JP2008299468A - ロッカー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な操作で希望する収容部を選択出来るロッカー装置の提供。
【解決手段】前面が方形に形成され複数の収容部2が縦横に配列されたロッカー装置1において、各収容部の扉の施錠・開錠を行う電子式の施錠部と、ロッカー装置の前面における1辺の両端部にそれぞれ配置され且つ光源部とイメージセンサ部を有する撮像部23と、2つの撮像部を結ぶ辺を除いた3辺に設けられた再帰反射枠24と、イメージセンサ部の撮像情報が入力される演算部29とを備え、光源部は照射光の光軸がロッカー装置の前面に沿って対向する隅部に向かうように配置され、イメージセンサ部は照射光が再帰反射枠により反射された光を受光するように配置され、収容部の前面を指等でタッチして選択することによりイメージセンサ部で受光される光の一部が遮光され、その遮光情報を含む撮像情報に基づいて演算部が三角測量法により選択した収容部の配列位置を算出する構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の収容部を配列したロッカー装置に関し、特に光学的に選択された収容部の検出を行なうロッカー装置に関するものである。
従来から、鉄道の駅、空港、ショッピングセンター等の種々の公共施設等には複数の収容部を有する電子施錠方式のロッカー装置が多く設置されている。このようなロッカー装置は、例えば特開2001−325660号公報(特許文献1)に記載されている。特許文献1に記載されたロッカー装置は携帯電話機によるID認識が可能な装置であり、その全体斜視図を図6に示す。
図6において、ロッカー装置1は前面が方形に形成され、且つ複数の収容部2が縦横に配列され、前面の一部に操作パネル3が設けられる。操作パネル3の前面には表示部4、操作キー5、現金投入部6、カード挿入部7、小型スピーカからなる音声出力部8等が配置され、内部にコンピュータ装置で構成した制御部が設けられる。
各収容部2の前面には開閉可能な扉9が設けられ、該扉9の前面に使用表示部10と取手11が設けられる。使用表示部10は発光ダイオード等で構成され、例えば当該収容部2の使用中だけ点灯するようになっている。そして各扉9は図示しない電子施錠方式で前記制御部からの遠隔操作により施錠制御または解錠制御される。
上記ロッカー装置1に利用者が物品を預け入れるときは、先ず携帯電話機でロッカー装置1の上部に表示された電話番号を呼び出す。ロッカー装置1がその呼び出し信号を受信すると、携帯電話機情報に含まれているID情報を利用者のID情報としてその記憶部に記憶すると共に、「表示された収容部の中から希望するものを選択してください」等の表示または音声出力部8からの音声メッセージが出される。
そこで、利用者が表示部4に表示された収容部2配列画像の中から希望する収容部2画像にタッチするか、または操作パネル3の操作キー5を操作して希望する収容部2を選択すると、表示部4に使用料金が表示される。
次に現金投入部6からコインや紙幣を投入、またはカード挿入部7からスイカ(東日本旅客鉄道株式会社の登録商標)等のIDカードを挿入して利用料金を自動引き落とすことにより料金支払いが完了する。すると制御部からの操作指令により選択された収容部2の扉9が解錠されるので、利用者は預け入れるべき物品を収容部2内に収容して扉9を閉じる。扉9が閉じられると制御部からの制御信号により扉9は自動的に施錠される。
預け入れた物品を取り出す場合は、利用者が前記ロッカー装置1の電話番号を携帯電話機で呼び出すと、制御部はその携帯電話機情報が前記預け入れ時に記憶されたID情報と一致することを確認し、当該収容部2の扉9を解錠制御する。利用者が物品を収容部2から取り出して扉9を閉じると、制御部からの制御信号により当該扉9が自動施錠されるものである。
一方、ロッカー装置とは技術分野が異なるが、ディスプレー装置の画面上に文字や絵を描く場合に、画面上に指やペン体を画面上に接触させることにより、その情報を光学的に読み取り、その位置を制御部で検出する装置がある。このような位置検出装置は通常デジタイザ等と呼ばれており、例えば特開2005−4729号公報(特許文献2)、特開昭62−5428号公報(特許文献3)等に記載されている。
