JP2008300945A - Fm放送波伝送システム、fm放送波送信装置、fm放送波受信装置、fm放送波伝送方法 - Google Patents

Fm放送波伝送システム、fm放送波送信装置、fm放送波受信装置、fm放送波伝送方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008300945A
JP2008300945A JP2007141917A JP2007141917A JP2008300945A JP 2008300945 A JP2008300945 A JP 2008300945A JP 2007141917 A JP2007141917 A JP 2007141917A JP 2007141917 A JP2007141917 A JP 2007141917A JP 2008300945 A JP2008300945 A JP 2008300945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
broadcast
station
unit
transmission
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007141917A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihide Dokan
利秀 堂官
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Energia Communications Inc
Original Assignee
Energia Communications Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Energia Communications Inc filed Critical Energia Communications Inc
Priority to JP2007141917A priority Critical patent/JP2008300945A/ja
Publication of JP2008300945A publication Critical patent/JP2008300945A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Television Systems (AREA)

Abstract

【課題】障害物や遮蔽物に影響を受けることなく長距離伝送可能なFM放送波伝送システムを提供する。
【解決手段】FM放送局100の演奏所で生成された音声信号に文字情報信号を加えたアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換部34と、変換されたデジタル信号を第1回線終端装置11を介して送信所200に出力する送信部31とを有するFM放送局側変換装置10と、送信所200において、FM放送局側変換装置10の送信部31から出力されたデジタル信号を第2回線終端装置21を介して受信する受信部32と、受信部32が受信したデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換部35を有する送信所側変換装置20と、第1回線終端装置11と第2回線終端装置21間を接続する有線300を備え、FM放送波を有線300を介してFM放送局100から送信所200まで伝送する。
【選択図】図1

Description

本発明は、FM放送局から送信所までFM放送波を伝送するシステムに関するものである。
従来、FM放送局から送信所までは自営のマイクロ波回線でSTL(Studio to Transmitter Link)回線を構築し、150kHzまでの周波数帯を使用してFM放送波が伝送されている。
FM放送局では演奏所で、例えば、図12に示すように、ステレオ(L,R)を複合したステレオコンポジット信号に文字放送(文字情報信号)を加えた信号を生成している。
ステレオ音声信号の主チャンネルは、左右信号の和信号(L+R)で、副チャンネルは38kHzの周波数の副搬送波を左右信号の差信号(L−R)で搬送波抑圧振幅変調したものである。また、復調時に必要となるステレオパイロット信号は、19kHzの周波数に重畳されている。また文字放送文字(情報信号)は、差信号(L−R)の更に上に重畳されている。文字放送のパイロット信号は、76kHzの周波数に重畳されている。
そして、生成されたステレオ音声信号に文字情報信号を加えてなるアナログ信号をデジタル信号に変換した後、DSU(回線終端装置)を介してデジタル信号を送信所に出力している。送信所では、伝送されたデジタル信号をDSU(回線終端装置)を介して受信してアナログ信号に変換した後、周波数変換し、放送波としてアンテナより一般家庭に向けて送信される。
しかしながら、従来のFM放送波伝送システムは、無線通信による伝送システムであるので、使用する帯域によっては、降雨減衰により障害が生じる場合があり、長距離伝送が困難になるという問題がある。
