JP2008304925A - 薄形表示板の表示灯構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 機器の表面に密着取付けするLEDによる発光素子を有する薄形表示板の構造に関する。
【解決手段】 プレート1の表面に形成した配線パターンaに導通取付けしたLEDチップ2の側方発光部と対向して光透過部材3を配置し、LEDチップ2及び光透過部材3を除いたプレート1の表面にスペーサ部材4を配置し、LEDチップ2と光透過部材3とスペーサ部材4の上に光透過体で形成した表面シート5を配置し、プレート1と表面シート5との間にLEDチップ2・光透過部材3・スペーサ部材4を挟着して一枚の表示板プレート6を形成する。光透過部材3の下面は外方がプレート1に接近し、内方がプレート1から離開する連続面3aで形成し、光透過部材3の外周に位置させたLEDチップ2の光が光透過部材3の側部から入射して凹部を構成する連続面3aで反射し、表面シート5を透過して放光する。
【選択図】 図1

Description

この発明は機器の表面に貼り付けなどによって密着取付けするLEDによる発光素子を有する薄形表示板の構造に関するものである。
石油暖房器などの機器の操作部には機器の表面に貼り付けなどによって表示パネルが取付けられている。また、表示パネルで隠されて一部が表示パネルから見ることができるスイッチやランプは、個々にまたはプリント基板に取付けた状態で表示パネルに隠された枠体部分に固定されており、更に、これらの電気パーツは夫々配線によって機器の枠体内の制御基板に接続されて石油暖房器などの動作を制御している。
このため、このような表示パネルや操作部品や表示部品を取付ける機器の操作部分を構成するには、かなり多くの部品や加工工程が必要であり、機器の製造ラインにおいて使用するパーツであるLEDランプやスイッチなどの部品の管理も大変面倒であり、製造工程を簡単にすることや、加工費用のコストダウンの要求がある。
また、操作パネルなどにおけるランプ表示は点発光でも用が足りる場合があるが、主要なランプにあっては目立つようにある程度の発光面積が必要であり、発光面積の大きなLEDランプは単独で形状が大きいから、プリント基板に載せることも難しく製造工程の簡略化の障害になっていた。
この課題を解決するために出願人は、シート状のプレートに枠体内の制御基板と導通する配線パターンを印刷し、この印刷パターンには側方発光のLEDチップを取付け、LEDチップの発光部と対抗して光透過部材を設けると共に、該光透過部材の側部には複数のLEDチップを配置することにより光透過部材の全体が明るくなって薄形の発光部分を構成する提案をした。
そして、光透過部材とLEDチップの外側には光透過部材の厚さと同じスペーサを配置し、光透過部材とスペーサの表面には光透過体を素材とする表面シートを配置し、該表面シートには光透過部材の部分だけ印刷せずにその他の部分は不透過性のインクで背面色と各種操作表示を印刷することでシート状の操作パネルを構成して、この大きな発光部を有する表示板プレートを機器の表面に直接取付けする提案をしている(特許文献1参照)。
特開平10−21785号公報
上記の出願人の機器の操作部分の提案によれば、機器の製造工程においては機器の所定の表面に両面テープで貼り付けるなどの方法で、LEDチップによる広い発光面積を持った表示板プレートを取付けするだけであるから、機器の製造現場における工程が大幅に少なくすることができ、コストの削減に寄与できたものである。
しかしながら、機器の表面に薄形の操作部分を直接取付けすることで確かに機器の製造ラインにおける作業性は向上したが、逆にこの操作パネルを構成する表示板プレートを製造する工程は複雑になっており、LEDなどを始めとして部品点数は逆に多くなっているから、部品点数を削減したり製造工程が簡略になる構造を提案するなどの方法で表示板プレート本体のコストダウンが課題となってきた。
この発明は上記課題を解決するもので、プレート1の表面に形成した配線パターンaにLEDチップ2を導通取付けし、LEDチップ2の側方発光部と対向して光透過部材3を配置し、該LEDチップ2及び光透過部材3を配置した部分を除いたプレート1の表面にはスペーサ部材4を配置し、LEDチップ2と光透過部材3とスペーサ部材4の上に光透過体で形成した表面シート5を配置し、表面シート5は少なくとも光透過部材3の周縁とLEDチップ2の上方に不透過性部5aを構成すると共に、プレート1と表面シート5との間にLEDチップ2・光透過部材3・スペーサ部材4を挟着して一枚の表示板プレート6を形成し、該表示板プレート6を機器の表面Aに密着取付けする薄形表示板において、プレート1の表面に形成した配線パターンaに導通取付けした複数個のLEDチップ2は光透過部材3の外周に位置させ、該光透過部材3の下面はプレート1側の表面の外方がプレート1に接近し、内方がプレート1から離開する連続面3aで形成し、LEDチップ2から発生した光が光透過部材3の側部から入射して凹部を構成する連続面3aで反射し、表面シート5を透過して放光する構成としており、少ないLEDチップ2でも光透過部材3を明るくすることができるようにしたものである。
また、請求項2に示す実施例は、前記スペーサ部材4は前記光透過部材3と同じ光透過性素材で構成し、かつ、光透過部材3とスペーサ部材4とは前記LEDチップ2を避けた連続部7によって一体に形成して一枚のスペーサ8とし、前記スペーサ8は前記表示板プレート6のベースを構成して機器の表面Aに取付けする構成になっている。
