JP2008299718A - 記憶システム、記憶制御装置及びデータ圧縮方法 - Google Patents

記憶システム、記憶制御装置及びデータ圧縮方法 Download PDF

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Abstract

【課題】データの圧縮にかかる圧縮処理時間を調整することで、記憶システムの性能を低下させない記憶システム、記憶制御装置及びデータ圧縮方法を提供しようとするものである。
【解決手段】記憶制御装置は、以前に圧縮したファイルデータの統計情報によって決定するスループット値をシステム性能値として管理する統計情報管理部と、予め目標値として設定されるシステム性能目標値とシステム性能値との比較に基づいて、ファイルデータの圧縮を打ち切ってシステム性能を優先するシステム性能優先モード又はファイルデータの圧縮を優先する圧縮優先モードかの圧縮モードを設定するモード設定部と、モード設定部で設定した圧縮モードに基づいてファイルデータを圧縮する圧縮制御部と、を備えることとした。
【選択図】図1

Description

本発明は記憶システム、記憶制御装置及びデータ圧縮方法に関し、特に大規模なデータをストレージ装置に圧縮して保存するための技術に関する。
近年、大規模なデータを取り扱う記憶システムにおいて、ホスト装置からの大容量のデータを格納するために、ホスト装置からのデータの入出力を制御するストレージ装置(記憶制御装置)が用いられている。
ストレージ装置は、アレイ状に配列された多数のディスクドライブをRAID(Redundant Array of Independent Inexpensive Disks)管理する。多数のディスクドライブが提供する物理的な記憶領域上には少なくとも1つ以上の論理的なボリューム(以下、論理ボリュームという)が形成され、この論理ボリュームがホスト装置に提供される。
この種の記憶システムにおいては、大規模なデータを取り扱うことから、データの実質的な性質を保ったままデータ量を減らして別のデータに変換するデータ圧縮方式が広く使われている。
データ圧縮方式の一つに、LZ77方式と呼ばれる辞書型のデータ圧縮方式がある。LZ77方式を使用したデータ圧縮方式は、以前に符号化した入力データ列を辞書として利用し、以前に符号化した入力データ列と入力データ列の中の連続した部分との最長一致箇所を検索し、その一致箇所を符号化する方式である。
LZ77方式は、すでに符号化を終えた入力データ列を格納するための履歴アレイをもつ。履歴アレイ内に一定長の先読み領域と呼ばれる領域を用意しておき、この領域にこれから圧縮を行うデータが格納される。先読み領域では処理が進むにつれて円環的に移動することで更新を容易にする。
LA77方式を使用する問題点の1つに符号化処理速度の劣化が挙げられることから、特許文献1には、履歴アレイ内の文字列の検索結果を検索手段に登録する際に、この登録を制御することで、この問題点を解消する技術が開示されている。
特開平9−46235号公報
ここでデータを圧縮することに加えデータを暗号化する場合には、データを圧縮後に暗号化するのが通常であることから、データの圧縮はストレージ装置内で実施しなければならない。
しかし大規模なデータの圧縮を実施するとストレージ装置にかかる圧縮処理時間が長くなるので、ある一定の圧縮処理時間を越えてしまうと圧縮したデータを格納する処理やスループットに影響を及ぼし、却って記憶システムの性能が低下するという問題が生じる。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、データの圧縮にかかる圧縮処理時間を調整することで、記憶システムの性能を低下させない記憶システム、記憶制御装置及びデータ圧縮方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明は、ホスト装置から送られる圧縮対象のファイルデータを記憶する1又は複数の記憶制御装置を有する記憶システムにおいて、1又は複数の記憶制御装置は、以前に圧縮したファイルデータの統計情報によって決定するスループット値をシステム性能値として管理する統計情報管理部と、予め目標値として設定されるシステム性能目標値とシステム性能値との比較に基づいて、ファイルデータの圧縮を打ち切ってシステム性能を優先するシステム性能優先モード又はファイルデータの圧縮を優先する圧縮優先モードかの圧縮モードを設定するモード設定部と、モード設定部で設定した圧縮モードに基づいてファイルデータを圧縮する圧縮制御部と、を備えることを特徴とする。
この結果、データを圧縮する際にストレージ装置内で圧縮モードの調整をすることで圧縮処理時間を調整することができる。
また本発明は、ホスト装置から送られる圧縮対象のファイルデータを記憶する1又は複数の記憶制御装置において、以前に圧縮したファイルデータの統計情報によって決定するスループット値をシステム性能値として管理する統計情報管理部と、予め目標値として設定されるシステム性能目標値とシステム性能値との比較に基づいて、ファイルデータの圧縮を打ち切ってシステム性能を優先するシステム性能優先モード又はファイルデータの圧縮を優先する圧縮優先モードかの圧縮モードを設定するモード設定部と、ファイルデータを符号化した入力データ列と、以前に符号化した入力データ列である辞書データ列との一致箇所を検出する一致検出部と、圧縮モードと一致箇所との比較に基づいてファイルデータの圧縮を打ち切る制御を行う打ち切り制御部と、を備えることを特徴とする。
この結果、打ち切り制御部がデータの圧縮を打ち切るための制御を行うので、データを圧縮する際にストレージ装置内で圧縮モードの調整をし、圧縮処理時間を調整することができる。
さらに本発明は、ホスト装置から送られる圧縮対象のファイルデータを記憶する1又は複数の記憶制御装置を有する記憶システムのデータ圧縮方法において、1又は複数の記憶制御装置では、以前に圧縮したファイルデータの統計情報によって決定するスループット値をシステム性能値として管理する統計情報管理ステップと、予め目標値として設定されるシステム性能目標値とシステム性能値との比較に基づいて、ファイルデータの圧縮を打ち切ってシステム性能を優先するシステム性能優先モード又はファイルデータの圧縮を優先する圧縮優先モードかの圧縮モードを設定するモード設定ステップと、モード設定ステップで設定した圧縮モードに基づいてファイルデータを圧縮する圧縮制御ステップと、を備えることを特徴とする。
