JP2008302705A - ブロー成形装置の反転移送機構 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ブロー成形装置の反転移送機構16は、ターンテーブル63の表面において放射状に延び、当該ターンテーブルによって回転可能な状態で支持されている円筒部材65と、円筒部材65の中空部を貫通して延び、当該円筒部材と一体回転するスライド軸66と、スライド軸66の外端に取り付けられ、プリフォームあるいはブロー成形品の口部を保持可能であり、ターンテーブルが回転すると第2の円環状搬送路に沿って移動するグリッパ68と、ターンテーブルの回転に伴って、円筒部材65を180度回転させる回転用カム機構(81、82、83)とを有している。
【選択図】図4
Description
ターンテーブルと、
このターンテーブルの表面において、当該ターンテーブルの回転中心を中心として放射状に延びていると共に、当該ターンテーブルによって回転可能な状態で支持されている円筒部材と、
この円筒部材の中空部を貫通して延びていると共に、当該円筒部材と一体回転する軸部材と、
この軸部材の外端に取り付けられ、プリフォームあるいはブロー成形品の口部を保持可能であり、前記ターンテーブルが回転すると前記第2の円環状搬送路に沿って移動するグリッパと、
前記ターンテーブルの回転に伴って、前記円筒部材を180度回転させる回転用カム機構とを有していることを特徴としている。
前記円筒部材の軸線方向に往復移動可能なスライダに形成された第1および第2のカムフォロワと、
前記円筒部材の外周面に沿って螺旋状に180度の角度範囲に亘って形成された、前記第1のカムフォロワがスライドする第1のカム溝と、
固定盤の表面に形成された、前記第2のカムフォロワがスライドする第2のカム溝とを備えており、
前記ターンテーブルの回転に応じて、前記スライダが半径方向に往復移動するように、前記第2のカム溝の形状が規定された構成とすることができる。
さらに、前記開閉爪を開閉する爪開閉機構を有し、
この爪開閉機構は、前記軸部材を前記円筒部材の軸線方向にスライドさせるスライド用カム機構と、前記軸部材のスライドを前記開閉爪の開閉動作に変換するリンク機構とを備えた構成とすることができる。
この抜き差し機構は、各グリッパの直下の位置において昇降可能なマンドレル支持部材と、このマンドレル支持部材を前記ターンテーブルの回転に応じて昇降させる昇降用カム機構とを備えた構成とすることができる。
図1は、本実施の形態に係る二軸延伸ブロー成形装置の全体構成を示す概略平面図である。この図を参照して説明すると、二軸延伸ブロー成形装置1は、例えば、飲料用のペットボトルの製造装置であり、プリフォーム2を供給するプリフォーム供給ステーション3と、プリフォーム2を搬送しながら、ブロー成形に適した温度状態に加熱する加熱ステーション4と、加熱後のプリフォーム2をブローしてペットボトル5(ブロー成形品)を成形するロータリ式のブローステーション6と、ペットボトル5を回収する回収ステーション7とを有している。
図2および図3は、上記の第1の移送機構13を示す平面図および断面図である。これらの図を参照して説明すると、第1の移送機構13は、上述のように、第1の円環状搬送路9に沿って第1の送りピッチp1で搬送されているプリフォーム2を受け取り、第2の円環状搬送路12に沿って当該プリフォーム2を搬送しながら、送りピッチを第1の送りピッチp1から第2の送りピッチp2に広げて、反転移送機構16の第3の円環状搬送路14に引き渡すためのものである。
次に、図4および図5は、反転移送機構16を示す断面図および拡大部分断面図である。上述したように、反転移送機構16は、第1の移送機構13の第2の円環状搬送路12に沿って搬送されている正立姿勢のプリフォーム2を受け取り、第3の円環状搬送路14に沿って搬送しながら、姿勢を反転させて倒立姿勢とした後に、その口部2aに下側からマンドレル15を差し込み、しかる後に、第2の移送機構18の第4の円環状搬送路17に引き渡すためのものである。また、ブローステーション6の各ブロー成形型29から倒立姿勢のペットボトル5を受け取り、第3の円環状搬送路14に沿って搬送しながら、その口部2aからマンドレル15を下方に引き抜いた後に、姿勢を反転させて正立状態とし、しかる後に、回収ステーション7のスターホイール36に引き渡すものである。
次に、図6はロータリ式のブローステーション6を示す部分断面図であり、図7はそのブロー成形型29の型開閉機構33を示す部分断面図であり、図8は型開閉機構33の平面構成図である。また、図9は型開閉機構の開閉端側の側面を示す側面図であり、図10は型開閉機構の開閉中心側の側面を示す側面図である。これらの図を参照して、ブローステーション6の全体構成およびブロー成形型29の型開閉機構33を説明する。
2 プリフォーム
2a 口部
2b 口部フランジ
3 プリフォーム供給ステーション
4 加熱ステーション
5 ペットボトル
6 ブローステーション
7 回収ステーション
9 第1の円環状搬送路
12 第2の円環状搬送路
13 第1の移送機構
14 第3の円環状搬送路
15 マンドレル
16 反転移送機構
17 第4の円環状搬送路
18 第2の移送機構
25 搬送路部分
26 第5の円環状搬送路
27 第3の移送機構
28 ターンテーブル
28a 回転中心線
29 ブロー成形型
30、31 左右の成形型部材
33 型開閉機構
34 第6の円環状搬送路
40 装置架台
43 ターンテーブル
44 円環状ガイドレール
45 スライダ
46 保持板
46a 保持溝
47 揺動ピン
49 揺動アーム