また、請求項3の実施例は、LEDチップ2の側方発光部と対向して配置した光透過部材3は、下方のプレート1との間に光反射体9を位置させる構成としたから、光透過部材3から下方に洩れた光が光透過部材3に再び戻り更に明るくなる。
また、請求項4の実施例は、LEDチップ2を避けた連続部7によって光透過部材3とスペーサ部材4とを一体に構成するスペーサ8は上面を平面で構成し、かつ、スペーサ8の裏面には上面に向けてリング状溝8aを形成し、該溝8aの内側で光透過部材3を形成し、溝8aの外側でスペーサ部材4を形成し、溝8aの部分で連続部7を形成し、前記プレート1に取付けたLEDチップ2を溝8a内に位置させる構成であり、表面シート5に腰の強い材質を用いる必要はなくなり、素材の選択の幅が広がった。
また、請求項5の実施例は、前記LEDチップ2は異なる発光色のLEDチップ2a・2bで構成し、同色発光のLEDチップ2aは光透過部材3を挾んで対向して取付け、かつ、LEDチップ2aとは異なる発光色のLEDチップ2bをLEDチップ2aのない光透過部材3の異なる部分を挾んで対向して取付け、
該LEDチップ2a・2bを取付けたプレート1の配線パターンaにはLEDチップ制御手段10を導通取付けし、該LEDチップ制御手段10はLEDチップ2aと発光色の異なるLEDチップ2bとを選択発光させる構成であり、広い面積の発光部分の発光色を選択して変更できるようになった。
また、請求項6の実施例は、前記スペーサ部材4には開口4aを設け、該開口4aにのぞませたプレート1には配線パターンaと導通する第3LEDチップ2cを取付け、該第3LEDチップ2cの光は開口4aから表面シート5を透過するようになっており、小さな点発光による表示が併用できるようになる。
また、請求項7の実施例は、前記スペーサ部材4に設けた開口4aにのぞませたプレート1には、配線パターンaに導通しながら所定形状に並べた複数個の第4LEDチップ2d・2d・・を設け、前記開口4a内には複数個の第4LEDチップ2d・2d・・を1個ずつ配置させる孔11aを設けた否透光性スペーサ11を配置し、該否透光性スペーサ11の上面は光拡散部材12で覆い、前記第4LEDチップ2d・2d・2d・・から発生した光が光拡散部材12と表面シート5とを透過して放光する構成であるから、スペーサ4自体に透過性があってもLEDチップ2dの細かい配列にも対応できるようになる。
また、請求項8の実施例は、プレート1の配線パターンaと導通する印刷配線1bを持つ補助プレート1aをプレート1の上に配置し、前記第4LEDチップ2d・2d・・は補助プレート1aを介してプレート1に取付け、前記光拡散部材12で覆う否透孔性スペーサ11は補助プレート1aの上に配置する構成であり、LEDチップ2dの細かな配置部分をまとめることで作業性が向上できた。
また、請求項9の実施例は、前記スペーサ8とスペーサ8を覆う表面シート5との間には前記プレート1に配置したLEDチップ2からの光の透過部13aを有する第2プレート13を配置し、該第2プレート13の表面の配線パターンbには二つの端子13b・13cを並設し、該二つの端子13b・13cの上方に間隔を介して導電板14を配置し、第2プレート13を覆う表面シート5の表面から導電板14を押すことで二つの端子13b・13cは導電板14によって導通するスイッチ15を構成し、機器の表面Aに密着取付けする表示板プレート6にはLEDチップ2による発光部とスイッチ15とを形成したものであり、LEDチップ2を用いる表示板プレート6にスイッチ15機能を併設できるようになった。
上記のようにこの発明は、プレート1の表面に位置させた光透過部材3の形状として外方がプレート1に接近し、内方がプレート1から離開する中央がくぼんだ凹部を構成する連続面で構成し、光透過部材3の側部から入ったLEDチップ2の光はこの連続面3aで反射して上方を向き、表面シート5を透過して放光する構成としており、少ないLEDチップ2でも広い面積の光透過部材3を明るくすることができる。
また、上記の構成を実施する具体例として、LEDチップ2を挾んで横に対峙するスペーサ部材4と光透過部材3を同じ素材によって構成し、従来では別部品で構成していたスペーサ部材4と光透過部材3を連続部7を介して連続させ、一枚のスペーサ8に構成したものであり、LEDチップ2の発光によって光透過部材3を透過して光を発光させても、同じ光透過体で形成したスペーサ部材4には光がほとんど洩れず、また、表面シート5は光透過部材3からのみ光を外部に照射させるから、従来のように光透過部材3とスペーサ部材4とを別部品で構成していた時と同じ機能は維持できたものである。従って、薄形表示板の製造時に二つの重要部品を別々に管理して正確に取付けるという作業が不要となり、作業工程が大幅に簡略化できた。
このように一枚のスペーサ8によって光透過部材3とスペーサ部材4が構成できることは、従来のように表示板プレート6の全面積に対応できるある程度の強度を必要とするベース部材として、プレート1だけではなくスペーサ8もこの機能を持つようになるから、スペーサ8をベース部材とすることによって、配線パターンaがエッチングなどで構成される高価なプレート1を薄形表示板のベースとして利用する必要がなくなり、プレート1の大きさはLEDチップ2を点燈するという必要最小限の機能が得られる小さな形状にすることができ、プレート1関連のコストを大幅に削減できるようになった。
また、LEDチップ2を取付けるプレート1は薄形表示板の全面積に比べて小さくできるだけではなく、所定の位置にLEDチップ2を点燈する機能だけが必要となるから、この機能を実現するものであれば、硬い素材でも薄い柔らかい素材でも利用することができ、プレート1の素材の選択の幅が拡り、安価に製作できる材料を利用することができる。
