JP2008300977A - 温度補償型水晶発振器および発振器の温度補償方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】補償精度の高い温度補償型水晶発振器および発振器の温度補償方法を提供する。
【解決手段】発振振動子11を含む発振回路21と、温度検出部16と、発振回路21の発振ループに接続された電圧可変容量素子13,14と、温度検出部16で検出された温度データを受けて温度変化を補償した補償電圧を電圧可変容量素子13,14に印加する温度補償回路18と、を有し、温度補償回路18は、温度検出部の測定データの補間を3次スプライン関数で行って補償電圧を生成する。
【選択図】図2
【解決手段】発振振動子11を含む発振回路21と、温度検出部16と、発振回路21の発振ループに接続された電圧可変容量素子13,14と、温度検出部16で検出された温度データを受けて温度変化を補償した補償電圧を電圧可変容量素子13,14に印加する温度補償回路18と、を有し、温度補償回路18は、温度検出部の測定データの補間を3次スプライン関数で行って補償電圧を生成する。
【選択図】図2
Description
本発明は、水晶等の振動子を用いた温度補償型水晶発振器および発振器の温度補償方法に関するものである。
水晶振動子は、携帯電話やGPS等の通信において、基準周波数を得るための発振素子として用いられている。
水晶振動子の発振周波数は非常に高精度であるが、それでもわずかに温度特性をもっており、通常のATカット水晶振動子の場合は3次曲線のカーブを描く。
この3次曲線をキャンセルするような制御を加えることにより、温度変化を補償した発振器を温度補償型水晶発振器(TCXO)という。
水晶振動子の発振周波数は非常に高精度であるが、それでもわずかに温度特性をもっており、通常のATカット水晶振動子の場合は3次曲線のカーブを描く。
この3次曲線をキャンセルするような制御を加えることにより、温度変化を補償した発振器を温度補償型水晶発振器(TCXO)という。
温度補償方式には大きく分けてアナログ方式とLSI方式があるが、主流となっているのは小型化に有利なLSI方式である。
LSIは温度補償回路と発振回路で構成され、温度補償回路にもいくつかの方法が提案されている(たとえば特許文献1参照)。
LSIは温度補償回路と発振回路で構成され、温度補償回路にもいくつかの方法が提案されている(たとえば特許文献1参照)。
最も代表的な温度補償回路は、LSI内部で3次曲線の電圧を発生して電圧制御型発振器(VCXO)の発振周波数をコントロールする方法を採用している。
3次曲線を発生させるために、LSI内部には温度計(1次電圧)を内蔵し、DC電圧(0次電圧)、2乗回路や3乗回路で作った2次電圧・3次電圧をそれぞれ合成する。そして、合成する際の係数をパラメータとすることで、図1に示すように、自由に3次曲線を描くことができる。
式で表すと、次のようになる。
3次曲線を発生させるために、LSI内部には温度計(1次電圧)を内蔵し、DC電圧(0次電圧)、2乗回路や3乗回路で作った2次電圧・3次電圧をそれぞれ合成する。そして、合成する際の係数をパラメータとすることで、図1に示すように、自由に3次曲線を描くことができる。
式で表すと、次のようになる。
[数1]
V=A(T-T0)3 + B(T-T0)2 + C(T-T0) + D
V=A(T-T0)3 + B(T-T0)2 + C(T-T0) + D
いまでは、この式のA、B、C、Dの4つのパラメータを調整することで、比較的精度良く水晶振動子の温度特性を補償できた。
特開2002−198736号公報
しかし、TCXO(温度補償型水晶発振器)の小型化にともない水晶振動子も小型化し、温度特性もバラツキが大きくなってきた。このため、3次曲線で補正しきれず、精度を確保することが難しくなってきた。
本発明は、補償精度の高い温度補償型水晶発振器および発振器の温度補償方法を提供することにある。
本発明の第1の観点の温度補償型水晶発振器は、発振振動子を含む発振回路と、温度検出部と、上記発振回路の発振ループに接続された電圧可変容量素子と、上記温度検出部で検出された温度データを受けて温度変化を補償した補償電圧を上記電圧可変容量素子に印加する温度補償回路と、を有し、上記温度補償回路は、上記温度検出部の測定データの補間を3次スプライン関数で行って上記補償電圧を生成する。