この結果、データを圧縮する際にストレージ装置内で圧縮モードの調整をすることで圧縮処理時間を調整することができる。
本発明によれば、データを圧縮する際にストレージ装置内で圧縮モードの調整をすることで圧縮処理時間を調整できるので、記憶システムに関する性能の低下を回避することができる。
(1)第1の実施の形態
(1−1)記憶システム
まず、本実施の形態による記憶システムについて以下に説明する。
図1において、1Aは全体として本実施の形態による記憶システムを示す。
この記憶システム1Aは、複数のホスト装置2がSAN(Storage Area Network)3を介して複数のストレージ装置4A、4Bと接続され、複数のストレージ装置4がLAN(Local Area Network)5を介して管理端末6と接続される構成である。
以下の説明では、特に区別する場合を除いてストレージ装置4と記載する。
ホスト装置2は、CPU(Central Processing Unit)やメモリ等の情報処理資源を備えたコンピュータ装置であり、例えばパーソナルコンピュータや、ワークステーション、メインフレームなどから構成される。またホスト装置2は、キーボード、スイッチやポインティングデバイス、マイクロフォン等の情報入力装置(図示せず)と、モニタディスプレイやスピーカ等の情報出力装置(図示せず)とを備える。
ストレージ装置4Aは、記憶制御装置であって、主にコントローラ7Aと、記憶装置8とを備える。
コントローラ7Aは、フロントエンドインターフェース70、CPU71、ローカルメモリ72、データ転送コントローラ73、キャッシュメモリ74、圧縮制御部75、暗号・復号制御部76、バックエンドインターフェース77及びLANインターフェース78、を備える。
コントローラ7Aは、複数のハードディスクドライブ80をいわゆるRAID方式に規定されるRAIDレベル(例えば、0,1,5)で制御することができる。RAID方式においては、複数のハードディスクドライブ80が1つのRAIDグループとして管理される。RAIDグループ上には、ホスト装置2からのアクセス単位である複数の論理ボリュームVOLが定義されている。それぞれの論理ボリュームVOLには、LUN(Logical Unit Number)が割当てられている。
フロントエンドインターフェース70は、ホスト装置2とのインターフェースを制御するコントローラであり、例えば、ファイバチャネルプロトコルに基づくホスト装置2からのブロックアクセス要求を受信する機能を有する。
CPU71は、ホスト装置2からのデータの入出力要求に応答して、複数のハードディスクドライブ80及び半導体メモリ81へのライトアクセス又はリードアクセスを制御するプロセッサである。またCPU71は、管理端末6から送信される各種コマンドに応じた処理やローカルメモリ72に格納されるプログラム処理を実行するプロセッサである。
ローカルメモリ72には、各種データやプログラムが格納されている。詳細については、後述する。
データ転送コントローラ73は、キャッシュメモリ74、フロントエンドインターフェース70、バックエンドインターフェース77、圧縮制御部75、暗号・復号制御部76、及びCPU71を接続し、ホスト装置2とハードディスクドライブ80との間のデータ転送を制御する。
キャッシュメモリ74は、ハードディスクドライブ80又は半導体メモリ81に書き込むためのライトデータ又はハードディスクドライブから読み出したリードデータを一時的に格納するバッファメモリである。キャッシュメモリ74は、電源バックアップされており、ストレージ装置4Aに電源障害が発生した場合でも、キャッシュデータの消失を防ぐ不揮発性メモリとして構成されている。
圧縮制御部75は、キャッシュメモリ74で一時的に格納されたデータを読み込んでデータを圧縮する制御部である。圧縮制御部75については、後述する。
暗号・復号制御部76は、ハードディスクドライブ80又は半導体メモリ81から圧縮されたデータを読み出した後、暗号化する制御部である。また、暗号・復号制御部76は、暗号化されたデータが他のストレージ装置4からの暗号化されたデータを、一時的にキャッシュメモリ74に格納した後、キャッシュメモリ74から暗号化データを読み込んで復号化する制御部である。
バックエンドインターフェース77は、ハードディスクドライブ80又は半導体メモリ81とのインターフェースを制御するコントローラであり、例えば、ハードディスクドライブ80を制御するプロトコルに基づくハードディスクドライブ80へのデータ入出力要求を制御する機能を有する。
LANインターフェース78は、LANに接続するインターフェースであり、TCP/IPに基づいて管理端末6との間でデータ及び制御信号の送受信を制御する。
記憶装置8は、複数のハードディスクドライブ80及び半導体メモリ81を備える。
ハードディスクドライブ80は、FC(Fibre Channel)ディスクドライブ、SATA(Serial Advanced Technology Attachment)ディスクドライブ、PATA(Parallel Advanced Technology Attachment)ディスクドライブ、FATA(Fibre Advanced Technology Attachment)ディスクドライブ、SAS(Serial Advanced SCSI)ディスクドライブ或いはSCSI(Small Computer System Interface)ディスクドライブ等のストレージデバイスである。
半導体メモリ81は、半導体素子によって構成されたメモリであり、不揮発性メモリ、揮発性メモリ等のメモリである。
他のストレージ装置4Bは、リモートコピー用のストレージ装置である。他のストレージ装置4Bは、ストレージ装置4Aの構成と同様なので詳細な説明は省略する。他のストレージ装置4Bは、ストレージ装置4Aで圧縮し暗号化したデータを受信すると、当該データを暗号・復号制御部76を介して復号化し、複合化した圧縮データを記憶装置8に記憶させる。