また、請求項3の実施例は、LEDチップ2の側方発光部と対向して配置した光透過部材3と下方のプレート1との間に光反射体9を位置させる構成としたから、光透過部材3から下方に洩れた光が反射して光透過部材3に再び戻り更に明るくなる。
また、請求項4の実施例は、連続部7で一体となるスペーサ8のプレート1側の裏面にリング状の溝8aを形成して、溝8aとスペーサ8表面の間で連続部7を構成し、リング状の溝8a内にLEDチップ2を配置してスペーサ8表面を平面としたから、スペーサ8の表面に配置した光透過体で形成した表面シート5は腰の強い材料を用いる必要はなく、使用する素材は印刷のし易さや、透過性の良さなどで選択することができるようになり、素材選択の幅が広がった。
また、請求項5の実施例は、光透過部材3を挾んで対向してLEDチップ2を配置したから、光透過部材3の形状は大きく広い面積の発光部が構成できるようになり、また、対向して配置したLEDチップ2aと同様に光透過部材3の他の部分を挾んで対向する別のLEDチップ2は異なる発光色のLEDチップ2bによって構成し、各々のLEDチップ2a・2bはLEDチップ制御手段10で発光制御する構成であるから、一つの光透過部材3から異なる色の光を選択発光することができた。
また、請求項6の実施例は、光透過部材3に対向するLEDチップ2の他に、スペーサ部材4には第3LEDチップ2cをのぞませる開口4aを設けることによって、大面積が得られる発光部の他に点発光による発光部が併設できたものであり、プレート1に第3LEDチップ2cを追加するだけで、各種の発光部を持つ操作パネルが実現できるようになる。
また、請求項7の実施例は、開口4aによって点発光部を構成する時において、スペーサ部材4は光透過性素材で構成しているから隣接する開口4aの場合には光洩れが起きる問題点を改善するものであり、スペーサ部材4に設ける開口4aを大きくすると共に、この開口4a内に複数個の第4LEDチップ2dを配置し、このLEDチップ2dが入る孔11aを有する否透光性スペーサ11でLEDチップ2dを独立させている。この為、隣接するLEDチップ2dの光は否透光性スペーサ11によって遮られ、スペーサ部材4に透過性があっても、確実に指定の部分から発光できるようになった。また、否透光性スペーサ11の上を光拡散部材12で覆う時には、孔11aの形状全体が発光するようになり、模様や文字を発光部を構成する孔11aによって構成することができ、見易い操作パネルが得られる。
また、請求項8の実施例は、隣接する第4LEDチップ2dを直接プレート1に取付けないで、補助プレート1aの上に隣接する第4LEDチップ2dをまとめて取付け、この補助プレート1aをプレート1の配線パターンaに接続している。プレート1の上にパーツを配置する作業及びこの為の設備は、一部分でも細かい部分があるとプレート1全体に細かく部品を配置する時に使用する設備が必要で作業効率が悪くコストアップになる。この実施例では細かく部品配置される補助プレート1aは小物部品専用の設備で作業するから作業性が向上でき、全体として安価に製造できるようになった。
また、請求項9の実施例は、スペーサ8とスペーサ8を覆う表面シート5との間に第2プレート13を配置し、この第2プレート13にスイッチ15を構成するものであるから、表示板プレート6のベースとなるスペーサ8の上にスイッチ15が形成できたから、表示板プレート6は単なるランプ機能だけではなくスイッチ15による操作機能を併設できたから、機器の表面Aに貼り付けする薄形表示板は操作パネルとして実施できるようになった。
この発明では光透過部材3の中央部分はLEDチップ2に近い外周に比べて光量が不足してしまう課題を解決するために、プレート1の表面に位置させた光透過部材3の形状として外方がプレート1に接近し、内方がプレート1から離開する中央がくぼんだ凹部を構成する連続面で構成し、LEDチップ2から発生した光が側部から光透過部材3に入ると、この光は凹部を構成する連続面3aで反射し、表面シート5のある上方に光の向きを変えるようになる。そして、凹部の頂部付近で反射した時には入射角が小さいから反射角も小さく遠くまで光が届き、光透過部材3の全体から光を出すことができるようになった。
また、上記の構成を実施する具体例として、LEDチップ2を挾んで対峙するスペーサ部材4と光透過部材3を同じ素材によって構成し、かつ、本来なら独立して別部品となるスペーサ部材4と光透過部材3とは連続部7を介して一体に構成したものであり、このような構成とすることでスペーサ部材4に光透過性があっても、LEDチップ2の発光部が対向した光透過部材3のみに光が到達して、光透過部材3の部分だけが発光するようになった。
また、光透過部材3とスペーサ部材4が一体に構成できることは、従来のようにLEDチップ2を搭載するプレート1に表示板プレート6のベースの機能をさせる必要がなくなり、一体となるスペーサ8にベース機能を持たせることが可能になった。この為、プレート1はLEDチップ2の搭載とその配線パターンaを持つ小さなものが利用できるようになり選択の幅が拡ると共に、一体となったスペーサ8は裏面にプレート1を配置し、表面に表面シート6を配置することで薄形の表示板プレート6になり、スペーサ8が主たる構成部品である表示板プレート6をそのまま機器の表面Aに貼り付けるなどの方法によって取付けでき、機器の操作部の表示部分が簡単に構成できるようになる。
