両端部に連結されている。
このような車両用操作ペダル装置10においては、クレビスピン26から回動リンク82を介して荷重センサ74の環状部材34に反力が伝達されるとともに、揺動レバー86を介して第2支持ピン84によってその反力が受け止められるため、操作ペダル16が踏込み操作された時には、回動リンク82は中間レバー60と略一体的に支持ピン62まわりに回動させられる。この時、クレビスピン26の軸心まわりにおいてオペレーティングロッド22と中間レバー60とが相対回動させられるが、荷重センサ74には常に略一定方向、すなわち図1の(a) に示す正面視の状態において、センサ中心線Oと第1支持ピン80の軸心とを結ぶ線分に対して直角方向(図1(a) において略左方向)に荷重が加えられるようになり、変形部材32の変形部位が略一定に維持される。
図2の(a) は、上記正面視(図1(a) の状態)においてセンサ中心線Oと第1支持ピン80の軸心とを結ぶ線分に対して直角方向、すなわち揺動レバー86の長手方向における荷重センサ74の断面図で、図2の(b) は(a) における IIA−IIA 断面図である。この図2において、センサピン76は軸状部材36および揺動レバー86に対して何れも相対回転可能であり、操作ペダル16の踏込み操作に伴って変形部材32が図3に示すように変形させられることにより、摩擦が小さい方、例えば揺動レバー86側で相対回転させられるが、その回転角度は極僅かである。摩擦を低減するために、必要に応じてベアリングや軸受等を介在させることもできる。図3の(a) 、(b) はそれぞれ図2の(a) 、(b) に対応する図で、図3の(b) は(a) におけるIIIA−IIIA断面図である。
このように環状部材34および軸状部材36は、変形部材32を介して互いに連結されており、外部から径方向すなわち中心線Oと直角方向に加えられる荷重が略0の時には、図2に示すように軸状部材36やセンサピン76の軸心Sが荷重センサ74の中心線Oと略一致する状態に保持され、変形部材32も全長に亘って中心線Oを中心とする円筒形状を維持している。荷重センサ74の中心線Oは、本体部材である環状部材34の中心線である。一方、操作ペダル16の踏込み操作に伴って、オペレーティングロッド22の反力が回動リンク82を介して環状部材34に加えられると、その環状部材34と軸状部材36との間に径方向、具体的には図2において環状部材34が相対的に左方向(図1(a) においても略左方向)へ向かう荷重が作用させられ、それ等の間に配設された変形部材32が図3に示すようにせん断変形させられる。環状部材34と軸状部材36との間には、両者の径方向の相対変位や変形部材32のせん断変形を許容するように環状空間が設けられているとともに、変形部材32は、径方向から荷重を受けることにより弾性変形可能なフェライト系ステンレス鋼等の金属材料にて構成されており、操作ペダル16の踏込み操作に伴って、その操作力に応じてせん断変形させられる。なお、変形部材32の変形量は極僅かで、操作ペダル16の足踏みストロークには殆ど影響しないが、図面では理解を容易とするために変形量を拡大して示してある。他の図面も同じである。
上記変形部材32のせん断歪を検出するために、図4に示すように、変形部材32の外周面には歪検知素子として4個の歪抵抗素子40a〜40dが取り付けられている。歪抵抗素子40a〜40dとしては、例えば薄膜型や厚膜型の半導体歪ゲージ、通常の歪ゲージ等が好適に用いられる。図4の(a) は、図3(a) に対応する図で、変形部材32がせん断変形させられた状態であり、(b) は(a) の上方から見た平面図、(c) は変形部材32の外周面の展開図である。4個の歪抵抗素子40a〜40dは、外部荷重によって変形部材32がせん断歪を生じる方向において、中心線O(S)を挟んで対称的な2箇所に、それぞれそのせん断歪で軸方向において引張変形、圧縮変形させられる部分に1個ずつ離間して設けられている。本実施例では、回動リンク82によって荷重センサ74に作用する荷重の方向が略一定、すなわち図1の(a) における左右方向であって図2、図3、および図4の(a) 、(b) における左右方向とされるため、歪抵抗素子40a〜40dの大きさはそれ程大きくする必要はないが、変形部材32の組付作業性等を考慮して、変形部材32の周方向において例えば90°程度の角度範囲をカバーする長さ寸法を有している。