好適には、上記温度補償回路は、温度区分で分けて、温度区分ごとにそれぞれ別の3次関数で補正して上記補償電圧を生成する。
好適には、3次スプライン関数は、区分ごとに異なる補間関数を繋げたもので、それぞれの補間関数は3次多項式により形成される。
好適には、3次スプライン関数は、少なくとも、測定点を通る、関数の境界で一次導関数が連続である、関数の境界で二次導関数が連続である、という条件を満足する。
好適には、3次スプライン関数は、全区分の両端で二次導関数ゼロである、という条件をさらに満足する。
本発明の第2の観点は、発振回路の発振ループに接続された電圧可変容量素子を有し、当該電圧可変容量素子に印加する電圧を温度補償する発振器の温度補償方法であって、測定データの補間を3次スプライン関数で行って上記補償電圧を生成する。
本発明によれば、補償精度の高い温度補償型水晶発振器および発振器の温度補償方法を実現できる。
以下、本発明の実施形態を図面に関連付けて説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る温度補償型水晶発振器の構成例を示すブロック図である。
本温度補償型水晶発振器10は、図2に示すように、水晶振動子11、発振用素子としてのインバータ12、電圧可変容量素子13,14、出力バッファとしてのインバータ15、温度センサ16、メモリ17、および温度補償回路18を有する。
これらの構成要素のうち、水晶振動子11を除く、発振用素子としてのインバータ12、電圧可変容量素子13,14、出力バッファとしてのインバータ15、温度センサ16、メモリ17、および温度補償回路18は一つのチップ(LSI)20に集積化されている。
これらの構成要素のうち、水晶振動子11を除く、発振用素子としてのインバータ12、電圧可変容量素子13,14、出力バッファとしてのインバータ15、温度センサ16、メモリ17、および温度補償回路18は一つのチップ(LSI)20に集積化されている。
水晶振動子11の一端は端子T1を介してインバータ12の入力端子およびインバータ15の入力端子に接続され、他端は端子T2を介してインバータ12の出力端子に接続さている。インバータ15の出力T端子が端子T3に接続されている。
インバータ12と15の入力端子同士および端子T1の接続点によりノードND11が形成され、インバータ12の出力端子と端子T2との接続点によりノードND12が形成されている。
電圧可変容量素子13の一端がノードND11に接続され、電圧可変容量素子14の一端がノードND12に接続されている。
そして、電圧可変容量素子13および電圧可変容量素子14の他端が、温度補償回路18の補償電圧VTの出力端に接続されている。
インバータ12と15の入力端子同士および端子T1の接続点によりノードND11が形成され、インバータ12の出力端子と端子T2との接続点によりノードND12が形成されている。
電圧可変容量素子13の一端がノードND11に接続され、電圧可変容量素子14の一端がノードND12に接続されている。
そして、電圧可変容量素子13および電圧可変容量素子14の他端が、温度補償回路18の補償電圧VTの出力端に接続されている。
温度補償型水晶発振器10において、水晶振動子11とインバータ12により発振回路(発振ループ)21が形成される。
温度補償回路18は、温度センサ16による周囲温度に依存した補償電圧VTを発生し、電圧制御発振器としての電圧可変容量素子13,14に印加する。この温度補償回路18の具体的な構成および機能については、後で詳述する。
電圧可変容量素子13,14は、補償電圧VTによって端子間容量が変化する。その結果、水晶振動子11からみた回路側の直列等価容量(負荷容量)が変化することから、温度に応答して発振周波数も変化し、結局、温度補償される。
この温度補償された発振信号は、インバータ15を介して端子T3から出力される。
温度補償回路18は、温度センサ16による周囲温度に依存した補償電圧VTを発生し、電圧制御発振器としての電圧可変容量素子13,14に印加する。この温度補償回路18の具体的な構成および機能については、後で詳述する。