実施例を示す図によってこの構成を説明すると、1はガラスエポキシ樹脂やポリエステルなどの合成樹脂によって薄板状に構成したプレート、aは薄板状のプレート1の表面に銅薄のエッチングや導電性素材の蒸着などによって形成した配線パターン、2は配線パターンaに導通取付けしたLEDチップであり、上記の配線パターンaには必要に応じて抵抗チップやコンデンサーチップやLED以外の半導体チップが取付けられ、各種のチップが取付けられていない部分のプレート1の表面は絶縁塗膜などによって配線パターンaが保護されている。3はプレート1の上に配置した光透過部材、4はプレート1の上に位置して光透過部材3の外周に間隔を介して配置したスペーサ部材であり、前記LEDチップ2は側方発光タイプを用い、発光部が光透過部材3の側部に対向するように前記光透過部材3とスペーサ部材4の間隔に位置している。
5はプレート1の上に配置した光透過部材3やスペーサ部材4やLEDチップ2の上方を一体に覆う表面シート、5aは光透過部材3の上方では透過性を持つように形成した時に少なくとも光透過部材3の周縁とLEDチップ2の上方に位置してLEDチップ2の光が洩れないようにするための表面シート5の不透過性部であり、合成樹脂素材の表面シート5において合成樹脂素材に不透過性素材を混合して不透過性部5aを形成したり、表面シート5とスペーサ部材4などとの間に表面シート5の素材とは異なった不透過性材料で形成する不透過性部5aを配置することが行なわれている。また、光透過性材料の表面シート5の裏面や表面に不透過性インクを使って不透過性部5aを印刷によって形成しても良い。
6は上記するように下層に薄板状のプレート1が位置し、中層にスペーサ部材4やLEDチップ2や光透過性部材3が位置し、上層に表面シート5が位置してするように構成した薄板状の表示板プレートである。Aは操作部や表示部が構成される各種機器の表面、16は機器の表面Aに設けた接着層であり、この表示板プレート6は前記接着層16によって機器の表面Aに貼り付けによって取付けられる。
10は機器の内部に取付けた機器のコントロール基板に組み込まれてLEDチップ2を点燈・消燈するLEDチップ制御手段、17はプレート1の配線パターンaをLEDチップ制御手段10に導通取付けするフラットフィルムケーブル、18は機器の表面Aに設けた開口であり、前記機器の表面Aに取付けられた表示板プレート6の配線パターンaに導通するフラットフィルムケーブル17は表面Aに設けた開口18から機器の内部に引き込まれ、LEDチップ制御手段10と導通している。
以上のように薄板状の表示板プレート6は機器Aの表面に貼り付けなどによって取付けられるから、古いタイプの機器のように内部に設けたブラケットによってLEDランプを取付ける必要がなくなり、機器の表示部が非常に簡単に製造できるようになった。しかし、この表示板プレート6を製作する工程は部品点数が多く複雑であり、特に表示板プレートのベースとして大きな部分をしめる配線パターンaを配置したプレート1は薄形故に高価格であり、かつこのプレート1の上に配置する部品である光透過部材3とスペーサ部材4はプレート1上の正確な位置に取付けなければならず、かなり面倒である。また、この取付けを自動化するにしてもスペーサ部材4は大きく、これに対して光透過部材3は小さいから自動機は大きい方の部品に対応しなければならず、安価に製作することは難しく、最近の小量多種生産の現状に対応する為には、結局手作業による作業にならざるを得なかった。
先の出願人の提案構造の表示板プレートは、機器の製造ラインにおいて効果が発揮できるものであったが、上記のように表示板プレート6の製造時において多くの解決すべき問題点が内蔵している。この発明の実施例において、7は光透過部材3とスペーサ部材4とを同じ光透過性素材によって構成して両者を一体とする連続部、8はスペーサ部材4と光透過性部材3とを一体とした時の一枚のプレートで構成したスペーサである。本来スペーサ部材4の材質は特に指定されていなかったが、光透過部材3と同じ例えば透明のABS樹脂で構成し、LEDチップ2を避けて位置させた連続部7によって一枚のスペーサ8が構成でき、このスペーサ8の一部にLEDチップ2の光が透過する部分が構成できたものである。
このような構成とすることにより、連続部7で連絡するスペーサ8は光透過部材3とスペーサ部材4の間隔が固定できるから、この間隔にプレート1に導通取付けしたLEDチップ2を位置させることによって、自動機を使わないでも正確に誰でもプレート1の上にスペーサ8を位置合わせして取付けできるようになった。
また、従来では表示板プレート6のベースはプレート1が主たる構成となっていたが、この発明ではスペーサ部材4と光透過部材3が一体となって一枚のスペーサ8で構成できたから、スペーサ8にベースの機能を持たせることができるようになり、高価格な部品である配線パターンを持ったプレート1の形状は最小の形状とすることができ、プレート1は安価に製作できるようになった。
また、表示板プレート6を製作する作業は、両面接着シートなどを使ってベースとなる一枚のスペーサの下部にプレートを取付け、上部に表面シートを取付ける作業であるから、従来と比べて非常に作り易くなり、かつ、使用する光透過部材3やスペーサ部材4はスペーサ8として一体になるから主要部品の数が減少でき、この部品管理作業が簡略でき、製造コストの低下に寄与できるものである。