そして、それ等の歪抵抗素子40a〜40dが導電性回路パターン50(図4(c) 参照)によって接続されることにより図5に示すブリッジ回路が形成され、その導電性回路パターン50の電源電極42とGND(接地)電極44との間に電源Eが接続されることにより、一対の出力電極46と48との間から歪に応じた電気信号が出力されるようになっている。電源電極42に電源Eを接続したり、出力電極46、48から出力される電気信号を取り出したりするために、それ等の電極に接続されたワイヤハーネス56(図1参照)が荷重センサ74から延び出し、コネクタ58を介して車両の制御回路部に接続されている。変形部材32の外周面には、予めガラスペースト等の絶縁膜52(図4(c) 参照)が設けられており、その上に銀等の導電体によって前記導電性回路パターン50が形成されているとともに、更にその導電性回路パターン50に一部が接触するように前記歪抵抗素子40a〜40dが焼成等により一体的に設けられている。なお、荷重センサ74の内部に制御回路部を設けることも可能である。また、本実施例ではフルブリッジ回路を用いているが、例えば操作ペダル16の操作力に基づく荷重を受ける部分のみが円弧形状とされた変形部材を用いる場合等には、ハーフブリッジ回路を用いることもできる。
このような本実施例の車両用操作ペダル装置10においては、環状部材34と軸状部材36との相対変位に基づいて操作力を電気的に検出する荷重センサ74が、中間レバー60とオペレーティングロッド22とを相対回動可能に連結する回動連結部70に配設され、その回動連結部70のクレビスピン26を介して伝達される操作力を検出するようになっており、中間レバー60に形成されたセンサ収容穴72内に荷重センサ74が配設されるため、操作ペダル装置10全体を簡単で且つコンパクトに構成でき、従来のペダル装置の搭載条件に何等影響を及ぼすことがない。また、オペレーティングロッド22やクレビス24、クレビスピン26等の周辺部材は従来のペダル装置と同じものを使用できるため、安価に構成することができる。
一方、中間レバー60には、第1支持ピン80まわりに回動可能に回動リンク82が配設され、その回動リンク82にクレビスピン26が相対回動可能に連結されるとともに、第2支持ピン84まわりに揺動可能に揺動レバー86が配設されており、前記荷重センサ74の環状部材34は回動リンク82に一体的に固設され、軸状部材36はセンサピン76を介して揺動レバー86に相対回転可能に連結されているため、操作ペダル16の踏込み操作に伴って中間レバー60とオペレーティングロッド22とがクレビスピン26まわりに相対回動させられても、そのクレビスピン26から荷重センサ74に加えられる反力は回動リンク82を介して略一定方向に作用させられる。これにより、変形部材32の変形箇所が略一定に維持され、操作力の検出精度が向上するとともに、検出精度のばらつきが抑制されて高い信頼性が得られるようになる。
また、軸状部材36は、センサピン76を介して相対回転可能に揺動レバー86に連結されているため、中間レバー60に一体的に固設する場合に比較して、各部の寸法誤差や組付誤差等を吸収でき、要求寸法精度等が緩和されて装置を安価に構成できる。
また、本実施例では、回動リンク82に固設された環状部材34の中心(中心線O)と第1支持ピン80の軸心とを結ぶ直線に対して、揺動レバー86に連結された軸状部材36の軸心Sと第2支持ピン84の軸心とを結ぶ直線が略直角に交差するように、すなわちクレビスピン26から回動リンク82を介して荷重センサ74に加えられる荷重(反力)の作用線上またはその近傍に第2支持ピン84が配設されるため、その荷重が第2支持ピン84によって効率良く受け止められ、装置を簡単且つコンパクトで安価に構成できる。なお、必ずしも完全に直角である必要はなく、±20°程度の範囲内、すなわち70°〜110°の範囲内で交差するようにすれば十分な効果が得られる。
また、本実施例では、操作ペダル16の踏込み操作に伴って回動リンク82が第1支持ピン80の右まわりに回動させられることにより、揺動レバー86に引張力が作用させられるように第2支持ピン84が配設されているため、揺動レバー86や第2支持ピン84に過大な荷重が作用する恐れがなく、装置を簡単且つコンパクトで安価に構成できる。すなわち、揺動レバー86に圧縮荷重が加えられるように第2支持ピン84を配設した場合、具体的には図1の(a) において荷重センサ74の左側に第2支持ピン84を配設した場合、回動リンク82との位置関係によってはトグルリンク機構のように倍力作用によって過大な荷重が揺動レバー86や第2支持ピン84に作用する可能性がある。
