JP2008299937A - 光ディスク装置及び記録パワー制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】光ディスクに記録されたデータの記録品質を確保し得る光ディスク装置及び記録パワー制御方法を提案する。
【解決手段】光ディスクに対するデータの記録時に、光ディスクに記録されたデータを定期的に再生し、再生したデータの再生波形に基づいて、光ディスクにおけるデータの記録品質の指標となるβ値を取得し、取得したβ値に基づいて記録パワーの補正率を算出し、補正率に基づいて記録パワーを補正すると共に、この際、光ディスクの記録領域を複数のゾーンに区分し、ゾーンごとの前記補正率を管理し、光ディスクにおける次にデータを記録すべきゾーンの補正率に基づいて記録パワーを補正するようにした。
【選択図】図3
【解決手段】光ディスクに対するデータの記録時に、光ディスクに記録されたデータを定期的に再生し、再生したデータの再生波形に基づいて、光ディスクにおけるデータの記録品質の指標となるβ値を取得し、取得したβ値に基づいて記録パワーの補正率を算出し、補正率に基づいて記録パワーを補正すると共に、この際、光ディスクの記録領域を複数のゾーンに区分し、ゾーンごとの前記補正率を管理し、光ディスクにおける次にデータを記録すべきゾーンの補正率に基づいて記録パワーを補正するようにした。
【選択図】図3
Description
本発明は、光ディスク装置及び記録パワー制御方法に関し、例えばブルーレイディスク(BD:Blu-ray Disc)に対応した光ディスク装置に適用して好適なものである。
従来、光ディスク装置では、光ディスクにデータを記録する際、OPC(Optimum Power Calibration)と呼ばれる記録パワーの調整処理が行われている。OPCでは、光ディスクの最内周に設けられた試書き領域に既定のデータを試書きし、その試書きしたデータの再生波形に基づいて最適な記録パワー(以下、これを単に最適記録パワーと呼ぶ)を決定する。
ただし、かかるOPCは、データの記録開始前に行なわれるため、記録開始後の環境変化や光ディスク上の記録位置の変化に伴う最適記録パワーの変化には対応できない。そこで、このような最適記録パワーの変化に対応する記録パワー制御方法として、近年、ウォーキングOPCと呼ばれる方式が提案されている(特許文献1〜特許文献3参照)。
ウォーキングOPC方式は、一定間隔ごと又は一定時間ごとに記録を停止して記録終端部を再生すると共に、その記録終端部におけるデータの記録品質を評価し、評価結果に基づいて記録パワーを補正する方式である。このようなウォーキングOPC方式による記録パワー制御は、再生互換を保証する高い記録品質を確保できるため、近年では広く用いられている。
かかるウォーキングOPC方式では、記録品質の指標として、振幅の非対称性を示すβ値と呼ばれるパラメータが用いられる。そして、ウォーキングOPC方式では、一定間隔ごと又は一定時間ごとに、予め設定された目標とすべきβ値(以下、適宜、これを目標β値と呼ぶ)と、そのときの記録終端部を再生することにより得られたβ値(以下、適宜、これを測定β値と呼ぶ)とに基づいて記録パワーの補正率を算出し、この補正率に基づいて記録パワーの補正を行なう。
かかるβ値は、記録パワーの変化に応じてほぼ一様に変化する。このため記録品質の指標としてβ値を用いることによって、CLV(Constant Linear Velocity)方式のように常に記録パワーが一定の記録方式の場合は無論のこと、CAV(Constant Linear Velocity)方式のように、光ディスクの外周側に向かって記録速度が高速化し、これに伴って記録パワーが増大する記録方式の場合でも、目標β値及び測定β値間の差分量と、記録パワーの補正量との関係を一律とすることができる。
ただし、記録パワーに対するβ値の変化比率は光ディスクの種類ごとに異なる。このため、かかるウォーキングOPC方式を採用した光ディスク装置では、光ディスクの種類ごとの目標β値をそれぞれ保持しており、そのとき装填されている光ディスクの種類に応じて対応する目標β値を使用するように構築されている。
特開2004−234812号公報
特開2003−331426号公報
特開2005−92950号公報
ところで、例えばDVD(Digital Versatile Disc)では、内周から外周に向かってシーケンシャルにデータが記録される。このためDVDに対応した光ディスク装置では、かかるウォーキングOPCにおける記録パワーの補正率を1つしか記憶しておらず、この補正率をウォーキングOPCを実行する毎にそのとき得られた最新の補正率に順次更新しながら使用している。