図7は特許文献2に記載された位置検出装置の図であり、図8(a),(b)は図7の装置に使用される撮像部の断面図と側面図である。この位置検出装置20は検出面21上に置かれた指やペン体のような指示体22を2つの撮像部23により2箇所から撮像し、指示体22の位置を三角測量の原理を用いて検出するものである。
図7に示すように、前面が方形に形成されたディスプレーの検出面21の上方2隅にそれぞれ撮像部23が配置され、左辺、右辺及び下辺の3辺に例えば微細なガラスビーズを均一分散した細長い板状の再帰反射枠24が設けられる。各撮像部23は図8(a),(b)に示すように、イメージセンサ部25、結像レンズ26及び2つの光源部27、プリズムミラー28を有する。
イメージセンサ部25はCCD(電荷結合素子)方式やCMOS方式等のリニアもしくはエリアセンサで構成され、光源部27は赤外線を照射するLED(発光ダイオード)や半導体レーザ等を使用出来るが、直線性の良い光源であればこれらに限定されない。左右の撮像部23はその光軸が検出面21に沿って且つ対向する隅部に向かうように配置されている。
2つの撮像部23の各光源部27の光は検出面21に沿って再帰反射枠24に向かって照射され、該再帰反射枠24で反射した光(反射光)はプリズムミラー28を経て結像レンズ26に集光されてそれぞれのイメージセンサ部25に入射する。図7に示すように、検出面21の特定位置を指示体22で指示すると、その部分の反射光は遮蔽されてイメージセンサ部25に入射しないので、指示体22による遮蔽位置の情報を得ることが出来る。
2つの撮像部23のイメージセンサ部25は、それぞれ入射した反射光を撮像信号に変換して演算部29に伝送する。演算部29は前記2つの遮蔽位置情報から三角測量の原理により検出面21上の位置座標を算出する。そして算出された座標情報は検出位置としてパーソナルコンピュータ30に入力され、該パーソナルコンピュータ30は例えば検出面21の下側に配置された図示しないディスプレー面に検出位置に応じた描画制御や画像選択制御等を行なうものである。
特開2001−325660号公報 特開2005−004729号公報 特開昭62−005428号公報
しかしながら、前述の特許文献1のロッカー装置1は、図6に示すように、その前面に設けた操作パネル3で希望する収容部2配列画像を選択するものであるが、操作パネル3は複数の収容部2の配列等を表示するための表示部4や操作キー5等を含むため、その占有面積は大きくならざるを得ず、設置コストも高くなる。また収容部2は操作パネル3を除いた部分に配置するため、収容部2の数も少なくなり、収容部2を増やす場合はロッカー装置1の設置面積が大きくなる。
更に、操作パネル3における選択等の操作と収容部2における物品の預入操作の直接的な関連性が薄いので、複雑な操作が苦手な年配者等には使い難いという印象を与えることもある。そこで、操作パネル3による選択操作等を省いた簡単な操作だけで希望する収容部2を選択出来るロッカー装置が要望されている。
一方、特許文献2のデジタイザは光学的手法を利用して特定の位置を指示するだけで、その支持された位置を演算部29が算出する。しかし、特許文献2にはロッカー装置等の大型装置については何ら記載されていない。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、ロッカー装置における前記課題を解決すると共に簡単な操作で希望する収容部を選択出来るロッカー装置を提供せんとするものである。
