JP2008298694A - Icタグ、過湿・入水検知対象物の構造及び外壁構造 - Google Patents
Icタグ、過湿・入水検知対象物の構造及び外壁構造 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】外壁内部等の隠蔽された内部の過湿状態や入水状態を、検査対象物を破壊することなく、しかも、電池交換不要、給電線不要で検知することができるようにする。
【解決手段】ICチップ3とアンテナ4を備えたICタグ回路に、吸湿膨張性及び/又は吸水膨張性を有する膨張材5が設けられ、該膨張材5が吸湿及び/又は吸水して膨張することにより、その膨張作用でICタグ回路が断線して破壊されるようになされているICタグ2が、例えば、建物の外壁1等の検査対象物の隠蔽された内部に設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】ICチップ3とアンテナ4を備えたICタグ回路に、吸湿膨張性及び/又は吸水膨張性を有する膨張材5が設けられ、該膨張材5が吸湿及び/又は吸水して膨張することにより、その膨張作用でICタグ回路が断線して破壊されるようになされているICタグ2が、例えば、建物の外壁1等の検査対象物の隠蔽された内部に設けられている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ICタグ、過湿・入水検知対象物の構造及び外壁構造に関する。
例えば、外壁の内部が結露や入水で腐食していないかどうかを検査する方法として、従来より、外壁の一部を破壊して内部の状況を目視で検査したり、あるいは、外壁の内部に予め設けておいた湿度センサーや水センサーを用い、該センサーで外壁内の湿度や水を検知する方法がある。
特開2005−106571号公報
しかしながら、前者の方法では、検査において外壁を傷付けてしまうという問題がある。また、後者の方法では、センサーに内蔵された電池を定期的に交換しなければならず、また、センサーに外部からの給電を行う構成にする場合は、給電線を這わさなければならず、厄介であるという問題がある。
本発明は、上記のような背景において、外壁内部等の隠蔽された内部の過湿状態や入水状態を、検査対象物を破壊することなく、しかも、電池交換不要、給電線不要で検知することができるようにすることを課題とする。
上記の課題は、ICチップとアンテナを備えたICタグ回路に、吸湿膨張性及び/又は吸水膨張性を有する膨張材が設けられ、該膨張材が吸湿及び/又は吸水して膨張することにより、その膨張作用でICタグ回路が断線して破壊されるようになされていることを特徴とするICタグ(第1発明)によって解決される。
このICタグによれば、これを、予め、過湿及び/又は入水の検査の対象となる物の隠蔽された内部に設けておけば、検査対象物の内部が過湿状態や入水状態になっている、あるいは、なったことがあると、ICタグに備えられた膨張材が膨張し、ICタグ回路が断線して破壊されているので、外部からリーダーでそのICタグと通信しようとしてもすることができず、通信できないことをもって、検査対象物の隠蔽された内部に過湿や入水による不具合が発生していることを知ることができ、しかも、それを電池交換不要、給電線不要で実現することができる。
また、上記の課題は、第1発明のICタグが、過湿及び/又は入水の検査の対象となる物の隠蔽された内部に設けられていることを特徴とする過湿・入水検査対象物の構造によって、同様に解決される(第2発明)。
更に、第1発明のICタグが、建物の外壁の隠蔽された内部に設けられている場合は(第3発明)、外壁内部の過湿状態や入水状態を、同様にして、外壁を破壊することなく、しかも、電池交換不要、給電線不要で検知することができる。
本発明は、以上のとおりのものであるから、外壁内部等の隠蔽された内部の過湿状態や入水状態を、検査対象物を破壊することなく、しかも、電池交換不要、給電線不要で検知することができる。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す実施形態は、検査対象物が、建物の外壁1である場合のもので、図1(ニ)に示すように、外壁1の隠蔽された内部にカード型のICタグ2が設けられている。該ICタグ2は、図1(イ)(ロ)に示すように、ICチップ3とアンテナ4を備えたICタグ回路に、吸湿膨張性及び/又は吸水膨張性を有する膨張材5が設けられ、該膨張材5が、図1(ハ)に示すように、吸湿及び/又は吸水して膨張することにより、その膨張作用によってICタグ回路の配線7が断線して破壊されるようになされたものからなっている。
上記の外壁構造では、外壁1の内部が過湿状態や入水状態になっている、あるいは、なったことがあると、ICタグ2に備えられた膨張材5が膨張してICタグ回路の配線7が断線して破壊されているので、外部からリーダー6でそのICタグ2と通信しようとしてもすることができず、通信できないことをもって、外壁1の隠蔽された内部に過湿や入水による不具合が発生していることを知ることができ、しかも、それを電池交換不要、給電線不要で実現することができる。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、検査対象物が外壁である場合を示したが、第1発明や第2発明では、検査対象物が、乳児用、老人用等のおむつであってもよく、要は、内部の過湿状態や入水状態を検知する必要のある各種検査対象物であってよい。
また、上記の実施形態では、ICタグをカード型ICタグ2に構成した場合を示したが、本発明では、その他の形態のICタグに構成されていてもよいし、更に、膨張材5によるICタグ回路の断線破壊の具体的態様についても制限はなく、各種態様でICタグ回路の断線破壊が生じるように構成されていてよい。
1 外壁(検査対象物)
2 ICタグ
3 ICチップ
4 アンテナ
5 吸湿膨張性及び/又は吸水膨張性の膨張材
2 ICタグ
3 ICチップ
4 アンテナ
5 吸湿膨張性及び/又は吸水膨張性の膨張材
Claims (3)
- ICチップとアンテナを備えたICタグ回路に、吸湿膨張性及び/又は吸水膨張性を有する膨張材が設けられ、該膨張材が吸湿及び/又は吸水して膨張することにより、その膨張作用でICタグ回路が断線して破壊されるようになされていることを特徴とするICタグ。
- 請求項1に記載のICタグが、過湿及び/又は入水の検査の対象となる物の隠蔽された内部に設けられていることを特徴とする過湿・入水検査対象物の構造。
- 請求項1に記載のICタグが、建物の外壁の隠蔽された内部に設けられていることを特徴とする外壁構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007147457A JP2008298694A (ja) | 2007-06-01 | 2007-06-01 | Icタグ、過湿・入水検知対象物の構造及び外壁構造 |
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JP2007147457A Pending JP2008298694A (ja) | 2007-06-01 | 2007-06-01 | Icタグ、過湿・入水検知対象物の構造及び外壁構造 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2007
- 2007-06-01 JP JP2007147457A patent/JP2008298694A/ja active Pending
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