また、本実施例ではオペレーティングロッド22に対してクレビスピン26の軸心まわりに相対回動可能に連結される中間レバー60がセンサ配設部材とされ、その中間レバー60に荷重センサ74が配設されるため、クレビスピン26からオペレーティングロッド22に伝達される最終的な操作力(出力)が荷重センサ74によって検出され、そのオペレーティングロッド22の出力に応じて発生させられるブレーキ力を高い精度で検知することができる。
また、中間レバー60に設けられたセンサ収容穴72内に荷重センサ74が所定の遊びを有して配設されるとともに、回動リンク82および揺動レバー86は何れも板状の中間レバー60の両側に一対ずつ配設され、環状部材34或いは軸状部材36の軸心を挿通させられたセンサピン76の両端部にそれぞれ連結されているため、ねじれ等の回転モーメントが抑制されて荷重センサ74の作動が安定し、検出精度が一層向上する。
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の実施例において前記実施例と実質的に共通する部分には同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
図6の車両用操作ペダル装置100は、前記図10の操作ペダル装置200に本発明が適用された場合で、回動連結部20は前記回動連結部70と同様に構成されている。すなわち、操作ペダル16には、前記センサ収容穴72および長穴88が設けられ、そのセンサ収容穴72内に荷重センサ74が遊びを有して配設されるとともに、長穴88内をクレビスピン26が挿通させられている。操作ペダル16にはまた、回動リンク82および揺動レバー86がそれぞれ第1支持ピン80、第2支持ピン84まわりに回動可能に配設されており、回動リンク82の一端部にはクレビスピン26が相対回転可能に連結されるとともに、他端部には荷重センサ74の環状部材34が一体的に固設されている。また、揺動レバー86には、荷重センサ74の軸状部材36の軸心を挿通させられたセンサピン76が相対回転可能に連結されている。したがって、本実施例でも前記実施例と同様の作用効果が得られる。なお、図6のVI−VI断面は、図1の(b) において、中間レバー60を操作ペダル16に置き換えた場合と同じであり、操作ペダル16はセンサ配設部材に相当する。
図7の車両用操作ペダル装置110は、前記車両用操作ペダル装置10に比較して荷重センサ74の配設位置が相違するもので、連結リンク64がリンクピン68を介して中間レバー60に連結される回動連結部112において、そのリンクピン68から中間レバー60に伝達される操作力を検出するように、その中間レバー60に荷重センサ74が配設されている。すなわち、中間レバー60にはセンサ収容穴114および長穴116が設けられ、そのセンサ収容穴114内に荷重センサ74が所定の遊びを有して配設されるとともに、長穴116内をリンクピン68が挿通させられている。中間レバー60にはまた、回動リンク82および揺動レバー86がそれぞれ第1支持ピン80、第2支持ピン84まわりに回動可能に配設されており、回動リンク82の一端部にはリンクピン68が相対回転可能に連結されるとともに、他端部には荷重センサ74の環状部材34が一体的に固設されている。リンクピン68は、回動連結部112の連結ピンに相当する。また、揺動レバー86には、荷重センサ74の軸状部材36の軸心を挿通させられたセンサピン76が相対回転可能に連結されている。図7の(a) 、(b) は図1の(a) 、(b) に対応する図で、(a) は正面図、(b) は(a) におけるVIIA−VIIA断面の拡大図である。
本実施例では、操作ペダル16が踏込み操作される際に、オペレーティングロッド22の反力で回動リンク82が第1支持ピン80の右まわりに回動させられ、揺動レバー86に圧縮荷重が作用させられる点を除いて、前記図1の実施例と同様の作用効果が得られる。
上記のように揺動レバー86には圧縮荷重が作用させられるが、図7の(a) に示す正面視において、回動リンク82に固設された環状部材34の中心(中心線O)と第1支持ピン80の軸心とを結ぶ直線に対して、揺動レバー86に連結された軸状部材36の軸心Sと第2支持ピン84の軸心とを結ぶ直線が略直角に交差するように、すなわちリンクピン68から回動リンク82を介して荷重センサ74に加えられる荷重(操作力)の作用線上またはその近傍に第2支持ピン84が配設されているため、トグルリンク機構のように倍力作用で過大な荷重が揺動レバー86や第2支持ピン84に作用する恐れがなく、装置を簡単且つコンパクトで安価に構成できる。また、第2支持ピン84を、図7の(a) において荷重センサ74の左側に配設すれば、前記実施例と同様に揺動レバー86に引張力が作用させられるようにすることができる。