前記目的を達成するための本発明に係るロッカー装置の第1の構成は、前面が方形に形成され且つ複数の収容部が縦横に配列されたロッカー装置において、前記各収容部に設けられた扉と、前記扉の施錠・開錠を行う電子式の施錠部と、前記ロッカー装置の前面における1辺の両端部にそれぞれ配置され且つ光源部とイメージセンサ部とを有する撮像部と、前記2つの撮像部を結ぶ辺を除いた3辺に設けられた再帰反射枠と、前記2つの撮像部のイメージセンサ部の撮像情報が入力される演算部とを備え、前記光源部は、その照射光の光軸が前記ロッカー装置の前面に沿って対向する隅部に向かうように配置され、前記イメージセンサ部は、前記照射光が前記再帰反射枠により反射された光を受光するように配置され、前記ロッカー装置の利用者が前記収容部の前面を指等でタッチして選択することにより、前記イメージセンサ部で受光される光の一部が遮光され、その遮光情報を含む撮像情報に基づいて前記演算部が三角測量法により前記選択した収容部の配列位置を算出するように構成したことを特徴とする。
また、本発明に係るロッカー装置の第2の構成は、前記第1の構成において、前記光源部は、赤外線を照射するものであることを特徴とする。
また、本発明に係るロッカー装置の第3の構成は、前記第1、第2の構成において、前記ロッカー装置の利用者のID情報を入力して認識するID認識部と、利用料金の受領部と、制御部と、記憶部とが設けられ、前記制御部は、利用者が選択した前記収容部に物品を預け入れる際に、前記ID認識部に入力したID情報を前記記憶部に記憶すると共に、前記選択した収容部の利用料金を前記受領部が受領したことを条件に当該収容部の扉の解錠制御を行い、利用者が前記収容部に収容した物品を取り出す際に、前記ID認識部に入力したID情報が前記記憶部に記憶されたID情報と一致したことを条件に当該収容部の扉の解錠制御を行うように構成されていることを特徴とする。
また、本発明に係るロッカー装置の第4の構成は、前記第3の構成において、前記ID認識部は、携帯電話機35情報に含まれているID情報またはIDカードに記憶されたID情報を利用者のID情報として認識出来るように構成されていることを特徴とする。
また、本発明に係るロッカー装置の第5の構成は、前記第3、第4の構成において、前記受領部による利用料金の受領は、前記携帯電話機35の課金引き落とし処理または前記IDカードによる料金引き落とし処理により行えるように構成されていることを特徴とする。
また、本発明に係るロッカー装置の第6の構成は、前記第1〜第5の構成において、前記各扉の前面に使用表示部が設けられ、前記選択した収容部が使用中に、前記制御部は前記使用表示部による使用中表示の制御を行うように構成されていることを特徴とする。
本発明に係るロッカー装置の第1の構成によれば、ロッカー装置の利用者が希望する収容部の前面を指等でタッチして選択することにより、そのタッチによる遮光情報を含む撮像情報を基に制御部が三角測量法により当該選択した収容部の配列位置を算出するように構成したことで、従来のように収容部を選択入力するための占有面積の大きな操作パネルが不要になり、ロッカー装置のコストや設置面積を低減することが出来る。
また、ロッカー装置の利用者は収容部の前面を指等でタッチするだけで、希望する収容部を選択出来るので選択操作がシンプルで簡単になる。更に本発明に係るロッカー装置によれば収容部の数が多くなるほど単位収容部当たりの設置コストが低減するという利点がある。
また、本発明に係るロッカー装置の第2の構成によれば、光源部として赤外線を照射するものを用いると、低コストで直線性の優れた光源を容易に得ることが出来る。
また、本発明に係るロッカー装置の第3の構成によれば、制御部が、利用者が選択した収容部に物品を預け入れる際にID認識部に入力したID情報を記憶部に記憶すると共に、選択した収容部の利用料金を受領部が受領したことを条件に当該収容部の扉の解錠制御を行い、利用者が収容部に収容した物品を取り出す際に、ID認識部に入力したID情報が記憶部に記憶されたID情報と一致したことを条件に当該収容部の扉の解錠制御を行うように構成したことで、ロッカー装置の利用者は物品を預け入れた収容部からその物品を取り出す際にID情報を入力するだけで当該収容部の扉を解錠出来るので、暗証番号等を記憶する必要がない。更にロッカー装置は過去の利用者情報を記憶してセキュリティ管理等に利用出来る。
また、本発明に係るロッカー装置の第4の構成によれば、ID認識部は携帯電話機35情報に含まれているID情報またはIDカードに記憶されたID情報を利用者のID情報として認識可能なように構成出来る。このように構成するとID情報の入力が容易になる。