また、従来の表示板プレートではベースから光透過部材とスペーサ部材を積み重ねた時の表面位置が、接着層の数や両面接着テープの厚さなどで変化して段差ができることがあり、この段差が表面シートの表面に現われると、全体が光る光透過部材3の表面であるから隣のスペーサ部材4との段差が特に目立つようになる。従来ではこの段差を隠すためにスペーサ部材4及び光透過部材3を覆う表面シート5の素材として、ある程度の強度のある素材を使い段差部分に少し隙間ができて全体としてなだらかになるようにしていた。これに対してこの発明では、スペーサ部材4と光透過部材3が一体に構成できたから両部分の表面は常に一定であり、表面シートは強度よりも透光性や表面に印刷のし易い素材といった他の目的にあった素材を選択できるようになった。
一方、光透過部材3として完全な透明部材であれば対向するLEDチップ2の付近だけが明るくなってしまうので、LEDチップ2の光が内部で散乱するような光透過部材3が必要になるが、このような光透過部材3では内部で光が減衰して遠くまで届かなくなり、広い面積を明るくするためにはLEDチップ2を周囲に複数個配置することが行なわれる。しかし、この方法でも中央部分はLEDチップ2に近い外周に比べて光量が不足してしまい、側方から光を照射する構成上これは避けられないことと考えられてきた。
この発明は、プレート状の光透過部材3ではLEDチップ2の光量が中央部において不足する課題を解決するための発明であって、図2で詳記しているように、3aは光透過部材3のLEDチップ2に対向する外方部分がプレート1に接近・内方部分がプレート1から離開するように形成した連続面であり、この連続面3aによって光透過部材3の下面は凹部となっている。そして、LEDチップ2から発生した光が側部から光透過部材3に入ると、この光は凹部を構成する連続面3aで反射し、表面シート5のある上方に光の向きを変えるようになる。
従来の光透過部材の中ではLEDチップの光が散乱してこの光の中で表面シートに向かうものを外から見ることができ、散乱を繰り返すことで大部分の光は表面シートの外方へ向かうが、この時までに光は減衰して暗くなってしまう。この発明では光の散乱現象だけでなく反射を利用するものであるから光は減衰する前に表面シート5から透過するようになり、また、反射を利用することによって光の減衰が少ない透明性の高い光透過部材3が使用できるようになる。
このとき、単に反射効果を狙うのであれば鏡に代表されるように例えば平面の反射面を構成すれば良いが、この形状では反射後の光の方向が揃ってしまい、光透過部材3の形状を大きくした時に不利となることがわかった。これに対して凹部を構成する連続面3aであれば、凹部の頂部付近で反射した時には入射角が小さいから反射角も小さく遠くまで光が届き、光透過部材3の全体から光を出すことができた。また、LEDチップ2の反対側などで光量が不足するほど大きな光透過部材3を用いる時には、従来の対策と同様に光透過部材3の周囲にLEDチップ2を複数個配置すればよく、この時、光透過部材3の下部が凹部で構成する連続面であれば、必要とする光量に合わせて適宜周囲に配置するLEDチップ2の数を増やすことで簡単に対応できる。
請求項3に示す実施例は、光透過部材3の上面の表面シート5から効率よくLEDチップ2の光を透過するための構成であり、9は光透過部材3とプレート1との間に位置させた光反射体である。LEDチップ2から光透過部材3に入射した光は、該光透過部材3から表面シート5側だけでなく下面に向かっても透過しており、この下面に向かった光を再び光透過部材3に戻すことで表面シート5から透過する光を増やしている。
該光反射体9の実施例としてはプレート1の表面に絶縁処理をした上でアルミ薄を貼り付けている。また、プレート1の上にアルミ粉や白色形の顔料をまぜた塗料を付着させてもよく、また、このような反射素材を光透過部材3の下面に蒸着もしくは塗布して良い。
請求項4に示す実施例は、光透過部材3とスペーサ部材4の連続部7の形状を特定するもので、8aは一体となったスペーサ8の裏面に上面に向けて形成したリング状の溝である。前記連続部7はこのリング状の溝8aで形成しており、このため、スペーサ8の表面を連続した平面とすることができ、スペーサ8の表面に配置した光透過体で形成した表面シート5は柔軟な材料でも使用できるようになり、素材選択の幅が更に拡が拡り、安価に性能の良いものが製造できるようになった。
請求項5に示す実施例は、LEDチップの配置構造を特定するもので、2a・2bは発光色の異なるLEDチップであり、発光色が同じ二つのLEDチップ2aは光透過部材3を挾んで対向して設けてある。また、LEDチップ2aと発光色の異なる他のLEDチップ2bはLEDチップ2aとは異なる部分の光透過部材3を挾んで対向して取付けてある。これらのLEDチップ2a・2bはプレート1の配線パターンaからフラットフィルムケーブル17を介してLEDチップ制御手段10に接続してあり、このLEDチップ制御手段10はLEDチップ2a・2bを選択発光させている。
光透過部材3の外周に配置した二つのLEDチップ2aが点燈すると大きな面積の光透過部材3が明るく光り、LEDチップ制御手段10が他のLEDチップ2bを点燈すると光透過部材3の発光色が変わって非常にわかり易い表示灯が構成できる。例えば運転表示ランプとしてこの光透過部材3を使えば待機中の状態と運転状態を表示でき、赤色を危険表示として異常時には緑色が赤色に変わるなどの表示ができ、運転状態が一目でわかる取扱い易い表示板を構成することができた。