ホスト装置2からのライトアクセスが要求されると、データ転送コントローラ73は、まずフロントエンドインターフェース70を介してホスト装置2から受け取ったデータをキャッシュメモリ74に書き込む。その後、データ転送コントローラ73は、そのライトデータを圧縮制御部75で圧縮して圧縮データとした後、ハードディスクドライブ80又は半導体メモリ81へ非同期書き込みすることを目的として、圧縮データをバックエンドインターフェース77へ転送する。
またホスト装置2からのリードアクセスが要求されると、バックエンドインターフェース77を介して、ハードディスクドライブ80又は半導体メモリ81から読み取った圧縮データをキャッシュメモリ74に書き込むとともに、暗号・復号制御部76を介して暗号化し、暗号化した圧縮データをフロントエンドインターフェース70に転送する。フロントエンドインターフェース70は、暗号化した圧縮データを他のストレージ装置4Bに転送する。
管理端末6は、例えば、CPU、メモリ及びディスプレイ等のハードウェア資源を備えるコンピュータシステムである。ユーザは、管理端末6を入力操作することにより、ストレージ装置4を管理するためのコマンドをストレージ装置4に送信する。ストレージ装置4を管理するためのコマンドとしては、例えば、ハードディスクドライブ80の増設或いは減設、又はRAID構成の変更を指示するためのコマンド、CPUのマイクロプログラムをメモリにインストールするためのコマンド、ストレージ装置4の動作状態の確認や故障部位を特定するためのコマンド等がある。
(1−2)ローカルメモリの構成
次にローカルメモリ72に格納される構成について説明する。
図2に示すように、ローカルメモリ73は、過去のファイル内にあるデータを圧縮した情報を統計情報として管理する統計情報管理部9及び統計情報に基づいて決定されるモード設定プログラム720を格納する。
統計情報管理部9は、ファイル統計テーブル90及びデータ統計テーブル91を管理する。
(1−2−1)ファイル統計テーブル
図3に示すように、ファイル統計テーブル90は、ホスト装置2から送信されるファイル毎の圧縮情報や記憶システム1Aの性能情報を統計情報として保存するテーブルである。
ファイル統計テーブル90は、「ファイル番号」フィールド90A、「圧縮率(%)」フィールド90B、「現在圧縮モード」フィールド90C、「次回圧縮モード」フィールド90D、「平均値」フィールド90E、「圧縮目標」フィールド90F、「性能値」フィールド90G及び「性能目標」フィールド90Hから構成される。
「ファイル番号」フィールド90Aは、ホスト装置2から送信される複数のファイルのファイル番号を格納する。
「圧縮率(%)」フィールド90Bは、各ファイルの圧縮率情報を格納する。ファイルの圧縮率とは、圧縮前のファイルを圧縮後のファイルで除して百分率としたものをいう。
「現在圧縮モード」フィールド90Cは、現時点でファイルを圧縮するための圧縮モード値を格納する。圧縮モードは、例えば1から8までの段階で設定される。圧縮モードの数値が小さいほど記憶システム1Aの性能向上を優先し、数値が大きいほど圧縮処理を優先することを示す。
「次回圧縮モード」フィールド90Dは、ユーザによって設定された圧縮率の目標値と圧縮率の平均値とに基づいて設定される値で、次のファイルを圧縮するための圧縮モード値を格納する。
「圧縮目標」フィールド90Fは、圧縮率の平均値が圧縮率の目標値に到達しているか否かの情報を格納する。圧縮率の平均値が圧縮率の目標値に到達している場合には「達成」と表示されるが、到達していない場合には「未達成」と表示される。
「性能値」フィールド90Gは、単位時間当たりのデータ転送量(スループット)の値を格納する。
「性能目標」フィールド90Hは、現時点での性能値がユーザによって設定された性能目標値に到達しているか否かの情報を格納する。なお、性能目標値とは、単位時間当たりのデータ転送量(スループット)の値をいう。
(1−2−2)データ統計テーブル
データ統計テーブル91は、ファイルデータの一部である任意のデータの圧縮情報や記憶システム1Aの性能情報を統計情報として保存するテーブルである。
図4に示すように、データ統計テーブル91は、「データ番号」フィールド91A、「圧縮率(%)」フィールド91B、「現在圧縮モード」フィールド91C、「次回圧縮モード」フィールド91D、「平均値」フィールド91E、「圧縮目標」フィールド91F、「性能値」フィールド91G及び「性能目標」フィールド91Hから構成される。
「データ番号」フィールド91Aは、ある入力データのデータ番号を格納する。
「圧縮率(%)」フィールド91Bは、入力データの圧縮率情報を格納する。入力データの圧縮率とは、圧縮前の入力データを圧縮後の入力データで除して百分率としたものをいう。
「現在圧縮モード」フィールド91Cは、入力データを圧縮するための圧縮モード値を格納する。データ統計テーブル91での圧縮モードは、上述のファイル統計情報91での圧縮モードに比べ、より細かいモード設定を可能とする。例えば、データ統計テーブル91での圧縮モードは、例えば1から8までの段階で、小数点以下1桁まで設定することができる。ファイル「1」の圧縮モードが「6」の場合には、ファイル「1」内にあるデータは6.0〜6.9までの間でより細かいモード設定ができる。
「次回圧縮モード」フィールド91Dは、ユーザによって設定された圧縮率の目標値と圧縮率の平均値に基づいて設定される値で、次の入力データを圧縮するための圧縮モード値を格納する。
「圧縮目標」フィールド91F、「性能値」フィールド91G及び「性能目標」フィールド91Hは、それぞれ上述した「圧縮目標」フィールド90F、「性能値」フィールド90G及び「性能目標」フィールド90Hと同様なので説明を省略する。
(1−3)圧縮制御部の構成
次に圧縮制御部75の構成について説明する。
図5は、圧縮制御部75内の構成を示したブロック図である。
圧縮制御部75は、辞書型のデータ圧縮方式を用いて、入力データ列の圧縮を制御する制御部である。
ここで入力データ列とは、ホスト装置2から送信される1ファイルがある場合に、このファイル内に保存される全てのデータを圧縮対象としたデータ列をいい、この入力データ列を数バイトずつに分割したデータ列を部分データ列という。
圧縮制御部75は、打ち切り制御部750、辞書部751、符号化部752、一致検出部753、記憶部754及びマージ部755から構成されている。