なお、連結リンク64がリンクピン66を介して操作ペダル16に相対回動可能に連結される回動連結部や、中間レバー60が支持ピン62を介してペダルサポート12に回動可能に取り付けられる回動連結部に本発明を適用し、それ等のリンクピン66や支持ピン62に作用させられる荷重を操作力として検出するように構成することも可能である。
図8および図9は、前記図1の実施例において、荷重センサ74の代りに用いられる荷重センサ120を示す図で、前記図2および図3に対応する断面図であり、各図の(a) は中心線Oと平行な縦断面図、(b) は(a) における VIIIA−VIIIA 断面図、 IXA−IXA 断面図である。この荷重センサ120は、円筒形状の変形部材122を備えていて、その変形部材122の径方向に加えられる荷重を検出するもので、変形部材122の外周側には環状部材124が配設されている。環状部材124は、前記センサ収容穴72に遊びを有して配設されるとともに、回動リンク82に一体的に固設される一方、変形部材122の中心線まわりの一部(図8、図9における左側の側壁部分)を溶接等により一体的に保持している。そして、その変形部材122の円筒形状の内部を軸状部材126が挿通させられ、前記揺動レバー86に相対回転可能に連結される。この軸状部材126として前記センサピン76を用いることも可能である。
このような荷重センサ120は、外部荷重が略0の時には、図8に示すように環状部材124が軸状部材126の軸心Sと略同心になる状態に保持されるとともに、変形部材122は、環状部材124に固設された側と反対側、すなわち図8における右側の側壁部分の内周面が軸状部材126に略接するように、軸心Sに対して偏心した状態に保持される。これは、図示しないリターンスプリング等の作用でオペレーティングロッド22が図1(a) の右方向へ押圧されるとともに、操作ペダル16が図示しないストッパに当接して初期位置に位置決めされることによって規定され、この状態で変形部材122は略真円の円筒形状である。一方、操作ペダル16の踏込み操作に伴ってオペレーティングロッド22の反力で環状部材124と軸状部材126との間に径方向の荷重が加えられると、環状部材124が軸状部材126に対して相対的に図8、図9の左方向へ変位させられ、変形部材122が図9に示すように楕円形に引張変形させられる。環状部材124は、軸状部材126との相対変位や変形部材122の引張変形を許容するように、その環状の内部空間の大きさが定められているとともに、変形部材122は、径方向から荷重を受けることにより弾性変形可能なフェライト系ステンレス鋼等の金属材料にて構成されており、操作ペダル16の踏込み操作に伴って、その操作力に応じて引張変形させられる。
上記変形部材122の引張歪を検出するために、その変形部材122の外周面であって、図9(b) において上下に位置する側壁部分、すなわち引張歪を生じる部分には、歪検知素子して歪抵抗素子が固定されている。変形部材122の外周面には、前記実施例と同様に予めガラスペースト等の絶縁膜が設けられ、その上に銀等の導電体によって導電性回路パターンが形成されるとともに、更にその導電性回路パターンに一部が接触するように歪抵抗素子が焼成等により一体的に設けられている。
上記歪抵抗素子の大きさや配設位置は、組付作業性等を考慮して適宜設定されるが、本発明では操作ペダル16の踏込み操作量に拘らず常に略一定方向から荷重が作用させられ、変形部材122の略一定の部位が変形させられるため、比較的小さなものでも高い検出精度が安定して得られる。
なお、上記荷重センサ120は、図6、図7の実施例においても、同様に前記荷重センサ74の代りに用いることができる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、これ等はあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