以上のようにこの発明は薄形表示板にも係わらず大きな面積を表示灯として使用できるが、実際の表示板には図4に示すように点発光によるランプ表示を併用した方が好まれる傾向にある。請求項6に示す実施例は点発光によるランプ表示を併用しており、図5において4aはスペーサ8のスペーサ部材4の部分に設けた開口、2cは開口4aにのぞむプレート1の配線パターンaに導通取付けした上方発光の第3LEDチップである。また、開口4aにのぞむ表面シート5には不透過性部5aのない透過部分が構成されている。
このため、第3LEDチップ2cが点燈すると、第3LEDチップ2cからの光は上方に発光され、この光は開口4aから表面シート5を透過して外方に向かうから、各種に意味付けられた発光部の点燈状態が容易に確認できるようになり、操作表示として最適となる。
更に、光透過部材3とスペーサ部材4と同じ素材で構成するということはスペーサ部材4が光透過部材3の働きをしていることであり、開口4aによる表示を近接して行なう時には隣のLEDチップ2の光によって点燈状態の誤認が生じることがある。請求項7に示す実施例は点発光による発光部が近接する時に対応するもので、2dはプレート1の配線パターンaに導通しながら近接して所定形状に並べた第4LEDチップ、11は複数個の第4LEDチップ2dが一緒に配置された開口4aの中に配置する否透光性スペーサ、11aは否透光性スペーサ11に設けた孔であり、前記近接した第4LEDチップ4dはこの孔11aの中に各1個配置している。
従って、第4LEDチップ2dの取付け間隔が狭くとも、第4LEDチップ2dは否透孔性スペーサ11の孔11a中に入っているので光が近接する他の第4LEDチップ2dの影響を受けることなく、確実に指定した第4LEDチップ2dからの光が表面シート5を透過して指定した位置で光らせることができた。
また、開口4a内に配置した否透光性スペーサ11に第4LEDチップ2dを取付ける孔11aをたくさん設けて発光をさせる時には、発光する孔11aの組み合わせで文字や絵を表示することができるが、このような文字表示には多数の点状の孔11aが必要である。この時、孔11aの形状を変化させて孔11aの全体が光るようになれば表示構造が簡単になるものの、否透光性スペーサ11の厚さは薄く、孔11aの一部分だけ光って全体が光らず正確な表示ができなくなる恐れがある。
この発明はこの点を改善しており、12は否透光性スペーサ11の上面で孔11aを覆う光拡散部材であり、光拡散部材12を使う時には孔11aの形状を小さな丸孔の集まりにする必要はない。第4LEDチップ2dから発光した光のうちで斜めに向かった光が光拡散部材12に当たると、光は拡散して光拡散部材12が光るように広範囲に放射するから、この時は孔11aの形状の全体を光らせることができた。
図7に示す実施例は孔11aを長細形状にしてこれを組み合わせて8セグメントによる数字表示を可能とするもので、孔11aに一個の第4LEDチップ2dが配置されていても光拡散部材12の働きで細長形状の孔11aの全体を光らせることができる。
請求項8に示す実施例は、LEDチップ2を細かく配置した時のコストダウンを狙うものであり、図8において1aはプレート1の上に配置した補助プレート、1bは補助プレート1aの上に配置した印刷配線であり、印刷配線1bはプレート1の配線パターンaと導通している。細かく配置した第4LEDチップ2dは補助プレート1aの上に配置しており、この第4LEDチップ2dは否透光性スペーサ11の孔11aの中に各1個配置している。該光拡散部材12は図6と同様に否透光性スペーサ11を覆っており、これらの全体が表面シート5で覆われている。
プレートの上にLEDチップなどの素子を配置する作業は自動機で行なわれているが、この設備は配置する素子の間隔が狭い時には高精度な自動機が必要であり、また、素子を配置するプレートが大きな時には大型の自動機が必要になる。そして、プレートの一部分でも細かな配置の素子がある時には、プレート全体に細かく素子を配置可能な大がかりな設備が必要であり、仕上がる部品の価格も高くなってしまう。この実施例では第4LEDチップ2dは小さな補助プレート1aに配置する構成であるから、補助プレート1aについては小物専用の自動機で生産して作業性を向上することができ、少数のLEDチップ2が配置されるプレート1に手作業で補助プレート1aを導通接続しても、全体としては安価に生産できるものである。
請求項9に示す実施例は、薄形表示板の表示灯構造にスイッチ機能を付加して操作表示板として利用しようとするものであり、図9及び図10において、13はスペーサ8と表面シート5との間に配置した第2プレート、13aはプレート1に配置した各LEDチップ2の光が透過するように第2プレート13に設けた光の透過部である。13b・13cは第2プレート13の配線パターンbに並設した端子、19は二つの端子13b・13cの隣接部分の外側に設けた絶縁層、14は外縁が絶縁層19の上に位置し中央部が露出した端子13b・13cの上方に間隔を介して配置した上に凸の導電板であり、この導電板14を含む第2プレート13の上には表面シート5が貼り付けてある。
15はこの導電板14と配線パターンbに並設した端子13b・13cとの間で構成するスイッチであり、表面シート5の上から上に凸の導電板14を押すと湾曲する導電板14は反転して並設した端子13b・13cに接触し、両端子13b・13c間が導通してスイッチ15がONとなる。また、押し動作をやめると導電板14は反転して旧位置に戻ってスイッチ15はOFFとなる。また、第2プレート13の透過部13aからLEDチップ2の光を透過することで表示灯構造を維持しており、表示板プレートはスイッチ15の機能が付加できるから、薄形操作部としても利用可能になった。