また、本発明に係るロッカー装置の第5の構成によれば、受領部による利用料金の受領は携帯電話機35の課金引き落とし処理またはIDカードによる料金引き落とし処理により行えるように構成出来る。このように構成すると、利用料金の支払い操作及び受領制御が容易になる。
また、本発明に係るロッカー装置の第6の構成によれば、各収容部の扉の前面に使用表示部を設け、制御部が、選択した収容部の使用中における使用中表示の制御を行うように構成したことで、ロッカー装置の利用者が預入の際に空いている収容部を容易に探すことが出来る。
図により本発明に係るロッカー装置の一実施形態を具体的に説明する。図1は本発明に係るロッカー装置とその制御系の構成を示す模式図、図2(a)はロッカー装置の収容部の拡大図、図2(b)はロッカー装置の操作部の拡大図、図3は本発明に係るロッカー装置の制御系の構成を示すブロック図、図4はロッカー装置へ物品を預け入れる操作を説明するフローチャート、図5はロッカー装置に預け入れた物品の取り出し操作を説明するフローチャートである。尚、図1におけるロッカー装置の収容部の位置検出の原理は図7及び図8に示して前述した例と同一であるので、図7及び図8と同じ要素には同一符号を付し、その構成や作用についての重複する説明は省略する。
図1〜図3において、ロッカー装置1は前面が方形に形成され、複数の収容部2が縦横(図1では縦8列横10行)に配列されている。図1に示すロッカー装置1の前面中央部の一箇所には収容部2の代わりに該収容部2の前面外形と略同外形の操作部31が設けられている。
物品を収容する各収容部2には、それぞれヒンジ機構により開閉可能な扉9が設けられており、それら扉9に遠隔操作により該扉9を施錠・解錠出来る電子式の施錠部36が設けられている。また、ロッカー装置1の前面上部には該ロッカー装置1の利用方法を記載した案内板1aが取り付けられている。
ロッカー装置1の前面における1辺となる上辺の両端部には、それぞれ撮像部23が配置され、それら撮像部23は図7及び図8の例と同様に光源部27とイメージセンサ部25とを有する。光源部27は赤外線を照射するものが適用出来る。
尚、本実施形態では2つの撮像部23をロッカー装置1の前面における上辺の両端部に配置した一例について説明するが、2つの撮像部23はロッカー装置1の前面における下辺または左右どちらかの辺に設けることも出来る。
2つの撮像部23を結ぶ辺を除いた3辺には再帰反射枠24が設けられ、光源部27から放射される光をイメージセンサ部25に再帰反射するようになっている。即ち、光源部27はその照射光の光軸がロッカー装置1の前面に沿って対向する隅部に向かう(図1では左上の撮像部23の光源部27から照射される光が右下の隅部に向かい、右上の撮像部23の光源部27から照射される光が左下の隅部に向かう)ように配置され、イメージセンサ部25は各光源部27から照射される照射光が再帰反射枠24により反射された光を受光するように配置される。
2つの撮像部23の各イメージセンサ部25の撮像情報は、撮像信号として図1及び図3に示す演算部29に入力され、該演算部29の演算結果はコンピュータ装置で構成される制御部32に入力される。尚、制御部32に演算部29を一体的に含ませることも出来る。制御部32は後述するように演算部29の演算結果(収容部2の選択位置検出結果)に基づいて選択された収容部2の扉9の施錠・解錠制御等を行う。
即ち、ロッカー装置1の利用者が希望する収容部2の前面を指等でタッチして選択することにより、2つの撮像部23の各イメージセンサ部25で受光される光の一部が遮光され、その遮光情報を含む撮像情報に基づいて演算部29が三角測量法により選択した収容部2の配列位置を算出する。
尚、制御部32はロッカー装置1ごとに設けられるが、それら制御部32は共通の管理装置33と専用回線やインターネット等の通信回線34を介して接続され、該管理装置33で各ロッカー装置1の管理が行われる。
図2(a)は図1に示す収容部2の拡大図である。各収容部2の扉9の前面には取手を兼ねた使用表示部10が設けられる。使用表示部10は透明または半透明のケース状の取手内部にLED(発光ダイオード)等の光源を収容して構成され、前記制御部32から遠隔操作で駆動制御されて収容部2の使用中表示を行なう。