ところがブルーレイディスクにおいては、ユーザデータを記録するユーザデータ領域に欠陥があったときの代替領域として、交替領域と呼ばれる記録領域が内周側及び外周側に用意されている。このためブルーレイディスクでは、データの記録時にユーザデータ領域から内周側の交替領域に移動してデータを記録したり、ユーザデータ領域から外周側の交替領域に移動してデータを記録するなど、記録位置を変化させながらデータ記録を行なう可能性がある。
この場合において、ブルーレイディスクのディスク感度等がブルーレイディスクの記録面全面に渡って均一であるとは限らない。このためブルーレイディスクに対して上述した従来のウォーキングOPC方式を採用した場合、光ディスク上の離れた位置で取得した補正率で記録パワーの補正を行なっても最適記録パワーでのデータ記録が行なえない場合があり、このような場合に記録品質が劣化するおそれがある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、光ディスクに記録されたデータの記録品質を確保し得る光ディスク装置及び記録パワー制御方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、光ディスク装置において、光ディスクに対するデータの記録時に、前記光ディスクに記録されたデータを定期的に再生する再生部と、前記再生部により再生された前記データの再生波形に基づいて、前記光ディスクにおける前記データの記録品質の指標となるβ値を取得し、取得した前記β値に基づいて記録パワーの補正率を算出する補正率算出部と、前記光ディスクの記録領域を複数のゾーンに区分し、前記ゾーンごとの前記補正率を管理する補正率管理部と、前記光ディスクにおける次にデータを記録すべき前記ゾーンの前記補正率に基づいて前記記録パワーを補正する記録パワー補正部とを設けるようにした。
また本発明においては、記録パワー制御方法において、光ディスクに対するデータの記録時に、前記光ディスクに記録されたデータを定期的に再生する第1のステップと、再生した前記データの再生波形に基づいて、前記光ディスクにおける前記データの記録品質の指標となるβ値を取得し、取得した前記β値に基づいて記録パワーの補正率を算出する第2のステップと、前記補正率に基づいて前記記録パワーを補正する第3のステップとを備え、前記光ディスクの記録領域を複数のゾーンに区分し、前記ゾーンごとの前記補正率を管理し、前記第3のステップでは、前記光ディスクにおける次にデータを記録すべき前記ゾーンの前記補正率に基づいて前記記録パワーを補正するようにした。
本発明によれば、光ディスク装置が光ディスクに対して記録位置を変化させながらデータを記録する場合においても常に最適記録パワーでのデータ記録を行なうことができるため、光ディスクに記録されたデータの記録品質を確保することができる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)本実施の形態による光ディスク装置の構成
図1は本実施の形態による光ディスク装置1を示す。この光ディスク装置1は、ブルーレイディスクのほか、DVDなどの光ディスク2にも対応しており、ホストコンピュータ3からの要求に応じて、これら光ディスク2にデータを記録し又はこれら光ディスク2に記録されたデータを再生し得るようになされている。
図1は本実施の形態による光ディスク装置1を示す。この光ディスク装置1は、ブルーレイディスクのほか、DVDなどの光ディスク2にも対応しており、ホストコンピュータ3からの要求に応じて、これら光ディスク2にデータを記録し又はこれら光ディスク2に記録されたデータを再生し得るようになされている。
実際上、この光ディスク装置1においては、マイクロコンピュータ部13の制御のもとに、モータ駆動部10がスピンドルモータ11を駆動することにより、所定状態に装填された光ディスク2を当該光ディスク2の記録方式(例えばCAV方式又はCLV方式)に応じた回転状態で回転させる。
また光ディスク装置1においては、ホストコンピュータ3から送信される各種コマンドがインタフェース部12を介してマイクロコンピュータ部13に与えられる。
マイクロコンピュータ部13は、制御プログラムや各種制御データ等が格納されたメモリ13Aを備えて構成され、ホストコンピュータ3から与えられるコマンドや、ディジタル・シグナル・プロセッサ14から与えられる各種情報に応じて必要な制御処理や演算処理を実行する。
例えば、マイクロコンピュータ部13は、ホストコンピュータ3から記録コマンドが与えられた場合には、インタフェース部12を制御して、この後ホストコンピュータ3から送信される記録対象のデータをディジタル・シグナル・プロセッサ14に送出させる。
ディジタル・シグナル・プロセッサ14は、インタフェース部13を介して与えられる記録対象のデータに対して変調処理を含む所定の信号処理を施し、かくして得られた記録信号を駆動信号としてレーザ駆動部15に送出する。