電圧可変容量素子13,14は、補償電圧VTによって端子間容量が変化する。その結果、水晶振動子11からみた回路側の直列等価容量(負荷容量)が変化することから、温度に応答して発振周波数も変化し、結局、温度補償される。
この温度補償された発振信号は、インバータ15を介して端子T3から出力される。
以下、温度補償回路18の具体的な機能について説明する。
本実施形態おいては、水晶振動子11のバラツキに対応できるよう、温度補償回路18においていくつかの温度区分に分割する。
既存の技術では、全ての温度範囲について1本の3次関数、すなわちA、B、C、Dの係数は一通りであったが、本実施形態においては、いくつかの温度区分に分割して、それぞれの温度区分で別々の係数を与える。
既存の技術では、全ての温度範囲について1本の3次関数、すなわちA、B、C、Dの係数は一通りであったが、本実施形態においては、いくつかの温度区分に分割して、それぞれの温度区分で別々の係数を与える。
たとえば、温度範囲を5つに分割した場合、係数はAi、Bi、Ci、Diとなり(i=1〜5)、パラメータは全部で20個となる。パラメータは、たとえばメモリ17に記憶される。
そして、温度センサ16の検出温度に応じて、設定されている区分のうち検出温度に対応した区分の係数が読み出され、温度補償回路18に与えられる。
そして、温度センサ16の検出温度に応じて、設定されている区分のうち検出温度に対応した区分の係数が読み出され、温度補償回路18に与えられる。
この方式を使った場合、1本の3次関数では補正しきれなかったバラツキ(3次関数からのズレ)も、複数本の3次関数で補正するため、補償精度が向上する。
また、本実施形態においては、複数本の3次関数の係数を計算するにあたり、3次スプライン関数を用いる。
3次スプライン関数は、区分ごとに異なる補間関数を繋げたもので、図3に示すように、それぞれの補間関数は次の3次多項式である。
3次スプライン関数は、区分ごとに異なる補間関数を繋げたもので、図3に示すように、それぞれの補間関数は次の3次多項式である。
[数2]
Sj(x) = aj(x-xj)3 + bj(x-xj)2 + cj(x-xj) + dj ( j=0,1,2 ... N-1 )
Sj(x) = aj(x-xj)3 + bj(x-xj)2 + cj(x-xj) + dj ( j=0,1,2 ... N-1 )
ここで、各Sj(x) は、以下の条件を満足するものである。
1. 測定点 ( xj, yj ) を通る : Sj(xj) = Sj+1(xj)
2. 関数の境界で一次導関数が連続(境界で微分係数が等しい): S'j(xj) = S'j+1(xj)
3. 関数の境界で二次導関数が連続 : S''j(xj) = S''j+1(xj)
4. 全区域の両端で二次導関数ゼロ : S''0(x0) = S'' N-1(xN) = 0
以上の条件から、3次スプライン関数で補間した曲線は、全ての測定点で誤差がなく、各区分での関数の切り替え時にも連続性が保たれるという特性をもつ。
いくつかの温度区分に分割して複数本の3次関数で補正する際、3次スプライン関数を用いれば、全ての測定点での誤差が理論上ゼロになるため補正精度が上がり、しかも図4に示すように、各温度区分切り替わりでなめらかな曲線が得られる。
いくつかの温度区分に分割して複数本の3次関数で補正する際、3次スプライン関数を用いれば、全ての測定点での誤差が理論上ゼロになるため補正精度が上がり、しかも図4に示すように、各温度区分切り替わりでなめらかな曲線が得られる。
ただし、上記4.の条件を入れると温度区分の端での補正精度が悪くなるため、別の条件を与えることも可能である。たとえば、両端で二次導関数はゼロではなく、隣の区分の二次導関数に等しいとするなどの方法が考えられる。
3次スプライン関数による補間方法は、LSI20の温度補償回路18が3次関数を発生させる方式ではない場合にも利用が可能である。
たとえば、1次関数で補間する場合、少ない測定点を直線補間するのでは補正精度が著しく悪いが(特に曲率の大きい区間)、補間点数を増やしていけば精度は向上する。それらの補間点を導き出す際に、測定点から3次スプライン関数で補間を行えば、測定点から誤差のない補間点が得られる。