一般的なLEDチップ2とスイッチ15の配置は図10に示すようにLEDチップ2が位置する光の透過部13aに隣接してスイッチ15を構成する端子13a・13bが配置されている。そして、光の透過部13aが複数個配置される表示灯構造では、大きな面積を光らせる光の透過部13aを複数個並設する時があり、隣接して配置した光の透過部13aに対応するスイッチ15を間違えることが起き易く何等かの対応が必要である。図11の実施例は、薄形表示板の表示灯構造にスイッチ機能を付加して操作表示板として利用する時のスイッチ15の配置構造を提案している。
即ち、図11に示すように、LEDチップ2が側方に配置されて大きな発光部分を構成する光透過部材3はリング状に形成し、リング状の光透過部材3の内側と外側に連続部7を介してスペーサ部材4を各々配置している。スイッチ機構を構成する第2プレート13はスペーサ8の上に配置し、該第2プレート13の二つの端子13a・13bは、リング状の光透過部材3の内側のスペーサ部材4の上に配置している。この二つの端子13a・13bの上には間隔を介して導電板14を配置し、該導電板14と二つの端子13a・13bとはリング状の光透過部材3の内側にスイッチ15を構成している。
上記のようにリング状の光透過部材3の内側にスイッチ15を構成して、このスイッチ15の操作信号でリング状の光透過部材3が点燈するようにすれば、両者の関連が一目でわかるようになり、誤操作するトラブルは解消できた。また、リング状の発光部分の中央にスイッチ15を配置したから、上記のようにスイッチ15の操作結果をリング状発光で表示したり、逆にリング状に発光させることで中央のスイッチ15の操作を指示するといった操作パネルとしての使い方ができるようになり、専用の表示灯構造だけでなく、操作パネルに組み込まれた表示灯構造として優れた実用性が得られた。
上記のようにこの発明は表示灯構造だけでなく操作パネルとしての適用も視野に入れることができるが、このように機能を増加させると表示灯単体やスイッチ構造のトラブルが増加することになる。従来のように配線パターンaを設けた薄板状のプレート1がベースを構成する時には、機器の表面Aに表示板プレート1を取付けるための構造として安価な粘着テープが用いられており、この粘着テープをトラブル発生時にはがすことは困難で、特に見栄えをよくするために機器の表面Aを少し窪ませて、機器の表面Aと表示板プレート6の表面をほとんど同じ高さにする時には、表示板プレート6を変形させずにはがすことは不可能に近かった。
ところで、この発明のように表示板プレート6のベースが光透過部材3と同じ素材の一枚のスペーサ8で構成できることは、このスペーサ8にはスペーサ機能を得るためにある程度の厚みがあり、この厚さを利用することで機器の表面Aへの取付け構造をスペーサ8に設けることが可能になる。図12は粘着テープ以外の表示板プレート6の取付け構造を示す実施例であり、図12(a)において20は皿形ねじ、20aはナットであり、スペーサ8の厚みを利用して皿形ねじ20の頭を埋め込むことができるから、該皿形ねじ20とナット20aによって表示板プレート6を機器の表面Aに取付けできる。また、ナット20aを外すことで表示板プレート6を取り外すことができる。
また、図12(b)において21はスペーサ8に設けた先端に係止部がある突起、21aは機器の表面Aに設けた係合孔であり、機器の係合孔21aに向けて突起21を押し込むと先端の係止部が機器の表面Aに引っ掛かり表示板プレート6が固定できる。また、図12(c)において22はスペーサに設けたメスねじあな、22aはメスねじあな22に螺合するこねじであり、機器の表面Aを構成する板材の裏面からこねじ22aをメスねじあな22に取付けることで、機器の表面Aに表示板プレート6を固定できる。
このように直接スペーサ8が機器の表面Aに固定できる構造を用いるときには、前記プレート1をあらかじめスペーサ8に両面粘着テープなどで取付けておく必要はなくなり、機器の表面Aとプレート8との間でLEDチップ2を取付けたプレート1を挟着固定することができ、プレート1に取付けたLEDチップ2などの交換修理が簡単にできるようになる。
また、図12(c)において、23はプレート1の配線パターンaに取付けた接続コネクタ、23aは接続コネクタ23とLEDチップ制御手段10とを接続する配線コードであり、プレート1の材質として薄いプリント基板を用いる時にはLEDチップ2はフラットフィルムケーブル17の代わりに配線コード23aを用いることができる。
この発明の実施例を示す縦断面図である。 図1に示す実施例の要部断面図である。 この発明の実施例に使用する部品の平面図である。 この発明の他の実施例を示す要部縦断面図である。 図4に示す実施例に使用する部品の平面図である。 この発明の他の実施例を示す要部縦断面図である。 図6に示す実施例に使用する部品の平面図である。 図6に示す実施例の他の実施例を示す要部縦断面図である。 この発明の他の実施例を示す要部縦断面図である。 図9に示す実施例に使用する部品の平面図である。 図9に示す実施例の他の実施例を示す要部縦断面図である。 この発明の他の実施例を示す要部縦断面図である。 この発明の使用状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 プレート
1a 補助プレート
1b 印刷配線
2 LEDチップ
2a LEDチップ
2b LEDチップ
2c 第3LEDチップ
2d 第4LEDチップ
3 光透過部材
3a 連続面
4 スペーサ部材
4a 開口
5 表面シート
5a 不透過性部
6 表示板プレート
7 連続部
8 スペーサ