また、FM放送波伝送システムの構築後に、伝送路の途中に例えば高層ビルなどの障害物や遮蔽物が建築されると送信不能になる恐れもある。
そこで、本発明の目的とするところは、障害物や遮蔽物に影響を受けることなく長距離伝送可能なFM放送波伝送システム、FM放送波送信装置、FM放送波受信装置、FM放送波伝送方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に記載のFM放送波伝送システムは、FM放送局(100)から送信所(200)までFM放送波を伝送するシステムであって、前記FM放送局(100)の演奏所で生成された音声信号に文字情報信号を加えてなるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換部(34)と、そのA/D変換部(34)で変換したデジタル信号を第1回線終端装置(11)を介して前記送信所(200)に出力する送信部(31)とを有するFM放送局側変換装置(10)と、前記送信所(200)において、前記FM放送局側変換装置(10)の送信部(31)から出力されたデジタル信号を第2回線終端装置(21)を介して受信する受信部(32)と、その受信部(32)が受信したデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換部(35)とを有する送信所側変換装置(20)と、前記第1回線終端装置(11)と前記第2回線終端装置(21)との間を接続する有線(300)と、を備え、前記FM放送波を前記有線(300)を介してFM放送局(100)から送信所(200)まで伝送することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記送信所側変換装置(20)は、前記D/A変換部(35)により変換したアナログ信号を、再度、デジタル信号に変換するA/D変換部(34)と、そのA/D変換部(34)で変換したデジタル信号を前記第2回線終端装置(21)を介して前記FM放送局(100)に出力する送信部(31)とを更に有するとともに、前記FM放送局側変換装置(10)は、前記送信所側変換装置(20)の送信部(31)から出力されたデジタル信号を前記第1回線終端装置(11)を介して受信する受信部(32)と、その受信部(32)が受信したデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換部(35)とを更に有することを特徴とする。
さらに、請求項3に記載の発明は、前記FM放送局側変換装置(10)と前記送信所側変換装置(20)は、同一の変換装置であることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記FM放送局(100)から送信所(200)まではマイクロ波回線を使用した無線によっても前記FM放送波を伝送可能なことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、FM放送局(100)から送信所(200)までFM放送波を送信する装置であって、前記FM放送局(100)の演奏所で生成された音声信号に文字情報信号を加えてなるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換部(34)と、そのA/D変換部(34)で変換したデジタル信号から送信データを作成する送信データ作成部(30)と、その送信データ作成部(30)で作成された送信データを回線終端装置(11)から有線(300)を介して前記送信所(200)に送信する送信部(31)と、を備えることを特徴とするFM放送波送信装置(10)である。
また、請求項6に記載の発明は、FM放送局(100)から送信されたFM放送波を送信所(200)で受信する装置であって、前記FM放送局(100)の演奏所で生成された音声信号に文字情報信号を加えてなるアナログ信号をA/D変換したもので、しかも有線(300)を介して送信されたデジタル信号を、前記送信所(200)において回線終端装置(21)を介して受信する受信部(32)と、その受信部(32)が受信したデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換部(35)と、そのD/A変換部(35)で変換されたアナログ信号を、FM放送を実行する放送装置に送る伝送部(30)と、を備えることを特徴とするFM放送波受信装置である。
また、請求項7に記載の発明は、FM放送局(100)から送信所(200)までFM放送波を伝送する方法であって、前記FM放送局(100)の演奏所で生成された音声信号に文字情報信号を加えてなるアナログ信号をデジタル信号にA/D変換し、そのA/D変換されたデジタル信号から送信データを作成し、その送信データを第1回線終端装置(11)から有線(300)を介して前記送信所(200)に送信し、前記送信所(200)において、前記有線(300)を介して送信された前記送信データを、第2回線終端装置(21)を介して受信して受信データを作成し、その受信データをアナログ信号にD/A変換し、そのアナログ信号を、FM放送を実行する放送装置に送ることを特徴とするFM放送波伝送方法である。