たとえば、1次関数で補間する場合、少ない測定点を直線補間するのでは補正精度が著しく悪いが(特に曲率の大きい区間)、補間点数を増やしていけば精度は向上する。それらの補間点を導き出す際に、測定点から3次スプライン関数で補間を行えば、測定点から誤差のない補間点が得られる。
以上、温度補償回路18の構成について説明した。
次に、上記構成による温度補償回路18の動作について、図3および図4に関連付けて説明する。
次に、上記構成による温度補償回路18の動作について、図3および図4に関連付けて説明する。
温度センサ16の検出温度に応じて、設定されている区分のうち検出温度に対応した区分の係数が読み出され、温度補償回路18に供給される。
そして、温度補償回路18においては、複数本の3次関数の係数を計算するにあたり、3次スプライン関数が用いられる。
3次スプライン関数は、区分ごとに異なる補間関数を繋げたもので、それぞれの補間関数は所定の3次多項式で与えられる。
このとき、測定点 ( xj, yj ) を通る、関数の境界で一次導関数が連続(境界で微分係数が等しい)、関数の境界で二次導関数が連続である、全区域の両端で二次導関数ゼロである、という条件を満たす。
これにより3次スプライン関数で補間した曲線は、全ての測定点で誤差がなく、各区分での関数の切り替え時にも連続性が保たれるという特性をもつ。
このようにして温度補償された補償電圧VTが発生され、電圧可変容量素子13,14に印加される。
電圧可変容量素子13,14は、補償電圧VTによって端子間容量が変化する。その結果、水晶振動子11からみた回路側の直列等価容量(負荷容量)が変化することから、温度に応答して発振周波数も変化し、結局、温度補償される。
この温度補償された発振信号は、インバータ15を介して端子T3から出力される。
そして、温度補償回路18においては、複数本の3次関数の係数を計算するにあたり、3次スプライン関数が用いられる。
3次スプライン関数は、区分ごとに異なる補間関数を繋げたもので、それぞれの補間関数は所定の3次多項式で与えられる。
このとき、測定点 ( xj, yj ) を通る、関数の境界で一次導関数が連続(境界で微分係数が等しい)、関数の境界で二次導関数が連続である、全区域の両端で二次導関数ゼロである、という条件を満たす。
これにより3次スプライン関数で補間した曲線は、全ての測定点で誤差がなく、各区分での関数の切り替え時にも連続性が保たれるという特性をもつ。
このようにして温度補償された補償電圧VTが発生され、電圧可変容量素子13,14に印加される。
電圧可変容量素子13,14は、補償電圧VTによって端子間容量が変化する。その結果、水晶振動子11からみた回路側の直列等価容量(負荷容量)が変化することから、温度に応答して発振周波数も変化し、結局、温度補償される。
この温度補償された発振信号は、インバータ15を介して端子T3から出力される。
以上説明したように、本実施形態によれば、発振振動子11を含む発振回路21と、温度センサ16と、発振回路21の発振ループに接続された電圧可変容量素子13,14と、温度センサ16で検出された温度データを受けて温度変化を補償した補償電圧を電圧可変容量素子13,14に印加する温度補償回路18と、を有し、温度補償回路18は、温度検出部の測定データの補間を3次スプライン関数で行って補償電圧を生成し、この際、温度区分で分けて、温度区分ごとにそれぞれ別の3次関数で補正して上記補償電圧を生成する。また、3次スプライン関数は、区分ごとに異なる補間関数を繋げたもので、それぞれの補間関数は3次多項式により形成され、3次スプライン関数は、少なくとも、測定点を通る、関数の境界で一次導関数が連続である、関数の境界で二次導関数が連続である、という条件、また、さらに、3次スプライン関数は、全区分の両端で二次導関数ゼロである、という条件をさらに満足する、ことから以下の効果を得ることができる。
TCXOにおいて、水晶振動子の温度補正精度を上げるためには、測定点を増やして(温度ステップを細かくして)かつ、それらの測定点をなめらかにつなげた曲線を生成する必要がある。しかし、測定点を増やすと測定時間が長くなってしまうため、生産ラインでの工数アップとなり、コストに影響を与えてしまう。