レーザ駆動部15は、ディジタル・シグナル・プロセッサ14から与えられる駆動信号に基づいて、光ピックアップ16内の図示しないレーザダイオードを点滅駆動する。この結果、かかる駆動信号(記録信号)に基づいて空間変調されたレーザ光L1がレーザダイオードから発射され、このレーザ光LIが光ピックアップ16内の図示しないフォーカスレンズを介して光ディスク2の記録面2Aに集光される。これにより記録対象のデータが光ディスク2に記録される。
また、かかるレーザ光L1の光ディスク2における反射光L2は、光ピックアップ16内の図示しないフォトディテクタにより光電変換される。そして、この光電変換により得られたRF(Radio Frequency)信号がアナログ/ディジタル変換部17においてディジタル変換されて、ディジタルRF信号としてディジタル・シグナル・プロセッサ14に与えられる。
ディジタル・シグナル・プロセッサ14は、供給されるディジタルRF信号に基づいて、フォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号及び回転制御信号などの各種制御信号を生成する。かくして、これらフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号に基づいて光ピックアップ16内の図示しない2軸アクチュエータが制御され、これによりフォーカス制御やトラッキング制御が行なわれる。また回転制御信号はモータ駆動部10に与えられ、この回転制御信号に基づいて、モータ駆動部10によりスピンドルモータ11の回転制御が行なわれる。
さらに光ピックアップ16内のレーザダイオードから発射されたレーザ光L1の一部は、光ピックアップ16内の図示しないAPC(Auto Power Control)制御用のフォトディテクタにより光電変換される。そして、この光電変換により得られたRF信号が、アナログ/ディジタル変換部17においてディジタル変換された後にディジタルRF信号としてディジタル・シグナル・プロセッサ14に与えられる。
かくしてディジタル・シグナル・プロセッサ14は、このディジタルRF信号に基づいて、記録パワーが予め設定された目標とする記録パワー(以下、これを目標記録パワーと呼ぶ)となるように、レーザ駆動部15に送出する駆動信号の信号レベルを制御する(APC制御)。
一方、マイクロコンピュータ部13は、インタフェース部12を介してホストコンピュータ3からの再生コマンドを受信すると、ディジタル・シグナル・プロセッサ14を制御することにより、所定の制御信号をレーザ駆動部15に送出させる。
レーザ駆動部15は、供給される制御信号に基づいて、光ピックアップ16内のレーザダイオードを所定電圧で点灯駆動する。この結果、このレーザダイオードから所定パワーのレーザ光が発射され、このレーザ光が上述のフォーカスレンズを介して光ディスク2の記録面2Aに集光される。
このレーザ光L1の光ディスク2における反射光L2は、光ピックアップ16内のかかるフォトディテクタにより光電変換され、かくして得られたRF信号がアナログ/ディジタル変換部17においてディジタル変換されてディジタルRF信号としてディジタル・シグナル・プロセッサ14に与えられる。
ディジタル・シグナル・プロセッサ14は、供給されるディジタルRF信号に対して復調処理等の処理の再生信号処理を施し、かくして得られた再生データをインタフェース部12を介してホストコンピュータ3に送出する。
また、このときディジタル・シグナル・プロセッサ14は、データ記録時と同様にして、かかるディジタルRF信号に基づいてフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号及び回転制御信号などの各種制御信号を生成する。かくして、これらフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号及び回転制御信号に基づいて、データ記録時と同様にして、フォーカス制御、トラッキング制御及びスピンドルモータ11の回転制御が行なわれる。
(2)本光ディスク装置における記録パワー制御方式
次に、かかる光ディスク装置1に採用された記録パワー制御方式について説明する。
次に、かかる光ディスク装置1に採用された記録パワー制御方式について説明する。
本実施の形態による光ディスク装置1の場合、データ記録時の動作モード(以下、これを記録モードと呼ぶ)として、上述のウォーキングOPCを実行しながらシーケンシャルにデータを記録するウォーキングOPCモードと、所定クラスタ分(例えば30クラスタ分)のデータを記録するごとに、記録したデータを光ディスク2から再生し記録対象のデータと比較して、正しくデータが記録されているかを検証するベリファイモードとの2つのモードが存在する。この場合、ベリファイモードでは、正しくデータを記録できなかったときに、そのデータが交替領域に記録される。