なお、括弧内の記号は、図面および後述する発明を実施するための最良の形態に記載された対応要素または対応事項を示す。
本発明の請求項1に係るFM放送波伝送するシステム、請求項5に係るFM放送波送信装置、請求項6に係るFM放送波受信装置、及び、請求項7に係るFM放送波伝送方法によれば、音声信号に文字情報信号が加わったFM放送波を有線を介してFM放送局から送信所まで伝送するので、使用する帯域によっては、降雨減衰により障害が生じるといったように天候に左右されやすい無線特有の問題はなく、長距離伝送も可能である。
また、FM放送波伝送システムの構築後に、伝送路の途中に例えば高層ビルなどの障害物や遮蔽物が建築されても影響はない。
また請求項2に係る発明によれば、前記送信所側変換装置は、前記D/A変換部により変換したアナログ信号を、再度、デジタル信号に変換するA/D変換部と、そのA/D変換部で変換したデジタル信号を前記第2回線終端装置を介して前記FM放送局に出力する送信部とを更に有するとともに、前記FM放送局側変換装置は、前記送信所側変換装置の送信部から出力されたデジタル信号を前記第1回線終端装置を介して受信する受信部と、その受信部が受信したデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換部とを更に有するので、FM放送局側で、最初に送信したアナログ信号と、それに対応して送信所から送信されたアナログ信号とを比較することができ、信号の減衰状況などの点検をFM放送局側だけで容易に行うことができる。
また請求項3に係る発明によれば、前記FM放送局側変換装置と前記送信所側変換装置を同一の変換装置で構成するので、メンテナンスにも優れ使い勝手がよい。
また請求項4に記載の発明によれば、FM放送局から送信所まではマイクロ波回線を使用した無線によってもFM放送波を伝送可能であるので、有線と無線とを併用することができる。
よって、有線及び無線による伝送のうちいずれか一方を他方のバックアップとして使用したり、点検に使用したりすることができるので、汎用性がある。
図面を参照して、本発明の実施形態に係るFM放送波伝送システムについて説明する。
本発明の実施形態に係るFM放送波伝送システムは、図1に示すように、基本的に、FM放送局100から送信所200までFM放送波を伝送するシステムであって、FM放送波を、例えば、専用線,IP−VPN,マルチキャストといった有線300を介してFM放送局100から送信所200まで伝送することを特徴にするものである。
FM放送局100側では、送信装置として機能するFM放送局側変換装置10とDSU(第1回線終端装置)11が設けられ、FM放送局100の演奏所で生成された、例えば、図12で示したような、音声信号に文字情報信号を加えてなるアナログ信号を、FM放送局側変換装置10でデジタル信号に変換してDSU(第1回線終端装置)11を介して送信所200側に有線300を通じて出力する。
そして、送信所200側では、DSU(第2回線終端装置)21と受信装置として機能する送信所側変換装置20が設けられ、有線300を通じて送信されたデジタル信号を第2回線終端装置21を介して受信し、受信したデジタル信号を、送信所側変換装置20でアナログ信号に変換する。その後、変換されたアナログ信号は、周波数変換され、FM放送波として送信所200のアンテナより一般家庭に向けて送信される。
FM放送局側変換装置10は、図2に示すように、装置全体を制御するCPUからなる制御部30と、デジタル信号をDSU(第1回線終端装置)11を介して送信所200に出力する送信部31と、記憶部33と、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換部34と、操作部36と、表示部37と、カレンダー時計38と、タイマー39と、センサー部40を有している。そして、FM放送局側変換装置10は、デジタル信号をDSU(第1回線終端装置)11を介して受信する受信部32と、デジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換部35についても有している。また、FM放送局側変換装置10の制御部30は、FM放送波を出力してFM放送を実行する放送装置の有するパワー回路50のゲート回路51に接続され、ゲート回路51の開閉を制御できるように構成されている。
送信所側変換装置20は、FM放送局側変換装置10と同一の変換装置であり、構成も図2に示すようになっている。なお、送信所側変換装置20では、デジタル信号の受信と送信には、DSU(第2回線終端装置)21が使用される。
記憶部33は、図3に示すように、受信バッファ,データ数のカウンタ値na,データポインターといったA/D変換用の記憶領域33aと、出力バッファ,データ数のカウンタ値nd,データポインターといったD/A変換用の記憶領域33bと、受信バッファ,パケット数,データポインターといったDSUからの受信バッファ内の記憶領域33cと、送信バッファ,パケット数,データポインターといったDSUからの送信バッファ内の記憶領域33dを有している。