図2(b)は図1に示す操作部31の拡大図である。操作部31にはロッカー装置1の利用者のID(IDentification)情報を入力して認識するID認識部31aと、利用料金の受領部31bと、音声でアナウンスする音声出力部8が設けられる。
ID認識部31aは例えばスイカ(東日本旅客鉄道株式会社の登録商標)等のIDカードに記録されたID情報等を利用者のID情報として読み取って認識する読取機構からなり、利用料金の受領部31bは例えばコインの受け入れと金銭判別機等からなる。尚、利用料金の引き落とし可能なIDカードを用いる場合は、該ID認識部31aが利用料金の受領部31bを兼ねることも出来、受領部31bによる利用料金の受領はIDカードによる料金引き落とし処理により行うことが出来る。
また、ID認識部31aは複数種設けることも出来、例えば上記IDカード読取機構のほかに携帯電話機35情報を読み取る読取装置を設けることが出来る。この読取装置は制御部32に設けられ、通信部43を介して携帯電話機35の受信情報から該携帯電話機35情報に含まれている利用者のID情報(携帯電話番号情報)を読み取って認識するものである。尚、受領部31bによる利用料金の受領は携帯電話機35の課金引き落とし処理としてロッカー装置1の利用料金を引き落せる場合は、そのID認識部31aは利用料金の受領部を兼ねることが出来る。
図3は図1に示す制御部32とその周辺機器のブロック図である。制御部32はCPU(中央演算装置)40、記憶部41、インターフェイス42、通信部43、ID認識部31a、料金の受領部31b、駆動部47を備えている。記憶部41は制御プログラム、利用者のID情報、料金の受領情報、収容部2の使用時間の使用履歴情報、収容部2の扉9の開閉および施錠・解錠情報等が記憶される。
通信部43は制御部32が通信回線34を介して管理装置33や携帯電話機35と通信を行うために設けられ、駆動部47は各収容部2の施錠部36を遠隔操作により施錠駆動または解錠駆動を行うものである。
管理装置33はCPU(中央演算装置)33b、記憶部33c、通信部33a等を備えており、記憶部33cは制御プログラムの他に各ロッカー装置1の稼動状況や履歴等が記憶され、通信部33aは通信回線34を介して各ロッカー装置1と通信を行うために設けられる。
図4は図1に示すロッカー装置1へ物品を預け入れる操作を説明するフローシチャートであり、図5はロッカー装置1に預け入れた物品の取り出し操作を説明するフローシチャートである。
先ず図4を基に預入操作を説明すると、利用者は先ず操作ステップSで空いている収容部2の1つを指でタッチして選択すると、ステップSでその選択位置が検出される。この位置検出は図7に示して前述した方法と同じであるので説明は省略する。尚、各収容部2の扉9に設けた使用表示部10や操作部31が扉9の表面から突出しているような場合は、予め突起物の領域を検出対象から除外するように制御プログラムを構成しておけば良い。
選択された収容部2の位置検出情報が制御部32に入力されると、ステップSで制御部32は選択された収容部2の使用表示部10を点滅させる制御を行うと共に、音声出力部8から例えば「お客様の携帯電話機で案内板に記載されている電話番号におかけ下さるか、またはID情報が記録されたスイカカードやキャッシュカード、クレジットカード等をカード読取器(図2に示すID認識部31a)にかざしてください」等の音声アナウンスの出力制御を行う。
利用者が携帯電話機35、或いはスイカカードやキャッシュカード、クレジットカード等のIDカードによりID情報を入力すると、制御部32はステップSでそのID情報を記憶部41に記憶する制御を行うと共に、ステップSでID情報の入力に用いた携帯電話機35またはIDカードによる利用料金の自動引き落とし処理が可能か否かを判断し、可能ならば利用料金の引き落とし処理制御、料金受領のアナウンスを音声出力部8から出力する制御、及び選択した収容部2の扉9の解錠制御を行う。