そして光ディスク装置1では、記録パワー制御方式として、ウォーキングOPCモード時にはウォーキングOPC方式、ベリファイモード時には記録データを再生するごとにβ値を測定してウォーキングOPC方式と同様の記録パワー制御を行なう方式がそれぞれ採用されている。
この場合において、ウォーキングOPC方式(及びベリファイモード時の記録パワー制御方式)では、測定β値を取得しながら記録パワーを制御するため、図2(A)に示すように、データ記録の途中で得られたいくつかの測定β値(β1,β2,……)に基づいて、そのときの記録パワー(P1,P2,……)と測定β値(β1,β2,……)との関係を検出することができる。具体的には、図2(B)における線分Kの傾きである、そのときの記録パワーに対する測定β値の変化比率を求めることができる。
そこで光ディスク装置1では、かかる記録パワー制御により得られた測定β値とそのときの記録パワーとの関係に基づいて、記録パワーに対する測定β値の変化比率A(図2(B)線分Kの傾き)を計算する。また光ディスク装置1では、この変化比率Aの逆数(1/A)を補正係数として、次式
[数1]
Rup=Rup′+(目標β値−測定β値)×1/A ……(1)
により記録パワーの補正率RUPを算出し、算出した補正率RUPに1を加えたものを現在のAPC制御の目標記録パワーに乗算するようにして、補正後の新たなAPC制御の目標記録パワーを算出する。なお、(1)式において、RUP′は、前回算出した補正率(1回目のときには初期値)を示す。
[数1]
Rup=Rup′+(目標β値−測定β値)×1/A ……(1)
により記録パワーの補正率RUPを算出し、算出した補正率RUPに1を加えたものを現在のAPC制御の目標記録パワーに乗算するようにして、補正後の新たなAPC制御の目標記録パワーを算出する。なお、(1)式において、RUP′は、前回算出した補正率(1回目のときには初期値)を示す。
ここで、本実施の形態における補正率RUPとは、記録開始時のOPCにより補正された、当該補正直後の記録パワー(以下、これを基準記録パワーと呼ぶ)を基準として、その基準記録パワーを増減させる割合をいう。例えば1回目の記録品質を評価したときに得られた補正係数(1/A)が1で、目標β値及び測定β値の差分(目標β値−測定β値)が1のときの補正率RUPは1〔%〕となる。従って、この場合には、基準記録パワーを1〔%〕だけ増加させた記録パワーが次に記録品質を評価するまでのAPC制御の目標記録パワーとなる。
そして光ディスク装置1では、図3に示すように、光ディスク2の記録領域20を仮想的な複数のゾーン(以下、これを仮想ゾーンと呼ぶ)21(21A〜12E)に分け、上述の補正率RUPをこれら仮想ゾーン21ごとに取得して記憶しておく一方、光ディスク2にデータを記録する際には、そのデータを記録する仮想ゾーン21の補正率RUPを用いてAPC制御の目標記録パワーを補正する。
なお、図3は、その光ディスクのメーカコード等の管理情報が格納されたリードイン領域(「Lead-in Zone」)と、内周側の交替領域(「ISA0」)とで1つの仮想ゾーン21(「Zone0」)に設定され、ユーザデータ領域(「User Data Area」)に3つの仮想ゾーン21(「Zone1」〜「Zone3」)が設定され、外周側の交替領域(「OSA0」)と、リードイン領域と同様の管理情報が格納されたアウター領域(「Outer Zone」)とで1つの仮想ゾーン21(「Zone4」)に設定された例を示している。
光ディスク装置1では、このような仮想ゾーン21ごとの記録パワー制御を行なうための手段として、マイクロコンピュータ部13のメモリ13Aに、図4に示すような仮想ゾーン開始アドレス管理テーブル22、図5に示すような補正率管理テーブル23及び図6に示すようなストレージテーブル24が格納されている。
仮想ゾーン開始アドレス管理テーブル22は、各仮想ゾーン21の開始アドレスを管理するためのテーブルであり、各仮想ゾーン21の開始アドレスがその仮想ゾーン21に付与されたID(以下、これを仮想ゾーンIDと呼ぶ)と対応付けて格納される。
この仮想ゾーン開始アドレス管理テーブル22は、光ディスク装置1に光ディスク2が装填された段階でマイクロコンピュータ部13により作成される。実際上、マイクロコンピュータ部13は、光ディスク装置1に光ディスク2が装填されたときに、その光ディスク2の記録領域20(図3)を予め定められた所定数(例えば5つ)の仮想ゾーン21に区分し、それらの仮想ゾーン21の開始アドレスをそれぞれその仮想ゾーン21の仮想ゾーンIDと対応付けて仮想ゾーン開始アドレス管理テーブル22に格納する。