アナログデータの入力部は、図4に示すように、センサー部40とA/D変換部34がA/D変換内のCPUによって制御され、アナログの入力信号をセンサー部40が検知すると、ラッチしたデータがA/D変換部34によって16ビットパラレルといった形でデータが入力されるようになっている。なお、A/D変換内のCPUにかえて、制御部30で制御させることもできる。
また、デジタルデータの出力部は、図5に示すように、パワー回路50のゲート回路51とD/A変換部35が制御部30によって制御され、16ビットパラレルのデータがD/A変換部35で変換され、ゲート回路51を開くことでアナログの出力信号として出力されるようになっている。
次に、図6乃至図11を参照して、本発明の実施形態に係るFM放送波伝送システムにおける信号伝送について具体的に説明する。
図6は本実施形態に係るFM放送波伝送システムにおける信号伝送のタイミングチャート、図7は図6の(1)に対応したA/D変換のタイミングチャート、図8は図6の(2)に対応した送信データパケット作成のフローチャート、図9は図6の(3)に対応したデータ送信のタイミングチャート、図10は図6の(5)に対応したDSUからデータを受信するタイミングチャート、図11は図6の(6)に対応したD/A変換のタイミングチャートをそれぞれ示す。
図6の(1)に示す、A/D変換は、音声信号に文字情報信号を加えてなるアナログ信号をデジタル信号に変換するものであり、図7に示すように、タイマー39が3.3μsec毎に割込み1個のデータを読み取り、センサー部40でサンプリングし、ラッチしたデータをA/D変換部34でA/D変換して、変換したデータを読み取り、A/D変換用の記憶領域33aの受信バッファにデータを保存する。このとき、A/D変換部34はデータ数を示すカウンタ値naを1インクリメントして制御部30に完了を報告する。
そして、制御部30は、送信データ作成部として機能し、A/D変換用の記憶領域33aに記憶されるデータの数(カウンタ値na)がNになったら、図6の(2)に示すように、1パケットとして国際規格に沿った送信データG703パケットを作成して、カウンタ値naを0にセットする。
すなわち、制御部30は、図8に示すように、A/D変換のデータ数naを取得し(ステップ81)、N個比較し(ステップ82)、A/D変換のデータ数naがN個になると、A/D変換したna個のデータを国際規格(G703)に沿ったデータフォーマットに変換し(ステップ83)、圧縮する(ステップ84)。そして、FM搬送波の送信バッファ(送信バッファ内の記憶領域33d)へコピーして(ステップ85)、送信パケット数を1カウントアップし(ステップ86)、A/D変換のデータ数naを0にセットする(ステップ87)。
次に、図6の(3)に示すように、DSU(第1回線終端装置)11へのデータ送信が行われる。これについて説明すると、図9に示すように、タイマー39から一定の周期Tでデータ送信の指示があると、制御部30は、送信するパケット数が1以上であれば、データの送信部31に送信の命令を行い、それに応じて送信部31は、送信バッファ(送信バッファ内の記憶領域33d)のパケットをDSU(第1回線終端装置)11に送信する。そして、送信部31は、送信バッファの送信済みパケットを削除し、送信パケット数をリセットする。
そして、図6の(4)に示すように、DSU(第1回線終端装置)11に送信されたパケット、例えば、M個のパケットを有線(専用線)300だけを介して送信所200側のDSU(第1回線終端装置)21に伝送する。
次に、送信所200側では、図6の(5)に示すように、DSU(第2回線終端装置)21からデータの受信が行われる。これについて説明すると、図10に示すように、DSU(第2回線終端装置)21から受信部32にデータ送信の準備が整ったことを示す信号があり、受信部32から送信指示の要求があると、受信部32はDSU(第2回線終端装置)21からデータを受信し、受信バッファ内の記憶領域33cに格納する。それとともに、受信部32は受信パケット数を1インクリメントして、制御部30に知らせる。制御部30は、出力データへ解凍するとともに受信パケット数を1デクリメントし、D/A変換用の記憶領域33bに出力データを格納する。
次に、図6の(6)に示すように、D/A変換用の記憶領域33bに格納された出力データに対するD/A変換が行われる。これについて説明すると、図11に示すように、タイマー39から3.3μsec毎に1個のデータの出力指示を受けると、制御部30は、D/A変換部35に準備命令を行い、準備が整うとD/A変換用の記憶領域33bに格納された出力データをD/A変換部35に送る。これによって、D/A変換部35でデジタル信号がアナログ信号に変換され出力される。そして、制御部30から出力の指示があると、放送装置の有するパワー回路50のゲート回路51が開放され、そこに変換されたアナログ信号が、伝送部として機能する制御部30によって出力される。
これにより、送信所200のアンテナより一般家庭に向けてFM放送波が送信されFM放送が実行される。