50 スライド式連結部
51 長孔
52 カムフォロワピン
53 カム機構
55 変形ハート型のカム溝
56 カムフォロワ
63 ターンテーブル
65 円筒部材
65a 軸線
66 スライド軸
67 リンク機構
68 グリッパ
68a、68b 開閉爪
71 スライダ
72 第1のカムフォロワ
73 第2のカムフォロワ
74 第1のカム溝
75 第2のカム溝
81 円筒カム面
82 ローラ
83 コイルばね
85 マンドレルホルダ
86 ガイド軸
87 昇降スライダ
88 カムフォロワ
89a 円筒カム溝
91 スラスト軸受
94、95 型支持部材
94a、95a ピン穴
96 垂直軸
97 型支持板
98 昇降軸
99 スライドガイド
100 スライダ
101 連結アーム
102 開閉用リンク機構
103、104 操作アーム
110 昇降用カム機構
111 カムフォロワ
113 円筒カム溝
114 昇降スライダ
120 閉止機構
121 止めピン
121a 溝
122 ロック機構
123 カム機構
124 ボール
125 コイルばね
126 カムフォロワ
127 カム溝
Claims (4)
- 第1の円環状搬送路に沿って搬送される正立あるいは倒立姿勢のプリフォームあるいはブロー成形品を受け取り、第2の円環状搬送路に沿って搬送しながら、姿勢を反転させた後に、第3の円環状搬送路に引き渡すブロー成形装置の反転移送機構において、
ターンテーブルと、
このターンテーブルの表面において、当該ターンテーブルの回転中心を中心として放射状に延びていると共に、当該ターンテーブルによって回転可能な状態で支持されている円筒部材と、
この円筒部材の中空部を貫通して延びていると共に、当該円筒部材と一体回転する軸部材と、
この軸部材の外端に取り付けられ、プリフォームあるいはブロー成形品の口部を保持可能であり、前記ターンテーブルが回転すると前記第2の円環状搬送路に沿って移動するグリッパと、
前記ターンテーブルの回転に伴って、前記円筒部材を180度回転させる回転用カム機構と、
を有しているブロー成形装置の反転移送機構。 - 請求項1において、
前記回転用カム機構は、
前記円筒部材の軸線方向に往復移動可能なスライダに形成された第1および第2のカムフォロワと、
前記円筒部材の外周面に沿って螺旋状に180度の角度範囲に亘って形成された、前記第1のカムフォロワがスライドする第1のカム溝と、
固定盤の表面に形成された、前記第2のカムフォロワがスライドする第2のカム溝とを備えており、
前記ターンテーブルの回転に応じて、前記スライダが半径方向に往復移動するように、前記第2のカム溝の形状が規定されていることを特徴とするブロー成形装置の反転移送機構。 - 請求項1または2において、
前記グリッパは開閉可能な一対の開閉爪を備えており、
さらに、前記開閉爪を開閉する爪開閉機構を有し、
この爪開閉機構は、前記軸部材を前記円筒部材の軸線方向にスライドさせるスライド用カム機構と、前記軸部材のスライドを前記開閉爪の開閉動作に変換するリンク機構とを備えていることを特徴とするブロー成形装置の反転移送機構。 - 請求項1、2または3において、
倒立状態の当該プリフォームあるいはブロー成形品の口部に対して、マンドレルを抜き差しするための抜き差し機構を有しており、
この抜き差し機構は、各グリッパの直下の位置において昇降可能なマンドレル支持部材と、このマンドレル支持部材を前記ターンテーブルの回転に応じて昇降させる昇降用カム機構とを備えていることを特徴とするブロー成形装置の反転移送機構。
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JP2008243508A JP4638535B2 (ja) | 2008-09-24 | 2008-09-24 | ブロー成形装置の反転移送機構 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019218183A (ja) * | 2018-06-20 | 2019-12-26 | 株式会社 日立産業制御ソリューションズ | 姿勢反転装置 |
CN117020815A (zh) * | 2023-10-09 | 2023-11-10 | 常州市武进红东电子有限公司 | 用于钕铁硼磁环的批量倒角装置 |
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JPS5933287B2 (ja) * | 1980-03-26 | 1984-08-15 | ポン−タ−ムツソン ソシエテ アノニム | 中空体を製造する装置 |
JPH01133715A (ja) * | 1987-11-19 | 1989-05-25 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | プラスチック中空容器製造機における移送装置 |
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2008
- 2008-09-24 JP JP2008243508A patent/JP4638535B2/ja not_active Expired - Lifetime
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CN117020815B (zh) * | 2023-10-09 | 2023-12-05 | 常州市武进红东电子有限公司 | 用于钕铁硼磁环的批量倒角装置 |
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