これに対して、3次スプライン関数を用いれば、測定点は少ないまま(6ポイント程度)、なめらかで誤差の少ない曲線を導き出すことができる。この結果、補正精度の高いTCXOが実現可能となる。
また、温度区分数を多くしてゆけば、メモリすべきデータも多くなってしまうものの、あらゆる温度補償カーブが実現可能となり、補償精度も非常に高くなる。
本実施形態の温度補償型水晶発振器10によれば、周波数偏差±1ppm以下を実現できる。
したがって、携帯電話等の携帯装置や全方位測位システム(GPS)の発振器として十分に適用可能である。
これに対して、3次スプライン関数を用いれば、測定点は少ないまま(6ポイント程度)、なめらかで誤差の少ない曲線を導き出すことができる。この結果、補正精度の高いTCXOが実現可能となる。
また、温度区分数を多くしてゆけば、メモリすべきデータも多くなってしまうものの、あらゆる温度補償カーブが実現可能となり、補償精度も非常に高くなる。
本実施形態の温度補償型水晶発振器10によれば、周波数偏差±1ppm以下を実現できる。
したがって、携帯電話等の携帯装置や全方位測位システム(GPS)の発振器として十分に適用可能である。
10・・・温度補償型水晶発振器、11・・・水晶振動子、12,15・・・インバータ、13,14・・・電圧可変容量素子、16・・・温度センサ、17・・・メモリ、18・・・温度補償回路、20・・・LSI、21・・・発振回路。
Claims (10)
- 発振振動子を含む発振回路と、
温度検出部と、
上記発振回路の発振ループに接続された電圧可変容量素子と、
上記温度検出部で検出された温度データを受けて温度変化を補償した補償電圧を上記電圧可変容量素子に印加する温度補償回路と、を有し、
上記温度補償回路は、
上記温度検出部の測定データの補間を3次スプライン関数で行って上記補償電圧を生成する
温度補償型水晶発振器。 - 上記温度補償回路は、
温度区分で分けて、温度区分ごとにそれぞれ別の3次関数で補正して上記補償電圧を生成する
請求項1記載の温度補償型水晶発振器。 - 3次スプライン関数は、区分ごとに異なる補間関数を繋げたもので、それぞれの補間関数は3次多項式により形成される
請求項1記載の温度補償型水晶発振器。 - 3次スプライン関数は、少なくとも、測定点を通る、関数の境界で一次導関数が連続である、関数の境界で二次導関数が連続である、という条件を満足する
請求項3記載の温度補償型水晶発振器。 - 3次の自然スプライン関数は、全区分の両端で二次導関数ゼロである、という条件をさらに満足する
請求項4記載の温度補償型水晶発振器。 - 発振回路の発振ループに接続された電圧可変容量素子を有し、当該電圧可変容量素子に印加する電圧で温度補償する発振器の温度補償方法であって、
測定データの補間を3次スプライン関数で行って上記補償電圧を生成する
発振器の温度補償方法。 - 温度区分で分けて、温度区分ごとにそれぞれ別の3次関数で補正して上記補償電圧を生成する
請求項6記載の発振器の温度補償方法。 - 3次スプライン関数は、区分ごとに異なる補間関数を繋げたもので、それぞれの補間関数は3次多項式により形成される
請求項6記載の発振器の温度補償方法。 - 3次スプライン関数は、少なくとも、測定点を通る、関数の境界で一次導関数が連続である、関数の境界で二次導関数が連続である、という条件を満足する
請求項8記載の発振器の温度補償方法。 - 3次スプライン関数は、全区分の両端で二次導関数ゼロである、という条件をさらに満足する
請求項9記載の発振器の温度補償方法。
Priority Applications (1)
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JP2007142305A JP2008300977A (ja) | 2007-05-29 | 2007-05-29 | 温度補償型水晶発振器および発振器の温度補償方法 |
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