なお、本実施形態では、A/D変換からD/A変換までの所要時間を300msec以内とした。また、有線300を使用したデータ伝送のビットレートを4.8Mbps(=16ビット×300kHzサンプリング)程度とした。なお、従来は、この4.8Mbpsという速さでA/D変換またはD/A変換する素子がなかったが、図4に示すアナログデータ入力部及び図5に示すデジタルデータ出力部の構成によって4.8Mbpsという速さでの伝送を実現することができた。
また、図2で示したように、FM放送局側変換装置10と送信所側変換装置20とは構成が同じ同一の変換装置であるので、送信所側変換装置20は、D/A変換部35により変換したアナログ信号を、再度、デジタル信号に変換するA/D変換部34と、そのA/D変換部34で変換したデジタル信号を第2回線終端装置21を介してFM放送局100に出力する送信部31とを更に有するとともに、FM放送局側変換装置10は、送信所側変換装置20の送信部31から出力されたデジタル信号を第1回線終端装置11を介して受信する受信部32と、その受信部32が受信したデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換部35とを更に有している。
これによって、FM放送局100のFM放送局側変換装置10でアナログ信号から変換したデジタル信号を有線300を介して送信所200側に送信し、送信所側変換装置20でアナログ信号に変換させた後、再度、デジタル信号に変換し、有線300を介してFM放送局100側に送信し、FM放送局側変換装置10でアナログ信号に変換させることができるので、FM放送局100側で、最初に送信したアナログ信号と、それに対応して送信所200から送信されたアナログ信号とを比較することができる。したがって、信号の減衰状況などの点検をFM放送局100側だけで容易に行うことができる。
また、FM放送局100から送信所200までをマイクロ波回線を使用した無線によってFM放送波を伝送可能として、有線と無線とを併用するようにしてもよい。
これによれば、有線及び無線による伝送のうちいずれか一方を他方のバックアップとして使用したり、点検に使用したりすることができるので、汎用性がある。
本実施形態に係るFM放送波伝送システムを示すシステム構成図である。 本実施形態に係るFM放送波伝送システムに使用される変換装置を示す構成ブロック図である。 図2に示す記憶部の機能ブロック図である。 本実施形態に係るFM放送波伝送システムにおけるアナログデータ入力部の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るFM放送波伝送システムにおけるデジタルデータ出力部の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るFM放送波伝送システムにおける信号伝送のタイミングチャートである。 本実施形態に係るFM放送波伝送システムにおけるA/D変換のタイミングチャートである。 本実施形態に係るFM放送波伝送システムにおける送信データパケット作成のフローチャートである。 本実施形態に係るFM放送波伝送システムにおけるデータ送信のタイミングチャートである。 本実施形態に係るFM放送波伝送システムにおけるDSUからデータを受信するタイミングチャートである。 本実施形態に係るFM放送波伝送システムにおけるD/A変換のタイミングチャートである。 周波数特性を示すグラフである。
符号の説明
10 変換装置
11 DSU(回線終端装置)
20 変換装置
21 DSU(回線終端装置)
30 制御部(全体)
31 送信部
32 受信部
33 記憶部
33a A/D変換受信バッファ
33b D/A変換受信バッファ
33c DSU受信バッファ
33d DSU送信バッファ
34 A/D変換部
35 D/A変換部
36 操作部
37 表示部
38 カレンダー時計
39 タイマー
40 センサー部
50 パワー回路
51 ゲート回路
100 FM放送局
200 送信所
300 有線

Claims (7)

  1. FM放送局から送信所までFM放送波を伝送するシステムであって、
    前記FM放送局の演奏所で生成された音声信号に文字情報信号を加えてなるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換部と、そのA/D変換部で変換したデジタル信号を第1回線終端装置を介して前記送信所に出力する送信部とを有するFM放送局側変換装置と、
    前記送信所において、前記FM放送局側変換装置の送信部から出力されたデジタル信号を第2回線終端装置を介して受信する受信部と、その受信部が受信したデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換部とを有する送信所側変換装置と、
    前記第1回線終端装置と前記第2回線終端装置との間を接続する有線と、
    を備え、
    前記FM放送波を前記有線を介してFM放送局から送信所まで伝送することを特徴とするFM放送波伝送システム。
  2. 前記送信所側変換装置は、前記D/A変換部により変換したアナログ信号を、再度、デジタル信号に変換するA/D変換部と、そのA/D変換部で変換したデジタル信号を前記第2回線終端装置を介して前記FM放送局に出力する送信部とを更に有するとともに、