打ち切り制御部750は、CPU71との間でやり取りを行い、部分データ列を圧縮するための指示、辞書部751にある辞書データ列D0〜Dn+14のアドレスを切り替える切り替え指示、部分データ列を最後まで圧縮せずに途中で圧縮を打ち切る打ち切り指示又はエンドフラグ指示を制御する。
ここで、辞書データ列D0〜Dn+14とは、以前に符号化した入力データ列をいう。
打ち切り制御部750は、モード設定プログラム720に基づいて設定される圧縮モードに従って一致検出部753を制御する。
辞書部751は、辞書データ列D0〜Dn+14を有し、アドレスポインタ751Aを動かすことによって、任意のグループ毎にまとまった辞書データ列D0〜Dn+14が部分データ列と比較するための対象辞書として用いられる。ここでは、アドレスポインタ751Aは、8ビットずつ動かす。任意のグループ毎にまとまった辞書データ列D0〜Dn+14と部分データ列I0〜I7との一致を検出することで一致部分を圧縮することができる。
なお、本実施の形態では、辞書データ列は1ビットの部分データ列に対して8ビットの辞書データ列が比較できるように構成されている。ここでは8ビットの部分列データ列I0〜I7に対して、辞書データ列をD0〜D14、D8〜D15…Dn〜Dn+14ビット毎に1グループとしているが、このグループ分けに限られない。また、圧縮の処理速度を高めるために任意のグループ毎にまとめただけであるので、全辞書データ列D0〜Dn+14と部分データ列とを比較してもよい。
符号化部752は、入力データを入力データ列として符号化し、この入力データ列を数バイトずつに分割したデータ列を複数の部分データ列I0〜I7に記憶するものである。符号化部752は、各部分データ列I0〜I7を一致検出部753に送信する。
なお、本実施の形態では、入力データ列を8ビット毎に分割したデータと部分データ列I0〜I7としているが、16ビット毎に分割してもよく、本実施の形態で例示した数値に限られない。
一致検出部753は、任意のグループ毎にまとまった辞書データ列D0〜D14、D8〜D15…Dn〜Dn+14と部分データ列I0〜I7とを比較して、一致箇所を圧縮箇所として検出するものである。一致検出部753は、圧縮箇所である一致長及び位置情報を出力する。
記憶部754は、最大一致箇所である一致長(一致レングス)及び位置の最大値と、部分データ列ごとに算出される一致長及び位置情報の算出値と、を記憶する。記憶部754は、最大値や算出値を打ち切り制御部750に送信する。
マージ部755は、一致検出部753により検出された入力データ列の圧縮箇所を圧縮し、非圧縮箇所をそのまま入力データ列として区別する。そしてマージ部755は、圧縮箇所と非圧縮箇所を結合させて出力データとして出力させる。
次に、一致検出部753の具体的なハード構成について説明する。
図6は、一致検出部753のハード構成である。
一致検出部753は、コンパレータ回路7530と、コンパレータ回路7530と接続される生成回路7531とから構成される。
コンパレータ回路7530は、辞書データ列D0〜Dn+14、部分データ列I0〜I7のそれぞれがコンパレータC00〜C147の入力端子IN1、IN2に接続され、一致又は不一致の結果が出力端子OUTから出力される回路である。ある部分データ列I0〜I7と任意の辞書データ列D0〜D14、D8〜D15…Dn〜Dn+14とを比較する1回の比較圧縮対象データ範囲をページPという。
生成回路7531は、コンパレータC00〜C147の出力端子から出力された結果に基づいて、一致長と位置情報の算出値を生成する回路である。
図7に、一致長と位置情報の算出値を生成する概念図を示す。
例えば、コンパレータ回路7530は、ページP1内で辞書データ列D0〜D14と部分データ列I0〜I7とを比較した結果を算出する。ページP1には(I0,D0)及び(I1,D0)が一致していることが示されている(図中丸表記)。同様に、ある辞書データ列と部分データ列I0〜I7とを比較したページPmには、(I0,D94)、(I1,D94)、(I2,D94)、(I3,D94)が一致していることが示されている。そして、ある辞書データ列と部分データ列I0〜I7とを比較したページPnには、(I0〜I7,Dn)が一致していることが示されている。
このとき、生成回路7531において、ページP1での一致長,位置情報は(2,D0)、ページPmでの一致長,位置情報は(4,D94)、ページPnでの一致長,位置情報は(8,Dn)と算出値が決定される。
(1−4)データの圧縮モード設定処理
それでは上述した構成に基づいて、記憶システム1Aでのデータの圧縮モード設定を行う処理手順を説明する。この圧縮モード設定処理は、CPU71がモード設定プログラム720に基づいて実行する。
具体的には図8及び図9に示すように、CPU71はホスト装置2からデータ圧縮の対象のファイル内にある全てのデータ(以下、ファイルデータという)がキャッシュメモリ74に一時的に格納されるとモード設定処理を開始する(S0)。
そしてCPU71は、このファイルデータのファイルサイズ及びファイル属性を確認する(S1)。ここでファイル属性とは、ファイルの種類をいい、例えばバックアップ用ファイル、テキストファイル、画像データ用ファイル等の種類をいう。
確認後、CPU71は、ファイル統計テーブル90に前回までのファイルの統計情報があるか否かを判断し(S2)、前回までのファイルの統計情報がなく初回であると判断すると(S2:NO)、記憶システム1Aの性能目標値を設定する(S3)。性能目標値はユーザ設定である。
一方CPU71は、ファイル統計テーブル90に前回までのファイルの統計情報があると判断すると(S2:YES)、前回までのファイル統計テーブル90を読み出す(S4)。そして、ファイル統計テーブル90を参照し、予め設定されている記憶システム1Aの性能目標値を確認する(S5)。
CPU71は、性能目標値とファイル統計テーブル90にある前回ファイルの性能値とを比較し、前回ファイルの性能値が性能目標値以上の値か否かを判断する(S6)。
例えば、図3のファイル統計テーブル90に示すように、ファイル番号「10」が前回ファイルであるとする。このときの性能値は110MB/sであり、性能目標値は100MB/sであるので、ファイル統計テーブル90の「性能目標」フィールド90Hは、「達成」表示されている。このことから、この場合にはCPU71は、前回ファイルの性能値が性能目標値以上の値であると判断する。