本発明が適用された常用ブレーキ用の車両用操作ペダル装置の一例を示す図で、(a) は正面図、(b) は(a) におけるIA−IA断面の拡大図である。 図1の実施例の荷重センサを示す図で、(a) は中心線Oと平行な縦断面図、(b) は(a) における IIA−IIA 断面図である。 図2の状態から操作ペダルが踏込み操作され、オペレーティングロッドの反力で変形部材がせん断変形させられた状態を示す図で、(a) は中心線Oと平行な縦断面図、(b) は(a) におけるIIIA−IIIA断面図である。 (a) は図3(a) における変形部材を拡大して示す断面図で、(b) は(a) の上方から見た平面図、(c) は変形部材の展開図で、外周面に設けられた歪抵抗素子を説明する図である。 図4(c) に示されている歪抵抗素子が導電性回路パターンで接続されることによって形成されたブリッジ回路を示す回路図である。 中間レバーを備えていない別の実施例を説明する図で、図1の(a) に対応する正面図である。 荷重センサが中間レバーと連結リンクとの回動連結部に配設された更に別の実施例を説明する図で、(a) は図1の(a) に対応する正面図、(b) は(a) におけるVIIA−VIIA断面の拡大図である。 荷重センサの別の例を説明する図で、図2に対応する図であり、(a) は中心線Oと平行な縦断面図、(b) は(a) における VIIIA−VIIIA 断面図である。 図8の状態から操作ペダルが踏込み操作され、オペレーティングロッドの反力で変形部材が楕円形に引張変形させられた状態を示す図で、(a) は中心線Oと平行な縦断面図、(b) は(a) における IXA−IXA 断面図である。 本発明の背景技術を説明する図で、(a) は荷重センサを備えている車両用操作ペダル装置の正面図、(b) は(a) におけるXA−XA断面の拡大図である。
符号の説明
10、100、110:車両用操作ペダル装置(操作装置) 16:操作ペダル(操作部材、センサ配設部材) 20、70、112:回動連結部 22:オペレーティングロッド(反力部材) 26:クレビスピン(連結ピン) 32、122:変形部材 34、124:環状部材(本体部材) 36、126:軸状部材 40a〜40d:歪抵抗素子(歪検知素子) 60:中間レバー(センサ配設部材) 64:連結リンク 68:リンクピン(連結ピン) 72、114:センサ収容穴 74、120:荷重センサ 76:センサピン 80:第1支持ピン 82:回動リンク 84:第2支持ピン 86:揺動レバー O:荷重センサの中心線 S:センサピン(軸状部材)の軸心

Claims (8)

  1. 車両に固設されるペダルサポートに移動可能に配設され、運転者によって踏込み操作される操作ペダルと、
    前記操作ペダルの操作力が伝達されるとともに、該操作力に対応する反力が作用させられる反力部材と、
    前記操作ペダルと前記反力部材との間に介在させられ、連結ピンまわりに相対回動可能に一対の部材を連結するとともに、該連結ピンを介して前記操作力を伝達する少なくとも1箇所の回動連結部と、
    前記操作力を電気的に検出する荷重センサと、
    を有する荷重センサ付き車両用操作ペダル装置において、
    前記荷重センサは、軸状部材と、該軸状部材の軸心と直角方向の相対変位可能に配設された本体部材と、該軸状部材と該本体部材とに跨がって配設された変形部材と、該変形部材に固定された歪検知素子とを備え、前記反力で該軸状部材と該本体部材とが該軸状部材の軸心と直角方向へ相対変位して該変形部材が変形させられることにより、該変形部材の変形を該歪検知素子によって検出するもので、
    前記回動連結部において前記連結ピンを介して連結される一対の部材の何れか一方のセンサ配設部材に、該連結ピンと平行な第1支持ピンまわりに回動可能に配設されるとともに、該センサ配設部材に対して相対変位可能とされた該連結ピンが相対回動可能に連結され、該連結ピンから加えられる前記操作力または前記反力によって該第1支持ピンまわりに回動させられる回動リンクと、
    前記センサ配設部材に、前記連結ピンと平行な第2支持ピンまわりに揺動可能に配設される揺動レバーと、
    を備えており、前記荷重センサの前記軸状部材および前記本体部材の一方は前記回動リンクに連結され、該軸状部材および該本体部材の他方は前記揺動レバーに連結されている
    ことを特徴とする荷重センサ付き車両用操作ペダル装置。