また補正率管理テーブル23は、各仮想ゾーン21の補正率RUPを管理するためのテーブルであり、各仮想ゾーン21の補正率RUPがその仮想ゾーン21の仮想ゾーンIDと対応付けて格納される。なお、対応する光ディスク2にデータが記録されていない初期段階では、各仮想ゾーン21の補正率RUPの初期値としてそれぞれ「0」が格納される。
ストレージテーブル24は、各メーカがそれぞれ販売する各光ディスク2について、記録速度を1倍速、2倍速、4倍速、……にした場合の目標β値及び目標記録パワーをまとめたテーブルである。
そして光ディスク装置1においては、光ディスク2が装填されると、そのリードイン領域やアウター領域に格納された当該光ディスク2のメーカ名を読み出し、かかるストレージテーブル24に格納された各目標β値のうちの当該光ディスク2のメーカ名と、そのときの記録速度とに応じた目標β値を読み出して、(1)式の演算に用いる。
ここで、本実施の形態による光ディスク装置1の場合、上述のような仮想ゾーン21ごとの記録パワー制御は、マイクロコンピュータ部13のメモリ13Aに格納された制御プログラムに基づいて、当該マイクロコンピュータ部13の制御のもとに、図7及び図8に示す処理手順に従って実行される。
実際上、マイクロコンピュータ部13は、ホストコンピュータ3から記録コマンドが与えられると、図7及び図8に示す記録処理を開始し、まず、記録コマンドに基づき指定された記録モードがベリファイモードであるか否かを判断する(SP1)。
そしてマイクロコンピュータ部13は、この判断において肯定結果を得ると、ディジタル・シグナル・プロセッサ14及び図示しないシークモータを制御することにより、光ディスク2のPCAに試書きを行わせ、そのときのβ値を測定する。そして、マイクロコンピュータ部13は、このとき得られた測定β値に基づいて、ディジタル・シグナル・プロセッサ14に設定されているAPC制御の目標記録パワーを補正する(SP2)。なお、このようなβ値の測定方法及び目標記録パワーの補正方法については後述する(SP4及びSP7参照)。
続いてマイクロコンピュータ部13は、記録コマンドに含まれるデータ記録開始位置のアドレスと、仮想ゾーン開始アドレス管理テーブル22(図4)とに基づいて、光ディスク2上のデータ記録開始位置がどの仮想ゾーン21に属するかを判定する(SP3)。
次いでマイクロコンピュータ部13は、ステップSP3の判定結果に基づいて補正率管理テーブル23(図5)に格納された、データ記録開始位置(又は次にデータを記録する領域の開始位置)が属する仮想ゾーン21の補正率RUPを読み出す。またマイクロコンピュータ部13は、この補正率RUPを現在のAPC制御の目標記録パワーに乗算し、乗算結果を補正後の新たなAPC制御の目標記録パワーとしてディジタル・シグナル・プロセッサ14に設定する(SP4)。
さらにマイクロコンピュータ部13は、シークモータを制御することにより光ピックアップ16を記録開始位置にまで移動させる一方、ディジタル・シグナル・プロセッサ14を駆動することにより、ステップSP4において設定した目標記録パワーでのデータ記録を開始させる(SP5)。
この後マイクロコンピュータ部13は、データの記録を開始してから所定クラスタ(例えば30クラスタ)分のデータ記録が完了するのを待ち受ける(SP6)。
そしてマイクロコンピュータ部13は、やがてデータの記録を開始してから所定クラスタ分のデータ記録が完了することによりステップSP6において肯定結果を得ると、光ディスク2に記録したデータの検証を行うと共に、そのときのβ値を測定する(SP7)。
具体的にマイクロコンピュータ部13は、ディジタル・シグナル・プロセッサ14及びシークモータ等を制御することにより、光ディスク2に対するデータの記録を停止させ、そのとき光ディスク2に記録した所定クラスタ分のデータを再生させる。そして、このとき得られたRF信号が、アナログ/ディジタル変換部17を介してディジタルRF信号としてディジタル・シグナル・プロセッサ14に与えられる。
ディジタル・シグナル・プロセッサ14は、供給されるディジタルRF信号に対して復調処理等の所定の信号処理を施し、かくして得られた再生データと、図示しない内部メモリに保持しているそのとき光ディスク2に記録したデータとが一致するか否かを判定する。そしてディジタル・シグナル・プロセッサ14は、この判定結果(一致又は不一致)をマイクロコンピュータ部13に出力する。
またディジタル・シグナル・プロセッサ14は、かかる信号処理の過程で得られた再生信号に基づいて、次式
[数2]
β=(a1+a2)/(a1−a2) ……(2)