なお、初回の場合には設定した性能値が性能目標値であるので、CPU71は、初期設定した性能値が性能目標値であると判断する。
そして、CPU71は、前回ファイルの性能値が性能目標値以上の値であると判断すると(S6:YES)、データ圧縮の対象であるファイルデータに関する現在の圧縮モードを圧縮優先モードに設定する(S7)。
ここで圧縮優先モードとは、圧縮モードのうち、データ圧縮の対象であるファイルデータに対して圧縮を行うことを優先とするモードである。圧縮優先モードは、上述した圧縮モードの数値を大きく設定することで実現できる。例えば、圧縮モードが1〜8の8段階に設定されている場合には、より大きな数値(5〜8)に設定することでデータ圧縮を優先することができる。
一方、CPU71は、前回ファイルの性能値が性能目標値より小さい値であると判断すると(S6:NO)、データ圧縮の対象であるファイルデータに関する現在の圧縮モードを性能優先モードに設定する(S8)。
ここで性能優先モードとは、圧縮モードのうち、データ圧縮の対象であるファイルデータの圧縮を途中で打ち切って、記憶システム1Aの性能を優先するモードである。性能優先モードは、上述した圧縮モードの数値を小さく設定することで実現できる。例えば、圧縮モードが1〜8の8段階に設定されている場合には、より小さな数値(1〜4)に設定することでデータ圧縮を途中で打ち切って、性能の向上を優先することができる。
例えば、図3のファイル統計テーブル90に示すように、ファイル番号「10」が前回ファイルであるとすると、次回の圧縮モードは「3」である。したがって今回のデータ圧縮の対象であるファイルの圧縮モードは「3」となるため、性能優先モードに設定されることとなる。
圧縮優先モード又は性能優先モードとして現在の圧縮モードを設定すると(S7、S8)、CPU71は、現在圧縮モードを圧縮制御部75の打ち切り制御部750に送信して圧縮処理を実行させる(S9)。圧縮制御部75は、受信した現在圧縮モードに基づいて入力データを圧縮する。
CPU71は、圧縮した入力データの圧縮率を記憶し(S10)、圧縮した入力データの統計情報をデータ統計テーブル91に追加して、データ統計テーブル91の内容を更新する(S11)。
このときCPU71は、「次回圧縮モード」91Dの圧縮モードを変更するか否かを判断する(S12)。このとき、「次回圧縮モード」フィールド91Dの内容は、次回圧縮モード決定方法に基づいて更新される。この決定方法は後述する。
CPU71は、「次回圧縮モード」91Dの圧縮モードを変更すると判断すると(S12:YES)、次回圧縮モードの圧縮モードを変更し(S13)、ステップS14に進む。
CPU71は、「次回圧縮モード」91Dの圧縮モードを変更しないと判断すると(S12:NO)、1ファイルデータ分の圧縮処理を完了したか否かを判断する(S14)。
CPU71は、1ファイルデータ分の圧縮処理を完了していないと判断すると(S14:NO)、ステップS9に戻り再び比較対象データについて圧縮処理を実行する。
一方、CPU71は、1つのファイルデータ分の圧縮処理を完了したと判断すると(S14:YES)、圧縮した1つのファイルの圧縮率を記憶し(S15)、圧縮した1つのファイルをファイル統計テーブル90に追加して、ファイル統計テーブル90の内容を更新する(S16)。このとき、「次回圧縮モード」フィールド90Dの内容は、次回圧縮モード決定方法に基づいて更新される。この決定方法も「次回圧縮モード」フィールド91Dの決定方法と同様に後述する。
そうしてCPU71は、ホスト装置2から送信された全てのファイルについて圧縮が完了したか否かを判断し(S17)、全てのファイルについて圧縮が完了していないと判断すると(S17:NO)、次のファイルデータを読み込んで(S18)再びステップS1からモード設定処理が実行されることとなる。
一方、CPU71は、全てのファイルについて圧縮が完了したと判断すると(S17:YES)、このモード設定処理を終了する(S19)。
(1―5)次回圧縮モードの決定方法
それでは次に、ステップS16でファイル統計テーブル90を更新する際に決定する次回圧縮モードの決定方法を図3及び図10〜図4を用いて説明する。
図10、図11、図13及び図14は、次回圧縮モードを決定するためのグラフである。
例えば図3に示すAポイントの次回圧縮モードを決定する場合について説明をする。
Aポイントのファイル番号「10」は、圧縮率の目標値が20%、圧縮率の平均値が24.5%であって、記憶システム1Aの性能が達成している場合である。
図10のグラフは、記憶システム1Aの性能が達成している場合の次回圧縮モードの設定方法である。縦軸は圧縮モード(1〜8段階)、横軸は圧縮率(%)である。
図10に示すように、記憶システム1Aの性能が達成している場合には、過去の圧縮モードに基づく統計情報によって作成された正規分布を近似直線にした基準線Bと目標値に沿って引かれる縦直線L1との交点N1が、現在の圧縮モードに設定されている。次回の圧縮モードは、基準線Bと現在までの圧縮率の平均値に沿って引かれる縦直線L2と交点N2で設定されることになる。したがって次回の圧縮モードは、「3」に再設定される。
圧縮率の平均値に沿って引かれる縦直線L2は、目標値に沿って引かれる縦直線L1を上回っているので、圧縮を優先するよりも性能を優先する必要がある。これは、性能優先モード(S8)に設定されることである。
引き続き図3に示すBポイントの次回圧縮モードを決定する場合について説明をする。
Bポイントのファイル番号「6」は、圧縮率の目標値が20%、圧縮率の平均値が19.1%であって、記憶システム1Aの性能が達成している場合である。
そして図11のグラフは、図10のグラフと同様に、記憶システム1Aの性能が達成している場合の次回圧縮モードの設定方法である。
図11に示すように、記憶システム1Aの性能が達成している場合には、基準線Bと目標値に沿って引かれる縦直線L3との交点N3が、現在の圧縮モードに設定されている。次回の圧縮モードは、基準線Bと現在までの圧縮率の平均値に沿って引かれる縦直線L4と交点N4で設定されることになる。したがって次回の圧縮モードは「8」に再設定される。