8a リング状溝
9 光反射体
10 LEDチップ制御手段
11 否透光性スペーサ
11a 孔
12 光拡散部材
13 第2プレート
13a 光の透過部
13b 端子
13c 端子
14 導電板
15 スイッチ
A 機器の表面
a 配線パターン
b 配線パターン

Claims (9)

  1. プレート1の表面に形成した配線パターンaにLEDチップ2を導通取付けし、
    LEDチップ2の側方発光部と対向して光透過部材3を配置し、
    該LEDチップ2及び光透過部材3を配置した部分を除いたプレート1の表面にはスペーサ部材4を配置し、
    LEDチップ2と光透過部材3とスペーサ部材4の上に光透過体で形成した表面シート5を配置し、
    表面シート5は少なくとも光透過部材3の周縁とLEDチップ2の上方に不透過性部5aを構成すると共に、
    プレート1と表面シート5との間にLEDチップ2・光透過部材3・スペーサ部材4を挟着して一枚の表示板プレート6を形成し、
    該表示板プレート6を機器の表面Aに密着取付けする薄形表示板において、
    プレート1の表面に形成した配線パターンaに導通取付けした複数個のLEDチップ2は光透過部材3の外周に位置させ、
    該光透過部材3の下面はプレート1側の表面の外方がプレート1に接近し、内方がプレート1から離開する連続面3aで形成し、
    LEDチップ2から発生した光が光透過部材3の側部から入射して凹部を構成する連続面3aで反射し、
    表面シート5を透過して放光することを特徴とする薄形表示板の表示灯構造。
  2. 前記スペーサ部材4は前記光透過部材3と同じ光透過性素材で構成し、
    かつ、光透過部材3とスペーサ部材4とは前記LEDチップ2を避けた連続部7によって一体に形成して一枚のスペーサ8とし、
    前記スペーサ8は前記表示板プレート6のベースを構成して機器の表面Aに取付けすることを特徴とする請求項1に記載した薄形表示板の表示灯構造。
  3. LEDチップ2の側方発光部と対向して配置した光透過部材3は、下方のプレート1との間に光反射体9を位置させた請求項1に記載した薄形表示板の表示灯構造。
  4. LEDチップ2を避けた連続部7によって光透過部材3とスペーサ部材4とを一体に構成するスペーサ8は上面を平面で構成し、
    かつ、スペーサ8の裏面には上面に向けてリング状溝8aを形成し、
    該溝8aの内側で光透過部材3を形成し、溝8aの外側でスペーサ部材4を形成し、溝8aの部分で連続部7を形成し、
    前記プレート1に取付けたLEDチップ2を溝8a内に位置させた請求項1又は請求項3に記載した薄形表示板の表示灯構造。
  5. 前記LEDチップ2は異なる発光色のLEDチップ2a・2bで構成し、
    同色発光のLEDチップ2aは光透過部材3を挾んで対向して取付け、
    かつ、LEDチップ2aとは異なる発光色のLEDチップ2bをLEDチップ2aのない光透過部材3の異なる部分を挾んで対向して取付け、
    該LEDチップ2a・2bを取付けたプレート1の配線パターンaにはLEDチップ制御手段10を導通取付けし、
    該LEDチップ制御手段10はLEDチップ2aと発光色の異なるLEDチップ2bとを選択発光させる請求項1又は請求項3又は請求項4に記載した薄形表示板の表示灯構造。
  6. 前記スペーサ部材4には開口4aを設け、
    該開口4aにのぞませたプレート1には配線パターンaと導通する第3LEDチップ2cを取付け、
    該第3LEDチップ2cの光は開口4aから表面シート5を透過することを特徴とする請求項1と請求項3から請求項5のいずれかに記載した薄形表示板の表示灯構造。
  7. 前記スペーサ部材4に設けた開口4aにのぞませたプレート1には、配線パターンaに導通しながら所定形状に並べた複数個の第4LEDチップ2d・2d・・を設け、
    前記開口4a内には複数個の第4LEDチップ2d・2d・・を1個ずつ配置させる孔11aを設けた否透光性スペーサ11を配置し、
    該否透光性スペーサ11の上面は光拡散部材12で覆い、
    前記第4LEDチップ2d・2d・2d・・から発生した光が光拡散部材12と表面シート5とを透過して放光することを特徴とする請求項6に記載した薄形表示板の表示灯構造。
  8. プレート1の配線パターンaと導通する印刷配線1bを持つ補助プレート1aをプレート1の上に配置し、
    前記第4LEDチップ2d・2d・・は補助プレート1aを介してプレート1に取付け、
    前記光拡散部材12で覆う否透孔性スペーサ11は補助プレート1aの上に配置する請求項7に記載した薄形表示板の表示灯構造。
  9. 前記スペーサ8とスペーサ8を覆う表面シート5との間には前記プレート1に配置したLEDチップ2からの光の透過部13aを有する第2プレート13を配置し、
    該第2プレート13の表面の配線パターンbには二つの端子13b・13cを並設し、
    該二つの端子13b・13cの上方に間隔を介して導電板14を配置し、
    第2プレート13を覆う表面シート5の表面から導電板14を押すことで二つの端子13b・13cは導電板14によって導通するスイッチ15を構成し、
    機器の表面Aに密着取付けする表示板プレート6にはLEDチップ2による発光部とスイッチ15とを形成する請求項1と請求項3から請求項8のいずれかに記載した薄形表示板の表示灯構造。
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