により、そのときのβ値(測定β値)を算出する。なお、この(2)式において、a1は再生信号の最大レベルを表し、a2は再生信号の最小レベルを表す。そしてディジタル・シグナル・プロセッサ14は、このようにして得られたβ値をマイクロコンピュータ部13に送出する。
[数2]
β=(a1+a2)/(a1−a2) ……(2)
により、そのときのβ値(測定β値)を算出する。なお、この(2)式において、a1は再生信号の最大レベルを表し、a2は再生信号の最小レベルを表す。そしてディジタル・シグナル・プロセッサ14は、このようにして得られたβ値をマイクロコンピュータ部13に送出する。
一方、マイクロコンピュータ部13は、ディジタル・シグナル・プロセッサ14から与えられる上述の判定結果に基づいて、再生エラーが発生したか否かを判断する(SP8)。具体的に、マイクロコンピュータ部13は、かかる判定結果として「不一致」という結果が得られたときには、再生エラーが発生したと判断し、「一致」という結果が得られたときには、再生エラーが発生していないと判断する。
そしてマイクロコンピュータ部13は、この判断において肯定結果を得たときには、今回得られた測定β値と、前回までに得られた測定β値のうちの今回の測定β値に最も近い測定β値(初回では目標β値)とを用いて記録パワーに対する測定β値の変化比率A(図2の線分Kの傾き)の逆数を補正係数として算出する。またマイクロコンピュータ部13は、この補正係数を用いて(1)式により補正率RUPを算出する(SP9)。
そしてマイクロコンピュータ部13は、このようにして算出した補正率RUPを、直近のステップSP3において判定した仮想ゾーン21と対応付けて補正率管理テーブル23に格納し(SP10)、この後今回記録に失敗したデータを記録する交替領域内の領域を決定し(SP11)、この後、ステップSP3に戻る。この結果、今回記録に失敗したデータがステップSP11において決定された交替領域内の領域に、当該領域が属する仮想ゾーン21の補正率RUPを用いて補正された目標記録パワーで記録される(SP3〜SP12)。なお、マイクロコンピュータ部13は、この後、データの記録先をユーザデータ領域内の対応する領域に戻す。
これに対してマイクロコンピュータ部13は、ステップSP8の判断において否定結果を得ると、記録対象のすべてのデータを光ディスク2に記録し終えたか否かを判断する(SP12)。そしてマイクロコンピュータ部13は、この判断において否定結果を得るとステップSP3に戻り、この後ステップSP12において肯定結果を得るまで同様の処理を繰り返す(SP3〜SP12−SP3)。
そしてマイクロコンピュータ部13は、やがて記録対象のすべてのデータを光ディスク2に記録し終えることによりステップSP12において肯定結果を得ると、この記録処理を終了する。
他方、マイクロコンピュータ部13は、ステップSP1の判断において否定結果を得ると、ステップSP2〜ステップSP5と同様にステップSP13〜ステップSP16を処理することにより、OPC等を行いデータの記録を開始する。
続いてマイクロコンピュータ部13は、現在、データを記録しているユーザデータ領域が交替済み領域であるか否かを判断する(SP17)。このような判断を行なうのは、光ディスク2が書換え型(RE)のものであり、既にデータが記録されたユーザデータ領域上にデータを上書きするような場合に、前回のデータ記録の際に検出されたユーザデータ領域内の欠陥部位が交替領域内のいずれかの領域に交替処理されている場合があることから、これに対応するためである。
そしてマイクロコンピュータ部13は、この判断において肯定結果を得ると、ステップSP14に戻り、その交替領域内のこれからデータを記録しようとしている領域が属する補正率RUPを補正率管理テーブル23から読み出し、この補正率RUPを用いて目標記録パワーを補正した後、そのデータを当該領域に記録する。なお、マイクロコンピュータ部13は、この後、データの記録先をユーザデータ領域内の対応する領域に戻す。
またマイクロコンピュータ部13は、ステップSP17の判断において否定結果を得ると、ステップSP16においてデータ記録を開始してから一定時間(又は一定間隔)が経過したか否かを判断する(SP18)。そしてマイクロコンピュータ部13は、この判断において否定結果を得ると、ステップSP17に戻って光ディスク2に対するデータ記録を続けさせる(SP17−SP18−SP17)。
そしてマイクロコンピュータ部13は、データの記録を開始してから一定時間(又は一定間隔)が経過することによりステップSP18において肯定結果を得ると、ステップSP7と同様にしてそのときのβ値を測定する(SP19)。
またマイクロコンピュータ部13は、この後、そのときデータを記録した領域が属する仮想ゾーン21の補正率RUPを算出すると共に(SP20)、算出した補正率RUPを当該仮想ゾーン21と対応付けて補正率管理テーブル23に格納した後(SP21)、記録対象のすべてのデータを光ディスク2に記録し終えたか否かを判断する(SP22)。