圧縮率の平均値に沿って引かれる縦直線L4は、目標値に沿って引かれる縦直線L3を下回っているので、性能を優先するよりも圧縮を優先する必要がある。これは、圧縮優先モード(S7)に設定されることである。
次に、記憶システム1Aの性能が未達成である場合の次回の圧縮モードの決定方法について説明する。
図12は、記憶システム1Aの性能が未達成である場合のファイル統計テーブル90を示している。
例えば、Cポイントの次回圧縮モードを決定する場合について説明をする。
Cポイントのファイル番号「10」は、圧縮率の目標値が20%、圧縮率の平均値が24.5%であって、記憶システム1Aの性能が未達成である場合である。
図13に示すグラフは、記憶システム1Aの性能が未達成である場合の次回圧縮モードの設定方法である。縦軸は圧縮モード(1〜8段階)、横軸は圧縮率(%)である。
図13に示すように、記憶システム1Aの性能が未達成である場合には、基準線Bと目標値に沿って引かれる縦直線L5との交点N5が現在の圧縮モードに設定されていない。次回の圧縮モードは基準線Bと現在までの圧縮率の平均値に沿って引かれる縦直線L6と交点N6で設定されることになる。したがって次回の圧縮モードは「1」に再設定される。この圧縮モード結果から、次のデータ圧縮対象となるファイルは、性能優先モード(S8)に設定される。
引き続き、図12に示すDポイントの次回圧縮モードを決定する場合について説明をする。Dポイントはファイル番号「6」は、圧縮率の目標値が20%、圧縮率の平均値が19.1%であって、記憶システム1Aの性能が未達成である場合である。
図14に示すように、記憶システム1Aの性能が未達成である場合には、基準線Bと目標値に沿って引かれる縦直線L7との交点N7が現在の圧縮モードに設定されていない。次回の圧縮モードは基準線Bと現在までの圧縮率の平均値に沿って引かれる縦直線L8と交点N8で設定されることになる。したがって次回の圧縮モードは「6」に再設定される。この圧縮モード結果から、次のデータ圧縮対象となるファイルは、圧縮優先モード(S7)に設定される。
なお、ステップS11でデータ統計テーブル91を更新する際に決定する次回圧縮モードの決定方法は、ファイル統計テーブル90を更新する際に決定する次回圧縮モードの決定方法と同様の決定方法なので説明を省略する。
(1−6)圧縮処理
次にステップS9において、CPU71から現在の圧縮モードを受信した圧縮制御部75が行う圧縮処理について説明する。この圧縮処理は、ハード処理である。
具体的には、図15及び図16に示すように、打ち切り制御部750がCPU71からの圧縮処理開始指示を受信すると、圧縮処理を開始する(S30)。
打ち切り制御部750は、ファイルデータである入力データを符号化部752に読み込ませ、入力データ列として符号化する。そして、打ち切り制御部750は、辞書部751に格納される辞書アドレスを辞書部751に送信する(S31)。
辞書部751は辞書アドレスを受信すると、辞書データ列D0〜D14、D8〜、…Dn+14にグループ分けした1グループ辞書データ列の先頭アドレスにアドレスポインタ751Aを設定する。ここでは、アドレスポインタ751Aを辞書データ列D8に設定した場合について説明する。符号化部752は、入力データ列を部分データ列に分割して、最初の部分データ列I0〜I7を一致検出部753へ出力する。最初の部分データ列I0〜I7と最初の辞書データ列D8〜D22との圧縮対象データ範囲をページP1とする。
次に、打ち切り制御部750が、ページP1内の一致長最大値を零に設定するよう記憶部754に指示をすると、記憶部754は一致長最大値を零に設定して初期化する(S32)。
一致検出部753は、ページP1内を圧縮するためにアドレスポインタ751Aを設定した最初の辞書データ列D0〜D22と符号化部752で分割した最初の部分データ列I0〜I7との比較を行う(S33)。
一致検出部753は一致長と位置情報を算出すると(S34)、算出結果を記憶部754に送信する。記憶部754は算出結果を受信して記憶すると、打ち切り制御部750に算出結果を送信する。
算出結果を受信した打ち切り制御部750は、算出した一致長が現在の圧縮モード以上か否か又は最終ページか否かを判断する(S35)。
打ち切り制御部750は、算出した一致長が現在の圧縮モード以上又は最終ページであると判断すると(S35:YES)、打ち切り指示を辞書部751と符号化部752とに送信すると(S36)、比較したページP1内での最大一致長とその位置情報を算出値として設定する(S37)。この指示を受信した辞書部751と符号化部752は、現在圧縮しているページP1で比較を打ち切るようにする。
打ち切り制御部750は、算出した一致長が現在の圧縮モードより小さい又は最終ページPnではないと判断すると(S35:NO)、比較したページP1内での最大一致長とその位置情報を算出値として設定する(S37)。そして打ち切り制御部750は、記憶部754に算出値を記憶させる。
例えば、算出した一致長が、「3」であって、現在の圧縮モードが「5」で設定されている場合は、圧縮を打ち切らず、ステップS37の処理手順に進む。そしてページP1内での最大一致長及び最大位置情報が(4,D13)であった場合には、算出値は「4」となる。その後記憶部754で記憶しているページP1内の過去の一致長最大値と算出値とを比較する。
打ち切り制御部750は、算出値が一致長最大値より大きい値か否かを判断し(S38)、算出値が一致長最大値より小さな値であると判断すると(S38:NO)、一致長最大値をそのまま記憶部754で記憶させておく。
一方、打ち切り制御部750は、算出値が一致長最大値より大きな値であると判断すると(S38:YES)、算出値を新たな一致長最大値に設定し、新たな一致長最大値を記憶部754に記憶させる(S40)。
打ち切り制御部750は、打ち切り指示を辞書部751と符号化部752に出したか否かを判断し(S41)、打ち切り指示を出していないと判断すると(S41:NO)、次のページP2の比較指示を辞書部751及び符号化部752に送信し(S42)、再びステップS33を実行することとなる。