利用者がステップSで解錠した扉9を明けて物品を収容し、再び扉9を閉じると、制御部32はステップSで当該扉9の施錠制御を行うと共に、使用表示部10を連続点灯して使用中であることを表示する制御を行う。尚、扉9は手を離すとスプリング等により自動的に閉じるように構成することも出来る。
一方、ステップSで制御部32が利用者のID情報を入力出来なかった場合は、ステップSでタイムオーバ状態(予め設定した時間が経過した状態)か否かを判断し、タイムオーバ状態でなければ前記ステップSの制御を繰り返し、タイムオーバ状態であればステップS10で音声出力部8から例えば「お客様のID情報が認識出来ませんでしたので、もう一度最初からやり直してください」等の音声アナウンスの出力制御を行って、預入操作を強制終了する。
また、前記ステップSでID情報の入力に用いた携帯電話機35またはIDカードによる利用料金の自動引き落としが不可能と判断した場合は、制御部32は音声出力部8から例えば「利用料金○○円をコイン投入口(図2に示す受領部31b)にお入れください」等の音声アナウンスの出力制御を行い、利用者が指示された利用料金を投入すると制御部32はステップS12でそれを確認して前記ステップSの解錠制御に移る。
前記ステップS12で利用料金の受領が確認出来ない場合は、ステップS13でタイムオーバ状態か否かを判断し、タイムオーバ状態でないと判断している間は所定時間間隔でステップS11〜S13の制御を繰り返し、タイムオーバ状態であれば前記ステップS10で音声出力部8から例えば「利用料金のお受け取りが出来ませんでしたので、もう一度最初からやり直してください」等の音声アナウンスの出力制御を行って、預入プログラム操作を強制終了する。
即ち、制御部32は、利用者が選択した収容部2に物品を預け入れる際に、ID認識部31aに入力したID情報を記憶部41に記憶すると共に、選択した収容部2の利用料金を受領部31bが受領したことを条件に当該収容部2の扉9の解錠制御を行う。
次に図5に基づいて預け入れた物品の取り出し操作を説明すると、利用者は先ずステップS20で物品の預入時に用いた携帯電話機35またはスイカカード等のIDカードでID情報の入力を行う。制御部32はステップS21において、前記ステップS20で入力されたID情報が物品の預入時に記憶部41に記憶されたID情報と一致するか否かを判断し、一致していると判断したときは、更にステップS22で利用時間が預入時に受領した利用料金で可能な預入期間を経過しているか否かを判断し、その期間が経過していないと判断したときはステップS23で当該収容部2の扉9の解錠制御を行う。
そして、ステップS24で利用者が扉9を開けて物品を取り出し、再び扉9を閉じると、制御部32はステップS25で扉9の施錠制御を行うと共に、使用表示部10の使用表示を停止する。
一方、制御部32はステップS22で利用時間が預入時に受領した利用料金で可能な預入期間を経過していると判断したときは、ステップS26でID情報の入力に用いた携帯電話機35またはIDカードによる追加料金の自動引き落とし処理が可能か否かを判断し、可能ならば利用料金の引き落とし処理制御を行って前記ステップS23の制御に移り、不可能ならばステップS27で音声出力部8から例えば「利用期間が過ぎておりますので、追加料金をコイン投入口からお入れください」等の音声アナウンスの制御を行う(ステップS31)。
次にステップS28で制御部32が利用者からの追加料金の受領を確認したときは前記ステップS23の解錠制御に移り、前記ステップS28で受領出来ないときはステップS29でタイムオーバか否かを判断し、タイムオーバでないと判断している間は所定時間間隔でステップS27〜S29の制御を繰り返す。そして、ステップS29において、制御部32がタイムオーバと判断したときはステップS30で音声出力部8から例えば「追加料金の受領が出来ませんでしたので、最初からやり直してください」等の音声アナウンスの制御を行って、取り出し操作を強制終了する。
即ち、制御部32は、利用者が収容部2に収容した物品を取り出す際に、ID認識部31aに入力したID情報が記憶部41に記憶されたID情報と一致したことを条件に当該収容部2の扉9の解錠制御を行う。