    前記FM放送局側変換装置は、前記送信所側変換装置の送信部から出力されたデジタル信号を前記第1回線終端装置を介して受信する受信部と、その受信部が受信したデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換部とを更に有することを特徴とする請求項1に記載のFM放送波伝送システム。
  3. 前記FM放送局側変換装置と前記送信所側変換装置は、同一の変換装置であることを特徴とする請求項2に記載のFM放送波伝送システム。
  4. 前記FM放送局から送信所まではマイクロ波回線を使用した無線によっても前記FM放送波を伝送可能なことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載のFM放送波伝送システム。
  5. FM放送局から送信所までFM放送波を送信する装置であって、
    前記FM放送局の演奏所で生成された音声信号に文字情報信号を加えてなるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換部と、
    そのA/D変換部で変換したデジタル信号から送信データを作成する送信データ作成部と、
    その送信データ作成部で作成された送信データを回線終端装置から有線を介して前記送信所に送信する送信部と、を備えることを特徴とするFM放送波送信装置。
  6. FM放送局から送信されたFM放送波を送信所で受信する装置であって、
    前記FM放送局の演奏所で生成された音声信号に文字情報信号を加えてなるアナログ信号をA/D変換したもので、しかも有線を介して送信されたデジタル信号を、前記送信所において回線終端装置を介して受信する受信部と、
    その受信部が受信したデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換部と、
    そのD/A変換部で変換されたアナログ信号を、FM放送を実行する放送装置に送る伝送部と、を備えることを特徴とするFM放送波受信装置。
  7. FM放送局から送信所までFM放送波を伝送する方法であって、
    前記FM放送局の演奏所で生成された音声信号に文字情報信号を加えてなるアナログ信号をデジタル信号にA/D変換し、
    そのA/D変換されたデジタル信号から送信データを作成し、
    その送信データを第1回線終端装置から有線を介して前記送信所に送信し、
    前記送信所において、前記有線を介して送信された前記送信データを、第2回線終端装置を介して受信して受信データを作成し、
    その受信データをアナログ信号にD/A変換し、
    そのアナログ信号を、FM放送を実行する放送装置に送ることを特徴とするFM放送波伝送方法。
JP2007141917A 2007-05-29 2007-05-29 Fm放送波伝送システム、fm放送波送信装置、fm放送波受信装置、fm放送波伝送方法 Pending JP2008300945A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007141917A JP2008300945A (ja) 2007-05-29 2007-05-29 Fm放送波伝送システム、fm放送波送信装置、fm放送波受信装置、fm放送波伝送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007141917A JP2008300945A (ja) 2007-05-29 2007-05-29 Fm放送波伝送システム、fm放送波送信装置、fm放送波受信装置、fm放送波伝送方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008300945A true JP2008300945A (ja) 2008-12-11

Family

ID=40174084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007141917A Pending JP2008300945A (ja) 2007-05-29 2007-05-29 Fm放送波伝送システム、fm放送波送信装置、fm放送波受信装置、fm放送波伝送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008300945A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108090287A (zh) * 2017-12-20 2018-05-29 中国电力科学研究院有限公司 一种通过输电线路100Hz纯声反推单相导线声功率的方法及系统

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000244443A (ja) * 1999-02-18 2000-09-08 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> Bst−ofdm信号生成・分配装置