具体的には、辞書部751は辞書アドレスを打ち切り制御部750から受信すると、辞書データ列D0〜Dn+14の先頭アドレスD16にアドレスポインタ751Aを設定する。符号化部752は、最初の部分データ列I0〜I7をそのまま一致検出部753へ出力する。一致検出部753は、辞書データ列D16〜D30と最初の部分データ列I0〜I7とを比較することとなる(S33)。
一方、打ち切り制御部750は、打ち切り指示を辞書部751と符号化部752に出していると判断すると(S41:YES)、入力データ列を分割した複数の全部分データ列の圧縮処理を終了したか否かを判断する(S43)。
そして、打ち切り制御部750は、複数ある全ての部分データ列I0〜I7の圧縮処理を終了していないと判断すると(S43:NO)、次の部分データ列I0〜I7を読み込むように符号化部752に読み込み指示を送信する(S44)。この読み込み指示を受信した符号化部752は、次の部分データ列I0〜I7を一致検出部753に出力する。そうして、ステップS32の処理から再び実行されることになる。
打ち切り制御部750は、ファイル内にある全ての部分データ列I0〜I7の圧縮処理を終了していると判断すると(S43:YES)、圧縮処理を終了する(S45)。
打ち切り制御部750は、圧縮処理が終了した旨をCPU71に送信する。CPU71は、図9で説明したステップS10を実行することなる。
以上のように、圧縮優先モード又は記憶システムの性能優先モードかのモード選択をすることで現在の圧縮モードが決定される。そして、打ち切り制御部750は、ページ毎の算出値と現在の圧縮モードとを比較することで、常に最大一致長が更新されるので、性能や圧縮の状況でページ毎にデータ圧縮の打ち切りを調整できることとなる。このことから、記憶システム1A内の圧縮処理時間を調整することが可能となる。
(1−7)本実施の形態の効果
本実施の形態によれば、データを圧縮する際にストレージ装置内で圧縮優先モード又は記憶システムの性能優先モードかのモード選択をすることで圧縮処理時間を調整できるので、記憶システムに関する性能の低下を回避することができる。
(2)他の実施の形態
上述した実施の形態の構成によれば、圧縮制御部75及び暗号・復号制御部76は、データ転送コントローラ73とキャッシュメモリ74との間に接続した。
図18に示すように、コントローラ7Bにある圧縮制御部75及び暗号・復号制御部76は、CPU71の内部に搭載してもよい。
図19に示すように、コントローラ7Cにある圧縮制御部75及び暗号・復号制御部76は、データ転送コントローラ73の内部に搭載してもよい。
図20又は図21に示すように、コントローラ7D、7Eにある圧縮制御部75及び暗号・復号制御部76は、フロントエンドインターフェース70とデータ転送コントローラ73との間に接続又はデータ転送コントローラ73とバックエンドインターフェース77との間に接続してもよい。
図18〜図21に示したいずれの記憶システム1B〜1Eの構成であってもデータを圧縮する際にストレージ装置4内で圧縮優先モード又は記憶システムの性能優先モードかのモード選択をすることで圧縮処理時間を調整できるので、記憶システムに関する性能の低下を回避することができる。
なお、図18〜図21に示した圧縮制御部75及び暗号・復号制御部76の接続構成又は内蔵構成を除いて、同一符号は上述した本実施の形態と同様の構成及び処理を行うため、詳細な説明は省略する。
また、1又は複数の記憶制御装置(ストレージ装置)は、以前に圧縮したファイルデータの統計情報によって決定するスループット値をシステム性能値として管理する統計情報管理部と、予め目標値として設定されるシステム性能目標値と前記システム性能値との比較に基づいて、ファイルデータの圧縮を打ち切ってシステム性能を優先するシステム性能優先モード又はファイルデータの圧縮を優先する圧縮優先モードかの圧縮モードを設定するモード設定部をと、をローカルメモリ72に格納したが、統計情報管理部及びモード設定部は個別のハードウェア構成としてもよい。
本発明は、1又は複数のストレージ装置を有する記憶システムや、その他の形態の記憶システムに広く適用することができる。
本実施の形態における記憶システムの全体構成を示すブロック図である。 本実施の形態におけるローカルメモリの内容を示す図である。 本実施の形態におけるファイル統計テーブルを示す図表である。 本実施の形態におけるデータ統計テーブルを示す図表である。 本実施の形態における圧縮制御部の構成を示すブロック図である。 本実施の形態における圧縮制御部の構成を示す構成図である。 本実施の形態における圧縮制御部での比較結果を示す概念図である。 本実施の形態におけるモード設定処理のフローチャートである。 本実施の形態におけるモード設定処理のフローチャートである。 本実施の形態における性能達成時の圧縮モードを決定するグラフである。 本実施の形態における性能達成時の圧縮モードを決定するグラフである。 本実施の形態における性能未達成時のファイル統計テーブルを示す図表である。 本実施の形態における性能未達成時の圧縮モードを決定するグラフである。 本実施の形態における性能未達成時の圧縮モードを決定するグラフである。 本実施の形態における圧縮処理のフローチャートである。 本実施の形態における圧縮処理のフローチャートである。 本実施の形態における圧縮処理のフローチャートである。 他の実施の形態における記憶システムの全体構成を示すブロック図である。 他の実施の形態における記憶システムの全体構成を示すブロック図である。 他の実施の形態における記憶システムの全体構成を示すブロック図である。 他の実施の形態における記憶システムの全体構成を示すブロック図である。
符号の説明
1A〜1E…記憶システム、2…ホスト装置、4A,4B……ストレージ装置、7A〜7E……コントローラ、70……フロントエンドインターフェース、71……CPU、72……ローカルメモリ、73……データ転送コントローラ、74……キャッシュメモリ、75……圧縮制御部、76……暗号・復号制御部、77……バックエンドインターフェース、8……記憶装置、80……ハードディスクドライブ、VOL……論理ボリューム、81……半導体メモリ、6……管理端末。

Claims (15)

  1. ホスト装置から送られる圧縮対象のファイルデータを記憶する1又は複数の記憶制御装置を有する記憶システムにおいて、
    前記1又は複数の記憶制御装置は、