本発明の活用例として、駅、空港、ショッピングセンター等に設置されるロッカー装置に利用できる。
本発明に係るロッカー装置とその制御系の構成を示す模式図である。 (a)はロッカー装置の収容部の拡大図、(b)はロッカー装置の操作部の拡大図である。 本発明に係るロッカー装置の制御系の構成を示すブロック図である。 ロッカー装置へ物品を預け入れる操作を説明するフローチャートである。 ロッカー装置に預け入れた物品の取り出し操作を説明するフローチャートである。 公知例を説明する図である。 公知例を説明する図である。 公知例を説明する図である。
符号の説明
1…ロッカー装置
1a…案内板
2…収容部
8…音声出力部
9…扉
10…使用表示部
23…撮像部
24…再帰反射枠
25…イメージセンサ部
27…光源部
29…演算部
31…操作部
31a…ID認識部
31b…受領部
32…制御部
33…管理装置
33a…通信部
33b…CPU
33c…記憶部
34…通信回線
35…携帯電話機
36…施錠部
40…CPU
41…記憶部
42…インターフェイス
43…通信部
47…駆動部

Claims (6)

  1. 前面が方形に形成され且つ複数の収容部が縦横に配列されたロッカー装置において、
    前記各収容部に設けられた扉と、
    前記扉の施錠・開錠を行う電子式の施錠部と、
    前記ロッカー装置の前面における1辺の両端部にそれぞれ配置され且つ光源部とイメージセンサ部とを有する撮像部と、
    前記2つの撮像部を結ぶ辺を除いた3辺に設けられた再帰反射枠と、
    前記2つの撮像部のイメージセンサ部の撮像情報が入力される演算部と、
    を備え、
    前記光源部は、その照射光の光軸が前記ロッカー装置の前面に沿って対向する隅部に向かうように配置され、
    前記イメージセンサ部は、前記照射光が前記再帰反射枠により反射された光を受光するように配置され、
    前記ロッカー装置の利用者が前記収容部の前面を指等でタッチして選択することにより、前記イメージセンサ部で受光される光の一部が遮光され、その遮光情報を含む撮像情報に基づいて前記演算部が三角測量法により前記選択した収容部の配列位置を算出するように構成したことを特徴とするロッカー装置。
  2. 前記光源部は、赤外線を照射するものであることを特徴とする請求項1に記載のロッカー装置。
  3. 前記ロッカー装置の利用者のID情報を入力して認識するID認識部と、利用料金の受領部と、制御部と、記憶部とが設けられ、
    前記制御部は、利用者が選択した前記収容部に物品を預け入れる際に、前記ID認識部に入力したID情報を前記記憶部に記憶すると共に、前記選択した収容部の利用料金を前記受領部が受領したことを条件に当該収容部の扉の解錠制御を行い、
    利用者が前記収容部に収容した物品を取り出す際に、前記ID認識部に入力したID情報が前記記憶部に記憶されたID情報と一致したことを条件に当該収容部の扉の解錠制御を行うように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のロッカー装置。
  4. 前記ID認識部は、携帯電話機情報に含まれているID情報またはIDカードに記憶されたID情報を利用者のID情報として認識できるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のロッカー装置。
  5. 前記受領部による利用料金の受領は、前記携帯電話機の課金引き落とし処理または前記IDカードによる料金引き落とし処理により行えるように構成されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のロッカー装置。
  6. 前記各扉の前面に使用表示部が設けられ、前記選択した収容部が使用中に、前記制御部は前記使用表示部による使用中表示の制御を行うように構成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のロッカー装置。
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