JP2002051025A (ja) * 2000-08-07 2002-02-15 N H K Itec:Kk 放送電波中継受信・再送信システム
WO2007015552A1 (ja) * 2005-08-03 2007-02-08 National Institute Of Information And Communications Technology Incorporated Administrative Agency 無線通信システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000244443A (ja) * 1999-02-18 2000-09-08 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> Bst−ofdm信号生成・分配装置
JP2002051025A (ja) * 2000-08-07 2002-02-15 N H K Itec:Kk 放送電波中継受信・再送信システム
WO2007015552A1 (ja) * 2005-08-03 2007-02-08 National Institute Of Information And Communications Technology Incorporated Administrative Agency 無線通信システム
WO2007015296A1 (ja) * 2005-08-03 2007-02-08 National Institute Of Information And Communications Technology Incorporated Administrative Agency 無線通信システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108090287A (zh) * 2017-12-20 2018-05-29 中国电力科学研究院有限公司 一种通过输电线路100Hz纯声反推单相导线声功率的方法及系统
CN108090287B (zh) * 2017-12-20 2022-04-15 中国电力科学研究院有限公司 一种通过输电线路100Hz纯声反推单相导线声功率的方法及系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2901170B2 (ja) 衛星/陸上移動体通信システム統合方式
CA2487806A1 (en) System and method for retransmission of data
WO2000076272A8 (en) Digital wireless loudspeaker system
AU2003222317A1 (en) Diversity method and device
JP4829741B2 (ja) 放送波再送信機能を有する張り出し基地局システム
KR100880046B1 (ko) 긴급방송 서비스를 위한 방송 중계 장치 및 그 방법
JP2008300945A (ja) Fm放送波伝送システム、fm放送波送信装置、fm放送波受信装置、fm放送波伝送方法
JP2009218884A (ja) 放送信号中継装置
CN105812963A (zh) 一种对讲机的中继系统和信号转换方法
JP2005184567A (ja) 送信装置及び受信装置及び通信システム及び通信用プログラム
CN116017385A (zh) 电能表检定方法及系统
KR100381699B1 (ko) 디지털 무선마이크/동시통역/회의시스템
CN100377581C (zh) 可转换无线电波模式输出的数字广播接收机
JP4537926B2 (ja) 無線中継システムおよび中継監視方法
CN222395674U (zh) 一种秒脉冲信号的无线传输系统
KR200218015Y1 (ko) 디지털 무선마이크/동시통역/회의 장치
KR100466069B1 (ko) 디지털 오디오 방송 송수신 장치
JP2002158611A (ja) 防災無線遠隔制御装置
JPH10257002A (ja) 無線通信システム
JP6763735B2 (ja) デジタル無線システム
KR200406020Y1 (ko) 전자악기의 무선 송수신 장치
WO2024137173A3 (en) Low power superimposed sensing transmissions for efficient joint communication and sensing
JPH11186948A (ja) 無線伝送システム
JPH02196537A (ja) 音声認識用ワイヤレス装置
JP2008283483A (ja) 電力線通信システム、電力線通信装置、電力線送信機及び電力線受信機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100520

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20110913

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120131