  2. 前記第2支持ピンは、前記回動リンクに連結された前記軸状部材および前記本体部材の一方と前記第1支持ピンとを結ぶ直線に対して、前記揺動レバーに連結された該軸状部材および該本体部材の他方と該第2支持ピンとを結ぶ直線が略直角に交差するように配設されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の荷重センサ付き車両用操作ペダル装置。
  3. 前記第2支持ピンは、前記操作ペダルの踏込み操作に伴って前記回動リンクが前記第1支持ピンまわりに回動させられることにより、前記揺動レバーに引張力が作用させられる位置に配設されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の荷重センサ付き車両用操作ペダル装置。
  4. 前記センサ配設部材は、前記回動連結部を介して前記反力部材に相対回動可能に連結される板状の部材で、センサ収容穴が貫通して設けられており、
    前記荷重センサは、前記センサ収容穴内に所定の遊びを有して配設され、前記本体部材は該センサ収容穴の両側へ突き出しているとともに、前記軸状部材の軸心を挿通するように設けられたセンサピンは該本体部材の両側へ突き出すように配設されており、
    前記回動リンクおよび前記揺動レバーは、それぞれ前記板状のセンサ配設部材の両側に一対ずつ配設され、前記本体部材または前記センサピンの両端部に連結されている
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の荷重センサ付き車両用操作ペダル装置。
  5. 前記操作ペダルは、前記ペダルサポートに支持軸心まわりに回動可能に配設されており、
    前記センサ配設部材は該操作ペダルである
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の荷重センサ付き車両用操作ペダル装置。
  6. 前記ペダルサポートに回動可能に配設され、連結リンクを介して前記操作ペダルに連結されるとともに、前記回動連結部を介して前記反力部材に連結される中間レバーを備えており、
    前記センサ配設部材は該中間レバーである
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の荷重センサ付き車両用操作ペダル装置。
  7. 前記変形部材は円筒形状を成していて、該円筒形状の一端部および他端部がそれぞれ前記本体部材および前記軸状部材に一体的に固定されており、前記反力に基づいて該本体部材と該軸状部材とが相対変位させられることにより、該変形部材に生じるせん断歪が前記歪検知素子によって検出される
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の荷重センサ付き車両用操作ペダル装置。
  8. 移動操作される操作部材と、
    該操作部材の操作力が伝達されるとともに、該操作力に対応する反力が作用させられる反力部材と、
    前記操作部材と前記反力部材との間に介在させられ、連結ピンまわりに相対回動可能に一対の部材を連結するとともに、該連結ピンを介して前記操作力を伝達する少なくとも1箇所の回動連結部と、
    前記操作力を電気的に検出する荷重センサと、
    を有する荷重センサ付き操作装置において、
    前記荷重センサは、軸状部材と、該軸状部材の軸心と直角方向の相対変位可能に配設された本体部材と、該軸状部材と該本体部材とに跨がって配設された変形部材と、該変形部材に固定された歪検知素子とを備え、前記反力で該軸状部材と該本体部材とが該軸状部材の軸心と直角方向へ相対変位して該変形部材が変形させられることにより、該変形部材の変形を該歪検知素子によって検出するもので、
    前記回動連結部において前記連結ピンを介して連結される一対の部材の何れか一方のセンサ配設部材に、該連結ピンと平行な第1支持ピンまわりに回動可能に配設されるとともに、該センサ配設部材に対して相対変位可能とされた該連結ピンが相対回動可能に連結され、該連結ピンから加えられる前記操作力または前記反力によって該第1支持ピンまわりに回動させられる回動リンクと、
    前記センサ配設部材に、前記連結ピンと平行な第2支持ピンまわりに揺動可能に配設される揺動レバーと、
    を備えており、前記荷重センサの前記軸状部材および前記本体部材の一方は前記回動リンクに連結され、該軸状部材および該本体部材の他方は前記揺動レバーに連結されている
    ことを特徴とする荷重センサ付き操作装置。
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