    以前に圧縮したファイルデータの統計情報によって決定するスループット値をシステム性能値として管理する統計情報管理部と、
    予め目標値として設定されるシステム性能目標値と前記システム性能値との比較に基づいて、前記ファイルデータの圧縮を打ち切ってシステム性能を優先するシステム性能優先モード又は前記ファイルデータの圧縮を優先する圧縮優先モードかの圧縮モードを設定するモード設定部と、
    前記モード設定部で設定した前記圧縮モードに基づいて前記ファイルデータを圧縮する圧縮制御部と、を備える
    ことを特徴とする記憶システム。
  2. 前記圧縮制御部は、
    前記ファイルデータを符号化した入力データ列と、以前に符号化した入力データ列である前記辞書データ列との一致箇所を検出する一致検出部と、
    前記圧縮モードと前記一致箇所との比較に基づいて前記ファイルデータの圧縮を打ち切る制御を行う打ち切り制御部と、を備える
    ことを特徴とする請求項1記載の記憶システム。
  3. 前記1又は複数の記憶制御装置は、
    前記圧縮制御部で圧縮したファイルデータの統計情報に基づいて、次のファイルデータの圧縮モードを決定する次ファイル圧縮モード決定部と、を備える
    ことを特徴とする請求項2記載の記憶システム。
  4. 次ファイル圧縮モード決定部は、
    以前のファイルデータの圧縮率によって作成された基準線と、現時点までのファイルデータの圧縮率の平均値と、の交点を、次のファイルデータの圧縮モードとして決定する
    ことを特徴とする請求項3記載の記憶システム。
  5. 前記1又は複数の記憶制御装置は、
    前記圧縮制御部で圧縮したファイルデータの一部の統計情報に基づいて、次のファイルデータの一部のデータの圧縮モードを決定する次データ圧縮モード決定部と、を備える
    ことを特徴とする請求項2記載の記憶システム。
  6. 前記圧縮制御部は、
    前記ファイルデータを入力データ列として符号化する符号化部と、
    以前に符号化した入力データ列を辞書データ列とする辞書部と、をさらに備える
    ことを特徴とする請求項2記載の記憶システム。
  7. ホスト装置から送られる圧縮対象のファイルデータを記憶する1又は複数の記憶制御装置において、
    以前に圧縮したファイルデータの統計情報によって決定するスループット値をシステム性能値として管理する統計情報管理部と、
    予め目標値として設定されるシステム性能目標値と前記システム性能値との比較に基づいて、前記ファイルデータの圧縮を打ち切ってシステム性能を優先するシステム性能優先モード又は前記ファイルデータの圧縮を優先する圧縮優先モードかの圧縮モードを設定するモード設定部と、
    前記ファイルデータを符号化した入力データ列と、以前に符号化した入力データ列である前記辞書データ列との一致箇所を検出する一致検出部と、
    前記圧縮モードと前記一致箇所との比較に基づいて前記ファイルデータの圧縮を打ち切る制御を行う打ち切り制御部と、を備える
    ことを特徴とする記憶制御装置。
  8. 前記圧縮制御部で前記一致箇所と前記最大一致箇所との比較に基づいて次のファイルデータの圧縮モードを決定する次ファイル圧縮モード決定部と、を備える
    ことを特徴とする請求項7記載の記憶制御装置。
  9. 次ファイル圧縮モード決定部は、
    以前のファイルデータの圧縮率によって作成された基準線と、現時点までのファイルデータの圧縮率の平均値と、の交点を、次のファイルデータの圧縮モードとして決定する
    ことを特徴とする請求項8記載の記憶制御装置。
  10. ホスト装置から送られる圧縮対象のファイルデータを記憶する1又は複数の記憶制御装置を有する記憶システムのデータ圧縮方法において、
    前記1又は複数の記憶制御装置では、
    以前に圧縮したファイルデータの統計情報によって決定するスループット値をシステム性能値として管理する統計情報管理ステップと、
    予め目標値として設定されるシステム性能目標値と前記システム性能値との比較に基づいて、前記ファイルデータの圧縮を打ち切ってシステム性能を優先するシステム性能優先モード又は前記ファイルデータの圧縮を優先する圧縮優先モードかの圧縮モードを設定するモード設定ステップと、
    前記モード設定ステップで設定した前記圧縮モードに基づいて前記ファイルデータを圧縮する圧縮制御ステップと、を備える
    ことを特徴とするデータ圧縮方法。
  11. 前記1又は複数の記憶制御装置では、
    前記ファイルデータを符号化した入力データ列と、以前に符号化した入力データ列である前記辞書データ列との一致箇所を検出する一致検出ステップと、
    前記圧縮モードと前記一致箇所との比較に基づいて前記ファイルデータの圧縮を打ち切る制御を行う打ち切り制御ステップと、を備える
    ことを特徴とする請求項10記載のデータ圧縮方法。
  12. 前記1又は複数の記憶制御装置では、
    前記圧縮制御ステップで圧縮したファイルデータの統計情報に基づいて、次のファイルデータの圧縮モードを決定する次ファイル圧縮モード決定ステップと、を備える
    ことを特徴とする請求項11記載のデータ圧縮方法。
  13. 次ファイル圧縮モード決定ステップでは、
    以前のファイルデータの圧縮率によって作成された基準線と、現時点までのファイルデータの圧縮率の平均値と、の交点を、次のファイルデータの圧縮モードとして決定する
    ことを特徴とする請求項12記載のデータ圧縮方法。
  14. 前記1又は複数の記憶制御装置では、
    前記圧縮制御ステップで圧縮したファイルデータの一ステップの統計情報に基づいて、次の前記ファイルデータの一ステップのデータの圧縮モードを決定する次データ圧縮モード決定ステップと、を備える
    ことを特徴とする請求項11記載のデータ圧縮方法。
  15. 前記1又は複数の記憶制御装置では、
    前記ファイルデータを入力データ列として符号化する符号化ステップと、
    以前に符号化した入力データ列を辞書データ列とする辞書ステップと、をさらに備える
    ことを特徴とする請求項11記載のデータ圧縮方法。
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