そしてマイクロコンピュータ部13は、この判断において否定結果を得るとステップSP14に戻り、この後ステップSP22において肯定結果を得るまで同様の処理を繰り返す(SP14〜SP22−SP14)。
またマイクロコンピュータ部13は、やがて記録対象のすべてのデータを光ディスク2に記録し終えることによりステップSP22において肯定結果を得ると、この記録処理を終了する。
(3)本実施の形態の効果
以上のように本実施の形態による光ディスク装置1では、光ディスク2の記録領域20(図3)を複数の仮想ゾーン21に分け、これら仮想ゾーン21ごとに補正率RUPを取得して記憶しておく一方、光ディスク2にデータを記録する際には、そのデータを記録する仮想ゾーン21の補正率RUPを用いてAPC制御の目標記録パワーを補正するようにしているため、常に最適記録パワーでのデータ記録を行なうことができ、光ディスク2に記録されたデータの記録品質を実用上十分に確保することができる。
以上のように本実施の形態による光ディスク装置1では、光ディスク2の記録領域20(図3)を複数の仮想ゾーン21に分け、これら仮想ゾーン21ごとに補正率RUPを取得して記憶しておく一方、光ディスク2にデータを記録する際には、そのデータを記録する仮想ゾーン21の補正率RUPを用いてAPC制御の目標記録パワーを補正するようにしているため、常に最適記録パワーでのデータ記録を行なうことができ、光ディスク2に記録されたデータの記録品質を実用上十分に確保することができる。
(4)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、本発明を図1のように構成された光ディスク装置1に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成の光ディスク装置に広く適用することができる。
なお上述の実施の形態においては、本発明を図1のように構成された光ディスク装置1に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成の光ディスク装置に広く適用することができる。
また上述の実施の形態においては、光ディスク2に対するデータの記録時に、光ディスク2に記録されたデータを定期的に再生する再生部を、マイクロコンピュータ部13、ディジタル・シグナル・プロセッサ14及び光ピックアップ16等で構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成を広く適用することができる。
さらに上述の実施の形態においては、光ディスク2から再生されたデータの再生波形に基づいてβ値を取得し、取得したβ値に基づいて記録パワーの補正率RUPを算出する補正率算出部と、光ディスク2の記録領域20を複数の仮想ゾーン21に区分し、仮想ゾーン21ごとの補正率RUPを管理する補正率管理部と、光ディスク2における次にデータを記録すべき仮想ゾーン21の補正率RUPに基づいて目標記録パワーを補正する記録パワー補正部と、光ディスク2から再生されたデータと記録対象のデータと比較し、正しくデータが記録されているかを検証するベリファイ部とを、光ディスク装置1全体の動作制御を司るマイクロコンピュータ部13により構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、かかる補正率算出部、補正率管理部、記録パワー補正部及びベリファイ部としての機能の一部又は全部をディジタル・シグナル・プロセッサ14に割り当てるようにしても良い。また、マイクロコンピュータ部13とは別にCPU等のプロセッサを設け、かかる補正率算出部、補正率管理部、記録パワー補正部及びベリファイ部としての機能の一部又は全部をそのプロセッサに割り当てるようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、光ディスク2の記録領域20を例えば5つの仮想ゾーン21に区分するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、5未満又は6以上の仮想ゾーン21に区分するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、本発明をブルーレイディスクに対応した光ディスク装置1に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、データを記録するデータ領域に欠陥があったときの交替領域を有する光ディスクに対応した光ディスク装置であるのならば、本発明を広く適用することができる。
さらに上述の実施の形態においては、光ディスク装置1がベリファイモード及びウォーキングOPCモードのいずれの記録モードでデータ記録を行なうかをホストコンピュータ3が記録コマンドにおいて指定する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば光ディスク装置1のマイクロコンピュータ部13が当該光ディスク装置1に装填された光ディスク2の種類(ブルーレイディスク又はDVD)を判別し、当該光ディスク2がブルーレイディスクである場合にはベリファイモードでデータ記録を行い、光ディスク2がDVDである場合にはウォーキングOPCモードでデータ記録を行なうように光ディスク装置1を構築するようにしても良い。
1……光ディスク装置、2……光ディスク。3……ホストコンピュータ、13……マイクロコンピュータ部、13A……メモリ、14……ディジタル・シグナル・プロセッサ、16……光ピックアップ、21,21A〜21E……仮想ゾーン、22……仮想ゾーン開始アドレス管理テーブル、23……補正率管理テーブル、24……ストレージテーブル。
Claims (10)
- 光ディスクに対するデータの記録時に、前記光ディスクに記録されたデータを定期的に再生する再生部と、
前記再生部により再生された前記データの再生波形に基づいて、前記光ディスクにおける前記データの記録品質の指標となるβ値を取得し、取得した前記β値に基づいて記録パワーの補正率を算出する補正率算出部と、
前記光ディスクの記録領域を複数のゾーンに区分し、前記ゾーンごとの前記補正率を管理する補正率管理部と、
前記光ディスクにおける次にデータを記録すべき前記ゾーンの前記補正率に基づいて前記記録パワーを補正する記録パワー補正部と
を備えることを特徴とする光ディスク装置。 - 前記補正率管理部は、
前記ゾーンごとの開始アドレスを前記ゾーンごとの前記補正率と併せて管理し、
前記記録パワー補正部は、
前記ゾーンごとの前記開始アドレスに基づいて、前記データを記録する前記ゾーンの前記補正率を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。 - 前記光ディスクは、
データを記録するデータ領域に欠陥があったときの交替領域を有し、
前記補正率管理部は、
少なくとも前記データ領域及び前記交替領域を異なる前記ゾーンに区分する
ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。 - 前記光ディスクは、ブルーレイディスクである
ことを特徴とする請求項3に記載の光ディスク装置。 - 前記光ディスクから再生されたデータと記録対象のデータと比較し、正しくデータが記録されているかを検証するベリファイ部を備え、
前記補正率算出部は、
前記ベリファイ部による前記検証の際に得られた再生波形に基づいて前記β値を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。 - 光ディスクに対するデータの記録時に、前記光ディスクに記録されたデータを定期的に再生する第1のステップと、
再生した前記データの再生波形に基づいて、前記光ディスクにおける前記データの記録品質の指標となるβ値を取得し、取得した前記β値に基づいて記録パワーの補正率を算出する第2のステップと、
前記補正率に基づいて前記記録パワーを補正する第3のステップと
を備え、
前記光ディスクの記録領域を複数のゾーンに区分し、前記ゾーンごとの前記補正率を管理し、
前記第3のステップでは、
前記光ディスクにおける次にデータを記録すべき前記ゾーンの前記補正率に基づいて前記記録パワーを補正する
ことを特徴とする記録パワー制御方法。 - 前記ゾーンごとの開始アドレスを前記ゾーンごとの前記補正率と併せて管理し、
前記第2のステップでは、
前記ゾーンごとの前記開始アドレスに基づいて、前記データを記録する前記ゾーンの前記補正率を取得する
ことを特徴とする請求項6に記載の記録パワー制御方法。 - 前記光ディスクは、データを記録するデータ領域に欠陥があったときの交替領域を有し、
少なくとも前記データ領域及び前記交替領域を異なる前記ゾーンに区分する
ことを特徴とする請求項6に記載の記録パワー制御方法。 - 前記光ディスクは、ブルーレイディスクである
ことを特徴とする請求項8に記載の記録パワー制御方法。 - 前記第2のステップでは、
前記光ディスクから再生されたデータと記録対象のデータと比較し、正しくデータが記録されているかを検証すると共に、当該検証の際に得られた再生波形に基づいて前記β値を取得する
ことを特徴とする請求項6に記載の記録パワー制御方法。
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